三吉彩花・阿部純子がW主演、親友の妊娠をきっかけに揺らぐ友情と、愛すべき娘たちの成長を描いた映画『Daughters(ドーターズ)』。“今”を生きる主人公2人の変化と葛藤を抜き取った場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。東京・中目黒を舞台に、ルームシェアを送る2人の女性を三吉さんと阿部さんという注目の若手女優を迎えて映し出す本作。先に解禁されているメイン画像は本作の舞台、中目黒の風物でもある、目黒川沿いの桜の下の小春(三吉さん)と彩乃(阿部さん)。今回到着したのは、“今”を一生懸命に、仕事も遊びも楽しむ主人公2人が突然現れた変化を、移り変わる四季と共に受け止めていく姿を美しくとらえた場面写真の数々。ルームシェアをする2人は多くの時間を共有する親友同士。そんな2人に訪れた突然の変化・彩乃の妊娠…。小春は検診に付き添い、一番近くで彩乃を支える決心をする。家族に妊娠を報告し、つかの間の実家を楽しむ彩乃。そんな中、妊娠・出産によって生まれる変化に不安を感じる彩乃を応援する小春も、同じ気持ちを徐々に大きくしていく。いつもお互いに助け合い過ごして来た2人。小春の仕事を徹夜で手伝った後、朝食を求め築地を歩く2人の姿は、以前とは変わらず輝いている。変化を受け入れようとする2人の10か月。その笑顔も印象的な場面写真となっている。『Daughters』は9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月16日『犬鳴村』の三吉彩花と『燃えよ剣』『461個のおべんとう』の阿部純子がW主演、人気ファッションブランド「tiit tokyo(ティート トーキョー)」が全衣装の監修を手がける『Daughters(ドーターズ)』が9月18日(金)に公開決定。本作のポスタービジュアルと追加キャストが明らかになった。イベントデザイナーの堤小春(三吉さん)とファッションブランドの広報として働く清川彩乃(阿部さん)は、お互いの価値観も合う親友同士。春には美しい桜が見える中目黒のアパートでルームシェアをし、仕事もプライベートも充実した毎日を送っていた。そんなある日、彩乃の妊娠が発覚。父親の名を明かさず「一人で生む」という彩乃に協力することを決めた小春だったが、少しずつ変化していく日常に戸惑い始め…。その本作で、小春が旅先の沖縄で出会う桜木智子役に黒谷友香、彩乃の祖母・茂代役に大方斐紗子、彩乃の父親・宏忠役に鶴見辰吾、彩乃が通う産婦人科医・永井香役に大塚寧々といった実力派のキャストたちが勢揃い。また、繊細なデザインや色使い、そして独特の世界観で人気のファッションブランド「tiit tokyo」が初の試みとしてファッションディレクションとして劇中の全衣装の監修。「Girls Award」「BEAUTYCON」の演出を手がけるなど、ファッション・コスメ界において気鋭のイベントクリエイターとして知られる津田肇監督が絵画のような四季折々の映像と丁寧な描写をさらに彩る。津田監督と初タッグとなる「tiit tokyo」が一から作り上げた衣装も必見。同ブランドのショースタイリングを長年手がける町野泉美がスタイリストを担当した。これから人生で大きな決断をするであろう娘たち、そして大きな決断を繰り返してきたすべての女性に贈る、ほろ苦くも美しいヒューマンドラマ。津田監督は、「この映画は“人間の生活の変化”を一つの主題として描いた作品ですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって訪れたこの大きなうねりの前で、芸術や娯楽というものは“安定した生活”の上で成り立っているものだという事実を改めて痛感しています。そんな時世でも、映画館が再開しはじめ、これから公開されていくであろうたくさんの作品とともに、“映画を観る”という日常が生活の中に戻ってくることを祈るしかありません」と現在の状況に触れてコメント。「四季折々の情景とともに一つ屋根の下に住む二人を紡いだ『Daughters』の100分間が、長きにわたる“STAY HOME”によっていつの間にか過ぎ去ってしまった季節、そばにいる人との日々を思い起こし、ほんの一時でもこのうねりを忘れられるような時間になることを願っています」と語る。また、プロデューサー・伊藤主税は本作について、「津田監督の強い想いと共に長い年月をかけて準備し、劇場で上映すべく、旧知の仲間であるスタッフ、キャストのクリエティブを結集させた、かけがえのない作品」と語り、思いを寄せている。『Daughters』は9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月20日椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子と渚、そこを訪れる人々の1年間を描いた、富司純子&シム・ウンギョンW主演映画『椿の庭』。この度、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水紘治といった追加キャストが発表された。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら、日々を慈しみ生きる家族。それぞれに想いを秘め絹子の家を訪れる訪問者たち。登場人物たちの所作、佇まいなど、毎日を丁寧に生きる人々の姿を通して、観る者の心を潤す本作。今回新たに出演が発表された鈴木さんが演じるのは、絹子(富司さん)の娘で、渚(シム・ウンギョン)にとっては叔母となる陶子。映画への出演は『食べる女』以来2年ぶりとなる。鈴木さんは「私にとって、海を眺める日本家屋で富司さんと母と娘として接した時間は、何にも代えがたい貴重で幸せなことでした。美しい佇まい、優しい声、丁寧な所作…日本女性として、女優として、憧れの方です」と富司さんとの共演をふり返り、「渚は、ウンギョンさんの姿にぴったりと重なって、渚のことが大好きな叔母の気持ちに自然になれました」とコメントしている。また、カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門の審査員を務めたこともある国際派俳優チャン・チェンは、招かれざる訪問者・黄を演じる。「日本語の脚本とセリフということもあり、特に言葉への理解と練習に努めました」と語ったチャン・チェンは、「共演した富司さんについては、撮影前に多くの出演作を鑑賞しました。現場では、富司さんが座っているだけで役に注ぐありったけの感情やエネルギーが伝わってきました。ウンギョンさんは、非常に聡明かつ明敏な役者で、監督が投げかける課題を的確に解釈しています。彼女の芝居には驚かされました」と撮影をふり返っている。ほかにも、田辺さんが黄と共に絹子の家を訪れる戸倉。清水さんが絹子の亡き夫の旧友・幸三を演じる。また、W主演の2人からもコメントが到着。「絹子は夫との幸福な日々を過ごした幸せな女性で、純粋な可愛い人」と演じたキャラクターについて明かした富司さんは、「撮影をした場所の、庭の藤棚の美しさ、家の歴史ある風格、庭から見える海、時間によって変わる景色など…すべてが今も印象に残っています。共演のシムさんは可愛いし、鈴木さんは本当の娘のように思えました。そして、上田監督は演技しやすいように雰囲気作りをして下さり、カットごとにとても良い気分にさせて下さいました」ととても良い撮影だったことを伺わせるコメントを寄せる。一方、シム・ウンギョンは「私の演じた渚は優しい人で、でもどこかでずっと自分探しをしているようでした。撮影しながら彼女が成長していくことを感じ、一緒に喜んだり悲しんだりしていました」と渚として生きた日々をふり返り、「富司さんとは一番長くご一緒して、私がまだ日本に慣れていないことを気にかけて頂いたりとても心強かったです。美しい時間を皆さんにも是非観ていただきたいです」と語っている。『椿の庭』は7月、シネスイッチ銀座ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 2020年7月、シネスイッチ銀座ほか順次公開予定©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2020年03月27日富司純子とシム・ウンギョンがW主演する映画『椿の庭』の公開が決定した。数多くの有名企業の広告写真を手掛ける写真界の巨匠・上田義彦が、構想から十数年の歳月をかけて完成させた初監督作となる。かつて夫と語り合い、子どもたちを育てた家に、いまは孫娘の渚と住む絹子。夫の周忌を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死に、椿の花でその体を包み込み土に還した。命あるものはやがて朽ちる。家や庭で起こる些細な出来事、過去の記憶に想いを馳せ慈しむ日々の中、ある日絹子へ一本の電話がかかってくる――。本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む祖母と孫娘、そしてそこを訪れる人々の物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族の1年間を、所作、佇まいなど美しい映像と共に映し出す。W主演の2人が演じるのは、日々庭の世話をしながら孫娘と暮らす絹子と、絹子の孫・渚。近年では『海獣の子供』に声優として参加、主演として映画に出演するのは『待合室』(’06)以来となる富司さんは、2007年に紫綬褒章を受章、2016年の春の叙勲では旭日小綬章を受章する日本の映画界を代表する女優のひとり。一方、シム・ウンギョンは主演を務めた『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第74回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』や、舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」に出演し、韓国のみならず日本でも活躍の幅を広げている注目の女優だ。そんな2人を主演にした映画を監督するのは、写真家として24歳から活動をはじめ、卓越した美学で撮影された作品は国内外で高い評価を得ている上田さん。本作は、上田監督自身の記憶、時代の移ろいの中節々の出来ごとで感じ取った感情を書き留め続けた言葉を土台に、構想から十数年をかけ脚本として練り上げ、2018年から1年をかけて撮影。そんな珠玉の映画監督デビュー作が、この夏公開される。『椿の庭』は7月、シネスイッチ銀座ほか順次公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月24日富司純子とシム・ウンギョンがダブル主演を務める『椿の庭』が、7月よりシネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショーされることが決定。サントリー、資生堂、TOYOTAなど、数多くの広告写真を手がける写真界の巨匠・上田義彦が、構想から十数年の歳月をかけて完成させた初監督作品だ。本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む祖母と孫娘、そしてそこを訪れる人々の物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族の一年間を、所作、佇まいなど、思わず溜息をもらすほどに美しい映像とともに綴られる。主演を務めるのは大ベテランと、日本での活躍も目覚ましい若手。日々、庭の世話をしながら孫娘と暮らす絹子を、近年では『海獣の子供』に声優として参加し、『散り椿』やNHKドラマ『みをつくし料理帖 スペシャル』などに出演していた富司が務める。彼女が主演として映画に出るのは、2006年公開の『待合室』以来、実に16年ぶりとなる。2007年には紫綬褒章を受章し、2016年の春の叙勲では旭日小綬章を受章した、日本映画界を代表する女優だ。そして絹子の孫・渚を演じるのは、昨年公開の『新聞記者』で主演を務め、第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第74回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞のシム・ウンギョン。彼女は昨年その他にも、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』にも出演するなど、韓国のみならず日本での活躍も幅を大きく広げている。現在の日本映画界で高い評価を受けるふたりの女優が世代を超え、共演する本作を監督する写真界の巨匠である上田は、脚本、撮影も担当。写真家として24歳から活動をはじめ、卓越した美学で撮影された作品は国内外で高い評価を得ている。2014年には、日本写真協会作家賞を受賞。本作は、上田自身の記憶、時代の移ろいの中、節々の出来事で感じ取った感情を書き留め続けた言葉を土台に、構想から十数年をかけて脚本として練り上げてきた。今作は2018年から1年をかけて撮影をした、珠玉の映画監督デビュー作となる。『椿の庭』7月、シネスイッチ銀座他順次公開
2020年01月24日広瀬アリス、柳楽優弥らがゲスト声優を務めることでも話題の『映画ドラえもんのび太の月面探査記』。この度、新たに声優・皆川純子の出演が決定。併せて、最新予告映像とポスタービジュアルが公開された。月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまい――。『映画ドラえもん』シリーズ39作目となる本作は、直木賞作家の辻村深月が映画の脚本に初挑戦。太古から人類を魅了して止まない神秘的でロマン溢れる“月”を舞台にした、「ドラえもん」史上最大のSF冒険ファンタジーとなっている。今回到着した予告編では、ひみつ道具の<異説クラブメンバーズバッジ>が登場。楽しそうな夢のウサギ王国や、今作のカギを握る謎の転校生・ルカの姿も映し出されている。このルカを演じるのは、「テニスの王子様」の越前リョーマ役、「魔法先生ネギま!」雪広あやか役、「暁のヨナ」ユン役などでお馴染みの皆川さん。実力派声優がより本作を盛り上げる。さらに映像では、広瀬さんが担当する月の裏側に住んでいる謎の美少女・ルナや、のび太たちの前に立ちはだかる侵略者・ディアボロ(吉田鋼太郎)、その部下・ゴダート(柳楽さん)のキャラクターボイスも解禁された。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルでは、のび太たちのほかにも、不適な笑みを浮かべるディアボロや部下のゴダート、ルカとルナといった登場キャラが勢揃いしている。『映画ドラえもんのび太の月面探査記』は2019年3月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年12月14日「ダバイザー!!」。福島県郡山市の柴宮幼稚園。司会役のお兄さんとお姉さんから「みんなで一緒に呼んでみよう」と促され、園児たちが一斉に大声をあげた。その声に応え登場したのは、真っ赤なスーツがまぶしいご当地ヒーロー。園児たちの声援を背に舞台に駆け上がる。お約束でしゃべれないヒーローに代わって、司会のお姉さんが“自己紹介”。 「みんな、初めまして。誕生したばかりの郡山のヒーロー、ダバイザーです。なんでダバイザーか?よく、おじいちゃんやおばあちゃんが『暑かったばい?』『疲っちゃばい?』って言うでしょう。郡山弁の『~だばい(でしょう)』から、名付けられました」 その後、ダバイザーは体操のお兄さんや園児たちと、できたばかりの「ダバイザー体操」で約15分間、汗を流した。 「ちびっ子たち、喜んで一緒にやってくれましたね。いや、よかったよかった」 こう語るのはダバイザーの“生みの親”で市内の小学校教諭・大塚久さん(54)。若いころ、プロのマンガ家を目指したこともある大塚さんは、東日本大震災が発生した’11年以来、マンガで福島の人々を癒し、勇気づけてきた。ダバイザーも大塚さんが今年3月に出版したマンガから生まれたヒーローだ。 「この春、卒業した6年生は、あの原発事故の直後に入学した子たち。体育館が使えず狭い図書館で入学式をして、猛暑のなか窓も開けずに授業を受け、外遊びも運動会も制限されて。そんな彼らの卒業のはなむけに描きました」(大塚さん・以下同) マンガは実際に大塚さんが体験したエピソードを下敷きに描かれている。子どもたちが大切に育てた学校の記念樹が、除染作業で伐採されそうになって怪物化。彼らの危機を救うのが、主人公の教師が変身するダバイザーだ。そして、園児の前でダバイザーを熱演していたのも大塚さんなのだ。 震災後、私生活の危機=離婚を経験しても、大塚さんはくじけなかった。福島の子どもたちのため、修羅場を乗り越え、50代の肉体に鞭打って、ダバイザーに見事、変身したのだ。体操後、爽やかヒーローから、汗だくオッサンに戻ったところを改めて直撃。 「いや~、マスクが息苦しい。夏場は熱中症がヤバイ。でも、子どもたちのため頑張ります。ヒーローを務めるための体力作り?しないしない。もう少しスリムな若い人、探します(笑)」
2017年08月05日こんにちは。婚活応援ライターの大宮です。なぜ「ご挨拶」から書きはじめるのかといえば、「30人ぐらいが参加しているサークルのメンバーに一斉送信のメールを送るような気持ちで原稿を書きたい」と最近の僕は思っているからです。みなさんも、顔見知りの39歳男性からメールを受けとったような気分で読んでくださいね。今回の恋愛相談者は、商社で総合職として働いている森岡純子さん(仮名、35歳)です。編集部が予約してくれた東銀座の居酒屋に赴くと、約束の時間よりも10分以上前に純子さんは座って待っていてくれました。黒いブラウスにパールのネックレスが似合う、クールビューティな女性です。でも、なぜか無表情。緊張しやすい僕は何をいっていいのかわからなくなってしまいそうです。■人見知りのせいで冷たい人だと思われてしまうとりあえず、お酒で場を温めようと思ったのですが、純子さんは明日会社の健康診断を受けるためにアルコールは飲めないとのこと。それは仕方ないですね。気まずい沈黙が続きます。純子さんは、東京出身の東京育ち。30歳のときに母親の反対を押しきって、ひとり暮らしをはじめたそうです。当時は、「3年後ぐらいには寿退社しているだろう」と思っていたことや、会社まで近い場所に住んでいるけれど9時始業で終電近くまで仕事していること。そして、現在は気になる人すらいないことなどを少しずつ伺いました。30分以上たっても表情がかたい純子さんですが、僕のことを嫌がっているわけでも早く帰りたがっているわけでもなさそうです。「人見知りなので、打ちとけるまでに時間がかかります。黙っていると冷たい人だと思われがちなので、打ちとけてからのギャップがすごいとよくいわれます」人見知りではあっても人嫌いではないので、食事に誘われたら、予定がない限りは付きあうそうです。会社では「50代以降のおじさん」層から人気を博しています。「若い子には声をかけにくいので、私ぐらいの年齢はちょうどよいのだと思います」初対面では高飛車な女性だと思われそうな純子さんですが、じつは自己評価は低めなのだとわかります。まちがっても「私は美人なので年上男性からモテて当然」という評価にはなりません。かといって、謙虚で親しみやすい雰囲気というわけでもないのです。下手をすると、周囲の男性から「何を考えているのかよくわからない暗い人」と思われかねません。人見知りの表現方法でかなり損をしている女性だと感じました。長く付きあっていれば、ざっくばらんな人柄が見えてくるのでしょう。美人でもあるので、20代のころは恋愛の機会に恵まれていたようです。■相手から少しでも振りむかれるとうれしくなってしまう恋愛体質ではないと自覚している純子さんですが、穏やかで仕事もできる「吉田栄作似」の男性と出会うと3分後ぐらいには好きになっていました。「まったく相手にしてくれなければいいのですが、ちょっと振りむいてもらうとうれしくなって、時間を費やしてしまいます。私の気持ちは相手に十分に伝わっていると思うのですが…。でも、結局はうまくいきません。20代後半に好きになった人は、一緒に飲みに行って3回ぐらいその人の家に泊まったのに何にも起こりませんでした。共通の知りあいが多かったので、手を出しにくかったのかもしれませんが…」その男性にはずっと好きな女性がいたけれど、付きあうべきかを迷っていて、その間に自分のことを慕ってくれる純子さんともデートをしていたようです。終電がなくなって困っている後輩の純子さんを自宅に泊めることはしたものの、欲望に任せてセックスをしたりはしなかったのでしょう。常識的な人なのだと思います。ならば、純子さんのほうからアプローチするべきだったのかもしれません。「私から口説く? そんなの、無理です」うーん。確かに無理そうですね。それでいて純子さんは「自分のほうから好きにならないと恋愛できない」タイプです。最後にお付きあいしたのは3年前のことでした。■元カレは、優しそうな雰囲気の料理人「相手は、ハロウィンパーティで知りあった料理人さんでした。その場ではあまり話しませんでしたが、優しそうな雰囲気にハッとしましたね。友だちづてに彼の連絡先を聞いて、私のほうから連絡をして、2か月後には付きあいはじめました」しかし、大企業の社員である純子さんと飲食店勤務の恋人とは生活のリズムが合わず、デートもままならない日々が続きました。10か月後に早くも別れのときがやってきます。「彼のおじさんが神奈川県の山奥でお店をやっていて、その店を彼が引きつぐことになったんです。一緒に来てくれないかといわれたのですが、東京を離れるのは無理だと思って別れてしまいました」恋愛体質ではなく、ごくたまにしか男性を好きにならないという純子さん。今後の参考までに僕自身の体験を聞いてください。■ライター・大宮の結婚エピソード僕は埼玉県所沢市生まれの東京都東村山市育ちです。大学を卒業するまで実家にいて、社会人になってからのひとり暮らしも杉並区でした。つまり、30年以上も東京の西北部にあたる西武新宿線およびJR中央線沿線で暮らしつづけたのです。東京のほかの地域にすらアウェイ感を抱いていました。最初の結婚相手は、実家が西武新宿線の沿線にありました。それも親近感を覚えた理由だったのですが、実際に結婚してみると生活観や家族観で食いちがうことが多くて、わずか1年で離婚をしてしまったのです。1年半後に再婚した相手は、愛知県の海沿いで家業を継いでいる女性でした。彼女は毎日通勤しなければならないので、愛知県外に住むのは無理があります。僕は東京を離れるのが本当に怖かったのですが、勇気を出して愛知県蒲郡市という聞いたこともない小さな自治体に住むことにしました。半年もたつと、気候も穏やかで農産物も海産物も豊富な土地が大好きになり、気のあう友だちもできました。妻や義理の両親との相性はよくて、大人として適度な距離感を保ちながらも助けあい、それぞれが気持ちよく暮らしています。慣れ親しんだ土地や人間関係から物理的に離れるのはエネルギーが必要ですが、移住先でも意外なよろこびが待っている可能性は大きいのだと僕は知りました。もちろん、結婚相手を心から愛していることが大前提です。健康な大人ふたりが力を合わせれば、たいていのことは乗りこえられると思います。純子さん、次の機会があれば東京以外に住むことも考慮に入れてみてください。選択肢は多く持っておいたほうがいいですよ。「自分から好きにならないと、付きあえない」という純子さんには、ちょっとしたジレンマもあります。相手を好きになりすぎると何もいえなくなってしまい、ありのままの自分でいられないことです。結婚をしてしばらく共同生活をすれば、よくも悪くも地が出てくるものなのであまり心配はいらないと思いますが、自分の魅力を伝えられないまま別れてしまうようならば確かに問題ですよね。「友だちから恋愛に発展したり、相手のほうから私を好きになってもらってからお付きあいしてもいいかな、とようやく思いはじめています。でも、最近はまったく出会いがありません。どうしたらいいのでしょうか…」30代半ばになると、学生時代や会社の同期はすでに結婚している人が多くなり、合コンなどの機会が減っていくもの。でも、気持ちを軽く保っておけば、出会いなどは街中にころがっています。純子さんの場合は、第一印象をよくすることのほうが大事だと僕は思います。「薄口アドバイス」をご覧ください! 「大宮冬洋の薄口アドバイス」「30歳を過ぎたら短所を根本的に直すことは難しいので長所を伸ばすことを考えよ」とビジネス書で読んだことがあります。恋愛でも同じです。むしろ、短所を長所に転じるぐらいの気構えが必要です。純子さんは人見知りを克服するのではなく、「愛嬌(あいきょう)のある人見知り」を目指せばいいのだと思います。ポイントは、人見知りを開示すること。「緊張しているので表情がなくなっています。気の利いたこともいえません。ごめんなさい。でも、今日はあなたにお会いできてとてもうれしいです」という趣旨のことをできるだけ早い段階で相手に伝えましょう。メールやLINEでもいいし、友だちに言い添えてもらうのもありです。あなたの気持ちが伝われば、相手の男性は「かわいい人だな。守ってあげたい」と思うことでしょう。純子さん、短所と長所は表裏一体なんですよ。試してみてくださいね。
2016年02月14日ネットワンシステムズは6月19日、情報セキュリティ向上および運用コスト削減を目的として、郡山市役所の全職員約2000名のうちバックオフィス業務を担当する約1300名が利用する仮想デスクトップ環境を構築したと発表した。これまで同市役所は、物理PC環境で業務を進めていましたが、今回の仮想デスクトップ導入により、職員が取り扱う業務データをデータセンター側で集中管理する。この仮想デスクトップ環境は全拠点約120カ所に順次展開するシンクライアント専用端末のみで利用可能にする。また、VMware vCenter Operations Manager for Horizon Viewを用いることで、仮想デスクトップ環境の稼働状況をモニタリングし、システムの安定稼働を実現するとともに、リソース配分を最適化している。今回の導入は、東日本大震災を踏まえ、災害時も初動対応の土台であるICT資源を活用できるようにする、ICT-BCP(ICT部門の業務継続計画)の一環でもある。仮想デスクトップ基盤には、事前検証済みパッケージであるEMCの「VSPEX」を採用することで初期投資コストと運用コストを削減している。
2015年06月19日JR東日本仙台支社は27日、「走るカフェ」がコンセプトの乗って楽しい列車「フルーティア」について発表した。2015年4月下旬以降、磐越西線郡山~会津若松間で運転開始される予定だという。JRグループは2015年4~6月の3カ月間、福島県・地元自治体・観光事業者らと連携し、大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」を開催。これに合わせて運転開始される同列車は、719系を改造した2両編成(カフェカウンター車両1両・座席車両1両、座席36名)の列車となる。車両愛称の「フルーティア」は、「FRUIT(果物)」「TEA(お茶)」を組み合わせて命名された。エクステリアデザインは赤瓦や黒漆喰壁、明治・大正時代の西洋モダンが織り成す独特な街並みと雄大な自然との調和を表現。建築外板に使用される質感表現を車両デザインに取り入れ、新しいイメージの創出をめざすという。インテリアデザインは明治・大正時代の近代建築や会津塗の持つ豊かな質感を基本にデザイン。カフェカウンター車両は大きく伸びやかなカウンターで優雅な鉄道旅行を演出し、カウンター席も設定する。座席車両は車窓風景を眺めながら会話を楽しめるような座席・テーブルの配置とする。車内ではカフェサービスとして、「福島県産フルーツなどを使用したケーキやタルトといったオリジナルスイーツ」とドリンク類をセットにして提供予定。なお、具体的な運転日や座席の発売、車内で提供するメニューの詳細については、「決まり次第、別途お知らせいたします」としている。
2014年11月27日ニラク(福島県郡山市)は就職活動中の学生向けに、福島県郡山市と東京駅の間を結ぶ送迎バス「Smile Express」の運行を12月20日より開始した。同社によると、現在、被災地では事業存続のために雇用が拡大し、人材の採用活動が活発化しているという。しかし、就職活動における交通費の高騰により、福島県の企業に触れる機会が失われているとし、福島県やその近隣地域への就職活動のために、郡山市から東京駅間の無料高速バスを運行することになった。無料高速バス「Smile Express」は、東京駅の鍛冶橋(かじばし)駐車場から、福島県の郡山市まで無料で運行。1日に1本1往復のペースで、8時に東京駅を出発して郡山に11時到着(予定)、郡山からは17時に出発して東京駅に21時到着(予定)となっている。運行期間は、12月20日から2013年6月19日まで。乗車対象者は、2013年3月31日から2014年3月14日までに卒業見込みの学生および、既卒者。1回の定員は先着で45名となる。乗車対象者であればバスの利用目的は自由なため、就職活動に直結しなくても、ボランティアや帰省などに利用できる。乗車時間は3~4時間程度で、何度でも予約は可能とのこと。なお、乗車時間中は同社の会社説明会を20分ほど実施する。予約は「東京~郡山(福島県)間無料高速バス内説明会」より受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日ナムコはイオンタウン郡山の「namcoイオンタウン郡山店」内に、バンダイと共同企画したミニテーマパーク「たまごっち!たまもり★タウン」を11月10日から期間限定でオープンする。同パークはテレビアニメ「たまごっち!」に登場する「たまごっちタウン」でアニメのストーリーを体感しながら、いろいろなものを重ねたり飾ったりして遊ぶ「たまもり遊び」ができる施設となっている。施設内では、人気おもちゃの「たまもルーム」を子どもの等身大で再現した「でかたまもルーム」で、たまもり遊びができるほか、アニメの「たまカフェ」を再現した部屋では塗り絵遊びも楽しめる。また、身体を動かして遊べる「ぱっち温泉」、ミニダンスイベントを開催する「TAMAX-TV」もある。また、「キラキラたまもりフォト」では、「たまもり」した写真アレンジもできる(料金別)。さらにキャラクターのことをより知ることができるミュージアム要素が加わった「たまごっちスペシャルグッズショップ」では、様々なキャラクターグッズを販売する。開設期間は11月10日から2013年2月24日まで。営業時間は10時から18時。入場料は大人200円、子ども(1歳~9歳)800円。利用コンテンツにより、別途料金が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日植物性乳酸菌であるラブレ菌が、更年期症状に及ぼす影響について研究を進めているカゴメ株式会社と医療法人石塚産婦人科だが、このほど便秘を含む更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名を対象にした摂取試験で、便通の改善とともに冷えや肩こり、腰痛などの更年期症状も改善されることが明らかとなった。女性は更年期(50歳前後)を迎えるころに、エストロゲンの分泌衰退などが原因となり、便秘や冷え、肩こり、腰痛、顔のほてりなどの更年期症状を訴える人が多くなると言われている。カゴメ株式会社と医療法人石塚産婦人科は、植物性乳酸菌であるLactobacillus brevis KB290(以下、ラブレ菌)の更年期症状に及ぼす影響について共同で研究。便秘を含む更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名を被験者としてラブレ菌の摂取試験を実施したところ、便通が改善されることに加え、冷えや肩こり、腰痛などの更年期症状も改善されることがわかった。実験は、試験食品として生きたラブレ菌を製造時に100億個以上含むカプセルを使用。更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名に、1日1カプセル(朝・昼・晩いずれかの食後)4週間にわたって摂取させた。その結果、便通の改善がみられたほか、「腰や手足が冷える」ならびに「肩こり、腰痛、手足の節々の痛みがある」という症状が改善。共同研究者の医療法人石塚産婦人科郡山純子副院長は、「ラブレ菌は更年期症状の治療の一助になることが期待されると考えている」とコメントしている。今後、さらに詳細にラブレ菌の更年期症状への有効性を検証し、そのメカニズムを明らかにするための試験を計画していくという。なお、同研究内容は3rd TNO Beneficial Microbes Conference(第3回有用微生物学会2012年3月26日~28日、ノールトウェッカーアウト[オランダ])で発表されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日