Peach Aviationは10月22日、国土交通省より同社が保有しているエアバスA320型機16機全ての連続式耐空証明を取得した。連続式耐空証明を取得したことにより、これまで毎年1回義務付けられていた更新耐空証明検査の受検が不要となる。耐空証明は航空機を飛行するために必要な証明であり、航空機の安全性を確保するための強度、構造及び性能等の基準に適合していることを国土交通省が検査を行い、耐空証明書を交付することで証明するもので、その有効期間は1年とされている。これにより、同社ではこれまで毎年1回必要となる更新耐空証明検査を受検するため、航空機1機につき年間およそ3~4日程度の定期便を運休するなどし、保有する航空機の当該検査を受検してきた。連続式耐空証明の取得要件は、「整備規程に基づき適切な整備体制が確立され、かつ、十分な能力を有し、これらに基づき適切な整備等が行われることにより継続的に安全性が確保されると認められる場合」とされている。今回の連続式耐空証明取得は自社による安全・整備管理体制ならびに航空機の耐空性の適切な維持・管理体制が国により認められたもので、日本の航空会社としては最速となる就航(2012年3月)から3年7カ月あまりで取得したことになる。また、これに伴い当該検査の実施に伴う定期便の運休もなくなり、利用者の利便性が高まる。
2015年10月24日インターネットサービス企業Netcraftは10月19日(英国時間)、「One million SSL certificates still using “insecure” SHA-1 algorithm|Netcraft」において、SHA-1ハッシュアルゴリズムを使用したSSL証明書が100万近く観測されたと伝えた。いくつかの認証局は依然としてSHA-1ハッシュアルゴリズムを使ったSSL証明書を発行していると指摘されている。記事では、512-GPUクラスタを使うことでフルバージョンのSHA-1におけるコリジョンが49日から78日で発見可能という最新の研究成果を取り上げ、業界内で策定した2017年までにSHA-1を廃止するとした当初の計画はもはや遅いと説明している。SSL証明書におけるSHA-1とSHA-2の利用の割合は2014年に入ってからそれぞれ減少傾向と増加傾向を見せており、2015年5月時点ではSHA-2のシェアがSHA-1のシェアを上回っている。その後もそれぞれの傾向は続いており、SHA-1は下落傾向を続けているが、それでも100万ほどのSHA-1 SSL証明書が存在しているという。現在でもSHA-1を使ったSSL証明書を使っている場合は、再発行などの手続きを行うなどしてSHA-2対応のSSL証明書へ移行することが望まれる。
2015年10月21日大日本印刷(以下、DNP)は10月19日、証明写真機「Ki-Re-i (キレイ)」を使って、顔写真の撮影からマイナンバー制度における「個人番号カード」の申請まで行うことができるシステムを開発したと発表した。同システムでは、まず、Ki-Re-iの画面メニューで「マイナンバー 個人番号カード交付申請」を選択し、個人番号カード交付申請書に記載のある2次元コードを所定のスキャナーで読み取ったのち、画面に表示する23ケタの申請書IDが正しいことを確認する。その後顔写真を撮影し、申請書IDと撮影画像の最終確認を行い申請ボタンを押すと、手続が完了する仕組みだ。また、同社によると、23ケタの申請書IDと顔写真を暗号化し、セキュリティ性の高い通信環境を使用して地方公共団体情報システム機構のサーバへ送信するため、安全性が高いという。加えて、直接電子申請する以外にも、Ki-Re-iで撮影した顔写真データをスマートフォンに保存したのち申請することも可能となるほか、撮影・プリントした写真を個人番号カード交付申請書に貼って郵送することもできる。同サービスは、DNP関連会社となるDNPフォトイメージングジャパンにより、10月20日から提供が開始される。同社は今後、2016年1月までに1,000台、3月までに累計1,500台のKi-Re-iに個人番号カード申請の機能を追加し提供する予定だ。
2015年10月20日ブラウザに表示されているデータはコピーが簡単であることから、見た目で本物と偽物を区別することが難しい。Webサイトがフィッシングサイトかどうかを判断する1つの指針に「使用されているSSL証明書が正規の認証局から発行されたものであるかどうか」といったものがあり、主要ブラウザはSSL証明書やその強度などを簡単にチェックするための機能を提供している。しかし、正規のSSL証明書が必ずしも安全ということではないようだ。インターネットサービス企業であるNetcraftは10月12日(英国時間)、「Certificate authorities issue SSL certificates to fraudsters|Netcraft」において、正規の認証局から不正サイトの作成者に対して正規のSSL証明書が発行されている実状を伝えた。1カ月で数百に及ぶSSL証明書が不正利用目的のサイトに対して発行されており、フィッシングサイトの運用に悪用されていると説明されている。2015年8月時点で、偽のドメイン名を使ったフィッシング詐欺に悪用されたSSL証明書の40%がCloudFlareの提供する無償の「Universal SSL」だったことにも言及されている。こうしたサービスがフィッシング詐欺におけるSSL証明書として利用されており、注意が必要。「身に覚えのないメールのリンクを安易にクリックしない」「いつも使用しているサイトはリンクではなくブックマークなど信頼できるソースからアクセスする」といった対応を取ることが望まれる。
2015年10月14日三菱航空機は10月1日、機構改革として航空機安全統括室に型式証明統括部を新設したことを発表した。今後は、航空機安全統括室の室長である犬飼賢一執行役員が型式証明統括部の部長を兼務する。なお、開発中の次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行は、10月26日から10月30日までの期間に予定されており、明確は初飛行実施日は前日に発表となる。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年10月01日9月17日(オランダ時間)、Tweakersに掲載された記事「D-Link blundert met vrijgeven privésleutels van certificaten」が、D-Linkが誤って証明書の秘密鍵をオープンソースのファームウェアパッケージに同梱した状態で配布していたと伝えた。この秘密鍵はマルウェアの開発者によって悪用され、マルウェアを正当なソフトウェアと見せかけるために使われてきたと説明がある。D-Linkは自社のプロダクトで使用するソフトウェアの多くをGPLのもとでオープンソース・ソフトウェアとして公開している。今回指摘されているのは、これら公開されているソフトウェアに本来公開してはいけない秘密鍵が含まれていたということで、マルウェアの開発者はこの秘密鍵を悪用してマルウェアに正当に見える証明書を付けることができる状態になっていたという。意図的に公開したものではなく、誤って公開されたものと見られる。そのため、たとえWindowsが対象のソフトウェアを証明書付きの適切なソフトウェアであると判断した場合でも、実はそのソフトウェアはこの秘密鍵を使って署名されたマルウェアである可能性も出てくる。該当するベンダから適切なアップデートが提供されるまでは、外部からソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合は信頼できるサイトから取得したものか確認するなど、いつも以上に注意する必要がある。
2015年09月18日フォトスマートは24日、写真データから証明写真を作成して、指定の住所に郵送するサービス「お届け証明写真」をリリースした。○ネットで証明写真を注文できる「お届け証明写真」同社は、「FreeDPE」というスマートフォンで証明写真を無料で作成できるサービスを提供している。利用者から、「就活用のきれいな証明写真が作りたい」「色や明るさを調節してほしい」「サイズ通りにカットしてほしい」「プリントする環境が無い」などの声があったことから、証明写真の作成、カット、郵送までサービスを拡大し、提供するという。「お届け証明写真」では、オペレータのチェックにより、一枚一枚の画像の明るさや色を調節。業務用のプリント機を使用するため、高品質な証明写真を作成できるという。主な利用シーンとしては、就活生がスタジオで撮影した写真データの焼き増しなどを想定している。写真データがあれば、注文可能だ。また、パソコンをはじめ、スマートフォンからの注文にも対応している。価格は、証明写真一枚につき150円(税抜)、送料は全国一律82円。なお、注文は2枚より受け付けている。
2015年08月24日KDDI、沖縄セルラーは21日、同性とパートナーシップ関係がある場合でも「家族割」などの各種サービスを利用可能にすると発表した。利用するには、各地方自治体の条例などによる、公的な証明書が必要となる。適用範囲が拡大されるのは、家族間の国内通話やSMS(Cメール)発信が24時間無料となる「家族割」など「家族であることが利用の条件」となっているサービス。東京都渋谷区の「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」による「パートナーシップ証明書」などがあれば、同性とパートナーシップ関係がある場合でも利用できるようになる。同社は、適用範囲の拡大について「グローバル企業として、ダイバーシティの推進という観点から」と理由を説明している。なお、NTTドコモとソフトバンクでは、住所が同一であることが確認できれば「家族」としてみなされるため、同性のパートナーシップ関係がある場合も「家族」向けサービスを利用できる。ただし、ドコモに関しては主回線の契約者から「三親等」までを原則としており、同性のパートナーシップ関係がある場合は、KDDI同様に公的な証明書を用いた適用範囲の拡大を改めて検討していくとしている。
2015年07月21日NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは15日、各社が販売するフィーチャーフォンの一部機種において、サーバ証明書の切り替えに伴い、今後、一部のWebサイトの表示ができなくなる可能性があると発表した。現在、フィーチャーフォンからインターネット接続する際には、通信の内容を安全に保護するため、サーバ証明書である「SHA-1証明書」を使用した暗号化通信が利用されている。2016年1月1日以降は、電子証明書に関わるガイドライン作成などを行う団体「CA/Browser Forum」の指針により、「SHA-1証明書」を発行できなくなる。これに伴い、暗号化通信を利用するオンラインショッピングサイトや、インターネットバンキングサイトでは、「SHA-1証明書」から「SHA-2証明書」へサーバ証明書の切替えを行うケースが発生している。こうした、サーバ証明書の切替えにより、「SHA-2証明書」に対応していない一部機種では、今後、暗号化通信を利用している一部Webサイトが表示できなくなるという。なお、利用できなくなる時期については、各サイトの切替え状況によるため、サイトにより異なる。ただし、各キャリアとも対象となる機種の一部において、ソフトウェア更新を行い「SHA-2証明書」に対応させるとしている。ドコモの対象機種KDDI(au)の対象機種ソフトバンクの対象機種Y!mobileの対象機種
2015年07月16日OpenSSLプロジェクトは7月9日(ドイツ時間)、「OpenSSL Security Advisory [9 Jul 2015] - Alternative chains certificate forgery (CVE-2015-1793)」において、証明書を検証するコードの実装に問題があり、偽物の証明書のチェックがバイパスされてしまう脆弱性が存在していると伝えた。この脆弱性が存在するバージョンは次のとおり。OpenSSL 1.0.2b/1.0.2cOpenSSL 1.0.1n/1.0.1o該当するプロダクトを使用している場合はアップグレードを実施することが推奨される。この脆弱性が存在していない1.0.0系および0.9.8系を使っている場合も、OpenSSL 1.0.0系および0.9.8系のサポートが12月31日で終了することから、早期の段階で1.0.1系または1.0.2系の最新版へ移行することが推奨される。
2015年07月10日住信SBIネット銀行はこのたび、インターネットバンキングを顧客により安心して利用してもらうため、7月25日以降に、SSL証明書を現在の「SHA-1」方式から「SHA-2」方式へと順次変更していくと発表した。○「SHA-2」方式に対応していないとネットバンキングが利用できない証明書の変更後は、「SHA-2」方式に対応していない利用環境からは、同社インターネットバンキングが利用できなくなるとしている。顧客が利用しているPCが、下記に記載の環境に該当している場合は、ブラウザのバージョンアップなどにより対応するようにしてほしいとしている。なお、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンからの利用、ならびにモバイルバンキング(同社携帯電話向けサービス)については、従来通り利用できるという。○同社インターネットバンキングが利用できなくなる主な利用環境ブラウザ:Internet Explorer 6.0 SP2 以前の環境(同社推奨環境においては「SHA-2」方式への変更後も、同社インターネットバンキングは従来通り利用できる)OS:Windows XP SP2以前の環境なお、「SHA-2」方式に対応していない、主要ブラウザ毎の環境は下記の通り。Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2(Windows XP SP2)以前Google Chrome 1.0以前Mozilla Firefox 3.02以前SeaMonkey 2以前Netscape Navigator 7.1以前Opera Software Opera 9.5以前Apple Safari 3(Mac OS X 10.5)以前KDE Konqueror 3.5.6 以前○SSL証明書の「SHA-2」方式について「SHA-2」とは、インターネットを安全に利用するために、データ通信を暗号化する方式のひとつ。従来の「SHA-1」方式と比べて、より高度な暗号化方式となることにより、安全性が向上する。○利用環境が「SHA-2」に対応しているかの確認方法シマンテック社が提供しているテストサイトにて、顧客の利用環境が「SHA-2」に対応しているかを、確認することができる。
2015年07月07日私たちの身近にあるコンビニ。普段の買い物以外にも、生活に役立ついろいろなサービスを行っています。銀行ATMや宅配便、チケット販売などは、もうすでにお馴染みですよね。そのほかにも、知っておくといざというときに役に立つ、意外なサービスをご紹介します!■住民票や印鑑登録証明書をコンビニで受けとれるさまざまな手続きで、急に必要になることもある住民票の写しや印鑑登録などの証明書。市役所や区役所などで交付手続きをしたくても、窓口の受付時間はほとんどが平日の日中。土日休みの仕事をしていると、なかなか取りにいくことができません。そんなときに便利なのが、コンビニでの証明書の交付サービス。店内のマルチコピー機を使って、住民票の写しなどの各種証明書の交付が受けられるのです。現在対応しているコンビニは、セブン・イレブン、ローソン、サークルKサンクス、ファミリーマート。扱う証明書は、住民票の写しと印鑑登録証明書、そして自治体によって異なりますが、戸籍証明書、戸籍附票の写し、税の証明書もOKな場合も。現在コンビニでの証明書交付サービスを導入している自治体は100程度ですが、2016年度中には300自治体を超えるのではないかといわれています。利用可能時間は6時半から23時(自治体によって異なる場合があります)。24時間受付ではありませんが、出勤前や仕事帰り、休日も楽に利用できます。このサービスを利用するには、住民基本台帳カードと事前の利用者登録が必要です。いざというときのために、登録しておくと便利かも。まずはお住まいの自治体のHPなどで、サービスに対応しているかチェックしてみてくださいね。■ネットショッピングはコンビニ受け取りが便利手軽で便利なネットショッピング。時間を選ばず自宅で買い物ができるため、普段から利用している人も多いはず。でも、問題は購入した商品の受け取りです。到着日時の指定ができるとはいえ、ひとり暮らしの人などは、都合を合わせるのが大変なこともありますよね。そんなときに便利なのが、コンビニでの商品受け取りサービス。自分の好きな時間に受け取りに行くことができるので、商品が届くのを気にして家で待っている必要がありません。対応しているショッピングサイトは、コンビニによって異なるので事前にチェックを。たとえばAmazonならローソン、ファミリーマート、ミニストップ。ディノスならファミリーマートやサークルKサンクスなどで受け取りが可能です。■急なプリントアウトもラクラク!ネットプリントサービスコンビニに設置されているマルチコピー機は、通常のコピー以外にも、FAXや写真プリントなどさまざまな用途で使うことができます。中でも役立つのが、ネットワークプリントサービス。あらかじめオンラインで印刷したいデータを登録しておけば、コンビニのマルチコピー機でプリントアウトができるサービスです。自宅にプリンターがなかったり、プリンターが壊れてしまったりした場合でも、このサービスを使えば問題なし。さらに、出先でウェブページを印刷したいときや、仕事に必要な書類を忘れて外出してしまったようなときでも、スマホからデータをアップロードすれば楽にプリントアウトすることができます。サービスを利用するには会員登録か専用アプリが必要。自宅や職場に近いコンビニを選んで登録しておくと便利です。どんどん便利に進化を続けるコンビニのサービス。買い物で立ちよるだけではなく、お役立ちサービスを賢く使いこなしたいですね。
2015年07月02日マネーフォワードは22日、クラウド型請求書管理ソフト「MFクラウド請求書」のユーザー数が6万人を突破したと発表した。○国内No.1というクラウド請求書サービスに成長「MFクラウド請求書」は、ベータ版の提供開始より1年余りでユーザー数6万人を突破し、国内1位のクラウド請求書サービスに成長しているという。発行済請求書の累計請求金額も200億円を上回り、多くの個人事業主・中小企業の請求書業務において活用されている。機能面については、請求書の作成・管理機能の拡充だけでなく、銀行取引明細の自動取得機能と連動した「自動入金消込機能」の提供を開始している。今後も、バーチャル口座との連携による消込機能の強化や、他の業務ソフト・サービスと連携可能なAPI提供を予定している。
2015年06月23日freeeは6月18日に、「クラウド会計ソフト freee」のAndroidアプリで請求書の作成・メール送信・入金管理が可能になったことを発表。作成した請求書は会計データとして「クラウド会計ソフト freee」に自動で取り込まれるため、日々請求書の作成を行うだけで記帳が完了するという。同社によると、会計ソフトと完全連動した請求書作成が可能なアプリは日本初だとしている。この請求書機能により、商談中・商談後の移動中でも気軽に見積書・請求書・納品書を作成したり編集したりすることができ、その場でメール送信することができる。モバイルアプリで作成した請求書などはweb版の「クラウド会計ソフト freee」でも確認できる。
2015年06月18日マネーフォワードは6月16日、クラウド型請求書管理ソフト「MFクラウド請求書」の料金プランを一部変更すると発表した。同ソフトは、見積書・納品書・請求書の作成から送付、受取までの一元管理ができるサービス。ベータ版提供開始より1年未満でユーザー数5万を突破し、発行済請求書の累計請求金額は200億円を上回った。従来は、プランにより、取引先登録数の制限を設定していたが、今回ユーザーからの要望を受け、取引先登録数の制限を撤廃し、必要なだけ取引先の登録を可能にした。料金プランは6つ用意されており、どのプランも初期費用は0円で、30日間無料で試用できる。
2015年06月18日富士ゼロックスは5月18日、地方自治体向け行政証明書自動交付システム「DocuStation C3375 CS」(ドキュステーション シー3375 シーエス)を発表した。発売は8月3日、価格は330万円(税別、システム構築費用150万円からが別途必要)。新製品は、地方自治体の本庁舎、支所、出張所や図書館など自治体が管轄する施設に設置することで、利用者が窓口に出向かなくても、セルフサービスで住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍証明書などの各種証明書を発行できるもの。各自治体が管理する証明データベース・サーバとネットワーク経由で接続し、住民基本台帳カード(住基カード)などによる本人認証により簡単で迅速な証明書交付を実現する。窓口混雑の緩和を図れるなど、住民サービスと利便性の向上に貢献するとしている。証明書交付サービスに加えて、公共施設への設置に特化したデザイン、コピー/プリント機能、セキュリティ対策といった特長を持つ。証明書交付サービスでは、利用者が自治体の窓口に行かなくてもセルフサービスで各種証明書を発行できる。デザイン面では、よく使う機能に絞ったシンプルで分かりやすいメニュー画面や、操作手順を見やすい位置にラベル表示するなど、分かりやすく使いやすい操作環境を提供するとしている。コピー/プリント機能では、同製品がデジタル複合機をベースにしており、免許証や名刺のコピー、2枚の原稿をまとめて1枚の用紙へのコピー、利用者が持参するUSBメモリー内の文書や画像のプリントといった機能を備える。セキュリティ対策としては、用紙の持ち去りや機械内部へのいたずらを防止するトレイロック機構や、各種証明書サービスの発行やコピー/プリントの後に元のデータをHDDから自動的に上書き消去する機能を搭載。利用者の情報漏洩を防止するとしている。
2015年05月19日2014年12月からファンドの運用報告書は、「交付運用報告書」と「運用報告書(全体版)」に分冊して発行することが義務付けられました。これまでの運用報告書は、"情報量が多く、複雑でわかりづらい"といった声が多く寄せられていましたが、変更後の運用報告書は、 "図表が多くてわかりやすくなった"などのご意見や、その他さまざまな質問もいただいております。そこで今回は、運用報告書の変更点を押さえていただきたいと思います。運用報告書は、運用状況などをお伝えするために、原則ファンドの決算期ごとに作成する書面です。今回の法改正により運用報告書が分冊化され、「交付運用報告書」と「運用報告書(全体版)」に分けて作成することになりました。また、掲載内容の見直しも行なわれました。「交付運用報告書」は、運用状況に関して最も重要な事項をわかりやすいように掲載したもので、受益者への交付が義務付けられています。主な掲載項目は以下のとおりです。ファンドの概要基準価額等の推移図表を活用した決算日時点における組入れ資産などの運用データ1万口当たりの費用明細また、ファンドが運用目標とするベンチマークもしくは参考指数との比較(※)や、内外の株式・債券といった代表的な資産クラスとの騰落率の比較が掲載されるようになりました。(※ベンチマークや参考指数が無いファンドもあります。)「運用報告書(全体版)」は、財務データなど「交付運用報告書」よりも詳細な運用状況を掲載した内容で、受益者から請求があった場合に交付します。なお、「運用報告書(全体版)」は、「交付運用報告書」と同様に運用会社のホームページでご覧いただけますし、販売会社に請求することもできます。運用報告書が分冊化されたことでお客様の利便性が高まり、運用状況が把握しやすくなったと思います。運用状況を確認する手段として、ぜひご活用ください。(2015年4月30日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、コールセンターに寄せられたお客さまの素朴な疑問に、毎回漫画入りでわかりやすく回答する「こよみ」からの転載です。→「こよみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年04月30日○ビジネス書を読む時間をぐっと短縮勉強のためにビジネス書を読もうと思っても、なかなか実際には読めていないという人が多いのではないだろうか。どれを選んでよいのかわからなかったり、買ってはみたものの、読む時間がなかったりして、そのうち勉強する意欲も薄れてしまうということはよくある。どれを読んだらよさそうかのヒントと、読む時間が欲しい。しかしヒントはリアル書店やネット書店のランキングやお勧め表示を頼りにできても、時間を誰かに作ってもらうというのは難しいだろう。そこで役立つのが、ななめ読みアプリだ。「Quickreads」はビジネス書の内容を簡潔にまとめたテキストを提供してくれる。つまり要約したものが読めるわけで、ざっとどんな本なのかわかればよいのならばごく短時間で済むようになる。また実際に読む前に「Quickreads」で内容を把握しておけば、自分に合う本なのかどうかを判断してから無駄のない買い物ができるし、読むにあたっても最初から2度目に読む時のような概要を把握した状態で読むことができるのが特徴だ。○新着リストやランキングから興味のある本を選択アプリのホーム画面には「おすすめ」としてのピックアップコーナーや、毎月テーマが変わる特集コーナーがある。そこからタイトルや表紙を頼りに選択するのもよいが、効率的に本を選べる方法も用意されている。アプリ下にあるメニューボタンの、左から2番目をタップすると新着一覧が表示される。また、中央にある王冠マークをタップすると月間ランキングになる。このあたりを利用して人気のあるもの、新しいものから自分の興味のあるものを探してみるとよいだろう。また、検索も可能だ。メニューの一番右にあるボタンから検索できるが、本文の内容などは検索対象にならないから読みたい本のタイトルがわかっている時に利用するとよいだろう。リストから本を選択すると、書籍の基本情報が表示される。目次と要旨、著者プロフィールが読めるから、ここでまず自分に合いそうな本かどうかを判断できる。○ダイジェストで中見を理解してテストで確認本を選択した状態で「内容紹介」タブをタップすると、ダウンロードを行なうかどうか確認する画面が表示される。最初の1冊を読む段階では「今月は、あと6冊まで無料でダウンロードできます」となっているはずだ。1カ月あたり6冊までダイジェストを読むことが可能で、それ以上の量を読みたい時にはアプリ内購入で定期購読設定を行なう必要がある。ダウンロードすると、ごく簡単に内容をまとめたテキストを読める。末尾には「理解度テスト」というボタンがあり、これをタップすると要約文に入っていた内容をきちんと理解できているかどうかのクイズ的なテストが表示される。ざっと読んで理解できたかどうかを確認するとよいだろう。要約文を表示した本は、お気に入りとして蓄積される。何度も読み返したい時や、とりあえずダウンロードしておいて後できちんと読みなおしたい時に便利だ。○文字サイズを変更して読みやすく調整アプリ右上にある設定ボタンから、定期購入のせっていやプロフィール設定などが行える。この中の「アプリ設定」では、新着のプッシュ表示をするかどうかとともに、文字サイズの変更指定が可能だ。残念ながら拡大するかしないかという選択しかできないが、標準の状態では少し読みづらいという時に試してみるとよい。また書籍情報等の末尾に「書籍購入」というボタンがある。これをタップすると各種ネット書店へのリンクボタンが表示され、希望の書店名をタップすれば該当書籍の購入ページへすぐにアクセス可能だ。ダイジェストを読んだ後に実際にきちんと読んでみたいと思った時には利用しよう。利用料金:無料制作者:株式会社情報工場Quickreads
2015年04月27日ギフティは3月26日、 同社が運営するソーシャルギフトサービス「giftee」で、購入したギフト商品の領収書をサービス内で発行する機能を導入した。領収書発行機能はPCからの利用のみ。領収書は、ギフト商品の購入後、マイページ内のギフト履歴に表示。ギフトの「領収書」ボタンをクリックすると表示される領収書データ印刷して利用する。尚、宛名欄にはユーザーの登録名が印字される。会員数21万人を超えた、同サービスは、引き続き会員数が増加しており、ギフト商品の平均販売価格は約600円となっている。
2015年03月27日筑波大学は3月5日、マウスの脳内に体内時計を調節するペースメーカー細胞が存在することを証明したと発表した。同成果は筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史 機構長、米テキサス大学サウスウェスタン医学センターのJoseph S. Takahashi 教授らの共同研究によるもので、3月4日付け(現地時間)の米科学誌「Neuron」に掲載された。体内時計は脳の視床下部の視交叉上核にある神経細胞によって調節されていることが知られているが、具体的にどの細胞群が中心的な役割を担っているかはわかっていなかった。研究グループは、視交叉上核のみで作られるニューロメジンS(NMS)という神経ペプチドに注目。マウスを用いた最新の分子遺伝学的手法を組み合わせることで、NMSを産生する神経細胞群の体内時計を任意のタイミングで操作し、行動リズムをリモートコントロールでオン・オフできるシステムを構築した。同システムを用いた研究の結果、NMS細胞群のクロック分子の振動を止めると、視交叉上核全体の行動のリズムもなくなることがわかった。また、NMS細胞群のリズム周期を遅くすると、視交叉上核全体および行動のリズムも遅くなった。さらに、NMS細胞群からの神経伝達を阻害すると、視交叉上核全体および行動のリズムがなくなった。これらの結果から、視交叉上核にある神経細胞の約40%を占めるNMS細胞群が、マスタークロックとして機能していることが示された。ただし、NMSそのものをノックアウトしても何も起きなかったことから、このプロセスにおいて重要な神経伝達物質の正体はわからなかった。今後、NMS細胞群が使っている神経伝達物質の実態をさらに追求していくことで、体内時計の同調現象の全容解明につながる可能性がある。また、この神経細胞群をターゲットとして、概日リズム障害に関連した睡眠障害などの疾患の診断・治療が可能になることも期待される。
2015年03月05日翔泳社は2月25日、「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書 大賞2015」の技術書・ビジネス書部門の各大賞書籍を発表した。同企画は今回で第2回目の開催となる。対象書籍は技術書、ビジネス書全般で、2014年11月26日から一次投票としてWEBで投票を受け付けた。一次予選での投票数は2,100票と、第1回目よりも約3倍の票を集めたという。最終投票は2月19日に、特別ゲスト4名と、観覧席の参加者による一次投票上位6冊(各3冊)の書籍の著者、編集者、翻訳者による書籍紹介プレゼン、書籍の内容を元に投票を実施した。その結果、技術書部門大賞は「GitHub実践入門(大塚 弘記/著)」(技術評論社)に決定した。投票した人からは「エンジニア以外にGitHubを伝えるときに使えそう」「使い方だけでなく、まつわる全てに言及されているのは素晴らしい」などのコメントが寄せられている。ビジネス書部門は『「納品」をなくせばうまくいく(倉貫 義人/著)』(日本実業出版社)となった。「出版とIT業界について、うまく切り込んでいる」「情熱の伝わってくる素敵なプレゼンだった」など評価が高かった。今後は、全国主要専門書店約15店舗で「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞2015フェア」を実施する。プレゼン大会に参加した本の著者、訳者、編集者の方の直筆コメント入りのPOPも展示し、大賞やベスト10に選ばれた本を中心に展開する。
2015年02月28日マネーフォワードは2月17日、中小企業・個人事業主向けクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」を利用する法人向けに、電子証明書ログインが必要なネットバンキングの取引明細を自動取得する機能の提供を発表した。第1弾として三菱東京UFJ銀行の法人口座「BizSTATION」の自動取得に対応。今後は、三菱東京UFJ銀行以外でも様々なネットバンキングの電子証明書ログインが必要な法人口座に対応させるとしている。自動取得には、MFクラウド会計・確定申告を利用するWindows搭載PCの中に「MFクラウド電子証明書連携ソフト」をインストール。連携ソフトを経由してMFクラウド会計・確定申告に明細の内容が反映される。対応OSは、Windows 8.1、 Windows 7、Windows Vista。なお、マネーフォワードはこの連携ソフトに関する特許を出願している。
2015年02月18日東京都渋谷区は2月12日、同性カップルを結婚に相当する関係と認め"パートナーシップ証明書"を発行する条例案を盛り込んだ2015年度予算案を発表した。渋谷区によると全国で初めての制度となるという。パートナーシップ証明書は、生活において諸々の困難さがある性的少数者への対応の一つとして、同性のパートナーシップを結婚に相当する関係と認め、証明を行うもの。条例案に盛り込まれた「(仮称)渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」ではこのパートナーシップ証明のほか、 「男女の人権の尊重」「性的少数者の人権の尊重」「区、区民、事業者の各責務」「禁止事項、相談対応、公表規定」「行動計画の作成」「推進会議の設置」を主な内容として挙げている。可決されれば2015年4月1日、パートナーシップ証明については区規則で定めた日に施行される。また、世田谷区議会議員の上川あや氏もツイッターで「素晴らしい。世田谷区も検討中。後に続きますよ~」と発言している。※写真は内容とは関係ありません
2015年02月12日シャープは1月26日、コンビニチェーンのコミュニティ・ストアと連携し、コミュニティ・ストアに設置する同社製マルチコピー機を使った行政サービス対応を2月に開始すると発表した。同サービスは、住民基本台帳カードを利用し、自治体が発行する住民票の写しなどの各種証明書をコンビニエンスストア店舗に設置のマルチコピー機から取得できるもの。2016年1月からの「個人番号カード」交付開始を控え、今後の利用拡大が見込まれている。同サービスの開始に合わせ、新聞などのコンテンツを有料でプリントできる「コンテンツプリントサービス」、専用サイトにデータを登録して最寄り店舗で出力できる「ネットワークプリントサービス」も提供を開始する。同サービスは2月2日に港区の芝浦カピラ店で開始された後、全国のコミュニティ・ストア約100店舗で順次展開される予定。
2015年01月27日Yahoo! Japanは1月8日、「SHA-2のSSLサーバ証明書への移行について - Yahoo! JAPAN Tech Blog」において、2015年中にSHA-1サーバ証明書をSHA-2サーバ証明書へ随時切り替えていくと伝えた。切り替えのタイミングはサービスごとに任意に実施するという。ハッシュ関数であるSHA-1はすでに安全ではないと見られており、堅牢なセキュリティが要求される分野ではSHA-1の利用は推奨されていない。CA/Browser Forumでは1月16日以降はSHA-1証明書の発行を実施すべきではないという指針を示しており、関連するベンダーやプロジェクトでは似たようなタイムラインでSHA-1サポートの廃止へ向けた取り組みを進めている。SHA-1しかサポートしていないソフトウェア、例えばすでにセキュリティサポートが終了したオペレーティングシステムを使っている場合などは、サーバ証明書の移行が進むと対象サイトにアクセスできなくなることが予想される。なお、古い携帯電話などの組み込み機器も同様の結果になると思われる。
2015年01月09日イリテクは12月2日、クラウド上で見積書や請求書を作成・管理できる「Cloud Paper(クラウドペーパー)」の正式版を開始した。Cloud Papperは、Webブラウザー上ですべての機能が使えるため、ソフトのインストールすることなくネットにつながったPC、Mac、スマホ、タブレットで利用できる。ソフトの画面構成をシンプルにわかりやすくしたことが特徴だ。使い勝手にもこだわり、作成した見積書をワンクリックで請求書に変換できるように工夫したほか、請求書をワンクリックでPDFファイルに変換できる。請求書を1通170円~190円で郵送処理を代行するサービスも用意した。見積書を「受注済み」にすると、自動的に進行中のプロジェクトとして表で確認でき、今どんなプロジェクトを進めているのか一覧で確認できる。価格は、クライアント数5社までの「フリープラン」が無料。クライアント数が30社までの「ライトプラン」が月額1000円、100社までの「スタンダードプラン」が月額3000円、200社までの「プレミアムプラン」が月額5000円。今後、利用者からのフィードバックによる機能改善に加え、2015年中にはiPhone/iPad用のアプリを提供する予定があるという。
2014年12月03日Infineon Technologiesは、電子身分証明書などの公的文書に対応した次世代パッケージ技術として、ワイヤーカードアンテナを使用した、「デュアルインタフェースCoil on Module(CoM)」の提供を開始すると発表した。同技術は、長期間使用される高セキュリティの公的文書の生産に欠かせない要件として、頑丈なポリカーボネート製のカード材料に完全統合されており、接触型と非接触型の両方のインタフェースに対応。従来世代のCoM技術と同様、チップモジュールとカードアンテナ間で、一般的な機械的・電気的接続ではなく、RFリンクを使用することで、カードの生産時、チップモジュールとカードアンテナの入り組んだ相互接続プロセスを不要としている。また、機械的応力によって損傷を受ける可能性のチップモジュールとカードアンテナ間の接続が不要となるため、堅牢性の向上を果たしたほか、一般的なモジュールと比べてチップモジュールが約5分の1と小型で、追加のセキュリティ機能(セキュリティ層)をカードに挿入することが可能。さらに、デュアルインタフェースカードの生産には、接触型ICカードの既存の生産ラインを使用することができるため、追加投資を抑えることが可能なほか、シンプルな生産プロセスなため、歩留まりの向上も期待でき、かつ従来型のデュアルインタフェースの生産方法に比べ、最大5倍の速度でチップモジュールをカードに埋め込むことができ、生産スループットの向上も期待できるとしている。なお、すでに公的文書向けCoMチップモジュールはサンプルおよびスターターキットの出荷を開始しているという。
2014年11月11日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneに説明書は付いていないの?」という質問に答えます。***iPhoneに分厚い説明書は付いていません。ワールドワイドで販売される製品であり、メッセージなど画面に表示される内容は35以上の言語に翻訳されていますから、すべての国/地域に対応した説明書を添付しようとなると、パッケージが嵩張るため物流経費が増加します。一義的には、コストの問題があるのでしょう。それに、iOSの機能を網羅した説明書を用意するとなると、数ページでは足りません。ユーザインターフェイスを構成する各要素の名称はもちろんのこと、付属品の利用方法、システムに関する解説、標準装備されるアプリの機能と使い方の紹介など、簡潔にまとめたとしてもそれなりの分量になるはずです。さらに、iPhoneとセットで冊子を配布するとなると、判型や色に関する制約も生じます。Appleが採用した方法は、iPhoneの使い方を網羅した電子ブックを用意することです。現時点で最新の「iOS 8用iPhoneユーザガイド」は、Appleが提供する公式ドキュメントであり、iOS標準の電子ブックリーダ「iBooks」で閲覧できます。iBooks Storeで無償ダウンロードできるので、オンライン配布方式の説明書と言ってもいいでしょう。もちろん、日本語を含む各国語版が用意されています。分厚い冊子を添付するより、スマートな解決策といえます。「iOS 8用iPhoneユーザガイド」は、iOS/iPhoneの機能が体系的に解説されているため、入門書としても最適です。問題があるとすれば、その存在に気付かないユーザが少なくないことでしょうか。ユーザガイドなど聞いたことがない、そもそも電子ブックに馴染みがないという場合には、まず「iBooks」を起動して「iPhone」や「iOS」といったキーワードで検索し、ダウンロードすることから始めてみましょう。
2014年10月13日楽天グループの楽天生命保険(以下楽天生命)は6日、申込時の本人確認に用いる身分証明書のオンライン受付を開始した。これにより、従来は顧客自身でおこなっていたコピーや郵送の手間を省くことができ、スマホやパソコンでほとんどの手続きを完結できるようになるという。ただし、申込み成立前には、解約返戻金がないことの同意書に署名・捺印のうえ返送する必要がある。生命保険の申込みにあたっては、法令に基づいて、パスポートや運転免許証など身分証明書のコピーを提出する。本人からの申込みであると確認することが目的だが、従来は紙のみの受付だったため、顧客自身でコンビニエンスストアなどに足を運び、コピーして郵送する作業が必要だった。しかし、インターネット経由の保険契約が広く浸透し、さらに楽天生命ではスマートフォンやタブレットからの申込みが全体の50%を上回る日も出てくるなかで、この手続きが利便性やスピーディーさを損ねると考え、同社は生命保険業界で初めてというオンラインによる本人確認書類の受付を開始した。これにより、顧客自身のスマホやデジカメで身分証明書を撮影またはスキャンし、そのまま楽天生命のウェブサイト上でアップロードできるようになる。なお、紙コピーの郵送による提出も従来どおり受け付けているという。
2014年10月08日エアバス(本社: フランス トゥールーズ)は現地時間の9月30日、世界最新鋭の旅客機A350-900が欧州航空安全庁(EASA)より型式証明を取得したことを発表。型式証明を取得したのはロールス・ロイス社製トレントXWBエンジン搭載のA350-900で、今後、米連邦航空局(FAA)による型式証明も取得する。○39社から750機の受注を獲得型式証明を取得にあたり、エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者は、「EASAからA350-900の型式証明を取得したことはエアバスと、そしてこの航空機の設計から製造、テストに関わったすべてのパートナーの偉大な功績だ。A350-900は快適性と効率性において多くの革新技術を取り入れた最新鋭機である。多くの乗客を乗せて離陸する準備は万端だ」とコメントしている。型式証明取得に至るまでに、A350 XWBの5機のテスト機で2,600時間を超える飛行テストも加え、時間やコスト、品質すべての面で予定通りに型式証明取得プログラムを終了したことを発表。A350 XWBは276席から369席を装備する最新鋭の長距離用中型航空機で、顧客と密接に関係しながら開発したA350 XWBは、快適性や運航効率性、コスト効率性における業界の新基準を確立したという。現在、39社から750機の受注を獲得している。
2014年10月01日