大地震などの自然災害は防ぎようがないからこそ、できる限りの対策をするべき。分かってはいても、備えることをついつい先延ばしにしている人もいるのでは? 今回は、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「防災」をテーマにアンケートを実施。女性たちの実情を調査しました。災害に備えている女性は75%©市岡彩香※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「自宅に防災グッズなど、災害に対する何らかの備えをしていますか?」と質問。「YES」と回答した人が75%と、何らかの対策をしている人が多数派の結果に。「YES」と回答した人に「どのような備えをしているか」について聞いてみると、防災グッズの用意をしている人が大多数最も多かったのは「防災グッズの用意」。2番目に「食料の備蓄」と回答した人が多い結果となりました。防災グッズと食料の両方を準備できていると安心できそうですが、何も備蓄していない人にとっては、まずは準備しやすいものから買い進めていくと始めやすいかも。また備蓄以外にも「自宅付近の避難場所の確認」も大切。小学校や中学校などが避難場所になっているケースが多いですが、住んでいるエリアの公式サイトを見ると確認できます。他には「家具の転倒防止」「家族や友人同士で連絡方法を決めている」という人も多数。災害時にスマホが使えなくなる可能性があるので、筆者は家族の電話番号は暗記しています。どんなものを備蓄している?続いては回答が多かった「防災グッズを用意している」と答えた女性たちに、具体的にどんなものを備蓄しているのかを聞きました。「ナプキン、簡易トイレ、下着、歯ブラシ、マスク、懐中電灯」(32歳・会社員)「ナプキン、簡易トイレ、水、食料品、懐中電灯、ラジオ、ラップ、ビニール袋、マスク、割り箸、紙皿、スプーン、給水バッグ、ヘルメット」(31歳・会社員)「水、簡易トイレ、保存食、乾電池で充電ができるやつ、歯ブラシ、マスク、懐中電灯、ドライシャンプー、消臭剤、体拭くシート、ガスコンロ、小銭、チャッカマン、笛」(29歳・会社員)「簡易トイレ、クッキー」(37歳・会社員)「簡易トイレ、水、3日分の食料、懐中電灯、ヘルメット、防寒グッズ、携帯ラジオ」(40歳・主婦)簡易トイレ、ナプキンは必須で準備している女性が大多数。災害によって水不足になってしまうと、トイレが使えなくなり非常に不便になると聞きます。家族用の簡易トイレは多くあればあるほどいいですし、ナプキンに関しては避難場所が男性しかいない環境ですと、ナプキンを持っていないことを周囲に伝えづらいデメリットも。どちらも多く備蓄しておいた方がよさそうです。ちなみに筆者は目が悪いため、メガネまたはコンタクトは必須。1dayの使い捨てコンタクトを防災バッグのなかに多く常備するようにしています。水と缶詰の備蓄はマスト続いて「食料の備蓄」についても、具体的にどんなものを備蓄しているのかを聞いてみると、「水、缶詰、レトルト食品、食べ慣れたお菓子。温めなくても食べられるものをなるべくストックするようにしてます」(44歳・主婦)「お米、缶詰、水で作れるおかゆ」(40歳・専門職)「長期保管可能なペットボトルの水、缶詰」(29歳・会社員)「缶詰のパン、粉ミルク」(37歳・会社員)水と缶詰は、ほとんどの女性が常備している結果に。水は、5年、10年、15年と賞味期限が長い長期保存水も売られていますから、購入しておけばしばらく期限を心配する必要がなく安心。筆者の高層階のマンションに住んでいる知り合いは、2リットルのペットボトルをベランダに10本以上保管しています。災害時に水を運ぶのは絶対に大変だからなのだそう。エレベーターが止まる可能性があることを想定しておくことも大切です。防災グッズや食料備蓄の見直しをするタイミングは?続いては「防災グッズや食料備蓄の見直しするタイミング」について。「毎月チェックして賞味期限の近いものから食べます」(44歳・会社員)「気が向いた時に…って感じです」(31歳・会社員)"しっかり毎月チェックしている人"、"気が向いた時にチェックする人"の二極化する結果に。気づかないうちに非常食の賞味期限が切れていることってありますから、"何年も確認していない…"、ということになるのは避けたいところです。家具の転倒防止、どうしてる?続いては「家具の転倒防止」についても聞きました。「テレビと壊れやすいものは低いところに置く」(29歳・会社員)「なるべく天井まで突っ張り棒で固定できる本棚を使う。足の部分に滑り止めをつける」(40歳・専門職)倒れてきても怪我につながりづらいよう、そもそも低いところに家具を置いているという人、また突っ張り棒で固定しているという人がいました。実家では対策をしていても、ひとり暮らしの家の家具までは対策をしていないという人も多いのではないでしょうか。ちなみに、突っ張り棒によっては、強度が少なく意味がないという可能性も。突っ張り棒はできれば、地震対策専用の商品を使うことをおすすめします。Q. 気になっている防災グッズ、1年以内に新たに追加した防災グッズはありますか?最後に「気になっている防災グッズ、1年以内に新たに追加した防災グッズはありますか?」と女性たちに質問。充電器「今年に入ってから震災についてよく考えるようになった。防災バッグの中に充電器を新たに追加しました」(40歳・専門職)生理用ナプキン「今まで入れてなかったけど、ナプキンを入れなきゃと思った」(29歳・会社員)簡易トイレ「1枚しか入っていないので、意味がない気がして…。複数枚入れておきたいので追加購入する予定です」(32歳・主婦)すでに備蓄している人も同様に「生理用のナプキン」「簡易トイレ」は必須という考えで一致。今まで用意していなかったけれど、今年の能登半島地震をきっかけに、より現実的に必要なものは何かを考える機会が増えたという人は多いようです。「どこかで大きな地震が起こった際に、備蓄の確認をしている」(40歳・主婦)というコメントも。また、連絡をとるために大切なスマホの「充電器」も必須ですよね。充電要らずのソーラータイプのラジオにスマホの充電機能がついている商品など、便利な防災グッズは増えているので、自分に合うものを購入しておきたいですね。防災の準備は今すぐに今の時代、いつ自分が被害にあってしまったとしても不思議ではないのが現実です。不安をできるだけ解消するためにも、今回の女性たちのコメントを参考に、備えてみるのはいかがでしょうか。筆者情報市岡 彩香(いちおか あやか)anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©yuz/Adobe Stock文・市岡彩香
2024年03月11日自分が被災した時はどうすれば?いざという時の行動を知っておこう。災害時の心得を災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さんに聞きました。自宅で被災した場合震度5以上など大きな地震が発生したその時!まずやるべきこととは?「おそらく揺れで立っていることもままならないと思いますが、揺れる直前に緊急地震速報が鳴ったタイミングや、揺れても身動きが取れるようなら、家の中でも比較的強度が高いといわれている玄関や廊下などに避難するといいでしょう。ベッドの周りなど倒れそうなものがない場所も、避難場所として有効と覚えておくと。やってはいけないのは、倒れそうなテレビや家具を押さえること。ケガのもとなので、事前に固定しておくように」(災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さん)揺れが少し収まったら…?「ガスは大きな揺れを感知すると自動停止しますが、念のため元栓を閉めること。そして、家にいても大丈夫なのか、建物自体の被害状況を確認しましょう。壁に亀裂が入るなど、心配なところがあったら、指定の避難場所へ。また、家族など大切な人の安否も気になるはず。共有しておいた連絡手段で、お互いの状況を確認してください」地震発生時にどんな行動を取ればいい?発生直前・発生中身動きが取れるなら玄関など安全な場所へ。玄関や廊下など、比較的安全な場所に避難しよう。玄関は、すぐに屋外に逃げられるという点でも適している。もちろん、倒れそうなものや割れ物を置いていないことが前提。いったん揺れが収まったらガス漏れの心配をなくすため、元栓を閉めておこう。ガスは震度5相当以上の揺れを感知すると、自動的にストップする仕組みになっている。ただ、ガス漏れのリスクはゼロではないので、元栓を閉めておいたほうが安心。自宅にいても大丈夫か、被害状況をチェック。壁に亀裂が入っていないか、床が傾いていないかなど、確認してみよう。在宅避難ができるといいけれど、少しでも不安があるなら防災リュックを背負って避難場所へ。SNSに災害用伝言ダイヤル…。共有した連絡手段で安否確認。スマホが使えるなら、スマホで家族などと安否確認を取り合おう。使えない場合は、公衆電話や避難所の電話を利用して。避難所の伝言板に書いておくのも、有効な安否確認手段。CAUTION!避難所に行くのはマストではない。できれば在宅避難のほうがいい。被災地の報道では避難所の様子を見ることが多いため、大きな地震が発生=避難所に行かなければいけないと思っている人もいるのでは。「避難所は、自宅にリスクがある人の安全を確保するための場所です。在宅避難ができるなら、住み慣れた場所で安心感があるという意味でも、それに越したことはありません。水や食料などの支援を受けに行くだけの利用も可能です」発災直後はトイレに水を流さないこと。マンションなど集合住宅の上階に住んでいる人は、トイレの使用に要注意。「地震で水道管に破損があった場合、トイレに水を流すと汚水が階下の住居に流れ出てしまう危険性も。安全点検が終わるまで非常用トイレを利用して、水洗トイレの使用は控えましょう」自宅の被害は片づける前に写真に撮っておくのがベター。災害で自宅に損害があった場合、義援金など支援を受けられる制度がある。その時に必要なのが罹災証明書。「証明書に写真の添付は不要とされていますが、自治体によって運用が異なり、写真があると申請がスムーズになる可能性も。片づける前に念のため撮影を」避難所ではペットと一緒にいられない。ペットを飼っている人は、災害時にどうすれば?「基本的に避難所で一緒に過ごすことができず、人の滞在スペースとは別になります。ケージも必要になるでしょう。一緒にいるためには避難所に行かずに済むように、在宅避難の準備を整えておくのが賢明です」外出先で被災した場合職場や屋外など、外出先での被災は様々なケースが想定される。「職場の場合は、オフィス家具の転倒や落下物に注意。発生中はデスクの下に避難するなどして身を守ろう。その後は会社の指示に従うこと」屋外でも気をつけるべきは落下物。「建物のそばにいる場合は、上からガラスや看板が落ちてくる危険性があるので、建物からは離れましょう。その時、カバンを頭上に掲げると、頭を守る役割に。建物から離れる際は、車道の車に注意。ハンドル操作を誤ってしまうドライバーもなかにはいるかもしれないので、とにかく周りの状況に注意をしながら避難してください」揺れが収まったら近くの避難場所へ。「こういう時こそ『全国避難所ガイド』など防災アプリの出番。公園や公共施設が避難場所に指定されているので、現在地からどこが近いのか検索してみましょう。安全な場所に移動できたら、安否確認や被害情報の収集などを行い、その後の避難に備えて」地震発生時にどんな行動を取ればいい?発生直前・発生中落下物から頭を守って建物からは離れよう。屋外の場合は、頭上に注意。建物のそばにいると落下物が落ちてくる危険性があるので、カバンを頭上に掲げてその場を離れること。下を向かずに、周りの状況に目を配ろう。いったん揺れが収まったら近くの避難場所に移動して安全を確保すること。防災アプリで近くの避難場所を検索。すみやかに移動しよう。そこで安否確認や被害情報の収集などを行い、避難所に移動するなど、より安全な方法を選択して次の行動へ。CAUTION!外出先からすぐに帰宅しようとしない。外出先で災害した時の帰宅に関する心得をアップデート。「一時期、災害時に徒歩での帰宅をサポートする地図が流行しましたが、大勢の人が一度に帰ろうとすると、車道が塞がり、緊急車両が通れなくなってしまう。今は、すぐに帰宅しないことが推奨されています」災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さんAll About「防災」ガイド、NPO法人防災・防犯ネットワーク防災担当理事。著書に『今日から始める 生活防災』(ワニブックス)など。※『anan』2024年3月13日号より。イラスト・黒猫まな子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年03月10日テレビ朝日・ABEMAのOBでテレビプロデューサーの鎮目博道氏が課題提起。テレビの皮肉「一番情報を欲している人たちには、テレビの状況は一切届かない」大災害時の報道のあり方を問います。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「大災害の時、テレビの取材班は邪魔か?」について、3月6日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票が始まりました。 大災害の時、テレビの取材班は邪魔か?近年、大災害の発生頻度が高くなっていると感じる人は多いかもしれません。実際に、年始に発生した能登半島地震は甚大な被害をもたらしました。そのほかにも異常気象に伴う豪雨災害や土砂災害など多くの災害が毎年日本全国で発生しています。このように災害がいつどこで起きてもおかしくない日本においては、「災害報道」のあり方も重要な社会課題になり得ます。「一番情報を欲している人たちには、テレビの状況は一切届かない」という皮肉な事態があるように、電力供給が止まった被災地ではテレビを見ることが困難になります。また多くの機材を必要とするため、交通網の寸断で現地にたどり着けない、緊急車両の通行を妨げて交通渋滞を加速させてしまうなど、さまざまな問題を「引き起こす側」になってしまう可能性もあります。このような現状の課題をもとに、テレビの災害報道は迷惑か?テレビの災害報道はどうあるべきか?Surfvoteでひろく意見を集めます。イシューはこちら: このイシューを書いた鎮目博道氏テレビプロデューサー・演出・ライターの鎮目博道です。テレビ朝日とABEMAのOBで、現在はフリーランスで動画制作や放送に関する記事執筆などをしております。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震。発生から2か月が経った同年3月現在も、土砂崩れの被害などが多数残り、一部地域では断水が続くなど、大勢の人が避難所に身を寄せる状況が続いています。被災者が一刻も早く落ち着いて生活ができるよう、地元の住民や県外からのボランティアなどによる、懸命な支援活動が行われているのです。被災地で目にした温かいメッセージ「こういうのを見ると頑張れる」ある日、こんなひと言とともに、1枚の写真をX(Twitter)に投稿したのは、石川県に住む西輝望見(@westnozomi)さんです。自身の家も、液状化により屋根瓦が落ちる被害に遭ったという西輝さんは、同県の七尾市内へ被災者支援に赴いているそう。支援に向かう道中で毎朝元気をもらっているという光景が、こちらです。掲げられていたのは、「能登は負けません」という力強いメッセージと、「能登に温かいご支援をありがとうございます」という感謝の言葉でした。この横断幕があるのは、地震による被害が特に大きい七尾市の手前にある、中能登町の道の駅『織姫の里なかのと』。金沢方面から向かってくるドライバーに見えるように、掲げられているとのことです。「被災地復興の力になりたい」という想いで、各地から車を走らせてくる人たちに感謝と激励のメッセージを伝えるべく、地元の人々が作ったものなのでしょう。力強くも温かい言葉に、胸が熱くなりますね。メッセージに心を打たれた人からは、「応援したくなります!」「能登頑張れ」「負けんげんぞ」といったコメントが寄せられました。また、西輝さんは、このようなコメントをつづっています。『能登はやさしや土までも』という言葉があるように、能登の人は本当に土まで優しいといわれるほど心優しい人が多いんです。だからこそ今回の震災に心を痛めています。西輝さんによると、支援に訪れる人へのメッセージを掲げた看板や横断幕は、この場所以外にもたくさんあるのだとか。被災地では、不自由な生活を強いられている人も多く、自分のことだけで精一杯になってしまう場面もあるはず。困難な状況にもかかわらず、支援に訪れる人を想い、こうして温かなメッセージを送る被災地の優しさに触れた人はきっと、熱くこみ上げるものがあるでしょう。能登の人々の想いがこもったメッセージは、見る人に温かな気持ちと勇気を届けました。[文・構成/grape編集部]
2024年03月02日被災して思ったことを書き留めていこうかな。X(Twitter)でこう書きつづったのは、3歳の息子を育てる母親の、PIYOCO(@PiYoCo_mAmA24)さん。PIYOCOさんは、2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震で被災しました。その時の経験を振り返り、災害時に必要なものや、防災対策の重要性を語っています。被災時に感じた『必要な備え』地震発生時、大津波警報が出ている時に、毛布や飲み物、ちょっとした食べ物を車に詰め込み、高台へ避難した、PIYOCOさん。この時に「防災グッズを何も用意していなかったのは悔やんだ」といいます。断水によるトイレ問題大きな地震が起きると、住宅と水道管の接続部が破損することで、断水が起きることがあります。PIYOCOさんの家でも、水が使えなくなり、断水生活を余儀なくされました。自宅のトイレは、水道から出てくる水圧によって排水する、タンクレストイレだったため、断水中は排泄物を流せなかったといいます。そのため、小の場合は流さず便器にためて、大の場合は仮設トイレかタンク式トイレがある避難所まで行ったそうです。※写真はイメージ貯水タンクを備えた、タンク式トイレであれば、大きさや種類にも寄りますが、断水時でも使えることがあります。PIYOCOさんは、自宅の2か所あるトイレのうち、どちらかをタンク式トイレにすればよかったと後悔しており、「災害時の対策として、今から家を建てる人は参考にしてほしい」とつづっています。また、断水などでトイレの排水ができなくなった時のために、普段から簡易トイレを備蓄しておけば、いざという時に役立ちますね。節水生活で役立つアイテム地震が起きてから2日後、一部の店が再開したり、給水が始まったりしたそうです。とはいえ、1世帯6ℓという制限付きなので、節水生活は続き、洗い物などはできない状態に…。※写真はイメージそこで活躍したのが、紙皿やポリ袋、割り箸、ラップ、プラスチックコップでした。水が使えない状況では、これらの使い捨てできるアイテムが必要になるでしょう。断水時におすすめの備蓄食料電気が止まったり、断水したりしている状況では、賞味期限が長く、腹持ちがいいレトルト食品が役立ちます。PIYOCOさんの息子さんは、手元にある食品を好き嫌いなく食べてくれたそうですが、ジュースやお菓子を欲することもあり、食べたい物を与えることができず、つらかったといいます。幼い子供がいる家庭では、たまにレトルト食品を食べさせて、味に慣れさせたり、好みの味を把握しておいたりすることが大切だそうです。被災したPIYOCOさんのリアルな声から、日頃の防災対策の重要性を感じさせられますね。コレがあると安心!備蓄品リストPIYOCOさんは自身の体験から、断水時に必要な備蓄品のリストをまとめています。・紙食器・割り箸・レトルト食品・ラップ・ポリ袋、ゴミ袋・簡易トイレ・水・ポリタンク・オムツ(家庭環境による)・身体を拭くタオル・キッチンペーパー・ペーパータオル・ティッシュ・消毒液・バケツ、桶投稿の最後に、被災地で多くの人に支えられたことへの感謝の気持ちを伝えた、PIYOCOさん。「みんな今すぐ備えて!『後でやろう』では間に合わないかもしれないから。今やろう!」と強く呼びかけていました。投稿は反響を呼び「被災者のリアルな声…すごく貴重!」「実際に体験した人の声は、とても参考になる」「決して他人事ではない」などコメントが集まっています。自然災害が多い日本では、いつ何が起きるか分かりません。災害により、水や電気が使えなくなるなど、あらゆることを想定して対策しておく必要があります。PIYOCOさんの貴重な体験記は、人々の『備え』に対する意識を変えるきっかけになったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月20日能登半島地震から約一か月半が経ちました。これを機に、あらためて防災対策や備蓄を見直しているという方も多いのではないでしょうか。30年以内には首都直下型の地震が発生する確率が70%(※1)ともいわれています。ママやパパはもちろん、子どももいっしょに防災について考えていくことが大切です。※1:「文部科学省地震調査研究推進本部地震調査委員会」より家族みんなで気軽に参加!防災啓発イベント2月17日(土)から首都圏9施設で開催される「第11回 &EARTH 災害に負けない知識を学ぼう! ~防災スタンプラリー~」は、三井不動産グループが行政や消防・NPOなどと連携しておこなう防災啓蒙イベント。クイズやワークショップ、さまざまな自治体のプログラムをつうじて、楽しみながら実践的な知識が身につくので、家族みんなで防災意識を高めたいという方にぴったりです。イベント会場は、首都圏各地の三井ショッピングパーク ららぽーとおよびラゾーナ川崎プラザ。参加者は会場内でスタンプラリーシートを受け取り、下記の防災ワークショップや各プログラムにチャレンジします。チャレンジするともらえるスタンプを一定数集めることができれば、防災知識とともに景品を獲得することができます。スタンプラリーなら子どもも飽きずに楽しめそうですよね。防災ワークショップ・行政のプログラム★おみくじみたいなアンケート「アみくじ」ふだん何気なく自分がしている行動が実は災害時に役立つことを「占い」を通じて、防災レジリエンスを考える気づきやきっかけを提供します。★きけんはっけん台風や大雨が迫ってきた際、よく取りがちな行動が実は自分の身を危険に近づけているかもしれないことを学ぶことで、防災イマジネーション力向上に役立ちます。★なまずの学校発災時に直面する様々な課題を紙芝居を通じて伝え、その課題をクリアするために「身近なアイテム」を「どのように使えば」解決できるか、考えるプログラム。身近なアイテムが防災グッズになり得ることを学びます。★ぼうさい NURIE※2/25(日)の三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉でのみ実施「地震が来たらどうするか」、「何を自分の防災リュックにいれるのか」をえながら、ぬりえを通して「いのちを守る」ことを学ぶプログラムを「わたす日本橋」が実施します。「わたす日本橋」は東日本大震災の後、三井不動産が日本橋に開所した東北の情報発信・交流のための常設拠点で、防災啓もう、環境啓発にも取り組んでいます。そのほか、ミニ消防車に乗車して撮影体験ができたり、AEDの使い方を消防士がレクチャーしてくれるなど、各会場ごとに異なるプログラムがあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。<各会場スケジュールと内容>◆2/17(土) 三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ川崎市主催の防災イベント「備えるフェスタ 2023」と同時開催!川崎市主催の「備えるフェスタ」と同時開催。ルーファ広場と駐車場を会場として、行政と事業者が連携した、備えないけど備えちゃう「フェーズフリー防災」を提案。◆2/17(土) 三井ショッピングパーク ららぽーと富士見ペット防災・防火衣着装体験・家具転倒防止ワークショップ埼玉県からの協力を得て、家具転倒防止ワークショップを実施予定。地域団体によるペット防災の啓発。地元消防はこども防火衣の着装体験を実施。◆2/18(日) 三井ショッピングパーク ららぽーと横浜よこはま防災 e-park・ミニ消防車・こども防火衣装着装体験都筑区役所と都筑消防署が連携して「よこはま防災 e-park」のクイズコンテンツを実施。ほかにもミニ消防車に乗車して撮影体験ができるかも?◆2/18(日) 三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛レーザー消火器・バーチャル防災体験・起震車体験立川消防署の協力により「AR ゴーグル」「レーザー消火器」が体験できます。屋外会場では起震車の乗車体験も!◆2/23(金・祝) 三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚応急手当体験・防災クイズ・AED の使い方地元ボランティア団体よる身近なものを使った応急手当体験を実施。イザというとき役立つAED の使い方も本物の消防士がレクチャーします。◆2/25(日) 三井ショッピングパーク ららぽーと海老名扇町防災フェスと同時開催!多種多様な防災コンテンツ目白押し起震車による地震体験、煙体験ハウスによる煙体験、水消火器による消火器操作体験及び消防本部と地元消防団による消防車両等の展示を実施します。◆2/25(日) 三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉防災紙芝居・備蓄品の体験&配布・AED 体験(心肺蘇生法体験)様々な場面で起こる災害にどのように対応すべきか、紙芝居形式のゲームにより楽しく学びます。また在宅避難などで必要な防災グッズの紹介や消防の協力で AED 体験を提供します。◆3/2(土) 三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAYAED 体験・VR 体験・防災備蓄品の展示、配布・消防車展示必ず知っておきたい AED の使い方を地元消防団が実施。地震による津波や豪雨による浸水などを疑似体験できる VR 防災体験や在宅避難に必要な防災備蓄品の展示・配布などもあります。屋外では消防車の展示も実施します。◆3/3(日) 三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷初期消火体験・AED 体験地元消防団による AED の体験が行われます。是非ご参加ください。屋外スカイガーデン1F みどりの広場前では、地域の自主防災組織有志による水消火器訓練も実施予定です。企画協力は、NPO 法人プラス・アーツ。阪神・淡路大震災を教訓として、災害時に本当に必要な知識を身に付けられるよう、お子さまでも楽しく気軽に学ぶことができる新しい防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を企画し、全国各地で防災知識の啓蒙に取り組んでいる団体です。ショッピングモールでの開催なのでお買いものついでに気軽に参加できるのもいいですよね。参加費も無料です。もしものときに慌てる前に、ぜひご家族揃って参加してみてはいかがでしょうか。お問い合わせ:三井不動産株式会社 広報部 TEL 03-3246-3155
2024年02月16日これからの災害対策は「自助」から「共助」の時代です。周りの方にも意識をした防災セットをご準備しませんか?アルコール検知システム、 IT点呼システム、 運行管理システムを開発・販売する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表取締役 杉本 哲也)は、 この度、 ファシル株式会社様との合同ウェビナー「地域貢献型の災害対策―災害対策は「自助」から「共助」の時代へ―」を3月11日(月)に無料開催いたします。地震、津波、台風、豪雪…自然災害が頻発する日本。今後、災害対策は自助から共助の時代となってきます。災害が起きた際に、自分や自社のためだけでなく、誰かと助け合うことを意識した社会貢献も実現できる防災セットをご準備しませんか?開催日時:2024年3月11日(月)13:30~14:40■お申し込みはこちらから 開催方法:ZOOMによるオンライン形式【受付】:ご登録頂いたメールアドレスに詳細をお送り致します。開始時刻の15分前よりご参加頂けるように調整致します。■詳細はこちらから:【ファシル×東海電子】地域貢献型の災害対策―災害対策は「自助」から「共助」の時代へ― ■お問合せ先: td-seminar@tokai-denshi.co.jp ■東海電子は安全・安心な社会へ向けて無料オンラインセミナーを開催しています ■点呼機器及びアルコール検知器を開発・販売する東海電子は、社会の「安全」「安心」「健康」を創造し、 社会に貢献する企業です。東海電子コーポレートサイト: 東海電子公式 EC サイト : 東海電子メディアサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月16日手や身体、衣類などを洗う際に使う石けん。近年では液状タイプの石けんが主流になっていますが、固形石けんの使い心地が好きで、長年愛用している人も少なくありません。しかし、固形せっけんは、水に濡れると表面が溶けてドロドロになってしまい、置き場所や保管方法に困る人は多いでしょう。固形せっけんを保管する方法ライフハック情報をX(Twitter)で発信している警視庁警備部災害対策課は、固形石けんを保管する方法を紹介しています。固形石鹸の保管方法です。未使用の不織布マスクの片側を切断し、袋状になった部分に石鹸を入れます。切り取った耳掛け部分で袋の口を結び完成です。蛇口にぶら下げれば、石鹸ネット代わりに使えて便利ですよ。 pic.twitter.com/WuQfX8bGkA — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 25, 2024 不織布マスクを使えば、使いかけの固形せっけんを保管できるほか、水道の蛇口に引っ掛けて、石けんネットの代わりとしても使えます。とても簡単に作れるので、災害時はもちろん、銭湯や旅行先に持ち運ぶこともできますね。警視庁のシンプルながら、画期的な生活術に感心した人が続出。ネット上では、このような声が寄せられていました。・小さくなった固形石けんは、落としたり失くしたりするから助かる。・警視庁の知恵がすごい。やってみる。・昔の小学校の手洗い場に、ぶら下がっていた石けんネットはもうないんだろうな…。固形石けんの置き場所や保管に困っているという人は、試してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年02月02日災害に備えて防災グッズを準備している人も多いでしょう。非常食や日用品など必要だと思うものを詰め込んでいると思いますが、ぜひ常備して欲しいのが「食品用ラップ」です。どんな活用法があるのか紹介します。食品用ラップの災害時の活用方法日本では地震や水害など自然災害が多く発生する国といわれています。災害に対する知識と備えが重要で、災害時に役立つ「防災グッズ」を準備している人も増えています。しかし、あれもこれもと詰め込みすぎると収納する場所に困ったり、災害時に重すぎて持ち出せなくなったりしてしまいます。自分や家族にとって本当に必要なもの、便利で役立つものをよく考えることが大切です。用意しておくと便利なものとは、1つのアイテムで何通りもの使い方ができるものです。その1つに「食品用ラップ」があります。ラップというと、食品を保存するためにお皿や容器にかけたり包んだりするものですが、「水や汚れに強い」「固定できる」という特長を利用してさまざまな場面で役立ちます。災害時や非常時に役立つラップの活用法をInstagramで紹介しているのは、家事育児がちょっと楽になるライフハックを投稿しているあべももこ(abemomo_gram)さんです。あべももこさんはラップの7通りの活用法を紹介しているので、一つひとつ見ていきましょう。1.傷のガード災害時にケガをして絆創膏や包帯などがない場合、ラップが応急処置に使えます。使い方は、傷口をきれいに洗ってラップをぎゅっと巻くことで保護できます。2.簡易ギプスラップと板など添え木となるものがあれば簡易ギプスにもなります。骨折した部分に添え木をしてラップをぐるぐると巻いて固定してください。包帯よりもほどけにくく水にも強いというメリットがあります。ただし、あくまでも応急処置なので、できるだけ医師の診察を受けましょう。3.防寒具ラップと新聞紙を組み合わせれば防寒具となります。お腹を温めたい時は、胴回りに新聞紙を巻いて、その上からラップをぐるぐると巻き付けるだけです。腕や脚なども温められて、新聞の枚数や大きさを調整すれば小さい子供から大人まで使えます。4.食器の汚れ防止災害時は水を自由に使えないので、食器を気軽に洗うことができません。食器にラップを敷いてその上に食べ物を乗せれば、食器が汚れないため洗う必要がなくなります。5.スポンジ代わり使い終わったラップは、くしゃっと丸めるとスポンジ代わりにもなります。泡立ちもよいので、食器や体を洗う際に使えます。6.簡易ロープラップを長めに切ってねじったもの3本作り三つ編みにします。束になることで強化されて簡易ロープになります。7.伝言ボードラップを広げて壁に貼ると伝言ボードとしても使えます。水性ペンで書けば、消すことができ何度も書き直せます。家族と連絡が取れなくなった時に重宝します。何通りも使い方があるラップは災害時に非常に役立ちます。防災グッズにまだ入れていない人はすぐに入れておきましょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/2児ママの子育てライフハック(@abemomo_gram)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月29日2024年1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震。日本海側を中心に、多くの地域で家屋倒壊や地割れなどの甚大な被害が報告されており、同月29日現在も、被災地では自衛隊による支援活動が続いています。積もった雪に書かれたメッセージ被災地をまわり、救援物資を届けるほか、給食支援や入浴支援などを行っている、陸上自衛隊第3後方支援連隊。支援活動を行う中で、とても励まされる出来事があったといいます。被災地に雪が降った日のこと。隊員の1人が、道路に積もった雪に残されたメッセージを見つけました。X(Twitter)にその写真を投稿したところ、多くの『いいね』が寄せられています。第3師団生活支援隊の隊員が見つけました。道に積もった雪に、かわいい絵と「LOVEじえいたいのかたがんばれ」温かいメッセージありがとう!私たちの大きな力になります。がんばるよ! #防衛省中部方面隊 #能登沖地震 #災害派遣 pic.twitter.com/N0HJE6hwO7 — 【公式】陸上自衛隊第3後方支援連隊(千僧駐屯地) (@3log_senzo) January 27, 2024 「LOVEじえいたいのかたがんばれ」雪に書かれていたのは、自衛隊への温かな感謝と励ましの言葉でした。長引く避難生活に、厳しい冬の寒さが追い打ちをかけている被災地。自衛隊による温かい食事やお風呂の提供は、被災者にとってなくてはならない支えとなっているのでしょう。また、過酷な現場で支援活動を継続する自衛隊員にとって、被災者からの温かいメッセージは大きな励みになったようです。投稿には「雪のメッセージ、素敵…。支援活動頑張って!」「こんなん見たら泣いてしまう。活力がもらえますよね」「かわいらしいメッセージにジーンとした。寒い中、本当にありがとう」などの声が相次いでいました。災害が多い日本において、自衛隊の被災地派遣は、いざという時の命綱ともいえるでしょう。被災者が1日でも早く日常へ戻れるように、総力を挙げた救助と生活支援が続けられています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日自然災害はいつどこで発生するかが分かりません。『もしも』の時のために、普段から食料品や飲料水などを備えておくことが大切です。現代ではさまざまな非常食が販売されていますが、実際に試食をしたことはありますか。土と油(@tutitoabura)さんは、町内会で備蓄している非常食の賞味期限が迫っていたため、地域の人に配布したことがあったとか。その後、食べた人たちから感想を聞き『盲点だったこと』に気付かされたといいます。高齢者たちの非常食の『食べ方』にハッとする配布したのは、お湯や水で戻せる『アルファ米』を使用した非常食。ネット上の口コミや試食などを経て選んだもので、土と油さんいわく「非常食の中でもおいしい部類」の商品なのだそうです。実際に食べた人たちからも「意外とおいしかった」という感想が寄せられた模様。しかし、高齢者たちは「これはちょっとイマイチだな」と話したそうです。食べ物の好みは人それぞれ。ですが、意見が分かれた理由は、好みの問題ではなく『食べ方』にありました。高齢者たちは、避難所で大量の熱湯なんて都合よく出ないと理解している。実は「おいしい」と感想を寄せた人たちは熱湯を入れて食べており、一部の高齢者は、一緒に配られた保存水で戻してから非常食を食べていたのです。水で戻した非常食も、基本的にはおいしく食べられます。それでも高齢者たちが「イマイチ」と感想を寄せたのは、彼らに「命からがら逃げ込んだ寒い避難所で、冷たいこれを出されて、果たしてノドを通るだろうか?」という想像力があるからではないかと、土と油さんは思ったそうです。「自主防災会からすれば、むしろ盲点で学びでもあった」と語る、土と油さん。また、炊き出しという温食提供の重要性も再認識させられたといいます。投稿はX(Twitter)上で反響を呼び、さまざまな意見が寄せられました。・うちも期限切れのを試して「うまい」って食べていたけど、確かにそうだ…。・私も水で戻して食べました。少し時間を置くと、おいしかったです。・これは大事ですよね。普段のベストな状態で食べる非常食と、災害時に冷たい状態でなんとか食べるのではまた違ってくる。普段通りの平和な生活の中で『非常時』を想像するのは確かに難しいもの。ですが、たとえ被災経験などがなかったとしても、「もしもの時はこうなるだろう」という想像力を持つことは、大切だと考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月28日2024年1月1日、石川県能登地方を震源に発生した、令和6年能登半島地震。大地震から半月以上が経過した同月19日現在も、石川県内で避難所生活を送っている住民が数多くいます。避難所生活では、大量に発生するゴミを日々処理しなければなりません。避難住民が多いほど、ゴミ箱の数が不足することもあるでしょう。警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)のX(Twitter)にて、『あるもの』を活用したゴミ箱の作り方が公開されました。警視庁発!超簡単なゴミ箱の作り方警視庁のXによると、丸椅子とゴミ袋さえあれば、簡単にゴミ箱を作ることができるのだとか。作り方の参考となる画像を添えて、分かりやすく解説されています。避難所では、ゴミが沢山出てゴミ箱が足りなくなります。そのような場合は、丸椅子があると便利です。写真を参考にしてください。椅子を逆さまにして、脚の部分にゴミ袋を被せれば完成です。ゴミ袋を広げて置ける土台になるものなら、椅子の形状は問いません。 pic.twitter.com/GylBJN00RA — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 15, 2024 ゴミ箱作成の手順筆者は、警視庁の投稿を参考にしながら、丸椅子とゴミ袋を使用してゴミ箱を作ってみました。まずは、丸椅子を用意します。続いて、ゴミ袋の準備です。丸椅子の脚に引っ掛けられるサイズのものを用意しましょう。最後に丸椅子を逆さにして、脚にゴミ袋を被せるだけで完成です!なんと、一連の作業にかかった時間はたったの5秒。速く簡単に作れてしまうので、負担を感じることなく量産できそうですね。今回は丸椅子を使用しましたが、警視庁いわく、ゴミ袋を広げて置ける土台になるものであれば、椅子の形状は問わないとのこと。警視庁が公開したゴミ箱の作り方には、「なるほど!」「ライフハックだ」などの声が寄せられました。避難所生活をしている人はすぐに実践できる、ゴミ箱の作り方。災害時の備えとしても、ぜひ覚えておきたいですね。警視庁はXを通じて、避難所生活などに役立つライフハックを日々発信しています。災害時の知識を蓄えたい人は、警視庁のXアカウントを日常的にチェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年01月19日2024年1月1日に発生し、最大震度7を観測した、令和6年能登半島地震。大地震から半月が経過した同月18日現在も、震災で甚大な被害を受けた石川県内に住む多くの人が、避難生活を余儀なくされています。避難生活は、ストレスが溜まりやすいもの。大人はもちろん、遊び盛りの子供にとってもつらい生活になり得るでしょう。警視庁警備部災害対策課はX(Twitter)で、子供と一緒に工作できて実用的な、お椀の作り方を紹介しました。警視庁考案!紙のお椀の作り方新聞紙やチラシなど、長方形の紙が身近にある場合、簡易的なお椀を作ることができるのだとか。折り紙のように、子供と楽しく折れる、お椀の折り方を解説していました。避難生活は、子どもたちにとってもストレスになります。チラシ等を利用し一緒にお椀を作ってみてはいかがでしょうか?折り紙による「遊び心」に加え、食器作りのお手伝いにもなります。ラップなどを被せると汁物にも対応できます。 pic.twitter.com/ZPOARwgRaF — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 15, 2024 紙のお椀の作り方手順筆者は、警視庁がXで公開した手順通りに、A4サイズの紙を使って紙のお椀を作ってみることにしました。まず、紙を半分に折ります。そこからさらに、下半分を上半分に重なるように折って、折り目をつけましょう。口が閉じているほうの紙の端を、折り目と合わさるよう三角に折ってください。反対側の角を同じように折ります。この時、裏の部分はそのままにし、表の紙の両端のみを三角に折ってください。裏返して、反対側の角も同じように折っていきましょう。その後、閉じていないほうをそれぞれ外側に折ります。開きながら、底になる部分を作っていきましょう。開いた下の部分を三角に折ると、自立するようになります。両端を外に折れば、完成!ビニール袋やラップなどを被せると、繰り返し使うことができるそうです。一度作り方を覚えれば、簡単に量産できそうでした!子供と協力し、折り紙感覚で楽しみながらたくさん作ると、いざという時に便利でしょう。警視庁が公開した紙のお椀の作り方には、「これはすごい!」「いろんな場面で役に立ちそう」「いいアイディア」「覚えておかねば」などの声が集まりました。避難生活をしている人はすぐに実践できるのはもちろん、防災対策として、覚えておきたい情報ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月18日防災グッズをしっかり備えているつもりでも、足りなかったりうまく使えなかったりとハプニングもあります。そんな時に便利なのが、日用品を活用する方法です。普段から活用術を頭に入れておけば、焦ることなく役立てるのではないでしょうか。Instagramでライフハックを発信しているしーばママ(shi_bamama)さんは、災害時に役立つ「3つのペットボトル活用術」を紹介しています。簡易照明用意するのは、水の入ったペットボトルとスマートフォンです。スマートフォンのライトを点灯させ、ペットボトルを上に乗せましょう。スマートフォンのライトが水を通して拡散され、より明るく感じられます。懐中電灯のライトでも活用が可能です。懐中電灯を使用する場合は、コップや上を切ったペットボトルに懐中電灯を入れ、その上に水の入ったペットボトルを乗せると、倒れず安定します。即席蛇口災害時には、水を節約しつつも有効に使いたいもの。そんな時に役立つアイデアです。キリや千枚通しを用意したら、空のペットボトルに穴を開けましょう。穴は2~33程度の大きさがベストです。穴を開け終わったら、指で穴をふさぎながらペットボトルに水を入れ、キャップを閉じます。水の出し・止めは、ペットボトルのキャップで調整します。キャップを緩めると水が出て、キャップを閉めると水が止まるので、垂れ流しの心配はありません。使わない時は、穴を上に向けてからペットボトルを横に寝かせておきましょう。水は、飲むだけではなく手や物を洗う時にも使うので、災害時は特に貴重となります。即席蛇口にすれば必要以上に使うことがなくなり、節約が可能です。簡易シャワーペットボトルのキャップを外し、キャップにいくつか穴を開けましょう。キャップをペットボトルにはめて逆さにすれば、シャワーとして使えます。ちょっとした汚れを洗い流したい時に便利です。普段はリサイクルに出してしまう空のペットボトルも、数本残しておくといざという時に活躍します。防災グッズや保存食と一緒に保管しておきましょう。しーばママさんは、ほかにも暮らしに役立つライフハックをInstagramで紹介しています。ぜひチェックしてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月17日たくさんの人が1年の幕開けを祝福していた2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。日本海側を中心に甚大な被害をもたらし、中でも、震度7を観測した石川県では、強い揺れによってさまざまな被害が報告されました。災害発生からおよそ半月が経過した同月16日現在も、被災地では多くの人が自衛隊らの支援を受けながら、日常とはかけ離れたつらい日々を送っています。任天堂、令和6年能登半島地震で壊れた任天堂製品を無償で修理同月16日、日本を代表するゲーム会社である任天堂株式会社がウェブサイトを更新。今回の令和6年能登半島地震で被災した、修理可能な任天堂製品の無償対応を発表しました。対象者は、災害救助法が適用された地域に住んでいる個人。同社が設けている修理サービス規程に基づき、修理可能な範囲で対応するとのことです。修理受付の対象期間は、任天堂サービスセンター到着ぶんで、災害救助法の適用から6か月間の同年7月1日まで。依頼方法は、以下をご覧ください。【オンライン修理受付】同社ウェブサイトの『オンライン修理受付』から申し込みの上、次のいずれかを同封して、着払いにて任天堂サービスセンターまで送付。・『令和6年能登半島地震』という言葉と修理の申し込み番号を記入したメモ用紙・『令和6年能登半島地震』と記入した、プリントアウトした修理依頼票【オンライン修理受付を利用しない場合】以下の事項を記載したメモ用紙を同封の上、着払いにて任天堂サービスセンターまで送付。・『令和6年能登半島地震』という言葉・氏名・返却先の住所・電話番号・送付する製品名・故障の症状震災発生後、SNS上では「倒壊した家から任天堂のゲーム機が見つかったけれど、ボロボロになってしまった」といった声も上がっていました。壊れてしまったゲーム機には、たくさんの思い出が詰まっているはず。また、壊れてしまった人の中には、まだ幼い子供など、気軽にゲーム機を買い直せない人もいることでしょう。任天堂株式会社の対応に、ネットからは「さすがのひと言」「本当にかっこいい」といった称賛の声が相次いでいます。被災した人たちが、1日も早く、また温かい部屋でゲームをできるようになることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月16日島国であることに加え、複数のプレートがひしめき合っている点から、日本は『災害大国』と呼ばれています。中でも多いのが、地震。これまでも日本は幾度となく大地震に襲われ、そのたびに支え合ってなんとか乗り越えてきました。2024年1月1日には、石川県を中心とした令和6年能登半島地震が発生。同月15日現在も、被災地では支援活動が行われています。野口健、登山家の経験を生かして『寝袋の活用法』を呼びかけ自身の経験を生かし、災害時の支援について啓発している、日本を代表する登山家の野口健さん。2016年に起こった熊本地震でも、自身が代表を務める認定NPO法人ピーク・エイドを通し、テントを活用した避難所を設営しています。今回の大地震でも、野口さんは被災地を支援すべく、団体を通して活動。被災者に寝袋を届けるべく、準備に励んでいるとのことです。震災からおよそ2週間が経過した2024年1月14日、野口さんはX(Twitter)アカウントを更新。寝袋の快適な使い方について動画で分かりやすく解説をしました。この動画は寝袋を届けた被災者の皆さんに向けたものです。寝袋の快適な使い方の説明です。ぜひ、参考にしてください。特に最初のパタパタが大切です。ぎゅうぎゅうに詰め込まれぺたんこになっている寝袋をパタパタする事でふんわりします。 pic.twitter.com/1gQnRbag9m — 野口健 (@kennoguchi0821) January 14, 2024 登山をするにあたって、寝袋は必須のアイテム。登山家としての経験から、野口さんは寝袋の扱いに長けているといえます。そんな野口さんが呼びかけるのは、『一番最初に優しく振ることで、寝袋を柔らかくする』という行動。寝袋は屋外で使われることが多いため、コンパクトにたたんで収納されています。袋から取り出した後は、まず羽毛の中に空気を入れて柔らかくするといいそうです。ほかにも野口さんは、「寝袋に入る時に厚着はNG」という豆知識を紹介。厚着をすると寝袋の温かさが遮断されてしまうため、寒い時は、寝袋の上から毛布などをかけるといいのだとか。何度も寝袋を使ってきたからこその、野口さんの知識に、ネットからは「知らなかった!」という声が相次いでいます。・いつか被災してしまった時のためにも、これは広まるべき。・とても参考になります!厚着した状態で入るとよくないというのは、知りませんでした。・寝袋を多用する人には常識だけど、意外とこういう情報って知られていないんだよね。生きる上で、睡眠時間はとても重要。しっかりと眠ることができないと、心身ともに疲労が蓄積してしまいます。災害はいつ起こるかが予測できません。今回被災しなかった人たちも、今後のため頭に入れておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月15日2024年1月15日現在、強い寒気の影響により、北陸地方では積雪や吹雪に注意が必要です。元日に発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震以降、被災地では最も厳しい冷え込みとなる予想がされています。多くの被災者が避難所生活を余儀なくされており、寒さによる体調の悪化や低体温症などが心配されています。靴下を何枚も重ね履きするのはNG靴下やタイツを販売する『Tabio』や『靴下屋』などを運営しているタビオ株式会社は、X(Twitter)アカウントで靴下の重ね履きについて投稿。靴下を何枚も重ね履きするのは、血流を悪くし、かえって冷えてしまう場合があるといいます。避難所の寒さで靴下を何枚も重ねばきにしたいかと思いますが、2枚程度を限界にして下さい。血流が悪くなると逆に寒くなってしまいます。また、重ねばきしたときは靴を履かないようにして下さい。アルミホイルを足に巻くのも有効です。 — Tabio 靴下屋 (@Tabio_JP) January 2, 2024 靴下を重ねるなら2枚程度が限界とのこと。それ以上は蒸れてしまい、冷えの原因にもなるそうです。また、防災に役立つさまざまな情報を発信している警視庁警備部災害対策課の投稿を紹介し、アルミホイルを使った防寒対策もおすすめしていました。実際にやってみた警視庁によると、まず、靴下を履いた後で、アルミホイルをつま先に巻きフィットさせます。続いてその上からさらに靴下を履いてください。2足目はウールの素材など足を締め付けないゆったりとしたものを選んだほうがいいでしょう。かなりの冷え性である筆者が試してみると、確かに足先がホカホカし、長時間温かさを保つことができました!ただ、難点は歩き回るとアルミホイルがバラバラになってしまうこと。じっとしている時には、いい方法かもしれません。これらの投稿には「知らなかった。やってみよう」「ゴミ袋、ビニール袋を外側に履くのも効果的だよ」「大事な情報。アルミホイルは避難袋に入れておこう」などの声が寄せられていました。またタビオ株式会社によると、「足先が冷える場合は、足首を温めるのも効果的」だといいます。被災者が少しでも温かく過ごせるよう、多くの支援や有益な情報が届くことを願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2024年01月15日令和6年能登半島地震の発生により、めでたい『お正月ムード』が一瞬にして、ピリッと緊張感のある空気に変わった、2024年1月。甚大な被害を受けた石川県では、建物や道路が損壊し、厳しい環境の中で多くの人が生活を送っています。そんな被災地で、人命救助や道路の復旧作業、支援活動などに力を尽くしている存在といえば、自衛隊。避難所では、炊き出しや給水、入浴支援などを行い、被災者が少しでも安心して生活を送れるようサポートしています。自衛隊への感謝の手紙に「目から汗が…」気分が沈む避難生活の中で、自衛隊による支援に助けられた人は、きっと少なくないはず。防衛省のX(Twitter)アカウントでは、隊員のもとに届いた1枚の手紙が紹介されました。 #災害派遣 活動について、感謝のメッセージなど多く頂いております。私たちは引き続き、皆様に寄り添ったきめ細やかな支援活動を継続するとともに各種ニーズに迅速に対応してまいります。 #令和6年能登半島地震 pic.twitter.com/TmeSnfulhw — 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) January 12, 2024 じえいたいさんへ、わたしたちのためにいっしょうけんめいはたらいてくれてありがとうございます。わたしは、そんなじえいたいさんたちがすごくかっこいいとおもいます。ほんとうに、ほんとうに、ありがたいです。わたしのしょうらいのゆめは、がっこうのせんせいだときめていました。でもじえいたいさんになろうかとおもいます。じえいたいさんがんばってください。じえいたいさんがしんせつでうれしかったです。おふろもひさしぶりにはいれました。@ModJapan_saigaiーより引用投稿されたのは、避難所で支援活動を行う自衛隊への、感謝の手紙。おそらく避難所で自衛隊の活動を、間近で見た幼い子供が書いたものでしょう。手紙には何度も感謝の言葉がつづられているほか、「自衛隊さんたちがすごくかっこいいと思います」と、活動中の姿に感激したことが書かれています。「自衛隊さんが親切で嬉しかった」という締めくくりからは、現地で交わされた温かいコミュニケーションの様子が、目に浮かぶようです。手紙の内容は反響を呼び、「素敵な手紙」「涙が出た」などのコメントが寄せられました。・こんな素敵な手紙を読んだら、涙が出ちゃいますよ…。・一生懸命に書いたことが伝わります。心が温かくなった。・子供たちだって避難生活は大変だろうに、感謝を伝えられるなんて素晴らしい。あれ、目から汗が…。・「お風呂も久しぶりに入れた」という文字を見て泣いてしまった。自衛隊のみなさま、私からもありがとう。大変な状況の中、被災地で尽力する隊員たちにとっても、この手紙は大きな励みになったはず。優しさが詰まった1通に、多くの人が癒されたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月14日2024年1月1日16時過ぎに発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震。被災地では、家屋倒壊や大規模火災などの被害に見舞われ、多くの人が住まいを失い、避難所で生活をしています。避難所で役立つライフハック冬の避難所は、厳しい寒さとなっており、低体温症にかからないよう、注意が呼びかけられています。『低体温症』とは、深部体温が35℃以下になるもので、激しい震えや感覚の麻痺など、身体の機能を保てなくなる症状です。また、避難所では騒音やプライバシーの問題などもあり、慣れない生活環境に不安を抱く被災者は少なくないでしょう。ライフハック情報をX(Twitter)で発信している警視庁警備部災害対策課は、被災者が安楽に過ごせるように、避難所で役立つダンボールの活用術を紹介しました。ダンボールに頭部を入れる避難所での防寒対策が紹介されていましたが、防寒だけではありません。この方法により目の前が暗くなり、周囲の音も防げて就寝しやすくなります。また、貴重品を入れておくと、盗難防止、さらに地震等により避難する際は、頭部を守ることもでき、貴重品も忘れず持ち出せます。 pic.twitter.com/qyZRbIAWTm — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 9, 2024 頭部が入るダンボールを用意するだけで、就寝時の防寒、防音のみならず盗難防止や頭部の保護など、多方面で活躍してくれます。同アカウントが紹介した方法は、環境が大きく変化する避難所生活で、安心感や生活リズムを保つ助けになることでしょう。警視庁のシンプルながら、画期的な防災知識に、ネットではこのような声が寄せられていました。・避難所の体育館は、就寝時間でも明るくて眠れなかったので、助かります!・頭部保護や光を遮るのに適してますね。試してみます。・他人と生活する避難所では、音が気になるのでいいかも。・保温性や遮音性がある上、寝顔を見られないのも安心する。警視庁の紹介する方法により、苦しい生活を余儀なくされている被災者の生活が、少しでも改善されるといいですね。1日でも早く、安心して暮らせる住環境が整うことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月12日自然災害は、いつどこで起きるかが分かりません。災害時に困ることといえば、断水。避難所に来た給水車から水をくむ場合、ペットボトルなどの容器を持っていくでしょう。しかし、給水車のホースや蛇口が大きい場合、ペットボトルの飲み口に合わず、うまく水を入れられないことがあるとか。警視庁警備部災害対策課のX(Twitter)アカウントは、そんな時に役立つアイディアを紹介しました。アルミホイルがあれば、簡易漏斗になる!ペットボトルにうまく水を入れられない時は、アルミホイルがあれば『簡易漏斗』を作ることができます!給水車から水をペットボトルに入れる時、ホースや蛇口が大きい場合があります。そんな時、アルミホイルで「簡易ロート」を作ってみてはいかがですか?アルミホイルを正方形に切断し、中心部をペットボトルに軽く押し込みます。外側のアルミホイルで花びらを作るように広げながら形を整えます。 pic.twitter.com/U4Gc3mtAxt — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 10, 2024 やり方は、正方形に切断したアルミホイルを四つ折りにし、中心部を飲み口に軽く押し込み、形を整えるだけ。普段の生活で急に漏斗が必要になった時にも、役に立ちそうですね。なお同アカウントでは、アルミホイルをスプーンにしたり、冷え対策に使ったりするアイディアも紹介していました。警視庁が教えるアルミホイルの思わぬ活用法に「知らなかった」「無敵説あるな」単に重ね履きをするよりも?警視庁が推奨したやり方に「これはいい!」日常生活だけでなく、非常時でもさまざまな使い方ができる、アルミホイル。非常用持ち出し袋に入れておくと、いざという時に活躍しそうですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月11日2024年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震。多くの建物が倒壊した影響で、同月11日現在も多くの地元住民が避難生活を余儀なくされています。また、冬に起きた災害とあり、避難している人たちは少しでも身体を温めるべく、各々で防寒対策を講じているでしょう。警視庁の防寒対策に感謝の声警視庁警備部災害対策課はX(Twitter)で、体温が下がりにくくなる保温の仕方を公開していました。寝転がった際、外気温はもちろん、床からの冷気でも身体は冷えるもの。床からの冷気を防いで身体の冷えを防ぎたい時は、ダンボールの上に敷いた毛布に包まるのがよいそうです。自分の身体より大きいサイズのダンボールを下に敷き、その上に毛布を広げます。頭頂部の位置と毛布の上端を合わせた状態に寝転びましょう。毛布で片方ずつ、身体を包んでください。この時、首元に隙間がないようにすると、保温効果がアップします。もう1枚毛布がある場合はその上から被せると、さらに保温できるとのこと。ジャンパーなどの上着を上半身や足にかけても、体温を逃しにくくなるそうです。救急法の保温要領です。床からの冷気を防ぎます。段ボール等の上に毛布を敷き、その上に寝ます。頭頂部と毛布の端を合わせるのがポイント。毛布の左右端をそれぞれ重ね、顔が出るように折ります。毛布から足が出たり重ならない部分には、衣類で覆います。さらに毛布があれば普通にかけて効果倍増です。 pic.twitter.com/XdMFbel4Ch — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 9, 2024 警視庁警備部災害対策課が公開したライフハックに、感謝の声が広がっています。・これは覚えておきたい情報!勉強になります。・床の冷気がつらかったので、大変助かりました。・毛布は頭の下にも敷くと温かいのですね。拡散します!有事の際はもちろん、床冷えする時にも手軽に実践できそうですね。警視庁警備部災害対策課が公開したような、有事の際に有益な情報が被災地に届くことを、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月11日2024年元日に令和6年能登半島地震が発生し、多くの人が避難所生活を余儀なくされています。被災地では、建物や道路の倒壊など甚大な被害が生じており、停電や断水といった生活のインフラが整わない状況が続いているそうです。ゴミの臭いを抑える対策大規模災害の発生時は、水や電気、ガスが使えなくなるように、自治体のゴミ収集サービスも停止します。普段はゴミ出しをすれば収集してもらえるので、臭いを気にせずに済んでいますが、ゴミを手元に置いておかなければならない場合、対策が必要になるでしょう。特に生ゴミは、濡れていると臭いやすくなるので、水分を切って乾燥させるなど、なるべく臭いを発生させないことが大切です。災害時に役立つライフハック情報をSNSなどで投稿している警視庁のX(Twitter)アカウントでは、過去の投稿で、生ゴミの臭いを抑える『裏ワザ』を紹介していました。被災時の生活では生ゴミの臭いは悩みの種です。先日、酢を使って生ゴミの臭いを抑える方法を試してみました。ゴミ袋の中に、キッチンペーパーを敷き、水で薄めた酢を染み込ませると、酢で生ゴミの臭いを中和させることができます。暑いこの時期、刺激的なゴミの臭いに使える小技かもしれません。 pic.twitter.com/mC687Wbetb — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 30, 2019 今日は「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の日だそうです。そこでゴミに関連して災害発生時の生ごみの臭い対策について、ご紹介したいと思います。コーヒー抽出後の粉をしっかりと乾燥させてから、生ごみに振りかけると不快な臭いを抑えてくれます。普段の生活でも使えますので、試してみてください。 pic.twitter.com/NWU9UqcEcp — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 29, 2023 警視庁によると、ゴミ袋の中にキッチンペーパーを敷いて、酢をしみ込ませることで、生ゴミの臭いが抑えられるとのこと。また、乾燥させたコーヒー抽出後の粉を生ゴミにかけるのも効果的だそうです。災害時にゴミの臭いの対策をすることで、多少は生活上のストレスを軽減できるかもしれません。臭いが漏れない専用の袋を使う万一の時に備えて、臭いが漏れないような、専用のポリ袋を常備しておくこともおすすめします。赤ちゃんがいるなどオムツを使用している家では、オムツを捨てるための専用の袋を購入して防災バックの中に入れておくといいでしょう。※写真はイメージ非常用のトイレセットと同時に、臭い対策ができるものを備えておくことも重要ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日2024年1月1日16時過ぎに発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震では、家屋倒壊や大規模火災などが起こり、多くの人が被害に見舞われています。自然災害が多い日本では、日頃から災害対策を行うことは必要不可欠です。しかし、専用の防災グッズを一式買うと、想像以上に出費がかさんでしまうことがあります。ダイソーのアイテムで作る『防災ボトル』SNSで100円ショップのおすすめ商品を紹介している、@100yenshoplove_さんは、ダイソーのアイテムだけで作る『防災ボトル』を紹介しました。防災ボトルとは、災害時に役立つものをウォーターボトルに入れて持ち運べる防災グッズです。『防災ボトル』の作り方はとても簡単!まず、ダイソーでアルコール消毒液、羊かん、反射バンド、非常用ライト、レインポンチョ、絆創膏、ホイッスル、紙石鹸、コンパクトタオル、そして中身を収納するための、ダイソーのドリンクボトルを用意してください。上記のものを準備したら、大きいものから順番に、ドリンクボトルの中に入れていきます。ちなみに、羊かんは賞味期限が長く、高カロリーなので、非常食としておすすめです。中身を入れたら、フタをしっかり閉めましょう。最後に、反射バンドを巻いたら『防災ボトル』の完成です!反射バンドを巻くことで、暗闇でも、光を当てれば反射し、見つけやすくなりますよ。防水使用で、利便性が高い防災ボトルダイソーの商品で作った防災ボトルは、フタを閉めておけば、ボトルが破損等しない限り、ほぼ防水仕様になっています。また、空になったボトルに飲料水を入れることもできるので、さまざまな場面で活躍してくれそうです!車のドリンクホルダーや会社のロッカー、玄関先などに置いても邪魔にならないサイズ感なのも嬉しいポイント。ダイソーの防災ボトルなら、3本用意しても2100円で済みます。ぜひ、家族の分も用意してみてはいかがでしょうか。詳しくは、Instagramの投稿をご覧ください。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る せっちゃん|公式より詳しい100均情報(@100yenshoplove)がシェアした投稿 また、@100yenshoploveさんはX(Twitter)やInstagramでほかにもさまざまな100円ショップのアイテムを活用したライフハック情報を公開しています。気になる人はチェックしてみてくださいね!【せっちゃん|公式より詳しい100均情報】今買うべき100円ショップのアイテムを紹介!100円ショップのアイテムで作るインテリアやライフハックなどが紹介されています。Instagram:100yenshoplove[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日防寒はもちろん、災害が発生した際の備えとしても重宝するグッズの定番といえば使い捨てカイロ。そんなカイロの陰に隠れていますが「アルミシート」も防寒・防災便利グッズとして大活躍するグッズのひとつです。どんなシーンで使えるのか、どんな特徴があるのかをご紹介します。アルミシートの特徴いつ起こるか分からない災害の備えとして、水や食料品などの非常食をストックしているご家庭も多いことでしょう。しかし、意外と忘れがちなのが防寒対策です。災害時に役立つ防寒対策として、まず思い付くのは使い捨てカイロでしょう。カイロは封を開けるとすぐに温まって便利ですが、部分的にしか温まらないというデメリットもあります。警視庁警備部災害対策課のX公式アカウント(@MPD_bousai)では、カイロのほかに、「アルミシート」を用意しておくことをおすすめしています。私は災害発生時の備えとしていつも、通勤バッグの中に使い捨てカイロとアルミシートを入れています。使い捨てカイロはすぐ暖かくなり、アルミシートは羽織るだけで保温効果があります。防寒対策にもなりますし、どちらもコンパクトで邪魔にならないので、みなさんも入れてみてはいかがでしょう。— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) November 17, 2021 防災用として作られたアルミシートは、薄手で全身を覆えるサイズなので、体全体を温めることができます。軽量でコンパクトに折り畳むこともできるため持ち運びや備蓄にも便利です。シートタイプだけでなくポンチョタイプや寝袋のようになっているものもあるので、用途や使いやすさに合わせて選びましょう。アルミシートが役立つシーンアルミシートは防寒対策以外にも、断熱、保温、防水、防風などの機能を備えたものもあるため、色々なシーンで活躍します。例えば、キャンプへ行く際はたくさんの荷物を準備する必要があり、人数によっては防寒着だけでもかなりかさばってしまいます。その点、軽くてコンパクトに畳めるアルミシートは、人数分用意しても場所を取りません。キャンプは外にいる時間が長いため、日中は強い日差しから守る遮熱対策として、日没が近づき寒くなってきたら防寒アイテムとして役立ちます。また、野外で行われるイベントに参加する際にも用意しておくと便利です。時間帯や場所によって気温差が大きく天候が急変することもあるので、アルミシートがあると助かります。必要な時にサッと取り出したり小さく収納したりするアルミシートは、移動が多いイベントでも便利です。いつどこで発生するか分からない災害のために日頃から備えることが大切です。アルミシートは災害時の防寒対策として役立ちます。また、アウトドアシーンや野外イベントに出かける時など、さまざまなシーンで使えるため準備しておくことをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日島国であることに加え、複数のプレートがせめぎ合う点から、地震や水害といった数々の災害に遭うことが多い、日本。自他共に認める『災害大国』だからこそ、常に万が一のケースを想定し、日頃から備えておく必要があります。日本の防災対策と、緊急時の対応がしっかりとしているのは、これまでの歴史から学び続けてきた証拠といえるでしょう。被災時に役立つ!アイラップを使った『食事時の工夫』2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。今回の大地震を受け、マチ付きポリ袋『アイラップ』などを販売している岩谷マテリアル株式会社は、X(Twitter)アカウントに災害対策を投稿しています。同社が紹介したのは、防災士が活用しているという食事時の工夫。食器を使う前に、ちょっとした工夫をすることで、緊急時の洗い物を減らすことができるのだとか。それは、『アイラップ』で食器を包む方法でした!【防災士さんに聞いた話】震災で炊き出しのカレーを提供水の節約に皿にラップを敷いたら、スプーンと皿がコツコツ接触して破れてしまう人が続出したそう…それから #防災 講習を開くたびに #アイラップ を敷くのを勧めているそうです☝️ #断水 #節水 #地震 #緊急地震速報 pic.twitter.com/OdbTFiBQj1 — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) January 1, 2024 災害時は、断水が起こる可能性もあります。水は水分補給の役割だけでなく、身体を洗ったり、トイレをしたりする時も必要なため、節水を心がけなくてはなりません。節水しなくてはならない場合、大半の人はできるだけ洗い物を減らすべく、食器にラップをかけているのではないでしょうか。しかし、ラップは非常に薄手であるため、食事中に破れてしまうケースも。ポリ袋の『アイラップ』はラップよりも強度が高いため、そういったケースを防ぐことができるのです。岩谷マテリアル株式会社の投稿した豆知識は拡散され、多くの人から感謝する声が上がっています。・ラップはよく聞くけど、確かに破れやすいですもんね。次からはこうする!・『アイラップ』は常備しているけど、こんな使い方があったとは知らなかった!・この情報は、未来のためにも広まるべき。災害が起こる前から用意しておかないと。災害がいつ、どこで起こるかは誰も分かりません。だからこそ、いざという時に心身を守るためにこういった知識を蓄え、日頃から対策を意識しておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月08日めでたいはずの2024年最初の日、令和6年能登半島地震が発生し、多くの人の生活を一変させました。日本海側を中心に甚大な被害をもたらした、今回の災害。中でも、震度7を観測した石川県では、家屋倒壊や地割れ、津波などの被害が報告されています。地震の多さから『災害大国』と呼ばれる日本は、これまでも数々の災害を乗り越えてきました。今回もネット上では、被災地支援の呼びかけが行われています。やす子、個人での被災地支援に「今は行かないで」同月7日に放送された、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、今回の大災害について報道。避難所に身を寄せる被災者にインタビューを行い、困っていることや求めている物資について聞くなど、テレビ番組を通して被災地の現状を伝えました。この日、コメンテーターとして出演したのは、元自衛隊員であり、お笑いタレントとして活躍する、やす子さん。自身のX(Twitter)アカウントでも、災害対策について積極的に呼びかけているやす子さんは、今できる支援について考えを述べました。自衛隊が災害派遣に行くメリットの大きな理由の1つが、一般の方が今「助けに行くぞ!」って行かれてるんですけど。その場合って、その一般の方がどこに泊まるかっていったら、そこの民泊を借りたりとか。ガソリンどうするかって、そこの現地のものを使わないといけなくて。結構被災地の方にも力を借りないといけないんですけど。自衛隊は自己完結してて。燃料、食べるところ、住むところも自分たちで持ってくので、被災地に迷惑をかけず支援ができるのが、自衛隊の大きないいところの1つかなと思うので。サンデー・ジャポンーより引用この日、防衛省は被災地に派遣している自衛隊員を300人増員し、約5900人での支援活動を行うことを発表しました。やす子さんは、かつて自身が所属していたからこそ知っているであろう、自衛隊による支援活動のメリットを説明。「自衛隊はすべて自分たちで用意をしているため、被災者に負担をかけずに済む」と述べました。同月8日現在、石川県は被害の全容が確認できていないため、能登方面への不要不急の移動を控えるよう呼びかけるほか、個人のボランティアを受け入れていないことを明らかにしています。そんな現状を受け、やす子さんは、番組を通して多くの人に呼びかけを行いました。一般の方が行くと、そこでまた余震でその方がケガして、さらにそのケガをした人を支援するために、ほかに自衛隊が別の労力が必要になっちゃうので、やっぱり今は家でできることをして、安全に暮らせるところで暮らすのが一番だなって思いますね。はいー、行かないでほしいです。サンデー・ジャポンーより引用困っている人を見て「助けたい」と思うのは、素晴らしいこと。しかし、その優しさが新たなトラブルを引き起こす可能性もあります。そういった最悪のケースを考えて、やす子さんは「行かないでほしい」とコメント。今できる支援方法を呼びかけました。やす子さんの呼びかけはテレビ番組を通して日本全国に届き、同意する声が相次いでいます。・まさにそれ!自衛隊の負担を増やしたら、元も子もない。・「被災者を助けたい」という気持ちは分かる。でも、今じゃないよね。・自衛隊は自前でなんとかできるのが強いよね。個人ではそうはいかない。被災地から遠く離れた場所にいても、日本赤十字社をはじめとした、信頼できる団体が行っている募金に力添えすることはできるはず。なお石川県は、来たるべき時に備えて、ボランティアの事前登録を行っています。被害の全容が確認され、もう少し事態が収束に向かい始めたら、あなたの力が必要とされるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2024年01月08日2024年1月1日に、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。日本海側を中心に多くの地域では家屋倒壊や地割れなど、甚大な被害に見舞われました。被災した地域の状況を受け、多数の企業や著名人が支援物資の提供や高額な寄付を実施。徐々に支援の輪が広がっています。台湾が被災地支援に6千万円を寄付同月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。「日本有事はつまり台湾有事です」という力強いメッセージとともに、今回の災害による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。日本有事はつまり台湾有事です。わが国は、石川県能登半島を震源とする地震の被災地支援と復興協力のため6,000万円の寄付を決めました。また、日本のために何かしたいという台湾の人々のために、本日(5日)より政府による義援金口座も開設し、寄付を受け付けています。…— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) January 5, 2024 蔡総統によると、同日より政府による義援金口座も開設し、寄付も受け付けているとのこと。また、投稿には温かなエールが添えられていました。台湾と日本はこれまでも、相手が最も助けを必要としているときに、まるで家族のように支援の手を差し伸べてきました。頑張れ、日本!被災地の皆様が一日も早く正常な生活に戻れるよう願っています。@iingwenーより引用2011年の東日本大震災をはじめ、日本で災害が起こるたびにいち早く支援を申し出てくれていた、台湾。日本もまた、台湾の災害支援を行ってきました。これまで、家族のように手を差し伸べ合ってきた台湾と日本だからこそ、蔡総統の「頑張れ、日本!」との熱いエールは、胸にこみ上げるものがありますね。台湾からの支援は反響を呼び、投稿には14万件を超える『いいね』と、多くの感謝の声が寄せられています。・「日本有事はつまり台湾有事です」という言葉は、強い信念がないと使えませんよね。国と国の相互関係のあり方を考えさせられます。・台湾のみなさんありがとう、泣けてくる。落ち着いたら遊びに行かせていただきます!・本当にありがとうございます。いろいろな災害が起こるたびに、日本と台湾の強い絆を感じます。・台湾と日本の友情は本当に素晴らしいですね!お互いに困難な時に支え合う関係は本当に家族のようです。ピンチの時こそ、真摯に寄り添い助けてくれる存在が心強く感じるもの。困難な状況での相互の支えが、両国の絆をさらに強めるものになるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月06日2024年1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする『令和6年能登半島地震』。日本海側を中心に、多くの地域で家屋倒壊や地割れなどの甚大な被害が報告されました。被災した地域の状況を受けて、企業による支援の動きが広がっています。ローソン被災地に救援物資と現地応援隊を派遣大手コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のローソンは、同月3日に救援物資の送付や支援活動を行うことを発表。石川県、富山県、新潟県との災害時物資供給協定および、指定公共機関としての要請に基づいて、各県に救援物資を送っています。【石川県への救援物資】・パン2千個・ペットボトル水2ℓ5760本・カイロ4万2100個・生理用品5454個・おにぎり4千個【富山県への救援物資】・パン450個【新潟県への救援物資】・ペットボトル水2ℓ1200本【医療従事者への救援物資】・栄養補助食品5400個パンやおにぎりなどの食料、水、生理用品など被災地に必要な物資を届けている、ローソン。また、被災した人々の手当てのために働き続けている、医療従事者には栄養補助食品を送っていました。そのほかにも、ローソンでは現地での早期営業再開を目的に、本部社員による『現地応援隊』を結成し順次派遣をする予定だといいます。生活用品などを購入できる、コンビニの営業再開を、待ち望んでいる人は多いでしょう。同月5日には、追加で救援物資を配送することを発表。さらに、同月6日午後より被害の大きい石川県七尾市において、移動販売を実施することを決定しています。新潟県から移動販売用の車両を運び、おにぎり、ベーカリー、即席麺、ペットボトルの水などの即食性のある商品を中心に販売するそうです。ファミリーマートやセブン‐イレブンにおいても同様に、救援物資の配送などが行われています。また各社、全国の店頭で順次、被災者支援のための募金を始めているそうです。被害に遭った人々に支援が行き届き、いち早く日常を取り戻せるよう、それぞれができる協力をしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日2024年1月1日、新年の幕開けとともに発生した令和6年能登半島地震。ニュースなどで報じられる現地の惨状に、心を痛めている人も多くいるでしょう。やす子が伝えた『被災地のためにできること』に反響同月3日、お笑いタレントの、やす子さんがX(Twitter)を更新。「大変恐れ多いのですが、時間があるのでみなさんに返信をさせていただきたいです」と、ファンからのメッセージや質問に答えました。被災地で不安な日々を過ごしている人や、人間関係で悩みを抱えている人の声に優しく寄り添い、笑いを交えながら温かいアドバイスを送っていたやす子さん。中には、被災地の惨状に心を痛めた人からのこんな質問もありました。「災害時に、私たちができることはなんですか」質問をした人はきっと、被災地のために何かをしたい気持ちで、居ても立ってもいられず、自衛隊出身であるやす子さんに尋ねたのでしょう。質問に対する、やす子さんの答えがこちらです。日常を送れる方はいつも通り日常を楽しむことですかね…!あとは募金とかでしょうか…自家用車で支援をしに行くと道路が混み、緊急車両の邪魔で助かる命も助からなくなるので、今皆がいる場所で精一杯日常を生きるのが大切かもですね…!@yasuko_smaーより引用やす子さんが伝えたのは、いつも通り日常を楽しむこと。今も避難所で不自由な生活を送っている人や、家族を亡くした人のことを思い、「自分が普通に暮らしていいのだろうか」と、思い悩む人もいるかもしれません。やす子さんいわく、個人の判断で被災地に向かうことは緊急車両の妨げにもなり、助かる命も助からなくなるとのこと。実際に石川県では、同日時点で個人によるボランティアの募集は行っておらず、受け入れ態勢が整っていない被災地に向かうことは、混乱を招きかねません。現地に行かずとも支援ができる『募金』も提案しつつ、「今いる場所で精いっぱい生きることが大切」と伝えた、やす子さん。質問者の想いに寄り添った、元自衛隊ならではの説得力のある回答は、反響を呼びました。【ネットの声】・やす子さんのいうとおりだな。日常を大切に生きたいと思います。そして、被災地の多くの方が救われ、1日も早く復興することを願います。・自衛隊出身のやす子さんだからこそ、質問への答えが深いです。共感しました!・日常を楽しむこと…。後ろめたい気にもなりますが、募金という形ならできることはありますね。・何ができるか不安だったけど、やす子さんのポストで冷静になりました。ありがとう。質問者をはじめ、被災地の1日も早い復興を願う気持ちはみんな同じです。一人ひとりが今いる場所でできることを考え、行動することが、1人でも多くの命を救うことにつながるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日お笑いタレントのビートきよしさんが、2024年1月3日にX(Twitter)を更新。同月1日に石川県内で最大震度7が観測された、令和6年能登半島地震に関するコメントを投稿し、注目を集めています。何もできず歯がゆい人に、ビートきよしがメッセージ元日に大地震が発生してから、多くの人が胸を痛め、自身にできることを探しているでしょう。芸能人や企業は早急に行動を起こし、高額な寄付や、大量の支援物資の運搬などを行っています。一方で、一般の人々は芸能人や企業並みの動きは難しいもの。人によっては、十分に貢献できない状況に無力さを感じているかもしれません。そんな人々に向けて、ビートきよしさんは次のように語りかけています。いま個人があっち行ったら迷惑だし信用出来るところに義援金送るのが一番だけども何にも出来なくて歯痒い人は普通に生活して経済動かし続けるんだよ #こっちが弱っていたら助けられなくなる — ビートきよし with M (@kiyopon1231) January 3, 2024 優しすぎる人は苦しんでる人居るのに自分は普通にしてちゃいけないって思うんだろうけど頑張って普通に暮らしてください #頑張れ日本 — ビートきよし with M (@kiyopon1231) January 3, 2024 災害の発生後は「普段通りの生活を送ったら、被災地の人々に悪いのでは」と自粛ムードになる傾向があります。しかし、ほかの地域の人々が普段通りの暮らしを続けることで、間接的に被災地の助けになることもあるでしょう支援の形は多様だと気付かせてくれる考え方は、反響を呼びました。・ごもっとも!稼がなければ寄付もできない。・正論ですね。自分にできる範囲で、アンテナショップにある被災地の物産品を買おうと思います。・救助の人手を奪わないよう、事故や事件を起こさずに過ごすことも、ある種の後方支援。・師匠の言葉を胸に刻み、みんなが戻って来る『日常』ってやつを守りたいです!「頑張って普通に暮らしてください」という、ビートきよしさんの言葉は多くの人に届いた様子。自分たちにできる範囲の支援をコツコツと続けて、復興を支えていきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日