2016年にスタートし、今年で3回目を迎える兵庫・淡路島の「うみぞら映画祭」が、5月19日(土)・20日(日)に開催される。「うみぞら映画祭2018in淡路島」チケット情報「多くの人に、海を見ながら、波音を聞きながら、のんびりとした時間を過ごしてほしい」という思いで始まった「うみぞら映画祭」。淡路島の海上に浮かべられた巨大なスクリーンで砂浜から映画を楽しめる、全国的にも世界的にも珍しい映画祭だ。上映されるのは、「淡路島が舞台となった映画」や「海を舞台にした映画」で、メイン会場となる大浜海水浴場の“海の映画館”では『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』や人気のアニメ映画が上映されるほか、ホール映画館(洲本市文化体育館)では『種まく旅人 くにうみの郷』『太秦ライムライト』、レンガ映画館(すもとアルファビアミュージアム)では『亜人』、レトロ映画館(洲本オリオン)では『あったまら銭湯』などが上映される。また、淡路島牛丼、淡路島ぬーどる、淡路島バーガーなど、淡路島グルメをたっぷりと堪能できるグルメブースや、瓦やお香など島の産業を身近に感じられるワークショップ、夕日に輝く海を眺めながらのビーチヨガなども展開。夜にはナイトマーケットで島の食材にこだわる料理人の自慢料理を楽しんだり、キャンプファイヤーを囲んで映画の余韻に浸ったり…。映画はもちろん、淡路島の豊かな自然やグルメ、文化を満喫できる「うみぞら映画祭」で、ゆったりとした島時間を過ごしたい。■「うみぞら映画祭2018 in 淡路島」日程:5月19日(土)・20日(日)会場:大浜海水浴場、洲本市文化体育館、すもとアルファビアミュージアム、洲本オリオン
2018年04月25日モデルで女優の池田エライザが22日、沖縄県那覇市の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)のレッドカーペットに登場した。池田エライザ同映画祭で主演映画『ルームロンダリング』(7月7日公開)が上映された池田。雨が降る中で行われたレッドカーペットでは、劇中に登場するアヒルのランプを抱えながら片桐健滋監督と共に歩き、デコルテと美背中あらわな赤いドレスで色気を放った。レッドカーペットにはそのほか、NMB48、阿部寛、黒木メイサ、榮倉奈々、井浦新、成田凌、志尊淳、NON STYLE、ひょっこりはん、おかずクラブなど、上映作品の監督・キャストやお笑い芸人らのべ約1,000人が参加した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催された。上映作品は51作品。来場者数は約25万人を記録した。
2018年04月23日沖縄県内で19日より4日間にわたって開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」が22日、閉幕。那覇市の波の上うみそら公園で行われたラストを飾るライブイベント「オールエンディング」では、沖縄出身歌手が豪華共演を果たし、島袋寛子は夏川りみとコラボしてSPEEDの名曲「BODY&SOUL」を熱唱した。ライブは、かりゆし58の前川真悟が中心となって盛り上げ、かりゆし58は「アンマー」、BEGINは「オジー自慢のオリオンビール」、夏川りみは「涙そうそう」などを披露。そして、島袋寛子は「島唄」を歌い上げ、さらに夏川とコラボしてSPEEDの「BODY&SOUL」を熱唱して会場を沸かせ、歌唱後に「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えた。フィナーレでは、ガレッジセールやガンバレルーヤ、ミキら、映画祭を盛り上げた芸人たちもステージに登場。そして、毎年恒例の明石家さんまからのメッセージVTRも流れ、最後は同映画祭のテーマソング「笑顔のまんま」の合唱で大盛り上がり。花火も打ち上がり、出演者も観客もうっとり見入っていた。また、オープニングでは、今年大ブレイクのひょっこりはんが登場し、"ひょっこり"を披露して観客を喜ばせ、桂文枝は「いらっしゃ~い」で歓迎。ガレッジセールは「来年も沖縄国際映画祭、決定しました!」と来年の開催を発表した。
2018年04月22日女優の知英が22日、沖縄県那覇市の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)のレッドカーペットに登場した。知英同映画祭で主演映画『レオン』が上映された知英。雨に雷というあいにくの天気となったレッドカーペットだが、美背中をあらわにしたドレスで登場し、その美貌とスタイルで観客を魅了した。また、レッドカーペット沿いで名前を呼ぶファンのところへ行き、サインに応じる場面もあった。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットにはそのほか、NMB48、阿部寛、黒木メイサ、榮倉奈々、井浦新、成田凌、志尊淳、NON STYLE、ひょっこりはん、おかずクラブなど、上映作品の監督・キャストやお笑い芸人らが参加した。
2018年04月22日俳優の井浦新と成田凌が22日、沖縄県那覇市の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)のレッドカーペットに登場した。同映画祭で上映された映画『ニワトリ★スター』で主人公の大麻の売人・草太役を演じた井浦と、全身タトゥーの赤髪モヒカン・楽人役を演じた成田。本作で監督デビューを果たしたかなた狼らとレッドカーペットを歩いた。そして、フォトセッションでは、演じたキャラクターになりきったように、監督と個性豊かな共演者たちとポーズや表情を決めた2人。雨に雷というあいにくの天気となったが、レッドカーペット沿いの観客たちは2人の姿に大興奮だった。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットにはそのほか、NMB48、阿部寛、黒木メイサ、榮倉奈々、志尊淳、知英、NON STYLE、ひょっこりはん、おかずクラブなど、上映作品の監督・キャストやお笑い芸人らが参加した。
2018年04月22日女優の榮倉奈々が22日、沖縄県那覇市の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)のレッドカーペットに登場した。同映画祭で、俳優の安田顕とW主演を務めた映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)が上映された榮倉は、李闘士男監督と共に登場。雨が降る悪天候の中、シースルーのワンピース姿で美脚を披露しながら歩き、観客の声援にも手を振って応えた。本作で、必ず死んだふりをして出迎える妻・ちえを演じ、15パターンもの死んだふりを披露している榮倉。ワニに頭を食べられて死んだふりをするシーンもあるが、カーペットでは監督がワニを持って歩き、榮倉も笑顔で頭をなでていた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットにはそのほか、NMB48、阿部寛、黒木メイサ、井浦新、成田凌、志尊淳、知英、NON STYLE、ひょっこりはん、おかずクラブなど、上映作品の監督・キャストやお笑い芸人らが参加した。
2018年04月22日沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で22 日、映画『耳を腐らせるほどの愛』が上映され、舞台挨拶にお笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介、森川葵、とろサーモンの村田秀亮、豊島圭介監督が登壇した。NON STYLEの石田が脚本を手掛け、相方の井上が映画初主演を務めた同作は、緻密に計算し尽くされた漫才のネタ作りを担う石田が得意とする会話劇の妙やクセのある登場人物たちが複雑に絡み合い、次々と波乱が巻き起こるラブコメ映画。石田は「自称天才です」と自信満々にあいさつするも、「今回、本当にくだらないものを作ったので気を抜いて見て下さい。みなさんの人生にとって最も無駄な1時間半になる」と予告し、会場から笑いが。主演の井上が「終始死んでいます。死んでいる演技を見ていただけたらと思います」と話すと、石田は「死に上手」と褒めた。そして石田は「映画を作ってくれというオファーがあって、書いている途中に井上を主演にと言われて断った。めちゃくちゃ脇役にしたんですが、もっと出演を増やしてくれということになったので、出る時間は長くしましたけどずっと死んでいるということにしました」と説明。「本当に死に上手。こんなに死ぬ演技がうまいんやって」と再び褒めた。森川は「現場がものすごく楽しい便がだった。映画にも楽しい雰囲気が出ていると思うので、楽しみながら笑いながら見ていただけると思います」と笑顔でアピール。村田は「まだ見ていなくて、何を撮っているのかなと思うシーンがあったので今から見るのが楽しみ」と話した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月22日沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で21日、映画『洗骨』(2018年公開)の舞台挨拶が行われ、照屋年之監督(ガレッジセール・ゴリ)、奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)が登場した。同作は、照屋監督の短編映画『born、bone、墓音。』を原案に自ら脚本を執筆、監督も手掛け、長編映画として生まれた作品。"洗骨"とは、一度土葬あるいは風葬などを行った後に、死者の骨を海水や酒などで洗い、再度埋葬する葬制で、同作では洗骨という家族の儀式を通して、そこに至る過程での家族の思いやバラバラだった家族がひとつになってゆく姿、血のつながりや親から子へ「生命」というものがバトンタッチされつながれていく様をコミカルに描いた。全編沖縄ロケによる美しい島や海の風景も見どころとなっている。照屋監督は「実際に粟国島に行って洗骨を何度も経験したでおじいちゃんおばあちゃんから話を聞くと、先祖から命をつないでもらってるありがたさを感じているんだなというトークが聞けて、これは映画にすべきだなと。洗骨を通じて一族、家族の絆を表現したいと思った」と題材に"洗骨"を選んだ理由を説明。同作は、第40回モスクワ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に公式招待されており、「あさって行ってきます」と話した。主演の奥田瑛二は、俳優としても監督としても海外の映画祭に参加した経験から「すごいぞ。監督への尊敬のまなざしが。役者はゴミみたいで、日本とは真逆」と証、「国際映画祭に招待作品で行かれるということはそこからもう一つの扉が開く。照屋年之という映画監督として帰ってこられるという魔法のようなこと」とコメント。また、「類まれな才能を持った監督だと思うからこそ参加させてもらった。さらにモスクワから帰られた新たなる道があり、その扉が開いたということ。楽しんできてください」と監督としての才能を絶賛すると、照屋監督は「ありがとうございます。ありがたいお言葉ですね」と感激していた。そして、照屋監督は「今回で11作目。毎回撮るたびに勉強になりますし、お客さんの反応を見るのが好きなんです」と観客に語りかけるように話し、「沖縄を舞台にすばらしい作品ができた。これだけのすばらしい俳優陣が『出てあげる』って決めていただいたことに感謝しています」と思いを語った。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月22日モデルで女優の池田エライザが20日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で上映された主演映画『ルームロンダリング』の舞台挨拶に、共演俳優の健太郎、片桐健滋監督とともに登場した。池田エライザ同作は、ワケあり物件に住むことによって物件を浄化するという"ルームロンダリング"のアルバイトをする八雲御子が、見えるようになった幽霊と奇妙な共同生活を送る中、彼らのお悩み解決に翻弄される物語。主人公・御子役を池田エライザ、御子の隣に住む青年・亜樹人役を健太郎が演じる。池田は胸元の谷間が見えるセクシーな衣装で登場し、「御子ちゃんみたいな女の子がみなさんの生活されている環境のどこかにいるかもしれないという、身近に感じる世界観になってくれたらいいなと意識しました」と御子役について説明。「でも、御子ちゃん根暗な女の子なので、共演しているキャラの濃い方たちに影響されながら、素直に御子ちゃんをやれたらいなと思ってやっていました」と話した。ワケあり物件に住めるかという話題になると、池田は「御子ちゃんを演じることによって、おばけ、霊がもとは人間だったんだなと愛着がわいた。私も御子ちゃんみたいに見えたらいけるんじゃないか」とコメント。健太郎は「無理」だと言い、池田の答えに「本当に?」と驚いた。池田は「安く住めるんだってよ! 例えば100万円のマンションが10万で住めたらどう思います?」とメリットをアピールするも、健太郎は「仕事頑張ります」と考えを変えず。監督も「僕も即答で住まないです」と嫌がった。最後に池田は「撮影をしているときに、この台本だけは大切に大切に扱おうって、そう思えるくらい大好きな映画です。私がもっている『ルームロンダリング』への愛情がみなさまに伝わったり、みなさまも同じように愛してくださったらうれしいです」と作品への思いを熱く語った。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月20日富士山の麓で行われる映画フェス「富士・湖畔の映画祭2018」が、山梨県・本栖湖キャンプ場にて2018年7月27日(金)から29(日)まで開催される。日本のインディーズ映画を中心に上映する「富士・湖畔の映画祭」は、日中は大自然を満喫しつつ音楽を楽しみ、夜は月光の下で映画鑑賞をすることができる野外イベントだ。会場となる本栖湖キャンプ場には、映画祭専用のテントエリアが開設され、キャンプをしながら映画を見るという贅沢な体験をすることができる。4回目の開催となる今回は、コンペ部門をスタート。事前に応募された作品の中から、上映作品の一部を決定する。審査員には、サブカルシーンでも絶大な人気を誇る監督カンパニー松尾、映画評論家の町山智浩が創刊しインディーズシーンに強い影響力を持つ『映画秘宝』編集長・岩田和明、「劇場版シネマ狂想曲」で注目を集める名古屋シネマスコーレ副支配人・坪井篤史などが名を連ねる。上映作品には、インディーズ映画界で話題の上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』や、行定勲監督『いっちょんすかん』、『うつくしいひと サバ?』など42本がラインナップ。行定監督ほか、35作品以上の監督の舞台挨拶も予定されている。【概要】「富士・湖畔の映画祭2018」開催日時:2018年7月27日(金)~29(日)開催場所:本栖湖キャンプ場特設会場住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18アクセス:・車の場合 東京より車で2時間半 河口湖ICより約30分・電車/バスの場合 河口湖駅下車 路線バスにて本栖まで約60分定員:無し申込み:チケットぴあ・e+にて前売り券発売予定、他当日券有り※新宿-映画祭会場 直通バスおよびバンガロー予約は公式サイトで受付中。■上映作品・長編コンペ『NOISE』(監督・脚本・編集:松本優作)『さらば大戦士トゥギャザーV』(監督・脚本・編集:松本純弥)『センターライン』(監督・脚本:下向拓生)『ドブ川番外地』(監督・脚本・編集:渡邉安悟)『向こうの家』(監督:西川達郎)『森のかたみ』(監督:大杉拓真)・短編コンペ『なぎさ』(監督・脚本:古川原壮志)『ヒロイン』(監督・脚本:松崎まこと)『三つの朝』(監督・脚本:根岸里紗)『子供は天使ですか』(監督・脚本:川西薫)『声』(監督・脚本:串田壮史)『林檎は樹の近くに落ちる』(監督・脚本:吹原幸太)・他上映作品『いっちょんすかん』(監督:行定勲)『うつくしいひとサバ?』(監督:行定勲)『花に嵐』(監督:岩切一空)『劇場版テレクラキャノンボール2013』(監督:カンパニー松尾)
2018年04月14日世界を旅する野外映画館プロジェクト「シネマ キャラバン(CINEMA CARAVAN)」が織り成す、ゴールデンウィークだけ現れる「逗子海岸映画祭」が、 2018年も開催。10日間のテーマとラインアップが決定した。「逗子海岸映画祭」は、国内外の優れた映画を、海岸という絶好のロケーションで上映する屋外型の映画祭。普段は何もない静かな逗子海岸に、クリエイター達が手作りで会場を造り上げ、 会期終了後は何事もなかったかのように静かな元の逗子海岸へと戻る。ゴールデンウィークを中心とした10日間のみ、突如出現しまた消えゆく、まさに夢ような映画祭だ。日中は、自然やその背景にある文化、音楽、食など楽しむことができ、日没とともに波音と星空をバックに映画を上映。プロデュースは、このエリア出身のクリエーターやアーティストで構成されるシネマ キャラバンが行なっている。「2009年のスタートから、一貫した手作りでの会場作りと世界とのつながりの扉を開く活動を一貫して続け、蒔き続けてきたそのスピリットの種が、確実に根付いてきたのを感じています。地球を取り巻く自然環境や社会情勢が変化し続ける中、自分自身で思考しアウトプットできる知性と、豊かな人間力を育むこと。これが9年間一貫した本映画祭に対する私たちの指針です」とシネマ キャラバンはコメント。映画を目で“観る”だけでなく、五感をフルに使ってカラダ全部で楽しんだり、自然環境の中でさまざまな文化を体験したり、親交のある世界の国々やこれまで繋がった人々、逗子や三浦のキーパーソンを交えて地域を巻き込んだコミュニケーションが体感できるイベントも有。繋いだ縁と多彩な文化を集約し、旅の成果を共有・自然の中で五感を使って体験する場所として開催している。上映作品は、様々な分野から五感が活用できるような作品が選ばれている。Opening Dayの4月27日の『この世界の片隅に』にはじまり、28日は60年代から映画、 音楽、 アートとボーダレスに活躍してきたトニー・コンラッドのドキュメンタリー『トニー・コンラッド:完全なる今』、29日はブラックユーモアと独特の世界観で一世を風靡したジャン=ピエール・ジュネ監督作品の『アメリ』を、30日は『クライマー パタゴニアの彼方へ』が上映される。5月1日はミニシアターブームの代表作『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』、2日はご機嫌な音楽満載の『シェフ三ツ星フードトラック始めました』が、Kids Dayの5月3日は全編セリフナシのアニメーション映画『父を探して』が上映。4日はアートの街ジョグジャカルタを中心に交流が続くインドネシアをフィーチャーするIndonesia Dayと称し、交流のきっかけとなった栗林隆作品とインドネシア古典影絵を発展させたアーティスト川村亘平斎がスクリーンでコラボレーションを見せる『「光と影」× Indonesia Yatai Trip』を上映する。5日はスケートボードカルチャーをフィーチャーするSkatebording Dayとして昼はゲストスケーター達によるデモライド、夜はライダーによる『スケートボードフィルム』が、6日は、CINEMA CARAVAN Dayとし、昨年好評を博したシネマ キャラバン代表志津野雷のオリジナル作品『Play with the Earth』を上映。旅を経て経験を積むごとに変化し続けるこの作品の最新バージョンを、映像に合わせた生演奏と共に楽しむことが出来る。ゴールデンウィークは10日間限定の、五感で地球とつながる映画館に足を運んでみては。
2018年04月02日「逗子海岸映画祭」が2018年も開催決定。神奈川・逗子のビーチで2018年4月27日(金)から5月6日(日)まで行われる。「逗子海岸映画祭」は、海岸で楽しむ屋外型の映画祭。日中は、ビーチヨガ、ビーチサッカーなどのコンテンツが実施され、ショッピングが楽しめる「バザール」も用意。また日替わりでメニューが変わるフードコートも設置。ビーチで食事が楽しめる「海のレストラン」もオープンする。日没とともに楽しめるのが映画。波音と星空をバックに五感をフルに使って映画の世界を堪能することが可能だ。2018年は、公開後ロングランヒットを飛ばしたアニメーション『この世界の片隅に』がオープニングを飾り、『アメリ』などの人気作品や、ミニシアターブームの火付け役ともいえる『バグダッド・カフェ』のディレクターズ・カット版など、日替わりで異なる作品が上映される。【詳細】「逗子海岸映画祭」会場:神奈川・逗子のビーチ期間:2018年4月27日(金)~5月6日(日)料金:映画 一般 1,500円、高校生以下無料※要身分証明書※逗子市民の方は身分証明書の提示により500円※要身分証明書開場:11:00(4/28,5/1,2の平日は15:00~)※チケット販売開始時間は開場の1時間前。映画開始時間:19:00※開演時間、出演者などは都合により変更となる場合あり。※混雑時のビーチでのテント・ビーチチェアの使用は不可。※上映中の録音、撮影は禁止。<上映スケジュール>・4/27(金) 「この世界の片隅に」・4/28(土) 「トニー・コンラッド:完全なる今」・4/29(日) 「アメリ」・4/30(月) 「クライマー パタゴニアの彼方へ」・5/1(火) 「バグダッド・カフェニュー・ディレクターズ・カット版」・5/2(水) 「シェフ三ツ星フードトラック始めました」・5/3(木) 「父を探して」・5/4(金) 「「光と影」× Indonesia Yatai Trip」・5/5(土) 「スケートボードフィルム」・5/6(日) 「Play with the Earth」
2018年04月01日世界を旅する野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN(シネマキャラバン)」が織り成す、ゴールデンウィークに行われるイベント「逗子海岸映画祭」が2018年も開催されることが決定。10日間のテーマとラインナップが決定した。2009年にスタートした五感で体感できる「逗子海岸映画祭」は、国内外の優れた映画を、海岸という絶好のロケーションで上映する屋外型の映画祭。プロデュースするのは、このエリア出身のクリエーターやアーティストで構成される「CINEMA CARAVAN」。一貫した手づくりでの会場制作と、世界とのつながりの扉を開く活動を続けてきた。映画を”観る”だけでなく、五感をフルに使ってカラダ全部で楽しむ親交のある世界の国々やこれまで繋がった人々を各日程のテーマに、映画とイベント、食をプロデュース。バスクやインドネシアなど、年々交流が深まる土地からはクリエイターや料理人が集結。海外の才能はもちろんのこと、地元・逗子や三浦半島のキーパーソンを巻き込んだコミュニケーションが体感できるイベントも企画されている。日毎のテーマに合わせたフードが日替わりで楽しめるフードコートや、砂浜のスケートランプ、メリーゴーラウンドなど日中楽しめるブースも様々。会場では「CINEMA CARAVAN」の旅の軌跡に触れられる写真を展示。人数限定の「海のレストラン」や、ビーチヨガ、ビーチサッカーなど毎日開催されるプログラムは予約をした上で、楽しむことができる。■映画ラインナップ4月27日(金)のオープニングは、一昨年公開され、ロングランを記録した『この世界の片隅に』。太平洋戦争中の日常を軍港街・呉に嫁いできた、すずの視点を通して描いたアニメーション。のほほんとした日常が戦争を通じて変化してゆく様子や、徹底した時代考証により再現された当時の呉の姿は必見。そのほか映画は、60年代から活躍しているトニー・コンラッドのドキュメンタリー『トニー・コンラッド:完全なる今』、ブラックユーモアと独特な世界観で一世を風靡したジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』、登頂困難といわれるセロトーレ南東稜にフリークライミングで挑戦するドキュメンタリー『クライマー パタゴニアの彼方へ』、かつてのミニシアターブームの代表作『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』、ピーター・バラカンをゲストに迎えて『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』、アヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル(最高賞)と観客賞をW受賞した全編セリフなしのアニメーション『父を探して』を上映。最終日5月6日(日)には昨年好評を博した「CINEMA CARAVAN」代表・志津野雷のオリジナル作品「Play with the Earth」を、オーケストラの生演奏とともに上映。旅を経て経験を積むごとに変化し続けるこの作品の最新バージョンをお届けする。より詳しい情報は、同映画祭HPでチェックしてみて。「逗子海岸映画祭」は4月27日(金)~5月6日(日)まで神奈川県・逗子海岸にて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開© こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2018年03月30日全国的に展開中の“爆音映画祭”を手掛ける樋口泰人が総合プロデュースする「バーフバリ爆音映画祭」が、4月5日(木)~8日(日)の4日間限定でMOVIX堺にて開催されることが決定した。ライブ用の音響システムを使い、大音量の中で映画を観・聴くという試みの爆音上映。2008年から映画祭として始動し、現在では全国で爆音上映&爆音映画祭を展開している。今回上映されるのは、S.S.ラージャマウリ監督が手掛けたインド映画。赤ん坊の頃村人に拾われ、シヴドゥ(プラバース)と名付けられ勇ましい青年へと成長した彼が、王国へと乗り込んで行くのだが、そこで25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知り…というあらすじの『バーフバリ 伝説誕生』(R15+指定)と、その続編にして完結編『バーフバリ 王の凱旋』。インドをはじめ、アメリカなど全世界で人気を博し、“バーフバリ旋風”を巻き起こした。そんな話題作2本を、4日間の期間限定で上映が決定。初日となる5日(木)は、“爆音絶叫上映”を開催。なお、チケット販売は、3月24日(土)より開始。詳しい上映スケジュールなどはぜひ公式Webサイトで確認して欲しい。「バーフバリ爆音映画祭」は4月5日(木)~8日(日)4日間限定でMOVIX堺にて開催。(cinemacafe.net)
2018年03月20日映画祭「EUフィルムデーズ2018」が2018年も開催。2018年5月26日(土)より東京会場でスタートし、その後京都・広島会場でも順次行われる。欧州から集まった、27作品を上映「EUフィルムデーズ」は、2018年で16回目を迎える映画祭。EU加盟国に絞り、フランス、イタリアなどの日本初公開作品、見逃してしまったあの作品、住年の名作などが一挙に紹介される。テーマは「映画で旅するヨーロッパ」だ。2018年はさらにパワーアップ。EU加盟国からは24カ国が参加。北欧やバルト三国・バルカン諸国の作品もラインナップに加わり、全27作品が上映される予定だ。いずれも1000円を切るお得な料金で楽しむことができる。話題作が早くも登場上映作品には、日本女優・桃井かおり主演のラトビア映画『ふたりの旅路』や、第26回レインボー・リール東京で上映され注目を集めたアイルランド映画『マッド・メアリー』、スペインのアカデミー賞に匹敵する"ゴヤ賞"で最優秀アニメ賞を獲得した『しわ』の原作者パコ・ロカの最新作『パジャマを着た男の記憶』など、話題作が揃う。日本未公開作品も他にも日本初公開作品には、カトリン・マイミック、アンドレス・マイミック監督の手掛けた『私と同じ顔の、おじさん』(エストニア)や、アドリアン・ゴイギンガ—監督がメガホンを握った『世界でいちばんの幸せ』(オーストリア)などがラインナップ。ヒューマンドラマやサスペンス、アニメーションなど多彩なジャンルを揃えた「EUフィルムデーズ2018」でお気に入りの一本を見つけてみて。来日ゲスト登壇の特別プログラム実施東京会場・京都海所いうではそれぞれ1回のみ上映となる特別プログラムも実施。東京会場ではボリス・ランコシュ監督作『裏面』を、また両会場でカメン・カーレフ監督作『アイランド』『フェイス・ダウン』が上映される。なお、作品上映にあわせて監督が来日し、トークイベントも開催する。【詳細】EUフィルムデーズ2018■東京会場会場:国立映画アーカイブ※旧東京国立近代美術館フィルムセンター住所: 東京都中央区京橋3-7-6開催期間:2018年5月26日(土)~6月21日(木)当日券:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者、キャンパスメンバーズ無料■京都会場会場:京都府京都文化博物館住所:京都府京都市中京区東片町623−1開催期間:2018年6月2日(土)~6月24日(日)チケット:一般500円/大学生400円/高校生以下無料■広島会場会場:広島市映像文化ライブラリー住所:広島県広島市中区基町3-1開催期間:2018年7月1日(日)~7月13日(金)チケット:一般380円/シニア・高校生180円/中学生以下無料■上映作品一覧『裏面』『アイランド』『フェイス・ダウン』『マッド・メアリー』『日の名残り』『人間の値打ち』『ラスト・センテンス:死者への裁き』『パジャマを着た男の記憶』『アロイス・ネーベル』『ヒットマン・インポッシブル』『湖のものがたり』『スワッガー』『神様メール』 『ベルヒカ』『ソラリスの著者』『寄せ集め』『ホース・マネー』『ふたりの旅路』『エリザのために』『私と同じ顔の、おじさん』『世界でいちばんの幸せ』『キッツ先生の子供たち』『もうひとりの私(仮)』『もうひとりの私(仮)』『ウィルソン・シティ』『鉱夫』『猿』『エミリヤ、自由への闘い』『ラスティー・ボーイズ〜ビバ老後!〜』■特別プログラム・『裏面』上映&トーク日程:6月2日(土) 16:10~ ※東京会場のみ登壇者:ボリス・ランコシュ監督・『アイランド』『フェイス・ダウン』上映&トーク日程:『アイランド』6月16日(土) 13:00~ ※東京会場6月14日(木) 18:30~ ※京都会場『フェイス・ダウン』6月16日(土) 16:00~ ※東京会場6月13日(木) 18:30~ ※京都会場登壇者:カメン・カーレフ監督
2018年03月19日音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2017」にて観客賞を受賞した枝優花監督『少女邂逅』(英題:『Girls’ Encounter』)が、第42回香港国際映画祭 I See It My Way部門にて正式招待上映されることが決定し、海外版ポスタービジュアルと予告編が解禁。さらに日本では、6月30日(土)より全国順次公開されることも決まった。■STORYいじめをきっかけに声が出なくなったミユリ(保紫萌香)。自己主張もできず、周囲にSOSを発信するためのリストカットをする勇気もない。そんなミユリの唯一の友だちは、山の中で拾った“蚕”。ミユリは蚕に「紬(ツムギ)」と名付け、こっそり大切に飼っていた。「君は、私が困っていたら助けてくれるよね、ツムギ」――この窮屈で息が詰まるような現実から、いつか誰かがやってきて救い出してくれる――とミユリはいつも願っていた。だが、ある日、いじめっ子の清水に蚕の存在がバレ、捨てられてしまう。唯一の友だちを失ったミユリは絶望する。その次の日、ミユリの通う学校に「富田紬(つむぎ)」という少女(モトーラ世理奈)が転校してきて…。■香港国際映画祭にて正式招待上映へ本作の招待上映が決まった第42回香港国際映画祭 I See It My Way部門には、松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』なども選出されており、インディーズ映画である本作のエントリーは異例ともいえる快挙。また、国内では4月7日(土)加賀温泉郷フェス公式プレイベント、4月8日(日)高崎映画祭を経て、6月30日(土)より新宿武蔵野館を皮切りに、全国順次公開されることも決定。これに合わせて、枝優花監督、主演を務めた「ミスiD2016」グランプリの保紫萌香、「装苑」モデルのモトーラ世理奈のコメントも到着した。■コメント全文監督:枝優花ほぼ20代という若いチームで作り上げた低予算自主映画が、香港国際映画祭や新宿武蔵野館を通して私たちの想像より遥かに多くのお客様に届くという事実に胸いっぱいです。改めて支えてくださった皆さまに感謝です。そして、もっともっとこの映画が多くの世界を旅できるように努めていけたらと思います。主演:保紫萌香私たちの映画『少女邂逅』を、国内に留まらず多くの方々にお届けできること、本当に、本当に嬉しく思います。毎日、すべての体力と精神力を使い切り、全員で育てた大切な作品です。皆様に何を持って帰っていただけるのか楽しみです。そして、枝監督、私を見つけてくれてありがとう!主演:モトーラ世理奈海外の映画祭で上映されてこの映画が世界に広がっていくことを非常に楽しみに思います。また、昨年の公開を終え、今年改めて新宿武蔵野館で上映されることが決まり私自身としても嬉しいです。夏休み直前のふわふわした空気とともに、ぜひ劇場に足を運んで頂きたいです。『少女邂逅』は6月30日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月18日「イタリア映画祭2018」が、2018年4月28日(土)から5月5日(土・祝)まで東京・有楽町にて開催される。「イタリア映画祭2018」は、2001年より始まり毎年1万人以上が訪れるゴールデンウィークの恒例イベント。2018年の上映作品は、巨匠から新進気鋭の作家まで、ドラマ・コメディ・クライムアクション・ロマンスと幅広いジャンルから厳選された19作がラインナップする。そのうち14作が、2017年以降に本国で製作された日本初公開のもの。ほか5つも新作と関連のある作品だが、現在日本での上映権がないものばかりなので、貴重な上映体験となりそうだ。注目作は、イタリアで国民的人気を誇るシンガー・ソングライター、リガブエの3本目となる監督作『メイド・イン・イタリー』。無名の一市民の生き様を通してイタリアへの愛憎を描く感動作だ。また、アカデミー賞<外国語映画賞>のイタリア代表に選ばれた『いつだってやめられるー名誉学位』も、前作『いつだってやめられるー10人の恐れる教授たち』が2018年5月26日(土)よりBunkamura ル・シネマ他で全国公開を控えるなど、話題の最新作となっている。また、来日ゲストを招いた開会式や舞台挨拶、トークセッションも予定されているので、映画ファンは必見。なお、5月26日(土)・27日(日)には、大阪のABCホールで「イタリア映画祭2018 大阪」が開催される。【詳細】「イタリア映画祭2018」期間:2018年4月28日(土)~5月5日(土・祝)場所:有楽町朝日ホール住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階<チケット>当日 一般 1,700円/学生・60歳以上 1,600円前売券 一般 1,450円/学生・60歳以上 1,350円※前売券の販売開始は3月17日(土)10:00から■上映作品・『イタリアの父』(監督:ファビオ・モッロ)・『シチリアン・ゴースト・ストーリー』(監督:アントニオ・ピアッツァ/ファビオ・グラッサドニア)・『フォルトゥナータ』(監督:セルジョ・カステッリット)・『純粋な心』(監督:ロベルト・デ・パオリス)・『チャンブラにて』(監督:ジョナス・カルピニャーノ)・『侵入する女』(監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ)・『ザ・プレイス』(監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)・『いつだってやめられるー名誉学位』(監督:シドニー・シビリア)・『環状線の猫のように』(監督:リッカルド・ミラーニ)・『ティートとエイリアン』(監督:パオラ・ランディ)・『メイド・イン・イタリー』(監督:ルチャーノ・リガブエ)・『世情』(仮題)(監督:ジャンニ・アメリオ)・『愛と銃弾』(監督:マネッティ・ブラザーズ)・『Emma 彼女の見た風景』(仮題)(監督:シルヴィオ・ソルディーニ)・『ラジオフレッチャ』(監督:ルチャーノ・リガブエ) ※アンコール上映・『ベニスで恋して』(監督:シルヴィオ・ソルディーニ) ※アンコール上映・『僕はナポリタン』(監督:マネッティ・ブラザーズ) ※アンコール上映・『多様な目』(監督:シルヴィオ・ソルディーニ) ※アンコール上映・『地中海』(監督:ジョナス・カルピニャーノ) ※アンコール上映【問い合わせ先】・~4月27日(金)TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)・会期中TEL:03-5221-0080(会場)
2018年03月13日開催場所のシチュエーションを活かし、一夜限りの幻想を作り上げる野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭2018」が、栃木県のモビリティテーマパーク「ツインリンクもてぎ」にて10月6日に開催される。「夜空と交差する森の映画祭」は、年に一夜だけ森の中に現れ、訪れた人誰もがその世界の登場人物の一人になれる数千人規模の野外映画フェス。毎年コンセプトや開催地を変え、森や川、岩場などバリエーション豊かなロケーションに設営した複数の特設スクリーンで世界観に沿った50本近くの長編・短編映画を夜通し楽しむことができるイベントだ。5周年を迎える今年の舞台は、世界選手権のMotoGP日本グランプリが開催されているサーキット「ツインリンクもてぎ」。施設内にはキャンプやグランピングを楽しむことができる「森と星空のキャンプヴィレッジ」が併設されており、緑豊かな自然に囲まれたサーキットというロケーションを活かして同イベントの一夜を盛り上げる。今回のイメージテーマは「交差」。メインビジュアル内の表現手法としても使われている微妙なズレが、未来を変え、過去の捉え方をも変えていく。そんな「思わぬ所で運命は変わっていく」人生の様を、サーキットの長い道になぞらえて表現する。同イベントのティザーサイトは、6月に公開予定。主催する森の映画祭実行委員会では、上映する短編映画/ショートフィルムの公募を4月30日の13時まで受け付けている。また、4月28日から5月5日のゴールデンウィーク期間には、「夜空と交差する森の上映会 IN ゴールデンウィーク2018」を開催。山梨県北杜市にある「森名水公園 べるが」にて、昨年の大ヒット映画「ラ・ラ・ランド」や、傷ついた少女と英国人祖母の心の触れ合いを描いた「西の魔女が死んだ」などメジャータイトルを含む作品を、短編と長編の2本立てで日替わり上映する。さらに7月14日から16日まで、400mと日本最長を誇る静岡県の大桟橋「三島スカイウォーク」にて、スピンオフ企画「夜空と交差する空の上映会」の実施も決定。三島の夜景を眺めながら橋を渡った先で野外映画を楽しむことができる。公式サイトは5月以降に公開予定。緑豊かな自然の中、五感まるごとで映画を体験できるイベントで特別な時間を過ごしてみては。チケットの購入や詳細は、公式サイト()にて。【イベント情報】夜空と交差する森の上映会 IN ゴールデンウィーク2018(スピンオフの上映会シリーズ)会期:4月28日〜5月5日会場:白州・尾白の森名水公園 べるが住所:山梨県北杜市白州町白須8056公式サイト:夜空と交差する空の上映会(スピンオフの上映会シリーズ)会期:7月14日〜7月16日会場:三島スカイウォーク住所:静岡県三島市笹原新田313公式サイト:5月以降に公開予定夜空と交差する森の映画祭2018会期:10月6日会場:ツインリンクもてぎ住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1公式サイト:
2018年03月12日「夜空と交差する森の映画祭」が栃木・ツインリンクもてぎで、2018年10月6日(土)に開催される。「夜空と交差する森の映画祭」とは「夜空と交差する森の映画祭」は、年に1度開催される数千人規模の野外映画フェス。2018年で5周年を迎える本イベントは、毎年コンセプトや開催地を変え、森や川、岩場などにスクリーンを設営。50本近くの長編、短編映画を夜通し楽しみ、五感を丸ごと使った映画体験をすることが出来る。2018年の舞台は栃木・ツインリンクもてぎ2018年の会場となるのは、栃木・ツインリンクもてぎ。サーキット会場としてはもちろん、グランピング・テント、ログキャビン、キャンプサイトが設けられたキャンプ施設「森と星空のキャンプヴィレッジ」を併設し、緑豊かなロケーションが魅力だ。「交差」がキーワード2018年のキーワードは「交差」。"微妙なズレが未来を変え、過去の捉え方をも変えていく"、"思わぬ所で運命は変わっていく"、というメッセージをイベントを通して参加者へ伝える。今回は、メインステージ「そのとき。」に加えて、サブステージとして「それから、」「そして、」、渋谷のミニシアターを運営するアップリンクとともに作品を贈る「いつか、supported by UPLINK」を用意する。「そして、」の広場には、ハンモックに揺られながら映画を眺めることができる「ハンモックエリア powered by the good day TOKYO」も登場する。「ベイビー・ドライバー」など51作品が上映上映されるのは長編、短編あわせて全51作品。エドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』、新海誠監督の『秒速5センチメートル』、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』、ミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』などが展開される。なかでも注目は『ベイビー・ドライバー』だろう。同作は、若きドライバー通称「ベイビー」が、天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍するクライム・アクション。サーキットを有する“ツインリンクもてぎ”ならではの選定だ。ナイトマーケットやワークショップ映画鑑賞以外の企画も充実。物販ブースの「モリス・マーケット」を設置するほか、アジア最大級のデザイナーズマーケット・Pinkoiとコラボレーションし、日本、タイ、中国、香港、台湾の作家によるナイトマーケットをオープンする。また、アロマ・ジェルキャンドルづくりなどのワークショップも開催する。フード販売やアウトドアダイニング映画と一緒に楽しみたいフード類は、フード&ドリンクの販売場所「ポップコーンベアーズ・キッチン」で手に入れることができる。また、アウトドアダイニング"月明かりの料理店 by Wonder Wanderers"もオープン。全国の自然の旬を求めて移動する「旅するアウトドアホテル"The Caravan"」を手がけるWonder Wanderersとコラボレーションするものだ。全三部の事前予約制となっており、イタリアンの巨匠とも称される「オステリアヴィンチェロ」齋藤シェフがこの日のためだけに考案した特別なディナーセットを味わうことができる。【詳細】■「夜空と交差する森の映画祭2018」開催日:2018年10月6日(土)オールナイト開催 上映時間 18:30 / 上映終了 5:00会場:ツインリンクもてぎ住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1※「月明かりの料理店 by Wonder Wanderers」は全三部の事前予約制。予約・詳細は公式サイトを確認。【チケット詳細】価格:早割 9,800円(~9/6)/通常入場料 11,500円+税(9/7~)※いずれも1ドリンクチケット付き駐車料金 2,500円、品川発往復バスツアー 8,000円、往復シャトルバス券(宇都宮駅―会場) 4,000円、山梨発往復バスツアー 9,500円グランピング券 33,000円~、そのほかログキャビンやテントサイト利用券も販売予定公式URL:当日上映タイムテーブル
2018年03月12日「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018」が、2018年10月6日(土)から10月28日(日)まで、ロームシアター京都をメイン会場として開催される。「女性」をテーマにしたダンスや演劇「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」では、国内外から多様で先鋭的なアーティストを迎え、演劇やダンスをはじめ、美術、 音楽、デザイン、建築などジャンルを越境した作品を紹介。今回は、「女性アーティスト」にフォーカスを当て、全12組の作品が披露される。従来的な「男」と「女」の枠組みを超え、性のあり方について作品を通じて問題提起していく。ブラジル出身のアーティスト、ロベルタ・リマは、自らの身体そのものをテーマにした作品を展開する。今回披露する「水の象(かたち)」は、日本酒の醸造過程にインスピレーションを受け、日本における「水」の存在意義を問いかけるパフォーマンスだ。田中奈緒子は、光と影による静謐で幻想的な作品を作り出す。作品の舞台となる世界遺産・二条城で繰り広げられる光の世界に注目だ。フランス人アーティストも多数登場また、日仏交流160周年及び京都・パリ友情盟約締結60周年を記念し、複数のフランス人アーティストの作品も上演する。2014年に行われた同イベントで、見事なパフォーマンスによって日本の観客を魅了したダンサー、セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョーの2人も再登場する。クラシックバレエとジャマイカの電子音楽のコラボレーションで、今までにない鑑賞体験をもたらしてくれる。【詳細】KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018開催期間:2018年10月6日(土)~10月28日(日)会場:ロームシアター京都、京都芸術劇場 春秋座、京都芸術センターほか■出演アーティスト例ジョン・グムヒョン、ジゼル・ヴィエンヌ / DACM、ロベルタ・リマ、山城知佳子、ウースターグループ、田中奈緒子、セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー、マレーネ・モンテイロ・フレイタス、マレーネ・モンテイロ・フレイタス、She She Pop 、市原佐都子/ Q 、手塚夏子、ロラ・アリアス
2018年03月11日開催場所のシチュエーションを活かし、一夜限りの幻想を作り上げる「夜空と交差する森の映画祭」。昨年の愛知県の離島・佐久島での開催を経て、5年目となる今年はサーキットとキャンプ場を併設した森の中のモビリティテーマパーク、栃木県の“ツインリンクもてぎ”にて10月に開催されることが決定。また、静岡県・三島スカイウォークにてスピンオフ企画「夜空と交差する空の上映会」の実施も決まった。「夜空と交差する森の映画祭」とは…今年で5年目を迎える、年に一夜だけ開催される数千人規模の野外映画フェス。毎年コンセプトや開催地を変え、森や川、岩場などバリエーション豊かなロケーションに設営した複数の特設スクリーンで、世界観に沿った50本近くの長編・短編映画を夜通し楽しみ、五感を目いっぱい使った映画体験を楽しめることで注目を集めている。今年の森の映画祭の舞台となるのは、「MotoGP日本グランプリ」などが開催されるサーキットや、いま話題の“準備いらず”のグランピングを楽しむことができる“森と星空のキャンプヴィレッジ”が併設される栃木県“ツインリンクもてぎ”。緑豊かな自然に囲まれたサーキットというロケーションを活かして、野外映画フェスの一夜を盛り上げる。今年のコンセプトは「交差」昨年は「しゅわしゅわ」を世界観のキーワードにし、“気泡のように、現れては消えて儚くて切ない世界”を表現。5周年を迎える今回は、イベント名に入っている「交差」がキーワードに。メインビジュアル内でも表現されているように、微妙なズレが未来を変え、過去の捉え方をも変えていく、“思わぬ所で運命は変わっていく”、そんな人生の様をサーキットの長い道になぞらえて表現していくという。なお、先月発表されたスピンオフ企画「夜空と交差する森の上映会 IN ゴールデンウィーク2018」に続き、短編/長編の映画の2本立てを日替わりで上映する“上映会シリーズ”に新たな仲間が誕生。7月14日(土)~16日(月・祝)の三連休に「夜空と交差する空の上映会」の開催が決定。静岡県の400mの日本最長を誇る大吊橋“三島スカイウォーク”で、三島の夜景を眺めながら橋を渡った先で野外映画を楽しむことができる。その詳細は5月以降に発表予定という。「夜空と交差する森の映画祭2018」は10月6日(土)栃木県 ツインリンクもてぎにてオールナイト開催。「夜空と交差する森の上映会 IN ゴールデンウィーク2018」は4月28日(土)~5月5日(土)山梨県 白州・尾白の森名水公園 べるがにて開催。(上映作品:『この世界の片隅に』『最強のふたり』『ラ・ラ・ランド』など)「夜空と交差する空の上映会」は7月14日(土)~16日(月・祝)静岡県 三島スカイウォークにて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年03月09日「午前十時の映画祭 9 デジタルで甦る永遠の名作」が、2018年4月13日(金)より全国58の劇場で開催される。2010年に始まり9回目を迎える「午前十時の映画祭」では、この映画祭のために新たにデジタル化された世界の名作映画、全27本を約1年に渡って上映。上映される映画は1970年代半ばから90年代にかけての作品からピックアップし、20世紀最大のヒット作『タイタニック』から、『地獄の黙示録』『トップガン』など大作がずらりと名を連ねる。さらに、日本劇場のオープニング作品だった『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の4時間越えのディレクターズ・カットを劇場初公開。こちらも見逃せない貴重なフィルムだ。また、『七人の侍』『用心棒』『椿三十郎』の黒澤明による3作品の4Kデジタルリマスター版も上映作品にラインナップ。最新の技術によって鮮明に甦った名作を、劇場のスクリーンで楽しむことが出来る。【詳細】午前十時の映画祭 9 デジタルで甦る永遠の名作開催期間:2018年4月13日(金)~2019年3月28日(木)開映時間:期間中毎朝10時※劇場によっては複数回上映もあり。上映期間:1作品2週間もしくは1週間上映開催劇場:全国58の劇場入場料金:一般 1,100円、学生 500円上映作品:全27作品(新規外国映画18本、新規日本映画4本、アンコール上映5本)上映方式:デジタル上映※開催劇場は公式HPを参照。■上映作品、期間 ※上映作品は前者がグループA、後者がグループB4/13(金)~4/26(木)タイタニック(グループAB共通)4/27(金)~5/3(木)太陽がいっぱい/シェーン5/4(金)~5/10(木) シェーン/太陽がいっぱい5/11(金)~5/24(木)地獄の黙示録/オール・ザット・ジャズ5/25(金)~6/7(木)オール・ザット・ジャズ 地獄の黙示録6/8(金)~6/21(木)七人の侍/用心棒6/22(金)~7/5(木)用心棒/椿三十郎7/6(金)~7/19(木)椿三十郎/七人の侍7/20(金)~7/26(木)雨に唄えば/メリー・ポピンズ7/27(金)~8/2(木)メリー・ポピンズ/雨に唄えば8/3(金)~8/16(木)ボディガード/グリース8/17(金)~8/30(木)グリース/ボディガード8/31(金)~9/13(木)プラトーン/トップガン9/14(金)~9/27(木)トップガン/プラトーン9/28(金)~10/11(木)灰とダイヤモンド/マイライフ・アズ・ア・ドッグ10/12(金)~10/25(木)マイライフ・アズ・ア・ドッグ/灰とダイヤモンド10/26(金)~11/8(木)ソフィーの選択/近松物語11/9(金)~11/22(木)近松物語/ソフィーの選択11/23(金)~12/6(木)ジャイアンツ/裸の島12/7(金)~12/20(木)裸の島/ジャイアンツ12/21(金)~1/3(木)パリの恋人(グループAB共通)1/4(金)~1/17(木)日の名残り/チャンス1/18(金)~1/31(木)チャンス/日の名残り2/1(金)~2/14(木)パルプ・フィクション/ワンス・アポン~アメリカ2/15(金)~2/28(木)ワンス・アポン~アメリカ パルプ・フィクション3/1(金)~3/14(木)狼たちの午後/大統領の陰謀3/15(金)~3/28(木)大統領の陰謀/狼たちの午後
2018年03月04日岡崎京子原作、行定勲監督、二階堂ふみ×吉沢亮主演『リバーズ・エッジ』が第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。批評家たちに革新性の高さを認められたこの映画は、1993年に発表されて人気を博した漫画を原作にしている。その時代は、阪神淡路大震災も、9.11アメリカ同時多発テロも、3.11東日本大震災もまだ起こっておらず、高校生である登場人物たちの身に降り掛かっていたのは、華やかなりしバブル景気の終わった残骸であった。もっとも高校生たちには直接バブルは関係なく、作品のなかに具体的に描かれてはいない。ただただ得体の知れない閉塞感だけが執拗に描かれている。それを映画では「平坦な戦場」と呼ぶ。○病んだ登場人物たちが描かれる登場人物はほぼ全員病んでいる。ざっと紹介すると、主人公の若草ハルナ(二階堂ふみ)はそれほど好きでもない男の子とつきあっている。一事が万事その調子で何に対しても冷めている。ボーイフレンドの観音崎(上杉柊平)はやたら暴力的でハルナ以外の人間をそのはけ口にしている。ハルナと友人にもかかわらず、ひそかに観音崎とセフレ関係にあるルミ(土居志央梨)は妻子ある男性ともつきあっている。観音崎に暴力をふるわれている山田一郎(吉沢亮)は、ゲイであることを世間に隠していて、いじめや自分の本心を明かせないストレスをある秘密で凌いでいる。その山田が好き過ぎて、半ばストーカー気味になっていく田島カンナ(森川葵)、山田のある秘密を共有する吉川こずえ(SUMIRE)は過食と嘔吐を繰り返している。いわゆる、精神的に病んでいると言われる症例の代表のようなひとたちの集まりだ。あるとき、ハルナは、観音崎に酷い目に遭った山田を助け、その御礼に、川べりの原っぱの中に隠した山田の宝物を見せてもらう。それは白骨化した死体だった。これを見ると癒される山田をはじめとして、登場人物たちはみんなそれぞれ何かしらで心の安定を図ろうとしていて、それは過剰なセックスであったり暴力であったり食事であったりする。だがそれだけでは足りなくなって、じょじょに気持ちが溢れ、ついには誰も彼もが決壊していく。表面的にはみんなおしゃれで肌なんかすべすべで旺盛な性欲含めて若いエネルギーを放ちまくっているけれど中身は、まるで、彼らの街を流れる淀んだ川のようだというお話を、行定監督はあえて、4:3のスタンダードサイズの画面にして、彼らの閉塞感を表した。「インスタグラム時代ですから、むしろ現代的だと受け入れられるはず」(文春オンラインのインタビューより)とさえ語っていたが、その四角い画面には「インスタ映え」なんていう言葉とは真逆の、くすんだ感情や行為が映っている。○物語の中で救済を見せた吉沢時代も、環境も、いまとは違うというのに、ぐいぐいと心の内に迫ってきて窒息しそうな物語のなかで、唯一の救済は、吉沢亮だった。主人公を演じた二階堂ふみも、この映画企画の発端でもあって、ひじょうにすばらしいが、彼女は、2013年にベネチア国際映画祭で最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するなどすでに俳優として確実な実績があるので、ここでは、これからが期待できる吉沢亮について積極的に書きたいと思う。『リバーズ・エッジ』で吉沢亮の何が良かったかというと、眼帯がみごとに似合っていたことだ。眼帯とは多分にフェチ心をくすぐるアイテムであり、漫画やアニメには眼帯キャラが登場することが多い。原作は漫画であることも手伝って、いじめられっ子の山田一郎の肉体はどんどん傷つけられていき、頬にバンドエイドをしたあとは、眼帯をするまでに至る。漫画やアニメに眼帯キャラが多いといっても、男性の眼帯キャラは強いキャラが多い。しかも、キャプテンハーロックとか伊達政宗とか、黒いものをしていることが。それはたいてい名誉の負傷という強さの現れだ。だが、山田一郎の場合は白い医療用の眼帯でそれらとは違う。どちらかといえば、綾波レイ的な……つまり、どこか欠損したところに人は惹かれてしまうというようなものだ。吉沢亮は、山田一郎の欠落の美を完璧に仕上げた。映画がはじまってからずっと、山田は虚ろな瞳をしていて、その瞳がある瞬間、ものすごい威力を発揮するのがクライマックスだ。そこに行くまでのすこしの間ではあるが、眼帯は、いい架け橋となっている。○男子の憧れも女子の理想もまるで、あの世とこの世の間の幽玄の美の域を演じたかのような吉沢亮、本人は、身体的には儚げではなく、わりとがっしりしている。映画のなかで身体をさらす場面で、それがよくわかる。なにしろ、剣道2段の腕前で、映画『銀魂』(17年)で真選組一番隊隊長の沖田総悟役を颯爽と(ときどき面白く)演じていたし、出世作はヒーローアクションもの『仮面ライダーフォーゼ』(11年)の仮面ライダーメテオである。身体能力の高さと並び、端整な顔だちを生かして、ライダー以降は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)、『アオハライド』(14年)、『オオカミ少女と黒王子』(16年)など少女漫画原作恋愛ものにもよく出ていて、次回作は、大人気少女漫画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)も控えている。アクションもので男子たちの憧れ、少女漫画もので女子たちの理想と、2本柱でやってきた吉沢が、『リバース・エッジ』ではキラキラや健やかさを封印して、心によどみを抱え、二重の距離が少し空いた、空洞みたいな大きな瞳をキープし続けながら、猫と好きな男の子を見るときだけは、自然に顔をほころばせる。それが吉沢亮の放つ、この映画、最大の救済のように思えた。それこそが、平成も終わろうとしている2018年に提示する、「平坦な戦場」で生き残る、冴えたやり方なのではないか。生きている実感の、やわらかさ。それがあるから、生きていきたい。吉沢亮の存在に、それを見た。(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月01日現地時間2月15日(木)に第68回ベルリン国際映画祭が開幕し、ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』が上映。レッドカーペットには、日本のボイスキャストを代表し「RADWIMPS」野田洋次郎と女優・夏木マリが登場した。日本を舞台に、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、ストップモーション・アニメーションで描く本作。公式記者会見で、今作における日本のアニメーションとの関係について聞かれたアンダーソン監督は、黒澤明監督と宮崎駿監督から最も強く影響を受けていると言い、「『千と千尋の神隠し』で声優を務めた夏木マリさんが本作にも出ているくらいですからね。本作でも素晴らしい声を披露してくださいました」と夏木さんについて触れ、「ディテールと沈黙という点で、宮崎監督では自然があり、静寂があり、アメリカのアニメーション伝統には見られないリズムです。その点でとてもインスピレーションを受けました」とコメント。会見中は、ビル・マーレイがおとぼけ発言を連発し笑いを誘い、主人公を演じたランキン君が11歳のバースデーを迎えたことで皆で歌を歌ったり、終始笑いの絶えない、アットホームな雰囲気に包まれた。また、一面に敷かれた真っ赤なカーペットに粉雪が舞い、幻想的な雰囲気のなか行われたレッドカーペットでは、入口に日本を舞台として描く本作をイメージしてか和太鼓のアンサンブルが登場。そこへアンダーソン監督、ティルダ・スウィントン、ビル、ジェフ・ゴールドブラム、そしてシックな黒のタキシードを華麗に着こなした野田さん、漆黒色の留袖風の着物に筆で“犬”と書かれた帯を合わせたスタイルの夏木さんらが登場すると、会場からは悲鳴にも似た歓声が沸き起っていた。さらになんと、監督がビルを連れて和太鼓のアンサンブルに参戦する場面も!そんなレアなパフォーマンスに会場は大興奮。そして本作の上映には、各国のジャーナリストたちがおしかけ、開場の1時間半以上前から長蛇の列が。満員御礼となった会場では、映画の冒頭から笑いが起こり、上映後はスクリーンへ向け大きな拍手が送られていた。『犬ヶ島』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月16日二階堂ふみ、吉沢亮ら人気と実力を兼ね備えた若手俳優たちが結集し、『GO』から『ピンクとグレー』まで、若者たちの感情やゆらぎ、ひずみを浮き彫りにする青春映画を多く生み出してきた行定勲監督と組んだ最新作『リバーズ・エッジ』。このたび、現地時間2月15日(木)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭において、本作がパノラマ部門のオープニングを飾り、二階堂さん、吉沢さん、行定監督がレッドカーペットを闊歩した。岡崎京子の最高傑作ともいわれる同名漫画を映画化した本作は、映画の公開に合わせて、「SWITCH」「装苑」「GLOW」「NUMERO」など、様々なカルチャー誌や女性誌のみならず、その文学的な表現やテーマの奥深さなどから「文學界」「文藝春秋」などの文学誌でも特集が組まれるほど。さらには、原作者の岡崎氏と長い親交を続けている小沢健二が、映画主題歌として初めて書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」も大きな話題となっている。そんな本作が、世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭で、世界中から良質の作品を集めたパノラマ部門のオープニング作品に選出。邦画が選出されるのは、2007年の山田洋次監督『武士の一分』以来の11年ぶりの快挙で、二階堂さん、吉沢さん、行定監督、小川真司プロデューサーがレッド―カーペットに登場し、その後行われた公式上映で観客と共に映画を鑑賞、上映後にはQ&A(質疑応答)に参加した。二階堂ふみ「魂のぶつかり合いを感じていただけたら」映画祭のメイン会場となるBerlinale Palast(ベルリナーレ・パレスト)のレッドカーペットに登場した二階堂さんは「UNDER COVER(アンダーカバー)」の斬新なカットのドレス、吉沢さんはオールブラックでシックにまとめたタキシード姿。レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた二階堂さんは、「ベルリンに来ることが出来たということを実感していて、とても感動しております」と笑顔で、ドレスについても「日本の映画なので、日本のブランドを着たいなと思いました。『UNDER COVER』というブランドで、色がグリーンで青春らしさを出せたらいいな」とコメント。「若い世代と、いままで色んな映画を作り続けてこられた世代の方、みんなで作った映画なので、魂のぶつかり合いのようなものを感じていただけたら」と期待を込めた。吉沢さんは「楽しいです。僕は、映画祭自体というものが初めてで、街全体の活気もすごくて、楽しい経験をしているな、と思っています」と、初めての映画祭への参加に興奮を抑えきれない様子。また、行定監督は「僕は5回目のベルリンですが、レッドカーペットを歩いたのは初めてです。すごく注目していただけているなと。ベルリンの人たちの反応(はすごく大事)。ここから世界にその反応が拡がっていくんで、すごく楽しみにしてます」とベルリンの人々がどのような感想を抱くのか待ちきれない様子だった。公式上映が行われたのは、メイン会場の近隣にあるCinemaxx(シネマックス)。映画は、21時の回、21時15分の回、21時30分の回と異例の3スクリーンで上映され、595名、278名、300名を収容する会場は全て満席という盛況ぶり。上映前に登壇した行定監督は「皆さんこんばんは」とまずはドイツ語で挨拶。続けて、「ベルリンに呼んでいただいたのは、今回で5回目ですが、まさかのオープニング作品に選ばれるとは思ってもいませんでした。本当に感謝しております」と映画祭に感謝の意をコメント。本作について、「舞台は1994年の東京です。翌年の1995年の日本では大きな地震が神戸で起こり、東京ではオウム真理教という宗教団体が『地下鉄サリン事件』というテロ事件を起こし、この時期は日本の変革の時期でした。ある意味、この変革の時期、新しいカオスともいっていい時期の前夜に少年少女がどんなことを考え、どんなことをしていたかをこの映画は語っています」と説明した。吉沢亮、役作りは「どう現場で生きるかを考えていた」その後、満員の観客と一緒に映画を鑑賞した二階堂さんと吉沢さん。上映終了後には、会場が大きな拍手と歓声に包まれる中、観客席から舞台上に登壇。鑑賞した観客から素晴らしい演技を見せた2人がどのような役作りをしたかを尋ねられると、「いかに演じるかということではなく、テクニカルなことでもなくて、どういう風にその場所で勘が生きるかということが、今回の作品では重要なプロセスだったと思います」、「現場に入ってからは、先ほど二階堂さんがおっしゃった通り、どう現場で生きるかということを考えていました」とそれぞれ答え、現場の空気感で役作りをしたことを明かした。続けて、映画の舞台が94年と設定されていることで、監督と役者の間で世代間のギャップを観客から問われると、監督は「僕にとって90年代というのは非常につまらない青春時代でした。でも、彼らからすると『よかったんじゃないか』とか、特に二階堂からは『80年代とか90年代って面白そうだよね』って言うんですね。もうすでに、ここにギャップがありますよね」と返答。「でも、その20数年後のいまを生きている彼らと一緒に映画を作るってことは、もしかしたら、自分の青春時代を振り返るには一番いい相手だったと思いました」と話すと、二階堂さんは「私たちも青春時代に別の大きな地震を体験したりしています。90年代に起こった出来事のことは、鮮明には覚えていなくとも、体で覚えていたり、匂いや感覚がしみ込んでいるものがあります」と同意し、吉沢さんも「ファッションや話題は異なりますが、根本的な部分はいまの人たちと90年代の人たちの間で違いはないと思っています。この作品は90年代の若い高校生の話ですけど、はけ口というモノが90年代といまで変わっただけだと思ってます」と、ともに1994年生まれの2人は回答。吉沢さんは、「90年代はドラッグやセックス、暴力だったのが、現代ではSNSになったりして、はけ口の幅が拡がったりとか方向性が変わっただけ。根本にあるものはなんら変わっていないと思いながら、僕はこの映画作りに参加していました」と続け、観客の質問に丁寧に回答していた。観客からは、そんな二階堂さんや吉沢さんらの熱演に対し、「役者の感情表現が信じられないぐらい思慮深くて、とても演技力が高いと思いました」「正直、様々な感情が沸き起こりました。映画の登場人物たちは少年少女でありながら、実はとても大人びていることに衝撃を覚えました」といった感想も聞かれた。世界で初上映され、改めて観客の反応に手ごたえを感じた様子の3人。パノラマ部門に出品された本作は観客賞、国際批評家連盟賞などの受賞対象とされており、発表は2月24日(現地時間)を予定している。『リバーズ・エッジ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日8月29日から9月8日(現地時間)まで開催する第75回ヴェネツィア国際映画祭で、ギレルモ・デル・トロ監督が審査員長を務めることが決定した。昨年の審査員長はアネット・ベニング。11年ぶりの女性審査員長であることが話題になった。今年、審査員長に選ばれたデル・トロ監督は「ヴェネツィアで審査員長を務めることは、大変光栄であり責任も重大です。尊敬と感謝の気持ちを持って引き受けました。ヴェネツィアは世界の映画に門戸を開き、才能や文化の大切さを世の中に知らせるチャンスを与えてくれます」とコメントしている。昨年、デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が同映画祭でデビューを果たし、金獅子賞を獲得。以降、ゴールデングローブ賞の監督賞、放送映画批評家協会賞の作品賞と監督賞などを受賞しており、18日に授賞式が行われる英国アカデミー賞では14ノミネート、3月4日に行われるアカデミー賞では最多13ノミネートを受けている。デル・トロ監督が初めてヴェネツィア国際映画祭に参加したのは、1997年。監督にとって初めて英語で撮った長編作『ミミック』が上映された。2006年には新人監督賞に相当する「ルイジ・デ・ラウレンティス賞」の審査員を務めていた。(Hiromi Kaku)
2018年02月13日かのスティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスも受賞したヒューストン国際映画祭で金賞に輝いた監督・牧賢治が挑む、HIPHOPムービー『唾と蜜』。今年メジャーデビューも果たした最注目のラッパーEINSHTEIN、ビートボックス世界大会出場のSh0hら本物のミュージシャンが描く衝撃作を日本中に、世界中に届けるべく、クラウドファンディングが始動した。■HIPHOPのアート性、その裏に潜むアングラ世界…本作は、牧賢治監督が自らの実体験を織り込み、1人の青年の心の葛藤を描いた渾身の衝撃作。初の脚本・監督となる短編映画『japing』をわずか20万円で制作し、ヒューストン国際映画祭で短編部門ゴールド&日本芸術センター映像グランプリ・若獅子賞をW受賞した新進気鋭が、初の長編映画製作に挑む。■STORY 「唾と蜜」逆から読むと「罪と罰」私立大3回生の吉幸。毎日は退屈だった。持て余す時間と物足りない刺激は、覚えたばかりのセックスとパチンコで誤魔化していた。そんな折、パチンコ屋でタチの悪そうな男に絡まれる。身の危険を感じたが、男が中学時代の同級生ノブだと気づき事なきを得る。2人で呑みに行き、語らううち、ノブが声を用いてあらゆる音を表現するヒューマンビートボクサーであることを知る。HIPHOP、ブレイクビーツの魅力に目覚めた吉幸は、ノブの勧めでクラブ通いを始める。そこで出逢うCLUB ALBAのオーナー兼、麻薬の売人でもある男チバの不思議な魅力に惹かれる。ようやく、オンガクという目標を見つけた吉幸だが…。物語は、監督自身が10代後半~20代前半にかけて経験したことにフィクションを織り交ぜたHIPHOPストーリー。学生のころ、HIPHOPアーティストとして活躍する同級生を持ち彼らに憧れと嫉妬を抱き、焦燥感しかなかった、その頃の想いを1つひとつのシーンに詰め込んで映画を完成させた。■“EINSHTEINのラップ&Sh0hのビートボックス”のセッションが観られるのはこの映画だけ!主演をつとめるEINSHTEIN(あいんしゅたいん)は、いま日本で最も注目を集める若手ラッパーの1人。自身初名義のデジタル限定EP「19’s MAP」は、iTunes総合チャートで日本人アーティスト1位を獲得。メジャーデビューも果たし、HIPHOPの枠をも越えたミュージシャンとして今後の活躍も期待大。本作でもラップシーンはもちろん、主演として初の演技とは思えない芝居を魅せ、「映画というものには昔から興味があったので、出演できてとても良い経験になりました」と自身でも語っている。準主演のSh0hは、ヒューマンビートボックス日本王者、世界大会日本代表。現在はかつてマイケル・ジャクソンの振付師をつとめたトラヴィス・ペインの事務所「TRAVIS PAYNE PRODUCTIONS」に所属。独自の感性でビートボックスをNext Levelへ昇華させる、唯一無二のビートボックスアーティスト。世界的活躍を視野に入れ、多種多彩な作品を次々とリリースしている。彼も、「アクティングは初めての経験ですが、昔から興味があったので今回の撮影はとても貴重な経験になりました!」とコメントを寄せる。そのほか、阿修羅MIC、CIMA、WillyWonka a.k.a. Taka、Young Coco、かしわ、TAIJI(T-SKRABBLE DJ’S)、POKER☆FACEら、いま最注目のラッパーから日本を代表するHIPHOPアーティストまで、本物のミュージシャンが多数出演するのも見どころだ。集められた支援金はPR費用やDVD制作費用ほか、様々な映画広報等に活用される。リターンは公開劇場でのお得な鑑賞チケットが中心。5万円・10万円のリターンを選択すると、DVD制作時にエンドロールに名前が記載される。映画は過激なシーンも含むためR-15(15歳以上対象)、応募者も15歳以上となっている。■監督からのメッセージ甲子園を目指す高校球児のように、志望校を目指す受験生のように。毎日、1mmでも良いから前に。先が見えない道をただただ、この時のために2年以上の月日をつぎこみました。毎日毎日、映画のことを考え続けた日々。正直、はじめた当初はここまでこれるとは思ってもいませんでした。自分が作った映画が、劇場で公開して頂けるなんて。でも、2年という月日も、劇場公開を目指す多くの自主制作監督からすれば早すぎるくらいかもしれない。本当にこのチャンスを与えて下さった、出演者やスタッフ、劇場の方々、そして、応援してくださる全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。ようやく、夢のひとつだった劇場公開までたどりつきました。しかし、ここで皆さんに観て頂かなければ結局は何の意味もありません。映画は多くの方に観て頂いて、はじめて完成されます。監督、出演者、制作スタッフ、エキストラの方々も含めると関わった方は200名を越えます。それらみんなの思いが詰まったこの作品、ぜひご覧くださいませ!!!!!!『唾と蜜』は3月24日(土)~4月6日(金)渋谷・アップリンク、4月14日(土)~4月20日(金)大阪・シアターセブン、神戸・元町映画館ほかにて期間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日「RADWIMPS」の野田洋次郎と、女優・夏木マリがボイスキャストを務めることでも話題のウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』。この度、野田さんと夏木さんが「第68回ベルリン国際映画祭」に日本人ボイスキャストを代表して参加することが決定した。カンヌ、ベネチアと並んで世界三大映画祭のひとつとして数えられるベルリン国際映画祭。「第68回ベルリン国際映画祭」では、オープニング作品として上映&コンペティション部門への正式出品もすでに決定している本作。今回2人は、そんな盛大な祭典のオープニングで開催されるレッドカーペットに初参加!野田さんは、「ひょんな流れから出演のお話をもらい、まさか映画祭にまでお邪魔できるとは想像もしていませんでした。せっかくなのでまだ出会っていない共演者、監督たちと共に楽しんできたいと思っています」と参加が楽しみと話し、一方夏木さんは、「ある日、私がiPhoneで録音した声がベルリン国際映画祭のオープニングになるなんて、ビックリ仰天!!!!!」喜びのコメントを寄せている。さらに発表にあわせて、アンダーソン監督独特の世界観を感じられる場面写真も到着。愛犬を探す主人公の少年と、首輪、服、犬種から個性的際立つ犬たちの姿が公開。風変りな性格を持つキャラクターたちを数々生み出してきた監督だが、今作での犬たちはそれぞれどんなキャラクター性を持ち合わせているのだろうか?『犬ヶ島』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月09日今年で28回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」が、3月15日(木)~19日(月)までの5日間で開催。この度、本映画祭のラインナップ記者会見が行われ、今期の各部門上映作品などが発表された。まずオープニング招待作品は、ドウェイン・ジョンソン主演の話題作『ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル』に決定!先日急遽、日本でのIMAX上映も決定し、世界的大ヒットを記録しているいま最も勢いのある話題作だ。そして、インド映画の世界興収No.1を打ち立てた、感動の実話を基に描く『ダンガル きっと、つよくなる』。さらに、第75回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン主演『モリーズ・ゲーム』、エマ・ストーン出演の『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(原題)が、日本最速上映。ほかにも、世界を席巻した三船敏郎の波乱に満ちた生涯と映画人生に迫るドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』の上映と合わせて、代表作『羅生門』も「三船敏郎レトロスペクティブ上映」と題して上映される。また、映画祭の中で毎年業界内外から注目を集める、コンペティション部門の審査員もこのほど決定。大賞となるファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門では、審査委員長に『感染列島』『64 -ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久監督が就任。瀬々監督は、「いつだって僕らは新しい才能を目撃したいし、応援したいのです。世界に風穴をあけるような映画をいまから期待しています」とコメントを寄せている。そして、女優・瀧内公美、入江悠監督(『SR サイタマノラッパー』)、キム・ボンソク(映画評論家)、アレックス・ツァールテン(映画研究家)が審査員に決定。加えて、毎年多彩な作品が集まるインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門では、次世代のアニメーション監督の秦俊子やイシグロキョウヘイ、大森立嗣監督(『さよなら渓谷』)が審査員として参加する。なお、全114作品の上映、企画、イベントの実施を予定しているという本映画祭。今年度のコンペティション部門応募数は、オフシアター・コンペティション部門で456作品、ショートフィルム・コンペティション部門で339作品。この中からノミネート作品としてオフ上映作品は9作品、ショート上映作品は20作品が選出されており、映画祭期間中の厳選なる審査を経て、クロージングセレモニーでグランプリ、そのほか受賞作品が発表される。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2018年02月02日「爆音映画祭」が、2018年2月10日(土)から3月2日(金)まで、新宿ピカデリーにて開催される。爆音映画祭とは「映画は"音"でもっと楽しめる!」をコンセプトに、映画作品の持つ音を高品質、大音量で表現する映画祭。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはより決め細やかに、シーンに合わせて繊細に音量や音圧を調整することで、これまでになかった感動や音による新たな映画の楽しみを提案する。新宿ピカデリーでは初開催となる今回の映画祭で上映するのは全20作品。そのうち『アトミック・ブロンド』、『バーフバリ 伝説誕生』、『バーフバリ 王の凱旋』、『はじまりのうた』、『シング・ストリート 未来へのうた』、『パーティで女の子に話しかけるには』は爆音映画祭初上映となる。劇中歌や効果音が音響調整され、今までのスクリーンの映画作品とはまた違った経験が出来そうだ。『ラ・ラ・ランド』や『レ・ミゼラブル』などのミュージカル作品も上映。高品質な"音"で再現される美しい劇中歌の数々を堪能できる。その他にも『キングスマン』、『ベイビー・ドライバー』、『ブレードランナー 2049』を含む名作の数々を楽しむことができる。【詳細】新宿ピカデリー爆音映画祭会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)TEL:03-5367-1144期間:2018年2月10日(土)~3月2日(金) ※各日上映スケジュールは公式サイトにて発表料金:1作品一律 1,800円(税込)※各入場券は下記日程にて、新宿ピカデリー公式WEB、及び劇場窓口にて発売※劇場窓口での販売は残席がある場合のみ【2月10日(土)~2月16日(金)分】WEBでの販売:2月7日(水)18:00~ 劇場窓口での販売:2月8日(木)劇場OPEN~【2月17日(土)~2月23日(金)分】WEBでの販売:2月14日(水)18:00~ 劇場窓口での販売:2月15日(木)劇場OPEN~【2月24日(土)~3月2日(金)分】WEBでの販売:2月21日(水)18:00~ 劇場窓口での販売:2月22日(木)劇場OPEN~■上映作品(全20作品)ブレードランナー 2049、ラ・ラ・ランド、レ・ミゼラブル、キングスマン、ベイビー・ドライバー、アトミック・ブロンド(初)、トレインスポッティング、T2 トレインスポッティング、バーフバリ 伝説誕生(初)、バーフバリ 王の凱旋(初)、はじまりのうた(初) 、シング・ストリート 未来へのうた(初)、パーティで女の子に話しかけるには(初)、20センチュリー・ウーマン、デス・プルーフ in グラインドハウス、アンダーグラウンド 通常版(デジタル・リマスター版)、オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ、恋する惑星、天使の涙、未知との遭遇 特別編※(初):爆音映画祭初上映
2018年01月27日