クラフトビールとは、小規模な醸造所でビール職人が手造りするビールのこと。アメリカはこのクラフトビールの本場で、たくさんのブルワリー(小規模ビール醸造所)があり、レベルの高いビールが造られています。近年、日本のクラフトビール業界も盛り上がりをみせており、大手ビールメーカーが造っていないようなバラエティー豊かなビールを製造・販売しています。都内にもクラフトビールの専門店が続々オープン中。そこでおいしいクラフトビールが味わえる、最近オープンしたばかりの注目の3軒をご紹介します。■キリンビールのクラフトビールブルワリー「SPRING VALLEY BREWERYTOKYO」で6種類のビールを味比べ「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレー ブルワリー トウキョウ)」は、キリンビールの新しいクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」のブルワリーに併設されたオールデイダイニング。その場で作られた鮮度抜群のクラフトビールが楽しめます。場所は、東横線の地下化により新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地に、4月17日に開業した複合施設「ログロード代官山」内。木の温もりあふれる店内には、麦芽を煮込んで麦汁を作る工程が中まで見える、日本初導入の透明なガラスの仕込み設備やタンクがあり、ビール造りを身近に感じることができます。年間を通して味わえるのがフラッグシップビール「496」をはじめ、ピルスナーの「コープランド」、濃色ビール「アフターダーク」、ホワイトビール「オンザクラウド」、ゆずが香る「デイドリーム」、フルーツビールタイプの「ジャズベリー」の6種類。初めて訪れる人には、その6種類のビール全種類+それぞれのビールに合わせたタパスのセット2,000円がイチオシ。そのほか季節限定ビールも登場し、ビールとの相性にこだわった多彩な料理もラインナップ。特製ブロイラーオーブンを使用し、肉本来の旨みを内側に閉じ込め一気に焼き上げるグリルや自家製スモークなど、どれも絶品。新しいビア・カルチャー発信拠点として、ブルワリーツアーやワークショップも展開していくそう。■世界や日本のクラフトビールが存分に味わえる「SMITH」「SMITH(スミス)」は、原宿の明治通り沿いに3月28日に開業した「キュープラザ原宿」の4階にオープン。ここは、多数の飲食店を手がける「オペレーションファクトリー」プロデュースで、ニューヨークのブルックリンをイメージしたカジュアルな雰囲気が素敵。ビルのワンフロアを占める広い店内は5つの空間を演出。バーカウンターや個室、テラス席のほか、グリーンルームと呼ばれる開放的なテーブル席は女子会にピッタリ。そのほかシックなボックス席もあります。店内には樽生ビールのタップが8本並び、ノースウェストで生まれたオリジナルビール「SMITH」をはじめ、世界10カ国以上40種類のクラフトビールが味わえます。オリジナルビールの味は、トロピカルで華やかな感じ。バランスがよく、どんな料理にも合いそう。茨城や新潟など、日本のクラフトビールも豊富に揃います。さらに世界中のワイナリーから届く産地直送ワインもバリエーション豊か。フードは“インターナショナル&ヘルシー”をキーワードに、関東近郊の契約農家から届く新鮮野菜を中心とした石窯野菜ピザが名物。シャキシャキのレンコンとゴボウがたくさんのったものからデザートピザまで6種類。クラフトビールとピザで、ワイワイ楽しい時間が過ごせそうですね。■女性に人気のヤッホーのビールがズラリ 「よなよな BEER KITCHEN 神田店」ここはエールビール専門ブルワリーとして業界トップクラスの歴史とノウハウを持つ「ヤッホーブルーイング」の公式ビアレストラン。赤坂店に続き、3月24日にオープンし、連日大盛り上がりです。神田店はカジュアル感を意識し、カウンター席を大きく設けてあるのが特徴。おひとり様でも入りやすいのがうれしいですね。中央にオープンキッチンを配しライブ感も満載。毎日長野県佐久市のブルワリーから直送されるフレッシュなクラフトビールが楽しめます。代表ブランド「よなよなエール」はもちろん、「水曜日のネコ」「インドの青鬼」「東京ブラック」など定番のビールは10種類。さらにここで味わうことができない限定醸造ビールも登場するそう。フードは、看板料理の「ローストチキン」をはじめ、ハーブやスパイスを使用したオリジナルソーセージも10種類以上! ジューシーな肉料理と香り高いクラフトビールの相性抜群で、ついつい飲み&食べ過ぎちゃいます。ビールがおいしく感じる季節到来。今宵は、今大注目のクラフトビールに酔いしれてみては。 SPRING VALLEY BREWERY TOKYO SMITH よなよな BEER KITCHEN 神田店
2015年04月28日子どもから大人まで全世界で親しまれているゲームタイトル「マインクラフト」を体験するイベント「マイクラ部 全国キャラバン」が全国11都市で開催中だ。「マインクラフト」は、スウェーデンのベンチャーゲーム企業・MojangABが開発した、全世界で約5400万本の売り上げを誇る"ものづくり"ゲーム。ブロックでできた広大な世界で、大小さまざまなアイテムや建築物などを作成して自分だけの世界を構築していき、砂場のように自由に遊べる“サンドボックス型”と呼ばれるタイプのゲームに、突如現れるモンスターの討伐やアイテム収集などの冒険ゲーム的な要素や、農作物や家畜を育てるといった育成ゲーム的な側面などを備え、多様な遊び方で老若男女問わず、世界的に人気を博している。これまでの同ゲームのプラットフォームは、PCに始まり、iOS、Andoroid、Xbox、PlayStation、PlayStation Vitaに提供されてきたが、3月19日にPlayStation Vita向けパッケージ版として発売されたことから、これを記念して全国でキャラバンが開催されている。同イベントは、「マインクラフト」を親子で楽しむことを目的としたもので、3月21日から東京・銀座のソニービルをはじめ、その他全国10都市のショッピングモールで開催。ゲーム内でブロックを組み合わせたり、素材をつくったりすることで、親子で力を合わせてテントを張ったり、ハイキングや洞窟探検を体験する「親子キャンプ in 『マインクラフト』」をメインプログラムに、「『マインクラフト』クリエイティブコンテスト」などを実施している。2日に東京・銀座のソニービルにて開催された「親子キャンプ in 『マインクラフト』 」には、振付師のパパイヤ鈴木さんと中学2年生の長女、小学6年生の長男が参加。一般参加者に混ざって、親子で「マインクラフト」に挑戦した。イベントでは、MCとインストラクターによるガイダンスや解説動画に沿って、まずは基本操作を学んだ後、実際にテントをつくったり、ゲーム内でハイキングや乗馬、洞窟探検という流れで「マインクラフト」の世界を体験していく。「マインクラフト」は今回初挑戦だというパパイヤ鈴木さんは、まずは「ものづくりの楽しさを味わいました」とひと言。その後は実際にゲーム内でプレーヤーを動かしていくなど徐々に操作内容の難易度が上がっていくにつれ、"マインクラフト禁止令"を出したほど「マインクラフト」にハマっているという上級者の長男に助けを借りながら難所をクリアし、ゲームの楽しさを堪能している様子だった。なお、同イベントは、今後、4月11日、12日に仙台会場(イオンモール名取1階「イーストウイング」)、広島会場(イオンモール広島祇園1階「スマイルコート」)で、4月25日、26日には札幌会場(イーアス札幌「イーアスコート」)、岡崎会場(イオンモール岡崎1階「セントラルコート」)にて開催する。
2015年04月06日作家ものの器を集めはじめると、自然と他分野(陶器以外)の作家さんにも興味の幅が広がっていきます。異素材を組み合わせてみたり、あえて陶器とはまったく異なるテクスチャーを楽しんでみたり。陶器市などで作家ものの器に出会ったことがきっかけで、クラフトの世界にハマっている、という方もいるのではないでしょうか。今回は若手作家の作品を中心にキュレーションしたクラフトアイテムを販売する「folk_(フォルク)」が厳選した、ガラス・金工・竹工芸などの、食卓にまつわるクラフトアイテムをご紹介します。毎日でも使いたい、食卓まわりのクラフトアイテム〈ガラス・金工・竹工芸 編〉“日常使い”のための心和むグラスを提案グラス作家・小牧広平富士山をはじめ、名だたる山々の絶景が広がる山梨県南アルプスに、グラス作家小牧広平さんの工房はあります。日本では繊細なグラスが広く好まれる傾向にあるなか、小牧さんがあえてこだわるのは、手のなかに温かみを感じさせるやわらかい手触りと重量感。ひとつひとつ手吹きだからこそ表現できる程良い厚みと、使うたびに手のひらに優しく馴染む有機的なフォルムが魅力です。和音杯(ワイン杯)琥珀小牧広平さんの代表作のひとつでもある和飲盃。繊細な飲み口のワイングラスとは一線を画す、家でくつろぎながら飲むための “和みながら飲むサカズキ” です。思わずかざしてみたくなる美しい琥珀色は、ビールと相性がよく、赤ワインを注ぐと不思議なニュアンスが生まれます。シンプルグラスタンブラーその名のとおり、潔くシンプルなタンブラーです。シンプルでありながら、凛とした個性を感じさせる。手のひらにはほっと馴染むやさしい感触が残る、印象的なグラスです。硬質な素材から生み出される有機的なフォルム金工作家・鎌田奈穂茶道具を製作する工房を経て、独立後は器やカトラリー、ジュエリーの製作を並行して手がける金工作家の鎌田奈穂さん。純銀、銅、真鍮、アルミニウム、金など硬質な素材をひとつひとつ金槌で打ち出して生まれる器やカトラリーは、見た目は軽やかでありながら凛とした面立ちが印象的。代表作のひとつでもあるアルミニウムのプレートは、シンプルでありながらさりげなく個性を放つ、美しい意匠がとても魅力的な1品です。プレート(真鍮)こだわりは、鎚で打ち出すことで生まれる有機的な表情と、器全体を引き締めるために縁に打ちこんだ小さなドット模様。鎌田さんのケーキナイフを添えていただくと、和菓子でも洋菓子でも、スイーツが極上のご褒美に見えるのだから不思議です。カトラリー燻した竹材で提案する日常の台所道具竹工芸作家・下本一歩自ら切り出した竹を窯で燻し、その独特の色味や風合いと竹本来の節を活かしながら、高知の山奥に構えた工房で台所道具をつくる下本一歩さん。元々は炭焼きが生業だった下本さんが、素材としての「竹」の魅力に惹かれ、炭焼きの合間をぬって道具作りを始めてから約8年。今や竹工芸の台所道具を20アイテムほども展開する、地元高知県では知る人ぞ知る人気作家のひとりです。孟宗竹(もうそうちく)や四方竹(しほうちく)など、土地に因んだ竹材ひとつひとつを丁寧に削りあげてつくるその道具たちはとても表情豊かで、1度手にすればその手馴染みの良さと、自然の造形を巧みに取り込んだフォルムの美しさに心を掴まれます。お玉とトング8年前に作りはじめてからのロングセラーでもある、竹の節を活かしたお玉。持ち手の部分には四方竹を使用。インパクトのあるフォルムは、お玉の表面が程良くラフになっているため、お味噌などを溶かす時にも便利。燻した色味と節をデザインに取り込んだトングも人気。おしゃもじ風の大さじ柄に刻んだ細かい線は、表情を与えるとともに滑り止めの実用性も兼ねている。混ぜご飯や炊き込みご飯、バラ寿司などに添えると映えます。コーヒーメジャーと茶さじ見ているだけでコーヒーの焙煎香が漂ってくるような、味のあるコーヒーメジャー。コロンとしたフォルムが魅力で、使い込むほど風合いが増していきます。バターナイフバターだけでなく、スプレッドやディップ、いろいろなものを “塗って広げる” ために活躍する下本さんのバタ―ナイフ。手馴染みがよく、塗る行為そのものが楽しくなります。お箸お父さん、お母さん、こども、川の字に並んだお箸も節の活かした風合いが魅力。こどもの頃から、こんな手馴染みのよいお箸が使えたとしたら幸せです。特に作家もの・クラフトアイテムにおいて、まだまだ知らないことだらけという方にお勧めしたい第一歩が、自分のセンスに合うお店を見つけること。作家ものの器やクラフト作品を扱う店は全国津々浦々たくさんありますが、大切なのはそこに置かれる器のラインナップや価格帯が自分にしっくりくるお店であることです。セレクトのセンスに共鳴できるお店であれば、訪れるたびに新しい発見があったり、お気に入りの作家さんの情報を入手できたり、器の使い勝手、アレンジのアイデアなどを共有できたり、といろいろな意味で楽しみが広がりますよ。取材協力/・「folk_(フォルク)」 MAIL:folk.jpn@gmail.com(無休) ・小牧広平 ・鎌田奈穂 ・下本一歩テーブルギャラリー TEL:088-882-7030
2015年03月27日突然ですが、みなさんは普段の食卓でどんな器(うつわ)を使っていますか?家ごはんの比重が多いアラフォー世代は特に、ハレの日のためだけではない「普段使いの器」に、もっと気を配りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、日常づかいに活躍する器類、食卓を心地よく演出してくれるクラフトアイテムの数々をピックアップ。若手作家の作品を中心にキュレーションしたクラフトアイテムを販売する「folk_(フォルク)」と、同じく作家ものを中心としたプロダクトやアート&クラフトをオリジナルの企画を絡めながら販売する「PUNTO(プント)」のセレクトのなかから、リーズナブルで使い勝手のよさでも評判の4人の作陶家によるうつわの数々をご紹介します。毎日でも使いたい、食卓まわりのクラフトアイテム<陶器編>Modern&Rotten / 食卓に独特のニュアンスを生むプレーンな器船串篤司見た目はプレーンでありながら、テクスチャーや釉薬の塗り方、縁の仕上げなどでニュアンスのあるフォルムを特徴とする船串篤司さんの器。モダンな印象と使い込んで朽ちた(rotten)ような味わいを得意とする船串さんの器は、プレート1枚でも食卓に独特なニュアンスを生み出してくれます。それでいてどの器も主張し過ぎない、絶妙なバランス感覚も魅力。料理の種類を選ばずさまざまなシーンで活躍してくれます。エスプレッソEspressoと名付けられたこちらのシリーズは、素焼きしたマットなテクスチャーの地の、縁のみ鉄を塗って焼きあげることでコーヒー色の絶妙なニュアンスに仕上げたもの。眺めているだけで美味しいコーヒーを淹れたくなる、コーヒー好きに手にして欲しいシリーズです。型や大きさ違いで計6種類あり、ビーカータイプはクリーマーや花器など、様々なシーンで活躍してくれます。レクタングルプレート(銀彩 )釉薬の上に“銀”をあえてラフに塗り、焼き付ける作業を3~4回繰り返して完成する銀彩のレクタングルプレート。フォルムはモダンでありながら、アンティークのように程良く朽ちた感のある独特のニュアンスが魅力です。端にカップを置いて、その小脇に焼き菓子を添えて、というのが私のお気に入りの使い方。他にも、コンフィチュールとスコーン、ボンボンショコラ、なんでも映えます。アクセサリー置きにしても素敵ですよね。レリーフプレート冒頭でもお話した、食卓に独特なニュアンスを生み出すプレート。縁の造形はひとつひとつ手で削り出しているため、手間をかけて仕上げているのですが、その分、使えば使う程愛着が湧き、様々なシーンで活躍してくれる魅力的なプレートです。釉薬は4種類、削りのパターンは現在3パターンの展開です。Earthy / 土の温かみを食卓にKeicondo“土”そのものをイメージさせるKeicondoさんの器は、野菜、肉、魚、いずれも火を入れた料理との相性が抜群。あえて釉薬を塗らずに素焼きしたテクスチャーも魅力的で、特に8寸(25cm)以上の大皿は、野菜やお肉のローストなどダイナミックな料理を盛りつける際に威力を発揮します。その他にも、カレー好きな人の依頼で生まれたカレー皿や、料理店の依頼がきっかけで定番化したピザ皿など、使い込むことを前提に買い占めていくファンも多いCondoさんの器。1枚あると、驚くほど様々な食卓シーンで活躍します。ピザ皿 (25.5cm)古民家を改装したカフェ「cafe清ら」の依頼で生まれたピザ皿。まさに窯焼きピザなど、ダイナミックな料理にぴったりです。その反面、縁ぎりぎりまで使えるプレートの特徴を活かして、前菜の盛り合わせなどちょっとしたひと皿としても活躍。1枚持っていると、というおすすめのプレートです。プレートグレー(25.5cm)木炭に近い濃いグレーが、鮮やかな色を引き立てるプレートグレー。素焼きしたテクスチャーが魅力のこのお皿は普段使いはもちろん、色鮮やかな野菜料理やカナッペなど、ちょっとしたおもてなしのシーンにも活躍します。カレー皿(直径 22× 高さ6.5cm)カレー好きのために生まれたカレー皿。縁には、スプーンがカレーの中に沈みこまないためのカトラリーレスト付き。カレー以外にも、炒飯やリゾット、パスタ皿やサラダボウルなど、幅広く活躍。この中でちょっと混ぜたり和えたりもできる深さも魅力です。Storytelling / 食卓で物語を紡ぐ器鈴木美汐バウム(木の年輪)、ハニカム(ハチの巣)、キャンバスなど、自然の中にある形や色などをモチーフに器を創作する鈴木美汐さん。ひとつひとつ手で彫りあげる文様と、釉薬のやさしい色合いの濃淡に深いストーリーを感じさせる器たちは、特に女性に人気です。ドイツ留学を経た美汐さんだからこそ表現できる文様や色味が、食卓で物語を紡ぐようにさまざまな料理と融合します。ラウルシリーズ(laur series)ケルトの深い森をイメージしたシリーズ。「laur」はケルト語で「緑」を意味し、ローリエの語源にもなっているそうで、文様がローリエのようだったことから名付けたと言います。手で触れるとしっかりと彫りこまれた文様と、見れば見るほど引き込まれる釉薬の色合いが魅力。ローリエの葉の王冠のなかに盛りつけているような感覚で、器と料理の融合を楽しみます。プレートの他、ボウル(S=9cm ¥1,296、M=12cm ¥1,836、L=15cm ¥2,700)なども展開しています。キャンバスシリーズ(canvas series)キャンバス地のトートバッグのように、使い込むことで日々馴染んでいくように。そんな思いで焼き上げられた普段使いの白い器たち。料理を選ばず、どんなシーンでも活躍する、常に名脇役ぶりを発揮してくれるシリーズです。Formative / 豊かな造形力で食卓を演出する器(と動物たち)中野明彦器の釉薬の色合いと造形力の豊かさで心を掴む中野明彦さん。私のお気に入りの器は、うろこ文様と個性的なカーブを描く縁の部分(帽子でいうツバの部分)が特徴的。和にも洋にも盛りつける料理にピタッと寄り添って、食卓で不思議な万能さを発揮してくれます。中野さんの豊かな造形力の真骨頂とも言えるのが、器づくりの合間に始めたという動物シリーズ。余った土を再度手で捏ねあげて、集中力を一気に傾けて生まれた動物たちはどれも愛嬌たっぷり。小さなお子さんのいる食卓には、器だけではなくこんなオブジェを登場させても楽しいですよね。白×グレー 粉引きウロコ文シリーズ 小鉢温かみのあるウロコ文様に、淡いグレーが絶妙なアクセントを添える粉引きウロコ文シリーズ。グレーは釉薬の色ではなく(釉薬は透明)、赤土の上にかかった白化粧。白土の薄い部分が白くなりきれずグレーになるのだそう。小鉢の他、6寸皿もちょっとした取り分け皿におすすめです。動物シリーズ別称「中野動物園」とも言われるほどにラインナップが膨らんだ中野さんの動物シリーズ。中でも特に、カピバラやゴリラ、大角鹿などが人気で、食卓にひとつあるだけで豊かな表情を生んでくれます。今回ご紹介の作品をピックアップした2店は、いずれも日常使いにぴったりな「笠間焼き」の作家さんを中心に取り扱っています。陶器だけでなくクラフト全般をカバーしているので、詳細はぜひ個々のホームページなどでご覧になってみてください。お問い合わせ先/・folk_(フォルク):folk.jpn@gmail.com(無休) ・PUNTO(プント):TEL 029-255-6026(水~日 12:00~19:00)
2015年03月12日東京都墨田区吾妻橋のすみだリバーサイドホールで、日本各地のクラフトビールと地ビールを堪能できる「第10回 ニッポンクラフトビアフェスティバル2015 in すみだ」が開催される。期間は2月7日~8日。入場券は、試飲チケット10枚付きで当日券4,500円、前売り券3,900円(税込)。○20数社60種類以上のクラフトビールが味わえる2006年から始まり今回で10回目を迎える同イベントでは、「リアル・クラフトビールシーンの提供」をコンセプトに、クラフトビール文化の啓蒙や、クラフトビール業界の発展に貢献することを目的に、各種催しを行っている。期間中は、20数社60種類以上にのぼる日本各地のクラフトビール・地ビールが登場。クラフトビール審査会「ビアワングランプリ2014」受賞ビールや、ゲスト(輸入)ビールも用意され、全種樽生によるサービングで提供される。出品ビールは、秋田県の「あくらビール」、愛媛県の「梅錦ビール」、島根県の「松江ビアへるん」、北海道千歳の「北海道ビールピリカワッカ」、東京都の「アウグスビール」など。また、7日の17時30分~20時まで、クラフトビールを味わいながら出会いを楽しめる「ビアコンinすみだビール好きの輪を広げよう」も開催される。そのほか、8日にはクラフトビールとともに約120分の船旅を楽しむ「大江戸ビアクルーズ」、船の上で街コンを楽しめる「大江戸ビアコンクルーズ」が、東京都観光汽船乗船場から13時(1便)と16時(2便)の2回出航。乗船受け付けは出航時間の30分~10分前までで、航路は浅草~日の出~レインボーブリッジ~浅草の予定とのこと。
2015年02月05日●「ビールはどれも同じ」という声に、「新次元のビールを」キリンはなぜクラフトビールをつくったのか - サラリーマン醸造家の挑戦街を歩いたとき「クラフトビール」の文字を見かけることはないだろうか。作り手の顔が見えるこだわりのクラフトビールは、従来の「生ビール」のイメージを覆す存在となり、若い世代を中心に人気を集めている。このクラフトビール業界に、大手ビールメーカーであるキリンが参入したというのだ。「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)」と名付けられたこのプロジェクト、第1弾「496」はWEBでの予約販売のみ(※2014年9月現在)という状況に関わらず、予定していた4,000セットが4日で完売。第2弾「Willy」も3日で完売、第3弾の予約開始が待たれるという状況だ。大きく注目を集める「キリンのクラフトビール」を開発したのは、サラリーマン醸造家だったといううわさを聞きつけ、キリンビール商品開発研究所 蒲生徹さんと、デジタルマーケティング室 丹羽靖彦さんに話を伺ってきた。○ビール、発泡酒、新ジャンル…違いがわかりにくいという声--そもそも『クラフトビール』って何なんでしょう?丹羽さん「マスプロダクトとは違う嗜好性・多様性を持ち、味の違いや個性、つくり手のこだわりが楽しめるようなビールとご理解ください。もともと、世間で地域に根ざした小規模なブルワリーが作り手の思いを大事にしながら造るビールを地ビールと呼んでいますが、われわれとしては、小規模ブルワリーだけでなく、作り手が明確で主張を持ったビールを『クラフトビール』と呼んでいます。素材などの関係上、大量生産はしていません」--今回の企画がうまれるきっかけは?蒲生さん「ビール類の市場縮小、若者離れといった状況がある中で、キリンとして、何かできることはないかと、2011年くらいからマーケティング部の数人が発起人となり、企画を始めました」丹羽さん「そうですね。一部のお客さまからビールも発泡酒も新ジャンルも、違いがわかりにくいというご意見を頂いておりました。われわれも、それなりの価格帯で満足いただけるおいしいものをというニーズには応えてきたつもりですが、今度はもう1回、お客さまがビールを味わって色々なシーンに応じ、自ら楽しんで選択して、飲んでもらうものにしたいと考えたのが、起点ですね」--それにはクラフトビールのこだわりが重要だったのでしょうか丹羽さん「日本酒などは等級制が廃止になってから個性が弱まり低下していたのですが、個性的なものや主張のはっきりした嗜好性を明確に打ち出すことによって、市場に回復の兆しがみえます。われわれとしても、味や作り手に目を向けてもらえる商品を出していきたいと考えました」--クラフトビールという形であれば個性を出していけるぞと。蒲生さんの「企業の中の醸造家」と言うのはどういう仕事ですか?蒲生さん「基本的には、ビールのレシピを書いている仕事です。その商品がお客さまに伝えたい価値(コンセプト)を考慮しながら商品のコンセプトを考えて、技術に落としています。さらに実際のレシピをつくって、試験醸造して、できたものの香味や分析値を見て、また次の指標にフィードバックしていくことの繰り返しですね」--レシピとはどういう形のものですか?蒲生さん「原材料としてどんな麦芽を使うか、ホップをどれくらい入れるか、たん白や糖タンパク質の割合をどうするかなどを定めたものです。数値を決めていきます。今回はコンセプトのハードルが高くて…コンセプトチームからマーケティング部からは『新次元のビールを』と言われましたので、それは何なんだというところからはじめました(笑)」--新次元ってなんだ!? みたいな…蒲生さん「もう、『ビールって何だろう?』みたいなとこから(笑)。ビール通の人もうなるし、普通のビールを飲んでる人も驚くようなものをつくるというテーマでした。コンセプトチームとアメリカに行き、クラフトビールブルワリーを訪問したり…開発まで2~3年かけました」--アメリカ視察で飲んだものは、どのように活かされているんですか蒲生さん「みんなに共通しておいしいものがわかったという感じですね。アメリカのクラフトビールはとてもたくさん種類があって、レベルもバラバラなんです。そのなかでも売れている何商品かは、味がまとまっている印象がありました」--「新次元はこれだ!」と定義ができましたか?蒲生さん「『香りはすごく華やかだけど、口当たりは穏やか』『モルトのやわらかさを感じられる』『すっと後味が終わる』という仮説を立てました。普通、香りを華やかにするためにはホップの量を増やしていくのですが、そうすると苦くなってしまうんです。香りがあって苦いものはたくさんあるけど、香りがあって味がまとまっているビールはなかなかない。これが新次元だろうという話をしています」--本当に、ビールの定義を塗り替えるようですね。つくれるものなんですか…!?蒲生さん「お酒に関するさまざまな研究を行っている部門と協力しながらやっていますね」--いろいろな要素をわけて組み合わせが一つの味になるんですね蒲生さん「そうですね、麦芽とホップと酵母の組み合わせのバランスがうまくとれるように。『これは他のものとは違うだろう』という試作品ができても、全然ビールらしくなかったりするんです(笑)。そこからの調整が大変です」--蒲生さんは新卒で入社されたんですか蒲生さん「そうですね。名古屋の工場で生産管理の仕事を4年半、その後ビールの開発を5年半行っています。今までに担当したのは『グランドキリン』『キリン濃い味 糖質0』『キリン濃い味 デラックス』などです。現在、直接ビールを担当している開発担当者は10人弱ですね」--今回のプロジェクトでは、選ばれし存在なんですか!?蒲生さん「そういうことではないんですけど(笑)。いろいろな部署とオーバーラップしながら作っています。ただ、やりがいはすごくあると思いますね。私もずっとそういう商品がつくりたいと思っていたので。プレッシャーが大きいですが…ビールが好きな人はやってみたい仕事だと思います」--今後もラインナップが続きますが、そちらは試飲されているのでしょうか蒲生さん「試飲して、言いたいことを言い合っていますね。開発者同士、お互い自分の造るビールの試作品が1番だと思っているんじゃないでしょうか(笑)」●ビール業界自体を盛り上げる存在に--今回の第1弾~第4弾に加えて、さらにクラフトビールをつくっていくような戦略はあるのでしょうか丹羽さん「今回はWEBでの予約販売となりますが、来春には店舗で実際に飲めて買えて、さらに"作り手"が見えるような、ブルワリー併設店舗をオープンします。今回のクラフトビールは、マスプロダクトとは違う設備を導入して原料や売り方にもこだわっています」--あらためて整えたんですか?蒲生さん「今回のために設備を新しく作りましたし、新たに設立するレストランにも小規模のブルワリー設備を設置する予定です」--マスプロダクトとの具体的な違いとは蒲生さん「大きい設備でつくれないわけではないのですが…どうしても普通の工場だとすごい量ができてしまいます。マスで作る時には量が確保できないから使えないような原料も、使うことができるんです。また、今回DRINXというサイトでの予約販売も行っていますが(※第1弾、第2弾は完売)、こちらは詰めてすぐお客さまのところに行くことになります」--すぐに売り切れたのはうれしかったですか蒲生さん「これから届くのでプレッシャーはありますけど、うれしいですね」--満足させなければならないと。開発にあたって1番大変だったのはどのプロセスなんですか?蒲生さん「やはり、新次元ってなんだろうというところが一番難しかったです。ただこの商品もプロトタイプですので、お客さまの声を伺いながら仮説を検証していって、また考える悩むことになると思います」--これからさらに進化するということでしょうか?丹羽さん「蒲生さんは大きな課題を与えられて苦しみ、最高の状態をつくったのだと思いますが、お客さまがどういう形で受け取ってくれたかの意見を踏まえながら、共にビールの魅力を考えていきたいというのが今回のプロジェクトの趣旨です。そのためには、お客さまと対話ができる仕組みが必要だと考えました」--それが予約受注という仕組みに現れているのですか?丹羽さん「そうですね。4月1日から、キリンのオンラインショップ『DRINX(ドリンクス)』をオープンし、商品の販売をしています。『飲み物を進化させることでみんなの日常をあたらしくしていく』と言いますか、新しい飲み方、新しい味わい方、新しい暮らしの提案、こういうものを目指して商品をつくっていますね。直販サイト運営の利点として、どういうお客さまが買ってくださっているのかがわかりますので、イベントなどを通じて直接交流をはかっていくとともに、開発にもお客さまの声を取り入れていければと思っています」--暮らしの提案についても何かコンテンツなど発信する予定なんでしょうか丹羽さん「今回もそうなんですが『ビールって、ただ乾杯のときに飲めればいい』とか、疲れたときのプファーとか、機能面でも大事だと思いますけども、誰かと会うときに『こういうビールなんだよ』と楽しんでもらえる、印象に残ってもらえるようになってほしいと思っていますので。もちろんサイトで扱っているのはビールに限りませんので、こだわっている人の顔が見えるような売り方や、みなさんにコミュニケーションをとってもらえるようなやり方もできればと考えています」--精神の豊かさや余裕のある飲み方を提案するような…丹羽さん「蒲生さんが造った作ってくれた商品もそうですし、今回のプロジェクトではまた今後も違ったコンセプトでのクラフトビール商品を企画しております。『ビールはどれも同じ味じゃないか』という意見に対して、『このビールは好き』『これは好みじゃない』など語られるように。あるいは『これはこの料理と合う』『女性と飲むときはこれ』と、選ぶことへの関与を促進したい、お客さまの嗜好(しこう)性を取り戻したいというところがありますね」--実際に予約されている方はどのような方が多いのでしょうか?丹羽さん「今回は第1弾~第4弾まで企画しています。第1弾の販売時にのみ、第4弾までの一括予約コースを実施したのですが、このコースをご注文いただけるお客さまがかなり多かったんですよ。第2弾以降は詳細がわからない状態で、1万2000円のセットをご予約いただけた。内訳を見ますと、これまでは40~50代のお客さまが中心だったものが、今回は他のビール商品に比べて30代の方が10~15%くらい多くなっているんですよね。総じて若い方に『今までとちがうな』と思っていただけているようです。今後の反応についても、継続してうかがっていきたいなと思っています」--確かに、若い層がクラフトビールを楽しんでいるイメージがあります丹羽さん「現在、東京でもクラフトビールの飲食店などが増えていまして、若い男女が多く見られます。量を追うわけではなく、1杯とか2杯、自分の価値観に合ったものを飲みたいという方もいらっしゃるんだなと。一般にクラフトビールというと、ちょっと高めの設定ですので、みなさまの期待感に応えられるものをつくっていきたいなと思いますね。今回もパッケージを見ると、蒲生さんのサインが入っているんですよ。ラベルに『Passion』と入れています。パッションを感じてほしい!」--自分の名前がこんなにバーンと!蒲生さん「初めてですね」丹羽さん「サイトに大々的に出るのも初めてですよね(笑)」--今後、こういう商品をつくりたいなどありますか?蒲生さん「具体的にはいっぱいあるんですが…そうですね、もっとゆったり飲むとか、1人で飲むといったスタイルが、まだあまり浸透できてないように思いますので、そういう飲み方を広められる商品をつくりたいです」--最近クラフトビールという市場が盛りあがっているなかでのキリンさんの立ち位置とは丹羽さん「競合という意識はまったくありません。日本のビール市場は特定の味覚領域に集中した商品が多く、もっと楽しんでもらえるものを、と考えています。クラフトメーカーさんとは共同して市場を活性化していきたいというスタンスです。日本のビール産業が楽しいものになってほしいなと。共同して、もう1回ビールの嗜好性を高めて、お客さまがいろいろと選択できる環境をつくりたいですよね」--どんどん、暮らしのなかの新しいビールの飲み方の提案をしていくんですね丹羽さん「そうですね!」--ありがとうございました
2014年09月29日多摩クラフトビールフェア実行委員会は5月25日、東京都多摩市の一ノ宮公園にて、「DrinkOut! 多摩クラフトビールフェア」を開催する。○クラフトビールで多摩を泡立てよう!「クラフトビール(Craft Beer)」とは、小規模なビール醸造所でビール職人が造っているビールのこと。ビール職人が造り出す高品質なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼ぶ。同イベントは、行政も企業も企画に絡まない、地域住民が楽しみながら作り上げる地域イベントとのこと。参加するクラフトビールの銘柄は、「多摩の恵」(石川酒造)、「ネストビール」(木内酒造)、「COEDO」(コエドブルワリー)、「泉ビール」(八海山醸造)となる。また、地元・聖蹟桜ヶ丘周辺の飲食店が揃い、クラフトビールに合うメニューを提供する。会場の所在地は、東京都多摩市一ノ宮1049「一ノ宮公園」。開催時間は、10時から16時まで。入場は無料。ビールは1杯700円で、フードは1品500円均一で販売する。18日までイベント参加の各飲食店ほかで販売する前売チケットは、ビール3杯分のチケットで、価格は2,000円となる。
2014年05月06日グッチは、グッチジャパンオフィシャルFacebookにて2012年10月8日(月)までの期間中、ペーパークラフトコンテスト「グッチアイコンバッグ Cut&Craft」キャンペーンを開催する。グッチ アイコンバッグをペーパークラフトでつくり、個性あふれるクリエイティブなデザインをグッチジャパンオフィシャル・Facebookでシェアする今回のイベントは、 Facebookでの人気投票によるベスト3の作品から、クリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニ氏がベストデザインを選抜する。フェイスブック上で、ニューバンブー、ジャッキー、スティラップ バッグそれぞれのお気に入りの作品に投票すると、人気の上位9作品のなかから、グッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニがベストデザインを選び、優勝者には本物のアイコンバッグが贈呈される。今年10月19日に優勝作品発表される予定だ。グッチジャパン オフィシャル・Facebook元の記事を読む
2012年09月18日「ファセット」は4日、Webページをリニューアル。「ペーパークラフト日本名城シリーズ」など自社商品の直販ショッピングサイトをオープンした。「ペーパークラフト日本名城シリーズ」は、自治体や大学との共同開発を行い、古図面・復元図面より正確に設計された模型。「復元幕末名古屋城」(1,890円)、「忍城」(1,260円)など歴史ファン、城好き、模型マニアなどの興味をそそる商品をそろえる。リニューアルされた同社Webページでは、これら商品を直販で購入できる体制を充実。以前からショッピングサイトなどで通販されていたが、今後は目的の品物がより入手しやすくなるという。商品の詳細、購入は「ファセット公式サイト」へ。「国宝期名古屋城本丸御殿」や情景パーツセットが無料でダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日乳製品などの製造、販売を行っている森永乳業は、「とろ~りチーズ」と「あつあつごはん」の意外な組み合わせが楽しめる「クラフトチーズでごはん!?」を、9月1日より全国で発売する。価格は190円。同商品は、チキンコンソメをブレンドした、ごはんに絡み合う「とろけるチーズ」と、見た目にもおいしい2色の「コロコロチーズ」を使用。温かいごはんにふりかけ、電子レンジ(500W)で約30秒加熱するだけで食べることができる。「チーズ」はこどもが好む食べ物であり、かつカルシウムなども豊富。すぐれたエネルギー源である「ごはん」と組み合わせることで、しっかりと栄養を取ることができるという。さらに、他の食材との相性も良いため、納豆、めんたいこ、キムチなど、好みの食べ物をのせて、自分だけの「ちょい足しレシピ」も楽むことが可能。朝食やちょっと小腹がすいた時、仕事・勉強の夜食などにもおすすめとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日オーガニックよりさらに進化したワイルドクラフトコスメブランドとして注目を集める「QUON(クオン)」。ワイルドクラフトとは、農薬や肥料を一切与えない無農薬・自然農の自然栽培方法のこと。人の手を加えず自然環境下で育つため、大地の恵みをたっぷり含み、植物本来の生命力を持つといわれる。今年9月に誕生したQUONは日本初の国産ワイルドクラフトコスメブランド。奈良県産の無農薬・自然農の大和茶をメインの原料とし、そのほかの成分にも可能なかぎり国産の自然原料を使用している。すでに販売している化粧水・乳液・美容液のオールインワンセラム「クオン ビューティー アクチュアライザー」は国産原料80%を実現。繊細でやさしい香りや使用後の肌バランスなどに優れ、愛用者も急増中だ。さらに、日本のお茶の発祥地ともいわれる大和高原の耕作放棄地を自然農で再生したり、障害のある人が働く施設で原料の抽出を依頼するなど、環境や社会へ配慮したソーシャルプロダクトとしての一面も。商品のコンセプトや姿勢に共感する人も増えている。そんな同ブランドの「オイルエッセンス」シリーズに新商品「クオン インデプスエッセンス」が仲間入り。国産の茶実油をベースにツバキ油、ユズ種子油など、保湿効果の高い良質なオイルをブレンドしたもので、既存のアイテムに比べて、しっとりした使用感が特徴。もちろん、天然成分100%、化学成分完全フリー。原料の52.1%が国産だという。これからの季節、乾燥による肌荒れが気になる人には、とくにおすすめとのこと。クオン インデプスエッセンス(20ml)3,150円商品は11月中旬より国内のデパートなどの化粧品コーナー、ナチュラル&オーガニックセレクトショップなどにて販売される。QUON 取材/古屋江美子
2011年10月28日