■これまでのあらすじ妻の響子に断りもなく義母を同居させた夫の拓人。元看護師であり調理師であることを理由に、義母にはいろいろ頼られるがそれでも大きな問題なく暮らしていた。そこに離婚した義兄の奏斗が息子の雄基を連れて無理やり居候し始める。しかも奏斗は拓人より自分が上と言わんばかりにいろいろ命令してくるが、1ヶ月間だけだからと我慢していた響子。しかし突如、奏斗はこのまま住み続けると言い始めて…。ひとり反対する響子だが拓人は助けてくれず、夫を見捨てて娘の綾音を連れて実家に帰る。数日後、拓人が響子と話し合うため訪れる。しかし「兄貴と母さんがごめん!」と言う拓人を、響子は「何被害者ぶってるの?」と一蹴し、「誰も守ってくれないから私のことは私が守るって決めた。家には帰らない!」と言い放つのだった。おそらく拓人は小さい頃から親や兄によって押さえつけられ、自分の意見を通すことが苦手なのでしょう。そしてそのことに被害者意識があるからこそ、「自分が一番悪い」とは思っていなかった…。でも一緒に闘って欲しかった夫に裏切られた私にとっては、一番許せないのは拓人でした。自分で言いだしたこととは言え、「離婚」の2文字が現実味を帯びてきたある日、お義兄さんの元妻であり、雄基くんの母親の梓さんにようやく会うことができました。そこで私がまったく知られざる事実を教えてもらったのです。この事実を突きつけたとして、お義母さん、お義兄さんがどう動くのか、そして肝心の拓人が私との将来をどう考えているかはわかりませんでした。それでも私は一度自分の家に帰ることにしたのです。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全24話)毎日更新!
2024年03月11日「わたし、初産だったよな…?」日南響子さんは10月に結婚と妊娠を公表 。11月28日、Instagramで「我が子が誕生しました」「ちゃんと育ってくれるのか生まれて来てくれるのかと心配になりながらも早く早く会いたくて毎日沢山お腹に声をかけ続けた10ヶ月でした」と、出産したことを報告しました。ただ、「お産に至るまで色々あって心の準備が整う前に分娩台に上がる出来事があったりと大変なスタートを切った」とも明かした日南さん。お産自体は「この子の頑張りもあり陣痛がしっかり乗っかってから3時間程で出て来てくれて」、赤ちゃんは「3720gもあった」そう。「『わたし、初産だったよな…?』と自分でも疑うぐらいの早さと大きさに皆で驚きました..」と、大きな赤ちゃんをスムーズに出産したようです。しかし産後、母体に異変が。「何やかんやで身体はちゃんと気張っていたみたいで2.5ℓを超える出血があったためまさかの緊急搬送となり」「いきなり我が子と離れ離れに」なってしまったのだといいます。日南さんは酸素マスクらしきものをつけ、赤ちゃんと一緒にベッドに横たわる出産直後の写真も公開。思いもよらない事態に「やっとやっと会えたのに、、」と少し落ち込んでしまったそうですが、すでに回復し退院しているようです。出産時の出血、場合によっては命の危険も出産時の出血はよく見られる症状の一つで、経腟分娩での出血量の多くは800ml以下で、90パーセンタイル値※は経腟分娩で800ml(多胎では1,600ml)、帝王切開で1,600ml(多胎では2,300ml)程度となります。※出血の少ない順から数えて90パーセントに位置する値場合によっては、数千ml以上にもおよぶ危険な大出血につながることもあり、その場合はママと赤ちゃんの命に関わるため、速やかな対応が必要となります。また、出産時に出血がとても多かった場合、産後に貧血になりやすくなる点でも注意が必要です。貧血になると疲れやすくなる、頭痛や息切れがする、少しの運動がつらくなるなどの症状が起きます。産後に意識して鉄分の多い食事を心がけていれば、1ヶ月ほどで改善することがほとんどですが、もし食事だけで貧血が改善されない場合は、かかりつけの医療機関で鉄剤を処方してもらいましょう。参照:【医師監修】産後の貧血 | 原因と鉄分不足への対処法
2023年11月30日「恋なんて、本気でやってどうするの?」第5話が5月16日放送。西野七瀬演じる響子の“本心”に「半端なく響いた」などの声が上がる一方で、広瀬アリス演じる純の行動には「すごく共感」「振り回しすぎ」など様々な反応が寄せられている。「恋なんて人生のムダ!」と思っている主人公をはじめ、恋に本気になれない6人の男女の群像ラブストーリーを描く本作。恋愛経験ゼロの桜沢純を広瀬さんが、特定の交際相手を持たない刹那主義的な恋愛をしてきた長峰柊磨を松村北斗がそれぞれ演じる。2人のほか、純の高校時代の同級生・清宮響子に西野さん。響子が想いを寄せる「サリュー」シェフの岩橋要に藤木直人。純と響子の親友・真山アリサに飯豊まりえ。アリサの“レンタル彼氏”内村克巳に岡山天音。柊磨の“匂わせ投稿”をしていた竹内ひな子に小野花梨といった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柊磨と結ばれた純だが、頭の中は彼のことでいっぱいになり仕事にも身が入らない状態に。“仕事に命賭けてたのに…ダメだ、自分が一番軽蔑してたタイプの女になってるじゃん!”と自らの変化に困惑。さらにデート中に柊磨がほかの女性に優しく接する姿や、店にやって来たひな子への態度も以前と変わらない様子を見て、柊磨から距離を置こうとする。一方、純が柊磨との恋に夢中になっている姿を見た響子は、アリサにだけ要に憧れて「サリュー」に通っていることを打ち明ける…というのが6話の展開。響子の思いを知ったアリサは2人の距離を近づけるため、夫の敏彦(味方良介)が不在のときに料理の手伝いを口実にシェフの要を家に呼び、ホームパーティーを開いてはどうかと提案。敏彦の出張時を見計らってホームパーティーが開催されるのだが、そこに敏彦が帰ってきてしまう…。その後サリューを訪れた純は、店の前で響子を出くわす。純は響子にアリサから要のことを聞いたと明かし、結婚してても誰かに憧れることはある。響子は自分に線引きできる大人だからと話したうえで「全然罪ないと思う」と自分の考えを伝えるが、響子は自分が単に要に憧れてたわけではないと告げ、「要さんが好き。要さんが欲しい」と自らの率直な思いを口にする…。そんな響子に「要に対する想いを純に語るシーンが半端なく響いた」「響子ちゃんの本音というか気持ちを純ちゃんに伝えたところ涙でた」など共感の声が寄せられる一方で、「気持ちはわかるけど相手に迷惑かけるから順番は間違えちゃダメよー」といった声も。一方、柊磨からの電話を無視していた純だが、帰宅すると自宅の前で待つ柊磨の姿が。柊磨から「俺、避けられてる?」と聞かれ「仕事が忙しかっただけ」とごまかす純だが、帰ろうとする柊磨を後ろから抱きしめ「実は避けてた」と本当のことを話し始める。「嫉妬深いし、臆病だし、心配性だし。しっかりしてるように見えてるかもしれないけど」と言う純。“柊磨がそばにいるのは今だけで遠くに行ってしまうかも”と不安だった想いを打ち明ける純に「純の気持ちすごく共感しちゃう 私も心配性だし臆病だし、些細なことで不安になる」といった共感が寄せられる一方で、「純は柊磨を振り回しすぎやで」といった反応も送られている。【第6話あらすじ】テーブルウエアの展示会で純がデザインした器が好評を博す。会場には柊磨も姿を見せ、拓人が純の部下の前で2人が付き合っていることをほのめかすが、思わず純はそれを否定してしまう。同じ頃「サリュー」にオーナーがやってきて、突然店を閉めると言い出す。要の過去が関係しているらしい。純から「サリュー」閉店の話を聞いてショックを受ける響子に、要は自分の過去を打ち明ける…。「恋なんて、本気でやってどうするの?」は毎週月曜22時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2022年05月17日2020年5月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなりました。警察によると、自宅には遺書とみられるメモが置いてあったといいます。バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた木村さん。番組内での言動をきっかけに、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていました。所属事務所は、詳しい死因を明かしていないものの、誹謗中傷によって木村さんの心が傷付いていたのは確かです。木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんは同月31日にTwitterを更新。「娘の旅立ちを見送った」と報告しました。花の旅立ちをみんなで見送りました本当にかわいい顔をして寝ていたのですべてが嘘みたいで実感がありませんがたくさんのひとが花のことを愛してくれていてその想いは絶対に花に届いているしだからきっと花は今 さみしくないはずですこれからもずっと花を愛してあげてください pic.twitter.com/ypxUl92y8f — 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 木村さんの逝去後、ネット上では誹謗中傷をやめるよう訴える声が多数上がっています。一部では、誹謗中傷を送った加害者を必要以上に責める人もいるようです。これに対して響子さんは、「ヘイト(憎悪)のスパイラルをやめてほしい」とお願いをしました。皆さんに お願いがありますどうか 花のことでご自分を責めないでください他の誰かを 責めないでくださいなにかを 恨まないでくださいヘイトのスパイラルを止めてくださいもうこれ以上 こんなことが起こらないように花が望んだやさしい世界に少しでも近づけるように— 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 「自分や他人を責めないでほしい、恨まないでほしい」と強く訴える響子さん。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・やるせない気持ちでいっぱいです。響子さんも、どうか自分を責めないでくださいね。・誹謗中傷を送った人が許せず、同じ気持ちにさせたいと思いました。でもそれを花さんは望んでいないと思ってぐっと我慢しました。・人を責めたところで変わらないですよね。どうか優しい世界になってほしい。誹謗中傷をした加害者を、また別の人が中傷する行為はよい方向には進まないことでしょう。誰かを責めるよりも、一人ひとりがネットでのモラルを意識するほうが、誹謗中傷をする加害者は減っていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、女子プロレスラーの木村花さん。木村さんは逝去が報じられるおよそ10時間前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを残していました。また、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けており、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことですが、投稿を見るに多くの誹謗中傷が木村さんの心を深く傷付けたのは明らかでしょう。今回の件を受け、ネットでは世間で多発している中傷行為について非難の声が続出しています。木村花の母・木村響子が娘の逝去にコメント同月24日、木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんがTwitterを更新。娘の訃報について、多くの人に向けたコメントを公開しました。木村花 を応援してくれたかた仲良くしてくれたかた愛してくれたかた守ってあげれなくて ごめんなさい辛い想いをさせて ごめんなさいあなたが辛いと 花も辛いからどうか楽しく元気な花を心に置いてあげてください花が伝えたかったことをカタチにするためにもっと 強くなります— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 多くの親にとって、我が子に先立たれるのは想像を絶する苦しみでしょう。「守ってあげられなくてごめんなさい。つらい思いをさせてごめんなさい」という投稿からは、響子さんの深い悲しみや苦しみが伝わってきます。続けて、響子さんは一部のマスコミに対しこのように『お願い』をしています。マスコミの皆様へ警察や スターダム事務所に詳細を問い合わせるのは おやめください お仕事に詳細がでてしまいます死者のプライバシーをどうか尊重してあげてくださいギリギリのところで 闘っているひとたちの背中をおさないでくださいもう誰ひとりも傷つけないでください— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 訃報に対し、多くの人から「木村さんは間違いなく愛されていた選手だった」「テレビで見てとても好きだった」といったコメントが寄せられた、木村さん。木村さんは生前に「愛されたかった人生でした」と投稿していましたが、実際は多くの人から愛されていたのでしょう。しかし、好意的な言葉よりも一部の否定的な言葉のほうが印象に残りやすいのは、残念ながら事実です。木村さんのように傷付けられる人をこれ以上増やさないため、今一度『言葉』の正しい使い方について多くの人が再認識する必要があります。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優、歌手の日南響子さんです。女優と歌手、2つの顔を持ち、多方面でマルチな才能を発揮中!小さい頃から女優と歌手に憧れていたという日南さん。「中学1年生で受けた雑誌モデルオーディションがデビューのきっかけ。女優のお仕事をしながら映画の主題歌も歌わせていただいて、夢が叶いました」。それから精力的に音楽活動をすることを決意。約3年前から「珠麟‐しゅりん‐」名義でライブや配信を行う。「ゼロからのスタートだったので、ライブ会場に音源を送って、あえて名前と顔を隠して路上ライブをするところから始めました。音楽活動は、自分の体が使えなくなるまで続けたい!」血が繋がってないのに2羽はいつも一緒。文鳥のやつめとちょぼ。懐くまで時間がかかったけど、こんなに親密に!愛らしい見た目と性格にメロメロなんです!こよみくんは、歌をうたったり、おもちゃで遊んだり、かなりやんちゃ!愛鳥家から人気の鳩笛を集めています。「ほ~」と音が出る鳩笛。作られた地域によって色や形が違うのも魅力的!ひなみ・きょおこ1994年生まれ。「日南響子」名義で女優、「珠麟」名義で歌手活動を行い、多彩な表現力で多くのファンを魅了。※『anan』2017年12月6日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年12月04日小幡文生による“絶対に読んではいけない漫画”を竜星涼をはじめ、須賀健太、加藤雅也ら個性派キャストを迎えて贈る『シマウマ』。この度、本作に登場する日南響子と高橋メアリージュン、闇社会を生き抜く“ヤバイ女”の魅惑的な場面写真が到着した。「美人局」で仲間達と一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫(竜星涼)は、ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていき、“回収屋”の“ドラ”として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが…。原作は、 2010年より「ヤングキング」(少年画報社)にて連載、累計発刊部数約 150万部を超える人気を誇る同名コミック。現代社会の暗部を強烈に切り取りながら身近に潜む闇を炙り出すダークな世界が繰り広げられている。監督には『探偵はBARにいる』シリーズなど、数多くの話題作を手がける橋本一。また脚本は、『凶悪』で第37回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞している高橋泉が手掛けた。キャストには、他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”の世界へ足を踏み入れる主人公・ドラ/倉神竜夫役の竜星さんをはじめ、回収屋の一員で“ジョーカー”のような奇抜なメイクを施した猟奇的な快楽殺人者・アカ役に須賀さん、回収屋の紅一点で敵か味方か分からない“ミステリアス”な女・キイヌ役に日南さん、回収屋を取り仕切る謎に包まれた“ボス”の男・シマウマ役に加藤さん、そのほか、高橋さん、天乃舞衣子、脇知弘、松田賢二、福士誠治など、癖ある原作にも負けない面々が脇を固めている。怨みを抱えた依頼の代わりに、死よりもつらい制裁を与える回収屋たちの仕事は、血で血をぬぐう残虐なもの。そんな暴力シーンの多い本作の中で、グラビアや女性誌モデルとしても活躍している美女2人が、男性キャストたちに負けず劣らず体をはった演技が高く評価されている。今回到着した写真は3枚。セクシーな姿だが、ぐったりとしただ一点を見つめる高橋さんと、髪を鷲掴みにされ、鋭い睨みを聴かせる日南さん。そして高橋さんは、白い服に身を包み、足を拘束され、顔には包帯、もはや誰だか分からない状態の写真も公開された。一体彼女たちの身に何が起こったのか。女優魂を感じる場面写真となっている。キイヌ役の日南さんは「なかなかクレイジーな内容でしたので、コレが映像になったらどうなるのだろうかと、現場に入る前から楽しみにしておりました。原作のキイヌとは(容姿が)少し違いますが、それもあってなのか、とても演じがいがありました」と撮影をふり返り、彩役の高橋さんは「私はいつも希望を持って生きてきた方なので、希望を持ったことない役を演じるのは難しく、とても勉強になりました。そして周りの復讐劇が恐ろしすぎて悪いことはしちゃいけないなと改めて思いましたね(笑)」とコメントした。『シマウマ』は5月21(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月23日『ツナグ』などの直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台あいさつが4日、に都内で開催され、水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇した。高校時代、クラスの中で太陽のように輝いていた高間響子(水川あさみ)と、彼女に寄り添っていた同じ名前のクラスメイト、鈴原今日子(木村文乃)。しかし、ある日をきっかけに2人の立場は逆転する。その10年後、彼女たちはクラス会で再会し、過去と対峙する。水川と木村は本作で初共演を果たした。水川は「いっしょに撮影したのは、ラストシーンだけだったんだけどね」と、笑顔で木村と顔を見合わせる。木村は、水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と好印象だった様子。水川も木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と称えた。その後、冬の寒かった撮影について、水川たちから矢崎監督に恨み節が。木村が、ポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まった件で「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。水川も「寒くて口がガタガタ言って、NGを出したことを覚えています」と続け、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」と抗議。矢崎監督は恐縮しきりで、会場からは笑いがもれた。最後に、水川は『太陽の坐る場所』について「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です」と表現。矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と自信をもってアピールした。
2014年10月05日映画『太陽の坐る場所』が10月4日(土)に公開を迎え、水川あさみ、木村文乃、森カンナという女性キャスト3人と矢崎仁司監督が揃って都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。映画化もされた「ツナグ」などで知られるベストセラー作家・辻村深月の同名小説を映画化。高校時代は“女王”のような存在だったが、いまは地方局の女子アナとして充たされない日々を送る響子と、そんな彼女の影に隠れた高校時代を送るも、いまは女優として活躍する今日子という2人の“キョウコ”を中心に女たちのドラマが展開する。登壇するや、“女子会”のような雰囲気で楽しそうに話し、互いにツッコみ合う女優陣3人だが、撮影中に3人が顔を揃えるシーンはなく、メインキャストの水川さんと木村さんですら一緒のシーンはラストのみ。水川さんは「シーンの切り替わりですれ違ったり、あとは最初の本読みで顔を合わせただけ」と明かしつつ、2人の様々な思いが詰め込まれたラストについて「自然に、その場の空気や匂いの中であのシーンが出来たと思います」とふり返る。木村さんは共演シーンはわずかながらも、それ以外の時間でも水川さんの存在をしっかりと感じていたようで「普段から明るくて、本当に太陽みたいでした」と語り、“再会”のシーンでも「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と述懐する。森さんは、なかなか胸の中の思いを言葉に変換できないようで、そんな様子を水川さんらからイジられ、励まされつつ、作品について「観終わって『女って切ない生き物だな』と感じました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えたかもしれないし、(舞台となった)山梨って東京に近いようで遠くて、『(地元から)出た組』と『出なかった組』とあって…」と映画に登場するドロドロとした思いを抱えた女たちの思いを代弁する。「言葉にしにくいものがあるけど、観終わったら分かっていただけると思います」とうなずいた。矢崎監督は「普段は映画を作る時に、映画史の中から『超えるべき作品』を見つけるんだけど、今回はそれが見つからなかった」と明かし、「僕の中で最高傑作と言えるかもしれない。繰り返し観るに耐えうる作品を作ったつもり」と落ち着いた口調のながらも強い自信を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『太陽の坐る場所』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』が10月4日に公開を迎え、主演の水川あさみに木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が有楽町スバル座で行われた舞台あいさつに登壇した。『太陽の坐る場所』舞台挨拶その他の写真映画は、高校時代は女王のような存在だったが10年後のいまは地方局の女子アナとして充たされぬ日々を過ごす響子と、高校時代は地味だったが、いまは女優として成功を収めた今日子。“キョウコ”という同じ名を持つふたりの姿を通じて、女性特有の心理を繊細に紡ぎ出していく。実は、水川と木村と森の3人が劇中で顔を合わせる機会は一度もなく、この舞台あいさつでしか見られない貴重なスリーショットとなった。劇中では様々な思いを胸に秘めている3人だが、壇上に並ぶと和気あいあいとしており仲の良い3姉妹のよう。水川は、木村と唯一の共演シーンとなったクライマックスについて「自然に、その場の空気でああいうシーンが出来ました」と述懐。「何とも説明しづらいんですが、不思議と“キョウコ”でした。印象に残るシーンになりました」と語る。木村もそのシーンに触れ「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と語る。普段の水川については「本当に太陽みたい!」とその明るいキャラクターを称賛する。水川も木村も、撮影時の厳しい寒さについて顔をしかめて振り返っていたが「ふたりとも『寒かった』と言ってますが、一番寒かったのは私!」と異議を唱えるのは、同級生を演じた森。「とにかく寒かった! セリフを話すと口から白い息が出るので氷を食べて体の中から冷さないといけなかった」と苦労を明かした。完成した映画について森は「女って切ない生き物だなと思いました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えるかもしれませんが…」と女性特有の感情のもどかしさを語り、木村も「小さい時や思春期の傷が大人になっても癒えない人はいる。周りに『そんなの何でもない』と言われても、そうじゃないということを丁寧に描いた作品」と登場人物たちの思いを代弁する。水川は「気持ちいい映画じゃないかもしれないけど、懐かしさや青臭さを感じていただければ」と呼びかけた。『太陽の坐る場所』公開中
2014年10月04日水川あさみと木村文乃が正反対の2人の“キョウコ”を演じる『太陽の坐る場所』が、舞台となった山梨の先行公開でヒットスタートを切り、10月4日(土)より全国でも公開となる。このほど、本作で、かつての高校時代の人気者から一転、現在では閉塞した日々を送るヒロイン・響子を演じた水川さんの、“転落”劇中ビジュアルが到着した。学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた高間響子。自分の立場も、好きな人も、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧な高校時代。彼女の傍にはいつも、同じ名前を持つ同級生の鈴原今日子がいた。しかし、高校生活も終わりが近づいてきた日、ある出来事をきっかけに、その光と影が逆転。10年後、響子(水川さん)は過去の輝きを失い、地元局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごしていた。一方の今日子(木村さん)は、東京で誰もが憧れる人気女優として成功。そんな2人の元に、クラス会の知らせが届く――。2012年にヒットした『ツナグ』の原作者で、直木賞作家の辻村深月の同名ミステリー小説を、『ストロベリーショートケイクス』『スイートリトルライズ』の矢崎仁司監督が完全映画化した本作。ほぼ全編、山梨でロケを行い、山梨出身の「レミオロメン」の藤巻亮太が、ソロとして初の映画主題歌を書き下ろしている。そんな本作で、高校時代の女王の座から転落し、鬱々とした日々を送る響子役を演じているのが水川さん。劇中では、セーラー服姿でお天気レポートをし、ラジオのディスクジョッキーとして番組をそつなくこなしてはいるが、その表情はどこか浮かない。過去に囚われ、同級生たちからのシビアな言葉に暗く落ち込むシーンでは、全く違う雰囲気をまとい、“光と影”の2面性を見事に表現しているという。水川さんは、響子という役について「いろいろな側面がある女性。その時々の仮面をかぶって、取り繕っているようなイメージを受けました。だから、響子という女性のことをすぐに理解はできなかったんです」と明かし、常に複雑な心理状態を抱える響子は、なかなかの難役であったことを告白。しかし、「だからこそ挑戦したかったし、信頼を寄せている矢崎監督のもとで演じたい」との熱意で、この役に挑んだという。その水川さん演じる響子と、かつては地味だったものの、いまでは華やかな人気女優となった、木村さん演じる今日子を中心に進む、ひと筋縄ではいかないミステリー。なお、本作では、そんな2人の“キョウコ”にちなみ、有楽町スバル座限定で“キョウコ”さん割引を実施。免許証、学生証、保険証のいずれかを劇場窓口で提示すると、劇場料金が割引される。『太陽の坐る場所』は10月4日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開、山梨にて先行公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽の坐る場所 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「太陽の坐る場所」製作委員会
2014年10月03日日南響子がヒロイン演じた映画『桜姫』の初日舞台あいさつが決定した。恋に身を焦がし“お姫”から“遊女”へと堕ちていく可憐な少女を演じた日南が、劇中で大胆な濡れ場に挑戦した話題作だ。本作は、江戸時代後期の歌舞伎狂言作者・四世鶴屋南北による演目『桜姫東文章』を、映画『相棒シリーズ X DAY』や『探偵はBARにいる』の橋本一監督が大胆にアレンジ。自分を犯した泥棒に心惹かれ、高家の娘から遊女となって彼との再会を願う桜姫(日南)を中心に、波瀾万丈のドラマが、浮世絵や歌舞伎の世界観を意識したビジュアル、アクションシーンを盛り込み描かれる。公開初日の29日(土)には東京のヒューマントラストシネマ渋谷に日南、青木崇高、橋本監督が登壇し、30日(日)には大阪のあべのアポロシネマで、日南、青木が舞台あいさつを行う。舞台あいさつのチケットは、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都)のプレリザーブが15日(土)から。一般発売は22日(土)。あべのアポロシネマ(大阪府)の一般発売は15日(土)から発売される。『桜姫』6月29日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開『桜姫』舞台挨拶6月29日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷登壇者:日南響子、青木崇高、橋本一監督6月30日(日)あべのアポロシネマ (大阪府)登壇者:日南響子、青木崇高チケット発売:6月15日(土)プレリザーブ/ヒューマントラストシネマ渋谷6月15日(土)あべのアポロシネマ6月22日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷
2013年06月13日