木村拓哉、綾瀬はるか共演の『レジェンド&バタフライ』より新場面写真が解禁。織田信長と木村拓哉を繋ぐ、「孤独」というキーワードに注目する。壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。1月12日にはジャパンプレミアが敢行され、注目と期待がますます高まっている。公開を目前に控えたこの度、劇中の織田信長と、それを演じた木村拓哉、2人の共通点を紐解く「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真が解禁された。令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢良太が重要視したのは信長が背負っている「孤独」であり、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長がほかの者には感じさせなかった、トップにいるものにしか分からない「孤独」。この孤独は何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村拓哉が背負った孤独と重なった。ほかの人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢氏はとらえ、織田信長と木村さんの存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がっていく。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの唯一無二の大きな魅力にもなっている。木村さんは、信長が“うつけ者”と呼ばれた16歳から、本能寺の変を迎える49歳まで、33年間の激動の人生を見事に演じきった。信長が常に抱えていたであろう、誰にも見せることのなかった「孤独」。その胸に秘めた想いを知ったとき、本作で描かれる信長の更なる魅力に気づくはず。そして、そんな信長と濃姫のドラマチックな結末に多くの観客が感動を覚えることだろう。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月20日映画『レジェンド&バタフライ』の新たな場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストとして名を連ねている。天下統一を志し戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」。脚本の古沢良太は、この孤独が何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続けてきた木村が背負った「孤独」と重なったとのことで、他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」がふたりにはあるのではないかととらえた。この発想が、本作で描かれる孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そしてふたりの生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの魅力となっている。このたび公開されたのは、信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真。なお『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月20日歌あり、ラップあり、ダンスあり、いまの「ONE N' ONLY」の魅力を詰め込んだ主演映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』より、劇中のダンスバトルシーンの一部が公開された。本作の見どころの一つとなっているダンスシーン。今回の映像は、高坂源二郎(山下永玖)を挑発するプロダンサーを目指す中学時代の仲間で元ヤンキーの甲斐玄武(草川直弥)とのダンスバトル。目の前で繰り広げられる2人のダンスに、プロのアーティストを目指す上杉(曽野舜太)とボーカルデュオを組む早乙女以蔵(沢村玲)も納得の表情だ。また、特典付きの前売券が1月20日(金)より発売開始。第1弾は「ONE N' ONLY」の6人と小川史記、高尾楓弥、森愁斗、岡本聖哉、西田祥、大槻拓也、野瀬勇馬、岩尾春輝、武藤潤、曽野舜太の計16種類(ランダム)で、ファミリーマートやローソンにて得られる2Lサイズ(横178×縦127mm)の写真用紙に高画質でエンタメプリントできる映画前売券付きブロマイド。1月27日(金)からの第2弾は、「ONE N' ONLY」6人のオリジナルチェキ風カード付きムビチケ前売券が発売となる。ランダム16種ブロマイド写真映画前売券付きブロマイドは、あらかじめ申し込みサイトで購入手続き・決済を行った上で、映画の前売券が付いたブロマイドをプリントすることができる商品。決済後に発行されるプリント番号をマルチコピー機に入力して出力することができる。『バトルキング!!-We’ll rise again-』は3月10日(金)よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バトルキング!!-Weʼll rise again- 2023年3月10日よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国にて公開©映画「バトルキング!!」製作委員会
2023年01月19日ミュージカル『キングアーサー』が本日1月17日(火) 新国立劇場 中劇場にて初日を迎え、舞台写真とキャストコメントが到着した。イギリス・ケルトに伝わるアーサー王の物語がフランス発ミュージカルとして、新国立劇場1月17日開幕を皮切りに群馬、兵庫、愛知にて上演される。「聖剣エクスカリバーを引き抜いた者が王になる」、日本でも馴染みのあるこの物語をフランスのヒットメーカー、ドーヴ・アチアが手掛け、2015年にパリで初演された話題作だ。日本版の演出には、2020年には韓国ミュージカル界最高峰のミュージカルアワードにて演出賞を受賞し、今、韓国演劇界で最も注目される新進気鋭の演出家オ・ルピナを迎え、クリエイター陣には日本演劇界の錚々たる顔ぶれが集結。グルーヴ感のある楽曲とともに描かれる人間模様、そして迫力のダンスと殺陣が合わさり、ミュージカルならではの見どころが詰まった作品となっている。主人公アーサーを演じるのは、浦井健治。最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガンに、伊礼彼方・加藤和樹、アーサーに忠誠を誓うが恋敵となるランスロットに、太田基裕・平間壮一、アーサーの妻グィネヴィアには小南満佑子・宮澤佐江、アーサーの甥ガウェインに小林亮太・アーサーの兄ケイに東山光明、アーサーに仕え導く魔術師マーリンには石川禅、アーサーの異父姉であるモルガンに安蘭けいほか、最高のキャストが揃った。中央)メレアガン役(Wキャスト):伊礼彼方中央)メレアガン役(Wキャスト):加藤和樹ミュージカル『キングアーサー』は、東京公演が2月5日(日) まで新国立劇場 中劇場にて上演。 その後、2月11日(土・祝)・12日(日) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場、2月24日(金)~26日(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、3月4日(土)・5日(日) 愛知・刈谷市総合文化センターアイリス 大ホールにて上演される。<コメント>■アーサー役:浦井健治ルピナさんと共に、このメンバーで創り上げてきた2023年versionの『キングアーサー』は、殺陣ありアクロバットありのエンタメとなっています!エクスカリバーが、実の父、ユーサー王の形見のようにも見えてくるのが、アーサーの孤独と運命の残酷さ。だからこそ、何人とも向き合おうとするアーサーが、次の時代を創ろうとした王の姿として、迫ってくる気がしています。今回、残念ながら初日開幕が遅れてしまいました。観劇をご予定だったお客様の悔しい想いを忘れる事なく、カンパニー一丸となり、この群像劇を、各キャラクターの正義を、想いを、お客様に伝えられるよう、たくさんの方に愛される作品になるよう、努めますので、見守っていてください!■メレアガン役(Wキャスト):伊礼彼方新しい年となり、いよいよ開幕という時に数日の中止。とても残念です。楽しみに待っていて下さった方に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。多くの困難を乗り越えてやっとやって来たこの日!! 観れなくなってしまった方もいる中、手放しに喜べませんが、残された数公演のため、全力で作品をお届けします!!!新年早々、一発目に相応しい愛すべき作品に仕上がったと思います。ルピナさんを筆頭にカンパニー全員で作り上げてきたエンターテインメントミュージカル! きっと観てくださった多くの方が熱狂して下さるのではないかと密かに期待しております。この作品が、どの役かが、あなたにとって大事な存在になりますように。お楽しみください。■メレアガン役(Wキャスト):加藤和樹ようやく初日を迎えられることを心から嬉しく思います。悔しい気持ちがないといえば嘘になりますが、その気持ちをバネに、大千穐楽までの1公演1公演を大切に、初心を忘れずに舞台に立ちたいと思います。苦難を乗り越えたこのカンパニーの結束力が生み出す芝居、歌、パフォーマンスを是非楽しみにしていてください。■ランスロット役(Wキャスト):太田基裕ランスロット役太田基裕です。いよいよ『キングアーサー』が開幕します。ファンタジーの世界観をキャッチーな楽曲と共に楽しんでいただけると嬉しいです。様々な登場人物に注目しながら、劇場空間を味わってください。千秋楽まで無事に走り切れるよう精進したいと思います。お楽しみに!■ランスロット役(Wキャスト):平間壮一いよいよ初日ですね! フレンチミュージカルらしいショーが観られると思います! 激しいパフォーマンス騎士達が多く出てくるこの芝居。騎士だからこそあまり感情を表に表現する場面は少ない気もしますが発散する事を我慢している分、体の中に溜まる感情は多い気がします。あとはお客様にどう楽しんでもらえるか日々、空気感を感じて最後まで頑張ります!■グィネヴィア役(Wキャスト):小南満佑子この作品のお話を頂いた際、グィネヴィアとして生きられることへの喜びに溢れ高揚したことが、昨日のことのように鮮明に記憶に残っています。数々の壁を共に乗り越え闘ってきたカンパニーは、正に一人一人が最高の騎士と言って良い程逞しく、ミュージカル『キングアーサー』をこのチーム全員で開幕出来ることが本当に嬉しいです。この出逢いに感謝の気持ちでいっぱいです。作品のテーマである「運命」と「選択」。伝説の物語ではありますが、現代を生きるお客様にもきっと共感して頂けるメッセージが沢山あると思います。グィネヴィアの選ぶ道を、丁寧に紡ぎ、全身全霊で生きて参ります。劇場でお待ちしております。■グィネヴィア役(Wキャスト):宮澤佐江気付けばこの『キングアーサー』のキャスト・スタッフの皆様と時間を共にして2カ月が経っていました。私にとってこの2カ月間は毎日が刺激的でワクワクするそんな日々でした。決して簡単な道のりではありませんでしたが、最高なキャスト・スタッフの皆様と心を込めて創り上げた日本版ミュージカル『キングアーサー』をお客様にお届け出来る事、考えただけですでに胸が高鳴ります。中止となってしまった公演に来る予定だったお客様の気持ちをしっかり汲んで、一公演一公演大切に丁寧に演じたいです。皆様大変お待たせ致しました。ミュージカル『キングアーサー』いよいよ開幕です! 思い切り楽しんでご観劇下さいね。■ガウェイン役:小林亮太ようやく皆さまに、この作品をお届けできる事が嬉しいです。物語で突き付けられる、与えられた運命の中で、人はどう選択していくのか。奇しくも、今日までの数日間はまさに、その言葉が降りかかってきたような感覚でした。自分でも信じられないほど緊張したゲネプロの後に、演出のルピナさんから「千穐楽まで悩み続けて欲しい」と言葉を頂きました。言葉通り、アーサーをどう見守るべきか、悩み続けたいと思います。そして何より、劇場へお越しくださる皆さまに楽しんでいただけるよう、精一杯努めます。■ケイ役:東山光明『キングアーサー』いよいよ開幕となります!!中止を発表してから、SNSなど沢山の温かいメッセージが励みとなりました。本当にありがとうございます。待っててくださるお客様の姿を客席に想像しながら舞台稽古する日々でしたが、明日は笑顔の初日開幕となりますよう僕も楽しみにしております!劇場でお待ちしてます!!■マーリン役:石川禅新国立劇場に中世ブリテンの石造りの城が築かれました。悲しい女達、勇壮な騎士達の物語を、激しい殺陣と、数々のダンスナンバー、絵画のように美しい舞台美術で綴ります。さあ!『キングアーサー』本邦初演! いよいよ開幕です!! どうぞお見逃しなく!!■モルガン役:安蘭けい開幕を心待ちにしてくださっていた皆様! お待たせいたしました!上演できることの奇跡を改めて感じております。その瞬間を皆さんと共に分かち合えることが本当に嬉しいです!<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』ミュージカル『キングアーサー』本ビジュアル【キャスト】アーサー:浦井健治メレアガン:伊礼彼方 / 加藤和樹(Wキャスト / 五十音順)ランスロット:太田基裕 / 平間壮一(Wキャスト / 五十音順)グィネヴィア:小南満佑子 / 宮澤佐江(Wキャスト / 五十音順)ガウェイン:小林亮太ケイ:東山光明マーリン:石川禅モルガン:安蘭けい碓井菜央 / 加賀谷真聡 / 工藤広夢 / 当銀大輔 / 長澤風海 / 加藤翔多郎 / 長澤仙明 / 半山ゆきの / 新井智貴 / 大井新生 / 大場陽介 / 岡田治己 / 加藤さや香 / 鹿糠友和 / 鈴木百花 / 高島洋樹 / 高橋伊久磨 / 高橋慈生 / 田口恵那 / 東間一貴 / 内木克洋 / 長嶋拓也 / 永松樹 / 西尾真由子 / 花岡麻里名 / 藤本真凜 / MAOTO / 松平和希(五十音順)【スタッフ】日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子音楽監督:竹内聡振付:KAORIalive美術:二村周作照明:高見和義音響:山本浩一映像:上田大樹衣裳:前田文子ヘアメイク:宮内宏明擬闘:栗原直樹エレクトロニックミュージックデザイン:ヒロ・イイダ歌唱指導:やまぐちあきこ演出助手:河合範子舞台監督:徳永泰子稽古ピアノ:中條純子演出家通訳 / 台本下訳:キム・テイ【上演時間】1幕:80分/休憩20分/2幕:80分 計3時間予定開場時間は45分前を予定しております。<東京公演>期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)会場:新国立劇場 中劇場※1月12日~15日までは公演中止となりました。※チケット払い戻し等の詳細はこちら:【チケット料金】S席:9,800円/サイドシート:7,800円(全席指定・税込)キングシート:15,800円/S席:13,800円/A席:9,800円(全席指定・税込)※追加販売中注釈付S席:13,800円チケットはこちら:※未就学児入場不可※やむを得ない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。※公演中止の場合を除き、払い戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。【ホリプロステージ会員限定貸切公演】対象日程:1月22日(日)13:00■特典・舞台装置デモンストレーションイベント ※終演後実施・来場者全員プレゼント:ステッカー【アフタートークイベント】1月19日(木) 18:00(登壇者:加藤和樹/安蘭けい/石川禅)1月21日(土) 18:00(登壇者:平間壮一/宮澤佐江/東山光明)1月24日(火) 18:00(登壇者:浦井健治/伊礼彼方)1月28日(土) 18:00(登壇者:太田基裕/小南満佑子/小林亮太)【当日券】本公演は劇場窓口での当日券販売はございません。残席がある限り、ホリプロステージで開演時間まで販売いたします。チケット購入はこちら:【公演グッズ】通販 ホリプロステージオンラインショップ通販期間:3月31日(金) 23:59まで公演グッズ一覧来場者へご案内:<群馬公演>期間:2023年2月11日(土・祝)~12日(日)会場:高崎芸術劇場 大劇場<兵庫公演>期間:2023年2月24日(金)~26日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール<愛知公演>期間:2023年3月4日(土)~5日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホールチケット情報はこちら:関連リンク公式HP:公式Twitter:公式Instagram:
2023年01月17日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。1月12日にジャパンプレミアが開催され、主演の木村拓哉をはじめ、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が参加した。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。イベントでは暗闇に包まれた会場から、スポットライトに照らされた木村さんと綾瀬さんがレッドカーペットの左右から登場。2人が出会うと、まるで信長と濃姫のように熱い眼差しを交わし合い、手を取りながら宮沢さん、市川さん、音尾さん、伊藤さん、中谷さん、大友監督が待ち構えるステージへ。総勢8名の超豪華キャスト・監督陣が勢揃いすると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。織田信長を演じた木村さんは「非常に感謝しています。凄く思い入れのある作品になりました。時代劇ではあるのですが、今の皆さんにも共通する普遍的なものが作品の中には描かれていると思います」と挨拶。その信長の妻・濃姫を演じた綾瀬さんは「キャストとスタッフの皆さんでしっかり思いを込めて丁寧に作った作品なので、是非多くの方に観て頂けると嬉しいです」とコメント。濃姫の侍従・福富平太郎貞家を演じた伊藤さんは「現場で木村さんと一緒の時間を過ごして、そして映画のプロモーションでもご一緒させて頂いて感謝しています」と吐露。同じく濃姫を支える筆頭侍女・各務野を演じた中谷さんは「壮大なスペクタクルととても深い人間ドラマを両立させることのできる稀有な存在である大友監督と、孤高の武士(もののふ)を演じた木村拓哉さん、女性の強さとしなやかさと可愛らしさのすべてを表現できる綾瀬はるかさんとご一緒させて頂けることは、宝物の日々でした。我らが殿と私の愛する姫の切ないラブストーリーを是非お楽しみくださいませ」とコメントした。さらに信長の家臣・木下藤吉郎を演じた音尾さんは「木村さんが信長を演じる作品で、私秀吉ですか? いいんですか!? とオファーが来た時に二度見したのですけれども、この場に立ってみると本当だったんだなと。(笑)ついさっきまで家でお風呂掃除をしていたんですけど、まったく別次元の所に来てしまいました。この場に連れてきてくれた信長さまに感謝しております」とユーモアを交えて挨拶。そして大友監督は、「自信作です!とんでもない数のスタッフが自分たちの魂を込めて、丁寧に仕事をしてくれた結果がこの映画になっています。この大画面で浴びるように音と映像を堪能し、感動を皆さんに持ち帰って頂けたら嬉しいです」と喜び交じりにコメントした。綾瀬はるか、「織田信長に負けないくらいの強いパワー」が必要だった昨年1月に撮影を終えてから1年、ついにプレミアの日を迎えたことに木村さんは、「監督をはじめ、製作の皆さん、キャストの皆さんが作った作品が今日をもって自分たちの手元を離れる日なので、作品を見送る気分でいます。今日からみなさんが愛してくれればうれしいなと思います」と観客へメッセージ。綾瀬さんは、史実に痕跡の少ない濃姫という役柄をどのように演じ、どのように信長に寄り添ったかを聞かれ、「武道や芸事や茶道、何にしても長けているとても聡明な女性なので、木村さん演じる織田信長に負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければいけないと思い臨みました」とふり返る。そんな濃姫を演じた綾瀬さんについて木村さんは、「濃姫に関する資料が数少ない中で、濃姫という存在を構築していかなければいけない。その中で綾瀬はるかさんが濃姫という役を具現的に表現してくれていたので、凄く組み立てやすかったです。そして大友監督が、常に僕ら出演者がやりたいことを見ていてくださるので、その場で生まれた感情を一粒残らずカメラに納めてくださったなという印象があります」と応じた。中谷美紀、木村拓哉の“信長”は「殺気出してました」また、貞家と各務野、それぞれの立場から濃姫と信長を見守る存在であった伊藤さんと中谷さん。木村さん、綾瀬さんとの共演の感想を聞かれると、「濃姫というと天真爛漫で家族を愛し義理堅く、だけど蝶のように自由で可憐な印象があるのですが、それが綾瀬さんにぴったりでした。そして現場にいる木村さんは信長そのもので、その場を支配するリードする力が凄まじかったです」と熱く答える伊藤さん。中谷さんは「皆さんご存じだと思うのですが、木村拓哉さんはユーモアあふれる楽しい方なんです。でも現場に参りますと…両国で相撲を見たことある方は分かると思うのですが、勝つ方って大抵アドレナリンが放出されていて物凄く殺気立っているんですね。その力士の横綱のようなアドレナリンが殿から放出されていて、普段は楽しい方なのですが現場に入ると怖くて誰も近寄れない。血生臭い香りが漂ってくるんです。綾瀬さんですら『殿が怖い』というくらい殺気出してました」と現場をふり返った。宮沢氷魚「意識的に新しい明智を作りたい」役作り明かすそして明智光秀という、信長の物語には欠かせない重要人物を演じることになった宮沢さんは、「とにかく光秀は頭が良くて誰よりも信長に対する愛情や憧れがあって、それは常に持ちつつ、自分にしかできない明智を作りたいと思ったときに、自分の持つミステリアスさだったりアンニュイな部分を役と融合できたらいいなと、意識的に新しい明智を作りたいと思い臨みました」と答えた。時代劇映画初出演となる染五郎さんは、森蘭丸として信長である木村さんとの共演シーンも多かったが、「一番最初に撮影したシーンが、殿から蘭丸がつき倒されるシーンだったのですが、その時に木村さんの後ろに炎が見えました。それが初めての撮影というのもあってやはりすごいなと思いました。そして信長が魔王になっていく感じを目の前で体感出来てとても貴重な時間でした」と、圧倒された木村さんの印象について答えた。さらに、本作への想いについて聞かれた大友監督は、「皆さんを戦国時代にお連れしたいです。大画面で見て頂くことは特別なことだと思っています」とコメント。「この映画を通して戦国の時代を感じながら、今の時代とで重なり合っていく部分があると思います。そして、大画面で見る幸せを、臨場感を感じて頂きたいと思います」と語った。「濃姫は、信長以上にこの物語を動かす力を持っている」綾瀬さんは本作について、「どんな人も一人では生きられず、様々な人に支え支えられ世の中が成り立っている。信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられて…と、誰かを大事に思う存在があれば人ははとても強くなれるし頑張れ、自分には想像できないパワーが発揮できる。普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかな、と思いました」とコメント。中谷さんは、「濃姫はとても聡明で、嫁いでからは、実は信長よりも戦術に長けていたというのが今回の映画では描かれるんです。やはり女性の権利を巡って、様々な先人たちが戦ってきてくださったかと思いますが、この作品において濃姫は自分の意志を主張して、信長以上にこの物語を動かす力を持っていました」と、濃姫という女性について言及。「とても強い濃姫を演じた綾瀬さんは、実は私の事を本当に侍女だと思ったようで…。少し顔をふくよかにした方が時代劇は綺麗に見えるので、よくお食事をご一緒して鴨川沿いを歩いていたのですが、『おねえちゃま、何かわたし鴨川で帽子を落としちゃったみたいなので、今度歩いて帰るときがあったら拾っといてください!』っておっしゃるんですね。わたくしも、わが姫の帽子は無いかなと一か月くらい毎日探して歩いていたのですが、ある日『おねえちゃま、なんかホテルの押し入れの中に入ってました』と。そんな綾瀬さんのギャップが大好きでした」と、作品の魅力と共に仲睦まじいトークを披露すると、会場は温かな空気に包まれていた。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月13日東映70周年を記念し、総製作費20億円を投じた時代劇超大作『レジェンド&バタフライ』のジャパンプレミアが1月12日(木)、都内で行われ、織田信長役で主演した木村拓哉、濃姫(別名・帰蝶)を演じた綾瀬はるかが出席。政略結婚によって結ばれた“魔王”信長と、蝶のように自由を求めた濃姫の生涯が、NHK大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太の脚本によって、新たな視点で描かれる。「個人的にも思い入れの強い作品になりました」と思いを明かした木村は、「時代劇ではありますが、今を生きる皆さんにも共通する、普遍的なものが描かれている」と作品の魅力を語り、「作品が僕らの手元を離れ、皆さんに引き渡す今日という日は、まるで見送る気分ですが、皆さんに愛していただければ、すごくうれしいですね。頭から最後のその瞬間まで、深くじっくり味わっていただきたい」とアピールにも熱がこもった。また、共演した綾瀬に対しては「資料が乏しい濃姫という存在を構築する上で、そのベースになっていたのが、綾瀬はるかさん。濃姫を具現化し、現場にいてくれたので、僕らもスタッフも、想像しやすく(演技などが)組み立てやすかった」と全幅の信頼を寄せていた。一方の綾瀬も「濃姫という強い女性がいたからこそ、信長が信長として存在していたし、濃姫も支えられていた」とその関係性を語り、「どんな人も一人では生きていけない。普遍的な愛が、人を強くし、想像もできないパワーを発揮することも」と木村が語る“普遍性”に強く同意した様子。役作りについては「濃姫は男勝りで武道、芸事、茶道と何事にも長けた聡明な女性。織田信長様に負けない強いパワーで立ち向かわなければという思いだった」と振り返っていた。ジャパンプレミアには木村と綾瀬をはじめ、共演する宮沢氷魚(明智光秀)、市川染五郎(森蘭丸)、音尾琢真(木下藤吉郎・羽柴秀吉)、伊藤英明(福富平太郎貞家)、中谷美紀(各務野)、大友啓史監督が出席した。上映時間168分に及ぶ渾身の超大作を仕上げた大友監督は「自信作です、はっきり言って」と木村同様に確かな手応え。「ご覧になる皆さんを戦国時代にお連れしたかった。とんでもない数の人間が魂と技術を傾けて、丁寧な仕事をしてくれた」と現場に感謝を示し、「人間ドラマ、プラス眼福ですよね。音も含めて、大画面で見る幸せと臨場感を浴びてもらえるスペシャルな作品」だと見どころを話していた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月12日エミー賞史上最多受賞を記録したTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚を描いた『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』が、現地時間1月10日に行われた第80回ゴールデングローブ賞(2023年)でテレビ部門作品賞(ドラマ)を受賞した。本作は、大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台に、骨肉の王位継承争いを描くスペクタクル超大作。ウェスタロス大陸を300年にわたりドラゴンの力で統治した〈ターガリエン家〉が、王位の象徴“鉄の玉座”を巡り、熾烈な後継者争いを繰り広げる。総製作費280 億円の圧倒的スケール感と映像美、これまで謎に包まれたターガリエン家の疑念と憎悪に満ちた血縁バトルを描いた巧妙なストーリーとクオリティが高く評価され、今回の受賞につながった。果たしてターガリエン家で初の女王が誕生するのか? ドラゴンライダーである王の弟がその座に座るのか、あるいは親友が生んだ息子にその座を奪われるのか?今後のストーリーに目が離せない。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』予告編『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』3月15日(水) 4K ULTRA HD 、ブルーレイ、DVD コンプリート・ボックス発売開始DVD(全5巻)レンタル開始、ダウンロード販売中■【初回限定生産】『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス スチールブック仕様(4枚組)17,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス(4枚組)15,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』ブルーレイコンプリート・ボックス(4枚組)13,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』DVDコンプリート・ボックス(5枚組)11,000円(税込み)■DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像収録内容】ウェスタロスへようこそ/新たな治世/ウェスタロスへの帰還|メイキング映像&インタビュー/“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説/王国の最盛期/2つの名家/赤の王城(レッド・キープ)を巡って/再び七王国の世界を創る/キャラクター紹介発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント※レーティング R-15:本作には、一部に15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。House of the Dragon © 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. © 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年01月12日イギリス・ケルトに伝わるアーサー王伝説をもとに、作曲家ドーヴ・アチア(『1789〜バスティーユの恋人たち〜』)によるフレンチ・ロックで彩られた大スペクタクルミュージカルが日本初登場。フランスで世界初演(2015年)を迎えた本作は、韓国でバージョンアップされて(2019年初演、2022年再演)絶賛を博した人気作だ。その韓国版を手掛けた気鋭の演出家オ・ルピナが、今回の日本版の演出を担うことも注目されている。濃密な稽古が進むなか、主人公のアーサー王を演じる浦井健治、そして王の配下の“円卓の騎士”の筆頭であるランスロット役をWキャストで担う太田基裕と平間壮一に、稽古の感触やそれぞれの役柄、日本初演の展望について聞いた。神話の世界にどうリアリティをもたせるか、鋭意邁進中――およそひと月後の初日(取材時)に向けて、稽古が順調に進んでいるようですね。浦井もうサクサク進んでます(笑)。この作品、オーソドックスなアーサー王伝説の、聖剣エクスカリバーの物語かなと思っていたんですが、演出のオ・ルピナさんはオリジナルのフランス版の舞台を観て、ご自身が思うところを付け足して「各キャラクターの正義を描きたい」と思って韓国バージョンを作られたそうなんです。ひとり一人が必死に生きている群像劇を作りたいと。韓国版の上演ですでに観客の熱い反応を得ているので、ルピナさんの中ではイメージがしっかりと固まっていて、2023年の日本版初演として作っているけれど、我々はそのイメージに追いつこうとしている再演チームみたいな感覚で(笑)、とにかく稽古の進行が早いです。初日の一カ月前に、もう最後まで動きがついていますからね。浦井健治歌と芝居で物語をしっかり見せながら、合間にはダンサーの見せ場がある、そんなショーアップされたミュージカルなので、僕らは日本初演として土台を作る責務があるかなと感じていますね。同じフレンチ・ミュージカルの『ロミオ&ジュリエット』みたいに今後、再演、再々演と継続して上演される可能性を秘めた作品になるんじゃないかなと。平間そうですね。神話を軸とした物語だから、人間じゃないモノがたくさん出て来て……狼とか鹿とか(笑)。ただ「神話というだけで終わらせたくない」というのがルピナさんの考えで、人間っぽさも出したいと。でもアーサーなんて、何もかもひたすら耐えて、すごく器が大きくて、こんな人間いないんじゃない!?ってくらい、ある意味神のような存在に描かれているんですよね。“呪い”とかも出て来る神話的な世界を、いかにリアリティを持たせてやるか。そこが難しいけれど、ルピナさんがちゃんと細かく「ここの感情は〜」と説明してくれるので、あとは自分たちがそこにどれだけ馴染めるかだと感じていますね。太田僕は正直、その神話的な世界がまだよく分からないんですよね。楽曲もキャッチーだし、アンサンブルの方々がものすごく動いていてダンスも、アクロバットも素晴らしいし、見どころ盛りだくさんのエンタメ作品にはなるだろうなと想像出来てはいるんです。その中での自分の役割を、どう追求していけばいいのか、ファンタジーとリアルの狭間をどう揺れ動けばいいのか、その匙加減がまだつかめていない状態です。浦井ランスロットはとくにそうだよね。ファンタジーとリアル、どっちにも振れるキャラだから。白か黒だけではない、各キャラクターのさまざまな感情を届けたい――アーサー王の伝説をもとに多くの文学、映画、舞台などが作られていて、ストーリーもさまざまな展開があるわけですが、今回の作品はどんな雰囲気を持つのか、皆さんによるご自身のキャラクター分析からうかがい知れたらと思うのですが。浦井今回の登場人物で一番はっきりと起承転結が描かれているのは、アーサーの異父姉、安蘭けいさんが演じるモルガンだと思いますが、どのキャラも “シーンの飛躍”が多いことで、気持ちの流れや立ち位置を把握するのが難しいんですよね。これはミュージカルにありがちなことですけど。――雑な分け方で恐縮ですが、アーサーと対立する側、いわゆるヒール(悪役)の位置にいるのがそのモルガンと、王座を狙っていた騎士メレアガン(伊礼彼方/加藤和樹、Wキャスト)ということに?浦井分かりやすく言うとフランス版ではそうなんですけど、ルピナさんはそのふたりをもヒールにさせない。ふたりともにそれぞれの信念、正義を訴えて、必死に生きているんです。メレアガンだったら騎士道というものだったり、モルガンだったら父親に対する恨み、そこから来るアーサーへの復讐心ですよね。そこのドロドロしたやりとりと、あとはアーサーと王妃グィネヴィア(小南満佑子/宮澤佐江、Wキャスト)、王妃に恋するランスロットという三角関係が描かれていて。アーサーは王の血筋という運命に翻弄されるわけですが、義父に育てられた環境に恵まれ、人の心に寄り添える青年になった。だから、権力に対して一番抗っている。でも権力を一番持っているのがアーサーなんですよね。平間壮一平間ランスロットは、アーサー王に忠誠を誓いつつ、王妃に恋をしてしまってその矛盾に苦しむ。その心の揺れ動きを歌や芝居で見せられるといいのかなと思っているけれど……(太田に)ランスロットさん、今のところどうですか?(一同笑)太田台本を読む限りは、湖の妖精に育てられているので(笑)、すごく高貴で純真無垢な青年という気がするよね。衣装も真っ白で、そういうスッとしたイメージかなと思いつつやっているんですが、やっぱり“シーンの飛躍”で描かれていないところを表現するのが難しいですね。(平間と)ふたりでいろいろ情報を共有しながら役作りしている感じだよね。平間僕はどうしても、台本の違う読み方をしてしまう癖が昔からあるんですよね。浦井ハハハ、いや、それいいことじゃないかな?平間俺が理想とする『キングアーサー』は、グィネヴィアが元凶みたいになればいいのに、と。わがままな王妃で、何もかも欲しい、あの男も、この男も……。太田ハハハ!欲にまみれた王妃!平間『RENT』でいうところのエンジェルみたいに、グィネヴィアが“裏主役”のお話で、ダークサイドのグリム童話みたいになってほしいなと。そうなるとランスロットもアーサーも可哀想に思えるじゃないですか。浦井それ、いいかもね。グィネヴィアが黒に見えたら、モルガンが白に見える可能性がある。平間そう!で、ランスロットも王を裏切るんじゃなくて……。僕の中のランスロットはどうしたって王を第一に考えたいんですよ。王妃のわがままに抗えなかったがゆえに不倫になってしまった……みたいなのが面白いなと思っているんですけどね。僕が好きなルピナさんの演出は、「手を握るだけで、もう十分」っていうもの。だから抱き合ったりすることもキスすることもないし、もしかしたら目が合う回数も一番少ないかもしれない。そういう見せ方は素敵だな、ロマンチックだなと思いますね。浦井ランスロットはいかようにも転ぶから、本当に難しいよね。着地点が書かれていないので。恋が成就したのか、それははたして本当の純愛だったのか、忠誠を本当に誓っていたのか……っていろいろあって、そういう意味ではシェイクスピアもそうだけど、古典って自由な解釈でいいのかなと。今回のおふたりのランスロットは、白でも黒でも、もしくは群青色!?(一同笑)さまざまな色で攻めて来てくれる感じがして、すごく面白いですよ。ショーアップされているがゆえに、「芝居の部分が伝わり切れなくても、お客様には楽しんでいただけちゃうから」と石川禅先輩がおっしゃっていたけど、そこをしっかり伝えていくのが我々の勝負だよね。平間ご覧になる皆さんには楽しみながらも、考えることをやめないでほしいですね。太田そう、フワ〜っと観ていると、ラストなんて「え、アーサー王、ひど!」みたいに思っちゃうかもしれない。(一同笑)厳しさと優しさ、アーサーのいろんな感情が届くように作っていきたいですね。太田基裕オ・ルピナさんの刺激的な稽古場――大注目の、韓国版に続いて演出を担うオ・ルピナさん。稽古場の様子をぜひ教えていただきたいのですが、浦井さんは『デスノート THE MUSICAL』の時に会われているとか。浦井はい、『デスノート THE MUSICAL』初演の時に、(演出の)栗山民也さんの稽古場をルピナさんが見学に来ていて。「韓国で私、演出補としてこれをやるので頑張ります」って。太田・平間ヘええ〜!浦井ルピナさんは本当に頭のいい、素敵な方ですよ。めげないし、体力があるし、ジョークを言って和ませたり、優しさの裏返しで厳しい言葉をかけることもあったり。充実した稽古場ですね。全員の気持ちが「ルピナさんはこうやりたいんだね、じゃあやるよ!」っていう空気になっている。平間やっぱり言葉が通じないぶん、動きを重視しているなとは感じますね。韓国語でお芝居する場合はどういうふうにするのかな……とか、日本語の僕らの芝居を見て、どう判断して、どう演出しているのかな…とか、そこの感覚が気になります。あと、立ち位置の番号はすごくうるさいです。(一同笑)“0.5”の位置(編注:舞台中央が0番。そこから上手・下手に向かって、それぞれ1番、2番と数字が増えていく)から始まるナンバーがあって、そこに立って始めようとしたら、ルピナさんが怖い顔してこうやってて……(手で必死に「もっと横!」というジェスチャー)。浦井・太田ハハハハハハ!平間ええっ、0.5じゃないの!?って。微妙な違いらしく。最初に見た形のキレイさのこだわりがあるんですよね。太田平間君が言ったように、文化も価値観も違うから、コミュニケーションの戸惑いは正直ありますよね。求めていることのどこがポイントなのか、まだいまいち掴めなくて。今言ったような違いも、「僕の中では0.5」だけど。平間「私は違う」となる。太田そう、その歪みみたいなのが一体何なんだろうなあと。これからの一カ月で見ていきながら、最終的には自分たちらしくやれたらいいなと思っていますね。浦井そうだよ、だって、ひと月前なのにもう動きもついちゃって、このスピード感……。平間どうなっちゃうんだろう。太田一回全部壊して、またイチから!?まあ僕らは悩みつつだけど、アンサンブルの皆さんはもう完璧で、本当にすごいですよね。シルク・ドゥ・ソレイユみたい!(一同笑)平間うん、生き生きしている。浦井「めっちゃ楽しいっす!」って言ってるもんね(笑)。老若男女が楽しめる“ネオ(新生)・ミュージカル”に期待して――ショーアップされた中での物語の展開を、我々観客もしっかり想像力を働かせてキャッチしていきたいです。皆さんの奮闘の果ての日本初演が楽しみです!太田本当に幅広い世代に楽しんでもらえる作品になると思います。展開も早いし、お子さんだって飽きさせずに「あのキャラクターかっこいい〜」となるんじゃないかなと。気楽に観ながら、いろんな想像をして深くも読み取ってもらえたらと思いますね。平間僕個人としては、『キングアーサー』は「ずっと我慢」の作品だなと。歌もダンスも、殺陣もそれほど多くないので、自分の武器は全部隠して挑むことに。お話としても、ランスロットは王のもとにいながら自分の愛情を隠して耐える役どころだし……。太田修行僧みたい〜。平間そういう修行みたいな耐えている気持ちが溜まりに溜まって、でも出せない!っていうパワーが、お客さんに伝わればいいなと思います。浦井もっくん(太田)が言ったように老若男女誰が観ても楽しめる舞台だけど、運命や業、人生の選択がテーマになっていて、とても演劇的な作品だとも思うんですね。この2023年の日本バージョンは、いろんな色を持ち合わせているメンバーで、ある種お祭り騒ぎ的に楽しんでやっていけるんじゃないかなと。本当に面白い人たちが集まりましたから(笑)。先輩や僕らが楽しむ姿を、小林亮太くん(ガウェイン役)ら若い人たちが見て、緊張しながらも「あんなふうに楽しめばいいんだ」と伸び伸びとトライしてくれたら。その中で我々はどう勝負していくか、そんな“ネオ(新生)・ミュージカル”っていう感触の舞台になるんじゃないかなと思っています。取材・文上野紀子撮影:杉映貴子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント浦井健治さん、太田基裕さん、平間壮一さんのサイン入りポラをそれぞれ1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』2023年1月12日(木)~2023年2月5日(日)会場:東京・新国立劇場 中劇場東京公演後、群馬・兵庫・愛知に巡演※追記:1月12日~15日公演は中止になりました。詳細は公演公式サイトにてご確認ください。チケット情報はこちら:ぴあアプリでは浦井健治さん、太田基裕さん、平間壮一さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年01月06日東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結、総製作費20億円をかけて製作された木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、普通ではあり得ないロケーションで行われた撮影の様子を写したメイキング写真が公開。時代劇という枠組みを超えた、圧倒的な人間ドラマを作り上げたのは、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督、脚本・古沢良太をはじめ、『影裏』で大友組に参加し、黒沢清、瀬々敬久、原田眞人、沖田修一、吉田大八といった錚々たる監督との現場を経験してきた芦澤明子(撮影)。ほかにも大友監督常連組として、録音:湯脇房雄、音楽:佐藤直紀、美術:橋本創、編集:今井剛、照明:永田英則と、レジェンド級のプロフェッショナルが集結。織田信長という、これまで何度も映像化されたものに濃姫の視点を加えることで、ひとりの人間として織田信長、激動の時代を生きた男と女の物語が生まれた。また、「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」との大友監督の想いから、できる限り“本物”を追求し、全国30か所以上で撮影された本作。そのほとんどが、国宝や重要文化財だという。仁和寺比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンを撮影した、国宝の朝光寺の本堂が映画の撮影場所として使用されたのは、本作が初となった。そして、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院や神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などでも撮影。織田信長役の木村さんも「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」とロケーション効果について語っている。朝光寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329mの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を、超大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作。岩肌を流れる滝をそのまま活用、そこにある自然を最大限に活かした。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月03日1月27日(金) に公開される映画『レジェンド&バタフライ』のメイキング写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」という大友啓史監督の想いから、本作はできる限り“本物”を追求し、全国30カ所以上で撮影を敢行。そのほとんどが国宝や重要文化財で、映画の撮影場所として使用されたのは今回が初となる国宝の朝光寺の本堂や、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院、神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などで撮影された。信長ゆかりの歴史を持つ場所も多く、主演の木村も「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語っている。朝光寺仁和寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329メートルの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作で、岩肌を流れる滝をそのまま活用するなど、そこにある自然を最大限に活かしたセットとなっている。岐阜城<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月03日総製作費20億円の壮大なスケールで、織田信長とその正室・濃姫の知られざる物語を描く、木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、綾瀬はるか演じる濃姫の場面写真が公開された。政略結婚により信長の正室となった濃姫。正反対の性格の2人は、水と油のような関係であったが、徐々に惹かれあい、天下統一という夢へ突き進んでいくことに。だが、濃姫は織田信長とは違い、ほとんど文献が無く、本作の中で彼女はどのように描かれ、またそれを綾瀬さんはどのように演じたのか注目どころでもある。一方、大友啓史監督は濃姫について「歴史上の記録が少ない。少ないという事は、フィクションとして作品を広げてくれる役でもある」とそこに勝機を見出した。本作の脚本家・古沢良太が描いたのは、戦国の世でイメージするような男性の脇に控えているだけでない、自由意志を持つ自立した女性・濃姫。そして、この濃姫の存在が出来上がることで、「戦国という時代に、男女を超えたパートナーシップを築いた。愛が生まれる物語であり、愛が成熟していく物語」になったと、大友監督は語る。綾瀬さんは、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着けるところから役作りを始め、蝶のように優雅で気高く、奔放で力強い濃姫を見事に体現。綾瀬さんが「二人は政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る通り、本作の濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。また、信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという、繊細な感情を演じきった綾瀬さんに対し、大友監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であるとも表現している。到着した場面写真では、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く様子や、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器・リュートを抱えながら思いを馳せる場面が写し出されている。対照的な表情を見せる写真からも分かるように、様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月02日木村拓哉が主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』より、綾瀬はるかが演じる濃姫の場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。木村、綾瀬のほかに、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。木村とは約12年ぶりの共演となる綾瀬は、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着ける所から役の準備を始め、蝶のように優雅で気高く、そして奔放で力強い濃姫を体現。綾瀬は自らが演じた濃姫と信長について、「ふたりは政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る。その言葉通り、本作で描かれる濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという繊細な感情を演じきった綾瀬に対し、大友啓史監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であると表現している。公開された写真に写るのは、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く濃姫と、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器リュートを抱えながら思いを馳せる濃姫。対照的な表情を見せる2枚の写真からも分かるように、綾瀬が見せる様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会『レジェンド&バタフライ』は、1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月02日カルチャーショップ「ベイト(BAIT)」から、ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズとのコラボレーションアイテムが登場。2023年1月2日(月)に発売される。ベイト×映画「ロード・オブ・ザ・リング」のコラボアイテムJ.R.R.トールキンの原作小説『指輪物語』を、ファンタジー映画の概念を覆す壮大なスケールで描いた映画「ロード・オブ・ザ・リング」。シリーズ三部作全ての作品が大ヒットを記録し、公開から20年を超えた今も、ファンタジー映画の金字塔として人々を魅了し続ける名作だ。サウロンやウィッチキングらヴィランにフィーチャー今回のコラボレーションでは、主人公フロドたちに立ちはだかるヴィランにフィーチャーしたTシャツやフーディーがラインナップ。指輪に封じ込めた力を解放しながら世界に暗雲漂わせる冥王サウロン、その忠実な僕でありサウロン軍最強の不死者ウィッチキングといったキャラクターを、作品ロゴと共に大胆にプリントしている。商品情報ベイト × 映画「ロード・オブ・ザ・リング」 カプセルコレクション発売日:2023年1月2日(月)販売店舗:ベイト 渋谷パルコ・大阪ミナミ・心斎橋パルコ©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2023年01月01日織田信長と濃姫、30年の激動の人生を描く、木村拓哉&綾瀬はるか共演映画『レジェンド&バタフライ』の本予告映像とファイナルビジュアルが公開された。今回公開されたのは、激動の30年を圧倒的スケールと感動で包みこむ、心揺さぶられる映像。長年、敵対関係だった尾張と美濃が和議を結び、政略結婚という最低最悪の出会いを果たした信長(木村さん)と濃姫(綾瀬さん)。水と油のような関係の2人だが、国の危機を前に弱音を吐く信長を奮い立たせたのは、濃姫であり、厳しい世界の中で様々な壁を共に乗り越えていくことで、心の距離が次第に近づいていく。しかし、戦国の荒波に飲み込まれ、徐々に人の心を失い、「我人にあらず」という叫ぶ信長や、2人を見守る福富平太郎貞家(伊藤英明)、各務野(中谷美紀)の姿も映し出され、誰も成し遂げたことのない天下統一へと突き進む信長と濃姫が、激動の展開を迎えていくことが想起させられる。またファイナルビジュアルは、信長と濃姫が寄り添い合う一枚。本作では、信長を群雄割拠の戦国時代に生きる一人の人間として、彼に寄り添う濃姫の姿と共に繊細な描写で描いている。まさに2人が、衝突をしながらも、激動の人生を共に支え合ってきたことが伺えるビジュアルとなっている。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月01日1月27日(金) に公開される映画『レジェンド&バタフライ』の本予告映像が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。公開された本予告映像は、織田信長と濃姫がともに歩んだ激動の30年を、圧倒的スケールと感動で包みこむ、心揺さぶられる内容となっている。1549年、長年敵対関係だった尾張と美濃が和議を結び、政略結婚という最低最悪の出会いを果たした信長と濃姫。尾張の“大うつけ”と呼ばれる信長は濃姫を尊大な態度で迎え、“マムシの娘”と呼ばれる濃姫もまた、隙あらば信長の寝首をかき、国を乗っ取ろうと目論んでいた。水と油のような関係のふたりだが、国の危機を前に弱音を吐く信長を奮い立たせたのは濃姫だった。戦国時代という厳しい世界の中で様々な障害をともに乗り越えていくことで、心の距離が次第に近づいていく。そして語られる「海の向こうへ行ってみたい」という濃姫の夢。信長は「愚かな夢物語だ」というが、ふたりはまだ見ぬ世界へ向かってともに歩み始める。しかし戦国の荒波に飲み込まれていき徐々に人の心を失い「我人にあらず」と叫ぶ信長や、信長と濃姫を見守る福富平太郎貞家(伊藤英明)、各務野(中谷美紀)の姿も描かれ、誰も成し遂げたことのない天下統一へと突き進む信長と濃姫が激動の展開を迎えていくことが想起させられる。「夢を追いかけたふたりが最後に見つけたものとは?」という言葉通り、ふたりは一体何を願い、本当は何を夢見て、そして信長は何を想い本能寺へと向かったのか。壮大なスケールで描かれる本作にふさわしい映像に仕上がっている。併せて、信長と濃姫が寄り添い合うファイナルビジュアルも公開となった。本作では、信長を群雄割拠の戦国時代に生きるひとりの人間として、彼に寄り添う濃姫の姿とともに繊細な描写で描いている。公開されたビジュアルはまさにふたりが衝突をしながらも、激動の人生をともに支え合ってきたことが伺えるエモーショナルな仕上がりとなっている。映画『レジェンド&バタフライ』本予告映像<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月01日映画『キングダム』シリーズ最新作のタイトルが『キングダム 運命の炎』に決定。併せて7月28日(金) に全国公開されることが発表された。原作は、中国春秋戦国時代を舞台に、“天下の大将軍になる”という夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい/後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描くマンガ『キングダム』。2019年に第1作目、2022年に続編となる『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開され、興行収入はそれぞれその年の邦画実写作品の中で1位を記録。シリーズ累計では100億円を突破している。最新作では、北方で大きな力を誇る隣国・趙が秦に突如攻め入ってきたことから始まり、侵略を迎え撃つべく信と王騎(おうき)が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」と、誰も成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の王・嬴政の知られざる過去が明らかになる「紫夏編」(しかへん)が描かれる。なお、これまでのシリーズ同様に原作者の原泰久が脚本に参加する。併せて、スーパーティザービジュアルとティザー映像が公開された。ビジュアルでは、亡き友・漂と誓った夢に向かって突き進む主人公の信役の山崎賢人、中華統一に挑む覚悟を問われる嬴政役の吉沢亮、そして運命に導かれるようにして戦地へ舞い戻ってきた王騎役の大沢たかおと、1作目からメインキャラクターとして牽引し、本作でも中心となる3人が登場している。そして、ティザー映像は“かつて誓った約束”という物語を感じさせる言葉から始まり、前作・蛇甘平原からともに戦ってきた羌瘣(きょうかい/清野菜名)ら伍の仲間たち、河了貂(かりょうてん/橋本環奈)、呂不韋(りょふい/佐藤浩市)に昌平君(しょうへいくん/玉木宏)や山の王・楊端和(ようたんわ/長澤まさみ)の姿まで、シリーズで活躍していたキャストや、前作で意味深な登場をしたキャストたちが集結。さらに、新キャストを予感させるある人物の後ろ姿も見ることができる。また、原泰久による手書きイラストも公開となった。■信役:山崎賢人 コメントキングダム2の最後についていた映像を見たときには皆さんと同じく早く次回作を見たいという気持ちと期待がすごく大きかったです。信も百人将となり前作で蛇甘平原を乗り越えた仲間、新たな仲間とともに戦場へ向かっていきます。戦場のスケールもアップしてアクションも前作より迫力も増しています。僕はキングダムと出会って、信と出会って、作品を通じて成長し続けられています。今作も前々作、前作を超えて期待に応えることができる作品になっていると思うので新たな仲間たちと繰り広げられる戦いをぜひ楽しみにしていてください!!■嬴政役:吉沢亮 コメント今回、3作目となる『キングダム 運命の炎』が今年の夏に公開される事、この壮大なプロジェクトに参加させて頂いている事、とても光栄に思います。ハイレベルなアクションや壮大な戦場の臨場感はもちろん、今作はより人間の内側にフォーカスを当てた、絶望と希望が複雑に絡み合うとてもドラマチックな物語になっていると思います。是非お楽しみに。■王騎役:大沢たかお コメント2019年に産声を上げた映画『キングダム』が、4年の時を経て、ついに3作目がこの夏に公開することを心から嬉しく思います。大将軍となる夢のため戦い続ける信の様に、スタッフ、キャスト一丸となって闘い続け作り上げました。更に熱く、更に激しく、そして今回はどこまでも切ない……映画『キングダム 運命の炎』を是非劇場でご覧ください!■原泰久(原作者)コメント映画『キングダム』第3弾となる『キングダム 運命の炎』が、今年も夏に公開されることになりました!前作ラストの予告編から内容を想像していただいたファンの方もいらっしゃるかと思いますが、今作では「紫夏編」と「馬陽の戦い」が描かれます。どちらのシリーズも、信と嬴政、ふたりのその後の歩みに計り知れない大きな影響を与えたエピソードで、過去二作を超え、より壮大で、よりドラマチックな物語が展開されます。再び『キングダム』の世界がスクリーンに広がる日を、ぜひ楽しみにしていただきたいです!■佐藤信介監督 コメント『キングダム 運命の炎』が今年2023年夏、7月28日から公開されます。前作を超える大国・趙との、大きな戦が始まります。秦国国王・政は、悲願である中華統一のため、最大にして最強の敵と対峙し、主人公・信は、仲間とともにこの戦いに巻き込まれていきます。数万規模の大軍勢を率い、まるでチェスのような知略戦を展開する将軍たち、仲間との絆を深めながらも、決死の戦いを挑んでいく信たち、さらに戦いの背後に秘められた政の熱き物語。様々な者たちの運命が一つの大きな戦の中で絡み合い、炎をあげて激突します。ぜひこの夏、映画館で、他では味わうことのできない興奮と感動に再び浸っていただければと思っています。お楽しみに。映画『キングダム 運命の炎』スーパーティザー映像<作品情報>『キングダム 運命の炎』7月28日(金) 全国公開原作:原泰久『キングダム』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)監督:佐藤信介脚本:黒岩勉・原泰久音楽:やまだ豊出演:山崎賢人吉沢亮橋本環奈清野菜名玉木宏佐藤浩市大沢たかおほか※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記関連リンク公式サイト:::
2023年01月01日ブラジル現地時間2022年12月29日、サッカー界のレジェンド、ペレさんが亡くなったことが分かりました。82歳でした。サッカー元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレさん(本名エドソン・アランテス・ド・ナシメント)が29日、大腸がんの進行などによる多臓器不全のためサンパウロの病院で死去した。82歳だった。1958、62、70年のワールドカップ(W杯)で史上唯一の3度優勝を経験したサッカー界のレジェンドだった。産経ニュースーより引用ミナスジェライス州トレスコラソンエスで生まれたペレさんは、サッカー元ブラジル代表として、『FIFAワールドカップ』で三度の優勝を経験。その圧倒的なプレースタイルや、確かな実力から『サッカーの王様』として人気を博しました。日本でも高い知名度を誇るペレさんの訃報に、ファンからは別れを惜しむ声が寄せられています。・自分が子供の頃は、サッカーといえばペレが代名詞のような存在だったな。・現在活躍しているサッカーのスーパースターが魅せるプレイの数々は、王様であるペレが全部やっていた。それくらい影響力がある人だった。・1つの時代が終わってしまった感覚…。2021年に大腸の腫瘍を取り除く手術を受けて以降、入退院を繰り返していたペレさん。ファンが待ち望んだペレさんの完全復活は叶わぬ願いとなってしまったものの、生前に築いた偉大な功績は消えません。これからも、サッカー界のレジェンドとして、多くのサッカーファン、そして未来のスーパースターたちに影響を与え続けてくれることでしょう。ペレさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月30日木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが濃姫を演じるほか、宮沢氷魚、音尾琢真、斎藤工、中谷美紀らも出演する映画『レジェンド&バタフライ』より、信長と濃姫の新場面写真が公開された。本作の脚本を担当するのは、「コンフィデンスマンJP」シリーズ、大河ドラマ「どうする家康」などを手掛ける古沢良太。本作では、“政略のために結ばれた二人”という男と女のラブストーリーを書き上げた。信長と濃姫は10代半ばで政略結婚という最悪な形で出会う。結婚も含めてひとつひとつの選択次第で一族が滅んだり、一気に繁栄したりする状況で、水と油のような関係の2人が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えていく中で少しずつ絆が生まれ、そして天下統一という夢に向かって奔走していく。今回、濃姫との関係を中心にとらえることで、新たな信長像が見事に浮かび上がってくる。我々が抱く信長のイメージは、創作による影響が大きく、先人たちは時代や状況に合わせてエンタメとして信長をキャラクター化してきたといえる。本当はどのような人物だったのかは誰も分からない、古沢さんは先人たちのようにいまの時代に合わせて再び信長を捉えたという。古沢さんは「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と語り、現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した、夫婦という関係性から、これまでにない“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長を描いた。また古沢さんは、「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず」ともコメント。現代とは全く違う戦国の世だからこそ、そこに生きる男と女の生き様が、現代を生きる者に新鮮に映るはずと確信をもって、信長と濃姫、そして濃姫を通した“人間”信長を書き上げた。そんな想いを込めた信長と濃姫が、力強い視線を送る今回の場面写真。簡単に夫婦という言葉では表現できない複雑な、どこかでお互いを信頼しているかのような関係性が感じ取れる。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年12月29日2023年1月27日(金) に公開される映画『レジェンド&バタフライ』の新たな場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らが名を連ねている。脚本を手がけるのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、そして2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』などで知られる脚本家の古沢良太。そんな彼が本作のために書き上げたのは“政略のために結ばれた二人”という男と女のラブストーリーだ。「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と古沢が語る通り、本作では現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した夫婦という関係性から、これまでにない“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長が描かれる。また古沢は「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず」とも語っている。このたび公開されたのは、厳しい表情で先を見据える信長と、その信長を見つめる濃姫の場面写真。どこかお互いを信頼しているかのような関係性が感じ取れる1枚となっている。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』2023年1月27日(金) 全国公開公式HP::
2022年12月29日スポーツ選手や大手企業の経営者など、歴史的に名を残す偉人。彼らが成功を納めた裏には、さまざまなドラマが隠れているものです。この記事では四柱推命鑑定士である筆者が、そんな偉人たちの人柄などを四柱推命をもとに鑑定。偉人の人生を振り返りながら、成功の秘密を探って行きたいと思います。『キングカズ』の人生を紐解く!ピックアップするのは、『キングカズ』の相性で親しまれているサッカー選手・三浦知良選手です。三浦選手は2022年12月10日に、ポルトガル2部のチーム『オリベイレンセ』からオファーを受けたことを告白。5か国目となる海外移籍を前向きに検討していることを明かしています。その試合でJFL最年長得点記録を更新するなど、長年に渡り選手として活躍を続けています。現役選手として活動を続ける三浦選手の運勢について、早速見ていきましょう。何をしても目立ってしまう『キングカズ』まずは四柱推命における三浦選手の運勢を確認してみましょう。三浦選手の生年月日は1967年2月26日。四柱推命の観点では『宝石』に例えられる星を持つとされています。この星を持つ人は、目立とうとしなくても目立ってしまうのが特徴。自らがもつ天性の輝きで、人々を引き付ける魅力を持っています。まさに多くのファンから愛される『キングカズ』らしい星といえるでしょう。そんな三浦選手が頭角を現し始めたのは15才を迎えた1982年。通っていた『静岡学園高等学校』を8か月で中退し、ブラジルのプロチーム『CAジュベントス』へ単身留学しているのです。実は『宝石の星』を持つ人は、自らのポテンシャルを高めることが得意という傾向があります。周囲の常識や評価にとらわれず、自らが必要だと判断したステップを真っ直ぐに貫ける人物が多いのです。恐らく単身でのブラジル留学も「自らを成長させるために必要なファクター」と信じていたのでしょう。※写真はイメージ三浦選手はブラジルで経験を積んだ後に帰国。1993年に開催されたJリーグではチームの主将に抜擢されるほどの選手へと成長を遂げます。しかし、運勢を見てみると当時は『自らがコントロールできないほどのパワーが入り込む』とされている時期でした。実際の記録を見てみると、三浦選手はチームの年間優勝に貢献し、年間最優秀選手に輝くなどの功績を残しています。一方で、同年には『FIFAワールドカップアメリカ1994』への出場を、あと一歩のところで逃す、『ドーハの悲劇』を経験。個人成績では4得点をあげて得点王になるなど、高いパフォーマンスを発揮しながらも、チャンスをつかみ切れず、歯がゆい思いをしたのではないでしょうか。選手としてのポテンシャルの高さを最高の舞台で発揮できず、パワーを持て余す時期だったのだと思われます。『ニヨンの屈辱』を経験したものの…また、『FIFAワールドカップフランス1998』では、日本代表初のW杯出場に貢献するも、本線のメンバーからは外されてしまう『ニヨンの屈辱』を経験しました。しかし筆者は、この時期の三浦選手にとって、ワールドカップのメンバー漏れはプラスに働いたのではないかと思います。なぜなら、三浦選手にとってこの年は精神的な学びを得るのに絶好のタイミング。志半ばにしての帰国は、彼に内向的、哲学的な気付きをつかむ時間を与えたはずです。この経験がなければ、長きに渡るサッカー人生を送るだけの精神力は培われなかったのではないでしょうか。実際に翌年以降、三浦選手はクロアチアやオーストラリアなど、活躍の舞台を海外に広げることを選んでいます。辛酸をなめながらも第一線で活躍し続けられたのは、目標を信じて進み続ける『宝石の星』の精神をより高い次元まで昇華できたからだと思うのです。※写真はイメージ最後に今後の運勢について占ってみましょう。診断によれば、三浦選手にとって2023年はかなりエネルギー消費する年になりそう。具体的に予想するとしたら、サッカー以外の分野に対するチャレンジ精神の芽生えでしょうか。2023年度以降に三浦選手の中で新しい考え方が生まれ、2024年から芽を出し始めるように思えます。しかも金運にまつわる吉兆が見えているので、お金にまつわるビッグビジネスと関わりを持ってくるのかもしれません。2023年には56歳を迎える三浦選手。その目は今なお、海外での活躍に向けられています。長きに渡り『キングカズ』と呼ばれ親しまれている姿は、輝きを失わない『宝石の星』を象徴しているといえるでしょう。例え『オリベイレンセ』への移籍を選んだとしても、その輝きは日本に届くほどの強さを備えていると筆者は確信しています![文/キジカク・構成/grape編集部]
2022年12月27日エミー賞史上最多受賞シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ作品『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』の4K UHD、ブルーレイ、DVDが3月15日(水)に発売される。本作は、大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台に、骨肉の王位継承争いを描くスペクタクル超大作。ウェスタロス大陸を300年にわたりドラゴンの力で統治した〈ターガリエン家〉が、王位の象徴“鉄の玉座”を巡り、熾烈な後継者争いを繰り広げる。王の弟デイモン役に、『ドクター・フー』の11代目ドクター役として知られるマット・スミス、王の後妻のアリセント(成年期)役に、『レディ・プレイヤー1』のオリビア・クック、デイモンの娼婦ミサリア役に日系イギリス人のソノヤ・ミズノも出演するなど、実力派のキャストたちが集結した。その人気から第1話放送の4日後にはすでにシーズン2の製作が決定しており、今後の展開も目が離せない。1話あたり約21億円の製作費で作られたという本作は、かつて“ゲースロ”ファンを魅了した圧倒的なスケール感と映像美がさらにパワーアップ。原作の『炎と血』を執筆したジョージ・R・R・マーティンや、『ゲーム・オブ・スローンズ』で特に人気のエピソード『落とし子の戦い』を監督したミゲル・サポチニクらが製作総指揮として参加し、シリーズを愛し、ファンの信頼も厚いスタッフらが、壮大な世界観を作り上げている。タイトルにもなっている〈ドラゴン〉は、シーズン1の中で9頭も登場。特に、中世ヨーロッパの天空を舞う美しい飛翔シーンはファンタジーファン必見だ。さらにHBOならではの過激で刺激的な映像も満載。疑念と憎悪に満ちた血縁バトルは、全員一歩もひかず、時には残虐な展開を見せる泥試合となっていく。このほど発売となる4K UHD/ブルーレイ/DVDの特典映像には、新シリーズの世界観をより楽しむことのできる、原作者ジョージ・R・R・マーティンの解説やメイキング&インタビュー、初公開となる「再び七王国の世界を創る」などを収録。さらに4K UHDの初回限定版には、高級感溢れるスチールブックケースを採用。そのジャケットには、ターガリエン家の紋章である“三頸のドラゴン”のイラストが描かれており、ファンにはたまらない内容となっている。また併せて、現在デジタル販売中の第2話までのストーリー内容を落とし込んだキャラクター相関図も公開されている。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』()3月15日(水) 4K ULTRA HD 、ブルーレイ、DVD コンプリート・ボックス発売開始DVD(全5巻)レンタル開始ダウンロード販売中■【初回限定生産】『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス スチールブック仕様(4枚組)17,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス(4枚組)15,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』ブルーレイコンプリート・ボックス(4枚組)13,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』DVDコンプリート・ボックス(5枚組)11,000円(税込み)■DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像収録内容】ウェスタロスへようこそ/新たな治世/ウェスタロスへの帰還|メイキング映像&インタビュー/“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説/王国の最盛期/2つの名家/赤の王城(レッド・キープ)を巡って/再び七王国の世界を創る/キャラクター紹介発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント※レーティング R-15:本作には、一部に15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。House of the Dragon © 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. © 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2022年12月21日「ゲーム・オブ・スローンズ」のおよそ200年前を舞台に、ターガリエン家の骨肉の王座継承争いを描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が2023年3月15日(水)より4K UHD、ブルーレイ、DVDの各コンプリート・ボックスのリリースが決定。さらに現在デジタル販売中の本作から第2話までのキャスト相関図が到着した。ウェスタロス大陸を300年にわたりドラゴンの力で統治したターガリエン家が、王位の象徴“鉄の玉座”を巡り、熾烈な後継者争いを繰り広げるスペクタクル超大作。ティザー予告の総再生数は1億回以上、Pilot episodeは全米&ヨーロッパでHBO史上最多視聴者数を記録。その人気により、すぐさまシーズン2の製作が決定するほど熱狂的にスタートした。製作費約280億円!ドラゴンが天空を舞う!1話あたり約21億円の製作費で作られたという本作は、かつて「ゲーム・オブ・スローンズ」(GOT)ファンを魅了した圧倒的なスケール感と映像美がさらにパワーアップ。原作の「炎と血」を執筆したジョージ・R・R・マーティンや、「GOT」で特に人気のエピソード「落とし子の戦い」を監督したミゲル・サポチニクらが製作総指揮として参加し、シリーズを愛し、ファンの信頼も厚いスタッフらが壮大な世界観を作り上げる。タイトルにもなっている〈ドラゴン〉は、シーズン1の中で9頭も登場し、中世ヨーロッパの天空を舞う美しい飛翔シーンは話題に。さらに大迫力の戦闘シーンは臨場感たっぷりで、疑念と愛憎に満ちた血縁バトルは、全員一歩もひかず、ときには残虐な展開を見せる泥試合と化していく。また、GOTより遥か昔の前日譚が描かれることから、GOTを未視聴でも楽しめるストーリーとなっている。善と悪の境界が曖昧になっていくキャラクターを実力派俳優らが熱演王の弟デイモン役に、「ドクター・フー」の11代目ドクターや『モービウス』のマイロ役などで人気のマット・スミスや、王の後妻のアリセント(成年期)役に、『レディ・プレイヤー1』のオリビア・クック、ミサリア役に日系イギリス人のソノヤ・ミズノも出演するなど、実力派のキャストたちが熱演。日本語吹き替え版には、早見沙織、津田健次郎ほか人気声優陣が集結した。第2話まで相関図4K UHD/ブルーレイ/DVDの特典映像は、新シリーズの世界観をより楽しむことのできる、原作者ジョージ・R・R・マーティンの解説やメイキング&インタビュー、初公開となる「再び七王国の世界を創る」などと充実した内容。さらに4K UHDの初回限定版には、高級感溢れるスチールブックケースを採用。そのジャケットには、ターガリエン家の紋章である“三頸のドラゴン”のイラストが描かれたものとなっている。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>」は2023年3月15日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2022年12月17日浦井健治らが出演するミュージカル『キングアーサー』が12月13日(火)、稽古の様子を公開した。その模様はインスタライブを通じ一般公開されたが、ぴあでは独自撮影した写真含め、現地取材レポートをお届けする。『キングアーサー』はイギリス・ケルトに伝わるアーサー王の伝説をもとに、2015年にパリで初演されたフレンチミュージカル。キャストは主人公アーサーに浦井、アーサーの敵メレアガンに伊礼彼方/加藤和樹(Wキャスト)、魔術師マーリンに石川禅、アーサーの異父姉モルガンに安蘭けい他豪華メンバーが集結し、演出は同作の韓国版を手掛けたオ・ルピナが務める。まず最初はメレアガン役の伊礼が登場。配信カメラに向かって陽気にアピールした直後、自分が手にするはずだったエクスカリバーをアーサーが抜いた絶望と怒りを激しく歌に乗せ『奪われた光』を披露。メタルロックのようなハイトーンボイスと、ケルト風の笛の音が融合する音楽も面白い。続いて王の座につき戸惑うアーサーと、進む道を諭すマーリンのナンバー『私は誰なのか』。浦井のまっすぐな歌声と石川の低音が絡む雄大な楽曲だ。工藤広夢と長澤風海が演じる鹿と狼のしなやかなダンスも印象的。演出家によるノート(演出)を挟み、安蘭扮するモルガンがある企みをアーサーに仕掛けるシーンで歌われる『報いを受けなさい』では、激しくも絡みつくような妖艶なダンスをアンサンブルたちが迫力いっぱいに見せ、続いての『約束』ではアーサーと婚約者グィネヴィア(宮澤佐江)、騎士ランスロット(平間壮一)が揺れる心を必死に抑える三角関係が描かれる。アーサーが王としての誓いを歌う『アーサーの誓い』ではランスロットの太田基裕、ガウェインの小林亮太、ケイ役の東山光明ら騎士たちが一堂に会し、稽古着ですでに凛々しいその姿に目を奪われる。続いての『愛じゃないみたいに』ではグィネヴィア(小南満佑子)とランスロット(太田)が切ないラブソングを聞かせ、ラストはアーサーへの復讐で手を結んだモルガンとメレアガンのナンバー『誓いなさい』。浦井と伊礼の「和樹ィ!」という歓声を受けながら加藤が登場、「俺とキャラが違いすぎるぞ!」(伊礼)、「そりゃそうだろ」(加藤)、「役は同じなのに(笑)」(安蘭)と軽口を叩きながらも、加藤と安蘭が打ち込み音も印象的な耳に残るナンバーを、フレンチミュージカルらしいテンポ感で魅せ、聴かせた。全7曲、たっぷり40分以上かけて作中の楽曲を披露したこの日のイベント。最後は配信カメラに全員で収まり、手を振って賑やかに終了。音楽のカッコよさ、ダンスの迫力、そしてキャストの魅力が存分に伝わり、公演への期待は高まるばかりだ。公演は2023年1月12日(木)より東京・新国立劇場 中劇場にて。その後群馬、兵庫、愛知公演もあり。取材・文:平野祥恵
2022年12月15日木村拓哉と綾瀬はるかの共演で、織田信長と正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く超大作『レジェンド&バタフライ』。この度、木村さん、綾瀬さんをはじめ、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀のキャラクターポスターが解禁となった。11月6日には本作への出演をきっかけに木村さん、伊藤さんが役に扮して登場した“ぎふ信長まつり”が大盛況を収めた本作。今回解禁となったのは、織田信長、濃姫、明智光秀、森蘭丸、豊臣秀吉、徳川家康、斎藤道三、福富平太郎貞家、各務野という戦国を生きる9名のキャラクターのそれぞれの信念と想いが込められたビジュアルポスター。気迫と個性溢れる表情を見せるそれぞれのキャラクターたちと共に、戦国の世を生きる者たちの願いや覚悟、狂気や野望など、想いを表す言葉が添えられている。木村さん演じる織田信長は、強い眼差しで馬を走らせる姿と共に添えられる言葉は、「まだ見ぬ世界へ」。誰も成し遂げたことのない「天下統一」を掲げ、誰も見たことがない世界へ突き進んでいくさまが強烈なインパクトを残す。凛とした表情で弓矢を持つのは信長の妻・濃姫(綾瀬はるか)。その横には、「蝶のごとく自由に生きたい」という彼女が胸に秘めた願いが込められている。濃姫の侍従・福富平太郎貞家(伊藤英明)は堂々とした表情で前だけを見据えるもので、強い信念を感じる姿とともに添えられるのは「全てを尽くす」。さらに、濃姫の筆頭侍女・各務野(中谷美紀)は美しい着物を身にまとい「願うのは、姫の幸せ」。濃姫に仕える2人がいかに姫のためだけを想い、全身全霊をかけ支え続けたのか、伝わるものとなった。さらに明智光秀(宮沢氷魚)、森蘭丸(市川染五郎)、豊臣秀吉(音尾琢真)、徳川家康(斎藤工)、斎藤道三(北大路欣也)ら、信長や濃姫と共に、戦国という同じ時代に戦い、愛し合い、生きていった者たち。信長と濃姫を中心に、彼らの生き様を描いた壮大な物語への期待が高まる。そして、本作最速上映となるジャパンプレミアの開催が2023年1月12日(木)に決定した。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年12月15日現在イギリスで製作中の「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2の監督陣が発表された。併せて、シーズン2撮影現場の監督たちの画像も初公開となった。この度新たに発表されたのは、シャーロット・ブランドストロム、サナー・ハムリ、ルイーズ・フーパーの監督3名。シャーロット・ブランドストロム監督シャーロット・ブランドストロムは、著名な映画団体アメリカン・フィルム・インスティチュートの監督コースを卒業後、数々の賞を受賞。「アウトサイダー」、「ジュピターズ・レガシー」、「ウィッチャー」、「Away -遠く離れて-」、「アウトランダー」、「カウンターパート/暗躍する分身」、そしてフィリップ・K・ディックの小説を映像化した「高い城の男」といった数々のドラマを監督し、直近ではスウェーデンのドラマ「The Unlikely Murder(原題)」を監督。これまで30以上の映画やドラマを監督してきた。「Julie, Chevalier de Maupin(原題)」で国際エミー賞にもノミネートされており、今後も「Shōgun(原題)」、Prime Video配信予定の「The Consultant(原題、クリストファー・ウォルツ出演)」そして「The Continental(原題、メル・ギブソン出演)」と期待作が目白押しの監督だ。サナー・ハムリ監督サナー・ハムリは、モロッコのタンジェ出身で、映画、テレビ、ミュージック・ビデオ、CMの監督として知られている。これまでに人気ドラマ「Empire 成功の代償」で製作総指揮/監督を務めたほか、「シェイムレス 俺たちに恥はない」、「レクティファイ 再生」、「ナッシュビル」、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」、「glee/グリー」、「デスパレートな妻たち」の監督も務め、直近では Prime Video独占配信の人気シリーズ「ホイール・オブ・タイム」のシーズン2で製作総指揮と監督を務めている。ハムリはミュージック・ビデオの監督としても評価されており、これまでにプリンス、コモン、レニー・クラビッツ、リアーナ、ジャスティン・ビーバー、スヌープ・ドッグ、ジェイ・Z、メアリー・J.ブライジ、といったそうそうたるアーティストたちの作品を手掛けている。インディア・アリーのミュージック・ビデオではNAACP Image Awardを受賞、ニッキー・ミナージュの作品ではMTV Video Music Awardsを受賞し、マライア・キャリーの5大アリーナ・コンサートのドキュメンタリー映画『The Adventures of Mimi』も監督。ほかにも『サムシング・ニュー』、『旅するジーンズと19歳の旅立ち』、『恋のスラムダンク』といった映画も監督している。ルイーズ・フーパー監督ルイーズ・フーパーは、イメルダ・スタントン、スティーブン・レア主演の4部作スリラー「Flesh and Blood(原題)」、モリー・ウィンザー主演の4部作ドラマ「Cheat(原題)」で知られる、英国の著名なドラマ監督。ほかにもニール・ゲイマン原作のドラマ化「サンドマン」シーズン1の最終話や、「ウィッチャー」、「9から始まる奇妙な物語」、「Treason」などのドラマを監督。フーパーのキャリアの始まりは英国BBCでのドキュメンタリー作品で、デヴィッド・リンチ、ヘルムート・ニュートン、アーサー・ミラー、デヴィッド・アッテンボロー、ビヨークといったクリエイターたちと仕事をして多くを学び、2014年の『Our Gay Wedding: The Musical(原題)』では英国アカデミー賞監督賞にノミネートされた。3人で、それぞれ複数エピソードの指揮を執る予定だ。ブランドストロムはシーズン1でも非常に評価の高かった第6話「奈落」と第7話「目」を監督しており、シーズン2では4エピソードを監督し、共同製作総指揮も兼務する。ハムリとフーパーはシーズン2でそれぞれ2話ずつ監督する予定で、ブランドストロムとハムリはAmazon Studiosと包括契約も結んでいる。「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン1はPrime Videoにて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月15日誰もが知る伝説のアーサー王を描くミュージカル『キングアーサー』が2023年に上演される。アーサー役の浦井健治が取材会で作品について話した。ミュージカル『キングアーサー』 チケット情報本作はイギリス・ケルトに伝わる伝説を『1789 -バスティーユの恋人たち-』で知られるフランスの作曲家、ドーヴ・アチアがフレンチロックをベースに手掛け、2015年にパリで初演。「楽曲がすごくキラキラしていて歌いごたえのある曲ばかりです。『エリザベート』のルドルフが歌うナンバー以上に高音が多く、大変だと思いますが、やりきって味方につければ、すごくカッコよくて今までにない新鮮な作品になると思います」と意気込む。王の血筋を引くことを知らずに育ったアーサー。「我々も共感できるような普通の青年が、聖剣エクスカリバーを引き抜くという運命を背負ってしまった。実はそれは十字架で、王として君臨するのですが、裏では人間の憎悪や狂気が渦巻くんです」と解説する。アーサーとの共通点については、「平凡な青年がエクスカリバーを引き抜いたがゆえに王になる。ミュージカルはほとんど見たことのなかった僕が、小池修一郎さんに引き抜かれ(笑)、『エリザベート』に出演させていただいた。えらそうに聞こえたら困るのですが(笑)、すごくリンクしているかなと思います」と少し恥ずかしそうに言う。浦井は『ヘンリー五世』『王家の紋章』など王を演じることが多い。「井上芳雄さんを筆頭に、かつてミュージカル界のプリンスと呼ばれていた人がキング(の役をやるよう)になった(笑)」と茶目っ気たっぷりに言いつつも、「光栄ですが責任がある。後輩たちにしっかりと背中を見せていきたい」と気を引き締める。また、「王冠をつけるとそれに翻弄され、無意味だなと思うぐらい、追い込まれるのが王。人生は一筋縄ではいかないという教訓ではないけれど、人間の運命とは何なのだろうと。そこをアーサーで体現していけたらと思います」と語る。演出は本作の韓国版も手掛ける韓国人のオ・ルピナ。「殺陣やアクロバット、ダンスもありのショーアップされた作品ですが、オ・ルピナさんは人間の機微を描き、お芝居をしっかりと紡がれると思います。双方から楽しめるような作品に仕上げていきたい。新しい年に明るく元気になっていただけるように頑張ります!」。公演は1月12日(木)から2月5日(日)の東京・新国立劇場 中劇場を皮切りに、群馬、兵庫、愛知を巡演。兵庫公演は2月24日(金)から26日(日)まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて。チケットは12月17日(土)一般発売。取材・文:米満ゆう子
2022年12月15日2023年1月12日(木) より新国立劇場 中劇場で開幕するミュージカル『キングアーサー』の稽古場レポートが到着。本作の楽曲計7曲が披露された。『キングアーサー』は、ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』、宝塚歌劇花組公演『CASANOVA』など、数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチア氏が音楽・脚本・作詞を手がけるフレンチミュージカルの日本版。天から下される運命に立ち向かう主人公・アーサー役を浦井健治、最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアガン役を伊礼彼方と加藤和樹がWキャストで演じる。8月に行われたプレイベント(製作発表)以来の公の場での歌唱披露となったが、大迫力のダンスやステージングも加わりさらに進化したステージを魅せた。セットチェンジの合間には、キャスト同士で声を掛け合ったり、演出のオ・ルピナがキャスト陣へ段取りや演出上の確認を行う“ノート”の様子が見られ、和気あいあいとしつつもシーンの方向性を共有しながら進行していく結束力の強さが感じられた。<披露楽曲>1. M6:奪われた光(メレアガン:伊礼彼方、アンサンブル)メレアガン:伊礼彼方2. M7:私は誰なのか(アーサー:浦井健治、マーリン:石川禅、アンサンブル)アーサー:浦井健治マーリン:石川禅3. M15:報いを受けなさい(アーサー:浦井健治、グィネヴィア:小南満佑子、モルガン:安蘭けい、アンサンブル)モルガン:安蘭けい4. M19:約束(アーサー:浦井健治、グィネヴィア:宮澤佐江、ランスロット:平間壮一、ガウェイン:小林亮太、アンサンブル)左から)グィネヴィア:宮澤佐江、アーサー:浦井健治左から)グィネヴィア:宮澤佐江、ランスロット:平間壮一、アーサー:浦井健治、ガウェイン:小林亮太5. M26:アーサーの誓い(アーサー:浦井健治、ランスロット:太田基裕、ガウェイン:小林亮太、ケイ:東山光明、マーリン:石川禅、アンサンブル)左から)ケイ:東山光明、マーリン:石川禅、アーサー:浦井健治左から)ランスロット:太田基裕、ケイ:東山光明、アーサー:浦井健治、ガウェイン:小林亮太6. M27:愛じゃないみたいに(ランスロット:太田基裕、グィネヴィア:小南満佑子)ランスロット:太田基裕グィネヴィア:小南満佑子7. M28:誓いなさい(メレアガン:加藤和樹、モルガン:安蘭けい、アンサンブル)左から)モルガン:安蘭けい、メレアガン:加藤和樹メレアガン:加藤和樹稽古場披露を終えてのキャストコメント■浦井健治(アーサー役)作品のテーマである、選択。今の世の中、選択することを余儀なくされることも多く、自分自身、日常的に責任をもって行動することと、良いこと悪いことを間違えないように選択することの大切さを今まで以上に感じている日々です。それでも抗いたい。。というアーサーたちの、運命や選択を超えた想いなどが、時代への願いに変換されて込められているような今作。過去、シェイクスピア歴史劇シリーズに携わっていた時と同じ流れを感じています。王とは、血筋とは。そして、いつの時代にも通ずる人間の業というものに立ち向かう、純粋なアーサーを演じていきたいと思います!■伊礼彼方(メレアガン役 Wキャスト/五十音順)初のフレンチロック。想像以上に1曲1曲の個性が強く、独特で、どの曲もシングルカット出来るくらい遜色のないクオリティー。数人の作曲家が関わっているのにもかかわらず、良くこれを一本の芝居にまとめたなぁと感心しました。メレアガンはほとんど台詞がないので音楽の力と殺陣を使って心情を伝えられるように心掛けてます。どこまで伝えられるのかまだ手探りですが、限られた時間の中、色々チャレンジし、役を掘り下げて初日を迎えられるように精進します。ファンの方やお客さまと年明け早々に会えるのが嬉しいです。今から待ち遠しい!!!メインキャスト以外のカンパニーのみんなも一人一人の技量が高く、観ていて毎回惚れ惚れする。彼らが作り出す世界観と僕らの芝居が合わさった時、初めて日本版キングアーサーが生まれます。存分に楽しんでください。お見逃しなく!!■加藤和樹(メレアガン役 Wキャスト/五十音順)日を重ねるごとに形になっていく様子を目の当たりにして、ワクワクしています。ルピナさんの演出は我々をしっかり正しき方向へ導いてくれます。一つ一つのシーン、それぞれの役の感情が芝居、歌を通してビンビンに伝わってきます。ここから更に良い方向へ進んでいくと思います。ご期待ください。■太田基裕(ランスロット役 Wキャスト/五十音順)ランスロット役の太田基裕です。まだまだこれから稽古を積む段階ですので、見えていない部分ばかりですが、お客様に楽しんでいただける様に稽古していきたいと思っています。来年の幕開けに相応しい豪華なエンターテイメント作品になるかと思いますので、ぜひ楽しみにいていただけると幸いです。元気な姿で劇場でお会いしましょう!■平間壮一(ランスロット役 Wキャスト/五十音順)これからの残りの稽古も一生懸命向き合って初日まで頑張っていこうと思っています。キングアーサーを好きな人が沢山いる事もわかって、それぞれの好きポイントも全然違ったりしていて、アーサー伝説の用に色々な捉え方がある作品だからこそ自分の軸もしっかりおきつつ幅広い世代の方に楽しんでいただけるようにがんばっていきます!劇場でお待ちしております。■小南満佑子(グィネヴィア役 Wキャスト/五十音順)グィネヴィア役の小南満佑子です。フランス、韓国で上演され、多くの方に愛されている作品に、グィネヴィアとして出演させて頂けること、そして韓国公演の演出をなさったルピナさんの熱いご指導のもと、連日充実したお稽古に大変喜びを感じながら奮闘しております。人生は選択の連続だと言われますが、そんな重大な選択を迫られた時に、人はどういった感情を持ち、行動するのか。グィネヴィアの選ぶ道を丁寧に描いていけるよう、全身全霊で挑んで参ります。2023年の幕開けに相応しい豪華な今作を是非ご期待下さい!■宮澤佐江(グィネヴィア役 Wキャスト/五十音順)グィネヴィア役を演じます、宮澤佐江です。数年前、この作品の出演のお話を頂いて以来頭の片隅にキングアーサーが常に存在していました。自分の人生のこのタイミングでこの作品に出演できる事、そしてそれを自らが選択した事、絶対に何か意味があると思っています。私にとってこの作品への出演は大きなチャレンジです。日々のお稽古の中でまだまだ自分への課題は山積みですが、必ず自信を持って舞台上でグィネヴィアとして生きます。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと心を一つに日本ならではの『ミュージカルキングアーサー』を創りあげたいと思います。楽しみにしていてください。■小林亮太(ガウェイン役)台本に書かれた言葉が、稽古で少しずつ具現化されてきました。想像していた以上に、壮大で、華やかで。しかし、アーサーがいたであろう時代を生きようとするのはなかなか難しいです。その中でも、健治さんの生きるアーサーは生命力に溢れていて、とても力強く……日々、掬い上げてもらっています。王の成長を見守る者として、ガウェインの在り方を、残りの稽古期間、模索していきたいと思います。■東山光明(ケイ役)1幕を通し、今は2幕のお稽古真っ只中ですが戦闘シーンなどド派手なナンバーから心に響くナンバーまでエンタメ要素が豊富な作品だと強く思います。登場人物の中ではある意味浮いたキャラのケイですが、これからも真剣に彼の生き様を突き詰めていきたいです。カンパニーウェアも届き、これを着て更に一丸となって初日目指して頑張ります!2023年の新年幕開けとなる『キングアーサー』を大成功させていきますので応援よろしくお願いします!!■石川禅(マーリン役)「ああ、ほら、エクスカリバーを岩から引き抜いた人でしょ?」「あ、円卓の騎士を作った人?」「あれ?、エクスカリバーってRPGの主人公が持てる武器によく出てくるヤツ?」(笑)アーサー王のことを聞かれると、おしまいに「?」マークが付くほど、知らないことばかりでした。未だに実在したかどうか議論される人物なのに、海外ではアーサー王に纏わる映画が40作品以上制作されているそうです。何故そんなに支持されるのか?僕はこの作品に取り組んでその理由が段々わかってきたところです。一緒にアーサーの背負った「運命」を追体験してみませんか?劇場でお待ち申し上げております。■安蘭けい(モルガン役)演出のオ・ルピナさんに明確なビジョンが見えているので、信頼して安心して、いい稽古ができていると思います。モルガン役に関しては、求められるキャラクターのイメージをいかに自分に落とし込んで演じるかが課題になってくると思います。お客様に楽しんで頂ける作品になるようにカンパニーみんなで頑張ります!撮影:田中亜紀<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』ミュージカル『キングアーサー』本ビジュアル<東京公演>期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)会場:新国立劇場 中劇場<群馬公演>期間:2023年2月11日(土・祝)~12日(日)会場:高崎芸術劇場 大劇場<兵庫公演>期間:2023年2月24日(金)~26日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール<愛知公演>期間:2023年3月4日(土)~5日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール【キャスト】アーサー:浦井健治メレアガン:伊礼彼方 / 加藤和樹(Wキャスト / 五十音順)ランスロット:太田基裕 / 平間壮一(Wキャスト / 五十音順)グィネヴィア:小南満佑子 / 宮澤佐江(Wキャスト / 五十音順)ガウェイン:小林亮太ケイ:東山光明マーリン:石川禅モルガン:安蘭けい碓井菜央 / 加賀谷真聡 / 工藤広夢 / 当銀大輔 / 長澤風海 / 加藤翔多郎 / 長澤仙明 / 半山ゆきの / 新井智貴 / 大井新生 / 大場陽介 / 岡田治己 / 加藤さや香 / 鹿糠友和 / 鈴木百花 / 高島洋樹 / 高橋伊久磨 / 高橋慈生 / 田口恵那 / 東間一貴 / 内木克洋 / 長嶋拓也 / 永松樹 / 西尾真由子 / 花岡麻里名 / 藤本真凜 / MAOTO / 松平和希(五十音順)【スタッフ】日本版台本・演出:オ・ルピナ翻訳・訳詞:高橋亜子音楽監督:竹内聡振付:KAORIalive美術:二村周作照明:高見和義音響:山本浩一映像:上田大樹衣裳:前田文子ヘアメイク:宮内宏明擬闘:栗原直樹エレクトロニックミュージックデザイン:ヒロ・イイダ歌唱指導:やまぐちあきこ演出助手:河合範子舞台監督:徳永泰子稽古ピアノ:中條純子演出家通訳 / 台本下訳:キム・テイチケット情報はこちら:関連リンク公式HP:公式Twitter:公式Instagram:
2022年12月14日ビルディバイドTCGに『ソードアート・オンライン』参戦決定! タイアップブースターは2023年4月28日発売!新規描き下ろしイラストやキャストによるサイン箔カードが登場!「ビルディバイド トレーディングカードゲーム」のゲーム概要と特徴・相棒となる「エース」ユニットを召喚することで自軍の領域「テリトリー」を開放し、自軍を劇的に強化する予測不能なゲーム展開。・現役プレイヤーだけでなく一度TCGを離れてしまったプレイヤーや、アニメから興味を持った新規プレイヤーも手に取りやすい商品構成。・『アニメーション製作会社が作るTCG』ならではの、著名アーティストによる美麗カードアートが登場。・公式大型大会「ディバイドバトル」やカジュアルイベント「ファンミーティング」など、コア向け・ライト向けに幅広くイベントを実施中。新規タイアップ情報『ソードアート・オンライン』が「ビルディバイド トレーディングカードゲーム」に参戦決定!・商品名:タイアップブースター「ソードアート・オンライン」・発売日:2023年4月28日(金)・希望小売価格:1パック330円(税込)/7枚入(カードサイズ63×88)・種数:全72種+パラレル72種(ノーマル32種レア24種スーパーレア10種ウルトラレア6種 パラレルレア60種ディバイドレア4種シークレット4種 プレミアテリトリー4種)【商品情報①】★新規描きおろしキャラは最新作に合わせ制作!!《黒の剣士》キリト、《閃光》のアスナをはじめ、プログレッシブシリーズから「ミト」と「アルゴ」、アリシゼーションシリーズから「アリス」と「ユージオ」の”ビルディバイドTCG専用新規描き下ろしイラスト”を収録!【商品情報②】★最新作まで完全網羅!「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」までの内容を余すことなく収録!★出演声優陣のサイン箔カードも封入!!ディバイドレア&シークレットとして箔押し加工カード8種類を収録!描き下ろしイラストと箔押しサインが組み合わさったカードはファン垂涎のアイテムとなります![収録サイン]キリト役…松岡禎丞様アスナ役…戸松遥様ミト役…水瀬いのり様アルゴ役…井澤詩織様アリス役…茅野愛衣様ユージオ役…島崎信長様★新効果「スイッチ」が登場!攻守を「スイッチ」することで隙なくバトルを進めよう!世界観を踏襲した新ギミック搭載!条件を満たすことでフィールドのユニットと手札のユニットがスイッチ(入れ替わり)!《商品発売スケジュール》★発売中・スターティングデッキ第1弾「漆黒に嗤う魔女」第2弾「紅蓮に猛る獣王」・スターティングデッキ第3弾「龍気を纏う才女」第4弾「激情を司る神妃」・スターティングデッキ第5弾「危険遊戯の冒険者」第6弾「戦国乱世の姫武者」・ブースターパック第1弾「果てなき戦乱の序曲」・ブースターパック第2弾「開かれた戦端、交差する宿命」・ブースターパック第3弾『あざ笑うは至高の賢者、幻惑するは狂気の公女』・タイアップブースター「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズ・ブースターパック第4弾「忌むべき闇の目覚め、古き伝承の旅立ち」・タイアップスターティングデッキ「鬼滅の刃」・ブースターパック第5弾「蒼き鳥は飛翔し、黒き豹は咆哮す」・タイアップブースター「鬼滅の刃」・タイアップブースター「劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」」・ブースターパック第7弾「新たなる邂逅」★2023年1月20日発売・タイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」★2023年2月10日発売・ブースターパック第8弾「終わりなき砲火」★2023年4月28日発売・タイアップブースター「ソードアート・オンライン」次の発売商品は…タイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」が2023年1月20日発売!!第3回ファンミーティング 開催情報!【開催情報】・開催日:2023年1月29日(日)・会場:ベルサール秋葉原 1階・地下1階・入場:無料★事前エントリー受付中: 【コーナー紹介】◎カードバトル:自慢のデッキで1日中遊びつくそう!◎ステージ:アニメキャストが再びファンミーティングに集結!出演:上村祐翔、渡部紗弓、古賀葵、芹澤優、田丸篤志◎イラストレーターサイン会参加イラストレーター:藤真拓哉、せのび、安達洋介◎「ビルディバイド -ブライト-」体験会コーナービルディバイド -ブライト-『リコリス・リコイル』の体験会を実施!《参加特典》スターティングデッキ『リコリス・リコイル』本商品のお取り扱いに関するお問い合わせ先 anx.tcg-info@sonymusic.co.jp <「ビルディバイド」 TCG×TVアニメ ポータルサイト> <TVアニメ公式サイト>anime.build-divide.com<「ビルディバイド」公式Twitter>@build_divide( <コピーライト>●ビルディバイドTCG:©Aniplex Inc. All rights reserved.●ソードアート・オンライン:©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project●鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST:©荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月04日●KOCとM-1の2冠目指すも「そこまで意識するのはやめようと」昨年の『キングオブコント』で準優勝し、人気芸人の仲間入りを果たしたお笑いコンビ・男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)。優勝を狙った今年の『キングオブコント』は準々決勝敗退と悔しい結果に。切り替えて臨んでいる『M-1グランプリ』では初の決勝進出を決め、漫才でも注目を集めている。2人にインタビューし、大きく変わったという賞レースへの思いや今後の目標を聞いた。――今年の『キングオブコント』を戦い終えた直後、「来年に向けて頑張ろう」と気持ちを切り替えたとおっしゃっていましたね。平井:そうせざるを得なかったというか、早く『M-1』に専念できるようになったので逆に良かったと思うようにしました。――ここがよくなかったなと分析などされたのでしょうか。平井:正面を切ってぶつかったから、ただただ足りなかったんだなと。お眼鏡にかなわなかったんだなと思いました。浦井:縁がなかったんだなと。――『M-1』は、2020年は参加されませんでしたが、昨年からまた出場されるように。コントと漫才の準備のバランスはどのようにしていたのでしょうか。平井:今年に関しては、前半はほぼコント。漫才は、各月でゆにばーすとやっている新ネタライブで漫才をやっていて、そこだけでした。――やはり『キングオブコント』を優先に考えられているのですね。平井:はい。今はほぼほぼ漫才しかやってないですけど。――『M-1』を戦いきってから来年の『キングオブコント』に切り替えると。平井:そうですね。――『キングオブコント』により重きを置きつつ、両方優勝を目指していくことになるのでしょうか。平井:そうなんですけど、今年優勝するぞという感じで『キングオブコント』に臨んで準々で負けてしまったので、そこまで賞レースを意識するのはやめようと思っています。もちろん頑張りますけど、もっと先を見据えて。その過程でいいものが生まれて、賞レースで優勝していたねってなるのがいいのかなと思っています。浦井:頑張りますけど、そこだけ見るのではなくもっと全体を見ようと。やりたいことがその先にあるので、そのために一生懸命やっていくという考えになりました。――賞レース優勝がゴールではないわけですね。平井:はい。今年でちょっと目が覚めたというか、これだけ照準を合わせてやったのに無理だったので、好きなことやらせていただこうかなって。もちろん賞レースのために面白いネタを作るという意識はありますが、今年のように100%それだけに振るのはやめます。――では、もっと先に掲げている目標とは?平井:全国ツアーで地方で30回公演してもチケットが即完するコンビになるというのが目標です。そうなるための一つの手段として、賞レース優勝があると。――賞レースに対する意識の変化を教えていただきましたが、その上で、来年の『キングオブコント』はどのように戦いたいと、今の時点で考えていることを教えてください。平井:決勝でやりたいネタが1個あるので、それをやりたいなというくらいですね。来年はそんなに対策とかはしないかもしれません。今年気張ってやりすぎてしまったのでその反動で。気張りすぎてもしんどいだけなので、そこまで気張らず、楽しんでやるくらいの心持ちのほうがいいパフォーマンスにつながるのではないかなと。●「誰もやってないことを」オンリーワンのコンビを目指す――ちなみに、今年の『キングオブコント』の決勝はご覧になりましたか?平井:見ました。面白かったです。浦井:全組面白かったですが、ニッポンの社長さんのケツの顔で一番笑いました。――優勝したビスケットブラザーズさん含め、吉本のお仲間たちがたくさん出場されていましたね。平井:ビスブラめちゃくちゃ面白かったです。浦井:あのネタされたら嫌だなと思っていて、そのネタでちゃんと優勝されて。――吉本の芸人さんたちは、ライバルだけれども、お互いアドバイスし合ったりしていると聞き、素敵な関係だなと感じました。平井:優勝してよかったねとはならず、そこは悔しさが大きいですけど。同期のビスブラが優勝して、そもそもコロチキが優勝した時点で、僕らの期で初優勝というのはなくなったので。浦井:優勝されるのは嫌ですけど、アドバイスはお互いすごくするんです。シンプルにお笑いが好きで、このネタが面白くなってほしいと思うから、こうしたらもっとよくなるというのは言う。変ですよね(笑)平井:だからこそ、誰もやってないことを探そうとします。――以前から水族館や動物園など館・園系でライブがしたいとおっしゃっていましたが、ほかの人がやっていないことを、という思いからでしょうか。平井:そうですね。ほかの人がやっていないことなら、純粋に面白いことを追求できるので。浦井:(賞レースに)出ないで済むならもう出たくないです。――オンリーワンの存在になって、全国ツアーのチケットが即完するコンビになれれば、賞レース優勝という称号がなくてもいいわけですね。2人:そうですね。――オンリーワンの存在として目指すところは、館・園系でライブをするお笑いコンビでしょうか?平井:いろいろ模索していきますが、変わった場所で単独ライブをするというのはみんなやってないですし、自分も興味があるのでやっていきたいなと。館や園だけでなく、廃墟、街を使ったコントとか、いろんな場所でできると思うので、そういうのを突き詰めていきたいです。――その第1弾として、12月9日にオンラインコントライブ「トワイライト水族館」を開催されます。閉館後のサンシャイン水族館で様々な水槽をバックに撮影したコントに加え、生中継もあるそうですが、水族館でのコントはいかがでしたか?平井:めちゃくちゃうれしかったです。実際やってみると想定外のことがたくさんあって、それを知れたのもよかったです。生き物たちに光を当てたらダメとか、大声を出したらストレスになってしまうとか、勉強になりました。浦井:劇場ではないところでやる新鮮さがあり、決まったときはすごく楽しみになりました。後ろにでっかい水槽があって魚たちが泳いでいる前でコントをやるというのが変すぎて面白かったです。――平井さんは生き物好きですごく詳しいので、そういった知識を生かしたコントもやられたら、それも男性ブランコさんならではのネタになりそうです。平井:知識を入れ込んだアカデミックなコントも面白そうですね。――面白くて勉強にもなったら、学校とかに呼ばれそうです。浦井:校外学習みたいな。平井:Eテレ的な番組も好きなので、そういうのにも出られたらうれしいです。●漫才をやるようになって柔軟に! コントも「遊びができた」――漫才はお二人の人柄を好きになってもらえる余地があると考え、漫才もやっていこうと昨年決められたとおっしゃっていましたが、漫才を改めてやるようになってコンビとして成長できているなと感じていることがありましたらお聞かせください。平井:コントはガッツリ台本にしていますが、漫才は台本がなく、「ボケやるからツッコんで」という感じでアドリブ満載。その場のやりとりの中で生まれるボケのほうが強いボケになることがあって、コントではそういう作り方はしてなかったですが、コントもちょっとそういう感じを入れてみたり。これまでコントはガチガチでしたが遊びができた気がします。――最初に決めすぎず、遊び部分を残しておいて仕上げていくということでしょうか?平井:はい。そうやって作り上げていったほうがいい感じになる気がしています。――浦井さんはいかがですか?浦井:変化に対応できるようになりました。急に変なこと言われても落ち着いて、漫才のときは自分で返すし、コントのときはそのときのキャラクターで考えて返す。柔軟になった気がします。――平場のトークにも生きそうですね。浦井:臨機応変さは生きるだろうなとは思います。――コントも漫才も力を入れられるようになって、笑わせる武器が倍になったという感じでしょうか。平井:選べるようになるのはいいことですね。NGK(なんばグランド花月)に時々出演させてもらいますが、NGKは漫才のほうがウケ的にいいんですよ。NGKのお客さんは僕らのこと知らない方が多いので、そういうところではしっかり自己紹介も入れて、漫才をするほうがいいのかなと。NGKでコントでウケるようになりたいという思いもありますが。――最近、お二人の中で変わったことや変えたことがあれば教えてください。浦井:(平井は)最近夜な夜な飲みに行くように。平井:そうなんです。そいつどいつの(松本)竹馬とトニーフランクとめっちゃ家が近いのでよく飲みに行っています。――今年からですか?平井:今年からです。お酒そんなに強くないので飲み歩いたりしてなかったのに、こんな楽しいんだと気づいてしまい(笑)――平井さんから見て浦井さんが変わったなということはありますか?平井:ちょっと前からめちゃくちゃいろんなことをしてくれるようになりました。道を調べてくれたり、コント台本の締め切りを言ってくれたり。浦井:去年の『キングオブコント』以降忙しくなって、ネタに集中してもらうために雑念をとらないといけないなと思い、こまごましたところは引き受けようと思いました。平井:マジでむちゃくちゃ楽になりました。お任せしていいんだと。浦井:そうしたら……(笑)平井:飲み歩くように(笑)――そのためではなかったと(笑)。でもネタ作りにもプラスになっているわけですよね!?平井:はい! プラスになっていると思います。■男性ブランコ浦井のりひろ(1987年12月3日生まれ、京都府出身)、平井まさあき(1987年8月1日生まれ、兵庫県出身)によるお笑いコンビ。2011年結成。大学時代に演劇サークルで出会い、2010年、大学卒業後に2人そろってNSCに入学。『キングオブコント2021』で、ザ・マミィと同率で準優勝し、一気に注目を集める。
2022年12月03日Prime Videoにて独占配信中の「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」の続編となるシーズン2がイギリスで製作中だ。新キャストとして、ガブリエル・アクウダイク、ヤセン・“ゼイツ”・アトゥール、ベン・ダニエルズらの出演が発表された。シーズン1は全世界で1億人以上が視聴し、4億時間以上もストリーミング視聴されるという、空前の成功を収めた本作。Amazon StudiosのGlobal Televisionヘッドを務めるバーノン・サンダースは、「配信開始以来、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は視聴者の皆さんをJ.R.R.トールキンの壮大な中つ国の魔法と驚異の世界に誘い、魅了し続けています。現在までにシーズン1は、Prime Videoのオリジナル・ドラマシリーズとして全地域でトップとなり、全世界で1億人以上が視聴しています。普遍的でパワフルなストーリーテリングが世界的ヒットにつながったのです。私たちはこの素晴らしい俳優たちを『仲間』として迎え、シーズン2でさらに素晴らしい第二紀の物語を皆さんにお届け出来ることを楽しみにしています」とコメントしている。この度発表された新キャストは、ガブリエル・アクウダイク、ヤセン・“ゼイツ”・アトゥール、ベン・ダニエルズ、アメリア・ケンワーシー、ニア・トール、ニコラス・ウッドソン、そしてシーズン2から新たにオークの長アダル役を演じることになったサム・ヘイゼルダインの7名。ガブリエル・アクウダイクガブリエル・アクウダイクは、Prime Video で独占配信中のアクション・ドラマ「ハンナ ~殺人兵器になった少女~」に出演するイギリス系ナイジェリア人俳優。そのほか英BBCのドラマ「Ridley Road」、サム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』、ベネディクト・カンバーバッチ主演の実録ドラマ「ブレグジット EU 離脱」などにも出演している。ヤセン・“ゼイツ”・アトゥールヤセン・“ゼイツ”・アトゥールは、ダーク・ファンタジー・ドラマ「ウィッチャー」シーズン2のコーエン役やドラマ「新米刑事ヴァランダー」の主人公の親友レザ役で知られる。 短編映画『Good Intention』の監督や、ホラー・コメディ『When the Screaming Starts』(日本未公開)の製作総指揮&出演など、マルチに活躍している。ベン・ダニエルズベン・ダニエルズは、「ジュピターズ・レガシー」のウォルター・サンプソン役、「ザ・クラウン」のスノードン伯爵役、「エクソシスト」のマーカス・キーン神父役、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のアダム・ギャロウェイ役、「LAW & ORDER:UK」のジェームズ・スティール役など数々の人気ドラマでレギュラーを務め、映画では『囚われた国家』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』などの話題作に出演している。また数々の舞台にも出演し、「みんな我が子 -All My Sons-」ではローレンス・オリヴィエ賞の最優秀助演男優賞を受賞している。サム・ヘイゼルダインサム・ヘイゼルダインは、「ピーキー・ブラインダーズ」、「窓際のスパイ」といったドラマや、『スノーホワイト/氷の王国』、『メカニック:ワールドミッション』、そしてリドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』などに出演。最近のドラマ出演は「サンドマン」、「ザ・プレイリスト」で、現在製作中の「バンド・オブ・ブラザース」続編「Masters of the Air」ではオースティン・バトラーとカラム・ターナーの相手役を務めている。アメリア・ケンワーシーアメリア・ケンワーシーは、ロンドンの王立演劇学校在学中に「春のめざめ」、「真夏の世の夢」、「ヴェローナの二紳士」を含む多くの舞台と、映画にも出演。卒業後、本作でドラマデビューを飾る。ニア・トールニア・トールは、ロンドンとニューヨークで上演されたニール・ゲイマンの「The Ocean at the End of the Lane」で舞台デビュー。2021年に卒業したギルドホール音楽演劇学校在学中に「イェルマ」「欲望という名の電車」「王女メディア」の舞台で主演を務める。近作はダコタ・ジョンソン主演のドラマ映画『説得』。ニコラス・ウッドソンニコラス・ウッドソンは、王立演劇学校を卒業し、数多くの映画、ドラマ、舞台に出演しているイギリスのベテラン俳優。ドラマでは「法医学捜査班 silent witness」、「バティスト~アムステルダムに潜む闇~」、「オナラブル・ウーマン 熱砂の女」、「名探偵ポワロ」、「ROME[ローマ]」などに出演。映画では『ザ・ハッスル』、『パディントン2』、『リリーのすべて』、『007 スカイフォール』、『謀議』に出演している。舞台出演も「セールスマンの死」など多数。今回発表された新キャストたちはシーズン2でどのような役を演じるのか?期待が高まる。「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン1はPrime Videoにて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月02日