日産自動車株式会社は、人々にワクワクを生みだすことを目的とし、ソーシャルメディアを活用したプロジェクト「にっちゃん」を進めると発表した。編集長は「SMAP×SMAP」「お願い! ランキング」等の放送作家としておなじみの鈴木おさむ。会見では人気活躍中の高見侑里アナウンサーがリポートした「自動車メーカーでSNS」というのは、誰も想像しなかった一大プロジェクトかもしれない。「自動車メーカー自体がマジメで、日産は中でもマジメな印象がありました。実際は、『おもしろいことしよう』という気持ちがすごくあって。名ばかり編集長ではなく、しっかり本気で企画していますよ。テレビの企画を数本こなすくらい日産に出向いて会議してます」と鈴木は話す。それでは、具体的にどんな企画を実行するのか。編集長鈴木の企画案とコメントを7つ公開しよう。●企画案1. 2~3万円であなたの企画をお買い上げ「目安箱のようなものですね。日産に『何をしてほしいか』という企画を、どんどん投稿してもらうという。シートに家族の名前を入てほしい、とかサロンにイケメンを置いてほしい、とか。クレームでもいい。気軽に参加してほしいので、2、3万円とお小遣い稼ぎの値段です」●企画案2.究極の移動事務所カーを作れ「家の仕事場でしている仕事を車内でどこまでできるかチャレンジしてみたい。快適に、というのはシートもそうだけどネット環境、DVD、音楽…とにかく家と同じくらい仕事ができる車というのをどこまで作れるか試したいです」●企画案3.鈴木おさむプレゼンツ ハッピーどっきり企画「すでに日産の車をお持ちの方にハッピーなサプライズをします。素人の方にですよ。僕はテレビでドッキリ企画を山ほど手がけたのでこれは楽しみ。その後Facebookで公開してソーシャルにしたいですね」●企画案4.検証「クルマでモテるのか!?」「車ナシ男子大学生とかに、実際に車を与えたらそいつはモテるのか!? という(笑)。いや、モテない結果かもしれないけど、どれくらい生活が変わるかは見ものですね」●企画案5.過去の名車倉庫に潜入「日産はもちろん名車をたくさん持ってるわけですから。スパイを派遣して、勝手に写真撮って他に絶対見られないようアップしたり」●企画案6.日産センター試験「車や日産、日産の車に関するテストを抜き打ちで行います(笑)。それをソーシャルで発表しちゃったり。恥ずかしい結果になるかもしれないけど、皆さんに本気になっていただけたらいいですね」●企画案7.電気自動車十番勝負「これはテレビではできないことですよ。ハデな走り、とかスピード、とか『どれくらいすごいの?』ってとこを対決します」日産自動車のフェイスブックページに投稿する鈴木編集長放送作家として、視聴率など結果ばかりに気をとられすぎず、“作り手が楽しむ”ことを一番大事にする鈴木。「大人がゲラゲラ笑ったり、子どものように本気で楽しんで作れたものは、ヒットすると思います」日産自動車が行った調査では、「クルマにワクワクする」人が34%、「ワクワクしていない」人が61%だった。「にっちゃん」は、この結果を受けて、なんとか今までになかったワクワクを感じてほしい、と始まった企画だ。「今までなかったワクワク」は、企業のブランドメッセージでもある。「僕自身、にっちゃんがどう動いていくかとてもワクワクしています。これからも、いちばん身近にいる人をワクワクさせる、ということをモットーに楽しみ続けたいです」日産と鈴木おさむが本気で挑戦する、新しいチャレンジ。一流放送作家の企画に、一般人でもとりくめる、絶好の機会「にっちゃん」。ぜひ参加してみたいと、さっそくワクワクしてきた。お問い合わせ:日産自動車 tel.03-5459-0297 公式サイト 公式Facebookページ
2012年06月29日第4回沖縄国際映画祭・長編プログラムLaugh部門出品作品の『初夜と蓮根』が26日にワールドプレミア上映され、主演の風間杜夫をはじめ、ほっしゃん。、テンダラーの浜本広晃と白川悟実、ぼんちおさむ、モンスターエンジンの西森洋一と大林健二、山口正紘監督の8人がそろって舞台あいさつに登壇した。その他の写真『初夜と蓮根』は、一見幸せそうに見える家族が、娘のあるひとことをきっかけに、本当の幸せと絆を見つけるために問題と向き合う姿を描いたホーム・コメディ。劇作家・演出家の土田英生の舞台脚本を映像化したもので、数多くの番組ディレクターを歴任し、現在は『ごきげん!ブランニュ』のチーフディレクターをつとめる山口正紘がメガホンをとっている。ほっしゃん。、ぼんちおさむ、テンダラー、モンスターエンジンといった吉本所属の芸人が多く出演することもあり、主演の風間は「僕は、東京では無口でシャイな男なんですが……なんでやねんっ! 大阪に来たらペラペラようしゃべるんやワシが! ええ加減な関西弁で(笑)」とハイテンションにあいさつ。「あまりに楽しくて、よしもとに入ろうかと思ったほどです。芸人さんたちが大好きになりました!」と、笑顔で共演の感想を伝えた。大御所芸人のぼんちおさむは「僕の名前は……うっ、うっ、ううっー!」というフリのあとに、自身のヒットギャグ「おさむちゃんで~す」で笑いをとるのかと思いきや「えっ、ほんまかいなー! それでもつながってんの!?という、(まるで)アダムとイブが出てきた気持ちになるような、今話題のスカイツリーの20センチ上を乗り越えたような、そんな純愛映画です。今年60歳ですが、60年のなかで一番びっくりしたのがこの映画です」と、笑いをまじえながらも映画のテーマの深さを力説した。風間も「おさむ師匠がおっしゃったように、心があったかくなる映画です。当たり前のように過ごしてきたことが、実は当たり前ではなく、(壁にぶつかった家族がそこから)一歩踏み出そうとする姿が実に切なく愛おしく描かれています」。風間はどこか抜けている父親役をコミカルかつペーソスたっぷりに演じている。また、彼の妻役を麻生祐未が、娘役を市川由衣が演じるなど、脇を固める実力派女優との共演もみどころだ。第4回沖縄国際映画祭3月31日(土)まで開催
2012年03月26日