ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『eatrip soil(イートリップ ソイル)』の胡桃ロースト 醤油、一味、ぐるぐる茶です。eatripの野村友里さんが長年育んできた生産者との繋がりを大切にしたグロッサリー&エクスペリエンスショップ『eatrip soil』は、表参道のGYREにオープンした「GYRE.FOOD」の一角にある。フロア全体が循環・土をテーマとした共通のコンセプトのもとに4つのショップで構成されている新たなスポット。野村さん自身も普段から愛用しているという商品のなかで惹かれたのは「ぐるぐる茶」。その響きもなんだか面白い。これは鎌倉の杉本薬局とコラボしたお茶で、棗や朝鮮人参などの本格的な漢方素材を用いながら、とても飲みやすい。“何事も滞ることがないように気が巡るものを”ということでリクエストし、出来上がったお茶なのだそう。それと胡桃を醤油とみりん、酒でローストしたオリジナル商品も見逃せない。「脳みその形に似た胡桃を食べると、頭が良くなって健康にも良い!」と、もともと野村さんの母親がよく作っていた胡桃ローストがベースで、改良を加えて商品化に至った、という逸話も。ピリッとアクセントが効く一味のタイプは、粗めにくだいてチャーハンの具材にすると食感も楽しいうえに、香ばしさと胡桃のミルキーなコクも存在感たっぷり。サラダやおにぎりの具材としても味わい深い。左から、胡桃ロースト 一味、醤油 110g入り各¥1,510(税込み)、ぐるぐる茶 21g(7包)入り¥1,350(税込み)。胡桃ローストは桐箱入りもあり。eatrip soil東京都渋谷区神宮前5‐10‐1GYRE 4FTEL:03・6803・862011:00~20:00月曜休入荷情報はインスタグラム(@eatripsoil)で。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2020年3月18日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2020年03月13日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『日本橋 天丼 天むす 金子半之助』の海老天押し寿司です。東京・日本橋にある江戸前天丼専門店『金子半之助』は新鮮な穴子や海老、イカなどを胡麻油の香る特製揚げ油で天麩羅にして、豪快に盛り付けるボリューム満点スタイルの江戸前天丼が名物。海外からのファンも多く、アメリカや台湾にもお店を構える人気店だ。その初となるテイクアウト専門店がオープンした。店内には厨房もあり、家庭や職場でも楽しめるようにお土産として買いやすいお弁当や天ぷらが並ぶ。注目したのは渋谷限定となる<海老天押し寿司>。天丼と押し寿司を掛け合わせた新感覚の一品だ。揚げたての天ぷらを楽しむ天丼を、冷ました飯で作る押し寿司に。ポイントは“冷めても美味しい”ということ。むしろ“冷めた方が美味しい”というのがこの押し寿司の魅力。海老と大葉のかき揚げを秘伝のタレで味付け。その甘辛いタレが染みて、しんなりとした衣をまとった海老はプリプリの食感のまま、たっぷりと味わえる。時折香る大葉の風味が、爽やかなアクセントに。そして酢飯は胡麻とガリが隠し味だ。ほんのり生姜を効かせ、さっぱりとした酢飯にタレがほどよく染み食欲をかきたてる。ハイブリッドな一品は食べやすいサイズにカットされているのも嬉しい心配り。折箱入りで手土産だけでなく駅弁としても重宝しそう。海老天押し寿司¥1,000。1日100個限定。日本橋 天丼 天むす 金子半之助東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエアB2TEL:03・6419・709010:00~21:00休みは施設に準ずるまの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2020年1月22日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2020年01月15日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『LESS(レス)』のmushroom forest tart(マッシュルーム フォレスト タルト)です。恵比寿にオープンした小さなペストリーショップ『LESS』。オーナーシェフはグローバルに活躍してきた2人のパティシエ。クオリティを何よりも大切にするために、できるだけ作りたてを提供し、引き算(LESS)の美学、和食を生み出した日本で自分たちの世界観を表現することをモットーとしている。シグネチャーはイタリアの伝統菓子パネットーネだが、ショーケースに並ぶタルトも芸術的な美しさ。甘いタルトが並ぶ中で、このマッシュルームタルトがひと際存在感を放っていた。「甘いタルトを作るだけでは退屈だった」と語るクリエイティブペストリーシェフのガブリエル・リヴァ氏がイタリアのチーズと日本の食材を使って実験的に作りあげた一品だ。土台の部分はサクサク食感のクランブル。クリームチーズにサワークリーム、青ネギを加えたクリームの上にマッシュポテトを絞る。エノキやしいたけなどソテーしたキノコを積んだら、ケイパーや生のマッシュルームとパルメザンチーズをトッピング。仕上げにオイルと一つまみの塩を加えて完成。幾重もの層に構築された美しいタルトは、香ばしいフェロモンを纏い、キノコの凝縮された旨味、サワークリームの酸味、チーズの塩気など、協奏曲のような重厚な味わいが楽しい。mushroom forest tart¥750。リヴァ氏の母国イタリアには塩味のタルトはないそうで、日本のキノコで作ることはチャレンジだったそう。夏にはトマトを用いてみたい、とも。LESS東京都目黒区三田1-12-25金子ビル1FTEL:03・6451・27178:00~18:00(土・日曜9:00~)不定休ロンドン、NY、ラスベガスなどで活躍してきたイタリア出身のリヴァ氏と、パリ、ノルウェーを経て、帰国後はヒルトン東京やレストラン『NARISAWA』で活躍した坂倉加奈子氏が9月に開いた。生菓子は要予約。まの・ともこギフトコンシェルジュ。12月12~29日、京都・藤井大丸にて「真野知子のホリデーギフト マーケット」を開催。※『anan』2019年12月18日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年12月11日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『DAYLILY(デイリリー)』のハッピーガールズセットです。台北で漢方薬局を営む家に生まれ育った台湾人と日本人の女性2人による台湾発、漢方のライフスタイルブランド『DAYLILY』。オシャレなパッケージと、若い女性にも親しみやすい手軽な漢方を提案し、注目を集めている。定番商品3点を詰め合わせた「ハッピーガールズセット」は、ホリデーシーズンのギフトにもぴったり。漢方薬剤師の監修で漢方や薬膳に用いられる素材をブレンドした<EAT BEAU-TEA>は食べられる薬膳茶。黒豆、薄くカットした乾燥棗、龍眼が入っていて、熱湯を注いで数分ほど蒸らしたら飲みごろ。黒豆の香ばしさや、棗や龍眼のほのかな甘みが染み出た優しい味わいにホッとする。好みで蜂蜜やミルクを入れてもよし。お茶を楽しんだ後は少し柔らかくなった素材もぜひ食べて味わって。<Uplift Herbal Syrup>は黒糖と乾燥させた生姜をベースに、黒棗、龍眼、桂枝、杜仲葉など8種類の和漢植物を配合したもの。エッセンスが凝縮された奥ゆきのある味わいを、こっくりした黒糖の甘味がまろやかに包み込む。炭酸割りも楽しめるけれど、これからの季節はぜひお湯割りに。体の芯から温まって冷え対策にもよい。ほんのり甘酸っぱい山査子スティックも入った嬉しい詰め合わせ。漢方=苦い、というイメージが払拭されるラインナップ。オレンジのブランドカラーは手に取るだけで温かく、華やかな気分になれるように、との想いから。EAT BEAU-TEA My Favorite Things 1缶、山査子スティック1袋、Uplift Herbal Syrup 1箱入り¥6,450。DAYLILY 誠品生活日本橋店東京都中央区日本橋室町3-2-1COREDO室町テラス2F誠品生活日本橋内TEL:03・6265・181610:00~21:00無休まの・ともこギフトコンシェルジュ。12月に京都・藤井大丸3階にて「真野知子のホリデーギフト マーケット」を開催予定。※『anan』2019年11月20日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年11月15日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『桂新堂(けいしんどう)』の海老一会です。くるくる渦巻きや、ぽてっとした姿がかわいらしいえび。まるで渦潮の中に浮かぶようで何だか楽しい。ただならぬオーラを放って、ひときわ目を釘付けにするのは、えびの姿そのまんまの姿焼きおせんべい。これらは、えびせんべいひとすじ150年余りの『桂新堂(けいしんどう)』のニューフェイス。この「車えび」と「甘えび」の姿焼きは手に持ってもじぃ〜っと見入ってしまう。半身ながらフリーズドライかな?と思ってしまうほど崩れのない見事なルックスだ。この美しさを生み出す秘密は鮮度と焼きの技にあるのだそう。活きたえびは身を崩さないよう丁寧にスライスし、ミソや背わたを取り除いて、タレをつけて焼く。加熱すると丸まりやすいえびを手で押さえ、ピン!と真っすぐな姿を保つのが職人の腕の見せどころ。車えびは「ジャポニカ種」、甘えびは北海道の日本海側で水揚げされたもの、どちらも味の決め手となるのは鮮度で、より繊細な甘えびは空輸でも鮮度が落ちるため、漁港から車で5分の立地に工場を構える。「もっと美しくて、もっと美味しいえびせんべいをつくりたい」。そんな信念から品質管理までも徹底してこだわっている。ひとくちかめばえびの旨味や甘味がしっかりした味わいで魅力満載。お祝いごとにもぴったり。左から、車えび姿焼き、甘えび姿焼き、甘えび磯焼きと渦巻き。車えび姿焼き、甘えび姿焼き各2カップ、甘えび磯焼き1枚と渦巻き6枚入り4袋が入った海老一会(4カップと4袋入り)¥3,000。桂新堂本店愛知県名古屋市熱田区金山町1-5-4TEL:0120・08・766710:00~18:00不定休本店ほか全国各地にショップがあり、オンラインでも販売。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年10月23日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月22日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『さじ洋菓子店』の季節のコーディアルシロップです。フランス映画『地下鉄のザジ』が名前の由来という『さじ洋菓子店』が手掛ける、この季節限定の2つのコーディアルシロップが登場している。手のひらに収まるほどの小さなボトルが纏った雰囲気にも惹かれて手に取った。淡いピンクは桃とローズマリー。材料となるのは福島県産の白桃とローズマリー。2時間ほどかけて、ゆっくりと煮出し、そこから加熱処理や瓶詰めまですべて手作業で作られる。味や香り、発色の良さなど、ベストなバランスで仕上がるよう手早く作業を進めても1日に製造できるのは120本ほど。グラス3杯分程度の量ながら、その楽しみ方はいろいろ。ソーダやアイスティー、好みのハーブティーなどで割るのも楽しい。そんな中でも一番新鮮に感じたのは緑茶割り。氷を入れたグラスにシロップを静かに注ぎ、5倍量の冷たい緑茶で割るとグラスの中で淡いピンクと緑茶の層が美しいグラデーションを見せてくれる。ひとくち含むと、緑茶の味わいの中に、ほのかに漂う桃の香りと甘味。大人の飲み方としてはウォッカとソーダで合わせるのも店主のおすすめだ。鮮やかな赤は、海外のオーガニックレッドローズを使ったもの。透き通った赤の美しさや香り高さも魅力的。自分好みの組み合わせを見つけて楽しんでみて。コーディアルシロップ、右から、桃とローズマリー(50ml)、バラ(50ml)各¥380(税込み)。さじ洋菓子店福島在住の久保木慈乃さんが作る焼き菓子や瓶詰が人気。商品は東京『SHOZO COFFEE STORE 北青山店』『mano cafe』、福岡『Duatelier』、福島『白屋』、宮城『sakura noma』などで販売。詳細はインスタグラム(@sazie_yougashiten)で。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年9月25日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年09月19日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『L’ATELIER de LIEN(ラトリエ・ドゥ・リアン)』のフォアグラアイススティックです。池尻大橋にある人気のフランス料理店『Lien(リアン)』の上原浩一シェフが中目黒に新しくお店を開いた。レストランで提供している自家製のブリオッシュを中心に、焼き菓子や調味料まで扱うテイクアウトのみのお店。店内はバターの芳醇な香りが漂い、スケルトンのケースにはブリオッシュやグロッサリーが整然と並んで、ギャラリーのよう。そこで出合ったのがこちらのキャンディ包みになったスティック。お菓子のようなルックスだけど、手に持つと少しひんやり。包みを開けると姿を現すのはブラウン色のザラザラした表面。ほのかに甘くて香ばしい香りもする。その正体は低温調理したフォアグラにキャラメリゼしたクルミ、アーモンド、砂糖を細かく砕いてまぶした「フォアグラアイススティック」。レストランではコースの2皿目、アミューズとして提供されているそう。「フランス料理=フォアグラをイメージする方が多く、気軽に食べていただける料理にして広めたい」とシェフ。自家製ブリオッシュに添えて食べると、コクと旨味が複雑に絡み合って深い味わいに。甘酸っぱいジャムをお供にしてもよさそうだ。ギフト用の黒いボックスもスタイリッシュ。オシャレ偏差値の高い手土産で、皆の話題をさらって。ボックス(5本入り)¥1,800。10本入りもあり(通販のみ対応)。『Lien』では6000円以上のコースで提供されるメニュー。『L’ATELIER de LIEN(ラトリエ・ドゥ・リアン)』東京都目黒区青葉台3-13-14TEL:03・6455・115211:00~20:00月曜休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年8月28日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年08月21日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『ロジャヴェルデ京都』のフルーツトマトギフトです。ポルトガル語で青果店やグリーンショップを意味する『ロジャヴェルデ』は、京都産の野菜や果物を扱う、京都の八百屋さん。新鮮な京野菜を用いたブーケやアレンジメントなど、さまざまなスタイルのギフト商品が揃う人気店だ。毎朝数十軒の農家の元へ出向き、野菜の状態を見ながら、朝に収穫した野菜を使用しているのも魅力のひとつ。夏季限定で登場したのは「フルーツトマトギフト」。リボン結びされた赤い紐をほどきボックスの蓋を開けると、目に飛び込んでくるのは、すき間なくぎっしり詰め込まれた色鮮やかなフルーツトマトに、ブルーベリー、サクランボ、パセリ。実は二層になっていて下段にもフルーツトマトが一面に詰まっている(!)。フルーツトマトとブルーベリーは京都の南丹市、サクランボは丹後地方で収穫されるもの。トマトは甘さのなかに、ちゃんと本来の酸味もある、野菜らしい味わいが好ましい。そのままの味をまずは楽しんでみて。パセリはしなやかな厚みのある葉でボリュームがある。かよわい野菜だと思っていたけれど、こんなに食べ応えがあったとは!これは冷製スープの仕上げに。フルーツはアイスクリームにのせたりと、いろいろ楽しめる。暑さの中でも体が喜ぶ、夏の贈りもの。京都府産のフルーツトマト、ブルーベリー、サクランボ、パセリ詰め合わせ。¥7,500(税込み)。フルーツは変更の場合も。9月末までの限定販売。ロジャヴェルデ京都京都府京都市中京区富小路錦上ル末盛ビル1FTEL:075・211・332111:00~18:00木曜休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年7月24日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年07月17日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『グリーンサム』のファームです。都会的なビルの1Fに植物に囲まれ、ガラス張りのショーケースのような店構え。そこは中目黒『グリーンビーントゥバー チョコレート』がプロデュース、代々木八幡の人気店『365日』監修のベーカリー『グリーンサム』。“園芸に長けた人”を表わすワードが店名になっているように、店先には小さな小麦畑があり、壁面はハーブや花で囲まれているのが印象的。ラインナップの中でも目を引いたのは個性的なルックスのブリオッシュ。<ガーデンファーム>はエディブルフラワーやハーブが小さな花束みたいに華やか。これは店名から連想し、生け花をアイデアソースに作られたのだとか。まずはプレーンな部分からひとくち。不規則な層が歯切れよい食感。卵を使わずバターを折り込んだ生地を成形したブリオッシング(ブリオッシュの現在進行形バージョン)なのだそう。生地を味わっていくと、甘さの中にも塩味が感じられる部分が。見るとお花の下にペースト状のものが。こんなところに隠し味があったとは!その正体はオリーブバター。黒オリーブの塩気がアクセントとなって、さすがのバランス。<フルーツファーム>の中ははちみつとキビ糖入りバターで、果実の酸味を引き立てている。トッピングの花や果実が毎日変わるのも楽しい。ガーデンファーム、フルーツファーム各¥420。メニューにはプレーンなブリオッシュもある。グリーンサム東京都渋谷区桜丘町28-9-1F TEL:03・6452・56118:00~18:00無休「近未来の都市型ベーカリー」として、今までにない形や製法を使ったパンを提案。ベーグルの種類と具材を選ぶオーダーメイドサンドイッチも人気。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年6月26日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年06月21日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『WABARA Cafe』のドライペタルとバターです。ばら農園・Rose Farm KEIJIは「生きたばらをつくる」をコンセプトに、自然の野山に近い環境でオリジナル品種のWABARAを60種類以上も育てている。そこで育つばらは色や姿も様々ながら、どれも野性味を帯びた力強さのある気高い香りを放つ。その農園が運営するカフェのフードプロダクトが新しくなり、通販でも買えるようになった。酵母パンやスパイスソルトなどがある中で、特に興味を惹かれたのは、ばらの花びらを酸化させないように真空下で乾燥させた3種のドライペタル。色の濃い「かおりかざり」は麗しい香りの余韻が残る。淡いピンク色の「オールドローズ」はヨーグルトにかけると高貴な雰囲気を醸し出し、口に入ったとたんに香り高い味わいが広がる。色は似ているけれど「美咲」はちょっとおとなしめ。3種をブレンドして協奏曲のような風味をアレンジするのもよい。ドライペタルを無塩バター、発酵バター、グラッパで和え、ホイップ状にしてから固めたバターは、蓋を開けるとドライペタルがぎっしりと姿を見せ、芳醇な旨味とコクにフルーティな後味さえある。パンケーキにメープルシロップとこのバターをのせ、その上からドライペタルを振りかければ、なんとも味わい深い優雅なひと皿に。WABARAバター 75g¥1,000、WABARAドライペタル S 3種セット(右から、かおりかざり、美咲、オールドローズ)各2g¥1,200。WABARA Cafe滋賀県守山市勝部1-13-1-101 TEL:077・596・307010:00~20:00月曜(祝日の場合は営業)、火曜休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年5月29日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年05月22日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『氷温熟成 氷室豚』のベーコン、ソーセージです。熟成肉。数年前からなんとなく目に留まることが多かったけれど、豚の熟成肉は初めてのご対面。それもそのはず、牛肉と違って豚肉の熟成は扱いが難しく、不可能とされてきたのだとか。氷雪を貯蔵するための氷室のように凍るか凍らないかの絶妙な温度で、枝肉のまま14日間ねかせて熟成させた肉は、旨味とコクがギュッと凝縮されている。その豚肉で作られたベーコンやソーセージがこちら。ベーコンは、なんと焼かずにそのまま食べるようすすめられた。まったく脂がしつこくなくて、しっとり&やわらかな食感に、甘さもしっかり。優しい塩味で、おつまみとして、いくらでも食べられてしまう。ウィンナーとチョリソーは、まずは沸騰したお湯に入れて5分ほどおく。そのひと手間で工房でできたばかりの仕上がりに近くなるのだそう。その後フライパンで焼く。香ばしい香りに期待値もぐんぐん上がる。1本目はやっぱり、そのままシンプルに素材の持ち味をいただいて。パリッ!ジュワッ!の後には、香ばしくてコクのある強い旨味が押し寄せてくる。チョリソーはピリッとした味わいが後を引いて。もちろんバンズにザワークラウトと粒マスタードを一緒に挟んでほおばっても。行楽シーズンのバーベキューにもってこいの逸品たち。右から、氷室豚ベーコンスライス(100g入り)¥1,512、氷室豚あらびきウィンナー(200g入り)¥1,296、氷室豚チョリソ(200g入り)¥1,296(すべて税込み)。同じ群馬県内にある『育風堂精肉店』とのコラボレーションによるもの。氷温熟成 氷室豚東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店B1フレッシュマーケット TEL:03・3352・1111(代)10:00~20:00群馬県の食肉加工メーカーが25 年の歳月を費やして開発した氷温熟成技術による熟成肉を真空パックで販売。14日・30日と熟成期間による味わいの違いも楽しめる。イートインコーナーもあり。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年4月24日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年04月19日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『蔵出しめんたい本舗』のめんたいアヒージョです。明太子好きな私が思わず手に取った、「めんたいアヒージョ」。明太子なのに“アヒージョ”?ご飯のお供に食べる和食のイメージしかなかったので、響きが新鮮。アヒージョとはスペイン料理の一種で、オリーブオイルとニンニクで魚介や野菜を煮込む小皿料理。それに着目して明太子をアレンジしたのがこちら。瓶の中には一口サイズにカットされた明太子がゴロゴロと。マイルドな味わいのプレーンはスペイン産のピュアオリーブオイルにニンニクのスライス、ローリエやローズマリーなどのハーブと凝縮された旨味が溶け込んでいる。まずはそのままおつまみとして味わったら、アツアツに熱したオイルをバゲットに染み込ませ、明太子をのせてみる。口に運ぶとプチプチとした明太子の粒の食感もしっかりあって、ニンニクの効いた奥ゆきのある味わいがいつまでも余韻を残して。サラダにドレッシングのようにかけてもよいし、茹でたパスタにオイルも中身もそのまま和えれば手間いらずのパスタソースとしても活躍してくれそう。一方のレッドペッパーは唐辛子のピリッとした辛みがアクセント。こちらは野菜と一緒に炒めると、簡単にエスニック風にできあがる。いずれも常温で持ち運べるので、お花見シーズンのパーティに。めんたいアヒージョ(左から、レッドペッパー、プレーン)110g各¥1,200。蔵出しめんたい本舗佐賀県鳥栖市藤木町若桜4-9TEL:0120・877・3339:00~18:00 年末年始休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年3月27日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年03月20日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめのギフトをご紹介。今回は『東京會舘 新本舘 スイーツ&ギフト』の上食パンとバターです。100年近くの歴史を持つ東京會舘が今年初めにリニューアルオープンした。東京會舘の手土産といえば、お馴染みのプティフールやマロンシャンテリーが代表的。もちろんそれらも健在だ。ベーカリーメニューには、バケットやバターロール、ライバケットなどがある中、“食パン”が目を引いた。白い専用ボックスがあり、それがあるだけでギフト感が格段にアップする。この角食パンは生クリームとバターを増量し、ふんわり&もっちりとした食感にこだわってマイナーチェンジしたもの。スライスしてしっかりトーストすると、ザクっと音をたてた後は、ふんわりやわらか。ショップの棚に目をやれば、パンと相性抜群のバターを発見。なんて気が利いている!キャンディ包みのスティックは、フランス産の発酵バター〈グランフェルマージュ〉の使い切りサイズ「コンビエット」。このタイプには初めて出合った。これは舘内のフランス料理「プルニエ」でも提供されているそうで、食事の邪魔をせず、パンの持ち味を引き出せる、ほど好い塩気と甘味が魅力とのこと。パンにたっぷりのせれば至福のひととき。バターコンテストで何度も金賞を受賞しているフランスを代表するバターのひとつ。そんなストーリーも、語れる手土産に。左から、上食パン¥500、グランフェルマージュ コンビエット(15g×5本)¥600。東京會舘 新本舘 スイーツ&ギフト東京都千代田区丸の内3‐2‐1‐1FTEL:03・3215・201510:00~20:00無休4年間の休業を経て、1月に新装オープン。シュークリームなど縁起の良いひょうたん型のスイーツも話題。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年2月27日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年02月21日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『TEAPOND(ティーポンド)』のミルクティーバッグです。肌寒い季節にはミルクティーやチャイなど、ミルクを加えたほんのり甘さのある飲み物がホッとする。旬の紅茶やバリエーション豊富なフレーバーティーが揃う清澄白河の紅茶専門店『TEAPOND』から、この季節にぴったりなミルクティー専用ティーバッグのアソートが冬季限定で登場した。ポイントは鍋がなくてもマグカップで簡単に作れるところ。ティーバッグを入れたカップに熱湯を注いで好みの濃さに抽出したら、ミルクを加え、そのまま電子レンジで温めるだけ。布製のキュートな巾着の中には、3種のティーバッグがそれぞれ3点ずつ。「アールグレイ ロイヤルミルク」はベルガモットが香る柑橘系の爽やかな味わいで、チョコレートや焼き菓子など甘いものとのペアリングもよい。「セブンスパイスチャイ」はエキゾティックで華やかな香り。チャイ好きな私はちょっぴり濃いめに出してからミルクを加える。そうすると香りも味わいもより深く。「ミルクティーブレンド」はアッサム産茶葉をベースにしたオリジナルのブレンド。麦芽を思わせる芳醇な香りとパンチのあるコク。ナッツをお供にすると旨味も合わさって、さらに奥行きのある風味を楽しめる。寒い日には、こんな体の温まるギフトがきっと嬉しい。ミルクティーバッグ 布袋入りアソート(ミルクティーブレンド、セブンスパイスチャイ、アールグレイ ロイヤルミルクの3種×各3個入り)¥1,500。4月末までの数量限定販売。TEAPOND東京都江東区白河1‐1‐11TEL:03・3642・333711:00~19:00月曜休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2019年1月30日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2019年01月25日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『Made in ピエール・エルメ 丸の内』のグロッサリーです。日本をこよなく愛するフランスのパティシエ、ピエール・エルメ氏による『Made in ピエール・エルメ 丸の内』がオープンした。エルメ氏が選りすぐった日本の素晴らしいものを世界へ発信するというコンセプトショップだ。店内は瓶詰やジュースなど商品がズラリと並ぶ圧巻のディスプレイ。スイーツはもちろん、ロゴ入りのキッチン雑貨やTシャツなどファッションアイテムまで揃う。ギフトにぴったりだと思ったのは生産者とコラボレーションしたドレッシングやピクルスなどのグロッサリーシリーズ。ドレッシングは高知県のイタリアン『グラッツェミーレ』から。“野菜で野菜を食べる”をコンセプトにした手作りで、私好みはトマト ドレッシング。トマト、人参、セロリ、玉ねぎにわずかなオリーブオイルや醤油などを加えた濃厚な味わい。サラダにかけると野菜の味に深みが増す。ピクルスは愛媛県『グッドモーニングファーム』とのコラボ。愛媛の野菜を使用し、どれも優しい酸味。愛知県の『デイリーファーム』のマヨネーズには、刻んだピクルスを混ぜ合わせてタルタルソースにアレンジ、なんてペアリングもおすすめ。スイーツの巨匠が厳選したスイーツではない品たち。ちょっと気になりますよね。東京みやげにいかが?右から、トマト ドレッシング¥600、愛媛野菜のミックスピクルス¥1,200、トマトタルタルミックスピクルス¥1,200、マヨネーズ¥900(いずれも数量限定)。Made in ピエール・エルメ 丸の内カフェがあり、イスパハンのマフィンをはじめとする焼き菓子、こだわりの食材を使用した週替わりのサンドイッチやお弁当も揃う。テイクアウトもOK 。東京都千代田区丸の内3-2-3二重橋スクエア1FTEL:03・3215・662210:00~22:00不定休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年12月26日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年12月19日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『CITYSHOP PIZZA(シティショップ・ピッツァ)』のソイクラストです。パーティシーズンにぴったり!カスタムグルメピッツァのお店がオープンした。3種のオリジナル生地、4種のチーズ、常時10種類ほどそろう色鮮やかなメインから3つを選択し、さらにスーパーフードやハーブなどのトッピングを2種、と自分好みに掛け合わせていくスタイルだ。カウンターにはメインとトッピングのメニューがずらりと並び目移りしてしまうほど。中でも目を惹くのは、このヴィーガン仕様の生地とチーズ!生地には大豆粉を使い、100%植物由来の発酵豆腐がチーズ代わり。そこに合わせるメインにはケール、ひじき、キヌアのハーブフレンチマリネ、レッドキャベツやビーツをメープルシロップとオリーブオイルでマリネした「赤い野菜のマリネ」、さらにトロピカルフルーツのココナッツオイルマリネのカラフルな3種を。トッピングにはハーブミックスとドライフルーツミックスをセレクト。蓋を開けるとフルーツの甘酸っぱい香りが漂い、口に運べば、薄い生地は意外にもモチモチとしたクレープのような食感で、ほんのり甘い。チーズの塩気に加えてマリネの酸味、メープルシロップの甘み、と様々な風味が交互に味わえ、最後まで飽きさせない。ギルトフリーで楽しめる一枚、ぜひお試しあれ!ソイクラスト(+¥100)に、発酵豆腐(+¥100)、メインにケールとひじき、キヌアのハーブフレンチマリネ、赤い野菜のマリネ メープルソース、トロピカルフルーツココナッツマリネを選んだヴィーガンメニュー。カスタムグルメピッツァ¥1,600~。CITYSHOP PIZZAサラダ&デリカテッセンで人気の『CITYSHOP』の新業態が渋谷駅前の新ビルに誕生。東京都渋谷区渋谷3-21-3渋谷ストリーム2FTEL:03・6419・370011:00~22:00(21:30LO)不定休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年11月28日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年11月21日ビジネスかプライベートか、相手の年齢は…。“TPOに合わせる”をテーマに、話題の品からおすすめの5つを選んでくれた、ギフトコンシェルジュの真野知子さん。「このところ増えているのが、名店同士のコラボレーション。こうした品はおいしいのはもちろん、パッケージに重厚感のあるものが多く、目上の方やお世話になった方にも安心してお渡しできます」一方、友達同士の集まりには、可愛らしいクッキーや缶に入ったお菓子など、見た目にもインパクトあるものを。「とくに缶入りのスイーツは、ますます女性に人気。小さなお菓子をみんなでつまめるうえに缶もおみやげになる、そんなアイテムを知っておくと役に立ちますよ」ひとつずつ丁寧に選びたい、カメオのような可愛らしさ。cotito(コチト)ハナサブレ&お花のアイシングクッキー1枚¥250~エディブルフラワーを、直接のせて焼いたサブレや、てんさい糖で作ったアイシングとともにあしらったクッキーは、「愛らしいだけでなく、卵や乳製品を使わずに作られた生地も素朴でおいしいです」。小さな店で手作りされていて、特別感満点。東京都杉並区西荻北5-26-18TEL:03・6753・2395土・日・祝日11:00~19:00(イートイン18:00LO)、月~金曜11:00~18:00(イートイン17:30LO)。営業時間、定休日はHPで確認を。甘さを抑えた大人のお菓子。パッケージも最高にシック。クラフタルオペラサンド12個入り¥5,400(税込み)寒くなってくると活躍するのが、チョコレートの手みやげ。このオペラサンドは、「濃厚なガナッシュを甘さ控えめのサブレで挟んだ、中目黒の人気フレンチ店のオリジナルスイーツ。箱もスタイリッシュで、男性にも喜ばれるはず」。購入はオンラインで。冷凍で発送、賞味期限は解凍後3日。東京都目黒区青葉台1-16-11-2FTEL:03・6277・581311:30~15:00、18:00~23:00火・水曜休ヴィンテージ風の缶に、カリカリナッツがぎっしり。グランドフードホールコーヒーローストナッツ1缶¥2,000今年、東京・六本木ヒルズに登場した、芦屋発の食材とデリの店。ハーブなどのフレーバーをなじませたローストナッツが人気で、なかでもおすすめはコーヒー風味のバターシロップを絡めたこちら。「誰にでも好まれる味で、缶のデザインも華やか。フレーバー違いで持っていっても」。パッケージ写真は2缶入りのもの。東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ ヒルサイドB2TEL:03・6455・547011:00~21:00(食品物販)無休濃厚な抹茶の香りが溢れる、極上トリュフ。祇園辻利×帝塚山ポアール御抹茶トリュフ建都の昔5個入り¥5,000濃厚な抹茶の香りが舌に溶ける滑らかなトリュフは、宇治茶の専門店と洋菓子の名店のコラボレーションで誕生。「そうしたストーリーも特別ですし、自分ではなかなか買わない高級スイーツこそ手みやげでもらうとうれしいもの。パッケージの木箱にも、重厚感と和の美しさが漂います」。取り寄せ可。ポアール 帝塚山本店大阪府大阪市阿倍野区帝塚山1-6-16TEL:06・6623・11019:00~22:00無休(1月1日を除く)きめの細かい高級カステラ。外国の方へのおみやげにも。ザ・ブティック by シャングリ・ラシャングリ・ラ特製カステラby 文明堂¥5,000(税込み)「シャングリ・ラ・ホテル 東京のオリジナルギフトの中でも気になったのが、カステラの老舗・文明堂とコラボレートしたこちら。奈良県産の濃厚な卵を使った、リッチな味わいが魅力です」。木箱の内側には英文の説明もあり、フォーリナーにも人気。「すみずみまで行き届いたデザインはさすがです」。東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館シャングリ・ラ ホテル 東京 1FTEL:03・6739・788811:00~20:00無休真野知子さんギフトコンシェルジュ。手みやげなど日常的なものからハレの日の贈りものまで、多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年11月7日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・佐々木カナコ取材、文・新田草子(by anan編集部)
2018年11月01日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『グランドフードホール』の「トマトの中のトマト」ほかです。「感動するおいしさだけを集めた究極のキッチン」がコンセプトの芦屋『グランドフードホール』が六本木に登場した。店内にはデリコーナーや、バイヤーが100品試食し厳選した1品だけを集めた「100分の1コーナー」などがあり目移りしてしまう楽しさ。さらにオリジナルのギフトセットが作れるギフトカウンターまであるのも魅力的だ。店内では、それぞれの食べ方や組み合わせのおススメなど、丁寧に説明してもらえるのもありがたい。迷いに迷って私が選んだのは、朝食にぴったりの品々。看板商品のトマトジュース「トマトの中のトマト」は完熟したトマトのフルーティな甘みを堪能できるし、とろみのあるヨーグルトは底にザラメの蜜が入っていて、好みで混ぜながら、ひとすくいごとに味わいを変えて楽しめる。武庫之荘の人気店『点心』の食パンは毎日数量限定の販売。こちら、なんと東京にも新たに工場を作ってしまうという意気込み。手に持つとずっしりとした重みで、まずは大胆に厚めに手でちぎってその香りを味わう。トーストすると表面はイギリスパンのようなサクッとした食感に、中はふんわりした柔らかさ。そこへ甘さ控えめ果実ゴロゴロの苺ジャムをのせて頬張るのが幸せ。これぞ、シンプルに毎日食べたい朝食セット。右から時計回りに、ベーカリー『点心』の食パン¥800(数量限定)、いちごジャム200g¥1,540(容量・価格は変更の予定あり)、宝塚牧場のヨーグルト(島ざらめ入り)300g¥430、トマトの中のトマト500ml¥1,600。グランドフードホール 六本木店2014年に芦屋に誕生した通称“グラホ”が東京初進出。好みの商品を選んでバスケットに詰め合わせる「ハンパー」のサービスも(箱代有料)。東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズヒルサイドB2TEL:03・6455・5470食品物販11:00~21:00、レストラン8:00~22:00(金・土曜~22:30)無休まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年10月31日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年10月25日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『アバランチ』の鯖缶「No.38(ナンバー・サーティエイト)」です。鯖。最近じわじわと熱い注目を集めているトレンドの食材だ。その鯖を味わいもルックスもスタイリッシュに仕上げた缶詰ギフトを発見。主役の鯖を数字で“38”と表記し、ギフトボックスには大胆に横たわる鯖のイラストが。中には3種類の鯖缶がセットされていて、それぞれのパッケージには「おつかれさば」「おかげさば」「ごちそうさば」なんてダジャレを効かせた、笑いを誘うメッセージまで。もともとは関西の広告制作会社が設立20周年の記念品として開発したもの、と聞いて納得。その本格的な味は周囲で評判となり、このたび商品化されたのだとか。ラインナップは、アヒージョやペペロンチーノのようにワインと一緒に楽しめるものを追い求めた、洋風鯖缶。シンプルな白い缶の蓋を開けると、肉厚で脂ののった厳選したノルウェー産の鯖が美しく納まっている。半身分使っているのでボリュームも満点。鯖サンドにしてみたいと思ったのは、黒胡椒、白胡椒、グリーンペッパー三種の厳選胡椒仕立て。ガーリックオイル仕立ては唐辛子の辛みもアクセントで、オイルも使ってイタリアンにアレンジすると魅力を存分に味わえる。スパイス香る芳醇カレー仕立ては、スパイシーなのに鯖の旨味も引き立つコクで、やっぱりご飯がすすんでしまう。No.38【珠玉の3缶セット】写真左から、SPICY RICH CURRY(スパイス香る芳醇カレー仕立て)、CHILI AND GARLIC(辛味引き立つガーリックオイル仕立て)、TRIPLE MIX PEPPER(三種の厳選胡椒仕立て)ギフトボックス入り。¥3,500アバランチwebショップで販売。送料別。問い合わせはinfo@no-38.comTEL:06・6479・2401(月~金曜10:00~18:00)まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年10月3日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2018年09月26日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『LITTLE WONDERS(リトルワンダーズ)』のハーバルコーディアルキットです。猛暑の疲れを癒してくれるハーブコーディアルのキットを、暑気払いのギフトにいかが? ハーバルセラピー(植物療法)の観点からブレンドし、日々の不調を気軽にメンテナンスできるハーブティーを 提案する『LITTLE WONDERS』は、世界中から集めたオーガニック、自生、無農薬の素材のみを使用している。このキットはそんなハーブや果物を漬け込み、エキスを凝縮させた、滋養強壮の効果があるとされる「コーディアル」が手軽に作れるもの。ボトルの中には氷砂糖とブレンドされたハーブやドライ果実が入っていて、そこにお湯を注ぎ30分から一晩ほど、好みの濃さに 漬けこむ。あとは茶漉しで漉すだけ。定番フレーバーは「レッドアップルシナモン」。ビタミンCたっぷりのハイビスカス&ローズヒップに、ドライアップルとシナモンが加えられている。お湯を注いだ瞬間から鮮 やかな赤色に染まり、シナモンが効いたエキゾチックな香りが漂う。夏のシーズナルブレンドはスミレ色の「バイオレットモヒート」。2種のミントにラベンダー、セージ、ロー ズマリー、レモンマートルなどをブレンドしたノンアルコールモヒート。ソーダ割にすると、シュワシュワッ と弾ける炭酸にミントの爽やかさが クールダウンさせてくれる。写真はハーバルコーディアルキット。左から、VIOLET MOJITO(9月までの限定発売)、RED APPLE CINNAMON各¥1,200。LITTLE WONDERS herbs&tea京都にあるハーブ専門のWebショップ。オーガニック、またはワイルドクラフト(自生)、無農薬の素材を手作業でブレンドしてパッケージしている。注文後、発送まで3~7日ほど。購入はwebで。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年9月5日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子撮影協力・UTUWA
2018年09月01日ギフトコンシェルジュ真野知子さんの「真野知子のおいしいギフト」。今回ご紹介するのは、パレスホテル東京『スイーツ&デリ』のカレーパンです。暑い日に無性に食べたくなるものってありませんか?私の場合はカレーパン。香辛料の香りが減退気味の食欲を刺激してくれ、スナック感覚で食べられる。特に個性豊かで素材のクオリティも高いホテルメイドが私好み。そのひとつがパレスホテル東京の、毎年8月だけ販売になる限定カレーパン。こちらのカレーパンは、フォカッチャ生地にひまわり油を使用した焼きカレーパンで、冷めても食感よく、おいしく食べられると評判だ。3年目となる今年はパンの形も昨年までのスティックタイプからコロンとした円形に変わり、具材も高級食材のフォアグラや、国産牛のほほ肉を贅沢に使ったものに。フォアグラのカレーパンなんて、響きだけで食いしん坊の血が騒ぐ(笑)。比内地鶏のひき肉をハーブとスパイスでエスニック風味に仕上げ、フォアグラのテリーヌと合わせたフィリングは、ふわぁっとフォアグラの香りを感じさせた次の瞬間に濃厚なコクで確かな余韻を残す。もう一方は、じっくりと手間をかけたシチューに柔らかく煮込まれたほほ肉がしっかり存在感を出す、肉々しい食べ応え。どちらもマイルドなカレー風味で、子供から大人まで楽しめる。グルメなカレーパンは、この季節の差し入れや手みやげにぴったり。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。写真左・比内地鶏とフォアグラのカレーパン、右・国産牛ほほ肉とシチュードオニオンのカレーパン各¥500、8月1日~31日の限定販売。パレスホテル東京 ペストリーショップスイーツ&デリ東京都千代田区丸の内1-1-1パレスホテル東京B1TEL:03・3211・531510:00~20:00無休※『anan』2018年8月1日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2018年07月31日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『住吉酒販』の純生ぽんずと袈裟丸水産塩うにです。東京ミッドタウン日比谷にオープンした博多発の『住吉酒販』。原料が育つ環境からこだわった選りすぐりの酒類や食品が並び、さらに角打ちも併設。お酒を飲まない私が素通りできずに引き寄せられたのは、お祝いの贈りもの用に博多水引が販売され、手土産にしたくなるようなパッケージが、キラリと光っていたから。店内奥には初めて出合う九州各地の食材や極上珍味がところ狭しと並んでいる。そのひとつひとつに付けられた手書きの商品説明にも、わくわくさせられる。まず私が手に取ったのは、佐賀の最高級赤うにの瓶詰。口に運ぶとほのかな磯の香りに溶けていくのは、濃厚な旨味と甘さ。ちょびちょびと少しずつ食べると、深い余韻を楽しめるけれど、もっと贅沢に使ってうにチャーハンや手軽にできる手巻き寿司にも。手巻きは、福岡・糸島産の有機だいだいの果汁を100%使った「純生ぽんず」とのペアリングで。白飯に混ぜ、酢飯代わりにして赤うにをのせ海苔で巻くだけ。だいだいのやさしい酸味と海苔の風味が、さらに赤うにの旨味と甘さを引き立てる。ポン酢は爽やかな酸味でさっぱりしているので、揚げ物にさっとかけたり、白身魚のカルパッチョなどにもアレンジしやすい。和紙の装いも、魅力的。写真右・果汁をたっぷり使い非加熱で仕上げた、純生ぽんず¥1,200(山口食品工業)、左・夏期にしか穫れない赤うにを甘塩で仕立てた、塩うに[赤]¥5,184(袈裟丸水産)。住吉酒販東京ミッドタウン日比谷店東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷B1TEL:03・6205・417211:00~21:00(角打ちは20:00LO)福岡・博多に本店を持つ酒店。お酒、食品、器などが揃い、日比谷店限定商品も。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年7月4日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2018年06月27日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『白(はく)』のへしこ寿司です。京都の有名料亭が手がけたおもたせの専門店『白』が祇園にオープンした。 ギャラリーのように陳列されているのは“一日ひとつの幸せ”をテーマにした、食材の素の味や姿が感じられる甘味と総菜。白和えやうすい豆を使った和のサンドイッチというオリジナリティに溢れたものなど、どれも品のある佇まいで京都土産としても求めたいものばかりだ。その中でも私が惹かれたのは、「へしこ寿司」。そもそも、へしこという食べ物をご存じだろうか。鯖のぬか漬けで、とても塩辛い珍味。私の郷里では自家製を夏場の塩分補給としてお茶漬けにして食べる、とても馴染みがあるもの。そのへしこを寿司に、という響きが新鮮だったのだ。期待を膨らませつつ包みを解き、蓋を開けると、ほぅ…。その整然と美しく収まったさまに、しばし見とれて。塩漬けされた特大の柿の葉を開くと姿を見せるのは、丹後産のへしこ。私が知っているへしこより、随分と色が白い。通常のへしこと違い、半生に仕上げられていて、さらに煮切酒に浸し塩味を和らげているそう。酢飯は寿司酢に刻んだレモンの皮と果汁を加え、優しい酸味に。ぬかと刻んだへしこの身も混ぜて握られていて、ひとくち頬張ると、爽やかな風味の中にもそれらが絡み合う深い味わいがある。へしこ寿司(7個入り)¥2,300。白和え、うすい豆(えんどう)、オイルサーディンの3つのフィリングが味わえる和のサンドイッチ「三度いっち」は¥1,500。ほか、おはぎなど甘味も揃う。白京都府京都市東山区祇園町南側570-210TEL:075・532・091011:00~18:00日曜休(翌月曜が祝日の場合は営業、翌月曜休)京阪本線祇園四条駅から徒歩5分。名料亭による料理とお菓子を販売するテイクアウト専門店。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年6月6日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年05月30日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『クスミティー』のコフレ ドール ギフトセットです。パリ土産としても人気の高い『クスミティー』。実はロシア発祥のティーメゾンだということをご存知だろうか。かつてロシア皇帝にも愛されていた老舗がこの春、日本橋三越本店に期間限定でオープンした。ベーシックなフレーバーからウェルネス系まで、ブレンドの豊富なラインナップがこちらの魅力。“少しずつ、いろんなタイプのフレーバーを楽しみたい”、そんな欲張りな女性達に嬉しいアソートやギフト商品もたくさんある。目を引いたのは創業150周年を記念したこの限定パッケージ。ロシアの伝統的なマトリョーシカ人形をモチーフにしたカラフルでキュートなボックスの中には、フレーバーの違う2種の茶葉と、ティースプーンがセットに。ボックスの色ごとにお茶のセレクトも違うので目移りしてしまいそうだけど、クスミティー初心者には、パープルのボックスを。ベルガモットなど柑橘系の香り高いフレーバーと、アールグレイにバニラやスパイスをブレンドした華やかな香りのタイプ、人気の2種をセットにしたものだ。これからの季節にぴったりなのは、イエローのボックス。マテ茶や緑茶をベースにした茶葉のセットで、ミントやグレープフルーツが香ってとても爽やか。アイスティーにしても味わい深い。母の日のギフトにも◎。写真右・エッセンシャル ドール(BB デトックス125g缶、スペアミントグリーンティー25g缶、シルバーティスプーン入り)¥6,480写真左・ヒストリック ドール(アナスタシア125g缶、プリンス・ウラディミル25g缶、シルバーティスプーン入り)¥5,940(共に税込み・限定品)クスミティー 日本橋三越店東京都中央区日本橋室町1‐4‐1日本橋三越本店 新館B2TEL:03・3241・3311(大代表)10:00~19:30不定休昨年創業150年を迎えた。ポップアップショップは7月末までの予定。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年05月02日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『鳥かど』のお弁当です。オープンして1年も経たないうちに予約困難な焼き鳥の人気店になった『鳥かど』。暖簾の先の凛とした雰囲気の店では、コの字型のカウンター越しにご主人の小野田幸平さんが迎えてくれる。その味を堪能できるのは予約の取れた勝ち組だけだったけれど、待ちわびていたお弁当のサービスが始まりました!受け取ったお弁当は包みの佇まいにも気品があって、それだけでも期待に心が弾む。蓋を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、色合いと具材の収まりの品の良さ。黄色が鮮やかなたまごそぼろ。それにインゲンの緑が映える。椎茸は出汁の効いた煮物。繊細な味付けでこれが染み入る味わい。箸休めにちょうどよい、ぽってりとしたクリーム色の名物・ポテトサラダはマッシュポテトのようになめらかな舌触りだ。メインの焼き鳥は、かしわ・つくね・ぼんじりの3種。まずはそのままで一つずつ。かしわ(モモ)は弾力のある柔らかさ、つくねは軟骨の食感がたっぷり楽しめて、ぼんじりは脂の甘味。薬味の山椒をパッと振りかければ、ガラリと風味を変えて味わえる。焼き鳥の下に隠れているのは、敷き詰められたご飯と粗挽きの鶏そぼろ。しっかり味付けされていて冷めてもおいしい。あ~なんたる口福なひととき。お弁当も争奪戦を覚悟して!¥2,500、容器代¥100。前日までの予約で、受け取りは18:30以降に。鳥かど東京都目黒区目黒2‐8‐7鈴木ビル B1TEL:03・6417・996718:00~24:00日曜休仕入れや予約状況により販売個数を限定する場合があるので、まずは問い合わせを。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2018年4月4日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年04月02日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『OLIVIERS&CO(オリヴィエアンドコー)』のトリュフオイルです。日本初となるショップがオープンしたフランスの最高級オリーブオイルブランド『オリヴィエアンドコー』。店内には日本限定ボトルをはじめ厳選されたオリーブオイル、フルーツビネガーにバルサミコ酢など、オリジナリティ溢れる豊富なラインナップがそろい、テイスティングが気軽にできるのも魅力。珍しいフランス産のオリーブオイルも目を引いたけれど、私が惹かれたのは、この黒トリュフと白トリュフのアロマティックオイル。コロンとしたボトルのかわいさにまず一目惚れ。50mlという試しやすいサイズ感がちょうどよいし、ボックスが素敵なのも、ギフトとしてポイントが高い。コルクを抜くと、トリュフ独特の香りが、ふわぁ~っと辺りに一気に広がる。ガツンと嗅覚にアピールしてくるのは、濃いフレーバーを持つ黒トリュフのオイル。控えめながらも高貴な香りは白トリュフのオイル。まずバゲットにつけてオイルそのものの風味を試したあとは、香りを引き立たせる卵メニューに使うのがおすすめ。オムレツには“白トリュフ”で芳醇な味わいを醸し出し、卵かけごはんには、醤油とともに“黒トリュフ”を足せば、味に深みがぐっと増す。パスタやリゾットも数滴でパッと手軽に風味豊かなひと皿に大変身。香りの余韻も楽しめる。右から、アロマティックオリーブオイル 白トリュフ、アロマティックオリーブオイル 黒トリュフ 各50ml¥1,800フランスのトップオリーブオイルソムリエであるエリック・ヴェルディエ氏が香りの専門家とともに15年以上かけて開発した。OLIVIERS&CO GINZA東京都中央区銀座1-3-3G1ビル1FTEL:03・6263・295111:00~21:00(20:30LO)無休1月オープン。店内にはイートインスペースも10 席あって、ランチやお茶も楽しめる。まの・ともこギフトコンシェルジュ。金沢の金箔メーカー、箔一の婚礼ライン「HAKUICHI Wedding」を監修。※『anan』2018年3月7日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2018年03月04日ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『おむすび 百千(ももち)』の47都道府県ふる里おむすびです。東京駅構内の京葉ストリートにリニューアルオープンした『おむすび 百千』は、47都道府県のご当地メニューを取り入れたおむすび専門店。たとえば北海道なら「じゃがバター」、栃木県は「揚げ餃子」、広島県の「広島菜」、長崎県は「豚の角煮」などなど。さらにベーシックな定番メニューもあって、ショーケースの中は目移りしてしまうほど。子供も大人も迷いに迷って選びぬく、そんな楽しさもある。中でもひときわ存在感を放っていたのは、愛知県の「えび天むす」。見て、このそびえ立つえび天!まるで名古屋城のシャチホコ?そんな圧巻のルックス。口に運ぼうとして、しばし眺める。いったいどこから食べ始めよう…ガブッとシッポから?それとも…と悩んだり(笑)。京葉ストリート店限定は、山形県の「牛沢米沢牛」。米沢牛のそぼろが詰め込まれたおむすびの上部には、コマ切れの米沢牛がのせられていて、甘辛いタレが絡まって、ご飯に合う~。お米は特Aランクの長野県飯山産みゆき(コシヒカリ)「幻の米」を使用。冷めても甘みがあるのが特徴で、海苔は九州有明産の最高級海苔。それらすべてが手作り製法でふっくら&やわらかく握られている。あなたのふる里の懐かしい味が、きっと見つかるはず。左から、広島菜¥230、京葉ストリート店限定の牛沢米沢牛¥290、1番人気のえび天むす¥290。背の高いえび天むすは専用ボックスもある。おむすび 百千 京葉ストリート店東京都千代田区丸の内1-9-1JR東京駅構内1F京葉ストリートTEL:03・6268・05188:00~22:00無休JR品川駅構内などにも店舗がある。「千葉県の『めざし』もえび天に負けじとそびえたっていて、ある種のエンターテインメント性を感じます」と真野さん。まの・ともこギフトコンシェルジュ。金沢の金箔メーカー、箔一の婚礼ライン「HAKUICHI Wedding」を監修。※『anan』2018年2月7日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2018年02月04日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『山壽杉本商店』のティーバッグです。2018年の干支は戌。こま犬のイラストと紅白カラーで、新年のめでたさ満載のこのルックス。まずはそこにひと目惚れ。かわいくないですか?お菓子が入ってそうな佇まいだけど、中身は日本茶。ティーバッグの持ち手が猫のシルエット型や力士に侍など、ユニークなデザインで人気の『山壽杉本商店』の、干支をパッケージモチーフに使用したシリーズ。左のお守り型と右のプチ缶は緑茶のギフト。手前は、正方形の袋3つを束にして紐で縛ったコンパクトな「ひと揃え」。そのパッケージには熨斗紙のように、こま犬柄の紙が袋の上から巻いてあり、いちいち丁寧なのだ。お茶の淹れ方の説明書まで付いている。袋を開けてみると、ティーバッグが1つだけ!なんという心の配りよう。そんないたれりつくせりの仕様に好感度がさらにアップする。こちらの茶葉は抹茶入りの玄米茶と丁寧に焙煎された緑茶、香ばしほうじ胡麻ほうじティーバッグがセットになっている。焙煎黒胡麻を加えられたほうじ茶は香り立つ味わいで、焙煎した黒胡麻に一番茶のみを使った浅炒り棒、浅炒りと深炒りの茶葉がブレンドされている。日本のお正月にはやっぱり日本らしいものがふさわしい。親戚や友人、職場の方へのお年賀や新年のご挨拶ギフトにいかが?奥左・戌年お年賀 お守り型ティーバッグ(7個入り)¥750奥右・プチ缶ティーバッグ(5個入り)¥750手前・茶ひと揃え(3個入り)¥620山壽杉本商店静岡県静岡市葵区錦町19 静岡県産の高級茶の一番茶をたっぷり詰め込んだティーバッグ。『東急ハンズ』新宿店4階ほかで取り扱い。まの・ともこギフトコンシェルジュ。金沢の金箔メーカー、箔一の婚礼ライン「HAKUICHI Wedding」を監修。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子
2017年12月31日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『茅乃舎』のおかきです。米菓といえば、塩っ気が前面に出てくる印象だったけれど、別格な物に出合いました。だしブームの火付け役だと私が思っている『茅乃舎』。次々と店舗が増えている中でも東京駅・グランスタ丸の内にオープンした新店には、一部店舗だけの限定商品があった。そのひとつが米菓の専門店『赤坂柿山』による茅乃舎別誂えのおかき。「薄焼きだしおかき」と「かきもち」の2種類、6つの味が揃う。だしおかき?どんなだろう?誂えという響きもなんだか好印象。せっかくなら全部食べてみたくなる、ということで36枚入りのボックスをセレクト。糯米のつぶつぶの食感を生かした薄焼きのだしおかきは、鰹昆布だしの風味を生かしたあっさりしたもの、国産の真昆布を混ぜ込んだ旨味の深い味わいのもの、青柚子胡椒の香りがふわっと広がる軽やかな辛さが余韻を残すものの3種類。そして昔ながらの製法でサックリと焼き上げられた、かきもちも3種類。大豆がぎっしりで豆々しい香ばしさに、野菜昆布だしの優しい風味のもの、特製だれに青柚子胡椒の爽やかな辛みを効かせたもの、さらに見た目も存在感ある黒胡麻は鰹昆布だしの風味と合わさった味わい深さ。上品なだしの風味を纏いながら、全く違う面白さや、新しさ。存分に味わってみてほしい。茅乃舎 東京駅店(グランスタ丸の内)東京都千代田区丸の内1‐9‐1 グランスタ丸の内TEL:03・6551・2322月~土曜・祝日8:00~22:00(日曜・祝日最終日~21:00)無休JR東京駅構内地下1階改札外。おかき 36枚入り¥3,456(税込み)。写真左上から時計回りに、慶長薄焼きだしおかき(昆布)、胡麻かきもち(鰹昆布だし)、豆かきもち(野菜昆布だし)、豆かきもち(青柚子胡椒)、慶長薄焼きだしおかき(鰹昆布だし)、慶長薄焼きだしおかき(青柚子胡椒)。6種各6枚、箱入り。慶長薄焼きだしおかき、豆かきもち共に2種×3枚ずつ入った、12枚入り¥1,296(税込み)も。まの・ともこギフトコンシェルジュ。金沢の金箔メーカー、箔一の婚礼ライン「HAKUICHI Wedding」を監修。※『anan』2017年12月6日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2017年12月04日本誌でも活躍中のギフトコンシェルジュ・真野知子さんが今年手にしたなかで最も心に残った手みやげをセレクト!男性にも喜ばれる最適手みやげをご紹介。大人目線の逸品手みやげ。ギフトコンシェルジュの真野知子さんが手みやげ選びで大切にしているのは、「四季を感じられるもので見た目もよく、先方に気を遣わせない価格帯であること」。さらにひとり暮らしの相手には、「賞味期限の長いものや、パーティを開くきっかけになるような一品を持参することも。日々の暮らしにちょっとした幸福感を添えられるものを心がけています」。また、手みやげというと筆頭に挙がるのがお菓子だけれど、「甘いものが苦手な方もいますし、数人で集まるとスイーツばかりになってしまうことも多いですよね。あえてそこを外すのも一案です」今回も、お酒に合う和菓子やごはんのお供など、辛党にも喜ばれそうな逸品がそろった。【ラムドラ】梅月堂ラムの香りにうっとり…。大人のためのどら焼き。手焼きの薄皮に挟まれているのは、マイヤーズラムを使った自家製のラムレーズンとほどよい甘さの自家製粒あん。「ラム酒の風味が効いた、大人にこそ食べてほしいどら焼きです。個装になっているので、ビジネスシーンにも」。皮と中身がしっとりと一体化し、洋菓子のようなおいしさ。レトロな包み紙もかわいい。電話またはFAX(099・274・2422)注文で取り寄せ可(3個から)。6個入り¥2,000。●鹿児島県日置市東市来町湯田3320 TEL:0120・262・4219:00~18:00不定休【ドライベジタブル、自家製スモークナッツ】ウェスティンホテル東京ウェスティン デリシーンを選ばずに贈れる、気のきいたドライフード。フリーズドライでサクサクと軽い歯ごたえに仕上げた野菜と、燻製の香りが効いたナッツ。「スナック感覚で食べられ、幅広い方に楽しんでもらえます。ホテルメイドの品格があり、ルックスもスタイリッシュなので、目上の方や男性にも渡しやすいです」。ほかにドライフルーツも。詰め合わせもあり、上のパッケージは4本用のボックス。各¥1,400。●東京都目黒区三田1-4-1ウェスティンホテル東京 1Fザ・テラス前TEL:03・5423・77788:30~21:00無休【プレミアムギフト雅(みやび)】二方蒲鉾おうち飲みの差し入れに、多彩な練り物を少しずつ。山陰の海の幸を贅沢に使い、ひとつひとつ工夫を凝らした練り物の詰め合わせ。写真のコーン天、小エビと枝豆、いかとねぎの寄せ揚げのほか、げそ串など9種20個のボリューミーな内容。「いろいろな味を楽しめて、これからのパーティシーズンにぴったり。個装になっているので冷蔵庫で保管しやすく、小腹がすいたときのスナックとしても重宝してもらえるはず」。オンラインショップで購入可能。¥3,000(税込み)。●兵庫県豊岡市瀬戸757 TEL:0796・28・31219:00~17:00土曜休真野知子さんギフトコンシェルジュ。日常的な贈り物からハレの日まで、多彩なシーンに合わせたギフトをセレクトする。本誌連載「Food news」を月に1回担当。※『anan』2017年11月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中根美和子文・新田草子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年11月02日