ミナ ペルホネン(minä perhonen)が東京・馬喰町で展開するショップ「エラヴァⅡ(elävä Ⅱ)」のフロアに「プークー食堂(puukuu 食堂)」がオープンする。心と体が満たされるメニューを提供する、ミナ ペルホネンの新たな食堂フィンランド語で“puu”は木、“kuu”は月を意味し、“puukuu”は木の月をイメージした言葉。小さな物語を感じさせるその言葉を名に冠した食堂は、ミナ ペルホネンが掲げている、“良質な材料を無駄のない循環で”という食の理念のもと、心と体が満たされるメニューやサービスを提供し、食に関わる時間が一層充実するような空間作りを目指す。有機野菜を使用したスープやカレーなど展開店内では、有機野菜生産者から届く美味しくて安全な野菜を使用した栄養たっぷりのスープ、サラダ、カレーなどを用意。食事に合わせるナチュールワインは、「エラヴァⅠ」で取り扱っているラインナップより、その日ごとにセレクトして展開していく。また、コーヒーやハーブティー、デザートなど、カフェタイムにぴったりのラインナップも揃えた。なお、落ち着きのある内装には、ジャカード織のパンチカードを一部にあしらっており、窓にはデザイナーの皆川明による絵が描かれている。【詳細】プークー食堂(puukuu 食堂)オープン日:2020年6月17日(水)住所:東京都千代田区東神田1-2-11 202号室TEL:03-6820-8837営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)、ランチタイム11:00~14:00定休日:日曜日(イベント会期中無休)
2020年07月02日中村倫也主演、映画『人数の町』が、2020年9月4日(金)より全国公開。物語の舞台は、謎の“町”物語の舞台は、衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない謎の“町”。そして主人公となるのは、ひょんなことから、その町の住人となってしまった男・蒼山だ。映画では、そこで出会う人々との交流を通して、“町”に隠された奇妙な謎を明かしていくー。キャスト主演は中村倫也主演を務めるのは、映画『屍人荘の殺人』や『台風家族』での好演のほか、『水曜日が消えた』では1人で7役を演じるなど、その幅広い演技力にも注目が集まる中村倫也。今回中村が演じるのは、借金で首の回らなくなった、特別でも何でもない蒼山という男。借金取りから暴行を受けていた際に助けられた男の紹介によって、謎の“町”の住人となった蒼山は、何故かその男から“デュード”と呼ばれることになる。石橋静河ら個性派キャストそして主演の脇を固めるキャスト勢には、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河をはじめ、本作が映画初出演となるモデルの立花恵理、『映像研には手を出すな!』に出演の山中聡など、フレッシュな個性派俳優陣が勢ぞろい。謎の町の住人役を務める彼らは、物語をどのように動かしていくのか?中村演じる蒼山との関係性にも注目だ。町の全貌が少しずつ明らかにプールが社交場?!謎のベールに包まれた町の様子を伺える場面写真も到着。住人たちが社交場と活用しているのは、なんと“プール”。健康のために運動するのはもちろん、住人同士が交流し、気になる相手にアピールする場となっているらしい。立花演じる緑は、この町のマドンナ的存在なのか、複数の男性を集めて、ピコピコハンマーで人間もぐらたたきに興じている。住人の仕事は“治験”?もう一方は、病院着の住人らが揃って“謎の錠剤”を飲んでいるシーン。病気ではなさそうな彼らは、いったい何の薬か知らされずに飲んでいるように見える。これは町の仕事の一部で、なにかの“治験”で実験台にされているのだろうか。一体だれが何のために行っているのか…徐々に明らかになってきた町の追加情報に期待したい。荒木伸二による初の長編映画なお、監督・脚本を務めるのは、松本人志が出演するCM「バイトするならタウンワーク」や、MVなどを多数手掛けてきた荒木伸二。本作は荒木にとって初の長編映画であり、河瀨直美監督を審査員に迎えた第1回木下グループ新人監督賞で、準グランプリにも選ばれている。【詳細】『人数の町』公開日:2020年9月4日(金)監督:荒木伸二脚本:荒木伸二音楽:渡邊琢磨出演:中村倫也、石橋静河、立花恵理、橋野純平、植村宏司、菅野莉央、松浦祐也、草野イニ、川村紗也、柳英里紗、山中聡
2020年06月21日錦糸町南口の新商業施設「錦糸町駅前プラザビル」が、2020年4月24日(金)にオープン予定だ。錦糸町南口の商業ビルが「錦糸町駅前プラザビル」として一新1973年会社設立以来、40数年に渡って親しまれた錦糸町南口の商業ビルが装いも新たにリニューアル。主に飲食店が出店する錦糸町駅前の新ランドマーク「錦糸町駅前プラザビル」として、新たにオープンを迎える。ファミリー層から“おもてなし“まで、多様な飲食店が出店館内には、ファミリーレストランから高級店まで、シーンを問わずに利用出来るよう、多様性のあるショップ&レストランが出店。1F~3Fはファミリー層も気軽に利用出来る旧ビルからの人気飲食店、ファミリーレストラン、ファーストフード店、地元すみだクラフトビール&ビストロなどが並ぶ「カジュアルゾーン」、4F~6Fは居酒屋、カラオケ飲食店、炉端焼など多様なジャンルが揃う「ワイガヤゾーン」、そして7F~8Fはスカイツリーも見渡せる景観と個室を完備した和食、焼肉、中国料理などが入店予定の「プライムゾーン」と、フロアゾーンごとにコンセプトを定めたテナント構成となっている。施設情報商業施設「錦糸町駅前プラザビル」オープン予定日:2020年4月24日(金)※営業時間は店舗により異なる。住所:東京都墨田区江東橋3丁目8−7アクセス:JR総武中央線各駅停車・総武線横須賀線快速、東京メトロ半蔵門線(東武スカイツリーライン直通)、都バス「錦糸町」駅前 徒歩1分建物規模:地上8階建
2019年12月14日神戸の人気観光スポットのひとつ南京町で「南京町ランターンフェア」がスタートする。会期中は一帯に400個以上の中国提灯が吊るされ、あたたかい光が夜の南京町を優しく包む。中国提灯が吊るされるのは、南京町広場を中心とした一帯。クリスマス、お正月など冬のイベントが続き、「神戸ルミナリエ」をはじめ様々なイルミネーション・イベントも開催されるが、東洋の穏やかで情緒ある灯りを楽しめるのが本イベントの特徴だ。点灯は日没後の16時頃から開始。来年の1月15日(水)までの開催を予定している。南京町ランターンフェア12月5日(木)から2020年1月15日(水)点灯時間:16時頃(日没後)から22時頃まで※雨天実施(荒天中止の可能性あり)見物無料
2019年12月05日古くから繊維街として知られ、近年ではアートの街としても注目を集めている馬喰町にミナ ペルホネンの新しいショップ「minä perhonen elävä 」が2月にオープンした。elävä(エラヴァ)はフィンランド語で「暮らし」を意味。日々の暮らしの中で、長く大切に愛せるものや、丁寧なものづくりをされている作り手との出会いの場所として歩みはじめた。minä perhonen elävä Ⅰスターネット東京がリノベーションして営業していた馬喰町の古いビルを引き継いだそう。エラヴァIは、器と食品の販売。2階のショップ兼ギャラリースペースでは、作家の個展を不定期に開催。エラヴァ I は、器と食品がメインの店。日常使いの食器、作家の器やアートピース、オーガニック野菜や果物、ナチュラルワイン、調味料、缶詰、乾物、焼き菓子など、こだわりのアイテムをセレクト。はじまりは、益子のセレクトショップ、スターネット東京が閉店をする際に、その場所を残したいというデザイナー皆川 明さんの思いから。スターネット東京がリノベーションを手掛けた空間の一部は設えそのままに、エラヴァIを開店した。郡司製陶所による日常使いの器。ブルーの縁どりが効いたシンプルな器は重ねた姿も美しい。上段のオブジェは、岐阜の陶芸家、吉田次郎の作品。中段は、陶芸家、小前洋子による花器。沖縄の大嶺工房、岐阜の陶芸家 吉田次朗、沖縄の陶芸家 宮城正幸など、人気作家の作品が並ぶ。缶詰、ピーナッツバター、蜂蜜、調味料など、拘りのセレクト。Ome Farmの無農薬のサツマイモ 紅はるかとぽんかん。石垣島ペンギン食堂の島こしょうと、フランスの老舗缶詰メーカー、ラ・ベル・イロワーズのオイルサーディン。福田商店の干し芋と、皆川さんのお姉様がつくっている生味噌。ともにパッケージは皆川 明デザイン。櫻井焙茶研究所によるエラヴァ オリジナルブレンドの茶葉と、陶作家 安藤雅信がミナ ペルホネンのために手掛けた花茶杯。山形 タケダワイナリーの白ワイン、サン・スフルと、オーストリアのワイナリー、グート・オッガウのオーガニックワイン。器は、作家によりつくられた毎日の暮らしに役立つ日常使いの食器と、1点で存在感のある作品などを展開。またアートピースとして、陶芸家のオブジェや花器も揃える。独特の存在感を放つ小前洋子の作品は、皆川さんも自宅に置いているそう。東京都青梅市にあるOme Farmは、西洋野菜や日本の伝統野菜を有機農法で栽培。オイルサーディンは、ブルターニュの漁港で獲れた新鮮な魚介と良質の植物オイルのみを使用し、伝統的なハンドメイドでつくられる。静岡の干し芋専門店、福田商店の紅はるかの干し芋は、皆川さんもよく召し上がっているそう。サン・スフルは、山形でつくられた無添加の辛口発泡性ワイン。グート・オッガウは、さまざまな年齢、性別の架空の人物が描かれたエチケットに注目。葡萄の樹齢や土壌の個性などを反映している。minä perhonen elävä Ⅱ真鍮製のノスタルジックなサインが目印。ヴィンテージの什器に並ぶアートピース。服と家具を線引きせずに、どちらも暮らしの一部として捉える、という皆川さんの思いから、ヴィンテージ家具とミナ ペルホネンのアーカイブコレクションを同じ空間に並べているという。エラヴァⅡは、北欧を中心に集められたヴィンテージの家具をメインに、アートピースやビンテージのテーブルウエア、書籍、ミナ ペルホネンのアーカイブコレクションが並ぶ。丁寧につくられた昔からのいいものを次世代につなぎたいという思いで集められたヴィンテージは、出会った姿のまま店頭に並べている。そのままの状態で使うもよし、希望があれば張り地のカスタマイズをはじめ、さまざまなリペアの相談にも乗ってくれるそう。アルテックのチェアが積まれたインスタレーションのようなコーナー。北欧のヴィンテージシェルフ。ミナ ペルホネン オリジナルの張り地を選んで家具をカスタマイズすることもできる。シャルロット・ペリアンのサイドチェア、フィン・ユールのチェア、アルテックのティートロリー、フィンランドのアーティストによるモビール。フィンランドのガラス作家、オイバ・トイッカによるガラス製のバード。カイ・フランクによるカルティオグラス。上段の洋書も購入可能。フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックの名作チェアは、無地のシートの他に、ミナ ペルホネンのファブリックを張ったチェアも展開。デンマークの巨匠フィン・ユールのチェアは曲線の美しさが秀逸。シャルロット・ペリアンのサイドチェアは、誕生から50年経った今でも色褪せないシンプルで力強いデザイン。皆川さんがフィンランドで出会った作家ミラ・ヴァーテラが手がけるモビールは斬新でモダン。ミラ・ヴァーテラの展示会は3月末にエラヴァⅡで開催予定。フィンランドでも入手困難と言われているイッタラのカルティオグラスやピッチャーは、ヴィンテージならではの繊細な薄さと美しい色味に惹かれる。informationmina perhonen elävä Ⅰ東京都千代田区東神田1-3-903-6825-3037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)minä perhonen elävä II東京都千代田区東神田1-2-11 201号室03-6825-8037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)
2019年02月28日和文化に伝統を加えた新しいレストラン和の巨匠と呼ばれる道場六三郎氏の技術や思いを受け継いだシェフによる、和のエッセンスが利いたビストロ料理を提供する「MK MUSAI」が、2018年2月3日浅草・馬喰町にオープンしました。モダンで落ち着きのあるこのお店では、イタリアン、フレンチで腕を磨いたシェフと、道場六三郎氏の孫弟子として修業を積んだシェフの2人による、和とビストロを融合させた料理の新境地“和BISTRO”がコンセプトとなっています。細部にまで手の込んだ空間がお出迎え木の温もりを感じる店内は、和洋折衷のインテリアや吹き抜けから陽光が差し込んだりと細やかな配慮がされていて、大人な時間を過ごすことができるでしょう。2人のシェフが手掛ける料理を五感で楽しめるL字型のオープンキッチンは、シェフとの会話などを楽しみたい方におすすめ。完成間近の料理の香りはきっとお腹を空かせてくれるはずです。テーブル席はもちろん、専用メニューもある特別な個室も用意されているので、プライベートや会食などさまざまな用途で利用することができます。牡蠣好きの方必見。新鮮牡蠣の踊り食いも!ランチは、軽井沢の契約農家から届く旬な野菜を使った「軽井沢高原野菜の西京焼きプレート」。ディナーでは、健康農法でのびのびと育てられた信州峯村牛のすき焼きなど、素材にこだわり抜いた料理の数々を食べることができます。また、牡蠣にもこだわりを持っており、季節に合った生食用の牡蠣を仕入れているそう。新鮮だからできる「活きたまま食べられる生牡蠣」(日によって産地が変わります)をいただくこともできるそう。JR総武本線「馬喰町駅」徒歩1分。洗練されたシェフによる“和BISTRO”を楽しめる「MK MUSAI」で、新しい和の形を味わってみませんか。こだわりの牡蠣もおすすめなので、牡蠣好きの方は是非、一度足を運んでみてください。スポット情報スポット名:MK MUSAI住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-9-9 B1F電話番号:03-6661-6350
2018年03月06日フード・ファッション・宿泊施設(バケーションレンタル)を備えた、新しいスタイルの「ストップオーバー トウキョウ(stopover tokyo)」が馬喰横山、東日本橋地区にオープン。1階は気軽に⽴ち寄ってもらえるようにstand=⽴つ型のフードショップ「coffee & izakaya」を展開。朝から⼣⽅にかけてはコーヒーとお菓⼦のショップとして、お菓⼦作家である⼭本有加がやさしいお菓⼦を提供。⼣⽅から夜にかけては、渋⾕で店舗を持つ勝瀬哲史が新しい形の「IZAKAYA」を提案する。2階は、代官⼭で13年間営業してきたセレクトショップ「7セブン」のDNAを継承するセレクトショップ兼ギャラリー「gallery-s」をオープン。1年の半分は、キュレーターの⽵中祐司によるアートやファッションなど、特定のジャンルやジェンダーにとらわれないキュレーションを開催。ここでしか出会えないアイテムを展開・販売する。3階と4階は30カ国以上、100数都市を旅してきたオーナー兼ディレクターの鷲尾昭典が、増え続ける⽇本への旅⾏者をターゲットに、カジュアルな個室宿泊施設を提供する。旅⾏中の宿泊施設は寝るだけ、かといってプライス重視のゲストハウスやシェアハウスのようなプライベート空間の共有はNG。そんな需要に応えたリーズナブルでありながら、プライベートで都会的な空間を味わうことができる宿泊施設。要望があれば展⽰会やギャラリーなど、フリースペースとして利⽤することも可能。なお宿泊料金は1部屋1泊8,000円から、1月と2月のみオープン記念として6,000円から。全館禁煙、無料Wi-Fi、手荷物保管のサービスも。【施設情報】ストップオーバー トーキョー(stopover tokyo)住所:東京都中央区東⽇本橋3-12-6営業時間:coffee 10:00~18:00、izakaya 18:00~23:00、gallery-s 12:00~20:00(⽇曜祝⽇休業)
2018年01月29日スタイリッシュな空間はおしゃれなのに居心地抜群東京・馬喰町にある「フクモリ」。自然の光が差す開放感ある店内は、温もりを感じられ居心地も抜群。ゆったり寛げるソファ席、一人でも複数人でも利用しやすいテーブル席が用意されています。おしゃれながら気を張ることなく、ゆったりとした時間を過ごせそうです。オープンキッチンから流れてくる美味しそうな香りも食欲をそそります。外からは店内の様子も見ることができるので、初めての人でも利用しやすいでしょう。食を通じながらプレスルームとして山形の魅力を発信この店は、ランチ・カフェ・夜メニューともに充実。3日前までに予約すれば3名以上利用できるコース料理もあるので、飲み会にも最適です。山形の素材の味と共に、お酒も心ゆくまで楽しめるのも大きな特徴。もちろん、お酒も山形の日本酒や果実酒が豊富に取り揃えられています。プレスルームとして、山形の魅力を伝えたいという思いが詰まったカフェであり、定食屋なのです。肉汁たっぷり! ジューシーな味わいの山形牛ハンバーグおすすめメニューのひとつが柔らかくジューシーな「山形牛ハンバーグ」です。山形牛を100%使用したハンバーグは、脂の甘みが絶妙! ハンバーグにナイフを入れた時にしたたる肉汁は、旨味がぎゅっと詰まっている証です。単品メニューの他に、コース料理の一品でも「山形牛ハンバーグ」が堪能出来ます。山形特産のだだちゃ豆を使用した上品スイーツも人気デザートまで山形の味を堪能したいという方におすすめなのが「だだ茶豆のロールケーキ」です。山形県にあるオーガニックレストランの絶品スイーツを、この店で味わえます。口の中に広がる上品な甘みと、もっちりとしたスポンジの食感がやみつきになります。一息ついてリフレッシュしたいカフェタイムに食べて欲しい一品です。自宅で山形の魅力を楽しめるオンラインショップも今回紹介したメニューの他にも、山形の味がたっぷり楽しめるのが「フクモリ」です。山形名物の玉こんにゃくや、郷土料理のだしも堪能出来ます。オンラインショップも営業しているので自宅でも山形の特産を味わえます。食品だけではなく、可愛らしい雑貨類も取り扱っているので、新しい山形の魅力を発見出来るかもしれません。お店はJR総武線「馬喰町駅」出口2から徒歩3分、都営新宿線「馬喰横山駅」出口2から徒歩2分の場所にあります。ほっと一息つきたい時、おしゃれなカフェ定食屋で山形の優しい味わいを堪能してみませんか?スポット情報スポット名:フクモリ住所:東京都千代田区東神田1-2-10 泰岳ビル 1F電話番号:03-5829-9987
2017年10月06日貸切型屋上BBQ場「REALBBQ PARK」が関西上陸。2017年4月1日(土)大阪・天六に、さらに同日東京・外苑前、日本橋馬喰町にも新店がオープンする。2015年4月、千駄ヶ谷・代官山・銀座でスタートした「REALBBQ PARK」は、グリルや食材、調理器具などBBQに必要なものは全て用意してくれるので“手ぶらでBBQが楽しめる”と話題を呼んだ。時間内は1組貸切のスタイルをとっているため、夜景の見える屋外で、休日の晴れ空の下で…と好みに応じて思う存分くつろぎの時間を楽しめる。新店3店舗も既存の店舗と同様に“手ぶらでBBQ”を提案。「都心で気軽にBBQ」「仕事帰りにBBQ」「女子だけで手ぶらでBBQ」など、シーンに応じて様々な時間を過ごすことができそうだ。【ショップ詳細】オープン日:2017年4月1日(土)■「REALBBQ PARK天六」住所:大阪府大阪市北区本庄東1-1-10RISE88ビル屋上営業時間:土日祝日 10:00~21:30料金:4,000円人数:10名〜25名程度■「REALBBQ PARK外苑前」住所:東京都渋谷区神宮前2-10-1LBOX jingu-mae屋上営業時間:平日 19:00〜21:30、土日祝日 10:00~21:30料金:5,000円人数:10名〜20名程度■「REALBBQ PARK日本橋馬喰町」住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-6-4馬喰町FACTORY屋上営業時間:平日 19:00〜21:30、土日祝日 10:00~21:30料金:4,500円人数:8名〜12名程
2017年03月27日最後のブルートレイン「北斗星」の車内備品を取り付けたホステル「Train Hostel 北斗星」が、2016年12月15日(木)、JR馬喰町駅直結のビルにオープンする。多くの人に愛され、惜しまれながもその役割を終えた最後のブルートレイン「北斗星」。“旅の道中が楽しくなるホステル”をテーマにした「Train Hostel 北斗星」は、この「北斗星」で実際に利用されていたベッドを設置したホステルだ。ホステルの構成は、1Fフロント、2Fラウンジ・ゲストルーム、3F〜5Fゲストルーム、6Fシャワー・ランドリー。宿泊料金は一泊2,500円〜で、部屋はドミトリー(相部屋)と半個室の2種類。2段ベッドや個室寝台の一部実写パーツを内装に再利用するなど、限られたスペースの中でも細部にまでこだわったユニークな空間を実現している。【施設情報】「Train Hostel 北斗星」オープン日:2016年12月15日(木)住所:東京都中央区日本橋馬喰町 1-10-12アクセス:JR総武線快速「馬喰町駅」4 番出入口直結施設構成:1Fフロント / 2Fラウンジ・ゲストルーム / 3F〜5Fゲストルーム/6Fシャワー・ランドリー規模:敷地面積 106.52㎡/延床面積 693.97㎡(1階駅出入口含む)宿泊人数:78ベッド/ドミトリー形式2段ベッド(一部半個室タイプ)宿泊料金:2,500円/泊〜
2016年11月20日昔ながらの暮らしの道具、荒物雑貨。懐かしく、そして新しい、そんな荒物雑貨を商う松野屋が、『暮らしの道具松野屋荒物雑貨展』が、馬喰町ART+EATで7月15日から30日の期間開催される。今年で5回目となる同イベントは、毎年新たなイベントを盛り込み、多くの人たちを楽しませている。今年注目のイベントについて、店主・松野弘さんは「松野屋のカゴやザルに夏の花をアレンジするという、Bouquet de soleil(ブケ ド ソレイユ)主宰の井出綾さんのワークショップです。これは谷中の松野屋で時々開催しているのですが大人気なんですよ」と話す。プランツスタイリスト井出さんが手掛ける自然と暮らしをつなぐフラワーアレンジにはファンが多く、すでに16日開催のワークショップには予約がはいりはじめているとか。また23日はサブイベントデーとして、店主ご夫人・松野きぬ子さんの「雑巾ワークショップ」からスタート。20年ほど前までは、不要な布を雑巾にするという習慣があったのに、今や雑巾といえば買うものとして考えている人たちが少なくない。「声高にリデュース、リユース、リサイクルとうたうのではなく、古くなったタオルや手拭でチクチク雑巾をつくる。そんなことが日々の暮らしを少しでもみつめなおす時間やきっかけになれば」と松野さん。また店主・松野さんが店で扱うカゴやザル、箒やバケツの職人や制作現場を撮影した映像とともに語る『荒物雑貨トークショー』も開催する。荒物雑貨の物語を聞くことで、モノの見え方や選び方が変わってくるかもしれない。今、注目している道具や作り手は?「最近、お付き合いしている茨城の職人さんが作る真竹のカゴですね。カゴやザルなどを6種類ほど作っていただいています。仕事はきれいで丁寧だし、ちょっとしたセンスがすごくいい。作っているのは、80歳になるおじいさんなんですけどね。カゴ好きには、ぜひ見て欲しいですね」と松野さん。展示会では、カゴやザル、箒やバケツ、アルマイトの器、塗りの弁当箱、オリジナルトートバック、など暮らしの道具がずらりとお出迎え。年々、おもしろくなっているイースト東京で荒物ワールドを堪能したい。【イベント情報】「暮らしの道具松野屋荒物雑貨展」会場:馬喰町ART+EAT住所:東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル201会期:2016年7月15日~7月30日時間:11:00~19:00(火~木)、11:00~22:30(金・土のみバータイムあり)電話:松野屋/03-3661-8718馬喰町ART+EAT/03-6413-8049【サブイベント】■7月16日井出綾「夏の実りをかごに生ける」*予約制。イベント詳細や予約は馬喰町ART+EATか松野屋まで■7月23日松野きぬ子雑巾ワークショップ14:00~16:00(無料)松野弘荒物雑貨トークショー16:30~18:00(無料)LIVE TIME19:00~22:00*雑巾ワークショップとトークショーは馬喰町ART+EATか松野屋で予約。
2016年07月09日東京・馬喰町の問屋街にある、荒物問屋「松野屋」店主の松野弘さん。人好き・街好き・おもしろいこと好きな松野さんが、旧知のスタイリスト伊藤まさこさんとともに、お馴染みの浅草や馬喰町へ。イーストトーキョーをめぐる後編。■開放的な空間で美人店主とおしゃべり。ギャラリー&ショップ「組む 東京」松野さんホームタウンの馬喰町めぐりは続く。日常を豊かにする暮らしまわりのモノや道具を扱うギャラリー&ショップ「組む 東京」へ。祖父が経営していた会社の古い倉庫ビルをみずからリノベーションし、2015年に店をはじめた店主の小沼のりこさん。大学で美術史を学び、イギリスに留学してキュレーションを学んだ小沼さん。そんな経歴もあって、周囲には自然とモノ作りをする仲間が集まり、そんな彼らと“組み”作り上げたのがギャラリー&ショップ「組む 東京」だ。大きなガラス窓の開放的な空間は、松野さんでなくてもちょっとのぞいてみたくなる。松野弘さん(以下、M):「組む東京」は、いつも興味深い個展や企画展をやっているんだけど、去年秋に展示していた多肉植物のインスタレーションがまだ飾ってあるから屋上に行きましょう。伊藤まさこさん(以下、I):うわあ、すごい!ビルの屋上にいきなりあるのがいいですね。この建物、とてもすてきですね。作家の個展をはじめ、さまざまな企画展を手掛ける「組む東京」。昨年の秋に開催したATELIER TOKIIROの多肉植物をテーマにした企画展も大好評だったそう。ビル屋上に残る「無人島」という名のインスタレーションは、春のご陽気にあわせぐんぐんと成長中M:店主のお祖父さんが経営していた会社の倉庫だったそうで、ひいお爺さんの時代には、大八車を作っていたとか。だからすごく天井が高い。よく行くお店の途中なので、毎日のように店主やスタッフとおしゃべり、ではなく、情報交換をしています(笑)。大治将典さんがデザインを手掛けているFUTAGAMIの真鍮シリーズは人気だとか。店主の夫、小沼智靖さんが作った木の器もいいよ。I:私は、このレースや布をつかった山崎淳子さん(JEUJYEI)のアクセサリーが気になります。独特なお店の雰囲気もいいですね。馬喰町に、こんなギャラリー&ショップがあったんですね。M:「組む 東京」にように外に開かれた場ができることで、新しい人がまた街にきてくれる。そうやって人が人をよび、結果的に街が盛り上がることが大事だと思う。大治将典さんがデザインをした真鍮や器、山崎淳子さん(JEUJYEI)のアクセサリー、トートバックやストール、ポルトガルのモビール、お米農家やまざきの米まで、“組む”とつながっている作り手たちが手掛けた品々が並ぶ【お店情報】組む東京東京都千代田区東神田1-13-1603(5825)4233営業時間や休日は企画展などによって異なるため確認を。■ランチからライブまで!?馬喰町のブルックリン「北出食堂」さらに馬喰町を東へと進むと、センスのある看板がかかった「北出食堂」へ。長くブルックリンに暮らした北出茂雄さん2013年に開いたダイナー。ブルックリンのロフトをイメージしたというコンクリート打ちっぱなしの店内には、手作りのテーブルや棚、アンティークの椅子が置かれ、温かみのある雰囲気を醸し出している。自家製生地のタコスをはじめ、岩手産短角牛のハンバーグステーキ、牛すじ煮込み黒カレー、そばサラダなど和洋問わず多彩な料理を展開。ランチや一杯飲みにとちょくちょく「北出食堂」に顔を出す松野さん、ご自身のブルーグラスのバンドライブも開催したとか!M:いいでしょう、北出食堂!店主の北出君は、知人を介した知り合いで開店の際に、松野屋にまで挨拶にきてくれた。NYのブルックリン帰りってどんな奴だ(笑)と思っていたけど、会うといい青年でさ。これは応援しなきゃと通っていたら、いい店だからどんどんお客さんが増えてきて、夜はなかなか予約がとれないらしい。I:ブルックリンにこんな店ありますね。大きな窓や天井が高いので気持ちがいい。このあたりはあまり来ることがないんだけど、そういえば事務所の壁に塗るペンキを買いに来ましたね。吹き抜けの高い天井が心地よい1階フロアはテーブル席メイン。奥にはカウンターがあるので、ひとり飲みが楽しめるM:ペンキを買いに?確かに、この近辺には色々な資材を扱う店が多いからね。材料はもちろん、サンプルを作る職人はいるし、小単位から生産を引き受けてくれる工場だってある。I:モノ作りするには、色々と便利な街ですね。M:そこに気がついたモノ作り系の若者が集まってきた。そして彼らが根づいたことで、次は個性的なカフェやバーができはじめる。すると街に暮らす人だけではなく、そんな店を目指して遠方から人がやってくるように。それが無意識のうちに“まちおこし”になっている。街は、ハコではなくヒトありきですよ。I:本当にそうですね。浅草から馬喰町まで、街の歴史や店のなりたちを教えていただいたことで、なんだかこのエリアが違ってみえてきました。今日は、ありがとうございました。ところで、私は赤ワインにしますけど?M:早くいってよ~、もちろん飲むよ。ハイボール貰おうっと!「パルマ産生ハム」、アボガドと豆腐のサラダ「坊主豆腐」は、お酒のおつまみにぴったり【お店情報】北出食堂東京都千代田区岩本町1丁目13-503(6240)9920営業時間:月~金曜/11:30~15:00(L.O.14:30) 、17:00~23:00(L.O.22:00) 土曜/11:30~23:00(L.O.22:00)、日曜・祝日/11:30~22:00(L.O.21:00)休日毎週木曜【街案内人】松野弘さん荒物雑貨・松野屋の店主。著書に「あらもの図鑑」(新潮社)がある。現在、六本木の21_21DESIGN SIGHTでの企画展「雑貨展」(~6/5まで)に作品を出展中。明治期の荒物雑貨売りの写真をもとにして、「松野屋」の籠や笊や箒や鞄などを大八車に積みこんだインスタレーションは一見の価値あり。伊藤まさこさん文化服装学院でデザインと洋装を学んだ後、料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストに。洋服や料理はもちろん旅や街歩きまで、さまざまなジャンルの本を出版。近著に、お弁当を作る楽しさ、食べる嬉しさを1冊にまとめた『おべんと帖 百』(マガジンハウス)、いろんなパターンの白いシャツをハンドメイドする『白いシャツを一枚、縫ってみませんか』(筑摩書房)がある。江戸文化香る浅草から、問屋街・馬喰町の珈琲専門店へ。松野弘×伊藤まさこ ぶらりゆるりな街めぐり--前編【東東京タイムトラベルvol.2はこちらから。78
2016年03月23日東京・馬喰町の問屋街にある、荒物問屋「松野屋」店主の松野弘さん。松野屋の荒物雑貨は、日本国内のみならずNY、パリ、台湾のおしゃれなセレクトショップでも大人気。荒物雑貨の目利きであり、人好き・街好き・おしゃべり好きな松野さんが、馴染みの街・浅草や馬喰町をご案内。ボッチ歩きは寂しいと、旧知のスタイリスト伊藤まさこさんを道連れに、ゆるりイーストトーキョーを巡る前後編。■食通が愛した老舗天ぷら屋、浅草「中清」へ江戸時代、芝居小屋や遊郭などの遊び場がつくられ、江戸文化の象徴だった地、浅草。暦ごとに市や祭りがある浅草寺、明け六つから歌舞伎がはじまる猿楽町、大門をくぐれば桃源郷の吉原と、朝に夕にと浅草詣でに興じた江戸市民のように、今でも多くの観光客で年中賑わいをみせる。江戸情緒が漂うこの地に、六代続く老舗天ぷら屋「中清」がある。作家の永井荷風や池波正太郎らが愛した中清は、松野さんにとって特別な日のお店だ。江戸前の天ぷらに舌鼓をうちながら、ふたりの話がはじまる。明治3(1870)年創業の天ぷら屋「中清」。駿河の武士だった初代が、屋台の天ぷら屋を浅草広小路へ出したのは幕末のころ。店を建てた際に、息子(2代目)中川清五郎の名をとり中清と命名。松野弘さん(以下、M):祖父母に手をひかれて浅草寺詣で、中学時代には花やしきや名画座でデートをしたりと浅草にはいろんな思い出がある。今でも誰かと食事する時は浅草。まさこさんは、浅草にはどんなイメージがある?伊藤まさこさん(以下、I)東京は、どこに行っても同じような店ばかりの印象で、街がなんだか味気なくなってきていますよね。でも、浅草には代々続く老舗や個人経営の個性ある魅力的な店や人が多いな、と感じます。M:江戸時代からそうだけど、浅草は芸能文化の発祥の地。寄席に名画座、ストリップ小屋のフランス座があったことで、自然と落語家や作家やタレントなどのおもしろい人が集まり、東京のカルチャースポットだった。その雰囲気が今もここには漂っている。また観光地のように思っている人も多いかもしれないけれど、地元に根ざしたいい店が多いよ。前菜から水菓子まで、3種類のコースメニュー(7,500円~)が用意されている。ふたりがいただいたのは「神輿」コース中清の天だねは、車海老、キス、穴子など築地で仕入れた新鮮な魚介のみ。コースの締めは、小かき揚げの天丼か天茶、小かき揚げとご飯を選べる。伊藤さんは天茶、松野さんは小かき揚げとご飯で締めるI:中清さんの前菜や天ぷらは、どれも上品な味ですごくおいしい。胡麻油の効いた濃厚な味かと思っていましたが、軽くてあっさりしていますね。天ぷらのお塩は、初代の故郷である駿河産のものだとか。こちらは松野さんにとって、どういうお店ですか?M:家族の行事や大事なお客さまを迎える、特別なお店ですね。離れの個室だと寛げるし、庭の鯉もいいでしょう。女将さんが名を呼ぶと寄って来るんだよ(笑)。年に数回訪れる特別な店、普段は釜めし屋や洋食ヨシカミとかね。あと神谷バーは、僕にとって、いい意味でのファミレス。特に子どもから年寄りまで世代問わず楽しめる2階は、子どもを連れてよく行った。世代問わず楽しめる町なんだよ、浅草って。I:私も洋食ヨシカミは好きです。あと喫茶店のアンヂェラス、食パンが有名なペリカンも!どのお店も長く愛されていて、いつもいろんな人たちで賑わっていますね。松野さんに教えていただいた釜めしむつみもよかった。M:普段使いの店から特別な店まで、浅草って間口が広くていいでしょう(笑)。では、池の鯉にお別れして次の町へ向かいますか。数寄屋造りの離れ座敷を囲む中庭をみながら、昔から変わらぬ江戸前の天ぷらを楽しみたい【お店情報】中清東京都台東区浅草1-39-1303(3841)4015営業時間:月~金曜/11:30~14:00、17:00~22:00土日曜、祝日/11:00~20:00休日:毎週火曜および第2・4月曜■ホームタウン“馬喰町”では、新旧の個性あふれた店をぶらぶら仕事場や住まいがある、松野さんのホームタウン馬喰町へ。問屋街として名を馳せる馬喰町だが、バブル崩壊後に商売をたたむ会社が増え、そのビルや倉庫は長く放置されていた。そんななか地域のリノベーションがはじまり、堅牢なビルやだだっ広い倉庫に目をつけた若き職人やクリエイターが集まってきて、馬喰町に工房や事務所を構えはじめたのが10年ほど前のこと。今では、手仕事を集めたギャラリー、多彩なイベントを開催するカフェ、海外にいるかのようなレストラン、おしゃれなボタン屋さんなど、個性あふれた店で賑わうエリアに。松野さんが昔から通う珈琲専門店、新たに顔馴染みになったギャラリーや飲食店へと、ぶらぶら、てくてく。■松野さんが長年通う珈琲専門店。カウンターでいつもの一杯を堪能馬喰町、問屋街のはずれにある珈琲専門店の「駱駝」。店主の森口源雄さんが1978年に開いた店だ。豆選び、焙煎、ブレンド、淹れ方、すべてに研究や工夫を重ねて毎日飲みたい味へと仕上げた「らくだブレンド」は、松野さんのお気に入り。一番手間ひまかけて一番安いメニューだと笑う店主森口さん。店を手伝う息子の賢一さんが、松野さんのいつものメニュー(らくだ珈琲&シナモントースト)を持ってきてくれた。東京という砂漠をゆっくりと歩き続ける駱駝のように、そんな思いでつけた店名。ご常連からいただく駱駝グッズは、年々増える一方だとかM:昼ごはんを食べたあとは決まって「駱駝」。その習慣は、もう10年以上になるかな。こんな小さな店だけど、ここで焙煎もしている。まさこさんは、珈琲は好き?I:好きです。日によって、ブラックで飲んだり、ミルクを入れたり。一日一杯は必ず。「らくだブレンド」、おいしいですね。いいなぁ、こんなお店が近くにあるなんて。M:シナモントーストも食べてみて。バター、砂糖、シナモン、そこに生クリームだから、おいしくないわけない(笑)。ところで伊藤さんは街歩きの本をたくさんだしているから、いろんな街を見ているでしょう。どんな街や場所が好きなの?コロンビア系の豆をブレンドした「らくだブレンド」(430円)は、甘いけど甘すぎない「シナモントースト」(450円)と相性ぴったりI:スタイリストという仕事柄、車で行動することが多くて、だから歩くとちょっとした小道や気がつかなかった店などの発見があって楽しいです。いいところを見つけるのが得意なので(笑)、あまり街の好き嫌いはないですね。とはいえ、東京のキラキラしたところには、あまり行かない(笑)。M:僕も東京の西側はあまり行きませんね~。新しいお店ってどうやって見つけているの?I:新たなお店をのぞくことも好きですが、いいと思ったお店に通い詰めるタイプ。だから新たな店は、センスや味覚が似ている友人の情報などを参考に。M:僕は、ちょっといいかなと思ったらどんどん入っちゃう。だからヒドイ失敗も多いけどね。まあお店探しは当たって砕けろ(笑)。ここでは言えない店もいっぱい行きました。カウンターの向かいにある燻されて珈琲色に染まった小さな焙煎室では、翌週に使う豆を週末に焙煎するそう【お店情報】駱駝東京都中央区東日本橋2-2-1503(3864)4938営業時間:7:30~19:00休日:土日曜、祝日馬喰町はブルックリン?倉庫をリノベしたギャラリーから、ライブも出来る食堂まで。松野弘×伊藤まさこ ゆるりぶらりな街めぐり--後編【東東京タイムトラベル vol.2】はこちらから。
2016年03月22日山形県朝日町、電車の駅もなく決してアクセスが良いとは言えない場所がいま注目を集めています! 名産のりんご、ワイン、自然、民泊…、山形県朝日町の魅力の秘密に迫ります。自然溢れる、山形県朝日町「山形県朝日町」といわれてもピンと来る人は多くないかもしれません。山形県のほぼ中央にある人口およそ7400人の町。町の中心部を日本三大急流と言われる最上川が南北21kmにわたって流れ、また町の76%ほどが国立公園をはじめとする山林やブナ原生林などで占められいます。豊かな土壌と寒暖の激しい気候は、果樹や作物の栽培に適した土地だといわれ、特にりんごの栽培とワイン作りには定評があります。しかし海外から人を呼ぶという意味では東京からも遠く、あまり条件は良いとは言えません。そんな中、朝日町ではある試みが多角的に行われていました。1人の青年の体験が、世界への扉を開く今回はりんごの産地としても有名なフランスのノルマンディーからの視察団に同行取材をしました。そもそも朝日町とノルマンディーとのつながりは、一人のフランスの青年が偶然町で行われたイベントに参加したことにありました。その時の町ぐるみのおもてなしと自然の豊かさ、りんごの美味しさに感激した青年は、フランスのパリに帰り友人知人に話をしたところ、「行きたい! 」という人たちがあっという間に集まったことが発端でした。そこからは毎年公式行事としてノルマンディー地方を中心としたメンバーによるフランスとの国際文化交流行事が開始され、今年で3回目を迎えました。すべてのきっかけはたった一人の「話したくなるような感激」でした。ありのままの日本が知りたい今回のフランス視察団の心を最も打ったのは、朝日町の「飾らないおもてなし」でした。民泊(民家に宿泊すること)またはファームステイでのありのままの生活体験、手作りの歓迎、そして言葉が伝わる、伝わらないに関係なく笑顔で迎えてくれる気持ちが大きかったようです。一緒にりんご農家で民泊をした、パリ市観光計画企画室を定年退職して今回ツアーに参加したニコル・プボーさんによると 「私たちが知りたい日本のすべてがここにありました。ホテルや旅館といったよそ行きの空間ではなく、本当に人が生活する空間に入ることができました。今回私たちは京都、大阪、東京も見ました、ほかの地域で少し過剰なおもてなしも受けました。しかし、朝日町での体験や出会いに勝るものはありませんでした。このような温かなおもてなしは一生忘れないと思います。ここに来なければ見られない景色や出会えない人達がいます。あ、それと日本人女性は本当によく働くことにも驚きました! 例えば朝食の種類や手際は私たちフランス人には真似できないわね! 今回の体験はインターネットやガイドブックでは感じることはできません。そして観光のあり方の参考にもなりました。フランスに戻ったらこの旅のことをたくさんの友達に話すわ! 」飾らない「おもてなし」とは何だったのか?朝日町で行われた二泊三日のおもてなしは、自然体で手作り。子供たちが受け継ぐ和合豊年和太鼓の演奏や地元のミュージシャンによる演奏。新しくできたばかりの道の駅では、りんごを食べて育った豚のポークバーガーやアイスクリーム。夜はそれぞれの民泊先で過ごす夕食と家族の時間。翌日はブナ林のトレッキング、りんごもぎ体験、芋煮会、りんご温泉、夜は朝日町の名産のワイン、焼きそばなど、B級グルメの数々で懇親会などなど。すべては和やかで温かい。もちろん準備はしっかりと行った上での「ありのままのおもてなし」。しかし、町で過ごす中、とてもポジティブな自信も感じられました。地域のブランディングの効果また朝日町は地元のブランディングにも力を入れている。人気のブランド戦略の専門家、村尾隆介氏には2年間のプロジェクトで朝日町に暮らしてもらい、「朝日町丸ごとブランド化」の目標の元、数々の新しいブランド戦略、無料の勉強会など町民のモチベーションを高めて来ていました。その結果、町民全員が「ポジティブな自信」を持ったプレイヤーになったのではないかと強く感じました。そして地元では当たり前のことが外国人には新鮮な驚きにつながります。フランス視察団はりんご農家でりんごもぎ体験のほか、その生産方法などにも自国との大きな違いを感じたようです。中でも最も驚いていたのが「玉まわし」というりんごを一個ずつ太陽に当たるように日陰になっている面を表に出す作業。りんご一つ一つにこれだけ根気良く手を掛けるということ、食べた時の瑞々しさ、バランスの良い甘さと酸味、そしてサクッとした歯ごたえに感激の声が上がっていました。駅もない、バスも少ない、観光客には不便な場所だけれども、その不便さを超えた温かさや心が通ったおもてなしがありました。これからも地方の挑戦から目が離せません。
2015年12月26日ハワイアンビストロ「39YOSHOKU」(東京都中央区日本橋馬喰町)はこのほど、「カルアピッグレモンサイミン(ラーメン)」を発売した。○ハワイ風ラーメン「レモンサイミン」にハワイの伝統料理をプラス同商品は、同店の定番メニュー「レモンサイミン(ラーメン)」にハワイの伝統料理「カルアピッグ」を入れた新メニュー。「サイミン」は、ハワイ発祥のラーメンによく似た麺料理で、かつてハワイに渡った日本人が食べていたものが発祥と言われている。また「カルアピッグ」は、豚肉を蒸してほぐしたもののことで、本来はバナナの皮に包んで土の中で蒸し焼きにする。「カルアポーク」ともいう。同商品は、「カルアピッグ」の香ばしい香りとレモンのさっぱり感が、相性の良いメニューとなっている。販売期間は9月1日から30日まで。価格は990円(税別)。また、8月6日に発売した「カレーレモンサイミン(ラーメン)」(790円・税別)は人気商品となり、9月1日からグランドメニュー化することが決定。いつでも食べられるメニューとなった。同店では、今後も続々と季節のサイミンメニューを発売していく予定という。
2015年09月06日QSCが運営する「39YOSHOKU」はこのほど、新メニュー「アロハボウル」6種類を発売した。同店は、東京都・日本橋馬喰町で営業するハワイアンビストロ。白を基調としたハワイの海辺をイメージした店内では、フレンチ三ツ星レストランで修行経験を持つシェフが作るリゾートメニューを味わえる。今回は、"ハワイアンな丼"として「アロハボウル」6種類が登場。「トウフボウル」(790円)は、豆腐一丁を丸ごと使用したメニュー。豆腐と卵と野菜を混ぜる食べ方がおすすめだという。「ポキボウル」(990円)は、漬けにしたマグロとアボカドを混ぜた丼で、女性に人気の商品とのこと。「フォアグラチキンボウル」(1,490円)は、以前に期間限定で提供していた「フォアグラローストビーフ丼」に続くフォアグラを使ったメニュー。今回は「手軽にフォアグラボウルを食べてもらおう」という思いから、ローストビーフの代わりにチキンを使用して発売したとのこと。そのほか、「ステーキボウル」(990円)、「ローストビーフボウル」(890円)、「モチコチキンボウル」(890円)がラインアップ。なお同店では、「氷レモンラーメン」(990円)と「カレーレモンラーメン」(790円)も8月31日までの期間限定で販売している。※価格は税別
2015年08月23日QSCが運営する東京都・日本橋馬喰町のロコモコ専門店「39YOSHOKU」は15日まで、「フォアグラ」シリーズ第3弾「フォアグラロコモコ」を販売している。○フランス料理とハワイ料理が融合?同シリーズは、全て2週間限定のメニュー。第1弾では「フォアグラレモンラーメン」(販売期間終了)を、第2弾は6日まで「フォアグラバーガー」を販売。第3弾の同商品は、フランス料理とハワイ料理が融合し、ジューシーなハンバーグと濃厚なフォアグラと卵からなる。価格は1,890円(税別)。好みでソース(カレー、デミグラスソース)とサラダ(マカロニサラダ、ポテトサラダ)と卵(目玉焼き、スクランブルエッグ)を選ぶことができる。同店シェフはデミグラスソース、ポテトサラダ、スクランブルエッグを薦めている。
2015年07月05日QSCが運営する「39YOSHOKU」はこのほど、「トマトラーメン」(税別900円)を発売した。7月31日までの期間限定で提供する。同店は東京都・日本橋馬喰町にあるロコモコ専門店。8年間パリで修行した村山幸就(むらやまこうじ)氏がグランシェフを務め、2014年から同店のメニュー開発を行っている。今回発売したラーメンは、以前に同店の日替わりメニューとして人気だった一品で、このほど夏のメニューとして復活することになった。スープには、スペインの一般的な家庭料理で知られる、トマトベースの冷製スープ「ガスパチョ」を使用している。トッピングとして、パルメザンチーズ(税別150円)のほか、麺2倍(税別150円)、激辛(税別100円)なども用意した。また、5月末まで期間限定メニューとして提供していた「レモンラーメン」(税別800円)をグランドメニューに追加した。さらにレモンシリーズ第2弾として、「レモンチキンロコモコ」(税別980円)も6月の限定メニューとして販売中。夜にはおつまみメニューとして、「チキン単品」(税別600円)を提供している。
2015年06月08日QSCが運営するロコモコ専門店「39YOSHOKU」(東京都・日本橋馬喰町)は4月1日~5月31日、グランドメニューとして「レモンラーメン」(税別800円)を販売している。同店は、"本格的なハワイの料理を日本で"をコンセプトに、2014年6月30日にオープン。「オリジナルロコモコ(1/2LB)」(1,090円)をはじめとするロコモコ各種のほか、「ビーフステーキプレート(1/2LB)」(1,490円)や「ガーリックシュリンププレート(8本)」(1,090円)なども取りそろえる。今回発売となったレモンラーメンは、ハワイの汁そば・サイミンからインスピレーションを受けて開発したもの。日替わりメニューとして3月に数日販売したところ、「また食べたい」「今日は販売していないのか」などの声が多く寄せられたことから、期間限定のグランドメニューとして販売することが決定したという。同商品は、レモンの酸っぱさが特徴のラーメンで、あっさりしているのにあとを引く味わいとのこと。スープもラーメン店のように本格的にだしを取り、麺も生麺を使用している。トッピングのレモン・パクチー・チャーシューは、それぞれ100~150円で追加できる。※価格はすべて税別
2015年04月08日気軽に飲めるバルで、こだわりの詰まったピザを食べたい!そんな時にオススメなのが「人形町ピザバル」(東京都日本橋人形町)だ。同店は11月1日にオープンし、元フレンチシェフの田代周平オーナーが腕を振るっている。「より多くの方に、カジュアルにおいしいピザを楽しんでもらいたい」をコンセプトにした店内は、白と木目を基調としたシンプルな空間になっている。客から見えるところに設置されているまき窯は、日本橋の職人によって作られた特注窯。ピザが1枚1枚焼き上げられていく様子を見ながら、料理を待つのも興味深い。ピザは全部で10種類。フランスパン粉100%で作られた生地は、もちもちとした食感と焼き上がりのサクッとした軽さが特徴。「ハニー・ゴルゴンゾーラ」(1,500円)は、辛味のあるゴルゴンゾーラの上に、はちみつをかけて食べるというもの。味のコントラストが楽しく、癖になる一品だ。また、手作りトマトソースの「マルゲリータ」(900円)は、女性ひとりでも軽く1枚食べられる。また、バル使いも提案しており、「ブロッコリーとアンチョビのソテー」(500円)、「カポナータ」(500円)、「タコのマリネ」(600円)など、軽いつまみは9種類、前菜は12種類展開している。ピザに合うドリンクとして、イタリアワインのみを赤・白10種類をそろえている。中でも、日本では取り扱いが少ない銘柄もあるイタリアビールは、全て600円で提供されているのがうれしい。ランチタイムには、ピザ5種類(マリナーラ、ロマーナ、ハニーゴルゴンゾーラなど)から1枚に、ミニ前菜が付いて800~1,500円。また、ピザは全メニュー店内と同じ価格でテイクアウトもできる。●information営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)/17:30~23:00(L.O.22:30)定休日:日・祝席 数:20席アクセス:地下鉄日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A3出口より徒歩1分【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日少しずつ寒さが増すこの季節、家のなかでゆっくり編みものや手芸を楽しむのが楽しみという人も多いのでは? そんな人にぜひおすすめしたい糸の専門店、その名も「Keito(ケイト)」が問屋街の馬喰町にオープンした。この店を運営するのは、57年の歴史を持つ編み物手芸出版社「日本ヴォーグ社」。「昨年の震災の影響でハンドクラフトに目が向いたり、ファストファッションの流行で、人とは違うものを作って身につけたいという人が少し増え、初心者向けの手作り本が最近動いているんです。その割には手芸店がどんどん減っていて、また初心者の方が本を見ただけでは分からず、出版社宛に質問がすごく増えてきて。電話では説明が難しいところがあり、また実際に毛糸が素敵だということを伝える場所を作りたいということになり、お店を始めました」と、「日本ヴォーグ社」の三根さんはオープンのきっかけについて語る。 「サルビア」を主宰する、デザイナーのセキユリヲさんによるロゴがかわいい。オープンにあたり、イギリスやイタリア、フランスを中心に世界の工房を訪ね、巡り合った特別な糸、約1000点が揃う。例えばイタリアの上質なウール糸のメーカー、“ラナガット社”は、海外糸の割には500円からと手頃。実際に見ると発色がきれいなため、色の違いを見て選んでもらいたいと全色仕入れているのだそう。手染めの手紡ぎ糸など1点ものの糸も多く、季節ごとに色や素材を変えて商品展開をしていきたいという。「毛糸に触れていない方は、ウールのボール状のものしか頭にないと思うのですが、使うと面白いものがたくさんあるんです。麻も種類によって全く手触りが違ったり、高級メゾンで使われていような糸は、スパンコールやラメが入っていて、少し使うだけで華やかになります。10g単位で販しているので、ちょっとしたアクセントにもおすすめです」と三根さん。海外のアパレルにも糸を卸している、長谷川商店のスーパーキッドモヘア“SEIKA”のが実際に見られるのは、「Keito」ならでは。受注販売している。1本の糸にさまざまな色が混じり、編むと自然に縞模様になるという、ユニークな“SOCKS”の糸。また、スウェーデンのバンド織りやマフラーなど、基礎から教えてくれるワークショップも開催。編み物や手芸の本のアーカイブの閲覧もでき、作りたいものが決まっていなくても、知識豊富なスタッフが糸選びからサポートしてくれるので、初心者でも安心だ。さまざまな種類の色とりどりの糸を見ているだけで、きっと何か作りたくなるお店。ぜひ訪れて、冬支度に手作りをしてみては?Keito住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-3-4 トガサキビル1F営業:11:00〜19:00TEL:03-5642-3006取材/赤木真弓
2012年12月03日