急に肌寒くなってきたとはいえ、日中は汗をかく日も少なくないこの時期。夏のような水分摂取をしつつも、夜は冷えるというこの季節の変わり目は、実はむくみが起こりやすい時期なのだ。冬のようにブーツを履くことがない分、気づかない人もいるかもしれないが、特に女性はむくみが起きているケースが多い。○体内の水分バランスと夜間の冷えが原因むくみというと「冷える冬場のもの」という認識があるかもしれないが、実は夏場から秋にかけてもむくみやすいと言われている。その理由の一つとして、水分の過剰摂取が考えられる。暑い夏は脱水症状や熱中症を予防するためにたくさんの水分を摂取するが、暑さで汗をかいたときは、水分といっしょに塩分(ナトリウム)が排出される。ナトリウムは体に水分をため込みむくみの原因と言われており、水分と一緒にナトリウムを適量摂取することで、体内の浸透圧を正常にしてむくみを防ぐことになる。発汗でナトリウムが減って体内の電解質のバランスが崩れ、さらに水分を多く摂(と)るため、夏はむくんでしまうのだが、季節は秋に変わってもまだ発汗しやすい上、夏の水分摂取の癖が残ってしまいがち。そのため、この時期は体内バランスが崩れやすく、むくんでしまうことが多いというわけだ。さらに、朝晩は気温が下がることが多く、手足が冷えやすくなる。冷えは血行を悪くし、それによって手足がむくみやすくなることもある。○むくみは他の病気のサインかもむくみは病気ではなく、症状を示す言葉。季節的なものの場合もあるが、病気が隠れているケースも少なくない。「いつもむくむ」「前と違うような感じにむくむ」「手足以外がむくむ」「左右違った大きさでむくむ」など、通常のむくみとは違った症状が出た場合は、腎機能や循環器系、甲状腺系のトラブルが隠れているかもしれない。内科や血管外科で診てもらったほうがいいだろう。「私はむくみやすい体質だから」と、むくみを放置しておくのはよくない。自分でできるケアで、むくみにくい生活を心がけるようにしよう。対策1 筋力アップでむくみ解消男性と比べて女性がむくみやすいのは、筋力が男性よりも少ないからと言われている。だからといって、ハードな筋力トレーニングをすると、疲労物質の乳酸をためてしまい逆にむくんでしまう。駅まで歩くなど、日常生活の中で積極的に歩く工夫をして、適度な運動をするようにしよう。対策2 スポーツドリンクなどを選ぶむくみやすい人は、足もつりやすい人が多いと言われている。そのような症状が出る人は、体内の電解質のバランスが乱れている可能性がある。水分摂取をするときには、糖質の摂(と)り過ぎに気をつけた上でスポーツドリンクを選択してみるといいだろう。対策3 寝る前には足を上に上げるむくみは、血液やリンパ液が下肢に下がってくることで実感する人がよく見られる。むくみやすいと感じる人は、寝ながら足を高く上げるといいだろう。また、より効果的に解消するならば、あおむけの状態で手足を上にあげたままブラブラ、バタバタと動かしてみるようにしよう。からだエイジング
2014年10月14日午後や夕方になると、足がむくんでツライ…。多くの女性が経験したことのある、足のむくみ。そして、足がむくむことによって引き起こされるだるさや痛み、重量感、そして、手の指で、ふくらはぎやくるぶしを押すと、くぼみができて戻りにくかったりする場合、慢性静脈不全(静脈還流障害)といわれる、静脈の病気である可能性も。大人の女性の2人に1人が感じるという足のむくみ、実は、軽く考えてはいけないのです。女性の約半数が、足のむくみや違和感があるのに、それを、病気だと思っているのはほんの1割という結果もあります。むくみの原因は冷えじゃない!?大きな原因は、下肢(足)にあるのだとか。足の静脈は、正常ならば、下から上に向かって流れています。もともと下肢は、心臓から遠く離れた場所に位置し、しかも重力に逆らって血液を心臓まで戻す必要があるため、むくみが出やすい部位。しかし、水分を心臓に戻すルートである足の静脈に“通過障害”や“血流の逆流”があると静脈圧が高まり、血管から血漿成分が浸出して細胞間質に水分がたまってしまうのだとか。これが、静脈還流障害による“血管性むくみ”が引き起こされている状態で、水分の取りすぎや長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの状態でいても引き起こされます。一時的ならよいのですが、症状が何日も続く場合は、慢性静脈不全の状態になってしまいます。こうなると、下肢静脈瘤などを引き起こす恐れも秘めているのだそう。最近、耳にする下肢静脈瘤ですが、足の静脈の弁の機能が何らかの原因で低下し、血流が逆流してしまうことによっておこる足の血管の病気です。足の静脈には弁があり、血液の逆流を防ぐ働きをしていますが、立ったまま、座ったままの姿勢を長時間続けていると、その弁が壊れ、血液が逆流し、足に血液が溜まってしまうのだとか。結果、足の血管が透けたり、浮き出たり、コブのようなものができてしまうんですね。むくみと冷えの関係とは?静脈還流が低下すると、身体全体の血液の循環が悪くなると同時に水分の循環もうまくいかなくなるので、足のむくみや水太りを引き起こします。そのため代謝も低下し、冷えを感じることになるのだとか。そのため、静脈還流を改善すると、足のむくみが改善するだけでなく、なんと冷えも改善されてくると考えられているのだそう。 あなたの足は大丈夫? 自己チェックで確認!かんたん足のむくみ予防法もご紹介! >>続きを読む 自己チェックしてみよう!今の自分の状態をチェックしてみましょう。≪足のむくみに隠れる慢性静脈不全(静脈還流障害)チェック項目≫□ 足にむくみがある(すねを指で5秒以上押して離した後にくぼみが残る)□ 重量感、だるさ、つっぱる、痛いなどの自覚症状がある□ 長時間、同じ姿勢(立ったまま・座ったまま)で過ごすことが多い□ 加齢とともに足のむくみがひどくなってきた□ ほとんど運動をしない□ 足のむくみや重量感、だるさなど自覚症状が起床後も取れない、または何日も続く□ 家族に足のむくみや静脈瘤を経験した人がいる□ 肥満傾向(BMI値25.0以上)にあるチェックした数が多いほど、既に慢性静脈不全(静脈還流障害)の可能性、 または、将来かかってしまう可能性が高いそう。該当する人は、足の静脈の血流を改善するための対策が必要だといわれています。毎日実践! 簡単にできる足のむくみ予防法深刻な状態でなければ、ちょっとした足のストレッチや運動することで、静脈の血液循環を促進し、足のむくみは予防できます。まずは、体を動かすこと。同じ姿勢をとり続けないことです。仕事中などに、あまり大きく体を動かせない人も、足を動かして、ふくらはぎにある筋ポンプを働かせばOK。特に、足首を動かすことが効果的です。≪かんたん足のむくみ予防法≫・立った状態で…。足を並行に開き、まっすぐ立つ。できるだけ、かかとを上げてつま先立ちし、しばらくの間、キープ。その後、かかとをもとの位置に戻す。これを数回繰り返す。・座った状態で…椅子に腰かけ、まず、足首を伸ばしたり、曲げたりする。 次に、足を地面から少し浮かせて、片足ずつ足首を回す。この時、 膝をかかえて実施するとよい。 まず一方向に回し、続いて、逆方向にも回す。そのほか、足のむくみを改善する内服薬(西洋ハーブ薬)も発売されているので、薬局やドラッグストアで薬剤師に相談してみるのも良いかもしれません。・ 静脈還流障害(慢性静脈不全)WEBサイト
2014年10月06日朝起きたら顔がパンパン、夕方は足がむくんで靴が履けない、なんて方多いと思います。ほとんどの女性はこのムクミのせいで太って見られてしまいがちです。是非、ムクミの原因をつきとめ、解消して本来の自分の体を取り戻してください。そうすれば、実はダイエットの必要はないかもしれませんよ。■1.ムクミの原因は大きく分けて二つ!一つは肝臓や腎臓など内臓機能に問題がある場合です。長い間むくみが取れない方は内臓機能に問題があるかもしれませんので、一度病院での診察をお勧めします。二つ目は体内の水分調整が悪い場合です。部分的なむくみは体の水分調整がうまくいっていない可能性が高いのです。■2.むくみの原因となる代表的な要因・長時間のデスクワークリンパ液や血液の流れが悪くなってしまいます。・ホルモンバランス食生活の片寄りやストレスによってホルモンバランスの異常を引き起こします。・水分や塩分の過剰摂取水分を過剰に欲する場合、内臓に問題がある可能性があります。・慢性的な冷え慢性的な冷えは、リンパや血行の循環不良を引き起こします。・体のゆがみ骨格のずれやゆがみは、リンパや血液の流れを悪くしてしまいます。以上のように、体のむくみのほとんどの原因はリンパ液や血液の循環不良によるものです。ですから、血行や内臓の働きをよくすることで、むくみがかなり改善される場合が多いのです。■3.むくまない体を作る基本は・・・・入浴時、湯船に浸かるこれから暖かくなり、シャワーだけで済ませる方も多いと思いますが、むくみの酷い方はなるべく湯船に浸かって、体の芯を温めるように心がけましょう。そうすることで全身が暖まり、血流が改善されます。・正しい姿勢で体を動かす長時間仕事などで座っていることが多い人は、なるべく背筋を伸ばし、正しい姿勢で座るようにしましょう。時々足の屈伸をしたり、や立って伸びをして血液を循環させましょう。平日はなかなか運動できない方は、通勤時に一つ手前の駅で降りて歩く距離を延ばしたり、駅や会社では階段を使うように心がけてください。・内臓をなるべく冷やさないこれから夏に向かって暑くなり、汗をかくことも多い季節になります。ついつい冷たい水分を補給してしまいがちですが、できれば常温や温かい水分を補給してく ださい。特にスポーツの合間の休憩時などは、冷たい物を飲むことで胃に負担がかかり、体力消耗に繋がりますので気を付けてください。■おわりにむくみの原因は、普段なにげなく行っていることに起因していることが多いのです。ですから、これからは普段から意識しながら行動し、徐々に改善していくように心がけてくださいね。急に改善するとそれがストレスになって、むくみの原因になってしまうので注意してください。むくみをとればそれだけで細く見えます。ダイエットより簡単です。(下山一/ハウコレ)
2014年07月08日足のむくみの大きな原因は、足の血行やリンパの流れが滞るせいです。血行やリンパの流れがスムーズでないと、皮膚の下には余分な水分や老廃物がたまりやすくなります。そうして水分や老廃物がたまってしまった状態を「むくみ」と呼ぶのです。余分な水分や老廃物が足にとどまると、脂肪細胞とくっつきセルライトとなります。セルライトができると、血管やリンパ管は圧迫されて更に流れが悪くなり、どんどん水分や老廃物が足にたまり、沢山のセルライトが誕生。私はエステティックマッサージでセルライト分解ケアをしていますが、セルライトがある箇所は、プチプチと手に感触があるのです。恐ろしいことに、むくみはむくみを呼び、セルライトが大きくなり、どんどん足を太くする作用があるのです。逆に足のむくみを解消すると、リンパの流れがよくなり、老廃物が排出されやすくなります。すると代謝が向上し、痩せやすい身体になるというダイエット効果も期待できます。今回はむくみを解消してほっそりとした美脚になる方法をご紹介します! ■1. 骨盤のゆがみを解消する骨盤がゆがんでいると、血行やリンパの流れが悪くなり、足がむくみやすくなります。骨盤のゆがみを正し、血行不良や冷え性を解消しましょう。■2. 塩分の多い食事を控える塩分を摂りすぎると、血液中の塩分濃度を薄めるために体内に水分をためこもうとする反応が起きます。そうして体内の水分が過剰な状態になり、むくみが起こりやすくなります。むくみやすい方は塩分の摂り過ぎには注意をしましょう。■3. 筋肉を付ける心臓から送り出されて足に届いた血液は、再び足から心臓へと送り返されるのですが、この時にポンプのような役割を担うのが足のふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉が衰えると、ポンプの役割が上手く機能しなくなってしまいます。すると血流が滞り、足がむくみやすくなるので、ふくらはぎの筋肉はきちんと鍛えておきましょう。■4. マッサージをするむくみを解消するには、老廃物の排出を促すリンパマッサージが効果的です。リンパマッサージの場合は、優しく撫でるような力加減で行います。ついつい足のむくみには力を入れてマッサージしたくなりますが、これはかえって足のむくみがひどくなってしまう場合もあります。リンパ液は皮膚の浅い部分に流れているので、なでるようにした方がリンパ液の流れが良くなります。マッサージは下から上へ、リンパの流れに沿って行うと効果的です。足のむくみを「たかがむくみ」と放っておくと、どんどん足が太くなってしまうので、その日のむくみはその日のうちに解消するようにしましょう。
2014年07月01日梅雨の季節は身体がむくみやすい時期でもあります。なんとなく身体が重かったりだるかったり、ジメジメとした梅雨の気候と深く関係がある身体のむくみをスッキリさせる方法を今回はご紹介したいと思います! まずは“むくみ”の原因からです。身体の中の水分は体重の約60%もあります。そのうちの7~8%は血液、残りが体液と呼ばれる水分です。体液とは、細胞の中、そして細胞と細胞の間にある水分のことです。通常心臓から送り出された血液は、動脈を通って体全体に行き渡り、血液の液体成分である血漿を通して細胞に養分や酸素を供給します。一方細胞からは、老廃物や二酸化炭素などの身体に不要になったものを回収し、静脈を通って心臓へと戻ります。この時、100%の体液が静脈の中に戻されるわけではありません。そのうちの10%はリンパ管という所に入り、体外に排出される仕組みになっています。ところが、病気や疲れなど、このサイクルがうまく行われなくなってしまった場合、血管からの水分が多く染み出たり、リンパ管の中にうまく水分が吸収されなかったりすると、細胞の中や細胞間に水分が溜まってきてしまいます。これがむくみとなって表れるのです。そして特に梅雨の時期にむくみがちなのはなぜでしょう? ひとつには、梅雨時期に湿度が急激に上がるため、身体の表面からの汗が蒸発しにくいことが原因と言われています。また、汗をかくという生理現象は自律神経が管理していますが、梅雨時期の高湿度、低気圧の気候が身体の自律神経のバランスを壊し、体内代謝を滞らせ、水分を体外に排出させにくい身体にさせてしまっているのも原因のひとつです。もちろん、それだけではなく、長時間同じ姿勢をとっていたり、運動をしなさすぎるのもむくみの原因です。体内の水分は重力とともに足の方へ溜まりがち、リンパ液は自然には流れてくれません。運動をしたり、マッサージをするなど、周りの筋肉を動かすことによってリンパを刺激して流れをスムーズにさせてくれます。今回は、ご自宅で簡単にできるむくみ解消方法、アロマを使った足湯をご紹介いたします。足先の血液を温めて、血流を促してくれるだけでなく、リラックス効果もあるので、自律神経のバランスを整えてくれるのにも効果があります。■効果的な足湯の方法1.ふくらはぎまでつかるくらいのバケツにお湯(40度〜42度)を入れます。2.精油を3〜4滴垂らして、良くかき混ぜます。3.ゆったりとした気持ちで5分以上足をお湯に入れます。お湯の温度が下がらないように、時々熱いお湯を足しながら入れるとよいでしょう。■むくみ解消に効果的な精油サイプレス:樹果と葉から取れる精油。体液循環を促し、過剰な体液の排出を促します。松のようなスッキリした香り。ジュニパー:実から取れる精油。デトックス作用に優れ、体内の老廃物を排出しやすくしてくれます。利尿作用があり、むくみ解消に役立ちます。エネルギッシュにさせてくれる精油(注意:腎臓に疾患のある方はご使用をお控えください)グレープフルーツ:果実の皮から取れる精油。リンパを刺激し、体液循環を促します。柑橘系に含まれる成分、リモネンは痩身効果もあり。ゼラニウム:花と葉っぱから取れる精油。循環器系を強壮にし、体液の流れを良くする働きがあります。また、塩分の取り過ぎは身体の水分排泄を滞らせてしまいます。一方カリウムは塩分を排出させる効果がありますので、カリウムを多く含むアボカド、ほうれん草、モロヘイヤを積極的に取って身体の内側から水分代謝を促しましょう。できれば生で取るのが望ましいですね。自宅で仕事をしながらでもできる足湯と食生活の見直しで、梅雨時でもむくみ解消、スッキリした身体を手に入れましょう!
2014年06月24日知っておくと楽になる「ダイエットとむくみ」の関係。ダイエットをする女性によくある傾向や、やってよかった対処法を紹介いたします。ちょっと体重が増えたとしても、むくみによる一時的な増量の場合も多くあります。「落ち着いたケア」を知って、肩の荷を少し下ろしましょう。■雨の日雨の日は低気圧です。これからの季節、「なんだか今日はむくんでいる」と感じたら、天気が影響していることがあります。気圧や状況の変動に合わせて、休むことなく身体を調整してくれている自律神経は、血管やリンパ管も調節してくれています。天気は変えられませんので、手短にできる「マイ雨の日調整法」を味方につけて、過剰なむくみを予防しましょう。・胃腸をたまには休める→胃腸の調子がイマイチでむくむこともあります。胃腸などの臓器を酷使しすぎると体調の回復の妨げになりますので、お腹が減ってから必要な分を食べるように心掛けましょう。・呼吸は気持ちよく→意外にも、肺とむくみは関係があるといわれています。呼吸が浅いことに気が付いたら、気持ちよく鼻から吸って、口から長めに吐きましょう。気分転換にもなりますよ。■寝不足寝不足だと、脳が酸欠状態になり脱水を引き起こし、むくみや便秘になりやすいです。逆によく眠れた日は、身体がスッキリしていませんか?睡眠の質を上げ、リラックスして眠りたいときにご自宅で簡単にできることは、・睡眠前に、ゆったりストレッチ(筋トレではない)を行う・身体の力を抜くなど。睡眠時間は解毒タイムだともいわれていますので、ダイエットには大切な時間といわれています。少し空腹感がある状態で寝ると、翌朝の寝覚めがよいですよ。■生理前「PMSで食欲がおさまらない」「生理前になると2kgくらい太ってしまう」「お菓子やパンを暴食して、食べたことさえもストレスになっている」というのは、しっかりした素敵な女性からもよく聞く話です。「身体の調子にばかり構っていられない」「自分だけ辛いわけではない」と普段の不調を見すごしがちの方は、生理前はリラックスタイムを増やして、心地よいサイクルを作るように切り替えましょう。生理4日目くらいからはスッキリするのがわかりやすく、減量が進み始めるようです。■食べ物冷たいもの・甘いもの・しょっぱいもの・辛いもの。人の好みはそれぞれ。ですが、むくんでいるときに摂ってしまいがちなものには、冷えの原因になるものが多くあります。「パーソナルむくみケア」として、まずは「調子が悪いときによく摂るもの」「多く摂ってしまうもの」を思い出してみましょう。好きで食べていると思いきや、調子の悪さから摂っているということもあります。ちなみに筆者は、家族や友人から「あなたがたくさん食べているときはきまって具合が悪い」と指摘されてやっと気づき、今では調子のバロメーターにしています。摂ってしまうことを責めると、意識し過ぎて余計摂りたくなってしまうものです。例え摂ってしまっても「あ~、身体が代わりに泣いてくれている」なんて受け止めて、ちょっと立ち止まって一休みしたり、視点を変えてみるのはいかがでしょう。■おわりにいかがでしたか?これからの季節、低気圧の日が増え、湿度が上がります。停滞している水分が増えているように感じますが、実際は水分摂取が落ちていたり、アルコールの摂取が増えて利尿を促進していることも考えられます。適度な水分摂取や自宅でできる簡単な運動も気にかけてみてくださいね。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年05月14日「手の指がむくんでいる気がする」「ふくらはぎがむくんで辛い」。脚を高くして寝てみても、なかなか楽にならないむくみ。今回は面倒くさがりでもできる、むくみ回避術をご紹介します。頑張らなくてもできることばかりなので、さっそく見直してみてくださいね。■ショーツのサイズをチェックショーツの股関節部分がきつい=サイズが合っていないことで、太もも周辺がむくんでいる人もいます。その上、股関節を圧迫するデスクワークが加わると、むくみを押し出してくれる筋肉運動が減るため、ももやふくらはぎが重くなりがち。サイズが合っている下着をつけると、むくみの辛さが和らぎます。また、お腹を凹ますショーツやガードルを履いている人は、きつ過ぎないか・サイズが合っているかチェックしてみましょう。■ストッキングの履き方一般的なストッキングやタイツの中には、履き口のゴムが窮屈なものがあります。その場合には、履く前にゴムを伸ばしてみると楽になります。「お腹部分のゴムが実は苦手」「圧迫が苦手」という人は、腰履きするのがおススメ。また、履いたあとのひと手間として、ヒップ側から手を入れ、ヒップ下のももからヒップに脂肪を持ちあげることで、太もも周辺がスッキリと見えるようにサポートしてみましょう。お手洗いにいくたびにできるちょっとしたケアです。■普通の靴下のきつさ、大丈夫?「靴下の跡が取れないんです」というフレーズを仕事柄よく耳にします。みなさん、履き口のゴムによってついた跡を見て、むくんでいるとおっしゃっているようです。アキレス腱周辺や膝下で履く靴下は、ずり落ちないようにゴムがしっかりしています。要は、「付くべくして付く跡」。それでもゴムの跡が気になるときは、ジュース類を摂り過ぎていたら水に替え、運動不足であれば、手軽にできるウォーキングをするのがおススメです。歩く時間がない人は、カーフレイズというその場でできるふくらはぎのエクササイズにチャレンジしてみませんか。1.壁に両手のひらをつけて立ちます。2.その場で、かかとを2秒かけて持ち上げ(爪先立ち)、3秒かけて床に付く寸前まで下ろします。3.1~2の動作を10~20回行いましょう。ふくらはぎは、ポンプの役割をしているともいわれます。隙間時間を利用して、脚だけではないむくみ回避のエクササイズをお試しください。■食べものでむくみ回避むくみというと、塩が頭に浮かんだ人が多いと思います。ほどほどの塩は、生命を維持する上で大切です。気を付けたいのは、知らず知らずのうちに摂ってしまう添加物。お昼に汁ものをプラスするときは、無添加のスープやお味噌汁に。菓子パンを、天然素材のパンに。自炊では、なるべく天然素材の調味料を使ってみる。・・・こんな風に、ちょっと選ぶものをかえてみることで、いつも感じるむくみが軽くなるか、体の変化を実感してみましょう。ラーメンはスープを飲まなくても結構むくみます。スープを全部飲み干して、むくまないのは至難の業。ラーメン一杯で一日の塩分といわれています。スープを残すところからはじめて、むだなむくみは避けましょう。また、水を控え過ぎてむくんでいる人もいますので、ほどほどの水分摂取をお忘れなく。■おわりにむくみを感じるときは、筋肉も硬くなりがちです。入浴で身体を温めたり、ストレッチを行うなど、自分でできるケアとの相乗効果で、むくみスッキリを体感してみてくださいね。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年03月19日(画像はプレスリリースより)気になるむくみに一日の終わりは脚がパンパン、脚の表面がぼこぼこしている、朝起きると顔が膨らんでいるなど、女性の90%以上が感じている悩みがむくみだ。あおぞら自然食品は、2014年3月19日(水)からむくみ対策サプリの効果実感キャンペーンとして、「ナチュレア」に「フェスローラー」をつけた限定商品「2週間お試しセット」を販売する。天然由来成分で対策むくみの原因は、デスクワークでいつも同じ姿勢で座っている、運動する機会が少ない、乱れた食生活などがある。塩分、アルコールの摂り過ぎ、新陳代謝、体温調節機能、脚の筋力の低下により、体の余分な水分、老廃物が皮膚の下にたまってむくみの状態になる。そのまま放置していると、女性の大敵セルライト、しわ、たるみへと変化する。「ナチュレア」は、天然由来のむくみに効く6つの成分を配合し、脂肪の燃焼、血流改善、老廃物のスムーズな処理でむくみ解消や美容の向上につながる。【参考リンク】▼株式会社プロメディアプレスリリース/プレスリリースゼロ▼あおぞら自然食品楽天市場店
2014年03月18日最近、食べ過ぎたり飲み過ぎたりした翌日に身体がむくむようになった・・・なんてことありませんか?それは、身体の代謝機能が下がっている証拠。むくみのうちに対処しておかないと、次は脂肪を溜めこむ身体になってしまいます。そこで今回は、むくみが脂肪に変わる前に撃退する方法をお伝えしたいと思います。■どうしてむくむの?食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、どうしても塩分やアルコールを摂り過ぎてしまいます。その塩分やアルコールが細胞の水分バランスを崩してしまい、細胞が水浸しになってしまってむくみます。とくに寝ている間は、抗利尿作用が働き水分の排泄が抑えられますから、朝起きた時に顏や手足がむくんでいるのです。■むくみが脂肪に変わる訳本来、細胞と細胞の間にある水分(細胞間液)は、血管から細胞に栄養を届けた後、老廃物を回収して、リンパ管に戻り排泄されます。ところが、水分バランスが崩れ細胞が水浸しになっていると、血管やリンパ管を押して圧力バランスを崩してしまいます。そのため、細胞間液がスムーズにリンパ管に入ることができません。余分な脂肪や老廃物を回収してリンパ管に戻ることができないと、脂肪や老廃物が溜まってしまい、細胞が傷つけられて代謝の悪い太りやすい身体になってしまうのです。■むくみ対処法(1)ソルトフリーで余分な水分を出す塩自体がむくみの原因ではありませんが、塩に含まれるナトリウムは、水分を溜めこむ性質があります。普段から濃い味付けが好きな方、外食の多い方は、知らず知らずのうちに塩分過多になっています。おうちごはんの時には、できるだけ塩を使わないように心がけましょう!また、カリウムには、水分を出す性質がありますから、リンゴや海藻などカリウムの多い食べ物を食べると良いですね。(2)発酵食品で腸を活性化腸には、沢山の血管があるため、腸の働きは血液の流れと大きく関係しています。むくみによって、血液やリンパの流れが滞ってしまうと、腸の働きも悪くなってしまいます。腸の働きが悪くなれば、消化・吸収といった機能だけでなく、老廃物の排泄という大切な機能にも影響し、毒素や老廃物を溜めこむおブス腸になってしまいます。ヨーグルトやキムチ、納豆といった発酵食品を毎日食べて、腸の善玉菌をサポートしてあげましょう!(3)温め食材で新陳代謝UP身体が冷えると、血液の流れが悪くなり、自然とリンパの流れも悪くなってしまいます。日頃から、冷たい飲み物や食べ物を避け、ショウガ、シナモン、ネギ類など、身体を温める効果のある食べ物を摂るように心がけましょう。また、過度に甘いものや脂っこいものも、血液の流れを悪くする原因に!ケーキや揚げ物は、時々にしましょうね!■終わりに食生活に気を付けることはもちろん、むくみの解消には適度なストレッチやお風呂も効果的。今日は食べ過ぎたな・・・と思った日は湯船にしっかりつかって身体を温め、軽いストレッチでリンパの流れを刺激して、翌日にむくみを残さない、代謝の良い美ボディを目指しましょう!(岩田麻奈未/ハウコレ)
2014年01月21日年末年始はイベントシーズン。飲み会も多く、油断していると、お酒を飲んだ次の日は顔がむくんでパンパン! なんてことにも。せっかく楽しくお酒を飲んでも、翌朝鏡を見て憂鬱になるなんて嫌ですよね。お酒を飲んでいるときに、ちょっとしたコツをおさえれば、翌日のむくみを防ぐことができますよ。お酒を飲むと、いつもより喉が渇きますよね。それは、血中のアルコール濃度が高まるため、それを薄めるために体が水分をためこもうとしているから。水分は高いところから低いところへと流れるため、通常、体にたまった水分がむくみとなってあらわれやすいのは脚などの下半身です。でも、お酒を飲むのは大抵夜。その後寝ている間に水分が顔に流れ、朝起きたらパンパンにむくんでいる、ということになってしまうのです。■01. お酒を飲みながら適度に水を飲むお酒を飲んだあとは喉が渇きます。だからといって飲み会のあとに渇きにまかせてガブガブと水を飲むと、酔っぱらって脳の働きが鈍くなっていることもあり、つい水分をとりすぎてしまうことに。水分は、お酒を飲みながら、合間に適度にとるようにしましょう。お店でウイスキーなどの強いお酒をストレートで頼むと、「チェイサー」と呼ばれる水が出されることがありますよね。あれと同じように、お酒を飲みながら少しずつ水も飲むことで、翌朝のむくみを防ぎ、二日酔い防止にも役立ちます。つい水をガブ飲みしてしまう、という人は、ストローを使うなど、少しずつ水分をとれるような工夫をするとよいでしょう。■02. 塩分の多いおつまみは避ける唐揚げやウインナー、スナックなど、お酒に合うおつまみには塩分を多く含んだものがたくさんあります。特にお酒を飲んだときは、味の濃いものや塩辛いものが食べたくなりますよね。でも、これら塩分のとり過ぎは翌朝のむくみに直結してしまいます。塩辛いものを食べると喉が渇くため、お酒や水の飲み過ぎにつながります。また塩分のとり過ぎで体内のナトリウムが過剰になると、余計な水分が排出されにくくなり、むくみの原因にも。おつまみは塩辛いものや脂っこいものをなるべく避け、塩分排出を助けるカリウムを多く含むものを選びましょう。おすすめは海藻サラダやキノコソテー、ナッツなど。また、デザートにはケーキやアイスではなくフルーツを選ぶといいですね。■03. 飲んだ翌朝はいつもより早起きするそれでも顔がむくんでしまった場合に備えて、お酒を飲んだ翌朝は普段より1時間ほど早起きを心がけて。睡眠中は抗利尿作用によって体にためこまれた水分も、起きて1時間もすれば解消することが多いのです。もしむくみが気になっても、朝の水分摂取を控え目にして、お風呂に入って汗をかけば、ためこまれた余分な水分を体の外に排出することができます。お酒を飲んだ翌朝のむくみは、少しの工夫でおさえることができます。くれぐれも飲みすぎにならないように、適量を守って楽しく飲み会シーズンを過ごしましょう。
2014年01月05日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。みなさん、楽しくお酒を飲んだのは良いけれど、朝起きたら大変!“目も顔もむくんでしまった”なんて経験も多いのでは?そこで今回は、アルコールによる「むくみ」の原因と、むくんでしまった時に簡単にできる対処方法についてお話しします。■アルコールによる「むくみ」の原因は?お酒を飲み過ぎると、身体は必要以上に水分を貯めこみます。お肌に含まれている水分が増えたことで、皮膚細胞が膨張してはれぼったくなった状態が、「むくみ」なのです。また、体内での分解が追い付かずに残ってしまったアルコールによって、体は正常な新陳代謝ができなくなっています。これによって、体外に排出されていない余分な水分や老廃物が滞り、こちらもまた、むくみの原因となるのです。さらに、お酒を飲んでいる時はついつい、塩分の多いおつまみなども摂取しがちなので、塩分の摂りすぎによってむくみに拍車をかけてしまいます。■アルコールによる「むくみ」改善に必要なことは?まずはとにかく、身体の中の不要な水分を代謝によって早く排出させていくことです。それには、以下が有効です。・水をたくさん飲みましょう。・ゆっくり入浴しましょう。※もしお酒が残っている場合はあまり入浴しない方がいいですが、そうでなければお風呂に入ってしっかり汗をかいて、不要な水分を外に出していきましょう。・シャンプー時に頭皮をマッサージするように洗いましょう。・血行をよくするためにマッサージを行いましょう。手足をぶらぶらするだけでもOKです。■メイク前に「むくみ」をとる方法メイク前のひと手間でできる、むくみをとる簡単な方法のご紹介です。使うのは、2枚のタオルです。1枚は水を含ませてラップなどでくるんで、15秒~20秒ほど電子レンジであたためます。もう1枚は冷たい水を含ませて絞ってください。その熱い蒸しタオルと冷たいタオルを交互に顔にあてて、血液の循環を一気に促すことによってむくみを解消します。■むくんだ日に摂取した方が良い食べ物食べ物や飲み物でむくみを改善するのもおすすめです。むくみは塩分の摂りすぎも大きな原因の1つです。水分と同時に、余分な塩分も体外から排出するために「カリウム」が含まれる食品を摂りましょう。カリウムを多く含む食品は、ほうれん草、カボチャ、さつまいも、納豆、ごま、海藻類、すいか、バナナなど。また、お酢、トマト、グレープフルーツなどに含まれるクエン酸も、代謝を促す効果があります。摂取する飲物はあたたかいものを選びましょう。白湯や、デトックス効果・利尿作用の高いはと麦茶などがいいでしょう。■おわりにいかがでしたか?むくみはほっておくと太る原因にもなりかねません。楽しくお酒を飲む時間も大切ですが、飲みすぎには注意し、飲んだあとのケアや、お酒を飲むときに食べる物にも注意してくださいね。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年11月01日当サロンにご来院くださる多くの患者さまが気にされている身体の悩みの一つに「むくみ」があります。むくみは水分代謝や血流が悪くなるとおこるので、身体のポンプ的な役割の筋肉量の多い男性には少なく、筋肉量の少ない女性特有の悩みです。むくむ部位も全身、顔、手足とあり、靴下等のあとがつく、靴がきつくなる、脚がパンパンな気がする、指が動かしづらい、太った気がするけど、お肉がついたというよりかはむくんだ感じというように、程度は人によってさまざまです。しかし、部位や程度は関係なく、日常生活やむくみやすい場面(長時間同じ姿勢、生理前、生理中など)でむくみを簡単に撃退する方法があれば、生活に取り入れて常に快適に過ごしたいと思いませんか? それでは簡単に出来る3つのポイントをお教えします。■処方箋1:水分の取り方を工夫しましょう! 一日の水分摂取量は1.5リットルから2リットル、ダイエット中の方はより多めにと言われていることが多いですが、誰しも当てはまるとは限りません。むくみが気になる方は身体に必要な摂取量より多くとっている可能性があります。水分とは身体の外から摂り入れる水分と体内で発生する水分(代謝水)とがあります。ですから摂取量より排泄量が多くなるイメージでないと、体内にどんどん水分が貯まっていきます。自分で水分を良く摂っていると思うあなたは最低1時間に1回はお手洗いにいかないと、貯まっていきます。もちろん、積極的に摂取しなければ、2~3時間に1回でちょうどよいでしょう。日常生活では水分を摂る時に一口ずつゆっくり飲むと、過剰摂取にならずに代謝のリズムもよくなります。0.5リットルペットボトルでしたら、3時間位で1本が目安です。一度水分の摂取量と排泄量を振り返り、工夫してみましょう。■処方箋2:脚の疲れとむくみを感じた時の簡単ストレッチ(外出編)長時間座りっぱなしの時や立ちっぱなしの時に脚が疲れやむくみを感じたら、足首の曲げ伸ばしをするのはよくあるストレッチですよね。それよりも簡単に出来るのが、かかとで軽く床をこんこんと数回叩くことです。足首が伸ばされ、かかとを刺激することにより、微動な筋肉運動、血流が良くなることで小さな動きで効率的なストレッチとなります。■処方箋3:あしの疲れとむくみに効く簡単ストレッチ(自宅編)脚に疲れを感じたりむくみが気になったりする時は、寝る時に横になった状態で脚を片方ずつ45度まで上げて、ふくらはぎが伸びるように足首をゆっくり90度に曲げます。3回位繰り返します。スッキリして安眠に導き、むくみや疲れを翌日まで引きずらずに一石二鳥です。朝起きた時に手や顔がむくんでいる時は手をグーパーしながら、鏡に向かって「お・は・よ・う」と顔の筋肉が良く動くよう(目を見開く、目をつむる、口を大きく開く、唇をとんがらせるなど)にゆっくりと数回繰り返します。最後に洗顔してさっぱりしましょう。以上が3つのポイントです。水分代謝が悪くなるとむくみやすくなりますから、一番実践して頂きたいのは水分の摂り方を工夫する点ですね。身体の中からむくみに対してアプローチすることが、根本的な解決を導くでしょう。冬花のインスピレーションフラワーは白のコスモスです。お部屋に飾り、可憐で清らなコスモスからフラワーエッセンスをいただいて、心も身体も癒されましょう!
2013年10月21日足がパンパンで苦しい、なんだかサイズアップしている気がする、むくみは女性に多い悩みですね。そんな辛いむくみのときはどうしていますか? こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。■足パンパンが10分ですっきり今回は足のむくみのお話です。むくみの影響で、仕事もプライベートもなんだか気がのらなかったり、おしゃれを断念してみたり、人と会うことさえ憂鬱になってしまったり。気持ちもカラダもすっきり楽しく過ごすために、今回ご紹介したいのは、むくみを10分でなくす方法です。多くの場合は、辛くてもいつものことだからと放っておいたり、寝ればなおるからと諦めている場合もあると思います。手軽な方法としてはむくみをとるジェルを塗ってみたり、サプリメントを試すこともあると思います。できれば、薬品を使わず何とかしたいものです。そこで誰でもかんたんにできてしまう方法があります。道具などは一切いりません。●仕事しながらできるむくみ対策1:靴を脱いで、足の指をグー・パー、グー・パーと動かす。●仕事しながらできるむくみ対策2:足首を右回り、左回りとぐるぐるまわす●仕事しながらできるむくみ対策3:足を組んだ状態でふくらはぎをマッサージ。まずツボとリンパの位置を見てみましょう。膝の裏側には沢山のリンパがあります。(リンパの図を参照)そして、ふくらはぎとその周辺にはむくみに効果のあるツボがあります。(ツボの位置を参照)・左足を床におき、右足を左足の膝に乗せます。・この状態で左の膝で、右の膝の裏側と、ふくらはぎ全体をマッサージしてむくみを解消していきます。・ツボの位置は気にしすぎず、ふくらはぎ全体をいた気持ちいいくらいに押します。・マッサージするうちにツボも自然と押せていることが多いのです。これを左右交互に行います。・足がむくみがちな午後4時くらいに、片側5分、合計10分ほどやるといいでしょう。それ以降もむくんだら、その度に行います。むくみの原因の多くは筋力低下、運動不足、水分と塩分のとりすぎです。東洋医学では、むくみのことを浮腫(ふしゅ)といいます。カラダの細胞と細胞の間にある水分が増えてしまっている状態です。そのためカラダは冷えやすくなります。冷えは血行不良のもとになり、さらなるむくみを呼びます。座って仕事をしていると、腰から下はほとんど動かずにいるためむくみ始めるとどんどん悪化してしまいます。むくみ解消にツボは効果的です。余分な水分と老廃物の流れを良くして、つらいむくみから解放されましょう。むくみを解消できると、カラダも軽やかで気持ちまで明るくなります。太ももから足首まですっきりした見た目になれるので、毎日が楽しくなることでしょう。着れなかった、あのワンピースも着れるかも。さあ、良いサイクルの始まりです。今からむくみ対策をしましょう!
2013年09月02日夕方になってくると気になってくる「むくみ」。特に寒い時期は、血の巡りが悪くなりむくみやすくなります。体のパーツには、むくみやすい部分とそうでない部分がありますが、足は心臓から遠いのでむくみやすく、そのため太く見えてしまう事もあります。女性にとっては深刻ですよね。接客やレジなど立ち仕事の方は、足のむくみに悩まされることも多いのではないでしょうか。それは、筋肉の疲労により血流が低下し、血の巡りが悪くなっているからです。また運動不足、睡眠不足、エアコンなどで体が冷えている、足を締め付けるような靴やヒールの高い靴を履く、水分や塩分の摂り過ぎ、など、足のむくみは出やすくなる原因には様々なものがあります。そこで今回は、立ち仕事が多い看護師の方々に、どのような対策をされているのかを伺いました。是非参考にしてみてくださいね!■自分でもできる、セルフマッサージ法「ナースステーションや病室等、基本的には立って仕事をしています。ナースサンダルは軽くて通気性も良いので、ある程度むくみ対策になります。ただ、それでもまだむくんでしまいますので、私の場合は自分で足のマッサージをしています」そう語るのは、20代の現役ナースのNさん。(1) 両足の小指を、親指と人差し指で両側からつまんで揉みほぐす。(2) 膝の裏と足のつけ根(前面)を両手の親指でぐっと押し、やさしく揉みほぐす。このポイントケアだけでも効果があるそうですが、お風呂上りには次のマッサージを加えてフルコースで行うとさらに効果的との事です。(3) 足の裏の土踏まずを親指でギュッと5秒押す。(4) 足首からふくらはぎに向かって、両手で包んでさすりあげるように圧をかける。(5) ふくらはぎを包み込むようにつかみ、脛骨外側の筋肉を、両手の親指を重ねて下から上にさすりあげる(痛くない程度の強さで)。(6)太ももをまんべんなくさするように下から上へ滑らせながら圧をかける。(両足とも(3)~(6) を各5回程度繰り返す)「素肌にマッサージオイルやクリームなどを用いるのがベストですが、パジャマやタオルの上からでもOKです。心臓に戻すように下から上に、リンパが集まっている部分を意識してケアするといいですよ」と教えていただきました。朝と夕方では靴の感触が違う…なんていう経験はみなさまにもあるのではないでしょうか。そんな時は、ちょっとした休憩の時にでもマッサージを試してみてください。■どこでもできる、むくみ対策「時間がないから…なんて言って諦めるのではなく、特別な時間を作らなくても仕事や家事をしながら行う『ながらエクササイズ』を意識するのもポイントです」とお話いただいたのは10年目になるベテラン看護師のIさん。「例えば、電車の中や立つ時間が長い時に、かかとをつけてつま先を開き、両足の内側に力をいれてつけるようにお尻の筋肉を使い、数秒間キープ。また寝るときに、足にまくらや布団をおいて足が高くなるように寝ることで血行を促してみたり。ちょっとした合間でも少し意識するだけで美容タイムが設けられるのです。」■むくみにくい体質づくり前出のIさんはこうも仰っていました。「足をむくみにくい美脚にするためには、足だけにポイントを向けず、体全体の代謝をあげることも大切です。一日の基本的な消費エネルギー、いわゆる基礎代謝を高めることなのです。体の中の筋肉が少ないと基礎代謝がさがってしまいます。」「代謝をアップするには、運動や筋トレを行うことが必要です。全身に血液を巡らす役割を果たしているのは、筋肉。筋肉を刺激してあげて、鍛えることが血行を促進して冷え性の改善はもちろん、痩せやすくむくみにくい体になることにつながるのです。それには規則正しい睡眠をとって、日頃の適度な運動が大事です。」マッサージだけでなく、規則正しい睡眠と適度な運動という生活のリズムが、むくみ対策には大事なようです。生活のリズムを整えるのも、「ながらエクササイズ」も普段から意識していないとできないもの。今年は、ちょっと意識を変えて、むくみ生活とおさらばしてみませんか?■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2013年02月04日ついお酒を飲みすぎてしまった日や、あまり睡眠がとれなかった日。翌朝鏡を見て、むくんだ顔や、はれぼったいまぶたにびっくり! という経験はありませんか?顔がむくんでいるとメイクもきまらず、外に出るのが嫌になってしまいますよね。そんなときは、短時間でできる簡単テクでスッキリ解消させましょう。■むくみには冷やすより温める方が即効性アリまぶたがはれぼったいときには、まず「冷やさなくては」と考えがちですが、実は、冷やすより温める方が、むくみを早く解消できることが多いのです。方法は簡単。水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温めて、ホットタオルを作ります。タオルを広げて粗熱をとってから、顔にのせるだけでOK。さらに、水に濡らした冷たいタオルとホットタオルを交互にのせるとより効果的。温める→冷やす、と交互に繰り返すことによって、むくみの原因になっている血行を良くすることができます。ホットタオルを使うときには、くれぐれも熱くなりすぎないように気をつけてくださいね。■手ごわいむくみにはマッサージを温冷タオルでもまだスッキリしない場合は、リンパの流れを促すマッサージをプラスしましょう。まぶたがむくんでいるときは、軽く目を閉じ、目頭から目尻にそって、指で眉の下をなぞるようにマッサージします。何度か繰り返したら、下まぶたも同様に。顔の中央からこめかみに向けてリンパを流すようなイメージでマッサージをしてください。目の周りの皮膚は薄いので、力を入れすぎるとかえって肌を痛めてしまいます。マッサージは優しい力加減で行ってくださいね。顔全体のむくみ解消には、まず、耳の下あたりを指で軽く揉むようにします。そして、耳の周りから首筋にそって、鎖骨に向かってマッサージをします。■時間のないときに! ティーバッグを使った裏ワザ朝食で紅茶を飲んだら、そのティーバッグを使ってまぶたのむくみを解消する方法があります。紅茶を入れたあとの冷めたティーバッグを、濡れたまままぶたにのせるだけ。鎮静作用のあるカモミールティーを使うとさらに効果的です。まぶたのむくみとともに、目の疲れもスッキリさせることができます。朝鏡を見てびっくりする前に、できれば事前にむくみを予防したいもの。飲みすぎや睡眠不足のほかにも、寝るときに枕を使わない、うつぶせで眠る、なども翌朝のむくみ顔の原因になってしまいます。また、泣いてしまった翌朝のまぶたがパンパン! というのもよくあるケース。涙が出たときは、決してまぶたをこすったり強く押さえたりしないようにしましょう。それだけで、翌朝の腫れぼったさを軽くすることができますよ。
2012年10月03日立ちっぱなしの通勤電車や長時間のデスクワークで、夜家に着くころにはふくらはぎがパンパンに…そんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか。脚のむくみは美脚の大敵! むくみを下半身太りにつなげない、簡単セルフケアをご紹介します。脚のむくみの大きな原因は、血行の流れが悪くなることです。立ち仕事やデスクワークなど長時間の同じ姿勢は、血液やリンパの流れを滞らせ、その結果、夕方になると何だか脚がだるい、靴がきつくなる…ということになりがち。その他、運動不足や睡眠不足、高すぎるヒールの靴なども、脚のむくみを引き起こす原因となります。脚をむくみにくくするためには、体を冷やさないようにしましょう。血液の流れを妨げるようなぴったりとした服、特にきつめの下着などは、なるべく避けたほうがベターです。また、暑い時期のエアコンの冷風は、脚の冷えにつながります。むくみ予防のためにも、オフィスではエアコンの風が直接脚にあたらないように気をつけましょう。■オフィスでできる脚のむくみケア 椅子に座ったまま、仕事の合間に簡単にむくみ解消ができるマッサージです。01. 椅子に座ったまま足を少し前に出し、かかとを床につけてつま先をゆっくり上下に動かします。足首を曲げ伸ばしすることで、血液の流れを促し、むくみを解消する効果があります。02.ひざの裏のくぼんでいる部分を、両手の親指を使って押しほぐします。リンパ節のあるひざ裏は、老廃物がたまりやすい部分。片足ずつ何回か繰り返しましょう。03.太ももの付け根にもリンパ節があります。両手の指で、ていねいにほぐすように押していきます。04.両手をグーの形にして、指の第二関節あたりを使い、足首からひざに向けてふくらはぎを撫で上げるようにマッサージします。片足ずつ、それぞれ5回くらい行います。1~4のどれか1つを行うだけでも、脚のだるさが軽くなるのを実感できるはずです。こまめなケアで、むくみ知らずのスラリとした美脚を手に入れましょう。
2012年08月30日ドクターシーラボが監修する「顔のたるみ研究所」は、“顔のむくみ”に関するアンケートを20代~70代のドクターシーラボ会員734名を対象に7月に実施した。調査の結果、約7割が顔のむくみを体験していることが分かった。最初に「顔がむくんだことはありますか?」と尋ねたところ、「むくんだことがある」と69%が回答。むくみやすい場所としては「まぶた」と「目の下」でが半数以上(57%)を占めており、目元に老廃物がたまりやすい傾向にあることが明らかとなった。続いて「どんな時にむくみますか?」という質問では、「睡眠不足の時」(22%)、「水分をとりすぎた時」(20%)「アルコールを摂取した時」(17%)が上位を占め、回答の約8割が「代謝」に関わることでむくんでいることが分かった。また「顔がむくんだとき、何かケアをしていますか?」という質問では、4人中3人が「ケアをしていない」と回答。むくんでも、そのまま過ごしている人が多いことが分かった。さらに、「むくみを放置するとたるみに変わることを知っていますか?」と質問したところ、約9割の方々が「知らない」と回答していることが明らかとなった。大多数がむくんでもケアをせずに、表面的なむくみがなくなるまで放置しているという結果が出たが、むくみは表面的にはなくなったように見えても、きちんとケアしなければ「たるみ」の原因になると同研究所は指摘している。通常、体内を巡って古くなった水分は静脈で排出された後、汗や尿の形で体外に排出されるが、あまり体を動かさない仕事をしている人や、普段極端に運動をしない人などは、体内で水分を排出する力が重力に負けてしまうため、体内にたまった水分が下垂してしまう。その排出されなかった老廃物で下垂した状態が続くと、皮膚が伸びてたるみの原因になるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『顔や身体のむくみを改善したい』ポイント:腕・足の経絡活性&リンパ改善、温冷刺激による血管覚醒でむくみと決別!!◆ はじめにむくみとは体内の水分がうまく代謝されず、皮下で、血管と細胞をつなぐ組織に水分が停留してしまう状態だ。むくみを引き起こす原因は、濃い味付けやインスタント食品等による円分の摂りすぎ、運動不足による代謝の低下や筋力不足、また女性に多いのは、冷え・血管不良やホルモンバランスの乱れなどだ。まずは上手に水分を排出できるよう、身体の機能を高める工夫をしましょう。経絡とリンパですが、極端にいうと、経絡は東洋医学にいう、“気”“血”“水”と呼ばれるエネルギーの通り道。一方リンパは上下と免疫に関わる大切なシステムです。リンパ管は全身に巡り、身体の“下水道”として役割を担い、不要な老廃物や水分を排出し、また、異物からの身体の防御も行っています。身体のむくみ・リンパの流れをよくすることでむくみ知らずになれるのだ。◆ マッサージをしてみよう【1】目の中央のました(目の周りの骨のキワ)にある「承泣(ほうきゅう)」のツボをプッシュする。【2】頬から口元を顔のサイドから手で包み込むように持ち上げ、顔全体が大きく動くように円を描いてマッサージ。【3】手のひらの付け根でむくみが気になる部分を押し上げるようにプッシュ。【4】頭を前に倒して、手のひらを顔全体に強めに押しつける。【5】4の状態から「いないいないばー」をするように閉じた両手をぐっと開いていく。フェイスラインを押し上げ、リフトアップするイメージで。このとき、親指を動かさないようにする。◆ ポイント・心のバランスを整える脳内伝達物質「セロトニン」は必須アミノ酸のトリプロファンから作られます。トリプトファンを多く含むシラス、マグロ、チーズ、納豆、バナナなどを食べましょう。。・早起き、適度な運動、そしてバランスのよい食事など、規則正しい生活をしましょう。・ユーモアの感覚を持ち、どんな状況下でもそのシーンを楽しめる心の余裕を持ちましょう。協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN (薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月29日ポーラから「リラックスマッサージクッション」発売寒さも厳しいこの時期、普段以上に冷えて凝り固まった痛みやむくみなど、悩みを抱えている人も多いのではないだろうか。そんな人におすすめなアイテムがポーラから発売だ。持ち運びも簡単にできるクッション型マッサージ器「リラックスマッサージクッション」を1月6日より販売するという。このマッサージ器は、家庭用電気マッサージ器で、いつでもどこでも腰や首、足などコリの気になる部分などにあてて、さっと使用できるタイプ。クッション型で心地よく使え、内蔵のヒーターもプラスし、あたたかくもみほぐしてくれるそうだ。まるで人の手でマッサージしてもらっているみたい!省エネ効果もポーラでは、マッサージ器メーカーのアテックスとコラボレーションして開発に当たったそうで、ポイント指圧やもみ玉などで、独自のマッサージモードを搭載しているという。あたたかく、やわらかく凝り固まった部分をもみほぐしてくれ、まるで人の手でマッサージしてもらっているような使い心地が特徴だとか。リラクゼーションを家庭で気軽にいつでも体感できそうだ。ヒーター内蔵の電動マッサージ器ながら、エネルギーの消費量も少なく、毎日1時間使用しても1カ月の電気代は約6円にとどめられるそう。省エネ効果も、お財布面でもやさしいものに仕上がっているようだ。元の記事を読む
2011年12月28日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『額の横ジワ&眉間の縦ジワ、むくんだ鼻筋をスッキリさせたい!』こうなってしまう原因とは…?!◆ はじめに加齢や体重増加、顔のむくみなどさまざまな要因により、目頭から眉間の周辺がはれぼったく盛り上がってしまうことがある。そうなるとどんなにハイライトを入れても鼻筋がすっと通ったシャープな印象が作れないのだ。鼻周りがむくむ原因のひとつは、アレルギー性鼻炎。これによって、むくみがしょうじやすくなるのだ。これにはエッセンシャルオイルをコットンに1~2滴垂らし、香気成分を鼻から吸うと鼻通りがよくなりスッキリする。顔のシワは、生活習慣によってできることが多い。顔をしかめたり、眉間にしわを寄せて目を細めたり、自分に癖がないか振り返ってみよう。◆ マッサージをしてみよう1.眉間の下の骨のキワを、親指でプッシュ。鼻のむくみをすっきりさせる効果あり。2.額の髪の生え際のラインに沿って、指で頭皮を小刻みに揺するようにしてゆるめる。3.眉間の縦ジワに両手の人差し指と中指を置き、横に細かく揺するようにしてマッサージ。◆ ポイント・シワの大きな原因はお肌の水分不足。まずは保湿を。・クレンジングをさぼって寝ると、シワのでき方が格段に早まる。就寝まえにはクレンジングはマスト。・パソコンや携帯を使うとき、顔をしかめず、口角を上げるように努めて。協力:協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN 早野 実希子(薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月01日長時間、デスクでパソコン作業を行ったとき、飛行機や車で座り続けたとき、足首をはじめ、下半身がむくんでいることに気が付きます。足がひどくむくむ、ふくらはぎやひざの裏が痛む場合は、震災の現場でも問題視されているエコノミークラス症候群(後述)の兆候でもあると言われています。そこで、ホット・スルー鍼灸マッサージ・整骨院(大阪市天王寺区)院長の片岡貞夫先生に、足のむくみ予防エクササイズをレクチャーしていただきました。■ふくらはぎは心臓に血液を送り出す役割がある――夕方になると、朝は履けたブーツが履けなくなっていた、足首がむくみで腫れている……ということがあります。なぜ、足にむくみが表れやすいのでしょうか。片岡先生むくみとは、皮膚の下の細胞に余分な水分や老廃物がたまっている状態だと思ってください。ほかの部位に比べて足がむくみやすいのは、ふくらはぎの働きが関係しています。ふくらはぎは、下半身の血液を心臓に送り返すためのポンプの役割をしているため、「第二の心臓」とも呼ばれています。が、夕方になると筋肉が疲れてきて、その働きが弱ってくるわけです。すると、下半身全体の血行が悪くなってむくんできます。特に足首は見た目に腫れが目立ちますが、実は足首だけではなく、下半身全体がむくんでいるのですよ。また、ずっと座り続けることで足の付け根である「そけい部」のリンパの流れが阻害される、冷えすぎで血行障害が起こる、塩分の取りすぎなども、むくみの原因としてあげられます。■予防には、体を動かして水分補給を――足のむくみは、「エコノミークラス症候群」の兆候の一つともいいます。「エコノミークラス症候群」について詳しく教えてください。片岡先生非常に窮屈な姿勢を長時間続けると、足などの静脈に血液のかたまり(血栓)ができることがあります。この血栓がちょっとしたきっかけで体内を移動し、肺の細かい血管を詰まらせてしまうことがあるのです。激しい胸の痛みや呼吸困難が起き、命を落とすこともあります。これをエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)と呼んでいます。飛行機、車、長距離バス、デスク、特にいま震災に関する避難所といった狭い場所に長時間いる場合は、この症候群への予防策が必要になってきます。――ずばり、予防法を教えてください。片岡先生それは、体を動かすことが大切です。飛行機でも、ある程度時間が経過すると、体操のビデオが流れますが、まずは、体を動かしましょう。手足を動かす、歩き回る、その場で立ったり座ったりするだけでも、血液の循環がよくなって予防効果はあります。立ち上がるスペースが無い場合は、足の位置を変える、足の上げ下げ、足首の曲げ伸ばし、足の指をグー、パーと動かすなどの運動を行うだけでもいいのです。また、ひざの裏の真ん中を触ってビンと響く個所があります。そこは、「委中(いちゅう)」といって、むくみ予防に関するツボにあたります。あと、水分補給は欠かせません。特に、冬や空気が乾燥する場所では体内の水分が失われやすいので、なるべく多めに水を飲むようにしてください。トイレに立つのを遠慮して、水分補給をしないでいると、体には悪いばかりです。さらに、ゆったりとした服装で過ごすことです。細身のジーンズやガードルなどは注意が必要です。■むくみ予防エクササイズ「足のむくみ対策といえば足だけを重視しがちですが、実は、まずは背中、けんこう骨、骨盤の緊張をほぐすことこそが重要です。次にふとももの後ろの筋肉をゆるめることで、よりふくらはぎと足首に働きかけることができます。普段から足がむくみやすいという方は、次に紹介するエクササイズを行ってください」と片岡先生。このことを念頭に、オフィスや通勤電車、自宅、有事の避難時などどこででもできる動作を組んでいただきました。ステップ1深呼吸まずは心身の緊張を和らげましょう。リラックスした状態で鼻から息をゆっくりと吸い込みます。3秒間息をとめます。そして口から細く長い息を吐きます。これを1セットとして、3セット。ステップ2肩の緊張をとる両肩を大きく引き上げながら、首をすぼめて一気にストンと下ろしましょう。3回繰り返します。ステップ3首のこわばりをとる耳を肩につけるようなイメージでゆっくり右に、左に1回ずつ倒します。次にあごを胸に、後頭部を背中につけるように前後にゆっくりと1回ずつ伸ばします。さらに、首をゆっくりと時計回り、反時計回りに3回ずつ回します。ステップ4わき腹のこわばりをとる右手をまっすぐに上に、天井から引っ張られるようなイメージでわき腹が伸びるのを感じるところまで上げ、上げた側に少し体をひねってゆっくりと下ろします。左手も同様に2回ずつ。ステップ5けんこう骨の動きをよくする腕のつけ根に指先を添えて、肩を前後にグルグル回します。けんこう骨から回すことを意識してください。前5 回×後ろに5 回を1 セットとして、2~3セット。ステップ6骨盤の動きをよくするイスに浅く座り、骨盤に両手を添えてゆっくりと大きく前後に往復5回、動かします。次に、かかとを上げて片方のお尻がイスから離れるように、左右にゆっくりと大きく5回ずつ動かします。顔は正面を向いた状態で。ステップ7足首の動きをよくする片方の脚を持ち上げて両手でひざを抱えます。つま先をしっかり上下に3回ずつ動かします。足首から先が動いているイメージです。次に、足首から先を大きく時計回り、反時計回りに3回ずつ回しましょう。反対の脚も同様に。ステップ8足の緊張をとる最後に、イスに深く座り、つま先を床につけます。脚全体を左右に振るわせてすねとふくらはぎを中心に、脚をマッサージします。いかがでしたか?ゆったり実践すると全身の血行がよくなったように感じ、体が温かくなって気持ちも軽くなります。足首とふくらはぎは常に柔らかくあるように動かしていると、むくみのみならず、ケガや病気の予防にもつながると言います。ぜひ、一度試してみてください。監修:片岡貞夫氏。柔道整復師、鍼灸師。ホット・スルー鍼灸マッサージ・整骨院(大阪市天王寺区)院長。海野愛子/ユンブル)【関連リンク】【コラム】太らない体質になるためのストレッチとは!?【コラム】腰痛に効くお風呂でのストレッチ【コラム】整形外科医がすすめる簡単肩こり解消ストレッチ法
2011年04月10日