ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』が、11月9日から20日にかけて東京・ザ・スズナリ、11月25日から27日にかけて大阪・ABCホールで上演されることが決定した。ジョンソン&ジャクソンは、俳優の大倉孝二と脚本家・演出家のブルー&スカイが共同主宰し、2014年に旗揚げしたユニット。「くだらない、何の役にもたたない芝居作りを澄み切った思いで目指す」と標榜し、2014年『窓に映るエレジー』を皮切りに、2016年『夜にて』、2018年『ニューレッスン』と、大倉とブルー&スカイの脚本・演出・出演の共同作業でコンスタントに上演。公演ごとに2人に馴染み深い多彩な出演者を迎え、ジョンソン&ジャクソンにしか表現できない、何とも味わい深い“くだらなさ”を追求した作品を創作してきた。4年ぶりの新作公演となる今回の上演では、主宰の2名に加え、『夜にて』に続き2度目のジョンソン&ジャクソン参加となる佐藤真弓、「劇団はえぎわ」の主宰であり脚本家・演出家・俳優のノゾエ征爾、映像での活躍はもとより錚々たる演出家の舞台作品に多数出演する渡辺真起子の参加が決定。併せて大倉がイラストを手がけた本公演の宣伝ビジュアルが公開された。チケットは、キューブのメルマガ会員「cubit club plus」を対象とした最速先行受付が8月5日正午よりスタート。一般発売は、東京・大阪ともに10月1日を予定している。■大倉孝二 コメントジョンソン&ジャクソン「どうやらビターソウル」やらせていただくことになりました。2年前の前回公演「梅まつり」が新型コロナの影響により中止となったので、4年振りの公演となります。未だコロナ禍にあり、上演の可不可も含め笑えない状況は続きますが、“いつまでやってんだ”“観る方の身にもなってくれ”、実際には言われない程度に、そんなものを作れればと思います、今回も。■ブルー&スカイ コメント躍起になれる何かしらもここしばらくなく、どんどん全身全霊が醜さと異臭を増しているように思われる昨今の自分ですが、そんな折に久しぶりのジョンソン&ジャクソン公演です。待望の、躍起になれる何かしら!今こそ“役にたたない演劇”の力で少しはマシなみてくれになりたいです。あとミントっぽい香りも漂わせられればと。今回「どうやらビターソウル」に出演してくださる皆さんへの感謝とときめきとともに、意味をやっつける作業、楽しみたいです。■ノゾエ征爾 コメントなぜ私が呼んでいただけたのか。とても大きなハテナを抱えているのでありますが、先日近所のスーパーから出てくると、道行く大倉さんとバッタリ。「今ちょうどブルーさんと打ち合わせしてたんだけど何も浮かびませんでしたっ」とだけ言って去りゆかれました。その時に、2秒ほど大倉さんの視線が私の額に止まっていた。ハテナが2つに増えたところで、これはきっと楽しいことになると、ハテナが飽和しきった先の景色はさぞ絶景。■佐藤真弓 コメントナンセンス王子様おふたりの国に再びお邪魔することになりました!やったー!ニヤニヤが止まりません。渡辺さん、ノゾエさんも加わり想像の斜め上をいく世界が繰り広げられるのでしょうね。脳みその柔軟体操入念に、ひとまずカレーでスパイスを注入して備えます!■渡辺真起子 コメント何がどうなって、何処へどのように立ち向かって行くのか、まるでわからない。これは大冒険になるんだろうなと、ワクワクしながら、ビクビクしています。お声をかけて頂き、誠に光栄です。なので参加させて頂きます。って答えたら、本当ですか?って、あれ?私、ついていってもいいんでしょうかー!では、皆様、どうぞ宜しくおたのもうします。<公演情報>ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』東京公演:11月9日(水) 〜20日(日) ザ・スズナリ大阪公演:11月25日(金)〜27日(日) ABCホールジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』公演ビジュアル※開場は開演の30分前です。未就学児童の入場はご遠慮ください。※車椅子でのご来場はチケットをご購入の上、来場日の3日前(土日祝は除く)までにキューブにご連絡ください。※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ご来場前に必ずキューブHPにてご観劇に際してのお願いをご確認ください。作・演出:ジョンソン&ジャクソン出演:大倉孝二ブルー&スカイノゾエ征爾佐藤真弓渡辺真起子宣伝イラスト:大倉孝二宣伝美術:坂村健次【チケット情報】前売・当日:5,600円(全席指定 / 税込)学生割引券:3,300円(チケットぴあ前売のみ / 税込)学生割引券は当日の開場時間から受付にて学生証提示の上、指定席券と引き換えます。座席はお選びいただけません。■「cubit club plus」チケット最速先行受付受付期間:8月5日(金) 12:00〜8月18日(木) 12:00詳細はこちら:■一般発売:10月1日(土)チケット購入リンク:主催・お問い合わせ:キューブTEL:03-5485-2252(平日12:00〜17:00)
2022年07月22日ドウェイン・ジョンソンが主演を務めるDC映画『ブラックアダム』が12月2日(金)に日本公開されることが決定し、あわせて特報映像が公開された。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ジョーカー』などを手がけるDCと『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズなどで知られるジョンソンがタッグを組んだ本作は、世界を救わない“最恐”のアンチヒーローが大暴れするアクション・エンターテイメント映画。ジョンソンは、本作の主人公ブラックアダムを演じ、製作総指揮を兼任。監督は、『ジャングル・クルーズ』でもジョンソンとタッグを組んだジャウマ・コレット=セラが務める。主人公は、5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。圧倒的な存在感を放つブラックアダムについて、「ブラックアダム以上に自分のDNAに語りかけてくるものはいない」と語るジョンソンは、自身のトレーニングで驚異的な体を仕上げ、コスチュームの(体を大きくみせるための)詰め物を断固拒否。自前の筋肉だけで表現されたその体で詰め物なしのコスチュームを着たときに「俺はブラックアダムだ」と感じたという。さらに彼はブラックアダムの登場により「DCユニバースのヒエラルキーが変わる」と明言している。特報映像では、ジョンソン演じるブラックアダムが飛行を警告してきた戦闘機の翼を片手でへし折り、武器で攻撃されても表情一つ変えず一瞬で空中に蹴散らすなど、圧倒的な強度とケタ違いのパワーの片鱗をみせる様子が描かれる。そんな暴君ぶりをみかねたスーパーヒーロー軍団“ジャスティス・ソサエティ”が立ちはだかるが……。「ヒーローは人を殺さない」の言葉に対し、「俺は殺す」と返すなど、スーパーヒーローとしての一線を軽々と踏み超え、世界すらも救わないアンチヒーローぶりを見せつけている。『ブラックアダム』12月2日(金) 全国ロードショー(c)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM&(c)DC Comics
2022年06月09日このたびエスパス ルイ・ヴィトン東京では、ラシード・ジョンソンによる《Plateaus》(2014年)を日本で初めて紹介する展覧会を開催いたします。本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する選りすぐりのコレクションを世界的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの大きな枠組の中で企画されました。当プログラムは東京のほか、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンで展開されています。アメリカ人アーティスト、ラシード・ジョンソン(1977年生まれ)はシカゴ美術館附属美術大学で写真を学び、2001年、初の写真作品シリーズが、「ポスト・ブラック」と呼ばれるポスト公民権運動世代の一翼を担うものとして、米国でたちまち評判を得ました。ポスト・ブラックは、単なる「黒人アーティスト」として一括りにされることを拒み、自らのアイデンティティの複雑な再定義を要求するクリエイターたちで構成されていました。その後、2006年にニューヨークへと移り、活動内容は、彫刻、絵画、ドローイング、映画、パフォーマンス、インスタレーションまで多様化しています。《Plateaus》(2014年)は、一連のインスタレーションの一環を成すもので、エスパス ルイ・ヴィトン東京は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵するこの象徴的な作品を中心に、この重要なアーティストに焦点を当てご紹介いたします。フォンダシオン ルイ・ヴィトンについてフォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、既に21世紀を象徴する建築物として価値を認められており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、700万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開していくことを掲げてきました。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の「Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展、2021年の「The Morozov Collection」展)やニューヨーク近代美術館(「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド美術研究所(「The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展)などが挙げられます。また、フォンダシオンは東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。会期:2022年4月27日 - 2022年9月25日開館時間:11:00-19:00休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準じます。入場無料会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。詳細は下記リンク先よりご確認ください。エスパス ルイ・ヴィトン東京150-0001東京都渋谷区神宮前5-7-5ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階お問合せ先:T 0120 00 1854contact_jp@louisvuitton.com#EspaceLV#CollectionFLV#FondationLouisVuitton(画像クレジット)PLATEAUS(detail)2014Exhibition view at Fondation Louis Vuitton, Paris (2017)579.1 x 457.2 x 457.2 cmCourtesy of Fondation Louis Vuitton©Rashid Johnson.Photo credits: ©Fondation Louis Vuitton / Marc DomagePortrait of Rashid Johnson, in front of his workPlateaus (2014) at Fondation Louis Vuitton, Paris (2017).©Rashid Johnson.Photo credits: ©Fondation Louis Vuitton / Felix Cornu企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年04月12日アカデミー賞作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートされた、ケネス・ブラナー監督の自伝的作品『ベルファスト』より特別映像が解禁された。激動の時代にゆれる故郷ベルファストの厳しさと愛情深さを力強いモノクロ映像で描き出した本作。抗うことのできない時代の変化に俯くことなく、ユーモアと笑顔と共に懸命に生きる人々を描いた心揺さぶる物語だ。この度、解禁されたのは、本作のメイキング風景や本編映像がふんだんに盛り込まれ、ブラナー監督やバディ一家を演じた英国・アイルランドの名優たちが勢揃いした豪華特別映像。映像内では、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、カトリーナ・バルフ、キアラン・ハインズらの実力派俳優陣が集結し、愛に溢れた人々と家族のような暖かさが感じられたベルファストについて語る中、暴動に巻き込まれ変化していく街の様子を描いた本編シーンが差しはさまれていく。一方で、恋する女の子と結婚を夢見るバディに対し、ハインズ演じる祖父のポップとデンチ演じる祖母のグラニーとで会話の掛け合いが楽しい一コマや、「ばあちゃんと結婚して50年だが今も言葉が通じない」と冗談交じりで語る祖父の言葉など、チャーミングでユーモア溢れる本編シーンも切り取られている。そして「お前なら大丈夫だ。自信を持て。近所の人も皆、友達だし母さんも父さんも皆お前の味方だ。お前がどこに行こうと一生変わらん」とのポップの言葉には、思わず熱いものが込み上げてくる。また映像内では、ブラナー本人の貴重な幼少期の画像も映し出され、本作が監督にとっていかに大切な作品であるかがうかがえる特別映像となっている。『ベルファスト』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年03月23日ドウェイン・ジョンソンが「E!News」のインタビューで、「男性は、メンタルヘルスの問題を抱えていてもオープンに話すことができない傾向にある」と問題提起。自らの経験を語った。「私は一人っ子で、男として育った。男というのは、もともとそういうこと(メンタルヘルス)について語らないような性質がある。話すことで、傷つくような気がするからだ。誰だって傷つきたくない。メンタルヘルスについて話すことで、弱さを見せるような気になるんだ」と指摘した。ドウェインは1990年代から90年代半ばに、アメフトがらみのけがや不調で「うつ」を経験。初めて「うつ」を患ったときは「それがなんだかわからなかった。とにかく最悪な気分で、なにもしたくなかった」という。どん底から抜け出すために必要だったことは、人と話し、助けを求めることだった。この経験をもとに、自身の伝記ドラマ「Young Rock」で視聴者に「助けを求めるのは弱さを見せるんじゃない。助けを求めるのは、私たちのスーパーパワーなんだ」と呼びかけたことも。「最高に感動する視聴者からの感想は、メンタルヘルスについて語る開放性に関してのことなんだ」と話し、ドラマがメンタルヘルスについて考えるための手助けとなっていると、手ごたえ感じていることを明かした。(Hiromi Kaku)
2022年03月15日2月25日(金)についに公開される『ナイル殺人事件』。この度、ケネス・ブラナー監督が、本作の特徴である圧倒的な没入感と映像美に関しての想いを明らかにした。原作は、今もなお全世界で愛されるアガサ・クリスティの“名探偵ポアロ”シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する『ナイルに死す』。これを前作『オリエント急行殺人事件』に続き、ケネス・ブラナー監督が映画化した。“世界一の名探偵”ポアロが挑む、エジプトの神秘ナイル川をめぐる極上のミステリー・クルーズ。大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で殺人事件が起こる。容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員……。豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか?そして、ポアロの人生を大きく変えた「衝撃の真相」とは?愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーの幕が開く。本作の撮影には65ミリのフィルムが用いられ、スクリーンいっぱいに広がる豪華客船やエジプトを舞台に、没入感と旅情感溢れるミステリー・クルーズが完成した。監督を務めたケネス・ブラナーは、本作について「しばらくの間、実際に旅することが叶わない観客に、素晴らしいシネマチックな旅とエキゾチックなロケ地の映像美を楽しんでもらい、現実逃避してほしかったのです。以前と異なる世界の状況の中で、私にとって重要なのは、映画製作で最善を尽くし、人々に娯楽を提供し続けたいと思っています」と語り、世界的に自粛を求められている中でも、観客に映画を通してまるで世界を旅しているかのような疑似体験ができる機会を作りたいという強い想いがあったことを明かした。また、「エジプトが舞台であるだけに、その歴史について意識せざるを得ないものです。クレオパトラやナポレオンなどこの国につきまとう幻影に思いを馳せないわけにはいきません。観客はナイル川を下る旅をして、エジプトの荘厳な輝きに飛び込み、心から楽しめることができると思っています」と語り、本作が単なるミステリーに留まらず、没入感たっぷりの旅情感豊かな体感型ムービーに仕上がっていることを明かした。さらに本作には、エジプトの観光地としても有名なアブ・シンベル神殿が登場するが、なんとこのセットは実物大で建設されたという。40人に及ぶ彫刻師が4か月かけて高さ約21.3メートル、幅約30.5メートルという圧巻のサイズで神殿を再現。本作で豪華客船に乗り合わせた歌手の養女でありマネージャーであるロザリーを演じたレティーシャ・ライトは、撮影について「グリーンスクリーンで処理してそこにいるふりをするだけではなく、セットまで徹底して創り上げられていて実際に感じることができました。実際にその場にいてこの世界がよくわかり信じることができるのは全然違うものであり、本当に見事なものでした。解体されないとよいと思うほどです(笑)」と語り、ブラナーの創り上げたゴージャスな世界に感嘆していた。アブ・シンベル神殿の前にそびえたつのはラムセス2世の巨像。ラムセス2世は、王妃ネフェルタリを深く愛し、この神殿を捧げたとされている。本作では、第一被害者となるリネット(ガル・ガドット)と夫のサイモン(アーミー・ハマー)、そしてジャクリーン(エマ・マッキー)の愛と欲望にまみれたトライアングル・ミステリーが描かれるが、エジプトの歴史に刻まれた二人が、劇中の情熱的な愛のドラマをさらに趣深いものにしている。『ナイル殺人事件』2月25日(金)全国ロードショー
2022年02月25日ケネス・ブラナーの自伝的作品『ベルファスト』より、監督を務めるブラナーが作品への想いとキャスティングへのこだわりを明かしたインタビュー映像が解禁となった。本作は、北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め上げた自伝的作品。第94回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートされており、いまオスカーに一番近い作品の一つとして注目を集めている。この度解禁されたブラナー監督のインタビュー映像では、いまこの時代に、故郷であるベルファストを舞台に自伝的作品を作り上げた想いや、こだわりのキャスティング秘話、そして、自分自身を投影させた役柄を託した子役ジュード・ヒルへの絶大な信頼といった撮影エピソードを明かしている。「ベルファストは物語に事欠かない街だ。特に1960年代の後半のベルファストは街の歴史上最も過酷な激動の日々だった」と語り始めるブラナー。「あの日々はずっと僕の頭にあって"僕らが故郷で過ごしたあの時代の物語をいつか脚本にしようと思っていた」と長年、自身の幼少期の思い出を映画にしようしていたことを明かした。そんな中、コロナ渦というパンデミックが起こり、過激さは違えども、世界中の人が一瞬で世界が変わっていく様を目の当たりにしていると感じ、最初のロックダウンが始まった2020年頃に脚本を書き始めたという。故郷と自身の幼少期の想いを込めた本作を手掛けるにあたり、アイルランド出身のキャスティングにこだわったと語るブラナー。「あの国と縁が深いキャストだ。ジェイミー・ドーナンはベルファストの出身でホーリーウッドという街に住んでいた。祖父役のキアラン・ハインズは僕の実家からたった1キロ半の場所に住んでいたんだ」と驚きの事実も。カトリーナ・バルフやジュディ・デンチもアイルランドの血が流れている。「この映画では出演した俳優たちがとても前向きなエネルギーを加えてくれたと思う。彼らは“家族”だったね」との言葉からは役者陣へ絶大な信頼を寄せていたことが分かる。特に、自身を投影させた少年バディを演じたジュード・ヒルに対しては「すばらしい仕事をしてくれた。僕らがジュードを見つけ出した瞬間、彼の才能はまさに開花したんだ」と絶賛。ブラナーは、「この作品を観て、頑張る彼らの姿に力をもらってほしい」とも語っており、本作の、過酷な時代の変化に苦悩しながらも未来へと突き進んでいく家族の物語に、多くの人が感動とエネルギーをもらえることだろう。笑顔とユーモアを持ってたくましく生き抜く人々の力強さを描いた本作。ブラナーの熱い思いをうかがい知ることのできるインタビュー映像となっている。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHO シネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月24日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作ミステリーを、ケネス・ブラナー監督が『オリエント急行殺人事件』に続いて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、ケネス・ブラナーが創り出す唯一無二の世界観の秘密が明らかとなった。これまで、ディズニーの名作アニメーションを実写化した『シンデレラ』やマーベル作品『マイティ・ソー』、シェイクスピア俳優の真髄を魅せた『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』、1818年に出版されたゴシック小説を忠実に映像化した『フランケンシュタイン』など、幾多の世界を描き出してきたケネス。本作でも、ミステリーの女王として文豪史に名を刻む作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」の世界を、見事に再現した。ケネスは「セットのスペクタクルや豪華さに加えて、本作のようなミステリーの核となるのは人の心です。ですから、本作のゴールはアガサ・クリスティの世界の中でなるべく自由な演技を取り入れることだと思いました。そのことをクルー全員が理解し、大切にしながら、助け、支えていきました」と、ゴージャスなセットの中で、キャストや製作陣に自由な表現を与える環境づくりを何よりも大切にしたことを明かす。本作で最初に殺害されてしまう美しき大富豪の娘リネットを演じたガル・ガドットは、「ケネスとの仕事は私にとって驚異的に素晴らしい経験でした。彼は準備を整え秩序立っているから、彼がミスを犯す余地なんて少しも残されていませんでした。と同時に演者がやりたいと思ったことを何でも試させてくれる自由をくれるのです」と語り、ケネスの自由な演技へのこだわりを証明する。また、容疑者の1人で、リネットとかつて婚約していた医師ライナスを演じたラッセル・ブランドは、「ケネスはとても優雅に僕らをリードするんです。現場に創造性をもたらし、集中しやすい雰囲気を作りあげながら、とても陽気に振る舞ってくれるんですよ」と語り、監督への絶対的な安心感を明かした。一方ケネスは、本作の世界観を創り上げたキャスト陣について「俳優陣はみな心から素晴らしいと思う役者たちです。彼らと共演したいという思いが実現して、とても光栄です」と絶賛する。監督とキャストたちの信頼関係は、撮影の現場に良い空気を作り、それが作品の世界観にも影響を及ぼす。セットや美術へのこだわりに留まらない、総合的な演出がケネスならではの高い世界観の再現に繋がっているようだ。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年02月21日ケネス・ブラナー監督最新作『ベルファスト』の日本公開日が3月25日(金)に決定した。『ダンケルク』や『TENET テネット』などに出演し、ポアロ役を務め監督も兼任する『ナイル殺人事件』が公開を間近に控えるケネス・ブラナー。製作・監督・脚本を務めた本作は、自身の幼少期を過ごしたベルファストを舞台に、9歳の少年バディの目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだした人間ドラマ。ブラナー監督の自伝的作品となっている。また本作は、第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。第94回アカデミー賞では、作品賞と監督賞をはじめ、助演男優賞(キアラン・ハインズ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、主題歌賞(DOWN TO JOY)、録音賞の7部門ノミネートを果たし、本年度アカデミー賞最有力候補として名乗りをあげた。ブラナー監督は、これまでに5回アカデミー賞にノミネートされているが、今回で初のオスカーを手にするかに期待が高まっており、そして、助演女優賞にノミネートされたジュディは今回で8回のノミネートとなり、『恋におちたシェイクスピア』での最優秀助演女優賞に続き、2度目のオスカーを手にするかも注目だ。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月09日DC映画『ブラックアダム』が、2022年12月2日(金)に公開される。主演はドウェイン・ジョンソン。ダークヒーロー“ブラックアダム”が現代社会に蘇るDC映画『ブラックアダム』は、スーパーヒーロー“シャザム”の宿敵であり、支配欲求に取り憑かれた傲慢なダークヒーロー“ブラックアダム”を描く物語。正義のために戦うスーパーヒーローとは違い、ブラックアダムは「平和なんか知るか」と言い放ち、規格外のパワーで全てをぶっ壊す破壊神。幽閉されていたブラック・アダムだったが、5000年の眠りから覚醒し、最恐の力とともに監獄から解放され、自由の身に。街も戦闘機もお構いなしに圧倒的な力でぶっ壊していくブラックアダムだったが、そんな彼を危険視する〈世界を守るヒーロー軍団〉JSA ことジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカが立ちはだかる。主演はドウェイン・ジョンソン主人公・ブラックアダム...ドウェイン・ジョンソン5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。戦闘機の翼を片手でへし折り、武器で攻撃されても表情一つ変えず一瞬で空中に蹴散らすなど、圧倒的な強度とケタ違いのパワーを持つ暴君。奴隷として一度死ぬものの、息子の命と引き換えに、破壊神としてよみがえる。ヒーローは殺さないが”俺は殺る”という。主演を務めるのは、『ワイルド・スピード』シリーズ、『ジュマンジ』シリーズで知られるドウェイン・ジョンソン。ドウェイン・ジョンソンは、ブラックアダムのキャラクター性について「ブラックアダム以上に自分のDNAに語りかけてくるものはいない」と語り、体を大きくみせるためのコスチュームの詰め物を断固拒否。自身のトレーニングで、驚異的な体を作り上げたという。彼は、ブラックアダムの登場により「DC ユニバースのヒエラルキーが変わる」ともコメント。■スーパーヒーロー軍団“ジャスティス・ソサエティ”ブラックアダムの暴君ぶりをみかねたスーパーヒーロー軍団がジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカで通称“JSA”。ルール無用でやりたい放題のブラックアダムを危険視し世界を守る。”世界を救わない”アンチヒーローとスーパーヒーローチームが激突する。ドクター・フェイト役 - ピアース・ブロスナン黄金のヒーロースーツがトレードマーク。未来を予知する能力を持つ魔術師。ホークマン役 - オルディス・ホッジジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)のリーダー。ホークのごとく空を飛ぶ。正義感が強く「平和のため降伏せよ」とブラックアダムに言うのだが…拒否されてしまう。サイクロン役 - クインテッサ・スウィンデルJSAに新たに加入した新人で嵐を操る天才。飛行能力もあり、風を自在に操ることができる。アトム・スマッシャー役 - ノア・センティネオ新人ヒーローで巨大化する能力を持つなど、体を自在に変えることができる。監督はジャウム・コレット=セラ監督は、『ジャングル・クルーズ』でドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ。『エスター』『ロスト・バケーション』など、ジャンル映画でヒットを飛ばすビジュアル派の鬼才が、スーパーヒーロー映画に初参戦する。日本版声優に豪華キャスト集結日本版の吹替を担当する声優キャストも豪華な顔ぶれが集結。破壊神”ブラックアダム役を楠大典、ホークマン役を杉村憲司を務める他、田中秀幸、内田真礼、榎木淳弥、坂本真綾らが声の出演を果たす。・ブラックアダム役…楠大典・ホークマン役…杉村憲司・ドクター・フェイト役…田中秀幸・サイクロン役…内田真礼・アトム・スマッシャー役…榎木淳弥・アドリアナ役…坂本真綾・アモン役…山崎智史・イシュマエル役…加瀬康之・カリーム役…島田岳洋・アマンダ・ウォラー役…上村典子・エミリア・ハーコート役…水樹奈々<映画『ブラックアダム』あらすじ>5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。過去に息子を奪われた復讐心から、その破壊力を現代の人類へと向ける。スーパーヒーロー軍団“JSA”が立ちはだかるのだが…ブラックアダムは人類の脅威となるのか、それとも…!?【詳細】映画『ブラックアダム』公開日:2022年12月2日(金)監督:ジャウム・コレット=セラ脚本:アダム・スティキエル、ロリー・ヘインズ&ソーラブ・ノシルバン原案:アダム・スティキエル、ロリー・ヘインズ&ソーラブ・ノシルバン製作:ボー・フリン、ドウェイン・ジョンソン、ハイラム・ガルシア、ダニー・ガルシア製作総指揮:ドウェイン・ジョンソン出演:ドウェイン・ジョンソン、ピアース・ブロスナン、オルディス・ホッジ、ノア・センティネオ、サラ・シャヒ、マーワン・ケンザリ、クインテッサ・スウィンデル、ムハンマド・アーメル〈日本版声優キャスト〉出演:楠大典、杉村憲司、田中秀幸、内田真礼、榎木淳弥、坂本真綾、山崎智史、加瀬康之、島田岳洋、上村典子、水樹奈々
2022年02月03日今年のサンダンス映画祭では、ダコタ・ジョンソンが主演とプロデューサーを兼任する映画が2本上映された。タイトルは『Cha Cha Real Smooth』と『Am I OK?』。ジョンソンは、最近、友人ロー・ドネリーと、プロダクション・カンパニー「ティータイム・ピクチャーズ」を立ち上げたところ。この2本は、最初の長編作品となる。『Cha Cha Real Smooth』でジョンソンが演じるのは、若くして出産したシングルマザー、ドミノ。彼女は弁護士と婚約しているのだが、大学を出たばかりでバイト生活をしている心優しい青年アンドリュー(クーパー・レイフ)とも仲良くなっていく。監督、脚本を務めるのはレイフ。ドネリーとレイフが初めてミーティングを持った時は、まだ基本的なコンセプトしかなかったものの、ドネリーとジョンソンは気に入り、そこからプロジェクトを育てていくことになった。ジョンソンがドミノを演じることは最初から決定していたが、誰がアンドリューを演じるのかについては、途中違ったアイデアも出たという。しかし、このキャラクターはとてもレイフ自身を反映しているため、彼がやるということでみんなが合意したとのことだ。一方、『Am I OK?』で演じるルーシーは、人生で彼氏がいたことのない女性。好意を寄せてくれる男性がいるのに、自分のせいでそれ以上に進めない彼女は、大親友ジェーン(ソノヤ・ミズノ)が昇進して海外に転勤するとわかった時、レズビアンであることを初めて自覚する。監督は、同性婚カップルであるステファニー・アリンとティグ・ノタロ。上映後のヴァーチャル会見で、「どのように役作りをしたのか」と聞かれたジョンソンは、「練習のために、コロナ中にもかかわらずいろんな女性といちゃいちゃしてみたわ」と冗談を言って笑わせた。だが、その後はシリアスになり、「女性が30歳になっても本当の自分がわかっていないという人はたくさんいる。私は、人は一生成長し、変化していくものだと考えたい。でも、そういう映画はあまり見ない」と、この映画を製作した理由を語っている。ジョンソンとドネリーの最初の作品がどのように受け入れられるのか、また今後彼女らがどんな作品を手がけていくのかに注目したい。文=猿渡由紀
2022年01月26日俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続け、世界中から絶大な評価を得るケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品として監督・製作・脚本を務めた『ベルファスト』。第46回トロント国際映画祭にて最高賞にあたる観客賞を受賞して以降、すでに世界中の55の映画祭・映画賞で33の賞を獲得、195ノミネートを誇る本作から、北アイルランド・ベルファストに暮らす家族をとらえた場面写真が一挙に解禁された。本作の舞台は、1969年の北アイルランド ベルファスト。9歳の少年バディは、住民全てが顔なじみで、まるでひとつの家族のような暖かさに包まれるこの街で、愛に溢れた完璧な日々を送っていた。しかし、突如、プロテスタントの暴徒が、街のカトリック住民への攻撃を始め、大規模な暴動が発生する――。本作に自身の幼少期を投影したというブラナーは、新星ジュード・ヒルが演じる9歳の少年バディの目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだした。今回解禁された場面写真では、バディらが家族揃って映画を楽しむ美しい一瞬が切り取られた1枚や、父と母を演じたジェイミー・ドーナン、カトリーナ・バルフが笑顔でダンスを披露する幸せな日常を切り取った1枚。キアラン・ハインズ、ジュディ・デンチという名優たちが演じる祖父・祖母と共にはちきれんばかりの大きな笑顔を見せるバディを切り取った1枚。さらに、激怒する母から必死で逃げ切ろうとするバディの姿を切り取った、思わずくすっと笑ってしまう場面写真も到着した。ブラナーは、困難な状況におかれながらも、少しずつ成長していく1人の少年とその家族の愛と絆を、モノクロ映像でパワフルに魅せ世界中の批評家を魅了。ルーツ(故郷)への郷愁とリスペクト、そして移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さを、笑いあり涙ありの人生讃歌へと昇華させている。『ベルファスト』は3月、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月、全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年01月26日ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスが新作で共演することになった。ジョンソンはプロデューサーも兼任する。ホリデーをテーマにした冒険アクションコメディで、タイトルは『Red One』。監督は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のジェイク・カスダン。『ワイルド・スピード』シリーズの製作や脚本を手がけてきたクリス・モーガンが脚本を執筆する。ストーリー、設定などはわかっていない。製作、配給はアマゾン・スタジオ。年内の撮影を狙っているようだ。ジョンソンの次回作は、7月公開予定の『Black Adam』。エヴァンスの次回作はNetflixの『The Gray Man』と、声の出演をするピクサーの『Lightyear』。文=猿渡由紀
2022年01月25日ドウェイン・ジョンソンが主演するAmazonの『Red One』(原題)に、『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスも参加することが明らかになった。「Variety」誌が報じた。クリスはアンソニー&ジョー・ルッソ監督の『グレイマン』、ピクサー×ディズニーの『バズ・ライトイヤー』の公開を控え、自身が主演とプロデューサーを務めるジーン・ケリーの伝記映画、Appleのロマンティック・アクション・アドベンチャー映画『Ghosted』(原題)と今後の出演作も目白押しと大忙しだ。『Red One』はドウェインがサンタクロースを演じるといわれている、クリスマス・アドベンチャー映画。昨年11月、ドウェインはインスタグラムで「クリスマスにまつわる言い伝えと豪胆な物語をあわせた、めちゃくちゃクールな世界を作り上げる」「製作前の準備はすでに始まっていて、2022年の夏に撮影を開始する」と宣言していた。監督は『ジュマンジ』シリーズでドウェインとタッグを組んできたジェイク・カスダン。脚本は『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などやはりドウェインとは顔なじみのクリス・モーガン。映画ファンは「クリスとドウェイン…最高のコンビ!」「クリスがクリスマス映画に?楽しみ」「この2人が出る映画なら、悪くなりようがない」と期待を寄せている。(Hiromi Kaku)
2022年01月25日昨年11月、ヴィン・ディーゼルが『ワイルド・スピード』シリーズの元共演者で、険悪な関係に陥っていたドウェイン・ジョンソンに、同シリーズの最終章(『F10』)に出演してほしいとSNSで呼びかけ和解を申し入れた。その理由として、メインキャストで2013年に亡くなったポール・ウォーカーと最終章を最高のものにすると約束していたことを挙げた。以降、ドウェインの「返答」に注目が集まっていたが、12月30日、CNNとのインタビューでドウェインはヴィンのオファーを正式に「拒否」した。「ヴィンのあの投稿には本当に驚きました。7月に、私はSNSを通してではなくヴィンに直接、個人的に、『ワイルド・スピード』シリーズには戻らないと告げたからです」とヴィンの投稿より4か月も前に、すでにドウェインは「再出演はしない」と本人に宣言していたことを明かした。ドウェインはヴィンの投稿の内容に対しても苦言を呈した。「子どもたちやポール・ウォーカーの死の話題を持ち出したのも好ましくありません。彼らを巻き込んではならないのです。この件に関して、私たちは何か月も前に話が付いているのですから」と語った。ヴィンは投稿の中で、自身の子どもたちがドウェインのことを「ドウェインおじさん」と呼んでいるとつづっており、下手に出ていることをアピールしている様子だった。「私のゴールはこの素晴らしい『ワイルド・スピード』シリーズでの最高の旅を、感謝の気持ちを持って、優美に終わらせることでした。残念ながら、(このような)対話が公になったことで、ややこしくなってしまいましたが」とヴィンの行動を暗に批判した。(Hiromi Kaku)
2022年01月05日ケネス・ブラナーの自伝的映画『ベルファスト』が、2022年3月25日(金)に公開される。製作・監督・脚本はケネス・ブラナー。第94回アカデミー賞、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞した。ケネス・ブラナーの自伝的映画『ベルファスト』映画『ベルファスト』は、『ダンケルク』『TENET テネット』などに出演し、『シンデレラ』『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』では監督も務めるケネス・ブラナーの自伝的作品。俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の手で、故郷へのリスペクトや人間の気高さを描いた。ケネス・ブラナーは、映画『ベルファスト』について「とてもパーソナルな作品だ。私が愛した場所、愛した人たちの物語だ。」とコメントしている。第94回アカデミー賞で脚本賞&7部門にノミネート映画『ベルファスト』は、第94回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、脚本賞、録音賞、キアラン・ハインズが助演男優賞、ジュディ・デンチが助演女優賞、ヴァン・モリソンによる楽曲「DOWN TO JOY」が主題歌賞と全7部門にノミネート。見事、ケネス・ブラナーが脚本賞に輝いた。なお、第46回トロント国際映画祭では最高賞にあたる観客賞を受賞、第27回放送批評界協会賞では最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している。故郷へリスペクト&ひとりの少年の成長を描く物語は、北アイルランド・ベルファスト出身のケネス・ブラナーが、9歳の少年バディの目線を通して、自身の幼少期を描いたもの。愛と笑顔と興奮に満ちた日常と、激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを、モノクロ映像で克明に映し出す。困難な状況にありながら、未熟な殻を破り、大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の力強い生きざまにも注目。変わりゆく故郷、移りゆく時代の中にあっても、変わることのない人間の気高さや生命力を描いた人生賛歌だ。登場人物&キャスト主人公・バディ...ジュード・ヒル9歳の少年。『ベルファスト』で長編映画デビューを果たすジュード・ヒルが、自然な存在感で物語をまぶしく輝かせる。バディの父...ジェイミー・ドーナン出稼ぎで家を空けがちなバディの父。金にはだらしないが家族を愛し守り抜く。演じるのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若富豪クリスチャン・グレイ役で注目を集めたジェイミー・ドーナン。バディの母...カトリーナ・バルフ気丈で美しいバディの母。厳しさのなかにセンシティブな一面を併せ持ちながら、母親として妻として家族を正しく導いていく。担当するのは、モデル・女優として活躍するカトリーナ・バルフ。祖父ポップ...キアラン・ハインズいつもユーモアと遊び心を忘れないバディの祖父。バディの気持ちをくみ取り、ジョーク交じりで適切な助言を与える。演じるのは、ベルファスト出身のベテラン俳優キアラン・ハインズ。祖母グラニー...ジュディ・デンチ静かに家族を見守る祖母。わずかな出演ながら、世界的大女優のジュディ・デンチが圧倒的な存在感で魅せる。<映画『ベルファスト』あらすじ>1969年、激動の北アイルランド ベルファスト。僕が生まれ育ったその町には、歌があった、映画あった、家族がいた―そして、愛に輝く日々があった。ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる――。【詳細】映画『ベルファスト』公開日:2022年3月25日(金)※3月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ・TOHOシネマズ 梅田で先行公開。製作・監督・脚本:ケネス・ブラナー出演:カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒル2021年/イギリス/ビスタサイズ/98分/モノクロ・カラー/英語/5.1ch/原題『Belfast』配給:パルコ ユニバーサル映画
2021年12月12日俳優・監督・演出家ケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品『ベルファスト』(原題:『BELFAST』)が2022年3月に公開決定。第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞し、本年度アカデミー賞有力候補として名乗りをあげている。北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め、9歳の少年バディの目線を通して、愛と笑顔と興奮に満ちた日常と激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを克明に映し出し、困難な状況におかれながらも、未熟だった殻を破って大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の強く気高い魂をモノクロ映像でパワフルに魅せる。第46回トロント国際映画祭にて観客賞を受賞し、「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂!この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と各誌から絶賛の声が続出。世界中の批評家を魅了している。ブラナーは本作に対し、「『ベルファスト』はとてもパーソナルな作品だ。私が愛した場所、愛した人たちの物語だ」とコメントしており、圧巻のモノクロ映像でルーツ(故郷)への郷愁とリスペクトを描きながら、変わりゆく故郷、移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さと生命力に溢れる人生賛歌を誕生させた。子役のジュード・ヒルほか、カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナンらが出演する。物語ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる――。『ベルファスト』は2022年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月、全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2021年12月09日8日夜(現地時間)、「ピープルズ・チョイス・アワード」授賞式が開催され、ドウェイン・ジョンソンが『ジャングル・クルーズ』で「男性ムービースター賞」「コメディムービースター賞」に加えて「ピープルズ・チャンピオン賞」を受賞した。Amazonの共同創設者のジェフ・ベゾスによって発表され、トロフィーを受け取ったドウェインは、すぐにある特別なゲストをステージに呼び寄せた。「きみがどれだけ私やきみの周りの人、それにもちろん今ここにいる人をインスパイアしたかということを伝えたい。これを贈りたいのは、きみがまさに“ピープルズ・チャンピオン”を体現しているからなんだ。だからこれはきみのもの」とスピーチし、そのゲストにトロフィーを渡したのだ。Photo by Amy Sussman/Getty Imagesトロフィーを受け取ったのは、難病の子どもの夢を叶える非営利団体「メイク・ア・ウィッシュ」の登録者でティーンエイジャーの女性シュシャナさん。がんを患っていたが寛解し、さらに憧れのドウェインと対面&トロフィーを受け取ることになってびっくり。「こんなに大きなことが起きるとは全く予想していませんでした。病気になって、このような結末を迎えるとは思いもしませんでした。あなた(ドウェイン)にも『メイク・ア・ウィッシュ』にも感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。ドウェインはつい最近、人のために尽くす元軍人に、自分の愛車をサプライズプレゼントしたことでも話題になった。(Hiromi Kaku)
2021年12月09日ドウェイン・ジョンソンが、ファンを招いて主演映画『レッド・ノーティス』の特別上映会を開催。サプライズで登場し、ファンを大いに喜ばせた。オスカー・ロドリゲスさんはその中で最も驚き、喜ぶことになった1人だ。海軍の元軍人で現在はパーソナルトレーナーのオスカーさんは、75歳の母親の世話をし、地元の教会でリーダーを務め、DV被害に遭った女性に食事やサポートを提供している。オスカーさんの活動を知ったドウェインは、オスカーさんを舞台上に呼び、「あなたのストーリーには本当に感動した。あなたはいつもポジティブで、モチベーションが高くて、楽観的だ」と称えれば、オスカーさんも「私の方こそいつもあなたに元気づけられています。今だってすごく気分が高揚しています」とドウェインを称えた。ドウェインと会話し、ハグをしてとてもうれしそうなオスカーさんだったが、さらなるサプライズは予想していなかった模様。ドウェインに連れ出されて向かった駐車場で、なんと、フォード社のトラックをプレゼントされたのだ。オスカーさんは驚きのあまり、膝の力が抜けて地面に座り込み、文字通り頭を抱えた。そしてドウェインに抱きつき、大喜び。ドウェインは「あなたは人のために良いことをしているから」と改めてオスカーさんの日ごろの行いについて触れた。オスカーさんは交際相手にビデオ電話をかけ、「今誰と一緒にいると思う?」と尋ねてドウェインの姿を映し出すと、スマホの向こうから「オーマイゴッド!」という絶叫が聞こえてきた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】レッド・ノーティス 2021年11月12日よりNetflixにて配信
2021年11月26日ドウェイン・ジョンソンにガル・ガドット、ライアン・レイノルズの超豪華キャストで贈るアクション超大作映画『レッド・ノーティス』。本作でドウェインとガルは敵対関係を演じ、熾烈な戦いを繰り広げていくが、その中でまさかの2人のダンスシーンが登場。アクション満載の本作に現れる異色のシーンについて、本人たちが撮影秘話を明かした。ドウェイン演じるFBI捜査官ハートリーが、ガル演じる凄腕の大泥棒ビショップを追い詰めていく中で登場する2人のダンスシーン。監督のローソン・マーシャル・サーバーは「『トゥルーライズ』と、少しばかり『トーマス・クラウン・アフェアー』へのオマージュを込めて書いたんです。すてきな映画スター2人が、粋な音楽に合わせて踊るんですよ」と、情熱的なダンスシーンが印象的な名作へのオマージュを込めていることを説明。当時の撮影についてガルは、「ドウェインは"ロック様"としても知られているので、そんな岩のような人につま先を踏まれたらどうしようと思い、彼とのダンスシーンはとても心配でした(笑)」とユーモアを交えながら、「でも、実は素晴らしいダンサーでした。過去にプロレスラーをやっていて、振り付けも学んだかどうかは分からないけど、覚えがとっても早かったんです」と撮影裏の様子を明かす。一方でドウェインは、「ガルは素晴らしいダンサーで、フォームも本当に美しかった。ガルとサーバー監督と私が目指したのは、2人のキャラクターが情熱的に踊るとてもセクシーなダンスシーンにすること。ビショップという女性と、彼女を逮捕しようと迫る男性との間に、セクシーさと緊張感を生み出せれば、2人が踊り始めた途端身を乗り出して見入ってしまうような、多くの人々に楽しんでもらえるシーンができますからね」と、異色のシーンへの思いを語った。実際に、2人は挑発的なダンスを繰り広げながらも、耳元で怪しげなやりとりを交わす様子が描かれ、思わず引き込まれる印象的なシーンとなっている。また、ドウェインは、「このダンスシーンには物語の鍵が隠されていて、再び観返した時に気が付くようになっています。だからこそ演じるのがすごく難しかった」と、その後の展開の鍵を握る重要なシーンであることも明かし、ガルも「観てもらうのが待ちきれないシーン!」と興奮気味に話している。ハリウッドの大スター2人が魅せる、セクシーかつ緊張感たっぷりのダンスシーンは必見といえそうだ。Netflix映画『レッド・ノーティス』は11月12日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】レッド・ノーティス 2021年11月12日よりNetflixにて配信
2021年11月14日ドウェイン・ジョンソンが、Amazonのクリスマス映画『Red One』(原題)に主演することをインスタグラムで明らかにした。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』ジェイク・カスダン監督と、再タッグを組むという。脚本は『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などで何度もドウェインとコラボしてきたクリス・モーガン。ドウェインは自身の製作会社「セブン・バックス・プロダクションズ」を通じて製作も行う。ドウェインは、「ストーリーについてはトップシークレットだ。シェアできることは、クリスマスにまつわる言い伝えと豪胆な物語をあわせた、めちゃくちゃクールな世界を作り上げるということだ。デカい。オリジナル。楽しい。クリスマス。製作前の準備はすでに始まっていて、2022年の夏に撮影を開始する。みんな、楽しみにしてくれていてありがとう。僕たちもワクワクしているよ」と発表した。「The Hollywood Reporter」によると、『Red One』は主人公が世界を駆け巡るクリスマス・アドベンチャー映画で、ドウェインが演じるのはサンタクロース役だろうと伝えている。2023年のクリスマスシーズンに公開を予定しているとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 2018年4月6日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ジュマンジ/ネクスト・レベル 2019年12月13日日米同時公開
2021年11月01日2015年に「Esquire」誌に掲載され全米雑誌大賞を受賞したエッセーを、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲルの共演で映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。この度、原作者マシュー・ティーグからキャスト陣へのインタビューコメントが到着した。実体験を正直なまでに、そして斬新な切り口で綴られたマシューのエッセーが大反響を呼び、映画化された本作。「方々から映画化の話が舞い込んできたけど、はじめは『自分だけのものにしておきたい』と思っていた」というマシューだが、プロデューサーの並々ならぬ熱い思いを伝えられてから数年が経ち、ついにプロジェクトが動き出す。誰よりも愛した妻と、誰よりも理解をしてくれた大切な友人には、それぞれダコタ・ジョンソンと、ジェイソン・シーゲルが起用された。映し出される物語は実直でとてもパーソナル、親密なものだが、自身の体験が映画化されることをどのように受け止め、感じたのか。実際に生活をしているアラバマ州・フェアホープで敢行された撮影現場にも訪れ、その製作過程を目にした原作者マシュー本人に聞いた。原作者マシュー・ティーグ(中央)「ジェイソン・シーゲルの起用は見事だと思いました。というのも、彼はデインにとてもよく似ているから(笑)。二人ともユーモアがすごくあって、でもそれは決して人を傷つけたりするようなものじゃない。とても温かくて、思いやりのある人たちです。ジェイソンを見ていると、『デインならこうするよな』と思うことが何度もありました。それはジェイソンのスキル、ちょっとした瞬間のかけがえのなさを見せてくれるガブリエラ(・カウパースウェイト)監督の演出に加え、ブラッド・イングルズビーの脚本が大きかったと思います。ブラッドは本当にキャラクターを見事に捉えてくれていたから」とマシュー。「うちに住み込みを始めたデインが、掃除をしたり、娘たちのためにサンドウィッチを作ってくれたり、僕としては恥ずかしい事ですが、父親の代わりに率先して動いてくれるところは本当にそっくりでした。デインは子供たちの親ではないけど、親がやるべきことも、その狭間みたいな役割を引き受けてくれた。あのたりのシーンはすごくリアルに感じました」とふり返る。また、ダコタについては「正直に言うと『フィフティ・シェイズ』(シリーズ)は観ていないんです」と明かす。「だからそのイメージはありませんでした。実際に会ってみると、とても温かくて、フレンドリーで、思いやりに溢れていた。彼女がこの役を演じることに安心感を覚えました。スクリーンの外でみせてくれた彼女の姿は、どんな人なのかをよく表していると思います。テイクとテイクの間にみせてくれるちょっとした芝居が面白かった」と語り、「子供たちと遊んでいたり、抱き合ったり、家の中でかくれんぼをしたり。ほんのわずかな間でも母親のような役割を果たしていた。彼女は本当に母親になり切っていてその姿をみてニコルを思い出しました。娘たちと楽しそうにしているのを見るのはとても感動的でした」と、心動かされたことを告白。そして「ニコルが亡くなった時、死のあり方について誰からも本当のことを教わってこなかったことに気付いた。だからこの映画では、たとえ動揺するような内容であっても、正直に語ってほしいと願いました。撮影中に友人から『ニコルがみたらきっと気に入ってくれるはず』と言ってもらえて、確かにそうだと思えた。きっと彼女は自分の物語がこのようにして語り継がれ、多くの人の役に立てることできたと喜んでくれるに違いない」と本作への手応えを改めて語っていた。『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Our Friend/アワー・フレンド 2021年10月15日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© BBP Friend, LLC – 2020
2021年10月17日ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズが出演、FBI捜査官と大泥棒と詐欺師が絡み合う規格外のアクション超大作、Netflix映画『レッド・ノーティス』。この度、本作の初映像が公開された。ドウェインが重要指名手配犯を追うFBIトップ捜査官ジョン・ハートリー、ガルが美しき超凄腕の大泥棒ビショップ、ライアンが世界最高の詐欺師ノーラン・ブースを演じ、とある理由から手を組む、前代未聞の大強盗計画がこの冬開幕!今回到着した初映像では、そんな計画の一端が壮大なスケールで描かれていく。最初は敵対していたが、なぜか手を組むことになったハートリーとノーランや、2人が共闘してビショップを逮捕しようと追い詰めるシーン、パーティーで怪しげな会話を繰り広げるハートリーとビショップの姿など、予測不可能な展開が満載。さらに銃撃戦、カーチェイスといった、ド派手すぎるアクションシーンもふんだんに登場している。Netflix映画『レッド・ノーティス』は11月12日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】レッド・ノーティス 2021年11月12日よりNetflixにて配信
2021年09月06日ここ一週間ほどネットで話題となっていたドウェイン・ジョンソンのそっくりさんについて、ドウェイン本人がついにツイッターで反応した。そっくりさんは、アメリカ・アラバマ州のモーガン郡保安官事務所に勤める保安官のエリック・フィールズさん。ドウェインは左にエリックさん、右にほぼ同じアングルで撮影された自身の写真を掲載したツイートを引用RTし、「おお、なんということだ。ワオ。左の男の方がずっとかっこいいじゃないか。安全でいてくれ、ブラザー。あなたの働きに感謝する。いつかテレマナを一緒に飲もう。あなたから“ロック”な物語を聞く必要がある。絶対、そういう話があるに違いない」とエリックさんを称えつつ、自身がプロデュースしているテキーラのブランド「テレマナ」もちゃっかり宣伝。おもしろいのが、エリックさんがその返信として「テレマナ」のボトルを持っている写真を載せ、「ありがとう、ブラザー。乾杯!」とノリよく一緒になって「テレマナ」を宣伝しているところだ。エリックさんもドウェインも筋骨隆々、ティアドロップ型のサングラスをかけ、坊主頭という特徴がそっくりだが、エリックさんはドウェインより12歳年下の37歳だという。ツイッターでは「とにかく似すぎ」「早く2人がテレマナを飲んでいる姿を見たい」「声も似ているのか気になる」などの声が上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年09月01日『ジャングル・クルーズ』で共演したエミリー・ブラントとドウェイン・ジョンソンが、新たな映画でコンビを組むことになった。実在の女性探偵を主人公にしたアクションアドベンチャーで、女性版『シャーロック・ホームズ』のような作品になるようだ。ブラントは主演とプロデューサーを兼任する。ジョンソンもプロデューサーを務めるが、出演もするかどうかは明らかになっていない。製作、配給はアマゾン・スタジオ。ジョンソンは「ジャングル・クルーズ」にもプロデューサーとしてかかわっている。「ジャングル・クルーズ」はアメリカで首位デビュー。2週目の先週末も2位にとどまっている。文=猿渡由紀
2021年08月13日大ヒット公開中のディズニー実写映画最新作『ジャングル・クルーズ』より、ドウェイン・ジョンソン&エミリー・ブラントが登場する特別映像が解禁となった。ディズニーランドの人気アトラクションから誕生した映画『ジャングル・クルーズ』。公開後すぐ「最高にワクワクハラハラできた!」「いつもと違う雰囲気のロック様も面白かったし、リリー博士がかっこよかった!」「想像以上のアドベンチャー映画」と壮大な世界観や魅力的なキャストに絶賛の声が続出、大きな注目を集めるこの夏の話題作だ。"ロック様”の愛称で親しまれ、日本でも絶大な人気を誇るドウェイン演じるフランク船長は、エミリー演じるリリー博士と共に、あらゆる病気を回復させ、永遠の命さえ手に入るという<不老不死の花>を探し求める冒険へ舵を進めることとなる。「息もつかせぬ展開で、スリルもサスペンスも笑いもある」とエミリーが絶賛するように、一瞬たりとも見逃せない迫力満載の争奪戦が壮大なジャングルで繰り広げられる。過酷な冒険の中、見逃せないのがフランクとリリーの絶妙なコンビネーションだ。ダジャレ好きで陽気な性格、うさんくさい面もあるがいざという時には全力で戦う屈強な船長・フランクと、大胆不敵な行動力と父親譲りの意志の強さで、どんな危機も乗り越える、逞しいリリー博士。2人は突然のハプニングや命の危険を脅かす自然の脅威などあらゆる事態に巻き込まれるが、時にぶつかり合いながらも、見事なコンビネーションを発揮しながらジャングルの冒険を共に乗り越えていく。解禁された特別映像では、そんな抜群のチームワークを発揮するフランクとリリーを誕生させることができた、笑顔溢れる舞台裏を公開。「ドウェインは私史上最大の相棒」と撮影をふり返るエミリーのコメント通り、ふざけ合うキャストや、見栄を張り合うドウェインとエミリーなど、笑いの絶えない撮影現場が映し出される。この仲睦まじい関係性が劇中のフランクとの抜群のコンビネーションを生み出していたようで、冒険を進めるフランクとリリー、また本作を作り上げるため全力を注いだドウェインとエミリーは、映画でも撮影中もお互いに“相棒“のような存在だったことが映像からも伝わってくる。さらに映像内には、ハワイに作られたというディズニー史上最大のセットも公開され、アトラクション“ジャングルクルーズ”の世界がリアルな空間に誕生。規格外のセットが作られたことで、ジャングルの非日常的な楽しさを味わえるシーンや息もつかせぬ臨場感満載の展開をより魅力的に描き、まるで目の前に景色が広がっているような、壮大なジャングルの冒険へと観客を誘う。最後にドウェインは「渾身の自信作だ。ものすごく特別で楽しい冒険に観客を連れていく」と力強くアピール。この夏を最高に盛り上げる、スリルと興奮に満ちた、史上空前のスペクタクル・アドベンチャーに期待が高まる映像となっている。『ジャングル・クルーズ』は全国の映画館、ディズニープラス プレミア アクセスにて同時公開中。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャングル・クルーズ 2021年7月29日より全国にて公開、2021年7月30日よりディズニープラス プレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年08月05日全米雑誌賞に輝いた傑作エッセーを、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソンら出演で映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。この度、本作の場面写真と、舞台女優・ニコルを演じたダコタからコメントがいち早くシネマカフェに到着した。ダコタが演じているニコルは、ケイシー扮するジャーナリスト、マットの妻で、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかしある日突然、末期がんの宣告を受け、生活が一変してしまう…。今作の原作者であるマシュー(マット)・ティーグは、当初、エッセーの執筆に際し「あまりにも平凡で日常的なものになるのではないか」と案じていたそうだが、ダコタはのちにふり返って「(エッセーは)今までほかに見たことのない美しさと正直さがあって、そして勇気あるストーリーだった」と語っている。「あそこまでの思いやりと勇気ある決断…この映画でのそれらの描かれ方はとても美しいと思った。出演を決めた。登場人物、彼らの関係性。このストーリーは、多くの人が共感できるものだと感じた」と印象を明かしている。舞台は、海岸に沿った自然豊かなアラバマ州・フェアホープ。今回、美しい小さな町で過ごすかけがえのない日々を切り取った場面写真も到着。マットやニコルの親友デイン(ジェイソン・シーゲル)、そして子どもたちの姿を捉えており、共に過ごしたその親密な時間が、子どもたちの笑顔から伺い知ることができるようだ。『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Our Friend/アワー・フレンド 2021年10月15日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© BBP Friend, LLC – 2020
2021年08月02日ディズニー実写映画『ジャングル・クルーズ』のワールドプレミアが現地時間24日、米アナハイムのディズニーランド・パークで開催され、ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントが登場した。船長とともにクルーズ船に乗ってジャングルを探検する人気アトラクション「ジャングルクルーズ」から誕生した本作。会場となったアナハイムのディズニーランドにはレッドカーペットが敷き詰められ、ディズニーのカチューシャやキャップを被った大勢のファンや、ミッキーマウスとミニーマウスも会場へ駆けつけ、アトラクションから誕生した映画だからこそ実現した、この日限りの特別なワールドプレミアへ熱い注目が注がれた。会場の熱気がどんどん上昇する中、映画で船長のフランクを演じたドウェイン・ジョンソン、ジャングルに探検に乗り出す女性博士リリーを演じたエミリー・ブラントの2人が、アトラクション「ジャングルクルーズ」に乗ってサプライズ登場すると会場は熱狂。多くの観客とキャストが顔を合わせ、コロナ禍の状況になってディズニースタジオ配給作品で初めてファンと交流できるイベントとなった。ファンを迎え入れたイベントを開催できたことに、エミリーは「ワクワクするし、それでいてとても温かい、開放的な気分にさせてくれているわ。こうやってみんなで集まることがまた出来て、とても素晴らしい気分だわ」と興奮収まらない様子。アトラクションから生まれた作品に出演することが夢だったというドウェインは「本当に夢が叶った気分だよ。俳優の仕事を始めたころ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を見て、“ああ、いつか僕もあんなアトラクションをベースにしたあんな映画ができたらいいなあ”と思った。それが見て、こうやって最高の俳優陣と一緒に作品を作ることができて、みんな素晴らしい仕事をしてくれて、こういう場を持てて、夢が叶った気分。こうしてコロナ禍を乗り越えて、向こう側に行こうとするときに、こういう場を持ててとても特別な気分さ」と喜びを熱く語った。さらに監督のジャウム・コレット=セラは「我々が今回手掛けたのは、ずっと長く愛されてきたアトラクションから誕生して、人々が50年も60年も楽しんできたものです。家族で楽しんできたこのライド、新しく生まれてきた赤ちゃんでもおばあちゃんでも同じように楽しめます。私たちの作った映画もそのようなものになっていることを願います」と本作への想いを明かし、「家族全員で見てもらえるような映画なので、こうしてちゃんとしたプレミアをここで開くことができ、家族がここにいっしょにここに来て、ファンの人たちも集まって、それでみんなで体験することができて、この長い冒険の旅を終わらせるのにふさわしいと思いますね」と世代問わず楽しめる魅力を力説した。映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年07月25日ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ豪華共演で贈るアクション超大作、Netflix映画『レッド・ノーティス』の配信日が11月12日(金)に決定し、併せて新ビジュアルが解禁となった。超重大な犯罪者を追うFBIのトップ捜査官(ドウェイン)は、壮大な美術品泥棒計画を仕掛ける、世界最高の詐欺師(ライアン)と凄腕の大泥棒(ガル)と出会い、“とある理由”から手を組むことになる。立場が全く異なる者たちが“それぞれの目的”を携え揃った“大強盗計画”の行方は…?最後に笑うのは誰だ!?タイトルの”レッド・ノーティス”とは、インターポール(国際刑事警察機構)から世界の最重要指名手配犯を逮捕するためにのみ発令される特別な国際手配書のこと。そのタイトル通り、世界を舞台にした超ド級のアクション超大作だ。出演は、『ワイルド・スピード』シリーズ、『ジュマンジ』シリーズ、『ジャングル・クルーズ』などの大スター、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン。そしてDCコミック作品を代表する人気スーパーヒーロー、ワンダーウーマン役で知られるガル・ガドット。さらに、大ブレイクを果たしたデッドプール役はもちろん、『名探偵ピカチュウ』でのコミカルなピカチュウ役も話題となり、Netflix映画『6アンダーグラウンド』、『フリー・ガイ』など出演作が続く、変幻自在の人気俳優ライアン・レイノルズ。監督・脚本を担当するのは、ドウェイン主演のアクション映画『セントラル・インテリジェンス』『スカイスクレイパー』で監督を務めた新進気鋭のローソン・マーシャル・サーバー。まさに驚愕と言えるハリウッドの大スターが勢揃いし、前代未聞の“大強盗計画”が空前のスケールで描かれる。今回解禁された新ビジュアルでは、華麗な衣装に身を包んだドウェイン、ガル、ライアンが集結。本作のきらびやかで豪華な世界観の一部を感じ取ることができる。『レッド・ノーティス』は11月12日(金)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年07月09日DCコミックスのアニメ映画『DC League of Super-Pets』(原題)の声優に、豪華キャストが集結する。同作は今年5月に、ドウェイン・ジョンソンがスーパーマンの相棒犬クリプトを演じ、ドウェインの製作会社「セブン・バックス」が製作すると報じられていた。このたび、ドウェインがSNSにてティザー動画を公開。この動画でケヴィン・ハート、ケイト・マッキノン、ヴァネッサ・ベイヤー、ジョン・クラシンスキー、ナターシャ・リオン、ディエゴ・ルナ、キアヌ・リーヴスの出演が明らかになった。それぞれの役については、ドウェインがクリプト、ケヴィンがバットマンの相棒犬エースを演じること以外はわかっていない。全米公開は2022年5月20日とのこと。ドウェインは自身の製作会社と監督・脚本家のジャレッド・スターンとともに、「世界中のみんなやみんなの家族に、楽しいスーパーヒーロー&スーパーヴィラン映画をお届けします」と約束している。ファンの反応は「ロックとケヴィン・ハートの共演再び!楽しみすぎる!」と『ジュマンジ』シリーズなどで共演し、私生活でも親友同士の2人の再コラボに喜ぶ声が多数。しかし、「シリアスなエース役にケヴィンは似合わない」「エースはキアヌの方がいい」と、ケヴィンがエースを演じることには疑問の声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年06月09日