“憂うつ”や“おっくう”の原因、「かくれ老化」「脱かくれ老化プロジェクト」実行委員会は、“憂うつ”や“おっくう”の原因は「かくれ老化」であるという調査結果を発表した。「かくれ老化」とは、体内で静かに進行した細胞や組織の老化が、体のさまざまな部位に現れる現象のことで、10月に行われた調査によると、40~50代の約75%がこのかくれ老化の該当者であるとされている。今回は40歳~59歳の「かくれ老化」該当者767名(男性361名・女性406名)と、健康な人233名(男性139名・女性94名)を対象に、心の健康に関するインターネット調査が行われた。その結果、日常のなかで憂うつや面倒を感じる人は、かくれ老化の該当者の方が健康な人よりも2.8倍も多く、肌のシワや歯茎が気になって笑うのが嫌だと感じる人は、かくれ老化の該当者のほうが約4.6倍も多いことが判明した。「脱かくれ老化プロジェクト」実行委員会この「かくれ老化」は、運動・食事・サプリメントなどに気をつけることによって、予防することが可能だ。城西大学薬学部医療栄養学科教授の真野博氏を中心として設立された「脱かくれ老化プロジェクト実行委員会」は、40~50代の人たちへ向けた、「かくれ老化」の認識と予防に対するさまざまな情報発信を行っている。かくれ老化は酸化、糖化、代謝の衰えが主な原因であり、筋肉・骨・関節・髪・爪・歯・肌の7つの部位に影響が現れるとされている。放っておくとロコモティブシンドローム(運動器症候群)につながる可能性もあるので、上記の7つの部位に変化が現れ始めたら早期に対策を行うことが大切だ。かくれ老化のケアとしては、負担の少ない簡単なエクササイズを継続して行うこと、抗酸化食材・抗糖化食材などを食事に取り入れることなどが挙げられる。また、自分のウィークポイントに効果的なサプリメントを摂取することも、かくれ老化防止に役立つ。特に、最近注目されているコラーゲン由来のBMペプチドは、7つの部位全てに効果があるサプリメントとされており、有効だ。元の記事を読む
2012年12月10日「栄養機能食品」と書かれた食品を、コンビニやドラッグストアで見かけことがあると思います。手軽に栄養補給ができ、お菓子として食べられるようなおいしいものも多いです。ですが、この「栄養」が何を指しているかご存じでしょうか?これは食品衛生法(飲食による危害の発生を防止するための法律)で、「ミネラル、ビタミンの補給を主な目的として定められた基準に従ってその栄養成分について機能の表示をしている食品」と定義されています。つまり、対象となる栄養素をミネラルやビタミンに限定していることが特徴です。また、その量については絶対量ではなく、上限値と下限値を設定しています。写真の「クリーム玄米ブラン」を見ると、「カルシウム」と「鉄」について「個包装1袋あたりカルシウム238mg、鉄2.5mg」と書かれています。今回のカルシウムと鉄についての栄養機能食品としての量的基準は、・カルシウム……210mg~600mg・鉄……2.25mg~10mgとなり、その基準値を満たしているため栄養機能食品という表示ができるというわけです。足りなくても多すぎても駄目で、仮にカルシウムが601mg以上入っていたとしても、「栄養機能食品」と表記することはできません。ただし、栄養機能食品については別の特徴もあります。それは、・カロリーや糖質(糖類)についての量的規制があるわけではない・特定保健用食品(以下、トクホ)のように消費者庁の許認可等は必要なく、数値設定をクリアしてさえいれば表示が可能となるということです。栄養機能食品といった言葉を見ると、なんとなく「カロリーや糖質(糖類)を抑え、普段足りないとされる栄養素を補える」といったイメージを持ちがちですが、実のところはそうとも言えません。写真の「クリーム玄米ブラン」を見てみると、1商品中にはカロリー370kcal、糖質34gが含まれています。これは、おつまみとしても食べられているクラッカー「リッツチーズサンド ハンディパック」(カロリー390kcal、糖質39g)とさほど変わりません。「身体にいいものだからたくさん食べないと」と思っていたら、実はカロリーのとり過ぎにつながっていた、という事態にもなりかねません。こういった「栄養機能食品」を利用する場合にはしっかり栄養表示まで確認し、カロリーや糖質などの量も換算して、上手に利用することを心掛けたいものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日「脱かくれ老化プロジェクト」実行委員会は、40~50代の「かくれ老化」該当者と健康な男女1,000名を対象に、「かくれ老化」と精神状況に関する調査を実施した。調査は10月10日から15日にかけて、インターネットを通じて行った。同調査は、かくれ老化該当者767名と健康な人233名を対象に実施。「かくれ老化」とは、細胞や組織の劣化から身体の内部で静かに老化が進行し、30代までは気にならなかった、身体の様々な部位に現れる変化のことを指す。まず、「日々の日常の中で、何をするにも憂うつに感じたり、面倒に感じることがあるか」と尋ねたところ、かくれ老化該当者は53.1%が「感じる」と回答。健康な人19.3%に比べ、2.8倍もの差があることが分かった。また、「肌のシワ、歯や歯ぐきが気になって笑うのが嫌だと感じることがあるか」という質問では、「ある」と回答した割合はかくれ老化該当者が29.7%、健康な人は6.4%だった。かくれ老化該当者は健康な人と比べると、約4.6倍日常の中で笑顔を避けているようだ。同実行委員会によると、かくれ老化該当者は筋肉・骨・関節といった運動器の老化から、身体を動かすことを憂うつに感じる傾向があるという。また、加齢によるシワ・たるみ、歯や歯茎の老化によって、笑うことが嫌だと感じることもあるようだ。「笑い」は心身を健康に保つために重要な要素であることから、「かくれ老化」への対策が必要であるとしている。今回の調査の「かくれ老化該当者」は、かくれ老化のチェック項目のうち、該当するものが2つ以上、「健康な人」は、かくれ老化のチェック項目のうち、該当するものが1つ以下と定義して調査した。かくれ老化チェックは、同実行委員会公式サイトで行うことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日味の素は9月2日、管理栄養士を中心とした医療従事者150名を招き、東京都港区・青山で「栄養指導のための食事管理&試食体験セミナー」を開催。同セミナーのなかで、現場の管理栄養士・栄養士100名を対象にした「食事管理実態調査」を発表した。調査期間は7月13日から19日。「栄養相談の中で、対象者から求められることは何ですか?」と尋ねたところ、「我慢しない改善方法」が93%でトップだった。ついで、2位「ライフスタイルを変えない改善方法(75%)」、3位「満足感のある改善方法(65%)」、4位「費用のかからない改善方法(39.0%)」、5位「薬に頼らない改善方法(22.0%)」とつづく。栄養について相談してくる人の多くが、生活習慣を変えずに実践できる改善方法を求めていることがわかった。「糖尿病やその疑いのある方にカロリーコントロールを指導する際に役立つと思う、カロリーオフ製品はなんですか?」という質問では、1位「砂糖などの甘味料類(砂糖の代替となる低カロリー甘味料)(74%)」、2位「お菓子・デザート類(73%)」、3位「マヨネーズ・ドレッシング類(60%)」、4位「アルコール(ビール類)(47.0%)」、5位「清涼飲料(45.0%)」だった。「あなたは糖尿病やその疑いのある方に対して、低カロリー甘味料を栄養相談で案内、または使用したことはありますか?」という質問では、「案内、または使用したことがある」と答えた人が、86.0%にのぼった。同調査の結果から、「栄養相談の対象者は『我慢しない改善方法』を求めており、対象者の負担を少なくし、カロリーコントロールを実践していくには、カロリーオフ製品が大きな役割を果たすと見られる」と同社は分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日脱水状態に対する正しい知識と予防方法・対処方法の啓発を目的に発足した『教えて!「かくれ脱水」委員会』は、65歳以上のみの世帯で暮らす首都圏在住の男女を対象に、「熱中症に関する実態・意識調査」を実施。その結果について発表した。調査は2012年6月8日~6月10日に、65歳以上のみの世帯で暮らす首都圏在住の男女各150名ずつ計300名を対象にインターネットで実施した。まず、この1年間に熱中症/脱水症になったことがあるかを聞いたところ、熱中症を自覚している人は6.7%。脱水症に至っては、わずか3.3%という結果になった。熱中症は、体の脱水状態が進んでおこるが、脱水状態は症状が出るまで気づきにくい。そのため、多くの人が深刻な脱水の一歩手前の状態を自覚することができていないと考えられる。また、この1年間で、特に夏に感じる体の状態を聞いたところ、「だるくなる」(27.7%)、「食欲が低下する」(16.0%)、「元気がなくなる」(13.0%)、「体がほてる」(10.7%)などが上位にランクイン。52.3%の高齢者が、夏季に脱水状態が疑われる何らかの症状を経験していることが分かった。しかし、その原因についてたずねると「高齢のため」(53.5%)、「夏バテのため」(40.1%)といった回答が多くを占めており、「脱水症のため」と自覚している人は24.2%という結果に。全体の4割が、脱水状態が疑われる症状を経験しているにも関わらず、自覚していない「かくれ脱水」である可能性が高いことが分かった。熱中症になったときの対処方法を聞いたところ、「水分補給をする」と答えた人が86.7%で、その内訳は「水」という回答が6割強(64.6%)。熱中症を発症するまでに至る脱水状態のときには、ナトリウムやカリウムなどの電解質を摂取することが必要にも関わらず、適切な水分補給が認知されていないことも明らかとなった。脱水症は在宅時にも起こりやすい病態といわれており、リスク要因となる住環境として「一人暮らしである(気づいてあげにくい)」「気密性の高い住宅に住んでいる(風通しが悪い)」「断熱材を使った住宅に住んでいる(熱がこもりやすい)」「一番上の階で生活している(日差しを受けやすい)」ことがあげられる。そこで現在の住環境についてそれぞれ聞いたところ、上記の条件のいずれかに当てはまる「かくれ脱水」のリスク保有者は、7割以上(75.0%)に及ぶことが分かった。さらに、今夏、節電対策として「冷房を控える」と回答した人は全体の6割に及び、今後、高齢者における熱中症/脱水症の問題がより深刻化することが考えられる。教えて!「かくれ脱水」委員会は、兵庫医科大学教授の服部益治氏を委員長に、専門家6名が中心となって2012年6月1日に発足。熱中症やインフルエンザなどを原因とした脱水症状の予防や回復方法に関する正しい知識の啓発を行っている。
2012年06月26日メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイトMedPeerにて、「医学部における栄養学講義の必要性」について調査を実施した。調査の結果、7割以上の医師が栄養学の重要性を感じていることがわかった。調査は、MedPeer会員医師を対象に4月4日から10日まで、「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のアンケートをインターネットで実施。2,643件の有効回答が得られた。調査によると、医学部における栄養学講義について、「必要だと思う」という回答が76%。その理由として、「生活習慣病の増加に伴い、必要性が高まっている」「食事療法を指導する上では必須」「患者さんから食事関係の質問が多い」というものがあった。一方、「必要ない」は9%、「どちらとも言えない」は14%だった。その理由は「講義のコマ数や、他の講義との優先順位を考えると難しい」「必要な状況は科によって違う」などが目立った。また、医者になってからのほうが栄養学の必要性を実感するようで、「実地で学ぶほうがよい」というコメントも多くみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日乾燥や加齢によるうるおい不足が気になる人にファンケルは、ナノレベルのヒアルロン酸を新配合した、うるおい不足を感じている女性に向けたサプリメント「ナノ化 ヒアルロン酸」を、2011年12月19日より通信販売、直営店舗および一般流通で新発売する。価格は約30日分(30粒)が、1,780円。約90日分(徳用3袋セット)が4,770円。ヒアルロン酸など3成分が「みずみずしいうるおい」に導く「ナノ化 ヒアルロン酸」は、吸収性に優れた極小サイズのナノレベルのヒアルロン酸を高含有した錠剤型のサプリメント。ほかに、うるおい成分N-アセチルグルコサミンとバリア機能が期待できるセラミドを配合。3つの成分が多角的に働きかけ、「みずみずしいうるおいにアプローチする」という。元の記事を読む
2011年12月17日睡眠改善委員会は、20〜40代のかくれ不眠者と快眠者の男女832名を対象に、「睡眠が及ぼす肌への影響」に関するインターネット調査を実施しました。 美肌は女性の永遠のテーマ。“睡眠不足だと肌の調子が悪い”ということは、多くの女性が一度は実感したことがあると思います。しかし、肌のために睡眠を見直してみよう、という方は少ないのではないでしょうか。今回は、「肌トラブル」を睡眠の観点から調査、“かくれ不眠者”と“快眠者”ではどのような違いが現れたのか、美肌を手に入れるためには、どのように良い睡眠をとればよいのかをお伝えします。●不眠は肌の大敵! “かくれ不眠者”は肌トラブルを感じている 女性の“かくれ不眠者”、“快眠者”で肌トラブル経験を比較したところ、ここ1年「肌のハリが気になるようになった」と回答した人は、“かくれ不眠者”に多いことが分かりました(“かくれ不眠者” 41.3% vs. 快眠者28.4%)。 また、「肌の乾燥が気になるようになった」と回答した人も“かくれ不眠者”に多く(“かくれ不眠者”37.5% vs.快眠者27.9%)、他にも「吹き出物」「肌のくすみ」「毛穴の目立ち」でも、“かくれ不眠者”のスコアが上回っており、“かくれ不眠者”は複数の肌トラブルを抱えている人が多い傾向が明らかとなりました。●20代、40代で顕著な差“かくれ不眠”の20代女性は、肌の「ハリ」と「乾燥」にお悩み20代女性では、“かくれ不眠者” の「肌のハリ」や「肌の乾燥」の悩みは、“快眠者”よりも高く、15ポイント以上のスコア差が確認されました。●“かくれ不眠”の40代女性は複数の肌トラブルを実感40代女性では、「肌のハリ」、「肌のくすみ」、「しわ」、「しみ」といったあらゆる肌トラブルで“かくれ不眠者”のスコアが高く、“快眠者”との間で大きな差が認められました。「しわ」や「しみ」については、年齢的にも悩みが多いトラブルですが、この点で快眠者との間に大きな差がある、ということは特筆すべき点です。以上の通り、“かくれ不眠者”は、“快眠者”よりも肌トラブルを多く感じている傾向が明らかとなりました。次回は、睡眠改善委員会では、その背景・理由を睡眠改善インストラクターでもあり、インナービューティーアドバイザーでもある、友野なおさんに分析頂きます。■まずは自身の睡眠状態を認識「かくれ不眠」チェックシートを実施し、1つでもチェックがついたら「かくれ不眠?」。まずは、自身の睡眠状況を知ることから始めましょう。「かくれ不眠」チェックシート: ===========================================================女性に顕著な差“かくれ不眠”は肌トラブルの原因!?睡眠改善インストラクターが提案する、肌のための睡眠改善とは: ===========================================================提供: PR tims
2011年08月24日