一生に一度は絶対行くべき瀬戸内海の島々。島によって魅力も特徴もそれぞれ。なじみのない方のためにポイントを押さえて紹介します。有給を取って国内旅行、ぜひ予定を立ててみてはいかがでしょうか?■絶対はずせないアートの島・直島へアートの島と言えば、直島。雑誌やテレビの特集でも度々紹介され、アメリカの情報誌「Traveler」でも「死ぬまでに行きたい場所」として掲載されました。国内外問わず世界中から観光客が訪れている島です。アート作品が島のあちこちに点在し、美術館やホテルなど美しい施設があります。島内を散策するにはバスを利用しますが、天気がよければレンタサイクルも気分は最高。ホテルは洗練された「ベネッセハウス」が有名です。アートの存在意義を再認識させられる直島は、日本が誇れる場所と言えるでしょう。■喧騒から離れて、散策メインの島・男木島へ男木島は小規模な離島。現在、住民約180人程が暮らしています。島内はレンタサイクルか徒歩で周遊でき、古民家風の食事処や、散策の途中で出会うアート作品など、街並みをじっくり楽しむことができます。ちなみに男木島は猫の楽園としても名高く、猫と出会う確率100%の猫好きにはたまらない島。民宿に宿泊して、ゆっくり自分のペースで落ち着いた時間を過ごす旅が楽しめます。■猫好きの聖地・青島へ青島は東西1.5km、南北0.35km、住民は15名程度の小規模離島。男木島と同様、猫がたくさん住んでいます。その数なんと推定100匹以上! 青島は観光地化されておらず、もちろんコンビニや商店などは一切ありません。フェリーの本数も少ないため、一日に島へ行ける人数も限られています。本島と島を行ききするフェリーは、島民の大切な足。いくら猫好きとはいえど、行く際には島のことを十分理解したうえで上陸することが大切です。じっくり瀬戸内海の島を楽しみたい人は、少し長めの休みを取って出かけるのがベスト。美しい海とおとぼけ顔のにゃんこが、あなたを迎えてくれますよ。
2016年02月11日「海」「島」「生きもの」の魅力を楽しめる日本最大級の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」では、2016年3月19日(土)から26日(土)まで、 金沢八景・八景島エリアを舞台としたアニメ『少女たちは荒野を目指す』と特別にコラボレーションしたイベントを期間限定で開催する。■限定グッズがもらえるチャンス! アニメの"舞台巡り"を盛りあげるイベントが盛りだくさん!?今回のコラボは、アニメ『少女たちは荒野を目指す』と、その舞台のひとつであるシーパラダイスがスペシャルコラボした、ファン必見の期間限定イベント。対象チケットを購入すると、ここでしか手に入らない貴重な限定オリジナルグッズがプレゼントされるほか、シーパラダイスでしか味わえないアニメの世界の"舞台巡り"を楽しむイベントが盛りだくさんで用意される。■「少女たちは荒野を目指す」の舞台で公開収録が決定さらに、3月20日(日)には「黒田砂雪」役の千菅春香、「小早川夕夏」役の花澤香菜、「北条文太郎」役の山下誠一郎がシーパラダイスに来島し、「響 -HiBiKi Radio Station-」にて毎週木曜日に配信されている番組連動Webラジオ『砂雪と夕夏のしょこめざらじお』の公開録音が行われるので、こちらもチェックしておきたい。そのほか詳細は、八景島シーパラダイスの公式サイトにて。(C)みなとそふと/しょこめざ製作委員会
2016年02月05日東京都・御茶ノ水のデジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス 駿河台ホールは、キングコング西野亮廣×社会学者・田中研之輔による特別対談「創作の漫談-炎上芸人は、なぜ、描き続けるのか」を開催する。開催日時は2月3日19:45~21:15。参加費無料。同対談は、芸人としてだけではなく俳優や絵本作家等、幅広く活躍の場を広げているキングコング西野亮廣を講師に、公開講座として開催されるもの。創ることは、どんな意味があるのか。創ることは、何が楽しいのか。「好感度低い芸人」のチャンピオンに選ばれたキングコング西野氏により、一筋縄ではいかない創作活動の悩みが、自身の体験談を踏まえながら解説される。当日は、社会学者である田中研之輔がモデレーターを務め、「創作活動の喜びや極意」について西野氏に迫るということだ。参加費は無料だが、参加に際しては同校Webサイトより予約が必要となる。定員は150名、先着申込み順。
2016年01月18日春のキーワードは「もずく」石垣島からフェリーで10分の場所にある宿泊施設「星のや 竹富島」では、3月1日~5月31日の期間、海の恵みを用いた特別プラン「もずくキレイ滞在」を提供する。同プランは、春に旬を迎える天然もずくをメインとした海の恵みでミネラルをチャージし、心身共に美しくなる滞在をテーマにしている。スパも食事ももずく!たとえば、もずくに含まれるフコイダンのローションパッティングや「海草と海水」ジェルマスクなどを使った【もずくスパ】、海藻特有の成分が入った【もずくバスソルト】などで、良質なミネラルを肌にもたらす。食事では、もずく・アーサー・ハイビスカス塩を練り込んだ 星のやオリジナルの3色麺に、ミネラル・食物繊維が豊富な海藻をトッピング。シークヮーサーポン酢でさっぱりと食べられる、ヘルシーなもずくメニューが提供される。南の島ならではのハイビスカス塩麺も、一度は食べておきたい絶品メニューだ。他では体験できないメニューそのほか、市場に流通しにくい希少な天然もずくの収穫体験、アメニティではもずく・海藻エキスを含んだクチャ海藻パックが用意されるなど、何から何までもずくづくし。もずくのヌメリに含まれている成分には、血液をサラサラにしたり新陳代謝を高めたりする効果もあるという。体の中と外からもずくパワーを吸収し、健康と美を得られる旅行をしてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社星野リゾートプレスリリース
2016年01月13日©Tourism Authority of Thailand サーフィンも楽しめるカタビーチ冬から春にかけてオンシーズンなのが、アンダマン海に浮かぶタイの島々。ポピュラーなリゾートから、自然が主役のネイチャー系まで、どの島も個性的。そして島特有のユルい空気が流れています。ここでは数ある島のうち、ステキなリゾートのあるところをピックアップ。バックパッカー向けのハードな島旅ではなく、リゾーター向けの優雅な島旅を満喫できます。穴場な島なら、行ったことが自慢にもなる!?寒い日本を脱出して、のんびりリゾートしましょ!プーケット©keemala ユニークな世界観が話題のリゾート、キーマラタイ最大の島にして、この国を代表するアイランド・リゾート。おもに西海岸にビーチが続き、それぞれでキャラクターが立っています。お祭り騒ぎのパトン、隣接しながらパトンよりも落着きのあるカロン、さらに静かでサーフィンができるカタ、隠れ家感のある夕日の名所のナイハン、豪華リゾートのラグーナなど、雰囲気でビーチが選べます。ここ数年は東側にも、ステキなリゾートがお目見え中。また、ノスタルジックな風情の歴史的建物群が並ぶプーケットタウンや、奇岩が水面からそびえるパンガー湾など、リゾートホテル以外にもお楽しみが。著者撮影 世界遺産の登録を目指すプーケットタウンおすすめリゾートホテル/キーマラプーケットのビーチの詳細はこちらラチャ島著者撮影 プーケットから約40分の移動で透明度がグンとアップするラチャ島プーケット南端近くの港から約40分、まぶしいほどの白砂ビーチと遠浅の海が広がるラチャ島。ほんの少しの移動なのに、ここまで自然の色が変わるのかと驚くはず。ダイビングスポットとしてもポピュラーな海域なので、スノーケリングも期待できそう。おすすめリゾートは絶景ビーチを前に、木々に埋もれるように真っ白なヴィラが点在するザ・ラチャ。リゾートから内陸へ続く道をゆくと、裏のビーチへ行くこともできます。おすすめリゾートホテル/ザ・ラチャピピ島著者撮影 次から次へとボートが訪れ、人がやってきては去る、大人気のマヤビーチ本土のクラビから南へ約42キロ。6つの島々からなるピピ諸島のうち、メインはピピ・ドン島とピピ・レ島。ピピ・ドン島が滞在の拠点。中心地のトンサイベイは迷路のような小道にレストランやダイビングサービス、バンガローがずらり。夜遅くまでに賑わっている。静かに過ごしたいならば、船で向かう南部のレムトンビーチへ。またピピ・レ島には映画『ザ・ビーチ』の舞台となったマヤビーチがあります。著者撮影 レムトンビーチの隠れ家リゾート、ジボラおすすめリゾートホテル/ジボラヤオ島©Sixsenses Yao Noiパンガー湾の多島美をリゾートから眺められるシックスセンシズヤオノイプーケット島と本土クラビの間、パンガー湾の中心に浮かぶ、ヤオ・ノイとヤオ・ヤイの2つの島。ヤオ・ノイにシックスセンシズがオープンしたことで一躍注目の的に。とはいえ、漁業とココナッツ産業が主産業の自然あふれる島であることは変わりなし。ヤオ島周辺にはパンガー湾特有の石灰岩でできた、粘土細工のような不思議な形の島々が浮かび、リゾートからの眺めが素晴らしい!おすすめリゾートホテル/シックスセンシズヤオノイランタ島著者撮影 南西部にあるクロンニンビーチクラビからワゴン車で陸路とカーフェリー移動合わせて、約2時間30分。2000年初頭のアジアンリゾートブームで一躍名前が広まった、隠れ家アイランド。ランタ・ノイ島の西海岸にビーチが連続しています。デザイン系や大人オンリーなど、スタイリッシュなリゾートで優雅な休日を。著者撮影 クロンダオビーチに面したツインロータス・コ・ランタおすすめリゾートホテル/ツインロータス・コ・ランタクラダン島著者撮影 島の東側は遠浅の海。ゲストの荷物はスタッフがかついで運びますトラン沖に位置し、国立公園内にある秘島。南北約2キロ、幅約600メートルほどの小さな島で、バンガローが数軒とリゾートが1軒あるのみ。ネオンも車もない、ネイチャー・アイランド。島の東西でビーチの雰囲気が異なり、東側は浅瀬が広がるモルディブに似た海、一方の西側はアダンの木々に包まれた沖縄の離島のような雰囲気。著者撮影 プールや雰囲気のいいバーもありますおすすめリゾートホテル/ザ セブン シーズ リゾートリペ島著者撮影 一周しても1時間足らずのリペ島マレーシアの国境近くにある、国立公園内に浮かぶ最果ての島。バンコクからは移動に1日かかるけれど、マレーシアのランカウイからはボートで約1時間。こぢんまりとした島はほとんどがラフロードで、滞在の拠点は3つのビーチに分かれます。メインはカフェや土産物店が並ぶ目抜き通りも走るパタヤビーチ、バンガローが急増中のサンライズビーチ、パッカー系を見かけるサンセットビーチ。これからブレイクしそうな予感がする島です。著者撮影 サンライズビーチに面したアイデリック・コンセプト・リゾートおすすめリゾートホテル/アイデリック・コンセプト・リゾート : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年12月27日日経ナショナル ジオグラフィックは、11月16日に、写真集「うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物」を発売した。○野生のままに暮らすうさぎたち本書は広島県竹原市大久野島に暮らすうさぎの姿を、「しあわせ動物写真家」の福田幸広さんが撮影した、癒やしの写真集。大久野島は「うさぎ島」とも呼ばれ、日本では珍しいアナウサギの仲間が約700匹暮らしている。島には民家が無く駆除されることが無いので、うさぎたちは野生のままに暮らしており、野生でありながら人間への警戒心が無い。そのため、巣穴から顔をのぞかせるかわいらしい姿や、無防備な寝姿、縄張り争いをするシーンなど、自然のままのうさぎたちの姿が数多く写真に収められている。うさぎファンにはたまらない「うさくち」「うさけつ」の特集ページや、こうさぎのショットなども掲載。さらに「うさぎ島」へのアクセス方法や、「抱っこをしない」「追いかけない」などうさぎへの接し方や島に訪れた際のルール、宿泊施設の情報も収録されている。定価は1,600円(税抜き)。
2015年11月25日沖縄への島旅、なかでも「デージチュラウミ(ものすごく美しい海)」と呼ばれているのが小浜島。周囲をペパーミントブルーのラグーンに囲まれた絶景と、朝のドラマで一躍人気になった知る人ぞ知るリゾートアイランドです。「冬のシーズンがベスト!」と島の人が断言するほど。温暖な時期の島滞在は最高の贅沢だといえます。■日本であって日本でない「星野リゾート リゾナーレ小浜島」そんな小浜島にある楽園リゾートがリゾナーレ小浜島。ブルーラグーンをのぞむ広大な敷地にはリゾート棟やプール、各種施設が点在。隣接してリゾナーレ小浜島カントリークラブが広がり、ゴルファー天国でもあります。冬でもトロピカルな花が咲き、カジュアルな服装で過ごせる異国情緒あふれる空間は、まるで南仏かカリブ海のリゾート地のよう。日本ではないような「非日常」のバカンスムードに旅気分も盛り上がります。■ヴィラタイプの客室でゆったりと流れる時間に浸るヴィラタイプの客室はエキゾチックなアジアンテイストが魅力。そのなかでもお薦めがロイヤルスイート。95平方メートルの客室はリビングルームとふたつのベッドルームに分かれ、外にはプライベートプールにジェットバス、お休み処になるガゼボを備えるというラグジュアリーさ。さらに開放的なバスルームにはサウナも。贅沢すぎる空間に思えますが、冬の季節は料金も手ごろ。最大4名での滞在ができるので仲のいい女友達同士でちょっと豪華な冬バカンスを過ごすのが大人の遊び方。満足度が違ってくるはずです。■琉球の夜をエレガントに演出。レストラン「ディープブルー」リゾートでの麗しい夜を楽しむとっておきの場所が、レストラン「ディープブルー」です。「琉球エレガンス」と名付けたコースメニューは、まさにその名にふさわしい華やかさを感じさせるもの。■琉球文化とイタリアンの調和を味わう「琉球エレガンス」イタリアンをベースに沖縄の食材を組み合わせた個性派の料理はひと皿ずつとのマッチングを吟味したソムリエによるワインとあわせることでさらに引き立ちあいます。女性のゲストのための美的効果を考慮した宿泊パッケージ「ウルイウルイ スパ滞在」ではディナーにコース料理「Cenone(チェノーネ)」をアレンジ。ミネラル、コラーゲンを豊富に含んだ食材をたっぷりと使った特別メニューで、食べることで体をキレイにします。気心の知れた女友達とのおしゃべりを楽しみながらゆっくり、ゆるやかに。島時間の美食体験が五感を解き放ちます。■美しい海を望みながらリラックス「リゾナーレ 琉球スパ」リゾナーレ小浜島の「リゾナーレ 琉球スパ」は、全室オーシャンビューのスパ専用施設。滞在中、一度はトリートメント体験をしたいものです。この冬、登場するのが「ウルイウルイ スパ滞在」。小浜島のある八重山諸島で精製される黒糖を使ったパックを使用する内容で、ここならではの独特な体験。黒糖の精製シーズンはまさに冬。原料となるサトウキビにはカルシウム、鉄分、マグネシウムなどミネラルやビタミンが豊富。体内の糖質分解をサポートするほか、含まれる天然オリゴ糖が排泄を促進してくれます。黒糖パックでしっとり潤ったあとは、ビタミンCたっぷりのハイビスカスのエキスを入れた露天ハイビスカススパへ。老廃物をデトックスし、美肌と美ボディをめざします。また、「ウルイウルイ スパ滞在」のゲストの客室には黒糖入浴剤、黒糖ティーと黒糖チョコレートのセットが届けられ、リラックス&快眠をうながします。■波音が穏やかな時間を演出してくれる「島Books&Cafe'」柔らかい太陽の光にきらめく海を眺めながらのんびりと。そんなとっておきの過ごし方を提案してくれるのが、ビーチハウスの一角にある島Books&Cafe'。海や自然をテーマにセレクトされた美しい写真集や本が並び、気持ちのままにお気に入りの一冊と淹れたてのコーヒーを片手に自由な時間を。旬によって、カフェではシークワサー入りハイビスカスソーダや、パイナップルスムージー、黒糖アイスラテ、塩ちんすこうアイスなど沖縄の食材を使ったスイーツやドリンクが味わえるのも魅力。目の前には美しいビーチが広がり、そのまま海辺で読書をしたり、ハンモックのあるガジュマル広場でなごんだり。ゆるやかに流れる島時間に身をゆだねる心地よさを実感するはずです。■木漏れ日の中ハンモックに揺られる「ガジュマル広場」裸足のままビーチに向かえば、そこにはとっておきの隠れ家空間が。ガジュマル広場は巨大なガジュマルの木陰でくつろぐ憩いのスペース。ハンモックに寝ころんで、ゆるやかな潮風を受けているといつの間に読書タイムからお昼寝タイムへまどろみます。■珊瑚礁と白砂の「イルマーレビーチ」星野リゾート リゾナーレ小浜島のマリンアクティビティの中心となるのがイルマーレビーチ。リゾート内からは巡回バスが送迎。純白のビーチが広がり、その先にはソーダ水のような透明なペパーミントブルーの海。おだやかな海はシュノーケリングやウインドサーフィンのレッスンや、最近人気急上昇のスタンドアップパドル体験などに挑戦できます。リゾートではチェックイン時にリゾートドレスを無料で貸し出してくれて、これが女性ゲストに大好評。カラフルなドレスでビーチ散策するのもお薦めです。■波音だけが響く早朝の幻想的な時間「朝焼けCafe'」イルマーレビーチは実は朝日を望む小浜島でもとっておきのベストスポット。「朝焼けCafe'」は朝陽がのぼるタイミングで淹れたてのコーヒーを楽しむ無料のイベント。水平線から上がる太陽の美しさには言葉もありません。ひとりで、あるいは母娘や友人同士で。体を開放し、美食を味わい、たくさん笑い、たっぷり癒される。美しいラグーンときらめく太陽の下、小さな宝石のようなピュアな小浜島の島時間に溶け込む喜びは、大きな満足感をもたらしてくれます。
2015年11月20日沖合約50メートルまで遠浅の海が広がるボラカイ島のホワイトビーチ(著者撮影)フィリピンのビーチリゾートといえば、日本から行きやすいセブがおなじみ。けれど、7000あまりも島々があるのだから、もっといろんなところへ旅してみたい。たとえば、海外旅行口コミサイトでアジアのナンバー1に輝いたボラカイ島、スタッズのように円錐の山がツンツン尖る不思議な景観のボホール島、どれもインパクト大&絶景ビーチが待っています。知っているようで、知らないフィリピン。今回はそんな一歩先の島々をご紹介します。約4キロ続くビーチがアジアのナンバー1に選ばれたボラカイ島世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」のユーザー投票によるランキング”トラベラーズチョイス”で、アジア部門第1位を昨年に引き続き連取しているのが、ボラカイ島のホワイトビーチ。島の西側に位置し、サラサラの白砂のビーチと輝くような遠浅の海が約4キロも続いています。ビーチ沿いはヤシの木々が縁取り、バンガローやレストラン、ダイビングセンターなどがずらりと並んでいます。ボートステーション3周辺。ローカルも海遊びにはしゃぐ、のんびりした雰囲気。(著者撮影)特に境界線があるわけではないのですが、北からボートステーション1・2・3とエリアが分かれ、緩やかに個性が立っています。1はおしゃれなリゾートホテルが多く、2はオープンエアのショッピングモール「Dモール」があって賑やか、3はローカルも集まるのんびりとした雰囲気。お気に入りの場所を探しながら、ビーチを散策してみてはいかがでしょう。夕映えが迫るボートステーション1。ビーチにバーが出現します。(著者撮影)また、ホワイトビーチがユニークなのは、サンセットが近づくと、日光浴や水遊びを楽しむビーチがロマンティックなバーに変身する点。パラソルやビーチチェアが片付けられ、巨大なクッションやゴザ、テーブルが出現。白砂の上でビールなどを片手にサンセットが眺められるのです。ホワイトビーチ以外にも、北側には島随一の豪華リゾート、シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパが占有するビーチや、人気のプカシェルビーチがあります。セブ島から行きやすい、世にも不思議な風景と会える島約15分もあれば踏破できるパングラオ島のアロナビーチ。(著者撮影)セブ島からフェリーで約2時間のボホール島。そしてボホール島の南西部から橋で渡るパングラオ島。どちらもダイバーの間ではおなじみの存在です。美しい白砂ビーチでのんびりとした時間を過ごしたいならば、拠点をパングラオ島に置くのがおすすめです。なかでも、南西部にある長さ500メートルほどのアロナビーチは、アジア特有の肩の力が抜けたユル~い空気が心地いい!アロナビーチと並行した道は、アジア特有のユルい空気。ビーチに面してレストランが並んでいます。(著者撮影)遠浅の海にはアメンボウのようなバンカーボートが無数に浮かび、サラサラの白砂ビーチに沿ってヤシの木々が茂り、木陰ではマッサージのおにいさん&おねえさんがスタンバイ。浜と並行して走る道路は未舗装で、ダイビングサービスやサリサリストア(よろずや)、海側にカフェやレストランが並んでいます。アロナビーチでの楽しみ方はダイビング。人気のダイビングスポット、バリカサグやカビラオへの拠点として、滞在する人も多数。もちろん、ビーチで何もせずに過ごすのもゴキゲンです。ちょっとスペシャルな体験をするなら、沖のサンドバンクへ出かけてみてはいかがでしょう?これが、絶景!アイスブルーの浅瀬に白砂の小さな島がぽかりと浮かび、まるでモルディブのよう。巨人が喧嘩し、岩を投げ合った形跡だという伝説が残るチョコレートヒル。(著者撮影)一方、ボホール島では海以外にもユニークな体験ができます。その筆頭が、円錐形の山々が続くチョコレートヒル。標高30~50メートルの小高い山が1268座も立ち上がり、4~6月の乾季には草木が茶色に変わることから命名されています。山並みを一望できる展望台では、ホウキにまたいでジャンプする瞬間をパチリと撮るのがお約束。まるで魔法使いが空を飛んでいるような一枚が撮影できます。大きな瞳のメガネザル、ターシャ。フィリピン・ターシャ・ファウンデーションでは約100匹が保護地域の中で暮らしています。(著者撮影)また、ボホール島の名物といえば、小さなメガネザルのターシャ。大人でも100グラム足らず、夜行性のため、日中はいつも大きな瞳がちょっぴり眠たそう。その様子がなんともキュート!ターシャは、フィリピン・ターシャ・ファウンデーションという保護施設で出会えます。(photo & text : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年10月25日ゴジラとキングコングがビッグスクリーンで対決することになった。ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが共同製作し、2020年に北米公開する。その他の情報それ以前に、ゴジラとキングコングは、それぞれに続編が予定されている。『Godzilla 2』は、2018年6月北米公開。1作目のギャレス・エドワーズが監督を続投する。続編にはモスラが登場するそうだ。一方『Kong: Skull Island』は、2017年3月北米公開。トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、コーリー・ホーキンスらが出演。撮影は来週スタートする。監督は『The King of Summer』のジョーダン・ヴォグト=ロバーツ。文:猿渡由紀
2015年10月16日岡田准一、阿部寛、尾野真千子という豪華キャストで世界最高峰の地での撮影も敢行された映画『エヴェレスト 神々の山嶺』。このほど、待望の特報映像が公式サイトにて公開された。主人公は、日本のエヴェレスト遠征チームに参加していたカメラマンの深町誠(岡田さん)。滑落事故で仲間を失い、登頂が中止となった彼は、ネパールの首都・カトマンズを彷徨っている途中、骨董屋である古いカメラを発見する。それは、1924年6月8日、エヴェレスト登頂に挑みながらも行方不明となったイギリスの登山家ジョージ・マロリーのカメラと思われるものだった。マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかという山岳史上最大の謎に魅せられた深町は、証拠となるカメラを追い、伝説のクライマー、羽生丈二(阿部さん)という一人の男に辿り着く。「天才クライマー」と呼ばれながら、孤高に生きてきた彼の過去を調べるうちに、深町はその生き様にのみ込まれていく。そして、羽生に人生を翻弄されながらも、彼を愛し続ける女性・涼子(尾野さん)と出会うのだが…。本作は、全世界で翻訳され、大ベストセラーとなっている夢枕獏による山岳小説「神々の山嶺(いただき)」を『愛を乞うひと』の平山秀幸監督で映画化。日本山岳協会会長であり、『植村直己物語』のエヴェレスト撮影にも隊長として参加した八木原國明など現役登山家も全面的に撮影に協力し、世界最高峰の山に魅せられた2人の男と、その男たちを待つ1人の女性を壮大なスケールで映し出していく。公開された映像では、岡田さんらが実際に現地ネパール・エヴェレストに飛んで敢行された、極限状態での過酷な撮影の様子が見て取れる。また、阿部さん演じる羽生の苦悩に満ちたやつれた姿や羽生のライバルである長谷渉役の佐々木蔵之介の姿も登場。氷点下50度、標高8,848mの地で、起こった出来事とは!?映像の前半では「あんなところ、登るなんて不可能だ」という言葉を漏らしていた岡田さん演じる深町が、ラストには「俺は頂上に立つ!」と咆哮していることにも注目だ。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日東京・神楽坂に、国内約40の島々の伝統料理や食器などが集う「離島キッチン」プロジェクトの拠点となる飲食店型アンテナショップ(東京都新宿区神楽坂6-23)がオープンした。雄大な自然を背景に、素晴らしい資源や産品で溢れる一方、物流コストの高さや労働人口の現象などといった特有の問題を抱えている、離島。「離島キッチン」プロジェクトは、全国の島々と手を結び、それぞれの魅力を集結させることで離島の持つ問題を解決し、活性化させていくことを目的に立ち上がったものだ。島根県・隠岐諸島のひとつ、海士町が09年にキッチンカーでの行商からスタートさせ、これまでに兵庫県の淡路島、新潟県の佐渡島、東京都の小笠原諸島、新島、鹿児島県の屋久島、奄美大島、沖縄県の石垣島など40を超える地域との交流を行っている。今回オープンした「離島キッチン神楽坂店」は、神楽坂に元々あった一軒家を改装して造られ、まるで凛と佇む離島のような存在感と重厚感のある外観が特徴で、神社工事の足場に使用された廃材を採用するなど内装にも細やかなこだわりが施されている。ランチタイムには、日替わりの定食、どんぶりの他、月替わりで全国の島のメニューを提供する「島の特別コース」(2,500円)が用意されている。オープン時は、海士町の特別コースとなっている。ディナータイムには、屋久島の「鯖スモーク」や、五島列島の「鯛茶漬け」、海士町の「サザエのつぼ焼き」などの料理(350円~1,280円)の他、淡路島の「あわぢびーる」、日本酒「杯千酒」、佐渡島の日本酒「北雪」などのアルコール類や、屋久島の「ジンジャーエール」、周防大島の「ほっとハチミツ」などのドリンク(500円~)が提供される。また、各島の食材や伝統工芸品、食器などの物販も実施。名水百選の水が流れ込む湾の海水で作られた「海士乃塩」を始めとした各離島の塩(500円~)や、屋久島の無農薬の生姜を使った「ジンジャーシロップ」(980円)、海士町の純米大吟醸「承久の宴」の酒粕を配合した完全無添加の「酒粕石鹸」(1,200円)などの特産品も販売されている。
2015年10月08日男子はやっぱり、おっぱいが大きな女子が好きみたいですね。とくに、自分の彼女が巨乳と判明したら、もう友達の男子みんなに「彼女◯カップ!」って自慢して回りたくなるくらいだとか(笑)。どんだけって感じですよね・・・・・・。もちろん、「どこからが巨乳?」って問題はありますけど、基本的にはカレが「俺の彼女は巨乳です」って思ったところからが巨乳でいいと思います。そうなると、カレの満足度が大事なわけです。あなたは、カレに満足されてますか? それは、カレの言動を見たらわかります。そこで今回は、20代男子30人に「『俺の彼女、巨乳だね!』と思うとついしてしまうこと」について聞いてみました。■1.普段なにげなくモミモミ「一緒に寝っ転がってテレビ見てるときとか、そういうセックスする流れじゃまったくないときでもついつい触っちゃうのが巨乳だと俺は定義する」(大学生/22才)エッチな流れで触るのは普通のおっぱい。その流れじゃなくても触るのが巨乳。ってことですかね(笑)? いつでも気になっちゃうってことですもんね、それはあるのかも。■2.エッチで最初にモミモミ「セックスの前戯がだいぶ違うよ。普通サイズの人は、ちょっとペペっと触ってすぐにアソコの愛撫。でも巨乳なら、そうとう長く胸をいじり続ける」(公務員/25才)「ぺぺっと」って(笑)。でも、これもなんとな~くわかる気がする。エッチの最初でずっと触られると、「好きなんだな~」って思いますよね。■3.騎乗位多め「体位も、巨乳さんなら騎乗位が多くなると思うよ。一番揺れが見えて巨乳向けの体位かと」(大学生/21才)なるほどなるほど。ちなみに体位の話をもうひとつしておくと、正常位で、カレが彼女の両手をばってんに交差させて自分の方に引っ張るように持つのも、揺れるおっぱいを見たいときにすることだそうです。分かります?その交差した手で、おっぱいを挟んでる感じですね。■4.パットのチェック「ブラにパットが入ってるか見るのは、『デカいけど、本物か?』って思ってるサインかと」(編集/26才)たしかに、ブラつけてても小さく見えてたら、わざわざパットの有無なんて確認する必要ありませんもんね。この男子の言うとおり、「ブラつけての審査はOK。あとは不正をしてないかだな・・・・・・」と思っての行動なのかも。■5.「なにカップ?」「少なくとも、『貧乳やな・・・・・・』って思ってる相手に対して『なにカップ?』は聞けないよね」(営業/27才)つまりこの質問をしてくる時点である程度は満足してくれてるってことだと思っていいかもしれませんね。「巨乳だな」と思われてるまでは不明ですけど、少なくとも不満ではなさそう。■おわりにどうでしたか? なんだかんだ、カレに自分のおっぱいで満足してもらえるって大事なことだと思います。満足してると、身体目的の浮気とかが減りますからね。みなさんも、カレのおっぱい満足度チェックをしてみてくださいね!(遣水あかり/ライター)
2015年10月05日青菁社より、9月28日に、日本全国の「島ねこ」を集めた写真集「島ねこぽん」が発売される。○島で暮らす猫たちの写真集本書の著者は「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」で知られる、自称サラリーマン猫写真家のあおいとりさん。余暇を見つけては島を巡り、1年強の撮影期間を経て、納得したショットのみを集めて写真集にしたという。日本各地の島で暮らす猫たちの「島ねこ」らしさを写しだしており、都市部とは違う環境の中で、活き活きと生きる猫、恋するLOVEねこ、ジャンプ猫など、「島ねこ」らしさが詰まった一冊に仕上がっている。「島ねこ」たちの暮らす美しい自然も、見どころ満載だ。
2015年10月05日岡田准一主演、阿部寛、尾野真千子出演の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』が2016年3月12日(土)に公開されることが決定し、キャストとティザービジュアルが解禁された。その他の情報本作は夢枕獏のベストセラー小説『神々の山嶺(いただき)』を基に、『愛を乞うひと』の平山秀幸監督が映画化する感動の超大作。エヴェレストに魅せられたカメラマンの深町(岡田)、天才クライマーの羽生(阿部)、彼らを待つ女性・涼子(尾野)の交錯する人生を軸に、世界最高峰へと足を踏み入れる男たちの挑戦を描く。今回新たに、ピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、佐々木蔵之介の出演が発表された。ピエールが深町の上司・宮川を、甲本が羽生の山岳仲間・井上を、風間が羽生の後輩で涼子の兄・文太郎を、佐々木が羽生のライバルの天才クライマー・長谷を演じる。さらに現地ネパールから、『キャラバン』で主演を務めたシェルパの長老、テインレィ・ロンドゥップが出演。力強いキャスト陣が顔を揃え、エヴェレストの高度5500メートル付近で撮影された雄大な風景や、繰り広げられる重厚な人間ドラマに、さらなるスケール感を与えている。また、このほど公開されたティザービジュアルは、山嶺を見上げる伝説のクライマー・羽生の険しい表情が印象的で、エヴェレストの過酷さや、孤高に生きてきた羽生の人生を想像させるような仕上がりとなっている。同ビジュアルのポスターとチラシは9月19日(土)より各劇場にて掲出される。『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月12日(土)全国ロードショー
2015年09月19日マレーシアのマレー半島東海岸の沖には絶品ビーチをもつ島々が点在しています。そのひとつ、レダン島の水面下には濃厚な魚影にハード&ソフトコーラルの園が広がっています。島にはセレブリティがお忍びで訪れるラグジュアリーなリゾートも。ただし、11~2月の雨期はNG。レダン島へ、急ごう!ソフトコーラルの色鮮やかな群落に、テンジクダイの群れがカスミソウのように群れ、まるで巨大なブーケのよう世界各国からリゾーターが訪れ、バカンスを楽しむ「レダン島」アジアであることを忘れせるビーチの美しさ。こちらは島の東側、リゾートホテルやバンガローが集まるロングビーチマレー半島東海岸、トレンガヌ沖約45キロに位置するレダン島。周囲の海は海洋公園に指定され、透明度の高い海と真白な白砂ビーチに恵まれています。そんな絶品ビーチを求めて、世界各国からリゾーターが訪れ、バカンスを楽しんでいるもよう。気になる水面下は?レダン島周辺には8つの島々が点在し、30カ所以上のダイビングスポットを数えます。基本的にはボートダイブ。ほとんどのスポットへの移動時間は15~30分程度です。海の特徴としては、多彩なハードコーラル&ソフトコーラルの森が広がっていて、スケルトンなテンジクダイの仲間がたっぷりと群れている、夢見心地な風景。ガラスハゼや甲殻類、ウミウシ、イカ&タコも数多く生息しています。運が良ければ、アオウミガメやバラクーダの群れ、ナポレオンにも会える!視界のかぎり続くハードコーラルの森北側にある代表的なダイビングスポット「タンジュン・トコン」では水深5~10m付近の浅場に、泳いでも、泳いでもハードコーラルが広がっています。ただし、潮流がやや強いのでご注意を。憧れリゾート「ザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート」レダン島のあこがれリゾートは、テロッ・ダラムという入り江を占有する「ザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート」。高みから絶景ビーチを見下ろすクリフエリアと、ビーチまで徒歩1分のビーチエリアに客室が分かれ、どちらも魅力的!ビーチ近くと、海を見下ろす高台に展開するザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート。レダン島Pulau Redang■レベル:浅い水深のところにサンゴ礁が広がっているので中性浮力が必要。レギュレーター類はコンパクトにまとめておくこと。■ダイビングスタイル:ボートダイビングが主流。午前中に2ダイブ、午後に1ダイブのケースが多い。■ベストシーズン:オンシーズンは3~10月。雨季の11~2月はリゾートがクローズしているところが多い。年間平均気温は26~27℃、日中は31~33℃まで上昇する。ウエットスーツは3~5mmでOK。情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 Diving in ASIA supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2015年09月11日軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施する「軍艦島コンシェルジュ」は、「軍艦島デジタルミュージアム」を9月中旬にオープンする。開館時間は9:00~20:00(年中無休)。入場料は一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満無料。「軍艦島デジタルミュージアム」は、1974年に炭鉱の閉山に伴って無人島となり、徐々に風化・劣化していく「軍艦島」の"記憶"を残す目的で設立されるもの。今に残る当時の資料や写真、元炭鉱作業員として採掘に従事した人々の体験談をもとに、CGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用いて、軍艦島への上陸を疑似体験できるような展示が行われる。総合企画/制作・プロデュースはZero-Tenが行う。具体的には、UAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術で再現した「映像ギャラリー」、日本で初めて鉄筋コンクリートアパートが建てられたという軍艦島の中でも最大の「65号棟」の一室を再現した「65号棟の暮らし」、全長30mの壁面にプロジェクションマッピングで映像を投影し、今に残る写真や動画資料をもとに当時の島の空気感を再現する「軍艦島シンフォニー」、新進気鋭の日本画家・絹谷香菜子氏が、軍艦島で実際に採掘された石炭を用いて描き下ろした幻想的な水墨画を映像と共に展示する「Wonder Island」などの展示が公開される。なお、「軍艦島」は、長崎県野母半島の西方、長崎港から約18kmの海上に浮かぶ小島。正式名称は端島(はしま)だが、北西から見たときの島影が戦艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるようになった。海底炭鉱の島として栄え、日本の近代化を支えたことから、2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、憎戦、石炭産業~」として正式登録された。
2015年09月07日軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施している軍艦島コンシェルジュ(ユニバーサルワーカーズ)は9月中旬、Zero-Tenの総合企画/制作・プロデュースのもと「軍艦島デジタルミュージアム」を長崎県長崎市にオープンする。「軍艦島デジタルミュージアム」は7月5日に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された「端島炭鉱(通称:軍艦島)」を体感できる施設。軍艦島は炭鉱の閉山に伴い昭和49年(1974)に無人島となり、徐々に風化・劣化していくことが危惧されている。同施設では軍艦島の記憶を残すため、今に残る当時の資料や写真、元炭鉱夫として採掘に従事した人々の体験談のもと、最新のデジタル技術を用いて往時の軍艦島の文化や雰囲気、海底炭鉱の知られざる姿を体験できるようになっている。施設内ではCGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用いることで、軍艦島への上陸を疑似体験できる効果を狙っている。映像ギャラリーでは、UAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術を用いて再現した。また、日本初の鉄筋コンクリートアパートが建てられたという軍艦島の中で、317戸を有した島内最大のマンモス棟「65号棟」の一室を再現したコーナーも設ける。そのほか、デジタル技術を用いた地上から採炭現場までの道のりの再現や、プロジェクションマッピングによる当時の島の空気感の演出、軍艦島の謎に迫るパネル、1/150サイズの軍艦島ジオラマ、軍艦島で実際に採掘された石炭を用いて書き下ろした幻想的な水墨画などを展示する。住所は長崎県長崎市松が枝町5-6で、開館時間は9:00~20:00(年中無休)。入場料は一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満は無料となる。
2015年09月07日サピ島世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。鬱蒼と繁茂する熱帯雨林や蛇行する雄大な河、東南アジア最高峰のキナバル山、そしてオランウータンやテングザルなどのユニークな動物たちのイメージが強いですよね。どちらかというと、山派というか。けれど海の魅力だって、たっぷり!今回は中でもボルネオ島北部、マレーシア・サバ州コタキナバルのリゾートアイランドについて、ご紹介しましょう。コタキナバルの中心地から行きやすいトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園スノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめるサピ島ボルネオ島の玄関口といえば、サバ州の州都コタキナバル。その中心地の桟橋、ジェッセルトン・ポイントからボートでわずか15分の海域に、5つの島々が点在する保護区があります。ガヤ島、サピ島、マヌカン島、スルグ島、マムティック島からなるトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園です。ブーゲンビリアの花で彩られたガヤナ・エコ・リゾート。スパや生け簀もあり、リゾートとネイチャー体験、どちらも楽しめます日帰りでスノーケリングを楽しむツアーがポピュラーですが、リゾートステイも可能です。公園内で最大のガヤ島には全室水上コテージの「ガヤナ・エコ・リゾート」や姉妹ホテルでワンランク上の「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」、そしてマレーシアで展開するYTLラグジュアリー・リゾートの一員の「ガヤ・アイランド・リゾート」の3軒があり、とっておきのハイダウェイ感を味わえます。ガヤ島のガヤナ・エコ・リゾートにはすべて水上コテージ。ジャイアント・クラムの保護研究施設も併設していますガヤナ・エコ・リゾートでは、タヒチのカヌーブレックファストのように、朝食を海から運ぶサービスも“ハイビスカス”の意味をもつ「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」。プライベートプール付きのロイヤルヴィラはこちらの最上位のお部屋他にもマヌカン島にはシャレーやレストランがあり、サピ島やスルグ島ではキャンプが可能。サピ島はスノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめ、干潮時にはサンドバンクが浮かび上がり、ガヤ島とつながります。最も小さく、本土に近いマムティック島も、上質なスノーケリングスポットです。トゥンク・アブドゥル・ラーマン周辺の海域は手厚く守られているので、サンゴが豊か。ジャイアント・シャコガイを保護・研究している場所もあります。また、年末にはジンベエザメが回ってくることもある、魅力的なスポットのひとつなのです。(text : 古関 千恵子)※画像:マレーシア政府観光局(サピ島)、古関千恵子(その他)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年09月05日圧倒的な自然の豊かさで有名なボルネオ島。688種類もの鳥が生息するこの島で毎年開催される「Borneo Bird Festival(バード・フェスティバル)」は、珍しい「鳥」が主役の祭典。ユネスコ世界遺産Kinabalu Park(キナバル自然公園)にて2015年10月23日~25日に開催。鳥たちのパラダイス!ボルネオ島の魅力© cedeprudente.com マレーシアのボルネオ島(サバ州)は、その豊かな自然で知られ、この時期は動植物愛好家の間でも特にバードウォッチングに適していると評判の地。それは、一年中温暖な気候が、北半球の冬に近づく寒気から逃れてくる渡り鳥達が集まって来るのに適した場所だから。ここに集まる鳥たちは全688種、その内この地にしか生息しない固有種が60種も。圧倒的な種類の多さは、鳥たちにとってこの地がいかに居心地がいいかを物語っている。フェスティバルの会場となるキナバル自然公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心とし、2000年にはマレーシアで初めて「ユネスコ世界遺産」に登録された公園。保護されている75,370ヘクタールという広大な土地は、標高差もあり、あらゆる鳥たちが更に集まりやすい立地だ。園内だけでもボルネオ緑カササギや、ヘキサン、キヌバネドリなどの17の固有種を有する。世界でも珍しい鳥が主役のフェスティバル© Borneo Bird Festival 20153日間に渡って開催される鳥の祭典。その内容は、写真コンテストや鳥レース、野鳥観察のガイドツアー、子供向けのゲームなど盛り沢山。単なる研究者たちのバードウォッチングのためのイベントではなく、熱帯雨林や鳥の生態を1から学べる、素人にも開かれた祭典になっている。© Borneo Bird Festival 2015会場までは、コタキナバル空港から車で2時間。アメリカやヨーロッパからもファンが集まるこのイベントは2015年で7回目を迎える。子供から大人まで楽しめるフェスティバル、ぜひ家族で参加してみては?
2015年08月28日ペナン島の世界遺産の街「ジョージタウン」。ショップハウスが軒を連ね、どこかノスタルジックなこの街の散策は、ペナン島を訪れたら必ずやりたいこと。近年は古いショップハウスをリノベーションしたハイセンスなカフェも続々とオープン。散策中に立ち寄るのもお楽しみの一つに。そこで、一休みするにも、食事を楽しむにもぴったりな、今知っておきたいカフェをご紹介。Soul Caféひときわ目を引くショプハウスの一角にあるのが、写真をテーマにした個性派カフェ&レストラン「Soul Café」。店内では若手フォトグラファーの個展を随時開催していて、アートな気分でお茶や食事を楽しめる。コーヒーにもこだわりがあり、おすすめのコーヒーを月替わりで味わえる。食事は、素材にこだわった健康志向のイタリアンがメイン。Soul Café住所:12, Jalan Kek Chuan ,Georgetown, Penang電話:(+60) 4 226 8200営業時間:11:00~23:00(日休み)HP: Magshot café地元の人や、駐在外国人に人気のベーカリー「レインフォレスト」が経営しているカフェ「The Magshot café」。店内には、大きな石釜があり焼き立てのベーグルサンドを味わえる。ふわふわでもっちりとしたベーグルはペナンで一番美味しいとの声も。ハイセンスで洗練された雰囲気は、正に「ペナンの今」を感じる空間。The Magshot café住所:302 Chulia Street, George Town, Penang電話:(+60) 12 405 6276営業時間:8:00~24:00HP: dessert Penangペナンの中で一番美味しい!と呼び声高いフルーツタルトが味わえるケーキ店「Dolce dessert Penang」。店内は、遊び心溢れる可愛らしいペイントが至ところにあり、乙女心をくすぐる。カラフルなお店の外観に負けず劣らず、ショーケースにも色鮮やかなスイーツが並ぶ。Dolce dessert Penang住所:No. 18 , Jalan kek chuan, Penang電話:(+60) 16 441 9120営業時間:火-木12:00~22:30金土11:00~23:30日11:00~22:30HP: Alleyお洒落なカフェが集まるスチュワート通りに佇むカフェ「The Alley」は、観光名所の観音寺からも程近く、散策の途中で立ち寄りたい一店。焼き立てチュロスとアイスカフェモカで一休みして、散策の続きに出発しよう。The Alley住所:5, Stewart Lane, George Town, Penang電話:(+60) 4-261 3879営業時間:12:00~24:00HP:情報&写真提供:きゆ*ひろ)
2015年08月25日今週末、8月22日(土)・23日(日)に神奈川・横浜・八景島シーパラダイスで「WATER SPLASH RUN in 横浜・八景島シーパラダイス」が行われる。「WATER SPLASH RUN」は、水のアトラクションがふんだんに用意された特設コースを舞台に、参加者が自らの足でゴールを目指すイベント。走る、歩く、写真撮影と参加者の楽しみ方は自由。ゴール付近のイベント広場では放水の中、DJやMCがパーティーを行っているので、完走後も楽しめる。また、イベント参加の特典として、横浜・八景島シーパラダイスのワンデーパスが付属。イベント参加の後はテーマパークを満喫できる。同イベントのほかにも、8月29日(土)愛知・りんくうビーチで、カラーランとバブルパーティーのコラボイベント「XMUSIC COLOR RUN & BUBBLE PARTY 2015」。9月19日(土)大阪・舞洲スポーツアイランドで「ゾンビラン 2015」。10月17日(土)大阪・舞洲スポーツアイランドで「The Color Run OSAKA 2015」。10月31日(土)愛知・ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)で「ハロウィンランフェスタ in ラグーナビーチ」など、楽しみながら走るファンランイベントが全国各地で続々行われる。なお、チケットぴあウェブサイトでは、特設ページ「ファンランのすすめ」をオープン。全国で行われる様々なファンランを画像付きで紹介しているので、気になる方はご確認を。
2015年08月20日東京都・北青山の「伊藤忠青山アートスクエア」にて、キングコングの西野亮廣氏がアーティストとして臨む「にしのあきひろ絵本原画展 in おとぎ町ビエンナーレ」展が開催されている。会期は8月29日まで。開場時間は11:00~19:00(会期中無休、金・土は12:00~20:30)。入場無料。同展は、これまでに絵本を3作品出版しているキングコング・西野亮廣氏が、 これまで全国各地で開催された絵本原画展の集大成として、同氏の作品展としては過去最大の約150点を展示するというもの。黒一色、 太さ0.03ミリのペン1本で繊細に表現された原画が並び、展示内容には初公開の新作も含まれる。今回のトピックとして、 西野氏が通常の書籍を読むことが困難な子どもたちへの支援として、作家・にしのあきひろとして出版した絵本「ジップ&キャンディ」(幻冬舎刊)の電子化が挙げられる。これは、絵本などの児童書を電子化する伊藤忠記念財団の電子図書普及事業の趣旨に賛同したため実現したもの。音声ナレーションも西野氏がボランティアで行い、2016年度より全国の希望がある特別支援学校へ無償で寄贈される。なお、西野氏は作品の電子化に際して、「自分の絵本を朗読するのは少し恥ずかしかったですし、 何より声が汚くて申し訳ないのですが(笑)でも真面目に向き合いました。 『Zip&Candy』は、 自分と自分が大切にしている人の運命を受け止め、 その中でジタバタと"もがく"少年の物語です。 この物語が、 少しでも皆さんの後押しになると嬉しいです」とコメントしている。
2015年08月11日石垣島の島プリンを製造・販売する、沖縄県石垣市の石垣島プリン本舗(運営:石垣島ぱにぱに)はこのほど、「きじむんのがじゅまるバウム(バウムクーヘン)」を発売した。○沖縄県のガジュマルの木のような形状のバウムクーヘン同商品は、全国で初めて(同社調べ)石垣島の米粉を100%使用し、石垣島の原材料を使ったバウムクーヘン。沖縄県で言い伝えのあるガジュマルの木にまるで精霊・キジムナーが住んでいるかのような雰囲気に見立てており、同店のキャラクター「きじむん」は、このキジムナーから名付けられている。石垣島の大自然を全国に広めたいという思いで開発、製造したという。1個約460g(箱含む)で、価格は2,580円(税込)。販売店は、沖縄県石垣市・石垣島プリン本舗および同店通販ページにて。
2015年08月10日ボロブドゥールの仏教寺院群 photo:世界遺産イェーイ!多くの島々で構成されているインドネシアには8つの世界遺産があります。世界遺産は「ジャワ島」に4つ、「スマトラ島」に1つ、「コモド島」に1つ、「ニューギニア島」に1つ、そして「バリ島」に1つと、5つの島に分布しています。8つの世界遺産のうち4つが自然遺産という豊かな自然を堪能できるインドネシアの世界遺産。自然の宝庫だけあってちょっぴりアクセスが難しい秘境な世界遺産が多いのも特徴です。今回の記事では、比較的アクセスが良好な文化遺産4つをご紹介!ジャワ島のジョグジャカルタ近郊を拠点として行ける世界遺産3つと、世界的に有名なリゾート地バリ島にある世界遺産1つを取り上げます。ボロブドゥールの仏教寺院群(文化遺産)登録基準: 「人間がつくった傑作」「文化交流」、「出来事や宗教、芸術」まずはインドネシア観光のハイライト!ジャワ島にある有名な仏教寺院、ボロブドゥールをご紹介!ボロブドゥール寺院は、カンボジアの「アンコール・ワット」、ミャンマーの「バガン」と合わせ「世界三大仏教遺跡」の1つなのです。現在インドネシアは人口の約87%がイスラム教徒なのですが、イスラム教が伝わるまでは、仏教文化とヒンドゥー教文化が栄えていたのです。ボロブドゥール寺院は、770年頃から820年頃にかけて仏教を信仰するシャイレンドラ朝という王朝によって築かれました。そして何と1871年にイギリスのラッフルズに発見されるまで約1,000年間も密林の中に眠り、歴史上から姿を消していたんです!大乗仏教の宇宙感を表す構造photo:ひさほ ゆうボロブドゥール寺院は遠くから見ると1つのピラミッドみたいなものに見えますが、実は大きく分けると2つの部分から成り立ってます。(丸と四角)上部の「3層の円壇」と下部の「5層の方形壇」です。そして「3層の円壇」の頂上にはストゥーパ(釣鐘状の塔)があります。これらの構造は大乗仏教の宇宙感を表しています。イチオシはレリーフ!photo:世界遺産イェーイ!こちらは仏教の開祖である「釈迦」の生母、摩耶夫人(まやぶにん)のレリーフです!下部の「5層の方形壇」の各層は回廊上になっており、その壁面は仏教をテーマにしたレリーフ(浮き彫り)で埋め尽くされてます。ボロブドゥール寺院は整備された遺跡公園の中にあるのですが、その公園内にある「オーディオ・ビジュアル館」では、遺跡の歴史を解説したビデオが上映されています。レリーフの解説など、図を使ってわかりやすく説明されているので、観光する前にぜひ見てみましょう。ビデオは何と日本語もありますよ!ボロブドゥール観光は、遺跡公園内にある「マノハラ・ホテル」に泊まるのがお薦め!レストランからもボロブドゥールが見えちゃう世界遺産好きにはたまらない宿なんです。ボロブドゥール寺院の向こうから朝日が昇る光景を見ることができる、サンライズツアーも外せません!またボロブドゥール寺院から車で約5分のところにムンドゥー寺院、パウォン寺院があり、こちらも世界遺産として登録されているので必見です。・アクセス成田から首都ジャカルタ、またはバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。ジャカルタ、またはデンパサールからジョグジャカルタまで約1時間。ジョグジャカルタからバスで約1時間半。・必要日数ジョグジャカルタから日帰りで1日あれば十分観光できますが、マノハラ・ホテルに1泊してサンライズツアーに参加するのがオススメです!プランバナンの寺院群(文化遺産)登録基準: 「人間がつくった傑作」、「建築技術」photo:ひさほ ゆうこちらもジャワ島に位置する9世紀に作られた「プランバナン寺院」はヒンドゥー教寺院です。ボロブドゥールは仏教寺院ですが、こちらはヒンドゥー教の寺院なのです!ヒンドゥー教の3大神、「シヴァ神」、「ヴィシュヌ神」、「ブラフマー神」を祀る建物が3つそびえており、さらにそれぞれの神の祠堂の前には、その神の乗り物が祀られた小堂があります。「ラーマヤナ」のレリーフphoto:ひさほ ゆうシヴァ神をまつったシヴァ堂の回廊に、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」のレリーフがあります。ボロブドゥール同様、見事なレリーフを楽しみましょう。世界遺産として登録されている寺院は、プランバナン寺院以外に、仏教寺院のセウ寺院、ヒンドゥー教寺院のカラサン寺院、サンビサリ寺院などがあります。異なる宗教の建造物が混在し、破壊されることなく残されていることから、この地域での宗教の寛容性が垣間見えてきます。・アクセスプランバナン寺院は、ジョグジャカルタから車で約45分。プランバナン寺院以外のセウ寺院などをまわる場合は、タクシーチャーターが便利。・必要日数ジョグジャカルタから日帰りで観光可能。人類化石出土のサンギラン遺跡(文化遺産)登録基準: 「文明の証拠」、「出来事や宗教、芸術」photo:ひさほ ゆうジャワ島にある、サンギラン遺跡は一言でいうと「ジャワ原人の頭蓋骨」が発見された人類の歴史をたどる上で大変貴重な遺跡です!こちらがジャワ原人(ピテカントロプス)photo:ひさほ ゆうこのサンギラン遺跡で発見されたジャワ原人の化石なくしてアジアの人類進化は語れません!こちらでは今までに50件ほど人類の化石が発見されており、世界で発見された人類化石のおよそ半分を占めるほどの「人類の化石祭り」なんです!そんな化石の一部やジャワ原人のジオラマがサンギラン博物館に収められています。博物館へのアクセスは、古都ソロに滞在すると便利です。ソロはそれなりに都会ですが、The観光地という感じでもなく居心地の良い街でした。・アクセスジョグジャカルタからソロまで、バスで約2時間。ソロからタクシーチャーターで約30分。・必要日数ソロを拠点とすれば半日。ジョグジャカルタ拠点だと丸1日必要。バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」(文化遺産)登録基準: 「文化交流」、「文明の証拠」、「伝統的集落」、「出来事や宗教、芸術」神々が住む島、バリ島。リゾートアイランドとしても知られるこの島に、2012年世界遺産が登録されました。バリ・ヒンドゥー教の哲学の一つである、「トリ・ヒタ・カラナ(神と人、自然の調和がコンセプト)」に基づく棚田の景観や、灌漑施設、9世紀から続いている水利システム「スバック」を司る寺院など5カ所が世界遺産として登録されています。熱帯雨林に広がる棚田の景観photo:Miho Shimizu「スバック」とは寺院に集められた水を分け合う水利システムで、1,000年以上続いています。川や泉から水を引いて、水田に均等に分けています。パワースポットとしても有名な「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」photo:©ASEAN-Japan Centreすべての川や泉を生み出した女神が住んでいると言われている「バトゥール湖」、バトゥール湖の女神を祀る「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」、また「タマン・アユン寺院」も世界遺産として登録されています。バリ人が神と人間と自然の調和を取りながら、水を分け合い、米を収穫して生活してきた様子を知ることができる世界遺産なのです。バリならではのマリンスポーツやスパを楽しみつつ、世界遺産を観光してバリ人の1,000年を超える生活の営みを感じるのも素敵ですね。・アクセス成田からまたはバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。デンパサール空港からウブドまで車で約1時間。世界遺産は点在しているので、ウブドからツアーかタクシーチャーターが便利。・必要日数棚田だけを見るのであれば半日でOK。5つ全部見るのであれば、2日くらいある方が良い。最後にセカイェだったらこんな風にインドネシアの文化遺産をまわりたい!という日程表をお届けします!セカイェツアー日程表 6泊7日 インドネシア4つの文化遺産を巡る旅1日目:日本→バリ バリ島→ジョグジャカルタ(飛行機) ジョグジャカルタ泊2日目:ジョグジャカルタ→ソロ サンギラン観光 ソロ泊3日目:ソロ→ボロブドゥール ボロブドゥール観光 ボロブドゥール泊4日目:ボロブドゥール→ジョグジャカルタ プランバナン観光 ジョグジャカルタ泊5日目:ジョグジャカルタ→バリ島(飛行機) ウブド泊6日目:バリ島観光 ウブド泊7日目:バリ島→日本世界遺産4つを見ようとすると、ちょっぴり忙しい旅になってしまいますね。泣く泣くジャワ原人のサンギランを諦めバリ島を1日延ばすのも良いかもしれません。(text : 世界遺産イェーイ!鈴木かの子)※記事中の情報は、全て2015年7月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』、『インドネシア共和国観光省』)4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2015年08月04日7月16日(木)、横浜・八景島シーパラダイスにて、バンドウイルカの赤ちゃんが誕生した。7月16日(木)の午前6時36分に、横浜・八景島シーパラダイスの水族館「ドルフィンファンタジー」にて誕生したバンドウイルカの赤ちゃん。性別はオスで、体長は約130cm、体重30kgほどだそう。バンドウイルカの赤ちゃんは、父親「アース」と母親「リグ」の間に産まれ、母親「リグ」の出産は今回で2例目。現在は、お母さんイルカに寄り添って元気に泳ぐ可愛らしい姿や授乳の様子見ることができる。「ドルフィンファンタジー」は、自然光が降り注ぐアーチ状水槽で、まるで海の中のようにイルカたちが自由に泳ぎ回る姿を見ることができる。イルカの赤ちゃんは早くも人気者で、イルカの親子愛を感じる育児シーンが来場者を和ませているようだ。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日八景島ファンラン実行委員会は8月22日・23日、横浜・八景島シーパラダイスにて「WATER SPLASH RUN(ウォータースプラッシュラン)in 横浜・八景島シーパラダイス」を開催する。同イベントは、今年初の登場となる"水"を使ったアトラクションのなかを走るファンランイベント。施設内に設けた2.5kmの特設コースには、ウォーターキャノンやウォーターミスト、シャボン玉マシーンなどを設置し、参加者はその中をずぶ濡れになりながら走り抜ける。そのほか、スーパー水鉄砲でランナーを狙ってくるウォーターガールや、同施設に夏に現れる水かけ仕掛け人「シーパラン」も登場。走るだけではなく、歩いたり写真を撮ったりなどさまざまな楽しみ方ができる。ランのあとは、イベント広場に集まったランナーを対象にステージからの大放水なども予定。DJも登場し、ステージを盛り上げる。チケットには横浜・八景島シーパラダイスのワンデーパスが付いているため、イベント終了後は水族館やプレジャーランドのアトラクションも楽しめる。参加料は6,950円(税込)。エントリーは7月10日の12:00より、チケットぴあなどのプレイガイドで受け付ける。先着は各日6,000人(合計1万2,000人)。
2015年07月10日フジテレビジョンは7月6日、「軍艦島」(長崎市端島)のドキュメンタリー番組「タイムトリップ軍艦島」を4K映像で提供開始した。「フジテレビオンデマンド」にて視聴可能だ。視聴には会員登録(有料)が必要となる。「タイムトリップ軍艦島」は、7月5日に世界文化遺産登録された長崎市の軍艦島がテーマのドキュメンタリー番組。軍艦島の過去の写真や映像を現在の姿と比較しながら、炭鉱や島での生活について紹介する。元島民であり、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の理事長でもある坂本道徳氏も登場。民放では初となる4K映像で動画配信を行う。タイムトリップ軍艦島のほか、東京都内のイルミネーションスポットをガイドする「TOKYO ILLMINATION TOUR」と、北京を舞台にした1話完結のオムニバスドラマ「不可思議的夏天」(ブーカシーイーダーシャーティエン)も4K映像で配信する予定だ。フジテレビオンデマンドでは、4K映像を視聴できる特設ページ「FOD LABO」を開設。通常よりもデータ伝送量が大きい4K映像の配信インフラとして、Mist Technologies社のP2P型CDNサービス「MistCDN」を採用した。これにより配信サーバの伝送容量及び負荷を削減でき、スムーズな視聴体験を提供できるとしている。フジテレビオンデマンドで4K映像を視聴するには、月額会員登録が必要となる。スマートフォンおよびタブレットからの4K映像視聴はできず、パソコンでの視聴となる。
2015年07月06日東南アジアの中央の自然美に溢れる国、マレーシア。国土の多くを覆う熱帯雨林、レイドバックなビーチ、魅力的な島々、荘厳な山々…。多彩な魅力に彩られるこの国は、9年連続で「ロングステイ希望滞在国」として全世界で第1位に選ばれている。(ロングステイ財団調べ)中でも老舗リゾートとして根強い人気のペナン島へのロングステイは注目だ。高級リゾートホテルが立ち並ぶ人気のバツーフェリンギエリアだけでなく、2008年にはイギリス植民地時代の名残を感じさせるジョージタウンが、マレーシア初の文化遺産として登録されたことでも話題になった。今回はそんなペナンで、ロングステイにぴったりのオーシャンサイドのコンドミニアムと、世界遺産の街ジョージタウンで、まるで”暮らしているような“滞在を味わえる古民家リノベーション物件をピックアップ!どうして今、ロングステイ人口が急増しているの? キーワードは“暮らすように旅をする”。さまざまな旅スタイルがある中で、最近急増しているのがロングステイ人口だ。余暇を目的にしながらも、ひとつところに比較的長期(2週間以上)にわたって滞在する旅のスタイルのことを言うのだが、その国の文化や生活スタイルにじっくり触れることで、まるでそこに暮らしているかのようにナチュラルな異国体験を楽しむことができる。そんな非日常的なステイの中で、思いがけず自分自身の新たな一面を発見してみたりと、ショートステイでは叶えられない新鮮な感覚を目覚めさせてくれる。そんなわけで、ロングステイにハマってしまう人が続出しているのだ。ペナン島には、リゾートホテルが立ち並ぶビーチエリアと、エキゾチックな雰囲気に彩られた世界遺産の街ジョージタウンという異なる魅力が隣り合わせにある。どちらもロングステイ先におすすめの味わい深さがあるので、お好みのシチュエーションを選択できるように2パターンの宿泊先をチョイス。空き部屋などの宿泊場所の提供者と、宿泊場所を探している旅行者を個人間で繋ぐWebサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」の中から、それぞれに2軒ずつおすすめ物件をご紹介しよう。TRIPPING!編集部が気になる物件1)ペナン島のシーフロントを独り占めするエレガントなコンドミニアム・1泊料金:13762円87047円 /週、240843円 /月・宿泊可能人数:2名海沿いに佇むリュクスなリゾートマンション。ベッドルームのバルコニーからは、静かな海に昇っては沈みゆく、やさしい包容力に満ちた美しい太陽が望める。広々としたシンプルモダンなラウンジからは、大海原をゆっくり進む帆船の姿…。流れる時間はこの上なくエレガントで、ただ思いのままに一日を過ごすだけで心満たされる。ペナン島のシーフロントに、そんな誰もが一度は憧れる暮らしを叶えるコンドミニアムがあるならば、おすすめしないわけにはいかない。ロングステイにおいて必要不可欠なアメニティや設備も充実している。キッチンにはコンロに電子レンジ、独立したオーブンまである。もちろん冷蔵庫や洗濯機なども完備。島でのバカンスに必要なものは全て揃っている。モダンな家具とスタイリッシュなデザインの客室は天井が高く、非常に広々としていて、どこもかしこも洗練されている。こんな高級リゾートを独り占めできるなんて夢見心地だ。宿泊客にとりわけ人気なのが、高級ホテルに匹敵するパーフェクトな設備を整えたプール。ペナン観光を1日楽しんだ後には、火照った体をクールダウンさせるために、このプールでのリラクゼーションはマスト。そのほか、ジャグジー付バスやジムも完備していて、多くのゲストが「それは、ラグジュアリーな5つ星ホテルのクオリティ!」と口をそろえて賞賛するのもうなづける。ペナンで話題のシーフロントショッピングモール「ストレイツ キー」までは徒歩5分。レストランやカフェでの憩いのグルメや、モールでのショッピングに興じみるのも楽しみの一つだ。www.airbnb.jp/rooms/24654472)ビーチサイド バカンスのための白亜のアパートメント・1泊料金:12937円90557円/週、258734円/月・宿泊可能人数:2名シーフロントショッピングモール「ストレイツ キー」は、マレーシアの有名ホテルグループ「E&O」が開発したモールで、ウォーターフロントに数十のレストラン、カフェやバーをはじめ、ブティック、ヘアサロン、ネイルショップ、マッサージなどが集積している市内でも最もホットなエリアの一つだ。隣接するアパートメントにお気に入りの部屋を見つけ出したら、リピートは必至。何度訪れても退屈することなく過ごせそう。数ある部屋の中でも、おしゃれなデザインとアットホームなムードで居心地の良さ抜群なのがここ。旅好きな夫妻がしつらえた”ビーチサイドの休暇を楽しむための理想的なひと部屋”。オーナー夫妻は、2008年に上海からペナンへやってきて、この場所がお気に入りに。その理由は、”より休日らしいリラックスしたムードを満喫できる場所だから“。奥さんはインテリアデザインを仕事にしているせいで、アットホームな雰囲気のお部屋ながらも、統一感のあるインテリアのセンスは抜群。グレーの壁面にエキゾチックな仏陀の絵画が印象的な寝室。ゴージャスな大理石でできたバスルーム。シーリングファンがゆっくりと回転するリビング。けだるいボサノヴァでもBGMに、ソファに寝転んで、少し長めに昼寝をしてみるのはどう? 朝はすがすがしい朝日にあふれるバルコニーのテーブルで朝食を。日が暮れてからは、ビーチサイドに添って夜のお散歩にでかけるのが日課になりそう。www.airbnb.jp/rooms/21856953)かつてのニューカマーの住まいをモダンにリノベ、とっておきのモダンな隠し部屋・1泊料金:19676円・宿泊可能人数:4名「どこまでやってきたのか分からない。とにかく長旅を続けてきてたどり着いたある街で、お気に入りの部屋を見つけた。」そんな物語に登場しそうな、アンティークな部屋がここにある。「SINKEH」というネーミングは、”ニューカマー“を意味する中国語の方言で、19世紀から20世紀初頭にペナンへ移民した中国人のことを指している。マレーシアの建築家リリアンティによってリブランドされたアーティなムードあふれる一軒。クリエイティブなニューカマーたちの精神を引き継ぎ、「SINKEH」はアートやカルチャーを新興し、アートにまつわるパフォーマンス、リハーサル、レクチャー、ディスカッションなどがスタジオ内で定期的に開かれているのだそう。いつでもアクセスできるパブリックラウンジは、静かに読書ができる部屋があったり、コーヒーや紅茶を飲むことができたり、はたまた同じ宿泊客と戯れるためのパティオになっている。月明かりに照らされる夜は、また違うムードで、つい物思いにふけってしまいそう。アンティーク調の天然木の廊下をわたってたどり着く客室は、自然光が明るく差し込み、モダンな雰囲気。シンプルで無駄のない木製のインテリアが安らぎを与えてくれる。市内のヒストリカルなスポットや、有名なストリート屋台などへは徒歩で出かけられ、特にジョージタウンの地元料理店や名うてのコーヒーショップまでは目と鼻の先。ジョージタウンでの一日は、ぜひここからスタートしてみて。www.airbnb.jp/rooms/32657554)ジョージタウンの暮らしに溶け込む、DIY的インダストリアルな雰囲気のタウンハウス・1泊料金:19181円53846円/週、190025円 /月・宿泊可能人数:3名ステンレスな扉や打ちっぱなしの壁。無機質ながらも程よいユーズド感とレトロなおしゃれ感が同居するインダストリアルな空間。世界遺産の街のアンティーク感をモダンに昇華させたここは、築100年以上のタウンハウスを改装した3階建てアパートメントのスイートルームだ。室内のところどころに配置されたスタイリッシュなインテリアは、オーナーのセンスの良さを感じさせつつも、暮らしの匂いを感じさせる住み慣れたムードが、親しみやすい印象をもたらしてくれる。こんなセカンドハウスのような使い勝手の良い場所を、海外に見つけられたらちょっと自慢できるかもしれない?部屋の中央には光を取り込み、グリーンをあしらったテラスが心地よい風と鳥のさえずりを部屋の中に届けてくれる。街のど真ん中にいながらにしてリラックスできる隠れ家気分を味わえる。食事には困らないのもここのいいところ。周囲にはペナンで最高のホーカーズにあふれているから。でも、一番あなたの空腹を刺激するのは、隣のベーカリーの工房から漂う、伝統的なハイナニーズ ブレッドを焼き上げる香りかも。華やか過ぎず、静かすぎない。でも気が付けば、ついつい滞在期間が長くなってしまった。そんな居心地の良さと、適度な非日常感を楽しめるペナン島を、ロングステイ先に選びたくなるのも、しごく自然な成り行きなのかもしれない。www.airbnb.jp/rooms/2476095※上記は、各物件のサービスの質や安全性を保証するものではございません。宿泊先は、個人の責任をもってご決定頂けるようお願いします。※宿泊料金は、2015年6月10日現在の料金になります。© all photos to Airbnb
2015年06月11日「クラブメッド石垣島」特集も最終回。ということで今回は、せっかく石垣島に行くなら、日常では味わえないスペシャルな体験をしたいという人のために、この島特有の魅力をご紹介しよう。■石垣島から見る星空は圧巻まずはなんといっても大自然。海や植物の美しさはもちろんのこと、夜になると星空の神々しさに心が打ち震えるのだ。なんせ石垣島が位置する八重山諸島は、日本上空を流れるジェット気流がかかっていないため、大気の揺らぎが少なく、星の光がしっかりと地上にまで届くんだとか。そのため、全部で88ある星座のうち84もの星座を観察することが出来るのだ。夜空をふと見上げれば、数えきれない程の星々に時が経つのを忘れてしまうほど。■川平湾の自然を堪能できるオプションツアーでは海のいきものを間近に見ることができる日中の明るい日差しを堪能したいなら、オプションツアーを利用するのも一手。「川平湾周辺めぐり」をはじめ、「川平湾グラスボート」「石垣焼・陶芸体験」「竹富島・石垣島フリータイム」などの半日で体験できるツアーの他、1日かけて体験する「西表島カヌーアドベンチャー」「西表島・由布島観光」「鳩間島・バラス島スノーケリング」なども用意されている。中でも気軽に参加できるのが、景勝地・川平湾でグラスボート遊覧を楽しんだ後、1時間のフリータイムにショッピングや観光を満喫できる「川平湾グラスボート」。船底がガラス張りになったボートで水深が深い場所まで向かってくれるので、海の中に暮らすいきものたちを間近に観察できる。運がいいとウミガメにも出会えるとのことなので、運試しのつもりで乗ってみるのもありだ。例えウミガメに会えずとも、ウミヘビやイラブチャー、カクレクマノミをはじめとする沖縄ならではのいきものに出会える感動は相当なもの。海風を身体で感じながらのんびりとボートに身を委ねているだけでも、十分幸せな気持ちになれるのだ。ボートを降りた後は、ちんすこうや獲れたてパイナップル、八重山かまぼこなどの名産品がそろうお土産屋さんへどうぞ。島の特産品である泡盛の蔵元では試飲もできるので、お酒好きの人はおなかに余裕をもたせていくのがベスト。数種類の度数の泡盛を試すうちに気分がよくなってくるので、帰りのバスに乗り遅れないように気を付けることもお忘れなく。■クラブメッド内のスパには沖縄ならではのメニューも半日たっぷりと遊んだ後は、ホテルに戻ってスパを楽しむのもおすすめ。館内の「クラブメッド・スパULU」では、沖縄の大地で育まれた泥岩(クチャ)やアロエ、沖縄の海水で作られたミネラルソルトなどを活用した特別なメニューが用意されているので、マリンアクティビティで疲労した筋肉をほぐすのにはもちろん、紫外線でダメージを受けたお肌をケアするのにもぴったり。ペアで施術を受けられる部屋もあるので、カップルや友人同士での利用もおすすめだ。スパだけでなく、その他すべてのオプションに関して、デポジットカードを作成すれば支払いはチェックアウト時。滞在中は現金を持ち歩く必要がないのでいつでも安心して過ごすことができるのがうれしい。しかも、さまざまなアクティビティにチャレンジしたり、みんなが集うレストランで食事したりするうち、G.Oだけでなくゲストとも仲良くなれるのもメリット。最終日にはみんなと離れがたくなり、「来年もまたこの時期に来ようね」と約束する人も多いんだとか。もちろん、それは一人旅であっても家族旅行であっても同じこと。ちなみに、施設内にはキッズを預かってくれる施設の用意もあるし、G.Oは館内のどこですれ違っても、子供にも大人にも優しいので、キッズ達がみんなG.Oになついているのが微笑ましい。小さな子どもから年配のゲストまで楽しめるクラブメッドゆえ、滞在中に楽しめるアクティビティもバラエティ豊か。これから先、年を重ねても、その年齢なりの楽しみ方ができるのも魅力。あなたもぜひ、この夏からクラブメッドの常連に加わってはいかが。
2015年06月07日●さすが神々が棲む島・バリ! 悪霊が闊歩する祭りはリアル"進撃の巨人"だった"神々が棲む島"とも称されているインドネシア・バリ島。しかし、そんなバリ島に悪霊や暗黒の神が闊歩する1日があることをご存知だろうか。そしてその翌日は一転して静寂に包まれる。そんな神秘なるバリ・ヒンドゥー教最大のお祭り「ニュピ」とその前夜祭「オゴオゴ祭り」を体験してみた。○年に一度の大掃除に楽隊もニュピはバリ・ヒンズー教の暦「サカ暦」にて新年に当たる日で、今年で1937年目となる。ニュピを迎えるために、各村は年に一度の大掃除ならぬ大切な儀式が催される。各寺院の御神体を海岸や川に送り浄化したり、大自然の恩恵に感謝するお供えを捧げてお祈りをしたり。また、陰陽を模した白黒の布を巻くほか正装した村人が、バリ島の伝統音楽ガムランの楽隊を率いて練り歩く。その華やかさは、まさに盆と正月が一緒に来ているようなにぎわいだ。○3m級の神々の中にはちょっと陽気なものもそして、この大掃除は冥界でも行われる。ニュピの前日は「ムルプ」という月が隠れる暗月の日。その日に冥界の神々も大掃除をし、悪霊と暗黒の神「カロ」が人間界の地上に這(は)い出してくると言われているのだ。そのため、地上では悪霊退治の祭り「オゴオゴ祭り」が始まる。この悪霊退治のクライマックスは夜にやってくる。悪霊や鬼に似せたハリボテ人形「オゴオゴ」を乗せた山車を村人たちが引き回し、街中を練り歩く。ハリボテというのでゆるキャラ感を期待していたのだが、これがかなりの精巧さ。街の中心部では高さ3mくらいはありそうな本格的な人形もあり、まるでリアル「進撃の巨人」なのである。オゴオゴには男女の性別もなく、人型もあれば怪獣、ヒンドゥーの神、最近ではサーフィンなど現代のものを取り入れたものなどまで何でもあり。強面ではあるもののどこか愛らしさや人間らしさを感じるのは、南の島ならではかもしれない。各村単位で練り歩いているので、小さな村では子ども山車もあり微笑ましい。街に漂う悪霊がオゴオゴを仲間だと思って中に入リ込む。そのオゴオゴは最期に燃やされ、本来の姿である神へと転化するのだという。一方、オゴオゴの中には御供えされず魂が入っていないゆえに、"ただの人形"と認識されてニュピが終えても燃やされず、そのまま展示されているものもある。並行するガムラン隊の音楽と相まって、厳かな雰囲気と子供たちの楽しそうなお祭りの高揚感で新年を迎える準備は万端だ。そして翌日、夜明け前からニュピが始まる。この1日は電気も火も使わず、そして外出禁止に仕事も禁止。殺生も禁止。店も主婦も休業。空港も閉鎖。テレビ放映も休止。そう、全ての活動が休止なのだ。これは外国人旅行者にも適用され、非常事態を除き、滞在中のホテルからの外出を制限されることとなる。「せっかくバリ島に来たのに遊べないのか……」と思ってしまうかもしれないが、ニュピだからこその楽しみ・味わいはいろいろある。そんなニュピを120%楽しむ5つの方法を紹介しよう。●これぞバリリゾート! 神聖なる奇祭「ニュピ」を120%楽しむ5つの方法○外出禁止な時こそリゾートライフの本領発揮島全体が静寂に包まれるニュピ。この日、人々は外出も労働もせず、精神修養に専念し新たな1年を迎える準備をする。つまり、完全にリセットをする日である。そんな1日を過ごすのにとっておきの場所が、バリ島の文化芸術の街・ウブドにあるヴィラ・リゾート「ザ・ロイヤル・ピタマハ」。このホテルはスカワティ王家が所有・経営する渓谷のヴィラ・リゾートだ。ピタマハはウブドでも有数の高級リゾートホテルが点在する、アユン渓谷沿いの川べりに自然を活かして建てられている。ロビーからつながるテラスに足を踏み入れると、眼下に広大な渓谷が広がる。ここ全てがホテルの敷地で、なんと12ヘクタール。およそ東京ドーム2.5個分の広さを誇る。自然を壊さず元来の地形を活かして建てられているため、ロビーからは渓谷が、アユン川沿いからは断崖を見上げる絶景が広がっている。この地は天女が降りてきた場所とされ、断崖には天界の扉があると言われているのだそう。敷地内に9つの寺院を配し土地の神様が祀(まつ)られており、"神宿るバリ島"をなんとなく感じられそうな場所なのだ。そこで今回、ニュピを120%楽しむための5つの方法を紹介しよう。○1)ニュピの朝は川沿いヨガで瞑想ニュピの朝は本当に静か。テレビの音もなく、調理の音もない。敷地内は全て階段だが、一段ずつ踏みしめながら上り下りすると、自然と歩みもゆっくりになり朝のすがすがしい空気を味わえる。滝や樹木、コイなど渓谷の生命を感じながら、川沿いのヨガスペースへ。アユン川のせせらぎを聞きながらのヨガは、マイナスイオンに包まれて気分爽快!○2)お姫様ベッド&プライベートプールで解放ヴィラのベッドルームは、女子憧れの通称"お姫様ベッド"。いわゆる貴人の寝台・天蓋(てんがい)付きベッドだ。ヴィラ1棟の敷地面積は300平方メートル(90坪、180畳)という広さで快適この上なし。ほぼ全室にあるプライベートプールは30平方メートルとバリ島でも随一の大きさで、快適にクロールを楽しむことも可能。隣のヴィラから距離もあるので、開放的に過ごすもよし、完全プライベートな空間を楽しむのもよし。快適なヴィラステイを満喫できる。○3)とろけるスパで身心の疲れもそぎ落とすホテル内にあるバリ島でも有数の人気スパ「ロイヤル・キラーナ・スパ&ウェルネス」は、もともと資生堂が運営していたもの。そのため、日本人も大満足のきめ細かい施術で身体中をとろけさせてくれるのだ。併設するスパ・ラウンジ&ガーデンには、ハーバルミストサウナ、ドライサウナ、パウダールームなど完備。女性専用ジャグジーや男女共用のプールもあり、マッサージ後も優雅にリラックスタイムが過ごせる。メニューは「リバイタライジング ボディ マッサージ」(60分/75USドル=約9,000円)などがそろう。オリジナルのハイビスカスを使ったオイルマッサージは、バリ島でもここだけとか。○4)夜はバリ島の正月料理に舌鼓ニュピの日は料理も特別。ニュピでは火の使用が禁止されているため、日本のおせち料理のように作り置きできる料理が基本となる。「ザ・ロイヤル・ピタマハ」でもこの日だけの特別メニューとして、バリ島正月料理のビュッフェを提供している。前菜、スープ、牛・豚・魚料理、デザートと約15種ほどの料理がカラフルに並んでいて食欲をそそられる。ウブドならではのパパイヤや肉を使った山の料理から、魚や海藻を使った海沿いの料理など、各地のバリ島正月料理が一度に味わえるのは魅力的だ。○5)灯を全て消せば、夜空から星が降ってくるニュピの前日はムルプという月が隠れる暗月の日と決まっているため、ニュピは毎年新月の日。つまり、空は真っ暗なのだ。明かりがなくなった途端に、一気に浮かび上がるかのような満天の星空。途切れることのない天の川や、日本では見られない南半球の星空を夜通し見てても飽きない。21時の全館消灯になると、さらに夜は深まる。"トッケ"と鳴くヤモリ「トッケ」の鳴き声や、川のせせらぎなどが聞こえてきて、これぞリアルなヒーリングミュージック! バリ島に訪れるまで、"静寂の中、何もしない一日"に何をすればいいのかと身構えてしまっていたが、実はのんびりしていても1日なんてあっと言う間だった。何かとスッキリした充実感さえ感じられるニュピ滞在。次回は、暦上では3月9日と先になってしまうのだが(正式日程は夏頃に確定)、バリ島の神秘とともに心身ともに癒やされる1日を目指して、バリ島旅行を計画してみるのもオススメだ。おまけだが、ニュピの日に限らず、ヴィラの入り口には部屋ごとに表情の違うカエルの石像が置かれている。こちらはカエルの神様で、訪れる人々を守ってくれているんだとか。カエルのほか、敷地内のあちこちに様々な石仏のような石像がある。"生きとし生けるもの森羅万象に神は宿る"という、日本古来の考え方も思い起こさせてくれる。※取材協力: ガルーダ・インドネシア航空※記事中の情報は2015年3月取材時のもの。USドル=約120円で換算
2015年04月12日