一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第17回目の今回は、夏祭りの気分を味わおうと一緒に「りんご飴」を手づくりした時のお話。最近、2歳のひよさんお気に入りのアンパンマンのお面。実は3年前のお祭りで、パパさんが買ってきました。「あのお祭りの空気が恋しいですねぇ……」なんて、世間話をしていたところ。お祭りのスター(?)、りんご飴が手作りできるなんて……?!工程をまったくイメージできないぼくに、「いや、お祭りのおじさんも作ってるじゃん」という先輩のお言葉。半信半疑のまま、思い切ってチャレンジしてみることに。いつものごとく、ふみさんを手作りパートナーに任命したところ、ママさんのはからいで、いつもよりプロっぽいお顔な姪っこ。頼もしいです^_^お祭りの定番は「りんご飴」ですが、飴につける果物は、「皮付きのもの」であれば比較的なんでもOKなんだとか。小さい子でも食べやすいよう、りんごはちっちゃくカットします。トロトロになった飴に、皮の部分をペロッとくぐらせていきます。すぐに固まる飴を、味見するのは作り手の特権(`・ω・´)完成した「ちっちゃいりんご飴たち」は、冷蔵庫でひんやりさせて、食後のデザートになりました。ママさんパパさんの反応は……?お家でお祭り気分を、ほんのちょっと味わいました^_^[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.12「トムとジェリー」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.13「どんぐりネックレス」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.14「おそうじグッズ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.15「クジラのバランスボールづくり」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.16「階段ギャラリー」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!最新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年09月17日バリキャリ婚活日記(第2話)恋も仕事も上手くいっていると思っていたのに、突然の失恋…。ドン底状態から始めた婚活でのあれこれや、今の旦那さまに出会うまでの馴れ初めを描いた婚活エッセイ漫画。仕事に恋愛に奮闘するアラサー女子は必見です!立派な独身貴族になる!!instagram(@______anr1______)instagram(@______anr1______)instagram(@______anr1______)instagram(@______anr1______)instagram(@______anr1______)バリキャリ婚活日記(第3話)は、9月15日(水)公開予定!
2021年09月08日ネタ満載の母親の話がおもしろすぎる、アナノムジナ(@ana88396)さんの投稿は知っていますか? 今回から、新シリーズ「母から昔話をされた話」を紹介します。 まずは1話目、エッセイ漫画を描こうと思った経緯からです!なにやらお母さんの話はかなり癖が強いようで…?はじめまして!出典:instagramエッセイ漫画を描こうと思ったのは…出典:instagramどういうこと!?出典:instagram嘘みたいな昔話…!出典:instagram昔話にインパクトありすぎですね…!なぜ姑さんは結婚記念日の旅行先のホテルにいたのでしょうか?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@ana88396)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年09月04日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第16回目の今回は、子どもの描いた絵を素敵にかざる額縁をてづくり。皆さんも子どもと一緒につくってみるのはいかが♪ある夜帰宅すると、我が家のリビングにこんな絵が飾ってありました。これは一体なんだろう?と、ママさんに尋ねてみると……「なんて素敵なんだ……」と震えるぼくの横で、涼しい顔のママさん。最近は幼稚園が夏休みなので、お家でよくお絵描きをしているそうです。せっかくなので、ふみさんの作品を飾ってあげたいと考えていたところに、ぴったりなスペースを見つけました。それが「階段」。今回は、やや殺風景なこの壁を、ふみさんとギャラリーにアレンジしていきます。段ボールを「ロ」の形に、ハサミとカッターで切ります。これが、絵の「額縁(がくぶち)」になります。ちなみに、絵に額縁をつけるのは、「作品を傷つけないため、保管のため」ですが、他にもこんな効果も。今回は、上を見上げて登る階段に、広がりを感じるよう、空のような「ブルーグレー」を塗っていきましょう。後ろに絵を貼れば、完成です。壁にひっかけるところまでが、お楽しみ。我が家の階段が、以前より「良さげ」になりました^_^[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!最新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年08月18日高齢の大家さんとのかけがえのない日々をマンガにした「大家さんと僕」のシリーズに笑って泣いて…。矢部太郎さんの次回作を心待ちにしていた読者は多かったはず。今度は、自身の子ども時代にフォーカス。『ぼくのお父さん』では、父である絵本作家のやべみつのりさんと自分や家族の思い出を綴った。「父のことを描くのが照れくさいとかはなかったんですよね。最初から、いわゆるいい話を描くつもりがなくて、わりと俯瞰で、批評的に描くつもりだったので。連載中、お父さんにも『もっとダメに描いた方がいいよ』とアドバイスをもらったんです」何でも絵に描く父の様子、つくし採りや夏休みの思い出、父が始めた畑のこと、父と友だちと一緒に挑戦した土器作り…。ユーモアとペーソスの絶妙なバランスが、矢部さんのマンガならではの柔らかなタッチと相まって、見入ってしまう。「今回、僕自身の記憶だけで描いたのではないんですね。『たろうノート』という父による僕の成長記録がもとなんです。セリフなどほぼそのままのものもあって、原案ですよね。大家さんの話を聞いてそれを今度は僕から見た形で素直に描く。あのときのやり方と同じです」たとえば、矢部さんの描くお父さんは優しいけれど少し頼りない。流れるプールに浸かりながら〈僕は流されない〉と踏ん張っていたり、迷子になってしまって子どもの矢部さんに探されたりしている。「父のふるまいは少し変わってはいるかもしれませんが、“天然”というのはしっくりこなくて。いま思えばですけど、どの行動も、父自身が率先して選択した暮らし方、生き方なんだろうなと思うんです」インタビューの際にはさまざまなお宝も拝見。お父さんが当時描いていた数々の日記やノート、誕生日プレゼントにもらった父特製のおもちゃ、矢部さんが読み札、お父さんが絵札を描いた共同制作のかるた、矢部さん責任編集の「たろうしんぶん」…。矢部さんが初めてひとりで自作した紙芝居もあった。「裏に〈きょうりょく・やべみつのり〉とか〈(この紙を)抜きながら〉とか書いてある。ちゃんとプロ仕様なんです(笑)」豊かなクリエイティビティは、少なからずお父さんから受け継いでいるのだろう。いつかお父さんのように、絵本も描いてみたいそうだ。「父は子どものお絵かき教室などもやっていたんですが、子どもに教えるというより、子どもから教わりたいという意識が強かった気がします。孫の、つまり僕の姪の絵を見ても『すごい!』とベタ褒めです。プリミティブなものにとても敬意を持っているというか。土器が好きなのも、そんなところがあるのかな」男の子だって泣いていい。大人だって間違うこともある。既存の価値観に安易に乗っからないでいいと、お父さんは背中で伝えていたのではないかと思う。「僕も、親や先生や大人が、正解を知っているとか、正解を子どもに教える立場だということには疑問がありますね。そんなふうに考えてしまうところは、父に影響されているかもしれませんね」矢部太郎『ぼくのお父さん』よりスケッチ×小さなメモ。『たろうノート』の一部。お父さんが描き続けた矢部さんやお姉さんの成長記録は合わせて40冊くらいあるという。「僕を描いたのは3冊。姉のが圧倒的に多くて38冊。でも僕の話も出てきますから。会社に行かない父のことは、友だちの家と違うなとは思っていました。でも、絵を描いたり何か作ったりしていつも遊んでくれる父といるのは楽しかったです」『ぼくのお父さん』一風変わったお父さんを囲んで、大変なこともあるけれど、いつも愛情に包まれていた少年時代の矢部さんと、家族のお話。こんな毎日、実はかなりうらやましいかも。全編オールカラー。新潮社1265円やべ・たろう芸人、マンガ家。1977年生まれ。’97年「カラテカ」を結成。初めて描いたマンガ『大家さんと僕』はシリーズ累計120万部、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。舞台やドラマ、映画など、俳優としても活躍。※『anan』2021年7月28日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年07月26日カラテカ・矢部太郎が17日、最新作『ぼくのお父さん』の刊行を記念し、千原ジュニアとの対談イベントを実施。ジュニアが矢部の漫画家としての才能を絶賛した。120万部突破の大ヒット漫画『大家さんと僕』シリーズ完結以来、2年ぶりとなる矢部の最新作『ぼくのお父さん』が6月17日に新潮社より刊行。本作は、実の父である絵本作家・やべみつのり氏と自身の幼少期のエピソードを描いた家族漫画で、つくし採取、自転車の二人乗り、屋根から眺めた花火など、普遍的でノスタルジックな心温まるストーリーだ。ジュニアは「本当に素晴らしい。マジで素晴らしい。ほんまにすごい!」と絶賛。「まず、絵。この少ない線の数でこれだけ人のハートをつかむ。画家として素晴らしい。ネギ1本だけなのにめちゃめちゃうまいみたいな。ゴボウ削っただけなのにめちゃめちゃうまいみたいな。こんな少ない線でこんだけ奥行きと温度を感じる絵って、ほんまに素晴らしいと思う」と絵の魅力を熱弁し、「引き算の極致」と表現した。また、「矢部太郎先生の佇まい。芸人の中にいると浮き出ているのは、品だね。矢部太郎が芸人がいっぱいいる中で、しゃべってもないのに目立つのは、この本を読んでわかりました、ご両親からいただいた品」と品の良さも魅力だと言い、「吉本いてよかったよ。一番浮き立つ事務所だから。吉本やから引き立った」と笑いを誘ったジュニア。矢部は「こんなお言葉をいただけるなんてありがたいです」と感激していた。ジュニアはさらに、「『お嫁さんと僕』、『僕と僕』を描いて、最後の最後に『僕と入江くん』。初めて太郎ちゃんの作品に闇が出てくる」と今後の展開を提案。バイク事故の際に入江慎也にお世話になったエピソードを明かすと、矢部は「『僕と入江くん』にはそのエピソードも書かせていただいて……」と話した。
2021年06月17日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第14回目の今回は、おそうじグッズをてづくりしました。ふみさんは、はじめてのハサミに挑戦!夜の我が家のリビングは、いつも嵐が過ぎ去ったあとです。とりわけ最近、次女のひよさん(1歳)が「ビリビリ」にはまっているので……ということで今回は、ママのお片付けのお手伝いができるアイテムづくりにチャレンジします。そろそろふみさんにハサミを使わせたいなぁと思っていたおいたん。そこで今回の工作ではハサミの使い方をマスターすることを目標に^_^準備物も、今回はちょっと多めです。まずはハサミの動かし方を少し練習。(ひらいて……にぎって……ひらいて…..が、最初はちょっと難しいようでした。)少し慣れてきたら、さぁ本番!シャキーーーーン……几帳面なふみさん。線からずれるたびに眉間のしわが濃くなっていきましたが……画用紙2枚を切り終わる頃には、汗だくになっていたふみさん。がんばりました。子ども用箒とちりとりの完成です。実際に使ってみると……ゴミを見つけると……近頃「お掃除ロボ」的なふみさんです(^^)[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!最新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年06月16日●サッカーに感謝「自信をつけさせてもらった」サッカー経験者で、サッカー好きとして知られているお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之(49)。18年半にわたってテレビ朝日系『やべっちF.C. ~日本サッカー応援宣言~』でMCを務め、現在は動画配信サービス・DAZNで配信中の『FOOTBALL PROGRAM やべっちスタジアム』でサッカーの魅力を発信している。また、女子サッカーを舞台にした『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(6月11日公開)で声優に初挑戦。サッカー経験が仕事につながっているが、自身の人格も「サッカーで作られた」と矢部は言う。人間関係においても、サッカー部の仲間とは深い絆で結ばれているようで、相方の岡村隆史も高校のサッカー部の1個上の先輩だ。高校卒業後に吉本の養成所NSCに入学し、お笑いの道へと進んだ2人。高校時代に培った絆が根底にあるからこそ、コンビとして30年以上も続いていると矢部は考えている。また、矢部は中盤、岡村はフォワードというポジションがコンビの関係性に直結。「アシストが好き」という矢部は、「相方に振ってドカンとウケたら心の中でガッツポーズしてます」と笑った。――『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』は、子供の頃から男子に交じってサッカーを続けてきた主人公・恩田希(ノンちゃん)が、男子サッカー部のなかで苦闘する姿を描いた物語です。本作を見て、ご自身のサッカー部時代を思い出しましたか?思い出しましたね。僕はそのまま、ノンちゃんなんです。フィジカルが弱くて選抜メンバーから落とされたりしましたが、ボール扱いは自信があって顧問に褒めてもらったり。一つ一つのエピソードが当てはまる。ただ、大きな違いは、僕はただ腐っていったという……。――高校までサッカーをやり抜き、全然腐ってないと思うのですが。高2の夏前に大阪選抜のトレセンに行き、自信がありましたが、180cmくらいの人に当たられてこけたんです。監督から「矢部は線が細い。体を大きくしよう」と言われ、180cmのディフェンスの人が選抜に入り、そこで僕の中では腐りました。でも、選手権の予選が残っていたので、そこを最後にすることに。そして、4回戦で当時全国常連校だった北陽高校と当たって5-0で負けて、燃え尽きました。――全力で取り組まれていたサッカー部時代に人間としても大きく成長されたと思うのですが、当時の経験が今のご自身の軸になっているなと感じる部分はありますか?めちゃめちゃあります。僕はサッカーで作られたと思っています。――具体的に、何を得たと感じていますか?いいことも悪いこともありましたが、自信をつけさせてもらいました。小3のときに少林寺拳法を習っていたのですが、1時間前に体育館に入って同級生とボールを蹴るのが楽しくて。そうしたらある日、先生に「そんなにボール蹴りたかったらサッカー部に入れ!」と言われ、部活は5年生からでしたが、サッカー部の顧問が「ええよ」と言ってくれて、公式戦も3年生なのに5年生登録で出してもらって。その入り口が自信になり、中学でも先生から「うまい」と言われ、自信がつきました。――その自信が、生きていく上での自信にもつながっていったのでしょうか。そうですね。学校における自分のポジションがあると思いますが、芸能界においても同じようなポジションにいるなと思える。なんとなく目立っていたグループにいたし、サッカーでちやほやされたし、高校は一番いいポジションの副キャプテンをやりましたし。キャプテンは責任が大きくて嫌だったので断って(笑)。また、強運もあるなと感じています。学校のそのポジションにいられたのも運、この世界に入れたことも、先輩方や番組スタッフ、マネージャーとの出会いも運だと思います。――今後、何があっても、いいポジションにいられる自信と運があるということですね。そうです。この先もなんとかなるだろうというか、変わらない自分でいられると思っています。●養成所で出会っていたら「どこかでコンビ別れを…」――濃密な時間をともにした部活の仲間との絆は一生モノだと思いますが、人間関係に関しても、サッカー部時代に得られたものは大きいと感じていますか?それはあると思います。高校時代のサッカー部の連中は、今でもたまに会います。そして、毎年同じ話をしている。「あのときお前のあれで点を入れられたな」とか、試合の失点の話をいまだに (笑)。でもそれはサッカーをやってないとできなかったことだなと。立ち位置も変わらずキャプテンは今でも偉そうで(笑)。しゃべっていることや関係性がまったく変わらない。濃密な3年間だったんだなと思います。――岡村さんとも、コンビという形で関係が続いています。結成から30年経ちましたが、出会ってからだと33年。相方は1個上なので高校で一緒に過ごしたのは2年間ですが、今でも一緒にいるというのは特別ですね。――昨年5月にニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』が復活した際、岡村さんの失言騒動をきっかけに密に連絡を取り合うようになったと明かされていましたが、今も密に連絡を取り合っていますか?今はまた戻りましたけど、普通にしゃべるかな。それまで普通のことをしゃべれず、コンビってこんなもんやろと思っていましたが、今は普通にしゃべります。――サッカー部時代に培った関係性が根底にあるから、ピンチも乗り越えられるのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?そうですね。養成所で知り合って組んでいたら、どこかでコンビ別れしてるんちゃうかなと思います。この世界に入る前からの知り合いで、腐れ縁。高校で相方と出会ってなかったら僕は吉本に入ってないですし、人生が大きく変わりました。相方に断られていたら、ほかの子を誘っていたかというと、そんなことないので。――岡村さんだから組みたいと思われたんですね。サッカー部の同級生で一番仲良かったセコチンに「なんで俺、誘ってくれへんかってん。なんで岡村さんやねん」って泣かれて、「面白いのは岡村さん。セコチンは仲いい友達や」と。自分の中で線を引いていたんですよね。面白いのはこの人って。相方と出会ってなかったら絶対に養成所、そして吉本に入ってないですし、相方も吉本に入ってない。真面目で、国家公務員になるって言ってましたから(笑)●サッカーでのポジションがコンビの関係性に直結――コンビの関係性に関して、サッカー部時代に培ったものが生きているなと感じている部分はありますか?僕はずっと中盤をやっていたので、アシストが好きなんです。周りを見るというのは、今カメラ前でもやっていることだなと。相方はフォワードで、それがよかったと思っています。――当時の関係性が今にもつながっているんですね。そうですね。僕がガチガチのセンターフォワードやったら、このスタイルではないと思います。何とか笑いを取りにいこうとして、相方とかぶってしまう。――高校時代、矢部さんのアシストで岡村さんがゴール決めたことはありましたか?相方がレギュラーではなかったので少なかったと思いますが、僕がAチームとして出場したあとにBチームの試合に出ることもあったので、何点かあったと思います。――アシストした選手はガッツポーズしないことが多いと思いますが、矢部さんもそういうタイプですか?そうですね。そこでガッツポーズもドヤ顔もしないのがかっこいいというのが僕の中にあって、相方やゲストに振ってドカンと受けたら心の中でガッツポーズしてます(笑)――矢部さんのいるチームが強いと思われるのがうれしい?そうですね(笑)。あいつが回してるんやと思われているくらいが一番気持ちいい。恥ずかしさもあるんです。パスを出してフォワードが喜んでいるのを見ずに自陣に帰っていく……「この俺の後ろ姿を見ろ!」って(笑)。フォワードに抱きつかれたら、あんまりしてくれるなって。そんなかっこつけ方が好きです。●サッカーの仕事に喜び岡村も「やりたい」――サッカーに関わるお仕事をずっとされてきて、『さよなら私のクラマー』では声優としてサッカーに関わることに。原作には登場しない、矢部さんのために用意された“矢部先生”を演じられていますが、オファーを受けたときの心境を教えてください。「え、何したらええの?」ってマネージャーに言いました。番組内の企画で声優をやったことはありましたが、難しいという記憶しかなくて。「矢部先生という本人のシーンを付け足します」と言われ、ありがたいなあと思いましたし、サッカーが好きなのでやらせていただくことにしました。――完成した映画を見てどう感じましたか?うまいことやってくれたと思いました。いらないっちゃいらないけど、本編ともつながっていて。この作品にいっちょかみさせていただいて、ありがたい。これはもう、めいっぱい宣伝しないといけないなと思いました(笑)――作品全体の感想もお聞かせください。自分と勝手に重ね合わせながら、あっという間に終わって面白かったです。また、今の時代を象徴しているのかなというのも感じました。女子だからあかんのかという、大きな問題のメッセージもあると思いました。――本作を見てサッカーに興味を持つ人もいると思います。その手伝いができるというのは、うれしいですか?この作品をきっかけにサッカーをやってくれたら、そんなうれしいことはないですね。女子のサッカー経験者も増えていますし。長男がスクールに行っていますが、女の子4、5人いて、アンダー10、アンダー12と、残っている女の子ほどうまいです。で、髪型は澤穂希さん。すごい影響力だなと思います。――サッカーのお仕事はコンビではなく矢部さんお一人で担当されているイメージが強いですが、2人でサッカーの仕事をやりたいという思いはありますか?相方はずっとやりたいと言ってます。『やべっちF.C.』を1人でやったことを根に持ってますから(笑)。ピンで話が来たから自然な流れでこうなったんですけどね。でも、お話をいただけるのであれば、ぜひコンビでやらせていただきたいです!■矢部浩之1971年10月23日生まれ、大阪府吹田市出身。1990年に高校サッカー部の先輩・岡村隆史を誘い、ナインティナインを結成。NSC卒業後、1991年に吉本の若手コンビ6組で構成されるユニット「吉本印天然素材」に加わり東京進出。『新しい波』『とぶくすり』『めちゃ2イケてるッ!』『ナインティナインのオールナイトニッポン』など数々の番組で人気を博す。個人としても活躍しており、現在は『アウト×デラックス』や『FOOTBALLPROGRAM やべっちスタジアム』などに出演している。
2021年06月11日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が9日、東京・港区で行われたDクリニックの新CM発表会にFUJIWARAの2人(原西孝幸、藤本敏史)とともに出席。結婚した岡村の美人妻にまつわるトークなどを展開した。ナインティナインの2人は今回、同クリニックの新テレビCM「熱唱」篇に「さあ立ち上がれ芸人」として出演。CMソングを熱唱している。同クリニックに足繁く通う岡村は「ここだけの話、水面下でたくさんの芸能人の方を紹介している」と暴露。「言っていいか分からないけど、芸人さん多いです。けっこう連絡来ます。一度江頭さんの名前を出して怒られた」と笑いつつ、「私もですけど、(若い頃の頭髪状態に)戻せるのであれば、戻したい」と本音を吐露。撮影スタッフから「クリニック行くまでは(頭皮を黒く見せる)お粉を振ってもらっていた」と過去の苦労も告白した。他方、岡村は昨年10月に結婚を発表した身。しかし、岡村と長年苦楽をともにした相方・矢部は「照れくさいもので、奥様とまだお会いしていない」という。それを聞いて岡村が「『写真は見せてくれ』と言われて、見せました」と明かすと、矢部は「お綺麗。岡村さんを包み込むような印象を受けた」と述べてほほ笑んだ。イベントに出席した4人は、かつてパフォーマンスユニット「吉本印天然素材」の元メンバー。当時と現在の変化についてビフォーアフターの写真を比較し合い、思い出話に花を咲かせていた。
2021年06月09日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第13回目の今回は、どんぐりネックレスを手づくりしたお話。ぽかぽか陽気、じぃじとばぁばのお買い物に、ふみさんがくっついていきました。その道中にある小高い原っぱに立ち寄ったじぃじ。のびのびした場所で、きっとふみさんも喜ぶだろうと思った2人でしたが……ママさんに似て、けっこう几帳面なふみさんなのでした。そこで、ばぁばが拾ってきたどんぐりを、よく洗って泥を落とし、隠れている虫さんを退治します。あとはおいたんにバトンタッチ。どんぐりが工作用に大変身!あとはふみさんに紐を通してもらえば(今回はマスク用のゴムを使いました)、「どんぐりネックレス」の完成です^_^その後、徐々にどんぐり拾いにも慣れていったふみさんなのでした……[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!最新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年05月28日お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が、映画&TVアニメが放映・放送される『さよなら私のクラマー』プロジェクトの応援隊長に就任することが21日、発表された。さらに、『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(6月11日公開)で声優に初挑戦していることも明らかになった。『さよなら私のクラマー』は、女子サッカーが舞台となり、子どもの頃から男子に交じってサッカーを続けてきた主人公・恩田希が、男子サッカー部のなかで苦闘する中学生編を、『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』で描き、現在放送中のTVアニメでは、女子サッカーの頂点を目指す高校生編を描いている。今回、『さよなら私のクラマー』プロジェクトの応援隊長に就任した矢部は、自他ともに認めるサッカー好きであり、長きに渡り自身がMCを務めるサッカー番組を地上波でけん引。現在は動画配信サービス・DAZN 、同じくサッカーの魅力を余すことなく伝える番組『やべっちスタジアム』が配信中で、サッカーファンだけでなく、サッカー選手からも愛される番組として広く認知されている。応援隊長に就任した矢部は「みなさん、こんにちは。このたび『さよなら私のクラマー』プロジェクトの応援隊長に就任した矢部浩之です。(映画を)観させていただいたのですが、少女と少年のサッカーを通した友情と、少し恋愛も入っているのかな…。サッカー(の技術)には自信があるけど、フィジカルは男子に負けてしまう少女の悩みや葛藤なども描かれた青春ストーリーになっていると思います。すごく面白かったです」と本作の魅力をアピールしている。矢部が映画で声優を務めるのは、“矢部先生”。原作には登場しないオリジナルキャラクターを演じる。(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会
2021年05月21日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第12回目の今回は、最近公開された映画・実写版「トムとジェリー」にまつわるフミさんとのてづくりのお話。先月から『トムとジェリー』の実写映画がはじまったことを知り……あのドタバタ劇をなつかしく思いながら帰宅してみると。1歳と3歳の逃走劇は、必ずどちらかが大泣きして幕をとじます。ということで、今回は「追いかけっこ」がテーマのおもちゃを作ることにしました。用意するのは、紙コップと透明のカップ。他にもお家にある手軽なもので代用OKです^_^これをネコとネズミに見立てて、磁石をつけると。動く様子が写真だとわかりにくいですが…実際に遊んでみると、こんな感じです。「やったー!成功だー!」と思ったら……我が家では結局こうなるのでした……^_^[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で学生たちに授業をしながら、自身も美術教育に関する研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ姉妹、ふみさん3歳・妹のひよさん1歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気!最新刊『ぼくとフキゲンな怪獣と』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『ぼくと小さな怪獣』『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年04月21日学校のルールが理解できず、独自路線で突き進むコミックエッセイ『毎日やらかしてます。』シリーズや、ドラマ化もされた『透明なゆりかご』などの作品が人気の漫画家、沖田×華さん。『毎日やらかしてます。』シリーズでも公表している通り、沖田さんにはADHD、ASD、LD(学習障害)のトリプル発達障害があります。「漫画家になってからは、別の世界に転生してきたみたいだ」と語る沖田さんに、現在の仕事に至るまでのお話をお聞きしました。――沖田さんは幼少期、どのようなお子さんだったのでしょうか?沖田×華さん(以下、沖田):小学校入学前は、漢字を読むことが得意で、通っていた公文式では算数で満点をとっていました。だから、親は「頭がいい子どもだ、きっと小学校でもうまくいくだろう」と思っていたらしいのですが、実際は入学式のときから浮いていましたね。Upload By 姫野桂沖田:入学式当日、靴下も上履きも忘れて、集合写真は1人だけスリッパを履いて写っていて(笑)。周りはきちっとした姿勢なのに、自分だけ姿勢もふにゃんとしてて、じっとしていられない感が写真にもあらわれていました。入学式の日って、自己紹介があって、仲良くなった子と一緒に帰ったりしますよね。わたしは、そのとき一緒に帰った友達が「一生一緒に帰る友達」なんだと思い込んで、毎日同じ子に声をかけていました。一度起こったことが、ずっとそのまま再現されるわけではないと理解できないことがよくありました。――そうだったんですね。他にも、何か周りの子と違う行動をとっていたことはありましたか?沖田:ハサミやノリなどが入った「お道具箱」の扱いで先生に叱られて、納得できずに意見を曲げなかったこともありましたね。わたしはお道具箱を大変気に入って、家に持ち帰り、中身を1つも学校に持って来なかったんです(笑)。それを見た同級生たちが代わりのお道具箱を作ってくれたんですが、喜んでいたら先生に取り上げられてしまって。先生からは「なんで自分のお道具箱があるのに家から持ってこないんだ」と言われましたが、「だってこのお道具箱はわたしのものなんですよね?だからわたしがどういう使い方をしてもいいんですよね」と答えて、納得しないことには絶対に謝らなかったらしく…。何かこだわりがあって、クラスの中でわたし1人だけが止まってしまうことも多々ありました。あとは、「テスト」というものの意味を理解していませんでした。例えば、学校の算数のテストだとランダムに足し算が出てきますが、わたしは丸暗記していた公文式のテストの答えをそのまま書いていたんです。母親には「これは公文式の問題じゃないんだから、問題文をちゃんと見ろ」と何度も言われましたが、まったく理解していなかったらしいです。Upload By 姫野桂――となると、自然とテストの点数は低くなりそうです。沖田:そうですね。算数はよく0点をとっていました。でも、全部の教科が悪いのではなく、算数だけが異常に悪くて国語は答えをすごく暗記できる、みたいな、凸凹のある子でした。成績が悪いと親に怒られるので、小・中学校ではいつも成績を改ざんすることを考えていましたね。数学のテストで200点満点中30点しかとれていないのを、数字の「1」を加えて130点にしたり、通知表の「1」に線を付け加えて「4」にしたりとか(笑)。結局バレて怒られるんですが、勉強どうこうというよりも、どうしたら親に怒られずに済むかで頭がいっぱいでした。家に帰ると「学校モード」ではなくなってしまうので、そこからうまく切り替えられず、宿題をするのも苦手だったんですよ。「どうしたらこれをちゃんとできるのかな?」と考えて、町内で勉強のできる同級生のところへ「勉強教えてー」とお菓子を持って行き、やってもらっていました。友達がほしくて入っていた文通部でも、わたしは字がキレイに書けなかったので、友達に「50円あげるから書いてくれ」って頼んで文面を言ったりして(笑)。そんな風に、お菓子やお金を渡して等価交換みたいなつもりで、できないことを人に代わりにやってもらっていました。人と関わろうと思ってはいるのですが、どこかやり方が間違っているというか、子どもらしくないというか…。そんなことばかりしていましたね。Upload By 姫野桂発達障害の自覚がないまま過ごした思春期――沖田さんは、発達障害の診断を小学生のときにすでに受けていたと漫画にも描いてらっしゃいますよね。Upload By 姫野桂沖田:はい。小学4年生のときにADHDとLDの疑いがあるとの診断を受け、ASDの診断は中学生のときに受けました。でも、発達障害の自覚はまったくなくて、「前ならえ」のような集団行動をこなしたり、おとなしく授業を受けたりしている同級生を見て、「この子たちは全員ロボットで、わたしこそが人間」と思っていましたね。「こっち来て」の一言で言うことを聞く人たちが人間に見えなくて。パッと顔を上げると、わたしが1つのことを続けているうちに、全然世界が変わっているんです。昼休みが終わって席に戻ってきたら、みんなが席についてわたしを見ていたこともありました。なんだろうと思ったら、給食が終わった瞬間に、わたしが「ごちそうさま」を言い忘れて教室を飛び出していったから、連帯責任で全員の昼休みがなくなってしまったらしいんです。でも、肝心のわたしは「みんな戻るの早いな」と思っていて、一切その罰がこたえていなかったので、先生は悩んでいたようです。――連帯責任や根性論の時代だったんですね。沖田:そうですね。忘れ物をしたときは「なんで忘れるのか」と理由を問い詰められましたが、「忘れました」以外に答えようがなくて。「忘れた」という言葉が通用しないなら、もう何も言えないなと、小学3年生のころには、場面緘黙症になってしまいました。担任にもひどくいじめられていたのですが、「一生は続かないだろう」「これさえ耐えれば、わたしはもう自由!」と思っていましたね。でも、中学ではもっと地獄を見ました(笑)。Upload By 姫野桂参考: LITALICO発達ナビ「場面緘黙(かんもく)の原因とは?声が出ない要因、子どもの緘黙はなぜ起こる?大人の場合は?について解説」――中学校ではどのようなことがあったのでしょうか?沖田:特に中学1年生のときは、担任との相性が最悪でした。わたしが生まれた時代は第二次ベビーブームの終わりごろだったので、中学は1学年330人ぐらいだったんです。その中で、わたしは成績が330人中280番ぐらいで。「あ、良かった、わたしの下にこんなにいっぱいダメなやつがいる」と思っていたら、成績が悪いのは男子ばかりで女子はわたしだけ。それで目をつけられてしまって…。体罰自体は小学生のころもあったのですが、中学からは胸をつねるような性的な体罰もありました。良くないことですが、当時はそういうことが学校でまかり通っていた時代で、私自身もまだ中学生のころは、体罰と性的な加害の区別が難しかった気がしますね。他には、生理に対する嫌悪感も強かったです。生理が始まってからは、感覚過敏で、とにかく下着をつけるのが苦痛でした。スポーツブラのゴムでかゆくなってしまったり、生理用の小さいショーツそのものや、ナプキンに経血のつく感じがすごく嫌だったり。自分がにおいに敏感だったからかもしれませんが、生理中は周りにバレないかとすごく気にしていました。今は下着や生理用品の選択肢も増えましたが、そこで大変な思いをしている女の子はいると思います。親のすすめで看護師になるも、人と働くことの複雑さに悩む――高校では看護のコースに進み、その後専門学校を卒業して看護師として働き始めたとお聞きしました。なぜ看護師になろうと思ったのですか?沖田:これはもう親の刷り込みですね。家は自営業のラーメン屋、母親は「とにかく手に職をつけろ、看護師がええ」「とりあえず女は免許を取ったら一生食いっぱぐれないし幸せになれる」ということを口癖のように言っていました。わたしは一生一人でいいやと思っていたし、特になりたいものもなかったので、親がやれっていうならやったほうがいいのかなあと受け身で選択しました。結果、大失敗でしたけど(笑)。Upload By 姫野桂――大失敗ということは、看護師の仕事はうまくいかなかったのでしょうか。沖田:看護師に限らないと思いますが、まず社会に出たときの人間関係の複雑さには困りましたね。はっきりした役割もないし、「この人はフレンドリーに話しかけてくれるけど内心は違う」とか、「実はこの人たちは敵対しているから、聞いた悪口をそのまま伝えちゃいけない」とか、そういう暗黙のルールが全くわからなくて。わたしが入ってきたことにより、職場の人間関係がめちゃくちゃになってしまうこともありました。聞かれたことに答えていただけなので、どうしてわたしのせいだと言われるのかもわかりませんでしたが、気がついたら自分が嫌われてしまっていたという…。日によって相手のテンションが変わることにも対応できませんでした。昨日同じことをやって「うん」と言っていても、翌日は機嫌次第で「ダメ」となることもある。そうなると、もう何もできなくなってしまいました。わたしの場合は、最初に教えてもらったことが一生のマニュアルになってしまって、新しいルールが加わってもアップデートできないんです。「タオルを畳む」という作業ひとつとっても、前に勤めていたところで覚えた畳み方を、いくら注意されても繰り返してしまって。自分としては丁寧に畳んでいたつもりでも、職場の人にとっては使い勝手が悪くて迷惑だったみたいです。そういう認識のズレを、当事者はわかっていない。就職しても、そういうところでつまずいてすぐに辞めてしまう人もいると思うので、できれば学生のうちに、コミュニケーションのとり方の基礎を教えてほしかったです。学校でSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)も受けられたらよかったんですが、当時は先生たちも知らなかったんだろうと思います。参考: LITALICO発達ナビ「ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは?支援の対象、方法、気をつけたいポイントについて」 By 姫野桂22歳ではっきりと「人と違う」ことを自覚する――沖田さんは、漫画家になる前に性風俗で働いた経験についても、コミックエッセイで描かれています。沖田:看護師として働いている途中から、昼は病院、夜はおっぱいパブという働き方をしていました。看護師時代はワーカホリックで、「働いていないと生きている意味がない」と感じることもあったんです。当時はお金を貯めることが唯一の生きがいになっていましたし、肉体労働としての共通点も感じていたので、あまり抵抗もなくおっぱいパブで働き始めました。それまではあまりにも人のことに興味がなかったので、わたしなりに「人間を知りたい」とも思っていたんです。お客さんには「明日結婚するから最後に遊びに来た」「嫁さんがもうすぐ出産で、しばらく性的なことはできないから来た」などと話す人がいたり、社会的地位は高いけれどマナーの悪いお客さんもいたりして、「人って、普段外から見える部分だけではないんだ、いろんな要素が固まって人格になっているんだな」ということを知りました。これは、後々漫画をつくるにあたって非常に役立つ考察になりましたね。Upload By 姫野桂沖田:風俗の仕事は、中身のある会話をしなくていいところも息抜きになりました。60分チヤホヤしたら対価がもらえるというのが、シンプルですごく性に合っていたんです。同僚の女の子たちとの希薄な関係も好きでしたね。仮の名前や性格でも通用する世界は、とても気が楽でした。それでも、当時は看護師をメインの仕事に据えていました。本当は看護師の仕事に一生を捧げたかったんですが、正看護師として美容整形科で仕事を初めて3日目ぐらいで、初めて「人と違う」という自覚が出てきたんです。22歳のときでした。――「人と違う」というのは、どういう感覚ですか?小学生での、周りがロボットに思えるという感覚とは違うものでしょうか。沖田:日本語はわかるのに、相手が何を言っているかわからないことが多々あったんです。みんなが何か一言言われるだけで動けているときに、自分だけわからないという問題が、すごくはっきり出てきました。学生時代は「わたしはいいかげんな性格だから」とすませていましたが、国家試験にも受かって准看護師から正看護師になっている今回は、「あれ?」と思いました。そのとき、自分の頭にはごそっと何かが足りなくて、それが補えずに苦しんでいるんだなとぼんやりわかったんです。それでも、具体的にどんな風に困っているのかはどうしても説明できませんでした。――すでに診断されていた発達障害とは、沖田さんの中で結びついていなかったのですね。沖田:今になってみれば、それが発達障害を自覚したときだったと思うのですが、当時は自分に発達障害があるということも全部頭から抜けてしまっていましたね。わたしには、自分と特性の似た、不登校経験のある弟がいて。彼みたいな状態こそが「発達障害」なのだと思っていたんです。弟とは似ているところも多い分、昔はすごく嫌っていたので、かえって発達障害フォビア(憎悪)のようになっていた面もあると思います。そうやって、原因はわからないながらも自分は人と違うんだと思っていたころ、同い年の看護師の先輩に「本当に役に立たないね」と言われたんです。同い年だから余計につらくて。その人に「死ね!ハゲ!」などと言われたときに、「もう死んじゃおう」と、一度自殺未遂をしてしまいました。ロープが切れて自殺には失敗し、「ああ、今日死ぬ予定だったのに死ねなかった」とがっくりしました。でも「とりあえずルーティーンをしよう」と、いつも通り病院に行ったんです。上司に怒られながら仕事をして、家に帰ってからはめちゃくちゃになった部屋を片付けていたら、なんか、やっと…「わたし、病院以外のところでも生きていけるかもしれない」と思い始めました。その日からが、おまけの人生みたいな感じになったのかな。トーン貼りにハマり、4コマを描いたのがきっかけで漫画家に――その後はどうされたのですか?沖田:これをきっかけに本格的にリセットし、親の手の届かない、知らない土地でイチからやり直そうと、看護師を辞めて名古屋へ向かいました。23歳のときです。しばらくはまた性風俗業で働いていたのですが、当時の彼氏が漫画が好きで。彼の持ってきたルポ漫画がものすごく面白くて、ファンレターを送ったのが、現在の夫との出会いでした。電話をしたり、会って話したりする中で、夫がわたしを面白いと気に入ってくれたようで。東京に来ないかと誘われたときは一瞬考えましたが、そのほうが面白そうだと思って行くことを決めました。そのときはまだ、漫画は何もやっていません。夫と一緒に暮らすようになったときに、初めて漫画のトーン貼りを手伝って、「もっとない?」「わたし一生これで生きていく!」と言うぐらいハマってしまいました(笑)。Upload By 姫野桂――トーン貼りを手伝っていたところから、どのようにしてご自身も漫画家になろうと思ったのでしょうか。沖田:ある日、わたしがあまりにも「暇だ」と言うので、彼が4コマの枠だけを出して「これで何か描いてみてよ」って言ったんです。そうしたら、わたしは5分で書き上げたらしくて。それを見た彼が「お前、漫画家になれ」って。そのたった一言で漫画家になりました。わたしはコマが4つしかないからラッキーと思ったのですが、4コマ漫画って描くのが難しいらしいんですね。その時点で、漫画の基礎ができていたみたいです。ただ、絵は全然ダメで。4コママンガの中でキャラクターがどんどん痩せていって、4コマ目には別人になっているんです。左右の区別がつかないので、指の位置を逆に描いてしまうこともありますし。書けない文字がたくさんあることにも、漫画を描き始めてから気づきました。自分で漫画にセリフを書き込んだら、4コマ漫画なのに30個も赤字で修正が入っていたんです(笑)。とくに横の線は苦手で、ペンネームである沖田×華の「華」の字も3年ぐらい間違っていました。同じ字を何度も修正しているうちに、「見え方が他の人と違っているようだ」ということにもやっと気づきました。横線が動いたり、滲んだり、広がったりして見えるんですよ。どうも明朝体はダメらしくて。学習障害の一種であるディスレクシアも、そこで初めて自覚することになりました。ゴシック体だと理解できることは、最近わかりましたね。Upload By 姫野桂漫画家になったのは、「異世界転生」レベルの変化。湧いてくるアイデアをすくい、編集者と仕分けして漫画をつくる――他のお仕事も経験した上で漫画家になった沖田さんですが、漫画家という働き方はいかがでしたか?沖田:まったく怒られなくなったのには驚きましたね。締め切りを守るのは大前提ですが、わたしが出したものに対して、基本的に誰も文句を言わないんですよ。本当は不満もあるのかもしれませんが(笑)、言ってはこない。それがすごく新鮮で、別の世界に転生してきたようなレベルでしたね。どの仕事も、つまずくときは仕事内容そのものというより人間関係ですよ。漫画家のすごくいいところは、上司も部下もいないところですが、代わりにアシスタントや編集者との関わりがあります。わたしの場合、デビュー時に、同業者である夫が、アシスタントや編集者とのコミュニケーションの仕方を教えてくれました。わたし、アシスタントのことを友達みたいに思っちゃうんですよね。「疲れました」と言われたら「あ、いいよ、それやっておくよ」と言うような、なあなあの関係になってしまう。仕事をしてくれるのが嬉しくて、アシスタントの言うことをどんどん聞いてしまうんですが、本当はそういうのはよくないんですよね。仕事上の立ち位置を理解するのは、少し難しいです。漫画をよいものにしていく中で、修正を編集者から頼まれることもあります。「ここはこういう風に直してほしい」と言われた際、最初に思ってしまうのは、「この人はわたしのことが嫌いだからこんなことを言うんだ」ということなんです。そういう考え方のクセがあるんですね。でも、そうやって友達みたいな関係として捉えていると、「じゃあわたしも嫌いになってやる!」となってしまうので、作品をつくる上でよろしくない。そういうときは、夫が「編集者は友達じゃありませんよ」「仕事だから仕方なく!」って教えてくれるんです。そう言われると、編集さんが調子の良くない日もニコニコしたり、ご飯を一緒に食べたりするのも理解できて、関係性をとらえ直せます。そして、「そっか、これは仕事なんだ」「漫画をよくするための直しの要求なんだ」と納得して、うまく仕事のやり取りができるようになるんです。夫はいつも、自身の昔のしくじりを元に、怒鳴らずいろんな方向から説明してくれますね。Upload By 姫野桂――漫画を描くときに、どんなことを考えているのかもぜひお聞きしたいです。最近では、4コマやコミックエッセイだけでなく、ストーリーものの漫画も描かれていますよね。沖田:ストーリー漫画を描くことになったときは、どうやって描けばいいんだろうと途方に暮れましたね。編集担当さんが、ものすごく根気よく教えてくれました。先日、最終回を迎えた『透明なゆりかご』は、ネームにすごく時間がかかっていました。わたしは、そのコマ1つに一点集中型。今どんな話が広がっているのか、描いている最中はまったくわからないんです。それを見て、編集さんが「あ、見えてきました」とか言うので、わたしは「何も見えないじゃない」と思うんですが(笑)。これで話が繋がっているのかなと半信半疑で描いて、いざ掲載されたものを見ると、ちゃんと漫画になっているんですよ。そういうズレみたいなものがあります。だから、わたしは編集さんに「直して」と言われたら、「はい」と直すんです。多くの漫画家さんは、自分の作品への愛ゆえにこだわりがあって、編集者と衝突することも多いと聞きますが、わたしはまったくそういうことはなく。その道のプロである編集さんのほうが正しいだろうと思うんですよね。――そこを割り切っているのはすごいですね。沖田:ADHDの特性なのか、自分が描いたキャラクターや、その名前も忘れちゃうんですよ。キャラクターが5人程度でも、過去の単行本を引っ張り出してキャラを確認しています。『透明なゆりかご』については、読者さんから「泣いた」という感想をよくいただきますが、自分は泣いたことがなくて。他人のことが描かれているのに、なぜ泣くのかは不思議なのですが…きっと何か、思うことがあるんですよね。わたしはそういった共感がなく、看護師としての経験があるとはいえ、妊娠・中絶は経験していませんが、「それでも描けるんだ!」と今回わかりました。だからといって、適当に描いているわけではないんです。ADHDの脳みその特徴のようなものだと思うのですが、常にアイデアがポコポコとあぶくみたいに出ている状態で。それをすくってポイッと出し、編集さんと一緒に仕分けするのが、わたしの漫画の描き方です。今は、20ページぐらいの漫画であれば半日ほどでストーリーの構成ができるようになりました。Upload By 姫野桂自分よりも大切なものができて、仕事に「全て」を賭けなくなった――働く中で発達障害だと自覚し、仕事も変えて年を重ねてきた沖田さんですが、最近新たに気づいたことや変化したことはありますか?沖田:40歳に近くなって、性格がいい意味ですごく変わりましたね。昔は弁当に柴漬けが入ってなかったとか、そういうちょっとしたことで「わたしの今日1日を返せ!」ぐらいに怒っていたんですが、丸くなったというか。上京して夫と一緒に住み始めてからは、心のざわつきがあまりなくなりました。また、以前は「他人のことはわからなくて当たり前、それで相手に不快な思いをさせても仕方がない」と思っていましたが、最近は「向こうの心を知ろうとしたほうが、もうちょっと楽にコミュニケーションが取れる」というふうに考え方が変わってきました。歩み寄りが生まれているような気がします。それはきっと、自分よりも大切なものができたからなんでしょうね。昔は「若くて元気で整形もしていて、いっぱいお金を貯めている自分大好き!」だったのが、今はパートナーだったり親だったりを大事にしたいという気持ちが出始めていて、自分のことは別にいいかなと。好きなことをやり尽くした感じがあるからかもしれません。Upload By 姫野桂――では、仕事についての考え方も変わったのでしょうか。以前はお金を貯めることが生きがいで、「働いていないと意味がない」と思っている時期もありましたよね。沖田:今は、あまり仕事に人生を賭けないほうがいいと思っています。あくまでも仕事は仕事で、人生の一部。あまりにも仕事だけに集中していると、うまくいかなくなったときに墓穴を掘って爆発しちゃうこともあるので、やりたいことや趣味をいっぱい見つけたほうがいいかな、と思います。たしかに仕事はお金を稼ぐ上で大切なのですが、わたしにとってのおっぱいパブのように、ちょっと副業をかじってみたり、息抜きになるものがあったりしてもいいと思うんです。――ありがとうございます。先ほど自分の好きなことはやり尽くしたというお話がありましたが、何か今後やってみたいことはありますか?沖田:『透明なゆりかご』でも描きましたが、最近はコロナ禍の妊婦さんに取材をしていて。ある方は仕事を切られてしまい、車に1人で暮らしながら、大きなお腹を隠して臨月までUberEatsの配達員をやっていたんですよ。そういった行き場のない妊婦さんに住まいをつくるプロジェクトは、クラウドファンディングなどでもいくつかあるものの、数が圧倒的に足りていない。その方を少し支援しながらこの状況を見て、もっと手軽に困っている妊婦さんを支援できないか、滞在できるような施設をつくれないか、と思い始めているところです。また、話に出てきた弟は今、グループホームに入っているのですが、そういった施設やその住人は、社会から排除されやすいところがあります。開設に反対する近隣住民に、職員が菓子折りを持って回ったという話も聞いたことがあって。何も悪いことをしていないのに、なんでそんなに嫌がるものなんだろうと不思議なんです。だから、そういったことを『毎日やらかしてます。』シリーズで描いたり、グループホームを兼ねた何か大きなところをつくったりして、発達障害のある人が困らないような場所をつくりたいなと漠然と考えています。――最後に、進路について考えている読者にメッセージがあれば、お願いします。沖田:学生なら、親と先生、先生と子ども、みたいに、1対1でやりとりをするとスムーズなんじゃないかと思います。小さいときから自分を知っている親って、近すぎるんですよね。話し合いや進路の相談のときに、自分からしたら関係ないような昔の話も引っ張り出されることがありますし。わたしもマザコンなんですが、あんまり親の言うことは聞かんでもいいかなって思います(笑)。親だけに頼らず、できれば仲のいい先生をつくっておくのもいいかもしれません。わたしの場合は、同性のおばあちゃん先生が話しやすかったです。保健の先生も仲良くなっておくといいかな。わたしは専門学校卒ですが、金銭的に余裕があれば大学に行くのがおすすめですね。大学に入ることで、もっと選択肢が広がって、社会的にも学べる気がするので。学生のときって、自分のやりたいことをすごく集中してやってみたいときもあるじゃないですか。悪いことでなければ、それに没頭するのもいいと思います。Upload By 姫野桂明るく軽快に話してくれた沖田さん。仕事以外で趣味や好きなことを見つけたほうがいいという点には、個人的に「自分には何があるのだろう」と考えさせられてしまいました。しかし、年を重ねるにつれて、その回答がちょっとずつでも見えてくるのかもしれません。取材・文:姫野桂編集:佐藤はるか撮影:鈴木江実子
2021年04月18日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第11回目の今回は、「かわいいお弁当」づくりにふみさんと挑戦!春らしいポカポカ陽気の日は、お弁当を作って外へ出かけたくなります。そこでお弁当づくりを気軽に提案してみたところ、ママさんから思わぬ注文。日頃からイヤイヤ期な我が子のため、「かわいいお弁当」を心がけているママさんならではの目線でした。調べてみると、実はいろんな工夫が隠れていたサンドウィッチ。初チャレンジの今回は、とにかく「具をキレイに並べる」ことを目標にがんばることにしました。意外ときっちり仕事をしたがるふみさん。ママさんからの「かわいく」の注文は…お顔を作ることでクリア!(……したつもり。)できあがったお弁当は包んで、ご近所さんへお散歩へ。自分で作ったお弁当は、やっぱりひと味ちがいますね。サンドウィッチを食す顔がなんだか似ていたそうで……笑[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」イトウハジメの「ぼくと姪っこのてづくり時間」Vol.11「サンドウィッチ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ大学院で美術教育に関する研究をするかたわら、中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で助教として教壇に立ち、研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ・ふみさん3歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気! 最新刊『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『僕と小さな怪獣』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年03月17日約18年半、地上波でサッカー情報番組『やべっちF.C.』(以下、FC、テレビ朝日)の司会を務めた矢部浩之さんが、遂にスポーツ専門動画配信サービス・DAZNに『やべっちスタジアム』で進出!ツッコミ役ながらもいつも穏やかな印象の矢部さんが、珍しく(?)熱い思いを語ります。いいとこ取りの映像は、素で楽しんで見ています。――既に知っている方が多いと思いますが、矢部さんご自身がサッカー経験者なんですよね。高校までやっていました。今でもサッカーが大好きで根っからのファンです。だから、もちろんJリーグも興奮しますけれど、海外サッカーのいいとこ取りを集めた映像を流すコーナーなどは、本気で楽しいですね。あれを見ている時は素の僕です。ほぼ家で見ている感覚ですよ(笑)。海外のサッカーって、一番の特徴は速さなんです。それも、ただ走るのが速いだけじゃない、パスも動きも判断もすべてがスピーディ。それに、今はコロナ禍だから無理ですが、サポーターの応援の迫力がスゴい。負けたらボロくそ言うぶん、勝ったらベタ褒めしまくるんです。熱の入れ具合が半端ないんですよね。そこが素晴らしいと思います。Jリーグも、上位に入るクラブでは海外サッカーに匹敵する速い展開を見せてくれます。でも、まだ全てではない。だから、海外のレベルを目指すべく、選手のみなさんは努力されていると思いますし、僕も頑張っていただきたいと応援しています。海外とJリーグ、それぞれにファンがいて当たり前ですが、僕は区別せず、ひっくるめてサッカーが好きなんです。こうしたさまざまなサッカーの映像を見ていると、改めてサッカーをやりたいなとウズウズしますね。――サッカーOBやお笑い芸人の方々とで対戦した「やべっちカップ」や、FCから引き継がれた、選手のみなさんが矢部さんにリフティングのミッションを出す「宿題」コーナーなど、実際に矢部さんもサッカーをなさっていますよね。しかも、ゴールを決めたり、難しいリフティングも見事にクリアしたりと、さすがの実力を発揮されています。試合の場合は忖度ありですからね(笑)。僕はキックオフ前に、敵にも味方にも言うんです、TVショーやからな、俺の見せ場を作れよって。でもそう言ったからには、ちゃんとそれなりのプレーをしなければと、自分にもプレッシャーをかけますけどね。リフティングは、始まった頃はもっとシンプルだったのに、今はもうサーカスですよ(笑)。若い選手は本当にうまいです。やっぱり毎日ボールを蹴らなあかんと思いますね。でも、結婚して子どもができたら、目の前で裕子さん(妻の青木裕子さん)が育児しているのを見て、今はやめとこって、気がひけたままです(笑)。ほな、サッカーの練習に行ってくるわ、なんて言えへんでしょ。だから、サッカーをする機会が近づくと、短期集中で練習するんですけど、体がおかしくなるんですよ。そのあたりは、今後は真剣に考えないとですね(笑)。――番組が毎週日曜の23時に生配信というのも、大変なのでは?確かに、風呂に入って子どもに服を着せたり、髪を乾かしたりして、その後ビールをぐいっとやりたいところですけどね(笑)。でも、行ったら行ったで、本当に楽しいんです。それに、イレギュラーの場合もありますが、土日開催の多いJリーグの試合日程に合わせて、一番ホットな情報をお届けできるのがこの日時でもあります。加えて、僕は生配信にこだわらせてもらってるんですよね。のんびりとリラックスしているように見えますけど、実は、緊張感を持つための生配信なんですよ。収録だと、ほんまに好きなものを見ていると、さっきも言ったようにもっと家にいる時の顔をしてしまうので、オンとオフのスイッチが必要なんです。FC時代のひと言コーナー「ハーイ!やべっち」を残してもらったのもそのためです。これは、選手やサッカー関係者による僕へのメッセージなんですけど、その返しを番組の最後にしているんですね。当日もどういった方がコメントを言うのかは聞かないようにしています。そういったことから、今の『やべっちスタジアム』のスタイルができたんです。――ほかにも、こだわりが?こだわりというか、ひとつだけ、ずっと大事にしているのは、選手へのリスペクトですね。サッカーでごはんを食べていくって、とてもすごいことやねん、とずっと思いながらここまできています。どんどん若い選手が増えていきますけど、思いは変わりません。それは、高校時代の挫折があったからでしょうね。サッカーの難しさ、プロになるまでの厳しさを多少なりとも経験できたぶん、彼らをより尊敬できているのだと思います。――FC終了のニュース時は、選手の方々から「やめないで」という声が多数上がりましたね。僕が応援していたはずなのに、逆に応援していただけたんですよ。とても嬉しかったです。新番組も選手やサポーターのみなさんがつなげてくれたのだと思います。コロナが終息したら、いろいろな企画に挑戦したいですね。選手のみなさん、そのうち絡みに行くから、楽しみに待ってて!(笑)やべ・ひろゆき1971年10月23日生まれ、大阪府出身。’90年、岡村隆史さんとナインティナインを結成。数々の人気番組にレギュラー出演し、現在も『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)やラジオ『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)などの冠番組を持つ。高校まで続けたサッカーは県大会ベスト4の実力。「長男はサッカーとラグビーをやっているんですけど、好きなのはラグビーみたい(笑)」。撮影時にお子さんの話も。矢部さんの柔らかい物腰そのままのラフな空気感も楽しい『やべっちスタジアム』は、DAZNで毎週日曜23時から生配信中。※『anan』2021年3月17日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・伊藤順子(by anan編集部)
2021年03月14日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第10回目の今回は、ふみさんと、旬のイチゴをとびきりおいしく食べよう!というお話。コンビニで、イチゴのパックをちらほら見かけるようになった今日この頃。しばらく仕事を片付けることに必死になっていた自分を、猛烈に反省する瞬間がありました……笑久しぶりにふみさんと、イチゴを美味しく食べようじゃないかということで、検索したところ。ヒットしたのは、なんと「チョコフォンデュ」。オシャレデザートの代表っぽくて、正直一度も食べたことがありませんでした。調べてみたら、チョコかけるだけ……ではもちろんありませんでしたが…ここは姪っこに、お手伝いマンになっていただきます。今回は、ミルクチョコと少量の牛乳をお鍋でコトコト。姪っことおいたんの、初チョコフォンデュ。なんとか完成です。そして唐突にバレンタインが近いことを思い出し、ほろ苦い思い出もできました^_^[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.10「チョコフォンデュ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ大学院で美術教育に関する研究をするかたわら、中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で助教として教壇に立ち、研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ・ふみさん3歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気! 最新刊『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『僕と小さな怪獣』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年02月17日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第9回目の今回は、可愛いシールにハマりまくっているふみさんが喜ぶ工作に挑戦!最近、可愛いシールにハマりまくっている姪っこ。好きすぎて自分の顔に貼り付ける始末。家中に貼られたシールを、夜な夜な剥がしていくのがママさんの仕事になりつつあります……そこで、シールを貼って遊べるカンタン工作をすることにしました。すごく几帳面なふみさんらしく、ゆっくり丁寧に貼っていきます。これを回すと……くるくる回るシールにちょっとテンションがあがるふみさん。我が家のシールブームにまだ終わりはなさそうです……笑[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ大学院で美術教育に関する研究をするかたわら、中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で助教として教壇に立ち、研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ・ふみさん3歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気! 最新刊『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『僕と小さな怪獣』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2021年01月20日12月7日、日本中の漫画ファンに衝撃が走った。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊・以下、ジャンプ)で連載していた人気漫画『チェンソーマン』が、翌週発売号の同誌をもって連載終了することが発表されたのだ。『このマンガがすごい!2021』(宝島社刊)のオトコ編1位を獲得した矢先の発表だけに、SNS上では終了を惜しむ声が殺到した。実は今年の「ジャンプ」では『チェンソーマン』同様、人気絶頂のタイミングで連載を終える漫画が続出している。5月の『鬼滅の刃』をはじめ、『ハイキュー!!』『約束のネバーランド』といったアニメ化もされた人気作品が、次々と終了。『チェンソーマン』も含めると、その数なんと4作品(14日、チェンソーマンもアニメ化が決定した)。18年に終了した『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』、19年の『食戟のソーマ』『火ノ丸相撲』と比較しても、その数は倍になる。こうした「ジャンプ」の“異変”について、自身も長年の「ジャンプ」愛読者であるドラマ評論家の成馬零一氏に話を聞いた。成馬氏は「4作品も変に引き延ばした印象はない」と前置きしたうえで、理由は複合的であるという。「(連載を)引き延ばしてしまうと、作家が疲弊して、話も繰り返しのようになってしまう。それよりは終わらせるべきタイミングで終了させて、その作家の新連載を立ち上げるほうが作家の寿命を延ばすし、作品の評判もいいです」また、アニメ化、ゲーム化といった多角的な二次展開を見越した「ジャンプ」側の商業的な判断もあるという。「アニメや実写映画など映像化する際、原作が長尺すぎるものは避けられる傾向にあります。長編の作品を映画の尺に合わせたことで、原作ファンから不評を買うことも。5~10巻程度の尺の原作で、全26話のアニメ化を2期やるなどしたほうが原作者とファンがどちらも幸福になるわけです。ジャンプ編集部も短いスパンで連載を終わらせて、アニメ化した方が評価と商業的ともに成功することがわかっているのだと思います。作者の意向に可能な限り沿いたいという意向があって、それが『鬼滅の刃』のヒットにもつながっているのでしょう。また、連載は終了したけど、『NARUTO』から派生した『BORUTO』のように別の登場人物のスピンオフを違う作者で描かせるといった、枝葉を伸ばすことも最近ではしていますよね」人気作を次々終了させている「ジャンプ」だが、その契機は数年前にさかのぼる。14年に『NARUTO』(全72巻)、16年に『BLEACH』(全74巻)、18年には『銀魂』(全77巻)といった15年以上連載した長期作品が軒並み終了。その背景にはジャンプ編集部の“新人発掘”への思いがあると、成馬氏は分析する。「長期連載のベテラン作家陣ばかりになってしまうと、誌面がどうしても保守化してしまいます。雑誌の新陳代謝ができていないと、新しい少年読者も入ってこれない。その辺に気づいたのが4年前あたりなのでしょう。そして16年に『鬼滅の刃』、18年に『呪術廻戦』と『チェンソーマン』が連載を開始して、去年から今年にかけて花開きました。これはジャンプに限ったことではないのですが、新人が育っていないメディアが今、非常に多い。若い才能がフックアップされてヒット作を生み出し世代交代が起きることこそが文化的に豊かな状態です。最近のジャンプはそれを意識的におこなっている。基本的には編集部の方針として、新人を育てたいということが昔からずっとあるわけです。今は、いい意味で“作品主義”に戻ったというか、ある種の“原点回帰”なのだと思います」さらに、14年からスタートしたアプリ・ウェブサイト「少年ジャンプ+」がここ数年で急成長。アプリダウンロード数は累計1,500万を越え、『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』といった人気漫画が続々と登場している。強力な“社内ライバル”の存在も、「ジャンプ」本誌を押し上げているようだ。「ジャンプ+は、新人はもちろん、キャリアは長いがヒット作が出なかった作家に新しい作品を描かせてブレイクさせています。『怪獣8号』の作者・松本直也さんはジャンプ本誌で一度連載したのですが、ヒットが出なかった。画力はあるけど、たまたま時代にはまらなかった人たちを抑えていて、その人たちに連載を持ってきて、ヒットさせるという流れがジャンプ+にはあります。そのいっぽうで、『チェンソーマン』の藤本タツキさんみたいな凄く新しい才能を発掘することもやっている(編集部注:藤本氏の初連載作品はジャンプ+内で16年からスタートした『ファイアパンチ』)。ジャンプ+は、間口を広くして自由に描かせることで、ジャンプ本誌のフォーマットから外れた作家たちを集めていますよね。そこでヒットした人がジャンプ本誌で連載を開始するといった、連携も成功している。恐らく、90年代くらいまでは編集部も読者アンケート以外信用していなかった節があります。ですが、最近は評価軸が、WEBでの反応やアニメ化後の展開も見ていて、全部合わせて利益を出そうとしている気がしますね」
2020年12月17日一緒に暮らす姪っこ・ふみさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新連載。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出す! 美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。そんなイトウさんの連載では、姪っこ・ふみさんと“てづくり”を体験したときのエピソードをご紹介。第8回目の今回は、お菓子の家を作るふみさんのお話です! ふみさんがデコレーションしたお菓子の家に注目です。冬になると気になるのが……憧れの「お菓子の家」。クリスマスシーズン、作ってみたくなりますが、食べ切れるのかちょっと心配。ということで毎年断念してきましたが、今年はふみさんのためという名目で購入しました。家を組み立てて、お菓子で飾りつけをします。(大人のほうがワクワクする作業……、今回はすでにクッキーにかじりつきたそうな3歳の姪っこには見学してもらいました。)もちろん飾りつけは、彼女が主役。ところが途中経過を見ると……ちょっとグロテスクな気がしないでもない……、と横目で見ていた家族全員が思ったにちがいないけど、なんとか完成ということにしました。サンタさんのお家を眺めて満足げな姪っこに、少し意地悪を言ってみたところ……ということで、しばらく我が家のリビングに、サンタさん宅が飾られることになりました。来年が良い年になりますように^_^[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」、次回もお楽しみに♡[育児漫画連載]イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」の記事一覧イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.1「ホットケーキな朝ごはん」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.2「紙ヒコーキ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.3「封筒パペット」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.4「白玉だんご①」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.5 「白玉だんご②」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.6「小麦粉ねんど」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.7「番外編. タオルポンチョ」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.8「お菓子の家」イトウハジメの「僕と姪っこのてづくり時間」Vol.9「手作りコマ」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!イトウハジメ大学院で美術教育に関する研究をするかたわら、中学校で美術を教えたのち、2019年4月からは大学で助教として教壇に立ち、研究に励む日々を送っている。同居している妹夫婦の姪っこ・ふみさん3歳との日常を切り取った漫画イラストがInstagramで大人気! 最新刊『美術学生イトウの微熱』(イースト・プレス)が好評発売中!その他著書に『イトウ先生、授業の時間です。』『放課後のオレンジ』(KADOKAWA)『美術学生イトウの青春』『僕と小さな怪獣』(イースト・プレス)『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(光文社)などがある。Instagram:@itototoonIllustration & text/イトウハジメ
2020年12月16日集英社『週刊ヤングジャンプ』に連載中の大人気漫画『キングダム』。原画などを集めた、これまでにない規模の展覧会『キングダム展 -信-』が、2021年夏、上野の森美術館、福岡市美術館で開催される。『キングダム』は、春秋戦国時代の中国が舞台。天下の大将軍を夢見る、下僕出身の少年・信(しん)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)の成長と活躍が描かれている。これまで『キングダム』は、コミックスが累計発行部数7,000万部を突破し、テレビアニメ化、実写映画化もされてきた。連載開始から15年目を迎える2021年、これまでの見せ方とは一味違う「展覧会」という形で、『キングダム』の世界観を体感できる。展覧会のサブタイトルは、主人公の名前「信」。第1話「無名の少年」から、第438話「雄飛の刻」までの、信が仲間や敵との出会い・別れを糧に成長を遂げるストーリーをもとにして、展覧会場が構成される。さらに会場では、著者である原泰久氏直筆の原画、展覧会のために描きおろされたイラストなどもちりばめられる。作品が持つ圧倒的な迫力と感動を体感できるだろう。なお、上野の森美術館、福岡市美術館で開催されたのち、日本各地に巡回も予定されている。【開催情報】『キングダム展 -信-』2021年夏、上野の森美術館、福岡市美術館にて開催
2020年12月15日ナインティナイン・矢部浩之の冠番組となるサッカー番組『やべっちスタジアム』(毎週日曜23:00~)が、29日からスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」で配信開始する。毎週生配信の同番組には解説者として中山雅史氏、中田浩二氏、名波浩氏を週替りで迎え、黒木ひかりがアシスタントを務める。その週に行われたJリーグのハイライトや、選手自らがプレーを解説する「ストップ解説」、選手カメラでチームの素顔を撮影する「デジっち」や有名選手のサプライズ登場も注目の「はーいやべっち」などのコーナーを通して、国内外のサッカーの魅力を余すところなく紹介する。矢部は、小学校4年生から高校までサッカーをプレーし、お笑い芸人となってからもテレビ番組などでサッカー愛を熱く伝えてきた。発表記者会見では「この度DAZNさんへ新加入することになりました“大物選手”矢部浩之です(笑)」と笑いを交えて自己紹介し「ずっと日本サッカーに携わっていきたいと思っていたので、新しい番組ができるということを嬉しく思います」と喜びをあらわに。番組については「気負わず、自分が自然体でサッカーを楽しむこと、そして何よりサッカー選手あってこその番組なので選手ファーストを忘れず、選手・チームと交流しながら楽しいサッカー番組をお伝えできたら」と意気込みを述べ、「日曜夜は“やべスタ”に集合してください!」と呼びかけた。(C)DAZN/Suguru Saito
2020年11月24日フリーアナウンサーでモデルの青木裕子(37)が、7日発売の『VERY12月号』(光文社)に夫でお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之(49)と登場。夫婦そろっての登場は約5年ぶりとなり、雑誌では初めての夫婦共演となる。また、初の家族ショットも公開した。今回の撮影に関して、青木は「皆さんの前で家族写真を撮るというシチュエーションに加えて、夫との共演はとにかく恥ずかしさが先に立ったり、興奮している息子たちの言動や行動がいちいち気になってしまって、…私が一番ダメでしたよね」と普段とは違った撮影に苦戦したようだが、「本当にいい記念になりました!」と喜びを語った。また、矢部も「妻と手を取り合ったり、見つめ合って写真を撮るなんて、結婚式以来? カメラマンさんからくるリクエストに心底照れました」と久しぶりの夫婦での撮影に照れていたようだ。
2020年11月07日お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルで、19日に公開された動画に出演。バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』と、前身番組『めちゃ×2モテたいッ!』(ともにフジテレビ系)の番組名の由来について語った。「【神回】矢部さんがテレビでは絶対しない話をしてくれました」と題して公開された動画に出演した矢部は、相方・岡村隆史について「あの人は“モテたい”っていうのがあった人やから、良かったと思ってる」とコメント。さらに矢部が「モテたい人のハングリーが良かったと思う。また、相方がこんなんやからまた良かったのかもしれん」と分析し、「モテたい方(岡村)、モテてた方(矢部)。面白い方(岡村)、面白いことが好きな方(矢部)みたいな表現だとしっくりくるのかなと思う」と言うと、カジサックは「面白いな~。そんなお2人が続けていった先に『めちゃ×2モテたいッ!』っていう番組が始まるんですもんね」と切り出した。すると、矢部は「(片岡)飛鳥さんが『感じた』って言ってたよ。相方を見て。『この子はもう普通にモテたい子なんや』と」と明かし、カジサックが「それであの名前が付いたんですか!?」と尋ねると、「そうそうそう」と認めた。そして矢部は、「『めちゃ×2イケてるッ!』は、『めちゃモテ』のロケの時に俺が、『岡村さん、イケてますよ』って、俺が言いだしてんて。飛鳥さんが『イケてるってなんか良いな』って。ざっくりしてるけど、でも明らかに良い言葉だから、『モテたいの次はイケてるだろ』ってことで、『めちゃ×2イケてるッ!』にしたって飛鳥さんが言ってた。だから、タイトルは相方の本心と俺の口癖やったらしい」と説明していた。
2020年07月21日お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルで、19日に公開された動画に出演。これからのコンビの活動について展望を語った。「【神回】矢部さんがテレビでは絶対しない話をしてくれました」と題して公開された動画に出演した矢部。カジサックは「今後のナインティナインさんについて聞きたい」と切り出し、「会話のないままずっとふわふわとなっている状態。そして、『オールナイトニッポン』で岡村さんが色々ありました。そこを矢部さんが助けた形になって、お2人でまた『オールナイトニッポン』を始められることになった。僕の中で1ファンとしてナインティナイン第3章ぐらいが始まるんじゃないかと」と推察した。すると矢部は「今回のあの騒動で一区切りかなと思う。めちゃイケ終わったのも第1章。今から第2章かな」と述べた。さらに、カジサックから「もう1回力を合わせて『面白いナインティナインを見せたい』という思いが矢部さんの中では…」と聞かれると、矢部は「もちろんある」と答え、「この世界、絶対にその順番は決まらへんけど、1番になりたいよね」と明かした。そして、カジサックが「1ファンとしてただただ楽しみです。たとえば、ナインティナインさんで次に新番組が始まったら変わると思うんです。もう1回お2人が肩組んでからの新番組ってめっちゃおもろいんちゃうかな」と言うと、矢部は「俺も楽しみ。今までと違う番組にしたいよね」と意気込みを語った。
2020年07月21日お笑いタレントで漫画家のカラテカ・矢部太郎が1日、東京・千代田区の法務省庁舎内で行われた「法務省×吉本興業 第70回 社会を明るくする運動―広がり、つながる未来の輪。―キックオフイベント」に出席した。“社会を明るくする運動”とは、犯罪や非行のない安全で安心な明るい社会を築くための全国的な運動。法務省と吉本興業は、同運動の広報啓発活動として、様々な取り組みを展開している。漫画『大家さんと僕』で「第22回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞した矢部は、同運動をPRするLINEスタンプとCM動画のイラストを制作。『保護司さんと僕』と題したCMは、「僕」が、犯罪をした人たちの立ち直りをボランティアでサポートする「保護司さん」に出会い、保護司の活動に理解を深めていくストーリーで、矢部は「僕」の声も担当した。矢部は「アフレコをさせていただいて、僕が書いたセリフを僕が言っているんですけど、けっこう監督からダメ出しをされまして。僕の言葉なんですけど」と告白。「その『えー!』じゃない」、「もうちょっと強い『えー!』だ」などとダメ出しをされたことを明かし、「でも結果的によかったということで、うれしいです」と話した。
2020年07月01日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。Vol.55 「しばらく漫画をお休みしていましたが…」つぶみさんのお腹に新しい命が宿ってらっしゃるとのこと、本当におめでとうございます!ままのて編集部一同、つぶみさんの朗報に心からお祝い申し上げるとともに、今後ともつぶみさんのお身体を一番に考えてサポートしていければと思います。ほにゅくんの成長、つぶみさんのお身体の変化、お腹の赤ちゃん…たくさんのエピソードをつぶみさんならではのほんわかした画風で描いていただけるのが楽しみです。これからも、つぶみさんのイラストで癒やされたり共感したり…たくさんの作品に触れられるのが待ち遠しいですね。(ままのて編集部)ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年03月04日週刊ビッグコミックスピリッツ連載中の漫画『君は放課後 インソムニア』について、著者のオジロマコトさんにお話を聞きました。不眠症に悩む高校生が織りなす、ボーイ・ミーツ・ガールの行方は。能登にある九曜高校に通う中見丸太(なかみ・がんた)。目下の悩みは不眠症。日中眠くて不機嫌そうな中見は、クラスでもやや浮いた存在だ。文化祭の準備に忙しい女子クラスメイトからダンボールを運んでくるように言われ、本館に出向く。実は、この高校には本館3階に幽霊が出るという噂が。そのいわく付きの場所にあるのが、廃部になった天文部の部室なのだ。中見が、いまは物置代わりになっているその場所に足を踏み入れてみると、そこにいたのはクラスメイトの曲伊咲(まがり・いさき)。お互いが不眠症であり、「自分は変なのではないか」と悩んでいることを打ち明け合うことに…。そんな高校生男女の一風変わった出会いから、『君は放課後インソムニア』の幕は開く。その著者がオジロマコトさん。「不眠をテーマに取り組んでみようと思ったのは、自分自身も小中学校のころに、眠れなくて苦しかった夜があったからですね。いまも周りに眠れずに悩んでる人が多くいて、共感してもらえると思いました。中見と伊咲は、相反するタイプにしようと考えました。中見がメガネを直すときの手つきとか、伊咲のそのときどきの気持ちがそのまま歩き方に出てしまうとか。そういう仕草の積み重ねで、それぞれのキャラクターができあがってきたと思います」眠れない中見と伊咲は、家を抜け出して夜の散歩をしたり、天文台のある部室を居心地よく整えたり、部室に迷い込んできた猫を保護したり……。ふたりだけの秘密が増えるにつれ、距離も近づいていく。そんな甘酸っぱい展開も読みどころ。「普段歩き慣れている場所も、夜だと特別な場所に見えると思うんです。日常の学校生活に安全地帯のないふたりだからこそ、安心できる場所を用意してあげたかった。それが、あの天文台のある部室。ささやかなことでも、ふたりですれば特別な楽しい体験になるのだろうなと」物語の伏線はいくつも用意されているが、まだまだ予測不能な展開だ。「天文部としての活動や、花火大会、臨海学校などの学校行事のたびに、ふたりにはさまざまなことが起きていきます。その中で、彼らが抱えているものや過去のことなどが少しずつ見えてくるはず。ふたりだけの特別な時間や新たな場所を増やしていくつもりなので、見守っていただけたらうれしいです」表情豊かな中見と伊咲を追っていると、彼らと一緒に夜の冒険を楽しんでいるかのような気分になれる。続きが楽しみ。オジロマコト『君は放課後インソムニア』1幽霊の噂から近寄る人もいなかった天文部の部室で、中見と伊咲は、つかの間の眠りといくつかの秘密を共有することに…。週刊ビッグコミックスピリッツ連載中。小学館591円©オジロマコト/小学館オジロマコトマンガ家。代表作に『富士山さんは思春期』(全8巻)、『猫のお寺の知恩さん』(全9巻)等。12月に『君は放課後インソムニア』2巻が発売予定。※『anan』2019年11月20日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年11月14日縁あって東京・新宿区のはずれにある木造の一軒家の2階に間借りすることになった矢部太郎さん。大家である上品なおばあさんとの交流を基にフィクション化したコミック『大家さんと僕』は瞬く間にベストセラーとなり、手塚治虫文化賞短編賞という大きな賞を受賞するほど高い評価も得た。だから、ファンはずっと首を長くして待っていたのだ、続編を!しかし、当の矢部さんは、もうこの物語の続きを描くことはできないと思っていたし、描かないつもりだったそう。「でも大家さんが入院したことで、描けば、大家さんが元気になる気がして…。また読んでもらえると思ったことは大きかったです」かくて、連載に描き下ろしも加えてできあがった『大家さんと僕 これから』は前作以上にドラマがある。大家さんの思い出話の中に重苦しい戦争体験が出てきたり、矢部さんと大家さんがおしゃべりする場所が家ではなく病院になってきたりと、切なくなってしまう場面も多い。「僕も大家さんも年を取らず、変わらない毎日を描くというやり方もあったと思うんですが、最初の本が、大家さんと出会い、近づいていく話でした。きちんとした続編にするなら、大家さんとの別れと感謝を描かなければと思ったんです」涙腺を刺激するコマはいくつもある。大家さんが矢部さんを〈血のつながらない親族〉と紹介する場面はそのひとつ。「大家さんは軽いユーモアのつもりだったと思いますよ。そういう洒落た言い回しをする人でしたから」もちろんシャンソンショーや伊勢丹などに連れだってお出かけしたり、一緒にお茶を飲んだり、おなじみのほっこりした日常もたくさん。「そういえば僕から誘ったことはなかった。誘えばよかったですね…。タピオカミルクティーとか飲んでみたかったかな。大家さんはグミが好きだったからハマった可能性もありますね(笑)」その大家さんのビジュアルは、このマンガの大きな魅力でもある。「小さくて、ふんわりした髪型で、メガネにしたいというのはあったんです。“かわいいおばあちゃん”で検索して、出てきた画像を基に考えました。ファッションは、美智子さまの写真集を参考にしました」併せて、ファンブック『「大家さんと僕」と僕』もおすすめ。ふたりの関係がなぜ多くの人の心に刺さるのか、その秘密が垣間見られる。右・『大家さんと僕 これから』1100円左・『「大家さんと僕」と僕』1000円豪華執筆陣による寄稿やイラスト、描き下ろしマンガなどを収録した番外編。(共に新潮社)©矢部太郎/新潮社やべ・たろう1997年にお笑いコンビ「カラテカ」結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍。初めて描いた『大家さんと僕』がベストセラーとなり、一躍、時の人に。※『anan』2019年9月4日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年08月30日お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が、24日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)にゲスト出演し、詐欺グループの忘年会で“闇営業”を仲介したと報じられ、吉本興業から6月4日付けで契約を解除された相方の入江慎也について語った。番組パーソナリティの伊集院光は「最初に避けて通れないことは少ししゃべりましょう」と切り出し、「こういう時に、わりと話題の真ん中の方にいる、しかも"カラテカの"矢部太郎君が出てくれるわけだから、たとえば、キャンセルすることもできるんだ。もっと言うと、『出ますけど、このことは触れないでください』みたいなことを言ってくるケースもあるんだけど、すべてなしで矢部君は来てくれるということで」と語った。そして伊集院は「俺の考えは、ここで矢部君が相方の思いとかを代弁しちゃったりすると、ややこしくなるんだ。本人じゃないから。もし、本人が来たいと言うなら、ここは門戸が開いてますので、それは本人に言って欲しいです」と矢部に呼びかけた。さらに「1個だけ聞きたいのは、カラテカの矢部太郎っていうことでいいのかな? 続けるのかな、カラテカは名乗るのかな」と質問すると、矢部は「はい。僕はカラテカの矢部太郎なので。はい、カラテカの矢部太郎です」と答えた。また、伊集院が「先輩面して言うと、入江君はすごく社交的でいろんなところに友達を広げたことがちょっとあだになっちゃったし、調子に乗っちゃったと思っているんです。でも、そういう増やした何千っていう友達はどんどん消えていくと思うんです、このことで。矢部君が残るか、残らないかみたいなところが、多分今後のことかな」と話すと、矢部は「僕は本当に入江君とは高校時代からの付き合いで、友達で。この世界に誘ってくれたのも入江君なので。高校時代からの関係は、消えることはないと思っています」としていた。
2019年07月24日お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が8日、自身のツイッターを更新。相方の入江慎也が、詐欺グループの忘年会で“闇営業”を仲介したと報じられた件について、謝罪した。矢部は「相方であり友である入江慎也が多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけし本当に申し訳ありません」と謝罪し、「入江には心から反省し、これまでの自身のあり方を見つめ直し、失ったものの大きさを考え続けてほしいと伝えました」と説明。「今後も僕はカラテカの矢部太郎として活動させて頂きます」と宣言した。7日発売の写真週刊誌『FRIDAY』では、2014年末に行われた振り込め詐欺グループの忘年会に、カラテカの入江慎也、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成らが出席していたと報道。芸人たちの出席を仲介していたという入江は、吉本興業から4日付けで契約を解除された。
2019年06月08日