プラスディーは4月20日、Webサイトのソースコードのチェックを素早く簡単に実施できる無料Webツール「瞬間ソースチェッカー」をオープンした。同ツールでは、サイトにアクセスし、URLを入力するとソースが解析され、見つかったエラーが表示される。チェック項目は、HTMLやCSSの記法、リンクチェック、解析ツールの実装有無やSNS関連の設定などの11項目で、今後順次追加される予定。複数のサイトを一度にチェックしたい場合やスマートフォンページのチェック、Basic認証のかかったサイトのチェックをしたい場合など、拡張機能を利用したい場合には、Facebook、Twitterアカウントもしくはメールフォームによる会員登録(無料)が必要となる。
2015年04月20日Facebook傘下のInstagramは4月8日、編集ツール「フェード」と「色」の追加を発表した。「フェード」は、フィルムカメラで撮影したような古びた写真の雰囲気にでき、「色」は写真全体を特定の"色"に寄せられるようになる。これらの機能は、写真のフィルター選択後に出てくるレンチ型アイコン「編集ツール」の新機能として提供される。これまで、Instagramでは13種類の機能が提供されてきたが、今回の2種類の新機能は初めての機能追加だという。「色」は、黄色や青など8つの色を選択でき、撮影画像の影の部分か、ハイライト(陽)の部分に色みを寄せることができる。例として提示されている桜の写真で見ると、紫を選択した場合には締まった印象になるが、緑では春らしい雰囲気が明るくなる印象を受ける。一方のフェードは、少し懐かしいようなフィルターが画像にかかるイメージで、0~100%でフェードのかけ具合を指定できる。これらの機能アップデートは、Android版が先行配信となり、iOS版は数日~数週間後に追ってアップデートされる。Instagramの広報担当者によると、これらの機能追加はユーザーの声に応えたものだという。Instagramは、InstaMeetと呼ばれるユーザーイベントが自然発生しているが、こうしたイベントなどでInstagram側と接点を持ち、そうしたユーザーから直接声を吸い上げ、開発に活かしているのだという。先日同社が発表した「Layout」アプリや「Hyperlapse」もその一環で、パワーユーザーの「もっと簡単に、かっこ良く写真を加工したい」という要望を実現している。今回の機能拡張で、ある程度細かい写真加工機能は揃ったというが、「表現方法は、私たちが考えている以上に色々あるので、今後も拡張をやめるわけではない」(広報担当者)としていた。Instagramは昨年12月に月間のアクティブ利用者数が全世界3億人を突破し、ニールセン調査で国内で最も増加率が高いSNSに選ばれたり、MMD研究所調べで20代の4人に1人が使っているという状況にある。ビジュアルメディアでは6秒動画のVine(関連記事:動画アプリ「Vine」が6秒しか撮影できない理由」も好調だが、自分の"色"を「写真の加工」という簡単なステップで押し出しやすいInstagramの勢いは、まだまだとどまるところを知らないだろう。
2015年04月08日Facebookは4月2日、友達と共同で動画が作成できるツール「Riff」を発表した。Android版とiOS版を提供する。このツールは、「友達と楽しみを分かち合えること」というFacebookの価値に注目した同社社員の数名が、「みんなで協力して動画を作れたら、楽しいだけでなく、出来上がる動画もよりかっこいいものになるのでは?」という発想で、業務時間外に自主プロジェクトを進めたところから生まれたもの。Riffで作った動画に、テーマとなるトピック(たとえば「#エイプリルフール」など)をつけると、その動画を見た友達はそのトピックに合わせて自分の動画を追加でき、さらに、動画を追加した人の友達も、その動画の視聴と動画の追加ができるようになる。このように、動画を介してコラボレーションの輪がどんどん広がる。短い動画が友達の輪をまたいで広がり、よりクリエイティブな動画作品になっていくという。作成した動画は、Facebookだけでなく、インターネット上の好みの場所で共有できる。同社は、Riffでどんな動画が作れるのかの例として、ブロードウェイミュージカル「An American in Paris」のキャスト作ってもらった動画を公開中。また、注目の動画を常に紹介していく予定だ。
2015年04月03日アドビ システムズは4月1日のエイプリルフールにちなんで、「Adobe Photoshop REAL」を発表した。カバンに入れて持ち運べる次世代オフラインツールがコンセプト。REAL(現実)を追求したセット内容となっている。Adobe Photoshop REALは、Photoshopの生誕25周年を記念して作成された。アプリやオンラインでの加工をせずにレイヤー補正できるオフライン画像編集ツールだ。直感的な操作が可能な「リアル消しゴムツール」や「リアルなげなわツール」などがセットになっている。Adobe Photoshop REALはフィルムカメラのユーザーも使用できる。リアル消しゴムツールは一般的な消しゴムと同様、消したい箇所へこすりつけると不要な部分を消去してくれ、修正を行える。リアルレイヤーは精度と透明度を兼ね備えており、被写体に重ねて撮影することで、アプリやオンラインでの加工を経ずにレイヤー補正を行える。ばんそうこう型のリアルスポット修復ツールは、切り傷やすり傷の応急処置にも利用可能だ。セット内容は、リアルレイヤー×2(カラオケ画面とテレビの街頭インタビュー風画面)、リアルズームツール×1、リアルなげなわツール×1、リアル消しゴムツール×1、リアルスポイトツール×1、リアルスポット修復ツール×1、リアルクリエイティブクラウド×1。A4サイズなのでカバンに入れて持ち運べる。
2015年04月01日4月1日、PhotoshopやIllustratorでおなじみのアドビ システムズから、新たな画像編集ツール「Adobe Photoshop REAL」が登場しました。公式発表によると「クリエイティビティをいつでもどこでも発揮できる次世代のオフライン画像編集ツール」となっており、「誰でもワンタッチで簡単に画像を作成、編集、共有することができます」とのこと。いったい、どんなツールなのでしょうか。こちらが現物。「デスクトップを超えて、リアリティの先にできた究極の本物」というキャッチコピーが踊っています。一見すごそうなことを言っているようで、具体的なことは何も伝わってきません。中を見てみましょう。中には虫眼鏡やミニ投げなわ、消しゴム、ばんそうこう……って、これ全部、Photoshopのツールバーのアイコンじゃないですか!えっ、「リアリティの先にできた究極の本物」って、つまり……。と、ここで種明かし。もうおわかりかと思いますが、こちらはアドビシステムズが4月1日に合わせて放った渾身のエイプリルフールネタ。Photoshopのツールがリアル世界に飛び出すとこうなるというコンセプトです。パッケージを実際に作ってしまったことも驚きですが、さらにデザインの凝り具合がすごい。パッと見ただけだと、本当にこういうツールが出てきたのかと勘違いしそうになるクオリティです。画像編集ソフトを販売しているアドビとしては、ここで手を抜くわけにはいかないということでしょうか。なお、「Adobe Photoshop REAL」の最大の特徴は、「レイヤー」機能を具現化した「リアルレイヤー」。被写体に重ねて撮影するとあら不思議。Photoshopのレイヤー機能を使って加工したかのような効果(?)が得られるのです。不要ならサッと外すだけで何もなかったかのように消えるのも、Photoshopのレイヤーと同じ仕組みですね。実はけっこう便利だったりして……。公式発表文では「精度と透明度を兼ね備えた新機能。(中略)アプリやオンライン上の加工なしにレイヤー補正を行うことができます」とあり、なるほど、ウソは言っていません(これ自体が壮大なウソですが)。その他、製品の特徴としては「カバンに入れて持ち運べる」こと。「A4サイズで持ち運びが可能になったPhotoshop REALは、例えばアウトドアシーズンのお出かけや飲み会でも大活躍します」とのことですが、それってタダの宴会芸なのでは……。あと、Photoshop CCはじめCreative Cloudのツールは、1カ月に1回程度認証すればオフラインで使えるので、「究極のオフライン画像編集ツール」というよりは「アナログ画像編集ツール」のほうがあっているかも……?ツッコミどころ満載のエイプリルフールネタですが、実際に現物を作ってしまうところはさすがアドビ。画像編集ソフトを提供する企業が全力で遊ぶと、これだけのものができあがってしまうのでした。
2015年04月01日世界シェアNo.1のA/Bテストツール「Optimizely」を提供する米Optimizelyは3月25日、同ツールの日本市場での拡販を目指し、リクルートホールディングス、およびイー・エージェンシーを日本国内パートナーとして認定したことを発表した。同社は、本年中に日本法人の設立を目指している。同ツールは、A/Bテストを手軽にかつ迅速に行うことができる最適化プラットフォーム。ユーザーのターゲティングや、高度な統計エンジンによるテスト結果検証、ネイティブアプリのA/Bテストなどの機能が搭載されている。同社によると、2012年時点で世界No.1のシェアを誇るという。日本国内におけるA/Bテストの認知とニーズが高まるなか、同社はアメリカに次ぐマーケットの獲得を期待し、グローバル展開の一環として日本法人を設立する予定だ。海外拠点としては、オランダに次ぐ2国目となる。今回のパートナーシップ締結により、同ツールの各種国内プロモーションを3社共同で行い、日本市場でのシェア向上を目指していくとのこと。
2015年03月25日●ARMコア上で動くC/C++アプリの高速化を可能にする高位合成ツール「SDSoC」米Xilinxは3月9日(現地時間)、同社が高位合成ツールとして提供しているSDxシリーズに新しく、Embedded System向けとなる「SDSoC」を追加した。当日は米本社よりHugh Durdan氏(Photo01)が来日、SDSoCの詳細を説明した。そもそもSDxシリーズは、同社のVivadoの上位ツールにあたる製品である(Photo02)。最初の「SDNet」はPacket Processing向け、次に登場した「SDAccel」は、Data CenterやMedicalなどの用途に向けたもので、いずれもC/C++などからFPGAのLC(Logic Cell)を簡単に利用するためのツールであるが、SDSoCはこれに続く製品ということになる。大きな違いは利用形態である。SDNetでは、SDN(Software Defined Network)に対応した形で、独自のSDNetコードと呼ばれる(C/C++風の)コードを与えると、それに合わせて自動的にFPGAへの実行イメージが生成される。またSDAccelではC/C++/OpenCLの形でアプリケーションを記述しておき、これをFPGA上で実行させる、ある種クロスコンパイラとも言えるものになる。なのでこの2つはFPGA FabricさえあればXilinxのどのFPGAでも原則動作するものであるが、SDSoCはZynqおよび(先日発表された)Zynq MPSoCのみが対象となる(Photo03)。さて、ではSDSoCは何を目的としたものか、というと端的に言えば「(Zynqの)ARMコア上で動くC/C++アプリケーションの一部をFPGAのLogic Cellを利用して高速化できるツール」である。ZynqのようなCPU+FPGAの構成では、CPU側はソフトウェアですべて記述できるから自由度は高いものの性能は高くない。逆にFPGA Fabric側は性能は猛烈に高いが、RTLとは言わないまでもVerilogなどを使う必要がある。同氏はざっくりと「RTLを記述できるエンジニアの1000倍くらい、C/C++のエンジニアが居る」(つまりC/C++のエンジニアの中で、RTLなりVerilogなりがかけるエンジニアは1000人に1人位の比率)としており、この結果として折角のFPGAの高速性を生かすことが出来ない状況が続いていた。SDSoCは、こうした「RTLが書けないエンジニア」にFPGAを使ってもらうための道具という位置づけになる(Photo04)。具体的にはどんなフローになるか? といえば、まずC/C++を使って普通にシステムを作ることになる。次に実行しながらプロファイリングを行い、ボトルネックになっている部分をFPGA側に切り出して性能を評価、ある程度固まったところで完成という簡単なものだ(Photo05)。実はこの作業は非常に容易である。現在のバージョンでは、関数単位でそれを「H/Wで実施する」にチェックを入れるだけで、自動的に処理がLC側にオフロードされる形になる。もっとも実際には、「FPGAを使えば無条件で高速化できる」かどうかは必ずしも明らかではない。あるいは、高速化はされても十分ではない可能性もある。当たり前だがアプリケーションの主要な部分はCPU上で動作しており、特定の関数の部分だけRTL化され(これはSDSoCの内部からVivadoを呼び出して処理が行われる)る訳だが、実際にはそのRTLブロックに対して引数やデータを渡して処理を行い、結果をまた受けとる形になる。この受け渡しのメカニズムそのものも自動で生成されるが、それが必ずしも最適になるとは限らないからだ。そこでシステムレベルのProfilerを利用して、それぞれの負荷や利用率、あるいは利用するリソースなどを確認することが必要であり、これも併せて提供される形になる(Photo07)。加えていれば、この「受け渡す」「受け取る」には、そのために専用のコードが必要になる。従来だとこれを記述するのが大変だったのだが、SDSoCではこの部分が自動生成されるために手間要らず、というのも利点とされる。実際にデモとして行われたのは、「Zynq 7020」を使った簡単なビデオフィルタリングアプリケーションである(Photo09)。これをソフトウェアで実装すると1fps出るか出ないかというあたりなのが、ある特定の関数のみFPGAにオフロードすることで、60fpsでフルに動くというモノだ。こちらはXilinx自身がビデオを公開しておりの「SDSoC開発環境のデモ(日本語字幕)」を見ていただくのが一番早いように思われる。ここでは1fps→60fpsで60倍ということになるが、そもそもHDMIが60fps以上で入出力できないから60倍でクランプされている可能性もあり、ルーチンの性能だけで言えばPhoto08の「最大100倍」も嘘ではないケースもあるだろう。●SDSoCはソフトウェアエンジニアのための設計ツールとなりうるのか?ところで先ほど受け渡しのコードが自動生成される、という話があったが、実際にはCPUとFPGA Fabricの間には複数のI/Fと複数の受け渡し方法があり、どういう組み合わせを取るかで帯域やLatencyが変わってくる。Photo10は実際にその組み合わせによってLatencyがどう変化するか、を示したものである。既存のZynq-7000の場合、General-Purpose Port、High-Performance Port、ACPという3種類のI/OがCPUとFPGA Fabricの間に用意されており、しかもこれをCPU側で扱う方法が5種類も存在するから、「どれを選べば良いか」の判断は難しい。だからといって、いちいちベンチマークをやっているといつまでたっても設計が終わらないので、これまでは勘と経験で決めていたが、SDSoCではこれを自動的に選択し、必要ならパフォーマンスプロファイルも取得して最適な方法を選んでくれるとしている。もちろん、どんなロジックでも簡単にFPGAに移植できるとは限らない。特に数値演算に関しては、DSPを生のまま使うと固定小数点演算になってしまい、一方CPUでは普通浮動小数点演算だから、これを高速に扱うのは大変に難しい。そこでいくつかの代表的なものに関してはLibraryがXilinxあるいはサードパーティから提供されており、また必要ならユーザーが自分で追加することも出来る(Photo11)。例えばBLASとか線形代数では浮動小数点演算が必須だが、先に書いたとおりXilinxの場合DSPは固定小数点のみである。ではLogic CellだけでFPUユニットを構成するのか? というとそうではなく、DSPにLogic Cellを組み合わせて、単精度/倍精度の浮動小数点を扱えるように拡張したものをライブラリとして用意しており、これを利用することで処理の高速化が図れるのだそうだ。すでに市販されているZynqに対応した主要な開発プラットフォーム上ではSDSoCが利用可能であり(Photo12)、SDSoCのEarly Accessも開始されているそうだ(Photo13)。このSDSoC、正式な発売は2015年8月頃を予定しているそうで、価格はまだ未定だが一から全部そろえても数十万のオーダーとの事。基本的にはVivadoの機能をフルに使う形でインプリメントされており、なので価格の大半はVivado代ということになる。逆にすでにVivadoのSystem Editionを導入されている場合には、SDSoCのPlug-inを追加するだけなので、ぐんとお安くなる(数万円のオーダーだとか)という話であった。ちなみに質疑応答でもう少し面白い話があったので、こちらもご紹介しておく。まずIDEについて。現在のSDSoCはXilinxが提供するIDE上で動く事になるが、既存のZynqなどのユーザーはARM側のプログラミングについてはARMのDS-5など、すでに別の開発環境を利用しているケースが少なくない。こうした他の開発環境とのMigrationについては、将来的には考えているが今の時点でのMigrationは出来ないという話だった。またFPGAへの処理のオフローディングであるが、これはRTLベースで記述されるもので、例えばSDAccelの様にOpenCLを経由したりはしないとの事。また、特にZynq MPSoCの世代ではCPUとFPGA以外にGPGPUとして使えるGPUも統合されるが、これを使うようなオフローディングの機能は提供しないとの事だった。その理由は? というと「GPUを使うよりもFPGAで実行したほうがより効率的だからだ」(Durdan氏)(Photo14)との事だった。また開発の生産性に関しては、SDSoCの環境下ではそもそもハードウェアの仕様が決まってくる(デバイスに関しては、あとはZynq/Zynq MPSoCのどれを使うか、という選択のみがあるだけ)から、早期にソフトウェア開発が始められるし、またPhoto08に示すようにConnectivityを自動生成でき、かつその性能のチューニングも容易なので、全体としての開発期間が短縮できるという話があった(Photo15)。ただこれにも増して、そもそもほとんどの現場では自身でFPGAを扱えないから、外部にFPGAを含むボードの開発を依託し、完成したものをベースにS/Wを含むシステム開発を始めるといったケースが少なくなかったが、SDSoCを使えば極端な話としてFPGAを知っている開発者がまったく居ない現場でもFPGAを使える、というメリットがあり、これは大きな生産性の向上に繋がるという説明もあった。またSDSoCでは原則としてFPGAの内部は完全に遮蔽される。なので、「この部分はFPGAのSRAMのここに保管したい」とか「このブロックはDSPで処理したい」とかいうものがあっても、それを直接C/C++のコードで記述することはできず、先に書いたライブラリを介して行う必要があり、このためにはRTLのプログラミングが必須である。要するにSDSoCは、FPGAを完全にブラックボックス化するツールであるといえる。ということで、SDSoCについて簡単にご紹介をした。個人的にどう思うかといえば、XilinxがZynqやZynq MPSoCを拡販してゆく現場においては、非常に有力なツールであろうと思う。これを利用すれば既存のEmbedded Application向けに、汎用CPUと同程度の消費電力枠で、かつ汎用CPUでは実現しえない性能を提供できる可能性が確かに存在する。その一方で、本当にFPGAを扱えるエンジニアが1人も居ない状態で、新規にZynq+SDSoCを導入する現場がどこまであるか? といわれるとそれはちょっと「?」マークである。なにしろこのところ、特に中華系(台湾・香港・中国)のFabless SoCベンダが恐ろしいほどの低価格で標準的なCortex-A系SoCを提供してくれるから、相対的にZynqやZynq MPSoCは高価格である。それにZynqではLogic Cellの数やI/Oなどは選べるが、CPUコアそのものの数や動作周波数などは決めうちであり、選択肢が豊富とは言いがたい。しかも開発環境は(フルスペックのFPGA開発環境とかに比べれば)かなり安いが、Cortex-A向けの開発環境にはさらに安い(ほとんど無償に近い)ものもあるから、評価ボード代を含む初期コストは無視できるほど安い、というものでもない。もちろん、例えばARMのDS-5なんかもUltimate版だと1ライセンスで数十万だから、これと同等という言い方も出来るのだが。あと少し気になったのは、MPSoCで開発を行う場合、ソフトウェアエンジニアがVivadoのLicenseを使える状態になっていないといけないが、通常はFPGAデザイナーがVivadoのLicenseを使う形にインストールされているのが普通であり、このあたりライセンスというか運用面でちょっと面倒なことになりそうである。つまるところ、どこまで性能改善を判りやすく開発者に示すことが出来るか、というあたりが今後の普及の鍵であろう。まずは既存のVivadoを利用している企業で、なにかしらのプロジェクトに採用されるという形で少しずつ利用されてゆく形態になるのではないかと思う。FPGAの使い方としてはかなり贅沢、というかLogic Cellなどの利用効率やデバイスとしての絶対性能の観点から見ればかなり無駄な使い方になる可能性も否めないが、それよりもソフトウェア開発効率の改善を重視した、新しいアプローチといえるだろう。
2015年03月12日Ptmindは3月5日、同社が提供するアクセス解析ツール「Ptengine」のWordpressプラグイン「Ptengine - Real time web analytics and Heatmap」を提供開始したと発表した。Ptengineは誰でも簡単に使えるアクセス解析ツールとして提供されてきたが、ユーザーが利用する際にはアカウントの登録/設定と、計測のための解析タグをサイトへ実装する必要があった。特に解析タグの実装においては、Wordpressの場合どこへ解析タグを実装したらよいのかわからないという声が多かった。今回、PtengineのWordpressプラグインが用意されたことにより、ユーザーは解析タグの実装に迷うことなく利用できるようになった。また、Wordpressの管理画面内にてPtengineの解析画面が閲覧可能なので、Ptengineを別画面で立ち上げる必要がなくなり、操作性が向上したといえる。
2015年03月06日フォーシーズが運営する「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」は4日から、フェア「ツール ド フランス グルマン」を開催している。2016年2月2日までの予定。○1年間をかけてフランス各地方の食文化を巡る同フェアは、フランスの地方にスポットを当て、リレー形式でその地方の食材や料理を元に創作した商品を期間限定で販売するというもの。同店を監修するジョエル・ロブション氏が慣れ親しんだ、地元フランスの食材や料理を通してフランスの食文化を身近に感じてもらいたいとの思いをうけ開催されるフェアで、2010年より開始。1年を通して「パリ」「プロヴァンス地方」「ノルマンディ地方&ブルターニュ地方」「アルザス地方」を巡る。第1弾「パリ」の会期は4日~6月2日。フランスの首都であり食文化の中心でもあるパリには、全土から豊富な食材が集まり、料理は洗練された華やかなものが多いという。第2弾 「プロヴァンス」の会期は6月3日~9月1日。太陽の恵みを受けた温暖な気候で、トマトやオリーブを使用した料理や、地中海の海産物を用いた料理が多いのが特徴。夏に向く爽やかな味わいの商品を用意する。第3弾「ノルマンディ&ブルターニュ」の会期は9月2日~12月1日。乳製品が豊富なことで知られているノルマンディ地方とブルターニュ地方は、リンゴの産地としても有名で、その名産を生かした伝統菓子やパンなどを販売する。第4弾「アルザス」の会期は12月2日~2016年2月2日。名物のタルトフランベや、アルザス発祥とも言われているクグロフなど、アルザスならではの商品を多数用意する。第1弾「パリ」の展開商品は、華の都パリをイメージした「バラのミニクロワッサン」(130円)、クロックムッシュとともにパリを代表する軽食「クロックマダム」(520円)、春のパリには欠かせない食材であるグリーンピースを使った「グリンピースのクロックムッシュ」(480円)、パリでおなじみのミモザサラダをサンドイッチに仕上げた「サンドイッチミモザ」(650円)、パリが位置するイル ド フランス地方を代表する食材のシャンピニオンを使った「シャンピニオンと鶏肉のキッシュ」(520円)など。店舗により取り扱い内容が異なる。※価格はすべて税別
2015年03月05日オプトは2月23日、LINE ビジネスコネクト配信ツール「TSUNAGARU」に、デジミホが提供するCRMマーケティングツール「R∞(アールエイト)」と、コネクトムが国内総代理店を務めるO2Oソリューション「Retailigence(リテーリジェンス)」機能の連携を開始した。「TSUNAGARU」とは、LINE ビジネスコネクト導入における企業のシステム開発負荷を軽減し、簡単にLINEビジネスコネクトでメッセージ配信ができる管理ツール。「R∞」は、EC事業者向けに、顧客分析を基に個別顧客ごとにキャンペーンシナリオを設計し、メールやディスプレイ広告、Webサイト、スマホアプリなどを通して、一人ひとりに最適化されたコンテンツを提供するロイヤル顧客・マネジメント・プラットフォーム(ASPサービス)となる。また、「Retailigence」は、在庫情報データをクラウド上で管理しメッセージ配信することができるO2Oソリューションだ。R∞とTSUNAGARUの連携で企業は、自社顧客(ユーザー)の購買データやサイト内行動データ、広告接触履歴などに基づき、ユーザーをセグメントし、メッセージ内容や配信タイミングをターゲティングして配信することが可能となる。また、Retailigenceのデータベースへ在庫情報を共有することで、位置情報に連動して最寄りの店舗の在庫数をLINEのメッセージで配信したり、特定商品の周辺店舗での取り扱い情報をユーザーに届けることができる。
2015年02月24日ブルースクレイ・ジャパンは2月17日、リスティング広告の電話効果測定ツール「CALL SCOPE(コールスコープ)」の提供を開始した。同ツールにより、電話を掛けてきたユーザーがどのキーワードでコンバージョンしたかを認識することができ、リスティング広告を経由した来訪者のアクセスキーワード計測を実現する。また、通話ログの管理により、リアルタイムに架電状況が把握できるほか、通話が発生した場合には通話録音データが保存されるため、通話内容をマーケティングに反映させることが可能。電話番号を変えたくない顧客には、ID番号を発行するラベル発行型のサービス提供により、電話番号を変更することなく、同ツールを導入することができるという。
2015年02月18日サインウェーブはこのたび、大量のデータから欲しいデータを即座に取り出せるシンプルな高速解析支援ツールである「解析ブースター」の代理店販売を開始した。同ツールは、高速屋が提供する、データベース構築の必要がない高速解析支援ツール。価格は、エントリー版が24万円(税別)、スタンダード版が90万円(税別)で、どちらも別途年間保守契約がある。
2015年02月02日インテリア産業協会は、平成26年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」の結果を発表した。○時代性を取り込んだコーディネーションを表彰同協会はインテリアコーディネーターの技能の向上、トータルインテリアの普及促進を目的に活動中。「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」はその一環で、ライフスタイルの洞察にあふれ、時代性を上手に取り込んだインテリアコーディネーションを表彰するというもの。評価基準は「課題に即した提案力」「居住性」「独創性」「機能性」「審美性」「表現力」の6点で、審査員6名とオブザーバーが選定を行った。○大臣賞は歴史ある純和風建築に事例部門 経済産業大臣賞を受賞したのは、広島県 クラージュプラスの「三原の家~茶室のある離れ~」。同物件は依頼主の曽祖父が庭を見るために「母屋に隣接する離れ」として建てられた、築80年以上の純和風建築で、リフォーム時の要望は「一部茶室を取り入れ、リビング的に活用したい」。改装後は天井を高くし広緑と一体化した部屋とし、組み障子越しに庭が見える造りに。北欧の巨匠「ウェグナー」「モーエンセン」の椅子が美しく調和する家となったとのこと。
2015年01月26日バリュープレスは1月13日、プレスリリース文章の日本語をチェックする「プレスリリース校正ツール」の提供開始した。同ツールは、プレスリリース原稿の入力ミスや言葉の誤用、わかりにくい表記の使用などをチェックできる無料ツール。Yahoo!JAPANが提供するテキスト解析WebAPIに沿った計17項目について校正する。日本パブリックリレーションズ協会認定のPRプランナーが監修しており、わかりやすい表記にするための指摘項目には、日本新聞協会の「新聞用語集」や共同通信社の「記者ハンドブック」も参考にしたという。
2015年01月14日前回 に続き、今回はパソコンやスマホアプリといったデジタルツールでスケジュール管理をすることのメリットと、おすすめのツールやアプリをご紹介します。■デジタルツールでスケジュール管理をすることのメリットとは? デジタル、特に携帯電話やスマホを使用した手帳のメリットと言えば、「持ち歩きやすい」「いつでも確認することができる」などの声が上がります。しかし、その反面「不具合が起きて、登録していたスケジュールデータがすべて飛んでしまう」、「充電がなくなってしまうと見られない」といったデメリットもあります。けれども、デジタルツールでスケジュール管理をする最大のメリットは「情報共有の簡便さ」にあるのではないでしょうか。家族の予定が変更になったとしてもすぐ共有できますし、重要な予定であれば相手にリマインドやアラームで知らせることもできます。これはアナログではカバーできない大きなメリットです。■おすすめのスケジュール管理用デジタルツールと活用法私自身は、基本的に Googleカレンダー で家族とスケジュールの情報共有をしています。夫も私もお互いすでに使っていて、お互いの設定が簡単だからというのがもっとも大きな理由です。自分のGoogleカレンダーを共有するのが嫌な時は、新しいカレンダーを作成し、特定のユーザーとだけ共有することも可能です。ですから、家族間の予定共有だけでなく、習い事の予定や、幼稚園ママとの卒園対策の予定の共有など、用途によって使い分けができます。そのほか、スマホアプリもいくつか実際に試してみました。正直、スケジュール管理アプリの種類が多過ぎて、何を基準に選べばいいのか難しいところではありましたが、以下の3つをポイントに選んでみました。・ほかのツールと同期ができるかどうかグーグルカレンダー、アウトルック、サイボウズなど以外にもFacebookと連携して友達の誕生日やEvernoteから情報を抽出してカレンダーに取り込めるものもあります。・なるべく無料なもの有料バージョンでは広告が出ない、詳細なカスタマイズができるなどメリットもありますが、家族と情報共有するというのが一番の目的である場合には無料で十分だと考えました。・長く使えそうなデザインシンプルなデザインのものからかわいいイラストが入ったものなど、さまざまある中から、自分の好みと使い勝手とを考えて選びました。以上の条件から考えて、よさそうだと感じたものを参考までにご紹介します。■グーグルカレンダーと同期可能なスケジュール管理アプリ・ ライフベア シンプルでありながらも、遊び心もプラスされた画面です。ちょっとしたイラストが女性らしさを加えてくれます。Android、iPhone共に対応。・ ジョルテ キャラクターものが好きな人にはジョルテがおすすめかもしれません。ボタンひとつで好きなキャラクターのデザインに変えられる機能がついています。そのほか、居住地区のゴミ出し日をリマインドしてくれるという便利な機能も。Android、iPhone共に対応。・ さいすけ 非常にシンプルでビジネスライクなデザインです。どちらかと言うと男性好みかもしれません。仕事の場面で見られても、特に支障のない、すっきりとしたデザインです。)iPhoneのみ対応。■ほかのツールと同期はできないがデザインがかわいいスケジュール管理アプリ・ カワイイ猫カレンダー ネコ派にはもちろん、イヌ派でも癒されてしまうデザインです。忙しいスケジュールでもホッとひと時、潤いを与えてくれそう。iPhoneのみ対応。・ カワイイカレンダー かわいらしくありながらも色味が押さえてあるので、大人女子におすすめのデザインです。iPhoneのみ対応。アプリをインストールしなくても、携帯電話やスマホ、パソコンにはプリインストール、すなわちあらかじめインストールされたカレンダーが入っています。デジタルツールは「ちょっと試してみる」ということが気軽にできるので、いくつか利用しながら自分に向いているものを探すのもよいでしょう。いつになっても悩ましい手帳の活用方法ですが、アナログな手帳にもデジタルツールにも、どちらにも良さがあるので、それぞれのメリットを理解し、状況によって使い分けるのがいいですね。手帳選びや活用の参考になさってみてください。
2015年01月12日伊勢丹新宿店は、同店本館5階リビングフロアのインテリア売り場を12月27日、リモデルオープンした。インテリアデザイン界の巨匠アントニオ・チッテリオ(Antonio Citterio)や、百貨店初登場となる「ノルテキスタイル(Knoll Textiles)」を販売する他、インテリアに関するアドバイザーも常駐する。同フロアでは2015年春のグランドオープンに先駆け、「くつろぐ」をテーマに、インテリア売場をリモデルし、“心の豊かさ”を感じることのできる、上質かつ魅力的な空間・ライフスタイルをアイテムを通じて発信していく。家具ゾーンでの注目は、国内の百貨店としては初となる、イタリアのプレステージファニチャーブランド「フレックスフォルム(FLEXFORM)」の常設だ。同ブランドは、イタリアデザイン界の巨匠であるアントニオ・チッテリオがデザイン、総合監修を務める。売り場では、同ブランドのソファ(383万2,000円)を始め、素材、デザイン、製造過程のすべてにおいてイタリアにこだわり抜いたアイテムが展開される。カーテン・カーペットゾーンでは、空間に彩りを与える、“品質感×トレンド・デザイン性”を兼ね備えたアイテムを紹介している。百貨店初常設となるアメリカの高級家具メーカーから生まれた「ノルテキスタイル」や、伊勢丹初登場となるモダンインテリアに合わせやすい、ドイツブランドの「ジャブ(JAB)」まで取り扱う。インテリア・ファブリックゾーンでは、リトアニアの老舗リネンメーカー「シウラス(Siulas)」のテキスタイルを12カラーで常設展開する他、“産地×製法”をテーマに、百貨店初常設となる九州小倉織の「縞縞」など、ジャパンテイストの品ぞろえも紹介する。また、同フロアでは、インテリアコーディネーターやハウジングプロデューサーが常駐するIDS(インテリア・デザイン・サービス)カウンターを設置し、家具やカーテンなどのインテリアアイテムのコーディネイトプランから、リフォームの工事対応まで、幅広く住まいの相談に対応できるプロフェッショナルのスタッフも配置するという。
2014年12月30日Ptmindは12月17日、マルチデバイス・アクセス解析ツール「Pt engine」がA/Bテストツール「Optimizely」とシステム連携したと発表した。また、米Optimizelyとテクノロジーパートナー契約を結んだ。Pt engineは、PCやスマートフォンなどのさまざまな端末からのサイトアクセスを解析できるツールとして、2013年より提供を開始。誰でも簡単に使えるように工夫し、PCのブラウザーでWebサイトにアクセスしたユーザーのクリック(スマートフォンではタッチ)や閲覧といった行動をサーモグラフィーで「見える化」するヒートマップ機能などを搭載する。一方のOptimizelyは、A/Bテスト(ユーザーの反応を見ながらサイト改善を繰り返す手法)ツール。ユーザーがタグを1行挿入してA/Bテストが行えるなど、ツールとしての使い勝手が良く、世界中で利用者が増えている。今回のシステム連携により、OptimizelyでのA/Bテストの内容とPt engineのヒートマップが紐づいて利用ができるようになった。これにより、Pt engineのヒートマップを元に課題抽出・仮説構築を行い、その内容に基づいてOptimizelyでA/Bテストを実施し、その結果を再度ヒートマップで評価できるようになった。また、両社はサイト改善施策が簡単にできる環境づくりを引き続き取り組むとしている。
2014年12月18日ユービーセキュアは12月12日、富士通グループがSI事業の開発物品質向上を目的としてWebアプリケーション脆弱性検査ツール「VEX」を認定ツールとしてグループ一斉導入したと発表した。「Vulnerability EXplorer(VEX)」は、ユービーセキュアが開発したWebアプリケーション脆弱性検査ツール。発売以来、国内の主要セキュリティサービスベンダーをはじめ、官公庁、大手企業など、業種業態問わず導入実績をもつ。富士通は、システム納入時に全社共通規定に基づくセキュリティ監査を実施しており、この度、富士通グループ各社がセキュリティ監査で利用するWebアプリケーション脆弱性検査ツールとして「VEX」を採用した。
2014年12月12日アライドアーキテクツはこのたび、画像共有SNS「Instagram」を活用したキャンペーン支援ツールを開発し、11月末より、国内外の企業・ブランドを対象にサービスの提供を開始する。同サービスでは、従来手動で行われてきた「Instagram経由でのキャンペーン参加ユーザーの管理」をシステム化したことで、多数の参加者を擁する大規模なキャンペーンや、店舗・外部サイトなどと連携した大型キャンペーンも容易に開催できる。また、キャンペーンを通じてユーザーがInstagramに投稿した画像や動画を収集・蓄積し、生活者発信のUGC(User-Generated Contents)として企業サイトなどへ書き出すことが可能なため、Instagramならではのスタイリッシュな画像・動画を活用した多彩なプロモーション施策を実現する。同社によると、InstagramのAPIを活用しシステム化されたキャンペーン支援ツールを法人向けに提供することは、国内で初めてだという。
2014年11月19日日本マイクロソフトは、脆弱(ぜいじゃく)性緩和ツール「EMET(Enhanced Mitigation Experience Toolkit) 5.1」をリリースした。最新版では、Internet ExplorerやMozilla Firefoxなどメジャーなアプリケーションで発生していた互換性の問題などを修正している。EMETはOSが実装するマルウェアからの攻撃を無効・緩和する機能に加え、アプリケーション単位で緩和策を設定するためのツールだ。EMETを事前にインストールすることで、メモリーに関する脆弱性攻撃を未然に防ぎ、SSL/TLSの正当性を確認することが可能になる。最新版のEMET 5.1では、Internet Explorer、Adobe Reader、Adobe Flash、Mozilla FirefoxなどのアプリケーションにEAF+(Export Address Table Access Filtering)を適用した際に発生していた不具合が修正された。Internet Explorer開発者ツール、管理アドオン機能に影響がおよぶ、アプリケーションの互換性に関する修正も加わっている。さらに、強制ASLR(Address Space Layout Randomization)が抱えていた潜在的な問題や、EAF+無効時に他の緩和策も無効にしないとROP(Return Oriented Programming)回避緩和策が無効になるなど、EMET 5.0で発生していた問題も修正されている。その他には、Google ChromeとOracle Java 8に対して既定でEAF+が適用するように構成を変更し、緩和策を実行した際にメモリダンプを保存する機能の追加や、各緩和策を改善・強化することでEMETによる緩和策をバイパスするマルウェアへの耐性を向上させた。なお、EMETの開発チームは、公式ブログで、現在EMET 5.0を使用中のユーザーに最新版へのアップデートを推奨している。
2014年11月14日Yosemiteシリーズ第2弾となる今回は「Widget Simulator」について。開発者以外にはほとんど知られていない(はず)のツールだが、なかなかどうして、一般ユーザでも工夫次第では便利に使える。○「ウィジェット」から「ウィジェット」へWidget Simulatorの使いかたを紹介する前に、OS X Yosemiteにおける「ウィジェット」の存在についてまとめておこう。まずは「ウィジェット」の定義について。従来OS Xで「ウィジェット」といえば、Dashboard上で動作するHTMLとJavaScriptで記述されたWEBアプリを指すが、有り体に言えばTiger(v10.4)の登場以来"冴えない"状況が続いている。Appleは自社サイト上に「Dashboard ウィジェット」なる配布ページを用意し、フォローする様子を見せているが、正直盛り上がりに欠ける。そのページにあるウィジェットの公開日を見ても、この1~2年のものは希だ。Apple自身もこの状況を認識しているのだろう、Yosemiteのシステム環境設定「Mission Control」パネルにはDashboardをオフにするスイッチが追加された。従来はdefaultsコマンドを利用するなど一貫して裏ワザ扱いだったが、ここにはAppleの割り切りが透けて見える。敢えて大胆に予測すると(ということのほどでもないが)、Dashboardは次バージョンではレガシー扱いとなりデフォルトではオフになるのではなかろうか。それを後押しするのが、Yosemiteで投入された「App Extentions(機能拡張)」だ。App Extentionsは機能というよりアプリケーション間におけるデータ連係のポリシーに関する規約であり、開発フレームワーク(NSExtension)も提供される。技術仕様は基本的にiOSとOS X共通で、機能によってはどちらか一方専用となるが、開発ノウハウは共有できる。機能拡張を含むアプリケーションは、一見では他と変わらず独立して動作するが、バンドル内部に収められたモジュール(*.appex)により、他のアプリケーションやシステムプロセスに機能を提供する。ウィジェットは7種定義された機能拡張の1つで、一般的なアプリケーションではなく通知センターの「今日」タブにかぎり連係可能だ。前述したとおりDashboardウィジェットが半ば放置気味なことからしても、Appleがどちらの「ウィジェット」に本腰を入れているかは明白。DashboardのHTML5を意識したアプローチも悪くはなかったが、Appleの"ネイティブ"に高い優先順位を置く戦略は一貫しており、App Extentionsのウィジェットもその延長線上にある。Yosemiteの次のOSでは、その存在感がさらに増しているかもしれない。○「Widget Simulator」の使いかたウィジェットはアプリケーション(*.app)の体裁をとるが、そのバンドル内部にモジュール(*.appex)を持つ。このモジュールが通知センターと連係することにより、ふだんは単独動作するアプリケーションをウィジェット化するというわけだ。この場合、ウィジェットが機能の出し手で通知センターが機能の受け手、と考えていいだろう。ただし、「天気」などウィジェットとしてしか存在しないものもある。では、通知センターと同じ"受け手"としての能力を備えたアプリケーションを用意するとどうなるか。それが「Widget Simulator」であり、通知センターの「今日」タブと同じ内容を表示できる開発者向けのシミュレータだ。Widget Simulatorは開発環境(Xcode)ではなく、/System/Library/Frameworksディレクトリ以下にある「NotificationCenter.framework」の内部に格納されている。直接起動するのは手間なので、適当なウィジェットのモジュール(*.appex)をFinderでダブルクリックすればいい。ウィジェットを持つ、つまり通知センターの「今日」タブに表示可能なアプリケーションのバンドルを開き、「PlugIns」ディレクトリを探せば見つかるはずだ。なお、「天気」などウィジェットとしてしか存在しないものは、「NotificationCenter.framework」内部にある。モジュールをダブルクリックすると、Widget Simulatorが起動し、そこで通知センターとまったく同じ機能を利用できる。「株価」や「天気」はもちろん、サードパーティー製アプリケーションでも変わらず動作するはずだ。ウインドウサイズも上下方向であれば調整できるので、Dashboardのウィジェット的にも使える。バンドルを開く作業が手間であれば、ウインドウのタイトル部分に表示されているアイコンをデスクトップへドラッグ&ドロップすれば、エイリアスも作成できる。通知センターに常駐させたくはないがサッと起動したい、そんなウィジェットのランチャー代わりに使えそうだ。
2014年11月11日BBソフトサービスは10月6日、開発者、クリエイター向け開発ツールの専門ストア「Developer Tools Store powered by LICENSE ONLINE」を開設した。同ストアでは、昨今注目を集める「モバイルファースト」の方針をサポートする開発ツールを中心に販売。社内稟議に必要な見積書がWeb上で作成でき、法人で購入する際のさまざまな要望に細かく応えるという。今後はソフトウェアに限らず、ハードウェアやその他各種サービスもラインアップに加え、開発者のニーズをトータルでサポートするとしている。
2014年10月08日パラゴン ソフトウェアは25日、HDD/SSD管理のオールインワンツール「Paragon Hard Disk Manager 14 Professional」を発表した。10月3日より発売する。価格はシングルライセンスのパッケージ版が12,960円、ダウンロード版が7,776円。PCのシステムメンテナンスに役立つ機能を豊富に備えたHDD/SSD管理のオールインワンツール。新機能として、バックアップエンジンの改良によって増分バックアップに対応し、バックアップやコピー速度が向上した。GUIも刷新され、タブレットもサポート。そのほか、BitLocker対応やバックアップカプセルのUEFI対応などが追加された。従来バージョンから搭載するバックアップ機能は、オンラインによるホットバックアップ/VSSバックアップ、リカバリーメディア起動によるコールドバックアップ、HDD/ファイル/フォルダ単位でのバックアップ、差分バックアップ、スケジュールバックアップ、イメージファイルバックアップなど。バックアップ先には、内蔵HDD/外付けHDDのほか、ネットワークドライブ、CD/DVD/ブルーレイディスク、USBメモリ、FTPなども選択可能。パーティション操作、HDDのコピー/抹消/仮想化機能なども備え、新しいPCへの復元もサポートする。USBメモリなどにWindows PE互換のリカバリーメディアを作成できる「RMB3.0(Recovery Media Builder)」を同梱する。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2014年09月26日キヤノンITソリューションズは9月26日、画像処理アプリケーションの開発を支援するツール「RobustFinder Source-Code Generator 1.0」の販売を開始した。対応OSはWindows 7(32ビット/64ビット)で、価格はオープン。RobustFineder Source-Code Generatorは、工場の生産設備や検査設備など、さまざまな産業用装置に組み込まれる位置決め制御や表面検査、異物検査、個数検査などを目的とする画像処理アプリケーションの作成を支援するツール。具体的には、同社の産業用画像処理ライブラリ「RobustFinder 10」および、Matrox社の画像処理ライブラリ「MatroxImagingLibrary 10」から、「位置決め」や「解析」などの画像処理モジュールをマウス操作で選択することで、アルゴリズムを構築、ソースコードを自動生成する。同ツールを使えば、産業用のさまざまな装置で使用する画像処理アプリケーションを短期間で作成できるというわけだ。近年、画像処理アプリケーションは、処理内容や開発環境の多様化や複雑化に伴い、開発工数の短縮・効率化が課題となっている。そこで同社は今回、1998年から開発販売を手掛けるRobustFinderの機能や性能を生かせる画像処理アプリケーション開発支援ツールを開発した初年度の目標販売数は100本を見込む。
2014年09月26日毎日自分が暮らす空間であるお部屋は大切にしたいものですね。リビングルームやベッドルームのインテリアにこだわりを持っている人は多そうです。では、トイレのインテリアについてはどうでしょう?トイレと言えば、狭くて、どうインテリアを考えていいかわからない気もします。でも、一日何度もお世話になる場所。気持ちのいい空間であるにこしたことはありませんね。そこで、インテリアコーディネーターである小島真子さんに、「フロッシュ® トイレクリーナー」の3種類の香り(ラベンダー、ミント、レモン)のイメージに合うコーディネートを紹介してもらいます。普段は見えない場所に置いておきがちなトイレクリーナーをインテリアの一部にしたり、トイレクリーナーを置くことでこそできるコーディネートのコツをぜひ知って、実践してみては?■「フロッシュ® トイレクリーナー」ラベンダーを使用 テーマ:落ち着く柔らかい空間心が安らぎ、落ち着くイメージを作るには、ラベンダーの空間がオススメ。沈着効果のある紫と、心地良くしてくれる効果を持つ木目をミックスしたコーディネートをしていきます。淡い紫を全体で使用した場合は、色味の濃い「フロッシュ®」がその空間のアクセントカラーになり、空間を締めるポイント使いの小物として使いやすいです。■「フロッシュ® トイレクリーナー」ミントを使用 テーマ:スッキリ・ナチュラルな空間清涼感あるスッキリとしたイメージを作るには、ミントの空間がオススメ。ベースを白としたシンプルなスタイルに、アクセントとしてグリーン系を取り入れていきます。白木に近いナチュラルカラーの木製品を入れてあげると、さらに癒し効果もアップ。「フロッシュ®」は、グリーン系のアクセントカラーの小物として使って。■「フロッシュ® トイレクリーナー」レモンを使用 テーマ:明るくスタイリッシュな空間気持ちをハッピーな気分にさせてくれるイメージを作るには、レモンの空間がオススメ。シャープでシンプルなモダンスタイルに、インパクトのある小物をプラスして、明るくスタイリッシュな感じのコーディネートにしていきます。ブラウン、シルバーと合わせながら、黄色をポイントとして使用し、カラー分量に気を付けることがポイント。「フロッシュ®」は、他の小物と調和し、トイレのインテリアとして違和感なく使用できます。本来なら片づけておきたいトイレクリーナーが、置いておいて違和感ないだけでなく、さらに空間を引き立てていますね。こんなトイレならお掃除もがんばってしまいそう。「フロッシュ® トイレクリーナー」は、自分にピッタリの色や香りを選んで気持ちよくトイレ掃除ができるように3種類そろっているので、ぜひ好みのものをみつけてみて。「環境への配慮」「洗浄力」「使う人へのやさしさ」の3つの大切なことが詰まった「フロッシュ®」ブランドから生まれたトイレクリーナーだけに、安心して使用できそうです。「フロッシュ® トイレクリーナー」を使って、清潔で、心地いいトイレ空間をぜひ作り上げてね。ただし、居心地がよすぎて、ついつい長居してしまったりしないように。・旭化成ホームプロダクツ フロッシュ® 公式サイト
2014年02月28日Googleはこのほど、検索結果にWebサイトのコンテンツを載せないようにする「公開URL削除ツール」を改善して公開した。新バージョンの公開URL削除ツールを利用することで、自分が所有していないWebサイトのコンテンツに生じた変化について、Google検索の結果に反映するようにリクエストすることがこれまでよりも簡単になる。公開URL削除ツールは、自分が所有していないWebサイトのコンテンツのURLの削除手続きに役立つツールで、Webページからコンテンツが完全に削除されているか、コンテンツが変更されていて検索結果上のスニペットとキャッシュを削除したい場合に利用できる。Webページが完全に削除されている場合は、以前のバージョンと同様に、検索結果から削除したいコンテンツのURLを入力して、Google検索からそのURLを削除するようにリクエストすることができる。Webページは削除されていないがコンテンツに変更が加えられている場合に、検索結果上のキャッシュとスニペットを削除したい場合は、リクエスト時にページのURLに加えてWebページ上で過去には含まれていて現在は削除された単語を入力する必要がある。なお、自社Webサイトなど自らが所有しているコンテンツの場合は「公開URL削除ツール」ではなく、WebウェブマスターツールのURL削除機能が利用できる。
2013年12月20日自分の部屋のインテリアにこだわりがあるという人は多いかもしれません。どんなコンセプトのインテリアにしていますか? 単に居心地のよさや癒やしを求めるだけでなく、純粋に美しさを求めたり、もっと自分自身の内面に訴えかけてくるような、強い印象を放つインテリアはいかがでしょうか。これまでにない、新鮮で豊かな部屋作りの参考になりそうな展覧会が行われます。それは、5月24、25、26日の3日間、表参道のスパイラルガーデンで行われる展覧会『妖しのインテリア』。この展覧会では、FREDERIQUE MORRELとBOKJAの新作が一同に発表されます。FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)は、パリでスタートしたアヴァンギャルドなインテリアブランドで、アダムとイヴ、エデンの園、失楽園やノアの方舟といった神話的な要素にインスピレーションを受け、スピリチュアルな美意識溢れる作品を多く発表しています。また、BOKJA(ボクジャ)は、レバノンの首都、ベイルートに拠点を置くHoda Baroudi(ホダ・バロウディ) とMaria Hibri(マリア・ヒブリ)による才能豊かなデザインデュオです。キリムなどの伝統的工芸に尊敬と情熱を注いでおり、叙情的な色づかいが美しく、ハンドメイドならではのクラフトマンシップを感じる、高い芸術性を持った作品を生み出しています。この2組の作家をはじめ、インテリアの世界ではミニマルからデコラティブへトレンドは移り、心の内面や、外へのメッセージを、ストレートに表現する作家が世界で台頭してきているそう。常識や合議とは無縁な、作家個人の魂が込められた作品は、面妖にさえ感じる美しさを放ちます。作品から受ける鮮烈な印象、妖しげな個性は、自分の部屋のインテリアを改めて見直すきっかけになるかもしれません。この展覧会を開催するトーヨーキッチン&リビングは、 インテリアの世界にこの妖しさが、一つの方向性を示唆して行くと考えているとか。同時に別会場、ルーチェ・トーヨーキッチンスタイルにて坂井直樹氏の新作照明と食器の展示発表を行なわれます。ドクロの絵柄が強烈な印象の髑髏伊万里(ドクロイマリ)など、こちらも気になる作品が見られそうです。これまで見たことのないような、妖しいほどに美しい作品との出会いが待っているかも。ぜひ足を運んでみては?・妖しのインテリア会期:5月24~26日 11:00~20:00会場:スパイラルガーデン同時開催:ルーチェTOYO KITCHEN STYLE 公式サイト
2013年05月21日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第16回では、オンライントレード証券会社の『楽天証券』を取り上げます。「楽天証券」は、インターネット専門の証券会社で、株・FX・投資信託など豊富な商品を取扱っています。同社のWebサイトでは、マーケット情報やニュース、経済カレンダー、専門家によるレポートなど様々なコンテンツを提供しており、投資生活に役立つ情報をチェックできるようになっています。各種ツールも充実しており、その中で最も人気と評判が高いものが、リアルタイムトレーディングツール「マーケットスピード」です。このツールは楽天証券独自のトレーディングツールで、国内株式の取引をはじめ、米国株式、FX取引、日経225先物、日経225オプション、海外先物、カバードワラントをワンストップで取引することが可能です。多機能でありながら操作は非常にわかりやすく、現在までの利用者は40万人以上(楽天証券)に上ります。「マーケットスピード」の特徴は高い操作性とスピードにあります。操作性においては、ほとんどの画面で右クリックでの画面遷移が可能となっており、「注文」や「チャート画面への切替」「銘柄登録」などが簡単に行えます。スピード面では、板情報(注文情報)からクリックするだけで発注できる「クイック注文」機能や、最短2クリックで発注できる「スーパークイック注文」機能を備え、ほぼリアルタイムで取引が行えるようになっています。また、「通常注文」に加えて、「逆指値注文」および「逆指値付通常注文」にも対応しています。逆指値注文とは、「価格が上昇し、指定した値段以上になれば買い」「価格が下落し、指定した値段以下になれば売り」とする注文方法です。一方の「逆指値付通常注文」とは、通常の指値注文に加え、相場が予想と異なる展開になった場合に、注文条件が変更できるように前もって条件を指定する注文方法です。つまり、通常の注文と逆指値注文を組み合わせて執行される仕組みです。「マイページ」機能では、投資情報画面や注文約定照会画面、ニュース画面といった搭載されている画面のほとんどを、自分の投資スタイルに合わせてレイアウトすることができます。「マイページ」には、4分割が可能な「カット画面」と、1ページに最大10画面まで登録可能な「マルチ画面」が用意されており、各画面はそれぞれ15ページまで設定することが可能です。また、画面を分割することで、複数銘柄の気配を同時に表示することもできます。初心者の人なら「マイページ」のテンプレート機能を利用すればいいでしょう。この機能では、楽天証券が選んだ6種類のテンプレートを使用できるほか、事前に用意されたレイアウトを外部ファイルから取り込むことが可能となっています。基本テンプレートとして、「クイック銘柄確認」「注目銘柄分析」「デイトレ板&チャート」「スプレッド取引」「株式指数先物」「引け後銘柄選択」などを搭載し、プロ仕様の情報収集が行えます。チャート機能も多彩です。「一目均衡表」や「ボリンジャーバンド」など20種類以上のテクニカルチャートが用意されており、チャートの拡大・縮小、トレンドライン&メジャーラインの編集に加え、コメントやオリジナルアイコン、トレンドラインを線画して登録できるようになっています。「ティック」「分足」「日足」「週足」「月足」の切り替えも簡単。さらに、「複合チャート」を利用すると、複数の株価チャートを重ね合わせて銘柄の比較が行えるため、様々な角度から分析することが可能となります。なお、「マーケットスピード」を利用する場合は、ソフトをダウンロードして使用しているパソコンにインストールした後、利用申請を行う必要があります。利用料金は3カ月3,000円。ただし、取引実績・口座状況に応じて無料で利用することができます。詳細は画像を参照ください。「自宅だけでなく外出先からも注文したい」、そんな人には携帯電話・スマートフォン専用トレーディングツール「iSPEED」の利用をお勧めします。リアルタイム株価のチェックから発注まで、トレーディングに必要な各種情報をアプリ上で閲覧することが可能となっており、Android、iPhone、iPad、および携帯会社4キャリアに対応しています。料金は無料で、利用申請の必要もなく誰でも利用できます。このほか、楽天証券Webサイト、「マーケットスピード」ならびに「iSPEED」(iPhone/Androidバージョン3.1以降)からは、東洋経済の人気企業情報誌「会社四季報」の最新データを発行日当日に閲覧することもできるようになっています。魅力的なツールと豊富な情報が入手できる「楽天証券」で、オンライントレードを始めてみるのもいいかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日ベリーは7月4日、英語・英会話学習者のためのサポートツール「myBerry(マイベリー)」の新バージョンVer.1.7を公開した。同ツールは、”解決する”、”学習する”、”継続する”をテーマに、英語や英会話学習者をサポートするため、英語学習・情報に特化したポータルとSNS機能を統合し、ワンストップで提供している。現在はβ(ベータ)版での公開で、無料登録メンバーを募集中とのこと。同バージョンでは、ボキャブラリー学習をサポートするための英単語登録機能である「My Vocabulary」をリリースした。メンバーは、同機能を活用し、日々の英語学習において遭遇した、単語およびフレーズの「ボキャブラリーリスト」を作成。英会話スクールや自宅等のさまざまな場所で学習した単語や表現を集約し、効率的に復習することによって、学習効果を高めることができるという。ほかにも、英語学習に関する問題を解決するための知識「About English」、英語学習に関する疑問をほかのメンバーに質問できるQ&Aコミュニティ「Q&A」、効率よく英語学習を進めるための教材「StudyLife」、学習を継続的に行うためのサポートツールとしてのブログ「EnglishLog」、ほかの学習者とコミュニケーションを図るためのグループ機能「Groups」などのコンテンツを展開している。登録は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日国際見本市の主催・運営を行うメッセフランクフルトは、デザイン家具の見本市「インテリアライフスタイル」を6日から8日にかけて東京ビッグサイトで開催した。「インテリアライフスタイル」は、国内外の最新インテリア情報を発信するための見本市。著名なインテリアデザイナーである青木昭夫氏、小柴大樹氏、南村弾氏、本間美紀氏が企画をプロデュース。今回は22回目の開催となり、昨年は東日本大震災の影響で海外出展者が減少したものの、今年は652社(国内480社・海外172社/前回521社)が出展するなど、大幅な盛り返しを見せている。鳴海製陶社は、エコをコンセプトにした新しい食器を公開。OSORO(オソロ)と呼ばれるこの器は、陶磁に牛の骨灰を混ぜ込むことで、料理を引き立てる美しい乳白色に仕上がっている。特徴的なのは、器同士を重ねることで、ラップを使わずに料理を保存できるという点。間にシリコンカバーを挟むことによって、食器同士のズレを防ぎ、香りと風味を閉じ込める。価格は未定。同イベントでは、OSOROシリーズと、オーガニックレストランのLUCA DELI(ルカデリ)がコラボ。有機野菜を使った本格イタリアンを楽しむことができ、OSOROの皿を使ったトマトバジルのフェットチーネやオーガニック野菜ピザなどの多彩なメニューで参加者を魅了した。ニューアンド社は、シリコン製の柔らかいランチョンマットを公開。700円前後の手ごろな価格で、食器が滑りにくくなっているため、小さい子供や高齢者がいる家庭に人気とのこと。人体に有害なものは含まれておらず、食品医薬品局(FDA)の審査にも合格。誤って子供が口に含んだとしても安全であるという。マスターズクラフト社は、和菓子や和食などの箸置きを展示。今回特に注目が集まったのは、おせち料理をモチーフにした箸置き。一見本物と見紛うばかりのクオリティで、だし巻き卵やかまぼこなどの食品を再現。30~50代に人気の商品で、価格はすべて500円前後。プレゼントとして購入する人も多いという。また、マストラッド社のシリコン製チップスメーカーも注目を集めている。「トップチップス」と呼ばれる商品で、やわらかな皿の上にレンコンやカボチャ、ニンジンやジャガイモなどをスライスしたものを乗せ、3分ほどレンジで加熱すると、オイルフリーの低カロリーな野菜チップスを楽しむことができる。イベントでは、パリッとした出来立てのじゃがいもチップスが振る舞われ、参加者を楽しませた。価格は4,935円(税込み)。三栄水栓製作所は、お風呂でエステができるシャワーヘッドを公開。自宅のシャワーをとりはずし、ネジで取り付けるだけで交換は簡単。プロのエスティシャンの監修のもと開発。通常のシャワーのほか、柔らかな霧のでる「ミスト」、勢いよく温水のでる「ピンポイント・スカルプ」といったうれしい機能つきで、本物のエステを体験しているようなバスタイムを自宅で楽しむことができる。価格は未定。メトレフランセ社は、フランスでデザインされた、シリコン素材のスチーマーを公開。耐熱温度は220℃で、電子レンジやオーブンでの使用が可能。中にホットケーキミックスなどを入れて焼くだけで、スチーマーの形に添ったブタやカエルなどのケーキを簡単に作ることができる。価格は未定。会場では、アニマル型の扇風機にも注目が集まった。スリーアップ社が開発したもので、サイズは幅24.5㎝、高さ28㎝とコンパクト。外見に加えて特徴的なのは、鼻の部分を外し、中にアロマオイルを入れることができるという点。涼しい風と、それに乗ったアロマの香りを楽しむことができる。種類はクマ、白クマ、ブタ、パンダの四種類で、価格は3,980円(税込み)。近代トレイディング社はレコード型の時計を展示。レコード盤が秒針代わりになっており、レコード世代向けの目に楽しい商品となっている。価格は13,650円(税込み)。ロフトなどで購入可能。ピーオーエス社は、あたかも布であるかのようなミニテーブルを公開。一つ一つ手作りされている作品で、価格は31,500円から。テーブルを支える支柱棒がなく、布が床に触れている面でテーブルを支える構造。デザイン性の高い、目に楽しい商品となっている。リブインコンフォート社は、女性にうれしいフレグランスランプを展示。フレグランスオイルが入ったボトルに、特殊なセラミック芯を入れ、火をつけるだけでさまざまな香りを楽しむことができる。この香りには、空気中のバクテリアを殺菌・消臭する効果もあるため、湿気の多い季節などに最適だ。人気の香りは水仙。仕事の疲れを癒やしたい女性たちに好評とのこと。ボトル価格は6,000円から。また、スキャンデックス社は、デンマーク製の1970年代のレトロなデザインライトを発表。一見バラの花びらや、波模様を表現したように見える外観だが、数学の関数曲線を表したものであるという。幅広い年齢層に愛されており、価格は25,000円から。ジェーエストレーディング社は、デコバードという野鳥の木製手彫り製品を展示。実寸大の大きさで、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイなどの鳥が人気とのこと。部屋の中でバードウオッチングを手軽に楽しむことができる。価格は1,800円から。株式会社かなるは、子供から大人まで楽しむことができる動物のぬいぐるみを公開。イベントでは、二メートルを超えるヘラジカの人形などが展示された。10代から60代まで、幅広く愛されているブランドで、特に人気なのは手のひらサイズのホワイトタイガーであるという。全国の直営店で購入可能。以上紹介したインテリアは、直営店やロフト、三越デパートなどで順次販売される予定。気に入った最新デザインのインテリアを楽しんでみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日