オリエンタルランドは3月21日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)にて「ハコビジョン(ワンス・アポン・ア・タイム)」(税込1,200円)を発売する。同商品は、「ショーの感動をご自宅にも持ち帰り、幸せな気持ちになってほしい」という気持ちから開発されたという。東京ディズニーランドにて公演しているプロジェクションマッピング技術を取り入れたナイトエンターテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」を自宅でも楽しめるグッズとなる。同商品では、シンデレラ城のフィギュア1個・クリアプレート1枚・ステージボックス1箱がセットとなっている。高さ約7cmのステージボックスの中にシンデレラ城のフィギュアとクリアプレートをセットし、スマートフォンから専用の映像を投影することで、「ワンス・アポン・ア・タイム」の音楽と映像を再現することができるとのこと。同商品の販売店舗は、東京ディズニーランド内「グランドエンポーリアム」や「キングダム・トレジャー」など。なお、同商品の使用にはスマートフォンを使った「YouTube」での動画再生が必要となる。また、映像は7月7日まで公演予定の「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」のものではないとのこと。(C)Disney
2015年03月16日橘公司氏によるライトノベルで、2013年のTVアニメ化された『デート・ア・ライブ』および2014年に放送された『デート・ア・ライブII』に登場する「五河琴里」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年7月に発売されることが决定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,444円(税別)。2015年夏にはアニメーション映画『劇場版 デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』の公開も控えている『デート・ア・ライブ』。今回は、主人公・五河士道の義理の妹で第4の精霊でもある五河琴里が、炎と羽衣を纏った霊装姿で「ねんどろいど」化。『デート・ア・ライブ』シリーズの「ねんどろいど」としては、『夜刀神十香』『四糸乃』『時崎狂三』に続く立体化となる。『ねんどろいど 五河琴里』には、表情パーツに自信に溢れた「戦闘顔」や破壊衝動があらわになった「覚醒顔」を用意。オプションパーツには「戦斧:灼爛殲鬼(カマエル)」に加え、刃に装着可能な「炎エフェクトパーツ」、さらに「砲(メギド)形態」を再現したパーツも付属する。また「羽衣パーツ」に軟質素材を採用することで、自由なポージングが可能となっており、妹キャラでありながら雄々しい姿で顕現した琴里を楽しむことができる。原型制作はJUN(E.V.)が担当。商品価格は4,444円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月1日21:00。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)2014 橘公司・つなこ/KADOKAWA富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2015年03月03日博報堂DYホールディングス(博報堂DYIS)は2月26日、博報堂アイ・スタジオが提供する動画マーケティングソリューション「再生商店」との連携を開始し、動画WebPRサービス「VPR」における動画制作領域を強化すると発表した。「VPR」とは、Webメディアへのプロモーション動画の露出と、ソーシャルメディアでの拡散を促進するWebPRサービス。一方「再生商店」は、ソーシャルメディアなどデジタル領域にて活用するプロモーション動画の企画立案やKPIの策定、制作、効果測定をワンストップで支援するソリューションとなる。今回の連携により、動画制作領域をより一層強化し、WebPRサービス全体の質を高めることができるという。
2015年02月27日ブライダルエステ専門予約サイト『ブライダルエステナビ』を運営するアイ・ビー・アイはこのほど、結婚式または二次会に参加したことのある男女704名(男性332名、女性372名) を対象に、結婚式のゲストの本音について調査を実施し結果を発表した。調査期間は2014年9月24日~25日。○花嫁姿で気になる部位、男性「顔」、女性「背中」「花嫁姿を見て、気になったことがあるパーツは?」と質問したところ、最も多かった回答は「顔(25.0%)」」だった。次いで「背中(24.0%)」「二の腕(19.0%)」と続いた。男女別では、男性は1位「顔(33.0%)」2位「背中(20.0%)」3位「胸元(16.0%)」となり、「新郎友人側として出席し、花嫁さんと初対面」というケースが多い男性は、新婦がどんな人なのか、まず顔が気になる様子が伺えた。一方女性は、1位「背中(28.0%)」2位「二の腕(24.0%)」3位「顔(20.0%)」という結果に。女性は、「新婦側友人・花嫁さんと面識がある」ケースが多く、顔よりも、背中や二の腕といった普段は見えない部位に目が行く傾向にあることがわかった。○男女ともに、花嫁の「化粧」にガッカリ!次に、「花嫁姿で、特にがっかりしたことのあるポイント」について尋ねたところ、最も多く寄せられたのは「化粧」についてのコメントだった。「メイクが濃すぎる」(女性)、「メイクが花嫁さんのドレスにあってなかった。清楚なドレスなのにゴテゴテメイク」(女性)、「つけまつ毛が取れていた」(女性)など、7割が「化粧が濃い」「似合っていない」という指摘だった。2番目に多かったのは「スタイル」で、「線が太い」(男性)、「ふくよかなのに露出が多い」(女性)、「二の腕やウエスト・ヒップのたるみがくっきりとわかり、残念な気がした」(女性)など、大半が「太さ」についてのコメントだった。続いて「背中の肌荒れ」。「背中がぶつぶつだった」(女性)、「吹き出物」(男性)、「正面からはとっても綺麗で手入れが行き届いてるのに、背中が綺麗ではなかった時」(女性)といった意見が多く、特に女性からの指摘が目立った。また「背中の毛」についてのコメントも多く寄せられ、「背中の毛が濃かったこと」(男性)、「背中の毛がライトに照らされている」(女性)、「背中が深く開いたきれいなドレスだったのに、無駄毛がすごくて残念でした」(女性)とのこと。そのほか、「衣装」や「顔の毛」、「はみ肉」といった回答も目立ったが、ガッカリポイントが「無い」という人も割と多かった。「がっかりしたという経験がありません」(男性)、「特にない。人の幸せの時はがっかりしないで祝福してあげないと」(女性)などの意見が寄せられた。 (「ブライダルエステナビ」調べ)
2015年02月04日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)とファイア・アイは、 業務協業を行い、 ファイア・アイがクラウド型で提供している標的型攻撃メール対策ソリューション「FireEye Email Threat Prevention(以下ETP)」の国内販売を開始すると発表した。ETPは、 メールを利用した高度な標的型サイバー攻撃からネットワークを保護するクラウド型のソリューション。 メールがETPに自動的に転送され、 特許技術のFireEye Multi-Vector Virtual Execution(MVX)エンジンを利用して、 シグネチャ・マッチングに依存せずにすべてのメール添付ファイルと本文中のURLを解析し、 攻撃をリアルタイムで検知して防御する。今回の協業により、 SBTはETPの販売および一次サポートを行うとともに、 Microsoft Office 365やGoogle Appsなどクラウド型のメールシステムとETPを連携させるシステム構築サービスを、 2月より提供する。ETPと一次サポートの参考提供価格は、 1,000ユーザーの利用で月額440円/ユーザー(税別、3年一括購入の場合)。
2015年01月28日ファイア・アイ(FireEye,Inc.)は、1月22日(米国時間)、企業のセキュリティ・アラート管理の実態に関する調査レポート「The Numbers Game: How Many Alerts is too Many to Handle?(数の駆け引き:処理しきれないアラートの数は?)」と題したレポートを発表した。米調査会社IDCに委託し、日本を含むアジア、北米、中南米、欧州の大企業500社以上を対象に実施した本調査レポートでは、タイムリーかつ効果的な形でセキュリティ・アラートを管理し、対策を講じることがいかに困難であるかが浮き彫りとなった。レポートの作成にあたり、日本、米国、ブラジル、メキシコ、コロンビア、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、韓国、インド、中国、シンガポールの13カ国を対象に、ディレクター以上の役職に就くITセキュリティ担当者への調査が実施された。調査は、アラート管理業務の現状についてより正確に把握することを目的に行われ、セキュリティ管理コンソール、ベンダーの構成、運用のアウトソーシング、予算に関する回答が収集された。調査によると、ITセキュリティ分野の支出に関する質問では、回答者の70%以上がセキュリティ管理に割り当てられる予算は全体の半分以下と答えており、アラートを増やすテクノロジーや、予期せぬ事態に対する予算が残されている。一方、日本企業についてみると、半数近くの企業がITセキュリティ分野の支出の中でセキュリティ管理に割り当てている予算は25%以下という結果となり、世界から見ると低い結果となった。セキュリティアラートの件数は、調査対象となった企業の37%が毎月10,000件以上(1日で換算すると300件以上、1時間では14件以上)のアラートを受けており、さらに、この大量のアラート件数のうち、約半数以上が誤検出であり、また3分の1以上が複数の脅威検出プラットフォームを利用していることによる重複検出であるとの調査結果が出ている。この中で、回答者の約50%がアラートの質を向上し、量を削減するため、セキュリティ製品の構成を評価する時間を毎月確保しているとし、その一方、約80%はアラートの品質について「素晴らしい」または「おおむね素晴らしい」と感じており、アラートの品質に対する認識には溝があることが表れている。また、セキュリティ管理業務のアウトソーシングによって、セキュリティ体制が向上すると考えている割合は、回答者全体の4分の3以上に上り、その一方、回答者の56%がこれらの業務を社内で実施していると答えた。日本企業についての調査結果では、33%の企業がセキュリティ・アラートの量が増加傾向にあるとしているものの、アウトソースサービスの利用は36%と依然低い結果となり、一方、同じアジア圏の韓国では65%の企業がセキュリティ管理をアウトソースするという高い数字の回答となった。また、アウトソースサービスを利用している企業の92%が、その採用理由についてコストではなく、セキュリティ対策の向上が理由と回答している。
2015年01月27日ダンサーで振付家の西島数博が芸術監督を務めるガラ公演「プレミアム・ダンス・ガラ」が4月24日(金)、東京・メルパルクTOKYOで行われる。「プレミアム・ダンス・ガラ」チケット情報西島が立ち上げた企画団体J.D.I(ジャパン・ダンス・イノベーション)による旗揚げ公演で、バレエ、タップ、ジャズ、コンテンポラリー、ストリート、アルゼンチンタンゴ、ボールルームダンスなど、様々なジャンルのトップダンサーが一堂に集結。タップのHIDEBOHと異ジャンルのダンサーによるコラボ作品、小尻健太振付の宮沢賢治「雨ニモマケズ」をコンセプトにした新作など12演目を上演する。「他のジャンルのダンサーとの壁をとっぱらいたかった。今まで一緒に舞台に立ったことのない方々に集まっていただいて、『こんなのアリだったんだ』と思ってもらえるような舞台をお見せできたら」と、12月に行われた会見で意気込みを語っている西島。西島自身は、東北の被災地を撮り続ける写真家とのコラボレーション作品を発表する予定だ。公演は4月24日(金)の昼夜2回。チケットの一般発売は1月17日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは本日午後6時より一般発売直前先行を実施。
2015年01月16日映画『アイ・フランケンシュタイン』のブルーレイ&DVDの発売に合わせ、ポニーキャニオンの作品のPRを担当する“グラドル映画宣伝部”が稼働することとなったが、新メンバーとして日本大学芸術学部映画学科卒業のグラドル、清水みさとが加入することが決定!1月6日(火)、メンバーの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲と共に宣伝イベントに臨んだ。その他の画像アーロン・エッカート主演の本作の舞台は天使と悪魔が戦いを繰り広げる現代。誕生から200年もの時を経ても生き続けていたフランケンシュタインが運命に翻弄されつつ戦う姿を描き出す。“みさと先生”の愛称で人気の清水は「ずっと“グラドル宣伝部”に入りたかった」とのことで「お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とニッコリ。日芸の映画学科演技コース卒業の知識と肉体を駆使して「頑張ります!」と奮闘を誓っていた。改めて本作について、高崎はフランケンシュタインの衣裳や造形に着目。「原作の頭にネジが刺さって顔が四角くて…というイメージをもっていたけど、そういうのはなくて人間味あふれるフランケンシュタインが登場します。動きも速いし服装もGパンにパーカーで、いい意味で期待を裏切られました」と語る。倉持は“天使対悪魔”という戦争の設定について「中二病心がグッとくすぐられる設定です!」と興奮気味。「キレキレのアクションに注目してほしい」とアピールした。鈴木は「あの『アナと雪の女王』を抜いて、全米でDVDチャート1位を獲得しているので自信をもってお勧めします!」とデータを用いてアピール。さらに、美大に在籍した経験を生かして、劇中でフランケンシュタインが使う大きなナイフのような武器を作ってくる熱の入れようだった。そして新入りの清水はやや緊張した口ぶりながらも「1994年のロバート・デ・ニーロ版の『フランケンシュタイン』と通じるものがある」と早速、蓄積された映画知識を駆使して作品の見どころを解説した。イベントの最後には倉持が自慢のお尻で尻文字によって今年の抱負「ろしゅつ」を発表!「メディアでの露出を増やしていきたいし、4人で映画に出たり、外国映画の吹き替えに挑戦したりいろいろやりたい!」とセクシーポーズで宣言した。『アイ・フランケンシュタイン』1月7日(水)発売Blu-ray:4700円(税別)DVD:3800円(税別)発売・販売元:ポニーキャニオン
2015年01月06日世界的ア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8が、12月15日、アップルストア表参道のスペシャル・イベント「Live at the Apple Store」に出演した。「ヴォーチェス8」の公演情報ウェストミンスター寺院聖歌隊出身のイギリスの8人の若手歌手によって2003年に結成されたア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8。2012年にはロンドン五輪・公式PRビデオへの楽曲提供、2014年2月にはアルバム『Eventide』(夕暮れ)が全英公式チャート(クラシック部門)で2週連続1位を獲得するなど、世界的ア・カペラ・グループとして活躍。日本では2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン出演で喝采を集めた。「Live at the Apple Store」では、クラシックの合唱曲やクリスマス・ソングのほか、映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」や、山下達郎「クリスマス・イヴ」英語バージョンなど、無料イベントにも関わらず、約1時間にわたって多彩なレパートリーを披露。また、今年の全米上半期ランキング1位のファレル・ウィリアムズ「Happy」を会場に集ったファンたちと一緒に大合唱。会場を大きな熱気と感動が包むひとときとなった。ヴォーチェス8は、現在日本ツアーを開催中。最終日の12月23日(火・祝)には、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル(初台)でコンサートを行う。
2014年12月18日イギリスで記録的大ヒットをした『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』が、ついに日本に上陸する。本作は、日本でも大ヒットしたスティーブン・ダルドリー監督作『リトル・ダンサー』のミュージカル版。バレエを通じて、父と子が愛を再確認する感動の物語だ。本作を始め、12月の公開作でひと際目立つのは、キム・ギドクやデヴィッド・フィンチャーなど、世界各国の有名監督たちが手がけた“家族”をテーマにした作品ばかり。良くも悪くも昼夜、生活を共にする家族。悩みを共有したり、安心を得られる一方で、“最も近くて最も遠い”存在に感じることもしばしば。一見、いかにも幸せそうに見える家庭が、実は周りの人には知られたくない問題を抱えているというのも、決して珍しいことではない。ひとつ屋根の下でも、日々ドラマは起きている…となれば、ミドルエイジを迎え、家族を持った監督たちの作品も、その描き方はさまざま。今回は、一見まったく異なるが、実は“家族”という共通のテーマを描いた4本の新作をご紹介。●『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』12月5日公開1984年、ストライキに揺れるイギリス北部の炭鉱の町。11歳の少年ビリーは、炭鉱夫の父と兄、祖母と暮らしている。偶然目にしたバレエに興味を持ったビリーは、父親に内緒でバレエを習い始める。彼の素質を見抜いたバレエ教師の指導を受け、ビリーは“ロイヤル・バレエで踊る”という夢を抱くように。息子の才能と夢を知った父は、一大決心をする――。監督は、日本でも大ヒットした映画『リトル・ダンサー』と同じ、イギリス出身のスティーブン・ダルドリー(54歳)。映画版は、ちょうど14年前の2000年9月29日にイギリスで劇場公開され、英国アカデミー賞を受賞した。2005年からはロンドンのウエスト・エンドで、舞台版の上演が開始。ダルドリー監督は、こちらの舞台版でも演出を務め、音楽監督はエルトン・ジョンが担当した。2008年にはブロードウェイに進出し、トニー賞を独占。2014年の現在もロンドン・ウエストエンドで観客を魅了し続けている。そして、今年の9月28日。これまでビリー役を演じてきた27名が全員が共演する、1日限定の夢のステージも実現した。その模様はライブ配信され、週末興行成績第1位を獲得という偉業を達成。その夢のステージこそが、今回日本に上陸した『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』なのだ。ダルドリー監督は「情緒的な作品だ。家族が絶望的だと思われる状況に立ち向かう物語で、それはどの文化や言語に置き換えても共通のテーマだと思う」と語っている。ありのままの思いをぶつけ、衝突する父と息子。でもそれは、誰よりもお互いを愛してるからこそゆえ。自分の心を理解してほしいから、真剣に、不器用に向き合うのだ。少年ビリーは、言葉では伝えられない思いを、体いっぱいで表現する。家に帰ったら、すぐに自分の家族を抱きしめたくなるような、ハートウォーミングな家族の物語の傑作は、ミュージカル版でも顕在だ。●『メビウス』12月6日公開ある日、夫の浮気を知った妻。彼女は嫉妬と怒りのあまり、夫の性器を切断しようとするが失敗。ところが、その激情を抑えられない彼女は、息子の性器を切断して、姿を消してしまう。途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達する方法を教えるが、妻が戻ったことで――。監督は、韓国の鬼才キム・ギドク(53歳)。これまで『うつせみ』や『嘆きのピエタ』など、数々の衝撃作を生み出してきた彼が、新たに送り出す問題作だ。今回は上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、一切の台詞を省き、笑う、泣く、叫ぶといった感情表現のみで描写。ギドク監督の特有のちょっとグロくて、ちょっと歪んだ、でも人間の真実をえぐり出す家族愛には注目だ。●『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』12月6日公開『スパニッシュ・アパートメント』から連なるシリーズ第3弾。ウェンディとの間に2人の子どもをもうけ、パリで生活しているグザヴィエ(ロマン・デュリス)。小説家としてもある程度成功した彼だが、あるとき、スペイン留学時の親友でレズビアンのイザベルから精子の提供を頼まれる。しかし、このことが原因となり、ウェンディは子どもを連れてニューヨークへ移住してしまう――。監督は、フランス出身のセドリック・クラピッシュ(53歳)。これまで、ハリウッド映画とはまた違う、日常の小さなドラマを切り取り、すぐ隣にいそうな人間たちを映し出してきたクラピッシュ監督。彼の代表作となる、ロマン・デュリス演じるダメ男・グザヴィエの物語も、ついに最終章。いろいろな女性の間を行ったりきたりしていた彼には、呆れつつも、なぜか嫌いになれず、見守り続けてしまった女子も多いはず。そんな彼も親となり、家庭を持ち、すっかり落ち着いたのかと思えば、やっぱりそんなわけはないらしい。クラピッシュが描く、単なる“フランス式”とも言えない、愛おしいダメ男の家族の物語もまた必見だ。●『ゴーン・ガール』12月12日公開誰もがうらやむ完璧夫婦だったニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。5年目の結婚記念日に、突然エイミーが行方をくらましてしまう。メディアによって夫婦の実態が暴かれ、不審な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害の疑惑を持つように――。監督は『セブン』、『ソーシャル・ネットワーク』などのヒットメイカーで、アメリカ生まれのデヴィッド・フィンチャー(52歳)。スタイリッシュな映像と音楽は、まさにミュージックビデオ出身の監督ならでは。1分先も予測できない完璧な脚本が、観る者をただならぬ緊張感で包み、ただ一度の瞬きすらしたくないと思わせる。幸せいっぱいに見えた夫婦の徐々に明かされていくほころびを、容赦なく描き出していく本作は、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』とはまるで違う、生々しい家族の物語だ。2014年もあと1か月。今年の締めくくりに、世界の巨匠から“家族の在り方”を学べば、あなたの家族の物語がもっとキラキラ輝くかもしれない。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は、TOHOシネマズ日劇にて12月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Foxニューヨークの巴里夫 2014年12月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture - CN2 Productions - STUDIOCANAL - RTBF - France 2 Cinemaメビウス 2014年12月6日より全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
2014年11月25日ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』に出演中のスターダンサー、アダム・クーパーが11月10日(月) TOKYO FM 「LOVE CONNECTION」(11:30~13:00)に生出演することが決まった。出演は11:40頃から15分ほど。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で一躍、脚光を浴びた世界的ダンサーの生声を聞けるチャンスだ。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。特に話題なのが原作映画でもおなじみ雨の名場面。映画ではジーン・ケリーがどしゃぶりの中、ハッピーに歌い踊ったシーンを、舞台版は12トンもの水を使って再現する。「ジーン・ケリーはもちろん、尊敬してるけど、いかに新しい役として作っていくかに注力した」開幕直前の会見で話していたアダム・クーパー。彼ならではの、華麗なステップ、そして魅力的な歌声にご注目を。公演は11月24日(月・休)まで東京・渋谷の東急シアターオーブにて。なお公式ブログでは公開舞台稽古に招待された高校生モニターによる熱い感想の数々を掲載中。ご興味の方は右記まで()。
2014年11月07日首藤康之のダンス公演『DEDICATED 2014 OTHERS』が明日、10月24日(金)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕する。2011年にダンサーの首藤がスタートさせたダンスシリーズ『DEDICATED』の第3作。シリーズのテーマは「ダンスを通して自分の思いを捧げること」。今回は、“OTHERS”(他者)と題し、首藤康之ソロ作品『ジキル&ハイド』(構成・演出:小野寺修二)と、首藤康之・中村恩恵のふたりのダンサーに女優のりょうを迎えた『出口なし』(構成・演出:白井晃)の豪華2本立てで上演する。開幕を目前に控えた稽古場を取材した。『DEDICATED 2014 OTHERS』チケット情報『ジキル&ハイド』は、2011年『DEDICATED』立ち上げの公演で、首藤が最も信頼する演出家のひとりである小野寺修二とタッグを組み上演、好評を博した作品。初演時の会場であるKAAT大スタジオから今回はホールに会場を移し、さらにダイナミックかつ緊密な世界を展開する。リハーサルでは、実際の舞台装置になる鏡や小道具を使い、作品の流れの中で動きの動機を探る細かい作業を積み上げ、本番さながらの通し稽古が行われていた。さまざまなイメージを喚起する舞台美術と構成、それらとせめぎ合う首藤康之のダンスに目を奪われる。『出口なし』はサルトルの同名戯曲を題材にして、KAATのアーティスティック・スーパーバイザー白井晃が構成・演出する作品。稽古場の空気は出演者、スタッフ全員が集中し、その密度は高い。ダンス作品演出に初めて挑む白井、ダンサーの首藤と中村、女優のりょうの4名いずれもが「新しい経験」と話すクリエーションは、言葉とダンス、声と身体を交錯させながら、新たなイメージを立ち上げていく。それぞれがこれまでにない挑戦をしながらも、最終的には同じ方向へ向かっていく、そんな不思議な創作のプロセスが垣間見られた。“OTHERS”(他者)と題された今作。他者を通して見えてくるものとは…。自己の中に潜む他者とは…。2作品の連続上演を通し、人間存在について深く考えさせられるような公演になりそうだ。公演は10月24日(金)から26日(日)まで。
2014年10月23日先日、ユニバーサル映画の2015年公開作品のひとつとして発表されていた『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作の邦題が、『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』に決定、2015年1月より日本公開されることになった。ブラジル、リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う。そのサイフには、世界を震撼させる、ある重大な秘密が隠されていた。警察はサイフの大捜索を開始し、街は大混乱に陥ってしまう。だが、少年たちは自らの信じる“正しい道”を選ぶため、知恵を働かせ、サイフに隠された謎を解き明かそうとする――。映画監督デビュー作となる『リトル・ダンサー』から一貫して、力強く成長する多感期の少年を、繊細な演出で描き続けてきたダルドリー監督。本作もまた、ゴミ拾いをしながら暮らす少年たちが、絶望の街でみつけた“小さな希望”から街全体を奇跡で包んでいく少年たちの物語だ。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』などの監督でも知られ、現在『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』も公開中のリチャード・カーティス。スクリーンの中で躍動する生命力に溢れた3人の少年を演じたのは、オーディションによって選ばれた無名の少年たち。さらに、肉親からも世間からも見放された子どもたちを優しく導くアメリカ人神父役には名優マーティン・シーン、母親のように彼らを見守る若き女性オリビアを『ドラゴン・タトゥーの女』『セインツ-約束の果て-』のルーニー・マーラが演じ、観る者を物語に引き込ませる存在感で脇を固めている。今回、公開決定に併せて到着したビジュアルには、絶望の街の中でもたくましく生きる力強さを写した2人の少年の姿が。彼らは、世界の“希望”が詰まったサイフを手に、知恵を働かせながら警察の追跡をすり抜けていく。スリルと興奮…やがてすべての謎が解け、明かされる真実。稀代のストーリーテラーで、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグで実現した奇跡の物語に期待が高まる。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日イギリスミュージカルの巨匠スティーブン・ダルドリーの初の長編映画監督作にして、英国アカデミー賞を受賞した『リトル・ダンサー』のミュージカル版が、ついに日本上陸。主人公ビリー・エリオット役を務めてきた歴代の27人のキャストが一堂に会した1夜限りのフィナーレ公演が、『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』としてTOHOシネマズ日劇ほか全国順次公開されることになった。ジェイミー・ベル主演の映画『リトル・ダンサー』がイギリスで劇場公開されたのが、ちょうど14年前(2000年9月29日)。ストライキに揺れる炭鉱の町を舞台に、プロのバレエ・ダンサーになるという夢を叶えるため、大きな困難を乗り越えて奮闘する少年・ビリーの姿を描いた物語は、ダルドリー監督自らが、音楽監督にエルトン・ジョンを迎え、国際的な賞を多数受賞している製作陣を率いて舞台化。ブロードウェイで上演されるや、第63回トニー賞で「ミュージカル作品賞」「主演男優賞」など10部門を獲得。ロンドンのウエスト・エンドでは、現在でも週に8公演上演される超ロングランヒットで、観客を魅了し続けている。そのミュージカルで、現役およびかつてのビリー・エリオット役を演じた27人が、9月28日に上演された『ビリー・エリオット・ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』の特別演出されたフィナーレにて夢の共演を果たした模様を収めたのが本作だ。史上最年少10歳でビリー役に抜擢されたリバプール出身のエリオット・ハンナ(現在11歳)が主演を務めており、2005年の初演でビリー役を演じ、今回の特別公演では成長したビリー役で帰ってきた22歳のリアム・ムーアと共演。さらに、ダルドリー監督が開演の挨拶を行い、音楽を担当したエルトン・ジョンからのスペシャルメッセージも紹介されたという。本ミュージカルの本拠地、ウエスト・エンドにあるヴィクトリア・パレス劇場から世界8か国に向けライブ配信され、ライブイベントの劇場公開としては史上最大規模となった本作は、イギリスの週末興行成績第1位を獲得する記録的大ヒットとなった。日本を含め世界9か国でも上映される予定で、観客からの好評の声に応えて、期間限定でイギリスの350館においてアンコール上映も行われることが決定している。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は12月5日(金)~12月11日(木)TOHOシネマズ日劇ほか、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)をテーマにした10.1型ビジュアライズタブレットを発売した。「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえ、税別価格は69,980円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体背面に専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSにはWindows 8.1 with Bing 64bitを搭載している。インタフェース類は、microSDカードリーダ、無線LAN、Bluetooth 4.0、microUSB 2.0、microHDMIなど。10.1型の液晶ディスプレイはマルチタッチに対応し、解像度は1280×800ドット(WXGA)。バッテリ駆動時間は約6時間20分。本体サイズは約W258×D172.6×H10.5mm、重量は約0.65kg。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)の15.6型ビジュアライズノートPCを6モデル発売した。スタンダードモデルとハイスペックモデルを用意し、それぞれに「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえた。税別価格はスタンダードモデルが138,800円、ハイスペックモデルが156,800円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体の天板には専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4100M(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがDDR3 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 850M 2GB。OSにはWindows 8.1 Update 64bit版を搭載する。15.6型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。バッテリ駆動時間は約4時間50分。インタフェース類は、マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA/USB 3.0コンボポート×1、D-Sub、HDMIなど。本体サイズは約W374×D249.5×H14.8~32.8mm、重量は約2.6kg。オフィスソフトとして、Kingsoft Officeシリアルカードが付属する。ハイスペックモデルは、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)に、ストレージが120GB SSDとなるほかは、スタンダードモデルとほぼ共通。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日(画像はプレスリリースより)正しいレディースシェービングで美容効果を!「うる肌シェービング」を運営している、株式会社アイ・ビー・アイは、この度「うる肌シェービング」で、20代~30代の女性30人に対して「顔の毛」に対する意識・実態調査を行いました。「うる肌シェービング」は、2013年6月12日にオープンした、正しいむだ毛の処理の知識や、顔そりの美容効果などの情報を提供している女性の為のシェービングサイトで、この調査は顔そりやレディースシェービングの正しい知識を広める事を目的として実施されました。特に注目されているのは、鼻の下のひげ!!この調査では、86%の女性が他人の顔のむだ毛が気になった事があると答え、その中でも65%の女性が「鼻の下のひげ」気になったと回答しました。おしゃれをして身なりを整えたつもりでも、口元のむだ毛が残っていると気づかれてしまうようです。またこの調査では、顔のむだ毛の処理方法などが聞かれ、53%の女性が「毛を剃ると濃くなる」と思っている事がわかり、実際にプロの顔そりを受けた女性の89%は、「濃くなったと感じなかった」と答えました。プロの顔そりで、お肌に変化が!理容室やシェービングのサロンでプロの顔そりを経験した女性は全体の44%で、受けた事がある女性の78%はお肌の変化を実感しています。どのような効果があったかを具体的に質問したところ、「素肌や顔が明るくなった」や「肌触りがかわった」、「化粧の仕上がりが良くなった」と答えました。プロの顔そりは、シェービングのテクニックで剃った毛を濃く見せず、古い角質を除去するピーリングの効果があり、肌がなめらかになり、ワントーン明るくなります。是非一度プロのレディースシェービングで、化粧のりの違いを体験されてみてはいかがでしょうか?【参考】・株式会社アイ・ビー・アイ/@Press News
2014年08月22日大手広告会社の博報堂でコピーライターを務めるとともに、世界を舞台に躍進を続けるダンスユニット「DAZZLE」のダンサー/脚本家としても活躍する飯塚浩一郎。本インタビューでは、ビジネスマンとアーティストとしての顔を併せ持つ飯塚氏に、現在のお仕事に携わるようになったきっかけから、クリエイターとしての今後の展望に至るまで幅広くお話を伺った。――多彩な肩書をお持ちの飯塚さんですが、ご自身ではどのように自己紹介なさることが多いのでしょうか?基本的には、コレと決めてはいません。実際のところ、お仕事の内容やクライアントさんなど、TPOに合わせて、ダンサー、コピーライター、演出家といった肩書を使い分けている感じです。ビジネスマン(コピーライター)としての自分も、アーティスト(プロダンサー/演出家)としての自分も、すべてを含めて僕という人間なので。――プライベートでダンスをやっている方は多くいらっしゃると思うのですが、コピーライターとダンサー/演出家を仕事として両立させることは最初から考えられていたのでしょうか?いいえ。最初はまったく考えていませんでした。特にダンサーとして生計を立てている諸先輩方のお話などを聞いて、それがとても難しいことであるということは分かっていたので。もともと表現手段が多様なクリエイターになりたいと思っていたので、広告業界への就職を決めました。広告には、形のないものを表現し世の中に影響を与えるという意味で、無限の可能性を感じたという点が決め手になりました。――博報堂のコピーライターになるのもかなり難しいと思うのですが。最初は、営業職として配属されて、4年目でクリエイティブの部署に異動することになり、コピーライターとして仕事をするようになりました。同時に、プライベートでも自分を表現できる創作活動をしたいという気持ちが湧いてきて、その時にちょうどダンスユニット「DAZZLE」に加入しました。彼らが舞台をやろうとし始めた時期で、僕の持っている力が役立つと思ったので。今から約8年ほど前のことでした。――コピーライターとダンサー/演出家は、一見まったく共通点を見出だせませんが、どのような点に近しいものを感じたのですか?皆さんからは、バラバラのことをやっているように思われるかもしれませんね(笑)。でも、自分の中ではクロスフェードする部分が多くあり、両方のお仕事がとても近い存在なんです。例えば、"人の心を動かす"という点においては、コピーライターもダンサー/演出家も、非常に強く共通するものがあると考えています。また、僕自身にとってコピーライターとして頭を働かせることとダンサーとして無心で体を動かすことは、色々なバランスを保つ上でとても良い影響があるんです。――飯塚さんがこれまでに手掛けたCM内でもダンスを採用していますよね。はい、いくつかのCMなどでダンスを取り入れたものを制作させていただいています。実は、DAZZLEのメンバーに参加してもらったこともあるんですよ。社内にもダンスを活かした仕事をする"ダンスビジネスプロジェクト"というものがあるんですが、今後その活動も活発化させていきたいですね。といってもメンバーは現在僕一人なんですが(笑)。――ダンサーや演出家としての経験が、コピーライターやCM制作といったビジネス面に役立つといったことも多いのでしょうか?CM制作時に重要な要素のひとつとなる音楽と映像のタイミングの合わせ方やその使い方などは、まさにダンサーとしてのリズム感や、演出家として培ったノウハウが役立つことがあると思います。また、ダンスに限ったことではないのですが、本来の仕事と離れ社外での活動を行うことは、第三者的な視点を持つという意味でも大切だと考えています。――反対に、コピーライターとしての経験がダンサーや演出家としてのお仕事に影響を及ぼすこともありますか?DAZZLEの公演では、ダンス中に字幕による演出を行うことも多いのですが、その際の言葉の選び方やリズム、意味の広がりなどに対する考え方は、コピーライターとしての経験が生かされていると思います。また、公演を行う会場が広くなるにつれ、観客席から字幕が見えづらくなることを考慮してナレーションを採用する機会が増えてきているのですが、ダンスとの距離感を大切にしながら「音」としての言葉をより意識しています。振り付けや動きに合わせるために、脚本のディテールを変えることもありますね。――そんな飯塚さんが脚本を手がけられているDAZZLEの最新作公演「二重ノ裁ク者」(2月14日~16日)が今週から始まりますね。今回の公演では、ナレーションを俳優の浅野忠信さんに担当していただけることになりました。ナレーションを考えるときは、基本的に誰が話すかも想定しながら考えるんですけど、今回の場合は浅野さんを想定していたので、引き受けていただき、ありがたかったです。浅野さんのナレーションには聴く人を惹きつける強い引力があり、ダンスパフォーマンスの放出する力とのコラボレーションを、ぜひ楽しんでいただければと思います。また、コンテンポラリーからストリートまで多彩なジャンルを融合したダンス、重厚なストーリー展開、さらにサウンドやライティングによる演出など、DAZZLEならではのステージを、ぜひ会場に足を運んで体験していただければ嬉しいです。――それでは最後に、ご自身やDAZZLEとしての今後の展望について簡単にお聞かせいただけますでしょうか?個人的には、単純ではありますが、エンタテインメントの発信側にいる一人のクリエイターとして究極的な作品作りを目指し続けることが目標でしょうか。また、DAZZLEとしての目標については、ブロードウェイでのロングラン、世界三大演劇祭への参加、7年後の東京五輪のオープニングアクトへの参加なども、ぜひ挑戦したいですね。
2014年02月13日世界トップクラスのダンサーたちによるダンス・エンタテインメント『バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012』が12月5日、東京・東急シアターオーブで開幕。当日はスペシャル・ゲストダンサーとして参加する今井翼が、共演するダンサーとともに会見を行った。「バーン・ザ・フロア」公演情報同作はブロードウェイ、ロンドン・ウエストエンドをはじめ世界で人気を博しているステージ。日本でも過去6回の公演で約40万人の観客を動員しているヒット作だ。今回初めて日本人のゲストダンサーとして、今井翼が参加することでも注目を集めている。ジャニーズ事務所の中にあってもダンスに定評のある今井は「『バーン・ザ・フロア』は世界中を回ってますから、これまでシンガポール、韓国にわたって指導してしてもらいながら、日本でも自主練に励んでようやく今日開幕を迎えることができました」と感慨を語りながら、「これまでタッキー&翼としても、個人としてもいろいろなステージをご覧になっていただきましたが、この情熱的なダンスを通して新しい今井翼を感じ取っていただけたら」と舞台をアピールした。東京公演は12月9日(日)まで。その後、12日(水)から16日(日)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)でも上演。
2012年12月06日セブン&アイ・ホールディングスとサッポロビールは27日、共同開発した「セブンプレミアム 100%MALT」(350ml198円、500ml258円)を「セブン-イレブン」の酒類取扱店舗1万4,471店(10月末現在)とセブン&アイグループ各社の店舗で発売する。同商品は、セブン-イレブンのプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」初のビールとなる。サッポロビールの協働契約栽培の原料を100%使用。麦芽100%による凝縮した麦のうまみ、氷点下熟成による雑味のないキレ味を実現したという。さらに、ガス圧を高めに設定することで、刺激・ドライ感を高め、コクとキレを両立したとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日セブン&アイグループは5月より、SMAPを起用した「2012年 セブン&アイ夏ギフト」のプロモーションを展開。そのテレビCMのオンエアが15日からスタートした。テレビCMは、SMAPメンバー5人が国会の議長席を取り囲み、国会審議さながらに激論を繰り広げながらおすすめギフトを決定するユニークな作品に仕上がった。楽曲には、テレビCM曲として書き下ろされた、SMAPの新曲「gift」を使用。作詞・麻生哲朗、作曲・菅野よう子という、ニューシングル「さかさまの空」と同じコンビが手掛け、夏にふさわしい軽快なリズムに仕上がっているという。「夏ギフト」では、SMAPによる「史上最大の試食会」開催を経て、日本全国の旬の味覚や名産品、全2,500点の中からメンバー5 人が厳選した15品を選び抜き、カタログギフトの配布、予約受付を行っている。なお、CM本編とメイキング動画は、セブンネットショッピング内の特設ページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日映画『リトル・ダンサー』に2,000人の候補者の中から見事主演に抜擢され、弱冠14歳で英国アカデミー賞主演男優賞、英国インディペンデント映画新人俳優賞など各賞を総なめにし、世界的名声を得た俳優、ジェイミー・ベル。まだあどけなさの残る表情が印象的だったジェイミーだが、彼ももう26歳。今年に入り、女優エヴァン・レイチェル・ウッドとの婚約も報じられたばかりの彼は、やんちゃな表情が母性本能をくすぐるイケメン俳優へと変身を遂げた。『ジェーン・エア』や『第九軍団のワシ』など、今年の日本公開作だけでも様々な変貌を遂げている彼の次なる出演作『崖っぷちの男』が7月7日(土)より公開となる。ニューヨーク・マンハッタンの高層ホテルの窓の外に現れた男、ニック・キャシディ。“飛び降り自殺志願者”として注目を集める彼は自らの要求を伝えるため、女性刑事・リディアを唯一の“交渉人”に指名。なぜ自分が選ばれたのかも分からぬまま、ニックとの交渉を開始するリディアだが、実はニックはその背後である計画を進行させており――。本作でサム・ワーシントン扮する主人公・ニックの弟、ジョーイを演じているジェイミー。劇中ではジョーイと共にある“計画”を実行するガールフレンド、アンジー(ジェネシス・ロドリゲス)とのシーンが多いが、彼女との共演をジェイミーは「恋人のアンジーとは、サスペンス、ユーモア、アクションなど色々なシーンがあった。相性がいいんだ。撮影中によく監督はカメラを回し続けて、僕たちはアドリブでたくさんのセリフを言い合ったんだ。本当に楽しかったよ」とふり返る。そんなジョーイとアンジーのやり取りが本作の見どころの一つでもあるが、ジョーイが恋人との関係も家族、学校のことも全部二の次で尽くすのが、兄・ニック。そこには何か2人の“強い絆”のようなものを感じずにはいられない。「兄弟関係はとても重要なポイントだった。実際の撮影までに互いにどんなやりとりをするか、サムとよく話し合ってリハーサルしたよ」とジェイミーは明かす。その一方で、サムが「ジェイミーのことはしばらく知っているんだ。だからわりと簡単だったよ。演じているときは、この兄弟がいつも言い合っているところがリアルで気に入ったよ。そういうふうに脚本に書かれていたわけじゃない。やっているうちに、そういうふうになっていったんだよ」と証言するように、ジェイミーとサム、2人の関係性がそのままスクリーンにも映し出されたようだ。今回メガホンを握ったのはドキュメンタリー映画監督の出身で、本作が初の劇場用長編デビュー作となるアスガー・レス監督。ドキュメンタリーとフィクションでは多くのギャップもありそうなものだが、「ドキュメンタリーをやってると、『それは現実じゃない』とフィクションを敬遠しそうだよね。でも、家族とか愛とか名誉とか、深くてリアルなコンセプトを表現することで、映画はリアルになれるんだ。作品は素晴らしかったよ」と話すジェイミーには頼もしささえ感じてしまう。また、名優エド・ハリスとの競演を「彼の演技は真に迫るものがあるから、楽しかった」と言ってのけてしまうところにも、この数年間での彼の役者としてのさらなる進化を感じずにはいられない。『リトル・ダンサー』当時の面影も残る愛らしい表情に、“大人”の魅力も併せ持ったジェイミーは向かうところ敵なしといったところ。本作について「『えっ?そんなことは思いつかなかった』、『一本とられた』というリアクションが返ってくるように情報を的確に伝えることを心がけた」と語るジェイミーの好演が見られるノンストップアクション・サスペンス『崖っぷちの男』。一回りも二回りも大人の男に成長したジェイミーから、今後とも目が離せない!『崖っぷちの男』は7月7日(土)より全国にて公開。■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011. 崖っぷちの男 2012年7月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2012年06月15日セブン&アイ・ホールディングスは23日、映画「HOME 愛しの座敷わらし」(28日全国公開)とのコラボレーション商品「豆腐ぷりん ワサビ風味」を発売した。販売店舗は、グループのイトーヨーカドー約150店舗(北海道エリア、ザ・プライスを除く)、ヨークベニマル約170店舗、ヨークマート約70店舗。同商品は、同作品の劇中、商品開発に熱い思い入れを持つ主人公が開発を担当した「豆腐ぷりん ワサビ風味」が突然大人気となるエピソードをもとにしており、イトーヨーカドーのオリジナル商品として開発した。つるんとした食感で、ほんのりワサビの風味が香るという。価格は150円。映画上映期間のみ限定販売。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日演出家・宮本亜門のデビュー作にして芸術祭受賞作となる『アイ・ガット・マーマン』が2012年1月、東京・シアタークリエにて上演される。『アイ・ガット・マーマン』のチケット情報その才能を愛され、ブロードウェイ黄金期に不動の地位を築き、“ブロードウェイの女王”と呼ばれた、エセル・マーマンの生涯を描いた本作。1987年に振付家として活躍していた宮本が初めて作・演出を手掛けた作品で、10年ぶりの上演となる。出演は、初演キャストの田中利花、諏訪マリー、中島啓江の「オリジナルキャスト」、エリアンナ、シルビア・グラブ、浦嶋りんこという実力派女優たちがそろう、「ファビュラス・キャスト」、そして、先日全員卒業が発表されたSDN48のメンバー西国原礼子や樹里咲穂、Mizといった今回オーディションで選ばれた「ニューキャスト」の9名。なお、「オリジナルキャスト」は25周年を記念した特別コンサート版『Tribute to Merman』を上演する。公演は、2012年1月3日(火)から19日(木)まで東京・シアタークリエにて。チケットぴあでは、10列目までの席となる、良席保証販売! チケットの先行抽選「プレリザーブ」を実施。受付期間は10月22日(土) 11:00から26日(水) 11:00まで。
2011年10月21日劇団四季のミュージカル『コーラスライン』が10月7日(金)、東京・自由劇場にて開幕する。ダンサーたちの実話を元に作られた本作は“四季ミュージカルの原点”とも称されるもの。前日の10月6日の最終舞台稽古では、汗を飛び散らせ真摯に作品に向き合う俳優たちの姿があった。劇団四季「コーラスライン」チケット情報物語はとある劇場が舞台。そこでは新作ミュージカルのコーラスダンサーを選ぶオーディションが行われている。最終選考に残った17人に演出家・ザックが「君たちがどんな人間なのか知りたい」と問いかけた。風変わりなオーディションに戸惑うダンサーたちだったが、次第に自らの人生を語っていく。家庭的に恵まれなかった者、整形を告白する者、女装のショーで踊っていた者……。赤裸々な告白の中にも、彼らはダンスへの情熱を滲ませる。豪華なセットはなく1本の白いラインが引かれただけの舞台、ブロードウェイ作品ながら“ブロードウェイ・ミュージカル”という言葉から想起させる華やかさには遠い。だが「役を掴みたい」という思いや「いつまで踊れるのか」という不安など、ダンサーたちのリアルな心情や悩みを描く内容は、おそらく出演している俳優自身の思いとリンクするのだろう。物語を見ているのではなくリアルなオーディションを見ているのかと思う生々しさがある。物語が進むにつれ、汗がしみてくる出演者たちの衣裳が、さらに物語に真実味を増す。そして悩み葛藤しつつも、自ら選んだ道を「悔やまない」と言い切る姿に青春の輝きも感じさせる、心にしみるミュージカルだ。劇団四季でも30年以上コンスタントに上演され続けている作品だが、今回の東京公演で初めて本作に出演する俳優も多く、ひたむきさが伝わる印象的な舞台になった。一度はスターとして成功を経験したものの挫折し、再度コーラスダンサーからやり直そうとオーディションを受けるキャシー役には、劇団を代表するダンサーのひとり、坂田加奈子。坂田自身はキャシー役は長いが「初めて参加するメンバーも多く、一から台本を読み込み、丁寧に稽古を積み上げてきました。ステージにかける俳優たちの生き様を、リアルに真摯に演じたいと思います」とコメントした。公演は12月16日(金)まで。チケットは11月13日(日)公演分まで発売中。11月16日(水)から12月16日(金)公演分は10月15日(土)に一般発売開始。
2011年10月07日ロッテより、手を汚さずに食べられるチョコ菓子『シャルロッテ・アイ〈とろけるショコラ〉』、『シャルロッテ・アイ〈シャルドネソース〉』、『シャルロッテ・アイ〈苺のコンフィチュール〉』が、2011年9月27日(火)より全国で発売される。〈とろけるショコラ〉は、チョコの中に口どけ滑らかなチョコレートクリーム入りの2層タイプ。しっかりとしたカカオの香りと、とろけるチョコの味わいが口の中に広がる。〈シャルドネソース〉は、チョコの中に白ワインの原料にもなる、シャルドネのソースを入れた2層タイプ。華やかなぶどうの香りがチョコのまろやかな風味を引き立てる。〈苺のコンフィチュール〉は、チョコの中に甘酸っぱい苺ソースを入れた2層タイプ。まろやかなチョコと、酸味のある苺ソースが口の中で溶け合い、爽やかな風味が楽しめる。お菓子のコンセプトをそのままに、1人で何役もこなしながら前向きに頑張るアラサー女子に、ぜひ食べてほしい。
2011年09月01日