くらし情報『精巧な再現展示で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できる『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』開幕』

2022年1月12日 12:00

精巧な再現展示で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できる『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』開幕

「暫」の鎌倉権五郎景政の衣装


ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能のうち、歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、そして沖縄の組踊(くみおどり)を一同に集めた展覧会、『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』が3月13日(日)まで東京国立博物館 表慶館で開催されている。鑑賞者が再現舞台に上がり、その空間も堪能できる体験型の展覧会だ。

ユネスコ無形文化遺産とは、口承伝承や芸能、社会的慣習、祭礼行事、伝統工芸技術など、無形の文化遺産を国際的に保護することを目的に、2003年に誕生したもの(正式なスタートは2006年の条約発効から)。日本からは、田植踊や田楽、神楽など、現在22件がユネスコ無形文化遺産として登録されている。

同展は、このユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統芸能から、代表的な5つの歴史と美、そして受け継がれてきた「わざ」を紹介していくもの。歌舞伎、文楽、能楽、組踊の舞台、雅楽の順で、それぞれの衣装や小道具、資料映像を展示する。また、それぞれの舞台をほぼ原寸大に再現しており、その一部は鑑賞者が自由に上がることができるのも特徴だ。


精巧な再現展示で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できる『体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』開幕

『金門五山桐』舞台装置の再現
第一章「歌舞伎」では、舞台で使われる小道具や、江戸時代の錦絵、実際に使用されている衣装などから、歌舞伎の歴史と面白さを紹介する。

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