ボーネルンドは子どもからシニアまで、幅広い世代が指先を使って楽しめる「フィンガーカー」を開発。ボーネルンドショップの限定10店舗とオンラインショップで9月中旬より販売する。同商品は2012年2月に開催された世界最大のおもちゃ見本市「ニュルンベルク・トイフェア」において、世界各国のおもちゃバイヤーの大きな注目を集めた商品。デザイン性と動きの意外性から評価された。遊び方は、ボディー上部の穴から指を入れて動かし、本体をコントロールするというもの。シンプルな見た目に反する、触ってみた時の意外性が魅力だという。ポイントは2つの独立した車軸を持っていること。各車輪が自由に回転するため、ちょっとした力の加え方で予期しない方向に進む。前後左右いろいろな動かし方に挑戦でき、触っている内に子どもからシニアまで無心になって楽しめる。3世代が楽しめる遊び道具であることも大きな特徴。子どもは集中力を養い、敏しょう性や指先の運動能力を鍛えることができる。大人はリラックス・ストレス解消が狙え、シニアは指先の運動による脳の活性化が促される。また、手首や指の運動療法リハビリ、セラピーにも活用できるという。対象年齢は5歳から。メーカーはドイツのヤノシック社。価格はフィンガーカー単品で4,725円、パズルセット(フィンガーカーにトラックパズル28ピースが付属)は7,980円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日JRグループは10月5日、昨年まで「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」として販売されていた乗車券を、装い新たに「秋の乗り放題パス」として発売する。同乗車券の利用期間は10月6~21日で、うち3日間、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席と、JR西日本宮島フェリーが乗り降り自由に。普通・快速列車の普通車指定席を利用する場合は座席指定券が、グリーン車自由席に乗車する場合はグリーン券が別途必要になる。春・夏・冬期に発売される「青春18きっぷ」との共通点も多く、「秋の乗り放題パス」も特例として、石勝線新夕張~新得間、津軽海峡線蟹田~木古内間、奥羽本線新青森~青森間の各区間内で特急・急行列車の普通車自由席に乗車可能(区間外にまたがる場合は乗車全区間の乗車券・特急券などが必要)。JR九州の宮崎~宮崎空港間でも特急列車の普通車自由席に乗車できる。JR線と接続する青森駅、野辺地駅、八戸駅の3駅で乗車・下車する場合に限り、青い森鉄道線の八戸~青森間も利用可能だ。「秋の乗り放題パス」は全国のJRの駅や旅行センター、おもな旅行会社などで発売され、価格はおとな7,500円、こども3,750円。同乗車券1枚を複数名で利用するのは不可。発売にあたって利用アンケートも行うとのこと。なお、JR西日本の「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」は今年も引き続き発売。乗車日当日に限り、JR西日本全線の普通・快速列車の普通車自由席とJR西日本宮島フェリーが乗り放題となり、発売日は10月5日で利用期間は10月6~21日。発売額はおとな3,000円、こども1,500円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日世界的な人気を誇る日本のアニメとマンガ。先日は”コミケ”と呼ばれるイベント「コミックマーケット」が開催され話題となったが、日本全国に多くのミュージアムも存在していることはご存じだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女936名に、行ってみたいアニメ・マンガミュージアムについて聞いてみた。Q.行ってみたいアニメ・マンガミュージアムを教えて下さい(複数回答)1位 三鷹の森ジブリ美術館(東京) 40.2%2位 藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川) 12.2%3位 ガンダムフロント東京(東京) 7.3%4位 横浜アンパンマンこどもミュージアム(神奈川) 3.2%5位 水木しげる記念館(鳥取) 2.9%■三鷹の森ジブリ美術館・「ラピュタのロボと写真を撮りたい」(28歳男性/食品・飲料/その他)・「定期的にそこでしか見られない短編アニメが上映されているから」(27歳男性/その他/その他)・「ジブリの世界が好きな事と、なかなかチケットがとりにくいという友人の話を聞いてから、ますます行きたくなりました」(23歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■藤子・F・不二雄ミュージアム・「ドラえもんが好きだから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)・「この人の作品は、ドラえもん以外にも素晴らしいものが沢山あると思うので、一度は行ってみたいと思います」(30歳女性/その他/その他)・「きれいなジャイアンが鎮座しているらしいので」(40歳男性/医療・福祉/専門職)■ガンダムフロント東京・「旦那がガンダムを好きなので、一緒にいってあげたい」(36歳女性/その他/その他)・「等身大ガンダムがみたいから」(36歳男性/人材派遣・人材紹介/技術職)・「ガンダムファンとしては行かないといけない」(29歳男性/商社・卸/その他)■横浜アンパンマンこどもミュージアム・「子どもがアンパンマン好きだから」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)・「グッズがかわいい、パンを買いたい」(30歳女性/建設・土木/技術職)・「アンパンマンは多くの人の正義の味方だから」(25歳女性/電機/技術職)■水木しげる記念館・「水木しげるさんも鬼太郎も好きなので」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「友達が行って楽しかったと言っていたから」(25歳女性/その他/その他)・「ゲゲゲの女房が好きだったから」(22歳女性/学生/その他)■番外編: 知らなかった人が多いかも?・「ちびまる子ちゃんランド(静岡): あるの知らなかったです! 是非行ってみたい! 」(25歳女性/学校・教育関連/その他)■総評1位は「三鷹の森ジブリ美術館」。ジブリファンの圧倒的な支持を獲得して「ネコバスに座りたい」「アニメの世界に入り込んだ気分になる」「以前行ったけど全然見たりなかったので」など、たくさんの意見が寄せられた。続いて2位は「藤子・F・不二雄ミュージアム」。こちらはドラえもんが好きだからという回答が圧倒的に多かった。ちなみに両ミュージアムはチケットは日時指定の予約制となっているので、行きたいと思った方は事前に確認しよう。3位は「ガンダムフロント東京」。こちら実物大のガンダム像を支持する声が多かった。4位は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」。お絵かき教室や人形劇などのイベントも豊富なので、子供を楽しませたいといった回答が多く寄せられた。そして5位は「水木しげる記念館」。鬼太郎が好きだからという回答はもちろん、夏だから妖怪を見てヒヤッとしたいという意見もあった。「三鷹の森ジブリ美術館」が最も支持された今回のアンケート。「トトロに会いたい」「メイの家に行きたい」「巨神兵に会いたい」などの意見も寄せられた。愛されるキャラクターを、これだけ多く生み出しているジブリの凄さを再認識する結果に。ちなみに「藤子・F・不二雄ミュージアム」には知的で凛々しいジャイアン像があるとの情報も。確かにアニメのジャイアンとは一味違う風貌なので、一見の価値あり、かもしれないぞ。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月2日~2012年8月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性402名 女性534名合計936名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日フマキラーは子どもの自然科学に対する探究心の向上と精神的な成長をサポートすることを目的に、webサイト「フマキッズこども研究所」を運営している。コンテンツ内では、今年で9回目となる「虫や植物とふれあうコンテスト」の作品募集も行っている。同サイトは子どものwebサイトとして2004年に公開開始。昆虫に関しての情報を豊富にそろえているほか、植物を上手に育てるポイント(植育)についても紹介。収穫した植物を使って「ものをつくること」(料理など)、「食べること」(食への興味など)、「学ぶこと」(写真を撮るなど)、「身体を動かすこと」(花壇づくり・畑仕事など)など、子どもたちが生活していくために必要な情報を随時アップしている。そのほか、毎年恒例となっている「夏休み自由研究のすすめ方」や「虫はかせに聞いてみよう」などのコンテンツも用意。クイズに答えながら虫や植物について学べる「フマキッズ検定」も好評のコンテンツのひとつとなっている。今年で第9回目を迎える「虫や植物とふれあうコンテスト」。”虫と植物を題材にした自由創作”というテーマを基に、「実験と研究」「作文」「音楽」「絵画」「工作」「緑のカーテン」の6部門に分けて募集する。募集対象は全国の小学生。応募者にはもれなく参加賞がプレゼントされるほか、「フマキラー大賞」「フマキッズ賞(部門賞)」 受賞者には賞状と副賞が贈られる。「フマキラー大賞」に選ばれると、1泊2日で行くフマキラー広島工場見学に招待される。応募締め切りは9月30日。なお、歴代の受賞作品などは、「フマキッズこども研究所」内コンテスト結果発表で閲覧できる。同研究所は9月2日まで、自然に触れ合いながら、いろいろな虫の生態について楽しく学べるスタンプラリーを開催している。場所は「ひるがの高原 牧歌の里」(岐阜県郡上市)、「ツインリンクもてぎ内ハローウッズの森」(栃木県芳賀郡)、「鈴鹿サーキット」(三重県鈴鹿市)。参加は無料だが、施設入場・駐車料が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日世界的な人気を誇る日本のアニメとマンガ。先日は”コミケ”と呼ばれるイベント「コミックマーケット」が開催され話題となったが、日本全国に多くのミュージアムも存在していることはご存じだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女936名に、行ってみたいアニメ・マンガミュージアムについて聞いてみた。Q.行ってみたいアニメ・マンガミュージアムを教えて下さい(複数回答)1位 三鷹の森ジブリ美術館(東京) 40.2%2位 藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川) 12.2%3位 ガンダムフロント東京(東京) 7.3%4位 横浜アンパンマンこどもミュージアム(神奈川) 3.2%5位 水木しげる記念館(鳥取) 2.9%■三鷹の森ジブリ美術館・「ラピュタのロボと写真を撮りたい」(28歳男性/食品・飲料/その他)・「定期的にそこでしか見られない短編アニメが上映されているから」(27歳男性/その他/その他)・「ジブリの世界が好きな事と、なかなかチケットがとりにくいという友人の話を聞いてから、ますます行きたくなりました」(23歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■藤子・F・不二雄ミュージアム・「ドラえもんが好きだから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)・「この人の作品は、ドラえもん以外にも素晴らしいものが沢山あると思うので、一度は行ってみたいと思います」(30歳女性/その他/その他)・「きれいなジャイアンが鎮座しているらしいので」(40歳男性/医療・福祉/専門職)■ガンダムフロント東京・「旦那がガンダムを好きなので、一緒にいってあげたい」(36歳女性/その他/その他)・「等身大ガンダムがみたいから」(36歳男性/人材派遣・人材紹介/技術職)・「ガンダムファンとしては行かないといけない」(29歳男性/商社・卸/その他)■横浜アンパンマンこどもミュージアム・「子どもがアンパンマン好きだから」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)・「グッズがかわいい、パンを買いたい」(30歳女性/建設・土木/技術職)・「アンパンマンは多くの人の正義の味方だから」(25歳女性/電機/技術職)■水木しげる記念館・「水木しげるさんも鬼太郎も好きなので」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「友達が行って楽しかったと言っていたから」(25歳女性/その他/その他)・「ゲゲゲの女房が好きだったから」(22歳女性/学生/その他)■番外編: 知らなかった人が多いかも?・「ちびまる子ちゃんランド(静岡): あるの知らなかったです! 是非行ってみたい! 」(25歳女性/学校・教育関連/その他)■総評1位は「三鷹の森ジブリ美術館」。ジブリファンの圧倒的な支持を獲得して「ネコバスに座りたい」「アニメの世界に入り込んだ気分になる」「以前行ったけど全然見たりなかったので」など、たくさんの意見が寄せられた。続いて2位は「藤子・F・不二雄ミュージアム」。こちらはドラえもんが好きだからという回答が圧倒的に多かった。ちなみに両ミュージアムはチケットは日時指定の予約制となっているので、行きたいと思った方は事前に確認しよう。3位は「ガンダムフロント東京」。こちら実物大のガンダム像を支持する声が多かった。4位は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」。お絵かき教室や人形劇などのイベントも豊富なので、子供を楽しませたいといった回答が多く寄せられた。そして5位は「水木しげる記念館」。鬼太郎が好きだからという回答はもちろん、夏だから妖怪を見てヒヤッとしたいという意見もあった。「三鷹の森ジブリ美術館」が最も支持された今回のアンケート。「トトロに会いたい」「メイの家に行きたい」「巨神兵に会いたい」などの意見も寄せられた。愛されるキャラクターを、これだけ多く生み出しているジブリの凄さを再認識する結果に。ちなみに「藤子・F・不二雄ミュージアム」には知的で凛々しいジャイアン像があるとの情報も。確かにアニメのジャイアンとは一味違う風貌なので、一見の価値あり、かもしれないぞ。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月2日~2012年8月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性402名 女性534名合計936名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日フマキラーは子どもの自然科学に対する探究心の向上と精神的な成長をサポートすることを目的に、webサイト「フマキッズこども研究所」を運営している。コンテンツ内では、今年で9回目となる「虫や植物とふれあうコンテスト」の作品募集も行っている。同サイトは子どものwebサイトとして2004年に公開開始。昆虫に関しての情報を豊富にそろえているほか、植物を上手に育てるポイント(植育)についても紹介。収穫した植物を使って「ものをつくること」(料理など)、「食べること」(食への興味など)、「学ぶこと」(写真を撮るなど)、「身体を動かすこと」(花壇づくり・畑仕事など)など、子どもたちが生活していくために必要な情報を随時アップしている。そのほか、毎年恒例となっている「夏休み自由研究のすすめ方」や「虫はかせに聞いてみよう」などのコンテンツも用意。クイズに答えながら虫や植物について学べる「フマキッズ検定」も好評のコンテンツのひとつとなっている。今年で第9回目を迎える「虫や植物とふれあうコンテスト」。”虫と植物を題材にした自由創作”というテーマを基に、「実験と研究」「作文」「音楽」「絵画」「工作」「緑のカーテン」の6部門に分けて募集する。募集対象は全国の小学生。応募者にはもれなく参加賞がプレゼントされるほか、「フマキラー大賞」「フマキッズ賞(部門賞)」 受賞者には賞状と副賞が贈られる。「フマキラー大賞」に選ばれると、1泊2日で行くフマキラー広島工場見学に招待される。応募締め切りは9月30日。なお、歴代の受賞作品などは、「フマキッズこども研究所」内コンテスト結果発表で閲覧できる。同研究所は9月2日まで、自然に触れ合いながら、いろいろな虫の生態について楽しく学べるスタンプラリーを開催している。場所は「ひるがの高原 牧歌の里」(岐阜県郡上市)、「ツインリンクもてぎ内ハローウッズの森」(栃木県芳賀郡)、「鈴鹿サーキット」(三重県鈴鹿市)。参加は無料だが、施設入場・駐車料が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日今年で20回目を迎える子供たちのための映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月15日(水)に東京・調布のグリーンホールで開幕。映画祭チェアパーソンを務める女優の戸田恵子を始め、広報宣伝大使の中山秀征と内田恭子、さらに応援ゲストのルー大柴らが来場。洋画を上映し声優陣がその場で吹き替えを行なう“ライヴ吹替え”を披露し会場を盛り上げた。ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て1992年に始まった本映画祭。映画の上映のみならず、イベントの司会進行や審査員も含め多くの子どもたちが参加して行われており、この日も会場には小さな子供たちが大勢訪れた。戸田さんは「今年もベルリンに行って、たくさんの映画を観て、こども映画に関わる方々や監督とお話しして来ました。世界には素晴らしい作品がいっぱいありますが、それを紹介できる唯一のフェスティバルです」と胸を張る。さらに保護者に対しても「お子さんだけでは会場に来れません。たくさんのお子さんを誘ってぜひ来年と言わず明日もお越しいただければ」と呼びかけた。中山さんと内田さんは作品の選定にも携わった。中山さんは「20~30作品の中から選ばせていただきましたが、観れば観るほど選ぶのが難しくなる。中でもかわいらしい作品、言葉が分からなくても楽しんでもらえる作品を選びました」と語る。一方の内田さんは「愛おしく切ないけど希望を忘れない作品、大人でもウルッと来る作品を選ばせてもらいました」と明かした。続いて登場したルーさんは、会場を埋め尽くす観客にビックリしたようで「すごいお客様ですね!毎年、だんだん盛り上がってグレードアップして嬉しい。何本かをウォッチしましたがティアー(涙)が出てきました」と得意の(?)英語まじりに興奮を語っていた。この日はオーストラリアのマシュー・ムーア監督による13分の短編作品『ジュリアン』のライヴ吹替えに戸田さん、中山さん、内田さん、ルーさんが挑戦。ベルリンでクリスタルベア賞を受賞した佳作の内容はもちろん、めったに体験できない生の吹き替えに客席からは大きな拍手が送られ、客席には子供たちの笑い声が響いた。上映後には、この日のために来日したムーア監督とタイトルロールのジュリアンを演じたエドくんも登場。ライブ吹替えを鑑賞したエドくんは「オリジナルの声とまた全然違ってビックリしたけど面白かったです」と笑顔を見せていた。映画祭は5日間にわたって開催。子供の年齢にあわせた様々な作品の上映に加え、期間中はバルーンアートや大道芸人によるショー、海外アーティストによる限定ワークショップなども開催される。「子どもたちの世界映画祭 20thAnniversary キンダー・フィルム・フェステバル」期間:8月19日(日)まで開催会場:調布グリーンホール(東京・調布)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:小さなバイキングビッケ ビッケと神々の秘宝© 2011-Constantin Films
2012年08月15日世界中から商品を輸入するエバーグリーンは8月9日、ドイツの知育玩具「フィッシャーティップ」を、直営通販サイト「上海問屋」限定で販売を開始した。価格は、250個入り1,999円、1,000個入り3,999円。同製品は、ジャガイモのデンプンからできた天然のブロック。縦25mm、直径15mmの円柱型のティップに水をほんの少しつけるだけで、隣どうしのティップをつなげることができる。指で簡単に形を変えられる柔らかさで、丸くすることも平らにすることも可能。また、水にぬらしたティップを筆にして、絵の具のように絵を描いて遊ぶこともできる。好きな形に変更可能なため、創造力を育むのに最適だという。色鮮やかなティップは、日本の検査機関(厚生労働省登録検査機関)で安全性検査を行い、日本の基準に適合していることを確認済み。万が一ティップを口に入れてしまった場合でも、有害な成分が溶出することはないとのこと。なお、同製品はドイツ、ベルギー、イギリスをはじめとするヨーロッパの国々で、優れたおもちゃに与えられる名誉ある賞を数々受賞している。対象年齢3歳以上。説明書(ドイツ語または英語)、スポンジ、ナイフ(プラスチック)が付属する。ブロックの色は、白、青、赤、黄、緑、ピンク、茶色。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、東京・TOHOシネマズ有楽座で行われ、細田監督をはじめ、声優を務めた宮崎あおいと大沢たかおが登壇した。その他の写真7月21日に全国381スクリーンで封切られ、8月6日時点で動員135万人、興収16.8億円を記録。細田監督の前作『サマーウォーズ』(動員126万人、興収16.5億円)を早くも上回る好調ぶりで「ノンブランドの作品ですが、何かを感じ取ってくれた観客の皆さんが、広めてくれたおかげ。もちろん3年間、1シーン1シーンを積み上げてくれたスタッフや素晴らしいキャストにもお礼を言いたい」と、細田監督は感激しきりだった。本作は、“おおかみおとこ”(大沢)と結婚し、“おおかみこども”の雨と雪というふたりの子を授かった人間の女性・花(宮崎)が、夫の死後、都会を離れて自然の豊かな土地で懸命に子どもを育てる姿を描く、家族愛をテーマにした細田監督のオリジナルストーリー。宮崎は「親子という普遍的なテーマが、世代を問わず共感されたのだと思う」、大沢は「この作品に触れると、心がきれいに洗われる。そういう部分が僕も好きですね」とそれぞれの持論で、ヒットの理由を分析した。すでに世界34の国と地域での配給も決定しており「公開前にプレミアで訪れたパリのファンの皆さんも、すごく細かい部分まで見ていた」(宮崎)、「深みのある世界観を海外の人にも観てほしいですね。願わくは僕らの声が(吹き替えではなく)このまま変わらなければいいな」(大沢)。細田監督も6月に行われたパリでのワールドプレミアを述懐し、「現地のマスコミからよく質問されたのは、劇中に出てくる日本の自然美のこと。『あれはどこの風景なんだ。ぜひ行きたい』って。もちろん日本の四季は見どころだし、その中でお母さんになった花がさまざまな困難を乗り越える精神性に、震災後頑張っている日本人の姿を見て取ってほしい」と世界を視野にアピール。同日は、宮崎演じるヒロイン・花にちなみ“花(87)”の日ということで、写真撮影では宮崎、大沢、細田監督の3人が記念の花束を手に登場した。『おおかみこどもの雨と雪』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年08月07日野外体験や職業体験など、さまざまな体験を通して子どもの好奇心を育む「西武グループこども応援プロジェクト」が各地で開催されている。3年目の今夏は“「おでかけ育」で大きくなろう”がテーマ。野外活動では、飯ごう炊飯を用いた煮炊き体験、森を巡る昆虫採集、野菜の収穫体験など、職業体験としてはホテルのシェフ・船長・ペットのトリマーなどバラエティーに富んだ企画が目白押し。数あるプログラムのうち、ユニークなものをいくつかピックアップして紹介しよう。8月27日まで長野県北佐久郡の軽井沢プリンスホテルで実施中の「親子で挑戦!ファミリーチャレンジ」はパパと子どもで力を合わせて、火おこし体験や、ロープを使った木登りに挑戦できる夏限定のプログラム。ゆっくりできる夏休みこそ、パパと子どもの絆を深めてみては。横浜・八景島シーパラダイスでは、8月21日に小学生とその保護者を対象とした「水族館お泊り親子学級」を開催。閉館後の水族館を飼育係の解説を聞きながら一緒に見学。海の中にいるような雰囲気で眠る体験には子どもたちもワクワク! 申し込み受付は8月7日まで(※応募者多数の場合は抽選)。都内では、8月22日に品川プリンスホテルで「ボウリング裏側探検&レッスン」を開催。ボウリングにまつわる素朴な疑問が解決できる探検に加え、プロボウラーからボウリングのコツも教えてもらえる貴重なチャンスも。お仕事体験としては、西武園ゆうえんちで週末やお盆期間を中心におこなわれる「メルヘンタウンのお姉さんのお手伝い」もかわいい。30分程度ダンスの練習をしたあとは、お姉さんと一緒にステージでダンスをお披露目しよう。そのほか、西武鉄道の西武秩父線では7月28日(土)~9月2日(日)の期間、「第3回 トンネルをくぐってジオパークの秩父へ行こう」を実施中。西武線の各駅に置かれたチラシを持って、クイズに答えながら西武秩父駅まで行くと、「探検ブック」「乗車証明書」「記念品」などがもらえる。8月17日にはキッズ車掌体験などができる特別イベントも開催。電車好きなら大喜び間違いなし!このほかにも全国各地で多数の企画があり、新たなプログラムも西武グループWeb サイト( )に随時アップされているので要チェック。夏休みの思い出作りになるのはもちろん、自由研究にもぴったりだ。親子で挑戦!ファミリーチャレンジ日程:2012年7月14日(土)~8月27日(月)場所:軽井沢プリンスホテル(長野県北佐久郡)対象年齢:4歳~おとなまで ※原則保護者同伴料金:親子1組7,000円 ※追加1名さま3,000円 ※予約制問い合わせ:0267-42-8114水族館お泊り親子学級日程:2012年8月21日(火) ※申し込み締め切り8月7日(火)場所:横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)対象小学生と保護者の方料金:小学生6,500円、大人(保護者)8,500円 ※アクアリゾーツパス、夕朝食込問い合わせ:045-788-9608ボウリング裏側探検&レッスン日程:2012年8月22日場所:品川プリンスホテル(東京都港区)対象:小学生と保護者の方料金:親子1組2名さま 3,000円(貸靴付き) ※追加 1名さま 1,500円問い合わせ:03-3440-1116メルヘンタウンのお姉さんのお手伝い日程:2012年7月14日(土)~28日(土)の毎週土曜日、7月16日(月・祝)、8月4日(土)~9月2日(日)の毎週土曜・日曜日、8月13日(月)~17日(金)場所:西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)料金:無料(ゆうえんち入園料は別途必要)問い合わせ:04-2922-1371第3回 トンネルをくぐってジオパークの秩父へ行こう日程:2012年7月28日(土)~9月2日(日)※8月17日(金)は特別イベント開催場所:西武秩父駅改札前対象:特別イベントの車掌体験は小学生以下料金:無料問い合わせ:0494-22-2459■西武グループ こども応援プロジェクト取材/古屋江美子
2012年08月06日映画『GANTZ』のヒロイン役などで知られる夏菜を主演に迎えて贈るNHK連続テレビ小説「純と愛」が今秋より放送開始される。これに先立ち、7月31日(火)、NHK大阪放送局のスタジオセットにて記者会見が行われ、夏菜さんを始め、共演の風間俊介、舘ひろし、城田優、黒木華らキャスト陣が顔を揃えた。沖縄県・宮古島育ちの純(夏菜さん)は、幼い頃から祖父が営む小さなホテルを「人を笑顔に変える魔法の国」と信じて憧れていた。しかし、卒業後実家を手伝いたいと父に申し出ると反対され、大喧嘩!「ならば、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と啖呵を切り、大阪の超一流ホテルに就職するのだが…。夏菜さん以外にも、映画『鈴木先生』への出演が決定している風間さんや、現在大ヒット上映中の『おおかみこどもの雨と雪』に声優出演する黒木さんなど、若手実力派の面々が出演していることでも注目の本作。この日はスタジオの中に建てられたセット内で会見が行われたが、チーフ・プロデューサーの山本敏彦氏は「いままで朝ドラではスタジオいっぱいにセットを建てたことはありません。豪華な出演者を迎えてセットも豪華に作りました!」と胸を張る。夏菜さんも「私自身、こんなに大きなセットは初めてで、“どこを見てもちゃんと壁がある”というのがすごいなぁって。どこを見ても壁なのですごくリアル感があって、私自身もすごくやりやすく演じさせてもらっています」と現在進行中の撮影が順調であることをうかがわせた。主人公・純が勤めるホテルの社長・大先真一郎役の舘さんは、ゴルフウェアに丸いフレームのサングラスとかなりインパクのある出で立ちで若手勢を圧倒。「私はとにかくすごくチャラ男な感じのキャラクターでやらせていただいております。『出落ちの舘』と、吉田(羊)さんに言われました…(笑)。初めて聞いてけっこう勉強になっています」と、石原軍団の刺客も女性の一言にはタジタジのよう。一方、ホテルのコンシェルジュ・水野安和役の城田さんにとってNHKドラマへの出演は2009年の大河ドラマ「天地人」以来となるが、「(NHK作品は)すごく固いイメージがあったのですが、撮影初日から『楽しい!』とずっと言い続けています。みなさんがきっとびっくりするくらい新しいNHKのドラマが誕生するんじゃないかと期待しています」と大河とのギャップを心から楽しんでいる様子。さらに、隣の黒木さんに「(最後を)締めて」と無茶ぶりまで。これに対して黒木さんは、「私は純ちゃん(夏菜さん)にいつもイラっとする役なので、いつも純ちゃんを見るようにしているんですけど、普段から城田さんも風間さんも『純ちゃん、純ちゃん』みたいな感じでやっていらっしゃって、私はそれを傍から見ていて本当に“スゴイむかつく”っていう気持ちが作れるんで(笑)…楽しいですね」と仕返しし、会場を沸かせていた。連続テレビ小説「純と愛」は10月1日(月)よりNHKにて放送。「純と愛」公式サイト■関連作品:鈴木先生 2013年1月12日より全国にて公開© 武富健治/双葉社 © 映画「鈴木先生」製作委員会おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年08月01日「花は『こんなお母さんになりたい』という僕の憧れを形にした存在」―。『おおかみこどもの雨と雪』で自らが作り上げたヒロインを細田守監督はそんな言葉で表現する。『時をかける少女』『サマーウォーズ』と国内外で高い評価を得てきたが、本作に関しては「これまでとは違ったアプローチだった」とも。改めて作品に込めた想いを聞いた。その他の写真おおかみおとこの彼との間にふたりの子を授かるも、彼を失い母子3人となってしまった花。試行錯誤を繰り返しつつ子供たちと共に成長していく彼女の姿を描き出す。親となった友人の姿を見て「母親というのはすごくヒロイックな存在だと気づいた」と本作の着想を語る監督。自身に子育て経験はないが、まさにこの点こそが自らの体験や心情に基づいて作られた前2作との違いでもある。「元々、僕はヒーローに対する憧れがないんです。ひとりのヒーローが世界を救うなんてのは違うだろうって。これまでの作品の主人公にもそれは反映されてます。自分と地続きの日常に物語があったんです。逆に今回は体験しようがないことだからこそ思い切り理想と憧れを反映させましたね。それはまさしくヒーローものの作り方といえます」。経験がないからこそ感じたい。そんな想いは花の声を務めた宮崎あおいに対する「“母親”を演じようとしなくていい」という指示にも表れている。「あおいさんも子育て経験はないけれど、映画を通じて一緒に花の気持ちを新鮮に体験してほしかったんです」。人気スタイリストの伊賀大介が登場人物たちが着る服のスタイリングを手がけているのも新たな試みのひとつ。監督は「13年という長い年月を表現する上で多くの衣裳が必要でした。シーンごとの登場人物の気持ちを服で表したかった」とその意図を明かす。特に強い思い入れを持っているのが、花がデートで着る青いワンピース。「『美女と野獣』のベルもそうですが、青いワンピースの女性は素敵でしょ(笑)。映画の中で“お姫様”が着る服として伊賀さんにリクエストしました。あおいさんが実際に着たら? そりゃ似合うでしょ! ぜひ着ていただけたらうれしいですね(笑)」。その顔には母親のような(?)優しい笑みが浮かんでいた。『おおかみこどもの雨と雪』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月31日『一命』、『愛と誠』と2年連続でカンヌ国際映画祭への出品を果たし、精力的に映画を撮り続ける鬼才・三池崇史監督がこの夏、新たな異色作に挑む。木内一裕の人気小説「藁の楯」を原作に、国民的俳優の大沢たかおと松嶋菜々子、そして藤原竜也という強力キャストを得て、アクションサスペンス大作がいよいよ始動する!漫画「ビーバップ・ハイスクール」の原作者として知られる一方で、映画監督・小説家としても活躍する木内一裕の小説を原作とする本作。「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」という見出しが新聞に踊り、2人の少女を惨殺した殺人鬼・清丸は日本国民1億2,000人から命を狙われることに。いつ、どこで、誰が襲ってくるか予測のつかない中、身の危険を察知し自首してきた清丸を福岡から東京まで移送することを命じられた5人の警察官。命を懸けて“人間の屑”と呼ばれる男(=藁)の“楯”となることにどんな意味があるのか?警察官としての任務、一人の人間としての正義、その狭間で揺れる5人の警察官たちの葛藤と孤軍奮闘を描き出す。「この小説の映画化をずっと心待ちにしてました!」と、今回の映画化に心震わせるのは、殺人犯・清丸を護送する警視庁警備部SP・銘苅一基(めかりかずき)役に抜擢された、大沢たかお。現在、大ヒット中の『おおかみこどもの雨と雪』では声優として宮崎あおいと夫婦役で共演している大沢さんだが、本作ではパートナー・白岩篤子役の松嶋菜々子と共演を果たす。松嶋さんは今回が三池組初参加となるが、共に「大好きな三池監督と共にスタッフ、キャストと一丸となって撮影に挑みたいと思います」(大沢さん)、「三池監督とご一緒できることがとても楽しみです。この作品で初めて経験することもありますが、監督の世界観に染まれるよう、スタッフ、キャストのみなさんと共に全力を注ぎたいと思っております」(松嶋さん)と意気込みも充分。そして、常軌を逸した1億2,000万人に命を狙われる“人間の屑”こと殺人鬼・清丸国秀役に抜擢されたのが、藤原竜也。全日本国民の殺気を一身に背負うという難役だが、「久々の三池組で、こういった特殊な悪役をやらせていただけるのは非常に光栄です」と意気揚々といった様子。さらに、「この夏どっぷり三池ワールドに浸からせていただきます」と体当たりで挑む心構えを感じさせる。この頼もしい布陣に三池監督も「最強のキャスト。空前のスケール。ハリケーンのような物語…熱い夏になりますね」と並々ならぬ期待感を覗かせる。本作は8月19日(日)よりクランクインを予定しており、10月上旬にクランクアップ予定。この熱い戦いを見せてくれるメインキャストとなる残りの警察官たちの俳優陣、そして彼らを襲う敵の正体も気になるところだが、期待と共に続報を待ちたい。『藁の楯』は2013年GW、全国にて公開予定。■関連作品:I’M FLASH! 2012年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開© 2012「I’M FLASH」製作委員会藁の楯 2013年GW、全国にて公開おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月31日日本マクドナルドはこのほど、「ポケットモンスター』のおもちゃがセットになった「ハッピーセット」(420円~490円)を「マクドナルド」店舗にて期間限定で発売した。おもちゃは、「ピカチュウ くまで」「ケルディオ シャワー」「ホワイトキュレム フライングディスク」「ミジュマル スコップ」「メロエッタ サマーバッグ」「ブラックキュレム プロペラディスク」の全6種類。数量に限りがあるのでなくなり次第終了するとのこと。砂場で遊べる「くまで」や「スコップ」のほか、水を入れて遊べるおもちゃ、投げて遊べるおもちゃ、防水バッグをラインナップ。のびのびと、夏の空の下で楽しく遊ぶことができるおもちゃという。またハッピーセット1セット購入につき、「ポケモンカードゲームBW マクドナルドオリジナルカード『メロエッタ』」などが先着でプレゼントされる。発売前には東京・台場のパレットプラザで同商品の発売記念イベントが行われ、布川敏和さんとつちやかおりさん夫妻が登場。近隣の子どもたちと一緒に、会場に1日限定で設けられた砂場「ハッピー・スナバーランド」でおもちゃを使って遊ぶ姿を披露するなどした。ポケモンのおもちゃを手に、布川さんは「遊び方は無限大。家族みんなで遊んで楽しんでほしい」、つちやさんは「うちの子どもたちは小さい頃からずっとハッピーセットです」と話した。(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokémon(C)2012 ピカチュウプロジェクト(C)2012 Pokémon. (C)1995-2012 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日昨日7月26日(木)に、おうちスタイル教室 第8弾 「YOMEちゃんの 親子でチャレンジ! おいしいパン作り教室」 を、ABCクッキングスタジオ汐留グラウンドで開催いたしました。2月に実施した 「楽ママ会」料理教室 に続いて、今回も人気メニュープランナーの「YOMEちゃん」こと、大井純子さんが講師です。YOMEちゃんは、ブログ「よめ膳@YOMEカフェ」で愛情たっぷりの子育て日記とアイデア溢れる献立を綴り、幅広い年齢層から支持を受けています。今回の親子料理教室には、YOMEちゃんのレシピが大好きなママと、夏休みに入ったばかりの小学生のお子さんたちにお集まりいただきました!今回教えていただいたのは、「明治おいしい牛乳」を使った3つのレシピ。牛乳パックを活用したふんわり甘い「ミルクの真四角パン」、牛乳をドレッシングに利用した「セロリコールスロー」、「桃とヨーグルトのドリンク」の3品を親子ペアとなって作っていただきました。早速子供たちは、パン作りに夢中!粉を混ぜてこねて・・・楽しい作業が続きます。今回、「発酵」ということばを学んだ子供だち。ふっくら膨らんだパン生地にみんな笑顔がこぼれます!YOMEちゃんのわかりやすい説明に、真剣に耳を傾けていました。一次発酵をしている間に、野菜を切ってサラダの準備。みんな大人と同じ包丁を持って、どきどきのチャレンジです!ママとYOMEちゃんが見守る中、一生懸命集中して、上手にカットしていました。ドレッシングは、なんと牛乳を温めてつくりました。煮詰めすぎないように注意して・・・みんなお鍋を真剣に覗きこんでがんばって作りました。そして待ちに待った試食タイムでは、「牛乳クイズ」も実施!おいしいお菓子の賞品ももらえて、みんなにっこり。ママたちもYOMEちゃんに質問をしたりと、楽しい歓談タイムとなりました。「おいしく焼けたよ!」のピース。みんなが作ったパンは、ふっくらおいしく焼きあがりました。最後に今回もYOMEちゃんと特大サイズ?!の「明治おいしい牛乳」を囲んでの記念撮影。みんな笑顔でパチリ!YOMEちゃんに教えていただいたこれらのレシピや、詳しい教室の模様は、9月に 「牛乳スタイル」 で、皆さんにもご紹介予定です。どうぞお楽しみに! ~毎日おいしい笑顔スナップを更新中!~おうちスタイル特別サイト 「牛乳スタイル」 協賛/明治おいしい牛乳取材/おうちスタイル編集部
2012年07月27日「ぴあ」調査による7月21日公開の映画・満足度ランキングは、アウンサン・スーチー女史の半生を描いた『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』がトップに輝いた。2位に『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』が、3位にフランスで大ヒットを記録したヒューマンドラマ『屋根裏部屋のマリアたち』が入った。その他の写真1位の『The Lady…』は、ビルマの民主化運動指導者スーチー氏の激動の半生を描いた作品。監督はリュック・ベッソン。劇場には、幅広い世代の観客が足を運び「政治的な背景を含め、親として妻として、ひとりの女性としての力強さを感じた」「伝記映画は多いが、現代に生きている人物を映画にすることでリアルさが生まれ、凄みを感じた」「ビルマの現状がよくわかり、政治的な側面だけでなく家族との関係も描いてるところが印象的だった」「歴史から目をそらさずに、自分たちの立場を理解するという意味で、多くの人に観てほしい」などのコメントが寄せられた。2位の『おおかみこどもの雨と雪』は、“おおかみおとこ”と結婚した女性とその子どもの成長を描いた物語。出口調査では「前作よりも家族という面を描いている。母親の育て方が印象的。自分の親に観てほしい」「映像が美しい。自然や風景の描写に魅せられた」「じんわりと心に染みる作品」「序盤から涙が出た。台詞や映像に優しさがあり、何でもない日常を観ているのが心地よかった」など、10代から30代を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年7月21日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月23日昨年8月に香川県で開催された「瀬戸内国際こども映画祭」のメインイベントである「エンジェルロード脚本賞」でグランプリを受賞したシナリオの映画化が決定。7月23日(月)、東京・千代田区の都道府県会館で映画『瀬戸内海賊物語』の製作発表会見が行われ、オーディションで選ばれた主演子役の柴田杏花を始め、大前喬一、伊澤柾樹、葵わかならがお披露目されたほか、子どもたちを支える俳優の内藤剛志、小泉孝太郎、中村玉緒らが意気込みを語った。瀬戸内海で活躍した村上水軍・塩飽水軍の子孫とその同級生たちが埋蔵金探しに出かける冒険アドベンチャーで、受賞者である大森研一監督(『恐怖新聞』、『ライトノベルの楽しい書き方』)が自らメガホンをとる。村上水軍の末裔であるヒロインを柴田さんが演じ、その父親を内藤さん、祖母を中村さん、担任教師を小泉さんがそれぞれ演じる。クランクインは今年8月。瀬戸内海国立公園選定80周年記念映画として、次回の「瀬戸内国際こども映画祭」(2014年開催予定)での上映を目指す。内藤さんは「私自身も長編小説を読み切ったのも、それに女の子を真剣に好きになったのも夏の出来事でした。夏は子どもが少しだけ、大人に近づける不思議な季節なんですね。きっと映画が完成すれば、大人になるためのヒントになるはず」と力説。小泉さんは「まるで『スタンド・バイ・ミー』のような清涼感があふれている」と台本を読んだ感想を語り、「教師役なので、子どもたちが楽しく撮影できるようサポートしたい」と抱負を語っていた。一方、中村さん演じる祖母は携帯電話を自在に操るという設定で「実際にはまったくダメなので、いま携帯電話の稽古中(笑)。でも絶対に諦めない性格は(役柄と)似ているので、子役さんに負けないように頑張りたいですね」と決意表明。それでも「NG出したらゴメンね。私もこんな孫がいたらいいなと思う」と早くも祖母の目線で、目を細めていた。映画の内容にちなみ、子供時代の夏の思い出を尋ねられると小泉さんは「うちは放任主義だったので、ひとりで遠くに出かけることが多かった。多少帰りが遅くなっても、笑って許してもらえた」と父・純一郎氏との思い出をコメント。すると、中村さんが「あれ、よく子供の頃、お父様と昆虫採集に行ってませんでした?」と突然の“暴露”で、小泉さんは「なんで知ってるんですか?」とタジタジ。なんでも中村さんと純一郎氏が同じ鍼灸師の診療を受けているそうで、誰も知らないはずの“父子エピソード”が中村さんに伝わっていたようだ。『瀬戸内海賊物語』は2014年、全国にて公開予定。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:瀬戸内海賊物語 2014年、全国にて公開
2012年07月23日『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田守監督の最新アニメーション『おおかみこどもの雨と雪』が7月21日(土)に公開を迎え、細田監督を始め声優を務めた宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門が上映後の舞台挨拶に登壇した。“おおかみおとこ”との間に2人の子、雨と雪を授かった花が自然に恵まれた田舎で子供たちを育てていく様を13年にわたって綴る。宮崎さんは「たくさんの人に愛してもらえる作品だと心から確信してます。いまは幸せと嬉しさと安心した気持ちを感じてます」と優しい笑みを浮かべて心境を明かす。特にお気に入りのシーンは雪の中で2人の子供たちを抱きしめる場面。「ギュッとハグしたときの息づかいまでも絵で表していて、すごく好きです!」と明かした。少女となった雪の声を担当した黒木さんはアフレコ初挑戦だったが、「大好きで大切な作品になりました。これから多くの人に観ていただけるというのが心から嬉しいです」と喜びを語った。アフレコは一人一人が別々にではなく“一家”で揃って声を録っていくという方法が採られた。少年に成長した雨役の西井さんも、黒木さん同様に初めてアフレコに挑んだが「何も分からない僕をみなさんが優しく支えてくださいました」と改めて感謝の思いを口にした。幼年期の雪と雨を演じた百花ちゃんと亜門くんは、猫耳ならぬ“おおかみ耳”を着用して登場。突然、劇中のセリフをリクエストされると「あのときやりきったので、あの声はもう出ないです」(百花ちゃん)、「あの場所でみんなの力が合わさらないとできない」(亜門くん)と共にしっかりと“プロ意識”を感じさせる受け答えで会場を沸かせていた。おおかみ家族の“父”を演じた大沢さんは元々、細田作品の大ファン。「脚本を読んでどうしても参加したくなりました。実は出番は少ないんですが(苦笑)、誰にも負けないくらい大好き」と本作への思い入れを語った。細田監督はそれぞれが演じたキャラクター造形について「もちろんキャラクターのデザインが先なんですが、不思議なことに配役が決まって声を出してもらったら、みなさんをスケッチしたかのように思えてきた」と告白。特に大沢さん演じるおおかみおとこについて「大沢さんにしか見えなくなりました」と明かし、大沢さんは「自分に似てるとは思いませんがいい男でよかったです」と少し照れくさそうに語っていた。宮崎さん演じる花に農業を教える老人・韮崎を演じた菅原文太は現在、山梨で実際に農業に従事しており、農繁期ということもあって舞台挨拶は欠席。この日は手紙で「この物語を豊かにしているのは、細田さんの故郷への愛が詰まっているからだ」とメッセージを寄せ、細田監督は「感激してます。アフレコ中も文太さんの厳しさの中に温かさを感じました」と語り深々と頭を下げた。『おおかみこどもの雨と雪』は全国にて公開中。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月23日8月4日(土)に開催される「第53回 いたばし花火大会」に“ポケモン花火”がお目見えする。「第53回 いたばし花火大会」開催情報これは、東日本大震災で被災したこどもたちを支援するために、ポケモンが行っているプロジェクト“POKEMON with YOU ”の一環として行われるもの。東北から多くの避難者を受け入れている板橋区がプロジェクトに賛同し今回の企画が実現した。ピカチュウやモンスターボールをイメージした型物花火を打ち上げる“ポケモン花火”で、こどもたちに笑顔を届ける。「いたばし花火大会」は荒川を挟んだ両岸を観賞場所に、合わせて約11000発が打ち上げられる、関東屈指の花火大会。毎年、板橋区内外から50万人を超える観客が訪れる。両河川敷には3万席以上の有料指定席も完備し、快適に花火観賞ができることでも人気だ。■第53回 いたばし花火大会日時:8月4日(土)19:00~20:45会場:荒川戸田橋上流 板橋側河川敷
2012年07月23日ペット用品の輸入販売業を展開するルークランは、次世代型ドイツ製犬用おもちゃ「メジャードッグ」の取り扱いを6月26日に開始した。価格は525円~2,310円。インターネット通販サイトや、実店舗で販売される。同商品は、耐久性に優れた特殊オリジナル素材を使った犬用おもちゃ。ドッグスポーツ協会、プロトレーナー、そして犬の飼い主とともに、数年間にもおよぶ性能テストを経て、ドイツで考案・開発された。素材部にポリエステルやナイロンを使用せず、PESという特殊樹脂繊維を使用。すぐにおもちゃを壊してしまう犬にもたっぷり遊ばせることができる。天然ゴムを使用しているため、かんだりなめたりしても犬には無害で安心とのこと。オクトパスボール(1,995円)は、おもちゃ表面の突起で、遊びながら歯茎のマッサージや、歯垢(しこう)除去などができる天然ゴムのおもちゃ。投げたり、転がしたり、かんだりと、さまざまな遊び方ができる。また、中にビーズが入っており、かみたくなる感触になっているブイダミー(1,890円)は、メジャードッグ特殊生地とひもで作られており、ひもをもって遠くへ投げて遊ぶことが可能。ひもの結び目は接着されていて解けなくなっている。さらに、オーナーグッズとして、ビニール袋が1枚ずつ取り出しやすくなっているマナー袋ケース(735円)なども販売しているとのこと。詳しくは同社ホームページにて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日クレディセゾンは13日、学研パブリッシングの小学生向け学習教材”まんがでよくわかるシリーズ”『クレジットカードのひみつ』の企画・制作に協力し、全国約2万2,000校の小学校および約3,000館の公立図書館に本書を寄贈すると発表した。「まんがでよくわかるシリーズ」は、こどもたちが理解しやすいようにさまざまなテーマをわかりやすくまんがで描いた人気シリーズで、20年以上にわたりこどもたちに親しまれている。今回初めて発刊される『クレジットカードのひみつ』では、クレジットカードの仕組みや使い方、そして将来像にいたるまでわかりやすく解説している。現在、クレジットカードでの支払い機会は日常化しており、今後も引き続き日々の生活に密着して利用機会は拡大していくことが想定される。そうした中、同社は同書を通じて、将来を担うこどもたちにクレジットカードについての正しい知識や使い方を学ぶことができる教材として、本書を活用してもらいたいとしている。また、同書籍への協力以外に、自然の素晴らしさが体感できる赤城自然園運営を通じて環境保全活動、サッカーやテニスを通じたスポーツ振興活動、企業探求を通じて考える力を醸成する教育事業活動など、次世代を担うこどもたちをサポートする活動を幅広く行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日映画『おおかみこどもの雨と雪』の試写会が7月16日(月・祝)に都内で開催され、上映後の舞台挨拶に声優を担当した宮崎あおい、音楽の高木正勝、主題歌を歌うアン・サリー、細田守監督が登壇。アンさんによる主題歌「おかあさんの唄」の生歌に、宮崎さんが感動のあまり涙ぐむ一幕もあった。『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田監督の最新作で、おおかみおとこの彼との間に2人の子供を授かるも、彼を失ってしまった花(宮崎さん)が、母として奮闘する姿を温かく描き出す。高木さんのピアノ伴奏に合わせてアンさんは「おかあさんの唄」を透き通るような歌声で熱唱。歌い終わると会場は静寂の後に大きな拍手に包まれた。宮崎さんと細田監督は舞台袖で聴いていたが、マイクを握った宮崎さんは「すいません、泣いてしまって…。いろんなことが愛おしいなと思いながら聴かせていただきました」と涙声で感動を語った。監督は「イメージの詞を書いて、たたき台として高木さんに送ったら、すぐ翌日くらいに曲ができてビックリしました」と述懐。高木さんは「徹夜をしてて朝の5時か6時くらいにメールが届いたんですが、そのまま(曲が)出てきました」と語り、「花になったり花を見守る立場になって書きました。お母さんになった友達の家でピアノで弾いたら、終わったときにみんなが泣いてるという不思議な曲です」と明かした。アンさんは最初に映画を観たときのことを「自分が歌っているのを忘れて映画に感動して涙を流して、最後に自分の歌声が聞こえてきて我に返りました」とふり返る。観客の前で披露するのはこの日が初めてだったが、「歌詞を噛みしめて、感動しながら歌いました」と静かな笑みを浮かべた。「直接、魂に届く曲が必要だった」という監督は、アンさんの起用について「世界中のお母さんを代表する歌声はどなただろう?と高木さんと考えたとき、アンさんにお願いしようと一瞬で決まりました」と明かした。宮崎さんは「歌を聴いていて思ったんですが、お母さんというのは子供の危険や悲しみを察知するアンテナですよね。母親になると当たり前のように子育てをしますが、それってすごいことであり大変なこと。毎日が忘れちゃいけない奇跡のようなものなんだなと思います」とアンさんの歌声を聴いて、母の存在に思いを巡らせたようだった。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月17日ラナが運営管理するロディオフィシャルWebショップ「Rody Store」では、ロディの足けり乗用おもちゃを発売する。ロディは、馬をモチーフにしたイタリア生まれの乗用玩具。2000年より日本でもグッズが紹介されはじめ、その愛らしい姿で人気を集めている。足けり専用乗用おもちゃ「ロディドライブ」は、1歳半から約6歳までの乳幼児を対象とした可愛らしいおもちゃで、安全性の指標となるST規格に合格。握りやすいハンドル付きで身体をしっかり支えられ、室内でも屋外でも楽しめる。7,350円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月14日小田急線下北沢駅を降りて北口を出ると、下町の風情ある街並みを見ることができる。その道をぶらぶらと5分ほど歩くと、かわいらしいお尻の猫ちゃんがついた看板が。猫カフェ「キャテリアム」である。中に入ると、落ち着いた照明の広々とした空間の中で、思い思いにすごしている猫たちと対面できる。店内には猫が遊ぶためのおもちゃやタワーがたくさん用意されており、訪れた人が猫と遊ぶためにも使うことができる。まず視界に入ったのは、鍋の中でくつろぐこの猫ちゃん。アメリカンショートヘアーの男の子、ベン君だ。アメリカンショートヘアの原産国はアメリカで、ねずみ捕りのための家猫として飼われることが多かったという。一般的にはベン君のようなシルバーの毛色が有名であるが、実は三毛や茶トラなど、さまざまな毛色があり、その数なんと100種類にのぼるという。温厚な性格で、猫飼い初心者向けの猫と言われる。ベン君は、ジャンプが得意だそうで、運動神経はキャテリアムの猫たちの中でもトップ。食いしん坊な子で、キッチンへの不法侵入を繰り返しているそうだ。何やら不機嫌そうにも見えるが、時間は午後の2時。ちょうど猫たちが眠くなる時間だった。猫カフェにはアメリカンショートヘアが2匹おり、もう一人の男の子、ゆきち君はウインクをして迎えてくれた。大の甘えん坊で、猫カフェの職員さんを初め、お客さんたちをもメロメロにする猫ちゃんだという。キャテリアムには、いわゆる日本猫に当てはまる黒猫が三匹いる。三匹とも保護された猫ちゃんたちで、見た目がそっくりだ。日本猫は、ジャパニーズボブテイルと呼ばれるとても短いしっぽや、カギのように折れているしっぽが特徴で、世界的にはかなり珍しいとのこと。日本にはもともと猫がいなかったが、奈良時代に中国から輸入されたのが始まり。毛色は白やブチ、三毛などさまざまだ。ネロちゃんは、とても物静かな女の子で、少し人間くさいところもあるそうだ。動物ウォッチングが大好き。グリ君は、とても自由な性格の男の子。抹茶のラテが大好きだが、猫にはあまり体によくない飲み物なので、グリ君にとられないようにするのが大変だとか。ココちゃんは、グリ君が大好きでいつも一緒にいるそうだ。本名をココロちゃんといって、かなりの甘えん坊さん。人にもよく慣れているそうで、どれだけ足がしびれても、かわいいココちゃんが膝に乗っていると我慢せざるをえないそうだ。ウサギの帽子をかぶったモフモフの猫ちゃんもいた。チンチラという種類で、毛色はシルバー。名前は白(しろ)君。寝起きで眠かったのか、しばらくこの状態で硬直したままボーッと過ごしていた。同じ種類のゴールデンの毛色の子もいて、名前はぽんち君。丸いかごにすっぽりとハマって眠っていた。触ってみると、長毛種ならではのふさふさの毛で、高級じゅうたんのような手触りだった。チンチラはイギリスが原産国の猫で、豊かな毛が特徴の長毛種。おっとりしている反面、少々繊細といわれる性格だという。グリーンの美しい瞳を持ち、白君の瞳もグリーンの色で、光の加減によっては金色に光る部分もあり、とてもきれいだった。そしてふとレジの方を見ると、そこにも猫がいた。オシキャットとスコティッシュフォールドのMIX猫、テラちゃんだ。オシキャットはアメリカ原産の猫で、人懐っこく優しい性格だという。運動量はかなり多く、たくさん遊んであげる必要があるとのこと。まだまだ珍しい種類ではあるが、徐々に人気がでてきている猫種。また、スコティッシュフォールドはスコットランド原産の猫。有名な耳折れの猫で、落ち着いた性格をしているという。とてもよく人に懐くので、まるで犬のような猫とも言われる。テラちゃんの写真を撮っていると、豊かな毛並みの猫ちゃんが起きてきた。メインクーンの女の子で、名前はアイルーちゃん。メインクーンはアメリカ原産の猫で、血統猫の中では最も大きく育つ大型種。オス猫の場合は体重が10キロを超えることもあり、たくましい体に成長するという。性格は温厚で飼いやすいとのこと。アイルーちゃんは、少し怖がりなところもあるが、体調を崩した仲間の猫ちゃんにずっと寄り添ってあげるなど、とても優しい女の子だそうだ。先ほど紹介したアメリカンショートヘアのゆきち君にとても好かれているらしく、仲のよい友達ぶりがとてもうらやましかった。しばらくおもちゃを片手に猫たちの写真を撮っていると、お店の奥にある洗面所から巨大な白い塊がのっそりと歩いてきた。大型種の猫、ラグドールだ。ラグドールはアメリカ原産の猫で、「ぬいぐるみ」という意味だそうだ。穏やかな性格で、あまり鳴かないサイレントキャット。大型種だが、完全に成長しきるまで4年ほどかかるという。成猫の体重は10キロを超える場合もあるとのこと。ライオンのたてがみのような長く豊かな毛が特徴で、瞳はブルー。キャテリアムには二匹のラグドールの男の子がいる。少し色味の濃いドリー君と、全身が白っぽいラウル君だ。ドリー君は猫らしい気まぐれな性格で、しかしだからこそ抱っこした時の感動は言葉にできないほど大きいという。他の猫ちゃんたちが遊んでいると、途中から一緒に混ざってくるほど遊ぶことが大好き。女性のお客さんのロングスカートが好きだそうで、キャテリアムを訪れる際はこのファッションがお勧めとのこと。ラウル君はゴロゴロとよく喉を鳴らす猫で、頭はいいが、少し抜けているおちゃめなところもあるという。お客さんを癒やしてくれる天然系の男の子だそうだ。ラウル君のほっぺたはとても肉付きがよく、「触っていいですか?」と聞いて恐る恐る手を伸ばしてみると、まるでつきたてのお餅のような感触。真正面から見ると、とても威厳のある高貴な顔立ちをしているが、ふいと横を向くと、途端に幼いベビーフェースに。いろいろな表情を楽しめるかわいらしい猫ちゃんだ。ころんと寝返りを打つと、ラウル君のピンクの肉球が見えた。短毛種には見られない豊かな毛が、肉球の裏にもちゃんと生えていて、優しく握手をすると手のひらが少しくすぐったくなる小さな手だった。しばらくドリー君とラウル君の二人と遊んでいると、遊びつかれたのか二人ともいつのまにか夢の中へ。「スー、スー」という小さな寝息がとてもかわいらしかった。猫カフェキャテリアムでは、猫たちをめでながら、おいしいご飯を楽しむこともできる。中華まんプレート(500円)や、ちまきプレート(600円)、あんかけ焼きそばプレート(750円)などが人気のメニューだ。そのほか琉球紅茶や黒糖ラテ、キャテリアムオリジナルラテなどの、おいしいドリンクを300円で楽しむことができる。以上ご紹介した猫カフェキャテリアムの情報は下記の通り。■住所:東京都世田谷区北沢2-26-6モンブランビル2F■営業時間火~金:11:00~21:00(最終受付は、20:45)土日祝:10:00~21:30(最終受付は、21:00)定休日:月曜日(ただし、祝日の場合は営業、翌火曜日代休)■基本料金:1時間1,000円(ワンドリンク付き。アルコールは別料金)プラス150円でソフトドリンクが飲み放題。延長15分ごとに250円追加。入場は5歳以上から。詳しくは同社ウェブサイトで確認できる。下北沢にある猫カフェキャテリアム。個性あふれるかわいい猫ちゃんたちに、会いに行ってみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日あのおもちゃの世界が再びスクリーンに戻ってくる!ディズニー/ピクサー映画のファンにとって毎回楽しみである、本編と同時上映されるショートムービー。7月21日(土)から公開される最新作『メリダとおそろしの森』と同時上映される『トイ・ストーリー』のスピンオフ作品『ニセものバズがやって来た』ではそのタイトル通り、“ニセもの”しかもミニサイズのバズが華々しくデビュー!しかも、この新たなおもちゃの世界を開花させたアンガス・マクレーン監督は、世界に13人しかいないプロレゴビルダーの1人という異色の肩書きの持ち主というから話を聞かずにはいられない。ミニバズの誕生秘話からあの宿敵との関係まで、7分間のおもちゃの世界の裏側を大研究!舞台は“おまけ”のおもちゃの世界1997年から『トイ・ストーリー』シリーズを始め『ウォーリー』など歴代ディズニー/ピクサー作品のアニメーターとして携わってきたマクレーン監督。『トイ・ストーリー3』では名バイプレイヤー、ケン(バービーの恋人)を担当している。そんな監督が今回新たな題材として選んだのは、ファーストフード店のキッズミールのおもちゃ。「『トイ・ストーリー』の物語というのは1つの題材にフォーカスを当てて決めてきたんだけど、僕は元々ファーストフードで貰えるおもちゃが好きで、ほかの人にもこの題材は共感してもらえるんじゃないかと思ったんだ。そこを掘り下げて、おもちゃの主観から描いてみたら面白いんじゃないかと。遊んでもらえてもすごく期間が短い、それに遊んでもらえない立場にもいる彼らの日常を描こうと思ったんだ」。バズと帝王・ザーグが仲良しに!?今回の主人公“ミニ”バズはキッズミールのおまけのサンプル。カウンターでは帝王・ザーグと一緒に並んでいるのだが、宿敵であるはずが友好的な関係にいるのが可笑しくてたまらない。「たしかに関係が逆転しているんだよね。でも、もしかしたらミニバズとミニザーグはお互いが敵対関係というのを知らなかったかもしれない。たまたま同じケースに陳列されて『えっと、お名前は…?』みたいな感じだったんじゃないかなと(笑)。それでふたりは友達同士になるんだけど、ミニバズの方は自分のことで頭がいっぱいで、外で起きている楽しいチャンスを逃してしまってるんじゃないかと、自分が持ってないものばかりに目を向けているんだ」。おもちゃの世界の「居場所」って?そんなミニバズは店を訪れた“本物”のバズに成り代わってお家へ、店に取り残されてしまったバズは、捨てられたおまけのおもちゃたちの“グループセラピー”(率いるのは「glee」スー先生役でおなじみ、ジェーン・リンチ扮するネプチュラ!)に参加する羽目に。ご主人に愛されているおもちゃと捨てられたおもちゃ。これまでシリーズを通して描かれてきたおもちゃたちの悲喜こもごもがここに詰まっている。「まさにその差というのを見てもらう、感じてもらうところにストーリーのポイントがあるんだ。バズは体のサイズもミニバズと全然違うし、おもちゃとして生きてきた経験も全然違う。でもミニバズもグループセラピーのコミュニティと言える仲間も自分にはいたんだと、それが彼にとっての日常なんだと気づく。どんな状況に置かれても自分のコミュニティや仲間、居場所を見つけようというのを伝えたかったんです」。アニメーション&レゴに通ずる「限界」の中の創造おもちゃの世界に途切れなく愛を注ぐ監督。ところで、レゴビルダーとしても活躍する監督のお仕事に興味を抱かずにいられないのだが、アニメとレゴに通ずる面白みというのは何なのだろうか?「アニメーションの仕事は、一つのアイディア、コンセプトというのを時間軸やパフォーマンス、台詞と動きを通して形にしていく。レゴの場合は、ピース1つを手に取っただけで何か感じるものがあるんだ。あとアニメーションはどちらかというと一つの感覚を伝えるけど、レゴの場合は既にそこにあるものだからいっぺんに伝えられるという違いがあるよね。レゴは触れられる、というところが好きなんだ。それともう一つ。アニメもレゴも動きやデザインに“限界”がある。そういう限界の中でいかにアートを創るかというのが面白いんだ」。“限界”の中で創造することの醍醐味。それは本作のような短編づくりにおいても通ずるもの。「おもしろかったね。時間が限られている中で、なるべくたくさんのキャラクターを登場させて一回しか映らないものも入れて(笑)、詰め込んだんだ。そのことで世界観を大きく見せたんだ。短編だとそんなにキャラクターを出せないよね、という普通の考え方に逆らうのが楽しくて、今回のようにたくさんのキャラクターを作ったんだ。あと、短編の場合はふざけてふざけてふざけて、最後に締めるということができるから楽しいよね」。アンバランスなニセものバズが誕生したワケ先ほどのアニメとレゴの話に、「両方ともシンプルに簡素化していくことが面白いんだ。いい例がハローキティ。すごくシンプルだけど、スーパー魅力的だよね」と付け加える監督。今回誕生したミニバズには、そのこだわりがギュギュッと込められている。「実は、ピクサーの数あるキャラクターの中でもバズを描くのが一番好きなんだけど、彼がもし小さかったら元々ファニーなキャラクターをもっとユーモアあるキャラクターにするには彼の特徴を誇張したいと思ってたんだ。例えば体に対してヘルメットがものすごく大きいとか、あとおまけのおもちゃだから小さくて膝が曲がらない。それでどうやって描こうかと考えたときに、子供がよく履いているホイール付きのスニーカー、普段からあれは危ないと思ってたんだけど(笑)、あれみたいにしようと思いついたんだ。『トイ・ストーリー』で担当したケンも腕が曲がらないからぎくしゃくしている。でも観てて違和感がないよね?“ケンだからそうだよな”と、キャラクターの心情にまで入っていけるんだ。そういう“Moment of truth(真実の瞬間)”、真実に根ざすことは大切にしているよ」。ちなみに、本作で監督は監督業にとどまらず、先述のグループセラピーの中で1人4役の声優もこなしているだが、どのキャラクターかよーく聴いてみて。まだまだ、この物語の続きが観てみたいのですが…?「正直、この先の展開は考えていないんだけど、みんなが支持してくれたらぜひ考えたいね!」■関連作品:メリダとおそろしの森 2012年7月21日より全国にて公開© Disney/Pixar All Rights Reserved.
2012年07月12日日本自動車工業会と日本二輪車協会は、8月19日に「バイクの日 スマイル・オン2012」を開催。当日は「こどもの城」(東京都渋谷区)にて、バイクをテーマにした子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんのイベントが実施される。「バイクの日 スマイル・オン2012」は、バイクの楽しさや触れ合い、交通安全啓発をテーマにしたイベント。8月19日は“バイクの日”であり、全国自治体の交通安全対策室や地元警察は、この8月19日を中心に二輪車の安全運転講習会等を展開している。当日は俳優・映画監督の大鶴義丹や、元レーシングライダーの中野真矢、イラストレーターの松本よしえらをゲストに迎えての「Ridershipフォーラム」をはじめ、警視庁による「二輪車交通安全教室」や、4メーカーバイク展示、ライディングトレーナー体験、トライアルデモンストレーション(YAMAHAトライアルライダー黒山健一選手によるバイクショー)など、イベントが目白押し。もちろん、キッズバイク体験やバイクのお絵描き&ぬりえなど、子どもを対象にしたイベントもあるので、家族連れも存分に楽しめる。そのほか、同イベントと連動して現在作品募集中の「バイクの日 アートコンテスト」の表彰式も実施。応募された作品(バイクで広がる世界をテーマにしたバイクの絵、またはぬりえ)は、8月19日~9月2日まで、イベント会場であるこどもの城に展示される。イベントはすべて無料。開催時間は、10時から17時30分まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日JR西日本米子支社は13日、山陰地方の自由周遊区間内で特急・普通列車の普通車自由席に乗り降り自由の「山陰おでかけパス」を発売する。同乗車券は2名が同一行程で旅行する場合に限り販売される。自由周遊区間となるのは山陰本線東浜~益田間のほか、因美線那岐~鳥取間、伯備線上石見~伯耆大山間、境線全線、木次線宍道~油木間、三江線江津~伊賀和志間。これらの区間を走行する特急「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」「やくも」「スーパーいなば」などの普通車自由席にも乗れる。特急列車のグリーン車と普通車指定席、「奥出雲おろち号」を利用する場合は別途指定券が必要となる。同乗車券の利用期間は7月20日から8月27日までで、期間内の金曜日から月曜日までのうち連続する2日間に限り利用可能となる。自由周遊区間内のみどりの窓口やおもな旅行会社のほか、クレジット掲載であれば電話予約サービスの利用も可能。価格はおとな3,500円、こども1,500円(こどものみの利用は不可)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日見本市主催会社のリードエグジビションジャパンは、4日から6日にかけて、キャリアママをサポートするための最新育児グッズの展示会 「ベビー&キッズ EXPO」を、東京ビッグサイトにて開催した。国内だけではなく、海外の企業出展も多く、日本ではあまり見かけない珍しいベビーグッズなどが特に人気を集めていた。綿素材製品の販売を行うムーンストーン社は、かわいらしいクマの「くるくるポンチョ」を展示。一見帽子にも見える商品だが、中に柔らかな毛布が入っており、背中に羽織って暖をとることができるというもの。肌触りもとてもよく、敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使用することができる。ベビー帽子・小物の製造販売を行うシャポックス社は、寒い冬に向けてやわらかいニットの帽子と、肉球がついたミトンを展示した。ベージュや淡いピンクなどのカラーを取りそろえており、目にも優しい印象を与える商品となっている。帽子のサイズはSS・S・M、ミトンのサイズはSSのみとのこと。ベビー寝具の製造販売を行うサンデシカ社は、3カ月以上の赤ちゃん用にバウンサーを公開した。バウンサーとは、赤ちゃんの体重でゆったりと前後に揺れるベビーチェアのこと。赤ちゃんの首が据わっていれば使用可能で、お遊びやお食事タイムに大活躍の商品だ。あらゆる育児グッズを販売する日本育児社は、赤ちゃんが楽しめるおもちゃつきのベビーシートを公開した。花とカタツムリのおもちゃがついており、触れると光り、音楽が流れる。人通りの多い場所ではボリュームをオフにしたり、音量を小さくすることが可能とのこと。おもちゃは左右に80度動かすことができるので、赤ちゃんの乗せ降ろしをする際にも邪魔にならない。輸入おもちゃを取り扱うジョブインターナショナル社は、ブルドーザーやショベルカー、消防車などの男の子向けのおもちゃを展示。そのほとんどがドイツ製のもので、人気の商品は油圧式のショベルカーとのこと。まるで本物のショベルカーのように、さまざまな角度に動かすことが可能。同社は、「機械の構造に対して、子どもが自発的に興味を持ち、自分で考えるきっかけを提供してゆきたい」と語った。生活雑貨などの販売を行うキャストジャパン社は、オーストラリアで生まれたオーガニック布オムツを公開した。コンセプトは、「ベビーと一緒に成長するオムツ」で、おなか周りのスナップを調整することによって、0歳の新生児から3歳の幼児まで使用することが可能。カラーバリエーションも豊富で、赤やオレンジ、紫や青などを取りそろえている。オーガニックコットンを使用しているため、肌にも優しい商品となっている。さまざまな食料品を取り扱う阪急キッチンエール関西は、これまでありそうでなかった冷凍タイプの離乳食を公開した。凍らせた離乳食のパックを、そのまま湯せんするだけで、簡単でおいしい離乳食を子どもに食べさせることができる。素材本来の味を生かした素朴な味付けが特徴で、主食・主菜・副菜のバランスを考えた製品となっている。着色料、保存料、香料などは一切使用していないため、体の弱い新生児にも安心して食べさせることができるとのこと。ヨーロッパのおもちゃや雑貨の輸入を行うブラザー・ジョルダン社は、「虹色」をテーマにした幼児用のおもちゃを展示。イチオシは、珍しいアーチ型の積み木だ。滑らかな心地よい感触が特徴で、分厚くカットしてあるため、子どもが思いきり遊ぶことができるよう頑丈な設計となっている。さまざまな形に作り変えてゆくことができる形状のため、子どもの創造性、ひらめき力を育む手助けとなりそうだ。展示されていた商品は、今後順次販売されていく予定。全国の直営販売店などで購入可能とのこと。かわいらしいベビーグッズなどで、育児を楽しんでみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日いよいよ今週末に公開を迎える日本アニメ界の重鎮・杉井ギサブロー監督の最新作『グスコーブドリの伝記』、そして『サマー・ウォーズ』の細田守監督が大沢たかお&宮崎あおいら豪華キャストを声優陣に迎えて贈る注目のアニメ『おおかみこどもの雨と雪』。公開を目前に控え、日本アニメーション界を背負って立つ2大クリエイターの夢の対談が実現した!青春アニメの代表格「タッチ」や「キャプテン翼」など、これまで数多くのファンを生み出してきた杉井監督と、気鋭のクリエイターとして世界中から注目を集めており、先日行われた映画のパリ上映会では満員御礼のスタンディングオベーションを受けた細田監督。童話・寓話の文豪、宮沢賢治の同名小説を原作にした『グスコーブドリの伝記』では家族愛を、『おおかみこどもの雨と雪』では“おおかみおとこ”と人間の女性の間に生まれた“おおかみこども”たちの成長と母親の子育て奮闘劇をファンタジックに描いており、共に「家族」をテーマにしている。この対談を迎えるにあたり、杉井監督と細田監督の両監督はお互いの最新作を鑑賞した。細田監督は、大先輩である杉井監督へ「(『グスコーブドリの伝記』は)この夏に観るべき映画だと強く感じました。ものすごくファンタジックな世界観で、これでもかと圧倒されるぐらいの美しい世界が本編中ずっと展開され、夏休みの爽やかな空気を感じるような素敵な映画でした」と“先制褒め”で口火を切ると、杉井監督も「ある生命が生まれて育てられて、一人前になっていく過程があって初めて成長する。そこにある細田監督の目線の厳しさと優しさがガンガン伝わってくる。珍しくホロっとしながら観て、感動させてもらいました」と返し、世代を超えてお互いの独特の世界観にすっかり魅了されたようだ。そして、話はそれぞれの作品の核心に触れるものへ――。『グスコーブドリの伝記』では劇中、主人公のブドリが自然災害から村を守るため、ある大きな決断を下すが、細田監督は「イーハトーヴの風景、素晴らしい世界というものがありながら、一方で今日的なテーマを深く描いている映画でもあり、僕らがこれから日本人として“どういうふうに生きていくのか”を考えさせられました」と解釈。物語と、昨年の東日本大震災を経験した日本人たちの姿を重ね合わせ心を打たれた様子。一方、杉井監督も若き才能の描き出すテーマに深く心酔している様子で「親と子、人間と動物が自分たちの生命を子供たちに託して、その子供たちがちゃんと受け継いで一人前になっていくのを必死で守っていく“母性”というものを楽しく、ある意味では厳しく、アニメーションなのに行間をリアルに伝えてくる作品だと思いました」と熱く語る。さらに、「今回はおおかみと人間ですがそれはシンボルであって、世の中にある宗教の違いや文化の違いとか、ミクロの差でしかない“つまらない違い”を、『いや、同じじゃないか』と監督が問いかけている作品だと思って観させてもらいました」とさすがは巨匠の鋭い読み解きで、細田監督に最大の賛辞を贈った。クリエイターらしい目線で、作品の裏に込められたメッセージについて熱弁が止まらない様子のふたり。同じ土俵で新しいものへと挑戦していくふたりだからこその共鳴、惜しみない賞賛が生まれた。日本を背負って立つ才能はガッチリと握手を交わし、満面の笑みで「これからもアニメーション監督として一緒に頑張っていきましょう!」と最後まで熱いエールを贈り合っていた。『グスコーブドリの伝記』は7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。『おおかみこどもの雨と雪』は、7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会グスコーブドリの伝記 2012年7月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「グスコーブドリ製作委員会/ますむらひろし
2012年07月05日7日(土)から公開される映画『グスコーブドリの伝記』を手がけた杉井ギサブロー監督と、21日公開の映画『おおかみこどもの雨と雪』を手がけた細田守監督がこのほど対面し、エールを交換した。その他の写真日本アニメ創生期から活躍し続ける杉井監督と、日本アニメ界の未来を担う才能として注目を集める細田監督は、互いの作品を観賞した後に対面。細田監督は『グスコーブドリ…』について「ものすごくファンタジックな世界観で、これでもかと圧倒されるぐらいの美しい世界が本編中ずっと展開され、夏休みのさわやかな空気を感じるような素敵な映画です」と言い、「イーハトーヴの風景、素晴しい世界というのがありながら、一方で今日的なテーマを深く描いている映画でもあり、僕らがこれから日本人として“どういうふうに生きていくのか”を考えさせられます。イーハトーヴというのは宮沢賢治が作り出したもうひとつの日本みたいなところですよね。そういったところと僕らのこれからの未来というものを照らし合わせて見られる、とても意義のある映画だと思います」と感想を述べた。一方、杉井監督は『おおかみこども…』について「人間であれ動物であれ、ある生命がうまれて育てられて、一人前になっていく過程があってはじめて成長する、そこにある細田監督の目線の厳しさと優しさががんがん伝わってくる。めずらしくほろっとしながら観て、感動させてもらいました。親と子、人間と動物が自分たちの生命を子どもたちに託して、その子どもたちがちゃんと受け継いで一人前になっていくのを必死で守っていく“母性”というものを楽しく、ある意味では厳しく、アニメーションなのに行間をリアルに伝えてくる作品だと思います」とコメント。最後にふたりは、同じ映画監督としてかたい握手を交わし、エールを交換した。美しい故郷を自然の脅威から守るために奔走する主人公ブドリの姿を描いた『グスコーブドリの伝記』と、ふたりの“おおかみこども”を女手ひとつで育てる人間の主人公・花の姿を描いた『おおかみこどもの雨と雪』。どちらの作品も今夏、幅広い層の観客から支持を集めそうだ。『グスコーブドリの伝記』7月7日(土)全国ロードショー『おおかみこどもの雨と雪』7月21日(土)全国ロードショー
2012年07月05日