京都のクラフツマンシップを軸に企画・製造・販売を手掛けるKiwakotoのテーブルウェアシリーズ「KIWAKOTO」から、新商品発売。フラグシップストア、ECストアで販売開始。シンプルに図形化する「家紋」など古来の文様から着想を得て、花の輪郭を象った器。京都・清水焼の作家・工房の技術でつくられる繊細かつ実用的な器です。“生活用品としての工芸”への挑み日常に凛と寄り添う“生活用品としての工芸“を掲げ開発したテーブルウェアシリーズから、マットな質感にチタンの結晶がきらめく「土」「空」、銀粉を刷毛塗りして焼き付けた「光」の3色を新たに販売いたします。人の手によってつくられた温かみ、試行錯誤を重ねて辿り着いた形。京文化の根底にある、足るを知り循環的かつ永劫的なものを選び取る心眼。自身と社会にとって、真に心地いいものを探し続ける歩みが次の100年をつくります。オンラインストアは、こちらから : シンプルに図形化する「家紋」など古来の文様から着想を得て、花の輪郭を象った器。京都・清水焼の作家・工房の技術でつくられる繊細かつ実用的な器です。「土」「空」「光」が加わり、様々なテーブルコーディネートを叶えます。雪焼き締めの製法を用いた土肌を活かしたマットな質感が特徴。料理の色が美しく映えます。土マットな質感にチタンの結晶がきらめく重厚な雰囲気の器です。雪テーブルウェアシリーズの象徴的な商品。焼き締めの製法を用いた土肌を活かしたマットな質感が特徴。料理の色が美しく映えます。光一皿ずつ、銀粉を刷毛塗して焼き付けて製作します。上品な輝きが食卓を引き立てます。オンラインストアは、こちらから : CONCEPT漆芸や陶芸、織物や染物などをはじめとする伝統工芸の職人技と聞いて、私たちの多くが思い浮かべるその現在地は、はたしてどんなものでしょうか。平安遷都以来、貴族や皇族、文化人などからのお誂えに応えるため代々受け継がれてきた日本が世界に誇る最高峰の技術は、どこかで接点がない限り、もしかしたら遠い存在のままかもしれません。KIWAKOTOは、京都のクラフツマンシップを軸にしたプロダクトを開発するブランドです。きわこと(際殊)は、古語で、「格別であるさま」の意味。職人による手仕事、個性と個性のコラボレーション、用の美を追求したデザイン。ほかにはないこだわりをかたちにして届けるという想いを表現しました。CRAFTSMANSHIPKIWAKOTOの器は、京都・清水(きよみず)の職人らによってつくられています。清水焼は、清水寺参道で参拝客の土産として、神の宿る土地の土を入れて焼かれていた焼き物が発祥とされています。茶の湯の道具や、公家や大名への献上品を製作するために、全国から選りすぐりの職人たちが集められ焼き物の地域として発展しました。献上品として、他とは異なるもの、見たこともない美しいものをつくり出すこだわりは現代にも受け継がれ、一点もの、少数多品種の産地として多くの作り手が活動しています。職人・作家の数だけ表現があり、「これぞ清水焼」という定番が思い浮かばないのはそのためでもあります。この研ぎ澄まされた美意識と技術によってKIWAKOTOの器は生み出されました。手にした瞬間に伝わる細部へのこだわりは、日本文化の中心としての自負があり、代々受け継がれてきた作り手たちの「こだわり」そのものです。オンラインストアは、こちらから : Kiwakoto本店住所:京都市中京区河原町通二条上る清水町359 ABビル1階営業時間:午前10時30分~午後6時30分(不定休)お問い合わせ電話番号:075-212-0500地図 : お問い合わせは、こちらから : インスタグラム : KIWAKOTOについてKIWAKOTOは、クラフツマンシップを軸にしたプロダクトを企画開発・製造・販売します。きわこと(際殊)は、古語で「格別であるさま」の意味。職人による手仕事、個性と個性のコラボレーション、用の美を追求したデザイン。ほかにはないこだわりをかたちにして届けるという想いを表現しました。2021年6月ローンチ。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月15日日本の魅力を世界へ届ける株式会社ライヴス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:清家貴)は、日本の伝統技術を凝らしたオリジナルの記念品や商品をオーダーメイドで開発できるサービス「TSUKURIBA(ツクリバ)」(URL: )を昨年1月にリリースしました。この度、より多くの伝統工芸事業の支援と、サスティナブルな未来の実現を達成するべく、11種の工房と新たに協業することをお知らせします。TSUKURIBA ロゴ「TSUKURIBA」は、世界に誇れる高い技術でものづくりをする全国の工房・工芸作家と、プロダクトデザインや、ブランド開発等で豊富な経験をもつプロデューサーをつなぐプラットフォームです。プロデューサーは、お客様のご要望を聞き取り、適すると思われる工房・工芸作家を複数選定して提示します。そこからご要望に最も合う製品を一緒に作り上げていきます。お客様のアイディアに合わせてトータルにサポートするため、手間のかかる調整や交渉なしに、工房・工芸作家が培った日本の伝統技術と、デザイナー・プロデューサーの革新的な感性が融合した、他にない品物を「買う」ようにオーダーメイドで「つくる」ことができます。日本の工芸品が持つ伝統的な素材、技術、そしてデザインは、世界から高い評価を受けています。さらに、手作業により丁寧な工程を経て作られるものづくりは安易な廃棄を防ぎ、地域に由来する自然素材や地形がもたらす恩恵などの限られた自然を大切に活用し作られたサスティナブルな品物です。一方で、日本の工芸品は現在窮地に立たされています。伝統工芸品は国内では少し遠い存在であり、普段の生活には取り入れづらくなっている現状に加えて、長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年4月の売上が、前年同月比で50%以上減少した伝統産業品の製造・卸売・小売企業は過半数*1となっているなど、伝統産業に従事する多くの事業者が存続の危機に直面しています。こうした状況を受け、「TSUKURIBA」は新たに11種の伝統工芸品工房と協業いたします。世界に誇れる技術を持つ伝統工芸事業の活動を支援するとともに、近づきにくい印象のある伝統工芸の世界を消費者により身近に感じてもらうことで、業界全体の盛り上がりを支援していきます。今後も「TSUKURIBA」は日本のものづくりを支える工芸作家・工房をネットワークし、国内のニーズを再び捉えることで、大量生産のサイクルから脱却するサスティナブルな仕組みづくりを目指します。*1:「伝統産業品の製造・卸売・小売に携わる、個人事業主や企業経営者へのアンケート調査」より引用■参画工房一覧(*は、2022年より参画)・in Between Blues(藍染/徳島)・柿沼人形(木目込人形/埼玉)・熊谷聡商店(京焼・清水焼/京都)・タネイ(刺し子織り/愛知)・羽石修二(笠間焼/茨城)・匠頭漆工<Shozu Shikko>(山中漆器・木地師/石川)・上越クリスタル(硝子製品/群馬)・富田染工芸(東京染小紋/東京)・龍工房(東京くみひも/東京)・輪島キリモト(輪島漆器/石川)・兵左衛門(若狭塗箸/福井)*・今井だるま店NAYA(高崎だるま/群馬)*・丸信金属工業(アルミプレス成型/栃木)*・家田紙工(美濃和紙/岐阜)*・白谷工房(寄木細工/鳥取)*・UNOS(江戸文字/東京)*・やま平窯(有田焼/佐賀)*・錫光(錫器/埼玉)*・岩鋳(南部鉄器/岩手)*・二宮五郎商店(革加工品/東京)*・芝崎合金鋳造所(鋳物/東京)*【詳細は以下URLよりご確認ください】 ■SDGs達成にむけたサスティナブルな生産と消費を目指して工芸作家・工房によるものづくりは、地域に由来する自然素材や地形がもたらす恩恵など、限られた資源を大切にしながら作られています。また、長く使えることを前提に、手作業による丁寧な工程を経て作られることから、安易な廃棄を防ぐことに繋がります。TSUKURIBAは、サスティナブルなものづくりの支援を通じて、SDGsにおける4つの目標に貢献します。SDGsの4つの目標に貢献■サービス概要TSUKURIBAは、贈りものに最適なテーブルウェアや小物から、デザイン次第で様々な表情が現れるファッションアイテム、記念品やギフトの制作など特別な「想い」を込めた品まで、お客様のアイディアに合わせてフルオーダーメイドでつくることができるサービスです。提案から商品制作までをサポートするプロデューサーがプロジェクトを一気通貫でサポート。全国にネットワークしている腕利きの職人と共に最高の逸品をつくり上げます。匠の技術によってつくられる品々は、贈りものだけでなく、オリジナルの商品開発にもおすすめです。■サービスご利用の流れものづくりに係る企画から生産までを一貫してサポートします。お客様ご自身による調整や交渉は一切不要です。具体的になっていないアイディアも、ニーズに応えながらものづくりのプロたちが形にしていきます。ご利用の流れ■プロデューサー例プロデューサー(天野譲滋氏)天野譲滋氏株式会社ジョージクリエイティブカンパニー 代表取締役社長株式会社オレンジ 取締役プロデューサー(矢島里佳氏)矢島里佳氏株式会社和える 代表取締役プロデューサー(梅野聡氏)梅野聡氏UMENODESIGN株式会社 代表取締役■TSUKURIBA運営会社 株式会社ライヴス 代表取締役 清家貴より当社は創業以来、一貫して工芸品の業界に従事する事業者の方々をサポートする仕事を行ってきました。その中で、世界にも誇れる高い技術を持ちながらも、高齢化・跡継ぎ問題などで廃業してしまう会社を何社も見てきました。日本古来の素材・技術・デザイン(感性)には世界が注目しているにも関わらず、それは国内では少し遠い存在で普段の生活になかなか取り入れられていないのが現状です。もっと工芸品を身近に感じてほしい、そして日本全体で日本のものづくりを盛り上げたい。そのような想いで私たちは、「TSUKURIBA」を立ち上げました。敷居が高く、近づきにくい印象のある伝統工芸の業界をもっとオープンにし、多くの人に楽しんでもらえる「出会い」の場所になってほしいと願っています。代表取締役 清家貴■会社概要社名 :株式会社ライヴス設立 :2003年9月24日代表者 :代表取締役 清家貴所在地 :東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5F事業内容:地域資源開発・マーケティング事業、ヘルス&ビューティ事業、ライフソリューション事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日フランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルは、京都伝統工芸大学校(京都府南丹市)に在籍する3 年、4 年次の学生を対象とした卒業制作/修了制作を支援する「ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ2021」を設け、優れた卒業制作企画案を提案した学生8 組に、2021 年10 月、作品制作資金の補助となる奨励金、1 組あたり最高20 万円を授与しました。この度、これら8 組の学生が制作した作品が京都伝統工芸館(京都市中京区烏丸三条)において展示、披露されます。「ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ2021」は、作品の芸術的品質の高さ、革新性、独自性を評価し、その制作の最終段階を支援することを目的としたものです。京都伝統工芸大学校の選考委員による一次審査、ヴァン クリーフ&アーペルの選考委員による二次審査を経た優秀作品はいずれも、自由な発想と創意により生み出された独自性の高い作品であり、正確で緻密な伝統的工芸技術がいかんなく発揮されています。ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップを授与された8 組の学生が制作した8 点の作品は、2022 年2 月11 日より京都伝統工芸館において、特別展示されます。この特別展示は「京都伝統工芸大学校 第26 回卒業・修了制作展」と一部同時開催されます。ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ 2021受賞作品 *順不同、敬称略Wine Rack 作:熊田 玄ティーセット 和 作:矢谷 若菜桜尽くし図打刀拵 作:前田 航汰luminous 作:永田 百華銀製釣香炉 -壽金- 作:雫 達明裂友禅 作: 房野 芽衣烏鷺六角蒔絵飾箱 作:緒方 勘太郎-縁- 作:角田 真依【「ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ2021」特別展示】特別展示期間:2022 年2 月11 日(金祝)~3 月20 日(日)(予定)*京都伝統工芸大学校 第26 回卒業・修了制作展は2 月20 日(日)まで。会場: 京都伝統工芸館(京都市中京区烏丸三条)開館時間: 2022 年2 月11 日(金祝)~2 月19 日(土)10:00~18:002 月20 日(日)10:00~16:302 月25 日(金)以降は10:00~17:00休館日: 2 月21 日(月)~24 日(木)および、火曜日、水曜日、祝日。ただし、2 月11 日(金祝)、15 日(火)、16 日(水)は開館。特別展示に関する問い合わせ先:京都伝統工芸大学校 進学サポート室0120-63-1752(月~金 9:00~17:00)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年02月10日沖縄工芸ふれあい広場実行委員会(事務局:沖縄県商工労働部ものづくり振興課)では、沖縄の伝統工芸品の魅力を多くの方に知ってもらうために、沖縄物産店「銀座わしたショップ」において、プレゼントキャンペーンを開催します。沖縄は、14~16世紀頃、日本や中国、東南アジア諸国との交易を通じて、独特な伝統文化を形成してきました。沖縄の工芸は、琉球王朝時代から今日にいたるまで諸外国からの影響を受けながら、県内各地で受け継がれ発展してきています。沖縄伝統工芸品が当たるキャンペーン■「FEEL OKINAWA~沖縄伝統工芸品プレゼントキャンペーン~」について銀座わしたショップにて沖縄工芸品を2,000円以上購入され、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で30名様に人気作家の陶器(やちむん)や琉球ガラス、首里織等の工芸品をプレゼントします。応募期間:1月28日(金)~2月27日(日)応募条件:銀座わしたショップにて沖縄工芸品を2,000円以上購入され、わしたショップでのアンケートにご回答いただいた方商品:4つのコースから希望のコースを選択できます。2,000円~5,000円相当の商品が当たります。どんな商品が届くかはお楽しみに。(1)織物コース:沖縄には各地にさまざまな歴史ある織物が存在します。織物だけでも12種類の国指定の伝統的工芸品があります。(2)やちむん(陶器)コース:庶民の生活必需品でもあった陶器。素朴な風合いでファンも多く、やちむんの名称で親しまれています。(3)琉球ガラスコース:再生ガラスを活用するため、厚みがあり、気泡が入っていて、素朴で温かみがあることが特徴です。(4)琉球漆器コース:琉球王朝が海外交易を行っていた頃に、重要な輸出品として発展してきました。沖縄の強い紫外線を受けて発色した朱の鮮やかさが琉球漆器の特徴です。当選者数:30名様当選発表:プレゼント発送をもって発表と変えさせていただきます。プレゼントの発送は国内のみとなります。実施場所:銀座わしたショップ 東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル1F・B1F店舗詳細: Facebook: ※沖縄物産の店「わしたショップ」(運営:株式会社沖縄県物産公社)は、14店舗を全国で展開&全国の百貨店で沖縄物産展を開催しています。主催:沖縄工芸ふれあい広場実行委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日レインメーカー(RAINMAKER)の2022年春夏コレクションから、「裂き編み」技法によるニットが登場。2022年2月中旬より、レインメーカー 京都ほかにて発売される。「裂き編み」技法を採用したニット「裂き編み」とは、裂いた布を糸状にして編みあげる、日本の伝統工芸のひとつだ。レインメーカーのニットでは、和紙を使用した糸と残布を裂いて糸状にしたものを組み合わせて、熟練した職人の手編みで仕上げた素材を採用した。ラインナップするのは、Vネックのロングスリーブセーターとベストの2型。手編みならではの、表情豊かな仕上がりとなっている。また、裂き編みによるニットのほかにも、和紙を使った糸で編んだ同型のセーターとベストも用意する。詳細裂き編みVネックニット発売時期:2022年2月中旬展開アイテム:・Vネックセーターロングスリーブ 140,800円取扱店舗:レインメーカー 京都、ウォッカ(大阪府大阪市西区江戸堀1-18-5)・Vネックセーターベスト 118,800円取扱店舗:レインメーカー 京都、ステュディオス、アンリミテッド■和紙Vネックニット(裂き編みによるニットではない)・Vネックセーターロングスリーブ 52,800円取扱店舗:レインメーカー 京都、アンリミテッド、コータ・コート(富山県富山市総曲輪3-6-15-2)・Vネックセーターベスト 41,800円取扱店舗:レインメーカー 京都、アンリミテッド、タトラス & ストラダ エスト、モンドジャコモ、アイル、コータ・コート、インターナショナルリレーション【問い合わせ先】レインメーカーTEL:075-708-2280
2022年01月31日現代陶芸の近現代作家137名の陶芸作品が一堂に展示される『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』が、パナソニック汐留美術館で3月21日(月・祝)まで開催されている。現代陶芸の今、そして未来も展望できる展覧会だ。1955年に発足した日本工芸会は、伝統工芸の向上発展のために設立された団体。重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家や技術者らで組織されている。同展は、この日本工芸会の陶芸部門である日本工芸会陶芸部会が設立50周年を迎えた記念として行われるもの。日本の伝統工芸の技と美、そして未来への可能性について、人間国宝をはじめ、近現代作家137名の陶芸作品をもって紹介していく。左:加藤卓男《三彩鉢 蒼容》 1984年東京国立博物館蔵 中:松井康成《練上嘯裂文大壺》1979年 茨城県陶芸美術館蔵右:清水卯一《青瓷鉢》1973年 東京国立近代美術館蔵展覧会は3章構成。第1章「伝統工芸(陶芸)の確立」では、日本工芸会の初期に活躍した作家たちの作品やその活動を紹介する。加藤卓男は三彩、松井康成は練上、そして清水卯一は青磁という伝統の技法に、それぞれの創意工夫を加え新しい陶芸を作り出していく。伝統をただ引き継ぐだけでなく、新しい美を作り出そうとする姿勢は現在のつくり手たちまで引き継がれている。板谷波山 《葆光彩磁和合文様花瓶》1914〜19年MOA美術館頃濱田庄司《柿釉赤絵角皿》1970年 東京国立近代美術館蔵また、日本工芸会とともに、板谷波山をはじめとする日展陶芸部門の所属作家や、日本工芸会が設立された1955年に人間国宝に認定された濱田庄司などの作家も紹介。日本の陶芸がどのように牽引されてきたかをたどり、日本工芸会の存在を多角的に見つめていく。第2章「伝統工芸(陶芸)のわざと美」では、伝統陶芸の多彩な技を受け継ぎ、そしてさらに発展させていった作家33名の代表作を紹介する。展示風景より鉄釉を使用し黒と褐色のコントラストを追求する原清、染付の器に銀彩を施した寺本守など、それぞれが体得した技術をもって新しい美を追求し続けていることが作品から感じ取れる。原清《鉄釉馬文大壺》2005年茨城県陶芸美術館寺本守《呉須銀彩鉢》2019年そして、最終章となる第3章「未来へつなぐ伝統工芸(陶芸)」は、伝統的な技術や技法を駆使し、さらに自らの世界を作り上げている作家の作品を通して、陶芸の「現在」について考えていく。展示風景より展示風景より新里明士《光器》2021年磁器の素地に透かし彫りを施し、半透明の釉薬をかけ、透かし彫りの部分に光が通るように作る「蛍手」を使った作品を制作する新里明士の器は、展示ケースのなかでもほのかに光を通し、その技の巧みさで人々を引きつける。どの作品も大ぶりながらも、細部まで綿密に作られているものばかり。陶芸の今後の発展もさらに楽しみになってくる展覧会だ。その技巧と美しさを体感してみよう。取材・文:浦島茂世『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』2022年1月15日(土)~3月21日(月・祝)、パナソニック汐留美術館で開催※日時指定予約制
2022年01月24日株式会社ジャパングローサーズ(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:武田 由佳)は、工芸品等の販売事業の拡大を図るため、独自のオンライン販売サイトとして、工芸と心地よい暮らしを楽しむ「ontowa store」を1月20日にオープンいたします。工芸と心地よい暮らしを楽しむontowa store「ontowa store」では、ご利用の皆さまが、工芸と心地よい暮らしをお楽しみ頂けるように、私たちが信頼する工芸作家、職人が作るおすすめの工芸品や、ワークショップなどを販売して参ります。ontowa store URL: 本サイトをオープンするにあたり、私たちは、ここに掲げる“こだわり”を持って「ontowa store」を運営していくことをお伝えさせていただきます。【ontowa storeのこだわり】1. 流行りものに捉われない商品を厳選してご紹介します。デザインが今風のものを無理に追いかけることなく、ゆっくりと時の流れを感じることができるような、作り手それぞれのこだわりある商品に触れて頂きたいと考えています。2. 作り手が一つずつ時間をかけ制作した商品をご紹介します。私たちが工芸を楽しむ時間は、その工芸品の制作工程や歴史にまでさかのぼります。私たちと作り手の出会いや、私たちが制作工程や歴史を含め魅力に感じた工芸品を、どのように楽しんでいるか等のエピソードをサイトにてお届けします。3. 工芸の魅力あるプロセスも知っていただくためワークショップ等もご紹介します。より工芸を楽しんでいたけるように、工芸の制作工程や、地域・作り手の想いに触れることができるワークショップや体験コースなども企画・販売します。4. 金額を上乗せして購入する機会を提供します。ontowa storeでの販売価格は、原則、作り手により決定した金額で販売いたしますが、「もっと高く買います」、「もっと高く売れますよ」といった声を作り手に送る手段として、買い手の意志で購入する金額を上乗せできる仕組みを用意しました。これにより工芸の持つ価値に対しての適正価格を作り手に還元して参ります。5. 商品は買取販売します。予約販売など現物がない商品や特別な理由を除き、原則、当社は委託販売形式でなく買取販売形式で商品を仕入れます。買取商品は当社にて在庫管理、発送業務を実施いたします。これは私たちは、1日でも早く作り手の売上に繋げ、作り手に新たな作品や商品を作って頂きたいと考えているからです。【サービス間連携の強化】ontowa storeでは、以下に挙げる弊社サービスとの連携を強化します。・工芸と心地よい暮らしを探すメディアontowa掲載テーマと連携・ontowaライブ配信サービスを利用したライブ販売・工芸のクラウドファンディングcasanellとの連携これに合わせて、工芸と心地よい暮らしを探すメディアontowa年間購読者および工芸特化のクラウドファンディングcasanellでのリピート支援者を対象に、割引クーポンの発行やトークイベントご招待などの優待サービスをスタートします。ご利用のお客様に、さらに工芸と心地よい暮らしをお楽しみいただけるよう、サービスの提供と品質向上に努めて参ります。【ontowaとは】 ontowaは、日本に古くからある考え方や歴史、文化などの側面から工芸を読み解き、工芸に関心を持つ工芸ファンに向けたコンテンツを提供するメディアサービスです。「ontowa」は商標登録済です。【casanellとは】 casanellは、工芸に特化したクラウドファンディングプラットフォームです。日本に古くからある「かさねる文化」にちなんで、作り手と使い手の想いや出会いを積みかさねること、日本工芸と他ジャンル、そして地域や技法を超えたコラボレーションなど、想いをかさね、出会いをかさね、技術をかさねることで、私たちが生きていく糧となるような、より魅力あるコト・モノが誕生し続けることを期待し、願いを込めてサービス名を「casanell」と、命名しています。(商標登録済)【株式会社ジャパングローサーズ】 「つなぐ、かんがえる、こだわる、たのしむ、そして、そだてる」を基本コンセプトに、伝統、技術、歴史の価値や意味から、新たな可能性や相乗効果を探求し、独自の立ち位置でサービスを展開。日本の工芸・ものづくりを取り巻く多くの課題の解決に向けた工芸に特化したサービスとして、クラウドファンディングの企画・運営、サポートをはじめ、メディアサービス、ビジネスマッチングやブランディングコンサルティング、動画マーケティング、WEB、Eコマースなどの導入、運営支援などを手がけている。2017年3月:工芸の宣伝をサポートする音楽レーベル「ontowa records(オントワレコーズ)」を設立2018年3月:工芸特化のクラウドファンディング「casanell(かさねる)」の運営を開始2021年6月:“工芸と心地よい暮らしを探す”をテーマに工芸マルチメディア「ontowa」(おんとわ)の運営を開始2021年9月:工芸特化のクラウドファンディング「casanell(かさねる)」にて寄附金控除型プロジェクト掲載の運営開始2021年12月:工芸と心地よい暮らしを探す ontowaライブ配信サービスを開始 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月13日ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能のうち、歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、そして沖縄の組踊(くみおどり)を一同に集めた展覧会、『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』が3月13日(日)まで東京国立博物館 表慶館で開催されている。鑑賞者が再現舞台に上がり、その空間も堪能できる体験型の展覧会だ。ユネスコ無形文化遺産とは、口承伝承や芸能、社会的慣習、祭礼行事、伝統工芸技術など、無形の文化遺産を国際的に保護することを目的に、2003年に誕生したもの(正式なスタートは2006年の条約発効から)。日本からは、田植踊や田楽、神楽など、現在22件がユネスコ無形文化遺産として登録されている。同展は、このユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統芸能から、代表的な5つの歴史と美、そして受け継がれてきた「わざ」を紹介していくもの。歌舞伎、文楽、能楽、組踊の舞台、雅楽の順で、それぞれの衣装や小道具、資料映像を展示する。また、それぞれの舞台をほぼ原寸大に再現しており、その一部は鑑賞者が自由に上がることができるのも特徴だ。『金門五山桐』舞台装置の再現第一章「歌舞伎」では、舞台で使われる小道具や、江戸時代の錦絵、実際に使用されている衣装などから、歌舞伎の歴史と面白さを紹介する。再現展示は、大盗賊・石川五右衛門が主人公の『金門五山桐』の、南禅寺山門の舞台装置。天井から垂れ下がった桜など、細かいところまで作り込まれており、鑑賞者は舞台に上がりこんで細部まで鑑賞することができる。役柄によって細かく変わる歌舞伎の隈取を浮世絵の展示を用いて解説また、日本最古の映画で国の重要文化財にも指定されている『紅葉狩』(1899年)も展示室内で上映。明治時代の名役者と謳われる九代目市川団十郎と五代目尾上菊五郎の演技が見られる貴重な映像は必見だ。第二章の「文楽」は、大阪で生まれた伝統芸能で浄瑠璃(語り物音楽)に合わせて人形が演技を行うもの。3人がかりで一体の人形を操作し、細やかな表情や繊細な動きで人々の心をひきつける。同展では、実際に使用されている人形や、人形の頭部などを実際の映像とともに展示。人形を操作しやすくするため、穴が随所にあけられている衣装や、演目によって変わる頭部など、めったに見られないものが並ぶ。文楽で使用されている衣装。背中と脇に穴が空いている演目により挿げ替える人形の頭部再現された文楽の舞台は、裏側から見ると黒衣がどのように人形を操っているかがよくわかる。実際の舞台ではわからないことも把握できるのが、この展覧会の醍醐味だ。正面から見る『義経千本桜』の再現裏側から見る『義経千本桜』続く第三章は、室町時代に観阿弥・世阿弥父子が、猿楽を元に大成させた「能楽」。能楽とは、能と狂言をあわせた呼び方。厳粛で優美な歌舞劇、仮面劇の能と、笑いの要素の多い狂言は、どちらも猿楽をルーツに持つ兄弟のような関係にある。この3月に国立能楽堂にて初公開となる復曲能(現在は上演されていない演目を復活上演させた能のこと)『岩船』の記録映像や装束、能面、楽器などが公開されている。能で使用される面大胆な意匠の能装束第4章は、琉球王朝から伝わる「組踊(くみおどり)」。琉球王朝は、遠方から来た使者をもてなすため、踊奉行を置き、長期滞在する客人をもてなしていた。そのなかで18世紀に生まれたのが、歌や舞を折り込みつつ進行する音楽劇「組踊」だ。展覧会では、この舞台の再現とともに、紅型(びんがた)の衣装や小道具を紹介していく。組踊「銘苅子(めかるしー)」の天女組踊に使われる花笠そして最後の章は「雅楽」。5〜9世紀にかけて、中国や朝鮮から伝来し、日本で整理・集成した古代の宮廷芸能の雅楽は、器楽演奏のみの「管絃」と、舞をともなう「舞楽」など、他の伝統芸能とは異なる独特な形態を持っている。展示されている豪華絢爛な装束は、すべて宮内庁式部職楽部で実際に使われているものだ。また、国立劇場で上演された宮内庁式部職楽部出演の雅楽公演の映像も見ることができる。雅楽の装束と小道具・小道具大陸の文化も感じさせる雅楽の装束同展をきっかけに、奥深い伝統芸能の世界を触れて、楽しんでみよう。取材・文:浦島茂世『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』2022年1月7日(金)~3月13日(日)、東京国立博物館表慶館にて開催
2022年01月12日MSY株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役:秋山 昌也)が展開する「GRAPHT」より、飛騨高山の伝統工芸“一位一刀彫”の技法を天然木に施したハンドメイドのスマートフォンケースを1月8日(土)に小学館「大人の逸品」にて受注生産受付を開始しました。~高級天然木の個性が楽しめる、伝統工芸職人の“一点ものアート”を所有する~Real Wood Case for iPhone 13 / iPhone 13 Pro メインヴィジュアル伝統工芸技術によって天然木を触れて持ち歩くことができるスマートフォンケースReal Wood CaseのiPhone 13 / iPhone 13 Proモデルが完成いたしました。手に触れる部分はすべて天然木であり、画面操作以外、本体に触れることなく持ち運びが可能です。※iPhone 13 iPhone 13 Proの他にも iPhone 12 iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max Xperia 1 II Xperia 1 III対応モデルもございます。■高級家具に使われる天然木を使用銘木の中でも高級家具に使われる貴重な天然木を長い年月をかけて乾燥・熟成をさせたものを贅沢に使用しています。天然木はストローを重ねたような構造になっており、クッションのような役目を果たし、衝撃を和らげ大切なスマートフォンを護ります。さらに天然木には精油成分により心地よい香りがあり、常に携帯することで香りのリラックス効果により心身ともにリフレッシュすることができます。天然木を使っているからこそ、長い歳月をかけて生み出された木目はそれぞれ違う表情があり、同じ木目に二度と出会えないという唯一無二であることを自負できる喜びがあります。また、天然木ならではの日々の経年変化を楽しむことができ、木の種類によってそれぞれ永く使い込むほどに様々な美しさや味わいが増していきます。■スマートフォン本体の形状に究極まで沿わせた設計天然素材を使用した過去製品の海外輸出や販売経験を活かし、温度や湿度によって伸縮する天然木無垢材の性質を理解し、試作を重ねました。家具には無い細かい形に合わせる作業を実現するために、刃物を特注しスマートフォン本体の形状に究極まで沿わせたケース設計を実現。薄く忠実に削りだす日本の手仕事と品質、職人が施す技術の高さにより、歪みなくスマートフォンをケースに装着することができます。スマートフォン用特注刃物歪みの無い装着感(写真はReal Wood Case for iPhone 12 / iPhone 12 Pro)2つに分かれたパーツを左右からスライドしてセット(写真はReal Wood Case for iPhone 12 / iPhone 12 Pro)■お好みに合わせた彫り方の選択が可能iPhone 4用〜6/6s用発売の際に好評だった丸彫が復活。すべての機種・木材で彫り方を平彫・丸彫から選択できます。丸彫イメージ(写真はReal Wood Case for iPhone 12 / iPhone 12 Pro)■仕上げ加工について仕上げの加工は岐阜の飛騨地方に伝承されている一位一刀彫の伝統工芸士がノミでひと彫りひと彫り丁寧に仕上げています。また、かえでの素材は本藍染で仕上げています。従来では布の繊維に施す藍染めですが、Real Wood Caseでは新しい素材との掛け合わせを試み、木に定着しづらい染を無垢の天然木に定着させることができました。天然木と天然染めならではの日々の経年変化を楽しむことができ、木の種類によってそれぞれ永く使い込むほどに美しさや味わいが増していきます。【「一位一刀彫」とは】一位一刀彫(いちいいっとうぼり)は岐阜県飛騨地方で作られている木工品です。岐阜県の県木であるイチイの木をノミだけで彫り上げる作品で、彩色は施さずに木目の美しさを活かします。「イチイ」の名前は、約800年前の天皇即位の際にこの木を用いて作られた笏(しゃく)を献上したところ、その美しさと質の高さが「正一位」という最高位を与えられたことが始まりと言われています。そこから一位一刀彫は、優れた木彫り技術を持っていた飛騨の匠たちの間に広がり、発展してきました。1975年(昭和50年)に伝統的工芸品に指定され、現在でも飛騨の名産として受け継がれています。【「本藍染」とは】日本古来の技術、天然灰汁醗酵建(てんねんあくはっこうだて)の「本藍染」を使用しています。天然灰汁醗酵建「本藍染」は、独特の照りがあり、洗濯時に他の布に色うつりがしにくく、古くから藍は虫除けや解毒効果があると言われているため昔から子供の肌着としても愛用されています。作業風景画像1作業風景画像2■くるみ:高級家具に使用される素材であり、濃い色合いでオイルの仕上げの良さはとても美しいくるみイメージ(Real Wood Case for iPhone 13 Pro)■さくら:日本の春を象徴する淡い色合いと優しい木目が美しいさくらイメージ(写真はReal Wood Case for iPhone 12 / iPhone 12 Pro)■かえで:木目の表情が複雑で木の色が白く薄いため、美しく藍染めが映えますかえでイメージ(写真はReal Wood Case for iPhone 12 / iPhone 12 Pro)【商品情報】原産国 :日本素材 :天然木(くるみ、さくら、かえで)対応機種 :iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 12 iPhone 12 ProiPhone12 Pro Max Xperia 1 II Xperia 1 III彫り方 :平彫 丸彫素材/仕上げ/価格:くるみ さくら/オイル/26,400円(税込)かえで/藍染/31,900円(税込)※ワイヤレス充電には対応しておりません。■お申込みについて大人の逸品|小学館の総合通販サイトPAL SHOP ※商品URLは下記になります。 申し込み締め切り日:2022年4月28日(木)商品お届け予定日 :2022年5月中旬~8月上旬■GRAPHTとは「SWITCH MIND SWITCH STYLE SWITCH LIFE」いまの最新テクノロジーとぬくもりのあるクラフトを掛け合わせ、究極の没入感を提供するアイテムを追求するブランドです。GRAPHTの商品を持つ事によって、ユーザーの心の中にあるマインドスイッチをONにすること、スタイルを極めるスイッチをONにすること、そして、ライフスタイルを向上させるためのスイッチを入れることに導きます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月11日伝統工芸のニュースタンダード KIWAKOTOのテーブルウェア、2021年12月29日(水)から2022年1月18日(火)までの期間、イセタンサローネ六本木店にてPOP-UPイベントを開催。京都のクラフツマンシップを軸に企画・製造・販売を手掛けるKiwakotoが今年6月にリリースしたテーブルウェアシリーズ「KIWAKOTO」が初お目見え。“生活用品としての工芸”への挑みKIWAKOTOは、⽇本でもっとも職人を有する京都で伝えるべきクラフツマンシップを探り当て、彼らの懐に飛び込み、あらゆる伝統工芸を軸にオリジナルのプロダクトの企画開発・製造・販売を行う京都発のブランド「Kiwakoto(キワコト)」が展開する新シリーズのライフスタイルプロダクト。誰もが手に取ることができて、どんな⽇常にもいつまでも凛と寄り添う、“生活用品としての工芸”への挑みとして開発いたしました。今回のPOP-UPイベントでは、京都の工房で一つ一つ丁寧に製作されたテーブルウェアの数々をご紹介いたします。清水焼、京銘竹、黒谷和紙など、古くは平安、室町時代から続く京都を代表する工芸の技術と現代のライフスタイルを掛け合わせアップデート。新たな価値創造を実現したKIWAKOTOのテーブルウェアをぜひお手に取ってご覧ください。イセタンサローネ六本木店 POP UPイベントについて、詳細はこちら : KIWAKOTO イセタンサローネ六本木店 POP-UPイベント日時|2021年12月29日(水)〜2022年1月18日(火)11:00〜20:00場所|イセタンサローネ六本木店2階住所 |東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン・ガレリア1F/2F問い合わせ先|A・STORYKiwakoto本店075-212-0500地図 : 京都Kiwakoto本店についてKiwakotoは、クラフツマンシップを軸にしたプロダクトを企画開発・製造・販売します。きわこと(際殊)は、古語で「格別であるさま」の意味。職人による手仕事、個性と個性のコラボレーション、用の美を追求したデザイン。ほかにはないこだわりをかたちにして届けるという想いを表現しました。2018年1月創業。2021年6月ライフスタイルラインKIWAKOTOをローンチ。公式ブランドサイト: Kiwakotoブランドサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月24日日本もさることながら、世界にはその土地ならではの暮らしが落とし込まれた、素晴らしい工芸品がたくさん。ワールドワイドな叡智を、ぜひ暮らしに取り入れて。アートな存在感を放つ、極薄フラワーベース。アメリカはブルックリンを拠点に活動する、alison owenによる作品。焼きあがった陶磁器をキャンバスに、ペイントを施しており、そのやわらかなタッチと色彩が印象的。左¥13,500右¥13,000(THE MOTT HOUSE TOKYO TEL:03・6325・2593)容量たっぷりの、キュートなヌードルボウル。オーストラリア出身のアーティスト・Susan Simoniniの一皿。彼女ならではの勢いあるモチーフの造形には、エネルギッシュな趣が。よく見ると、アルファベットモチーフになっていてキュン。φ18×H8.5cm¥19,800(ディエチ TEL:06・6882・7828)他にないユニークな造形で、オンリーワンの灯火を演出。アメリカ・フィラデルフィアを拠点とする陶芸作家・Jordan McDonaldによるキャンドルスティック。合わせる蝋燭の色までこだわって飾りたい。約W155×D80×H145mm 各¥14,300※キャンドルは別売り(プレイマウンテン TEL:03・5775・6747)ベトナムの国花・蓮の装飾に見とれて。ベトナムの障がい者支援団体によるブランド『Reaching Out』のコーヒーカップ。グラスを包む真鍮には技巧的な紋様があしらわれ、つい眺めていたくなる美しさ。耐熱性なのも嬉しい。¥7,040(Reaching Out/バーバーバー TEL:03・6412・8866)今も昔も変わらない、クラシックな暖かさ。古今ラグを特産としてきたインド北部の街・アーグラで織られた逸品。今なお継承される、手で綿にウールを巻き付けカットしていく「ハンドノット」という技法で作られ、柄は護符がモチーフ。約50×80cm¥49,500(ババグーリ TEL:03・3820・8825)※『anan』2021年12月22日号より。写真・多田 寛スタイリスト・古瀬絵美子(by anan編集部)
2021年12月16日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)は、2021年12月17日(金)~2022年3月25日(金)まで、本学色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」において、第8回企画展「陰翳の中の色彩美-日本の伝統-(以下 本企画展)」を開催します。本企画展は、文化庁「令和3年度 大学における文化芸術推進事業」に採択された「アート&テクノロジーマネジメントにおける高度な理論及び実践力を持った工芸融合人材の育成」事業の一環として開催するものです。「陰翳の中の色彩美-日本の伝統-」チラシ本学カラボギャラリーでは、これまでに7回の企画展を開催しており、第8回となる今回は「陰翳の中の色彩美-日本の伝統-」をテーマとして開催します。本企画展は、実寸大の能舞台(一部)や西陣で織られた唐織の能装束、茶室の床の間等を展示し、太陽光の照度を吸収する壁に囲まれた薄暗い室内において発展してきた日本古来の色彩感覚について考える内容となっています。また、能装束については、「朱生成段替り花籠に藤萩文様唐織」と「紅浅葱段替り露芝に梅水仙の雪輪と垣に菊文様唐織」(西陣織)が入替で展示されます。日光の時間変化を模擬した照明下で本来の色彩美を体験できます。さらに、2022年2月19日(土)には、外部講師に松山隆之氏(能楽シテ方観世流)と、三浦大徹氏(武者小路千家)をお呼びして記念ワークショップの実施も予定しています。概要は下記のとおりです。◆カラボギャラリー第8回企画展「陰翳の中の色彩美-日本の伝統-」【会期】 2021年12月17日(金)~2022年3月25日(金)【開館】 月曜日~金曜日 12:00~17:00 (休館日:土曜日・日曜日・祝日)【入場料】無料【会場】 カラボギャラリー(神奈川県厚木市飯山1583 東京工芸大学厚木キャンパス12号館2階)【主催】 東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター【出展作品及び作家】■能装束 ※展示入替あり。・12月17日(金)~1月7日、1月24日~3月4日:朱生成段替り花籠に藤萩文様唐織 松山隆之(能楽シテ方観世流)・1月10日(月)~1月21日(金)、3月7日(月)~3月18日(金):紅浅葱段替り露芝に梅水仙の雪輪と垣に菊文様唐織協力:渡文株式会社■能舞台田野倉徹也(数寄屋建築家)■床の間三浦大徹(武者小路千家)、田野倉徹也(数寄屋建築家)■谷崎潤一郎『陰翳礼讃』協力:芦屋市谷崎潤一郎記念館■笹色の紅研究者代表:矢島仁(東京工芸大学芸術学部映像学科准教授)■和の色の広がり森山剛(東京工芸大学工学部工学科准教授)【協力】公益財団法人手織技術振興財団、渡文株式会社、 国際交流基金(JF)、芦屋市谷崎潤一郎記念館、株式会社アヴニールマックス、HIGURE 17-15 cas、Sadatomo Kawamura Design※予約方法等詳細については公式ホームページでご確認ください。 ◆記念ワークショップ「文化の萃点 ~能楽と茶の湯の陰翳」・日時:2022年2月19日(土) 10:30~12:00※事前予約制。詳しくは公式ホームページでご確認ください。・講師:松山隆之(能楽シテ方観世流)、三浦大徹(武者小路千家)・会場:東京工芸大学厚木キャンパス 7号館1階 711教室◆カラボギャラリーとは東京工芸大学の「研究センター」として、「色」をテーマに本学の特長である工学部・芸術学部教員の共同研究・制作の成果を生み出しています。カラボギャラリーは、国内初の「色」をテーマとした常設ギャラリーです。アート作品を通じて「色」の科学的・芸術的な面白さや奥深さを体験することができます。色の国際科学芸術研究センター■令和3年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業文化庁は、多彩な芸術文化活動を支える高度な専門性を有したアートマネジメント(文化芸 術経営)人材の養成を推進するため、芸術系大学等による実践的なカリキュラムの開発・実施を支援し、開発されたプログラムを広く周知・普及させることを目的として「大学における文化芸術推進事業」を行っています。【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月13日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、伝統工芸「名古屋黒紋付染」の絞りを施した新作バッグなどを2021年11月24日(水)より順次、先行販売。伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店での期間限定ショップにて先行展開した後、12月10日(金)からは大丸札幌店でも展開する。“名古屋黒紋付染”の絞り水玉トート「名古屋黒紋付染」の絞り技術によって水玉模様を表現した、オーガニックコットン製の新作トートバッグ「Unevenness tote dots」は、立体感のあるドレープと表情豊かな水玉模様の風合いが魅力。内装の袋を少し底上げすることで、中に物を入れても形が崩れることなくエレガントなフォルムのままで使うことができるようになっている。1点ごとに異なる表情のレザートートやショルダーバッグなど加えて、革の自然な個体差をそのまま生かした「UNIQUE LEATHER SERIES」も併せて先行発売。1点ごとに表情の異なる、個性的な革小物が揃う。それぞれ風合いの異なる牛革を丁寧に鞣して染めを施した、トートバッグやショルダーバッグ、ポーチ、パスホルダーがラインナップする。ショルダーバッグはツイストしたユニークなフォルムが目を引くデザイン。ツイストした外側部分がポケットになっており、デザイン性に加え物の出し入れがしやすい仕様になっている。東京・大阪・札幌の期間限定ストアで先行販売尚、先行アイテムが揃う期間限定ストアは東京の伊勢丹新宿店、大阪の阪急うめだ本店にて11月24日(水)から11月30日(火)まで開催され、大丸札幌店では12月10日(金)から1月7日(金)まで開催。いち早く新作をチェックできる機会となっている。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 期間限定ショップ・伊勢丹新宿店 本館1Fハンドバッグプロモーション開催期間:2021年11月24日(水)~11月30日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(内線31-110/ディスコード ヨウジヤマモト 伊勢丹新宿店)・阪急うめだ本店 本館1Fプロモーション12開催期間:2021年11月24日(水)~11月30日(火)住所:大阪府大阪市北区角田町8番7号TEL:06-6361-1381・大丸札幌店 5階特設会場開催期間:12月10日(金)~1月7日(金)住所:札幌市中央区北5西4-7TEL:011-231-5355(直通)■先行販売アイテム・Unevenness tote dotsトートバッグ(W500×H540×D130) 132,000円・UNIQUE LEATHER SERIESラティストート(W240×H230×D160) 121,000円ツイストパケットポシェットショルダーバッグ(W170×H225×D75) 82,500円ツイストジップポーチ(W65×H190) 17,600円ツイストパスホルダー(W65×H100) 14,300円
2021年11月28日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、『キャプテン翼』の連載40周年を記念して、日本を代表する伝統工芸・江戸切子とコラボした「キャプテン翼 連載40周年記念 江戸切子グラス」を、11月15日より、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。日本各地の伝統工芸品とコラボしたキャラクターグッズを多数手がけてきたPREMICO(プレミコ)から、『キャプテン翼』の連載40周年を記念した江戸切子グラスが登場しました。大空をイメージした眩い煌めきを放つ青い色被せガラスに、シュートを放つ大空翼の雄姿がサンドブラストで描かれ、その力強い弾道や回転するボール、栄光の優勝カップが、江戸切子の伝統技法を駆使したカットで表現されています。「江戸切子協同組合」に加盟する老舗工房の職人により、一点一点、手作業で作られるガラスの芸術品です。限定283(ツバサ)点。キャプテン翼40周年の記念ロゴ入り特製桐箱に収めてお届けいたします。11月15日(月)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ:h キャプテン翼 連載40周年記念 江戸切子グラス翼が放つ強烈な回転がかかったボールやさんぜんと輝く優勝カップを、江戸切子の代表的文様である「菊繋ぎ」で表現。グラスの下部にはサッカーボールの五角形をイメージした文様があしらわれています。飲み物を飲み干した時に現れるグラスの底には、キャプテン翼40周年の記念ロゴとエディションナンバーが描かれています。江戸切子グラスは、キャプテン翼40周年の記念ロゴ入りの特製桐箱に収めてお届けします。江戸の美意識が光るガラス細工 「江戸切子」国の伝統的工芸品にも指定されている東京のガラス工芸。カットや研磨など幾つもの工程を巧みに操る、伝統の手技によって生み出される緻密な文様、光を透過して煌めく美しい表情は、まさにガラスのアートです。■商品情報商品名:キャプテン翼 連載40周年記念 江戸切子グラス価格 :29,800円(税込32,780円)限定数:283発売日:2021年11月15日(月)お届け:2022年1月下旬発送予定発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c)高橋陽一/集英社■商品仕様材質 :クリスタルガラスサイズ(約):高さ8×最大径8cm(底径5cm)生産国:日本※色やガラスの厚みには多少の個体差があります。※職人が一点一点手づくりするため、模様の出方などが写真と多少異なる場合がございます。■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合もございますので、予めご了承ください。※製品の仕様は、改良のため一部予告なく変更される場合がございます。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月15日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下本学)芸術学部は、駐日韓国大使館 韓国文化院との共催により、「Challenge Art in Japan 2021(以下、本展示会)」を11月11日(木)から12月7日(火)まで開催します。本展示会は、日本の芸術系大学に在学中の韓国人留学生と日本人学生の交流をより一層深めるための合同展です。今年で第9回目となる本展示会は、本学が交流校として開催します。本学の特色である「メデイア芸術」を学ぶ韓国人留学生と日本人学生の計17名が、個性豊かな作品を出展します。(入場料無料、予約不要)東京工芸大学創立100周年ロゴ本展示会は、韓国人留学生と日本人学生の交流を深めるほか、美術館やメディア芸術専門家、文化庁(メディア芸術祭)にも紹介することにより、学生が卒業後グローバルに活躍するための足掛かりとなります。本展示会では、本学に在学中の韓国人留学生と日本人学生の計17名が、多種多様な「メディア芸術」作品を、駐日韓国文化院ギャラリーMIで展示します。本学は、2023年に創立100周年を迎えます。本学芸術学部は、この創立100周年を機に、日本国内のみならず世界的なメディア芸術の教育・研究機関を目指し、取り組んでいきます。■Challenge Art in Japan 2021駐日韓国大使館 韓国文化院では「Challenge Art in Japan」を、日韓の芸術教育の成果を発表するとともに、韓国人留学生と日本人学生の交流展として2012年から開催している。【日程】 11月11日(木)~12月7日(火)【会場】 駐日韓国文化院ギャラリーMI(展示室)、サランバン(伝統空間)〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-10 駐日韓国大使館【入場料】 無料(予約不要)【URL】 ■東京工芸大学 芸術学部1994年に芸術学部設置(所在地:東京都中野区)現在メディア芸術を中心とした写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7学科を有し、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」分野のプロフェッショナルを育成している。【URL】 東京工芸大学中野キャンパス■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月10日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下、本学)吉野弘章学長は、創立100周年特設サイト上で、月刊連載コラム「工芸ヒストリー」の連載を開始しました。これは、2023年に創立100周年を迎える本学の歩みを紐解きながら、本学と社会の関わりや、そこに登場する多くの人々の情熱や思いを届けるコラムです。本学創立記念日10月5日には、第1話~4話まで、写真の渡来~写真の教育のはじまり、本学の創立について一挙公開されました。この度、11月5日(金)に公開した第5話は、本学の創立の祖である六代杉浦六右衞門について触れていきます。小西寫眞専門学校創立時の校舎 1923(大正12)年本学は、2023年に創立100周年を迎えることを記念し、創立100周年記念事業を本学の創立記念日である10月5日から展開しています。その第一弾として「創立100周年特設サイト」を開設し、このサイト上で「工芸ヒストリー」の初回第1話~4話までが拡大公開されました。続く第5話の公開にあたり、吉野学長は「19世紀に発明された写真は、社会を一変させる革新的なメディアでした。本学は日本で最初の写真専門の高等教育機関として創立しましたが、そこに関わった人々の想いは、まさに社会を大きく発展させようという気概に満ちたものだったでしょう。このコラムを通して、これまで本学に関わってきた人々の想いに触れ、その精神を未来へと継承できればと思っています。」と話しています。■「工芸ヒストリー」(東京工芸大学創立100周年特設サイト内) ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「アートとテクノロジーを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。工学部と芸術学部の2学部を有し、工学部の学生は1年次に写真とデザインを学ぶことで芸術的なセンスを身につけ、芸術学部の学生はメディアアートを通して工学的な技術を身につけるという、一見相反する両分野を融合させた教育を実践している。2023年に創立100周年を迎える。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月08日創業95年、皮革伝統工芸の製造販売ブランド文庫屋「大関」は、2021年のクリスマス限定柄 4柄6バリエーションをリリースいたします。半世紀続く、職人手作りのロングセラーの天溝がま口、長財布などをはじめ、名刺入れやメガネケースなど全11アイテムを発売いたします。ECサイトでの先行販売は2021年11月10日(水)より開始、店舗での発売は11月11日(木)です。A5ノートカバー(オーナメント)《発売日時》●ネットショップ:11月10日(水)夜7時より●実店舗(浅草店、銀座店、東京ソラマチ店):11月11日(木)開店と同時発売※越境ECサイト(海外発送)では10月11日以降随時商品展開の予定《先行公開》11月5日(金)12:00より先行公開スタート▼クリスマス柄特集ページ (運営:有限会社田中商店、所在地:東京都墨田区、代表:田中 威)今年(2021年)のクリスマス限定柄は4種類、6バリエーション。その中でも書きおろし新柄のオーナメントは、イチオシです。《2021 CHRISTMAS COLLECTION》◆限定柄その1【オーナメント】◆クリスマスにツリーを飾る、色とりどりのオーナメントを文庫革の柄にしてみました。ガラスや陶磁器などのキラキラ輝くオーナメントをいっぱいにちりばめた、豪華な柄です。今回は特別におそろいのハンカチも販売いたします。三つ折りミニ財布(オーナメント)◆限定柄その2【ペイズリー・クリスマスバージョン】◆今年(2021年)春の新柄ペイズリーをクリスマス仕様で配色いたしました。金彩をふんだんに使い、ベルベットのような濃密なルビー、針葉樹の森を思わせるビリジアンの2色展開です。天溝がま口(ペイズリー・クリスマスバージョン/ビリジアン)◆限定柄その3【クリスマスロカイユ】◆文庫屋「大関」のゴージャス柄の代表格、ロカイユがクリスマスカラーに変身!もちろん金彩もふんだんに使い、よりゴージャス度がアップいたしました。チェリーレッドとアイビーグリーンの2色展開で、聖夜を華やかに演出いたします。A5ノートカバー(クリスマスロカイユ/チェリーレッド)◆限定柄その4【雪の結晶】◆昨年(2020年)のクリスマスにも大ブレイクした雪の結晶が今年(2021年)もリリースされます。前回買い逃してしまった人も、今年初めてであった人も大注目の雪の結晶。淡いパールカラーのキラキラ輝く配色は、ホワイトクリスマスにぴったりのアイテムになること必至です。がま口長財布(雪の結晶)《スタッフイチオシ!!おすすめアイテム》【1】A5サイズノートカバー再評価されてきている「手で書く」という、作業。自分と向き合う時間だからこそ、とっておきの文具を使うことで豊かな時間をお過ごしいただけます。ノートカバーとしてだけでなく、スケジュール帳を入れて日々の時間管理や日記帳のカバーとしても、用途だけでなく、手に取るたびに幸せな気持ちになれるはずです。【2】すっきりカードケースキャッシュレスに慣れている方も多いので、カードと少しのお金を持ち歩けるフラグメントケースが人気です。カードポケットは5つ、ファスナー付きポケットには小銭やちょっとした貴重品をしまえます。付属のチェーンには鍵をつけることもできます。贈り物にも人気のアイテムです。《文庫屋「大関」の文庫革とは》創業からの伝統技法で作る文庫革は、型押しした真っ白な牛革に、職人が一筆一筆丁寧に色付けをしています。そのあと、漆を使った錆入れという独特な工程を経て、一つ一つ丁寧に手作業で仕上げます。型押しの凹凸な感触や、豊かな彩りと、筆が織りなす細かな表情は、手に取るたびにほっこりと心和みます。個性的な柄は、周りの人からも「すてき!」と声をかけてもらうことがあると顧客様からも新柄の登場を期待するお声が多いです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月05日認定NPO法人Living in Peace(以下、LIP)は気候変動問題とそれに起因する貧困問題の支援を目的とした活動を支援します。これまでインドネシアのNGOであるsu-re.co(シュアコ)「su-re.co(シュアコ)」(代表:高間 剛、所在地:インドネシア)の活動の日本での認知向上を支援する活動をサポートしてきましたが、新たにsu-re.coと現地の農家が作ったコーヒー豆の日本でのPR支援を開始します。「su-re.co(シュアコ)」は、気温上昇や海面上昇などの気候変動によって、従来通りの農業を続けることが難しくなってしまった農家を支援するための活動を行う組織です。su-re.coがインドネシア農家と製造している「su-re.coffee(コーヒー)」■気候変動課題とそれに起因する貧困問題の解決に向けて活動する組織「su-re.co(シュアコ)」su-re.coはインドネシア・バリ島を拠点とする組織で、環境・貧困問題をテーマとして活動しています。創設者の高間はオックスフォード大学で環境学の博士号を取得した後、気候変動とそれに起因する貧困問題の克服を目指し、su-re.coを設立しました。su-re.coの活動は以下となります。・コーヒー豆/カカオ豆農業への転換支援と製品化現地農家の収入の安定・向上を図るため、従来の稲作よりも気候変動環境に強い農作物であるコーヒー豆/カカオ豆農業への転換を支援し、それらを買取り製品化して販売しています。農家に適正な対価を支払うことで、農家の収入が安定・向上することを助けます。・環境にやさしいバイオガスキットの導入農家が「焚き火による炊事」から安全で清潔なエネルギーである「バイオガスによる炊事」に切り替えることが可能となるバイオガスキットの導入を支援しています。バイオガスキットに残飯や家畜のフンを投入し発酵させることで農家はクリーンなガスと農業用の堆肥を得ることができます。・気候変動に関する教育気候変動が農業に及ぼす影響とその対策を学べる気候変動スクールを開講し、農家が将来の気候変動の影響に備え、農業の生産性を向上させることで、農家自身が気候変動問題を克服できるよう支援しています。・製品の販売益の一部を還元バイオガスキットや気候変動に関する教育は農家に対して無償で提供されます。コーヒーやカカオなどの製品の販売益の一部がこれらの財源となっています。コーヒー豆を育てるインドネシア農家■「su-re.coffee(シュア・コーヒー)」日本でのPR支援を開始LIPは、su-re.coの事業を通じて気候変動で苦しむ農家を支援するため「su-re.coffee」の日本でのPRパートナーとして支援を継続していきます。地球全体で顕在化する気候変動問題は、気象の変化や農地の塩害などを通じて農家など一次産業を支える方々の脅威となりえます。日常の飲み物であるコーヒーをきっかけに、多くの皆様が気候変動とそれに起因する貧困の問題をより身近に感じていただければと考えています。su-re.coロゴ■コーヒー農家への収益還元を目指したグリーンビジネス国内でのコーヒー販売を通じて得られた収益の一部は、インドネシアの農家を支援する活動に充てられます。※国内でのPR、取扱いについてのお問い合わせはLIPマイクロファイナンスプロジェクトまでお問い合わせください。su-re.coffee■認定NPO法人Living in Peaceについて「機会の平等を通じた貧困削減」を目指す認定NPO法人です。LIPは、メンバーみなが本業を別に持つ「全員プロボノ(ボランティア)のNPO」であり、「すべての人にチャンスを。」の理念のもと、現在は国内・国外を問わず以下3つの支援活動をしています。日本国内で困難な家庭環境にある子どもたちを支援する「こどもプロジェクト」、途上国で貧困に生きる人々に金融アクセスを提供する「マイクロファイナンスプロジェクト」、日本国内に住む難民を支援する「難民プロジェクト」という3つのプロジェクトに取り組んでいます。★LIPマイクロファイナンスプロジェクトの公式HPはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月05日茨城県伝統工芸品展実行員会は、茨城県の伝統工芸品のPRと愛用促進、新規販路の開拓等を目的として、イベント「第41回 茨城県伝統工芸品展」を10月21日(木)~24日(日)まで、茨城県つくば市のイーアスつくばにて開催致します。イベント UR ■「第41回 茨城県伝統工芸品展」開催概要茨城県には、41もの様々な伝統工芸品があります。第41回 茨城県伝統工芸品展では、その中から13の伝統工芸品が集い、展示・販売会を行います。会期中は、県の伝統工芸士による様々な実演やワークショップの実施を予定しており、茨城県内の職人による高い技術を、見て、触れて、楽しんでいただけるイベントなっております。茨城県の伝統工芸の認知と身近に活用していただきたいという目的で開催致します。また、今年度は新規認定された「いばらき組子」が初出店。「組子」は、細かく繊細に切り出した木材を、クギを使わず手作業でくみ上げ、幾何学文様を作り出す細工が特徴となります。その繊細な技術をこの機会に是非ご覧ください。■開催概要日時 : 2021年10月21日(木)~24日(日) 10時~19時 ※最終日は18時まで(実演・立会販売など一部17時まで)会場 : イーアスつくば メインコート・イーアスコート内容 : (1) 13種類の伝統工芸品の展示販売(2) 3種類の伝統工芸製作実演(桐下駄ストラップ名入れ製作実演、桂雛製作実演、線香製作実演)(3) 4種類の伝統工芸体験ワークショップ(桐のリースづくり、お香づくり、桐小物入れ・桐小箪笥づくり、組子コースターづくり)アクセス : 茨城県つくば市研究学園5丁目19番地URL : 公式サイト: チラシ表チラシ裏■主催商号 :茨城県伝統工芸品展実行委員会所在地:〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6茨城県産業戦略部技術振興局技術革新課 地域産業振興室内■運営会社概要商号 : 株式会社ライヴス代表者 : 代表取締役 清家 貴所在地 : 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5F設立 : 2003年9月事業内容: 商品開発・調査マーケティング支援事業、ジャパンクラフト商品の開発および普及事業、販促支援事業、販路開拓支援等資本金 : 4,000万円URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】茨城県伝統工芸品展実行委員会事務局(茨城県産業戦略部技術振興局技術革新課 地域産業振興室 担当:石井)Tel:029-301-3585株式会社ライヴスTel:03-5792-4408 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月14日2021年11月6日(土)、7日(日)、妙心寺の隣りに位置する“お寺のホテル”花園会館(京都市右京区花園木辻北町1-5)にて、伝統工芸に携わる5組の職人が集結し展示会を開催します。ポスターテーマは「昇龍」。京都随一と評される妙心寺法堂の雲龍図にちなみ、コロナ禍の混乱においても、みんなで手を取り合って危機を打破し「昇龍」のように昇っていけるように― という願いを込め、伝統工芸と禅文化のコラボが実現しました。各出展者の代表作品はもちろん、合同展のために制作した「昇龍」をテーマにした作品も発表します。各日14時からは実演やギャラリートークを予定。精巧で多彩な「匠の技」を間近でご鑑賞ください。●出展者株式会社宮絵師安川/岡村商店 織匠/引田瓦商店瓦工房YOU家 引田悠也石留石材株式会社/最賀正明●関連イベント・出展者による実演ライブ(両日ともに14時から1時間程度)制作過程の一部実演・作品解説を予定しております。司会:シンガーソングライター 堀内圭三氏(同氏によるオリジナル楽曲も披露)・「京都癒しの旅」特別ブース・花園大学茶道部による呈茶サービス(11月7日(日)午後のみ)●開催概要会期 :2021年11月6日(土)、7日(日)10時~16時30分(最終受付は16時まで)会場 :花園会館2階 教化ホール入場料:お一人様500円(税込)大本山妙心寺/大雄院の拝観チケットをご持参いただくと割引が受けられます。詳しくはチラシ裏面をご確認ください。協力 :臨済宗妙心寺派/大本山妙心寺/大雄院/京都伝統工芸美術保存会●お問い合わせ花園会館TEL:075-461-5500 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日重要伝統的建造物群保存地区に指定されている名古屋市有松にある、アートビル「KONMASA」にて、嵐絞りの藍染作家、早川嘉英の個展が開催されます。早川嘉英展「なに?コレ!」早川嘉英は、絞りの町である有松にて生まれ育った生粋の絞り職人であり、絞り染色の根幹にある魅力の進化と「伝えること・絞ること」をテーマに、絞りの概念を超えた作品を発表し続けています。1980年代から、従来の絞りの固定概念を覆す絞り技法で様々な作品を制作しており、2000年代には、名鉄線有松駅周辺通路やエレベーター壁面にもその作品は使用され、2006年には、高さ13mを超える有松駅にあるモニュメント「藍流」の制作監修しています。これらは、絞り生地を砂型へ加工し、コンクリートやガラスの素材にも絞り柄を映し出しています。また、近年では、絶滅状態にあった有松の奇染「嵐絞り」を、長年の歳月をかけ、その技術を復興・復活させました。有松駅前モニュメント今回の展覧会では、有松駅前にあるモニュメントにも使用されている、ガラスやコンクリート作品を始め、一目見ても「なに?コレ!」と言えるような有松絞りを中心に展開していきます。会期中には音楽とアートの融合したイベントも開催されます。観覧後も、作品が使用されている町の通路を実際に歩き、改めて日本遺産「有松」の良さを伝えていくことも、今展覧会の目的の一つです。ガラス 絞り【展覧会情報】嵐絞り藍染作家 早川嘉英「なに?コレ!」2021年10月16日(土)~11月30日(火)11:00~20:00(水曜定休)入場500円 (中学生以下無料)会期中イベント (各イベント定員10名 要予約)・10/16 17:00~ オープニングライブ 篠笛と早川嘉英トークゲスト:友永綾美(篠笛)・10/24 17:30~ 二胡と早川嘉英トークゲスト:中村ゆみこ(二胡)・11/6 17:00~ 古楽器の音と早川嘉英トークゲスト:森本英希(古楽器フルート)開催場所KONMASA The Art Building 2F〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松1905 KONMASAビルWEB : TEL : 052-825-3477Mail: art@konmasa.com 外観【作家プロフィール】嵐絞り藍染作家 早川嘉英1946年 名古屋有松に生まれる1981~83年 新工芸展1982年 日展、明日を開く新工芸展(入賞)1983年 名古屋にて初個展、以後. 東京、京都等にて開催1985年 蔵工房主宰、シボリコミニティ成立代表1992年 第1回ISS国際絞り会議発起人、企画委員会委員長1995年 SDA(サーフェース・デザイン・アソシエーション)ナシャナル会議、ポートランドworkshopリーダー、EUジャパンフェスタ ドイツ/トリアWorkshopリーダー2000年 纐奕の4人展(京都むろまち美術館)2001年 清流展、シボリコミュニティ・サンフランシスコ展、有松駅自由通路ガラスレリーフ製作2002年 シボリコミュニティ海外巡回展(タブリン.ロンドンハロゲート)、有松交通広場エレベーター側面アルミレリーフ製作2003年 シボリコミュニティ・オーストラリア展2006年 有松交通広場モニュメントデザイン及び制作監修2008年 シボリコミュニティ・フランス・リヨン展2014年 シボリコミュニティ・プラハ展2015年 シボリコミュニティ・愛知県美術館ギャラリー2017年 シボリコミュニティ・広島県立美術館ギャラリー2019年 シボリコミュニティ・高野山まちなみ美術館プロフィール写真公式ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三(代表取締役:坂井 英治)は、この度、『ドラえもん』浮世絵シリーズ「富嶽三十六景ノ内 尾州不二見原」を製作いたしました。image1本作品は、浮世絵師・葛飾北斎が70歳を超えてからの大作『富嶽三十六景 尾州不二見原』をモチーフにしました。「尾州不二見原」は、富嶽三十六景の中で最も西から描かれた作品で、現在の愛知県名古屋市中区不二見町の付近の光景と言われています。画面は大胆にも中央に大きな桶が描かれ、職人が働いている様子が捉えられており、その桶の中から三角形の富士を望む構図となっています。いかにも北斎らしい奇抜な構図ですが、実は緻密に計算された構成で、また、樽はぶんまわしと言って今のコンパスを屈指しています。空には鮮やかな藍色、北斎が好んで使っていたベロ藍がふんだんに摺られています。ドラえもんとのび太が楽しみながらも一生懸命樽作りに勤しむ姿と遠くに望む富士山が二人を見守ってくれている身近な存在に感じます。北斎の傑作に溶け込むドラえもんとのび太、越前の手漉和紙に描かれた彫師・摺師伝統技法をどうぞお手元に。image2【浮世絵木版画の製作工程のご紹介】職人による彫り作業(※画像は、ドラえもん浮世絵「富嶽三十六景 東海道品川御殿山の不二」の制作風景です)image3image4image5職人による擦り作業(※画像は、ドラえもん浮世絵「富嶽三十六景 東海道品川御殿山の不二」の制作風景です)image6image7image8image9image10彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品です。※2021年12月から順次発送予定です。※ご購入順に順次発送させていただく予定ですが、お届けが前後する可能性がございます。※画像はイメージです。実際とはサイズ、仕様が異なる場合がございます。【商品概要】商品名 :ドラえもん浮世絵木版画『富嶽三十六景 尾州不二見原』予約開始 :2021年10月8日(金)お昼12時販売価格 :45,000円(税別・送料別)販売数 :300部「浮世絵工房」先行予約受付発売元 :株式会社版三額装サイズ :H約440mm × W約550mm素材(額装部分) :木材、アクリル和紙(絵) :人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書オンラインショップ:浮世絵工房 【当商品制作に携わった職人紹介】■江戸木版画 彫師 - 菅香世子(文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人/経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師)高校卒業後、東京都荒川区の匠育成支援事業の職人見習いに応募、江戸木版画の彫師として7年間の修行を経て独立。現在、数少ない経産省認定の女性伝統工芸士として卓越した技で浮世絵木版画の文化継承に貢献している。2003(平成15)年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演2005(平成17)年 日本橋三越「名所江戸百景完成記念展」にて実演2008(平成20)年 江戸東京博物館「北斎漫画展」にて実演■江戸木版画摺師 鉄井裕和(文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人/経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師)1975年 木版画摺師、鉄井孝之の次男として東京に生まれる。会社員を経て鉄井木版画工房に入り摺師の道へ。父に師事し修行を重ねながら各展覧会で摺りの実演を精力的に行い、2009年11月にロシアサンクトペテルブルグの露日友好会館で開催された文化催事においても好評を博す。■和紙:九代 岩野市兵衛(人間国宝)1978年、九代岩野市兵衛を襲名。2000年6月に国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。木材パルプ等を使用しない、楮だけを使用した生漉き奉書一筋に専念。越前和紙に伝承される古来の技法に作られた強靭かつ繊細な和紙は、版画紙としして多くの美術作家、浮世絵木版画に提供されている。かのゴッホも岩野家の和紙を愛したと言われている。■絵師(背景監修):渡辺直仁(第二回「アニものづくりAWARD」金賞受賞作家)1971年埼玉県朝霞市出身。1991年代々木アニメーション学院 卒業。世界に誇る浮世絵の基礎となる彫・摺の技術を継承するために、再び世界的名声を得るために伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、今までに見た事の無いような作品制作を目指す浮世絵工房、株式会社版三 取締役。深い洞察と、奥深い知見に裏打ちされた現代の浮世絵絵師として、本シリーズ含め全般のプロデュースを担当。■装幀:江幡喜之 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月04日伝統工芸展事務局(代表:村山 靖香/中京区[紅椿それいゆ]店主)は、昨年秋に続き、2021年10月1日(金)~10月31日(日)に「オンライン工芸展」を開催いたします。オンライン工芸展「オンライン工芸展」とは、一昨年11月に京都・東福寺を会場に開催し好評を博しました「伝統工芸展」、2020年は新型感染症の状況下でインターネットのバーチャルな空間へと移行し、Web上での展示としオンラインイベント=「オンライン工芸展(2020)」として実施しました。その“2021年バージョン”となりますのが、本展の『オンライン工芸展(2021)』です。コロナ禍の状況が収束の兆しを見せないため、展示・販売の機会減少という、苦境に立たされている作家・工房のために展示・販売の機会を創出したい。そして同時に、伝統工芸を中心とする多彩な作品を~新たなカタチで~多くの皆さまにご覧いただき、手仕事の温かさが身近なひと時に豊かさをもたらせることを体感していただき、そして、伝統の技術・技法を未来へ継承したい・・・そんな思いで取り組んでおります。これまで、直かに観て、触れて頂くことが、工芸品の魅力を伝えることと考えていた、工芸士、職人、作家の方達、そして、主催の自身もが、時流の中、オンラインでの展示は取り組むべきことと考えての本展開催です。また伝統工芸展事務局では現在、クラウドファンディングを開催しています。「オンライン工芸展」の成功と、伝統の技術・技法を未来へ継承していくことを目的に、ご支援を募集しています。 【オンライン工芸展_2021/開催概要】●開催日程:2021年10月1日(金)~10月31日(日)●形態 :紅椿それいゆ「ギャラリー・特設サイト」および「オンラインショップ」サイトでの展示と販売●主催 :伝統工芸展事務局 村山 靖香(代表/紅椿それいゆ・店主兼務)●後援 :京都市、京都府、京都商工会議所※なお、本事業は京都市「伝統産業の日」関連事業でもあり、年間500万人以上のアクセスを誇る、京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」にイベント情報掲載され、WEBサイト「京都の伝統産業」や各種SNSでも情報発信される予定です。【出展・参画一覧】●山本晃久/和鏡●雅峰窯/陶芸(丹波焼)●林 李子/日本画●ウロ四宮/絵画●京都漆工房 純愚/漆工芸●高比良 護/竹工芸●堂前守人/陶芸●FIVETREES・林遼子/ジュエリー●couru こうる/漆芸●天野明美/陶人形●桜庵/“たまいし”~魂石●湊 久仁子/ガラス●赤木明登/漆工芸●堺町御門前 平七/有職文様小物●川瀬みゆき/書●新城絵美 uguwan by yuimaru/水引アクセサリー●Sansai/友禅木製品●アトリエ夢 枇杷谷 千鶴子/日本画●紅椿それいゆ(コレクション&オリジナル)/ギャラリー所蔵・オリジナル品※順不同/敬称略|すべて予定記載です【オンライン会場/展示室】●オンライン会場〈1〉紅椿それいゆ・ショップサイト/オンライン工芸展 ※10月1日12:00開設予定オンライン工芸展 ショップサイト●オンライン会場〈2〉紅椿それいゆ・ギャラリーサイト/トップ(特設ページへの導線を設置予定) 【開催メッセージ】オンライン工芸展リモートで 見る・知る・味わう。 そして、応援。[紅椿 それいゆ]ショップサイト・ギャラリーサイト~2つのバーチャル会場~を舞台に2021年版を開催。秋もたけなわの10月。“彩り豊かな技と美”、そして作家・職人の“こころ”が集います。陶・漆・竹・木・ジュエリー。友禅・和鏡・水引・有職。 書・絵画・日本画まで。オンライン工芸展、ぜひご訪問ください。秋もたけなわ ~技、輝いて~ オンラインオンライン工芸展 フライヤー(表)オンライン工芸展 フライヤー(裏)※[紅椿 それいゆ]サイトURL:ギャラリー: ショップ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月30日『第1回 蘇州工芸ビエンナーレ』が、企画から開幕まで8か月の準備期間を終え、2021年9月23日に蘇州高新区馬山会議センターにて開催されました。※主催:中国工芸美術協会、中国文化産業協会第1回 蘇州工芸ビエンナーレ 開会式「工芸の道」というテーマを持った『第1回 蘇州工芸ビエンナーレ』には11か国から出展された刺繍、織物、彫刻、構造及び生活美学空間を含め、芸術系の旋盤刺繍、複合繊維の織りアート、金属、木版画、紙彫刻、機械、設置、建築芸術、印刷や染色芸術作品など約300点の工芸芸術品が展示され、本展示会を通して工芸美術アーティストと現代アーティストの合作創作プロジェクトと国際アーティストと若手アーティストの蘇州創作プロジェクトも開始しました。開会式には、中国軽工業連合会紀委書記および工芸美術研究院の院長 陶小年氏、国務院参事室の中央文史研究館特約研究員 中国工芸美術協会元会長兼現顧問 周鄭生氏、文化観光部無形遺産部の元局長 中国無形遺産保護協会の元会長 馬文輝氏、中国民族芸術家協会副会長 杭間氏、中国工芸アカデミー副会長 任建新氏、国家無形文化遺産保護センター執行主任 孫冬寧氏、中国文化産業協会秘書長 金鵬氏、蘇州高新区党工委書記 毛偉氏が出席しました。本行事には、中国工芸美術協会の書記兼工芸美術学会の副理事 王建中氏、中央美術アカデミーの実験芸術学院の院長兼教授 邱志杰氏、江蘇省委員会宣伝部二級調査研究員 嚴智忠氏、省文連党組副書記 王建氏、省文旅庁二級調査員研究員 葉青氏、省工芸美術業協会の会長 于広雲氏、省工芸美術学会の会長 王建良氏、省文化産業協会の秘書長 張玉英氏、省民間文芸家協会の会長 陳国歓氏、蘇州市虎丘区人民代表大会常務委員会の主任 戴軍氏、政協の主席 張国暢氏、区委員会の常務委員兼管理委員会の副主任 虞美華氏、区政府党組メンバー 国華施氏が出席しました。開会式では、高新区政府を代表として蘇州高新区党工委書記の毛偉氏がお祝いの言葉を述べ、蘇州高新区の刺繍文化の発展歴史を紹介しました。また、毛偉氏は「政府は、蘇州の刺繍文化が「江南文化」を代表することができるよう、複数の当事者が心を合わせて努力していく」と述べました。続いて主催者代表として、国務院参事室の中央文史研究館特約研究員 中国工芸美術協会元会長兼現顧問である周鄭生氏が歓迎の挨拶を含め、本展示会の意義と価値を紹介し、伝統工芸の発展の方向性を提示しました。また、新型コロナの影響により参加できなかった上海住在の日本、イタリア、スイスなどの領事からのお祝いのメッセージも映像を介して会場に配信されました。「第13回 中国刺繍文化芸術祭」の『第1回 蘇州工芸ビエンナーレ』発足式を行った後、展示場の外から巨大な蘇繍「錦繍長江」が初公開されました。「錦繍長江」は、北京建築設計研究院芸術総監、譚暁明氏が総企画を担当し、刺繍芸術家、姚建萍大師が筆頭として制作しました。長さ18メートル、高さ4.5メートルの伝統無形遺産と現代美術を組み合わせた新たな試みが収められた作品です。『第1回 蘇州工芸ビエンナーレ』の重要な意義は、伝統工芸と現代美術の相互作用のメカニズムを開くきっかけとなり、蘇州刺繍を含む伝統工芸の新たな方向性を提示し、全世界の芸術家たちの創作方式、材料、観念を交流することであります。また、各国の伝統工芸の交流の場として新たな文化タイトルとフラットフォームを形成することで今後の文化発展事業のための重要な資源となることが期待できるようになりました。■国際工芸大賞受賞リスト国際工芸大賞受賞者<哲匠賞>1 宋振、梁雪芳「去留無意」<ハイテック賞>1 鄒英姿「大暑-雲の中から錦書をもらえる」2 姚卓「布を刺繍したら切られる」3 横山修(日本)「飛翔」4 李鳴「四季」の「夏」5 宮田彩佳(日本)「分福茶熊」<鎮湖賞>1 李文博、呉禹墨などの「工芸の音」2 李津、姚蘭「江南一回」3 曹暁陽「天工開物」4 李成宰(韓国)「浮遊図-2番の球面」5 范承宗(中国台湾)「盤、壺と鏡」<優秀創作賞>1 史金淞、姚恵琴「ナタの計量図-ネオン刺繍」2 鄭永和「神杖シリーズ」3 土木(Luis Canttilloコロンビア)協力者:盧梅紅、陸暁琳、呉文康の「背中ひも」4 田中信行(日本)「架空の肌」5 奥米菊池(日本)「万物を愛する-シャツの胸」6 湯南南、薛金兄嫁「逍遥遊」7 李洋、姚紅英「アジア区動物大遷移夢体」8 唐暉、姚梅英「量子リング」9 陳志遠「木工」10 姚琴華「巫峡清秋」11 覃大立「雄魂」12 紅会「帯「綬を含む鳥」」シリーズ13 朱寿珍「印象の空」14 張雪「窯変」シリーズ15 白詩斉、姚紅英「幽冥集」16 姚恵芬「庭園シリーズ」17 盧福英「覇王別姫」18 Pang Maokun、王麗華の「火把節」19 陳明会、税琴、何屹美「川劇隈取り」20 林霞などの「ネット天下NO.1-3」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月28日松島組紐店は、伝統的工芸品である伊賀くみひもに静電気を防止する特殊な糸を編み込んだ伊賀くみひも除電キーリングを9月2日よりMakuakeにて先行予約を開始し、開始3日間で100名を超える応援購入を頂きました。伊賀くみひも 除電キーリング【プロジェクト開始の背景】伊賀くみひもは、絹糸を主に金銀糸などを組糸に使い、角台・丸台・高台などの伝統的な組台を用いて繊細な美しさをもつ紐に組み上げたもので、「帯締」などとして和装には欠かせない工芸品です。しかしながらその需要は年々減少しており、従来の事業での各組紐メーカーは危機的状況に追い込まれると予想されています。当社はこの伝統的工芸品の歴史を守るため、また生活する全ての人にとって満足頂ける商品をと開発したのが「伊賀くみひも除電キーリング」です。【商品の特長】■特殊な糸を使用した静電気を防止するアイテム寒くなってくると悩まされるのが「静電気」、この静電気を防いでくれるのが開発した伊賀くみひも除電キーリングです。伝統的なシンプルで飽きの来ないデザイン、持ちやすさを考えた大きさ、3色展開というカラーバリエーション、使用するお客様の事を考えて作られています。■製品仕様大きさ:長さ約15cm(真鍮部分を含む)太さ :約1.5cm一般販売予定価格:5,000円(税込)【Makuakeキャンペーン概要】URL : 予約販売開始日時: 9月2日(木)予約販売終了日時: 10月29日(金)早期予約特典 : 先着10名には30%OFF ※3本セット特典価格 : 4,000円~【会社概要】商号 : 松島組紐店所在地 : 〒518-0837 三重県伊賀市緑ヶ丘西町2393−13事業内容: 伊賀くみひも商品の製造販売URL : 【クラウドファンディングに関するお問い合わせ先】松島組紐店Tel :0595-21-1137担当:松島 健太 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月10日パスザバトン京都祇園店では、「京都の伝統工芸」をテーマにした蚤の市「PASS THE BATONとKYOTO ー夏休みのマーケットー」を、2021年8月14日(火)から22日(日)までの期間で開催する。老舗から気鋭まで「京都の伝統工芸」テーマの蚤の市会場には、文政6年創業の扇子店「宮脇賣扇庵」、明治から続く宇治茶の「堀井七茗園」、“料理を盛ってはじめて完成するうつわ”を目指す清水焼ブランド「TOKINOHA」、オリジナル「和文具」を中心に展開する和紙店「尚雅堂」、新たな着物文化を提案する「OMIYA CONNECT」など、創業200年近い老舗から伝統工芸を再解釈する気鋭まで、京都を拠点にする8ブランドが集結。デッドストックやサンプル品が集結各ブランドが出品するのは、商品開発の際のサンプル品や、倉庫に眠らせておくのは勿体ないデッドストック品、しわや傷で品質基準に満たなかったB品など、普段中々お目にかかることの出来ない個性ある商品の数々だ。京都のモノづくりの舞台裏が垣間見える、パスザバトンならではの蚤の市。思いも寄らないお気に入りのアイテムとの意外な出会いを求めて、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろう。開催概要「PASS THE BATONとKYOTO ー夏休みのマーケットー」開催期間:2021年8月14日(火)〜8月22日(日)会場:パスザバトン京都祇園店(京都府京都市東山区末吉町 77-6)<参加ブランド(順不同)>TOKINOHA/清水焼、OMIYA CONNECT/アパレル・雑貨、尚雅堂/和紙、堀井七茗園/宇治茶、宮脇賣扇庵/扇子、バナナとイエロう/扇子・アパレル・雑貨、京土鈴/玩具、カワリモノ/革小物
2021年08月16日伝統工芸・九谷焼の芸術祭「クタニズム(KUTANism)」が、石川県小松市・能美市にて2021年9月18日(土)から11月14日(日)まで開催される。“九谷焼”が主役の芸術祭「クタニズム」「クタニズム」では、石川県小松市・能美市を産地とする伝統工芸の“九谷焼”を主役にした展覧会やガイドツアー等を開催。3回目の開催となる2021年は、「個性を生み出す技法」をテーマに据え、九谷焼や産地の魅力を体験できるコンテンツを揃える。多彩な技法&次世代の九谷焼を紹介する展覧会中でも注目は、計99点の作品を目の当たりにできる2つの展覧会だ。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」が、2021年9月18日(土)から9月26日(日)まで、石川のサイエンスヒルズこまつ わくわくホール内にて開催される。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」では、技巧を凝らし華やかに仕上げた九谷焼作家の作品が集結。展覧会に連動したトークショーや絵付けワークショップも行われる。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」では、九谷焼の産地である小松市と能美市に関係する39名の作家の作品56点を紹介。細やかな絵付技法や、大胆な構図・表現など、若手作家からベテランまで、多種多様な技の光る九谷焼作品が勢揃いする。鮮やかな色彩とともに麒麟を象った牟田陽日の≪Qilin≫や、繊細なタッチが目を引く武腰潤の≪鴾相対大角絵皿≫などが登場する。また、「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」では、次世代の九谷焼を追求。中国明時代の技法にルーツを持つ九谷焼の装飾は時代を経て徐々に多様化し、成形方法もまた、ロクロ、手びねり、型打ち、タタラ、鋳込みなど多岐にわたる。会場には、先人から継承してきた技を駆使しながらも、現代性や、各々の作家ならではの個性を表現した“NEXT九谷”を展示する。九谷焼の現場をめぐるツアーも「クタニズム」では、展覧会に加え、九谷焼の現場をめぐる「クタニズムオリジナルツアー」を開催。また、オンライン展示やウェブ連載、産地の魅力を発信するムービー配信なども実施することで、様々な側面から“九谷焼”の魅力を紹介する。【詳細】九谷焼の芸術祭 クタニズム開催期間:2021年9月18日(土)~11月14日(日)■展覧会「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」開催期間:9月18日(土)~9月26日(日) ※会期中無休会場:サイエンスヒルズこまつ わくわくホール内住所:石川県小松市こまつの杜2番地開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)入場料:一般 500円、大学生・専門学校生 300円※高校生以下および18歳未満、障がい者手帳を持参者と付添者(1名)は無料。※「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」は、9月29日(水)から11月7日(日)までの期間、浅蔵五十吉記念館に巡回。〈「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」巡回展詳細〉開催期間:9月29(水)~11月7日(日) ※毎週月曜休館会場:浅蔵五十吉記念館住所:石川県能美市 泉台町南1開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)入場料:一般 430円(団体20名以上370円)、75歳以上 320円※高校生以下および障がい者手帳持参者と付添者(1名)は無料。※五彩館、浅蔵五十吉記念館との共通入館券。※展覧会のオンライン展示は9月30日(木)~、クタニズム公式サイトにて実施。※展覧会関連各イベントの予約は8月22日(水)~、クタニズム公式サイトにて受付。
2021年08月14日インドネシアのアーティスト「ドゥイキー・KA(Dwiky KA)」の個展「LABRAX」が、2021年7月30日(金)から8月9日(月・祝)まで渋谷パルコ内「ギャラリーエックス」にて開催される。インドネシア発“グロポップ”アーティスト日本初の個展「ドゥイキー・KA」は、インドネシア・ジョグジャカルタを拠点に活動するビジュアルアーティスト。ポップさと毒々しさが共存する表現を得意としており、アンダーグラウンドな音楽やアーティスト、アパレルとのコラボレーションなど、ジャンル問わず活動の幅を広げいている。そんな「ドゥイキー・KA」が、自身初となる日本での個展を開催。展覧会のタイトルは、バハサ語で「大声を上げる」という意味をもつ“LABRAX”。会場には、グロテスクなグラフィックを赤や黄色などで鮮やかに彩りポップに仕上げたシルクスクリーン作品や立体作品など、タイトルを代弁するかのようなインパクトのある作品が展示される。BiSHやヒステリックグラマーなどとのコラボTシャツも開催を記念した、展覧会オリジナルグッズも展開。ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)やコラージュアーティストの河村康輔、楽器を持たないパンクバンド・BiSHなど、ブランド・アーティストとのコラボレーションによるTシャツや、「ドゥイキー・KA」のシルクスクリーン作品、立体作品も販売される。【詳細】ドゥイキー・KA エキシビジョン“LABRAX”会期:2021年7月30日(金)~2021年8月9日(月・祝)会場:ギャラリーエックス住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ地下1階営業時間:11:00~20:00入場料:500円
2021年07月30日“包むこと”を通じて日本人の生活や社会を考える。展覧会「包む-日本の伝統パッケージ」とは?アートディレクターが稀有だった戦前から、日本の伝統的なパッケージの収集と研究を続け、「TSUTSUMU(包む)」という言葉とともにその美しさを海外に広く知らしめた、デザイナー岡秀行。「最初は形の見事さに惹かれた。けれど次第に形の奥に呼吸している人間の暮らしへと関心が移っていった」と生前、収集の動機を語っている。彼は、現代社会においてのパッケージを、商品を売るためのテクニックであり広告産業の一部と考えた。つまり新しい包み方は新しい生活を意味し、包み方の変化は生活自体の変化だというのだ。彼にとって、日本人とは何か、生活とは何か、社会とは何かを考える上で「包む」ことの意味は広く、重大。そんな想いから岡氏が見出したのは、それぞれの伝統パッケージに脈打っているのは日本人特有の自然観であるということだった。日本人はすべての自然に神様が宿ると考え、それに包まれるものは大切なもの、清らかなものであると捉えている。だからこそ伝統パッケージには一種の折り目正しさがあり、見る者をハッとさせるほどの格調があるのだと断言している。そんな岡氏の意思を反映した今回は木、竹、笹、藁など日本の風土に育まれた自然素材や陶器、和紙、絣かすりなど、日本人に馴染みある素材別にデザインを紹介。デザイン的な観点からいえば「生活の知恵として生み出されたシンプルな造形」を紹介した作品と、日本人の職人技というべき「職人のプライドと手技の美を持つ品」の2種に大別される。プラスチック容器全盛の昨今、本物の自然が宿る日本の伝統パッケージは、心に潤いを与えてくれる。サステナブルが叫ばれる今こそ、再びこうしたパッケージに目を向ける時が来たのだと考えさせる内容だ。《卵つと》山形県撮影:酒井道一(岡秀行著『包』毎日新聞社、1972年 所収)農民生活の長い歴史から生まれた、卵を安全に運ぶ入れ物「卵つと」。生活の知恵が洗練され、見事な造形となった。藁素材の特性をフル活用している。《岡山獅子》岡山県/中尾正栄堂撮影:酒井道一(岡秀行著『包』毎日新聞社、1972年 所収)古い須恵器(陶質土器)の伝統を受け継ぐ由緒ある備前焼のお菓子パッケージ。岡山ではメジャーな商品で、中にはきびだんごが入っていた。現在はもう製造されていない。《釣瓶鮓》奈良県/釣瓶鮓弥助撮影:酒井道一(岡秀行著『包』毎日新聞社、1972年 所収)釣瓶鮓(つるべずし)は奈良の郷土料理で、曲げ物桶に鮎の熟れ鮓を詰めたもの。1000年以上の歴史を誇る由緒ある逸品で、現地でも長く愛されてきたが、現在は製造されていない。《ささらあめ》宮城県/熊谷屋撮影:酒井道一(岡秀行著『包』毎日新聞社、1972年 所収)仙台の郷土菓子であるささら飴を竹ひごの先に付け、筒に差し込んだシンプルなデザインが見事。熊谷屋の商品であったが、現在この形での販売は終了している。包む-日本の伝統パッケージ目黒区美術館東京都目黒区目黒2‐4‐36開催中~9月5日(日)10時~18時(入館は17時半まで)月曜(8/9は開館)、8/10休一般800円ほかTEL:03・3714・1201※『anan』2021年7月21日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2021年07月16日ホテルカンラ京都は、スイーツと伝統工芸のイベント「蓮葉-HASUHA-×kanra lounge」を2021年8月7日(土)と8月8日(日)に開催する。デザインホテル「ホテルカンラ京都」でスイーツ×伝統工芸のイベントホテルカンラ京都は、京都 東本願寺北の教育施設をコンバージョンしたラグジュアリーなデザインホテル。京都の伝統的な住宅形式の町家をモダンに表現した、細長い“マチヤスタイル”を魅力とし、館内には「伝統と革新」をデザインコンセプトとし全68室の客室に加えて、セレクトショップ、レストラン、スパも備えている。“和菓子の為の菓子道具”で和洋スイーツを提供そんなホテルカンラ京都が、2021年の夏に向けて、スイーツと伝統工芸を楽しむイベントを実施。金継工房とセレクトショップを併設したカフェラウンジにて、老舗和菓子屋の金谷正廣がプロデュースする和菓子の為の菓子道具「蓮葉hasuha」で、見た目にも鮮やかな和菓子または洋菓子が提供される。メニューには、季節の和菓子・洋菓子とドリンクのセットに加えて、欲張りの人におすすめの和洋のスイーツいずれもがセットになった一皿を展開。また、提供皿を自分好みのデザインで選べ、さらにそのまま持ち帰ることができる特別なプランも用意する。“金魚が泳ぐ”和菓子季節の和菓子は、夏の涼やかな風景を彷彿とさせる。中心には淡路島で収穫し漬け込んだ梅シロップを使用した餡子が据えられ、その周りに清流をイメージした水色のグラデーションのきんとん、表面に水羊羹の青紅葉と金魚をあしらっている。モネの「睡蓮」をイメージした洋菓子一方、季節の洋菓子は“涼”を感じる皿の上で、印象派画家クロード・モネの傑作「睡蓮」をイメージ。球体に仕上げた甘ずっぱいパッションフルーツのメレンゲの中に、梅のデグリネゾンを入れてさっぱりとした味わいに仕上げている。【詳細】「蓮葉-HASUHA-×kanra lounge」開催日:2021年8月7日(土)、8日(日)時間:11:00~17:00(16:30L.O)場所:ホテルカンラ京都住所:京都府京都市下京区北町190■メニュー・季節の和菓子+2ドリンク/季節の洋菓子+2ドリンク 各1,200円・季節の和菓子+季節の洋菓子+2ドリンク 1,800円・選べるお皿付き 各4,100円※自身で選んだ皿にお菓子を盛り付け、更にそのまま持ち帰りできるプラン。内容:季節の和菓子+2ドリンク、季節の洋菓子+2ドリンク※すべてサービス料込み
2021年07月10日