現在2歳半の息子が「イヤイヤ絶頂期」を迎えています。保育園でもお墨付きをもらってしまうほど、言いだしたら聞かないガンコ者です。さまざまなことができるようになって、「好奇心」が芽生えはじめる時期。とことん付きあってあげたいけれど、すべてのイヤイヤに真正面から向きあうと、こっちがイライラしてしまう…。しかし、親の対応をそのときどきで変えてあげると、思いのほか、スムーズにことが運ぶ場合もあります。そんな毎日を送るうちに身についた「イヤイヤのかわし方」を紹介します。■悪いことや危ないことをしたがるイヤイヤうちの子に一番多いのが、「テーブルに乗って遊びたい」など、悪いことをしたがるイヤイヤです。最近まで夕飯前になると、テーブルに乗る→「ダメ」と言いきかせ、降ろす→イヤイヤとごねる→テーブルによじ登る→「ダメ」…この無限ループでした。この場合は、イヤイヤを止めることよりも「ダメなこと」をわからせるほうが優先です。私の場合は、テーブルから降ろすときに抱っこしたまま廊下や隣の部屋に連れて行き、「テーブルに乗ったらいけない。テーブルはごはんを食べる場所だよ。もう乗らないでね」と、できるかぎり真剣に伝えます。目を合わせてしっかり話したいので、ひざの上に座らせたり、両肩を押さえてこちらを向かせるようにしています。息子は怒られるとき、絶対に目をあわせませんが…。解放するときには、「牛乳(息子の好物)を飲む人は、お行儀良くイスに座ってくださーい」と言って、テーブルとイスを正しく使わせます。できたらすぐにほめ、「これが正しい」ということを認識させるようにしています。ひとつずつ伝えていくのは根気がいりますが、「人生の先輩としてダメなことを教えてあげよう」と考えると、ただイヤイヤと騒ぐ息子をなだめ続けるより精神的にはずっと楽です。悪いことや危ないことをしたときは、時間と場所が許すかぎり、同じように対応しています。じょじょに悪い行いは減ったかな? と思いますが、家のテーブルにはいまだに乗りたがり…。外食時には乗ろうとしなくなったのですが、まだまだ模索中です。■大人のマネをしたがるイヤイヤ息子は、スーパーのお買い物カートが大好き。数ヶ月前までは、子ども用の椅子の部分に乗ってくれたのですが、最近では「押したい!」と主張するようになりました。ほかのお客さんや店員さんに迷惑をかけたくなくて、最初は「ダメ」の一点張りでした。イヤイヤと泣きわめく子どもを抱えて、買い物せずに帰ることもありました。大人のマネをしたがるのは自然なこと。できるかぎりやらせたいけれど、カートは息子にとってまだ少し危ない…。そこで、私自身がカートの使用をやめました。カゴを持って買いものをするようにし、子どもにもカゴを持ってもらうことにしました。スーパーによっては子ども用の小さなカゴがあるので、買い物のお手伝いをしてもらいます。ミニトマトなどの軽いものは、息子が棚から取って自分のカゴに入れ、牛乳などの少し重いものは、私のカゴに入れてもらいます。たくさん買うものがあるときは、子どもを夫に託して一人ですませるので、息子と一緒に行くのは、「あ! あれがない」という突発的なときのみ。どこでも手に入れられるものは、コンビニを利用するときもあります。周りに迷惑をかけないことや、危険な目にあわせないように配慮することが前提ではありますが、できるかぎりいろいろなことに挑戦させたいと考えています。■どうでもいいことではじまるイヤイヤどうでもいいことで、突然、イヤイヤスイッチが入ってしまうこともよくあります。たとえば、「リモコンの操作をしたい」とか「トイレの水を流したい」とか「手をいつまでも洗っていたい」とか「オムツを変えたくない」とか…。おうちにいる場合は、とりあえず好きにやらせて放っておくのが一番効果的です。テレビをつけたり消したりするのも3、4回もやれば飽きますし、トイレの水も1度流したら、タンクにたまるまで流せません。手を洗うのも、水の出しすぎにさえ気をつけていれば良いかな、と思っています。オムツも無理に交換しなくても大丈夫。「替えたくなったら教えてね」と言っておけば、「出たよー」と自分から教えてくれるようになりました。今回紹介した内容は、「“いま”の我が子の場合」です。言葉の理解度や性格によっても対応は変えなければならないと思いますし、息子も半年後には体力がついて、ここに書いた対応ではイヤイヤがかわせなくなっているかもしれません。また、体調不良や寝不足などが、イヤイヤとぐずる原因になっている場合もあります。自分がイライラしてしまうと、子どもの気持ちや成長、体調の変化を見逃してしまうことがあるかもしれません。イヤイヤ期は、子どもが成長している証でもあります。覚えたての言葉を話すこの時期の子どもの姿は、とってもかわいいものです。時間と心に余裕を持って過ごすことで、このイヤイヤ期をもう少し楽しめるようになれるといいですよね。
2016年09月15日【ママからのご相談】近頃、2歳の息子の「歯磨きイヤイヤ」が激しくて困っています。1歳くらいまでは歯ブラシを見せると自分から横になって口を開けていたのに、あるときから急に仕上げ磨きを嫌がるようになりました。嫌がる子どもの歯磨き、どんな方法がおすすめでしょうか?●A. 泡歯磨き剤やフッ素スプレー、キシリトールを利用するのも手。ご相談者様と同じく、末っ子の仕上げ磨きで毎朝毎晩格闘中のライターNANARUKAです。わが子も赤ちゃんのころから歯磨きは問題なくできていたのに、2歳直前くらいから突然嫌がるようになりました。時に心理作戦で、時に力ずくで、あれやこれやと試しますが、たいてい最後は汗だくギャン泣きで終了……。ちゃんと磨けているのかどうかも不安なので、そろそろ小児歯科デビューしようかと思案中です。今回は、お子さんとの歯磨きに格闘中のママさんへ、嫌がる子どもの仕上げ磨きテクニックをご紹介します!●(1)歯ブラシを見ただけで逃げてしまう子には……歯磨き恐怖症に陥っているかもしれません。歯磨きに関するしつけ絵本などを利用しながら、あえて「歯磨き」「歯ブラシ」などの言葉は伏せ、「シャカシャカしようね」「シュッシュでピッカピカ!」など楽しくなるような声かけ をして、子どもが自然と受け入れられるようになるまで何度も読み聞かせてあげましょう。●(2)歯磨き剤の味を嫌がる子には……歯科医院で購入できる泡歯磨き剤 を試してみましょう。フッ素は入っていますが研磨剤が入っていないので、ほとんどが空気。そのため味も感触も優しいので、歯磨き剤を使っているような感じがしません。●(3)首を振ったり暴れたりして嫌がる子には……抵抗して暴れる子どもにまともな歯磨きはしてあげられないうえ、歯肉や口内を傷つけてしまう恐れもあるため、磨いてあげる大人が左右の腿と膝で子どもの頭と腕を固定 します。激しく抵抗する場合も、頭をしっかり固定し、他の人に腕を押さえてもらうなどして手早く磨きましょう。●(4)歯ブラシを噛む子には……子どもが口を開けるまで歯ブラシを構えてじっと待ちます。または、鼻をつまんだりあやしたりして口を開けた瞬間に狙いを定めて素早く磨きます。●(5)どうしても磨かせてくれない子には……歯磨きの代わりに、フッ素スプレー を使ったりキシリトール を食べさせたりすることも虫歯予防に効果的。どうしても毎日歯磨きできない場合は、小児歯科で定期的なクリーニングをしてもらいましょう。----------お子さんに効果が期待できそうな方法はありましたか?子どもが歯磨きを嫌がる原因として、実は歯ブラシや歯磨き剤が合っていない、歯ブラシにかかっている力が強すぎるために痛がっている、という場合も多いようです。今一度、ブラシの握り方や動かし方、ヘッドや毛先の大きさ、磨くときの姿勢などを見直すとともに、キッチンスケールに歯ブラシを押し当て、子どもの仕上げ磨きの力として理想の150グラム を体感してみるといいかもしれません。小さな子どもの小さな歯、心地よく磨いてあげるための参考になれば幸いです。【参考文献】・『はじめての歯みがきレッスンー強い歯・いい歯は幼児期が決め手!』倉治ななえ・著●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年09月10日【ママからのご相談】2歳半の子どもがいます。毎朝起きるとまず、「着替えがイヤ」から1日が始まります。「朝ごはんを食べるのがイヤ」、「公園まで自転車に乗るのがイヤ」、「手を洗うのがイヤ」、「お風呂もイヤ」……イヤイヤの連続で、正直疲れてしまいました。今の時期だけの辛抱、成長の過程でみんなが通る道……つらくなって身近な人に相談しても、同じようなセリフが返ってくるだけで、なんの解決にもならずイライラしてしまいます。●A. ママに必要な武器は、“ユーモア”と“ゲーム感覚”!ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。「魔の2歳児」という言葉にぴったりのこの時期の子どもの言動……。わが家の次男も、イヤイヤ期真っ盛りの2歳5か月です。毎日同じようにあれもこれもイヤイヤと言っては、望みがかなわないと癇癪(かんしゃく)をおこして泣き叫ぶ。私もこの半年余りですっかり老け込んでしまいました。ストレスフルな毎日、怒ってばかりの自分の姿にもうんざりしていました。そんな中で、発想の転換をしてみようと思わせられる本に出会ったので、今回はその本からいくつかのアイデアをご紹介していきたいと思います。●子どもの“イヤイヤ”を上手にかわすコツ2つ今回参考にするのは、デビッド・ボーゲニクト&ジェームズ・グレース著の『「イヤイヤ」ばっかり言わないで!』という本です。この本ではイヤイヤばかりの子どもと付き合うためには、ほんのちょっとした作戦が必要だと教えてくれています。「この時期の子どもを甘やしてはいけない」、というようなママたちを苦しめる厳しい言葉は全く見当たらない ので安心してください。ユーモア満載、ゲームで分かりやすく子どもを導いてくれるのです。●(1)選択肢を与え、子どもが主導権を握っているような気にさせる例)着替えをスムーズにするアイデア【作戦準備】1.起きたらすぐに着替える習慣をつけること2.何を着るか、毎日子どもに選ばせます(親はアドバイスのみ)→本人を巻き込んでやる気にさせることが大切。3.シャツは着やすいデザインのものを選ぶ→小さい首周りに無理やり頭を通さなくてもいいように工夫。4.服は体に合ったものを着させる【基本のテクニック】1.どれだけ早く着替えられるか競争2.「お着替えしないと、動物園に連れて行けないよ」→いわゆる“あめとムチ”作戦。3.できるだけ自分で着替えられるように教えること→どこに何があるか分かるように、引き出しにシャツやスカート、ズボンの絵を貼っておきます。【こう話しかけてみよう】・「今日はこの服にする?それともあっちがいい?」・「ズボンとシャツとどっちを先に着ようか?」・「起きて着替える?それとも寝転がったままで着替える?」【ゲームにしてみよう】・洋服屋さんごっこ→“ごっこ遊び”を使えば、着替えが楽しい遊びに早変わり。もちろんママが店員で、子どもがお客さん。----------お着替えを例にご紹介しましたが、必要なことは“選択肢が用意されている” ということです。着替えることがイヤなのではなく、自分でしたいという欲求が全く満たされないからではないかという仮説に従い、子ども自身が何かを自分で決めることができる、ということが必要なのかもしれません。●(2)別のことに気をそらせる、不満を忘れさせる例)かんしゃくを静める【作戦準備】1.言葉で気持ちを表現させましょう→かんしゃくを起こしたら、「そんな風に泣かれても、どうしたらいいかわからないよ。落ち着いて、ちゃんと話して。」と言います。2.子ども自身にものごとを決めさせます→何をするかは選べなくても、やり方くらいは本人の好きにさせてあげては?3.次の予定があるときは前もって十分に言い聞かせます→時間の概念がない子どもには「あと何分」ではなく、「この歌が終わったら」などと言うようにしてあげるといい。【基本のテクニック】1.別のことに気をそらせます→おもしろい顔をつくる、転ぶまねをする、ヘンテコなダンスを踊るなど。あの手この手で不満を忘れさせるのがコツ。2.場所を変えます→トイレ、店の外、車の中に連れ出せば少し落ち着くはず。3.人形などの声色を使って話しかけてみましょう【こう話しかけてみよう】・「気分がおさまるまでもう少しここにいる?それとも今すぐ外に出たい?」・「それじゃどうしたいのかわからないよ。何が気に入らないのか教えて。口で言ってみて、指でさしてもいいよ」かんしゃくに振り回されないことが重要 です。親が相手にしなければ、子どももヒステリーを起こしても無駄と悟るはず。【作戦が失敗したら】かんしゃくを起こしたからといって、罰を与えてはダメ。言葉で自分の要求や気持ちをはっきりと伝えるように教えます。----------いかがでしたか?一部をご紹介しましたが、2歳児との日々が息苦しく殺伐としてきたママには、何事もゲームに変えてしまおうという作戦は、試す価値のある方法ですよ。頑張っていたママにとっては気が抜けてしまうようだし、こんなことでいいのかと心配に思う方もおられるでしょう。しかし、子育てにユーモアは必要だと思うのです。ぜひ、参考までにお試しくださいね。【参考文献】・『「イヤイヤ」ばっかり言わないで!』デビッド=ボーゲニクト/ジェームズ=グレース・著●ライター/あしださき(元モデル)
2016年05月09日【ママからのご相談】1歳8か月の男の子のママです。最近、息子のイヤイヤが激しくなってきて、自分のされたくないことをされると泣きわめいて癇癪を起こすようになりました。物を投げることもあります。家の中ではご近所の目が気になり、家の外では周りの人の目が気になります。一日中息子のイヤイヤに振り回されてわたし自身ストレスです。何かいい対処法はないのでしょうか。●A. “イヤイヤ期”はある程度の諦めが肝心。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。筆者自身も、ごはんイヤイヤ・おむつ替えイヤイヤ・お着替えイヤイヤ・公園から帰るのイヤイヤ・ねんねイヤイヤな1歳9か月の長女の主張に毎日戸惑いながら、なんとか対応しています(対応しきれていないこともしばしばありますが)。イヤイヤ期の子どもをママの計画どおりに動かすのはほぼ不可能に近い です。はじめから、諦めは肝心と割り切る心構えを持っているとかなり楽です。筆者もまだまだイヤイヤ期対応の勉強中でありますが、今回はイヤイヤ期を乗り切った先輩ママの対処法をご紹介します。●1歳後半のイヤイヤはなぜ起こる?大人が言っていることはだいたい理解していますが、自分自身の主張や感情をうまく言葉にできず、癇癪を起こしやすいのが1歳代後半の特徴です。床をのたうち回ったり、大きな声で泣き叫んだり、物を投げたり、噛みついたり。はじめはママもビックリしてしまうと思いますが、1歳代後半からの子によくある正常なことですので、冷静に受け入れるようにしましょう。そして、このころから子どもの抱える大きな不満が、「自分でやりたいのにさせてもらえない 」ということです。また、「イヤ」という主張と言葉を新しく覚えて、単純に「○○しよう」「イーヤ!」と言葉遊びやママのリアクションを楽しんでいるだけのケース もあるので、見極めも必要です。●先輩ママのイヤイヤ期体験談『とりあえず子どものイヤ!という気持ちは否定しないようにしてました。「○○嫌なのね、ゴメンネ」とか「○○したかったんだよね」とか。どうにもならないときは、子どものイヤイヤを叱るより笑い飛ばしてました 。「何で嫌なの○○ちゃん~!」って」(3歳、6歳のママ)『前もってする予定の行動を何度も予告しておくようにしていました。「これ終わったらごはんよ」「○○の番組始まったら△△するよ」「あと○回遊んだら帰るよ」など。予告しても泣くときは泣きますが、強烈な癇癪は予防できた ように思えます。はじめは泣きながらでも、毎日の習慣にしてしまえば泣きわめくほどにはなりませんでした」(4歳のママ)『物をいろいろ擬人化して話をすると興味を持ってくれたので、そのように言い聞かせをしていました。靴を履かないときは「靴さん、早く履かないと逃げちゃうって言ってるー!」とか、ドングリや葉っぱを家に持ち込もうとしたときは「○○さん、おうち帰りたいって泣いてる……」とか。あとは人形を使って着替えやおむつのお手伝いをしたり、着る服を選ばせてみたり、いろいろ知恵を絞りましたね」(1歳、4歳、7歳のママ)●シーン別のイヤイヤ対応策もご紹介します●オムツ替えイヤイヤ『おむつに絵を描いたりお気に入りのキャラクターのものを用意したりして興味を引かせる』(5歳のママ)『おむつを自分で選ばせて、自分のタイミングで 自分で履かせる。ママは少し介助するのみ』(2、4歳のママ)『うんちをしたら「オムツ替えだ!」と勘づかれ逃げ回るので、とりあえず追いかけ回すことはせず、好きなテレビが始まる前だったので「うんち変えられたら○○見れるよ」と何回も何回も説明』(3歳のママ)●お着替えイヤイヤ『お風呂上がりに裸でうろうろしていたので、「お着替えしよっか」と言うとお決まりの「いや!」。「じゃあここ置いとくから着といてね」と言ってその場を去り、しばらくして様子を見てみるとあと1歩のところまで自分でズボンを履いていた。「イヤ!」と言われても「イヤじゃないの!」「でも履くの!」と言うより「嫌なんだ。じゃあ履こうね 」と言った方が効果的なようです』(5歳のママ)●イヤイヤは今までの子育てが間違っていなかった証拠いかがでしたか?イヤイヤ期はお出掛けの準備をして連れてお出掛けするだけでも一苦労。よその子は大人しくカートに乗ったり手をつないだりしているのに、うちの子は外出先で大泣きしながら地面をのたうち回っている……そんなことが続くと母親としての自信がなくなってしまいますよね。しかし、イヤイヤ期はそれまで十分な愛情を持って育てられたからこそ、「こんなに大切にされている自分の主張がなぜ通らないんだ」という戸惑いが表れているそうなのです。ママの予定がつまって焦っているときほど子どもが言うことを聞かないのは、「自分優先になっていない」と感づかれている証拠 なのですね。また、よその子がいい子に見えるのはたまたまで、どこのお子さんも時期やタイミングは違えどさまざまな育てにくい面を持っています。今回さまざまなイヤイヤ期の対処法をご紹介しましたが、うまくいくことの方が実際少ないです。絶対に効く!という魔法の言葉は残念ながら存在しません。ママの気持ちに余裕がないとき、時間がないときなどつい強く叱ったり泣かせたりしてでも強制的に言うことを聞かせることもあります。その場合は、子どもの心が少し落ち着いてから、ギュッと抱きしめてあげて、「さっきはごめんね、ママはあなたが一番大好きだから」と愛情を伝えるようにしましょう。結局のところ、子どもはママが一番愛してくれてさえいればいい のですから。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月28日2歳から3歳にかけての、イヤイヤ期の子どもにどう接するかは、どの親にとっても難しい問題でしょう。私自身の子育てを振り返っても、もっとも難しかった時期のひとつは、娘が2歳から3歳のころの「人生最初の“反抗期”」=「イヤイヤ期」でした。ことらが、何をしようとしても、いちいち拒否してくるのです。たとえば、私が娘を抱こうとしても「ダ~メ~な~の~!!」「ヤラも~ん!」「かあちゃん、いいの~!」「とうちゃん、キライ~!!」の大連発。さすがにお風呂だけは「とうちゃんと入るの~」と言ってくれましたが、ほかはすべて拒否、という時期がありました。あまりに何度もそうされてしまうと、かつてつきあっていた女の子にふられた場面と重なって、「パパとしてだめなのか」と落ち込んでしまうこともありました。しかし、大丈夫です。安心してください。それは、あなたがパパやママとして、だめだからではありません。子どもの「自分づくり」の第一歩として、「イヤイヤ期」は重要な意味を持っているのです。子どもが「イヤイヤ期」に入ると、どうやら、母親より父親のほうに動揺が大きく、どう接すればわからなくなることが多いようです。日本の家庭では、子どもを叱るなどの役割はもっぱら母親が担い、父親はと言えば、一緒に遊ぶ、お風呂に入るなど、楽しい役割専門、といった傾向になりがちです。このことも手伝って、子どもが「イヤイヤ期」に入ると、ふだん叱りなれていない父親は、どう接すればいいかわからなくなるのです。私も、遊びとお風呂中心の、楽しい役割専門の育児化していなかったので、子どものイヤイヤに戸惑ってしまったのです。 いまでもよくおぼえているのは、電車の中で、くつをぬいで投げ始めた時です。さすがに「やめなさい!」と叫んだ私を面白がるように娘は、くつを投げ続けました。子どもがイヤイヤ期になると、どうしていいかわからなくなった親は、突然きびしい態度をとりがちです。しかし、そうすると、子どもの反抗は、ますます大きくなってしまいがちです。では、どうすればいいか。「わたしメッセージ」を使うことです。子どもを否定するような、押しつけがましい言葉は、その隠れた主語が、二人称(お前、あなた、など)になっています。同じ内容の言葉を、一人称(わたし)に変えて言ってみると、それだけで、押しつけがましくなく伝わりやすい言葉になるはずだ、と。たとえば、「どうしてそんなことするのぉ!」と叱り飛ばすのではなくて、「お父さん、それはとってもいやだなぁ」と、穏やかに、けれど目をみてしっかり伝えるのです。「だめでしょう!」と怒鳴るのではなく、「もっと●●してくれると、うれしいな」と、しっかり真剣に伝えるのです。この時期の子どもは、親の困った顔を見るのがうれしくて、わざと困るようなことをしてきます。たとえば、ぐったり疲れているのをわかっているのに、いつまでも「おんぶ、おんぶ」といってきたり。こんな時、「いい加減にしなさい!」とどなるよりも、「パパ、つかれちゃった。自分で歩いてくれると、助かるな。お願いできるかな」と、真剣にこちらの気持ちを伝えるのです。子どもは、否定された気持ちにならず、「パパを助けてあげよう」と前向きな気持ちで、自分で歩こうとしはじめます。これは大きな成長の証です。ぜひお子さんにもパパやママの「わたしメッセージ」を伝えてみてください。(諸富祥彦)
2016年02月24日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスのBluetooth対応イヤホン「TX2BT」「SHB5900」とヘッドホン「SHB3185」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、TX2BTが15,800円前後、SHB5900が12,800円前後、SHB3185が10,800円前後(いずれも税別)。○TX2BTTX2BTは、13.5mm径の大口径ドライバーを採用したBluetoothイヤホン。磁束密度の高いネオジウムマグネットを使用し、ダイナミックなサウンドを再生する。また、オーバルサウンドチューブを採用することで、快適な装着性を実現している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、NFC機能を搭載。通話用のマイクが付いたコントロールユニットを装備しており、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えなどの操作が可能だ。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」も搭載。TX2BTで聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。再生周波数帯域は6Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は108dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約15.4g。○SHB5900SHB5900は、8.6mm径のドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。TX2BTと同様に、Bluetoothのバージョンは3.0+EDRとなっている。マイク付きコントロールユニット、NFC機能、MusicChain機能をサポートしている。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約11.6g。○SHB3185SHB3185は、32mm径のドライバーを採用したポータブルヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、一時停止などを操作できるボタンを搭載している。イヤークッションは軟らかく通気性があり、長時間の利用にも向いている。また、持ち運び時に便利な折り畳み機構を備える。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFC機能を搭載。ハウジングには、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えの操作が可能なコントローラーを装備している。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω。感度は106dB。バッテリー駆動時間は約11時間(音楽再生時)。質量は約146g。
2015年11月12日ファイナルオーディオデザインは8月1日、東京・秋葉原のヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba店で、イヤホン組み立て教室「自作イヤホンで音のチューニングを楽しもう!~イヤホン組立体験~」を開催する。参加費は12,800円(税込)。ファイナルオーディオデザイン恒例のイヤホン組み立てイベント。今回組み立てるイヤホンは、φ8.5mmのダイナミック型ドライバと、リケーブル可能なMMCX端子を搭載したモデル。ハウジングはステンレス削り出しで、組み立て後も開閉が可能なネジ式となっている。イヤホンにはチューニングの幅が広がる低音可変システムを採用している。イベントは1回50分間で、10時を初回として5回開催する。各回とも先着6名まで参加可能。申込受付は当日、会場にて9時30分から開始する。なお、MMCXタイプのケーブルは別売。詳細は、イベントWebサイトを参照のこと。
2015年07月27日子どもがイヤイヤ期を迎えるということは、精神面や理解力も育ってきている証拠。しかし、なんでも「イヤイヤ!」となってしまうから、ママはとにかく大変です。そこでおすすめなのが、どこかお出かけする前や一日の始まりに子どもと約束をする、ということ。ただし、長々と約束ごとを話すのは逆効果です。「ママがいろいろなことを言ってるけど、よくわからなかった…」となってしまいます。例えば、「これからスーパーに行くよ。○○ちゃんに一緒に行ってほしいのだけど、ママとのお約束守ってほしいの。イヤイヤしないで欲しいの、ママは楽しくお買い物したいんだ」といった感じで、・目的・場所・約束ごと・理由(なぜ約束をするのか)の4つを端的に伝えましょう。これらを踏まえて、イヤイヤ期を楽しく過ごす2つの方法をご紹介したいと思います。真正面から受け止めず、ちょっと横から見つめてみる子どもと1日一緒にいるだけで疲れてしまい、精神的にも限界を迎えているママたち。子育てをする上でまず大切なことは「諦める」ことです。思い通りにいかないのが子育て。「自分の子どもだから自分でなんとかしないと」と、肩肘を張るほどつらくなってしまいます。例えば「◯◯ちゃんのお腹のなかにイヤイヤ虫がいっぱいいるみたいだね…。ママ悲しい! イヤイヤ虫どっかいけー」と気分を変えてあげるのも一つの手段。いつも「イヤイヤ!」と言うと怒られていた子どもも、違う反応を見せてくれます。大人も「イヤイヤ」になることを伝える子どものイヤイヤ期に、大人も同じような気持ちになることはありませんか? そうであれば、その気持ちを子どもに伝えることも大切です。しかし、そこで大人の本音と建て前を見せてはいけません。例えば、スーパーなどで「買って、買って!」と体をふんぞり返して泣き騒ぶ子どもたち。周りの人に見られて恥ずかしい! という気持ちは少し忘れて、全力で対抗しましょう。「いやだ!ママは買わない!って言った!ヤダヤダ!!」と、大人の本気を見せると大抵の子どもはキョトンとします。他には散歩の途中歩きたくないと泣いて座り始める子どももいますね。そんなとき「じゃあママ帰るよ」と置いていくことも一つの方法ですが、それを繰り返していると「どうせママは戻ってくるし、どこにもいかない」と効果は必ず無くなります。「やだ!」「だっこして!!」と座り込み、こちらの様子を伺う子どもに屈してはいけません。膝を折り曲げ同じ目線に立ちこう言うのです、「やだ」「だっこしない」「ママだって疲れたからだっこできない!」。もしも子どもが泣きだしたら、まず泣き止むまで待ちます。「えんえんが終わったらお話しよう」と伝え、そこからはひたすら待ちましょう。この時間がとにかく長く感じますが、待つということで子どもにママがあなたを信頼しているという意思表現となり、精神的自立の背中を押すことにつながります。泣き止んで少し落ち着いたら、改めて話をすることが重要です。「ママがイヤイヤしたら、困っちゃうよね。◯◯ちゃんがイヤイヤするとママ同じ気持ちになるんだ。だから、イヤイヤしないでママとお話ししようよ!」と伝えてあげてください。この、方法には以下の効果があります。・子どもがイヤイヤしたときに親がどういう気持ちになるか擬似体験する擬似体験を通し、人の感情を理解します。「ママは困っていたんだ。ママはちゃんとお話しを聞いてくれるみたいだ」と自分の気持ちを伝えることの大切さを感じるきっかけになったり、人の気持ちを理解できる大人への入り口になるきっかけはこういうものの影響だったりします。・子どもの気持ちに寄り添っているという子どもへのサインになる子どもは寄り添ってもらうことで安心感を得ます。心理学でいうミラーリングです。自分と同じ行動を取る人に心をを開くのと同じ効果です。「あ、今ママは私の気持ちを分かろうとしてくれてる」と母子間の信頼関係も強まります。子どもが本気で感情を表現してくるときは、大人も本気のやり合いを楽しんでください。それが子育てのヒントになるかもしれません。
2015年07月25日ファイナルオーディオデザイン事務所は、6月27日と28日、イヤホン組み立て教室「自作イヤホンで音のチューニングを楽しもう!~イヤホン組立体験~」を開催する。開催場所はヨドバシカメラ新宿西口店マルチメディア館で、参加費は12,800円。本イベントは、同社で恒例になっているイヤホンの組み立てイベント。今回組み立てるのは、8.5mmのダイナミック型のドライバとMMCX端子を採用した、リケーブルタイプのダイナミック型イヤホン。筐体はステンレス削り出しで、開閉が可能なネジ式設計。組み立て後は、参加者自ら音質のチューニングが行える。今回は、通常のチューニング方法に加え、低音の質を大きく変える低音可変システムによるチューニング方法を解説するという。イベントは両日とも1回50分間で、10時からの回を皮切りに27日は計8回、28日は計7回催される。各回とも先着10名まで。申込受付は当日、会場にて9時30分から開始する。なお、ケーブルは別売り。詳しくは、イベントWebサイトを参照のこと。
2015年06月18日アユートは5月15日、シンガポールのイヤホンブランド「DITA」の密閉型イヤホン「Answer」「Answer Truth」「Answer Truth Balanced」3製品の予約受付を開始した。発売は5月22日。5月8日の発表当初、発売時期は未定とされていた。「Answer」「Answer Truth」「Answer Truth Balanced」は、5月8日に国内発売が発表された製品で、このたび正式に発売日が決定した。シンガポールのイヤホンブランドであるDITAが手がける密閉型イヤホンで、ドライバーなど独自開発のパーツを多数使用している。なお、Answer Truth サテンブラックのみ、発売日は改めて告知するとしている。3製品ともハウジングには剛性が高いアルミを採用。精密な切削加工によって耳側に支点を置いた重量バランスを実現し、長時間のリスニングでもストレスを感じにくいとしている。独自開発のドライバーはφ10mmのダイナミック型。広帯域にわたって、正確で自然な再生能力を持つ。価格はオープンで、直販価格はAnswerが72,800円、Answer Truthのマットゴールドが99,800円、サテンブラックが108,800円、Answer Truth Balancedのサテンブラックが145,800円、マットゴールドが149,800円(いずれも税込)。
2015年05月15日アユートは、シンガポールのイヤホンブランド「DITA」の密閉型イヤホン「Answer」「Answer Truth」「Answer Truth Balanced」3製品を国内発売すると発表した。発売時期は未定で、価格はいずれもオープンだ。○AnswerAnswerは、トランジェントの良いワイドレンジ再生を可能にする密閉型イヤホン。ハウジングには剛性が高いアルミを採用している。精密な切削加工によって耳側に支点を置いた重量バランスを実現し、長時間のリスニングでもストレスを感じにくいとしている。独自開発のドライバーはφ10mmのダイナミック型。広帯域にわたって、正確で自然な再生能力を持つ。クリアで忠実な信号伝送をしつつ、タッチノイズの抑制、耐久性、耐候性、もつれにくさを追求した「The Fatケーブル」を採用。長さは1.2mだ。プラグは、非磁性で渦電流が生じないカーボンファイバー製。周波数特性は18Hz~25kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は102dB。カラーはスモーキープラチナ。直販価格は72,800円だ(税込)。○Answer TruthAnswer Truthは、Van den Hul社のカスタムメイドケーブル「The Truth」を採用したモデル。そのほかの仕様はAnswerとほぼ共通だ。カラーはサテンブラック。アキハバラe市場とe☆イヤホン、フジヤエービック限定でマットゴールドも用意。直販価格はサテンブラックが108,800円、マットゴールドが99,800円(いずれも税込)。○Answer Truth BalancedAnswer Truth Balancedは、2.5mm4極プラグを搭載したバランス対応のモデル。そのほかの仕様はAnswer Truthとほぼ共通だ。Astell & Kernのポータブルプレーヤー「AK240」「AK120II」「AK100II」のバランス出力に対応。アキハバラe市場とe☆イヤホン、フジヤエービックでの限定販売となる。カラーはサテンブラックとマットゴールド。直販価格はサテンブラックが145,800円、マットゴールドが149,800円(いずれも税込)。
2015年05月08日ハーマンインターナショナルは、米国スポーツイヤホンブランド「yurbuds」からBluetooth対応のワイヤレスイヤホン「LIBERTY WIRELESS」と「LEAP WIRELESS FOR WOMEN」を6日より発売する。同社通販サイト、全国のアップルストアで購入でき、価格はオープン、市場推定価格はそれぞれ税別11,000円。「yurbuds」は、全米のスポーツイヤホン市場において数量シェアナンバーワンを獲得している米国スポーツイヤホンブランド。耳から抜け落ちにくく、長時間快適に使用できることが特徴となっている。6日より発売されるのは、イヤーフックを装備し高いフィット感が得られる「LIBERTY WIRELESS」と、女性の耳でもしっかりとフィットするコンパクトな「LEAP WIRELESS FOR WOMEN」の2モデル。いずれのモデルも、サウンド面をJBLが監修しているほか、防汗仕様が施されており、ランニングやトレーニングの最中にも使用できる。「LIBERTY WIRELESS」と「LEAP WIRELESS FOR WOMEN」の主な仕様は次の通り。対応プロファイルは、A2DP、AVRCP、HSP、HFP。周波数特性は20Hz-20kHz。インピーダンスは32Ω。Bluetooth 4.0に対応する。電源は、リチウムイオン充電池。充電時間は約2時間。最大連続音楽再生時間は約6時間。ケーブルの長さは、約0.4m(イヤホン左右本体間)。重量は、「LIBERTY WIRELESS」が約27g、「LEAP WIRELESS FOR WOMEN」が約20g。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月05日ハーマンインターナショナルは1月5日、yurbuds(ヤーバッズ)ブランドのワイヤレススポーツイヤホン「LIBERTY WIRELESS」と「LEAP WIRELESS FOR WOMEN」を発表した。1月6日より、同社のショッピングサイトとアップルストアで販売を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は11,000円前後(税別)。yurbudsは、トライアスロンやマラソンの経験者がスポーツに最適なイヤホンを作るために2008年に立ち上げたブランド。現在、米国のスポーツ向けイヤホンで、数量ベースでのトップシェアを獲得している。LIBERTY WIRELESSはイヤーフック付きで高いフィット感を持つモデルで、LEAP WIRELESS FOR WOMENは女性向けのコンパクトサイズのモデル。いずれも、イヤーチップをひねりながら挿入することで、運動中でも落ちにくい安定した装着性が実現されている。また、防汗仕様となっており、ランニングやトレーニングの際も安心して使用できる。Bluetoothのバージョンは4.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP。ハンズフリー通話用のマイクと、3ボタンのコントローラーも装備している。サウンドに関しては、スポーツ中でも高音質を楽しむことができるように、JBLによるプロデュースが行われている。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。約2時間の充電で、約6時間の音楽再生が可能だ。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは32Ω。質量は、LIBERTY WIRELESSが27gで、LEAP WIRELESS FOR WOMENが20gとなっている。
2015年01月05日フォーカルポイントは11月12日、米JayBirdのスポーツ向けイヤホン「JayBird BlueBuds X Bluetoothイヤホン」のカラーバリエーションとしてカモフラージュを11月下旬より発売する。同社オンラインストアでの直販価格は17,905円(税別)。家電量販店、オーディオ専門店などでは12月中旬より順次販売される。BlueBuds Xは2013年5月に日本国内で発表、発売されたBluetoothイヤホン。従来はミッドナイトブラックとストームホワイトの2色がラインナップされていた。ジョギングなどスポーツでの使用が想定されているため、最新のナノコーティングテクノロジー「リキペル」を用いた防汗設計となっているほか、激しい運動をしても外れにくいように「セキュアフィット」が採用されている。また、独自の「Shiftコーデック」により、音質も高いクオリティを実現。インピーダンスは16Ω、周波数特性は20~20,000Hz、サイズは約W22×D13×H29mm、重量は約13.8g。Bluetoothの対応プロファイルはHFP、HSP、A2DP、AVRCP、内蔵バッテリーの音楽再生時間は約8時間、充電時間は約2.5時間となっている。充電はmicro USBで行う。
2014年11月12日オンキヨーは11月11日、シーメンスと共同開発したイヤホン「IE-S100」シリーズを2015年春に発売する予定であると発表した。オンキヨー初のスポーツ向けイヤホンとなる。「IE-S100」はオンキヨーのオーディオ技術と、シーメンスの人間工学に基づく設計技術を融合させたスポーツ向けの次世代型イヤホン。シーメンスが日本で開発した新型補聴器「SIEMENS COOL」のユニバーサルデザインを応用しており、カナル型でもない、ウィングチップ付属型でもない、軽い装着感を提供する。
2014年11月11日ママになると一度は「イヤイヤ期」という言葉を聞いたことがあるかと思います。このイヤイヤ期、大抵のお子さんが通る道。ママにとってもかなりの試練の時期といえるでしょう。今回は、イヤイヤ期の意味、対応の仕方や接し方について触れてみます。■年齢別イヤイヤ期、1歳と2歳、3歳の違いは?イヤイヤ期は、早い子だと1歳台から始まります。自我が目覚め、自分のやりたい!を常に優先したくなったり、ダメ!と行動を遮られると泣いてしまったりすることがあります。ただ、この時期はまだ、ほかのことへのすり替えが通用するので、「これやってみる?」と興味を別のことにうつすことで大抵の場合、解決できることが多いでしょう。■魔の2歳児だんだん厄介になってくるのが2歳頃からです。「魔の2歳児」という言葉があるように、とにかく徹底的に自我を通します。言葉を話せるようになってくる一方で、伝えたいことをうまく言葉で伝えられないストレスも抱えるようになってきます。自分でできることもかなり増えてくるので、ママがよかれと思って手伝おうものなら大変です。洋服を着替えさせてあげたら、「イヤー!」、靴を履かせてあげたら、「イヤー!」なんて話は、ママたちからもよく聞きます。中には、「どうしてもパジャマを脱がなくて仕方ないから保育園にパジャマのまま連れて行った」「私(ママ)が洋服を選んだのが気に入らなくて裸で1時間大泣き」ということも。2歳になると「意地を張る」ということも出てくるので親子にとっても持久戦になってきます。■3歳になると言い聞かせてみる3歳以上になると会話も成立してくるので子ども自身のストレスも減ってきますが、中には自分のこだわりを残し、そこを遮られると怒る子どももいます。例えば、子どもがいつも決まったテレビ番組を観てから着替えているのに、用事のために早く出かけなくてはいけなくなったとします。そこで急かしたり、テレビを見せなかったりすると怒り出す子どももいます。その場合、いつもの流れでは支度が間に合わないので、先回りして前日の夜などに、「明日は早く家を出るから、テレビ観る前にお着替えをすまそうね」と、お話しして言い聞かせておいたり、早く起きて先にご飯を食べ、テレビ→着替えで間に合う流れをつくったりするなど、お子さんのこだわり行動を崩さずに対処する必要があります。■イヤイヤ期は自我の目覚め、成長に必要なぜイヤイヤ期は存在するのでしょうか? それは、今まで受動的だった子供が、「自我」を確立し、周囲の大人に対して「僕は(私は)ひとりの人間なんだよ! 選択権を持っているんだよ!」とアピールしだす時期ともいえるでしょう。自分という個を主張→欲求に対して抑圧を受ける→怒りを生じる、ということを繰り返すことで、自分の気持ちや行動をコントロールするスキルを学ぶ大切な時期でもあります。■イヤイヤ期の対応・接し方イヤイヤ期の時、ママは「お子さんが自分で選択することを認める」というヘルプをしてあげることが一番です。そして、お子さんの感情が爆発してしまった時には、ママはできるだけイライラを抑えながら、「●●したかったのね」「ママがこうしちゃったから嫌だったね」などと考えられる理由を挙げて、お子さんの気持ちを代弁してあげましょう。その上でどうしても欲求に応えられないことに対しては、「でも●●したら危ないよ」などとさとすゆとりが大切です。ただやみくもに抑制したり、怒ったりしてしまうとお子さんは「自分で選択することはいけないことだ」と思ってしまい、近い将来、伝えたいことをママに言えなくなったり、ママに反抗することで興味を引こうとする、という行動を取りがちになったりしてしまいます。ママも人間だからつい目の前のことに困ったり、イライラしたりしてしまいますが、そこは一呼吸おいて、「どんな子に育ってほしい?」と自問自答。ぐっとこらえて子どもに寄り添ってみてくださいね。
2014年08月13日