KODAWARIは、ミリタリーグレードのiPhone 6用液晶保護フィルム「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6」シリーズの販売を開始した。価格は2,160円から。「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6」は、米軍ヘリコプターのプロペラ保護に採用されている、ミリタリーグレード素材のアメリカ産ウレタンフィルムを使用したiPhone 6用液晶保護フィルムである。落下等の衝撃を吸収し、iPhoneを傷や衝撃から守る。前面、背面、両面を保護する3タイプを用意。iPhone 6特有の湾曲部も保護できるフルカバー仕様となっている。ラインナップは以下の通り。PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Front for iPhone 6価格:2,160円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Rear for iPhone 6価格:2,160円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Full Body for iPhone 6価格:3,240円前面、背面タイプともに、本体に貼り付けを補助するハンドルが付いている。また、貼り付け補助ツールとして、ホコリ除去シール、クリーニングワイプ、スクイージーが付属する。
2014年11月04日――いま、ショートフィルムが面白い。かつては実験的な作品や長編へのステップアップのための低予算作品が多かったが、様々な技術の革新と共に、ショートフィルムの世界にも大きな変革が押し寄せている。同時に、企業の取り組みも大きく変わってきた。CMではなく、より長い映像――すなわちショートフィルムでブランドの理念やコンセプトを伝えようとする試みも急増している。「LEXUS(レクサス)」はその先駆けとして、2013年より「Lexus Short Films」を開始。「LEXUS」が掲げる「Life is Amazing」をテーマにしたショートフィルムの製作を通じ、若手クリエイターの才能を支援している。今年も、米独立系スタジオ大手「ワインスタイン・カンパニー」との協同によるジョン・ゴールドマン監督の『MARKET HOURS』、大川五月(監督)&落合賢(脚本)という日本人コンビによる『OPERATION BARN OWL』が発表された。「いまがショートフィルムの歴史上、最も盛り上がっている時代と言えるでしょうね」。今年で27回目を迎えた「東京国際映画祭」でコンペティション部門の作品選定を務める矢田部吉彦(プログラミング・ディレクター)もショートフィルムの“熱気”の高まりを実感しているひとりだ。同映画祭に出品される作品は基本的に長編映画のみだが「短編映画を出品することはできないのか?」という問い合わせが事務局にひっきりなしに来るという。ショートフィルムを取り巻く何が変化し、今後どこへ向かうのか?矢田部さんに話を伺った。矢田部さんはまず「IT革命が決定的に短編映画の存在を変えた」と語る。身近な現象として、スマートフォンや携帯用タブレットを使い、電車の中やカフェなどで海外ドラマを見たり、YouTubeにアクセスする光景はごく当たり前になった。「僕自身、数年前までパソコンで映画を観るということに抵抗がありましたが、さすがにいまでは慣れてしまいましたね。僕が慣れるくらいなので、若い人にとってはとっくに…いや、“慣れる”以前に、彼らにとっては最初から当たり前の存在なんですね(笑)。その意味で、観る側にとって映像により気軽にアクセスできる時代になったというのは大きな変化だと思います」。いまや、パソコンからではなくスマホやタブレットでインターネットにアクセスする人々が多数派になったとも言われる。その際、文章であれ映像であれ、長く膨大なものではなく、より短く見やすいものが好まれる。短編映画というフォーマットがこうした傾向にフィットしていることは確かだ。「東京国際映画祭の企画で“学生応援団”によるネット上の番組の収録があったんですが、その時、YouTubeの方も『連続して見てもらえるのは長くて3分』ということを仰ってました。短い時間でフックのある展開を見せて、いかに視聴者の興味を掴むか?いかに簡潔にまとめるか?それはまさしく短編映画を作る上でのポイントでもある。そこは時代と短編映画の特性がマッチした良い面と言えるでしょうね」。一方で懸念もある。人々がスマホの小さな画面で映像を見ることに慣れてしまうことは、劇場公開の長編映画を含めた映画界全体にとってプラスと言えるのか?「そこは非常に難しいところですね。いまなお短編映画は過渡期にあり、激動の中にあると思うんです。短編映画の盛り上がりが、最終的に長編映画を(劇場に)近づけてくれるのか?それとも人々を劇場から遠ざけてしまうのか?期待と不安の中で揺れているというのが正直な思いです」。ただ、ビジネスの側面から見ると「Lexus Short Films」然り、企業がショートフィルム製作に前向きになることで、新たな映画ビジネスの流れが生まれたと言える。作り手は企業のバックアップを得て作品を作る場を与えられ、企業は従来のTVや新聞ではなく、ショートフィルムで自社ブランドのコンセプトを拡散することができ、視聴者は人気俳優が出演する質の高いショートフィルムをネット上で無料で見ることが出来る。「15秒、30秒といった短いCMと長編映画の中間に位置する、5分、10分の短編を作る環境が出来たというのは作り手にとって非常に大きいですね。ワインスタインのような大きなスタジオが関わり、予算と時間を掛けて作品を作り、多くの人に観てもらうことができる。これまでもミュージックビデオから長編にステップアップする監督はいましたが、より映画的な要素、物語性の強いショートフィルムからどんどん新たな才能が育ってくることが期待できます。今後、若い人ばかりでなく中堅、ベテラン監督も短編映画に参戦するような状況になれば面白いですね」。見る側だけでなく、映画を作る側のデバイスも大きな技術革新を遂げたことで、スマホひとつで誰もが映画を作れる時代になった。実際、ネット上には、手の込んだ短編映画から偶然の瞬間を捉えたペットの動画まで映像があふれかえっている。「ものすごい量の中から、いかに面白い作品に出会うか?見る側にとっては逆に難しい時代と言えるかもしれません。そこでやはり、キュレーター的な存在が非常に大切になってくるのではないかと思います。日本には幸い『Short Shorts Film Festival & Asia』というショートフィルムを扱う素晴らしい映画祭があります。既にそうした企画は一部で始まっていますが、映画祭との連携の中で、人々の口コミをうまく活用して、良い作品と出会える場を整えていくことが大切だと思います。ひとりひとりの観客が出来ることとしては、まずは『面白い!』と思える作品に出会ったら、とにかく一人でも多くの人に勧めてほしいですね」。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日KODAWARIは、厚さ0.4mmの国産生ガラスを使用したiPhone 6 Plus用液晶保護フィルム「PATCHWORKS ITG PRO Plus - Impossible Tempered Glass for iPhone 6 Plus」を発表した。10月30日より販売を開始する。価格は3,996円。同製品は、厚さ0.4mmの国産生ガラスを使用したiPhone 6 Plus用液晶保護フィルムである。9Hの表面硬度で、透過度は95%。ガラスの縁を丸く研磨処理し、縁にかかる衝撃を軽減する「ラウンドカット仕様」が採用されている。ナイフや鍵などの鋭利なものでも簡単には傷がつかず、万が一、割れた場合でも破片が飛び散らないよう、飛散防止加工が施されている。なお、iPhone 6 Plusの湾曲した部分は保護しない仕様となっている。
2014年10月15日KODAWARIは、iPhone 6 Plus向けの液晶保護フィルム「PATCHWORKS USG Clear - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」と「PATCHWORKS USG AG - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」を発表した。10月17日より販売を開始する。価格はともに1,836円。両製品は、iPhone 6 Plusに対応した液晶保護フィルム。「PATCHWORKS USG Clear - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」は、125ミクロン(0.125mm)の超薄型で、表面硬度4Hの防御性、指紋防止、気泡防止、虹色現象防止機能を備え、抗菌加工、UV加工が施されている。透過度は91-93%で、Retinaディスプレイの鮮やかな映像を楽しむことができる。「PATCHWORKS USG AG - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」は、アンチグレア仕様で、厚さは0.1mm、表面硬度は3H。にじみ防止のUVコーティング、光の乱反射を防止する特殊コーティング、接地面には気泡防止のシリコンコーティングが施されている。マットな質感で指滑りが良く、スムーズなフリック感でiPhone 6 Plusを使用することができる。なお、両製品とも、iPhone 6 Plusの湾曲した部分は保護しない仕様となっている。
2014年10月14日プレアデスシステムデザインは7日、マイクロソフトの12型Windowsタブレット「Surface Pro 3」専用のガラススクリーンプロテクタ、Incipio社の「Incipio Microsoft (Plex) shield flexible glass Screen Protector for Surface Pro 3」を発売した。店頭予想価格は6,480円。ガラスの強度を高めるため、化学処理を施した「PLEX SHIELD」を採用。指紋、汚れ、傷、ほこりが付きにくいコーティング加工も施されている。本製品は、マイクロソフトの「Designed for Surfaceプログラム」で承認された、マイクロソフトオフィシャルライセンス製品となっている。
2014年10月07日オウルテックはiPhone 6、iPhone 6 Plus対応の液晶保護強化ガラスフィルム「OWL-MAAGFシリーズ」の販売を開始した。同製品は「オウルテックダイレクト Amazon.co.jp」などを通じて販売されている。同ストアでの価格は3,003円。同製品は厚さ0.22mmながらも硬質な日本製のガラスフィルム。表面の硬度9Hでカギやコイン、ファスナーなどにこすれても傷がつきにくいという。また、ラウンドエッジ加工により、ガラスフィルムにありがちな端の欠けも防げるほか、ポケットに入れたときの引っかかり、バンパーケースなどを装着した際の鑑賞が少ないなど使い勝手のよいデザインにした。また、エアーレス加工が施されており、気泡が入りにくく、装着時の貼りなおしも可能。同製品には、液晶クリーナーとほこり除去シートが付属する。
2014年10月04日日本合成化学工業は7月24日、産業資材用PVOHフィルム「ハイセロン」生産設備の増設を発表した。「ハイセロン」は水溶性PVHOフィルム。自動車の曲面転写印刷材、ユニット包装材料、農業用のシードテープなどの幅広い用途に使用されており、国内外市場での需要増加や用途拡大が見込まれている。現在は大垣工場で生産しているが、熊本工場に生産設備を新設し、安定供給を図る。
2014年07月25日(画像はプレスリリースより)株式会社レイナチュラル株式会社レイナチュラルは、かつてない新処方のフィルム型ネイルカラー「レイナチュネイルケアカラー」を7月初旬に新発売。フィルム型ネイルって?フィルム型ネイルとは、リムーバーを使わずにお湯だけで落とせるネイル。皮膜成分に、「アクリル樹脂」を使用しており、速乾で、水仕事やシャワーでははがれにくい特徴を持ちます。美容液成分を配合しており、ネイルやリムーバーでダメージを受けた爪を保護し、潤いを保つもの。「レイナチュネイルケアカラー」の落とし方その落とし方は至って簡単。ぬるま湯に30秒ほど浸けると、爪の端からするすると。リムーバーは不要です。酢酸ブチル、酢酸エチルを含んでおらず、ネイルエナメルのようなツンとする匂いはありません。香りは優しいローズ。小さなお子様がいるご家庭でも安心。3つのナチュラルカラー今回販売されるのは「00 ナチュラルベースコート」、「01 ナチュラルピンク」、「02 ナチュラルコーラル」3種類。「00 ナチュラルベースコート」はネイルエナメルの下地にもおすすめ。ナチュラルベースコートをたっぷり塗った上にネイルエナメルを塗れば、リムーバーが無くても落とせます。「01 ナチュラルピンク」は健康な爪の色に近いもの。ネイルのしすぎでやせてしまった爪に塗って、ジェルネイルの休憩を。「02 ナチュラルコーラル」は日本人の肌になじみの良い色。女性らしさがアピールできます。【参考】・新処方!お湯で落とせるフィルム型ネイル 『レイナチュ ネイルケアカラー』新発売!・レイナチュ「インターネットEC サイト」
2014年06月15日造花メーカー兼卸しを営んでいるポピーは、好きな多肉植物とガラスベースを組み合わせて、お気に入りのインテリアを作ることができる「デコリウム DECORIUM」を発売した。同商品(は、好みの多肉植物とガラスベースを組み合わせ、お気に入りの1点を作り出すことができるアイテム。手入れの必要ないよう「多肉植物」を再現した人工植物の使用しており、結露やカビの心配もないので園芸の知識が無い人でも楽しめるという。ユニークなフォルムが人気の多肉植物には、バランスの取りやすい形を厳選した12種類を用意。また、ガラスベースは13種類の形に加え、幅6~15センチまでさまざまなサイズを用意しているので、さまざまな組み合わせが可能とのこと。なお、ガラスベースは、吊る、掛ける、つなげる、置くなど、さまざまな飾り方ができる仕様になっているほか、底部にある穴で連結もできるようになっている。価格帯は、多肉植物が170~800円、ガラスベースが400~1,500円。動物や昆虫、恐竜など、グリーンの脇にそえるアクセサリーも用意している。
2014年02月13日毎日の生活に役立つ情報をクイズ方式でお届けします。今日から暮らしに取り入れたくなりますよ。Q:窓ガラスの掃除に向かない日はいつでしょうか?A:快晴の日B:雨が降った翌日C:くもりの日(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:A:快晴の日解説:晴れた日はガラスの光が反射して汚れが見えづらく、くもりの日は見えやすい。雨の翌日は湿気で汚れが落ちやすいです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)を始めとするショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」が2013年に15周年を迎えることを記念し、 インテリアショップ「LOUNGE by Francfranc」(南青山)を始めとする、全国9店舗ほかにてショートフィルム・ギフトコレクションDVD「ANNIVERSARY」が発売された。ショート・フィルムとモダンでかわいい「Francfranc」のコラボレーションで誕生したDVD「ANNIVERSARY」は、アカデミー賞短編実写部門受賞作品『おもちゃの国』や、ジョン・レノンの青春を描いた長編映画『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラーウッド監督の短編作品『Love You More』 など、これまで「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で上映した世界各国のショートフィルムを8作品に厳選した、シネマトラベルを体験出来る珠玉の一本に仕上がっている。プレゼントの機会が多くなるこの年末、大好きな人に贈ってみては?ShortShortsギフトコレクションDVD「ANNIVERSARY」価格:2,940円(税込)発売中販売先:LOUNGE by Francfrancほか全国Francfranc9店舗 、 ブリリア ショートショート シアター<オンライン販売サイト>「LOUNGE by Francfranc」:「VIVA JAPAN」:販売元:株式会社パシフィックボイス■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年12月06日カルビーは11月29日、同社商品「堅あげポテト 関西だしじょうゆ」のガラス片混入に伴う商品回収について、第3報となる中間報告を発表した。同社はガラス片混入について、11月20日に社外告知。以降、堅あげポテト自主回収対策本部を設置し、商品購入者に対する謝罪、小売店店頭からの速やかな商品回収、発生原因の究明、再発防止策の検討などを行ってきた。購入者に対しては、同社役員が直接出向き、説明と謝罪を行ったという。また、同社お客さま相談室への問い合わせ件数は、発生週(11月21日~25日)は1万6,600件、翌週(11月26日~28日)は3,800件だった。商品の返金対応は、11月28日より順次実施している。商品の回収状況は、小売店店頭における対象商品はほぼ回収済みであると同社は判断している。11月28日20時現在、同社における商品回収状況は、回収対象総数534万袋に対して、約80万袋となっている。発生原因について工場で確認した結果、照明設備のカバーに何かをぶつけた痕跡は見つからなかった。照明設備は床から2.9mの高さに設置しているため、接触するものもなかったことから、日々の劣化による破損と判断。この照明設備は日々の点検対象に入っておらず、混入したガラス片も小さく透明であったために、破損に気づくことができなかったとしている。同社は今回問題の発生した設備の撤去を、11月21日に全工場で完了した。さらに全工場でライン上のガラス使用箇所の総点検を行い、点検頻度の見直しも実施。さらに11月21日より、全工場を対象に同社本社支援部門の立ち会いのもと、ガラス等の点検の運用状況確認と指導を進めている。同社は回収作業に全力を注いでいるが、もう一度手元の「堅あげポテト」を確認するよう呼びかけている。対象商品は、同社公式サイト『堅あげポテト』商品回収に関するおわびとお知らせで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日11月29日、耐熱ガラスメーカーのHARIO(ハリオ)は、「ガラスのギター」の演奏披露記者発表会を開催。同作の制作に協力したクラシックギタリストの村治佳織さんによる、実演およびトークセッションを実施した。同社では、ガラス製品の可能性、芸術性を高める一つの方向性として、さまざまな芸術分野とのコラボレーションを行っている。ガラスの楽器を作ることもその一つであり、同作は12作目とのこと。2011年の東日本大震災により、茨城県古河市にある同社工場のガラス窯は被害を受けた。それは地震によって崩落したのではなく、停電によって窯が冷え切ってしまったことが原因だそうだ。「ガラス窯は一度火を入れると、6~7年はつけっぱなしなんです」と、同社専務取締役・村上達夫氏。ガラスメーカーにとって窯は命であり、これが止まることは人間でいえば、心臓停止にあたる。この企業存続が危ぶまれる状況に対し、同社の技術者や職人が一丸となって力を合わせることによって、短期間でガラス窯を復旧させた。「技術者と職人の英知の結果であり、誇りに思う」と村上氏。ガラスのギターはガラス窯の復興を記念して制作することになり、復旧したガラス窯に最初に入れた生地を使用しているという。同社は過去にもガラスのバイオリンやチェロなどの楽器を制作しているが、より日常的なものを作ろうという思いでギター制作を決定。村上氏は「復興のための記念碑的なギターでもあります。感動的な音で、希望の音といえます」と語った。そして、このギターの奏者として、世界的に活躍するギタリストの村治佳織さんに依頼し、制作にも協力してもらったという。今回披露されたガラスのギターの総製作費は約1,000万円。この費用には原料費だけでなく、金型や設備等の費用も含まれている。10名の熟練した職人たちによって作り上げられた。音が響くボディーはガラス製で、ネックやヘッドはアクリル製。ボディーの側面およびサウンドホールの周囲に手書きのペイントを施し、繊細なガラスの美しさを引き出したデザインになっている。同作は、ヨーロッパの19世紀ギターを原型として作られた。クラシックギターよりも少し小さめのサイズであるが、これは強度の問題だけでなく、重くなってしまうと弾きにくくなることを避けるためだ。それでも重量は約3.7kgであり、クラシックギターの平均重量(約1.6kg)の2倍以上である。村治さんは「持つだけで大変。1時間以上持っていたら足がしびれそう」と話し、会場をわかせた。村治さんは実際に工場へ足を運び、制作現場を見学したという。作り手もすべて日本人であり、本当の意味での「made in Japan」であることに感動したそうだ。また、一度かたまると使えなくなってしまうガラスのかたまりを目にして、同社の被害を実感したという。このかたまりを同社では保管しており、アクセサリーにも加工しているとのこと。村治さんもそれを身につけていた。ガラスのギターが完成するまでには、何度も試作を重ねたという。少しでも形が違うと割ってしまい、「弾ける」楽器を作るために100本は壊しているとのこと。試行錯誤を重ねながら、ベテランの職人が響きのいい生地を選んだ。会場では、村治さんがガラスのギターを演奏し、クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」と、「楽器が奏でる音色」という意味を持つ「カヴァティーナ」の2曲が披露された。音の監修を務めた村治さんによれば、最初のモデルは指板と弦の幅が広くて弾きにくかったという。音の微調整には数カ月を要し、成形よりも時間がかかったそうだ。村治さんは実際に弾いた感想について、「木に比べるとボリュームはややおさえめですが、音の伸びがいいと思った」と語り、どのような音楽ジャンルにも対応できると評した。また、季節によって音が変化しないことも、ガラスのギターの特徴のひとつ。木のギターとの音色の違いについては、硬質で素朴感があるとのこと。村治さんいわく、「懐かしさを感じさせる音色」だという。「いつもメインで使っている木のギターにとっては、いとこみたいな存在になるんですかね。競い合うのではなく、違うものとしてそれぞれの良さを確認できます。(ガラスのギターを)コンサートで弾いてみたい」と村治さん。また、「東北の方たちにガラスのギターを見ていただいて、生で聴きたいという要望があれば、ガラスのギターとともに旅に出てみたいと思います」と語った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日ヘルスケア製品などの製造・販売を行う住友スリーエムは、伸縮性・通気性・防水性に優れた防水フィルム、「ネクスケア 防水スムースフィルム ロールタイプ」(全2種類)を8月21日から発売する。同商品は、水仕事や入浴・シャワー時など、ガーゼやばんそうこうを濡らしたくないときに使用するためのフィルム。伸縮性に優れ、指などの関節に貼っても肌になじみやすく、自然なつけ心地だという。水やバイ菌をしっかり防ぎながら、酸素や水蒸気を通す素材のため、皮膚がむれにくい。表面に低まさつ加工を施しており、衣類との摩擦やズレを軽減。床ずれ予防の一助など、介護用途にも使える。さらに、ロールタイプになっており、必要な長さに切って使うことができる。サイズ展開は、100mm幅と50mm幅の2種類で、用途によって選択が可能。価格はともにオープン価格(店頭想定価格630円前後)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日9月18日(火)に開幕する映画祭「第34回 PFF ぴあフィルムフェスティバル」の上映ラインナップの一部がこのほど発表された。その他の写真「PFF ぴあフィルムフェスティバル」は“映画の新しい環境づくり”をテーマに、1977年より続いている映画祭。毎年、500作品以上もの応募が集まる世界最大級の自主映画コンペティション“PFFアワード2012”をメインプログラムに、貴重な上映やレクチャー、関連イベントなど多彩なプログラムが組まれている。本年度の“PFFアワード”の入選作品は全16本。事務局が公表しているデータでは入選監督の平均年齢は23.6歳で、例年よりも若い才能に注目が集まっているという。また、特別招待作品として“映画の“ルック”を浴びてみる!~マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー&ジャック・カーディフ~”が決定。英国の映画作家で、近年再評価が進むマイケル・パウエルと、パートナーのエメリック・プレスバーガー、そして撮影のジャック・カーディフによる作品を紹介するもので、『老兵は死なず』や『天国への階段』など1940年代の名作や、フィルムの紛失により長らく観ることができなかった幻の作品『ヒズ・ロードシップ』などが上映される。また、クロージングイベントとして、本映画祭の映画製作プロジェクト“PFFスカラシップ”からうまれた廣原暁監督の『HOMESICK』が初披露される。「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」9月18日(火)から28日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催
2012年07月20日日本ガラスびん協会は、2012年より複数年に渡って、「ビンのビジンなところを知ってもらう」をテーマにした「びんむすめ」プロジェクトを開始する。同協会は、昨今の環境意識の高まりや、中身の安全・安心を求める声を背景に、ガラスびんの持つ特性や優位性を広く社会に発信し、あらためてガラスびんの持つ魅力を伝えたいと考えている。この思いを、ジュース作りやジャム作りといった、ガラスびんと触れ合いながら仕事をしている、各地の看板娘である「びんむすめ」の力を借り、地域から日本全国へ向けて発信する。同プロジェクトサイトでは「びんむすめ」として、兵庫県明石市 パティスリー・クリの矢能有利さん、栃木県宇都宮市 山口果樹園の山口郁美さん、神奈川県川崎市 小泉農園の羽田喜美枝さんが紹介されている。なお、同プロジェクトでは、7月17日~8月13日の期間、各地域(栃木、神奈川、東京、兵庫、香川、富山、福島)の駅と、8月17日~8月23日の期間、東京メトロ(16駅・18カ所)で一斉に広告を展開する予定。さらに、ゆりかもめ線沿いの各駅では、ポスターラリーも開催。8月28日から貼り出されるポスターを見つけて携帯電話で撮影し、その写真をお台場アクアシティー特設テントに持っていくと、先着500名にびん商品をプレゼントする企画も予定している。実施日は9月1日、2日を予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日住友スリーエム株式会社は、「防犯性能の高い建物部品」に認定される「CPマーク(※)」に対応した窓ガラス用遮熱フィルム「3MスコッチティントウインドウフィルムNano80CP」の販売を6月下旬より開始する。同製品は、3M独自の薄膜積層技術を使用し、特殊ポリエステルのフィルムを200層以上積層した多層構造のフィルム。窓ガラスに張り付けることで、暑さの原因になる太陽光線の赤外線を90%以上、紫外線を99%以上カットする。高い遮熱性能を実現しながら、可視線透過率は84%と高いため、ガラスの透明性は損なわない。また、従来の反射タイプの遮熱フィルムのように金属膜を使用していないので、携帯電話などの電波環境に影響を及ぼすこともないという。JIS規格のガラス飛散防止性能も満たしてるため、ガラスが割れた際のガラス片の飛散を抑制する効果もある。さらにフィルムの引き裂き強度を向上したことで、「防犯性能の高い建物部品目録掲載基準の防犯性能試験」に合格。公益財団法人 全国防犯協会連合会「防犯性能の高い建物部品目録」に登録された。住宅などの窓ガラスから侵入する際の代表的な手口である「こじ破り」「打ち破り」「焼き破り」に対し、貫通に要する時間を長引かせる効果が期待できるという。同商品の設計施工価格は、2万9,000円/平方メートル(税別)。※警察庁、国土交通省、経済産業省および関係する民間団体で構成される「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」は、防犯性能試験において5分以上侵入を防ぐことのできるものを、「防犯性能の高い建物部品」と定めている。「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載された部品には、「CPマーク」を表示することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日住友スリーエムはカタログハウスと提携し、同社の発行する通販誌向けに窓用遮熱フィルムを開発。買い物カタログ雑誌「通販生活」において販売をスタートさせた。同製品は、一般消費者が窓ガラスに貼り付ける作業を簡単にできるよう、粘着剤を改良。ねばつきを抑え、初期接着力を抑えることにより、フィルムの貼り直しが容易になった。貼り方をわかりやすく解説した手順書も同梱(どうこん)されているので、初めての人でもフィルムが正しく貼れるという。同製品を窓ガラスに貼り付けることで、暑さの原因となる赤外線を82.5%、室内の家具などの褪色や肌のシミの原因である紫外線を99.6%カットできる。さらに、可視線透過率83%を実現しているので、ガラスに貼付してもガラス本来の持つ透明性を損なわない。JIS規格のガラス飛散防止性能も満たしており、災害時や人体衝突によってガラスが割れた際、ガラス片の飛散を抑える効果もある。価格は、72cm×90cm(2枚組)で7,980円。このほか3サイズがあるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日ドイツで100年以上愛され続けているガラス容器「WECK」。リサイクルガラスを使った容器は、においがつきにくく、耐熱性があり、スタッキングも可能。見た目の良さだけでなく、使い勝手の良さも抜群だ。そんなWECKを使用した、初のレシピブックが発売された。本書ではまず、WECKの煮沸、密閉方法から教えてくれる。きちんとできれば、ジャムやオイル類は常温で半年、煮込み料理やオーブン料理も3ヶ月は保存可能だ。煮沸密閉方法を覚えたら、瓶詰め料理を。ジャムやコンポートなどの保存食の定番から、冷製スープ、調味料などをアレンジも含めて紹介。レシピは料理研究家の冷水希三子さんが担当しているので、どれもおいしそう!また、本国ドイツでは調理道具としても活用されているWECK。日本ではあまり馴染みのない瓶詰め料理を幅広く紹介している。おこわやふろふき大根などの和食から、ケーキやプリンなど、目からうろこの簡単レシピが紹介されている。これだけ豊富なレシピが生まれるのは、一般家庭でできるガラス容器を使った瓶詰め保存食の研究と開発を続けてきたWECKならでは。外国のレシピブックのようなデザインも素敵な一冊。これからの季節の保存食づくりにもぴったりだ。『WECK COOKING』定価:1,260円発行:京阪神エルマガジン社取材/赤木真弓
2011年12月08日世界中から集まった映画を観られる、子どもたちのための映画祭、『キンダー・フィルム・フェスティバル』が今年も開催される。今年19回目となるこの映画祭。今回は『リサとガスパール』や『きかんしゃトーマス』など、子どもたちに人気の高い11作品のほか、日本ではなかなか観ることができない、ヨーロッパやアジアのアニメーションや短編の最新作が12作品上映される。日本初上映となる『どうぶつ会議』。(c)2010 Constantin Film Verleih, GmbH.ポップでかわいいこどもミュージカル『ローラ!』。(c)Gordon A. Timpken/Bavaria Filmverleih- und Produktions GmbH字幕の読めない小さな子どもたちでも楽しめるよう、戸田恵子さんなど人気の声優たちがスクリーンの前に立ち、目の前で吹き替える迫力のあるライブシネマや、プロの声優と一緒に声優体験ができたり、アニメーション映画作りを体験できるなどのワークショップも開催。今年のフェスティバルディレクターは、日本の人気アニメーション『こま撮りえいが こまねこ』のこまちゃん。(c)TYO/dwarf・こまねこフィルムパートナーズ映画以外にも、駄菓子屋や世界中のごはんが食べられる屋台村など、子どもが飽きることなく楽しめるイベントが盛りだくさん。アニメーション映画好きな大人もぜひ足を運んでほしい。小さなお子さんの映画デビューにもぴったりのイベントだ。『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』会期:2011年8月12日(金)〜13日(土)日比谷会場2011年8月18日(木)〜21日(日)調布会場場所:日比谷会場:日比谷公会堂 東京都千代田区日比谷公園1−3調布会場:調布市文化会館たづくり 東京都調布市小島町2-33-1料金:日比谷会場当日券:18歳~60歳未満1,000円、3歳~18歳未満・60歳以上500円、3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満700円/3歳~18歳未満・60歳以上300円/3歳未満無料調布会場当日券:18歳~60歳未満500円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満400円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料※未就学のお子さんについては、大人の方もご一緒にご入場をお願い致します。※3歳未満のお子さんは、保護者と一緒の座席でお願い致します。(座席を確保したい場合は、3歳以上の券をお買い求め下さい。)お問い合わせ:TOKYO KINDER FILM 一般社団法人キンダ-・フィルム03-5355-1225公式HP: www.kinder.co.jp 取材/赤木真弓
2011年08月12日まもなく開幕するアジア最大のショートフィルムの祭典「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF)において、観光庁とのコラボレーションで昨年より設立された新部門「旅シヨーット! プロジェクト」および、その一環として日韓合作でショートフィルムを製作する「日韓観光振興プロジェクト」。こちらの作品の完成披露記者会見が6月6日(月)に観光庁で開かれ、映画祭実行委員長を務める俳優の別所哲也、観光庁長官の溝畑宏が出席した。1999年にスタートし、今年で13回目を迎えるSSFFだが、昨年より観光にスポットを当てたプロジェクトとして新たなコンペティション部門「旅シヨーット! プロジェクト」が発足。昨年は、“旅”をテーマに全国各地の観光資源を舞台にした71作品の応募の中から9本の作品が入選作品に選出された。今年は昨年を超える86本が公募で集まり、その中から北海道の小樽を舞台にした『アネモネ』、日本一暑い街として知られる埼玉県・熊谷市を舞台にした『あついぞ!熊谷』、さらには震災、原発問題で揺れる福島県、そして東京都が描かれる『嘘〜オブラートの月〜』など7本が入選作品に選ばれた。この日、本部門の公式審査員も発表され、タレントのセイン・カミュ、女優の菊川怜、CMディレクター、映画監督として活躍する中島信也が務めることも明らかになった。挨拶に立った溝畑長官は集まった作品について「地域の人々の生きざま、空間が印象的でした。(本プロジェクトは)世界に向けての情報発信としても意義深い」と語り、震災の影響に触れ「もう一度、日本の素晴らしさを世界にアピールするニーズが高まっています」と本プロジェクトが昨年以上に重要な意味を持つことを語った。「日韓観光振興プロジェクト」では2本の作品が製作されたほか、韓国のロック界のスター、キム・ジョンソの楽曲「High」が応援ソングとして提供されることも発表された。2本のうち1本は、日本人監督・萩原健太郎により、ソウルで撮影された『Super Star/スーパースター』で主演は桜井淳子。韓流スターに会うために、ソウルを訪れた主人公と、偶然出会った無愛想な地元の運転手の交流が綴られる。もう1本の『Smile Bus/スマイルバス』は逆に韓国人キャストを主演に迎え、韓国人監督の手で日本の鎌倉、藤沢、江の島を舞台に制作された作品。恋人に突然別れを告げ、日本で観光ガイドをする女性と、彼女を忘れられずに復縁を迫りに鎌倉を訪れる男性の姿を描いたラブストーリー。日本からは田中要次が出演している。別所さんは「日本と韓国、それぞれの国の良さを表現したいとこのプロジェクトは始まりました」と語り、極寒のソウルで撮影された『Super Star』について「寒さの向こうに温かさが見えてくる作品」と評し、『Smile Bus』に関しては「なぜ韓国の方が数多く鎌倉を訪れるのか?日本人がなかなか気づかないことが描かれています」と称賛を送った。そしてこのSSFFを開始した際に、海外の人に言われたという「日本人はモノ作りは得意だけど“物語”は不得手」という言葉に触れ「『ローマの休日』も『007』シリーズも、映画によって観光地が大きな“資源”となりました。記録映画とは全く違った形で、映画表現によって(観光地が)語り継がれていけば」とプロジェクトの意義を語りかけた。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:C・ファース&K・ナイトレイ共演作ほか、スターたちが出演の短編作品が日本上陸!ルーカス監督に中田英寿などが出品!ショートフィルム祭典で復興支援オークションアカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!水嶋ヒロ原作&出演のビデオがショートフィルム祭典に出品栗山千明はマブい女に!
2011年06月06日6月に開催されるアジア最大のショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」(SSFF)にてジョージ・ルーカスをはじめとする映画関係者から、元サッカー選手の中田英寿、スキマスイッチやタレントの神田うのなど、数多くの著名人が参加してのチャリティオークションが開催されることが決定。ルーカスからは日本に向けた応援メッセージも到着した。『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライフ』でオスカー候補となったジェイソン・ライトマン監督など、才能あふれるクリエイターを輩出してきたSSFF。東日本大震災を受けてのチャリティ企画としてこれまでに、一般から投稿された写真を使用してショートムービーを制作する「チャリティショートフィルムプロジェクト」の実施や、収益金の一部寄付などが発表されていたが、今回、数多くの著名人が参加しての大規模なオークションの開催が明らかに。1999年の映画祭のスタート以来、ルーカス監督および彼が率いる「Lucasfilm」は新たな才能の発掘・支援という映画祭の趣旨に賛同してきたが、今回、この世界的巨匠がSSFFを通じて、日本復興のために立ち上がった。監督からは「日本に住むみなさまにとって、この数か月間、非常に厳しい日々が続いていることでしょう。私たちの思いと祈りは、大きな災害を乗り越え、立ち直ろうとする多くの人々と共にあります。(中略)…世界中の若手映画監督の才能と英知が、この映画祭に集結し続けることに敬意を表すると共に、私たちルーカスフィルム社一同、日本の一刻も早い復興を心よりお祈りいたします」というメッセージ共に、直筆サイン入りの『スター・ウォーズ』メイキング本が到着。そこには『スター・ウォーズ』の名セリフ「May The Force Be With You(フォースと共にあらんことを)」という言葉も!このほか、映画界からは先述のライトマン監督に、韓国のユ・ジテ、イギリスの女性俊英監督サム・テイラー=ウッドが賛同。国内からも、岩井俊二監督に三池崇史監督、石坂浩二、ガレッジセール・ゴリに蜷川実花、さらにスポーツ界からは中田英寿に中村俊輔、中村憲剛らが参加する。これだけの規模のオークションはめったになく、映画関係者のサイン入りの、この世にひとつしかない貴重な品々や中田さんが着用したユニフォームなどが手に入るチャンス!ファンにとってはたまらないオークションとなりそうだ。出品者の詳細や日程は今後、映画祭事務局より発表される予定。収益は日本赤十字社、CIVIC FORCEを通じて被災地の支援復興に役立てられる。世界中から集まった作品と共に、オークションにも注目!「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」 オークション特設ページ■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!水嶋ヒロ原作&出演のビデオがショートフィルム祭典に出品栗山千明はマブい女に!アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年05月26日米国アカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大規模を誇るショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下SSFF)が今年も6月16日(木)から26日(日)までの日程で開催される。時代の流れを受けて新たに「3D部門」が新設されるほか、東日本大震災からの復興に向けたメッセージとして「チャリティショートフィルムプロジェクト」が実施される。1999年にスタートした「SSFF」。年々、規模を拡大し、毎年4,000本以上にも及ぶ作品が50を超える国や地域から寄せられ、のべ14万人を動員するまでに成長した。『JUNO/ジュノ』でアカデミー監督賞に、『マイレージ、マイライフ』で同じく監督賞と脚色賞にノミネートを果たしたジェイソン・ライトマン監督に、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督、『881歌え!パパイヤ』が世界で絶賛を受けたシンガポールの新鋭ロイストン・タン監督など、映画界の第一線で活躍するクリエイターを輩出してきた。規模の拡大、そして映画界の流れに沿って毎年のように新たな部門を設立していくのも本映画祭の特徴と言える。昨年来、映画界を席捲する3D化の波を受けて、シャープ株式会社のサポートのもと、映画祭としては初の「3D部門」がスタートする。4月1日(金)より既にWEBサイト上で「シャープスマートフォン3DコンテストCG・アニメーション部門」として募集が始まっており、ここで優秀作品に選ばれた3作品は、世界中から集められた3Dショートフィルムと共に、「3D部門」優秀賞候補となる。審査員を押井守が務め、最終的な受賞結果は映画祭最終日に発表される。また、観光庁とのタッグで昨年より始まった「旅シヨーット!プロジェクト」は今年も開催。「旅がしたくなる」、「日本に行きたくなる」というキーワードの下、日本の魅力を描写する作品を募集し、昨年は全国各地より80作品以上もの応募があったが、今年はさらに「日韓観光振興プロジェクト」が始動。特別制作作品として、日本人監督による、オールソウルロケの作品『スーパースター』(出演:櫻井淳子、キム・ウンス)、韓国人監督によるオール鎌倉・藤沢ロケの作品『スマイルバス』(出演:パク・コニョン、リュ・ヒョンギョン、田中要次)の2作品が制作され、映画祭にて世界プレミア上映を行う。そして、東日本大震災を受けて新たに発足したのが「チャリティショートフィルムプロジェクト」。こちらは一般参加の企画となっており、メールやTwitter、Facebookから投稿された写真を使用して、写真をつないだ1本のショートムービーを製作するというもの。この映画のために著名なアーティストから楽曲を提供してもらう予定だという。実行委員会が投稿された写真から映画に使用するものを選定するが、選ばれた方のアカウント名がエンドクレジットに記載される。完成した映画は映画祭でプレミア上映されるほか、インターネットを通じて世界中に配信される予定。本映画祭の代表を務める、俳優の別所哲也は「東日本大震災被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。被災された方々が、積み重ねたこれまでを失うだけでなく、未来まで失わないために、僕もできることからはじめます。私自身の俳優活動だけでなく、代表を務める映画祭でも何ができるか?そして何をすべきか?日々考えながら前進します。映画・演劇、そしてアートができることが必ずある。そう信じています。PASSION(情熱)をもってMISSION(志)をACTION(行動)する!311を忘れない、でも、311に立ち止まらないためにも!」とコメントを発表。映画祭としてチケット収益の一部を日本赤十字社、CIVIC FORCEへ寄付すると共に、映画祭関係者の出品によるチャリティオークションも行われる。今年はどんな作品が集まり、どんな才能がこれから世界に羽ばたいていくのか?「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。■関連作品:881歌え!パパイヤ 2008年8月9日よりユーロスペースほか全国にて順次公開© Courtesy of Zhao Wei Filmsカンフー・パンダ 2008年7月26日より全国にて公開© 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.JUNO/ジュノ 2008年6月14日よりシャンテ シネほか全国にて公開© 2007 Twentieth Century Foxショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:テキサス州で開催のメディア見本市にE・ペイジらが出席。震災への義援金募集も実施性的マイノリティ扱う「アジアンクィア映画祭」今年も開催過去には人気俳優出演作も【シネマモード】2010年をふり返ってみれば…シネマカフェ的海外ドラマvol.1792011年もドキドキ&メロメロ!〜注目ドラマ編〜ガールズの熱き戦い!『歌え!パパイヤ』試写会に5組10名様ご招待
2011年04月21日