アイドルグループ・関ジャニ∞のニューシングル「ひとりにしないよ」の発売日が6月23日に決定し、詳細と新アーティスト写真が公開された。カップリング曲には「サタデーソング」や「ブリュレ -Re:9EST edition-」が収録される。「ひとりにしないよ」は、メンバーの横山裕が連ドラ初主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(24日スタート 毎週土曜23:30~)の主題歌となっている。同ドラマは、累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックが原作で、自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山)の部屋に、1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してきたことから始まるハートフル・コメディー。同曲は、音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(毎週日曜23:00~※一部地域除く)でメンバーと交流のある丸谷マナブ氏がドラマのために書き下ろした。何かと生きづらいことの多い日々の中で、「ひとりじゃないよ」と励ますのではなく、「ひとりにしないよ」と相手を思いやる歌詞が、狩野とコタローの関係を彷彿とさせる、軽快で心温まる楽曲だ。初回限定盤Aと通常盤には、丸山隆平がMCをつとめるMBS・TBS系情報番組『サタデープラス』(毎週土曜7:30~)のテーマソングとして3日からオンエア中の「サタデーソング」を収録。“土曜の朝をポジティブに過ごせる歌に”をテーマに、丸山が中心となってメンバーが楽曲選定を行い、タイトルも丸山が考案。バンド演奏をイメージして作られたポジティブ・ロックソングとなっている。さらに初回限定盤Bには、2009年に発売したアルバム『PUZZLE』の収録曲でありながら、今年2月にテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜21:00~)でも披露された人気曲「ブリュレ」を、5人バージョンでシングル曲以外をレコーディングする新たな企画“-Re:9EST edition(リクエスト・エディション)-”としてセルフリメイク。また、DVDにはツアーでお馴染みのワンハーフサイズにて初めて制作された「ブリュレ -Re:9EST edition-」ミュージッククリップ(ワンハーフサイズ)が。そのほか、初回限定盤Aには「ひとりにしないよ」のミュージッククリップ&メイキング&ソロアングルを収めたDVDと、3面6P歌詞カードA、約4年ぶりとなるフォトブック(32P予定)を同梱。初回限定盤BのDVDには企画映像「クリームシチューが出来るまで」が、通常盤CDにはカップリング曲として「クリームシチュー」「罪と夏 -Re:8EST edition-」が収められる。
2021年04月23日アイドルグループ・関ジャニ∞が、20日から全国で放送される森永製菓「チョコモナカジャンボ」「バニラモナカジャンボ」の新CM「チョコミミ」編と「アイスケース」編に出演する。あわせて、撮影後のインタビューも公開された。「チョコミミ」編では、ぴょこぴょこと動くキュートなウサギのミミを頭に付けた関ジャニ∞が登場。CM楽曲には、先日発売されたシングル「キミトミタイセカイ」のカップリング曲「Sweet & Bitter」が採用された。歌詞に「バニラ」というワードが使われていることから、タイアップ曲なのではと予想していたファンもいたようだ。「アイスケース」編では、2つのアイスで悩む横山に向け、村上・丸山ペア、大倉・安田ペアがアピール合戦を繰り広げる。撮影では、監督から「『ただのミミちゃうで!』と“指”をさしながらお願いします」と指示を受けた村上が、大きな声で「ただの指ちゃうで!」とまさかの言い間違えをしてしまい、全員が大爆笑。村上が「高い指やな」と自ら笑うと、安田が「よくツッコんでるから」、横山が「数ツッコんでるから、その思いもあったんでしょう」と、“ただじゃない指”をフォローした。撮影後、バニラモナカジャンボのリニューアルに掛けて「関ジャニ∞のリニューアルしたいところ」をメンバーが語った。村上:安くんいかがですか?安田:リニューアルか~。僕たちも30を超えて落ち着いてきた部分もあるので、やはり横山さんが最近金髪にまた戻ってきたというか、僕はすごく好んでいたんです。なので、村上さんちょっと黒髪が長いのでちょっと金髪……。村上:いや、メンバーに金髪1人でええやん!(笑)丸山:昔やってたもんね!安田:昔やってたでしょ!横山:正直俺。村上さん金髪にしたら恥ずかしい。2人で(笑)。村上:俺も横山に気を遣うし。後追い金髪いらんやろ~。安田:両サイドでMCが金髪してるってなかなか見たことない。丸山:攻めてるな~。村上:いや、そんなの、BTSみたいになってんで。髪の毛の被りは。村上:大倉くんは?大倉:初心に戻って漫才とかしていきたいですね。全員:(笑)。横山:嘘つけ~(笑)。丸山:カロリー高いな!村上:リニューアルな~、再チャレンジ。大倉:みたいな。村上:昔やってたこととか。横山さんは?横山:初心に戻って、やっぱガンガン踊っていきたいですね!全員:(笑)。丸山:いや~重いな~。安田:だいぶ踊ってきましたけど。村上:(安田さんを指差しながら)体にだいぶガタきてるからね。丸山:膝が笑う。
2021年03月18日関ジャニ∞の最新シングル「キミトミタイセカイ」が、16日発表の「オリコン週間シングルランキング」で初週売上21.7万枚を記録し、初登場1位に輝いた(オリコン調べ・集計期間2月8日~14日)。2010年7月12日付の「Wonderful World!!」から32作連続、通算40作目の1位となり、歴代5位の「シングル連続1位獲得作品数」、「シングル通算1位獲得作品数」記録を自己更新した。「キミトミタイセカイ」は、メンバーの大倉忠義が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『知ってるワイフ』(毎週木曜22:00~)の主題歌であるラブバラード。メンバーの歌唱に重点が置かれた同曲は、長期にわたるボイストレーニング含め、完成までに270日かけた大作だ。ミュージックビデオは、メンバーごとに異なるシチュエーションの恋愛ストーリー仕立てになっており、表情や歌詞にちなみモノクロから徐々に色がついていく映像、時間を戻すような逆再生の演出も見どころとなっている。
2021年02月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が、新型コロナウイルスに感染したことが4日、明らかになった。同日、ジャニーズ事務所が発表した。横山は3日午前より38.0度の発熱と喉の痛みがあったためにPCR検査を実施したところ、陽性であることが確認された。現在は保健所の指導により療養及び経過観察を行っているという。同グループ、及び担当マネージャーについても4日に検査を行ったところ、マネージャー2名は無症状の陽性、メンバーは全員陰性という結果だった。濃厚接触者はメンバー含めて該当者なく、発症4日前から横山の事務所関連施設への立ち入りはなかった。陽性であったマネージャーも1日以降は休暇のためタレント・社員の接触はなく、関連施設への立ち入りもないことから、同事務所は「所属タレントの活動や事業活動につきましては、感染予防対策を講じながら継続させていただきます」とコメントしている。
2021年01月04日「キスマイが今好き」――そのように思っている女性ファンは全国に多数いるのではないでしょうか。2年連続の紅白歌合戦出場が決まった、今をときめく人気アイドルグループ「キスマイ」ことKis-My-Ft2。なので「キスマイが今好き」というつぶやきも、けっして珍しくない、いたって普通で平凡なフレーズのように思うでしょう。このフレーズをひらがなに変換して逆から読んでみるまでは……。「きすまいがいますき」そうなんです。驚くことにこのフレーズ「キスマイが今好き」は、逆から読んでも「きすまいがいますき」になる、前から読んでも後ろから読んでも同じになる、魔法の言葉遊び「回文」なのです。今日はそんな、インテリジェンスで、ときにシュールでナンセンスで摩訶不思議な回文ワールドを「芸能界・男性アイドル編」という切り口で紹介させていただきます。※これから紹介するのはパラレルワールド「回文界」での出来事です。実在の方々とは関係のない、完全なるフィクションとしてお楽しみください。■「関ジャニ、野人化」【かんじやにやじんか】メンバーそれぞれがバラエティ番組で活躍し、グループとしてもバンドスタイルでライブを開催するなど、高い音楽性を誇る「関ジャニ∞」。男っぽい楽曲も多く、アイドルとしてはワイルドな魅力も強い方々ですが、こちら回文界ではワイルドさが突き抜けてしまうようですね。■「闇の二宮」■「貴様、バイアスロンロス?相葉雅紀」【やみのにのみや】【きさまばいあすろんろすあいばまさき】今年限りでの活動休止を発表した「嵐」からは、このお二方がフィーチャーされました。回文界ではまさかの闇堕ちをしてしまう(?)二宮和也さん。そしてNHKでスポーツバラエティのMCを担当されたからでしょうか、回文界の相葉雅紀さんはスキークロスカントリーと射撃の複合競技「バイアスロン」の熱狂的なファンになってしまっているようですね。■「木村拓哉の役:タラむき」【きむらたくやのやくたらむき】現実世界では圧倒的な存在感、スター性を発揮している木村拓哉さんですが、回文界ではなんだか様子がおかしいですね。雑用を押し付けられているみたいです。あのキムタクが、ひたすら「タラの皮」をむき続ける役をやらされているなんて……。■「夜、暗きあの岸に錦野旦来るよ」【よるくらきあのきしににしきのあきらくるよ】昭和の時代を飾った男性アイドルにも目を向けてみましょう。あの「スターにしきの」こと、錦野旦さんです。真夜中の暗~い岸辺。空に太陽がない、そんな場所に何をしにいらっしゃるのでしょうか……??■「シブガキ隊にいた気が、武士」【しぶがきたいにいたきがぶし】実際のシブがき隊といえば「ヤックン」「モックン」「フックン」の3人組だったと思うのですが、回文界のシブがき隊のことを思い出そうとすると、なんだかもうひとりいたような気がするんです。……あれ、誰だったかな?まげを結っていた方だったような……。腰に刀を差していた気もする。「ブックン」?武士のブックンっていなかったっけ??■「稲垣、覇気がない」【いながきはきがない】「新しい地図」の稲垣吾郎さん、いろんな分野で大活躍中ですが、回文界だとなんだか覇気がないですねぇ……。■「稲垣、歌う気がない」【いながきうたうきがない】あれ、歌わないの?歌ってくれないの?その声を聞かせてよ……!てか稲垣さん、回文との相性がよすぎですね。どんどん出てきます。「稲垣、武器がない(いながきぶきがない)」「稲垣、席がない(いながきせきがない)」「稲垣、子機がない(いながきこきがない)」「稲垣、駅がない(いながきえきがない)」「稲垣、ツキがない(いながきつきがない)」見つけられなかったり持っていなかったり、回文界の稲垣さん、本当にツキがなさそうです……。どうしても「いながき~きがない」で、何かが「無い」、ちょっとネガティブな方向になってしまいがちですが、「稲垣、柿がない」「稲垣、機器がない」「稲垣、式がない」etc……まだまだたくさんのご活躍がありそうでして、回文界のトップアイドルはどうやら稲垣吾郎さんで決まりです!以上、回文パラレルワールド「芸能界・男性アイドル編」でした。お~わり!わ~お!【PROFILE】文・イラスト:手賀沼ジュン1979年、ネパール生まれの帰国子女(千葉県柏市育ち)。早稲田大学第一文学部卒業。サンミュージックプロダクション所属。お笑い芸人兼シンガーソングライターとして活動中。趣味で作り続けている回文を武器に「歌ネタ王決定戦2014」で優勝を果たす。著書に『回文さがし~たんぱつパンダの冒険~』(光文社)
2020年12月24日Yellow/新感線『月影花之丞大逆転』の取材会が21日に都内で行われ、いのうえひでのり(演出)、古田新太が登場した。同作は劇団☆新感線の41周年春公演。2003年に上演された『花の紅天狗』(初演・1996年)のスピンオフ作品として、爆発的なテンションの月影花之丞(木野花)が再び登場し笑たっぷりの作品を届ける。コロナ禍で座組みもタイトに、古田新太、阿部サダヲ、浜中文一、西野七瀬、河野まさと、村木よし子、山本カナコ、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、木野花といった役者陣が揃った。同公演について「楽しみはいっぱいありますよ。阿部と久しぶりだなとか、木野さんを守ってあげなきゃとか、文ちゃんとはやっとできるなとか」と心境を表す古田。しかし「最初に言っておきたい。マヤ的な人と亜弓さん的な人は出てきません。絶対『ガラスの仮面』のパロディシリーズだと思うじゃない!? 中島(かずき)さんもいのうえさんも、月影先生第一に考えてるから」と苦笑する。「メインはマヤであり、それに対抗する亜弓さんがいるから『ガラスの仮面』なのであって、月影先生は『ガラかめ』でいうところの最大のスパイス、カレーにおけるクミン。ただ、今回クミンしか出てこない! ということを大前提に考えていただけて見に来ていただければ」とアピールした。また、古田は浜中について「前にやってた舞台で、あんなに綺麗な顔をしているのに平気で下品なことをやっていた」と期待を寄せる。「僕は関ジャニ∞と一緒に番組をやっていて、文ちゃんは彼らの直の後輩になる。横山(裕)とか大倉(忠義)とかにリサーチしてみたら『あいつはいいやつで、何でもやりますよ』と。そいつは楽しみだと思って」と明かし、さらに「こないだまで河原(雅彦)と一緒だったんで聞いたら『達者、達者』と言ってた。観に行った時に1回挨拶してて、『なんかできたらいいね』と上の空のことを言ってたんだけど、今回こういう機会があって、非常に楽しみにしています」と語った。今回初出演となる若手2人について、いのうえは「七瀬さんの役割は、話のキーワードになっているところもあり、『圧倒的にかわいい』という、彼女が本来持っている輝きみたいなものが、お客さんにも説得力をもって伝わるようにしたいと思うし、その魅力が出るように頑張りたいと思います」とプランを示す。一方、「文ちゃんにはとりあえず切れ味の良い、変態っぷりを」とまた別の方向で、「やっぱおかしいんですよ、彼。綺麗な顔しているけど。その微妙なズレがきちんとお客さんに伝わるようになれば面白い」と意図を表した。古田は「西野ちゃんがかわいけりゃ、後半は持つ。文ちゃんが頑張れば、ストーリー的に持つ。あとは俺と阿部に任せろ、咲かすから。そして俺と阿部で木野さんを支える。松葉杖になるから。若手の2人には、なるべく稽古場で『てめーらが輝くことを考えて』と言うことくらいしかアドバイスできないだろうな」としみじみ。コロナ禍で稽古後の飲食も禁止となっているため「本当は、終わってから『あそこはああして』とかできた方が楽しい、いい稽古場になる。でも、このご時世なので、なるべく稽古場でガタガタ言おうかなと。阿部は後輩の面倒見ないので」と意気込んだ。
2020年12月21日大倉忠義主演、広瀬アリスがヒロインを務める、韓国ドラマを原作としたファンタジーラブストーリー「知ってるワイフ」。この度、本作の主題歌が「関ジャニ∞」の新曲「キミトミタイセカイ」に決定したことが分かった。本作は、夫婦関係に悩む主人公が、“タイムスリップ”という奇跡がきっかけで妻を入れ替えたことにより、“本当に大切なことは何なのか”を模索する物語。銀行融資課に勤め、結婚し2児の父親でもある主人公・剣崎元春を大倉さん、妻・澪を広瀬さんが演じる。本作のために書き下ろされた新曲「キミトミタイセカイ」は、主人公・剣崎元春の思いに寄り添う、切なさにあふれた至極のラブソング。楽曲制作にも携わった大倉さんは「関ジャニ∞が、久しぶりにラブソングを歌います。作家さんとドラマの為に世の中のあらゆる方に刺さる曲を自粛期間中から連絡を取り合い作ってきました」と制作をふり返り、「ドラマは過去に戻りますがこの曲と一緒に明るい未来を照らせたらと思います」と思いを込める。なおこの新曲は、12月10日(木)の「ルパンの娘~愛の物語~」放送終了後に解禁される。「知ってるワイフ」は2021年1月7日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回放送15分拡大(cinemacafe.net)
2020年12月10日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕がCOCOON PRODUCTION 2021『マシーン日記』の主演を務めることが22日、明らかになった。同作は松尾スズキが1996年に書下ろし、何度も再演されパリ公演も実現した代表作の一つ。小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を経営するアキトシ(大倉孝二)は、妻サチコ(森川葵)とともに自らの工場で働いていた。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟のミチオ(横山裕)は、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電気修理工で訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。一方のサチコには、かつてミチオに強姦された過去があり、未だ不倫関係にあった。そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。今回の再演は、2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任した松尾スズキが、“今”をときめく話題のクリエイターたちを自ら指名し、過去の松尾作品を“新演出”で甦らせるシリーズの第2弾として上演される。5月に上演を予定していた第1弾『母を逃がす』は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演中止となったが、松尾が演出に大根仁を指名し、新たに第2弾が決定した。大根は、ドラマ『演技者。』(03年)で1度『マシーン日記』の演出を手掛けており、ダークな世界観で狂気的な三者三様の愛の形を突き詰め、大きな評判を呼んだ。ドラマ版から18年、映画監督としての地位を築き、舞台演出の経験も積んだ大根が手掛ける、新たな『マシーン日記』が生まれる。主演を務める横山は、松尾作品初参加にして、約3年半ぶりにシアターコクーンに登場する。町工場に隣接したプレハブ小屋に、右足を鎖でつながれ監禁されている電気修理工のミチオ。町工場のパートにきたケイコと出会い狂い出す、おかしくも切ない男女の四角関係の愛憎劇に挑む。ミチオの兄・アキトシ役に大倉孝二、アキトシの妻・サチコ役に森川葵、そしてミチオに服従を誓うケイコ役に秋山菜津子と、一癖も二癖もある俳優陣が顔を揃えた。東京公演は東京・Bunkamuraシアターコクーンにて2021年2月3日から2月27日、京都公演は京都・ロームシアター京都 メインホールにて3月5日から3月15日。○松尾スズキ コメント今回の『マシーン日記』は、演出をお願いした大根くんが「これがいい」と選んだ演目です。キャストが4人だし、わかりやすいからですかね。彼はこの作品をドラマ化してくれたことがあるので、この芝居に流れる狂気みたいなものは、身体に落とし込んであると期待しています。横山さんの色気、大倉さんのギャグセン、秋山さんの説得力! あとは、森川さんが舞台でのたうちまわる姿が楽しみです。出だしの部分は再演するたび変わるので、アレンジを頭を悩ませているところです。ぜひ、演劇を、生の舞台を、楽しんでいただければと思います。○演出:大根仁 コメント長く仕事を続けていて、いまだに肩の凝りが取れない仕事っていうのがあるんですが、『マシーン日記』のドラマ版はその筆頭というか。松尾さんの頭の中に入る作業は本当に過酷なことでした。今回お声がけいただいて、一度解体して再構築した経験のあるこの作品だったらできるんじゃないかと思いました。ミチオ役に選んだ横山さんはドラマの仕事で初めて会ったのが16歳くらいの時で、最近のドラマを見ていて「芝居がいいな、仕事したいな」って引っかかっていたんです。ナイロン100℃での初舞台から見ていてすごく好きな大倉くん、絶対の安心材料である旧知の秋山さん、そして惹かれて目が離せなくなってしまうような佇まいの森川さんという4人。コクーンでやるには世界観が小さいかなとも思ったんですが、直感的にセンターステージでやったらすごく面白そうってなりました。難しい戯曲だとは思うんですが、なるべく噛み砕いて新しく作るつもりなので、楽しみにしていただきたいです。○横山裕 コメントシアターコクーンにまた呼んでいただいたことが嬉しい半面、やっぱり怖さもあります。『マシーン日記』...すごいです。ぶっ飛んでる。松尾さんのこの作品から、人を惹きつけるエネルギーをとても感じています。数々の映像を手掛けられてきた大根さんが、演出家として 舞台でどう攻めるのか楽しみです。また、出演者4人だけの稽古は、濃密な時間になると思いますし、キャリアも年代も違う4人がそれを経ることで生まれるものにも期待しています。僕は演劇畑の人間ではないですが、積み重ねてきた他の経験を強みにこの作品に挑みたいです。整然としたところに、異物が飛び込んできたとき、パニックのようになるのが面白かったりするじゃないですか? そんな予測不可能な感じになれたらと前向きに捉えています。 そして、この状況下で観に来てくださるお客様に「来てよかった」と思っていただけるように頑張ります。○大倉孝二 コメント僕は松尾作品が今まで未経験で、この先もないと思っていたので、お声がけいただいてすごくありがたいです。名作ですし、4人芝居のこんなにエネルギーの高いものを…と、冷静になると急に怖くなってしまいますが、まだ深く考えないようにしています。全幅の信頼を寄せている秋山菜津子さん、はじめてご一緒する横山裕さんと森川葵さんと4人でどんな稽古場になるか楽しみです。演出の大根さんとは若い頃に何度か仕事をさせていただいていて、久しぶりで何も成長していないことがばれてしまうのが怖いですね(笑)。シアターコクーンでやらせてもらえるんだと考えると緊張します、やっぱり憧れの劇場ですから。○森川葵 コメント脚本を読んでいると、日常の何かが壊れてしまったようなハードな内容に、どんどん気持ちが沈んでいくようだったのが、映像で見たときにはすごく面白くて。笑えない内容なのに、人が動いて演じているのを見ると、なんでこんなに笑えるんだろう…。その不思議な感じを自分も体験してみたいと思って参加を決めました。自分が今までやってきた仕事とは比べ物にならないくらいの大きな分厚い壁だと思います。でも、挑戦することで何かこう自分の未来に対する希望が見えたら、すごく楽しいだろうなって。大根さんとキャストの皆さんと作り上げる、新しい『マシーン日記』がどんなものになるのか、楽しみにして観に来ていただけたらと思います。○秋山菜津子 コメント松尾さんが片桐はいりさんのために書かれた『マシーン日記』が、年月を経て私のところに来るとは思いませんでした。私は松尾さんの女性の描き方がとても好きで。演じていて「もしかしたらこういうところ、自分の深い闇みたいなものを見られてるのかな」といったことを感じたりします。今回演出をされる大根さんは、舞台もやられていますが、映像が主体でやられている監督ですから、違う角度の作品ができそうな気がしています。今はお芝居をやるほうも観るほうも、どんな仕事もみんな大変な世の中ですが、コクーンでの時間を一緒に共有してもらえたら嬉しいです。演劇に限らず、芸術はこういう状況だからこそ、とても必要なことだと思います。無事に上演して皆様にお会いしたいですね。
2020年10月22日首都圏の美術館では12年ぶりに開催される宮島達男の大規模個展『宮島達男 クロニクル 1995−2020』が、千葉市美術館の開館25周年記念として12月13日(日)まで開催されている。宮島達男は、LED(発光ダイオート)のデジタル・カウンターを使用した作品で、世界的に高く評価されている現代美術作家。1980年代より、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という 3 つのコンセプトに基づき、これまで30ヶ国250ヶ所以上で作品を発表してきた。作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きをあらわしており、0 が表示されず、1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である「生」と「死」の循環を見る者に想像させる。同展では、「クロニクル(年代記)」をテーマに、1995年から2020年までに発表された約40点の作品を展示。LED作品をはじめ、パフォーマンス映像、アートと社会を結ぶプロジェクトのほか、宮島が近年構想してきた「不確定性」をテーマとした 2020 年の最新作、海外でしか発表されていなかった日本初公開の作品や、杉本博司、李禹煥、河原温ら、千葉市美術館が所蔵する作品とコラボレーションした作品が紹介される。また、自分の死ぬ年月日を想像して入力する《Deathclock》や、CG による数字が空間を自由に飛び回る《Floating Time》など、美術館でしか体験できない作品に参加することもできる。作家本人による講演会やアーティストトークなど関連イベントも開催。25年にわたり宮島が追求してきた多様な表現と通底するメッセージに、あらためて対峙してみてはいかがだろうか。【開催情報】『千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念 宮島達男 クロニクル 1995−2020』12月13日(日)まで千葉市美術館にて開催【関連リンク】千葉市美術館( )宮島達男《地の天》1996年 千葉市美術館蔵 Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Skin on Faces》2019/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》(部分)2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Voice in Chinese Ink》2018/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Life (le corps sans organes) - no.18》2013年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard
2020年09月23日関ジャニ∞が毎回様々なアーティストをゲストに迎え、一夜限りのジャムセッションやトークを繰り広げるテレビ朝日の音楽バラエティー番組「関ジャム完全燃SHOW」(毎週日曜夜11時から放送)が、9月6日(日)の放送にてエレファントカシマシの宮本浩次を特集することが発表された。エレファントカシマシとしてデビューし、現在ではソロとしても活躍するボーカリストである宮本浩次。9月6日の放送では「エレファントカシマシ宮本浩次の音楽的スゴさのヒミツ!!」と題し、椎名林檎、横山健、あいみょんなど...数多くのアーティストから支持される理由を解説する。スタジオゲストとしてその秘密を紐解くのは、宮本浩次とのコラボシングルを手がけた、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、エレファントカシマシのトリビュートアルバムに参加した10-FEETのボーカルTAKUMA、自身のアルバムで宮本浩次の楽曲をカバーしている家入レオの3人。宮本本人も出演し、「冒頭から一気に心を掴む曲...意識して作ってる?」「あの独特な歌い方はどうやって生まれた?」「影響を受けたアーティストは? 」など、プロならではの疑問に真摯に答えつつも、宮本ワールド炸裂でスタジオは大盛り上がり。さらにエレファントカシマシの代表曲の一つ『悲しみの果て』が、宮本浩次&村上信五のツインボーカル、ギター安田章大、ベース丸山隆平でのジャムセッションで披露される。『関ジャム完全燃SHOW』番組HP放送日時:2020年9月6日(日) 23:00~23:55(※一部地域を除く)宮本浩次 リリース情報「P.S. I love you」NHK ドラマ10「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」主題歌2020年9月16日(水)発売初回限定盤(CD+DVD): UMCK-7072 税抜2,900円通常盤(CD) :UMCK-5693 税抜1,100円【CD】※初回限定盤・通常盤共通1. P.S. I love you2. 木綿のハンカチーフ3. P.S. I love you(Instrumental)4. 木綿のハンカチーフ(Instrumental)【初回限定盤DVD 収録内容】自身の誕生日である2020/6/12 に行われた『2020 612 宮本浩次バースデイコンサートat 作業場「宮本、独歩。」ひきがたり』を完全収録1. 夜明けのうた2. 冬の花3. 孤独な旅人4. 悲しみの果て5. 解き放て、我らが新時代6. going my way7. きみに会いたい-Dance with you-8. 獣ゆく細道9. 俺たちの明日10. 赤いスイートピー11. 珍奇男12. デーデ13. 明日以外すべて燃やせ14. 旅に出ようぜbaby15. 昇る太陽16. ハレルヤ17. 月夜の散歩18. Fight! Fight! Fight!19. 赤い薔薇20. 今宵の月のように21. Do you remember?宮本浩次 関連リンクofficial web site()Instagram()Twitter()YouTube()
2020年08月30日《ジャニーさんの写真が飾られて、お線香とかあげる部屋が用意されてて、僕らが行ったら、車いすに等身大のマネキンみたいなジャニーさんの服を着たのが置いてあって……。俺らビクッとなって、“ジャニーさんおるやん!”》ジャニーズWESTの桐山照史(30)は、7月9日の夜に出演したラジオ『レコメン!』(文化放送)で、その日のできごとをこう振り返った。9日は、ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川さん(享年87)の命日。昼下がりの1時間ほど、都内のジャニーズ事務所の関連会社内で、一周忌法要がしめやかに執り行われていたのだ。「所属するタレントたちが主導して“集まれる人だけ集まろう”という話になったそうです。ごく内輪だけの会でした。みんな多忙ですから途中で退出したり、また出席できずに時間をずらして焼香に訪れるタレントもいたようです」(芸能関係者)参加したのは近藤真彦(55)、東山紀之(53)をはじめとするジャニーズ事務所のタレント約40人。「コロナ禍のため、密にならないよう配慮され、消毒も徹底されていたといいます。KinKi Kidsは2人とも出席。若手では、King&Princeのメンバーらも参加していました」(前出・芸能関係者)おのおの、どんな気持ちで恩人への焼香に臨んでいたのだろう。冒頭のラジオで、桐山とともに出演していたジャニーズWESTの中間淳太(32)はしみじみとこんなことを言っていた。《今、ジャニーさんが生きていたら何していたんやろな。このコロナの時代どうしてたんやろな》まさに、嵐の松本潤(36)も同じような思いを抱えているのではないだろうか――。「法要には嵐からは松本さんが出席。また、当初のスケジュールでは参加できない予定だった櫻井翔さんも、都合がついて急遽参加したそうです。松本さんは神妙な顔で涙を浮かべているように見えたといいます。’20年末で活動休止を控える嵐で、松本さんはコンサートの演出も手掛ける立場。そしてジャニーさんは、松本さんが『エンタメの僕をつくってくれた』と涙ながらに明言するとても大きな存在です。ジャニーさんのモットーである、何が起きてもショーは続けなければならないという“Show must go on”の精神は、松本さんにも受け継がれています。亡くなってからのこの1年でいろいろありましたし、活動休止までのこれから半年もまだ先行き不透明な部分が多い。いいことも、悪いことも、ジャニーさんに報告したいことは多いのでしょう」(前出・芸能関係者)“いい報告”といえば、積極的な“世界進出”の挑戦だろう。「世界中に嵐を巻き起こしなさい」。嵐になって初めてジャニーさんから言われたのはこの言葉だったと、メンバーの相葉雅紀(37)が話していたこともあるように、世界進出は事務所設立当時からのジャニーさんの夢だったという。「その遺志を継ぐべく、松本さんは奮闘してきました。嵐は昨年後半から、YouTubeチャンネルを開設し、ストリーミングサービスでの音源配信を開始。また、かつての嵐の楽曲を生まれ変わらせる『Reborn』シリーズも英詞が多く盛り込まれるなど、広く世界の市場に向けた展開をしています。そして松本さん自らが、これらのために、昨夏、アメリカを訪れ、現地のクリエーターたちと打ち合わせをして、自分の意見を伝えているのです」(音楽関係者)世界進出という“いい報告”の一方で、コロナ禍でコンサートが開けなくなったことは大きな痛手。松本がジャニーさんに“相談”したかったできごとだろう。今後、松本に課せられた最大の重責は、開催が見えなかった、活動休止前の“有終の美”を飾るコンサートを可能な限り実行に移すこと。ジャニーさんの祭壇の前でも、実現を心に誓ったに違いない。「やっぱり5月に行われる予定だった新国立競技場のこけら落とし公演を楽しみにしていたファンは、圧倒的に多い。ジャニーズ事務所は自粛生活を強いられたファンに嵐の昔のコンサートの映像を無料で公開しましたが、ファンのみならず、スケールの大きいライブに目を見開いて、嵐の偉大さを再評価した人たちも多い。このままライブなしで嵐は終われませんよね」(別の音楽関係者)ソーシャル・ディスタンスなどの対策をとって劇場やテーマパークが再開するなど、徐々に元の社会生活に戻りつつある日本。それに伴い嵐のコンサートにも可能性の光が差し込んできている。7月10日、ジャニーズ事務所は、中止または延期としていた主催公演を感染予防対策を講じたうえで順次再開する、と発表したのだ。「屋内公演は50%以内の収容率か、もしくは5千人が上限というルールにのっとり行われます。屋内の施設は会場の窓を最大限まで開放。換気機能が不十分な場合は、扇風機やサーキュレーターを導入する予定です」(イベント関係者)すでに第1弾として3月から予定されていたSexy Zoneのツアーの振替日程が発表された。「嵐も、未発表ではありましたが、もともと秋に大規模なツアーをやる予定がありました。延期になっていた国立競技場でのコンサートの開催はもちろん、ツアーを行う可能性も全力で模索しているようです」(前出・イベント関係者)松本は最近、有料ブログで、今年後半への意気込みを語っている。《一年前の自分は今の状況は想像していなかったので、いろいろと調子狂うことも正直ありますが。とにかく。走り続けると決めたので、出来ることからやりたいと思う。みんなと楽しんで!そんなシンプルなことを考えています。まだまだ走り続けるので、みんな、宜しくね!!!!!日付変わって今日から7月。今年も残り半分です。やるぞー!!!!!》ジャニーさんの一周忌に誓った報告。“うれし涙”で有終の美を飾れることを願うばかりだ――。「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月17日7月9日、ジャニーズ事務所の代表取締役社長でありプロデューサーのジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなってから1年を迎えた。当日はTwitterで「ジャニーさん」がトレンド入りを果たし、改めてその死を悼む声が上がっている。プロデューサーとして多くのアイドルを手がけてきたジャニーさん。28年前、本誌にアイドル育成の極意についてこう語っていた。「僕はひと山いくらで売り出すためにグループをつくっているんじゃない。個々のキャラクターを生かすために組ませているんです。“18歳までに基礎を教えれば育つ”というのが僕の信念。才能を磨いて輝かせるのがわれわれの仕事です」本誌では、そんなジャニーさんのプロデュース力を伝える数々の証言を紹介してきた。例えば19年10月、あおい輝彦(72)は「ジャニーさんは命名の天才だよね。光GENJIとか嵐とかさ。全部おもしろい!」と命名センスに一目置いていると語った。“あおい”を平仮名表記にしたのもジャニーさんの意向だと明かし、「今は選挙ポスターとかでよく見るけどさ(笑)。当時は画期的なことだった」とも述べた。さらにあおいがジャニーさんについて「昔から演出力がすごかった」と明かすと、対談相手であるA.B.C-Zの河合郁人(32)はあるエピソードを明かした。それは彼がレッスン生の時に下に着るTシャツを忘れたため、裸にパーカーを着て前を閉めて踊っていると「それ前開けて、はだけてやりなよ。そのほうがカッコいいよ!」とジャニーさんに声をかけられたというものだった。そして「それも一種の演出ですよね」と感心した。また堂本光一(41)主演の舞台「SHOCK」に携わっている作曲家の船山基紀氏(69)は同年10月、ジャニーさんの“音楽へのこだわり”についてこう明かしている。「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ」さらに「タレントだけじゃなく、スタッフの才能を見抜く力も抜群だった。一生懸命、作ってきたものを鼻先で突き返すようなことは絶対にしない」とその審美眼を讃えた。稀代のプロデューサーであるジャニーさん。その仕事ぶりは多くの人々の胸に刻まれている。
2020年07月10日アイドルグループ・関ジャニ∞がファンと紡いだ新曲「Re:LIVE」が、8月19日にシングルリリースされることが8日、明らかになった。関ジャニ∞の44枚目のシングルとなる今作は、12年ぶりの47都道府県ツアーを行っている最中に、新型コロナウイルス感染症が流行し、ツアー中断を余儀なくされた彼らが、会えない時だからこそ彼らのファンである“エイター”と「絆」や「繋がり」をテーマに共に作成した楽曲。1番の歌詞を関ジャニ∞が作るとともに2番の歌詞についてはエイターから言葉を募集した。1週間の応募期間にも関わらず、4万通を超える応募が届き、ファンとの絆から生まれたEight×Eighter作詞のメモリアルな曲となっている。カップリングにはCD化が望まれていたフジテレビ系スポーツ情熱ソングである「歓喜の舞台」を初収録、さらに過去にリリースした楽曲を新たに5人の歌声でアップデートする「Re:8EST Project」をスタートし、この夏に前向きなオモイを届けられる2曲、2014ABC夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソングだった「オモイダマ」と、「前向きスクリーム!」を収録する。同シングルは、「初回限定盤」、「期間限定盤A(20/47ツアードキュメント盤)」「期間限定盤B(20/47ツアーライブ盤)」「通常盤」の4形態。「初回限定盤」には、「Re:LIVE」Music Clip & ソロアングルに加え、「Re:LIVE」Music Clipメイキングを含む「Re:LIVE」ができるまでのドキュメント映像を収録。「期間限定盤A(20/47ツアードキュメント盤)」には、47都道府県ツアーが中断する前までの20/47ツアードキュメント映像を3時間超えの超長尺収録する。「期間限定盤B(20/47ツアーライブ盤)」には、47都道府県ツアーより、バンドバージョンの愛媛公演(2020.1.11@西予市宇和文化会館大ホール)と、ダンスバージョンである高知公演(2020.1.12@須崎市立市民文化会館)を収録。「通常盤」には、カップリングとしてフジテレビ系スポーツ情熱ソングである「歓喜の舞台」、「オモイダマ -Re:8EST edition-」と「前向きスクリーム! -Re:8EST edition-」を収録する。なお、各CDショップ・オンラインショップにて順次予約受付中。■関ジャニ∞コメント『Re:LIVE』は、様々な我慢が続く日々の中で、これまでの色んな苦難や逆境を乗り越えてきた仲間であるファンの皆様と共に歌詞を紡いだ、大切な一曲です。たくさんの時間を費やし、たくさんの想いを込めて作り上げました。そして、開催中だった47都道府県ツアー『UPDATE』もいまだ完走できていない状況です、そんな今だからこそ、僕たちEight×Eighterみんなが一緒にRe:LIVEする方法は何かを考え、今回、20/47の旅の途中ではありますが、その模様や道中を特典映像として収録し、『Re:8EST Project』で皆さんに最新の関ジャニ∞をお届けすることに決めました。後半戦が再開する時は、UPDATEされたセットリストで皆さんを楽しませたいと思っております!僕たちの今が込められたニューシングル『Re:LIVE』、この夏皆さんに届けていきます!
2020年07月08日関ジャニ∞初となるLINEスタンプ「関ジャニ∞ スマイルアップスタンプ」が、25日に発売された。本企画は、ジャニーズグループの社会貢献活動「Johnny’s Smile Up ! Project」の一環として制作されたドネーション(寄付)スタンプ。新型コロナウイルス感染拡大を受け、メンバーが「医療従事者の皆さんへの支援、ファンの皆さんを笑顔にすることができないか?」と考えて実現した。イラストはメンバー自らが考案した40点で、その制作過程は公式YouTubeチャンネル「Johnny’s official」で公開。日常で使いやすい言葉に加え、「STAY SAFE」「Wash your Hands」など、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした言葉もスタンプになっている。関ジャニ∞メンバーは、「この度、『Smile Up! Project』の一環としまして、関ジャニ∞オリジナルスタンプを作成しました!」とあらためて報告し、「メンバーそれぞれのオリジナリティーあふれるメッセージスタンプなので、楽しんでいただけると思います」と自信作に仕上がった様子。「普段よく使えるモノから、これどこで使うねん! みたいなモノまで幅広く作ってみました」とアピールし、「みんなで、一生懸命考えたので、もし良ければこの機会に皆さんも使ってみてください!」と呼び掛けている。1セットあたり250円(税込)、または100コイン(Android端末・iOS端末のみ)。なお、本ドネーションスタンプの売上(アプリマーケット運営会社Apple・Googleや決済代行会社への各種決済手数料を差し引いた金額が対象)は、「Smile Up! Project」を通じ、医療従事者への支援に充てられる。
2020年06月25日「女に目がない、酒がやめられない、あと食い道楽なところも自分とよく似ています(笑)。ただ、僕は定期的にファスティングするからまだマシかな」そう話すのは、まもなくスタートする時代劇『連続ドラマW大江戸グレートジャーニー〜ザ・お伊勢参り〜』(WOWOWにて6月6日22時スタート、全6話)で、金ナシ、運ナシ、人徳ナシの“ダメ男”を演じた関ジャニ∞の丸山隆平(36)。物語の舞台は江戸時代。丸山が演じる主人公の賭博師は、ひょんなことからお伊勢参りに旅立つが、道中で出会った訳ありの美女や子どもと家族のふりをすることに。「やっぱり家族っていいなあと思いながら演じましたし、僕もいつか自分の家族が欲しいと思います。たしかに、ファンのみなさんは素敵な嫁ですよ。でも、そろそろ許してもらえる年齢になってきたんじゃないかな……(笑)」今年は、関ジャニ∞としては5人体制で再出発した年でもあるが、抱負は?「どんなことでも受け入れる覚悟でメンバーと一緒に進んでいきたいと思います。いろんなことを忘れさせるくらいの1年にするから、楽しみにしてて!」「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月31日アイドルグループの『関ジャニ∞』が、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルで歌唱動画を公開。社会貢献・支援活動を行う『Johnny’s Smile Up ! Project』の一環として、多くの人を歌で励ましました。その中で、メンバーの安田章大さんは自身が2017年2月に患った、脳腫瘍の1つである『髄膜腫(ずいまくしゅ)』の後遺症について明かし、日々の葛藤を明かしました。安田章大「全然強くなれない自分がいる」動画では、メンバー5人でスポーツ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)の2014年のテーマソングとなった『オモイダマ』を熱唱。歌唱前に、安田さんはこのようにコメントを残しました。関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉なんですけど、弱っている時は強がらなくていいよって、しんどい時はしんどくていいよって教えてくれたんです。だから今はみなさんもしんどい時はしんどいでいいと思います。だってしんどいですもんね。まあそれはちゃんとつらいはつらいで受け止めて、つらいをしっかり感じたのちにまた新しく明るい未来に向かって一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたらなと思います。Johnny’s officialーより引用また、メンバーから歌唱動画の前後に、1人でメッセージを発信する機会を貰ったという安田さん。歌唱後には、頭の手術跡を見せながら病気の後遺症について明かしました。今もその後遺症が正直残っているんですよね。日々葛藤しています。全然強くなれない自分がいるし、けど仕方がないことなんでね。このメガネもそうで、この色付きのメガネをつけないとステージとかテレビには、日常生活も無理なんで。けど、それでも芸能界に身を置こうと思えたのは、やっぱりすごく大切な仲間と、大切なスタッフさんとか、大切な応援してくださってるファンのみなさんとかもういっぱいです。いろんな人たちが支えてくれているからです。だから覚悟を持って今、僕は皆さんの目の前に立っています。こうやって関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいなと思って届けています。Johnny’s officialーより引用テレビ番組に出演する際や、コンサートでも色付きのメガネが手放せず、日常生活もままならないと吐露した安田さん。それでも、さまざまな人の支えがあって、活動を続けられているといいます。最後は前向きなメッセージで動画を締めくくりました。関ジャニ∞もみんなで必死に闘っています。みなさんもなんとかしんどい思いをしていると思いますが、生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅をしませんか。頑張りましょう。頑張るというか楽しんでいきましょう、笑っていきましょう。小さな幸せを見つけて歩みましょう。Johnny’s officialーより引用動画には、同じく病気で闘っている人からもコメントが寄せられていました。・長年病気と闘っています。「生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか」という言葉にとても励まされました。・しんどい時は、しんどいでいいのかと気付かされました。ありがとうございます。・医療従事者です。毎日つらいですが、『オモイダマ』で元気付けられました。・私も髄膜腫の後遺症に葛藤しています。病気を受け入れられない時もあるけど、安田君に生きる力をもらいました。安田さんの言葉に、病気と闘っている人だけでなく多くの人が励まし、勇気づけられたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日俳優で歌手の山下智久が16日、自身のインスタグラムでライブ配信を実施。昨年7月9日に亡くなったジャニー喜多川さんへの感謝を語った。インスタグラム開設1周年の記念日にインスタライブを行った山下。「僕にとって大事な記念日なのでみなさんと、感謝の気持ちも込めて一緒に共有させていただけたらなと思っています」と伝え、これまで投稿した写真を振り返りながら思い出などを語った。ジャニーさんへの思いをつづった7月10日の投稿も振り返り、「これはジャニーズに入りたてのときの写真。実は腕を骨折しているときなんですけど、この骨折が僕のジャニーズ人生を変えてくれたのかなと、今考えると思う。初めてのジャニーズJr.の番組の収録があって、その日にうれしくてはしゃいじゃって、体育の時間かなんかで骨折しちゃったんですよ。病院行って、すぐ手術したほうがいいという話だったんだけど、今日を逃したら僕はもう呼ばれることはないだろうと思い(現場に行った)。当時の怖いダンスの先生に『根性あるな』って言われて」とエピソードを披露。「それからたくさん現場に呼んでいただけるようになり、このときの気持ちがつながったのかな」と話した。続けて、「ジャニーさんが旅立ったのでそのときに、ジャニーさんへの感謝とか、みんなにすごいプロデューサーがいたんだっていうことを忘れないでほしいなっていう思いでこれを投稿させていただいた」と説明し、「ジャニーさんは僕の人生を輝かしいものにしてくれた最も尊敬する方なので、僕の中にはずっと生きてますし、今も見てるんじゃないかなと思っています」とジャニーさんへの思いを語った。そして、「僕が何かやりたいっていうことに対して、基本的に全部『YOUやっちゃいなよ』ってやらせてくれた。時には失敗したりもしたけど、それも含めて『やっちゃいなよ』って言ってくれるあの育て方は僕にはありがたかった。山下はこういう性格だから、やっちゃいなよって言ってくれていたんだろうなと思います。ジャニーさん、ありがとう!」と感謝。さらに、「不思議でさ、本当は夏前、海外ドラマの撮影でスペインに行かなきゃいけなかったんだけど、行く1週間前くらいに、ビザが下りないから予定の日に行けないってなって。2週間くらい延びちゃったんだけど、その間にジャニーさんに直接会ってお別れすることができたんだよね。それは感慨深いなというか、最後ちゃんと『俺、頑張ってくるよ』って直接報告させてくれたのかなって」と振り返り、「たくさん思い出があって、これだけじゃ語り尽くせないんですけど」と優しい笑顔を見せた。
2020年05月16日ジャニーズ事務所は12日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにチャリティーソングの制作を開始することを発表した。所属アーティスト総勢76人で期間限定ユニット「Twenty★Twenty」を結成。長期にわたりチャリティー活動を行っている櫻井和寿(Mr.Children)が書き下ろした楽曲「smile」を歌唱する。期間限定ユニット「Twenty★Twenty」に参加するのは、V6、KinKi Kids、嵐、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、山下智久、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Manの15組76人。滝沢秀明氏がプロデュースを手掛ける。同事務所では以前、阪神淡路大震災支援のために「J-FRIENDS」を結成しチャリティーソングを制作。関ジャニ∞は「25年前、僕たちは阪神淡路大震災を体験しました。その時、抱いた忘れる事のない辛く閉ざした過去の傷があります。ですが、それと同じだけJ-FRIENDSの皆様に沢山救い上げて頂いた事が昨日の様に鮮明に残っています。生活資源からココロの傷のケアまで」と、当時J-FRIENDSに救われたという。そして、「そんな僕達は今こうして関ジャニ∞として、皆様に生きる為の活力を届けられる立場にいられる事を、使命と感じます。天災で受けた喪失感。今度は僕たちがココロの不安を拭う時。smileを取り戻すキッカケを手渡す時かと思っています」と強い思いで今回のプロジェクトに参加。「どうか、関ジャニ∞からのsmileの種となるGIFTを受け取ってください」と呼びかけている。ジャニーズグループでは、新型コロナウイルス感染拡大防止を支援する活動を「Smile Up! Project」として展開中。現在、医療機関で不足している医療用マスクや防護服を調達し、必要な医療機関にお届けする活動を続けており、「Smile Up! Project」の一つの取り組みとしてチャリティーソングの制作が開始された。
2020年05月13日5月3日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で、ジャニーズにおける「トンチキ楽曲」の特集が組まれた。Twitterでは「トンチキ」がトレンド入りするほどの反響を呼び、その魅力が熱く語られている。トンチキ楽曲とはどこか滑稽でユーモラスなものを指し、18年に大ブームとなったDA PUMP「U.S.A.」で一気に認知が広まった言葉だ。「関ジャム」では案内役である音楽プロデューサーのヒャダイン(39)がその魅力を語った。まず「これぞジャニーズ伝統のトンチキ歌詞」としてSexy Zone「Sexy Summerに雪が降る」が紹介された。同曲はクリスマスソングにも関わらず夏の要素が盛り込まれているため、思わず関ジャニメンバーも驚きの様子。さらにドバイを“ドゥバィ”と歌うSexy Zone「バィバィDuバィ~See you again~」や日本語の歌詞を逆から読んで歌うNEWS「チュムチュム」が紹介された。密かに人気のあるトンチキ楽曲。Twitterでは、その魅力を語る声がこう上がっている。《こういうトンチキ感がジャニーズの好きなところ。とんでもない衣装が妙に似合ってしまうジャニーズとかも最高。不思議な魅力があるんだよなぁ》《チュムチュムがトンチキ歌詞だけど素晴らしいのはNEWSが本気で楽しんでいるからだよね 本人たちが本気で歌い上げるから不思議な魅力に惹きつけられるんだよなぁ》《サッパリ意味はわからないけど説得力があるのがトンチキ曲の魅力》《やっぱりどこか現実離れしてるトンチキさがジャニーズの魅力なんでしょうね…夢を見させてくれますもんね》またHello!Projectにもトンチキな楽曲が多いため、《トンチキ歌詞ならハロプロだって負けてませんよ笑》《是非トンチキ特集やる場合はハロプロも..》《ハロプロもなかなかなトンチキあるからそれで2週くらいできそう》とファンからの要望も上がっている。放送終了後、ヒャダインはTwitterに《トンチキは本当に素晴らしいですね。未公開分はまた放送してくれるらしいのでお楽しみにして下さいませ》と投稿している。トンチキの輪がどんどん広がっていきそうだ。
2020年05月04日アイドルグループ・関ジャニ∞が24日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルで、動画「Smile Up ! Project~For Heroes~関ジャニ∞」を公開。同グループの楽曲「ひびき」を熱唱し、医療従事者にエールを送った。同曲は、災害派遣医療チーム(DMAT)の奮闘を描いた大倉忠義主演のTBS系ドラマ『Dr.DMAT』の主題歌。大倉は「今、最前線で頑張っていらっしゃる医療従事者の方たちに、関ジャニ∞僕たちなりに何かエールを送ることができないかなということで、DMATは災害医療派遣チームですけど、命をつなぐという意味では一緒なのかなと思いまして」と説明した。そして、「『手をつないで歩いていけたらいいな』というメッセージが込められた曲です。この環境なのであまり歌声の音質良くないかもしれないですが、一生懸命歌います」とメッセージ。その後、5人がそれぞれの自宅と思われる場所で歌唱し、最後には「いま最前線で働く方々のために僕たちにできること一緒に#StayHome しようともに手を取り合って乗り越えていこう みんなの笑顔のために医療現場を支える“HERO”に心からの感謝を込めて…」というテロップも表示された。
2020年04月24日フィルメランジェ(FilMelange)と履物専門店・履物 関づかのコラボレーションによるルームシューズが登場。2020年4月26日(日)より、京都・履物 関づかにて発売される。追って、フィルメランジェ直営店でも発売予定だ。フィルメランジェとタッグを組む履物 関づかは、4月26日(日)、京都で新たにオープンする履物専門店。京都祇園の老舗履物匠で修業を積んだ店主・関塚真司が手掛ける上質な“履物”を提供していく。なお、店内には同じく関塚がディレクションするセレクトショップ「岩倉 AA」も併設する。今回のルームシューズは、そんな履物 関づかがフィルメランジェの服作りの過程で出る“落ち布”を素材にして制作したもの。フィルメランジェがこだわって選定した上質な生地を再利用し、鮮やかなビジュアルの布草履に仕上げた。“落ち布”が素材の為、2つとして同じデザインが無い点もポイントだ。蒸れにくく、足先に力が入りやすいデザインはデイリーユースにぴったり。また、手洗いすることが出来るほか、コンパクトにまとめることで自宅だけでなく旅行先などでも使用することが可能だ。【詳細】履物 関づか×フィルメランジェ発売日:2020年4月26日(日)販売店舗:履物 関づか※追って、フィルメランジェ直営店でも発売予定。価格:15,000円+税サイズ:1(22cm~25cm)、2(24cm~27cm)<店舗情報>履物 関づか・岩倉 AAオープン日:4月26日(日)営業時間:13:00~18:00住所:京都府京都市左京区岩倉花園町642-19TEL:090-7289-8233定休日:水曜
2020年04月23日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める舞台『パラダイス』のビジュアルが23日、公開された。同作は赤堀雅秋が作・演出を手がけるオリジナル作。オリンピックを⽬前に控え、浮かれた空気に包まれている東京で、⾼齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一(丸山)は、ある⽇、ヤクザの辺見豪に呼び出され、組織拡⼤という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、腹⼼の真壁らと⾔われるがまま⼿を広げていく梶。被害に遭い、ズタボロにされていく⽼⼈たち、その家族を尻⽬に、梶らは⼀時隆盛を極めるが、やがて暗雲が⽴ち込める。この度公開されたビジュアルでは、どこかへ向かっているのか、それともなにかから逃げているのか、虚無感ばかりが漂う日々の中で、刹那的な幸福を求めひた走る群衆という世界観を表現した。そして写真では、俳優陣がそれぞれの役柄を想起させるような表情を浮かべる。主演の丸山に加え、共演には、村上虹郎、八嶋智人、毎熊克哉、⽔澤紳吾、⼩野花梨、作・演出の赤堀、さらには梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬と、若手の注目株からベテランまで、個性と実力を兼ね備えた顔合わせが実現した。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて5月31日~6月29日、大阪公演は東大阪市文化創造館 Dream House大ホールにて7月4日~13日を予定している。
2020年03月23日2月11日(火・祝)より東京芸術劇場プレイハウスにて『ねじまき鳥クロニクル』が幕を開ける。村上春樹の大作を原作に、イスラエルの振付家であるインバル・ピントが演出・振付・美術を手がけ、さらにアミール・クリガーと藤田貴大(マームとジプシー)が脚本・共同演出として携わる。1月、都内の稽古場を訪ねた。大友良英率いる音楽チームの生演奏にのせて、稽古が進んでいく。岡田トオルを演じるのは成河と渡辺大知。ふたりで一役というキャスティングだ。ふたりは度々言葉を交わしながらタイミングをあわせている。臆することなく演出陣に「トライしてみていいですか?」と相談する渡辺の笑顔が場を和ませる。笠原メイを演じる門脇麦の美声が稽古場に響く。銀粉蝶の華やかさ、吹越満の存在感、場を彩るダンサーたちのなめらかな動き……。場面が変わるたび、別の場所に連れていかれるかのようだ。共同脚本として作品に携わる藤田に話を聞いた。「今回はインバルとアミールが考えていることを日本語を使って、日本人のリズムで体現していくのが僕の仕事だと思っています。村上春樹さんの小説が、遠くイスラエルのインバル・ピントという振付家の手元に渡り、彼女によって解釈され、演出されて舞台作品になる。そのことがまず、すごく感動的なことだと思うんです。しかもそれを言葉ではなく、身体でやろうとしている。そこに僕が日本語でどう言葉を配置していくかを考えて、適切な言葉を選んでいく」単行本3冊分の大作を、2時間ほどの演劇にする。脚本づくりの段階で、3人の演出家は密に話し合いを続けてきたのだという。「1年くらいSkypeで相談しながらプロットを組み続けてきました。原作はほんとうにいろんな読み方ができると思うんですよ。その、ひとつの答えに収束しない感じ、『わからなさ』も重要だと思っています。その『わからない』ことに取り組む姿勢がインバルにはある。春樹さんが書いていないことまで勝手に答えを見つけようとせずに描こうとしているところです」セリフそのもの、展開そのものを忠実に追うこと以上に、このカンパニーは小説を読んだときの感触を舞台上に再現しようとしている。「『ねじまき鳥クロニクル』って、作品のなかでいろんな国や世界に飛んでいく。その状況を、このいろんな国からクリエイターが集まった企画自体が体現しているから描けることがあると思います。たとえばもし僕が一人で脚本と演出をやって、日本人のスタッフとキャストで作っていたら、たぶん作る前から想像できるものになってしまう。いまはヘブライ語と英語と日本語が飛び交って、ふつうの2、3倍も時間がかかる作り方をしている。けれど、このややこしい作り方だからこそ、表現できるものがある気がしています」チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2020年02月13日村上春樹が1994年に発表した『ねじまき鳥クロニクル』は、著者がプリンストン大学の客員研究員として渡米した頃から、4年半をかけて書かれた長編小説だ。村上作品の中でも初めて戦争など根源的な暴力について触れられた本作は、“Haruki Murakami”が世界的な評価を得るきっかけともなった。その記念碑的作品が、舞台化され、2月11日(火・祝)に初日の幕を開ける。今回、演出・美術・振付を手がけるのは、日本でも舞台『100万回生きたねこ』が絶賛を浴びたイスラエルの奇才インバル・ピントと、気鋭のアミール・クリガー。共同演出・脚本として、さまざまなジャンルのアーティストとタッグを組み、演劇の可能性を押し広げている、マームとジプシー主宰の藤田貴大が参加しているのが心強い。さらに音楽と演奏で、NHKのドラマ『いだてん』『あまちゃん』でのファンも多い、即興演奏家の大友良英が参加している。編集者として働く妻クミコと平穏な毎日を過ごす、無職の岡田トオル。ある日彼は、消えた飼い猫を探しに訪れた近所の空き地で、女子校生の笠原メイと出会う。メイとトオルの間に奇妙な絆が生まれる中、クミコが失踪し、クミコの兄・綿谷ノボルからクミコと離婚するよう連絡が届く。トオルは“水の霊媒師”と称する加納マルタとクレタによって、クミコの失踪にノボルが関わっていること、さらに自身がもっと大きな何かに巻き込まれ始めていることに気づくが……。〈演じる・歌う・踊る〉と表記されているキャストクレジットによると、高い演技力で多くの名作に出演してきた成河と、映像を中心に活動中の若手実力派・渡辺大知が、ふたりで岡田トオル役を務めるという。Wキャストではなく、ふたりでトオルという人間の多面性を表現する演出なのだとか。さらに“死”に興味をもつ少女メイには、若手女優の中でも独自の存在感を放つ門脇麦。さらにノボル役を務める大貫勇輔のほか、吹越満や銀粉蝶ら一筋縄ではいかない役者陣の共演も頼もしい限りだ。芝居とコンテンポラリーダンス、音楽が渾然一体となって、村上作品の真髄を表出させる本作。まさに世界基準で創り上げられる舞台を目撃すべく、劇場に足を運びたい。2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、3月7日(土)・8日(日)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。文:佐藤さくら
2020年02月10日“ジャニーさんの遺志を引き継ぐ”という強い思いを持つ滝沢秀明副社長(37)。それは大きなプレッシャーにもつながっていると語るのは、彼と旧知の記者だ。「Jr.の数は現在、東西あわせて約300人以上。滝沢副社長は、モチベーションの低い現場ではゲキを飛ばすなど、気迫が違います。前の晩どんなに遅くても翌朝次の現場にスーツ姿で出勤する。さらにJr.の追加オーディションもしているんです。“後継者”としての重圧は強く感じているようです」そんな滝沢副社長は1月2日、演出補佐を務めた帝国劇場の舞台「ジャニーズ・アイランド」で取材陣の前に姿を現した。昨年末、ジャニーさんが初めて夢枕に立ったと明かし、こう告白したのだ。「うれしかったですし、本当に不思議でした。『僕のやり方にこだわらないで、もっと新しいことをやりなさい』と言われた。自分が思っていたこと(ジャニー流の継承)とは違うことを言われたので、正しいかどうかわからないですけど、気持ちはスッキリしました」前出の滝沢の知人は言う。「継承方法に苦悩していた彼にとって“ユーはタッキー流でいい”というジャニーさんのメッセージに、だいぶ救われたそうです。滝沢さんとしては、生前のジャニーさんがそう願ったように、東京五輪の年にジャニーズ全体を盛り上げていきたいのです。SixTONESとSnow Manのデビューはもちろんですが、約15年ぶりに復活した亀梨和也さん(33)と山下智久さん(34)によるユニット『修二と彰』、新プロジェクトとなる平野紫耀くん(22)と中島健人くん(25)によるユニットの活動にも期待しています」滝沢は毎日、会社にあるジャニーさんの遺影に業務報告をするのが日課になっている。1月8日、ジャニーさんの遺志を受け、同事務所の寄付した5億円をもとに日本赤十字社が「ジャニー基金」設立を発表した。「人々が笑顔になる活動を」と心から願ったジャニーさん。彼の霊告を受け、今年は滝沢副社長の“タッキー流改革”が始まる。「女性自身」2020年1月28日号 掲載
2020年01月15日ドバイ国際博覧会日本館 ジャパンデー1年前記者発表会が12日に東京・経済産業省本館で行われ、嘉門タツオ、関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義)、山崎直子、若月佑美、東海大学付属高輪台高等学校 U.A.E.留学生(アブドゥーラ・アル・ホーサニー、アブドゥーラ・アル・マンスーリ、アブドゥラ・アル・シェケーリ、ラシェッド・アル・アブリ)、ガンダム、ポケットモンスター(代表:ピカチュウ)が日本館PRアンバサダーに就任した。2020年10月20日〜2021年4月10日に行われる「2020 年ドバイ国際博覧会」では、会期中に各参加国の参加を称えるナショナルデーが催される。12月12日には「ジャパンデー」の開催が予定されており、国内での機運醸成のため、7組14名が「日本館 PR アンバサダー」に任命された。メンバーの村上が代表して証書を受け取り、「個人的にドバイには2度ほどお邪魔させていただきまして、街中を見る時間はあまりなかったんですけど、空港のきらびやかな様子を見てこれが万博になったらどうなるんだろうというわくわくがありました。大阪万博が決まったという不思議なご縁も感じましたので、万博の魅力をぜひドバイから吸収し、大阪に持って帰ってこれたらと思います」と意気込んだ。バラエティに富んだカオスな任命式で、ギターを持って登場した嘉門は「チャラリ〜鼻から石油〜」と歌い、階段を上がる姿にどよめきが起こっていたピカチュウは広報に耳打ちで「精一杯頑張りたい」とコメント。また、壇上にガンダムと梶山弘志経済産業大臣が2人で取り残され会場もざわついていたが、富野由悠季監督が登場し、「心からありがたいと思っておりますが、私は心を持っておりません。新しい世紀に向かって、この姿形が次の新しいヒントを生み出すのではないかと期待しています。このような立場を拝命いたしまして、本当に嬉しく思います。と、申しております」とガンダムの気持ちを代弁した。任命式終了後の取材では、横山が「ものすごく世界に注目されているから、僕たちも学べることを吸収しつつ、エンターテインメントということでいろんな曲も歌ってるので、歌わせてもらったりしてもいけたら」と意欲を見せる。唯一ドバイに行ったことのある村上は、金持ちキャラについて言及されると「僕、ドバイに行ったら鼻くそですよ。比べ物にならないくらいの! 」と苦笑。「建物もそうですし、洋服もそうですけど、たくさんの文化が入り交じってるからこそ、この時代のドバイ、ばっと発展されて、研磨された今の文化を持ち帰りたい」と改めて語った。ドバイに紹介したい日本の文化について聞かれると、大倉は「ドバイは世界最先端というところが魅力だったりすると思うんですけど、日本は伝統的な物が多かったりもします。僕たちが伝統的なエンタメができるわけじゃないんですけど、ジャニーズがやってきたエンターテインメントというのも、どこもやってないところだと思いますので、そこを見て驚いていただきたい」と自信ものぞかせる。安田は2025年の大阪万博について「これから5年間の中で日本も吸収して成長していくんだろうなと思いますので、今回のドバイから吸収した上で、表現の幅を広げられたらなと思います」と展望を見せた。最後に、2019年を漢字一文字で表すと……という質問に、丸山が答えることに。緊張した面持ちの丸山は「令和という新しい時代に入ったということで、和。日本は昔大きな和と書いて大和とも言いましたし、このバッジ(日本館のロゴ)も人と人との輪という象徴で作られてると思うので、今年は、和です」と、和or輪という漢字を挙げた。しかし「関ジャニ∞としては?」とさらに畳み掛けられると、「呼吸が浅くなってきた」と周囲からつっこまれつつ、「関ジャニ∞で無限大で2つの輪なので、これからも無限大の関係性を作っていきたい。∞で」とまさかの記号。村上が、「もう、おあとがよろしいことにしてあげてください」とお願いし、拍手で終了した。
2019年12月12日村上春樹の同名小説を原作にした舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2020年2月に上演される。綿谷ノボル役の大貫勇輔と赤坂シナモン役の松岡広大に話を聞いた。【チケット情報はこちら】インバル・ピント(演出・美術・振付)とアミール・クリガー(脚本・演出)が来日し、藤田貴大(脚本・演出)も加わって、1週間に渡り行われたワークショップ(以下、WS)。そこに参加した直後のふたりは共に「楽しかった」と充実した表情を見せた。大貫は「このWSに参加するまで、村上春樹さんの小説をイスラエル人のインバルやアミールが読んで、どんなイマジネーションで舞台化するんだろうと思っていました。それが今回“こういう感じか!”と見えて、“絶対面白くなりそう!”と感じました」、松岡も「WSは、心と身体を解放してどこまでできるか、という時間でした。そして、そこで生まれたものに対してインバルやアミールは常に言葉をかけてくださった。そんなやりとりもすごく幸せだと感じました」と感想を語る。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合するという本作。ダンサーとしての経験も豊富な大貫は「良い意味で、インバルの指示が雑なんです(笑)。“こういうイメージで。OK、とりあえずやってみよう!”みたいな(笑)。つまり、振付をするわけじゃないんですね。でもだから僕らは広い場所で遊べるし試せる。そこでポロッと生まれた面白いものをサッと掴んで、それを使って少しずつ具体的にしていくのが楽しい」とインバルならではのつくり方を堪能している様子。松岡も「ダンスはずっとやっているのですが、これまでは発揮できる場があまりなかった。今回、新境地にいけると思っています」と意気込む。本作への参加が「とにかく嬉しい」と言う松岡。「僕にとって伝説のような方々が、多方面から集まっている舞台ですから。そりゃ嬉しいです。盗めるところを盗みたい…そしてお話ししてみたい、という気持ちです(笑)」。それを聞いて大貫も「僕にとっては成河さん!一度共演はしていますが絡みがほぼなく、“いつかお芝居で絡みたい”と思っていた。彼が一体どんなことを考えて芝居しているのかを、間近で見て盗みたいです」と告白。刺激を受けたふたりがどんな姿を見せてくれるか、楽しみにしたい。大貫が「僕らが歌う、踊る、芝居する…もしかしたら演奏する?という作品です。この舞台にしかないものが観られると思うので、楽しみにしていてほしい」と語った本作は、2020年2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。大阪、名古屋公演あり。取材・文:中川實穂
2019年12月06日11/27(水)発売のanan2178号「手土産&ギフトBest」特集にご登場いただいた、関ジャニ∞のみなさんの表紙撮影エピソードを紹介します。anan編集部何気ないけどかっこいい。関ジャニ∞の「今」を、写真とインタビューでお届けします。今号の表紙を飾ってくださったのは、47都道府県をくまなくまわる全国ツアー真っ只中の関ジャニ∞の皆さん! ファンに向けて「贈りたい言葉」をはじめ、周囲の方やメンバー同士の“手みやげ&贈りもの事情”などを伺いました。5人5様の気配りの方向性が伝わってくるインタビューも、大人っぽい秋色ファッションに身を包んだグラビアも、ぜひ本誌をご覧ください!さて、取材&撮影をさせていただいたのは、ある日の割と深い時間帯の夜。メンバーそれぞれがガッツリと他のお仕事をした後、集まれる時間がそこだった…というわけで、「皆さんさぞお疲れだろう」と申し訳なく、少し心配しながら準備をしておりました。でも、そこはさすが関ジャニ∞! 大倉さんはヘアメイク中、「歓喜の歌」など関ジャニ∞の曲を次々と熱唱するほど元気いっぱい。横山さんは、関ジャニ∞やご自身が以前に表紙を飾ったananを、「若いなあ」と言いながら何冊かパラパラ。撮影が始まると、安田さんは「何でも言ってください。やってみますんで」という天使のような一言でスタッフの緊張感を取り払い、丸山さんは小道具の花束を食べるフリをしては場の雰囲気を盛り上げ、村上さんは、「ジャケットを脱いでください」とお願いしたらいつの間にかシャツのボタンまで開けて“素肌にネクタイ”姿になり、さらにそのネクタイの先を丸山さんの胸ポケットに入れたりしてスタジオ中を笑いに包んでいました。さらに感動したのは、5人全員が「撮影小道具のプレゼントを、あくまで“何気なく”持ってください」というたった一言のリクエストを瞬時に「ああ、そういうことね」と把握し、テストカット含む最初の1カットから“ナチュラルに、でもめちゃくちゃかっこいいプレゼントの持ち方”をズバッと繰り出してくださったこと! “何気ないけどかっこいい”の表現って、こちらが思う以上に難しいはずなのに……すごい……と、そんな細かいところに「関ジャニ∞の皆さんが今まで積み上げてきた経験」を垣間見た気がし、感じ入ってしまいました。特集以外にも、約1年にわたった連載も最終回を迎える今号。大人の魅力溢れる写真だけでなく、「彼らの今の思い」をたっぷり語ってくださったインタビューやメンバー全員による座談会も読みごたえありの内容です。ぜひお楽しみください!(Y)
2019年11月26日映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、石原さとみ、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、中村義洋監督が登場した。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。好きなシーンを聞かれると、石原は「横山さんの出てくるシーン好きでした。シャシャッて。素敵でした」と殺陣を称賛し、横山も「普通に嬉しいやつですね」と喜ぶ。後輩の橋本も「僕も、横山くんの殺陣のシーン。13〜4年ぶりくらいに見たので、衰えてなかった。すごいかっこよかったです」と絶賛した。一方、中村監督は「テレビの取材で『だいぶカットされた』と愚痴を言ってた俳優が2名ほどいたんですけど、今日ここ来てない妻夫木(聡)くんと、もう1人『殺陣をすごい頑張ったのに』って……」と横山の愚痴にチクリ。横山は「軽はずみにものを言ってはいけないって教訓でした」と苦笑していた。「今年中に決算したいこと」という質問では、なぜか横山が「今から嘘ついていいですか? 引っ越ししたいです!」というボケで、会場も困惑。岡村も「なんで大きく高らかに宣言して嘘つこうとしたのかな?」と首をひねると、横山は「何か言わなきゃと思って……」と弁解する。改めて「僕ももう、決算しました! グループもそうですけど、いろいろ! 心機一転頑張ってますので」と、新たに5人体制でのスタートとなった関ジャニ∞について触れた。イベントでは、通常の鏡開きの代わりに、赤穂の塩を使用した鯛の塩釜が登場し、全員で塩を割る。なかなか姿を現さないためキャスト陣で叩いていたが、さらに昆布で巻かれている鯛。寺脇によりやっと鯛の頭が出てきたものの「……誰か、頭叩きすぎた?」(岡村)、「ぐちゃぐちゃやん……」(堤)と、キャスト陣が絶句するほど粉々になっており、横山が頭を叩きすぎたせいだと周囲から責められていた。
2019年11月22日村上春樹の同名小説を原作にした舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2020年2月に上演される。【チケット情報はこちら】演出・美術・振付はイスラエルで活躍し日本でもミュージカル『100万回生きたねこ』や百鬼オペラ『羅生門』を手掛けたインバル・ピント。脚本・演出はイスラエルを拠点にするアミール・クリガー。同じく脚本・演出を手掛けるのは「マームとジプシー」主宰の藤田貴大。音楽はNHK『あまちゃん』『いだてん』などでも活躍する大友良英。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合し、新たな世界を生み出す。今回、事前ワークショップに潜入し、インバルにも話を聞いた。この日の稽古場には、インバルとアミール、そして主演の成河と渡辺大知、大貫勇輔、松岡広大、ダンサーの川合ロン、鈴木美奈子、西山友貴が揃った。まずインバルから、これからやるシーンのざっくりとしたイメージが伝えられるとすぐに「このアイデアで遊んでみましょう」と始まったので驚いた。キャストは、初めは探るように、しかしアイコンタクトを交わしながら、徐々に動きを見つけていく。それがカタチになり始めると、インバルからアイデアが足されたり、キャストがアイデアを出したり、インバル自身が動いてみたり。そうしているうちに、もやもやとしたものが少しずつ何かに近づいているのが、ハッキリとわかる。「実験」「やってみよう」「遊び」という言葉が何度も出てくる中で、誰もが頭をフル回転させ、汗をかきながらも楽しそうだ。インバルはこのワークショップについて「やってみてワクワクしました」と笑顔。「既にアイデアがあるシーンも、実際にキャストに会うとさらに新しいアイデアが湧きました。ひとつのことから別のことに発展したり、そこで新たなクリエイションが生まれたりもしました。魔法のような瞬間がありましたね」と手応えを感じた様子。村上春樹の小説を舞台化することについては「この特別な原作の持つ力強さを、舞台の良さを活かして表現したいです。と同時に、小説から新しい“次元”を生み出したい。原作の言葉が印象的ですが、そこにダンスや歌が加わることで新たなものが生まれるのではないかと思っています」と構想を明かす。その中で大切にしたいのは「村上春樹のエッセンス」。そのエッセンスとは「自分の中にあることを感じるのに、掴もうとするとスルッと通り過ぎてしまうようなもの」だと語る。そういうカタチのないものをインバルならではの発想で表現される舞台になりそうだ。このワークショップを経て来年始まる稽古。果たしてどんな『ねじまき鳥クロニクル』になるのか楽しみに待ちたい。公演は2020年2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。取材・文:中川實穂
2019年11月18日