5月14日から開催される第77回カンヌ国際映画祭で、ジョージ・ルーカス監督が名誉パルム・ドールを受賞することが明らかになった。ルーカス監督は5月25日の閉会式で表彰を受ける。これまでの名誉パルム・ドールの受賞者には、ハリソン・フォード、マイケル・ダグラス、クリント・イーストウッド、カトリーヌ・ドヌーヴらがいる。同映画祭のX公式アカウントは、ルーカス監督を「ハリウッド映画界の巨匠で、『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズの監督、脚本家、プロデューサー」と紹介。「素晴らしいエンターテインメントとイノベーション、そして神話、現代性、映画愛、テクノロジーを結びつけることに成功しました」と称えた。ファンは「何と言っても『スター・ウォーズ』の始祖なんだからすべての賞の受賞資格がある!」「フォースと共にあらんことを!」「本物のレジェンド」「おめでとうございます!」と祝福している。ルーカス監督は、「カンヌ国際映画祭は常に私の心の中で特別な場所を占めてきました。私のデビュー作『THX 1138』が、初監督作品を上映するための監督週間と呼ばれる新しいプログラムに選ばれた時は驚き、大喜びでした」と映画祭とのつながりをふり返った。「それ以来、私は脚本家、監督、プロデューサーという様々な立場で何度も映画祭に戻ってきました。このような特別な評価をいただくことは本当に光栄ですし、私にとって大きなことです」と名誉パルムドール受賞の決定に喜びを語った。(賀来比呂美)■関連作品:スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年04月10日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の山崎貴監督が、ルーカスフィルム/ILM訪問&上映会に参加した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いし、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』も公開された。国内外の多数の映画賞を席巻し、数々の映画賞にノミネートされ15以上の受賞を獲得。3月にアメリカで開催される第96回アカデミー賞の「視覚効果賞のショートリスト10作品にも残っており、ノミネートが有力視されている。○■映画『ゴジラ-1.0』をルーカスフィルムで上映そんな北米での盛り上がりの中で、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』を生みだした映像制作会社・ルーカスフィルム、および傘下にあるILM(インダストリアル・ライト&マジック)社からの招待を受け、山崎監督が同社を訪問。現地の社員約300名に向けて本編上映&トークショーが実施された。ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』の生みの親であり、世界で最も有名な監督の1人、ジョージ・ルーカスが設立し、ILM(インダストリアル・ライト&マジック)社は、『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズ、そして『E.T.』『ジュラシックパーク』『タイタニック』『アベンジャーズ』などのVFXを作り上げてきた世界トップクラスのSFXおよびVFX(※)の制作会社。(※SFX=特殊撮影 VFX=CGなどを用いた視覚効果)そんなルーカスフィルムのCCO(最高クリエイティブ責任者)であり、アニメ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の総監督や、実写ドラマ『マンダロリアン』などの製作総指揮兼監督などでも知られ、今後の『スター・ウォーズ」シリーズを牽引していく中心人物 デイブ・フィローニ氏は『ゴジラ-1.0』を鑑賞して絶賛。ルーカスフィルム/ILMの社内向けに開催される「フィルムメーカー・フォーラム」に山崎監督を招待し、『ゴジラ-1.0』の上映とデイブ・フィローニ氏とのトークショーを開催した。『スター・ウォーズ」の大ファンであることを公言し続けてきた山崎監督は、サンフランシスコにあるルーカスフィルムに到着し、社屋を案内されると、ダース・ベイダーやR2-D2、ヨーダなどの展示物に大興奮。展示されている制作物等の説明を受けながら、社内を見学した。社内のシアターには約300名が集結し、上映が始まる前の舞台挨拶で山崎監督は「僕のキャリアは『スター・ウォーズ』を観たことから始まったので、この聖地に来て、自分の監督した映画を皆さんに観ていただけるというのは本当に幸せですし、ものすごく興奮しています。ILMの初期から、その仕事をずーっと観てきました。そして何度も何度も衝撃を受けてきました。CGの仕事を始めたころに『ジュラシックパーク』が公開され、ひっくり返りそうになるくらい驚いて……。そういう瞬間が何度も何度もあって、僕にとって燦然と輝く目標がILMであり、ルーカスフィルムでした。今ここにいることが本当に夢のようです」と喜びを伝えた。上映が終了すると会場内は大きな拍手と大歓声が巻き起こり、山崎監督が再登場すると観客はスタンディングオベーション。トークショーでは、デイブ・フィローニ氏が代表して山崎監督に多くの質問を投げかけ、どのように撮影したのか、ゴジラをどのように作り上げたのかを話す。会場にいる社員たちは興味津々であり、熱心に耳を傾けた。また、VFX制作の楽しみや、『スター・ウォーズ』の魅力の話になると国を超えて共感し、VFX制作者同士ならではの話に花を咲かせた。トークショー終了後には、山崎監督のサインや写真撮影を希望する社員で行列に。「とても面白かった!」「また会いましょう!」と何度も声をかけられ、山崎監督も嬉しそうに応じた。ルーカスフィルムへの訪問と上映会を終えた後、山崎監督は「上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました。僕と同じようにVFXの楽しさや、苦しさ、面白さを知ってる人たち、その中でも世界トップクラスの人たちの前で上映して、いろいろなお話をすることができて、今日は本当に素敵な日でした」と感慨深そうに話した。○■山崎貴監督 コメントルーカスフィルムに『ゴジラ-1.0』を持って来れたという、それだけで本当に嬉しいです。そして同業者ならではの温かさで皆さんが反応してくれて、上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました。僕と同じようにVFXの楽しさや、苦しさ、面白さを知ってる人たち、その中でも世界トップクラスの人たちの前で上映して、いろいろなお話をすることができて、今日は本当に素敵な日でした。エンドロール中、「VFX 白組」の名前が出たところで拍手が起きていたそうで、皆喜ぶと思います。僕以上に「世界に届けるんだ!」という気持ちを持って作ってくれたスタッフたちだったので、その話を聞いたら報われると思います。皆にちゃんと伝えます。(C)2023 TOHO CO., LTD.
2024年01月19日第75回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『CLOSE/クロース』。監督を務めるルーカス・ドンが、長編2作目となった本作について語った。前作『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞し、長編2作目となった本作では第75回のグランプリを受賞するという“カンヌに愛される”俊英ルーカス・ドンだが、実は幼いころの夢は全く違うものであったという。『Girl/ガール』より「実は、私は映画監督になりたかったわけではなく、ダンサーになるのが夢でした。でもその夢が恥ずかしくて、13歳の時には諦めてしまったのです」と明かし、続けて「昔踊っていた時に批判されているように感じてしまい、人目を気にしない強さが私にはありませんでした」とも打ち明ける。だが、やがてルーカスは再び夢中になれるものと出会うことになる。それは偶然母親が観ていた映画。「私は映画『タイタニック』が大好きだった母を通して映画を知り、その後映画の勉強をするようになりました」と、ルーカスは意外な作品が出会いだったと当時をふり返る。ルーカス・ドン監督第75回カンヌ国際映画祭にてそして個人の内面的な部分を描いた映画を作りたいと思うようになるまで、それほど時間はかからなかったそうで、前作『Girl/ガール』や本作『CLOSE/クロース』のアイディアの欠片はすでに幼いころに持っていたようだ。さらに自身の映画作りについて「幼少期や10代前半の頃に自分にとって不安だったことを探求してみたいと思ったのです」と語り、「『Girl/ガール』では社会的規範やレッテル、固定観念にまみれた社会で、自分らしく生きることの難しさとアイデンティティについて描いています。また身体的で、外面と内面の葛藤に焦点を当てた映画でもありました。私はそのアイデンティティの問題と、他人やグループからどう見られているかに起因する葛藤について探求し続けたいと思っていました。何よりも、私は個人的な深いテーマについて話したかったのです」と、テーマは常に身近にあることを明かした。本作『CLOSE/クロース』も、自身が10代の頃の経験を基にしたオリジナルストーリー。自身にとって身近な出来事をテーマに選ぶからこそ、世界中で共感を得て、観客の胸を打つ作品が生まれるのかもしれない。第75回カンヌ国際映画祭にて『CLOSE/クロース』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CLOSE/クロース 7月14日(金)より全国公開© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
2023年05月27日ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディが、「Entertainment Weekly」誌のポッドキャスト「Dagobah Dispatch」に出演。Disney+で配信中のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」について語った。昨年5月に配信開始となった全6話構成の同ドラマ。シーズン2の製作の可能性について尋ねられると、ケネディは「『オビ=ワン・ケノービ』のドラマはもう作りませんと言うのは、いつでもためらわれます。もしかしたら私たちが作っている他の物語に組み込んだり、最終的に映画になったりするかもしれませんし。どうなるでしょうね?」と濁した。そのあとで、「ただ、いまのところ、このドラマは独立したリミテッドシリーズです。現状、拡大予定はありません」とリミテッドシリーズであることを強調し、少なくとも近いうちにシーズン2が製作される可能性はないことをうかがわせた。昨年、「オビ=ワン・ケノービ」の脚本家で製作総指揮の一人も務めたジョビー・ハロルドも「この先のことについては考えていません」と発言していた。「オビ=ワン・ケノービ」は、『スター・ウォーズ』新三部作でオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーが同役を再演、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー)もカムバックを果たし話題を集めた。(賀来比呂美)
2023年05月24日ダニエル・クレイグが変わり者の名探偵を演じるNetflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』より特別映像が解禁。エドワード・ノートン、ケイト・ハドソンとともに撮影秘話を明かしている。本作は、風変わりな紳士名探偵ブノワ・ブランが、複雑に絡み合った人間模様により巻き起こる難解な殺人事件の謎を解き明かすミステリーの第2弾。配信開始後の累計視聴時間が2億5372万時間に達し、Netflix映画(英語)の歴代TOP10にも名を連ねる本作。日本でも3週連続でNetflix週間TOP10(映画)入りするなど話題を呼んでいる。そんな本作よりこの度、主演のダニエル・クレイグと大富豪マイルズ役を演じたエドワード・ノートン、マイルズが主催するゲームの参加者バーディー役のケイト・ハドソンが、撮影の裏話を赤裸々に告白する特別映像が届いた。本物の殺人事件が起こるとも知らずに悠々と謎解きゲームの推理を披露するブランのおちゃめな姿を収めた本編映像とともに、撮影の舞台裏を語り明かす。物語の舞台は、優雅で美しい景色に囲まれた地中海の孤島リゾート。IT業界の大富豪マイルズが古くからの友人たちを招待し、殺人事件を模した“平和な謎解きゲーム”を開催する。それがまさか、ある計画を携える者によって“本物の殺人ゲーム”へと変貌していくとも知らずに…。解禁された映像では、友人たちにマイルズが謎解きゲームの説明をしている物語序盤の映像が映し出される。豪華な大広間でテーブルを囲む参加者たちに「もし犯人が分かったらその殺人法を教えてくれ。何よりも重要なのは動機だ」と呼びかけるマイルズに対し、間髪入れず謎解きの答えを披露し、ゲームの腰を折るブラン。そんな彼についてダニエルは「ブランは(謎解きゲームに)参加できてとてもうれしいんだ」とブランの心情を代弁。ブランは事件の依頼が減り、退屈な日常にうんざりしていたのだ。エドワードも「映画のこの時点では皆、不幸で無表情。彼(ブラン)だけは、夢見心地で最高の気分」と補足した。また、ダニエルは「このキャストと共演できて光栄だった。楽しかったよ」と撮影をふり返り、エドワードも「もらった台本がとても良くて本番が待ち切れなかった。ブランのシーンが始まった時、大笑いしてしまった」と現場での和気あいあいとした様子を語った。ケイトはキャストたちの反応が印象的だったそうで「(みんながブランの推理を聞いている時の)反応が面白かった。特にキャスリン。あの驚いた顔!笑いを我慢できなかった」と明かした。さすがの推理力で、マイルズが試行錯誤した渾身の謎を一瞬で解き明かしてしまったブラン。あっけなく終わってしまったゲームを前に、ほかの参加者たちが絶妙な空気を醸し出すシュールさが印象的な本シーンについて、ダニエルは「ディナーのシーンは難しかったが、(ライアン・ジョンソンは)気まずさと緊張感が持ち味の監督だ。だから(このシーンに)面白みが出た」と解説した。ケイトも「観るとあっという間だけど撮影には2日かかった」と本シーンが特に時間をかけてこだわり抜かれている場面だと力説。お遊びの推理ゲームは一瞬で解き明かすブランが、ゲームの参加者に一歩ずつ近づく本物の殺人事件にどのように立ち向かうのか?ミステリー好きの好奇心を掻き立てる映像となっている。『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』はNetflixにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年01月13日ジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務め、アカデミー賞受賞ロン・ハワードが監督を務めた冒険譚を、その20年後の世界を舞台にディズニープラス オリジナルシリーズとして描く「ウィロー」。本作でプロデューサーを務め、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では脚本を手掛けたジョナサン・カスダンが、幼い頃に見た映画版『ウィロー』に衝撃を受けたことを告白した。本作には、ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディや映画『ウィロー』でメガホンをとったロン・ハワードなど名だたる製作陣が集結しているが、その中の1人であるジョナサンは「前作は、大きなスクリーンで映画を見ることの素晴らしさを僕に教えてくれた。ジョージ・ルーカスとロン・ハワードはイマジネーションに溢れた膨大な世界を作り出し、ドキドキハラハラするようなとても楽しい瞬間を僕らに与えてくれた」と言い、「8歳だった僕は、自分が見たもののスケールの大きさに興奮しながら映画館を出た」と告白。ルーカスが生み出した『ウィロー』を鑑賞した時の衝撃をふり返った。悪の女王が支配する暗黒の時代に、世界を救うという赤ん坊を拾った見習い魔法使い・ウィローの大冒険を描いた前作。当時の最先端技術で生み出されたファンタジックな世界観と、ルーカスとハワードが紡いだドラマチックなストーリーは、大人になったジョナサンの心を捉え続けていたようで、「20代半ばの頃、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』を見に行った時に、“『ウィロー』を見た時もこんな気持ちになったな”と思い出したのを覚えている。鑑賞当時の気持ちは、大人になってこのキャリアを始めてからも離れなかった」と、映画製作者としての道を歩むことになったいまも鮮烈に胸に刻まれていることを明かす。さらにジョナサンは、「キャスリーン・ケネディとロン・ハワードとの繋がりのおかげでこの作品を手がける機会が訪れた時、僕はとても惹かれた」と語り、思い入れのある作品の最新作を自らの手で手掛けることへの喜びを語る。見事に夢を実現させたジョナサンは「今は当時よりも『ウィロー』の素晴らしさを理解していると思う」と、本作を手掛けるにあたって改めて製作者として新たな視点で作品と向き合ったことを明かしている。ウィロー役のワーウィック・デイヴィスは、このプデューサーについて「彼は優れたマインドを持った人。彼がどうやってこんな話を思いついたのか分からないが、毎話ごとに脚本を読むときは最高にエキサイティングだった。“ここから僕らはどこに行くんだろう?”、“このキャラクターは次に何をするんだろう?”」と言い、想像を巡らせていたようで、「ジョン(ジョナサン)ほどクリエイティブな人はいないと僕は思う。彼はオリジナルの映画の要素も持ち込み、とても賢い形で使ってもいる」と、誰もが思いつかないような発想力を持っていると絶賛。本作でもドキドキハラハラが止まらない大冒険が描かれていることを示唆している。そんな本作は前作から20年後の世界が舞台。ウィローたちの活躍により、闇の勢力は王国から追放されたはずであったが、邪悪な気配を纏う新たな脅威が動き出す。再び王国に危機が迫る時、ウィローと若き冒険者たちの神秘に満ち溢れた新たな旅が始まっていく。「ウィロー」は11月30日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年11月19日ダニエル・クレイグが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督が手掛けたウォッカブランド「ベルヴェデール」のCMに出演。ジェームズ・ボンド時代とは一線を画すファンキーな魅力を見せつけている。最大の見せ場はタンクトップにチェーンのネックレスという姿でのダンス。腰、お尻をフリフリするサービスショットも披露した後、やっと金庫の中に「ベルヴェデール」を見つけて「やっとだ」と一口すするダニエルに、ワイティティ監督の「カット」の声がかかる。「もう一度だ。ありのままの自分で」と言われてしまう。その後は、ワイティティ監督がアシスタントを追い払ったことで寿司がワイティティ監督のコーヒーに入ってしまうハプニングや、ダニエルのNGシーンらしきものが映し出される。音楽はワイティティ監督のパートナーのリタ・オラとラッパーのGiggsが担当。コメディアンでもあり、コメディ色の強い作品を撮ってきたワイティティ監督らしさと、ダニエルのユーモアを引き出したCMは、ファンに「ウォッカの広告史上最高のCM!」「好む人もいれば嫌う人もいるかもしれない。でもベルヴェデールのマーケティングチームは確実にうまくやった」「ダニエルのこんな姿を想像したことがなかった。びっくりだよ(いい意味でね)」と好評だ。(賀来比呂美)
2022年11月11日2022年10月18日、俳優のダニエル・クレイグがイギリス王室より勲章を授与されました。クレイグといえば、『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド。2006年に公開された映画『007カジノ・ロワイヤル』から2021年に公開された『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで、同シリーズで約15年間、ジェームズ・ボンド役を務めました。イギリス王室は、彼の映画や演劇への貢献を認め、勲章を授与したとのことです。We’ve been expecting you…️The Princess Royal presents Daniel Craig with The Order of St Michael and St George - the same honour held by his character James Bond - in recognition of his outstanding contribution to film and theatre. pic.twitter.com/X20TP6BogL — The Royal Family (@RoyalFamily) October 18, 2022 イギリス王室がSNSに投稿した写真は、アン王女がクレイグに勲章を授与する姿。クレイグに授与された勲章は、ジェームズ・ボンドが劇中で授与されたものと同じ『Companion of the Order of St Michael and St George』でした。2012年のロンドンオリンピックの開会式では、ジェームズ・ボンドとしてエリザベス女王と共演し、話題となったクレイグ。このニュースには、祝福の声だけでなく、「エリザベス女王とのツーショットをまた見たかった」という声も寄せられました。・『007』のワンシーンみたい。映画の中の勲章と同じなんて、粋だなあ!・クレイグのジェームズ・ボンドは、配役が発表された時に疑問の声があったけど、ファンをうならせる演技で本当に素晴らしかった。とりこになりました。長い間お疲れ様でした。・おめでとうございます。ロンドンオリンピック開会式の、エリザベス女王との共演も最高でした。2人のツーショットを、もう一度見たかったな。・本当にかっこいい!おめでとうございます。次のジェームズ・ボンドが誰になるのかは楽しみだけど、クレイグのボンドがもう見られないのはさびしいな。イギリス国民や『007』のファンのみならず、多くの人がクレイグの功績をたたえています。クレイグ演じるジェームズ・ボンドの姿を、今一度、目に焼き付けたくなる素敵なニュースですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月20日ダニエル・クレイグが聖マイケル・聖ジョージ勲章を受章し、自身が演じてきた『007』のキャラクター、ジェームズ・ボンドとまた共通点が増えた。王室のSNSが「お待ちしておりました…プリンセス・ロイヤル(アン王女)はダニエル・クレイグの映画と演劇界への素晴らしい貢献を称え、彼が演じたジェームズ・ボンドと同じ聖マイケル・聖ジョージ勲章を授与しました」と発表。ウィンザー城で行われた叙勲式で、アン王女がダニエルに勲章を授けている画像を添えた。ダニエルは、今年1月にエリザベス女王が発表した叙勲リストに名を連ねていた。映画ファンは「リアル・ジェームズ・ボンドにまた一歩近付いた」「とても素晴らしいこと」「おめでとう、ダニエル!」と祝福の声を送る一方で、「エリザベス女王が授与するシーンを見たかった!」と先月亡くなったエリザベス女王との“再共演”が叶わなかったことを惜しむ声も寄せている。ダニエルは2012年、ロンドン五輪でボンドに扮し、エリザベス女王と共演。世界中を沸かせた。ダニエルとボンドには英海軍から名誉司令官に任命されたという共通点もあり、英海軍は今回の叙勲を祝福している。(賀来比呂美)
2022年10月19日ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ・ブランを演じるNetflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』より、初映像とキービジュアルが公開された。本作は、ダニエル演じる風変りな紳士名探偵ブノワ・ブランが、難解な殺人事件の謎を解き明かす本格ミステリー。前作の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』はアカデミー賞脚本賞を受賞、世界中が注目する大ヒット作品となった。ブノワが新たに挑むのは、絶海の孤島で巻き起こる殺人事件。IT業界の大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)と、マイルズによって地中海の孤島に集められた友人たちは、ミステリーゲームと称し、4つのパズルが埋め込まれたゲームボードの謎解きに挑戦。ところが、実際に殺人事件が起こり、状況は一転する。今回公開された映像では、容疑者たちはそれぞれ何かを企み、何かに怯えながら真実を隠している様子。さらに、不穏な音楽と共に燃える屋敷や刃物をもって身構える女性、逃げ出す車が次々と映し出され、ブノワも「ドアに鍵をかけ、部屋にいろ。全員危険だ」と忠告するシーンもあり、前作を上回る危険な事態を予感させる。またキービジュアルでは、本作の舞台となる地中海の孤島で佇むブノワと、彼と対峙するかのような8人の容疑者の影も写し出されている。前作でストーリーテリングを高く評価されたライアン・ジョンソンが、本作でも監督と脚本を続投。ジョンソン監督は「アガサ・クリスティのように全作品が全く新しい本のように作り、それぞれの作品に意義をもたせたかったんだ」と思いを語っている。Netflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』は12月23日(金)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年09月09日Disney+とルーカスフィルムが、『ウィロー』の続編ドラマ「Willow」(原題)で初めてトランスジェンダー俳優を起用したことがわかった。同ドラマは、ジョージ・ルーカス原案&ロン・ハワード監督の映画『ウィロー』(1988年)のその後を描いたもの。王女キット(ルビー・クルス)がパーティを組んで、自身の双子の弟(または兄)を救うために旅に出るという物語。「Deadline」によると、今回トランス俳優として初起用となったタリサ・ガルシアは、女王役を演じる。小さな役で、1話だけの出演の可能性もあるとのこと。Disney+の映画とドラマで、トランス俳優がシスジェンダーのキャラクターを演じるのは初めてだという。タリサはチリ生まれのイギリス育ちで、英語とスペイン語が堪能。代表作にBBCドラマ「バティスト~アムステルダムに潜む闇~」などがある。トランスジェンダーであることはオープンにしており、本人も今回の件をツイッターで報告している。他のディズニー関連作でトランス俳優が起用された例では、2021年に『ラーヤと龍の王国』でパティ・ハリソンが長編アニメで初のトランス俳優として出演(テイルの長役)。最近では、Disney+で製作される「Ironheart」(原題)でもトランス俳優を探していると報じられている。(Hiromi Kaku)
2022年04月08日『007』シリーズ最新作で、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後の作品『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブルーレイ&DVDが、3月2日(水)よりリリース決定。4K Ultra HD+ブルーレイの4K UHDにはさらに約47分のドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」が収録される。『007/カジノ・ロワイヤル』で6代目ボンドに就任し、『007/スカイフォール』の世界興収がシリーズNo.1作品に。歴代最長となる15年、5作目の本作で卒業となるダニエル版ボンド役が壮大かつエモーショナルな形でフィナーレを迎える。前作のラストから一線を退いていたボンドが旧友の助けに応じて復帰。過去との決別、恋人マドレーヌとの新たな関係。そして、今度の敵は人類にとって脅威となる最凶の悪…。ボンドはジャマイカから、ノルウェー、スコットランド、MI-6の本拠地ロンドン、イタリア・マテーラと世界を駆ける。圧巻のアクション、数々の秘密兵器、迫力のカーチェイス。その結末も必見となっている。そんな本作は、コロナ禍以降公開のハリウッド映画で世界累計興行収入第1位に。日本では『007』シリーズ史上最高のオープニング成績を記録、国内興行収入ランキング初登場第1位を記録した。ダニエル版ボンドの最後の敵を演じるのは『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック。冷酷な敵サフィンの抱える闇を見事に体現した。恋人マドレーヌ役レア・セドゥ、MI-6の兵器開発担当主任Q役ベン・ウィショーをはじめ、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズらが続投。監督はボンド史上初の米国人監督キャリー・ジョージ・フクナガ。『ファースト・マン』『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレンによる撮影技術も圧巻で、アクションシーンにおける長回しなどカメラワークにも息をのむ。また、ボンドと敵、両方にとって最愛の人物となるレア・セドゥ演じるマドレーヌ、ラシャーナ・リンチ演じる00(ダブルオー)エージェントのノーミ、アナ・デ・アルマス演じるキューバのCIA諜報員パロマ…。本作では、自分の道を切り拓いていく勇敢なボンドウーマンたちの存在が注目を浴びている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はブルーレイ+DVDは3月2日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2022年01月17日アディダス オリジナルス(adidas Originals)から、クレイグ・グリーン(CRAIG GREEN)とのコラボレーションによる新作スニーカー「クレイグ・グリーン スキューバ フォーマー(CRAIG GREEN SCUBA PHORMAR)」が登場。2021年12月9日(木)より、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿など一部店舗限定で発売される。アディダス オリジナルス×クレイグ・グリーンの新作コラボスニーカーアディダス オリジナルスとクレイグ・グリーンの最新コラボレーションとなる本作の最大の特徴は、スキューバ用のダイビングシューズに着想を得たソール。クレイグ・グリーン自身のブランドのシグネチャーであるキルティングとアディダスのテクノロジーを掛け合わせた、全く新しいシルエットのソールを搭載している。フィット感を調整するコードシステム搭載アッパーには、前作にも導入された、シューレースとは異なるコードでフィット感を調整出来るコードシステムを搭載。優れた履き心地を提供すると共に、クレイグ・グリーンとのコラボレーションの特徴にもなっている、ユニークなシルエットを形作るのに一役買っている。価格は33,000円で、カラーはグリーン、オレンジ、ブルーの3色展開。グリーンはグレー、オレンジはベージュ、ブルーはブラックと、アッパーカラーに合わせたカラーリングのソールを組み合わせている。商品情報アディダス オリジナルス「クレイグ・グリーン スキューバ フォーマー(CRAIG GREEN SCUBA PHORMAR)」発売日:2021年12月9日(木)価格:33,000円取扱店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 新宿、スニーカーズエンスタッフ 東京、CONFIRMED アプリ【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30〜18:00)
2021年12月05日俳優のダニエル・クレイグが主演を務めるミステリー映画『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』が、dTVで配信スタートした。『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが、監督とともに脚本も担当した同作。アメリカのとある豪邸で、世界的なミステリー作家=ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の誕生日パーティーが開かれる。しかし翌朝、彼は遺体となって発見され、調査の依頼を受けた名探偵のブノワ(ダニエル・クレイグ)は、刑事と共に捜査を開始。やがて、パーティーに参加した家族全員が容疑者となり、彼らの複雑な人間関係が明らかになっていく。同作には、ダニエル・クレイグをはじめとする豪華キャストが集結。『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エバンスが一族の厄介者・ランサムを演じるほか、今月1日に公開された007シリーズ最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でダニエル・クレイグと共演するアナ・デ・アルマスが、ブランに協力する看護師・マルタを演じる。(Knives Out (C) 2019 Lions Gate Films Inc. and MRC II Distribution Company LP. Artwork & Supplementary Materials (C) 2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年10月07日「007」シリーズ25作目となる最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開を迎えた1日、ジェームズ・ボンドを演じることが最後となったダニエル・クレイグが日本のファンのためだけに特別に寄せた、30秒の特別メッセージ動画が公開された。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後。死闘はクライマックスへー。誰もが知る世界的なヒーローを演じるプレッシャーをはねのけ、シリーズ最高興収を叩き出し、さらにその記録を『007 スカイフォール』(12)で自ら更新。そしてついにボンド引退を表明したことでも話題の本作が公開された。公開された動画でジェームズ・ボンドは「僕は15年間ジェームズ・ボンド役を演じてきましたこれでお別れです全力で挑んだこの作品はまさに集大成です日本の皆様に愛を込めてありがとうありがとうございました」と日本語でメッセージを送った。先日、日英をオンラインでつないで盛大に実施されたバーチャルイベントでは、ジェームズ・ボンドを演じた15年間を振り返り「数え切れない程いろんなことがあったけど、十分やり切ったよ」と、正直な気持ちを吐露していたダニエル。この15年間で得たものは、最高のキャストと最高のスタッフと仕事ができた事だと語ったが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガ監督も「『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がついに完結する。ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだった」と、ダニエルに対して感謝と称賛の気持ちを表しつつ作品をアピールした。イベント中に日本のたくさんのファンに向けて、「ありがとう」と日本語で感謝の意を伝えるキャストの姿が印象的だったが、今回のコメント映像では、ダニエルに自分の言葉でメッセージを寄せてくれるように頼んだところ、ダニエル自ら日本語を選び、ファンに向けて「ありがとうございました」と感謝。ダニエルが最後のボンドを演じたことへの強い思いと、日本のファンへの愛が伝わるメッセージ動画となっている。スポット映像として公開日の本日から放映される。(C)2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月01日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後にして集大成となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、ついに公開。日本のファンへ向けてメッセージを寄せた貴重な映像が到着した。この度解禁となったのは、ダニエルが15年間演じてきたジェームズ・ボンド役を本作でついに卒業、キャスト・スタッフともに総力を結集したシリーズ集大成であると改めて語る、日本のファンのためだけに特別に寄せた30秒の特別メッセージ動画。先日、日英をオンラインでつないで盛大に実施されたバーチャルイベントでは、ジェームズ・ボンドを演じた15年間をふり返り「数え切れない程いろんなことがあったけど、十分やり切った」と、正直な気持ちを吐露していたダニエル。この15年間で得たものは、最高のキャストと最高のスタッフと仕事ができたことだと語ったが、本作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガ監督も「『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がついに完結する。ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだった」とダニエルに対しても感謝と称賛の気持ちを表し、本作が名実ともに集大成にふさわしい作品だということを改めてアピールしていた。今回の映像中には、ダニエル自ら「日本の皆様に愛を込めてありがとう」とメッセージ、そして日本語で「ありがとうございました」とファンへ特別に感謝のコメント。ダニエルが最後のボンドを演じたことへの強い思いと、日本のファンへの愛が伝わる本動画はスポット映像として公開日の本日から放映される。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年10月01日10月1日に日本公開される『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンド役を卒業するダニエル・クレイグが、ブロードウェイに復帰することになった。シェイクスピアの『マクベス』で、『007』のバーバラ・ブロッコリーがプロデュースする。クレイグの役は、主人公マクベス。レディ・マクベス役はルース・ネッガが演じる。演出はトニー賞を受賞したサム・ゴールド。上演は来年3月29日にスタートし、4月28日に正式初演。上演期間は15週間。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の後、クレイグには『ナイヴス・アウト』の続編が控える。ネッガの次回作は、今年のサンダンス映画祭でお披露目された『Passing』。いずれの作品もNetflixが世界配信権を獲得している。文=猿渡由紀
2021年09月30日映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』バーチャルイベントが9月27日(月)、都内にて行われ、主演のダニエル・クレイグらがオンラインで登壇した。ロンドンより中継で日本ファンからの熱い質問に答えたダニエルらは、最後「ありがとうございます!」と日本語で挨拶した後「3、2、1」の掛け声で律儀にお辞儀もしてみせ、日本ファンを熱狂させていた。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は『007』シリーズ25作目。ダニエルが最後のジェームズ・ボンドを演じることで話題の本作。ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていたが、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで、平穏な生活は突如終わってしまう。イベントには「日本芸能界における熱烈な007ファン」代表として、片岡愛之助、前田敦子も登場。直にキャスト勢に質問できるという、うれしいチャンスへの昂ぶりが抑えきれない片岡さんは、「ドキドキですよ!まさか、お話できるなんて思ってもいませんでしたし、何が何でも今日来たい!と。舞台のお稽古の最中ですが、早く終わらせてきました(笑)」と告白し、報道陣を笑わせていた。いざ質問する段になると、片岡さんは歌舞伎でも同じ役を務めることがよくあると前置きした上で「15年間ボンドを務めて、ダニエル・ボンドを自身でどう消化しましたか?」と俳優ならではの質問をぶつけた。ダニエルは、「最初の『カジノ・ロワイヤル』(原作の第1作目)でボンドになったところから始められた。自分の考えや感情を入れこむことができました。複雑なキャラクターだからこそ面白いし、16年かけてやっとジェームズ・ボンドは誰かわかった気がします」と真摯に答える。前田さんはというと、ダニエルに「ラストのボンドとはすごく寂しいです。本当にラストですか?」と念押しの質問。ダニエルは笑った後に「本当に最後です。十分やり切った気がしていますし、私は前進して次のことに挑戦していく。もちろん寂しさはありますが、また次のボンドに託すという意味で、続いていくと思います」とボンドシリーズが続いていくことにも愛情を向ける。前田さんは「ダニエルさんのボンドが大好きです!」とラブコールを送っていた。また、本作で最強のヴィランとしてボンドの前にたちふさがるのが、ラミ・マレック演じるリューツィファー・サフィン。役を離れたところではダニエルと大の仲良しになったそうで、「ある日アイデアを出し合って話し合ったシーンが、思っていた以上の最高のシーンになったんです。うれしさのあまり(ダニエルに)思わず抱き着いて、ハグして、ちょっと勢いで唇がすべりキスもしちゃった(笑)」と撮影時のエピソードを明かしていた。イベントにはボンド・ガールとして2作連続出演を飾ったレア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督も中継で出席した。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年09月27日『007/カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンド役に抜擢されて以来、誰もが知る世界的なヒーローを演じるプレッシャーをはねのけてきたダニエル・クレイグが主演する『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、最後の敵であり最凶の悪役となるサフィンを演じたラミ・マレックとの2ショット日本独占ロングインタビュー映像が到着した。ダニエル・クレイグ「人生そのもの、キャリア、何もかもが一変した作品」本作への出演に対し「本作で最後だよ」と語るダニエル・クレイグは、2006年に公開した『007/カジノ・ロワイヤル』 から本作まで、5作にわたってジェームズ・ボンドを演じてきた。彼の俳優としての長いキャリアの中で『007』に出演したことにより、人生にどんな影響があったのだろう。「話すと長くなる。とてもじゃないが時間が足りないよ。あまりにも(影響が)大きくて言葉にできない。人生そのものも、キャリアに関する何もかもが一変した作品だ」と、ひと言では表せない深い思いがあるということを語る。最後の敵であり最凶の悪となる、サフィンそんなダニエル演じるボンドの前に立ち塞がるのは、シリーズ史上最も危険でミステリアスな男・サフィン。完璧な頭脳と狂気を併せ持ち、人類の破滅を狙いながら己を絶対の正義と信じて疑わない、「悪」をも超越した存在。この難役を演じたラミ・マレックはサフィンについて、「底意地が悪く、悪意に満ちている。自分のしていることを極めてポジティブに捉えている。だからこそ二人は激しく対立するんだと思う」と説明する。本作でボンドに真っ向から対峙する敵を演じるラミは、「アカデミー賞受賞(『ボヘミアン・ラプソディ』にて主演男優賞受賞)も尋常じゃなかったが、この役のオファーを受けた時も本当に特別な瞬間だった」と振り返る。「俳優にとって夢でしかないような機会だ。一瞬思ったよ。“まだ若いけどこのあと引退するかも”ってね。」と、「俳優ならだれもが夢見る仕事だ」とプレッシャーをも上回る喜びがあったことを語った。ダニエル&ラミ、初対面の印象は?お互いの印象を問われるとまずラミが、「僕はダニエルを前にしても気後れしないように、十分準備したつもりだったけど、初めて現れた時の、ダニエルの武器の持ち方にやられた。そのパワーたるや、もう…」と嬉しそうに語る。「あまりのオーラに最初のセリフが出てこなかった。(気迫に圧された?)イエス! だって、ビビらない俳優はいない。ボンドを何年も演じたこの人物を前にしたら、俳優ではなくたって及び腰になるはずだよ。克服できたと思いたい」と前のめり気味で話すと、終始照れるように微笑んでいたダニエルは「気づかなかった。すばらしかったよ。(平静を装っていたというラミに)すっかり騙されたよ。ラミは真剣そのものでプロに徹していた」と、リスペクトを返す。「想像を超えたすばらしさだった。ラミが役になり切っているおかげで、その場にいるだけで自然にリアクションできる」と返し「光栄だな。ありがとう」「とんでもない」とお互いを称え合った。最新作は「究極的には“愛”についての物語」最後に、ダニエルは「究極的には“愛”についての物語だ。本作はそういう作品だ」と初めて本作の内容に触れ、言葉少なめに締めくくった。牢獄から不敵な笑みを浮かべるブロフェルド、最凶の敵サフィン、CIAの旧友フィリックス、MI6でかつて共に働いていた仲間たち、共に戦う“ボンド・ウーマン”、そしてマドレーヌ・スワン。ダニエルボンドの愛についての物語が、ついに壮大かつエモーショナルなまもなくフィナーレを迎える。なお、ダニエルとラミは、9月27日(月)に行われる日本向けバーチャルイベントに出演予定となっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年09月25日若かりし日のダニエル・クレイグが出演する、映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』が、2021年5月20日(木)に閉館を迎えるアップリンク渋谷にて同日1日限定上映される。閉館するアップリンク渋谷、最終日に1日限定特別上映2021年5月20日(木)をもって26年の歴史に幕を下ろすこととなったアップリンク渋谷。その最終日を飾る特別上映作品として、1998年公開の映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』が選ばれた。映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』では、20世紀を代表する画家の1人であるフランシス・ベイコンの生涯が、男性の恋人ジョージ・ダイアーとの関係を中心に描かれる。デレク・ジャコビとダニエル・クレイグが恋人に同作は、『007』シリーズのジェームス・ボンド役でも知られるダニエル・クレイグがデレク・ジャコビ演じるベイコンの恋人、ジョージ・ダイアー役として出演していることでも知られる作品。また、『フィクサー』のティルダ・スウィントンも出演している。監督は、デレク・ジャーマンに見出され、シニード・オコナー「Nothing Compares 2 U」のPVやエイドリアン・ブロディ主演の映画『ジャケット』を手掛けてきたジョン・メイブリィが務めている。坂本龍一が担当する音楽にも注目したい。<ストーリー>1971年、パリのグラン・パレでベイコンの大回願展が開催。そこには“現在生存する最も偉大な画家”と褒め称えられ、喝采を浴びるフランシス・ベイコン本人の姿があった。そんな折、ベイコンのモデルで恋人のジョージが、ホテルの部屋で大量のドラッグとアルコールを服用する。【詳細】『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』上映日時:2021年5月20日(木) 12:35~会場:アップリンク渋谷(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル)監督+脚本:ジョン・メイブリィ/製作:キアラ・メナージュ/撮影:ジョン・マティエソン/美術:アラン・マクドナルド/衣装:アニー・シモンズ/音楽:坂本龍一出演:デレク・ジャコビ/ダニエル・クレイグ/ティルダ・スウィントン(1998年/イギリス/90分/ヴィスタ)配給:アップリンク
2021年05月20日アディダス オリジナルス(adidas Originals)から、クレイグ・グリーン(CRAIG GREEN)とのコラボレーションによる新作スニーカー「PHORMAR I」「PHORMAR II」が登場。2021年5月11日(火)に発売される。アディダス オリジナルス×クレイグ・グリーンの新作スニーカークレイグ グリーンの2020-21年秋冬ファッションショーで初めて発表されたプロトタイプをベースにした「PHORMAR I」「PHORMAR II」は、デザイナーのクレイグ・グリーンが考案した独創的なアッパーを特徴とする新作スニーカーだ。両モデルを共通する特徴となっているのが、1枚のファブリックと1揃いのコード(丸紐)を使って生み出した新たなアッパー構造。これにより、モダンでフューチャリスティックなシルエットと、軽量で小さく畳めるという高い機能性を兼ね備えた一足に仕上げている。「PHORMAR I」前述の通り基本的な構造は両モデルで共通しているが、「PHORMAR I」では素材にブルーまたはホワイトのシースルーナイロン素材を採用。ステッチに沿って目の詰まった白いコードはヒールとシュータンの上で露出させることで、特徴的な内部構造がより効果的に見えるようなデザインに。伸縮性に優れた内部のライニングにプリントしたスリーストライプスも同様に、シースルー素材の恩恵で透けて見えるという仕組みだ。機能面では、シューズから露出したコードを操作するシューレースシステムにより、足の形状に合わせてシューズのフィット感を調整することが可能。アディダスのランニングシューズ「ZX 2K ブースト」のヒールを搭載しているのもポイントで、バネのような反発力を発揮する「BOOST」フォームが快適な履き心地を与えてくれる。「PHORMAR II」一方の「PHORMAR II」は、「PHORMAR I」とは対照的に、透け感のないマット仕様のウーブンナイロン、または合成レザー製の2種類を展開。シューレース部分にメタル製のコードストッパー、アッパー側面にメタリックなトレフォイルバッジを配するなど、その素材感からスポーティな印象のある「PHORMAR I」に比べ、よりモードな雰囲気を放つ仕上がりとなっている。カラーはナイロン製モデルがベージュ、同系色のコードを使用した合成レザー製モデルがブラック・ホワイトの全3色で展開される。商品情報アディダス オリジナルス バイ クレイグ グリーン「PHORMAR I」「PHORMAR II」発売日:2021年5月11日(火)価格:・「PHORMAR I」33,000円(税込)・「PHORMAR II」41,800円(税込)【問い合わせ先】adidas fashion group showroomTEL:03-5547-6501
2021年05月13日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信されるルーカスフィルム最新ドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』の撮影が4月より開始される。そしてこの度、オビ=ワン・ケノービを演じるユアン・マクレガーをはじめとする主要キャストが発表された。マグレガーが伝説的なかつ象徴的なジェダイ・マスターを演じるルーカスフィルム最新ドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』 (原題)。物語の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』での劇的な出来事の10年後。そこでケノービは最大の敗北を味わい、シスの暗黒卿ダース・ベイダーになった親友でありジェダイの弟子アナキン・スカイウオーカーの転落と腐敗に向き合うことになる。監督は、『マンダロリアン』のシーズン1で高く評価された2つのエピソードを手がけたデボラ・チョウが務めるほか、『スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』のヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダー役で戻ってくることでも大きな話題を呼んだ。その他、モーゼス・イングラム(『クイーンズ・ギャンビット』)、ジョエル・エドガートン(『ある少年の告白』)、ボニー・ピエス(『スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』)、クメイル・ナンジアニ(『エターナルズ(原題)』)、インディラ・ヴァルマ(『ゴリラのアイヴァン』)、ルパート・フレンド(『プライドと傲慢』)、オシェア・ジャクソン・Jr(『ストレイト・アウタ・コンプトン』)、サン・カン(『ワイルド・スピードジェットブレイク』)、シモーヌ・ケッセル(『モーターギャング』)、ベニー・サフディ(『アンカット・ダイヤモンド』)の出演が決定。製作総指揮は、キャスリーン・ケネディ、ミシェル・レイワン、デボラ・チョウ、ユアン・マクレガーが名を連ね、脚本はジョビー・ハロルドまた、キャスティング・ディレクターはカルメン・キューバが担当する。配信開始時期などは、今後の続報に期待しよう。
2021年03月30日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後となる、シリーズ25作目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、新予告と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された新予告は、シリーズ最凶の頭脳派、サフィン(ラミ・マレック)が、「殺しのライセンス」を持つジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)に静かな怒りを感じさせるように語りかける場面から始まる。ボンドの「暴力に満ちた過去」は「まるで自分を見ているようだ」というセリフから、サフィンとボンドには重要な因果があることが窺える。一方、「世界中で武装化が進んでいる」物騒な状況の中、00エージェントを退き、穏やかに暮らすジェームズ・ボンドをM(レイフ・ファインズ)が呼び戻せと命じ、職務に復帰するボンド。ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)は能面のようなマスクを見て怯えて涙を浮かべるマドレーヌ(レア・セドゥ)について「彼女の秘密を知った時、君に死が訪れる」と語り、ボンドとマドレーヌの関係にも新たな謎が深まる。サフィンは「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」という危険で壮大な野望を持つことが明らかに。「何百万人もの命を奪う」というサフィンの脅威をボンドは「手遅れになる前に」止めることはできるのか、本編への期待も高まる。映像の後半には、本作で新たに登場する強く美しい“ボンドウーマン”の姿も。女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)は、Qの開発した最新型飛行機を冷静に操縦。ノーミとボンドを乗せた小型のポッドのような機体は、格納庫から急発進し空中へ真っ逆さまに落下しながら、両翼を広げ小型飛行機へと早変わりし、大空へと飛び立っていく様子が映し出される。独創性にあふれた最新ガジェットたち、さらに世界各国の壮大なロケ撮影や本作で見納めとなるダニエル版ジェームズ・ボンドの欠かせない身体を張った大迫力のアクションなど、シリーズの見どころとなる醍醐味が凝縮された予告映像に仕上がっている。新予告と併せて解禁となった日本版ポスタービジュアルには、苦悩に満ちた表情で背を向けるボンドに対して何らかの意思を匂わせるマドレーヌ、サフィンの怪しげな姿が。そして、戦闘服に身を包んだノーミやアナ・デ・アルマスが演じる妖艶なドレス姿の諜報員の姿、そしてお馴染みのQ(ベン・ウィショー)らの姿も収められている。また、この本ポスタービジュアルが収められた新たなムビチケ前売券<カード>が、本作上映予定の劇場窓口(一部劇場を除く)で9月18日(金)より発売されることも決定している。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年09月17日シリーズ25作目となる最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンド姿となる本作の第1弾オンラインポスターが、世界一斉公開された。前作『007 スペクター』から実に5年の時を経てのシリーズ最新作となる本作。今年4月に全世界公開が予定されていたが、急遽11月に延期に。コロナ渦で大打撃を被った全世界の映画およびエンターテインメント業界において、本作は劇場に帰ってくる大型フランチャイズ作品の最初の作品となる。シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』から務め、ダニエルのジェームズ・ボンドとしての姿は、本作が最後。本格的に再始動するプロモーションの第1弾として公開されたオンラインポスターには、そんなボンドがトレードマークのタキシード姿で銃を携えている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開
2020年09月02日シャイア・ラブーフが脚本を執筆、次世代スターのノア・ジュプが人気子役を演じる『ハニーボーイ』。この度、青年の俳優となった元人気子役を演じたルーカス・ヘッジズが宙を飛ぶ(!?)、“あの”大ヒットSFアクション大作『トランスフォーマー』へのオマージュかと思うような冒頭の本編映像が解禁された。ファーストカットでは、主人公・オーティスの青年期を演じるルーカスの不安げな表情で佇む姿から始まる。背後には大破した車やジェット機が映り、煙がたちこめている。突然正面から爆撃が飛んでくると、思いっきり吹き飛ばされるルーカス。撮影スタッフの「カット!」の声とカチンコが映り込み、ロープとハーネスをつけ宙吊りにされたヘッジズの様子からスタントシーンの撮影中だと分かる映像になっている。このシーンを皮切りに、(青年期の)オーティスが自己破壊的な行動をとり始め人生が崩壊していく様が描かれ、自身の苦悩の元凶が父親ジェームズ(シャイア・ラブーフ)だと気づいていく。トラウマを乗り越えるため、オーティスは過去を振り返り始める。大がかりな爆破シーン、ルーカスが着用している革ジャンの雰囲気から、この冒頭映像がシャイアの代表作『トランスフォーマー』のオマージュだと想像できる。『トランスフォーマー』主人公のサムがパニックに陥った時に出る「NO NO NO…!」という口グセからも窺える。監督のアルマ・ハレルは冒頭映像を『トランスフォーマー』のオマージュにした理由について、「ほんの数分で彼のキャラクターを描き出したか った、このシーンを見たら彼が俳優であることを説明する必要もない。映画のテーマの観点から見ても、オーティスの初登場シーンとしても最適だったと思う」と語る。「私から見ると、彼は大きな機械の一部分で、操り人形みたいに扱われるという感じがする。何度吹っ飛ばされても、またもう一度やらされる。彼が全くの無力だということを見せたかった。その様子をあのショットで描き出したかった」と明かしている。操り人形のワイヤーを外して本物の少年になることを望みながらも、(大人なフリをしようと)嘘をつき続け、それで鼻がどんどん伸びていくピノキオをイメージしたともいう大人になったオーティス。一躍ハリウッドスターになったがゆえに、様々なものに縛られ苦悩するオーティスの心中を映し出している。本編ではノア演じる幼少期のオーティスもロープとハーネスを着けられ宙吊りになるシーンがあり、幼少期と青年期、2人のオーティ スのスタントシーンにも要注目。『ハニーボーイ』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハニーボーイ 2020年8月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開© 2019 HONEY BOY, LLC. All Rights Reserved.
2020年08月10日モンクレール(MONCLER)による「モンクレール ジーニアス 2020」から、クレイグ・グリーンが手がける「5 モンクレール クレイグ・グリーン」の新作ウェアが登場。2020年8月5日(水)に、一部のモンクレールブティックと主要セレクトショップ、オフィシャル EC サイトにて発売される。トランスペアレンシー&プロテクションに着目今季は、超軽量でありながら頑丈な生地であるマイクロリップストップナイロンを使用し“トランスペアレンシー”“プロテクション”の概念にフォーカス。モンクレールを象徴するダウンジャケットの機能性や伝統を理解した上で再解釈し、ユニークなアプローチを試みたウェアやシューズなどが揃う。コレクションに登場した、2Dの平らな生地の状態から、3Dの洋服のボリュームを構築する過程を活用した、フラットな構造が特徴的なアウターにはジップやドローコードを随所に配し、身体を丸ごと包み込むような独自の造形に仕上げた。ブラックとホワイトのアウターは、生地の平面にプリントを施すことでダウンパッドやモンクレールのシルエットを表現している。ダウンパッドが見えるフーデッドジャケットなどシースルーアウターまた、ピンクやグリーン、ライトブルー、イエロー、レッドの鮮やかなカラーパレットのトランスペアレンシーを探求した、シースルー仕様のフーデッドジャケットやコート、パンツなども登場。ダウンフィリングをあえて見せたイエローのフーデッドジャケットは、どこかフューチャリスティックな雰囲気を漂わせている。その他、モンクレールのアイコンを象ったキルティングが印象的なグレーのダウンジャケットや、ダウンパッドを配置したようなプリントのTシャツ、薄く透明感のあるピンク、ブルーのジャケットなど、ユニークなデザインのウェアが展開される。【詳細】モンクレール ジーニアス 2020「5 モンクレール クレイグ・グリーン」発売日:2020年8月5日(水)展開店舗:一部のモンクレールブティックと主要セレクトショップ、オフィシャル EC サイト■日本展開アイテム例・ヒレ 141,000円・ピーヴ ピンク 94,000円・ピーヴ ブルー 94,000円・ペルミトン 229,000円・スプーキー 119,000円・Tシャツ 40,000円【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:0120-977-747
2020年08月08日映画『ブルータル・ジャスティス』が、2020年8月28日(金)より公開される。“暴力の伝道師”S・クレイグ・ザラー監督待望の日本初公開作映画『ブルータル・ジャスティス』は、金塊を巡り、2人の暴力刑事と血も涙もない犯罪組織の血で血を洗う激しい追撃戦を描いたアクション作品。監督は、『トマホーク ガンマン vs食人族』『デンジャラス・プリズン ―牢獄の処刑人―』など、容赦なき暴力描写と独特の世界観でカルト的な人気を誇るS・クレイグ・ザラー。同監督作品はその過激さからか、これまで日本未公開となっていたが、今回待望の日本初公開を果たす。『ハクソー・リッジ』のメル・ギブソン主演主演には、『マッドマックス』『ブレイブハート』など、数々の映画で主演を務めてきたメル・ギブソンだ。アカデミー賞作品賞ほか6部門にノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』で監督を務めるなど多彩な才能を魅せる名優が、ベテラン刑事ブレットを演じる。また、相棒の刑事トニーには、『ハクソー・リッジ』にも出演したヴィンス・ヴォーンを迎え、息の合った激しいアクションを繰り広げる。その他にも、『ナイブズ・アウト』に出演したドン・ジョンソンのほか、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のトーマス・クレッチマン、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンターといった豪華キャスト陣が脇を固める。ストーリーベテラン刑事ブレットとその相棒トニーは強引な逮捕が原因で6週間の無給の停職処分となる。家族のために大金を必要としていたブレットは、一攫千金を狙い、ある犯行を計画する。それは不穏な動きを始めた犯罪者の情報を得て、その取引後に金を強奪するというものだった。ブレットはトニーを誘い、ボーゲルマンという男を監視する。ある朝、動き始めたボーゲルマンとその仲間を尾行するブレットとトニー。ところがその追走劇は、彼らを待ち受ける地獄の始まりだった…。詳細ブルータル・ジャスティス公開日:2020年8月28日(金)監督:S・クレイグ・ザラー出演:メル・ギブソン、ヴィンス・ヴォーン、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンター、ウド・キア、トーマス・クレッチマン、ドン・ジョンソン配給:クロックワークス
2020年07月19日『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『レディ・バード』『ある少年の告白』など話題作に出演してきたルーカス・ヘッジズ。この度、全編を彩る音楽が物語を紡ぐ“プレイリスト・ムービー”『WAVES/ウェイブス』から、彼の新場面写真が解禁された。ルーカスといえば、出演する映画が軒並み良作ばかりという若手きっての実力派。『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本を手掛けたピーター・ヘッジズを父に持つ彼は、10歳のときに父が監督した『40オトコの恋愛事情』でエキストラ出演ながら映画デビュー。その後、ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』でボーイスカウトのいじめっ子役として出演。彼がその名を映画界に知らしめたのは、第89回アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞の2冠を獲得した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。同作での好演が認められ、アカデミー賞助演男優賞に初ノミネート、一躍脚光を浴びた。本作『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督は、「『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が大好きで、特にルーカスのファンでした」と告白。また、初めてルーカスに会った日をふり返り、「彼も僕の作品を観てくれていて、彼から連絡してきてくれました。会った瞬間に意気投合しました。うまく説明はできないけど、どこか深いところで繋がっている気がしたんです。バーガーを食べながら楽しく話したのを覚えています」と回想する。以降も彼の快進撃は続き、翌第90回アカデミー賞で主演女優賞と助演男優賞を獲得した『スリー・ビルボード』では主人公(フランシス・マクドーマンド)の息子を演じ、また同賞で6部門にノミネートされた『レディ・バード』では主人公(シアーシャ・ローナン)が恋する少年役を演じた。満を持して初主演を務めたのが、同性愛“矯正”施設に送られる青年を演じた『ある少年の告白』。俳優のジョエル・エジャトンが監督し、母親役にニコール・キッドマン、父親役にラッセル・クロウと、ハリウッド屈指の名俳優たちと共演を果たし、これまで賞レースを賑わす良作に出演を続けてきたルーカスは、初主演作品において第76回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた。その後、日本で立て続けに公開された主演2作目となる『ベン・イズ・バック』で演じたのは、薬物依存に陥る少年。ここでもまた、ジュリア・ロバーツが母親役を演じるなど、映画界の大物を相手に堂々の演技を披露している。そんな彼の待望の最新作では、見えない傷を抱えた少女エミリー(テイラー・ラッセル)に優しく、そして静かに寄り添う恋人役。その屈託のない笑顔で作品に爽やかな風を運び込んでいる。『WAVES/ウェイブス』に出演を決めた理由についてルーカスは、「僕がこれまでに演じてきた役はどれも大きなプレシャーを感じながら生きています。どの作品でも泣いていると茶化されたこともあります。次第にどの役も僕らしさが反映されていないと感じるようになりました。だから今回のピュアなラブストーリーに飛び付いたんです。純粋なラブストーリーという点に惹かれました」と明かしている。『WAVES/ウェイブス』は4月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:WAVES/ウェイブス 2020年4月よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
2020年02月25日ダニエル・クレイグ主演のミステリー映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』が、1月31日(金)より日本公開される。この度、劇中で“紳士探偵”を演じたクレイグのインタビュー映像が公開された。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は、来るアカデミー賞で、ライアン・ジョンソン監督が初の脚本賞にノミネートされた話題作。共演は、クリス・エヴァンス(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)、アナ・デ・アルマス(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』)、ドン・ジョンソン(『ジャンゴ 繋がれざる者』)、マイケル・シャノン(『シェイプ・オブ・ウォーター』)ら。ニューヨークの豪邸に住む世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の85歳の誕生日パ ーティーが開かれた翌朝、彼は遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブラン(クレイグ)は、匿名の人物から事件の調査依頼を受けて現場である豪邸に到着。殺人事件と見極めた探偵は、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら、屋敷にいた全員を第一容疑者として捜査を開始する。寡黙でタフなジェームズ・ボンドのイメージから一転、今回はおしゃべりで変わり者の探偵を演じたクレイグ。インタビューでは、「ジョンソン監督と仕事してみたかったし、こんな脚本にはめったに巡り合わないと、目を通して感じた。面白さが本物かどうか、すぐに読み直し 確かめたよ。幸せな気分になったし、飛び上るほどうれしかった。優れた脚本が僕に回ってきたことが光栄でね。すごく恵まれたことだし、監督が僕に任せようと信頼してくれたのが最高だ」と、喜びを語っている。そして、「僕はピーター・ユスティノフや、アガサ・ クリスティーの作品と共に育った。アルバート・フィニーがポワロ役の『オリエント急行殺人事件』が好きだ。ヒッチコック作品も観ていて、彼のサスペンスの撮り方や解釈に影響を受けている。当然、映画ファンのジョンソン監督はあらゆる作品の要素を吸収している。だから僕にとって、『ナイブズ・アウト』はそれほど真新しいミステリーではないんだ。でも監督の手腕で、現代的かつ強烈な作品になった。撮影と同じ楽しさを感じてもらえるといいな」と、観客にも新しいテイストのミステリーを体感してほしいというメッセージで締めくくった。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』1月31日(金)より公開
2020年01月28日1977年から始まった『スター・ウォーズ』シリーズが、現在公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でついに幕を閉じた。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長がプレミアにて、「今後」について語った。「The Playlist」が報じた。「いまはいろんな感情が入り混じっている。素晴らしい時間があっという間に過ぎていった。5年の間に3本の映画を作ったから」と感慨深げに語り、「『スター・ウォーズ』サーガは完結したけれど、必ずしもスカイウォーカー家を終わらせる必要はないということに気が付いた。なんらかの形で、再登場させてもいい。いまのところは終了という形をとるけど」と発言したという。「The Playlist」は、キャスリーンのこの発言は、現在進行中の様々な『スター・ウォーズ』関連企画、たとえば「Disney+」で配信が決定しているオビ=ワンのドラマなどに、スカイウォーカー家のメンバーが出演する可能性を示唆していると指摘。『スター・ウォーズ』からは、今後さらなる映画三部作が製作されるが、こちらはスカイウォーカー家とは全く関係のないキャラクターが主人公になると伝えられているため、可能性は低いだろう。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月27日