気軽にサックリ走れる大会 春の淀川を代表するビックマラソン大会「第2回なにわ淀川フルマラソン(2019年3月30日)」と「第9回なにわ淀川ハーフマラソン(翌31日)」が2日間に渡り、大阪・淀川河川公園に開催します。受付は、11月29日から始まっており、2019年1月31日までにエントリーすれば早割り価格で参加できます。フラットなコースで自己ベスト記録が狙いやすい今回で9回目を迎えるハーフマラソンは、毎年約7000名が参加するビックマラソン大会です。昨年からは、参加者の要望から別日程でフルマラソンの開催を始まりました。種目はフルマラソン、ハーフ以外にも、10キロ、5キロ、2kmファミリーランがあります。コースは、高低差がほとんどなくフラットなコースなので記録も狙え、また初心者には走りやすく、体力に合わせて気軽に参加することができます。なんと制限時間がない制限時間は、フルマラソンは、7時間となりますが、ハーフマラソン4部門の制限時間がありません。さらに、4部門にもペースメーカーが導入されています。また、例年好評な初心者向けのランニングクリニックも行っています。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社スポーツワンのプレスリリース
2018年11月30日大阪の市街地を走る2019年1月27日(日)に開催する、産経新聞社主催の「2019大阪ハーフマラソン」が参加者の募集を開始しました。エントリーは先着順の受付となります。また女子マラソン代表選考レースのひとつ「大阪国際女子マラソン」と同日開催、同時刻にスタート。ハーフマラソンを走った後に「大阪国際女子マラソン」のフィニッシュもスタンドから見られます。国際大会の雰囲気味わうことができる大会です。毎年、実業団のトップ選手も参加「2019大阪ハーフマラソン」は、「大阪国際女子マラソン」と同時刻に大阪市・大阪城公園東側(玉造筋)をスタートし、普段は走ることができない大阪の市街地の大通りを走り抜け、沿道からは大きな声援を受けることができます。高低差がないフラットなコースなので自己記録の更新も狙うことができ、コースの多くは、大阪国際女子マラソンと共有しており、女子マラソンと対面で走ります。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のプレスリリース
2018年10月18日「ハパルア」とはハワイ語で「ハーフ」「ホノルルハーフマラソン・ハパルア」をご存知でしょうか。同大会は、ALホノルルマラソンを開催しているホノルルマラソン協会が運営している大会、毎年4月に開催されています。種目は、ハーフマラソンとハーフマラソン車椅子競技部門、ホノルルマラソンと同様で制限時間がないので、気楽に参加することができます。観光気分の人にもオススメ同大会は、今回で8回目を迎えます。ハーフマラソンの距離は、フルマラソンの半分なので、体への負担も少ないこともあり、ランの前後にアクティビティや観光などが楽しめることから日本人のランナーも多く参加しています。開催日時は、2019年4月14日(日)午前6時(車椅子部門は午前5時30分)にスタートします。コースは、フルマラソンと同じコースで、観光客に人気の観光名所を通過します。(画像はプレスリリースより)【参考】※JALホノルルマラソン広報事務局のプレスリリース
2018年10月18日目黒区の船戸結愛ちゃん(5)が虐待をうけて亡くなった事件を発端に、犬山紙子さんのつぶやきから始まった、子どもの虐待をなくそうという呼びかけ「#こどものいのちはこどものもの」。共に活動をする、ミュージシャンの坂本美雨さんと犬山さんに、子どもを産んでからの思いや、子どもがいるいないにかかわらず、社会に生きるひとりの人間として、「#わたしたちでもできること」とは何かを語ってもらった。ー子どもがいない人にとっても、公共の場で躾とは思えない親の子どもへの態度を見てしまったときに、どうにかしたいけどどうすべきかわからないという課題があると思うのですが、お二人はどうお考えですか?犬山:私も友達から、出先でそういうことに遭遇した場合、どうすればいいのかという相談を受けたりします。「189」に連絡を、ということは随分広まってはいるけれど、その場で電話をしてもどこの誰だかわからないし、彼らの後をつけるわけにもいかないしって。坂本:日本においては、特に難しいですよね。アメリカだったら、「Hey?,Are you OK?」みたいにそこに突っこんでグイグイいける明るさ、コミュニケーション力、ある意味KY力がある。だから、私たちもちょっとずつスキルを上げていかなくちゃいけない。犬山:確かに、パッと自然に入っていけるといいな。坂本:もともとアメリカには虐待や子どもへの接し方に対して周りの目が厳しいという地盤があって、あまりに親の子どもに対する当たりが強すぎると、社会的に「Hey hey」と言ってもいいみたいな環境だからこそ言いやすいというのもあるだろうけど。日本は、人の子育てには口出しをしないのが決めごとみたいになってる。でも、少し前の時代なら「ちょっと、お母さん」と口を挟むおばさんもいたわけで、それはそれでよかったんだと思う。言われた本人は「えっ」と思うかもしれないけど、怖がりすぎてもいけないし、怖がられないようなコミュニケーションスキルを鍛えていくべき。犬山:コミュニケーションって、親身になれるかどうかが肝だと思う。「そんな格好させてたら駄目でしょ!」という感じで上から目線で怒ってくる人に対しては、私は「No」と言いたいんですよ。家にはそれぞれの事情があるから。でも、明らかにお母さんも困っていて子どものせいで辛い思いをしていそうであれば、「お母さん大丈夫かな」と親身に寄り添いながら話しかけにいくこと。なかなか難しいけど、そういう姿勢で話しかけることが大事だなと。「駄目でしょう!」じゃなくて「大丈夫ですか?何かできることはありますか?」って。うざがられても。坂本:その場の空気をいい意味で乱すというか、張り詰めた空気を乱す役割をやってみるとかね。犬山:エッセイストの紫原明子さんがやっている「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」にはステッカーがあって、貼っていると、「赤ちゃんが大好き。全然泣いてもいいよ!」という表明になる。実際に声をかけるのは難しくても、ひとつ前の段階で見えるところにステッカーを貼るくらいならできると思うんです。それを受けて美雨さんが「赤ちゃん抱っこしたい」ステッカーを作ろうと(笑)。坂本:マタニティマークみたいな感じで、どこででももらえるようにしたくて。ちょっと荷物が多いとか、赤ちゃんを抱っこしていて、電車の中で「どうしよう?」というときあるじゃないですか。そんなときに、「お手伝いしましょうか」と言いやすいように。言われたお母さんも構えないように、ステッカーがあればなって。犬山:声をかけられないという気持ちは滅茶苦茶わかるし、それが大多数だもんね。私もそうだったし。男の人はそのことで余計に悩んでいるんですよね。男だから、子どもに声をかけたら通報されるかもしれないとか。でも、だったら何もしないよりは折衷案というか、ひとつ、優しい空気を出してみよう。公共の場を優しくしていこうというのは、私たちにもできることですよね。坂本:いっぱいいっぱいのときは周りの人が普通にしているだけでもマイナスに思えちゃうから、むしろ周りがプラスにしていかないといけないんですよ。それはみんなが、どんな立場の人でも努力できることだと思うんです。今回本当に思ったのは、助けが必要な人は助けを求めに来れないことがほとんどだということ。だから、助けが必要な人を私たちが探し当てなきゃいけない。それをするにはどうしたらいいんだろう?ということをずっと考えている。ちょっと余裕のある人は手を差し伸べるようにする。そうやって能動的に動いていかないと。犬山:そこで、何かしたいけど勇気もないし何をすればいいかわからないという人に流行らせたいハッシュタグが、「#わたしたちでもできること」なんです。私たちができる作業は、ハードルを下げていくことだから。「児童虐待問題に取り組みます!」とマザー・テレサのように私生活もなげうって子どものために何かやるとなるとハードルが高すぎるけれど、「赤ちゃんが泣いていたら変な顔をしてあげる」とTwitterでつぶやくだけでもいいんです。それだけで優しい空気がタイムラインに流れるから。坂本:親だけの問題じゃなくて、社会に暮らすいろんな年代のみんなが関われることが大事だよね。みんながそれをしていけば、社会全体の意識の底上げになる。国に予算を付けてもらうことも大事だけど、社会の基盤がないと、どれだけ予算が付いて児童相談所が増えても、根本は解決しないから。犬山:本当に。目の前の低いハードルを一度越えられたら、これもできるかもって思えるかもしれないから、一回アクションを起こすことが大切ですよね。坂本:たとえば、自分の体験の中にひとつでも例ができたら、次もできるような気がするかもしれない。高校生の男の子とかでも、電車で小さい子に変な顔をして笑ってくれたという成功体験があれば、またやってみようとか、ベビーカーにスペースを譲ろうと思うかもしれない。私も産むまでは、妊娠している人や赤ちゃんがいる人って、閉ざしていたつもりはなくても目に入ってこなかったことがあったけど、自分の置かれた環境や行動によって視野というのは自然とどんどん広がっていくものだから、みんなでそうやっていくことが必要なんだと思う。犬山:そういう成功体験が増えていったらすごくいいよね。ハッシュタグを付けてつぶやくだけでもいいし、記事をシェアするだけでもいいし、いっぱいいっぱいの友達の話を否定せずに聞くだけでもいい。それも実はひとつのアクションだから。ーみんなで育てるという意識で、行動をしていくことが大切なんですね。今後、「#こどものいのちはこどものもの」は、どういう活動をしていくのでしょうか?犬山:こないだ国が対策案を出してきたんですが、しっかりそれが為されるのか、さらにそのためにはもっとこうしたほうがいいという改善点はあるのかとか、国に対する働きかけはしていかねばと。もちろん素人なので、専門家のいろんな立場の人に話を聞いてそれをシェアするのが、今の私たちにできることですけど。それを偉い人が見てくれたら、さらに議論が深まるだろうし、理想を言えば、いろんな立場の方のいい知見が重なって、よりいい仕組みができればいいなと思うし、それに対する監視みたいなことは引き続きやっていきたいですね。勉強、取材、拡散、草の根運動も。坂本:あとは、「つなげる」ことも私たちの役割の一つかなと思います。企業や起業家、いわゆる資産がある人にも、何かをやりたいと思っている人はけっこういて、そういう人たちに会いにいって、今どこかお金を必要としているところに投資したいとか、こういうプロジェクトのアイデアはあるから援助を受けたいというように、与えられるところと必要としているところをつなげることもこれからできそう。ーそうなると、もうひとつのメディアですよね。在り方としては。坂本:そうですね。例えば、このプロジェクトを始めたときにアートディレクターの千原徹也君が「何かやりたい」と言ってくれて、「ロゴを考えてほしい」とお願いしたら、事務所全員で相談して5パターンくらい出してくれて、いいものが出来上がってきた。企業とアートディレクターをつなげて、広告スペースで活動を宣伝することもできるかもしれないし、お金が発生しないところでできることもあるし、お金を持っている人に提供してもらうこともできるなとは思ってます。こないだ児童養護施設に見学に行ったら、「改築したいけどお金が足りない」と言っていて。クラウドファンディングの「CAMPFIRE」を勧めたら、「1回やってみたんですけど……」と明らかにそういうことが得意ではなさそうで。そこでファンタジスタさくらださんが「CAMPFIRE」代表の家入一真さんに会いに行ったときにそのことを相談したら、施設を見に来てくれることになって。たとえば「CAMPFIRE」の中から一人、養護施設に派遣して、一からやり方を教えてもらうということがお金を発生させずにできたら、得意じゃない人たちも学べる。そういう事例がひとつできたら、全国でもやりやすくなると思って。ー寄付する窓口が明確になれば、アクションも起こしやすいですしね。坂本:そう。クラウドファンディングがいいなと思ったのは、みんなのちょっとずつが集まってくるから、寄付した人もそれがどうなっていくのかが気になって、後々までやっぱり関わっていくんですよね。その後の関わりで視野が広がっていくのも大事だから、クラウドファンディングは使っていきたいなと。その1アクションによって、ちょっとずつ見えてなかったことが目に入ってくる可能性を秘めていると思う。ー最後に、子どものいなかった頃の自分と比べて、現在は、素敵な自分でいられていると思いますか?坂本:私は、やっぱり子どもと向き合って初めて出てくる自分もいて、以前と比べていやな部分もいっぱい発見していますね。キャパは広げざるを得ないというか、何とかできるようになってるかもしれないけど、だからといって自分が素敵って思えるかは別かな。でもそういう自分と向き合っていますね。犬山:独身の方でも素敵だと思えるように進化する人もそうじゃない人もいるし、子どもがいても自分のことを好きになる方向に行く人とそうじゃない人がいますよね。私はなるべく環境を整えようと思っていて。そうしたら、これまで問題だと思っていた怒りっぽいところを直そうというアクションにつながった。これがもし孤立してて追い詰められていたら、たぶん逆の方向にいっていたかなという気がする。ー自分の心や環境を整えるって、お母さんじゃなくても根本的に大切なことですよね。犬山:大人になればひとりで生きれて当たり前、みたいな風潮をまずぶち壊さないと難しいかなと。社会でひとりで生きれる人って、絶対いないから。自立って、自分で稼げて食えて何でもできてという意味だと受け取られているけど、私は実はそうじゃないと思っていて。自立って、人に助けてほしいときにSOSが出せて、逆に人が助けてほしいときに手を差し出せることなのかなと思うんですよ。それが前提にあると、助けを呼べると思うんだけど、自立しなきゃってなるとできないから辛くなる。そうすると他人に対しても厳しくなっちゃう。ひとりでも何でもできなくて当たり前という感覚が大事なのかなと。坂本:私、自分の価値観だけで子どもを育てるとなったら怖すぎて絶対無理。犬山:一緒。わかる。いろんな大人に関わってほしい。坂本:自分に自信はないけど、自分の好きな人に対してはすごく自信がある。この人のことは本当にオススメできますっていう人が周りにけっこういるから、私が間違っていることもあるから、そういう大人たちと子どもが接して生きていってくれればいいし、いい人の影響を受けてみんなに育ててもらってくださいって思ってるんです。最初から一人で育てることは諦めているというか。犬山:いや素晴らしい。合い言葉は、できなくて当たり前(笑)。そもそも超人でも無理だと思うよ。そういう意識を、自然と広げていきたいですね。Photo:Toru DaimonText:Tomoko OgawaPROFILE犬山紙子Kamiko Inuyama1981年生まれ。コラムニスト、イラストエッセイスト。著書に『負け美女 ルックスが仇になる』(マガジンハウス)、『地雷手帖嫌われ女子50の秘密』(文春文庫)、『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)ほか多数。2017年に女児を出産し、育児体験者への取材記録や自身の出産体験記を収録した『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)を刊行。現在は「SPA!」「anan」「steady.」「文學界」「読売新聞」などで連載中。坂本美雨Miu Sakamotoミュージシャン。東京 / ニューヨーク育ち。1997年、Ryuichi Sakamoto featuring Sister M名義での「The Other Side of Love」でデビュー。音楽活動に加え、ナレーションや執筆、またTOKYO FM他JFN全国ネット「ディアフレンズ」のパーソナリティを担当。大の愛猫家であり、動物愛護活動にも力を注ぐ。2015年に娘を出産。2016年3月、かねてから親交のあった聖歌隊「CANTUS(カントゥス)」と、アンドリュー・ロイド・ウェイバーのレクイエム「pie jesu」を、坂本美雨 with CANTUS名義にて、配信限定リリースし、6月、同じくCANTUSとミニアルバム「Sing with me 」をリリース。同年12月、坂本美雨with CANTUS名義にてフルアルバム「Sing with me Ⅱ」をリリース。ソロ活動に加え、シンガーソングライターのおおはた雄一とのユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」として多くの音楽フェス等に出演中。
2018年09月24日目黒区の船戸結愛ちゃん(5)が虐待をうけて亡くなった事件を発端に、犬山紙子さんのつぶやきから始まった、子どもの虐待をなくそうという呼びかけ「#こどものいのちはこどものもの」。共に活動をする、ミュージシャンの坂本美雨さんと犬山さんに、子どもを産んでからの思いや、子どもがいるいないにぜきかかわらず、社会に生きるひとりの人間として、「#わたしたちでもできること」とは何かを語ってもらった。ー結愛ちゃんのニュースの以前から、お二人は子どもの虐待について気になっていたことがあったんでしょうか?坂本:私はすごくありました。子どもを産んで数ヵ月後くらいからは、幼児虐待のニュースがあるとすごく気になるようになって、ひとりで落ち込んでいたし、ずっと考えてしまうことが続いていました。犬山:私もそうでした。坂本:ね。それでアルバムを作るときに、どうして虐待するようになっちゃうんだろうかとすごく考えて、例えば子育てに行き詰まったときに生活の中に歌が当たり前にあったら気が紛れるというか、その場の空気が変わったりするなと実体験から思ったんですね。歌で人を癒やすということではなくて、歌の効能は肉体的にもあって、声を出すだけで筋肉が和らぐし、酸素が循環するだけでも変わる。それはもう物理的に。子どもにとってもお母さんにとっても良い効果があるはずだと。だから、聞いてもらうだけではなくもっとみんなにも歌ってほしくて、坂本美雨 with CANTUSというプロジェクトで聖歌隊と一緒にほぼ人間の声だけのアルバムを作りました。そして子連れウェルカムなライブをやりました。犬山:私も、子どもを産む前から、動物虐待と子どもの虐待のニュースは自分に子どもがいなくてもキツくて、キツイなぁと思いながらもひとりでどうにかできる問題でもないから、自分はしないようにしようくらいの気持ちでいたんです。それが、子どもを産んだら、どうにかしたいという気持ちが強くなったのと、子どもに胸を張れる大人でいたいという気持ちが生まれて。でも自分に自信がそこまであるかと言われたら、なかったんですよ。仕事は生き生きやっているし、頑張っているし、自分なりに愛せる著書も出しているけど、虐待問題に見て見ぬふりをしている自分だと胸を張れない。寝る前に夫と二人で最終的に何かやれたらいいねと話していて。ーそれは、母として?人として?犬山:そうですね、人としてです。それで、自分たちは何に心を痛めていて、何の力になれるんだろうね、いつか虐待について取り組めたらいいよねとふんわりとした話はずっとしていたんです。でも、いつかアクションを起こしたいと思っていても、仕事と子育ての両立で大変だからまだできないなと思いながら、ニュースを聞く度にしんどいなと。何もしていないことがしんどくなってくるという感覚だったので、結愛ちゃんの事件で、もちろん子どものためでもあるんだけど、自分のために何か動きたいなという感じでした。坂本:溢れたという感じ。それで、紙子ちゃんが「#こどものいのちはこどものもの」をTwitterで始めて、お誘いではなくて、こういうことを始めてみたという報告をInstagramのDMにくれたんだよね。それが来た瞬間、「やった!」と思って。犬山:即レス!坂本:「一緒にやろう!」とすぐに飛びついて。嬉しかった。犬山:私が『私、子ども欲しいかもしれない。』という本を出したとき、子育ての先輩として、美雨さんに話を聞きに行って。もともと動物愛護の活動をされていることもあったし、美雨さんから慈愛を感じていたので、声をかけました。坂本:確かLINEグループを作ったのが6月11日くらいで、そこからやり取りが始まったんだよね。犬山:実は私から連絡したのは美雨さんだけで、記事を読んでTwitterでつぶやいてくれた人たちに、私からLINEで「つぶやいてくれてありがとう。みんなでできたらいいなって思っています」と伝えたら、全員即レスで「やろう」と返事をくれて。みんな、同じように思ってたんだなと。ーみんなで集まって始まったわけじゃなかったんですね。犬山:そうですね。集まったのは2回くらいかな。厚生労働省に行く、とかみんなで動くこともあるんですけど、個々の活動がけっこう多いかな。坂本:多いね。始めた頃は自分たちのスタイルが定まっていなかったんですが、最初は、フローレンスの駒崎弘樹さんの「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」の署名活動の共同発起人となって、署名集めをしました。その後、自分たちはどうしていこうかとなったときに、それぞれの得意分野も自分たちのネットワークも違うし、一人ひとりがこの問題に対して経験・知識不足で、それぞれが勉強しなきゃいけないという状況もあって、それぞれの近しいところでこの分野のリサーチをしたり、話ができそうな媒体を探してと、個々の活動が始まったんじゃないかな。犬山:うん。まとまっていないと動けないという感じではないですよね。坂本:みんなそれぞれのアイデアがあって、興味がありそうな人がいたら「一緒に行く?」というのがLINEグループに投げかけられて、スケジュールが合う人で行くという感じですね。それと、今は、とにかく虐待問題についての勉強。乳児園や児童養護施設を訪れて、職員の方々のお話を聞かせていただいています。あとは、すでに長くこの問題に取り組んでこられた方々も多くいらっしゃるので、その方々にお話を聞くなど、引きつづき勉強をしたいなと思っています。ーこれまでの活動で、現状の問題点や改善されるべき点について学びはありました?犬山:死ぬほどあって、調べれば調べるほどどんどん出てくる。その中で見えてきたのは、これをやれば虐待がなくなるということは絶対にないということと、まず親のケアが超大事ということ。そのうえで私たちが厚労省に出した提案書は、親に対する根本治療と子どもへの対症療法の二つに分かれていて、どちらもめちゃくちゃ大事なんです。坂本:命が危険な子どもは今このタイミングにもいるからね。犬山:そうなんです。対症療法として、そういう子たちを保護する仕組みを整えてほしい。具体的には、一時保護所が満員だから保護できないということがないようにしてほしいし、専門的な知識を持った児童福祉司さんがひとりで120人もの子どもを抱えているという状況は改善すべき。でも、それ以上に大事なのは、なぜ虐待をしてしまうのか、どうすればしなくなるのかということを丁寧に話していくことだと思います。学びを通して見えてきたのは、孤立の問題。実は、親自身は虐待を躾と思っていたり、子どもが憎くてしているわけではなかったり、親なりのSOSだったりするということ。坂本:徐々に麻痺するものだと思うんですよ。最初は、ちょっとしたきっかけで、だんだん暴力にも慣れてきて、だんだん蝕まれていく。「はい、一線を越えました」というところがないからこそ、親もだんだんよくないサイクルにハマってしまうんじゃないかなと。ー自分に起こる可能性はない、とは断言できないということですよね。坂本:うん、絶対にないとは言えないし、紙一重だなって。まず、赤ちゃんと向き合ったときに、それだけでいっぱいいっぱいになるというのも事実で、そのときに私が経済的に困窮していたら、全然違う精神状態だったと思う。それに、旦那が浮気していたら……とか、産休が取れなくてやり甲斐のある仕事を全部失っていたら……とか。もしかしたら、この子のせいだと思ってしまうかもしれない。今、私は恵まれているけど、ちょっとした環境の変化で感じ方は全然違うよね。犬山:私も、運がいいだけだと思ってる。私は子どもを叩きたいとは全く思わないけれど、それは夫も私も健康で、仕事ができていて、保育園にもギリギリセーフで入れて、人に支えてもらえる土壌が運良くあったから。だから、子どものことを可愛いと思いながらも、ひとつでも欠けていたとしたら、人ひとりの命が自分にかかっているというプレッシャーが人をおかしくするということはわかる。坂本:本当に、そうなんだよね。犬山:私は、20歳のときに母の介護をやっていて、人に頼らなきゃいけないというのが身に染みたんです。そのときは私も滅茶苦茶で、当時付き合っていた彼氏に対してモラハラみたいなことをして最低だったんです。でも、人の手を借りない限りは追い詰められる。誰かのために動くとはそういうことなんだなとそのとき感じて。今はすごい人に頼っていて、子どもに対して虐待する気持ちは全然起きないんですけど、そうなってしまう気持ちはわかります。あと、実際そういう声がすごく届くんですよね。だから、ひとりで背負ったら虐待をしてしまう、くらいに考えてもいいものだと思っています。虐待するのが異常ではなくて、そうならないように対策をしましょうね、国も自治体も企業もケアしてくださいね、みんなで力を合わせてやっていこうね、っていうことなのかなと。ー「#こどものいのちはこどものもの」は、ソーシャルメディアを介して広がっていて、SNSは自分の鏡じゃないですが、見栄を張ることもできるけど、本当の声を届けることもできますよね。SNSだから一気に多くに届いたということは実感されていますか?犬山:自分が思っていることをダイレクトに国に届けるにあたって、ハードルがすごく低くなっていることはとてもいいと思う。SNSがなかった時代は、実際に署名を集めるという地道な作業をしなきゃいけなかった。それはすごく尊い行為だし、署名は今でもすごく大切なものだけど、いっぱいいっぱいの人にとっては、書いたり配ったりという活動をするハードルがそこそこ高いと思うんですよ。でも、それでも何かを言いたい、何かをやりたいという人に対してソーシャルメディアはマッチしているなと。さらには、ハッシュタグというものがあると、情報が集約されて可視化されるから、よりわかりやすい。ハッシュダグを付けないでツイートしてもたくさんリツイートされたら目に届くかもしれない。簡単に数の力を集められる仕組みだと思います。坂本:まさに。犬山:見えざる意見が明るみに出て、しっかり国や議員に届くということは大切だと思う。これまで専門分野の人たちしか知らなかったり、言えなかったりした問題に対して、今回の結愛ちゃんの事件は、子どもがいるいないにかかわらず、本当に幅広い年代の男女が心を痛めた。そういうきっかけがあって、今回SNSによって幅広い人たちが発言するようになったことは、裾野が広がったように感じますね。Photo:Toru DaimonText:Tomoko OgawaPROFILE犬山紙子Kamiko Inuyama1981年生まれ。コラムニスト、イラストエッセイスト。著書に『負け美女 ルックスが仇になる』(マガジンハウス)、『地雷手帖嫌われ女子50の秘密』(文春文庫)、『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)ほか多数。2017年に女児を出産し、育児体験者への取材記録や自身の出産体験記を収録した『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)を刊行。現在は「SPA!」「anan」「steady.」「文學界」「読売新聞」などで連載中。坂本美雨Miu Sakamotoミュージシャン。東京 / ニューヨーク育ち。1997年、Ryuichi Sakamoto featuring Sister M名義での「The Other Side of Love」でデビュー。音楽活動に加え、ナレーションや執筆、またTOKYO FM他JFN全国ネット「ディアフレンズ」のパーソナリティを担当。大の愛猫家であり、動物愛護活動にも力を注ぐ。2015年に娘を出産。2016年3月、かねてから親交のあった聖歌隊「CANTUS(カントゥス)」と、アンドリュー・ロイド・ウェイバーのレクイエム「pie jesu」を、坂本美雨 with CANTUS名義にて、配信限定リリースし、6月、同じくCANTUSとミニアルバム「Sing with me 」をリリース。同年12月、坂本美雨with CANTUS名義にてフルアルバム「Sing with me Ⅱ」をリリース。ソロ活動に加え、シンガーソングライターのおおはた雄一とのユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」として多くの音楽フェス等に出演中。
2018年09月23日エッセイストの犬山紙子さんに、「恋ができない」女子の救済法をお聞きしました!ときめかないのは成長の証。呪いに負けず自信を持って!私が恋愛マスターとはおこがましいのですが、若い頃みたいにときめかない。そういう嘆きの声は周りでもよく聞くし、私も悩んだ時期がありました。でもこれって、自分が成長した証で正しい反応なんですよ。知性や理性、経済力を身につけたことで、前に欲していた男性にはもうときめかない。だから劣化ではなく成長ととらえてください!恋愛や結婚の相手を選ぶうえで一番大事なことって、きちんとコミュニケーションがとれるかどうか、これに尽きると思う。だから年収やルックスなどの条件では測れないんですよね。合コンは「この中で誰が一番マシか」とすぐわかる条件で選びがちなので、おすすめできないですね。同じくこちらも雑なジャッジをされるということだし、ヤリ目の男も多いので。傷つくのが怖いという人は、リカバリーの道筋をたてておくのが有効です。例えば女友達との関係を密にしておくとか。傷ついた時に親身に話を聞いてくれて、最後はネタにして笑い飛ばしてくれる仲間がいれば、頑張りやすくなる気がします。でも一番の問題は、年齢を重ねるほど恋愛市場で価値が下がるという呪いが強すぎて、アラサーの女の子たちが自信喪失していること。みんな自分が思うよりずっと素敵だよ!と声を大にして言いたいです。自己肯定が難しかったら、女同士で心の底から褒め合ってみて。自信を持つことで笑顔が増えて、ぐっと恋愛しやすくなると思います。犬山紙子さんエッセイスト。本誌をはじめ、雑誌で多数の連載を持つほか、テレビのコメンテーターとしても活躍。近著『アドバイスかと思ったら呪いだった。』(ポプラ文庫)が好評発売中。※『anan』2018年9月5日号より。取材、文・熊坂麻美(by anan編集部)
2018年09月02日2019年8月をもって営業を終了する「名鉄犬山ホテル」が、「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」として2021年にリニューアルオープンする。「ホテルインディゴ」国内2軒目が名古屋にインターコンチネンタル ホテルズグループが世界各国に展開する「ホテルインディゴ」は、それぞれのホテルが立地する地域や地元の特色を活かしたラグジュアリーホテル。2017年には、箱根に日本初進出となる「ホテル インディゴ 箱根・強羅」(2019年オープン予定)の開業を発表しており、今回オープンする「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」は、国内2軒目となる。2つの国宝に彩られる「名鉄犬山ホテル」を再開発同地にある「名鉄犬山ホテル」は、近接する犬山城、敷地内に擁する茶室「如庵」という2つの国宝に彩られる稀有な存在。今回の再開発では、「ホテルインディゴ」ならではの最新のモダンなデザインを取り入れながらも、街の雰囲気に溶け込むデザイン、様々な素材や色使い、地元の職人が手掛けた工芸品や家具などを用いることで、地元の文化や歴史を感じられるホテルとして生まれ変わる。客室数は全150室を予定しており、レストランやラウンジ、宴会場、スパ、フィットネスといった施設も併設される。概要「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」オープン予定時期:2021年※「名鉄犬山ホテル」は、2019年8月をもって営業終了。所在地:愛知県犬山市犬山北古券 107-1客室数:150席
2018年06月14日マラソンシーズンの最終章「第8回なにわ淀川ハーフマラソン」が2018年4月1日(日)に淀川河川公園(大阪市)にて開催されます。「なにわ淀川ハーフマラソン」は、毎年約7000名が参加するビックマラソン大会です。走るコースは、フラットで初心者から、自己ベストを狙う人まで楽しむことができます。今年からフルマラソンとファミリーが新設昨年、大好評だったベースメーカーを今年もハーフの部に導入します。目標とするゴールタイムを全4つとし、それぞれにペースメーカーがいるので目標タイムに応じて選んで走ることができます。今年は、フルマラソンやファミリーを新設され、全部で、フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5km、ファミリー2キロ(ペア)のエントリーができます。各部門、6つの年代ごとに表彰を行う予定なので、幅広くランナーが表彰されます。(画像はプレスリリースより)▼外部リンク株式会社スポーツワンプレスリリース(@Pressより)
2017年12月15日小誌でも活躍中の人気エッセイスト、犬山紙子さんの新刊が反響を呼んでいる。『私、子ども欲しいかもしれない。』は“子どもを持つこと”について真剣に考えた、自身初となる妊娠・出産・子育てに関する本だ。「“女の人は結婚すると自然と子どもが欲しくなるもの”。世間ではそんなふうに思われていますが、『本当にそうなのかな…?』という疑問が昔からあったんです。私自身、32歳で結婚をしましたが、最初は『子どもが欲しい!』とは全然思えなくて。仮に子どもを持ったとしても、仕事と育児の両立ができるのかも、不安材料の一つでした。そこで、ためしに周りの人に聞いてみると、同じような気持ちを抱えている人が意外と多いことに気づいたんです」子どもは欲しいけれど、育児や仕事との両立に不安を抱えている人、そもそも子どもを持つかどうか悩んでいる人、子どものいない人生を選択しようとしている人。そんな、さまざまな形の“どうしよう”に寄り添いたいと取材をスタートさせた。「子どものいない友人から育児経験者まで、いろんな方に話を聞いたり、アンケートに答えていただきました。ありがたかったのは、どの方も『こうしたほうがいい/こうするべき』ではなく、『自分の場合はこうだったよ』という話し方をしてくれたので、まったく説教くさくならなかったところ。それで、大切なのは“どの道を選ぶか”ではなく、“自分の人生をきちんと尊重できるかどうか”なんだなと気づいたんです。子を持つかどうか、専業主婦になるかどうか…選択肢はいろいろあっても、その人が自分の人生を全うできるなら決して後悔しないし、幸せになれるはず。彼女たちの話を聞いていくうちに自分自身の気持ちも整理されていくようでした」悩み抜いた末、34歳で妊娠、今年はじめに第一子を出産した犬山さん。本の中には、出産までの赤裸々な体験記も収められていますが…?「妊娠中もBLを読んでいたとか、乳首が黒くなるとか、ゲームに課金したとかですよね(笑)。妊婦って、なんとなく“きれいな存在”みたいに思われるところがあるけれど、あくまで私は“犬山紙子”であって、将来この本を娘が読むことも覚悟の上で書きました。でも、さすがに“淫夢を6日連続で見た”というのは削らせてもらいましたけど(笑)」いぬやま・かみこエッセイスト。『負け美女』(小社刊)でデビュー。NHKラジオ第1『ごごラジ!』の月曜パーソナリティを務める。また小誌では「SanPaKuちゃんのわがまま気まま愛のRoom」を連載中。妊娠、保活、仕事、2人目、自分の人生…。妊娠・出産・育児の“どうしよう”を悩んで考え続けた、建前なしの本音の話。完全無痛で挑んだ初めての出産体験記も収録。平凡社1300円※『anan』2017年8月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年08月25日第24回読売演劇大賞の贈賞式が2月27日、都内にて行われた。読売演劇大賞は1994年に演劇界の活性化を願って創設された賞。今回は2016年1月から12月までに国内で上演された、すべての演劇作品を対象に、最もすぐれた作品・人に贈賞される。作品賞、男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞の5部門と、全部門の中から新人を対象に贈られる「杉村春子賞」があり、その中からさらに「大賞」を選ぶ。今回の大賞はNODA・MAP『逆鱗』や『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」』の美術を担当し、最優秀スタッフ賞を受賞した堀尾幸男。「私は(登山家の)三浦雄一郎さんに似てるんですが、舞台美術家やスタッフは“シェルパ”。山に登って三浦先生は歓喜の声を上げ写真に写りますが、シェルパは写真に出てこない。これはまさに舞台スタッフ。それが今回、大賞を頂いて表に出ることになりました」とユーモアたっぷりで受賞の喜びを語った。なお、最優秀スタッフ賞受賞者の大賞受賞は読売演劇大賞史上初。最優秀作品賞は『ジャージー・ボーイズ』が、こちらもミュージカル作品としては同賞史上初の受賞。また同作に主演した中川晃教は最優秀男優賞を受賞し、W受賞となった。実在のバンド「ザ・フォー・シーズンズ」の栄光と影を描いた作品で、中川は“天使の歌声”の持ち主フランキー・ヴァリ役をトワングという歌唱法を用い演じたが「自分でも聴いたことのない自分の声が必要だった」とその苦労を振り返りながらも、充足の表情。時折、感極まり涙で声を詰まらせながら「歌と芝居、そしてダンス、様々な手法でミュージカルはお客さまに感動を届けていく。なんて素晴らしい仕事なんでしょうか。今後もミュージカル、エンタテインメントを、最高のところまで持っていけるように僕も頑張っていきたい」と力強く語った。最優秀演出家賞はケラリーノ・サンドロヴィッチ。「出演者の方とワイワイやっているうちに出来ちゃったという感じ。こんな楽しいことをやって賞までいただいて、ありがたい」とコメント。最優秀女優賞の鈴木杏は「15歳から16歳になるときに『奇跡の人』で初めて舞台に立って、そのときから私はずっと演劇に恋をしっぱなし」と笑顔で語る。杉村春子賞を受賞した三浦春馬は「この賞をいただいたことによって、微力ですがもっともっと、ミュージカル、そして演劇を、日本の皆さまに身近に感じてもらえるように努力をしていきたい」と話した。ほか芸術栄誉賞は吉井澄雄、選考委員特別賞は三浦基が受賞。会見後には『ジャージー・ボーイズ』のメンバーによるパフォーマンス披露もあり、華やかで楽しい会となった。
2017年03月01日読売テレビは、最先端のテクノロジーなどにフォーカスした特別番組『ハッカテン~HACKATEN~』(関西ローカル)の第2弾を、24日(深夜1:59~2:29)と、8月5日(深夜2:18~2:48)の2回にわたり放送する。今月24日の放送は、「近未来のテクノロジーとモノづくり」をテーマに、家電ベンチャーの草分け的存在であるCerevo代表・岩佐琢磨氏がゲストに登場。アニメに出てくる特殊な銃を再現した玩具や、プロジェクターを搭載したロボット、本体を強く振らないと音が止められないアラームといった、同社のユニークな家電がスタジオに登場し、岩佐氏が考えるモノづくりの哲学に迫っていく。翌週8月5日放送のテーマは「クラウドファンディング」。国内最大級のクラウドファンディングサービスを運営する、サイバーエージェント・クラウドファンディング取締役の坊垣佳奈氏をゲストに迎え、活用が急拡大する背景に迫るほか、成功例のプロジェクトを紹介していく。司会は、読売テレビの立田恭三アナウンサーで、スタジオゲストに、松尾貴史、黒田有彩、伊藤有(週刊アスキー編集部)が出演。関西ローカルだが、地上波での放送終了後から同局の無料見逃し配信サービス「ytvMyDo!(ワイティービー まいど!)」で公開され、全国で視聴できる。
2016年07月22日読売テレビの見逃し配信サービス「ytv MyDo!(ワイティービー まいど!)」では、関西の大学を横断したミスコン「ミスキャンパスコレクショングランプリ」のファイナリスト7人のアピール映像を、11日から19日まで無料配信する。「ミスキャンパスコレクショングランプリ」は、19日に大阪府立体育館で開催される1万人規模の学生イベント「キャンパスコレクション」で実施されるもの。約150人の中から選ばれた7人のファイナリストの中から、事前のウェブ投票と当日の会場での投票で"ミスキャンコレ"が選出される。そのファイナリスト7人全員による90秒のアピール映像を、11日に放送される同局の情報バラエティ番組『すもももももも!ピーチCAFE』(毎週土曜深夜1:58~2:28)内で紹介。「ytv MyDo!」では、この放送日からイベントが行われる19日まで、放送された映像にイベントの説明なども加えて3~4分に拡大したロングバージョンを配信する。
2016年06月10日読売テレビの森武史アナウンサーが、5月1日付で、京都学園大学の特別招聘客員教授に就任した。同大学の特別招聘客員教授は、専門分野で広く認められた研究者・社会人を招聘する特別職で、森アナウンサーは、高校生向けのオープンキャンパスでの講演や、在学生への特別授業、学園祭などでの一般に公開された講演に出演する。また、読売テレビの採用面接官として、これまで数千人の学生の面接を受けてきた経験を生かし、コミュニケーションノウハウを学生に伝授することで、企業の内定獲得への支援も。森アナウンサーは「こんなオッサンでもお役に立てると良いのですが、よろしくお願いします」とコメントしている。森氏は現在、読売テレビの情報スポーツ局情報番組センター次長・エグゼクティブアナウンサーして、バラエティ番組『大阪ほんわかテレビ』、情報番組『朝生ワイド す・またん!&ZIP!』に出演している。
2016年05月10日読売テレビは8日、無料見逃し配信サービス「ytv MyDo!(ワイティービー まいど)」の提供を開始した。利用料は無料で、PCブラウザおよびスマートフォンアプリから視聴できる。「ytv MyDo!」は、読売テレビで放送された番組を、PCやスマートフォンから無料で視聴できるサービス。配信期間は、地上波放での送終了後から1週間程度で、番組のダウンロードはできずストリーミングでの視聴となる。そのため、通信環境による影響や、動画再生直後あるいはシークバーで調整後、動画の品質が低下する場合があるとしている。PC版での対応OSは、PCがWindows 7/8、Mac OS X 10.7以降。対応ブラウザは、Internet Explorer 11、Firefox最新版、Chrome最新版、Safari最新版。スマートフォンでは、専用アプリ「ytv MyDo!」が必要で、対応OSはAndroid 4.1以降、iOS 7以降。なお、フィーチャーフォンには対応していない。サービス開始時の主な配信番組は以下のとおり。名探偵コナン金田一少年の事件簿R木曜プラチナイトドラマ マネーの天使 ~あなたのお金、取り戻します!~そこまで言って委員会NP秘密のケンミンSHOWytv女子アナ向上委員会 ギューン!(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
2016年01月08日読売ジャイアンツは、高校野球を題材にした人気TVアニメ『ダイヤのA』とコラボレーションした試合を2016年3月20日のオープン戦で開催する。本コラボでは、特典グッズ付き「ダイヤのAシート」が用意されるほか、声優陣も東京ドームに駆けつける。コラボ対象試合は、2016年3月20日(日・祝)に東京ドームで行われるオープン戦「巨人-埼玉西武」(午後2時試合開始)。特典グッズ付き「ダイヤのAシート」は、プレミアムラウンジ(5,000円)、指定席A(4,500円)、指定席B(3,500円)が用意され(当日券はそれぞれ500円増)、コラボビジュアルがデザインされた「アクリルキーホルダーと缶バッジのセット」がプレゼントされるほか、プレミアムラウンジ購入者は、試合終了後の声優陣によるトークショーをグラウンドに降りて観覧することができる(その他の座席購入者はスタンドで観覧)。チケットの先行販売は、1月16日(土)より。CLUB G-Poチケットは午前10時から先着順、イープラスは正午から抽選制にて販売開始となる。一般販売は1月23日(土)午前11時から開始される。試合前の始球式や試合後のトークショーにTVアニメ『ダイヤのA』の声優陣が登場。出演予定は、逢坂良太(沢村栄純役)、櫻井孝宏(御幸一也役)、梶裕貴(成宮鳴役)、小野賢章(轟雷市役)、前野智昭(原田雅功役)で、トークショーには逢坂、櫻井、梶、前野の4人が参加予定となっている。そのほか、東京ドームでは、読売ジャイアンツ×ダイヤのAのコラボグッズの販売も予定されているのであわせてチェックしておきたい。そのほか、本コラボに関する詳細は「ダイヤのA」公式サイトや「読売巨人軍」公式サイトにて。(C)寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA‐SS‐」製作委員会・テレビ東京
2016年01月08日奇譚クラブは6月27日、「コップのフチ子」ライセンス商品として「コップのフチ子(野球)」(発売元:グレイ・パーカー・サービス)の「読売ジャイアンツ」を、全国のキャラクター雑貨店にて展開する。「コップのフチ子」は、2012年7月に同社とマンガ家タナカカツキ氏が共同開発した、コップのフチに腰掛けさせて遊ぶカプセルトイ。ガチャガチャやゲームセンター、BOX商品、キャラクターコラボ、企業キャンペーンなども展開し、これまで約600種類もの商品を販売してきた。今回発売するのは、日本のプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」のユニフォームを着用したフチ子。オレンジと黒の歴史あるユニフォームに袖を通したフチ子が、グローブやバットを持っている。すでに他11球団のユニフォームを着た「フチ子」は展開しており、これでセ・パ両リーグ全12球団がそろったことになる。ラインアップは、フェンスを乗り越えているかのようなポージングの「ボールのフチ子」と、ワキと足の2WAYでフチにかけることができる「バットのフチ子」の全2種。価格は各702円(税込)。(C)YOMIURIGIANTS (C)タナカカツキ/KITAN CLUB
2015年06月25日スマートニュースは4月2日、同社が提供するスマートフォン・タブレット向けニュース閲覧アプリ「SmartNews(スマートニュース)」で「読売巨人軍」チャンネルを開設したと発表した。チャンネルでは、インターネット上から抽出した巨人軍に関するニュースをまとめて掲載。また、巨人軍公式サイトの提供するニュースを集約し、日本全国の巨人ファンに向けて提供していく。読売巨人軍は、2014年シーズンにセントラル・リーグを3連覇。観客動員数は年間300万人を超える人気球団。
2015年04月03日JALホノルルマラソン広報事務局はこのほど、4月12日にハワイ・オアフ島で開催される「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2015」盛り上げ隊に、アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」が就任したことを発表した。同イベントは、時間無制限のため、ホノルルの観光名所を自分のペースで走りながら巡ることができるハーフマラソン。今年も昨年に引き続き、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSが盛り上げ隊として就任する。同グループは、初就任となった昨年の大会にて、メンバーの溝手るかさんが15歳~19歳の部で部門優勝、荒井玲良さんが2位となったほか、メンバー全員がハーフマラソン初挑戦ながら完走した。就任2年目となる今年の大会では、メンバーがハワイの景色の中で、一般参加者と共に21.0975kmを走る。一般参加者に対し、大会前には応援メッセージと共に直接ゼッケンの手渡しを行うほか、大会当日のスタートセレモニーでは参加ランナーに激励メッセージを贈り、大会を盛り上げる。同イベントの開催時間は6時(車椅子部門は5時30分)。参加資格は年齢が7歳以上とし、7歳~14歳は保護者同伴、20歳未満は同意書に保護者の署名が必要。申し込みは公式サイトより、オンラインエントリー(20歳以上のみ)またはダウンロードしたエントリーフォームで受け付ける。詳細はホノルルハーフマラソン・ハパルア2015で案内している。また、1月19日には、ジャルパックがファンツアー「JALパック"SUPER☆GiRLS"と一緒に走る!!ホノルルハーフマラソン・ハパルアツアー」(4月9日~11日)を発売する。同ツアーでは、メンバーとのハワイ観光プログラムやランニングクリニック、前夜祭などのメニューを用意している。
2015年01月14日愛知県犬山市の日本モンキーセンターでは、12月21日から2013年2月28日にかけて、冬の恒例行事の「たき火にあたるサル」を開催する。「たき火にあたるサル」は、1959年の伊勢湾台風の年から半世紀以上の伝統をもつ行事。台風で倒れた木などの残がいを、旧犬山野猿公苑(1957~1997)の職員が処分を兼ねて暖を取るためにたき火をしたところ、少しずつサルが集まってきたことが始まりだという。世界で唯一、火を全く恐れずに大きなたき火で暖をとるサルたちの姿を見ることができる。たき火にあたるサルは、世界中で同園だけが飼育展示する世界遺産のサル「ヤクニホンザル」。約150頭が同園のモンキーバレイで暮らしている。屋久島では生息数が減りつつあるが、同園では昭和32年以来、9世代にわたって飼育。好奇心が強く、雪だんごやアイススケートなど、次々に新しいことを編み出す貴重な種であるとのこと。今年も12月21日の冬至から2月28日まで開催。14時からの「ほかほかおイモタイム」では、サルたちにたき火で焼いたいもを配る。人間のようなしぐさで、焼きたてのサツマイモをほおばるサルの姿は必見。使用するサツマイモは、和菓子の材料にもなるナルトキントキなどの高級サツマイモだという。また、来場者にも、ふかしたてのサツマイモを無料で配布する。「たき火にあたるサル」は同園モンキーバレイにて、11時30分~14時まで開催。ほかほかおイモタイムは14時からで、サツマイモは十分用意しているが、なくなり次第終了となる。2月28までの休園日(12月31日、2月13日)を除く毎日実施する。同園入園料は大人(中学生以上)1,600円、子ども(2歳以上)800円。日本モンキーパーク(遊園地)との共通入園券となる。なお、遊園地が休園の場合は「動物園スペシャルDAY!」として、入園料が大人600円、子ども300円となる。詳細は日本モンキーセンター公式サイトを参照。日本モンキーセンター(動物取扱業)は、愛知県犬山市大字犬山字官林26番地。業種:展示 動尾第510号 登録:平成19年5月31日、有効:平成29年5月30日 取扱責任者:加藤 章【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日読売日本交響楽団は、2013年4月より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスターのダニエル・ゲーデ(46歳)と、べルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターの日下紗矢子(33歳)のふたりをコンサートマスターに迎えることを発表した。「読売日本交響楽団」の公演情報1966年、ドイツ・ハンブルク生まれのダニエル・ゲーデは、1994年から2001年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務めた世界的ヴァイオリニスト。現在はソリストや室内楽奏者として国際的に活躍するほか、ニュルンベルク音楽大学の教授として後進の指導にもあたっている。日本での活動も活発で、最近では軽井沢の「夏の弦楽アンサンブルアカデミー・YEK」音楽祭ほか、多くのコンサートに出演。読響コンマス就任にあたって「日本はこれまでに40回以上、およそ年3回のペースで訪れている大好きな国。(コンマス就任には)とても興奮しており、期待しています。オーケストラでの演奏活動が好きなので、日本のオーケストラで演奏できることを、とても楽しみにしています」と抱負を述べた。兵庫出身のヴァイオリニスト、日下紗矢子は、日本音楽コンクール第1位、パガニーニ国際音楽コンクール第2位など国際コンクールでの受賞歴多数。2008年より、クルト・ザンデルリンクらが歴代指揮者を務めたドイツの名門オーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして活躍中。2013年4月からは、今回発表となった読響コンマスとの兼務となるが「ベルリンと東京とふたつのオーケストラでコンサートマスターを務めることになりますが、どちらの活動も私にとって大変重要。しっかりと勉強を続けながら、大切にしていきたい」と意気込みを語った。今回新たに就任するダニエル・ゲーデと日下紗矢子は、今年3月に退任したソロ・コンサートマスターの藤原浜雄と2013年5月末に退任予定の同デヴィッド・ノーランの後任となる。2013年6月以降のコンサートマスターは小森谷巧を含めた3人体制。ふたりの今後の読響演奏会への出演は、ダニエル・ゲーデが2013年3月16日(土)、18日(月)、19日(火)にゲスト・コンサートマスターとして出演予定。コンマス就任後の初登場は8月を予定している。日下紗矢子は、11月19日(月)開催の大阪定期演奏会にソリストとして出演し、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2013年1月8日(火)、9日(水)にはゲスト・コンサートマスターとして出演予定のほか、就任後の初登場は7月を予定している。
2012年11月05日