新刊絵本『ぼくのひよこ』より株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、新刊『ぼくのひよこ』(著者:ほしのほしこ) を2022年1月20日に発売いたします。詳細 URL: 内容紹介保育士が今の子どもたちに伝えたい「いのち」の話夏祭りでお父さんにひよこを買ってもらったわたるくん。一緒におもちゃで遊んだり、秘密基地を作ったり、わたるくんはひよこのそばを離れません。一緒に遊びながらわたるくんはうとうと寝てしまい…。ひよことわたるくんの愛といのちの物語。「いのち」について考えさせられる絵本です。いのちは、二度と戻ることはありません。ゲームのようにリセットなんていうことはできないのです。「いのちを大切にして生きてほしい」そんな願いを込めてこの絵本を作りました。ー著者「あとがき」より表紙出版社より「子どもたちにいのちの大切さを伝えたい」という作者の気持ちから生まれた絵本。子どもと「いのち」について話すきっかけができる絵本です。著者プロフィールほしの ほしこ名古屋市出身、豊田市在住。30年以上保育の現場で絵本の読み聞かせを行なっている。絵本制作には自身の保育士の経験が生かされている。本作は絵本出版賞に入賞したデビュー作。保育士・介護補佐職員。書籍概要書籍名 :ぼくのひよこ著者 :ほしのほしこ定価 :本体1,430円(税込)体裁 :B5判/32ページ/上製/オールカラーISBN:978-4-434-29887-5URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:笠原電話番号:03-5913-8611 Email: kasahara@publishers.jp 関連書籍::: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月17日サイダーガールが10月31日に東京・Zepp Tokyoで自主企画ライブ『ぼくらのサイダーウォーズ5』を開催。そのオフィシャルレポートが到着した。「Zepp Tokyoでライブするのは最初で最後。ギリギリ間に合った。Zepp Tokyoでライブができてよかったと思いながらステージに立たせてもらってます」(Yurin / Vo, Gt)「Zepp Tokyo(のステージ)から見る客席、めちゃめちゃエモだね」(知 / Gt)「あのサイダーガールがZepp Tokyoでワンマンするって、まるで天地がひっくり返るような出来事だよ。だって、バンドを結成したとき、Zepp Tokyoでワンマンするなんて考えてなかったじゃん」(フジムラ / Ba)中盤のMCでそんなふうに語っていたように念願のZepp Tokyoワンマンにはメンバー3人それぞれに思うところがあったらしく、この日のライブは前回『ぼくらのサイダーウォーズ4』LINE CUBE SHIBUYA公演とはまた違うやり方で趣向を凝らした見どころ満載の2時間となった。ステージの上手と下手に置かれた打ちっぱなしのコンクリート風の壁と言うか、パーテーションが何かを予感させる中、SEが流れ、知、フジムラ、サポートドラマーの3人がハロウィンを意識したマスクを被ってステージに登場。日頃から陰キャと自ら言っている彼らの仮装に2階席まで埋めた観客が思わず「おおっ」となったところにハンドマイクのYurinが飛び出してきて、演奏は「週刊少年ゾンビ」でスタート。「Clap your hands!!」(Yurin)「Zepp Tokyo、遊ぼうぜ!」(フジムラ)そこからYurinとフジムラが観客に声を掛けながら、バンドはダンサブルな「パレット」「ベッドルームアンドシープ」を繋げ、その場で飛び跳ね始めた観客とともに序盤から一体感を作っていく。フジムラ(Ba)「今日を特別な1日にできたら!アットホームな感じもありつつ、(ステージには)ソファーもあるし、ゆっくり楽しんでもらえたらいいなと思います」(Yurin)改めての挨拶を挟んでからのブロックでは、「いろいろな曲をやっていくので、自由に楽しんでいってください!」と知が言ったとおり、それまでのダンサブルなノリとは打って変わって、轟音のイントロから緊張感を演出した「空にこぼれる」、テンポをちょっと落として、メランコリーを観客と共有した「ID」、シャッフルのリズムで意表を突いた「月に唄えば」、シーケンスも使ったジャズっぽいインタールードからなだれこんだギター・ロック・ナンバー「成長痛」と、それぞれにユニークな魅力を持つ4曲を披露。ぐいっと観客の気持ちをひきこんだところで、「後ろの人は見えるかわからないけど」とフジムラがこの日メンバーそれぞれにサイダガちゃん(フジムラ)、コウモリ(Yurin)、キズ(知)を顔に描きこみ、陰キャなりにハロウィンを楽しもうとしていることをアピール。それに応え「ハロウィンにぴったりの曲、持ってきました。みんなでワチャワチャできたらと思います!」と知が声を上げ、バンドが演奏したのがこの日初披露の新曲「トロール」だ。知(Gt)するとステージ下手のパーテーションが回転して、ハロウィン風のセットとともに「待つ」のMusic Videoに出てきた(着ぐるみの)熊が2匹現れ、踊り始める!怪しいムードもある「トロール」のダンス・サウンドに観客も手拍子しながらゴキゲンだ。そこからバンドがたたみかけるように繋げていったのが、ちょっと投げやりなパーティー・ソングの「なまけもの」、ファンキーな「化物」、高速ファンクの「フューリー」だった。Yurin(Vo, Gt)そんなふうにバンドが演出した曲のタイトルからしてハロウィンにふさわしいパーティータイムを観客も大歓迎。会場の温度もぐっと上がる。そしてそんなパーティータイムを締めくくった「待つ」では、今度はステージ上手のパーテーションが回転して、「待つ」の歌詞とMVに出てくる《ルーム・ワンオーワン》を再現したと思しきセットとともに再び熊が登場。アーバンかつグルービーな演奏を繰り広げるバンドとともにダメ押しでパーティータイムを盛り上げたのだが、そんなパーティータイムの終わりが《一人きりのミッドナイト》と歌う「待つ」というところがなんともサイダーガールらしい……。バンドの最新モードを物語る新曲「シンデレラ」その「待つ」と「トロール」が12月1日にリリースのニューアルバム『SODA POP FANCLUB 4』に収録されることに加え、来年全国ツアーを開催することをさりげなく発表したバンドは、「未来について語ることはうれしいけど、過去を振り返ることも大事。懐かしい曲を1曲」(知)と「群青」から後半戦をスタート。ギターのコードをかき鳴らす、このロック・ナンバーは、15年6月に自主レーベルからリリースしたミニアルバム『サイダーのしくみ』の収録曲だが、そこに繋げたのが『SODA POP FANCLUB 4』から一足早くライブで披露しているノスタルジックなロックナンバー「猫にサイダー」。そんな展開が印象づけたのは、サイダーガールが持つエモーショナルなギター・ロック・サウンドというバックボーンだったのが、どんなにバンド・サウンドの幅が広がったとしてもそのバックボーンが失われることはないということを、さらに「NO.2」でアピール。その「NO.2」ではエキサイトしすぎたフジムラが転倒するというハプニングも見どころに変えたのだった。そして「サイダーガールらしく最後まで全力で駆け抜けていきます。みなさんついてこられますか!?」とYurinが声を上げ、観客の気持ちを煽るように前述したバックボーンを象徴する代表曲「エバーグリーン」でラストスパートをかける。そこに「新曲やります!」(Yurin)と繋げたのが「トロール」同様、この日ライブ初披露となる「シンデレラ」。ワイプを求めるYurinに応え、観客が一斉に手を横に振る光景はまさに壮観の一言――と当たり前のように書いてしまったが、TVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』のオープニングテーマとしてファンの多くがすでに耳にしているとは言え、ライブ初披露でいきなりバンドと観客が1つになれるということは、キャッチーであることも含め観客の気持ちをいきなり鷲掴みにできる魅力があるということだろう。サイダーガールの最新モードを物語るダンサブルなポップ・ナンバーは、語りかけるようなYurinの歌が新境地も思わせた。「みんなとまた歌って踊れるようなライブができる日もそんなに遠くないと思います。そんな日が早く来ることを願って終わりたいと思います。心の中で歌って、踊ってください!」(Yurin)バンドがこの日本編ラストに選んだのは「メランコリー」。ライブでみんなと踊るためにサイダーガールが初めて作ったパーティー・ソングだ。《ぐるぐるしてるんだ》という歌詞に合わせ観客がぐるぐると手を回す。その「メランコリー」がいつも以上に力強く感じられたのは、これまで何度もライブで演奏してきたこともさることながら、この日この曲に込めた願いがそれだけ強かったからだ。「アルバムのリリース・ツアーじゃないから、今度出るアルバムからやったり、懐かしい曲をやったり、いろいろな曲をたくさん聴いてもらえてよかったと思えるライブになりました」とラストスパートをかける前にYurinが振り返ったように初披露も含め、新旧の曲を織りまぜた全20曲のセットリストは、常に新しいことに挑戦しながらバンドの芯は決して揺らぐことはないサイダーガールの歩みを今一度印象づけるものとなった。もちろん、その歩みという言葉は成長と言い換えてもいい。アンコールは『SODA POP FANCLUB 4』から「ライラック」と最初期の「くじらの街」という、ともにギター・ロックと言える2曲を披露。同期でピアノとストリングスも鳴らした前者と荒々しい後者のコントラストがダメ押しで、ぐっと広がったバンドの表現の幅を印象づけると、終演後には「シンデレラ」のMVをフル尺で初公開して、来年1月15日からの『サイダーガール TOUR2022サイダーのゆくえ-SENTIMENTAL THEATRE-』の開催を発表するというサプライズも。2月23日のツアー・ファイナルでは、サイダーガール史上最大キャパとなるTOKYO DOME CITY HALL公演に挑戦する。なお新曲「シンデレラ」のMVは本日11月1日21時にプレミア公開される。サイダーガール「シンデレラ」MV※11月1日(月) 21:00〜プレミア公開文:山口智男撮影:Tetsuya Yamakawa<公演情報>サイダーガール 自主企画ライブ『ぼくらのサイダーウォーズ5』2021年10月31日(日) 東京・Zepp TokyoセットリストM1. 週刊少年ゾンビM2. パレットM3. ベッドルームアンドシープM4. 空にこぼれるM5. IDM6. 月に唄えばM7. 成長痛M8. トロールM9. なまけものM10. 化物M11. フューリーM12. 待つM13. 群青M14. 猫にサイダーM15. NO.2M16. エバーグリーンM17. シンデレラM18. メランコリーen.1. ライラックen.2. くじらの街『ぼくらのサイダーウォーズ5』セットリストプレイリスト:<配信情報>サイダーガール「シンデレラ」配信中※TVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』オープニングテーマ配信リンク:<リリース情報>サイダーガール 4th Album『SODA POP FANCLUB 4』2021年12月1日(水) リリース●初回限定盤(2CD+DVD+ブック):6,600円(税込)※BOX仕様●通常盤(CD):3,025円(税込)【CD収録内容】 ※全形態共通1. 待つ2. 猫にサイダー3. シンデレラ(TVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』オープニングテーマ4. 足りない5. ピンクムーン6. かいじゅうのゆめ7. トロール8. 再見9. melt10. マーブル11. ライラック(2021年2月~3月 NTTドコモCM『みんなに好きをつなごう篇』タイアップソング)【インストCD収録内容】※初回限定盤のみ全曲オフボーカル(インスト)CD【DVD収録内容】※初回限定盤のみサイダーガールのアルバム制作過程の全貌が明らかになるレコーディングドキュメントを収録。(20分)【スペシャルブック収録内容】※初回限定盤のみ11組のイラストレーターコラボ作品となるアートブックと全曲手書き歌詞とコード譜にメンバー全員のセルフライナーノーツが加わった特別な内容に。(40p)『SODA POP FANCLUB 4』予約リンク:『SODA POP FANCLUB 4』特設サイト:<ツアー情報>『サイダーガール TOUR2022 サイダーのゆくえ-SENTIMENTAL THEATRE-』1月15日(土) 高松DIMEOPEN 17:30 / START 18:001月16日(日) 広島LIVE VANQUISHOPEN 17:30 / START 18:001月22日(土) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGEOPEN 17:30 / START 18:001月23日(日) 金沢EIGHT HALLOPEN 17:30 / START 18:001月29日(土) 盛岡CLUB CHANGE WAVEOPEN 17:30 / START 18:001月30日(日) 仙台CLUB JUNK BOXOPEN 17:30 / START 18:002月5日(土) 札幌PENNY LANE 24OPEN 17:30 / START 18:002月11日(金・祝) 名古屋DIAMOND HALLOPEN 17:00 / START 18:002月13日(日) 福岡スカラエスパシオOPEN 17:30 / START 18:002月19日(土) 大阪 なんばHatchOPEN 17:00 / START 18:002月23日(水・祝) 東京 TOKYO DOME CITY HALLOPEN 17:00 / START 18:00関連リンクサイダーガール オフィシャルサイト:サイダーガール Twitter:サイダーガール Instagram:サイダーガール YouTube:サイダーガール TikTok:
2021年11月01日俳優の佐藤健、矢本悠馬が、1日より放送される大林組の新CM・おおばや氏とぼく「宇宙エレベーター」編に出演する。おおばや氏とぼく「出会い」編に続く今回の新CMでは、佐藤演じる“おおばや氏”が、とある複合施設でエレベーターを待っていると、矢本演じる“ぼく”が「こんにちは」と登場。“おおばや氏”が「お久しぶりです」と挨拶を返し、一緒にエレベーターへ乗り込む。ボタンの前に立ち、「何階ですか?」と尋ねる“おおばや氏”。“ぼく”が「5階を」と答えると、突然「宇宙にまいります」とつぶやく。「は?」と戸惑う“ぼく”をよそに、「エレベーターで宇宙へ行けたら素敵ですよね」と話を進める“おおばや氏”。話についていけない“ぼく”が「なんの話?」と尋ねると、「未来の話です」と答える。そして「ずいぶん先の話だな」と微笑む“ぼく”に、「案外、近いかもですよ」 と見上げるように促すと、宇宙空間の巨大なステーションと地球をつなぐ宇宙エレベーターの構想図が浮かび上がる。再び現実に戻り、「でしょ」と“ぼく”を見つめる“おおばや氏”。そこへ「おおばや氏(130歳?)」というタイトルが重なり、“ぼく”の声で「彼の名前はおおばや氏。時々未来に連れてってくれる」というナレーションが入る。そしてエレベーターからチンと音が鳴り、“ぼく”が「え、宇宙?」と驚くと、“おおばや氏”が5階到着を知らせるというストーリーになっている。
2021年07月01日《text:佳香(かこ)》今クール話題をかっさらったドラマ作品には必ず松坂桃李がいた。「今ここにある危機とぼくの好感度について」(以後「ここぼく」)、「あのときキスしておけば」(以後「あのキス」)ともに、何とも言えない情けなさと隠しきれない小物感を漂わせながらもどこか憎み切れない主人公を好演している。まず大反響のうちに最終回を迎えた「ここぼく」での、大学の広報課に中途採用された元イケメンアナウンサー・神崎真役。これまで“好感度”を第一優先に極力何事にも意見を持たず、明言しないという徹底した“事なかれ主義”を通し何をするにもその場しのぎだった彼が、大学の不祥事に対応していくうちに、自身も否応なしにも“当事者”となったことで、組織の、そして自身の軽薄さに向き合わざるを得なくなる過程とそこでの変化、成長をブラックな笑いを交えながら体現してくれた。何の意見もなく、どちらの立場も表明せずに、ただただ笑顔で無難なことをコメントすることで積み上げた“好感度”とやらは何の裏付けもなく、神崎自身もその目に見えない“好感度”のために常に風を読もうとし、各所に忖度しまくり、物事をより“複雑”にさせてしまっている。“好感度”=“信用度”とは決してならず、その実態のないものに翻弄される神崎は正に風前の灯火のようだ。腐敗しきった社会のルールを内面化することでどうにかサバイブしようとしてきた神崎が、保身的な考えが頭によぎりながらも都度気持ちを持ち直し最終話の不正公表の決断に突き進む、その日々の“選択”の積み重ね、良心の呵責やなおも脳裏をかすめるせこい考えとのせめぎ合い、揺り戻しを見事松坂さんは細やかに、人間臭く表現していた。元々、“難しいことは考えない、見ようともしない”と決め込んでいる神崎が、その目を徐々に段階を追って開眼していく様子を、ふとした立ち回りや表情で見せてくれたのはお見事だった。一方、井浦新と麻生久美子が入れ替わることで話題の「あのキス」では、ヘタレ臭のする漫画オタクで幸薄なスーパー店員・桃地のぞむ役を演じている。憧れの漫画家・蟹釜ジョー(麻生久美子)に雑用係のバイトを頼まれ、“良い雰囲気”になった矢先、沖縄旅行に向かう途中の飛行機事故によって、愛する女性の魂がおじさん(井浦新)に乗り移ってしまうというまさかの展開が待ち受ける。面白いのは、これまで描かれてきたスイッチエンタテイメントのように、男女の主人公同士が入れ替わってしまうのではなく、桃地はそのままに相手だけが全く見ず知らずの異性と入れ替わってしまうところだ。松坂さんはこの2作だけを観ても、主人公でありながら、自分から働きかける側というよりは常に“巻き込まれる側”にいる。パッとしないながらも予期せぬことに巻き込まれる“引きの強さ”を持ち合わせたキャラクターを視聴者に矛盾なく見せられる。“パッとしない”中にも大学の総長や売れっ子漫画家のお眼鏡にかなう、埋もれてしまわぬ“何か光るもの”の魅力を役柄にきちんとセットしてくれる。降りかかる災難にキャパオーバーになり、情けない姿を晒しながらも逃げずに向き合う姿に“どうしようもない”主人公だが彼の周囲も、そして視聴者もなんだかんだ彼を見放すことができず、いつしか彼の些細な前進を喜び応援している自分がいることに気づかされる。2作ともに最終的にはよく“大切なもの”に向かって走っている松坂さんの姿を目にした気がする。“巻き込まれる側”に位置しながら主役を張れるというのはなかなかの高等テクであろう。元々、さして積極性を持ち合わせていないキャラクターであるため“受け”のお芝居が光りながらも、望むと望まざるとにかかわらずもたらされる“変化”に対し、どのように咀嚼し折り合いをつけて対峙し、さらにその中で“主体性”を獲得していくのか。最終的には自分の手で運命を手繰り寄せるようになるまでの成長を“ヘタレ”で、何なら“ポンコツ”とも言われるキャラクターの中に投影させねばならないのだ。松坂さんはこれまでも“何者でもない”役どころを演じることが多かった。映画『あの頃。』ではうだつの上がらない日々を送っていたが、あややを知りオタ活を通して自身を取り戻していく劔役、『娼年』でのリョウ役もそうだ。会員制ボーイズクラブの女性オーナーにスカウトされてその道を極めていく大学生を熱演した。“何者でもない”者が他者や何かに熱中することで自身の輪郭を確かめ掴もうとする悲哀や切実さを見せてくれているのだ。より“振り回される側”に振り切れており、代替できないもはや“独自ポジション”を確立している松坂さんが観られる「あのキス」、次週第6話では蟹釜先生の魂が入ったおじさんの体にタイムリミットが迫っていることが発覚するようだ。蟹釜先生と桃地は結ばれるのか、彼らがここまで築いてきた関係性がどう展開するのか楽しみだ。また、現在公開中の『いのちの停車場』に続き、主演映画『耳をすませば』、『孤狼の血 LEVEL2』、さらに『空白』の公開が控える松坂さんのますますの躍進ぶりにこれからも期待したい。(佳香(かこ))
2021年06月04日HugMugでも漫画連載『イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」』 が人気のイトウハジメさん。待望の新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』が4月19日に発売! その見どころを紹介します。イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoon待望の新刊! エッセイ漫画『ぼくとフキゲンな怪獣と』1分、1秒、姪っ子姉妹への溺愛っぷりがとまらない……!? 無邪気な姪っ子たちと伯父のやりとりに癒される、あたたかくてキュンとするエッセイ漫画! カラー48P入りの全192Pとボリュームもたっぷり。妹夫婦に新しい家族が増えて、さらに賑やかになったイトウさん家族の日常。姪っ子姉妹を見守り、時に振り回され……泣いたり、怒ったり、笑ったり、フキゲンな姿の姪っ子たちも可愛くて愛おしい。 職場の同僚たちにも姪っ子自慢をして、溺愛っぷりがだだ漏れだそう。どんな些細な日常や事柄もその時間は儚く、そして大切だなと感じるような、あたたかくてやさしい一冊。イトウさんならではの、鉛筆画の柔らかいタッチも愛があって癒されるはず。著者・イトウハジメ 本文「ごあいさつ」より一部抜粋家族が増え、一秒たりとも「静かな時間」はありませんが、 小さな子どもの体温がすぐ近くにある生活は、 こんなに心地良いものだったのか……と驚く毎日です。 親子でもなく、兄弟でもなく、「姪っ子とぼく」という、 つかずはなれずの距離で見つけた1コマ1コマをこの本に詰めこみました。 育児や教育について、指南するものではありません。 気軽にページをめくって、「ニヤリ」としていただけますと幸いです。今回イトウさんより、HugMug読者に向けてスペシャルメッセージをいただきました!\Special message from イトウハジメ/いつも連載をお楽しみいただき、ありがとうございます! 姪っこをめぐるコミックがこのたび出版になりました。日常の一瞬を切りとり、ただただ可愛さを詰め込んだ一冊です。イヤイヤ期の3歳と、ヨチヨチ期の1歳の女の子は、ぼくにとっては宇宙人です。お茶を片手にページをめくって、ぜひニマニマしてください(^^)『ぼくとフキゲンな怪獣と』中身を少しだけ紹介!イトウさんと姪っ子姉妹、家族で一緒に過ごす日常の些細だけど見逃したくない大切な日々の1コマが丁寧に綴られている。温かいまなざしで見守る叔父という距離感と視点は、イヤイヤ期でフキゲンなフミさんはじめイヤイヤ怪獣(笑)を育てる多くのママにも新鮮に映るのでは?書籍では、Instgramでは見られない、描き下ろしの素敵なカラーページもたっぷり収録。ふみさんのママ(イトウさんの妹)が育児に奮闘する姿を、やさしく見守るイトウさん。子育て中の方にとって、イトウさんのように第三者の目線で子どもに接してくれる家族がいることは、とても心強く感じるのでは? ストーリーを読み進めると不思議と日々育児を頑張る自分を認めてもらっている気分になってくるはず。わが子の言葉は、あやふやでも不思議と聞き取れるもの。でもイトウさんは???(笑)姪っ子を溺愛する伯父という立場から、ふみさんと、ひよさん、それだけじゃなく日々を過ごす家族に対するやさしさや、愛が溢れているイトウさんの言葉やイラスト。一冊読み終わると、わが子だけじゃなく身近な人との日常がとても大切に思えること間違いなし。皆さんもぜひ、お手にとってみてくださいね!HugMugで連載中の漫画連載イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」一覧はこちらから『ぼくとフキゲンな怪獣と』著者:イトウハジメ出版社:イースト・プレス発売:2021年4月19日定価:1,320円(税込)書店、ネット書店にて販売、電子書籍(4月29日頃から各ストアにて配信予定)Amazon 画像提供 / イースト・プレス
2021年04月19日ジャニーズの人気グループ「ふぉ〜ゆ〜」の辰巳雄大が主演を務める舞台『ぼくの名前はズッキーニ』が2021年2月28日(日)から、東京・よみうり大手町ホールで開幕した。2002年にフランスで発行され、世界中でベストセラーになった同名小説を世界で初めて舞台化。養護施設に連れてこられた孤独な少年・ズッキーニ(辰巳雄大)が、厳しい現実の中でも前を向いて生きようとする姿が描かれている。ズッキーニだけでなく、リーダー格のシモン(稲葉友)、父親が逮捕されたアメッド(上村海成)、両親が失踪したジュジュブ(本多力)、迎えにこない母を待つベアトリス(三村朱里)、叔母の家で虐待をうけているカミーユ(川島海荷)といった“複雑な”背景を持つ子どもたちの日常や葛藤、そして、子どもを見守る養護施設の職員や警察官ら大人たちなりの事情もあわせて語られる舞台だ。あらすじだけ聞くと重い作品に思えるかもしれないが、全体的にポップな仕上がり。田中馨が手掛けた音楽やカラフルな衣装もさることながら、一番の理由は美術とそれを生かした演出にあろう。壁と床が黒板のようになっており、俳優たちはチョークを使って、役名や話のキーとなるモノなどを描き加えていく。脚本と演出を手がけるノゾエ征爾が、自身が主宰する劇団「はえぎわ」の『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか〜』(2010)などで編み出してきた演出手法を取り入れた形だ。開場時は何もなかった舞台が、最後には1枚の楽しいスケッチブックのようになっていく。自由な「子ども心」が見て取れて、面白かった。初日を前にした取材会で、辰巳は6歳の子どもを大人たちが演じることについて、「自分が愛している演劇をやらせていただいているなと実感した。どんどんスタートから終わりにかけて完成していく、自分たちで作品を作っていくという感じが強い作品。僕にとってターニングポイントの作品になると思った」と語っていた。辰巳自身、6歳の姪っ子がいるといい、その動画を見ながら“子どもらしさ”を研究したことを明かす。「稽古の序盤は逆に子どもらしくしすぎる芝居をしてしまったが、稽古を重ねていく上で、どんどん要らないものを削ぎ落とした方が、一番子どもっぽくなる。僕らは今、飾ってしまっているんだなと感じた」などとも話していた。東京公演は3月14日(日)まで。大阪公演は3月19日(金)〜21日(日)まで、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール。取材・文:五月女菜穂
2021年03月03日トム・ホランドが、スパイダーマンスーツ姿で口元に白いマスクをしている画像をインスタグラムに投稿し、「マスクをつけて。ぼくは2枚つけてるよ…」とマスク着用を呼びかけた。あのスパイダーマンが、スパイダーマンマスク&普通のマスクを2枚重ねでつけている姿はシュールで笑いを誘い、俳優仲間のティモシー・シャラメは笑い泣きの絵文字で反応した。この投稿を『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公式ツイッターアカウントがリツイート。投稿に便乗して現在撮影中の『スパイダーマン』シリーズ第3弾のタイトルを早く教えてと懇願するファンもいる。第1弾のタイトルが『ホームカミング』、第2弾が『ファー・フロム・ホーム』と「ホーム」の単語が2作連続で使われていることから、第3弾も「ホーム」が使われるのは確実視されており、プロデューサーのエイミー・パスカルも4月に事実であることを認めている。4月時点では、ファンが予想するタイトルに「ホームラン」「ワーク・フロム・ホーム」「ステイホーム」などが挙がっていた。『スパイダーマン』シリーズ第3弾は、『アメイジング・スパイダーマン2』でエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックスが同役を再演、ベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジとして出演することが決定している。最近では、スパイダーマン/ピーター・パーカーの親友ネッドを演じているジェイコブ・バタロンが、今作の役作りで46キロの減量に成功したことも話題になった。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2020年11月09日山本彩がNHK『みんなのうた』に書き下ろした新曲「ぼくはおもちゃ」が、『みんなのうた』2020年12月~2021年1月に放送されるが発表された。「ぼくはおもちゃ」が初解禁となるのは、『みんなのうた』の12月1日(火)放送回(NHK総合10:55~) 予定とのこと。今作も作詞作曲は山本彩が担当し、人間の気持ちとも、おもちゃの気持ちとも、両方に取れるような心暖まる歌詞が『みんなのうた』にピッタリの楽曲に仕上がっているという。また、アニメーションはピクセルをベースにグラフィックやイラスト、映像やアプリを制作しているクリエイターm7kenji(読み方:エムナナケンジ)が担当することも合わせて発表された。山本彩の楽曲とm7kenjiの映像の科学反応によってどのような作品に仕上がっているのか、是非チェックして欲しい。山本彩 4枚目SG詳細『みんなのうた』公式HP関連リンク山本彩 公式HP山本彩 公式Twitter山本彩 公式Instagram山本彩 YouTube Channel山本彩 公式ファンクラブ「SYC」山本彩 公式ファンクラブ「SYC MOBILE」
2020年10月01日前回 のお話ぼくたちに大人の都合は関係ないんだけど…赤ちゃんが「なかなか寝ないこと」ってあるよね!?ぼくたちは赤ちゃんが上手に寝れるようになるお手伝いをしているよ!さて…次は何をしようかなぁ
2020年08月19日ダンス&ボーカルグループ・SUPER★DRAGONの志村玲於が、9月11日から東京・かめありリリオホールで上演される舞台『ぼくらの七日間戦争』に出演することが27日、発表された。1985年に宗田理氏によって書き下ろされた小説『ぼくらの七日間戦争』(角川文庫・角川つばさ文庫)。累計発行部数2,000万部を突破して瞬く間にベストセラーとなり、1988年に実写映画化、2019年冬にアニメ化され、そして今回、初めての舞台化が決定した。大人たちの管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆転劇が繰り広げられる。主役は菊地英治役の馬場良馬、ヒロイン・中山ひとみ役はAKB48の濵咲友菜。志村は柿沼直樹役を演じ、その他の“ぼくら”に舞台経験豊富でフレッシュなキャストが出演する。また、直樹の母親役に遠山景織子、“ぼくら”の最大の味方となる老人役に石橋保、“ぼくら”の通う学校の教頭役に酒井敏也といった実力派も脇を固める。今回の発表を受け、志村は「このような名作中の名作に携われることができて、本当に嬉しいです!」と喜びを伝え、「大人達との衝突をリアルな形で表現していきますので、このような状況ですが最大限に楽しんで頂けるよう頑張りますのでよろしくお願いします!」と意気込んでいる。なお、本作は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国や都のガイドラインに基づき、客席を半数にして上演予定。チケットの一般販売は8月1日から。各種先行発売も予定しており、詳細は公式サイトにて発表される。
2020年06月27日赤ちゃんのそばに現れる妖精「バブくま」。人間にはぼくたちのことナイショだったのに…あれれ、ママにバレちゃった…?ぼくらがいることはナイショだったんだけどな…親分に相談したら、ぼくらでなんとかしてって…とりあえずママが他の人に言わないように…誓約書を準備したよ!
2020年02月26日「リセス~ぼくらの休み時間~」で、マイケル(マイキー)・ブラムバーグ役の声優を務めたジェイソン・デイヴィスが35歳の若さで亡くなった。「リセス~ぼくらの休み時間~」は日本でもディズニーXDや地上波で放送されていた。日曜日(現地時間)、母親が「本日、ロサンゼルスで息子のジェイソン・デイヴィスが亡くなりました。私の人生において最も悲しいニュースをシェアすることになり、心が張り裂けそうです。ジェイソンは心優しく、生きることに情熱を持っていた人でした。なによりも友人や家族を愛していました」という声明文を発表し、プライバシーの尊重を求めた。ジェイソンの死因は明らかにされていない。ジェイソンはかつて20世紀フォックスを所有していた石油王の故マーヴィン・デイヴィスの孫。2000年代にミーシャ・バートンやリンジー・ローハンと浮き名を流したプレイボーイ、ブランドン・デイヴィスの弟でもある。薬物依存症との闘いを公にしており、2010年にリアリティー番組「Celebrity Rehab with Dr. Drew」に出演してリハビリを受けたこともあった。近年は、薬物依存のサイクルを断ち切る研究を支援する団体「Cure Addiction Now」を立ち上げた。俳優としては『ラッシュアワー』や『ビバリーヒルズ・ニンジャ』に出演。死去する前は「The Two Jasons」というテレビドラマに関わっていたと「Variety」誌が報じている。(Hiromi Kaku)
2020年02月18日北村匠海、芳根京子、鈴木達央、櫻井孝宏らが参加するアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』がもうすぐ公開を迎える。この度、公開に先駆けて本作と実写映画『ぼくらの七日間戦争』(’88)の名場面が合わさった特別映像が到着した。宗田理の「ぼくらの七日間戦争」は、1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2,000万部を突破する大人気シリーズ。1988年には、宮沢りえが女優デビュー&初主演を飾り実写映画化。今回のアニメ映画では、廃工場に立てこもり大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台。原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開。宮沢さんも“2020年の中山ひとみ”役として実写映画と同じキャラクターを演じることも明らかとなっている。そんな実写映画とコラボした本映像では、「TM NETWORK」の「SEVEN DAYS WAR」に乗せて、子どもたちが戦車に乗り込み大人たちを撃退する実写の名場面から、アニメの映像へ。Sano ibukiの「決戦前夜」が流れ出し、子どもたちと大人たちの激しい攻防を繰り広げる姿などが実写とアニメ、交互に映し出される。そして終盤では、宮沢さん演じる中山ひとみが、現代の子どもたちに「大事なのは結果じゃなくてチャレンジすることよ」とエールを送るシーンも挿入され、実写とアニメ、両方の中山ひとみの姿が連続して登場している。『ぼくらの7日間戦争』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年12月10日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)のデザイナー・山縣良和による初の絵本「ぼくは0てん」が、全国書店にて発売される。常にサプライズの絶えない手法で、数々の作品を世に送り出しているリトゥンアフターワーズのファッションデザイナーの山縣良和。鳥取で生まれ、ロンドンのセントマーチンズ在学中からアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やジョン ガリアーノ(John Galliano)で経験を積み、2005年に卒業。そして、2年後の2007年にはリトゥンアフターワーズを立ち上げた。妖怪の世界や戦時中の女性などをテーマに、これまで10年強にわたってユーモアあふれるコレクションを発表し続けている。「ぼくは0てん」は、そんな山縣良和が、故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。2009年秋冬コレクション「graduate fashion show」のイメージソースにもなったストーリーだ。勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生を重ね、“レッテル貼り”や“他人の評価”から自由になって、自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描いた。【詳細】ぼくは0てん発売日:2019年12月5日(木)より順次取り扱い:全国書店※取り扱い・発売日は書店によって異なる。価格:1,600円+税
2019年12月09日宮沢りえが1988年に公開された実写版『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った“中山ひとみ”役として、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』に出演していることが分かった。1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2,000万部を突破する物語を、アニメ映画化する本作。宮沢さんが演じた主人公・中山ひとみが廃工場に立てこもり、大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開。北村匠海と芳根京子という、日本を代表する若手実力派俳優2人が初共演・W主演を果たす。宮沢さんといえば、『たそがれ清兵衛』『父と暮せば』『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本の各映画賞において主演女優賞を総なめにしてきた実力派。今回、その華々しいキャリアをスタートさせた女優デビュー&初主演作品の『ぼくらの七日間戦争』で演じた中山ひとみの約30年後のキャラクターを演じることになった。中山ひとみは、実写映画『ぼくらの七日間戦争』で仲間たちを鼓舞して大人たちに反抗した学級委員で、戦車とともに「七日間戦争」のアイコンとなり、「ぼくら」ファンの心に深く強く刻まれている。2020年のひとみはどんな姿をしているのか?新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちとの交流はあるのか?期待が高まる。宮沢さんは、「ささやかな出演ですが、中山ひとみ役として参加させていただきました。私のデビュー映画『ぼくらの七日間戦争』が当時観てくださった方の記憶に刻まれたように、時代を超えて新たに息吹を与えられたアニメーション『ぼくらの7日間戦争』も皆さんの心を揺さぶる事が出来ます様に。是非映画館の大画面でお楽しみ下さい」とコメント。また、本作の監督を務めた村野佑太は、宮沢さんの起用について「原作でも映画でも、大人達はインチキなだけではない存在でした。そこには必ず子どもの味方に立ってくれる、大人側の良心を映し出した素敵な女性の姿がありました。かつての映画で中山ひとみを演じられた宮沢りえさんが、まさにそういった役柄で『7日間戦争』に戻って来てはくれないだろうか…それは脚本段階からの一番の関心ごとでした」と明かす。「快諾してくださった宮沢さんは、実写とアニメの垣根を越えて、時代を越えて、中山ひとみとしてスクリーンに戻ってきます。時代が変わり子ども達を囲む環境に変化が訪れたとしても、きっと変わらぬ何かがあるはずーーー決して色褪せない永遠の少女像である中山ひとみは、それを誰よりも説得力のある言葉で伝えてくれます。そしてそれこそが、『7日間戦争』から『七日間戦争』へ贈る最大限の敬意になると考えています」と、監督は思いを込めてコメントしている。『ぼくらの7日間戦争』は12月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年09月30日若手俳優の北村匠海と芳根京子が、2,000万部を発行するベストセラー小説「ぼくらの七日間戦争」シリーズのアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の声優に決定。初共演でW主演を務める。ストーリーいつもひとりで本ばかり読んでいる鈴原守。片想いの相手は、お隣に住む幼なじみの千代野綾。しかし綾は、1週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗。だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子どもマレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていたところを間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと打ち明けられた。2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入。守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する――!鈴原守役に北村匠海学校では目立たない本作の主人公・守を演じるのは、『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『春待つ僕ら』「グッドワイフ」などに出演し、アニメ映画に初出演した『HELLO WORLD』も公開中の北村さん。おとなしく、学校ではいつも一人で本を読んでいる守。歴史マニアで戦術に詳しく、同じ趣味を持つ仲間が集うチャットが唯一の拠り所だ。隣の家に住む幼なじみ・千代野綾に密かな想いを寄せているが、学校でしゃべることはほとんどない。千代綾役に芳根京子守が片想いする本作のヒロイン・綾役には、連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務め、「海月姫」「TWO WEEKS」『累 -かさね-』『居眠り磐音』などメインキャストでの出演が続く芳根さん。守のクラスメイトにして幼なじみの綾は、育ちのいいお嬢様で、文化祭のミスコンで優勝するほどの美人。しかしお高くとまらず、誰に対しても心優しい性格。17歳の誕生日を迎える1週間前、地方議員の父親の都合で強制的に東京に引っ越しさせられることになってしまう。初共演! 印象は…「声で引き込む力のある方」「とにかく多才」アニメ好きを公言し、オファーの前から原作を読んでいたという北村さんは「10代特有の悶々した感情を代弁してもらっている感覚で読んでいたので、今回オファーいただいた時に迷わず『ぜひ、やりたいです』と言わせて頂きました」と言い、芳根さんも「たくさんの方に愛されている作品にこうして携われることが出来て嬉しいです」と参加への喜びを述べる。また、今回初共演となるお互いの印象について、「本番に入る前に声を聞いた時、声で引き込む力のある方だと思いました」(北村さん)、「北村さんは、とにかく多才だな、と思いました。お芝居やられて、歌もやられて、声のお仕事まで!」(芳根さん)とお互いべた褒めした。さらに原作は、それぞれの時代に沿った共感できるストーリーが大きな魅力のひとつ。北村さんは「原作はその当時の学生運動とかバックボーンがあるなかで、今回の彼らの“戦争”は現代的でもありながら、この世代の繊細な“吐き出せない想い”を描いていると思います。最後の最後には大きな玉手箱がありますし…!読んでいて本当にワクワクする脚本でした」と現代版にアップデートされた本作について明かしている。今回、この2人の起用理由について、KADOKAWAは「大人に戦争を仕掛ける”という物語に現実的な説得力を持たせられる俳優さんに守と綾を託したいと思っていました。北村さんと芳根さんなら、これまでの出演作を拝見してきた中で、心に想いを秘める繊細さと大胆な行動力の相反する要素を持ち、守と綾の真意を理解して声を吹き込み、誰もが応援したくなるキャラクターにしてくださると思いオファーした」と明かし、「リハーサルではお二人のあまりのフィット感にスタッフ全員が驚きました」とコメントしている。豪華声優陣が脇を固める!さらに、人気アニメ作品に出演する声優陣の出演も明らかに。「HUNTER×HUNTER」「俺物語!!」の潘めぐみ、「七つの大罪」「Free!」の鈴木達央、「PSYCHO-PASS サイコパス」「おそ松さん」「亜人」の櫻井孝宏。そのほか、大塚剛央、道井悠、小市眞琴も参加する。『ぼくらの7日間戦争』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年09月25日アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、2019年12月13日(金)に全国公開される。宗田理のベストセラー『ぼくらの七日間戦争』が再びスクリーンへ「ぼくら」シリーズの第1作『ぼくらの七日間戦争』は、1985年に刊行され、これまで多くの読者をとりこにしてきた宗田理の書き下ろし小説。親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”は、中高生を中心に人気を呼んで大ベストセラーを記録。また1988年には宮沢りえ主演で実写映画化されたほか、TM NETWORKが歌う主題歌「SEVEN DAYS WAR」もまた、その人気に拍車をかけた。あれから30年。「ぼくら」シリーズの累計発行部数は、2,000万部を突破した。それを企画の発端とし、91歳となった今なお現役でシリーズの新作を書き続けている宗田理が、シリーズのテーマである「大人への挑戦」と「ユーモラスな戦い」を描くことを条件に再映画化を快諾。昭和の名作実写映画が、アニメーション映画として再びスクリーンに蘇ることとなった。舞台は2020年にアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』は、原作のスピリットを受け継ぎながらも、少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台。主人公はいつも一人で本ばかり読んでいる鈴原守。幼馴染の千代野綾に片思いしているが、綾は父親の転勤の都合で東京に引っ越してしまうことに。“17歳の誕生日はこの街で迎えたい”という綾の願いを叶える為、守やその仲間たちは綾を連れて、古い石炭工場を秘密基地に7日間を過ごすことになる。大人に隠れる為だけに企画したバースデー・キャンプ。しかし守たちは、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会うことで、その運命は思いもよらない方向へと動きだすー。キャラクター/声優キャスト物語を彩る個性豊かなキャラクターを紹介。主人公の守に『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』の北村匠海、ヒロイン役の綾に、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」や『累-かさね-』の芳根京子が声をあてるほか、実写映画の『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った宮沢りえが、“2020年の中山ひとみ”役として当時とキャラクターを演じるなど、豪華な声優キャストにも注目だ。鈴原守(声:北村匠海)主人公の高校二年生。おとなしく、学校ではいつも一人で本を読んでいる目立たない存在。歴史マニアで、戦術に詳しく、同じ趣味を持つ仲間が集うチャットが唯一の拠り所となっている。隣の家に住む幼馴染の千代野綾に片想いしているが、学校で喋ることはほぼない。千代野綾(声:芳根京子)主人公・守のクラスメイトかつ、幼馴染。育ちの良いお嬢様で、文化祭のミスコンで優勝するほどの美人だが、お高く留まらず、誰に対しても心優しい少女。17歳の誕生日を迎える1週間前に、父の仕事の都合で強制的に東京に引っ越しさせられることになってしまう。※写真左から山咲香織(声:潘めぐみ)守たちのクラスメイト。陸上部で活躍する、曲がった事の大嫌いな体育会系少女。親友の綾のことをいつも気にかけている。父親は建築会社の社長。緒形壮馬(声:鈴木達央)守たちのクラスメイト。ノリが軽く、クラスの中心的な存在で、女子からもモテる。「面白そうじゃん!」と守たちのバースデーキャンプにも参加することに。阿久津紗希(声:道井悠)守たちのクラスメイト。物事を深く考えず、ノリだけで生きているような少女。「パーッと盛り上げよ♪」と、綾の誕生日を祝うため、バースデーキャンプに参加する。<その他メインキャラクター>中山ひとみ(声:宮沢りえ)かつて大人たちを相手に“七日間戦争”を耐え抜いた人物。本作で繰り広げられる新しい“7日間戦争”にどのように関わっていくか要注目だ。本庄博人(声:大塚剛央)守たちのクラスメイト。幼馴染の紗希に無理やりバースデーキャンプに連れてこられた為、乗り気ではない。マレット(小市眞琴)守たちより先に石炭工場に潜んでいた、11歳のタイ人の子供。不法滞在の摘発から逃げる際にはぐれてしまった家族を探している。本多政彦(櫻井孝宏)綾の父の秘書。一見やる気がなさそうに仕事をこなすが、実は頭の切れる男。監督は村野佑太、脚本は『コードギアス』の大河内一楼監督を務めるのは、テレビアニメ「ブレイブビーツ」で監督デビューし、「ドリフェス!」などの話題作を手がけてきた村野佑太。本作が映画デビュー作となる。脚本は、映画『ブレイブストーリー』『コードギアス』などのアニメ大作を執筆してきた大河内一楼が手掛ける。過去に映画脚本を書いたこともある原作者・宗田も、“ワクワクする”と期待を寄せる仕上がりになっているという。実績のあるアニメストリーテラーと新鋭の監督が率いる制作チームによって原作のスピリットを受け継いだ、新たなストーリーが紡がれる。<ストーリー>いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、尐年たちの精一杯の反抗。だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。丌法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――。2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。 守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!【詳細】『ぼくらの7日間戦争』公開日:2019年12月13日(金)原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)監督:村野佑太脚本:大河内一楼キャスト:北村匠海 芳根京子、宮沢りえ(特別出演)、潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏キャラクター原案:けーしんキャラクターデザイン:清水洋制作:亜細亜堂配給:ギャガ KADOKAWA製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年06月14日1985年に刊行され、宮沢りえ主演で映画化もされたベストセラー小説がアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』として12月に公開決定。ティザービジュアルと特報映像が解禁された。宮沢りえ女優デビュー映画のベストセラー原作がアニメ映画に!原作は、30年以上にわたって多くの読者に愛されてきた、宗田理による累計発行部数2,000万部を超える「ぼくら」シリーズの第1作目「ぼくらの七日間戦争」。刊行当時は、学生運動をした世代の管理教育という社会背景が下地にあったことで、中高生を中心に人気を呼んで大ベストセラーに。1988年に公開された実写映画は、現在も第一線で活躍する宮沢りえの女優デビューにして初主演作。戦車や廃工場でのアクションといった大胆な演出が反響を呼んだ。また、映画の主題歌となった「TM NETWORK」が歌う「SEVEN DAYS WAR」は、「GetWild」と並ぶ彼らの代表曲であり、そのメロディーラインはファンの記憶に強く残っている。小説はその後も30年にわたって40作を超える続編が発表されており、「ぼくら」シリーズの世界では、主人公の菊地英治や中山ひとみは中学生から高校生、大学生、そして大人へと成長していく姿が描かれている。アニメ映画は“七日間戦争”から約30年後…2020年が舞台第1作の刊行から34年、初映像化から31年となる今年、日本を代表する青春エンターテインメントの金字塔として愛されてきた原作が、今回は劇場アニメーション作品として生まれ変わる。親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開する。企画のはじまりは、91歳となったいまなお現役でシリーズの新作を書き続けている原作者・宗田氏に、「ぼくら」の世界で現代の少年少女たちが戦う“7日間戦争”をアニメーションで表現したいと提案したところ、シリーズのテーマである「大人への挑戦」と「ユーモラスな戦い」を描くことを条件に宗田氏が再映画化を快諾。過去に映画脚本を書いたこともある原作者・宗田氏は、「アニメ映画には小説とは違う感動と面白さがあります。あの物語がどんなふうに表現され、みなさんをとりこにするのだろう。それを想像すると、原作者としてもわくわくしてきます」と期待を寄せ、その脚本に太鼓判を押している。その新ストーリーの象徴として、タイトルは漢数字の「七」ではなく、アラビア数字の「7」とし、昭和の名作実写映画が時を超えて、令和に生きる全ての“ぼくら”ファンに贈るアニメーション映画を目指していく。監督を務めるのは、TVアニメ「ブレイブビーツ」で監督デビューし、「ドリフェス!」などの話題作を手掛けてきた34歳の村野佑太。本作で映画デビューを果たす村野監督は、「原作と、そしてかつての映画に精一杯の敬意を持って、新しい『ぼくら』の7日間戦争を紡いでいけたら」とコメント。脚本を務めるのは、「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズや映画『ブレイブストーリー』、NETFLIXで話題となった「DEVILMAN crybaby」など、数々のアニメ大作を執筆してきた大河内一楼。実績のあるアニメストリーテラーと新鋭の監督が率いる制作チームによって“7日間”の冒険が紡がれる。初映像公開!大人に対する抵抗の始まりと成長の一歩作品公式サイトのオープンに合わせて、ティザービジュアルと特報を公開。ティザービジュアルには舞台となる雄大な山々に向かい、これから始まる7日間に期待に胸をふくらませる少年少女6人の姿が。30秒の特報では主人公・守を中心に、それまでの何気ない日常生活から大人に対する抵抗の始まりと、少年少女が大人へと成長する始めの一歩、“スタートライン”を表現。彼らにとっての戦争は何か? 彼らが対峙していく敵とは何なのか? そして英治とひとみは登場するのか。挿入されている楽曲も含め、期待を膨らませる特報映像となっている。アニメーション制作は公開に向けて順調に進行しており、少年少女たちを演じる豪華俳優陣は後日、発表されるというから、引き続き注目していて。『ぼくらの7日間戦争』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月11日ぼくのりりっくのぼうよみが、本日1月28日と明日29日に東京・昭和女子大学 人見記念講堂にて、ラストライブ『通夜・葬式』を開催する。高校2年生のとき、『閃光ライオット2014』のファイナリストに選ばれ、翌年の2015年12月に1stアルバム『hollow world』でメジャーデビューを果たしたぼくのりりっくのぼうよみ。その後、映画『3月のライオン 前編』主題歌や資生堂『アネッサ』CMソング、ドラマ『SR サイタマノラッパー~マイクの細道~』(テレビ東京系)エンディングテーマなど多数のタイアップソングを手がけ、話題に。また雑誌『文學界』にエッセイを寄稿するなど、音楽シーン以外でも活躍の場を広げていく。そんな中、昨年9月に突如、ぼくのりりっくのぼうよみを“辞職”することを宣言し、アーティスト活動も今年1月で終えることを公式発表した。ぼくのりりっくのぼうよみ -「僕はもういない」“辞職宣言”後の昨年12月に、ラストオリジナルアルバム『没落』とベストアルバム『人間』を2作同時リリースしたぼくのりりっくのぼうよみは、今年1月に『通夜・葬式』と題してラストライブを実施。1月13日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催された『通夜』、本日と明日開催される『葬式〜前夜祭〜』『葬式』の3日間すべて、チケットは即日ソールドアウトを果たしている。メジャーデビューしてからの約3年間に幕を降ろすこととなる今回のライブは、彼にとって大きな節目となるはず。デビュー前も含め、彼のアーティスト活動のこれまでをすべて詰め込んだライブになるのではないだろうか。公演情報ぼくのりりっくのぼうよみ ラストライブ『通夜・葬式』昭和女子大学 人見記念講堂1月28日(月)OPEN 18:00/START 18:301月29日(火)OPEN 18:00/START 18:30
2019年01月28日歌手・ぼくのりりっくのぼうよみの全楽曲の再生数が、活動終了発表後に急増していることが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyの発表により明らかになった。21日放送の日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』で、2019年1月いっぱいで音楽活動を終了すると電撃発表したぼくりり。オフィシャルサイトでも、「ぼくのりりっくのぼうよみ、辞職のお知らせ」と題し、「突然ですが、2019年1月をもちまして、ぼくのりりっくのぼうよみはぼくのりりっくのぼうよみを辞職いたします。辞職に伴いまして、最後のアルバムを制作いたしましたので、ぜひ聞いていただければと思います。『没落』という題でございます。12月12日の発売となります。傑作になってしまいました。終幕までお楽しみ頂ければ幸いです」と呼びかけていた。この発表後、Spotifyでの再生数が急増。3連休だけでも10万回を超え、毎週月曜更新のSpotifyで人気のプレイリスト「Tokyo Super Hits!」のカバーを飾り、月間リスナー数は約8万3,000人。27歳以下がリスナーの約半数を占め、アメリカや台湾など海外でも頻繁に聴かれている。なお、Spotifyでは「朝焼けと熱帯魚」「罠」「SKY’s the limit」の3曲が人気。ぼくりりが告知していたニューアルバム『没落』のほか、ベストアルバム『人間』も12月に同時リリースされる。活動終了に向けてさらに話題を集めそうだ。
2018年09月28日歌手のぼくのりりっくのぼうよみが、21日に放送された日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』に出演し、19年1月をもってぼくのりりっくのぼうよみとしての音楽活動を終了することを明かした。15年12月にアルバム『holllow world』で鮮烈にデビューしたぼくのりりっくのぼうよみ。『NEWS ZERO』の密着取材で「僕、“天才”をやめようかなと思って」と切り出し、「ぼくのりりっくのぼうよみというアーティストを葬ろうと思っております」と明かした。ぼくのりりっくのぼうよみは「音楽活動は来年の1月に終了しようかなと」とし、「僕は自由になりたいです。文学的だとか天才だとか哲学的な歌詞が素敵だみたいなことを言っていただいて、できあがった他の人たちの中にある偶像に支配されちゃう。それにすごく耐えられない」と理由を明かした。公式サイトでも、「突然ですが、2019年1月をもちまして、ぼくのりりっくのぼうよみはぼくのりりっくのぼうよみを辞職いたします」と発表している。また、25日からは全国ツアー『僕はもう……』を開催することも発表しており、12月12日にラストオリジナルアルバム『没落』と、ベストアルバム『人間』の2作を同時リリースすることも明らかになった。
2018年09月22日映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』が2018年2月23日(金)より全国でロードショー。パキスタン出身のアメリカ人コメディアン クメイル・ナンジアニが“異文化結婚"の前に立ちはだかる、数々のトラブルと騒動を愛と笑いで乗り越えた実話を描く感動ストーリーだ。口コミでヒットクメイルは人気コメディドラマ『シリコンバレー』に出演する俳優。そして、『ビッグ・シック』では、クメイル本人と妻エミリーが実際に映画の脚本を執筆。さらに主人公のクメイルも本人が演じるという異色の展開。アメリカでは、わずか5スクリーンから公開がスタートしたが、口コミでそのストーリーが話題を集め、最終的には2600スクリーンにまで拡大する大ヒットを記録。第90回アカデミー賞 脚本賞にノミネートサウス・バイ・サウスウェスト映画祭で観客賞を受賞。アカデミー賞の前哨戦として有名なアメリカ映画協会賞やアメリカ製作者組合賞でベスト10入りしたほか、アメリカの映画批評家賞にも多くのノミネートを受けている。さらに、第90回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。『ビッグ・シック』ストーリーパキスタンで生まれシカゴに移住したコメディアンのクメイル(クメイル・ナンジアニ)は、アメリカ人大学院生のエミリー(ゾーイ・カザン)と付き合う。しかし、母親は同郷の花嫁しか認めない…という厳格な性格&保守的なムスリムで、言われるまま独身パキスタン女性とお見合いをしてしまう。それがエミリーにバレて、喧嘩となり2人は破局。ところがその数日後、エミリーは原因不明の病気で昏睡状態に陥る。病院へ駆けつけたクメイルは、エミリーを傷つけたことに腹を立てている両親テリー(レイ・ロマノ)とベス(ホリー・ハンター)に出会う。最初はクメイルへの敵意をあらわにしていたベスだったが、気分転換に訪れたコメディクラブで、クメイルに人種差別的なヤジを飛ばす観客と毅然と闘ったことから、3人は心を通わせてゆく。彼らのエミリーへの深い愛に心を動かされ、自分にとってもエミリーがいかに大切な存在かに気付いていくクメイル。果たして、エミリーは目覚めるのか?2人の未来の行方は?作品概要映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』公開日:2018年2月23日(金) TOHOシネマズ 日本橋ほか全国順次ロードショー原題:THE BIG SICK製作:ジャド・アパトー『俺たちポップスター』監督:マイケル・ショウォルター『ドリスの恋愛妄想適齢期』脚本:エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ出演:クメイル・ナンジアニ『レゴ ニンジャゴー』、ゾーイ・カザン『ルビー・スパークス』、レイ・ロマノ『アイス・エイジ』、ホリー・ハンター『ピアノ・レッスン』、アヌパム・カー『世界にひとつのプレイブック』配給:ギャガ(c)2017 WHILE YOU WERE COMATOSE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年01月19日「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大主演の三人芝居『ぼくの友達』が1月10日に開幕した。それに先駆け公開舞台稽古と囲み取材が行われ、取材には辰巳、田中健、香寿たつきが出席した。舞台「ぼくの友達」チケット情報本作は、マフィアのボス・フランキー(田中)と陽気な妻・シャロン(香寿)の暮らす家に、見知らぬ青年・トニー(辰巳)が訪ねて来ることから始まるハードボイルドコメディ。ジェイソン・ミリガン作「ANY FRIEND OF PERCY D’ANGELINO IS A FRIEND OF MINE」が原作で、翻訳を小田島恒志、演出を元吉庸泰が務める。フランキーの古い仲間パーシー・ダンジェリーノの知り合い、という理由で厳重な警備をくぐりぬけ、彼の家に入ることができたトニー。しかし、話し始めるとパーシーの話題もあやふやで、どこかおかしなムードが漂う。そんな彼を怪しみ、ある“仕事”をさせてみるフランキー。その結果、信用を得たが、トニーが「フランキーの人生の映画化」についての話題を持ち出すと、フランキーは激怒。彼は大の映画嫌いだった――。辰巳にとっての初の単独主演となる本作。ゲネプロ後の囲み取材では「初主演の作品が三人芝居っていう。僕が願っていたものが一気にきた感じで。願いって叶うんだなと思いました。今は、稽古でやってきたことを思い切りやるだけだなと思っています。トニーとして生きることを楽しんでいきたいです」と笑顔。ベテランの田中と香寿との共演については「ふたりの胸を借りて思い切りやっていきたい」と話しつつ「(三人が)親子に見えたり、大親友に見えたりっていう瞬間のある作品なので、稽古中も三人の距離が近くなっていくことを感じました」。そんな辰巳について田中は「すごくがんばってますよ。楽屋が一緒なんですけど、その中でいろんな話ができてね。『やりたかったこと』と言ってたから、この機会は無駄にしちゃいけないよね」、香寿は辰巳と昨年8月の舞台『GACHI(ガチ)』から続けての共演ということもあり「彼がこんなにやる人だっていうのはわかっていたけど、改めて感動しています。最後、泣きそうになっちゃう」と語ると田中も「そうだよね」と共感するなど、三人のチームワークが垣間見える会見となった。どんでん返しに次ぐどんでん返しによって最後まで結末がわからないストーリーを、3人でテンポよく描いていくコメディ。予想外の展開の連続だが、芝居としても「まさかこんな姿が見られるとは」という予想外の姿も見られ、あっという間の1時間45分が楽しめる作品となっている。公演は、2月4日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演中。取材・文:中川實穂
2018年01月15日アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートをはじめ、世界中に愛されたストップモーションアニメ『ぼくの名前はズッキーニ』。この度、“ワケあり”の子どもたちに心をわし掴みにされる予告編が公開された。主人公は、不慮の事故によりママを亡くした9歳の少年。ママが付けてくれた“ズッキーニ”と言うニックネームを大切にしている。ひとりぼっちになった彼を、心優しい警察官が孤児院に連れていく。そこには、心にさまざまな傷を負った子どもたちが暮らしており、だんだんとズッキーニは仲間と居場所を見つけ出してゆく――。傷ついた子どもたちに細心の注意を払いながら、一方で子どもたちの豊かな想像力を信じる思いに貫かれた物語は、2016年アヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を射止め、フランスのセザール賞では最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて最優秀脚色賞を受賞。第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネートされ、アメリカでもズッキーニ旋風を巻き起こし、「Rotten Tomatoes」では100%フレッシュという驚異の高評価を叩き出した本作が、ついに日本上陸。まず映像では、母親を亡くしたズッキーニが、優しい警察官・レイモンに連れられて孤児院であるフォンテーヌ園にやって来るところから始まる。園のリーダー的存在であるシモンと初めは反発しあいながらも、徐々にお互いを理解し、新入りのカミーユほか“ワケあり”で集まった同世代の子どもたちと絆を深め、大人の優しさにも触れて成長するズッキーニたち。日々の小さなできごとに一生懸命生きる子どもたちの姿が、ストップモーションアニメによって丁寧に紡がれ、その可愛らしく、切ない物語に心をわし掴みにされる。さらに、スキー旅行やハロウィンパーティを楽しむ姿など、つらい境遇にありながらも純粋で無邪気な子どもたちのひと幕も目にすることができる。この作品のクオリティの高さから、詩人・谷川俊太郎からは「すごい!びっくりした!繊細で大胆、実写では出せないリアリティ」と絶賛のコメントも到着。世界中を魅了したアナログの世界観を、まずはここから確かめてみて。『ぼくの名前はズッキーニ』は2018年2月10日(土)より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日先日、彼女とちょっとした高級串揚げ屋に行きました。と書くと、「自慢か?」と思った人、そう早まるなって。「巻き」でデートを楽しもうと思ったわけですよあの~ですね、40歳も過ぎて結婚するとなると、どうしても「巻き」でやったほうがいいことがいくつか出てきます。食事デートもそのひとつだとぼくは考えています。20代30代のカップルであれば、これからいくらでもふたりで食事デートを楽しむことができますよね。時間はまだ、たっぷりとあるのだから。でもこれが40歳を過ぎると、どうしてもすべてにおいて発想が逆算になるわけです。「彼女とあと何回、食事デートを楽しむことができるかな」と。もちろん、何回でも楽しもうと思えばそれも可能なわけですが、40歳を過ぎるとリアルに、いわゆる定年のことが頭をよぎります。ということは、定年までにやり遂げておきたい仕事がいくつも脳裏をよぎるわけで、そうそう「今日も高級串揚げ屋でデートしました」と、インスタに写真をあげている場合ではない。ということで、3回分のデートの楽しみを1回のデートにハメこんでしまえと思って、ちょっとした高級串揚げ屋に彼女と行ったわけです。「あ、これ食べます」お酒がすすんだときのぼくのクセとして「みんなで楽しむ」というものがあります。みんなというのは、そこの店にいるみんな、つまり彼女はもとより、店員さんやカウンターの隣に座っているお客さんも含めてということ。その日はすでに遅い時間ということもあり、カウンターにはぼくたちふたりしかいませんでした。ホールにアルバイトの女子が1名。このアルバイトの女子がまた、マジメな素人とみえて、少し食べ残しているぼくらの皿を頻繁に下げに来るのです。たとえばウズラの卵の揚げたやつを1つ皿に残しておくと、「お下げします」と言って下げようとするのです。そのたびにぼくは「あ、これ食べます」と言って、下げるのを阻止していました。が、「これ、食べます」と言っても場が盛り上がらない、つまりアルバイトの女子も含めてみんなで楽しめないなと、酔っぱらいつつある頭でぼくは考えました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。やおら、案の定、今度は箸休めに注文した「いぶりがっこ(大根の漬物のようなもの)」の最後の一切れを少し齧って皿のすみっこに置いているのを見たバイト女子が、「お下げします」とやってきました。すかさずぼくは「君、これ、食べる?食べるんやったら下げて向こうで食べてくれていいよ。でもぼくの食べかけだから、新しいいぶりがっこを頼んであげようか?なんなら一緒にお酒でも飲む?」と言いました。バイト女子は恥ずかしそうに、でも笑いながら(多分おもしろかったんだと思う)、「すみません。食べません」と言って(当たり前だ)、皿に伸ばしかけた手をぎこちなさそうに戻し、どこかに去って行きました。それを見た彼女が、半ギレ気味にぼくに言いました。「ふざけるのもいい加減にしなさい」。ぼくはふざけてなんかいない。「巻き」でデートを楽しもうと思って、みんなのことを楽しませたいと思っているだけだ!と、心のなかで叫んだところでどこ吹く風。彼女は「家に帰ったら説教ね」と、背筋を伸ばしシブイ顔をしてウーロン茶を飲み干しました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月19日世界中の映画賞を総なめにし、大人たちの心をわし掴みにした傑作ストップモーションアニメ『ぼくの名前はズッキーニ』が、2018年2月10日(土)より日本公開されることが決定。そのビジュアルが解禁となった。不慮の事故で母親を亡くした9歳の少年イカールは、母親がつけた“ズッキーニ”というニックネームを大切にしている。同じ年頃の子どもが集まる孤児院に連れていかれた彼は、はじめは馴染めずにいたが、それぞれに複雑な事情を抱える仲間たちと過ごし次第に心を開いてゆく――。子どもたちがたくましく生きていく姿と、それに寄り添う大人たちの何気ない毎日を追い、子どもたちにとって本当に大切なものが何かを、観るものの心に静かに問いかける珠玉の物語。年月をかけて丁寧に制作されたアナログな人形たちがみせる、感情豊かなストップモーションアニメーションが世界中から絶賛された本作。監督クロード・バラ、脚本セリーヌ・シアマによる、デジタルCGや3Dとは真逆の、懐かしくも驚きに満ちた笑いと涙あふれる作品は、第89回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートをはじめ、“アニメ界のアカデミー賞”アニー賞にも3部門にノミネート、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016では最優秀作品賞と観客賞をW受賞し、フランス最高峰の第42回セザール賞では最優秀脚色賞、最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど、世界の映画界に一大旋風を巻き起こした。若き俊英グザヴィエ・ドラン監督がInstagramで祝福したことも話題を呼び、全米批評サイト「Rotten Tomatoes」では100%フレッシュ(好評価)という驚異の満足度を叩きだし、今年3月、作品名『ズッキーニと呼ばれて(My Life as a Courgette)』として「東京アニメアワードフェスティバル2017」で上映されるや、日本公開を切望する声がSNS上を駆け巡った。海外メディアからも「ティム・バートンを彷彿とさせるが、バートン作品にはない甘く切ない感情表現に成功している」(THE BUFFALO NEWS)、「トリュフォー(『大人は判ってくれない』監督)も気に入るに違いない!」(INDIEWIRE)、「切なくて心臓がえぐられる!」(THE PLAYLIST)と惜しみない賛辞が贈られている。『ぼくの名前はズッキーニ』は2018年2月10日(土)より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月29日1997年に放送された日本テレビ系連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』のスペシャル版である『ぼくらの勇気~未満都市2017』がKinKi Kidsのデビュー20周年記念日である21日に放送された。20年ぶりの復活に放送終了後には、Yahoo!検索ランキング2位に“小原”、3位に“未満都市”がランクインし、話題となっている。 この日、夜9時より日本テレビ系にて放送されたドラマ『ぼくらの勇気~未満都市2017』は、20年ぶりとなる復活に、放送発表時から注目を集めていた。中でも当時ジャニーズJr.として出演していた小原裕貴(37)は、’00年に学業に専念するため芸能界を引退しており、出演はないだろうとファンの中で囁かれている中、まさかのサプライズ出演報道に放送前から待ち焦がれるファンが続出していた。 小原はヤマト(堂本光一)の親友キイチ役として出演しており、前回から20年後をドラマの舞台となった今回は、バスの運転手を熱演。「俺、今小遣い一万円なんだぞ」とヤマトと携帯電話で話すシーンから登場し、17年ぶりのブランクを感じさせない演技を見せた。 ネットでは「未満都市ほんと良かった…」「小原くん出てきただけで泣けた」「小原くんの変わらなぬビジュアルの良さに驚きました!」「小原くん変わらずかっこよかったです」「小原裕貴をまた見れる日が来るなんて…」「久々なのに演技うまいなぁ」など感動の声が溢れている。
2017年07月22日「KinKi Kids」主演で1997年に放送された連続ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が20年の時を経て復活!同作の20年後の未来を描いたスペシャルドラマ「ぼくらの勇気 未満都市 2017」として7月21日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で放送となる。1997年放送の「ぼくらの勇気 未満都市」は同年CDデビューを果たしたばかりの当時18歳だった「KinKi Kids」堂本光一、堂本剛の2人をはじめ、当時すでに注目されていた「嵐」の相葉雅紀と松本潤、いまも女優として活躍する矢田亜希子や小原裕貴らが集結、毎週土曜日21時から連続ドラマとして放送されていた。物語は大地震が起きたというニュースが流れた街に友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)が道中で同じく高校生のタケル(堂本剛)と出会い、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入。するとそこには大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱が支配する街が。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していく…というもの。前作のラスト、ヤマトが言った「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」というセリフの通り、20年を経た今日、当時のキャストが再び集結、演出の堤幸彦、プロデューサーの櫨山裕子といった制作スタッフも20年前と同じ顔ぶれが揃い“その後”の物語が綴られることになる。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。さらに新キャストとしてヤマトやタケルたちと対立する組織のキーマン役を向井理が、20年を経て教師となったヤマトの生徒役として「関西ジャニーズJr.」から道枝駿佑も出演。そのほか早見あかり、千葉雄大、久世星佳、飯田基祐、山口馬木也、山内圭哉ら豪華キャストも共演する。主題歌はもちろん「KinKi Kids」の「愛されるより 愛したい」。いまだ新鮮な魅力に満ちた名曲がもう1度、本作の世界を美しく彩る。「KinKi Kids」デビュー20周年記念特別企画となる、金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年07月21日KinKi Kids主演ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』が20年ぶりに復活! しかも嵐・相葉雅紀&松本潤、さらには元ジャニーズJr.の小原裕貴も出演…そんな情報を入手したものだから「うわぁ、懐かし~い!」と胸躍らせずにはいられない。とはいえ、前作の放送は20年前…ドラマを100%楽しむために、作品についておさらいしたい。■キンキ主演懐かしの3部作はコレ!まずは20年前のKinKi Kidsについての記憶を呼び起こしておこう。当時、KinKi Kidsの2人は18歳。高校生役を演じたら右に出る者はなく、個々にも多数のドラマに出演。そして2人が主演を務めた『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(1994年/TBS系)、『若葉のころ』(1996年/TBS系)、『ぼくらの勇気 未満都市』はKinKi Kids主演3部作と呼ばれ、次々にヒットを飛ばしていた。「頭の中にハエがいるんだ」というセリフが社会現象にもなった『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』は、いじめ、虐待、自殺など、タブーとされる過激なテーマを扱い、批判を受けながらも最終回には視聴率28.9%を記録。一方『若葉のころ』は、光一、剛、そして奥菜恵という3人の友情、恋愛模様を描いた青春物語。CDデビュー前のKinKi Kidsが歌った「FRIENDS」は、いまだにファンの間で名曲として愛されているが、デビュー前のタレントがドラマ主題歌を務めること自体、異例なこと。それほどまでにKinKi Kidsの勢いはハンパじゃなかったのだ。それ以降、KinKi Kidsのドラマ共演は2003年の『ムコ殿』(フジテレビ系)に友情出演したのが最後。互いの道でパフォーマンスを磨き合ったKinKi Kidsが、14年ぶりに『ぼくらの勇気 未満都市2017』で待望の共演を果たすのだから、ファンならずとも必見と言えるだろう。■ジャニーズJr.黄金期! 嵐メンバーも出演した伝説のドラマさて、今回SPドラマの放送が決定した『ぼくらの勇気 未満都市』は、1997年10月~12月にかけて日本テレビ系の“土9枠”で放送された連続ドラマ。主演KinKi Kidsの人気はもちろん、“ジャニーズJr.黄金期”と言われた当時、相葉雅紀、松本潤を含むJr.メンバーの出演でも注目を集め、平均視聴率16.8%をたたき出した。相葉、松本の連ドラ初出演作品としても有名で、汚れまみれの彼らの姿、そしてバックに流れる主題歌「愛されるより愛したい」は、20年たったとは思えないほど強く印象に残っている。■大人が感染すると死に至る、“子供だけの街”ドラマの舞台は、千葉県の臨海幕原。同地区で大地震が起きたというニュースが流れたが、これは政府による情報操作。実際の幕原地区は微生物「T幕原型」に汚染され、その微生物は“大人が感染すると死に至る”ことから、政府が子どもたちを残して一帯を封鎖していたのだった…。地震の一報を耳にしたヤマト(堂本光一)は友人を探しに、そしてタケル(堂本剛)は災害ボランティアのために幕原地区に向かうところから物語は始まる。食事の配給のたびに奪い合いが起こり、街の外には自衛隊が配備されるなど物々しい雰囲気の中、子どもだけの無法地帯と化していく幕原地区。そんな中でヤマトとタケルが秩序を取り戻し、力強く生き抜いていく姿が描かれた。■あの日の約束、覚えてる? 気になる連ドラの結末は!?幕原地区では年齢を重ねて大人になり、微生物に感染した者が次々に亡くなっていく。そして、ヤマトとタケルと三角関係にあったユーリ(宝生舞)が20歳を迎えて息絶えた後、幕原地区に雪が降る。すると、寒さに弱かった微生物はあっさりと死滅した。しかし、それで物語は終わらない。原因となった「T幕原型」は政府が開発中の微生物で、研究のため人工衛星で宇宙に運ぶ際に誤って落下させたものだったのだ。事実に気付いたヤマトとタケルたちは、真実を問うべく戦いを挑むが、抵抗もむなしく抑圧されてしまう。そこで彼らは人工衛星の破片を分け合い、「20年後、俺たちでまたこの場所に集まろう」と誓い合う。今回のSPドラマでは、そんな20年後の再会が描かれるというワケだ。■嵐・相葉雅紀&松本潤、小原裕貴もまさかの出演決定! SPドラマの放送が決定した時点では、KinKi Kidsの出演しか発表されておらず、「相葉ちゃんと松潤は出演するの?」などと話題になっていたが、その後、松本&相葉の出演が正式決定。さらには2000年にジャニーズ事務所を退所した元Jr.の小原裕貴も出演することが判明し、ファンから驚きと喜びの声が上がっている。ほかに、ヤマトの彼女・スズコを演じた矢田亜希子も出演。彼らがどのように成長し、どんな思いで再会するのか期待したい。ちなみに、昨年放送された松本潤主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のなかで、赤石(片桐仁)が深山(松本)に対して放った「20年前って言ったらなぁ、おまえがこんなに小さくて犬連れてる頃から俺は勉強してんだぞ!」というセリフが、『ぼくらの勇気』で松本が演じた“モリ”のことではないかと関心を集めたことをご存じだろうか。じつは、『99.9-刑事専門弁護士-』で演出を担当した木村ひさし氏は、当時『ぼくらの勇気』で演出助手を務めており、いま思えばこの一言は、SPドラマへの伏線だったのかも…!?■向井理、道枝駿佑ら新キャスト発表!SPドラマの主題歌は、20年前と同じく「愛されるより 愛したい」。そして挿入歌は、劇中で堂本剛が弾き語りしていた「風のない街」(歌:滝川タケル)と発表された。さらに今作では、ヤマトやタケルと対立する組織のキーマン役の向井理をはじめ、千葉雄大、早見あかり、そしてドラマ『母になる』(日テレ系)での息子・広(こう)役が話題となった道枝駿佑(関西ジャニーズJr.)ら新キャストも登場。道枝は教師となったヤマトの生徒役を演じるといい、ストーリーはもちろん、その演技にも注目が集まる。KinKi Kids デビュー20周年記念特別企画『ぼくらの勇気 未満都市 2017』は7月21日(金)21時から放送! 20年という歴史をかみしめながら、彼らとの“再会”を楽しみに待つことにしよう。
2017年07月20日26日、KinKi Kids主演のスペシャルドラマ『ぼくらの勇気~未満都市2017』に、元ジャニーズJr.で現在は芸能界を引退して一般企業勤務の小原裕貴(37)が出演すると発表された。小原は17年ぶりの演技に挑戦することになり、Yahoo!検索ワードで2位にランクインするなど話題となっている。 小原はジャニーズJr.黄金時代と言われた90年代に滝沢秀明(35)らとともにトップクラスの人気を誇り、多数のドラマにも出演するなど活躍していた。だが多くのファンから惜しまれるなか、’00年に学業専念のため芸能界を引退。ファンからは「伝説のジャニーズJr.」などと言われていた。 小原は「プロデューサーさんから話を聞いた時は驚きましたが、Kinki Kidsさんの記念すべき20周年に少しでも貢献できればと、出演を決意しました。演技は久しぶりでとても緊張していますが、みなさん温かい目で見守っていただければ幸いです」とコメント。 前作では、堂本光一(38)が演じるヤマトの友人キイチ役を熱演。劇中で重要な役柄を演じていたため、スペシャルドラマの放送が決定してからも小原のドラマ出演へ注目が集まっていた。 そのため、今回の出演決定にネットでは「嘘でしょ?信じられない!」「小原くんが出演するなんて!絶対に絶対に見るしかない」「まさかまさかまさかだわっ!」「懐かしいし、楽しみすぎる」などの反応があがっている。
2017年06月26日