今年もバレーボールの国際シーズンが幕を開けた。今年は、来年のパリ五輪につながる重要な大会が続く。その最初がネーションズリーグだ。パリオリンピックへとつながる世界トップチームとの熾烈な戦い。パリ五輪の出場権を獲得するには2つのルートがある。一つは今年9~10月に開催されるパリ五輪予選で8チーム中2位以内に入ること。もしもそこで届かなかった場合は、来年6月の世界ランキングによって出場権を獲得できるかどうかが決まる。ネーションズリーグは、パリ五輪予選に向けてチームを作り上げるためにも、ランキングを上げるためにも、非常に重要な大会。世界トップの16チームが3週にわたって世界各地で予選ラウンドを戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進む。日本代表は男女とも名古屋で、予選ラウンド第1週を戦う。昨年、世界ランキングを11位から7位へと大幅にアップさせた男子日本代表は、さらなる躍進を狙う。その中心として期待されるのは、世界最高峰リーグであるイタリア・セリエAで存在感を放ったアウトサイドヒッターの2人、主将の石川祐希と21歳の髙橋藍だ。石川にとっては、セリエAでプレーすることはもはや挑戦ではなく日常。参戦8年目となった22‐23シーズンは、ミラノの大黒柱として、プレーだけでなくリーダーシップも発揮し、強豪を倒してクラブ史上初の準決勝に進出する原動力となった。髙橋は日本体育大学に在籍しながら、覚悟を持ってセリエA参戦を選び、レギュラーをつかんでフルシーズン活躍。持ち前の守備力に加え、高さのある相手に対する攻撃も磨いた。「特にイタリアで力をつけてきたスパイクやサーブを、日本代表でも発揮したい」と意気込む。女子大会は、男子に先立って5月30日に開幕。日本はランキング6位からさらなる上位を目指す。そのために今年掲げるのはサーブ強化だ。主将の古賀紗理那は「サーブでエースを取ったり、崩して、そこからのブロックとディフェンスで拾って速い展開で攻め返すというのが私たちの勝ちパターンになると思うので、そこを見てもらえたら」と語る。勝ちパターンを確立し、来年メダルを獲得するために。パリ五輪に向けた戦いはもう始まっている。龍神NIPPON(男子日本代表)髙橋 藍(日本体育大学)高い守備力を武器に19歳で東京五輪に出場。成長著しい21歳。攻撃力にも自信をつけた。石川祐希(右)(パワーバレー・ミラノ)海外で実績を重ね、目標とする“世界トッププレーヤー”に着実に近づく頼れるエース。西田有志(左)(ジェイテクトSTINGS)躍動感あふれるスパイク、サーブが魅力の点取り屋。豪快に奪うサービスエースに注目。火の鳥NIPPON(女子日本代表)石川真佑(日本バレーボール協会)Vリーグで日本人最多得点記録更新。今年は兄・祐希と揃っての五輪出場権獲得を目指す。古賀紗理那(NECレッドロケッツ)今年のVリーグでNECを優勝に導きMVPを獲得。昨年末に男子代表の西田との結婚を発表。関 菜々巳(東レアローズ)昨年の世界選手権で正セッターとしてベスト8入りに貢献。日本の高速コンビバレーの要。【バレーボール ネーションズリーグ2023】<男子日程>第1週6/6~6/11名古屋第2週6/20~6/25フランス第3週7/4~7/9フィリピンファイナルラウンド7/19~7/23ポーランド<女子日程>第1週開催中~6/4名古屋第2週6/13~6/18ブラジル第3週6/27~7/2タイファイナルラウンド7/12~7/16アメリカ男女とも日本戦全試合、BS‐TBSで放送。※『anan』2023年6月7日号より。写真・アフロスポーツGetty Images取材、文・米虫紀子(by anan編集部)
2023年06月06日アメリカ発GPS機器のパイオニア、ガーミンジャパン株式会社(以下 Garmin)は、最先端のテクノロジーを盛り込み、パフォーマンスと機能美を追求したGarminのフラッグシップモデルであるマルチスポーツGPSウォッチ「fenix」シリーズから、最新モデル『fenix 7 Pro(フェニックス セブン プロ)』を、2023年6月8日(木)に発売します。「fenix 7 Pro」シリーズ/Garminアンバサダー リーチ・マイケル選手「fenix」シリーズは、Garminのフラッグシップモデルとして、仕事でもスポーツやアウトドアなどプライベートでも妥協しない、常に高みを目指すユーザーのために開発された、マルチスポーツGPSウォッチ。Garminのウォッチシリーズの中で常に最先端のテクノロジーを搭載し、選び抜かれたマテリアルと、ビジネスにもスポーツにもフィットする洗練されたデザインを実現。ビジネスアスリートの365日あらゆるライフシーンをサポートするハイグレードモデルです。Garminならではの高精密なGPS計測はビルの谷間から過酷な環境まで、困難な環境でも高精度の追跡を可能にするGNSSマルチバンド採用。また日本詳細地形図はもとより、世界大陸地図や世界のゴルフコース、スキーマップなどがプリロード、無料ダウンロード対応。正確かつ精密なマッピング機能は、現地地図情報が少ないアジアやアフリカ各国への出張が多い、世界を舞台に活躍するビジネスパーソンからも高い評価を得ています。また、多彩なヘルスモニタリング、フィットネス機能に加え、各種通知機能からキャッシュレス決済までビジネスシーンに欠かせない機能、10気圧防水機能などを含め、過酷な環境にも耐えうる耐久性を備えており、国内外にと多忙な日々の中でのヘルスケアもしっかりサポート。操作はボタンに加えオン/オフ切り替え可能なタッチスクリーンを採用し、シーンに合わせて自在に操作ができます。新モデルとなる「fenix 7 Pro」シリーズは、全機種にソーラーバッテリー搭載。スマートウォッチモードで約37日間※、マルチGNSSモードでも約77時間※※(fenix 7X Pro)の長時間稼働を実現。また、光学式心拍計は第5世代に進化。8つのセンサーと配置し、過酷な環境下での激しいスポーツ中でもより高精度な計測を実現します。さらにランニング、サイクリングにおける上り坂を走る能力をスコア化する「ヒルスコア」、長時間のアクティビティの継続能力を数値化する「持久力スコア」を新たに搭載。より高みを目指すアスリートをサポートする機能も充実しました。スポーツアクティビティはランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなどに加え、サッカー、野球、バスケなど球技種目が大幅増加し、60種類以上となりました。※ソーラー充電 :1日中着用し、野外の50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合※※ソーラー充電:50,000ルクスの条件下で使用した場合全機種にLEDフラッシュライトを搭載。夜間トレーニング時のポジションライト、万が一のSOS機能など、単なるライトだけでなく、セキュリティ機能を盛り込んだ高機能ライトです。チャージングコネクトは汎用性の高いUSB-Cを採用。デザインは見やすいディスプレイに加え、耐久性と軽量性に優れたDLCコーティングチタンでラグ全面をメタル化(一部アイテムを除く)。ボタンにもメタルガードを装備し、ビジネスアスリートのあらゆるシーンに対応する、よりタフさと洗練されたデザイン性を兼ね備えたボディに進化しました。アメリカ国防総省が定めるミリタリースペック(MIL-STD-810G)に準拠した、耐熱、耐衝撃、防水(10気圧防水)を備え、過酷な環境にも耐えるタフな設計です。「fenix 7 Pro」シリーズは、3サイズを展開。1.4インチディスプレイの『fenix 7X Pro』(2モデル)、1.3インチディスプレイの『fenix 7 Pro』(2モデル)、1.2インチディスプレイと小型で女性の腕にも馴染む『fenix 7S Pro』(2モデル)の全6モデルをラインアップします。ヘルスモニタリング機能は、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー、血中酸素トラッキング※1、体のエネルギー状態を数値化するBody Battery、ストレススコア、睡眠スコア、フィットネス年齢の計測など、より高度な健康管理をサポートします。リアルタイムでのモニタリング機能、週間など長期での運動量など多彩な機能はご用意し、日々の健康管理を要望の方からパフォーマンスアップに必要な高度なトレーニング指標まで、幅広くサポートします。また、互換性のあるスマートフォンとのペアリングによる各種通知機能、最大2,000曲を保存、再生できる音楽再生機能、Suica※2対応のキャッシュレス決済機能なども搭載。仕事もプライベートも妥協しない、常に一歩先を目指す方に。『fenix 7 Pro』シリーズとともに、パフォーマンスアップの新たな世界を切り拓いてください。※1 血中酸素トラッキングによる測定は、医療目的で使用されることを意図するものではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするものです。※2 「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。【製品概要】発売日:2023年6月8日(木)■「fenix 7X Pro」シリーズサイズ :51×51×14.9mmディスプレイ:1.4インチ(35.56mm)重量 :89gバンドサイズ:26mm●fenix 7X Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Blackベゼル:DLCチタンバンド:シリコン ブラック価格 :125,000円(税抜)/137,500円(税込)●fenix 7X Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Carbon Gray Metal Bandベゼル:DLCチタンバンド:DLCベンティドチタン※Blackシリコンバンド付属価格 :155,000円(税抜)/170,500円(税込)『fenix 7X Pro』■「fenix 7 Pro」シリーズサイズ :47×47×14.5mmディスプレイ:1.3インチ(33.02mm)重量 :73gバンドサイズ:22mm●fenix 7 Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC/ Blackベゼル:DLCチタンバンド:シリコン ブラック価格 :110,000円(税抜)/121,000円(税込)●fenix 7 Pro Sapphire Dual Power, Ti Carbon Gray / Chestnut Leather Bandベゼル:DLCチタンバンド:レザー※Graphiteシリコンバンド付属価格 :120,000円(税抜)/132,000円(税込)『fenix 7 Pro』■「fenix 7S Pro」シリーズサイズ :42×42×13.9mmディスプレイ:1.2インチ(30.4mm)重量 :58gバンドサイズ:20mm●fenix 7S Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray / Blackベゼル:DLCチタンバンド:シリコン ブラック価格 :110,000円(税抜)/121,000円(税込)●fenix 7S Pro Sapphire Dual Power Soft Gold / Light Sandベゼル:DLCチタンバンド:シリコン ライトサンド価格 :110,000円(税抜)/121,000円(税込)『fenix 7S Pro』【新機能】■全機種にソーラー充電機能搭載全機種のレンズにソーラー充電機能を備える「Sapphire Dual Power」を搭載。広い太陽電池面積と高性能な導電性素材(サファイアクリスタルレンズ)を使用することで、ソーラー充電による高い延長稼働時間を実現しています。稼働時間は、スマートウォッチモードで約37日間※、マルチGNSSモードでも約77時間※※(fenix 7X Pro)。■全機種にLEDフラッシュライト搭載LEDフラッシュライトを内蔵。光の強さや赤色光への変更、SOS信号パターン点滅、ポジショニングライトなど多彩な機能を備えます。■第5世代光学式心拍計搭載センサー数を8個に増加。加えて新たな配置により、過酷な環境下での激しい運動や振動による検知エラーを低減しました。第5世代の開発では、幅広いジャンルのアスリートの協力のもと、数千時間にわたる実証テストを実施。検知精度だけでなく装着感などにおいても満足のいく改良を実現した、Garmin史上最高のパフォーマンスを提供します。※画像はイメージで実際と異なることがあります。第5世代光学式心拍計■より高度なトレーニング機能が追加・「ヒルスコア」ランニングやサイクリングにおける、登坂(上り坂)での走行能力をスコア化する機能。獲得標高(上った坂道の合計)、上昇回数や平均値に基づき算出。過去実績からの積み上げチャートを表示し、自身の登坂能力の把握だけでなく、スコアに基づいたトレーニングプランやレース時のスタミナ配分などに役立てられます。・「持久力スコア」ウルトララン、アイアンレースなど、持久力を必要とするアスリートのためのフィットネススコア。VO2max、有酸素持続時間など長短時間のフィットネスレベル、トレーニング履歴、トレーニング量に基づき算出。シーズナリティによる影響なども把握することができ、スコア向上のためのアドバイスも表示します。■世界を舞台に活躍するビジネスパーソンの体調管理をサポートする「時差ぼけアドバイザー」海外渡航時にスマートフォンアプリに出発地・目的地の情報を入力すると体内時計を算出。目的地に応じた光照射(いつ起きるべきか)、睡眠スケジュール(いつ寝るべきか)、運動のガイダンスを提供し、時差ぼけの影響を最小限に抑えることをサポート。■フィットネス機能(スポーツアクティビティ)に球技種目が追加従来のランニング、サイクリング、筋トレ、ヨガ、水泳、ゴルフ、HIITなどに加え、サッカー、野球、バスケ、バレーボールなど球技種目が大幅増加。60種類以上の内蔵スポーツアプリで、トレーニングをサポート。トレーニングステータス、高度なパフォーマンス指標を測定し、効果的なパフォーマンスアップを実現します。左から、ヒルスコア、持久力スコア、海外大陸地図、時差ボケアドバイザー【その他の主な特徴】■こだわりのパフォーマンスデザインビジネスシーンにもスポーツシーンにもフィットする、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)または高純度チタンベゼル、独自に開発したソーラー充電機能を持つ「パワーサファイアガラス」などマテリアルにこだわったスタイリッシュな外観。アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐熱性、耐衝撃性および耐水性を有しながら、軽量な設計。■ボタン+タッチスクリーンによるデュアルセンシング操作に加え、オンオフ切り替え可能なタッチスクリーン操作が可能。地図や決済など日常使い、スポーツ時と快適に使い分けられます。■様々な環境で精密な位置情報を実現するGNSSマルチバンドGNSSマルチバンドテクノロジーにより、2周波数帯を受信可能(L1信号・L5信号)。過酷な環境でも高精度で素早い位置情報を提供します。(選択によっては稼働時間に影響を与えます)■内蔵マップで国内だけでなく世界中をナビゲート日本詳細地形図(DKGマップ)や世界42,000以上のゴルフコース、2,200以上のスキーマップを内蔵。さらに海外大陸地図(TopoActive)が無料でダウンロード可能。※日本詳細道路地図(15,400円税込)、日本登山地形図(18,700円税込)は有料でダウンロード可能。■充実したヘルスモニタリング機能・心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリーなどベーシック機能。・体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Battery、ストレススコア、睡眠の質を0~100までの数値で確認できる「睡眠スコア」、フィットネス年齢など・血液中に取り込まれた酸素レベルを測定することで、より効果的にフィットネスのパフォーマンス向上やウェルネスライフのサポートに役立てられる「血中酸素トラッキング」※1■カスタマイズされた提案が可能な充実のトレーニング機能VO2 Max、トレーニングの有効性を示すトレーニングステータス、おすすめワークアウト、スタミナモニタリングでは、運動中にエネルギーをどれだけ速く燃焼しているかをリアルタイム認識する「リアルタイムスタミナ」、コースに登録した食事、水、救急などのポイントまでの距離を表示する「コースポイント※」など、一人ひとりのコンディションに合わせた高度なトレーニングや、レースをサポートする機能が充実。※事前に「Garmin Connect」アプリでコースにコースポイントを追加する必要があります■音楽機能は複数のストリーミングアプリに対応Spotify(R)、Amazon Music、LINE MUSICなどのストリーミング配信サービスに対応。最大2,000曲の音楽保存が可能。■Suica対応Suica※対応の決済機能は、低バッテリー時でもSuicaが利用できるNFCモード搭載。iOS/Androidのいずれにも対応。※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。■通知機能メール、SNS、ニュースなどの通知と内容の確認が可能。※互換性のあるスマートフォンとのペアリングが必要。■パーソナライズ・サービス対応するスマートフォンでConnect IQストアのウォッチフェイス・アプリを活用すれば、ウォッチフェイスデザインをパーソナライズできます。バンドもワンタッチで取り替え可能。別売のQuickFitバンドで、素材やカラーなどファッションやシーン合わせて楽しめます。また、「Garmin Connect」アプリと同期することで、健康状態とフィットネスデータを詳細に確認することができます。左から、血中酸素トラッキング、Body Battery、アクティビティリスト、通知機能、Suica<製品仕様>・ディスプレイ:fenix 7S Pro:1.2インチ(30.4mm)/240×240ピクセルfenix 7 Pro :1.3インチ(33.02mm)/260×260ピクセルfenix 7X Pro:1.4インチ(35.56mm)/280×280ピクセルともに半透過メモリインピクセル(MIP)・レンズ素材 :Power Sapphire(TM)・ケース素材 :FRP・衛星測位 :GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)・センサー :第5世代光学式心拍計、血中酸素トラッキング、コンパス、ジャイロセンサー、温度計、気圧高度計など・防水機能 :10ATM(100m防水)・稼働時間 :●fenix 7X Proスマートウォッチモード :約28日間+約9日間*バッテリー節約 ウォッチモード:約90日間+約1年間*GPSモード :約89時間+約33時間**マルチGNSSモード :約63時間+約14時間*マルチGNSS マルチバンドモード:約36時間+約5時間**マルチGNSS+音楽再生 :約16時間Expeditionモード :約213時間+約365時間**●fenix 7 Proスマートウォッチモード :約18日間+約4日間*バッテリー節約 ウォッチモード:約57日間+約116日間*GPSモード :約57時間+約16時間**マルチGNSSモード :約40時間+約8時間*マルチGNSS マルチバンドモード:約23時間+約3時間**マルチGNSS+音楽再生 :約10時間Expeditionモード :約136時間+約153時間**●fenix 7S Proスマートウォッチモード :約11日間+約3日間*バッテリー節約 ウォッチモード:約38日間+約49日間*GPSモード :約37時間+約9時間**マルチGNSSモード :約26時間+約4時間*マルチGNSS マルチバンドモード:約15時間+約1時間**マルチGNSS+音楽再生 :約7時間Expeditionモード :約90時間+約72時間***屋外にて1週間1日3時間50,000ルクスの条件下で使用した場合**50,000ルクスの条件下で使用した場合・接続機能 :Wi-Fi/Bluetooth(R)/ANT+・ライフログ機能:心拍数、呼吸数、Body Battery、睡眠スコア、フィットネス年齢、ストレススコア、消費カロリー、週間運動量、血中酸素トラッキングなど・スポーツ機能 :ランニング、ゴルフ、サイクリング、スイミング、ヨガ、ピラティスなど60種類以上・マップサービス:日本詳細地形図(DKGマップ)、世界のスキーリゾート、ゴルフコース世界11大陸の海外地図のダウンロード可能(無料)日本詳細道路地図、日本登山地形図のダウンロード可能(別途購入)・スマート機能 :音楽再生(Spotify(R)、Amazon Music、LINE MUSICのストリーミング配信に対応/最大2,000曲まで保存可能)、Garmin PayおよびSuicaなど※スマートフォンとのペアリングが必要・その他の機能 :タッチスクリーン(オンオフ切り替え可能)、LEDフラッシュライト・標準付属品 :チャージングケーブル(USB-C)、クイックスタートマニュアル製品の詳細は、以下のURLからご覧ください。fenix 7X Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Black fenix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Carbon Gray Metal Band fenix 7 Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Black fenix 7 Pro Sapphire Dual Power, Ti Carbon Gray / Chestnut Leather Band fenix 7S Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray / Black fenix 7S Pro Sapphire Dual Power Soft Gold / Light Sand 特設WEBサイトは、以下のURLからご覧ください。 ■「fenix 7 Pro」シリーズ新発売記念 購入者全員プレゼントキャンペーン「fenix 7 Pro」シリーズ プレゼントキャンペーン「fenix 7 Pro」シリーズご購入後にお申し込みをいただいた方全員に、「日本詳細道路地図 City Navigator Plus (15,000円相当/税込)」をプレゼント。時計にダウンロードしてお使いいただくことで、日本国内全域に渡りより精度の高い地図と各種ポイント情報を活用いただけます。また全国主要自転車道を約130本収録。自転車の旅を楽しむ方やトレーニングにも便利です。■キャンペーン期間購入の対象期間 :2023年6月8日(木)~7月16日(日)お申し込みの期限:2023年7月31日(月)■対象商品「fenix 7 Pro」シリーズ■応募方法などの詳細はこちら 【Garmin】についてGarmin(ガーミン)はアメリカ合衆国で創業されたGPS機器メーカーです。ゲイリー・バレル(Gary Burrell)と高民環(Min H. Kao)によって1989年に設立されました。Garminという社名は創業者2人の名前の一部、GaryとMinに由来します。Garminは創業当時から変わらず、ライフスタイルを豊かにするナビゲーションおよび通信デバイスを作ることを目標としてきました。無線技術をはじめ、自動車、航空機、船舶、フィットネス、アウトドアなど多岐な分野にわたって革新的な製品を展開しており、これまでに数億台のGPS 受信機を製造・販売しています。創業以来一貫して黒字経営を行っており、米国株式インデックスS&P500の銘柄にも採用されています。 ※本リリースに掲載されているブランド名、会社名などの固有名詞は各社の商号、商標または登録商標です。※本リリースに掲載されている価格、発売時期、仕様は予告なく変更となる場合がございます。<本製品に関する読者からのお問い合わせ先>ガーミンジャパン株式会社 〒354-0036 埼玉県富士見市ふじみ野東1-7-6TEL : 0570-049530FAX : 049-267-9124E-mail: jp_Info@garmin.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月01日横浜に世界の超人たちがやってくる。5月21日に開催される「セイコーゴールデングランプリ陸上 2023 横浜」だ。最大の注目は、“ふたりの世界王者”が招待されている男子100mだろう。昨年7月に開催されたオレゴン世界陸上で“人類最速”の座に輝いたフレッド・カーリー(米国)と、同大会の男子400mを制したマイケル・ノーマン(米国)が参戦予定なのだ。横浜にトップアスリートが集結。世界のスピードを体感せよ!自己ベストはカーリーが世界歴代6位タイの9秒76で、ノーマンが9秒86。実はカーリーも元は400mが専門で、ふたりはこれまでに世界で3名しか達成していない100m9秒台、200m19秒台、400m43秒台の記録を持つマルチスプリンターだ。その巨大な壁にホームの日本勢は急成長中の坂井隆一郎(大阪ガス)らが挑むかたちになる。現在25歳の坂井は昨年の日本選手権で2位に食い込み、一躍注目を浴びた選手。しかもスタートが持ち味で、後半型といえるカーリーとノーマンを相手に中盤まで互角の戦いを演じる可能性は十分にありそう。ふたりの世界王者を苦しめることができれば、目前に迫る“9秒台”突入の瞬間が見られるかもしれない。男子100m以外にもオレゴン世界陸上のメダリストたちがやってくる。男子走高跳で銀のウ・サンヒョク(韓国)、同走幅跳で金の王嘉男(中国)、女子やり投で金のケルシー・リー・バーバー(豪州)だ。女子やり投はバーバーと銅メダリストの北口榛花(JAL)以外にも、オレゴン世界陸上の入賞者が参戦予定。コンディションに恵まれれば、世界大会の決勝を彷彿させるハイレベルの戦いになるに違いない。トラック種目では男子3000m障害の三浦龍司(順天堂大)、女子1500mの田中希実(New Balance)の積極的な走りと好タイムに期待がかかる。その他の種目は男子が400m、3000m、110mハードル、400mハードル、やり投。女子は100m、3000m、100mハードル、走幅跳が実施される。今年で12回目を迎える今大会。テレビ地上波でライブ中継されるが、ぜひ現地で、世界のトップアスリートのスピード感や躍動感を味わってほしい。男子100mは世界王者に坂井ら日本勢がチャレンジ。フレッド・カーリー(米国)世界歴代6位タイの9秒76を持つ、スプリント大国の絶対的エース。オレゴン世界陸上では金メダルに輝いた。マイケル・ノーマン(米国)日本人の母親を持つマルチスプリンター。昨年のオレゴン世界陸上では400mで金メダルを獲得、今季から100mに本格参戦する。坂井隆一郎(大阪ガス)昨年は日本歴代7位の10秒02をマークして、オレゴン世界陸上で準決勝に進出。日本のホープが横浜で9秒台に突入できるか!?女子やり投 北口榛花(JAL)66m00の日本記録を持ち、世界陸上で銅メダルに輝く。来年のパリ五輪、再来年の東京世界陸上でもメダルを狙う。男子3000m障害 三浦龍司(順天堂大)東京五輪で7位入賞の快挙を果たした21歳。学生駅伝でも抜群のスピードを披露している。女子1500m 田中希実(New Balance)世界陸上は800m、1500m、5000m に出場。プロ選手となり、さらなる高みを目指す。「セイコーゴールデングランプリ陸上 2023 横浜」日時/5月21日(日)12:30(開場)~17:30(競技終了予定)会場/日産スタジアム男子9種目、女子6種目が行われる。TBS系列で生中継。※『anan』2023年5月24日号より。写真・Getty Images文・サカイマサト(by anan編集部)
2023年05月23日ステラ マッカートニーは、夏のノスタルジーを今に伝える“Summer Loving”と題した初のハイサマー カプセルコレクションを発表します。ステラ マッカートニーが幼少期に着ていたビーチドレスをインスピレーション源に天真爛漫な赤と白の“I LOVE YOU”プリントが、コレクション全体を通して登場します。レディ トゥ ウエア、アクセサリーアイウエア、キッズウエアを取りそろえる、サマーホリデーのためのワードローブは、コレクションの100%を持続可能な素材で構成したコレクションです。Courtesy of Stella McCartneyハート柄や“I LOVE YOU”プリントは、ロマンスとリゾートを遊び心たっぷりに融合。ブランドの最新コレクションで展開するシルエットやディテールを再解釈した着心地の良いアイテムとなって登場します。2023年スプリング コレクションのテーマのひとつ、「童心への回帰(Rechilding)」をハート型のパーフォレーションで表現したオーガニックコットンのドレスやショートパンツ、2023年サマー コレクションを象徴するバイアスカットのスカートやドレスなどもそろいます。キールックには、軽やかなオーガニックコットンのオーバーサイズメッシュニット、クロシェ編みのハートブラロリポップアイスのグラフィックをあしらったジャージー素材のアイテムのほか、刺繍を施したデニムジャケットと切りっぱなしのショートパンツを合わせたルックも登場。さらに、ウィメンズのレディ トゥ ウエア コレクションやスイムウエアの魅力をミニサイズに凝縮したキッズウエアも展開いたします。Courtesy of Stella McCartneyリミテッドエディションのラフィアのバスケットは、エシカル ファッション イニシアティブが、サハラ以南のアフリカで展開している社会事業「アルチザン ファッション」のケニアの女性職人たちにより作られています。「アルチザン ファッション」は、発展途上国における、主に女性の雇用を支援しており、これまでに1000人以上もの雇用を生み出しています。卓越した技術を持つ職人たちは人権を尊重され、国際労働法に基づく条件のもと、公正な賃金を受け取っています。植物由来の素材を使用したこのビーチバッグは、それを作った女性たち、地球、そしてそこに暮らす生き物たちへの配慮を具現化した新作アイテムでヴィーガン素材の「オルター マット」ストラップやアイコニックなロゴパッチが特徴です。Courtesy of Stella McCartney新作バッグには、ソフトベージュのオーガニックコットンキャンバス製のオーバーサイズビーチバッグも登場します。コントラストの効いたブラックのレタリングを大胆にあしらい、ハンドルとトリミングには、動物を犠牲にしないクルエルティフリーな「オルター マット」を採用しています。Courtesy of Stella McCartney「スカイラ」ブーツのディテールは、天然ラフィアを編み込んだヒールミュールとプラットフォームのスライダーとして生まれ変わり、エスパドリーユのウェッジサンダル「ガイア」には、ハート柄が散りばめられています。アイコニックなヴィーガンスニーカー「ループ」は、レインボーカラーのシューレースとロゴのディテールを通して、サマーシーズンへの愛を表現します。Courtesy of Stella McCartneyラフィア素材のバケットハットには、コントラストが美しいブラックのハートモチーフをフィーチャーし、“Summer Loving”カプセル コレクションのロマンティックなラブストーリーをグラフィカルに描きます。Courtesy of Stella McCartney自然由来の再生可能な素材を原材料とした、バイオアセテート製のアイウエアは、ブランドのアイコンバッグ「ファラベラ」にオマージュを捧げ、キャットアイのエッジの効いたフォルムとチャンキーチェーンをあしらったテンプルが特徴です。お問い合わせ:ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)03-4579-6139stellamccartney.com
2023年04月27日この4月から子どもがサッカーをはじめとする何らかのスポーツを始める、または始めたご家庭は多いのではないでしょうか?子どもの成長にとって「スポーツは素晴らしい」のはいうまでもありませんが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。シンキングサッカースクールで子どもたちにサッカーを教えている菊池健太コーチにお話を伺いました。子どもだけではなく、親にもいいことがたくさんあるとのお答えも必見です。(取材・文:小林博子)写真はサカイクキャンプサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■スポーツを通して学べる事はたくさんある「スポーツを通して子どもが学べること、身につけられることは、本当にたくさんあります」そう答えてくれた菊池コーチによると、その「たくさん」の内訳は協調性とチームワーク、洞察力や思考力、礼義など、親として子どもに身に付けてもらいたい能力がずらりと並びます。学校や家庭での学びだけではなく、スポーツもプラスすることでそれらが身に付く理由として大きいのが多様な価値観に出会えるからだということ。もちろんスポーツをしていなくてもさまざまな価値観を持つ人にこれからの人生ではたくさん出会いますが、「スポーツを通して」というところがポイントなのだとか。例えば、菊池コーチが指導しているシンキングサッカースクールでは、「作戦会議」の時間を設けています。子どもたちはその時間を通して、自分とは違う考え方があることを知り、時には意見が食い違っても受け入れ、「聞く力」を身につけていきます。大好きなサッカーを通してなので、その経験がより受け入れやすい状態であることも見逃せないポイントです。子どもの心の成長の加速度はサッカーだからこそ高まるともいえます。多様な価値観があることが早い段階からわかっていることは、心の発達にもつながります。いろんな価値に触れ、尊重しあう経験を通して心が豊かな子どもに成長してくれることでしょう。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■勝ち負けがあるのは悪いことじゃない結果が目に見える=実感できる多くのスポーツが他と大きく違うのは、わかりやすい結果があること。例えばサッカーでは試合ごとに勝ち負けがあります。日々の努力や向き合う姿勢次第で、その結果が変わるというのは、小さな子どもはまだあまり経験してきていないこと。これも心の成長には欠かせません。ちなみに、いわずもがなですが体の成長度もスポーツを通してぐんと高まります。しっかり運動をして適度に疲れ、よく食べてよく眠ることがいいことなのはいうまでもありません。生活にメリハリをつけてくれることにも繋がりますし、体力がついてより健康的な生活ができるようになる子も多いものです。成長目覚ましい子どもの時期だからこそ身につけられる技術もあります。■感謝の心を持つことができれば「礼義」は自発的に身につく多くの親御さんが子どもの習い事で身につけてもらいたいと思うのが「礼義」ではないでしょうか。しっかり挨拶をすること、相手をリスペクトする姿勢などは、普段の生活だけよりも、スポーツや習い事の場で家族以外の人間関係を経験することで身につきやすい能力のひとつです。「礼に始まり礼に終わる」武道などでは、それらをしっかりとルーティンとして身につけることができるのもメリットのひとつ。メリハリのある態度で練習や試合に臨むことができるようになることでしょう。なお、サカイクが提唱している「ライフスキル」の一つである「感謝の心」は、子どもたちから自然な形で礼儀を引き出すことにもつながります。自分がサッカーができるのは、親御さんをはじめとした周囲の大人のサポートやコーチ陣の指導、審判や相手チームの選手たちなどがいてこそ。そう気づくと、周りの人たちへの感謝の心が育まれて態度に現れ、挨拶や態度などの「礼儀正しさ」に反映されるからです。「ちゃんと挨拶をしなさい」と大人から言われるよりも自発的に礼儀が身につくのです。■親としてのスタンスもよりよいものにさまざまな「いいこと」があるスポーツ。最後に菊池コーチが伝えたいとおっしゃったのが「親の成長」でした。それにはこんなエピソードが。菊池コーチが指導を行うシンキングサッカースクールやサカイクサッカーキャンプで子どもたちが使っている「サカイクサッカーノート」には、子どもたちへの質問が書かれ、それに答える形で子どもの気持ちや考えを言語化するページがあります。「サッカーを通してどんな力を身につけたいですか?」「サッカー選手になるための技術」「試合で活躍する力」などを想定しがちですが、この問いに、こう書く子どももいるそうです。「人を大切にする力」この子は前述した「感謝の心」があるからこそ、そう記入したに違いありません。家に帰れば、小学生、中学生のサッカーをする4人の男の子のお父さんでもある菊池コーチ。休日は子どもとサッカーをしたり、お子さんが所属するチームの練習に顔を出す時間もあるといいます。そんな"パパ目線"でも、「サッカーを通して身につけたいのは人を大切にする力」という答えに、はっと気付かされたそう。子どもの成長につれ親もだんだん欲が出てきて「上手くなってほしい」「試合に出て活躍してほしい」と思ってしまいがち。大切な子どもが大好きなサッカーを楽しめるようにという親心からくる願望でもありますね。とはいえ、もっと大切なことを、子どもの心の成長から、学んだ瞬間だったそうです。スポーツを通して子どもが身につけた豊かな心が、親としての子育てのスタンスも良い方向へ導いてくれた好例ではないでしょうか。■スポーツは身体づくりや運動能力だけでなく、心の成長にもつながる身体だけでなく、心の成長にたくさんのメリットをもたらしてくれるスポーツ。それぞれの種目の特徴によって身に付くものに細かな違いはありますが、総じて言えるのは「スポーツは心を豊かにし、人間として成長させてくれる」ということです。「春から何か始めさせてあげたい」とお思いでしたら、ぜひその何かをはじめてみてはいかがでしょうか。その時に「サッカー」もぜひ選択肢にいれてもらえたら、サカイクとしては嬉しいです。菊池健太(きくちけんた)サカイクキャンプヘッドコーチ。約20年にわたり未就学児から小学生まで指導。私生活では4児の父。4人ともサッカーをしており、サッカー選手を育てる保護者でもある。<資格>日本サッカー協会C級JFA公認キッズリーダーキッズコーディネーショントレーナー佐倉市立井野中学校サッカー部外部指導員<経歴>VERDY花巻ユース 日本クラブユース選手権出場(全国大会)中央学院大学 千葉県選手権 優勝千葉県1部リーグ 優勝サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年04月21日ボールあるところにその姿あり。素早い判断で攻撃をビルドアップ。東京サントリーサンゴリアスの齋藤直人選手のインタビューをお届けします。「“ボールの傍(そば)に常に齋藤がいる”と気づいてくれたら嬉しいです」試合運びの起点となる、スクラムハーフを担う齋藤直人選手。「端的に言えば、どうやって勝つかをコントロールする役目です」165cmと小柄な体で、2mを超すような大柄のフォワードたちが押し合うスクラムや、モールやラックと呼ばれる密集戦に飛び込みボールをピックアップ、相手の布陣を見ながら、パスか、キックか、あるいは自分で走るかを瞬時に判断する――。「相手の弱みを把握しながら自分たちの強みをどうやってぶつけるか、逆に相手の強みをどう防ぐか。僕ならではの武器=“予測”を活かして次の展開を読みながらチームを動かしています」遡れば、父親にラグビースクールへ「自分の意思とは関係なく連れていかれた」のは3歳の頃。「ボールを持って走る、体を当てる、それが楽しくて」いつしかラグビーが大好きになり、今や日本を代表するスクラムハーフに。「興味があること、好きなことはとことん突き詰めたいタイプ。目標に対してならどんな犠牲を払ってでも成し遂げたいと思います」と自身の性格を分析する。言うまでもなく、そのターゲットとなったのがラグビーだ。その魅力とは、「まずは体がぶつかる激しさ、迫力でしょうか。試合によっては掴み合いになるなど激しいイメージがあるかもしれませんが、卑怯なプレーや騙し合いなどは一切しません。ごまかしの利かないスポーツであることがラグビーの良さだと思います。試合終了後はチームの垣根を越えた交流が持てることも特徴ですね。そのおかげで世界中に知り合いがいます(笑)」観戦のハードルとして、よく言われるのがルールの難しさだが、「全てを頭に入れてから臨む必要はなく、観ながら少しずつルールを知っていくというのでも楽しめます。最近は反則時に場内放送で説明が入るなど、初心者の方にもわかる工夫がされているので、臆せずに来ていただきたいですね」齋藤選手が主戦場としているのがリーグワン。日本ラグビーの新たな歴史を刻むべく昨年に誕生したばかりのリーグだ。「国内に限らず、世界トップレベルの選手が活躍しているので、海外からも注目されています。今年は9月からフランスでワールドカップが開催されるので、リーグもいっそう盛り上がると思います」最後にワールドカップについての思いを聞くと…。「自分の持つ大きな目標のひとつ。必ず出場したいです」所属するチーム、東京サントリーサンゴリアスには同じスクラムハームのポジションに、前回ワールドカップで不動のレギュラー、現在も代表候補の流大選手も在籍。「そのことは入団を迷うポイントにはなりました。ただ、当時の監督に『日本代表が目標ならどうせ競わなきゃ行けないんだぞ』と言われて入団を決めました」柔和な笑顔のうちに秘めた、強い思いは、チームで、代表での結果となって表れるはず。観戦のしかたジャパンラグビー リーグワンはディビジョン1(D1)からD3まで全23チーム。齋藤選手の東京サントリーサンゴリアスは最上位D1の3位(3/31現在)で、5月に上位4チームが参加するプレーオフトーナメント進出圏内。チケット購入は、リーグワン公式サイトもしくは各チーム公式サイトからが一般的。各チームのファンクラブに入ると優先的に購入できる。価格は試合にもよるが一般自由で2000~3000円前後~。迫力満点の攻防をぜひ一度スタジアムで体感してほしい!世界との戦い9/8から10/28まで、フランスでラグビーワールドカップ2023が開催予定。日本は前大会の結果により出場が決まっている。出場20か国はプールA~Dの4グループに分かれ、各プール上位2チームが決勝トーナメントに。世界ランキング10位の日本の入ったプールDは他にチリ(22位)、イングランド(6位)、サモア(12位)、アルゼンチン(8位※順位は全て3/27現在)の4か国が。代表候補の齋藤選手の活躍で前回を上回る成績を期待したい。さいとう・なおと1997年8月26日生まれ、神奈川県出身。スクラムハーフ。ラグビーの強豪校、桐蔭学園高校と早稲田大学で共に主将を務め大学では日本一に導く。大学3年時に学生で唯一日本代表候補に選出。卒業後は「子どもの頃から憧れだった」という東京サントリーサンゴリアスに入団。入団4シーズン目の今年は共同キャプテンとしてチームを引っ張る立場に。※『anan』2023年4月19日号より。写真・濵田茉里(A.K.A.)ヘア&メイク・浜田あゆみ取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2023年04月18日日本の若者は、先進諸外国に比べて、自己肯定感が低いというデータがあります。『子ども・若者白書』(平成26年版/内閣府)によると、日本の若者(13歳~29歳)で、自分自身に満足していると答えた人の割合は、アメリカ(86.0%)、イギリス(83.1%)、フランス(82.7%)、ドイツ(80.9%)、スウェーデン(74.4%)、韓国(71.5%)に対し、わずか45.8%にとどまりました。そこでサカイクでは、サッカークラブやコーチの関わりが子どもに与える影響について調査しました。令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】における設問に対し、東京都大田区で活動する大森FCの選手85名に回答してもらい比較したところ、全国調査に比べ、自己肯定感がとても高いという結果が出ました。「自分には、よいところがあると思いますか」への回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で79.3%出典:令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】同じ質問の大森FCの回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で100%、「どちらかといえば、当てはまらない」「当てはまらない」という回答は無かった強豪クラブによくある、所属選手がJクラブへと移籍する際の、自己肯定感の重要性とは?(取材・文:鈴木智之写真提供:大森FC)写真提供:大森FC<<前編:スポーツの特性やコーチの関わり方が子どもの自己肯定感や幸福度にどの程度影響するのか【サカイク調査結果】サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■大森FCに所属することで感じる、自己肯定感の高まり本田さん大森FCは親身になってくれるというか、コーチ陣の雰囲気が温かいと感じます。練習試合に行くとよくわかるのですが、いまだにコーチが怒鳴ったり、人格否定するような言葉をかけるチームはたくさんあります。もちろん、大森FCのコーチもただ優しいだけでなく、指導として必要なときは厳しく言ってくれますが、愛ある指導というか、感情的にダメだと怒ったり、怒鳴るようなことはありません。それも、子どもたちの自己肯定感を高めることにつながるのかなと思います。だから、コーチのことが好きで、サッカーも嫌いにならずにやっていけているのではないでしょうか。周りの子のレベルが高くて、たくさん要求されて上手くプレーができなかったり、コーチが厳しすぎて自分が出せずに、サッカーが嫌いになるという話を聞くこともありますが、うちの子がそうならずに、楽しみながらも厳しく、上を目指して頑張れているのは、コーチのおかげもあると思います。西川さんコーチが作る雰囲気もそうですし、子ども同士が、お互いの良いプレーを言い合うことが多いんです。「お互いの良いところを言い合ってみよう」と言ったら、ポンポン出てくると思います。スタメンの子もサブの子もいる中で、互いにそれぞれの良さがわかっているんですよね。サッカー面で良いところを言う子もいれば、「この子はポケモンカードをいっぱい持っていてすごい」とか(笑)、サッカーだけに拘らない価値観を共有しながら、サッカーをすることができる環境って、なかなかないんじゃないかなと思います。子どもが子どもらしくいられて、なおかつサッカーも楽しめるのが良いところだと思います。小島代表サッカーだけに集中させないというか、いろんな価値観を持っていいよという雰囲気づくりは意識しています。たとえば、Jクラブに行けるかもしれない子がいた場合、無条件に行かせてあげるのではなく、コーチ陣でミーティングをして、「その選手はJクラブに行ったとして、自己肯定感を感じることができるか」については、結構話し合います。自分よりも上手な子がいる中へ入っていくことで、その選手の自己肯定感は高まるのか。それとも自信をなくしてしまい、自己肯定感が下がるのか。子どもの性格や状態によっては「いまは止めておいたほうがいい」と言うこともあります。当然、選手の自己肯定感が高く、失敗から学ぶことができる状態であれば、何も問題はありませんが、レベルの高い環境に行くことで、自信をなくして、つらくて心が折れてしまうこともあります。それであれば、良い状態になってから移籍しても遅くはありません。そこは、その選手の人生に関わることなので、選手とも保護者とも、コーチともたくさん話をして決めて頂いています。大事なのはチームが強くなることよりも、大森FCに関わるみんなが成長することであり、サッカーが生きがいになること。そのためには、選手もスタッフも保護者も、みんなでチームとしてやらないといけません。コーチ同士も結構な量で話をしていますし、クラブの価値観を共有することで、子どもたちの中にちょっとずつ伝播していってくれたらと思っています。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■子どもが失敗したときの、自己肯定感を損なわない接し方写真提供:大森FC本田さんできなかったことを責めると、自己肯定感が高まらないと思うので、サッカーにしても勉強にしても、できなかったことに対して、「こういうところがいけなかったから、こういう結果になったね」と話をするようにしています。上手くいったとき、成功したときは、「勉強なりサッカーを毎日やったから、こういう良い結果になったね」と、しつこいぐらいに言います。たとえば、セレクションがあるからリフティングを頑張ろう。朝練を一ヶ月間やろうと言って、実際にやって良い結果が出たときに「毎日頑張ったから、この結果になったんだよ。自分の努力でそうなったんだよ」というような声をかけます。成功も失敗も「原因があって、結果があるんだよ」と伝えることが大事だと思っています。その中で、失敗だけを指摘するのではなく、次に繋げられるような声かけを心がけています。そうすると「やればできる、やらなかったらできないんだ」ということが理解できるかなと思うのです。「自分は何をやってもできない」と感じてしまうのが、一番怖いことなので「やればできる」「やったからできた」「やらないとできない」という気持ちを忘れないような接し方を心がけています。それが自信につながり、「自分はできるんだ」という自己肯定感につながるのだと思っています。西川さんうちの子は3月生まれなので、「みんなはもうできるのに、自分はできない」というところからのスタートでした。そこでまずは「できないならできないでいい。できない自分を受け止めよう」という話をしました。そして「できないことで、何が嫌だったの?」と、彼の気持ちを言語化するようにしました。「何でもかんでもみんなと同じにできるようにならなくていいよ」「自分がやりたい道をみつければいいよ」という話をしました。それが自己肯定感につながるのかはわかりませんが、長い目で見てあげることも大事なのかなと思います。小島代表大森FCには「ローカルヒーローズ」という言葉があります。地域のヒーローという意味で、三笘薫選手や久保建英選手のように、地域から世界へ羽ばたいていけばいいねと。そこを目指して育成する中で必要なのは、その選手が持っている武器です。キックが強い、足が速い、性格が明るいなどなんでもいいのですが、その武器を発揮してチームに貢献できたときに、自己肯定感は高まるのではないでしょうか。一方で、自分にはこれができない、この選手はここが足りないと、「足りないもの探し」をすると、いつしか自信は失われていきます。そもそも、足りないものに目を向けていてもキリがありませんよね。できなかったことよりも、できることに目を向けて、その選手の特徴や個性、武器を軸に、問いかけをするようにしています。「キミのこの部分、めちゃくちゃ良いね!」というように認めてあげることで、自己肯定感も高まっていくのではないでしょうか。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年04月17日現在Bリーグは2022‐23シーズンの終盤戦。その熾烈な首位争いに絡んでいるのが、河村勇輝選手が所属する横浜ビー・コルセアーズ。今季プロ契約をした河村選手は、新人王やアシスト王などが期待されるほどの活躍ぶりで、注目度No.1の新星だ。リーグ屈指のスピードスター。得点力も際立つ驚異の司令塔。「コートの中にいる時は、誰よりもうまいという気持ちで戦っています。その自信が持てるだけの準備はいつだって整えているので、プロ1年目だからといって臆することはありません」バスケの強豪校である東海大学を中退してのプロ入り。即戦力として実力を発揮しながらも、プロの壁を感じる部分もあるという。「学生時代は基本的に日本国内の選手との対戦でしたが、Bリーグには世界中からトップ選手が集まってきています。自分にとってのバスケットボールの水準が、いきなり世界レベルに上がった感覚です。そこで見えてきた課題を改善しながら、バスケ選手としても人としても厚みを増していければいいなと思っています」幼い頃は野球少年だったという河村選手。小学2年生の時に「ユニフォームがかっこいいから」との理由でバスケットボールに転向。以来バスケ一筋だが、その魅力について聞いてみると、「球技の中でも、展開が早いところ。点数の取り合いになるので、中だるみすることがあまりないんです。40分間ずっと楽しい。あとは野球やサッカーと比べると、アリーナというコンパクトなスペースでのプレーなので、観客席との距離が近い。そのぶん、間近に応援を感じられる良さもあります」また、Bリーグには、海外とは違う、こんな魅力もあるという。「例えば、NBAの試合を観ていると、いいプレーに歓声が上がるのはもちろん、悪いプレーはブーイングが起こるなど、観客の個性が強いというか。それも面白さではあるんですけど、Bリーグのファンの人たちは、一丸となってチームを応援してくれる印象です。選手としては、その一体感に後押しされることが多々あります」今シーズンが終わると、8月には4年に一度のワールドカップが日本など3か国で開催。河村選手はアジア予選に続き、本大会でも代表入りを目指している。「近い将来の目標として、ワールドカップや2024年のパリオリンピックのメンバーに入りたいということは、ずっと考えてきました。去年の夏から代表に選出してもらっていますが、NBAでもプレーされていたトム・ホーバスヘッドコーチのアドバイスなど、世界と戦ううえで学ぶことが多い。いずれは海外でプレーしたいと思っている自分にとって、日本代表での経験は大きな財産です」明確な目標に向け、バスケ中心の日々。ホームアリーナが横浜ということもあり、息抜きにはふらっと近所の海へ。「海岸を散歩したり、海をぼんやり眺めたり。体を休めることも大切なので、自然が好きな自分にとっていいリフレッシュです」観戦のしかたBリーグはB1からB3まで全部で54チームが所属。河村選手の所属する横浜ビー・コルセアーズはB1中地区2位(3/31現在)で5月の「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022‐23」進出圏内。チケット購入は、Bリーグ会員に無料登録し公式サイトで購入するのが一般的。各チームのファンクラブに入ると優先的に購入できる。価格は試合にもよるが一般で3000円前後~。屋内競技で、身近に選手を感じることができるのも魅力。世界との戦い8/25から9/10の間、フィリピン、日本(沖縄アリーナ)、インドネシアでFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催予定。予選を勝ち抜いた32か国が優勝目指して集う。出場が決まっている日本代表(AKATSUKI JAPAN)は予選リーグを全て沖縄で戦う予定。FIBAのランキングでは36位だが上位チームへのジャンアントキリングをもくろむ。河村選手も2022年から代表チームに参加、本大会での活躍に期待大!かわむら・ゆうき2001年5月2日生まれ、山口県出身。ポイントガード。福岡第一高校では全国タイトルを獲得。’20年1月、特別指定選手として三遠ネオフェニックスに入団、18歳8か月で当時のB1史上最年少出場および得点をはたす。東海大学進学後、在学中に特別指定選手として横浜ビー・コルセアーズに入団。今季よりプロ契約、司令塔として活躍中。’22年7月、ワールドカップアジア地区予選、台湾戦で日本代表デビュー。※『anan』2023年4月19日号より。写真・濵田茉里(A.K.A.)ヘア&メイク・浜田あゆみ取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年04月17日『子ども・若者白書』(平成26年版/内閣府)によると、日本の若者(13歳~29歳)は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国といった諸外国に比べ、自己肯定感が低いというデータがあります。自分自身に満足していると答えた人の割合は、アメリカ(86.0%)、イギリス(83.1%)、フランス(82.7%)、ドイツ(80.9%)、スウェーデン(74.4%)、韓国(71.5%)に対し、日本はわずか45.8%にとどまりました。そこでサカイクでは、サッカークラブやコーチの関わりが子どもに与える影響について調査しました。令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】における設問に対し、東京都大田区で活動する大森FCの選手85名に回答してもらい比較したところ、全国調査に比べ、自己肯定感がとても高いという結果が出ました。「自分には、よいところがあると思いますか」への回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で79.3%出典:令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】同じ質問の大森FCの回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で100%、「どちらかといえば、当てはまらない」「当てはまらない」という回答は無かったなぜ、大森FCの子どもたちは、自己肯定感が高いのでしょうか?クラブの代表を務める小島直人氏と小学4年生のお子さんをお持ちの保護者2名に話を聞きました。(取材・文:鈴木智之写真提供:大森FC)写真提供:大森FCサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■大森FCに子どもを通わせることになった理由本田さんうちの子は小学2年生の終わりに、大森FCに入りました。入会前に練習参加をしたところ、子どもがすぐに「このクラブに入りたい!」と言ったことがきっかけです。練習参加で緊張していたところ、周りの子が「どこから来たの?」「名前は?」などと聞いてくれて、すぐに仲間の輪に入れてくれたことがうれしかったようです。西川さんうちの子は小学3年生の4月に入りました。いくつかのクラブに練習参加したのですが、子どもが「このクラブがいい!」と即答でした。練習参加の後に、みんなで鬼ごっこをしたのが楽しかったそうです。私としても、子どもがすぐに打ち解けて、コーチもすごく良い雰囲気で鬼ごっこを見守っていたので、良さそうなクラブだなと思いました。小島代表大森FCは、以前からたくさんの子が練習参加に来てくれるクラブです。そのため、新しい子が来たときに「名前、なんて言うの?」といったように、話しかけることが伝統になっています。みんな、その経験を経てクラブに入っているので、自然とそうなっていくんですよね。コーチがそうしろと言っているわけではなく、みんなが仲間として受け入れる空間があります。それが自己肯定感の高さにつながるところはあるのかもしれません。練習参加した子が「練習後の鬼ごっこが楽しかった」と言ってくれていましたが、それも自然に発生するもので、サッカーのときもあればバスケットをすることもあります。練習が終わった後に、みんなで楽しく遊ぶのは、友達になれる時間なので、コーチは口を出さずに見守っています。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■大森FCに入って、子どもが変わった、成長したところは?本田さん試合中に声を出すことと、自分のことは自分でするようになってきました。うちの子の学区では、小学4年生から宿泊学習をするのですが、大森FCでは頻繁に合宿があるので、荷物の準備を自分でしたり、わからないことがあれば先生やコーチに聞くことが、自分からできるようになってきました。大森FCに入るまでは、困ったことがあっても恥ずかしくて大人に聞くことができなくて、気づいてもらうのを待つことが多かったのですが、困ったことがあったら、自分から主張して、コーチなり誰かに助けてもらうことができるようになりました。西川さん大森FCのコーチは、子どもを子ども扱いしないところがあります。当初、うちの子はそれを怖いと感じていました。保育園や学校の先生は、子どもを子ども扱いして、優しく接してくれることが多かったんです。大森FCに入って、子どもを子ども扱いせず、対等に扱ってくれることに、最初は戸惑っていました。「コーチが怖い」って。私としては、「どこが怖いの?」みたいな感じだったのですが(笑)。それが、徐々に「コーチは面白い」に変わってきました。いままでは優しい先生と接することが多くて、大森のコーチに対して身構えてしまったところがあったのですが、いまはどの学年のコーチとも楽しそうに接しています。トップチームの選手たちとも絡むことがあり、あるとき「トップチームの選手にジュースをおごってもらっちゃった」と、うれしそうに話していました。同世代だけでなく、幅広い世代の人たちと接する機会が多いことで、コミュニケーション能力が上がってきたと感じます。小島代表色々な大人と接することで、感性が磨かれることはあると思います。なので、なるべく同じコーチが連続して指導をしないようにしていて、いろんなコーチのいろんなアプローチの仕方を知ってほしいです。たとえば一人のコーチと合わないときは、私にでもいいし、他のコーチでも、ユースの監督でもいいので、誰かに相談できる環境があることが大事だと思っています。海外のビッグクラブには、食堂のおじさんや掃除のおばさんなど、気軽に相談できる人が身近にいます。大森FCでも、相談しやすい人をみつけてほしいと思っています。■自己肯定感の重要性について感じること西川さん自己肯定感とは、自分を自分で受けられることだと思います。自分のことを自分で認めることができないと、自分と違う人に対してアレルギーを持ってしまいますよね。自分を理解していると、自分と違いがある人に対しても、受け入れられるようになるのかなと思います。本田さん自己肯定感が強くないと、心の悩みが増えてくるのではないかと感じます。否定されることが多い環境だと、私なんてどうせ......、という考え方になってしまいがちです。自己肯定感があると、困難にぶつかったときのベースになるというか、自分を支えてくれる根本の自信になると思います。小島代表大森FCはサッカークラブですが、売り物にしているのは、生きがいや成長です。それは全スタッフと共有していて、子どもたちはサッカーが好きで上手くなりたいと思っています。サッカーはミスのスポーツなので、失敗するのは当たり前。大事なのは、その失敗を受け入れて、どう成長していくかです。そのプロセスがサッカーには詰まっていて、コーチたちもチャレンジを奨励するような接し方をしています。その繰り返しが、自己肯定感につながっていくのではないでしょうか。■生きがいと自己肯定感写真提供:大森FC大森FCの小島代表、保護者のみなさんに話をうかがっていると、「子どもを一人の人間として認め」「チャレンジをうながして、失敗しても良い」という雰囲気を作ることで、伸び伸びとサッカーに取り組み、その結果、成長していくというプロセスを感じました。小島代表は「サッカーを通じて、生きがいを与えたい」と言っていましたが、生きがいを感じることと自己肯定感を高めることは、とても密接な関係にあるのではないでしょうか。次回の記事では、自己肯定感をなくさないために、子どもたちと接する上で心がけていることについて紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年04月11日国内男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」のバレンタイン企画「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦」。今年の1位は、大注目の大型新人・河村勇輝選手に決定!シーズン終盤、フルスロットルで活躍する彼の素顔に迫ります。かわむら・ゆうき2001年5月2日生まれ、山口県出身。身長172㎝。ポジションはポイントガード。’22年3月、東海大学を中退、横浜ビー・コルセアーズとのプロ契約を発表。今年の「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦」で1位を獲得したのは、横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)の河村勇輝選手。昨年プロ入りするや、瞬く間に大活躍。いま最も注目されている選手の一人といえる。「1位を獲れたのはブースター(Bリーグのファン)のみなさんが、僕のプレーを評価してくれたからこそだと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。チームメイトには、冷やかされましたけど(笑)」チームでは年下の21歳。国内屈指のバスケットボール強豪校の東海大学を中退し、プロ入りを果たした。「プロになることを意識し始めたのは、高校2年生くらいの頃です。それまでは、両親と同じように教員になりたいと思っていました。バスケットボール選手になるなんて、非日常的な気がして…。でも、バスケをやっていくうちに、高みを目指して挑戦することが、自分の性に合うと感じるように。今年の夏には日本でワールドカップが開催されますし、2024年にはパリオリンピックがあります。そういう大きな舞台に立つには、大学でプレーを続けるより、国内最高峰のプロバスケットボールリーグ、Bリーグで一刻も早く自分をアピールする必要がある。その思いでプロ入りを決意しました」横浜BCは現在、中地区優勝圏内(3月中旬時点)。その勢いを牽引する存在であるとともに、日本代表にも選出され、2月のW杯アジア予選では勝利に貢献している。「自分の武器はクイックネスと、渡す相手を見ないでパスを出すノールックパス。敵はもちろん、観ている方も欺くようなノールックパスで、バスケットボールの面白さを感じてもらえたらと思っています」身長172㎝とバスケットボール選手の中では小柄なことから、チームメイトからは〝おちびちゃん〞とも呼ばれているそう。「年下ということもあって、いじられキャラです。でも、そういうコミュニケーションから信頼関係が築けているので、どんどんいじってくださいって思っています」平均年齢も若く、オフの日は、チームメイト全員で会食することもよくあるという仲の良さ。ほかにも、休日にはこんな人と過ごすことが…。「大学時代の先輩で千葉ジェッツの大倉颯太選手とは、2人でドライブやグランピングをしたり、サウナに行ったり。興味のあることが似ているので、よく一緒にいます。苦手だったうどんのおいしさに気づかせてくれたのも、大倉選手でした(笑)」B.LEAGUE モテ男No.1決定戦、ベスト3を発表!Bリーグが毎年バレンタイン時期に行うファン投票イベント「モテ男No.1決定戦」。各チームから1名ずつがエントリーし、TwitterやLINEなどでの投票を実施。1位の選手は『anan』に出演!という特典(!?)付きで、昨年は河村選手とも仲良しの、千葉ジェッツの大倉颯太選手が1位を獲得。今年は横浜ビー・コルセアーズの河村選手が“モテ男No.1”となり、2位は琉球ゴールデンキングスの牧隼利選手、3位は宇都宮ブレックスの荒谷裕秀選手に決定した。1位 河村勇輝46,630票(横浜ビー・コルセアーズ #5)2位 牧 隼利38,338票(琉球ゴールデンキングス #88)3位 荒谷裕秀28,063票(宇都宮ブレックス #11)ブルゾン¥43,450(ウィリー チャバリア/ジェットン ショールーム TEL:03・6804・1970)シャツ¥8,800(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120・099・501)靴¥29,700(ヨーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物写真・濱田茉里(A.K.A.)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・浜田あゆみ取材、文・保手濱奈美撮影協力・横浜カントリー・アンド・アスレティック・クラブ横浜ビー・コルセアーズB.LEAGUE※『anan』2023年3月29日号より。(by anan編集部)
2023年04月03日なぜ日本のために戦うのか。それは恩返しだと断言する森保一監督。今夜のウルグアイ戦前に一読すべき、監督が掲げる“森保ジャパンが戦う意義”と現在の心境とは。【森保一監督が語る“つながるチカラ”3】カタールW杯から約3か月。森保 一日本代表監督は、「日本代表の勝利のために。日本サッカーの発展のために。社会に貢献できるように」という原理原則を起点として、問題の対処法を考えるようにしていたと語る。ここではその3つ目である、“社会貢献”の観点からお話を伺った。社会のために~応援してくれるからプレーできる。“3つの気”を届けることが恩返し。©JFA「批判されるというのは注目されている、試合を観ていただいている証しと、ポジティブにも受け取っています」批判に対してもポジティブに受け止めている、という森保監督。「大事なのは国内でサッカーがより認知されること。日常にサッカーを感じてほしいんです。そして、観ていただいている時間は、喜怒哀楽を出してほしい。一喜一憂したり、予期できない展開に興奮したり、そこで日々のストレスを発散してもらえたら。サッカー観戦をそういう時間にしてもらいたいと思っています」森保監督の原理原則のうち、3つ目は社会貢献のために。その心を聞いて、なぜ森保監督の根幹となる部分にこの考え方があるのか、腑に落ちる人は多いかもしれない。「日本のため、国民の方々のために我々は戦っていますが、代表活動は多くの方々の支援や応援があるからこそできることです」このことは、日本代表というチームだけでなく、選手一人ひとりにも言えるという。「試合で活躍した選手は、ある意味スーパースターで特別な存在として見てもらえます。それはやりがいとなり、大舞台に立つことを目標にし、叶えるべく自分を奮い立たせることができる。加えて、彼らのプレーを観にお金を払って来てくれる方々がいるから、好きなサッカーを続けられるんです。実際は、特別な存在ではなく一人の人間であることを忘れずに、活動していくべきと考えています。私たちはみなさんにしてもらうだけではいけない。お互いが支え合うべきであり、プレーを通して恩返しをしたいと思っています」具体的なこととして、森保監督が掲げたモットーとは?「日常にエールを送りたいんです。チームとして“元気、勇気、根気”の3つの気を届けたいと思っています。一番は元気。日常の活力になってほしい。勝敗の枠を超えたパワーを感じて、日ごろのエネルギーの糧にしてほしいですね」元気と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが、W杯4大会連続出場となった長友佑都選手。試合前後のインタビューで事あるごとに「ブラボー!」と絶叫し、私たち視聴者のテンションを上げ、勝利の喜びも増大させてくれた。「次は勇気。選手は毎試合、最善の準備をして、果敢にチャレンジをしています。みなさんにも日常の一歩を踏み出すためのチャレンジをしてもらいたいんですね」ドイツ戦で見せた浅野拓磨選手の執念ともいえる逆転ゴールは、勇気そのものと言ってもいいだろう。前回のロシア大会では招集外で帯同メンバーとしての参加となり、苦杯をなめた。《その日から今日(ドイツ戦)のために全力で準備してきた》という言葉が、森保監督の思いと重なる。「そして、根気。日々の暮らしは楽しいだけではなく、続けなければいけないこともありますよね。選手のアグレッシブなプレーを観てもらい、諦めずに頑張ろうという継続力を持っていただけたら」“三笘の1ミリ”でピンとくる人も少なくないだろう。スペイン戦、ゴールラインギリギリで三笘選手が折り返したボールが好アシストとなり、田中碧選手が逆転決勝弾を決めた伝説級のシーンだ。諦めない姿勢が最高の結果をもたらすことを見事に体現してくれた。2026年のW杯では、新しい景色を見せたいです。今大会の森保ジャパンの躍動は、日本に限らず、世界各国が興奮のるつぼと化した。彼らが与えた衝撃は、ポジティブな影響を多くの人に与えただろう。社会貢献という面では目標を達成できたといえるが、森保監督にはどうしても拭い切れない思いがある。「カタールW杯では、喜びもありチームで成長も感じられました。ですが、最終的にはベスト8以上という目標はクリアできなかった。日を追うごとに、悔しさはどんどん募っています。次回、2026年のアメリカ合衆国、メキシコ、カナダの北中米3か国共催のW杯では、みなさんに新しい景色を見せることができるよう、時代の進化に対応しながら、個の力をもっと伸ばして成長したいです。そのなかで、勝利をより大きく積み上げていきたいと思っています」スタンドに向かってハートマークを作ったり、深々とお辞儀をしたり。試合終了後のサポーターに対する真摯な対応も、森保監督の温かい人柄をよく表している。©JFA森保監督は愛に満ち溢れた人だと思う。そう伝えると、「愛と表現するのは恥ずかしいですが、愛情と相手を尊重する気持ちは常に持っています」と照れた表情を見せた。多忙な合間をぬって取材に応じ、一つ一つの質問に丁寧に答えてくれた姿勢からも、森保監督の愛情が伝わってきた。勝利や利益を目標に掲げるのは当然だが、チーム作りに必要な信頼関係や求心力といった“つながるチカラ”の源は、突き詰めれば“愛”だ。それなしでは一体感は生まれない。もりやす・はじめ1968年8月23日、長崎県生まれ。現役時代はサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台などでプレー。元日本代表。1993年の“ドーハの悲劇”を経験。現役引退後は広島の監督、東京五輪代表監督、ロシアW杯日本代表コーチなどを経て、2018年7月より日本代表監督。※『anan』2023年3月8日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2023年03月24日新生森保ジャパンが今夜初陣!そこで森保一監督が丁寧に答えてくれた、選手への思いをご紹介します。感謝とリスペクト、2つのキーワードから見えてきたものとは…。【森保一監督が語る“つながるチカラ”2】選手のために~結果に至るまでの過程を評価し、感謝と敬意を込めて接する。クロアチア戦終了直後に撮影された、三笘選手とのツーショット。森保監督と選手一人ひとりとの信頼関係の強さも、森保ジャパンの特徴の一つ。©JFA選手は一人の人間で、そこには心があることを忘れてはならない。そう語る森保監督の、選手への思いを象徴する印象的な写真がある。号泣する三笘薫選手を、監督が優しくハグしている姿だ。1‐1の同点からPKにもつれこみ惜しくも敗れた、カタールW杯決勝ラウンドのクロアチア戦。終了直後のバックヤードで撮られたその一枚は、瞬く間に日本はおろか世界中に拡散された。「『みんなすごいよ!』って、日本代表の活動がある度に思っています。彼らはピッチ内外で想像以上の努力をしていますからね。それは、自分が成功するためにという冷めた表現もできますが、うまくなりたい、自分をより高めたいという強い向上心を見せてくれているのだと思っています。そして勝利のため、仲間のためにという気持ちを持ち、試合ではチームの要求に対して、どの選手も真摯にベストを尽くして頑張ってくれる。私は、勝つことに至るまでのそのプロセスを評価してあげたい」同じくクロアチア戦当日、体調不良のため欠場を余儀なくされた久保建英選手を見舞い、言葉かけやグータッチをしたというのも森保監督の人柄がわかるエピソードだ。選手へのリスペクトは、日本代表が解散し選手が所属チームに戻る時も。監督は宿舎を出発する選手一人ひとりを見送るという。「彼らが代表の活動に参加するということは、各所属先でそのポジションが空くということ。不在の間に他の選手に奪われる可能性があり、戻った時に居場所があるという保証はないんですよ。そうしたリスクがあることを覚悟して代表の活動に参加してくれているんですね。それに、代表チームの活動期間になるとクラブやリーグはオフになる。クラブに残る選手はリフレッシュできる状態を作れますが、代表に招集された選手たちは、より高いレベルのなか、キツいプレッシャーを感じながら戦うわけです。そして休息を終えた所属クラブのもとへ、疲弊したカラダで戻り、そこでまた新たな戦いをしていくことになります」代表選手ともなれば何万人もの観衆のなかでプレーをし、チームを勝利に導けばヒーローになれる。「確かに華やかな世界ではあります。でも実はすごく大変なんです。それがわかるので“ありがとう”という感謝とリスペクトの気持ちを持って見送っています。所属先でも充実した時間が過ごせるようにという思いも込めていますね」森保ジャパンのキャプテンを4年間務めてきた吉田麻也選手が、W杯を振り返って涙ながらに吐露した《いろいろな監督のもとでやってきたなかで、間違いなく一番尊敬できる監督。もう1個上に連れていってあげたかった…》。この言葉からも、選手と監督の強い絆が見て取れる。また、森保監督の人間性と求心力、それはミスをした選手や、今大会で一度も出場機会のなかった選手への接し方からも垣間見えるかもしれない。「基本的には、その選手の良いところ、武器を伸ばすようにアドバイスしますが、最低限のレベルアップをしてもらいたい場合は、成果(今できていること)と課題(足りないところ)の両方をできるだけはっきりと伝えています」試合の前後やトレーニング中、積極的にコミュニケーションをとる森保監督。“褒めて伸ばす”が基本姿勢ではあるが、敗戦などで改善点が見つかれば、成果と課題をセットでわかりやすく伝えることを心がけているという。 ©JFA心身を鍛錬してきた一流選手でも、思うようなプレーができない時は自信を喪失したりクサることもある。監督の言い方によっては信頼関係が揺らぐ可能性も出てくる。だが、ドイツ戦やスペイン戦で勝利が決まった瞬間、全身で喜びを表現しながらピッチに駆け出すベンチメンバーの姿を思い出せば、森保監督のもと全員が同じ方向を向いていたと多くの人が確信するだろう。ただその一方で、見方によっては、そもそも監督のやり方を理解した、信頼できる選手を集めたからともいえるのでは…。「(少し考えてから)合っているようで、合っていないような(笑)。選手の選考にあたっては、できるだけニュートラルに、何をしているかを見ています。もちろん、力のない選手は呼びませんが、この4年間、信頼できる選手を見極めてはきました。川島(永嗣)や柴崎(岳)は、出場はなかったですが、力があったうえでチームを支えることもできると思い声をかけました。世界と戦えるレベルであることはもちろん、上田(綺世)がいい例ですが、所属先で結果を出しているかも判断材料です。コーチと共に総合的に見て決めています。例えば、一人の選手に対して賛成が私だけで反対が10人なら、私は10人の意見を採ります」選手たちはみな、我が強いとも話してくれた森保監督。それでもあの一体感が生まれたのは、監督の“心”あるコミュニケーションとマネージメントの賜物だろう。“つながるチカラ”は、言い換えれば心が通うことでもあるのだ。もりやす・はじめ1968年8月23日、長崎県生まれ。現役時代はサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台などでプレー。元日本代表。1993年の“ドーハの悲劇”を経験。現役引退後は広島の監督、東京五輪代表監督、ロシアW杯日本代表コーチなどを経て、2018年7月より日本代表監督。※『anan』2023年3月8日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2023年03月24日勝利を信じ続けた先にはまだ見ぬ景色が広がっていた…。格上相手に快進撃を遂げたカタールW杯から約3か月。次開催の2026年まで指揮官続投が決まった森保 一監督が語る、一体感を生む“つながるチカラ”の作り方とは。【森保一監督が語る“つながるチカラ”1】“ジャイアントキリング”という言葉が世界中をかけ巡ったカタールW杯。その主役を担った国の一つが日本だ。本大会での予選(グループステージ)で、ドイツ、スペインというW杯優勝経験のある格上の強豪国にどちらも逆転勝利を収め、グループ首位で決勝ラウンド進出を決めたのだ。とはいえ快進撃はここまでで、結果はベスト16。目標だったベスト8に届かなかったことに目を背けてはいけないが、日本中に勇気と感動を与えてくれたのも事実。多くの人々の記憶にあるのは下馬評をものともせず、一致団結して勝利と仲間、自分を信じて前進した森保ジャパンの勇姿ではないだろうか。2018年に監督に就任してからの4年半、サッカー人気の低迷、結果や采配への批判に加えて、グループステージの組み合わせ抽選で“死の組”に入るという不安要素もあり、本大会直前まで逆風は吹き荒れた。それでも揺らがなかった一体感はいかにして築かれたのか。森保 一監督が教えてくれたのは、どんな組織にも通じる対人関係の作り方だ。森保流“つながるチカラ”。それはシンプルだけれど、仕事をするうえで実は多くの人が忘れがちなことかもしれない。チームのために~コンセプトを共有することで、進むべき方向性が明確になる。©JFAチーム一丸となって動くためには、ゴールとなる大きな目標設定が不可欠だ。そして、そこに到達するために、小さな目標を細かく決めて着実にクリアしていく。このことは、目標達成のための王道、かつ効率的な方法だろう。日本サッカー協会が掲げる最終目標は「2050年までにW杯優勝」。そのためのステップとして、カタールW杯ではこれまでに到達したことのない“ベスト8以上”を目指した。だが、本当にそれだけでチームは一つにまとまれるのだろうか。強固な“つながるチカラ”を生み出すため、ほかに重要視していたこととは。「小学生でもわかることですが」と前置きしたうえで、森保監督は話し出した。「チームコンセプトとして“みんなのために頑張る”ということを大切にしてきました。ミーティングなどで選手やスタッフにも伝えていたことです。ただし、気をつけてほしいのが、組織が先にならないようにという点。チームのために一体何を頑張ればいいのか、相反するようですがそれは自分磨きです。それぞれの個の良さや特長を最大限に活かすこと。すなわち、個の力をより大きくし、そして個と個が融合できれば、団結力は必ず上がっていくと思います」“つながるチカラ”を生み出すためには、まずは個の能力を高めること。では、ひたすらトレーニングや練習を積めばいいのか?といえば、それだけでもないよう。森保監督は、個の力の高め方について指針があるという。「心・技・体という言葉があります。これらがすべて揃った時に最大限の力が発揮されるという意味ですが、優先順位をつけるなら、私は“体・技・心”だと考えているんですね。まずはフィジカルを強くすること。次に技術力を高めること。そして最後は一人ひとりがプレッシャー下でも、自分の力(体と技)を出せるようにメンタルを強くすること」次なる段階は個の融合。他者と自分が“つながる”とは、具体的にどういうことなのか。森保監督が例に挙げたのがある言葉だ。「“和して同ぜず”という論語にある文言が好きなんです。それは、協調するが主体性は失わないという意味です。選手それぞれに特長やリズムがありますから、縛りつけることはしたくないし、馴れ合いにもなってほしくない。チームにいることが苦しくならないような関係を作ってほしいんです」そこから、そのためには最低限のルールは必要と続けたのが…。「(1)集合時間を守る。(2)チームで起きた問題はチーム内で解決する。(3)SNSの発信に注意する、の3つの決まりごとを設けています。(1)は集団生活における基本のきですね。(2)は、選手間で競争はしながらも、一方で家族として、戦う仲間として、自分をさらけ出し、ぶつけ合ってほしい。話すことで建設的に問題解決を図れるし、相手のことも理解できます。(3)は、今はメディアを通さずに個々が発信できる時代。内部のことをどう公にするのか、それを出したことでチームメイトがどう思うか。お互いを尊重し、快適な空間作りのために必要なことですね」拍子抜けするほどのシンプルな内容であるが、森保監督の真意は、あえてそこにあるようだ。「日本代表だからと、特別なことは何もありません。Jリーグのクラブでも会社でも、組織として何か行う場合のルールはどこも同じだと思います。大切なのは人と人との関わりのなかで、尊重し合い過ごせるような環境作りです」各自が個の能力を高め、お互いがそれらを尊重し認め合うことで“つながるチカラ”が生まれる。そうした森保ジャパンが築き上げた関係性のなかで、“監督”はどのような存在で、どんな役割を果たしているのだろうか。「選手が思い切りプレーできるよう、成長できるよう、黒子としてチームを支えるのが基本的な私の考えです。監督って特別な存在と思われますが、様々な役割があるなかの“監督係”だと思っているんですよ。よく組織の形をピラミッドに例えますが、私は砂時計と表現しています。時によっては、リーダーの位置がくるっと変わるんですね。私が牽引する立場の時もあれば、みんなから教えてもらう側に立つこともあるんです」森保監督が教えてもらうというのは、コーチや選手からの意見。森保ジャパンが分業制で成り立っていることは、あまり知られていない事実かもしれない。監督と選手の間には専門分野に長けたコーチ陣がいて、フィジカルや分析などの各担当に分かれているという。私は決定するだけです。信頼してるから任せられる。「私と彼らで受け持つ仕事の比率を徐々に変えていき、今では9割くらいを各コーチに任せています。プレゼンもしてもらいますし、私とは異なる意見も積極的に出してもらい、最後の最後は私が決定を下していますが、いろいろな価値観を見出すことで、より確かな結論を出せると思っています。彼らに頼り切っていますね(笑)」海外クラブの監督に多いワンマンという手法は、森保監督の選択肢にはなかったよう。「私にはできません(笑)。日本代表の活動期間って2週間くらいしかないんです。そのなかで中途半端に現場のことを私がやっていたら、選手に伝えるべきことが薄く浅くなってしまう。そうであるなら、戦術を熟知している各コーチに任せたほうが合理的ですよね。私も含めて、みんながいろいろなことにチャレンジして成功につながったらいいなと思っています。選手、コーチなど、チームに関わるすべての人が、やりがいを持てる組織でありたいですね」完璧ともいえるチームビルディング。だが、森保ジャパンが一般的な組織と異なるのは、そこに激しいバッシングがあったことだ。「結果で評価されるスポーツですから覚悟のうえであり、勝ったとしても批判はあるものと思っています。とはいえ、批判は少ないほうがいいですね(笑)。指摘を受けた時にしていたのが、原理原則に立ち返ること。それは、『日本代表の勝利のために。日本サッカーの発展のために。社会に貢献できるように』というもの。改めてそこを起点として、問題の対処法を考えるようにしていました。立ち返らなかったら、糸の切れた凧のように修正がきかなくなっていたでしょう。その一方で、批判されるというのは注目されている、試合を観ていただいている証しと、ポジティブにも受け取っています」私たちは、肩書や一時の感情で放たれた言葉に囚われすぎていて、その大本となる人間をしっかり見られているだろうか。対人関係とは文字通り、人と人が向き合うこと。森保監督はこう言う。「私も含めて選手は、チームがうまく機能するための駒ですが、そこには心がある。それを忘れずチームのためにやってきました」試合後に選手の輪の中心に立ち、話をする森保監督。W杯で逆転勝利を果たしたスペイン戦後では死力を尽くした選手たちをねぎらい、決勝ラウンドに向けて士気を鼓舞した。©JFA試合中にメモする姿はおなじみの光景。「良かった点や改善点、心情を記して選手に伝えます」(森保監督)©JFAもりやす・はじめ1968年8月23日、長崎県生まれ。現役時代はサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台などでプレー。元日本代表。1993年の“ドーハの悲劇”を経験。現役引退後は広島の監督、東京五輪代表監督、ロシアW杯日本代表コーチなどを経て、2018年7月より日本代表監督。※『anan』2023年3月8日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2023年03月24日野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が3月8日に開幕する(日本の初戦は9日)。2009年の第2回大会以来14年ぶりの世界一を目指す日本代表(侍ジャパン)は、栗山英樹監督のもと最強メンバーが集結した。日米から才能あふれるスター選手が集結。ドリームチームで世界一を狙う!その中でもキーマンの一人が、投手の山本由伸。昨シーズン、パ・リーグ2連覇と日本一を達成したオリックスのエースで、史上初めて2年連続で最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振の投手4冠と、沢村賞、MVPを獲得した。24歳にして誰もが認める日本球界最高の投手。チームを優勝に導き、タイトルを総なめにしてもなお、変化を恐れず、前に進み続けるのが山本の魅力。オフに投球フォームを変え、新たなかたちで2月のキャンプを迎えた。昨シーズンまでの栄光は、山本にとっては過去のもの。「ちょっとずつ工夫しながら、より良いものを求め続けたい」とさらなる高みを見据える。そんな山本はWBCについて聞かれるたび「ワクワク」という言葉を発した。記憶に鮮明に残っているのは、小学4年生の時に観た第2回大会の日本の優勝。「学校のテレビはなかなかつけてもらえることはないんですけど、あの時はつけてもらって観たような記憶があるような、ないような(笑)。とにかく特別な大会だというのは小学生の僕でも感じ取れました」その特別な舞台に、今度は自身が立つことになる。野球に詳しくない人も楽しめるポイントは?と聞くと、「とにかくすごい選手がたくさん出るので、どう観ても楽しいと思いますよ。勝ちにこだわって、全力でプレーします」と答えてくれた。山本の言うように“すごい選手”が集まった。特に今回はメジャーリーグで活躍するスター選手が参戦するため、注目度が増している。まずは、今や国民的スターとなったエンゼルスの大谷翔平。それまでの既成概念を覆す投打の“二刀流”でメジャーに渡り、一昨年はリーグMVPを獲得した。日本だけでなく、野球の母国アメリカでも誰もが憧れる存在となり、昨シーズンは2年連続の30本塁打と、投手としても15勝を挙げ、投打ともにトップレベルで活躍している。そして14年前のWBCで胴上げ投手となった36歳のレジェンド、ダルビッシュ有(パドレス)。2月17日に宮崎県で始まった代表合宿に、メジャーリーガーでは唯一初日から参加し、若い選手たちにも自ら近づいて積極的にコミュニケーションをとり、頼れる兄貴分となっている。彼の姿を一目見ようと、合宿には連日多くのファンがつめかけた。もちろん日本球界からも最高の選手が選出された。昨シーズン、日本選手最多となる56本塁打を放ち三冠王を獲得したヤクルトの村上宗隆は、WBCでも豪快な一発が期待される。史上最年少の20歳で完全試合を達成したロッテの佐々木朗希もメンバー入り。未知の可能性を秘めた大器が大舞台で覚醒するかもしれない。これほどのメンバーが揃ったドリームチームを見られるチャンスは、もしかしたらこの先ないかもしれない。選び抜かれた30人が一丸となった時、どんな化学反応が起こるのか、目に焼き付けたい。1、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)投げては日本人最速の165km/hを誇り、打っても本塁打を量産。投打二刀流で活躍し、野球の常識を変えた。2、鈴木誠也(シカゴ・カブス)広島時代に首位打者を2度獲得した強打者。昨年メジャーに渡りもまれた経験は、侍ジャパンの力になる。3、山本由伸(オリックス・バファローズ)最速159km/hのストレートに加え、多彩な変化球はどれも一級品。高い技術と精神力、すべてを備えた投手。4、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)第2回WBCの優勝を知る唯一の選手。メジャー12年目のベテランは、あくなき探究心で進化を続けてきた。5、佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)190cmの長身を生かしたスケールの大きな投球が魅力。ストレートの最速164km/hを誇る逸材が世界を驚かす。6、村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)昨季56本塁打、最年少三冠王の活躍でヤクルトをリーグ2連覇に導いた。愛称の「村神様」は流行語大賞に。2023 WORLD BASEBALL CLASSIC20の国と地域が参加。1次ラウンドのプールB参加国は日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国。1次ラウンドと準々決勝は東京ドームで、準決勝と決勝は米国フロリダのローンデポ・パークで開催。日本戦はTBS系列とテレビ朝日系列で放送。Prime Videoで日本の全試合をライブ配信。日本代表の試合日程3月9日~12日19:00~…1次ラウンド3月16日19:00~…準々決勝3月21日8:00~…準決勝3月22日8:00~…決勝(日時は日本時間)※『anan』2023年3月15日号より。写真・Getty Images取材、文・米虫紀子(by anan編集部)
2023年03月12日コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションでは、春限定のイブニングハイティー「ア バウンティー オブ ストロベリーズ(A BOUNTY OF STRAWBERRIES)」を2023年3月16日(木)から5月31日(水)まで、19階「バーナインティーン(Bar19)」にて提供する。“いちごたっぷり”のイブニングハイティー季節ごとに異なるテーマで、シャンパンとのマリアージュを楽しめるコートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションのイブニングハイティー。今回は春の季節に向けて、甘酸っぱい“いちご”にフィーチャーし、セイボリーからスイーツ、ドリンクまで、様々なスタイルのいちごメニューを展開する。フレッシュないちごメニューが勢ぞろいセイボリーがのったスタンドには、いちごと桜鯛マリネのカルパッチョ仕立てやいちごとトマトのガスパチョ風、いちごやスモークサーモン、チェリーモッツァレラのピンチョスなど、いちごを贅沢に使用したメニューが勢ぞろい。さらに、メインディッシュとしてジューシーなアンガスビーフのローストビーフを用意している。3種のいちご食べ放題&いちごのアレンジパフェまた、いちごを思う存分に楽しめるスイーツも見逃せない。3種のフレッシュないちごの食べ放題に加えて、甘酸っぱいいちごやラズベリーを飾ったパフェを提供。パフェは、自分好みにいちごをトッピングして、アレンジできるのが嬉しいポイントだ。フリーフローのドリンクドリンクは、さわやかな口当たりが特徴のシャンパン「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」をはじめ、オリジナルのいちごカクテル7種、赤・白ワイン、オーガニック紅茶10種など、90分間のフリーフローで楽しむことができる。【詳細】「ア バウンティー オブ ストロベリーズ」開催期間:2023年3月16日(木)~5月31日(水)※予約は前日17:00まで場所:コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション 19F「バー ナインティーン」住所:大阪府淀川区宮原1-2-70時間:・平日 17:00~20:00ラストオーダー ※月曜日を除く・土、日曜日、祝日 14:00~20:00ラストオーダー料金:1名 8,800円※サービス料込<メニュー例>・前菜※スタンドにていちご、スモークサーモンとチェリーモッツァレラのピンチョス/いちごとトマトのガスパチョ風、パルマ産プロシュートとグリッシーニ/いちご、ラズベリーと赤海老のミキュイ(レアグリル)のサラダ仕立て/いちごのコンフィチュール、フォアグラテリーヌとフレンチトースト/いちごと桜鯛マリネのカルパッチョ仕立て・魚料理※スタンドにて帆立貝柱のソテー、いちごのグリビッシュソース・メインディッシュアンガスビーフのローストビーフと新玉葱と新ジャガイモのロースト、赤ワインとベリーのソース・デザートいちごパフェ/3種のいちご食べ放題・フリーフロードリンクヴーヴ・クリコ イエローラベル/赤・白ワイン/バーテンダーオリジナルいちごカクテル7種/オーガニック紅茶10種※フリーフローは90分制※入荷の都合により、メニュー内容は変更になる場合あり【予約・問い合わせ先】バー ナインティーンTEL:06-6350-5701
2023年03月10日文武両道を目指して「スポーツを頑張る子どもたちのために」という想いを胸に、中高生の「自学力」を身につけるための学習サポートを行っている団体があります。それが「明誠塾アカトレ」です。サッカーを始め、スポーツを頑張る子どもたちの「学習サポート」をするために「アカトレ(アカデミックトレーニング)」を立ち上げた、現役阪大生の丹羽楓樹さんに、自分で学ぶ力、すなわち「自学力」を身につけるために、大切なことを聞きました。(取材・文鈴木智之)「明誠塾アカトレ」を立ち上げた塾長の丹羽楓樹さんは、大阪大学の学生です。幼少期から高校生まで陸上競技の中長距離の選手として活躍し、近畿大会に出場するほどでした。丹羽さんには「箱根駅伝に出たい」という夢があり、関東の強豪大学へ推薦での進学が決まっていました。しかし高校3年生の12月にひざの靭帯を断裂。ケガによって推薦が取り消され、将来設計が大きく崩れてしまいます。「関東の大学に行って箱根駅伝に出て、卒業後は実業団に入り、いつかは陸上部の監督になって、母校に戻ってきたいと考えていました」人生を賭けて陸上に打ち込んできた丹羽さんでしたが、ケガにより、描いていた未来が閉ざされてしまいます。「陸上のない人生を考えたのは、そのときが初めてでした。陸上がなくなって思ったのが、もっと勉強しておけばよかったということ。陸上を失った僕には、何も残っていないことに気がついたんです」幼少期から陸上にのめり込んでいた丹羽さんは、高校生までの自分を振り返り、「勉強なんてどうでもいいと思っていました」と照れくさそうに語ります。高校卒業後は帰国子女の経験を活かし、塾で英語を教えるアルバイトはしていましたが、進むべき道を模索する時間が続きました。フリーターのような形で塾講師をしていた頃、ひとりの人物と出会います。それがアカトレを一緒に立ち上げることになる、植松耀平さんです。植松さんは千葉県の成田高校から、現役で大阪大学に進学。野球部の強豪で寮生活をしながら、現役で国立大学に進むという、文武両道を体現していました。「植松とは食事の場で会ったのですが、彼は野球の強豪校で、部活に励みながらも現役で国立大学に合格。正直、劣等感を覚えました。そのとき彼に『いま何をしてるの?』と聞かれて『とくに何もしていないんだ』と話をしたら『じゃあ、勉強すればいいやん』と言われたんです」それまで勉強に励んでこなかった丹羽さんは「そんな選択肢もあるんだ」と思うと同時に「陸上中心の生活をしてきた自分に、勉強なんてできるのだろうか」と、不安が頭をよぎったそうです。「そうしたら植松が『じゃあ、勉強の仕方だけ教えたるわ』と言ってくれたんです」そこから植松さんの家に通い、「勉強の仕方」を教わる日々が続きます。「5日間ほど通っていたと思うのですが、彼が高校時代に使っていた参考書を見せてくれて、勉強の仕方を教えてくれました。そのときに『賢い人って、こうやって勉強するんや』と衝撃を受けまして」植松さんは高校時代、強豪校の野球部に所属し、寮生活をしていました。丹羽さんによると「高校時代、限られた勉強時間で成果を出すために、どうすればいいのかを考え続けてきた」そうです。植松さんに勉強の仕方を教わり、受験勉強に取り組むことにした丹羽さんでしたが、その時点で、高校を卒業してから半年が過ぎていました。「勉強の仕方を教わったのが9月の頭だったので、センター試験までには5ヶ月ほどしかありませんでした。残された時間は少なかったですが、何をどうやって勉強すればいいかを教えてくれたので、それならできるかもしれないと、勉強をする気になれたんです」目指したのは大阪大学。植松さんと同じ大学です。「推薦で大学に行けず、親に迷惑をかけたのもありましたし、学費のことを考えて」の決断でした。丹羽さんはそこから、植松さんに教わった「入試の日から逆算して記憶する方法」や「問題演習のやり方」「問題集の意味と目的」など、勉強をする上で必要なことをベースに猛勉強。模試の偏差値41からスタートし、5ヶ月間の勉強の末に、合格を勝ち取りました。「そこで気がついたことがあります。それは『いかに意味のある勉強をするか』です。たとえば漢字を10回書きなさい、これには意味があるのかな。何のためにやってるのかを、いま勉強していることに対して言えますか? スポーツをしている子は、いま練習していることに対して、どんな意味があって、どんな目的があるかを言えますか? 僕らが運営しているアカトレでは、そこに対する考え方や目標設定を重視しています」無駄なことを長時間するのではなく、意味のあることに集中して取り組み、パフォーマンスを高める。これはサッカーの練習にも通じるところです。「アカトレのテーマは『自学力』なのですが、自分で学び取る力に関わってくるのが『目的意識』です。常に、『何のためにこれをしているのかを考えよう』というのが、一つの方針です」いましている勉強は、テストで80点を取るために必要なことかな?サッカーでレギュラーになるために、この自主練でいいのかな?など、「自分が達成したい目標に対して、この行動は適切なものか」を考えること。それがアカトレで大切にしていることだと言います。「アカトレはサッカーの練習が終わったあと、夜の9時過ぎからオンラインで行います。その中で、まずテスト勉強ですることを書き出してもらい、その中からいますべき、必要なことを選んでもらいます。それに対して、僕を始めとする講師が必要なものとそうではないもののアドバイスをします」講師は現役の阪大生が担当し、動画を使った親しみやすい授業を展開しており「勉強へのハードルを下げることを大事にしている」そうです。サッカーに熱中していたとしても、勉強を避けて通ることはできません。進路選びだけでなく「テストの点数が低いと、サッカー活動に参加できない」といったルールを設ける部活やクラブもあります。アカトレはスポーツをする中高生を対象に、クラブ単位で導入するシステムを採用しています。サッカーを中心に広がりを見せており、2022年度の全国高校サッカー選手権に出場した飯塚高校(福岡県)など、高校の部活で導入しているところもあります。飯塚高校では、高校部門のモデル校として昨年からプレ導入、そして今年第1校目として本格的に導入を進めています。次回の記事では、アカトレが大事にしている3つのことを通して、「意味のある勉強の仕方」に迫っていきます。<PR>「1日体験授業」も受付中
2023年03月09日株式会社Gホールディングスは、アニメ『ハイキュー!!』の新作スマホゲーム『ハイキュー!! TOUCH THE DREAM』略称『ハイドリ』が本日(2023年2月28日)リリースしたことをお知らせします。またリリースを記念したキャンペーンも開始いたしました。ハイドリ本日リリース■今すぐダウンロードしてプレイ!ハイドリDL: ■事前登録者数50万人突破!ハイドリの事前登録者数が50万人を突破しましたので、追加報酬としてガチャチケットを20枚プレゼントすることが決定しました!今までの事前登録報酬と合わせるとガチャが53連引けますのでゲーム内でぜひ受け取ってください。30万人突破報酬はメールボックスから受け取りが可能です。初回ログインから48時間後に使用でき、使用期間は28日です。▼事前登録報酬《達成》 10万人突破…ぐんぐん牛乳(小)30個《達成》 15万人突破…20,000ゴールド《達成》 20万人突破…ガチャ10+1連分の翼3,000個《達成》 25万人突破…ガチャ10+1連分の翼3,000個《達成》 30万人突破…ガチャ10+1連分の翼3,000個《50万人達成最終報酬》ガチャチケット20枚50万人突破報酬▼事前登録報酬まとめ表■リリース記念キャンペーン実施リリースを記念して本日より西谷夕役の岡本信彦さんと田中龍之介役の林勇さんのサイン入り烏野ジャージプレゼントキャンペーンを開始いたしました。キャンペーンはTwitterから参加できますので、お見逃しなく!サインキャンペーン▼キャンペーン: ▼開催期間2月28日(火)~3月7日(火)<キャンペーンの注意事項>●本キャンペーンの参加方法(1)ゲーム公式Twitterアカウントをフォローする(2)期間中に対象ツイートをリツイート●以下は参加対象外となります。(1)対象ツイートの引用リツイート(2)対象ツイートへのリプライ(3)非公開アカウントからのリツイート●当選者の方には応募期間終了後1か月以内に、当アカウントよりダイレクトメッセージにてご連絡いたします。●賞品を選ぶことは出来かねますので、ご了承ください。●賞品のお届けは日本国内に限らせていただきます。●本キャンペーン応募後、当選通知期間が終了する前に本アカウントのフォローを解除された場合は、当選対象になりません。●Twitterアカウントが非公開になっている場合、ツイートやリツイートを確認することができないため、応募対象外となります。●以下のアカウントで参加されると、ダイレクトメッセージが送信されない場合があります。あらかじめご了承ください。1. プロフィール、ユーザー名、自己紹介、画像などを設定していないアカウント2. 頻繁にアクション(ツイート、リツイート、返信など)を行っていないアカウント●Twitterアカウントがダイレクトメッセージを受信できない状態の場合、当選連絡後に所定期日内にご返信がない場合、住所不明等で商品の発送ができない場合は、当選を無効とさせていただきます。●不正行為があると当社が判断した場合は、該当者の全ての応募及び当選の権利を無効とすることがあります。●当選の権利は当選者ご本人のものとし、他人への譲渡・換金及び賞品の販売・交換その他の取引行為(ネットオークション、フリーマーケット、その他転売等)は、営利目的・非営利目的を問わず禁止いたします。●本キャンペーンに関するTwitterダイレクトメッセージ、お電話やメール等による個別の当選確認やお問い合わせは受け付けておりません。●本キャンペーンは、やむを得ない事情により中止または内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。●当公式アカウントを装うTwitter懸賞詐欺にご注意ください。●通信の際の接続トラブル及び配送時の事故、破損については、責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。●インターネットの通信料、接続料は、お客様の負担となります。●ご応募、商品発送時に伴いご入力いただいた個人情報は、商品の発送及び当選者への諸連絡に利用させていただき、賞品発送完了後、速やかに破棄させていただきます。■『ハイキュー!! TOUCH THE DREAM』とは?アニメ『ハイキュー!!』がスマホゲームで新たに登場!ちびキャラ3Dモデルで楽しむ本格バレーボールゲーム『ハイキュー!! TOUCH THE DREAM』(iOS、Android)略して #ハイドリ 。アニメに登場したキャラクターが集結!メンバーの編成は自由自在!あなただけのチームで夢を掴め!ロゴ<ハイドリは試合モードが盛りだくさん!>ストーリーモード▲アニメの感動をもう一度味わえるストーリーモードスペシャルイベント▲期間限定キャラがGETできるスペシャルイベントトーナメント▲大会別で優勝を目指すトーナメントデイリーマッチ▲様々な報酬が獲得できるデイリーマッチPvP▲他のユーザーと1対1の対決ができるPvPハイキュー!!TV▲ハイキュー!!TVでプレイヤーを観戦!<キャラクターをぐんぐん育てよう!>育成▲レベルアップ、ランクアップ、装備ランクアップ、スキルレベルアップなど育成要素が盛りだくさん!<編成は自由自在!>ドリームチーム▲プレイヤーを育てて君だけの最強ドリームチームを作ろう!<スキルを駆使しよう!>スキル▲アニメのあの技をゲームでも体験!■アニメ『ハイキュー!!』とは2012年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された、古舘春一氏による高校バレーボールが舞台の青春スポーツ漫画を原作としたアニメ作品。「堕ちた強豪、飛べない烏」。かつてそう呼ばれた烏野高校が目指す先は“頂”の舞台。バレーボールに魅せられた主人公、日向翔陽と個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる熱血青春バレーボール物語。2022年8月にはアニメ続編となる劇場版二部作の制作が発表された。タイトル :ハイキュー!! TOUCH THE DREAMジャンル :夢のチームで“頂”を目指せ!!青春バレーボールゲーム配信開始日:2月28日(火)対応OS :iOS、Android著作権表記:(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS(C)G Holdings Co., Ltd. (C)DAYAmonz Co.,Ltd.ハイドリ公式Twitterアカウント: ハイドリ公式HP : ■株式会社Gホールディングス ゲームの成功を「デザイン」するGホールディングスでは、その豊富な経験や繋がりを活かし、グローバルゲームビジネスを「デザイン」します。所在地 :東京都新宿区四谷4丁目3番地1 ワールド四谷ビル8F設立 :2018年6月20日代表取締役:李俊求事業内容 :スマホゲームアプリの企画・開発・パブリッシング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月28日共にサッカー日本代表として活躍した元アスリートカップルである、丸山桂里奈さん&本並健治さん。監督と選手でもあったふたりは、互いを理解し、信頼し、いつしかかけがえのない存在に。現在はバラエティ番組に夫婦で出演するなど、仲睦まじいふたりだが、かつてはサッカーチーム「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻」の監督と選手という間柄でもあった。師弟関係の壁を越え、惹かれた経緯は気になるところ。丸山桂里奈:「~高槻」時代は本並さんにめちゃくちゃ怒られましたよね。本並健治:怒っていたのではなく指示。丸山:いや、私の中では鬼監督という印象でした。でも、立場やキャリアとか関係なく、どの選手にも平等で、信頼できたし、尊敬できる人だなと思っていました。――リスペクトの存在から、どう恋愛に発展していったのですか?丸山:本並さんが監督を辞めた年に私も現役を引退して。サッカー教室の指導者の仕事をやる際、本並さんに相談したんです。でも、電話では話が噛み合わなくて。本並:電話だと何を言うてるか、全くわからんかった。丸山:それで会って話すことになり、初めてふたりで食事に。イタリアンのお店だったんですが、本並さんは自分が頼んだ大きなピザを切らずにそのまま食べ始めたんです。普通は、切り分けて食べますよね。なんてワイルドなんだって…その姿に惹かれて気になり始め、そこから猛アタック(笑)。メールを送ったり、食事に誘ったり。本並:でも、僕は相談を聞くだけのつもりだったので、自分のことを好きだとは思わず。元が選手と監督の関係なので、恋愛相手として意識していなかったんです。――本並さんが丸山さんを意識されるようになったきっかけは?本並:コロナ禍に入り、外で会って相談を受けることが難しくなったのが大きな要因だと思います。丸山:「うちに来ますか?」と誘い、家で食事するようになって。本並:誘われたらドキッとするし、ちょっと意識もしますよね(笑)。丸山:それからふたりで過ごす時間が増えて、お互い、一番近い存在に自然となっていきました。ただ、私は「好き」な気持ちを伝えていたんですけど、「付き合う」という具体的な言葉はなくて。半年ほど経った頃、私が「これって付き合ってるんですかね?」と聞いたら、「まぁ、そうやな」って。本並:(照れくさそうに)アハハ。丸山:これだから“昭和の男”ってホントに大変だなって(笑)。本並:おまえも昭和の女やろ(笑)。丸山:でも、初めて答えてくれたので嬉しかったですね。――おふたりが交際や結婚を決意した決め手はなんだったのですか。本並:一緒にいて“楽しそう”ってこと。選手時代から彼女の周りには人が集まり、笑顔で溢れていて、人を惹きつける魅力があるんですよね。あとは食事や健康面を気遣ってくれるところですかね。丸山:胃袋を掴んだってこと?本並:そういう部分もあるね。丸山:本並さんは私の選手時代の顔も、バラエティに出ている今の自分も知った上で好きだと思ってくれるのが信頼できるなって。本並:オンとオフのギャップに惹かれたというのもあると思います。丸山:あと、本並さんは「自分がやりたいことに挑戦しなさい」と言ってくれるんです。番組でおバカなことをやっても否定しない。本並:人生一度だし、やりたいことをやったらいいと思っています。――最後に、おふたりが思い描く理想の関係を教えてください。本並:こんな感じで変わらず一緒にいたい。子供が生まれたらさらに喜びがプラスされて、3人で笑っていられたらいいなと思います。丸山:うちの愛犬がメスで、本並さんにすごく懐いていて。さらに生まれてくる子供も女の子なのできっと懐くと思うし、私も負けてられないなって。子供ができると奥さんは2番になると聞きますが、私は本並さんの中での1番でありたいし、私もやっぱり1番は本並さんでいたいなと思っています。History2012年:監督と選手として出会う2016年:丸山さん引退、本並さんも監督を退任2020年1月:初めてふたりでの食事、丸山さんからの猛アタック開始2020年6月:交際の“確認”後、正式なカップルに2020年9月:入籍まるやま・かりな1983年3月26日生まれ、東京都出身。元サッカー選手。現在はタレントとして活躍中。今月、第一子を出産予定。ほんなみ・けんじ1964年6月23日生まれ、大阪府出身。元サッカー選手。引退後は指導者や解説者として活躍。『ラヴィット!』にも出演。※『anan』2023年2月15日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・関川直子(by anan編集部)
2023年02月13日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のハイジュエリーコレクション「スピリット(Spirit)」から30種類の新作が登場。ルイ・ヴィトン新作ハイジュエリー「スピリット」は、ルイ・ヴィトンのウォッチ & ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクターを務めるフランチェスカ・アムフィテアトロフがデザインしたハイジュエリーコレクション第4弾。今回は、2022年6月に発表されたチャプターIに続くチャプターIIを展開する。36個のルビーが垂れ下がるネックレスチャプターIIは、「リバティ」「デスティニー」「ファンタジー」「ラディアンス」の4つのユニバースで構成される。たとえば「デスティニー」のネックレスは、「V」モチーフを連ねた幾何学的なデザインが印象的だ。ネックレスから垂れ下がる、36個のルビーが壮麗なムードをよりいっそう高めている。トランクのペンダントネックレス「リバティ」からは、カスタムカットやLV モノグラムフラワーカットのダイヤモンドなどを散りばめた7種類のハイジュエリーが登場。ルイ・ヴィトンを代表するトランクを表現したペンダントネックレスには、鍵を開けて広げられるというユニークな仕掛けが施されている。「V」とシェヴロン・パターンのネックレス「ファンタジー」の2連ネックレスは、「V」とシェヴロン・パターンで構成。2個のLV モノグラムスターカットダイヤモンドがアクセントとなったデザインで、3通りの方法で身に着けられる。【詳細】ルイ・ヴィトン「スピリット」チャプターII※詳細は下記に問い合わせ。【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854©Sølve Sundsbø ©Laziz Hamani
2023年02月03日昨年6月に発表したルイ・ヴィトンのハイジュエリー コレクション「Spirit(スピリット)」のチャプターIに続き、2023年1月に新たな30種類のハイジュエリーによって構成されるチャプターIIを発表しました。©Laziz Hamani「Spirit」は、ルイ・ヴィトンのウォッチ & ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクター フランチェスカ・アムフィテアトロフがデザインしたハイジュエリー コレクションの第4弾です。フランチェスカは、ジュエリーとそれを身に纏う人の間には密接な繋がりがあると常に信じてきました。そして、「ジュエリーほど、その人のスピリットを宿す力を持つものは、世界中で他にないと思います」と語ります。そのエスプリは、「Spirit」のチャプター IIにも脈々と受け継がれます。匠の技が際立つクリエーションが、メゾン独自のデザインコードと共鳴し、チャプター Iと同様に、メゾンの価値を反映する4つのユニバース──「Liberty(リバティ)」、「Destiny(デスティニー)」、「Fantasy(ファンタジー)」、「Radiance(ラディアンス)」──が舞台に。デスティニー©Solve Sundsbo力強くありながらフェミニンかつ繊細な10種類のデザインが星座のごとく煌めく「Destiny」は、究極の輝きを放つ完璧なレッドのルビーを讃える抒情詩。まるで1つ1つのストーンが、特別なパワーを発するかのように。「Destiny」のユニバースの基調を成すのは、ルイ・ヴィトンの「V」の幾何学的なエネルギーとシンボル。メゾンのダイナミズムと共鳴し、そのレガシーとビジョンを未来へと推し進めます。壮麗なネックレスから垂れ下がる36個のルビーは、調達に3年が費やされ、すべての色相と彩度、純度が完璧にマッチ。そして、LV モノグラムスターカットダイヤモンドからこぼれ落ちる、焔のように鮮烈な3.13カラットのペアカットのピジョンブラッドタイプルビーが頂点を極めます。このネックレスには「V」モチーフが繰り返しデザインされ、大小の「V」モチーフにトライアングルシェイプが交わり、3連になったネックレスが首に沿ってカーブを描きます。外から見えないように施した無数のリンクで連結され、しなやかな動きを完成させているのです。そして、「Destiny」の他のクリエーションと同様に、イエローゴールドとプラチナのバイカラーの組み合わせが、深みやボリューム、コントラストを加えます。これらのモチーフは、もう1つのネックレスでも一段と際立ちます。この2連のネックレスもまた、「V」とトライアングルのモチーフが建築のように積み重なる構造的なデザイン。イエローゴールドとプラチナのミックスによって引き立てられ、6個のLV モノグラムフラワーカットダイヤモンドが煌めきを放つ中央で、3.26カラットのペアカットルビーのペンダントが鎮座しています。他にも、メゾンのトランクの内装に見られるラグジュアリーなパディングを想わせる、繊細なレースのようなパターンを施したブレスレット、それとマッチする輝かしい格子状にデザインされたリングも。そして、「V」モチーフはイヤリングでも強調され、力強い直線的なドロップデザイン、耳の後ろでドラマティックに揺れるモダンなフープデザインなどがそろいます。©Solve Sundsbo©Solve Sundsbo©Laziz Hamaniリバティ©Solve Sundsbo自由の観念は、創業以来、ルイ・ヴィトンを導き続ける光です。それは、探求して発見する自由、旅をして自身の視野を広げる自由、そして未知の領域に大胆に入り込む自由のこと──フィジカルに、そしてメタファーとしても。「Liberty」のテーマは、カスタムカットやLV モノグラムフラワーカットのダイヤモンドを中心に、技巧を凝らした比類ない7種類のクリエーションによって表現され、そこには独自のビジョンや明確なデザインの概念が構築されています。チャプター Iと同様に、メゾンのあらゆるシグネチャーコードが1つとなり、精緻なネックレスへと昇華。ダミエ・パターンと「V」シェイプが並び、アイコニックなトランクから着想を得たヒンジ(蝶番)のモチーフが重なります。それを構成するのは、195個を超えるカスタムカットのダイヤモンド。異なるシェイプが組み合わされることで、究極にユニークなパターンが生まれています。この鎧を想わせるネックレスは、製作に1,300時間が費やされ、多様な高さやフォルムを活かしつつ、熟練の技によって深みのあるしなやかな連結構造を実現。そのトップを飾るのは、稀少な4.84カラットのコロンビア産エメラルドと2.02カラットのLV モノグラムフラワーカットダイヤモンドです。卓越したサヴォアフェール(匠の技)は、ブローチに変身する大胆なメダリオンネックレスにも見られます。個々のイヤリングやリングも、カスタムカットを中心に構成されています。そして、驚くべきトランクスタイルのペンダントネックレスは、鍵を開けて広げることができ、中に潜む秘密を見つける旅へと誘います。©Laziz Hamani©Laziz Hamani©Solve Sundsboファンタジー©Solve Sundsbo「Fantasy」は、ルイ・ヴィトンのイマジネーションを体現し、メゾンの創業者の先駆的なエスプリであるモノを生み出し、夢を描き、限界を打ち破る1人の人間のクリエイティブな才能と生命の躍動を呼び起こします。こうした独自のビジョンが、動きや広がりの要となり、シェヴロン・パターンに表現されているのです。魅惑的なパヴェダイヤモンドが絡み合うイエローゴールドの「V」が眩い輝きを放ち、さらにそれらが調和して1つの「V」モチーフになるように配列され、生き生きとした表情を見せます。2つのカラーとテクスチャーが交わることでコントラストや深みが加わり、強烈なインパクトに満ちたグラフィカルなデザインの概念を示す、生命力溢れるジュエリーが誕生しました。このテーマを代表するのは、「V」とシェヴロン・パターンを組み合わせた、心奪われるような2連のネックレス。その驚くようなしなやかさは、精緻な手仕事によるクラフツマンシップの賜物です。2個のLV モノグラムスターカットダイヤモンドがネックレスのアクセントとなり、3通りの方法で身に着けることが可能。他にも、眩い15.31カラットのオーバルカットのイエロー・サファイアをトップにあしらった優美なカクテルリングは、イエローゴールドとダイヤモンドが重ねられ、2個のLV モノグラムスターカットダイヤモンドがそれを引き立てます。また、さまざまなサイズや高さのシェヴロン・パターンを繰り返す、重ね着け可能な繊細なリングも誕生。魅惑的なスタッドイヤリングは、それぞれに1.55カラットを超えるLV モノグラムスターカットダイヤモンドがあしらわれ、それを囲むイエローゴールドとホワイトゴールドの渦はエスプリに満ちています。©Laziz Hamani©Solve Sundsbo©Laziz Hamaniラディアンス©Solve Sundsboフランチェスカ・アムフィテアトロフは、ルイ・ヴィトンにおける自身初のハイジュエリー コレクションを手掛けた時から、ジュエリーで鎧を表現するクリエーションを想い描いてきました。勇気を持って前進できるよう、女性のアイデンティティや魂を守るプロテクションの意味を込めたのです。洗練された新作の「Radiance」のネックレスは、内側から大胆なエネルギーを放出するかのように、ピラミッドやトライアングルのシェイプ、ダイヤモンドパヴェをあしらった「V」シグネチャーの幾何学模様が、鏡面仕上げのイエローゴールドのフォルムを装飾──その力強くグラフィカルなデザインは、温かみのあるセンシュアルな17.48カラットのスペサルティン・ガーネットによってさらに強調されています。このネックレスを引き立てる5連のカフスタイル ブレスレットもあり、極めてモダンで大胆なイヤーカフが、プロテクションというテーマをさらなる高みへと押し上げます。©Laziz Hamani©Solve Sundsbo©Laziz Hamaniパリのアトリエで特別に製作されたルイ・ヴィトンのハイジュエリー コレクション「Spirit」のチャプター II は、その最終章となる唯一無二のインパクトに満ちたコレクションであり、さらに広がりを見せるメゾンのハイジュエリーの最新コレクションです。【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。【レスポンシブル・ジュエリー・カウンシル(RJC)について】ルイ・ヴィトンは2012年、レスポンシブル・ジュエリー・カウンシル(RJC)の認証を獲得し、貴金属の採掘にはじまり、職人による製品化から販売まで、宝石のライフサイクルを通じて、RJCが推奨する道徳、労働、社会、環境保全を含む認証プロセスの効果的な実施に取組んでいます。
2023年02月02日カーリングの日本選手権が1月28日に開幕。女子の大本命は、今や常に世界の大舞台での活躍が期待されるチームとなった、ロコ・ソラーレだ。世界選手権への切符を手にするのは…?昨年2月の北京冬季五輪での銀メダル、そして5月の日本選手権優勝で昨シーズンを終えたロコ・ソラーレ。今シーズンも9月にはカナダに渡り、グランドスラムなどに出場しながらチーム力を高め、11月、パンコンチネンタルカーリング選手権に日本代表として出場し、見事優勝。初代チャンピオンに輝いた。その結果、日本は3月18日からスウェーデンで開催される世界選手権の出場枠を獲得。しかし、世界選手権にはこの日本選手権で優勝したチームが日本代表として出場することになっている。自ら獲得した世界選手権ゆえ、ロコ・ソラーレとしてもここは譲れないところだ。世界の強豪を相手に優勝争いをしてきたロコ・ソラーレを止めるチームは現れるのか?その一番手は、前年度準優勝の中部電力だろう。中部電力も2か月間のカナダ遠征でレベルアップを図ってきた。選手、コーチともに経験豊富なだけに侮れない存在。そして台風の目になりそうなのが、北海道銀行。発足からまだ2シーズン、メンバーの平均年齢20歳と若いチームながら、前年度3位。今大会も北海道予選を勝ち上がってきた。12月の軽井沢国際では、ロコ・ソラーレに競り勝っている。“打倒ロコ”で挑んでくる各チームの戦いぶりに注目したい。男子はSC軽井沢クラブが優勝候補。同じくパンコンチネンタルで世界選手権出場枠を獲得。カナダツアーでも好成績を残し、帰国後、地元開催の軽井沢国際を優勝。連覇を狙うチームに隙はない。男子も若いチームに勢いがある。9月のアドヴィックスカップ、12月の全日本大学対抗を制した札幌国際大学だ。前年度、プレーオフで勝ちながら決勝でSC軽井沢クラブに敗れているだけに、雪辱を期したいところ。男子の優勝チームは、4月1日からカナダで行われる世界選手権に出場する。日本一を決めるだけでなく、世界へとつながる重要な大会。その先、3年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪も視野に入れた氷上の熱い戦いから目が離せない!世界での強さをここでも。ホームで連覇なるか!?ロコ・ソラーレ左から、リードの吉田夕梨花、スキップの藤澤五月、セカンドの鈴木夕湖。新たに女子ナショナルチームのコーチだったリンド氏をチームのコーチに迎え、盤石の体制に。左・サードの吉田知那美。2年連続の世界選手権代表を目指して!中部電力左から、石郷岡葉純、スキップの北澤育恵、鈴木みのり。平昌五輪代表の両角友佑がコーチを務める。安定感が増して、頭一つ抜けた存在に。SC軽井沢クラブ左から、小泉聡、山本遵、山口剛史、スキップの栁澤李空。2連覇、最多更新となる通算10度目の優勝を目指す。この一年でさらに成長、初優勝へ!札幌国際大学左から、新野和志、青木豪、佐藤剣仁。ユニバーシティゲームズにも出場。右・荻原功暉。第40回日本カーリング選手権大会1月28日~2月5日会場:北海道北見市 アドヴィックス常呂カーリングホール男女とも9チームが出場。男女とも優勝チームが世界選手権に出場する。NHK総合、BS1にて放送予定。※『anan』2023年2月1日号より。写真・JCA IDE(by anan編集部)
2023年01月31日こんにちは。ぐっちぃと申します。 『双子を授かっちゃいましたヨ☆』 という、現在中学1年生になる双子絵日記を描いています。今回習い事の成長話ということで、娘(こまめ)が小学生時代に習っていたバレーボールの話を描きたいと思います。当時、バレーボールチームの人数も少なく、入ったら即レギュラーだったこまめ。今思えば当たり前なのですが、サーブは入らないわ、レシーブははじいてどこかに飛ばすわで、見ているほうももどかしかったです。バレーはチームプレイと言いつつも、やはり「こいつはレシーブがへたくそだぞ」と相手チームから感づかれてしまうと狙われたりするんですよね。娘のチームは、まだそれをフォローしあえるチームワークなどもなく……。でもそれが数カ月後、数年後にはガッチリ固まると信じている保護者さん。その声かけがとてもありがたかったです。見ているわたしもくやしかったけど、こまめ本人のほうが何倍もくやしかっただろうなと思うし、余計な口出しはせず、娘が上手になりたいと思うことについて一緒に動画を見て調べる、といった方向にシフトすることにしました。習い事って、子どもの成長を見守るとともに、親も一緒に成長していくものなのだな、と思いました。週5日の大変な習い事だったけど、それを経験したからこそ、なんでもできるような気がしますし。「結果を急がず見守ることも大事」ということを学習しました。中学に入って習い事は終わってしまったけれど、この3年間は親子にとって大きな力になったと思っています。おわり
2023年01月31日東京2020オリンピックの銀メダリストで、世界最高峰のプロツアーで戦う、唯一の日本人、五十嵐カノア選手。勝ち続ける強さとサーフィン、海への思いを語る。「悔しい銀メダル」。2021年、東京五輪で初の正式種目となったサーフィン。栄えある日本代表として出場した五十嵐カノア選手は、勇気と感動を人々に与えながらも後に出版したフォトブックでこう綴った。そして’22年、世界最高峰の「WSLチャンピオンシップツアー」で自己最高の総合5位、9月にはパリ五輪の出場枠をかけた「ISAワールドサーフィンゲームズ」で初優勝し、日本人では男女を通じて史上初となる金メダルを手にした。悔しさを晴らし、見事な結果を残したが…。「すごく勉強になった年で、嬉しいですけど、世界5位という目標が小さかったのではと思うくらい、まだまだいけたと思うし、もっとうまくなれることがいっぱいあると気づけた。今がやっとプロとしてのスタート地点であり、僕のピークはこれからだと思います。今シーズンは世界チャンピオンに焦点を定めて、そのことだけに集中していきたいです」これだけの戦績をもってして、今からが始まりとは。その心を問うと、意外とも思える答えが返ってきた。「自分を信じられるようになったからですね。それは東京オリンピックで学べたことでもあるし、何より僕にとって世界の海がどこでも、“勝てる波”になったから。やっと自信を持てるようになったんです」その具体例が、拠点とするLAのハンティントンビーチと並んで、世界で一番好きな波だと言うタヒチ。「タヒチは他と違って乗りづらい、パワフルで怖い波。自分の弱いところを見せたくなくて誰にも言わなかったけれど、実は克服するために15歳の時から1年に3回くらいのペースで行って練習していました。トップアスリートとして、結果だけを見せたかったから。そうして密かに努力を続けて、ついに大好きな波になったんです。もう弱い部分ではないので言えますね(笑)」努力することについて、五十嵐選手はどう捉えているのだろうか。「目標に近づいていくこと、チャレンジすることが好き。だから毎日少なくとも5時間は海に入るし、体作りのトレーニングも欠かしません。僕はそういった努力が面白くて楽しいんです。だから大変ではあるけれど疲れないですね。朝起きて、“これを練習したい”というメンタルがあれば、まだまだいけると思う」練習を積み重ねることの大切さは、幼い頃から説かれていたとか。「宿題をちゃんとやれば成績も良くなるというお母さんの教えですね。シンプルなことですけど、それがサーフィンにつながり、練習したほうが勝ちやすくなる、と僕に刷り込まれているんだと思います。また、その努力のおかげで、トロフィーやメダルを獲れて、僕を支えてくれる人や家族、ファンが喜んでくれる。その笑顔も心に強くあり、僕のサーフィンで幸せになってほしいという、モチベーションにもなっています」五十嵐選手の原動力のひとつは、力をくれた人への恩返しだ。その根底にあるのが、両親への愛だろう。「世界に通用するプロサーファーに育てるため、僕が生まれる前からアメリカに移住して、大変な苦労をしながら大きなチャンスを用意してくれた。一生頑張らないともったいないし、申し訳ないと思う。それを重圧に感じる人もいるかしれないけど、僕にとっては、両親の熱意は感謝しかないし、励みになります」さらに、恩返しの対象は“人”だけではない。今後の目標を聞くと…。「世界チャンピオンとパリ五輪での金メダルですが、僕はサーフィンのおかげでいろいろな経験ができている。だからサーフィンをもっとメジャーなスポーツにしたい。そして海を守るために行動を起こしたい」勝つだけじゃなく世界も良くしたい。そう、五十嵐選手のアクションは海の中だけにとどまらない。五十嵐カノア1997年10月1日生まれ、米カリフォルニア州出身。3歳でサーフィンを始め、数々の最年少記録を打ち立てる。2016年より、史上最年少の18歳で、アジア人で初めてプロサーフィンの世界最高峰「WSL チャンピオンシップツアー」に参戦する。木下グループ所属。ジャケット¥440,000パンツ¥195,000シューズ¥730,000(以上ディオール/クリスチャン ディオール TEL:0120・02・1947)※『anan』2023年1月11日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・Taro Yoshida(W)取材、文・伊藤順子撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2023年01月06日11人組グローバルボーイズグループ・INIが、新曲「BAD BOYZ」のパフォーマンスビデオを公開した。「BAD BOYZ」は、12月14日(水) に発売された1stアルバム『Awakening』の収録曲。歌詞の「Bad boys what you gonna do if we come for you」はとある映画をオマージュしており、“INI”の方法で自分たちらしく進んでいくという力強い覇気を表現した1曲となっている。公開された映像は体育館で撮影され、歌詞だけでなく振り付けや動作も映画をオマージュ。赤いネオンカラーが印象的でストリート的な雰囲気に仕上がっている。INI「BAD BOYZ」Performance Video<リリース情報>INI 1stアルバム『Awakening』Now On Sale●初回限定盤A(CD+DVD):3,850円(税込)【CD収録内容】1. SPECTRA ※西洸人作詞参加2. Dramatic3. BAD BOYZ4. Do What You Like5. Runaway ※田島将吾 作詞参加6. Brighter7. We Are8. Mirror9. Password10. CALL 11911. Rocketeer【DVD収録内容】Awakening Camp #1【初回プレス限定封入特典】➀応募抽選券(シリアルナンバー)1枚②トレーディングカード1枚(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)③ソロアザージャケット1枚(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)●初回限定盤B(CD+DVD):3,850円(税込)【CD収録内容】1. SPECTRA ※西洸人作詞参加2. Dramatic3. BAD BOYZ4. Do What You Like5. Runaway ※田島将吾 作詞参加6. Brighter7. We Are8. Mirror9. Password10. CALL 11911. Rocketeer【DVD収録内容】Awakening Camp #2【初回プレス限定封入特典】➀応募抽選券(シリアルナンバー)1枚②トレーディングカード1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)③ソロアザージャケット1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)●通常盤(CD+SHEET STICKER):3,300円(税込)【CD収録内容】1. SPECTRA ※西洸人作詞参加2. Dramatic3. BAD BOYZ4. Do What You Like5. Runaway ※田島将吾 作詞参加6. Brighter7. We Are8. Mirror9. Password10. CALL 11911. Rocketeer12. Let Me Fly ~その未来へ~(INI Ver.)【初回プレス限定封入特典】➀応募抽選券(シリアルナンバー)1枚②トレーディングカード1枚(通常盤ver.11種類の中から1枚をランダム封入)●FC限定盤(CD+SHEET STICKER):3,630円(税込)※メンバーソロジャケット全11形態【CD収録内容】1. SPECTRA ※西洸人作詞参加2. Dramatic3. BAD BOYZ4. Do What You Like5. Runaway ※田島将吾 作詞参加6. Brighter7. We Are8. Mirror9. Password10. CALL 11911. Rocketeer12. Let Me Fly ~その未来へ~(INI Ver.)【初回プレス限定封入特典】➀応募抽選券(シリアルナンバー)1枚②トレーディングカード(セルカVer.)1枚(ソロジャケットと同メンバーのセルカトレカ1枚を封入)配信リンク:<ツアー情報>『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』※終了分は割愛■大阪・大阪城ホール2022年12月20日(火) 開場 17:00 / 開演 18:302022年12月21日(水) 開場 17:00 / 開演 18:30■東京・有明アリーナ2022年12月24日(土) 開場 11:30 / 開演 13:002022年12月24日(土) 開場 17:00 / 開演 18:302022年12月25日(日) 開場 11:30 / 開演 13:00■福岡・マリンメッセ福岡A館2022年12月27日(火) 開場 17:00 / 開演 18:302022年12月28日(水) 開場 17:00 / 開演 18:30■東京・日本武道館(追加公演)2023年1月7日(土) 開場17:00 / 開演 18:002023年1月8日(日) 開場11:00 / 開演 12:002023年1月8日(日) 開場16:30 / 開演 17:30特設ページ: オフィシャルサイト:
2022年12月19日モンクレール グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)から、スキーウェアにフォーカスした「ハイパフォーマンスコレクション」のダウンジャケットなど新作アイテムが登場。2022年12月8日(木)より、一部の国内モンクレールブティックなどにて発売される。高機能スキーウェア「ハイパフォーマンスコレクション」「ハイパフォーマンスコレクション」では、70年にわたるアウトドアの専門知識と伝統を活かしつつ、革新的な技術を駆使した機能的なスキーウェアを展開。年間を通して、山で起こりうるあらゆる事態に対応できるように作られた、ダウンジャケットやスキーパンツ、グローブ、バックパック等が揃う。ダブルレイヤーのダウンジャケットメンズのダウンジャケット「マゾド」には、ダブルレイヤーのリップストップ素材を採用し、耐水ジッパーをレイアウト。悪天候時もしっかりと保護してくれるデザインに仕上げた。視認性の高い、ブライトな蛍光オレンジカラーも特徴的だ。ウエストベルト付きスキージャケットや幾何学柄ニットもウィメンズにも、鮮やかなオレンジカラーのショートダウンジャケット「クルーズ」がラインナップ。洗練されたコンパクトなシルエットながら、高めのスタンドカラーで防寒性を高めた。また、ウエストベルト付きのスキージャケットや、起毛感のある素材に幾何学的な模様をあしらったニットプルオーバーなども展開される。【詳細】モンクレール グルノーブル 「ハイパフォーマンスコレクション」発売日:2022年12月8日(木)販売店舗:一部の国内モンクレールブティック、主要セレクトショップ、オフィシャルECサイト展開:メンズ、ウィメンズ、キッズアイテム例:〈メンズ〉・マゾド 282,700円・ブライゾン 254,100円・パンツ 191,400円・セルニア 302,500円〈ウィメンズ〉・クルーズ 264,000円・オールインワン 173,800円・シャナヴェイ 264,000円・ハイネ 292,600円・ニット 121,000円【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:0120-977-747
2022年12月11日マイペースないまどき男子でありながら、プロ野球ファンを虜にする19歳の新世代スポーツ男子、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手に迫ります!※こちらは2019年11月3日に公開した記事の再配信です。打席に立つだけで、わくわくさせてくれる。東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手は、間違いなく“特別な何か”を持っている野球選手だ。今年、10代最多&高卒2年目以内最多という2つのホームラン日本記録を達成、球界のニューヒーローに。将来は日本を代表するスラッガー(ホームランバッター)になる、との期待も高い。「今季は、自分が描いていた以上の成績だったし、プロの世界でやっていけるんだと思えた。でも、大事なのはこれから。来季からも活躍しないと意味がないんです。チームの勝ちに貢献できるようなホームランを、もっと打ちたい」そんな彼、コーチをして「あいつは言うことを聞かない」と言わしめるほどの大物ぶりも注目されている。マイペースということ?「うーん、そうなんですかね。今は寮生活ですが、休みの日は自分のペースでゆっくり過ごします。いつもは目覚ましをかけるけど、アラームなしで好きなだけ寝られるのが、最高でしょう?好きな時間に起きて、気が向いたら買い物とか。誰かと時間を合わせるのも、ちょっと面倒だなって」でも、チームメイトや先輩とは仲がいいようで、時にはじゃれ合う姿がとびきりかわいい。女性のタイプは、「明るい人!」と即答。「話していて、こちらの気持ちも明るくなるような人っていいですよね。あと、食べることが大好きだから、おいしいもの作ってくれたらうれしいなぁ」照れた笑顔は、やっぱり19歳。野球に集中している時の鋭い眼差しとのギャップがたまりません。ここで会えます!東京ヤクルトスワローズのホームスタジアムは、明治神宮野球場。「球場のあの雰囲気を一度は味わってほしいですね。僕らも全力でプレーしているので、何かを感じてもらえたら」。村上選手の豪快なホームランを生で観よう!むらかみ・むねたか2000年2月2日、熊本県出まれ。2017年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。昨季は全試合に出場。好物はみそラーメン。※『anan』2019年11月6日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)取材、文・黒澤 彩(by anan編集部)※2019年11月3日配信
2022年12月01日秋はスポーツに最適な季節。サッカーW杯も盛り上がりを見せていますが、お子さんがクラブ活動や部活に励んでいる家族も多いのではないでしょうか。運動能力を上げるめには、効果的なトレーニングを行うことが必須。そこで本記事では、11月19日にオンラインイベント「桐生選手、村田選手 オンラインスポーツ教室」の模様をご紹介します。そこで本記事では、11月19日に開催されたオンラインイベント「桐生選手、村田選手 オンラインスポーツ教室」の模様をご紹介します。スペシャルゲストとして登場したのは、日本を代表する陸上短距離走者・桐生祥秀選手、ボクシングの世界チャンピオン・村田諒太選手。効果的なトレーニングを直伝してくれたほか、子どもやその家族に向けて、夢を叶える方法や本番で力を出す方法などもアドバイスしてくれました。■100m9秒台の桐生選手から、足が速くなるトレーニングを伝授まずは準備体操として、体を使った脳のトレーニングからスタート。ランニングインストラクター「きゃっするひとみー」さんが登場し、出された手にあえて負けるジャンケンなど3つの体操を紹介してくれました。このような頭を使ったトレーニングは普段使わない脳の部分が刺激され、脳の引き出しが増える効果があるそうです。続いて桐生祥秀選手と村田諒太選手が登場し、まずは桐生選手が足が速くなるトレーニングをレクチャーしてくれました。村田選手も普段から走るトレーニングは取り入れているそうで、「走ることは、運動としても、生き物としても基本中の基本」「100m走のチャンピオンこそ、キングオブアスリートだと思っている」との談。競技によって鍛える部位は異なるそうで、速く走るためのポイントはズバリ「お尻の筋肉を強化すること」。短距離走選手はお尻から太ももにかけて筋肉がしっかり付いており、ふくらはぎから足首にかけてはキュッと細い選手が多い……とのことでした。ただしこの部位は日常ではあまり動かさないため、意識的に動かすトレーニングを習慣づけることが大切なのだそう。そこで伝授してくれたのが「片足立ち」「ペットボトル置き」「リズムもも上げ」のトレーニングです。走っているときは両足が地面に付いていることはないので、「片足で立ち、もう片方のももを90度にあげて止まる」だけでも有効性があるのだとか。毎日左右2〜3セットほどやっていると、速く走るために不可欠な「足が上がる動作」が身に付いてくるそうです。また人は視覚からかなりの情報を得ているため、目を閉じての片足立ちもおすすめとのこと。目を閉じて立つと、体の感覚でコントロールする感覚が身に付き、使うべき筋肉を意識しやすい、とのことでした。「自分で意味があると思えるトレーニングをやることが大事。最初は無理をせず、少しずつ秒数を長くしていくなどして達成感を得ながらやってみてください」と桐生選手。「ペットボトル置き」「リズムもも上げ」の方法は、伊藤園の特設サイト 「スポーツに、むぎ茶」 でも動画が見られます。村田選手も「科学に基づいた、洗練されたトレーニング方法。使いたい筋肉をアクティベートしておいてから競技に臨むのだな、と改めて勉強になった」と感心した様子。特に「ペットボトル置きは、子供の脳の発達にも良いトレーニングだと思う」と大推薦。「ペットボトルを置きたい気持ちがはやるとうまくできないので、冷静さも必要」「なぜこれができないのか、できるのかを考えながら、体の使い方を覚えていこう」と指南してくれました。大人向けにも「体を動かそう!ラクラク運動」「はじめてのウォーキング&ランニング講座」等の動画コンテンツが充実しているサイトなので、ご家族でチェックしてみてくださいね。■スタイルアップにも効果的!村田選手直伝のボクシング&体幹トレーニング続いては、村田選手がトレーナーに。ボクシングの基本の構え方から、基本のパンチであるジャブとストレートの打ち方を伝授してくれました。「肩幅に足を開き、両手を顎のあたりに構え、利き手のほうの足を後ろに1歩引く」のがボクシングの基本的な構え方。前にあるほうの手をまっすぐに出すのが「ジャブ」、後ろにある手で反動をつけて強いパンチを出すのが「ストレート」、この2つのパンチをつなげたのが「ワンツー」と呼ばれる動作になります。半身の姿勢でパンチを出すため、パンチを打つと自然と腰のあたりがツイストされます。「格闘技のトレーニングは、綺麗な体をつくるのにも効果的。家の中で遊びとしてやっていても、お腹周りのエクササイズになります」とのこと!さらに、安全で効果の高い筋トレ方法も教えてくれました。ひとつは「シットダウン(腹筋)」。起き上がるタイプの腹筋トレーニングは腰を痛めやすいわりに、筋肉への負荷が少ないそう。それよりも、5カウントくらいでゆっくり後ろに倒れていく「シットダウン」のほうが、怪我のリスクが低く、腹筋や背筋を鍛えられるそうです。「プッシュアップ(腕立て伏せ)」も、ひと味違う方法を教えてくれました。腕を立てた状態からガクッと一気に伏せる(体を下に落とす)ことで、肩甲骨周りにグッと負荷がかかり、筋トレとしての効果が高くなるそうです。まずは5〜10回で十分とのこと。最後に「スクワット」。お尻や太ももにかけては大きな筋肉があるので、この部位を鍛えることは代謝をあげることにも非常に有効だそうです。スクワットのコツは、まっすぐに重心を下に下ろすこと。「膝を内側に入れない」「腰が反りすぎても曲がりすぎてもNG」で、お尻と股関節周りが痛くなれば上手にできている証だそうです。「スクワットをすることで糖尿の値が下がった知人もいて、健康にも効果があるトレーニングだと思います」と村田選手。ただし、体幹トレーニングには腰を痛めるなどの怪我のリスクがあるため、いずれの筋トレも「無理な負担がかかっていないか」を確かめながらやってほしいとのことでした。■スポーツ選手が夢を叶えた道のりに迫る!トークセッション続いて、桐生選手、村田選手の幼少期や夢を叶える方法に迫るトークセッションが行われました。お二人から語られたスポーツ教育のポイントをまとめると、以下5点です。小学生くらいは同じ学年でも発育の差が大きい。結果を気にしすぎず、成長に合わせた練習をしよう子どものうちは筋力をガンガン鍛えるより、うまく筋肉が使える体になるよう「巧緻性(こうちせい)」を鍛えよう得意なスポーツがあると、その子の大きなアイデンティティになる本人が「やる」と決めない限り、強制的にやらせても大成しない子供は本気になったら一直線。うまく休ませてあげることも親の大切な役割特に印象に残ったのは、(3)(4)の内容です。村田選手は中学生でボクシングを始めたものの、しんどくて一度逃げ出した経緯があるそうです。しかし中学3年生になり、自分でもう一度やろうと決めてからは、様子が一変。それまでやんちゃな子どもだったそうですが、「才能があるからがんばれ」と認めてもらえることが嬉しく、アイデンティティを与えられた感覚があったのだとか。ジムに行くのが楽しくなり、実力がついてくるのがただ面白くて、「根性で努力をした」というよりは「常にその瞬間瞬間を一生懸命にやってきた」だけだとと感じているそうです。「結果を出せたとき初めて、それまでの過程が肯定されるが、意図的にその結果を作るのは難しい」「こういう方法をやったら叶う、という夢の法則はない。計画どおりにやってうまくいくなら、万人が成功するはず」「夢は見たり消えたりするもの。現実で曇って見えなくなることもあるが、目の前のことを一生懸命やっていれば道はひらけていく」……といった持論を紹介してくれました。桐生選手も村田選手と同様、日本代表やオリンピックを目指したことは一度もないのだとか。学校では一番足が速かったものの、区や市の大会で勝てるほどではなかったそうです。小学校の頃はサッカーに打ち込んでおり、兄が陸上を始めたことで、自分も中学生から陸上を始めてみたものの、遊びの延長の感覚で、面倒だと思う練習はサボることもあった、とのこと。しかし「この人に勝ちたい、と思う相手が出てきてから、しっかりと練習するようになった」そうです。同級生に勝ちたい、高校生に勝ちたい、と目の前の目標が積み上がっていった結果、日本代表になっていたそうです。「スランプや試練はあって当然。ドラマの主人公も、ずっと良い思いをしていることはない。沈んでいる時に宝物を見つけることもある」「選手人生のスタートからゴールまでは、一直線ではない旅のようなもの。今もその途中」……とスポーツを通じて得た人生観を語ってくれました。さらにイベントの視聴者からも、さまざまな質問が飛び出しました。本番で力を出す方法については、「自分は本番に弱い、と思い込むことは気力を下げてしまうだけで良いことなし」「今日のベストのパフォーマンス出したらどれくらいいけるかな?と、楽しんで自分のパフォーマンスを見つけてみよう」「今日はベストを出せた!といった喜びを目指してやれば、楽しく競技に臨めるのでは?」と桐生選手からアドバイス。怪我の克服については、「怪我を経験しないアスリートはほとんどいない、という事実に目を向けて。自分だけが不幸だと思わないことも大切(村田選手)」「スポーツでは、時に休む努力も必要。次の目標を見つけつつ、体を休ませよう(桐生選手)」といったアドバイスが贈られました。■糖分を気にせずミネラル補給ができる「健康ミネラルむぎ茶」を二人も愛飲中!イベントの合間には、今回のイベントを主催した伊藤園から「スポーツ中に汗をかくと、水分だけでなく、ミネラルが一緒に失われること」「ミネラルは体の機能を維持するために重要な5大栄養素の一つであり、体内では作れないので、食事や飲み物で補う必要があること」が紹介されました。毎日の手軽なミネラル補給をサポートしてくれる、伊藤園の『健康ミネラルむぎ茶』。村田選手も「ボクシングは体重競技。スポーツドリンクばかりだと糖分を摂りすぎてしまうので、麦茶でミネラルを補充できるのはとても助かります」と大推薦。桐生選手も「子どもの頃から慣れ親しんだ飲みやすい味で、口の中がスッキリする感覚もスポーツの後に最適。うちの子どもたちも0歳から飲んでいて、幼稚園にも持って行っています」と語っていました。甘こうばしい味わいの麦茶で、スポーツ選手も愛飲している伊藤園の『健康ミネラルむぎ茶』。夏のイメージが強い麦茶ですが、汗で失われる大切なミネラルを効果的に補える無糖・無添加のスポーツドリンクとして、秋もごくごく飲んでいきましょう!(取材・文/外山ゆひら)
2022年11月25日世界一を決めるサッカーの祭典、FIFAワールドカップカタール大会が開幕。ここではサッカー大好き芸人・見取り図のお二人に、独自の視点で見どころを教えていただきました!Q. ノックアウトステージに残るのは?大胆予想してください!GROUP A…カタール、エクアドル、セネガル、オランダGROUP B…イングランド、イラン、アメリカ、ウェールズGROUP C…アルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランドGROUP D…フランス、オーストラリア、デンマーク、チュニジアGROUP E…スペイン、コスタリカ、ドイツ、日本GROUP F…ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチアGROUP G…ブラジル、セルビア、スイス、カメルーンGROUP H…ポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国A. メキシコは今回も2位通過。オランダは敗退!?盛山晋太郎:Aはカタールとエクアドル。リリー:え、オランダ負ける?盛山:なんでかそうしてみよ(笑)。Bはイングランドと…イランはどうなん?リリー:イングランド以外は薄めやな。特にウェールズの評判はあんま聞かない。盛山:3か国の潰し合い、面白そうですがもう1枠はイランで。Cはアルゼンチンとメキシコ。メキシコは毎回ベスト16の国なんですよ。いけてもベスト8でグループリーグも絶対2位で突破するねん。リリー:ポーランドもロベルト・レヴァンドフスキがいるから、強いんちゃう?盛山:どうやろ。前回のロシア大会で、日本にボール回しされた国やけどな。リリー:Dはフランスとデンマークが順当でしょ。フランスはキリアン・エンバペ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマーヌ・デンベレ、バロンドールを獲ったカリム・ベンゼマとかおる。やっぱり、すごいな。このメンツやばいと思うで。盛山:Eは日本とドイツです!リリー:スペインやめて希望を込めてね。盛山:Fはベルギーとカナダ。カナダは今回のサプライズ枠やとほんまに思ってるんで。これでボロ負けしてたらめっちゃ恥ずかしいんですけど!Gはブラジルとアフリカンサプライズでカメルーン。Hはポルトガル、ウルグアイですかね。リリー:ダークホースといえるのは?盛山:日本とカナダやろ。世界中から予選敗退と思われてるんで驚かせてほしい。Q. 日本のグループステージの見どころは?A. すべては初戦です。なんとしても勝ち点を!リリー:グループEは死の組です。日本は一番難しいところに入りました。盛山:厄介な組です。でも、親善試合でない、本気のドイツやスペインとの対戦が見られるのは、ひょっとしたら初めてとちゃいますか。しかもスペインは日本人と体格が似ている小柄な選手も多いので、組織的に参考になりますよね。リリー:日本以外の潰し合いも楽しみや。盛山:見どころは、やはり初戦のドイツ戦ですね。どんだけ批判されてもいいんで、引き分けで勝ち点1を奪ってほしい。スコア予想は初戦から順に0‐0、1‐0、2‐0。2勝1分で勝ち点7を取るのが一番の理想です。有識者は絶対認めてくれないですけど(笑)。リアルは1‐3、2‐2、1‐0。勝ち点4で2位突破。リリー:僕は3戦全勝、勝ち点9でいきます。死の組から1位抜けです。盛山:小学生が予想してますね。リリー:そんくらいに思っておかないと。言霊ですから。ほんとにベスト4とかの景色を見たいですよね。そうなったら日本サッカーが盛り上がると思うんですよ。盛山:まず、ベスト8。今後の日本サッカーのためにぜひいってほしいです。グループEを2位で抜けると、ラウンド16の相手はF組の1位なので、おそらくまたベルギー。4年前のリベンジができるんですよ。それも楽しみです。Q. 特に期待している日本代表の選手は?A. 久保建英、三笘薫、冨安健洋。盛山:久保くん(久保建英)。レアル・ソシエダでめちゃ調子いいんで。強度と献身的な守備が特徴です。左サイドで起用されるかな。右サイドからのカットイン、利き足の左でのシュートも見てみたいんですけどね。活躍したら来年は、レアル・マドリードに帰っているかも。リリー:三笘薫ですね。ドリブルがどこまで世界に通用するか見たいです。今大会で大活躍して超ビッグクラブへ移籍し、日本サッカーを沸かせてほしい。盛山:渋いところでは、冨安健洋かな。もう世界トップクラスのDFちゃいます?プレミアリーグのアーセナルでサイドバックを任されていて、昨年リーグ得点王のモハメド・サラーをかなり止めてたし。右足の負傷が気になりますが、それを除けばスタメン確定やと思います。Q. サッカー通に言ったら、「すごいな!」と言われそうなワールドカップうんちくは?・グリーンランドは絶対に開催国にはなれない。なぜなら、寒くて天然芝が育たない国だから。(盛山)・日本代表の中でこれまで一番多く得点しているのは、本田圭佑で4得点。(リリー)・’90年代、賞金総額は約100億円だったのに、今大会はなんと約1100億円になっている!(盛山)・代表ユニフォームカッコよさランキングで、日本のホームが1位。2位がメキシコ。(盛山)※英紙「Daily Mail」が11/1にW杯出場32か国のユニフォームランキングを発表。Q. こうすればもっとW杯を楽しめる、観戦方法を教えて!A. みんな一緒にオンライン観戦で応援を!盛山:推しを見つけましょ。代表ってワーキャー人気も必要やと思うんです。南野拓実、三笘薫、田中碧、伊東純也とか、男から見てもイケメンやと思います。リリー:パプリックビューイングも盛り上がりそうやけど、オンラインでみんなで同時観戦が楽しいと思います!試合が見られるのはここ!【ABEMA】全64試合無料生中継配信。見逃しフルマッチ配信や、ハイライト映像の無料配信もあり【NHK】21試合放送【テレビ朝日系列】10試合放送【フジテレビ系列】10試合放送【DAZN】全64試合ハイライト配信FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間見取り図左・盛山晋太郎(もりやま・しんたろう)右・リリー。リリーは高校時代サッカー部に所属。盛山も今年、芸人仲間と草サッカーチームを結成するなど、無類のサッカー好きの二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会土佐麻理子(見取り図)Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2022年11月23日4年に一度行われる、世界一のサッカーの祭典、FIFAワールドカップがいよいよ開幕!無類のサッカー好きの芸人・見取り図のお二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!見取り図が大胆予想!カタール大会のここを見逃すな!盛山晋太郎:中東という気温の高い地域性や、いつもの夏開催とは違うこの時期に行われること、強豪以外の国の底上げを考えると、間違いなく波乱が起きるサプライズ大会やと思います。リリー:日本代表のキーワードはズバリ、開拓、前人未踏、未知の領域。僕の予想はベスト8なので、まだ見たことのない景色を見せてくれるでしょう。盛山:日本代表の皆さん、重圧を感じしんどくなったら僕の顔を思い出して、フッと笑ってくださいね。リリー:やればできる、為せば成る!強い気持ちで勝ってください。僕は“言霊”を信じているんで!Q. グループステージで、日本戦以外の見逃せない対戦は?A. カナダがサプライズを起こすかも!?盛山:カナダvsベルギー。カナダはFIFAランク41位と低いですが、北米予選を圧倒的な強さで勝ち抜いたこともあり同国史上最強と話題です。注目はFWのサイル・ラリン。代表歴代最多ゴールを決めています。だからベスト4進出とか、歴史の重い扉が開くかもしれません。そして4年前に日本が惜敗したベルギー。ロメル・ルカクなどメンバーがほぼ変わっていないのでそれがどう出るか。リリー:ベルギーvsクロアチア。ゴールも決めてアシストもできる、ベルギーのエデン・アザールが好きで。ボールを取られないし、パスも正確やし。魅せるというより無駄のないプレースタイルに惚れます。同じタイプのクロアチアのルカ・モドリッチとの対決も楽しみです。盛山:開幕戦のカタールvsエクアドルも。見逃した方はハイライトでもいいんで見てください。開幕戦はオリンピックの開会式みたいなもんですから、この試合でカタール大会の雰囲気が分かります。Q. 日本以外で、最も注目している国は?A. イングランド、ベルギー、ブラジル!盛山:南米のエクアドル、気になりますね。南米予選はブラジル、アルゼンチンがズバ抜けているから、そこ除いたら残りの2国が実質1位、2位みたいなもんなんですよ。でも一つだけ選べと言われたら、毎回サプライズを起こすアフリカからガーナにしとこかな(笑)。でも前回日本と同組だったセネガルも気になる。…迷いに迷ってイングランドにしておきます。世界最高峰のプレミアリーグがあるので、恥はかけないでしょう。リリー:やっぱりベルギーかな。ケヴィン・デ・ブライネが今ノリノリですもん。それに、僕は単純にベルギー代表のファンなので、正直、一択ですね。盛山:2大会同じメンバーでいい成績出した国って聞いたことないけどなぁ。リリー:ランキング1位のブラジルは…。盛山:あまりにも王国すぎてつまらないでしょ。それでもいいんやったら「ネイマールいます」とか言いますけど(笑)。でも、ブラジルはサッカーを知らない人も見ていて楽しいと思います。足が速くて、マンガみたいなサッカーしてくれるし。「すごーい!」ってすぐ言えそうな。リリー:魅力が伝わりやすいかもな。Q. プレーに注目してほしい選手は?A. 色気のあるモドリッチのパス、見てください!リリー:まためっちゃベタですけど、モドリッチのアウトサイドパス見たいですね。それだけを集めた動画をよく見ています。あれカッコええなぁ。好きやなぁ。盛山:モドリッチのパスは、ほんまにエロいです。ちょっとテクニックめいたプレーのことをエロいとか色気あると言うんですけど、すけべぇで妖艶なんですよ。リリー:それでいて身長が172cmと、外国人選手にしてはちっちゃい、っていうのもカッコええ、えらい男前やね。盛山:僕はアルゼンチンのリオネル・メッシ。絶対、今回がラストのW杯なんで。ほんまにすごいプレーヤー。同じ時代に生きられてよかったと思うくらいの逸材が今いるということですから、リアルタイムで見て歴史の証人になってほしいです。それやったらポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(クリロナ)も同じことを言えるんですけどメッシやろな。メッシは何か起こしそうな気がします。リリー:まぁメッシは伝説になるやろな。Q. プレー以外でも注目してほしい選手は?A. レスラーみたいな体格のルカクでしょ!リリー:記録に注目したら、クリロナが史上初の5大会連続得点するかどうか?盛山:決めるやろ。パフォーマンスならアフリカのチームがする、ゴール後のダンスが楽しい。身体能力がすごいのはルカクです。体格がサッカー選手じゃないんで。レスラーみたいです。あと、タトゥーもおもろいんですよ。年々増えているスペインのセルヒオ・ラモスとか、めっちゃカッコいいです。他には、ブラジルのネイマールがよくやる、シミュレーションという“コケたふり”が見もの。今年、日本で行われた親善試合でもやっていて(観客は大喜び)、賛否両論あるもののもはやエンターテインメントです。リリー:ファウルをもらうのも技術やね。盛山:ただ、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)があるんで、そのコケが通用するのかどうか。誤審もサッカー文化の一つといわれてますが数は少ないかも。試合が見られるのはここ!【ABEMA】全64試合無料生中継配信。見逃しフルマッチ配信や、ハイライト映像の無料配信もあり【NHK】21試合放送【テレビ朝日系列】10試合放送【フジテレビ系列】10試合放送【DAZN】全64試合ハイライト配信FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間見取り図左・盛山晋太郎(もりやま・しんたろう)右・リリー。リリーは高校時代サッカー部に所属。盛山も今年、芸人仲間と草サッカーチームを結成するなど、無類のサッカー好きの二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会土佐麻理子(見取り図)Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2022年11月23日4年に一度、世界一のサッカーの祭典、FIFAワールドカップがいよいよ開幕!日本戦の中継を担当するテレビ朝日・林美沙希アナウンサーが注目している日本代表選手は、この6人!今回、W杯カタール大会の出場権を獲得するところから日本代表を見てきました。本当に崖っぷちの状態からつかみ取った出場です!海外で活躍している選手も多くいますし、同じチームで一緒にプレーした経験のある選手もたくさんいますので、チームとしてまとまるのではと期待しています。勝ち負けだけでなく、各選手が世界最高の舞台で躍動する姿も楽しみです。精一杯応援しましょう!三笘 薫MF(ミッドフィールダー)W杯出場がかかったアジア最終予選の大一番、オーストラリア戦で2ゴールを決め、日本代表をカタールに導いてくれました。周りの環境に左右されず、黙々と努力できる選手というイメージがあります。武器は相手を一気に抜き去るドリブル。そしてゴールまで持っていく“個の強さ”にも注目してください。堂安 律MF(ミッドフィールダー)16歳のときにガンバ大阪史上最年少でJリーグデビューをし、20歳にして日本代表デビューという華々しい経歴を持つ選手です。そんな堂安選手は自身のことを「究極のカッコつけ」と評し、言葉の端々からプロとしてのこだわりを感じます。プレーだけでなく発言にも注目してほしいです!浅野拓磨FW(フォワード)浅野選手といえば“スピードある攻撃”。前回のロシア大会では本大会メンバーに選ばれず悔しい思いも語っていますが、だからこそ今回のカタール大会に懸ける想いは強くあります。ゴールパフォーマンスのジャガーポーズをワールドカップでも見たいです!権田修一GK(ゴールキーパー)安定感抜群の権田選手。そんな権田選手の言葉で印象的なのが“ゴールキーパーは究極の人助け。味方のミスをなかったことにできる”というもの。そんな権田選手がいるからこそ他の選手も思い切ってプレーすることができます。常に計算をしながらトレーニングに打ち込むストイックな選手です。田中 碧MF(ミッドフィールダー)川崎フロンターレでデビューしたての頃から田中選手のことをよく知る中村憲剛さんは、田中選手について“努力の天才”と言います。その努力があるからこそ、ここぞというときに決める選手!これまでもW杯予選デビュー戦でゴールを決めてきました。はにかんだような笑顔にも注目です!長友佑都DF(ディフェンダー)GKの川島永嗣選手と共に、日本史上初となるW杯4大会連続出場が今大会にかかっています。世界のトップレベルで戦ってきた経験と明るいパーソナリティはチームに欠かせません。ピンチになったときこそ長友選手の存在が重要になってきます。練習中も誰よりも声を出すという長友選手、日本を勝利に導いてくれるはずです。はやし・みさきテレビ朝日アナウンサー。日本vsコスタリカ(11月27日18:40放送)はじめ、同局で放送の試合中継の進行を担当。今回のW杯アジア最終予選の日本戦(ホーム)中継も担当した。大学時代はサッカーサークルのマネージャー。FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images(by anan編集部)
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