大学のアメリカンフットボールの試合中に起きたハプニングが、話題になっています。2021年9月11日、アメリカのフロリダ州でマイアミ大学の『マイアミ・ハリケーンズ』と、アパラチアン州立大学の『アパラチアン・ステート・マウンテニアーズ』の試合が行われました。その試合の最中に、スタジアム内に1匹の猫が紛れ込み、2階のデッキから落下しそうになったのです。手すりの外側に移動して危うく落ちそうになった猫は、デッキ下のケーブルのようなものに捕まります。しかし、間もなくバランスを崩して宙ぶらりん状態に!周りの人たちが固唾をのんで見守る中、とうとう猫は力尽きて、手を離してしまいます。それからどうなったのか…驚きの結末がこちらです。CAT SURVIVES FALL AT HARD ROCK STADIUM!!!! #SaveTheCat pic.twitter.com/oPNGgfUltZ — Yianni Laros (@Yiannithemvp) September 11, 2021 下の席にいた人たちがアメリカ国旗を広げて、落ちて来た猫を見事にキャッチしたのです!1人の男性が無事だった猫を掲げると、観客席からは割れんばかりの歓声が上がりました。Well this may be the craziest thing I’ve seen at a college football game #HardRockCat pic.twitter.com/qfQgma23Xm — Hollywood (@DannyWQAM) September 11, 2021 海外メディア『Local10』によると、猫はその場にいたエミリア・ワイスさんという大学生に引き渡されました。エミリアさんは動物病院で働いた経験があるのだそう。彼女が猫の状態を確認したところ、腰の位置がずれていたため、すぐに調整したということです。しかしその直後、猫は暴れ出して、そのまま逃げて行きました。猫は走って逃げられる状態だったので、少なくとも大きなケガはしていなかったようです。海外メディア『npr』によると、2階のデッキから下の席までは約9mの高さがあるのだそう。もし猫が固い表面に落ちていたら、大ケガをしていた可能性もあります。アメリカ国旗を持っていたのは試合のシーズンチケットを所有する夫婦で、観戦の際にはいつも国旗を持参しているのだとか。2階席から猫が落ちそうになっているのに気付き、すぐに国旗を持って助けに向かったそうです。チームの応援のための国旗が、まさか猫の命を救うことになるなんて、想像もしていなかったでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月22日“反則タックル”を指示したとして日本中から非難を浴びている日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)だが、彼が支配しているのはアメフト部だけではない。会見に出席した記者はいう。 「井上奨コーチは一貫して、一連のタックルを行った選手への発言は内田氏からの指示ではなく、自分の判断だと言い張りました。日大の職員でもある井上コーチが、大学の常務理事である内田氏を守ろうとしているのが見え見えでしたね」 日本大学の理事長は、相撲部の総監督であり、元学生横綱でもある田中英寿理氏(71)だ。内田前監督は理事長の右腕だといわれている。バルセロナ五輪の柔道銀メダリストで、日本女子大学体育学部の溝口紀子教授は、日本大学の体質をこう評する。 「クラブの顧問が内田前監督のように大学の常務理事になれるということはまずありえません。しかし日大の場合は田中理事長の場合もそうですが、クラブで実績を上げると評価され上層部に引き上げられます。だから、日大の執行部は上意下達の体育会系気質をそのまま持っている。統治システムが働かず、理事長意外は誰もナンバー2の内田前監督にものを言えないから、真相も究明できないし、対応が後手後手になり、学生を守れない」 人事担当の常任理事である内田氏は職員に対しても、絶対的な権力を持っているという。日大の職員は怒りを込めてこう語った。 「人事権を持つ彼に逆らえる人は、学内には誰もいません。日本大学では田中理事長が総監督を務める相撲部OBと、アメフト部OBが幅を利かしています。内田さんが取締役を務める日大の関連会社には、複数のアメフト部員や相撲部員が採用されていますが、ここに務めたのち、日大本体の職員に採用するというのが内田さんと田中理事長が作ったルート。井上コーチもこの道を使って、日大の職員となりました」 部外でも内田前監督のパワハラ体質は変わらないようだ。日本大学ユニオン準備会代表の志田慎さんはこう明かす。 「いま、大学では非常勤講師の“雇い止め”が進んでいます。今年3月、把握しているだけで約20人が解雇。数年かけて、3千600人の非常勤講師を雇い止めするつもりです。何度も大学側と団体交渉してきましたが、人事担当の理事でありながら、内田氏は一度も出てこず、逃げ続けた。先日の会見を見て、“あぁ、やっぱり”と思いました。コーチや学生にすべて責任を押し付けて自分だけ逃げきろうとしているんですから」 日大アメフト部の監督を辞任した内田氏。だが、彼が日大の常務理事にいる限り、アメフト部と学内の“パワハラ体質”の本質的な改善は難しいかもしれない。
2018年05月30日連日、民放各局のワイドショーや各スポーツ紙で大々的に報じられている日大アメフト部選手による“危険タックル問題”だ。 「ここ数年は、この時期だと大相撲の五月場所が何かしらネタになっていました。ところが、今場所は特にネタがなし。それに変わるように飛び込んで来たのが日大のネタ。扱ったどの番組も、軒並み視聴率がアップしています。収束までは、まだまだ時間がかかるでしょう」(ワイドショースタッフ) 各番組にはアメフトの専門家も登場しているが、注目されるのが芸能界でのアメフト経験者のコメントだ。 法大アメフト部主将を務めた経験のあるブリリアンのコージ(30)は24日、日テレ系「PON!」に生出演。今回の問題について率直な思いを聞かれると「同じアメフトをやってた身としては衝撃でした」と複雑な胸中を吐露。「こんな形でアメリカンフットボールというのが知れ渡りましたけれども、本当にアメリカンフットボールっていいスポーツなんです」と主張した。 そんななかコメントが非常に注目されているのが、オードリーの春日俊彰(39)だという。 「春日さんは日大の系列校・日大二高のアメフト部に所属。オール関東の選抜メンバーになるほどの実力でした。今回の問題で渦中の人物となった内田正人前監督、井上奨前コーチについてもよく知っているはず。ところが問題勃発後の『オードリーのオールナイトニッポン』では、まだ問題についてコメントしていません。コンビでNFLの情報番組『オードリーのNFL倶楽部』(日本テレビ系)のMCをつとめています。今後の発言に目が離せませんね」(芸能記者) 春日なら今回の問題に対してズバッと“正論”を述べてくれそうな気がするが……。
2018年05月29日アスリートのカラダを『anan』が撮影。その筋肉美の裏に隠された思いも語っていただきました。今回はアメリカンフットボールの栗原嵩選手です。僕のカラダがアメフトを知るきっかけになれば。見る者を釘付けにする、鍛え抜かれた逞しいカラダ。撮影でシャツを脱いでほしいとお願いすると、筋肉が美しく写るよう腕立て伏せを開始。そのスピードの速さにスタッフ一同驚愕!「カラダはかなり鍛えていますね。僕のアスリートとしての理想は、デカくて速く動けるカラダ。ただ、本場アメリカのアメフト界では、僕は背が低い方なんです。だからこそ、このカラダを活かして大きい人にはできないプレーを武器にしたい」垂直跳びで90cmも跳べる、という高い身体能力は幼い頃からのもので、小学生ですでにアスリートの夢を抱いていた。「アメフトにハマったのは高校時代。小学5年生くらいからアメリカのカルチャーがめちゃくちゃ好きで、ラップなどの音楽を聴いていた。そんなアメリカを代表するスポーツだったことも、理由のひとつだと思います。持論ですが、音楽をはじめとするカルチャーはスポーツにすごく影響を与えている。ラップやブラックミュージックが染み付いているアメリカ人は抜群のリズム感があり、それがプレーにつながっていると思います」そんな憧れのアメリカで、最上位に位置するプロアメリカンフットボールリーグがNFL。栗原選手は2013年に、ルーキーキャンプに招待された。「アメフト人生のすべてをかけて行きました。結果的にNFLの契約はできなかったのですが、アメリカ人ばかりの環境で競い合い、評価されたのは嬉しかったし、競技人生で一番印象に残ってます。選手は超人ばかりでしたが、自信があったし絶対に負けない気持ちでやってました。とてもハードなキャンプだったけど楽しかった。また機会があるならもちろん挑戦したい」と、日本人選手として道を切り開いてきた栗原選手。「僕自身は、信念の塊だと思います。今まで前例のないプロという道を自分で作っていったし、 NFLのキャンプもゼロからのスタートで招待された。道なき道をブレることなく歩んできたことが、今につながっているのかなと。今後は、アメフトの認知度を上げることが使命だと感じています。アメフトはエンタメ性が高く、会場で観ると絶対に楽しめるスポーツ。僕を入り口に知ってもらえたら嬉しいし、そのためにカラダを鍛えているという部分も。マッチョだと印象に残るでしょ?(笑)アメフトを通じて多くの人に出会い、さまざまな経験ができたので、恩返しじゃないですけど、盛り上げていきたいですね」くりはら・たかし1987年11月7日生まれ、東京都出身。ポジションはワイドレシーバーで、スピードやジャンプ、キャッチ力が要求される。現在はIBMビッグブルーに所属し、国内Xリーグで活躍。コーチングにも力を注いでいる。日本テレビが毎年11月に実施している「カラダWEEK」キャンペーン。その企画の一つとして、昨年に引き続きトップアスリートたちの「カラダ写真展」を開催。今年はananが撮影した、「筋肉美」がテーマの“アスリートのカラダ”が、大きな写真で鑑賞できます。「なりたいカラダ」「理想のカラダ」「憧れのカラダ」に触れれば、カラダのために何かしたくなるかも!日程/2017年11月6日(月)~11月17日(金)時間/10:00~18:00※月~金曜のみ開催場所/汐留・日本テレビタワー2階ロビー料金/入場無料※『anan』2017年11月1日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・壽村太一インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年10月31日