「一生忘れられない」(※画像はイメージです)ゆんさんとシルクロードさんは2023年5月30日に結婚を発表し、7月に第一子妊娠中であることを報告。そして4月2日、シルクロードさんはFischer’sのYouTubeチャンネルに動画をUPし、第一子の男の子「コルク」くん(愛称)が誕生したと公表しました。パパになった喜びを報告し、うれしさのあまり「産声聞けた瞬間、涙腺崩壊」したと明かしたシルクロードさん。立ち会い出産で、前々から「全力なケアを絶対してやろう」と気合いを入れて臨んだそうです。動画では出産シーンも公開。分娩が近づき陣痛に耐えるゆんさんを抱きかかえるように、シルクロードさんは腰や背中を優しくさすって励ますなど献身的にサポート。痛みはさらに強く激しくなり、叫び声を抑えられなくなるほど壮絶で、リアルな出産現場がうつされています。いよいよ子宮口が全開になると、いきむゆんさんに「(赤ちゃんの)髪の毛見えたって!」と伝えたり、枕を上げて支え、いきみやすくしてあげたりと、夫婦で協力しながら出産に向き合い、2900gの元気な男の子が生まれました。一緒に出産の大変さや喜びを分かち合い、「一生忘れられない大切な時間」になったようです。赤ちゃんはカンガルーケアでゆんさんやシルクロードさんに抱っこされた際におっぱいを吸うような仕草を見せており、生まれた直後からすでに生命力の強さを感じさせるたくましい子。担当の産院スタッフさんも「(おっぱいを探す仕草は)結構見るんですけど、その上吸っちゃうのはすごい」と感心していました。この動画には「シルクがゆんちゃん支えてる姿ほんとに頼もしいな」「ゆんちゃんがただかっこよすぎる動画」「これママ視聴者全員泣いてるよね…マジで末永く幸せにな……」と多くの感想コメントが寄せられています。動画の最後では、「家族で一緒に、真剣に向き合ってコルクが生まれました。この経験を忘れず、これからも大きな壁や困難は家族みんなで越えていけるように頑張ります。ママとコルク、頑張ったね!ありがとう!」と、パパになった喜びや決意をあらためて綴っていました。立ち会い出産はパパのサポートが肝心夫が出産に立ち会う場合、ただ痛がる妻の側にいて見守ればよいというわけにもいきません。夫には、妻が安心して出産に臨めるようにサポートをするという、大切な役割があります。たとえば、陣痛の最中のサポートもパパにできることの1つ。妻の背中や腰をさすってあげると痛みがやわらぐことが多いようです。また、腰などを押すために、テニスの硬球やゴルフボール等を準備しておくと役に立つことがあります。陣痛は人によって長さが異なるため、場合によっては何時間もさすり続けなければならない可能性もありますが、ママはその間、激しい痛みにひたすら耐えています。パパも辛抱強くサポートしましょう。ママがリラックスして、痛みを少しでも忘れることができるように、好きな音楽を用意するのもいいでしょう。また、陣痛の最中には食欲も落ちることが多いので、食べやすいゼリーや好きなジュースなどを準備するのもおすすめです。長丁場になることもあるため、買い物は余裕があるうちに済ませておき、少し多めに買っておくといいでしょう。そして出産が終わったら、命がけで赤ちゃんを産んだ妻に、感謝とねぎらいの言葉を伝えることも忘れずに!出産前後のパパの対応はその後の夫婦関係にも大きく関わるので、自分ができることはすべてやるぐらいの気持ちで臨んでください。参照:【医師監修】立ち会い出産準備で夫ができる4つのポイント
2024年04月03日現代美術作家、クリストとジャンヌ=クロードによる60年越しのプロジェクト「L’Arc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961ー2021(包まれた凱旋門)」が2021年9月に実行された。これは、フランスはパリの象徴、エトワール凱旋門を16日間にわたり布で包むというもの。21_21 DESIGN SIGHTでは、このプロジェクトの制作背景と実現に向けた道のりに焦点を当てる企画展『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』が6月13日(月)に開幕。2023年2月12日(日)まで開催されている。ブルガリア出身のクリストと、モロッコ生まれのフランス人、ジャンヌ=クロードはともに1935年6月13日生まれ。ふたりは1958年秋にパリで運命的に出会い、アーティストとして活動を開始する。21_21 DESIGN SIGHT エントランスこの展覧会は、ふたりが1961年に構想し、60年の年月を経て2021年9月実行に移されたパリのエトワール凱旋門を包み込むプロジェクト「包まれた凱旋門 」に焦点を当てるもの。残念なことにジャンヌ=クロードは2009年、クリストは2020年に鬼籍に入ってしまったが、彼らの意思を受け継ぐメンバーが、プロジェクトを成功に導いた。展覧会ディレクターはフランスと日本で映像作家として活躍するパスカル・ルランがつとめている。展示風景より展示風景より。クリストとジャンヌ=クロード展覧会は、ふたりの出会いから始まり、プロジェクトの構想、準備や設営、実現までを写真や映像をふんだんに使い、直感的に理解できる構成で紹介していく。エントランスから地下へ降りる階段では、クリストとジャンヌ=クロードの出会いを、地下ロビーではこれまでの大規模プロジェクトを紹介、「包まれた凱旋門」に至るまでの道程をたどっていく。展示風景より。パリの凱旋門周辺の模型とクリストとジャンヌ=クロードが手掛けた過去の作品映像過去の作品を紹介する映像では、パリで一番古い橋、ポン・ヌフを布で覆った「包まれたポン・ヌフ、パリ、1975–85」や、同じくベルリンの帝国議会議事堂を布で覆った「包まれたライヒスターク、ベルリン、1971–95」などの歴史的建造物を布で覆うプロジェクト、カリフォルニアに1760本の黄色の傘を、日本の茨城県北部に1340本の青色の傘を同時に立てた「アンブレラ、日本=アメリカ合衆国、1984-91」などが紹介される。ふたりのプロジェクトは、完成した姿だけでなく、構想段階から交渉、準備にいたるまで全てのプロセスを作品としていることも特徴だ。そして、メインとなる展示会場では「包まれた凱旋門」を多彩な角度から紹介する。ギャラリー1では凱旋門を包むための巨大な布の製作過程や、ロープの強度実験などを紹介する動画、緻密に作られた凱旋門の模型、ドローイングのレプリカなどが展示される。ふたりの構想に忠実なものにするために、様々な角度から各分野のプロフェッショナルたちによる検証が緻密に行われていたことが伺える。凱旋門を包む巨大な布は、ポリプロピレン製で再生可能な銀色のコーディングが施された青い布。巨大な凱旋門を包むため、25000㎡以上にも及ぶ布を、ドレープを折り出したり、運搬の準備のために丸めたりと、作業も非常に大掛かりだ。また、凱旋門に刻まれたレリーフ(浮き彫り彫刻)や凱旋門の角などが損傷しないよう、さまざまな形で保護されれていたこともわかる。展示風景より展示風景より展示風景より、クリストによる「包まれた凱旋門」のドローイング(レプリカ)会場には凱旋門を実際に包む際に制作されたポリプロピレン製の布や強度の高いロープを用いたインスタレーションも展示されている。実際のプロジェクトを見ていなくとも、現地の雰囲気を感じ取ることができるだろう。展示風景より16日間という短いプロジェクト期間ではあったが、「包まれた凱旋門」は朝から深夜まで、あらゆる角度から美しい映像に収められた。ギャラリー2ではその模様や、プロジェクトに関わったスタッフたちのインタビューなどの映像、そしてクリストとジャンヌ=クロードのアイデアを実現するための技術的資料などを展示している。展示風景より展示風景より展示風景より世界的な美術プロジェクト「包まれた凱旋門」は、新型コロナウイルス流行の影響で、実際に現地でその姿を見ることができた日本人はそう多くはなかっただろう。それゆえに、現地の雰囲気を可能な限り体感できる同展はとても貴重なものだ。歴史に残るこのプロジェクトの記録を、しっかりと目と心に焼き付けておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』2022年6月13日(月)- 2023年2月12日(日)、21_21 DESIGN SIGHTにて開催
2022年06月24日2021年パリで実現した、現代美術家クリストとジャンヌ=クロードによるプロジェクト「包まれた凱旋門」に焦点をあてつつ、ふたりの生涯にわたる活動を紹介する企画展『クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門“』が2022年6月13日(土)より、21_21 DESIGN SIGHTにて開催される。1935年6月13日、同じ年の同じ日に別々の場所で生まれたクリストとジャンヌ=クロードは、歴史的な建造物などを布を使って覆い隠す壮大なスケールのプロジェクトで知られているアーティストだ。1958年にパリで運命的に出会い、活動を始めたふたりは、コロラドの渓谷にオレンジ色のカーテンをかけた「ヴァレー・カーテン」(1970-72)、フロリダの11の島々をピンクの布で囲んだ「囲まれた島々」(1980-83)、ベルリンの旧ドイツ国会議事堂を銀色の布で包んだ「包まれたライヒスターク」(1971-95)など、モニュメンタルな環境芸術プロジェクトを次々と展開。1991年には茨城県で1340本の青色の傘を、カリフォルニアに1760本の黄色い傘を同時に立てる「アンブレラ」を実施するなど、日本もその作品の舞台となっている。2021年9月、16日間にわたって、パリのシンボルである凱旋門が銀色のコーティングが施された再生可能な青い布25,000㎡と、3,000mもの赤いロープで包まれた。これはふたりが1961年に構想し、悲願の夢でもあったプロジェクト「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」が実現したものだった。2009年にジャンヌ=クロードが逝去し、その後もプロジェクトの実現に向けて、クリストは創作活動を続けていたが、2020 年の実現予定が新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり、クリストは完成を見ることなく同年5 月に逝去。その後、多くの賛同者の協力を得て、構想から60 年という歳月ののちに実現に至ったのだった。同展では、「包まれた凱旋門」制作背景と実現に向けた長い道のりを、本展ディレクターで映像作家のパスカル・ルランがクリストとジャンヌ=クロードが残した貴重な写真をもとに、様々な視覚手法で再構成し、空間インスタレーションとして展開。構想から、準備、交渉、実現までの約60年という長い道のりを、まるで一本の映画の中にいるように、ダイナミックな空間を通して体験することができる。さらに、長年にわたりクリストとジャンヌ=クロードの活動を支え、ワーキング・ファミリーのひとりでもある美術評論家、柳正彦の企画構成により、ドローイングやオブジェ、資料を交えて、クリストとジャンヌ=クロードの主要な活動を紹介する。長い年月をかけ、さまざまな困難を乗り越えて実現へと向かい、今までだれも見たことのない大規模な作品を生み出し続けたふたりのポジティブで力強い姿勢に勇気をもらえるだろう。Photo:Wolfgang Volz(c)2021 Christo and Jeanne-Claude FoundationPhoto:Benjjamin Loyseau(c)2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation写真:宇戸浩二Photo:Wolfgang Volz(c)2004 Christo and Jeanne-Claude Foundation【開催概要】『クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門“』会期:2022年6月13日(月)~ 2023年2月12日(日)会場:21_21 DESIGN SIGHT時間:10:00~19:00、6月13日~17日は13:00 - 19:00(入場は閉館30分前まで)料金:一般1,200円、大学800円、高校500円*ギャラリー3は入場無料休館日:火曜日、年末年始美術館公式サイト:
2022年05月24日平日午後に映画を放送するテレビ東京「午後のロードショー」枠では、4月28日(火)本日、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『マキシマム・リスク』をオンエアする。南フランスのとある港町で、何者かに追われていた男が命を落とす。男の名はミハイル・スベロフ。地元の刑事アラン・モロー(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、相棒のセバスチャン(ジャン=ユーグ・アングラード)に連れられミハイルの殺害現場に向かう。ミハイルの死体と対面したアランはその顔を見て驚く。なんと、ミハイルは自分そっくりの顔をしていたのだ…。ミハイルの宿泊先のホテルからは、アメリカのパスポートとニューヨークへ帰るための飛行機チケットが発見された。アランはこの事件をきっかけに母親から衝撃の事実を告げられる。実はアランには双子の弟がいて、生後間もなく養子縁組に出されており、死亡したミハイルがその弟だったのだ。アランが養子縁組をしたというパリの弁護士を訪ねたところ、弁護士は事務所ですでに殺されていた。アランは謎を探るため、ニューヨークへと向かう。そしてアランはミハイルの恋人・アレックス(ナターシャ・ヘンストリッジ)に遭遇するが、アレックスはアランのことをミハイルと思い込んでおり、アランは彼女からホテルの鍵を渡される。さらにアランが外へ出るとミハイルと間違えられ、マフィア一団の襲撃を受ける…というのが本作の物語。主演は、空手、キックボクシングを武器にハリウッドに進出。軍の実験で蘇ったベトナム兵を演じた『ユニバーサル・ソルジャー』や、時空を超えた犯罪を取り締まる主人公を演じた『タイムコップ』に、日本の人気ゲームを実写化した『ストリートファイター』などで人気アクションスターとなったジャン=クロード・ヴァン・ダム。また『スピーシーズ』で美しきエイリアンを演じ話題となったナターシャ・ヘンストリッジらも出演する。午後のロードショー『マキシマム・リスク』は4月28日(火)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年04月28日名古屋のヤマザキマザック美術館にて開催予定だった展覧会「親密派の光と影 ボナールが生きた時代」が、情勢を鑑み開催を中止。当初は、2020年4月25日(土)から8月30日(日)まで開催される予定だった。ボナール、その温かなまなざしヤマザキマザック美術館の開館10周年を記念して開催される「親密派の光と影 ボナールが生きた時代」は、同館最初の所蔵作品となったピエール・ボナールの油彩画《薔薇色の ローブを着た女》をはじめとし、ボナールやその周辺作家の作品を紹介する展覧会だ。肖像画に感じる“親密さ”19世紀末から20世紀前半にかけてフランスで活躍した画家ボナールは、豊かな色彩感覚でもって感性があふれ出すような絵画を生みだした。自身の妻マルトを描いた《薔薇色のローブを着た女》や友人の娘を描いた《白いコルサージュの少女(レイラ・クロード・アネ嬢)》など、身近な人びとを取りあげた肖像画からは、温かい色彩のなかに表現された親密な雰囲気を感じ取れるだろう。初公開の素描また、生涯にわたりフランス各地を転々として過ごしたボナールは、常にスケッチブックを携え、日々のうつろいや風景を日記のように描き留めた。本展では《ヴェルノンのセーヌ川》や《雨降りのル・カネ風景》といった風景画を紹介。また、初公開のボナールの素描作品56点は、現地の写真とともに展示され、ボナールの道行きを追体験することができる。ナビ派の作品もさらに、ボナール自身も名を連ね、写実性よりも装飾的な画面構成に重きを置いたナビ派の作品も。ギリシア神話の主題をまばゆい太陽の光の下に描いたモーリス・ドニの《エウリュディケ》や、メーテルリンクが童話に描いた「青い鳥」が登場するポール・セリュジュの《二人のブルターニュ人と青い鳥》などを展示する。展覧会概要開館10周年記念「親密派の光と影 ボナールが生きた時代」〈開催中止〉※当初、2020年4月25日(土)〜8月30日(日)の開催を予定していたが情勢を鑑み開催を中止。当該期間中は、所蔵品展を開催する。会場:ヤマザキマザック美術館住所:愛知県名古屋市東区葵1-19-30休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)、施設メンテナンス期間(4月20日から24日、8月31日から9月2日)※5月4日(月)と8月10日(月)は開館TEL:052-937-3737
2020年02月16日展覧会「クロード・モネ─風景への問いかけ」が、東京・アーティゾン美術館にて、2021年5月29日(土)から9月10日(金)まで開催される。なお、当初は2020年7月11日(土)から10月25日(日)までの会期を予定していたが、変更となった。印象派の代表的画家クロード・モネ印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ。自然の中にある外光の美しさに魅了されたモネは、生涯をかけてその探求と表現方法を追求し、神話や宗教の物語をテーマとした絵画に比べて軽視されていた“風景画”に革新をもたらしたことでその名を馳せた。モネが生み出した風景画は、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆すものであった。モネの風景画など約140点を展示「クロード・モネ─風景への問いかけ」では、モネの作品73点を所蔵するパリのオルセー美術館所蔵作品を中心に、国内所蔵品を加えた約140点の作品を展示。風景画家としてのクロード・モネの画業に迫る。展覧会は、モネの画業において重要な時代と場所を辿るという構成。少年時代を過ごしたル・アーヴル時代から、アルジャントゥイユ時代(1870年代)、ヴェトゥイユ時代(1878~1881年)、1880年代の旅の時代、40年以上もの時を過ごしたジヴェルニー時代(1890-1926)にいたるまでを丁寧に追いかけ、モネが各々の時代、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題を作品に込めたのかを探る。とりわけ、モネが最晩年に展開した、睡蓮の連作に結実する風景表現の主題や舞台装置を探るチャプターには注目。展示作品を通じて、個々の作品が連続性の中で発展していることを示す。モネに関連する映像・写真作品もモネは、最晩年にパリのオランジュリー美術館に納められている「睡蓮」を主題とした大装飾を制作したことでも知られる。特別企画「クロード・モネ─風景への問いかけ」では、この作品を主題にフランスの映像作家アンジュ・レッチアが制作した映像作品も公開する。会場ではその他にも、同時代の画家たちや、新しい表現方法としての写真、西洋の文脈とは全く異なる性質を持つ浮世絵などの日本美術や工芸作品を同時展示。モネの画業にどのような影響をもたらしたのかについて考える。展覧会概要「クロード・モネ─風景への問いかけ」オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画会期:2021年5月29日(土)〜9月10日(金)※当初は2020年7月11日(土)から10月25日(日)までの開催を予定していたが変更場所:アーティゾン美術館 6・5階展示室住所:東京都中央区京橋1-7-2開館時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで開館予定)休館日:6月14日(月)・28日(月)、7月12日(月)・26日(月)、8月2日(月)※最新情報は美術館ホームページを確認※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2019年11月22日増田セバスチャン×クロード・モネ「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」が、2018年7月22日(日)から12月2日(日)まで、箱根・ポーラ美術館にて開催される。KAWAII文化を中心に活躍する日本人アーティスト・増田セバスチャンは、色の魔術師との愛称を持つアートディレクター/アーティスト。きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MV美術や「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなど、幅広いシーンで活躍している。そんな増田セバスチャンが焦点を当てたのは、クロード・モネの≪睡蓮の池≫。誰もが知る名画を時空も文化も超えて再構築し、大型インスタレーション作品を展開する。イベントタイトルにもなった「ポイントリズム」とは、「点描」という英語から派生した様々なマテリアルをリズミカルに組み合わせて作品を構成するという手法を意味する造語。増田セバスチャンは、「ポイントリズム」というオリジナルの手法を確立し、さらに、映像・音響といったデジタルテクノロジーや身体表現等、様々な表現者とコラボレーションし、≪睡蓮の池≫の世界観の拡張を試みている。箱根・ポーラ美術館での開催では、展示室内に設置したカメラがセンサーで鑑賞者を捉え、インタラクティブな映像が作品内に投影される。また、音楽も鑑賞者の動きや時間によって変化していく。さらに、館内のカフェ、レストランでは、「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」に着想を得た色鮮やかなスイーツ《睡蓮》が提供される。なお、箱根の開催前には、東京・銀座で「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」を実施。大好評で会期を終えた人気企画が、再び人々を魅了することになる。【詳細】増田セバスチャン×クロード・モネ「Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-」開催期間:2018年7月22日(日)~12月2日(日)※会期中無休開催時間:9:00~17:00※入館は16:30まで。入場料:大人 1,800円、65歳以上 1,600円、大学生・高校生 1,300円、中学生・小学生(土曜日無料) 700円※モネ《睡蓮の池》は本展開催期間を通して「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」展(9/27のみ展示替のため休室)にて展示。※団体15名以上割引、上記料金で同時開催「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」展および常設展示も鑑賞可能。※障害者手帳持参者は、本人と付き添いの方1名まで割引。会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下群箱根町仙石原小塚山1285
2018年06月23日フランス映画の金字塔として名高い『男と女』(’66)などの名匠、クロード・ルルーシュ監督による最新作『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』のブルーレイ&DVDが、2017年3月2日(木)に発売が決定した。セル版の特典映像として、メイキング映像なども収録する。同作は、インドを舞台に2日間の旅の中で繰り広げられる男女の恋愛を丹念に描いた、大人に向けたロードムービー。映画音楽作曲家として成功を収めているアントワーヌは、美しい恋人アリスとの恋愛も順調で、あたかもいままで自分が作曲してきた映画の主人公のように、ひょうひょうとユーモアに満ちた人生を謳歌していた。ある日、ボリウッド版『ロミオとジュリエット』作品の製作のためにインドを訪れた彼は、熱気あふれる大都市ニューデリーで行われた大使館のレセプションで、フランス大使の妻・アンナと出会うが…。主演を『アーティスト』(’12)でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジャン・デュジャルダンが務めるほか、ヒロインのアンナ役を演技派のエルザ・ジルベルスタインが好演。その夫役にクリストファー・ランバートといった、実力派俳優陣が一挙集結。また、『男と女』、『愛と哀しみのボレロ』(’81)でクロード・ルルーシュとの名コンビを組み、活躍したアカデミー作曲賞受賞の名作曲家、フランシス・レイが印象的な劇中音楽を担当した。セル版の特典映像として、「メイキング映像」を収録するほか、「Deleted Scene」、「オリジナル予告篇」なども収録する予定だ。フランス映画の傑作『男と女』で知られるクロード・ルルーシュが『男と女』から50年、新たに放った大人の恋愛映画を堪能して。<『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』リリース情報>『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』DVD価格:¥3,800+税『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』ブルーレイ価格:¥4,700+税発売日:2017年3月2日(木)発売元:ファントム・フィルム販売元:ポニーキャニオン(C) 2015 Les Films 13 - Davis Films - JD Prod - France 2 Cinema(text:cinemacafe.net)
2016年12月09日景観を変貌させる大規模なプロジェクトで有名なニューヨーク在住のアーティスト、クリストとジャンヌ=クロードの作品「アンブレラ」のドキュメンテーション展が、茨城県の水戸芸術館にて12月4日まで開催されている。クリストとジャンヌ=クロードによる「アンブレラ」は、1991年秋にアメリカ・カリフォルニア州南部と茨城県北部で実施された“一時的なアート作品”。カリフォルニアの丘陵地帯に1,760本の黄色の傘を、茨城県の水田地帯に1,340本の青色の傘を同時に配置した壮大な作品で、18日間の会期中に日本で50万人、アメリカで200万人が鑑賞した。同展では、クリストによるドローイングやコラージュ作品、写真、傘本体の他、実際に使用された資材、スケールモデルなどが展示され、1991年の「アンブレラ」を振り返る。また、同展と同時期に「アンブレラ」の日本側舞台となった常陸太田市、日立市、旧里美村を含む茨城県北6市町で茨城県初の国際芸術祭が開催中。国内外の優れたアーティストが県北地域の歴史や文化、食、伝統工芸といった創造的な地域資源と出会うことで誕生した約100の作品やプロジェクトが楽しめる。【展覧会情報】「クリストとジャンヌ=クロードアンブレラ日本=アメリカ合衆国1984-91」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:10月1日~12月4日時間:9:30~18:00休館日:月曜日入場料:一般800円、団体(20名以上)600円中学生以下・65歳以上・障害者手帳を持つ方と付き添いの方1名は無料【芸術祭情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」開催地:日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町会期:9月17日~11月20日
2016年10月29日『男と女』『愛と哀しみのボレロ』などで知られる仏監督クロード・ルルーシュの新作『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』が今週末から公開になる。インドを舞台に、立場も境遇も異なる男女が偶然に出会ったことから始まるドラマで、ルルーシュ監督は「愛はこの映画の唯一のテーマだ」と力強く語る。その他の画像10月にデジタルリマスター版で再公開される名作『男と女』や、冬季オリンピックの記録映画『白い恋人たち』、様々な家族のドラマを交錯させて描く『愛と哀しみのボレロ』など、ルルーシュ監督は多くの傑作を発表しており、彼の作品に出演したい俳優は多い。『ずっとあなたを愛してる』などで知られるエルザ・ジルベルスタインと、『アーティスト』でオスカーに輝いたジャン・デュジャルダンも、監督との仕事を熱望していたようだ。「私が別のプロジェクトをやっていた時、ふたりから電話をもらったんだ。ふたりはただ、私と仕事がしたいと思っていることを知らせたかったという。彼らとお互いに考えていることを話していくうちに、私好みのラブストーリーが浮かんできた」そこでルルーシュ監督は急いで脚本を執筆。フランス大使の美しい妻アンナと、映画音楽の作曲家のアントワーヌがインドで偶然に出会い、共に旅を続けていく中で“恋の予感”がめばえていくドラマを描き出した。「愛はこの映画の唯一のテーマだ。私にとって愛とは、あらがうことのできない麻薬のようなものだ。私の作品や人生でも女性たちが重要な役割を担ってきたが、彼女たちのおかげで、今の私がある。これはいつも言っていることだが、成功した男というのは女たちが作っているんだ」。劇中のアンナとアントワーヌはお互いを知るために語り合い、時に駆け引きをしたり、迫ってくる相手をブロックしたり、逆に相手の心の奥底に入りこもうとする。「私はボクシングが好きだから、この映画を15ラウンドの試合のように作った。出会いというのは、すべて試合のようなものだ。むろん、穏やかで親しみがこもったものだけどね」そんな男女の駆け引きを美しく彩っているのが、『男と女』でもタッグを組んだフランシス・レイが手がける音楽だ。「この映画では音楽も非常に重要な位置を占めている。映画音楽作曲家というアントワーヌのキャラクターを通して、本作では、幸運にも私が一緒に仕事をすることができた、すべての偉大な作曲家たちを称えている。この作品で喜びの再会を果たしたフランシス・レイはもとより、ミシェル・ルグランやクロード・ボリンもそうだ」完成した映画について、ルルーシュ監督は「50年間の私の思いを盛り込んだ」と語る。「この年になって世界チャンピオン戦のリングに返り咲くことができるとは思っていなかった。だが自分のデビュー作のように、存分に楽しんで作ったことは確かだよ」『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』9月3日(土)より Bunkamura ル・シネマほかにてロードショー
2016年08月31日「クロード・ルルーシュ・イン・コンサート」が、2016年9月20日(火)に大阪、21日(水)・22日(木)に東京で開催される。クロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイの哀愁漂うスコアによる名作の数々を、フルオーケストラの演奏で蘇らせる「クロード・ルルーシュ・イン・コンサート」。『男と女』『パリのめぐり逢い』『あの愛をふたたび』『愛よもう一度』『愛と哀しみのボレロ』など傑作映画17作品のハイライトシーンをオムニバス的に新たに再編集しており、名優たちのセリフや効果音はそのままに、巨大スクリーン×総勢約60人のオーケストラによる生演奏で届ける。2014年9月、パリのアンヴァリッド広場にてフランスの国民的一大文化イベントとして開催され、そのあまりの素晴らしさに世界中の映画ファンが狂喜しながらも不可能とされていた幻のプロジェクトの開催が、日本で実現する。【概要】クロード・ルルーシュ・イン・コンサート販売店舗:主要プレイガイド■東京公演チケット一般発売日:東京公演 6月18日(土)日時:9月21日(水) 開場18:00/開演19:009月22日(木・祝) 開場13:00/開演14:00会場:NHKホールチケット料金:S席 12,000円、A席 11,000円※全席指定・税込、未就学児入場不可■大阪公演チケット一般発売日:大阪公演 2016年6月11日(土)日時:9月20日(火) 開場 18:00/開演 19:00 会場:フェスティバルホールチケット料金:S席 9,800円、A席 7,800円、SS席 11,800円、BOX席 15,000円※全席指定・税込、未就学児入場不可■演奏指揮:ニコラ・ギロウ/オーケストラ:東京ニューシティ管弦楽団ソロ ヴァイオリン:アン・グラヴォワンバンド:パトリック・マヌギアン、フィリップ・シャイエブ、ディディエ・ガッツォ、シリル・バルベソル 他【問い合わせ先】・東京公演に関する問合せディスクガレージTEL:050-5533-0888 (平日12:00〜19:00)・大阪公演に関する問合せキョードーインフォメーションTEL:0570-200-888 (10:00〜18:00)
2016年05月31日人気アクション俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムの等身大の銅像が、母国ベルギーの首都ブリュッセルに建立され、現地時間21日に行われた除幕式にヴァン・ダムが出席した。ジャン=クロード・ヴァン・ダム出演作画像ロイター通信によると、銅像建立はブリュッセルにあるショッピングセンターの開業40周年を記念したもので、顧客に好きな有名人を投票で選んでもらった結果、ヴァン・ダムに決まったのだという。同ショッピングセンターで行われた除幕式に出席したヴァン・ダムは、銅像のポーズを真似るなどして写真撮影にも応じていたようだ。ヴァン・ダムは、現在日本で公開中の映画『エクスペンダブルズ2』で豪華ハリウッドスターと肩を並べ悪役として出演しており、11月3日(土)からは銀座シネパトスにて“トキメ筋肉祭り”と銘打ち、ヴァン・ダムの出演作が連続公開される。第1弾の『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』(11月3日(土)公開)は、人気アクション映画『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズの第4弾。今作でも、1作目、3作目で共演したドルフ・ラングレンと熱いバトルを繰り広げる。第2弾の『ハード・ソルジャー 炎の奪還』(11月17日(土)公開)は、ヴァン・ダム扮する伝説の元傭兵ゴールが、人身売買組織に誘拐された少女を救うために再び立ち上がる姿を描く。出演作が目白押しなヴァン・ダムの今後の活躍に注目したいところだ。『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』11月3日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開
2012年10月26日先日、新作の撮影現場で心臓発作を起こしたと報じられたジャン=クロード・ヴァン・ダムが自身のFacebookのページで報道を否定した。芸能サイト「E!Online」や「TwitchFilm.net」などがヴァン・ダムがルイジアナ州ニューオーリンズで新作『Weapon』(原題)の撮影中に軽い心臓発作を起こし、撮影中断となり、ヴァン・ダムは妻と一緒に母国ベルギーへ帰国したと報じたが、ヴァン・ダムは19日、自身のFacebookのページに「公式サイト以外に書かれているうわさを信じないで下さい」と書き込んだ。ヴァン・ダムは「数時間前にネット上で、僕が心臓発作を起こしたと書かれているのを読みました」と綴り、「ジャン=クロード・ヴァン・ダムは100パーセント健康で、トレーニングも順調です。ファンと友人たちに愛を贈ります。JCVD」とファンに向けてメッセージを発信。公式サイト「Muscles From Brussels」にも、「一部のウェブサイトで報じられましたが、彼は心臓発作を起こしていません」と重ねてうわさを否定した。(text:Yuki Tominaga)ジャン=クロード・ヴァン・ダムFacebookページジャン=クロード・ヴァン・ダム公式サイト写真は今年6月に日本でも公開され、まもなくDVDも発売される『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』。■関連作品:ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 2010年6月26日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2009 Unisol 3 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2010年10月21日フランス・ヌーヴェルヴァーグの巨匠、クロード・シャブロルが12日、自然気胸の合併症が原因の徐脈(不整脈の一種)のため亡くなった。享年80。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーらと同様に「Cahiers du Cinema」誌の批評家から映画監督の道へ進み、1957年に『美しきセルジュ』でデビュー。2作目の『いとこ同志』でベルリン映画祭金熊賞に輝き、その後もイザベル・ユペール主演の『ボヴァリー夫人』をはじめ数々の映画、TVドラマを監督。多作な作家として知られた。独特の愛敬ある風貌で俳優としても活躍した。シャブロル監督の遺作となった『Bellamy』(原題)で主演を務めたジェラール・ドパルデューは「クロードは生きる喜びそのもののような人だった。彼が死ぬなんて誰も考えられないことだった。彼が逝ってしまったと想像することさえできない。私はこう考えたい。彼はもう電話には出ないけれど、そこにいる。いまもあらゆる場所に存在しているんだ」と哀悼の意を表した。ニコラ・サルコジ大統領は「バルザックのように鋭く社会を描写し、ラブレー(16世紀の作家)のように生き生きとしたユーモアがあった」とシャブロルの才能を讚えた。フランスではTV局各局がシャブロルの作品を追悼放映するなど、国をあげてその死を悼んでいる。(text:Yuki Tominaga)写真は2009年のベルリン国際映画祭でのもの。© CATARINA ERIC/Gamma/AFLO■関連作品:石の微笑 2007年6月30日より渋谷Q-AXシネマほか全国にて公開©Moune Jamet■関連記事:映画にまつわるファッション小噺 vol.38愛は証明できるのか?
2010年09月13日