株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区)は、日商簿記3級・2級試験対策書籍として、マイナビ出版ライセンスシリーズ「スゴい! だけじゃない!! 日商簿記」の2024年度版を刊行いたしました。「スゴい! だけじゃない!! 日商簿記」は、2023年度まで刊行していた「わかる!受かる!!日商簿記」のコンセプトである「簿記をはじめて学ぶ方にピッタリの一冊!」はそのままに、ネット試験対策をさらに強化してリニューアルいたしました。著者は、前シリーズに続き、資格試験受験書のベストセラーを多数刊行している滝澤 ななみ氏です。■「簿記をはじめて学ぶ方にピッタリの一冊!」をコンセプトとした『テキスト&問題集』『テキスト&問題集』2024年度版『テキスト&問題集』はテキストとネット試験対応問題集がセットとなった一体型です。テキスト部分はフルカラーで学びやすく、学んだ内容は問題を解いてすぐ確認できます。無料仕訳アプリ付きでスキマ時間も活用できるため、はじめて学ぶ方が途中で挫折することなく、最後まで学習できるよう工夫が満載です。『テキスト&問題集』サンプル画像〇テキスト(フルカラー)を読み進められる工夫が満載!文章だけでは理解できない会社の取引も、イラストでイメージ化することで直感的に理解できます。取引をイメージ化することで、学んだ内容が記憶される手助けとなり、飽きることなく最後まで学習できます。〇ネット試験対策も模擬試験プログラム付きで万全年に3回実施される会場で行うペーパー試験(統一試験)だけではなく、パソコンで受験するネット試験対策にも付属している模擬試験プログラム付きで対応しています。さらに、問題集もパソコンで解けるので、パソコン入力に自信がない方の練習教材としても最適です。〇無料仕訳アプリでスキマ時間も効率的に学習「仕訳で始まり、仕訳で終わる」と言われるほど、簿記にとって仕訳は大切なものです。本試験でも、仕訳さえできれば合格点が取れるほど重要な位置づけです。その仕訳をスキマ時間で学べるようアプリ化しました。■全8回すべての問題がネット試験に対応した予想問題集『徹底分析!予想模試』『徹底分析!予想模試』2024年度版『徹底分析!予想模試』は、『テキスト&問題集』に対応した予想問題集です。試験に合格するために必要なすべてのエッセンスを凝縮し、全8回すべての問題がネット試験に対応しているので、ネット試験の受験を検討している受験生には必携の一冊です。『徹底分析!予想模試』サンプル画像〇頻出論点のみで構成された「予想模試8回分」を収載!試験形式が統一試験(ペーパー試験)、ネット試験の選択式に変更され、出題傾向も大きく変更しました。そこで、最近の出題傾向を分析しつくした上で、『最も出題可能性が高い予想問題』を限りなく集約・厳選し、本試験形式で8回分を収載しました。〇本試験と同じサイズの「問題」と「答案用紙」で練習できる!簿記の試験は単なる暗記の試験ではなく、定着した知識を答案用紙に反映するための練習も不可欠です。そこで、本書は本試験と同じ環境で練習が出来るよう、本試験と同サイズの問題用紙、答案用紙を用意しました。本試験と同じサイズの用紙で練習することにより、より本番に近い環境で問題を解くことができます。〇ネット試験対策も模擬試験プログラム付きで万全!年に3回実施される会場で行うペーパー試験(統一試験)だけではなく、パソコンで受験するネット試験対策にもすべての問題が対応しています。試験の問題構成、操作方法、制限時間など本試験と同じ環境で練習することで、本番でパソコンの操作に迷うことなく本来の実力が発揮できます。■著者略歴滝澤 ななみ(たきざわ・ななみ)資格試験受験書のベストセラー著者として、日商簿記、FP、宅建士などで多くの著作を行っている。主な著作は『スッキリわかる日商簿記』シリーズ、『みんなが欲しかった簿記の教科書・問題集』シリーズ、『みんなが欲しかったFPの教科書・問題集』シリーズ、『みんなが欲しかった宅建士の教科書・問題集』シリーズ(以上 TAC出版)『スカッと!解ける日商簿記』シリーズ(中央経済社)などがある。独学で資格試験に挑戦する一人ひとりに寄り添った「やさしくわかりやすい説明手法」に定評がある。「いかに専門用語の羅列をなくし、視覚や知識の定着にやさしくアプローチできるか」といった表現手法を日々研究し、著作活動に生かしている。■「スゴい! だけじゃない!! 日商簿記」シリーズ2024年度版 書籍情報一覧<2024年2月29日発売>書名 :スゴい! だけじゃない!! 日商簿記3級 テキスト&問題集 2024年度版定価 :1,320円 (本体1,200円+税)ISBN :978-4-8399-8598-1仕様 :A5判・492ページ商品URL:【Amazon.co.jp】 書名 :スゴい! だけじゃない!! 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2024年度版定価 :1,980円 (本体1,800円+税)ISBN :978-4-8399-8599-8仕様 :A5判・612ページ商品URL:【Amazon.co.jp】 書名 :スゴい! だけじゃない!! 日商簿記2級工業簿記 テキスト&問題集 2024年度版定価 :1,760円 (本体1,600円+税)ISBN :978-4-8399-8600-1仕様 :A5判・488ページ商品URL:【Amazon.co.jp】 <2024年3月21日発売>書名 :スゴい! だけじゃない!! 日商簿記3級 徹底分析!予想模試 2024年度版定価 :1,430円 (本体1,300円+税)ISBN :978-4-8399-8606-3仕様 :A5判・300ページ商品URL:【Amazon.co.jp】 書名 :スゴい! だけじゃない!! 日商簿記2級 徹底分析!予想模試 2024年度版定価 :1,980円 (本体1,800円+税)ISBN :978-4-8399-8607-0仕様 :A5判・408ページ商品URL:【Amazon.co.jp】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日2023年を代表するドラマとして国内外で注目を集めたNetflixの大ヒットドラマ『サンクチュアリ-聖域-』が、昨年12月、アジア圏最大級のコンペティション「Asian Academy Creative Awards」のBEST SCREENPLAY(脚本賞)にて最優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げた。今回は脚本家の金沢知樹氏が所属する映像制作集団「株式会社g」共同代表取締役の蓮見智威氏に、喜びのコメントや今後の展望を聞いた。○■『サンクチュアリ』評価の理由を考察――このたびは『サンクチュアリ』Asian Academy Creative Awards脚本賞の最優秀賞受賞おめでとうございます! 受賞が決定した瞬間の心境を教えてください。実は受賞できるんじゃないかと思っていました。監督部門で最優秀賞を受賞した『ブラッシュアップライフ』もそうですが、『サンクチュアリ』は切り口の新しさが魅力的な作品だと自負しています。その新鮮さが、脚本の評価に直結したと思います。――切り口の新しさとは、やはり相撲をテーマにした作品という点でしょうか。そうですね。『サンクチュアリ』は、構想段階から金沢に相談を受けていましたが、相撲をテーマにしたドラマと聞いても、あまり想像がつかなかったというのが本音です。でも実際に完成した映像を見ると、相撲という題材でここまで面白いドラマを作り込めるのかと感動しました。ひとえに金沢の才能だなと。――想像がつかなかったのは、特にどんなところですか。いわゆる“スポ根もの”といえば、野球やサッカー、子どもたちが身近に感じるような人気のあるスポーツを描く作品が多いですよね。相撲は競技人口も空手や柔道よりはるかに少ないですし、大衆に受け入れられるかどうか、特に若い層にリーチできるかどうかが心配でした。でも魅力的な作品になったことで、若い方たちも見てくれましたし、男女問わず楽しんでくれました。テーマの難しさを飛び越えて、たくさんの方に届く作品になったと感じています。――相撲というテーマの難しさを飛び越えられたと感じる点は。相撲には日本の“神事” のような側面もありますが、『サンクチュアリ』ではスポーツの要素を高めて、プロレスのような見せ方をしたことで、いい塩梅のスポ根ドラマに仕上がったなと。加えて、相撲業界の裏側をのぞくような、ダークサイドを描いたのは正にチャレンジャー。地上波では放送できないような挑戦的な作品になってますよね。○■日本のクリエイターを世界にアピールすべき――金沢さんの脚本で魅力的に感じた点を教えてください。金沢は元お笑い芸人ということもあって、クスッとさせるようなシーンは金沢らしいなと思うんです。でも僕は、実はコメディよりもシリアスな部分にこそ金沢の魅力が光っていると思っていて。特にライバル役・静内のバックボーンには驚かされました。猿桜は、不良が更生して頑張っていく王道のストーリーですが、静内には想像をひっくり返すような意外な過去があって、そこに泣かされる。僕は静内という深みのあるキャラクターの存在こそ、『サンクチュアリ』が大きな反響を呼ぶ鍵だったと考えています。――そんな反響の中で、驚いたことはありますか。国内では話題になるんじゃないかと期待していましたが、Netflixの世界ランキング上位にもランクインして。海外の方が見ても面白いと感じてくれるんだと驚きました。――海外の方にとっては『サンクチュアリ』が、日本のエンタメ作品への入口になったり、「日本の作品って面白いんだ」と感じていただけるきっかけになったかもしれません。日本を代表する作品を生み出せたことへの喜びはありますか。すごくあります。是枝(裕和)監督のように世界で活躍されている方もいますが、日本のクリエイターに対して、もう少し海外に目を向けたほうがいいんじゃないかと感じることもあって。韓国の映像コンテンツが評価を受けている一方、日本はどんどんランクが下がっています。日本も負けずに、海外に配信できるNetflixのようなプラットフォームで、世界的に話題になるような作品をリリースして、日本にもいいクリエイターがいるよとたくさんアピールしていかないといけない。今の日本の人口は1億2,000万人ぐらいですが、これからどんどん減っていきますよね。世界を視野にたくさんの人数を対象にしないと、日本のクリエイターは食べていけなくなってしまいます。○■映像制作集団・gが狙いを定めるエリアは――蓮見さんは2023年に、カンテレを退社したプロデューサーの重松圭一さんたちと映像制作集団「株式会社g」を設立されました。その裏側には、今話してくださったような日本を取り巻く環境を変えたいという思いがあったのでしょうか。はい。「g」はまだできて間もない会社なのですが、金沢をはじめとする脚本家たちと、魅力的な作品を世に送り出す“クリエイターファースト”な会社にしたいと思っています。テーマの1つが“海外”で、クリエイターが海外にコンテンツを発信する足がかりをサポートできればと。海外進出は簡単な話ではありませんが、今回の受賞もまた大きな一歩となったので、本当に良かったです。――海外の中でも特に狙いを定めているエリアはありますか。まずはアジアですが、いずれはヨーロッパを目指したいです。日本の映画はヨーロッパでも数々の賞を受賞しています。アメリカのハリウッドだと、製作費をかけてアクションに注力して……と日本の得意分野とは方向性が違うので戦うのは難しい。一方ヨーロッパでは、登場人物の心の動きを掘り下げるような作品が好まれるので、日本の作品も受け入れられやすいんです。夢は世界三大映画祭。世界を目指すプロデューサーやクリエイターたちと提携していければと思っています。あとは、2カ国で撮影する映画にも挑戦したいですね。台湾と日本とか、韓国と日本とか。撮影費は上がりますが、2カ国で上映できることでマーケットサイズが大きくなります。――他国のキャストやクリエイターと一緒にものづくりをすることで、新たなノウハウやつながりが生まれそうですね。日本は韓国に抜かれてしまいましたが、追い抜けというより「一緒に何か作っていこう、アジアを盛り上げていこう」と手を組むほうがいいんじゃないかなと。特に韓国、台湾、日本は距離も文化も近いので。――蓮見さんは昔から映画がお好きだということですが、日本が韓国に抜かれてしまったことを寂しくも感じますか。アジアで、映画といえば日本だという時代があったので、本音を言えばすごく寂しいです。韓国のコンテンツがここまで伸びた理由には、国の投資が大きい。フランスも、フランス映画を文化的に守ろうと国が予算を投じています。日本も、国がクリエイターやコンテンツに力を注いでくれたらなと、個人的には感じるんですけどね。――では最後に、金沢さんへのメッセージをお願いします。これまで金沢はこういった賞に恵まれてこなかったので、受賞の瞬間はジーンと来るものがありましたね。作品が話題になる、たくさんの方に見ていただけるということも大事ですが、賞をいただけるのは特別な喜びがあります。ただ、目標は世界三大映画祭での最優秀賞作品賞。これからももっと上を目指して頑張ってほしいです。■蓮見智威1968年12月8日生まれ、東京都出身。電通退社後、制作会社「モードツー」やコンサルティング会社「ロータス・ワイズ・パートナーズ」を設立し、2023年8月に「株式会社g」共同代表取締役に就任。プロデューサーを務めた作品は、映画『藍に響け』、『シノノメ色の週末』、『LOVE LIFE』、『窓辺にて』など。
2024年02月07日●母に言われ続けた「人様のおかげ」「皆に感謝しなさい」2023年を代表するドラマとして国内外で注目を集めたNetflixの大ヒットドラマ『サンクチュアリ-聖域-』が、昨年12月、アジア圏最大級のコンペティション「Asian Academy Creative Awards」のBEST SCREENPLAY(脚本賞)にて最優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げた。今回は授賞式登壇のためにシンガポールを訪れた脚本家の金沢知樹氏にインタビュー。配信から半年経ち、今の金沢氏が感じていること、そしてうれしかった反響とは。「“いい作品”とは何か」という定義にたどり着いたという金沢氏の脚本家としての転換期や、今後の展望についても話を聞いた。○お笑い芸人や漫画家にも愛された『サンクチュアリ』――『サンクチュアリ』には、芸人さんや漫画家さん、業界の方々からもたくさんの反響がありましたね。めちゃくちゃうれしかったです。芸人さんでは、ダウンタウンの松本(人志)さんや浜田(雅功)さん、東野(幸治)さんも見てくれたようで。何度か会ったことのある有吉(弘行)さんも、ラジオで「金沢くん、頑張ったなぁ」と話してくれていたと聞きました。ただ、僕が知る限り一番最初に「面白い」と反応してくれた芸人さんは、ライスの関町(知弘)さん。映画『サバカン』のときも早かったんですよね。お会いしたことはないのですが、僕も関町さんがすごく好きなのでうれしかったです。漫画家さんでは、弘兼(憲史)先生や奥浩哉先生にも見ていただけました。奥さんは『サバカン』がすごく好きで……ちょっと、自慢していいですか?――もちろん!僕は本当に奥さんの漫画が大好きで、めちゃくちゃ影響を受けたんです。市井の人々の台詞を描くのがすごくリアルでお上手。そんな奥さんとお会いできることになって。サインをもらいたいなと思いながらも、初対面なのに失礼かなと、コミックスを持っていかなかったんです。いざ会ってお話しすると、本当に楽しくて……そしたら帰り際に奥さんが「金沢さん、サインしてくれませんか?」ってサバカンのDVDを出してきてくれて! 一緒にいたNetflixの坂本さん(坂本和隆プロデューサー)も「えっ! 奥浩哉が金沢知樹に!」って驚いてました(笑)。震える手でサインしましたね。めちゃくちゃうれしかったです。○「本当に自分が書きたい作品」の執筆を中心に――素敵なエピソードですね! 『サンクチュアリ』が配信されて半年が経ちましたが、改めて今感じていることを教えてください。『サンクチュアリ』のおかげで、いろいろな状況が変わりました。今日シンガポールに来られていることもそうですし。ただ、1つの作品でこれだけ世界が変わるのは恐ろしいなと。それだけ人の気は移ろいやすいということなので。――手のひらを返されることもあるんじゃないか、という不安でしょうか。でも、僕は脚本家になりたくてなったわけじゃなく、芸人やってダメで、構成作家やってダメで、舞台作家やってダメで、風俗ライターやって……それはダメってことはなかったけど(笑)、流されてここにたどり着いたんです。だからいつやめてもいいという思いもあって。だからこそ大胆に、そのとき自分が面白いと思うこと、やりたいことに挑戦できたらいいなと思います。――その“やりたいこと”とは。働くうえでは、どうしても“しなくちゃいけない仕事”があるじゃないですか。でもそれとは別に“自分だからこそ、やるべき仕事”もある。しなくちゃいけない仕事がどうしても勝っちゃうんですけど、いずれは“自分だからこそ、やるべき仕事”が上回ってほしいなって。僕にとってそれは、本当に自分が書きたい作品を執筆すること。具体的に言うと、家族のことですね。母ちゃんやばあちゃんのこと、昨年亡くなった父ちゃんのこと、家族の形はそれぞれだから、僕が自分の経験から生み出す家族の物語なんて、絶対に自分にしか書けない。自分だからこそやるべき作品作りを中心に据えて、執筆活動ができればと。○母に言われ続けた「人様のおかげ」「皆に感謝しなさい」――お母さまは、『サンクチュアリ』の成功を褒めてくれていますか。母ちゃんはずっと「人様のおかげだから。あんたの力なんてまったくないんだよ」と言い続けている人で、全然褒めてくれないんです。外では褒めてくれているらしいんですけどね。「皆に感謝しなさい」といつも言われますし、僕もその通りだなと感じています。――お父さまは昨年亡くなったとのことですが、どんな方だったんでしょうか。本当にロクでもない親父だったんですよ。女作って逃げて。で、母ちゃんが探偵を2人雇って、2日で見つかるという。探偵ってすごいんだなと思いました(笑)。面白い人でしたね。――すさまじいエピソードです(笑)。そんな家庭で育った経験も、金沢さんの原点になっているんですね。なっていると思います。家は貧乏でしたが、家族の絆は深くて、振り返るとめちゃくちゃ幸せだったなって。以前、ドブのような人間たちの恋愛を描いた『ドブ恋』というコメディ舞台を上演したことがあるのですが、客席を見ていると、ある男のお客さんは爆笑しながら見ていて、ある女性のお客さんは泣きながら見ていたんです。その2人を見比べたときにハッとしました。誰かを笑わせようとせずに笑わせて、泣かせようとせずに泣かせたら、それこそがいい作品なんじゃないかって。――まったく同じ作品でも、人によって喜劇にも悲劇にもなることがある、と。作品をキャッチする側がどう感じるかは、その人がどう生きてきたかで変わりますよね。だからこそ、自分が楽しい、面白いという、自分の感覚だけで書いていこうと。“自分だからこそ、やるべき仕事”は何なのかと考え始める、自分の中での大きな転換期になりました。●「脚本家として成功しないと」という焦燥感はなくなった○毎日1億円もらえるとしても今の生活を送りたい――金沢さんにとっての脚本家としての成功は、自分だから書ける物語を執筆することなんですね。もし家や車、お金で買えるものが手に入った状態で、毎日1億円もらえて、経済的な不安から解放されるとしたら、自分はどんな生活を送るだろうと考えてみたんです。今は、毎朝7時に起きて、8時から1時間本を読んで、2時間書いて、1時間映像を見て、終わりという生活。毎日1億円もらえるとしても、僕はまた明日も明後日もこの生活を繰り返すな、と。つまり今の生活が自分にとってベストな状態。いま自分の理想の人生を送れてるんだと気づいてから、「脚本家として成功しないといけない」という焦燥感がなくなりました。○今、日本のエンタメ界が再スタートできるタイミング――すごい! 人生で大事なものに気づくことができるもしも話です。金沢さんは2023年に、カンテレを退社したプロデューサーの重松圭一さんたちと映像制作集団「株式会社g」を設立されましたが、gはどんな会社なのでしょうか。クリエイターファーストを掲げる脚本家マネジメント会社です。カンテレで草なぎ剛さん主演の『僕シリーズ』や『がんばっていきまっしょい』、『SMAP×SMAP』などのバラエティ番組を担当していた重松さんが立ち上げ、『全裸監督』の脚本を手掛けた山田(能龍)さんに所属していただいてます。脚本家って仕事を受ける側になりがちですが、逆にこちらで作った企画を売り込みにいって、原作権をちゃんと持って、脚本家主導で質の高い作品を世に届けていこうというのが目標ですね。――日本はクリエイティブの評価が低いからギャラが安いという話がありましたが、仕組みから変えてエンタメを作る人を守らないと、質の高い作品も生まれないということでしょうか。僕が代表を務める会社『にゃんにゃんカムカム』でも脚本家を5人抱えているのですが、作家として一人前になるには僕の経験則で10年、20年かかるし、業界を変えるにはもっと時間がかかる。でも、いつか僕がいなくなっても、僕が教えたことや人とのつながりがずっと継承されていくといいなと、「g」もはるか先を見据えて、未来の脚本家や日本のエンタメ業界のために始動しました。――クリエイティブやエンタメ業界のためにいろいろなことを考えているんですね。韓国の作品が世界的に評価されているおかげで、「日本のエンタメは大丈夫なのか」と皆気づくことができたと思うんです。今が再スタートできるいいタイミングだと思っています。○小説『ぼくの姉ちゃんとセックスしてください』に手応え――2024年は、1月5日スタートの『闇バイト家族』(テレビ東京系)、3月スタートの『からかい上手の高木さん』(TBS)と、地上波ドラマの脚本も手掛けられますが、ほかにもお仕事があれば教えてください。1月1日に『ぼくの姉ちゃんとセックスしてください』(主婦の友社)という小説を発売しました。主人公は高校生の男の子で、3つ上の姉ちゃんが病気になっちゃうんですけど、死ぬ前に何がしたいかと聞くと、処女だからセックスをしたいと。そこから主人公が姉ちゃんとセックスをしてくれるヤンキーを探しに行くというストーリーです。――面白い! 姉ちゃんはヤンキーが好きだったんですか?長崎の田舎が舞台なんですけど、主人公もバカだから「セックスといえばヤンキーだろ」と思い込んでいて。でも相手を探しているうちに、「姉ちゃんはセックスできれば誰でもいいのか?」「本当の目的は?」というところにたどり着くんです。これも結局、書きたいのは“家族”の物語なんですよね。あとがきにも注目してほしいです。ゴトウユキコさんのイラストも素敵なので、ぜひ!――では最後に、『サンクチュアリ』をまだ見ていない方へ、改めてアピールをお願いします。役者たちが1年半肉体改造して挑んだ作品で、そこはある意味ドキュメンタリーなんですよね。僕は体が細かったときから知っているので特に感動してしまうのですが。役者のドキュメンタリー性も含めて、『サンクチュアリ』という作品を楽しんでください。新人役者とも、ここまでのエンターテインメントが作れるんだと感じてもらえたらうれしいです。――ありがとうございました。改めて、Asian Academy Creative Awards脚本賞での最優秀賞、おめでとうございました!■金沢知樹1974年1月1日生まれ、長崎県出身、福岡県在住。お笑い芸人としてデビューし、『あいのり』(フジテレビ系)に出演した。その後構成作家に転身。『笑う犬』シリーズ(フジテレビ系)など、バラエティ番組を中心に活動を始め、舞台・ドラマ・映画など数々の脚本・演出などを手掛ける。代表作に映画『ガチ★星』、『サバカン SABAKAN』、『サンクチュアリ -聖域-』など。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)、『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ・日本テレビ系)の脚本にも参加した。
2024年01月03日●『サンクチュアリ』で譲れなかった2つの“ツカミ”5月に配信されるとすぐに日本で連日1位を獲得し、世界50以上の国と地域でもTOP10入りするなど、正に“2023年を代表するドラマ”として国内外で注目を集めたNetflixの大ヒットドラマ『サンクチュアリ-聖域-』。12月にはアジア圏最大級のコンペティション「Asian Academy Creative Awards」のBEST SCREENPLAY(脚本賞)にて日本代表に選出され、アジアの作品と戦い、最優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げた。そんなAACA授賞式登壇のためにシンガポールを訪れた脚本家の金沢氏にインタビュー。シンガポールの街並みを巡りながら、『サンクチュアリ』で大事にした2つのツカミや思い入れのあるキャラクター、そして実際に起きた出来事と重なる点や回収されていないストーリー、続編について話を聞いた。○実現するのか不安な中書き上げた『サンクチュアリ』――金沢さんが脚本を手掛けた『サンクチュアリ』が、アジア圏最大級のコンペティション、Asian Academy Creative AwardsのBEST SCREENPLAY(脚本賞)で日本代表に選出され、最優秀賞を受賞しました。率直な感想を教えてください。今回いただいたのは脚本賞なのですが、あくまで選ばれたのは作品全体だと思っています。キャストやスタッフに申し訳ないなという気持ちもあって。――X(Twitter)でも「選出はうれしいことですが、サンクチュアリは監督、出演者の皆さん、スタッフさんの力が重なってできた作品です」と投稿されていましたね。改めて作品への思いを教えてください。『サンクチュアリ』は、第一に役者の肉体ありきの作品です。構想を練っているときから、「この作品、本当に成立するの!?」と、力士のビジュアルが実現するのか不安に思っていました。ただ、作品というチームの先陣を切るのは脚本。脚本がないと何も始まらないから、まずは自分に「絶対にできる!」とマインドコントロールをかけて何とか書き上げました。その後コロナ禍に突入し、何度も撮影中止に見舞われたので、構想から3~4年経って「完成した」と聞いたときは本当にうれしかったです。――力士役の体作りには相当な準備期間が必要だったとか。その準備期間を確保するため、力士役は新人俳優さんたちを中心に起用したのでしょうか。そうですね、有名な俳優さんをキャスティングする方向性もあったようなのですが、スケジュールを押さえられないということで、新人俳優さんたちを起用することになりました。でもそもそも僕は、これから自分の人生を変えていきたい新人の方や無名の方とお仕事をしたいという思いを持っていて。僕は元芸人なのですが、芸能界を去ろうとしたときに、ネプチューンの堀内健さんから構成作家をやらないかと声をかけていただいてここまで来られた。自分も同じように、人生が変わるようなチャンスを誰かに与えることが使命だと思っているんです。○このままでは日本のクリエイティブが死んでしまう――自分の書いた脚本が日本代表になり、海外で評価されるというのはどんな気持ちですか。シンプルにうれしいですね。世界への挑戦は、ずっと目標の一つでした。日本はクリエイターのギャラが安いんです。問題は安いこと自体ではなく、安い=評価が低いということで、このままでは日本のクリエイティブが死んでしまう。でも海外にも作品を発信していくことで、作って終わりにならず、海外のエンタメ業界の方から連絡をいただいたり、今回のように海外の賞にノミネートされたりと、そのあとの展開が変わってきます。新たなマーケット拡大のチャンスにつながるなと感じました。――海外のエンタメ業界の方とのお話で、考えが変わったことはありますか。世界で評価を受けている制作チームは、構想段階から「この作品は世界的なヒットコンテンツになるかどうか」をものすごく精査しています。スタートから意識しているかどうかで、そのあとのすべてが変わるじゃないですか。ただ山登りがしたいなと思うことと、あの山に登りたいと具体的に目標を定めて行動するのとでは、リュックに入れるもの、装備や準備が全く違うものになる。僕もこれからは、最初から「これは世界に発信できる作品なのか」と自問自答しながら作品を作っていこうと思いました。――『サンクチュアリ』も世界を意識してはいたが、そこまでは精査していなかったと。相撲は世界的にもメジャーなスポーツなので、これでダメだったら何を作っても無理だろうと思ってはいましたが、世界である程度評価されたことで、もっと明確に「世界を狙うとはどういうことなのか」と考えさせられましたね。『サンクチュアリ』がNetflixの世界トレンドに入ったとき、そのあとの日本の作品もトレンド入りしていました。作品1つじゃ、日本のエンタメ業界を取り巻く環境や、世界から見たイメージは変わりません。韓国は、全体の水準が高いからNetflixから大きな投資が下りています。「『サンクチュアリ』すごいね」ではなく、「“日本の作品”すごいね」と思っていただかないと未来は拓けない。だから、日本のエンタメ界が一枚岩にならないと世界で勝てないと思うんです。○作品の選手宣誓にあたる2つの“ツカミ”――そんな中で、『サンクチュアリ』の脚本はどんなところを評価されたと思いますか。妥協しなかったことじゃないでしょうか。僕は作品の始まりの部分に“ツカミ”を2つほど用意するようにしています。『サンクチュアリ』では、先輩力士からのシゴキのシーンと、主人公たちがトイレに呼ばれて先輩力士のウンコを見せられるシーン。ツカミは「この作品はこういう世界観ですよ」と表明する選手宣誓でもある。特に2つ目は『サンクチュアリ』のツカミとしてすごく重要だと僕は考えていたのですが、カットしようという話も出たんです。でもNetflixの坂本プロデューサー(坂本和隆P:『全裸監督』『今際の国のアリス』『First Love初恋』などを担当)が「これは大事なシーンだから、絶対切っちゃダメだ」って戦ってくれて。熱い男なんです。信頼できる方と作品作りができてるんだなと感じましたね。うちの母ちゃんは、あのシーンで「気持ち悪い!」って離脱したんですけど(笑)。――(笑)。Netflixで作品を作るという経験はいかがでしたか。かなり多くの人が携わる作品になりましたが、僕は顔を合わせたスタッフが少なかったので、Netflixだからどうだったと実感が湧かなくて。脚本も、僕と、監督の(江口)カンさん、Netflixの坂本さん、その三人を繋いでくれたアルファエージェンシーの荻沼(統)さんの四人で脚本を練り上げていきました。たくさんの人が関わると、尖った企画も真ん中を取って円になっていきがち。四人だけで作らせてもらえたので、余計な意見が入らず、尖ったままの作品になったんじゃないかなと思います。●もしも続編をやるなら「大変なプロジェクトに」○史実との偶然の一致に「言われてみれば…」――制作過程で意見を挟まず、出来上がった脚本を受け入れるNetflixの体制に、金沢さんへの信頼を感じます。『サンクチュアリ』は、なかなかほかにない“相撲を題材にしたドラマ”という点も注目を集めた理由の一つだと思うのですが、金沢さんは敢えて相撲業界を詳細に取材しないことを大事にされていたとか。基本的な番付やお給料、「カレーライスのこともちゃんこと呼ぶ」といった雑学的なことだけ調べました。知りすぎると引っ張られて、ドキュメンタリーに近づいてしまうんですよね。ドラマはあくまで“作り物”なので。整合性はスタッフに取ってもらって、僕はとにかくフィクションの面白い脚本を書くことに集中させていただきました。――劇中には、八百長だったり怪しげなタニマチだったり、業界の闇を描くパートもありますが、それも取材で得たことなどではなく、あくまでフィクションとして描いたということでしょうか。僕の興味は、作品がエンタメとして面白くなるかどうかだけ。たとえば八百長問題は、過去にニュースになったので、皆知っていますよね。相撲を題材にするにあたり、周知の事実を盛り込まないほうが気持ち悪いと思ったんです。逆に、「あのキャラって、あの人がモデルだよね」と言われても、実は僕にはその感覚がなく、実在の人物や実際に起きたことと、キャラクターやストーリーが偶然似てしまったこともあって。「言われてみれば漢字が共通してる!」なんてあとから気付いたりして(笑)。○構想段階での主人公は静内だった――偶然の一致もあるんですね(笑)。思い入れのあるキャラクターはいますか。実は、構想段階ではライバル役の静内を主人公に設定していたんです。一言も話さない無口な役を主人公にすれば、言語関係なく楽しめる作品としてグローバルに打って出られるのではと。でもそれだと物語の中に熱量の高いブレイクポイントが作れないんじゃないかということで、猿桜というキャラクターを生み出しました。静内も愛されるキャラになりましたが、猿桜が主人公だったからたくさんの方に見ていただけたとも思うので、どちらが主人公のほうが良かったかは、“たられば”の世界だなと。――では、書いていて特に楽しかったところは。タニマチの笹野と、記者の安井との攻防戦はサスペンスフルに描けて楽しかったです。あのあと安井の復讐が始まっていくという構想もあって、尺があればもっと書きたかったですね。あとはやっぱり静内。同じく、尺の中ですべてを描ききれたわけではないけれど、悲しい過去は泣きながら書きました。――描ききれていないといえば、「静内の火傷の理由は?」、「アルバムを塗りつぶされていた七海の過去って?」とすべて明かされなかった部分もあります。もちろん僕の中にはしっかりと説明できるストーリーがありますが、作品の中で見せるのはあのくらいのバランスがいいなって。伏線をすべて回収すると、作為的に見えてしまうんです。だって生きている人間全員に何らかの過去があるけど、それがすべて周囲に説明されているわけではないじゃないですか。たとえば七海のスマホの画像の中に宇宙人との2ショットがあったら、説明しないと成立しないけど、男性との上半身裸の2ショットがちらっと映っても、視聴者が勝手にそのストーリーを想像できるというか。○もしも続編をやるなら大変なプロジェクトに――回収してないというよりは、「十分視聴者の想像で埋まるよね」というバランスを大事にしているんですね。作品が配信されて半年以上が経ちましたが、意外な反響や感想はありましたか。ラストは、勝敗がつかずに終わるじゃないですか。仲のいい芸人たちからは「週刊少年ジャンプの打ち切りじゃねーかよ」とツッコまれました(笑)。でも「あの終わり方がいい」という方もめちゃくちゃいたんです。意外でしたね。――個人的には、演出も含めてオシャレなラストで好きです!あの演出は、とんでもない数のCMを作って来ている巨匠・カンさんの技術力ですね。――でもあの終わり方がゆえ、続編があるのではと期待の声も多いと思うのですが。もしも続編をやるならば、脚本を書く時間はもちろん、また同じように1年半、役者さんの体作りや稽古の時間が必要になってくるので、スケジュール的にもめちゃくちゃ大変なプロジェクトになるだろうなとは思います。――いつか見られることを願っています!■金沢知樹1974年1月1日生まれ、長崎県出身、福岡県在住。お笑い芸人としてデビューし、『あいのり』(フジテレビ系)に出演した。その後構成作家に転身。『笑う犬』シリーズ(フジテレビ系)など、バラエティ番組を中心に活動を始め、舞台・ドラマ・映画など数々の脚本・演出などを手掛ける。代表作に映画『ガチ★星』、『サバカン SABAKAN』、『サンクチュアリ -聖域-』など。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)、『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ・日本テレビ系)の脚本にも参加した。
2023年12月30日今年5月に配信がスタートしたNetflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』は、世界的に注目を集め、グローバルランキングにもランクインする快挙を達成。本作はいかにして生まれたのか?主人公・猿桜(えんおう)を演じて話題を集める一ノ瀬ワタルさんに聞きました。体を張って演じてきたので、絶対に流行ってほしかった。「ananさんにソロで撮影してもらえるなんて光栄っすなぁ」そう言って撮影中、茶目っ気たっぷりに笑った一ノ瀬ワタルさん。キックボクシングで鍛えた体躯、強さと優しさが同居する瞳の奥の輝き。存在すべてが『サンクチュアリ -聖域-』で彼が演じた力士・猿桜を思い起こさせる。大相撲を題材に、Netflixオリジナルドラマとして制作された本作。問題児力士・猿桜と仲間、宿命のライバルの肉体と生き方が土俵という“聖域”でぶつかり合う。その圧倒的な迫力はたちまち世界を熱狂の渦に巻き込んだ。反響は耳に届いているのだろうか。「う~ん、そうですね。エゴサは自分の軸がブレちゃう気がしてやらないんですけど(笑)、会った人から感想を聞くとうれしいっすね。精神的にも肉体的にも限界までやりきった自信はありますから」一ノ瀬さんと作品との出合いは2019年までさかのぼる。同じ格闘家で、同じ九州生まれで、一見コワモテだけど純粋で。自分と重なる猿桜に、特別な縁を感じた。「オーディション後、自分の気持ちを伝えたくて、江口カン監督を呼び止めたんです。『いま俺、“猿桜”にビシビシ感じてるものがあります!』って。普段はそんなこと言わないけどあのときばかりは言わずにはいられなくて。でも選ばれてからは、しんどいことだらけ(笑)。撮影に入る前から相撲の稽古を積んで、役作りもめちゃくちゃしたっすね。監督と毎日連絡を取って、歩き方、目を開ける幅など細かな部分を調整していくなかで、猿桜という存在が俺の中に芽生えてきました」作中で人々の度肝を抜いたのが力士、部屋、土俵…相撲にまつわる描写のリアルさ。一ノ瀬さんも本物と同じく神事を行い土俵開きをした部屋で、時間をかけて稽古を重ねて力士の体を作っていった。「撮影に入るずっと前から、そして撮影が始まってからも猿将部屋で稽古を続けていました。そのうち俺は一ノ瀬ワタルなのか、猿桜なのか?自分と役の垣根がなくなってきて…そういう感覚は初めてでした。そうなれたのは猿将部屋の人たちのおかげ。特に看板力士・猿谷役の澤田(賢澄)さんは元力士で、ケガに泣いて引退した人という…境遇まで猿谷とそっくりで。他の人も元お笑い芸人から会社社長まで背景はいろいろ、だけどみんないい人たち…!その人たちと稽古した2年半はまさに部活動のような時間。苦楽を共にしたことで絆が生まれました」肉体がぶつかる音、現場を目撃しているような臨場感あるカメラワーク。スタッフチームの熱量も、作品を盛り上げた。「あのときカメラは俺の目で、音声さんは俺の耳で…監督は俺の心でした。でも監督には近寄りがたかったっす(笑)。俺にとっての監督は、猿桜にとっての四股みたいなもの。監督の宿題は四股の練習並みにクソきつい。時に『こんなこと、せんだって勝てるわ!』って言いたくもなったけど、それを通らずして成功の道はない。いまは愛と感謝の気持ちでいっぱいですけど」時間も予算も惜しまず、妥協のない環境で作品に没頭する。その体験はこれからの役者・一ノ瀬ワタルのあり方をも変えつつある。「いままでは元キックボクサーとか外見とか自分自身の特徴で演じる役が多かったけど、最近は役を前にして、一ノ瀬ワタルの消し方がわかってきたんです」精悍な表情で語る一ノ瀬さんだが、プライベートはウサギをこよなく愛する心優しい人。「以前ドラマで共演したウサギの“たっちん”を飼い始めたら、もう可愛くてメロメロに…!いまはお嫁さんと子ウサギも増えて8羽のウサギと暮らしてます」次はどんな作品で世界を沸かせてくれるかも気になるところ。「純愛モノとかやってみたいすなぁ。これまでは犯罪じみた恋愛が多かったんで(笑)。…でも一番演じたいのは猿桜。いまこの瞬間も、俺の中の猿桜が叫んでるんっすよ。『おい俺まだ生きとるぞ!早く続きをやらせろ!』って」『サンクチュアリ -聖域-』未だかつてないスケールで、相撲界の泥くささを描き切る。北九州から来た不良少年が力士・猿桜として角界を席巻していく姿を描いたNetflixオリジナルドラマ。時間をかけて本物さながらの肉体を作り上げた力士役の俳優たちや、映画作品を思わせる壮大なセットの数々。相撲部屋の親方を演じるピエール瀧さんをはじめ一癖も二癖もある個性派キャスト、そして大相撲という前人未到の“聖域”的テーマに切り込む江口カン監督の手腕に評価が集まり、グローバルトップ10の非英語部門にランクイン。Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」独占配信中いちのせ・わたる1985年7月30日生まれ、佐賀県出身。キックボクサーから転身、2009年に俳優デビュー。9月9日から上演するPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』に出演。※『anan』2023年8月30日号より。写真・高橋マナミスタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・星野加奈子取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年08月26日株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区)は、FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定の試験対策書籍として、マイナビ出版ライセンスシリーズ「わかる!受かる!!FP」の最新版となる2023-2024年度版を4冊刊行いたしました。「わかる!受かる!!FP」シリーズ2023-2024年度版■「1冊で合格!」のコンセプトで制作された『テキスト&問題集』2023年5月31日に発売した『テキスト&問題集』はフルカラーのテキスト部分と厳選問題集部分がセットとなった一体型テキスト&問題集です。実技試験は、金財(個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務)及び、日本FP協会(資産設計提案業務)に対応しています。「テキスト&問題集」サンプル画像〇テキスト(フルカラー)を読み進められる工夫が満載!フルカラーの「マンガ1コマFPナビ」での各レッスンのイメージ付けからはじまり、図解を使ったわかりやすい解説、「語呂合わせ」で覚えやすい暗記、難しい分野をサポートする「特別講義」といった試験に必要な学習要素を飽きさせないための工夫が盛り込まれています。〇演習できるWebアプリ付き!「テキスト」とリンクした「厳選問題集」で効果的に学べる!テキストを読んで問題を解く、それが合格への近道です。「厳選頻出過去問」を分野別に収載しています。また、購入者特典として全問(学科・実技)が演習できるWebアプリを提供!スマホやパソコンでいつでも問題演習ができます。〇YouTubeチャンネル「おーちゃん【1級FP技能士】TV」とコラボレーション!本書の企画協力者である小田博隆先生による、YouTubeチャンネル「おーちゃん【1級FP技能士】TV」と、全編にわたってコラボレーションしており、本書の各分野のページに掲載されているキャラクターにスマートフォンをかざすだけで、おすすめ講義動画リストが表示されるようになっています。内容が細分化されているため、苦手な項目の学習に向いています。■学科も実技もサポート!充実のFP試験対策予想問題集『徹底分析!予想模試』2023年6月26日に発売した『徹底分析!予想模試』では、学科・実技(3種類)の「予想模試3回分」を収載。実技試験は、金財(個人資産相談業務・保険生保顧客資産相談業務)及び、日本FP協会(資産設計提案業務)の3種類別に対応した充実の内容です。また、3級については、2023年11月よりスタートする「CBT方式試験」対策として、学科試験1回分のトライアル版も提供予定です。「予想模試」サンプル画像〇最新過去問を“徹底分析”して制作!予想模試は、オーソドックスな問題を中心とした「1回目:力試し編」、出題傾向が変化した場合を想定したレア問題も加えた本試験レベル問題の「2回目:確認編」、今年度の出題確率が高い問題だけで構成された超予想問題を集約して作成された「3回目:仕上げ編」とステップアップしていくことを視野に入れた構成となっています。〇「解答・論点一覧」と「解答用紙」ダウンロードサービスで繰り返し復習!各試験問題別の「解答解説編」に「解答・論点一覧」を収載。「解答・論点一覧」はダウンロードサービスがあり、「解き直し」&「自己採点」が何度でも出来るため、得点の低い分野を重点的に復習するのに適しています。〇スマートフォン用ダウンロード機能付きの「得点アップ!超頻出論点集」で本番直前までフォロー!巻末の「得点アップ!超頻出論点集」は、自己採点後の復習や、試験直前までの暗記学習に活用できるように「表まとめ」方式で収載。スマートフォン用仕様でのダウンロードサービスもあるため、本番直前の確認に便利です。■著者略歴マイナビ出版FP試験対策プロジェクト「マイナビ出版FP試験対策プロジェクト」は、「1冊だけで最もFP合格に近付ける本を!」というミッションのために、FP受検指導界から特別に集結したプロジェクトです。FP受検指導に精通し、定評あるFP試験のオーソリティー益山真一氏監修の元、中谷俊雄氏や鈴木曉子氏、古屋明美氏など、FP受検指導や著述などでの経験者を多く加え「ベストなFP検定受験書を制作する」ために鋭意活動中です。合わせてYouTubeチャンネル「おーちゃん【1級FP技能士】TV」のFP講座で人気を集める小田博隆氏の企画協力により「わかりやすさ、親しみやすさに徹したFP技能検定対策書籍」を徹底追及しました。なお、本プロジェクトの中枢である「SAMURAI」グループでは、長年にわたる教育工学の研究で「書籍から読者の脳への知識定着」についての独自の手法を編み出しており、「専門用語の羅列をなくし、視覚的アプローチ手法の様々な展開によって、いかに知識の定着結果に導いていくか」を日々研究しています。本書は、その手法を基に、選りすぐりのFP専門集団が、独自のFP受検指導ノウハウを加え、さらに磨きをかけて制作しています。■「わかる!受かる!!FP」シリーズ2023-2024年度版 書籍情報一覧<2023年5月31日発売>書名 : イメージで攻略 わかる!受かる!!FP3級 テキスト&問題集 2023-2024年版定価 : 1,980円(本体1,800円+税)ISBN : 978-4-8399-8371-0仕様 : A5判・544ページAmazon: イメージで攻略 わかる!受かる!! FP3級 テキスト&問題集 2023-2024年版書名 : イメージで攻略 わかる!受かる!!FP2級 AFP テキスト&問題集 2023-2024年版定価 : 2,420円(本体2,200円+税)ISBN : 978-4-8399-8372-7仕様 : A5判・704ページAmazon: イメージで攻略 わかる!受かる!!FP2級AFP テキスト&問題集 2023-2024年版<2023年6月26日発売>書名 : わかる!受かる!! FP3級 徹底分析!予想模試 2023-2024年版定価 : 1,980円(本体1,800円+税)ISBN : 978-4-8399-8373-4仕様 : A5判・420ページAmazon: わかる!受かる!! FP3級 徹底分析!予想模試 2023-2024年版書名 : わかる!受かる!!FP2級 徹底分析!予想模試 2023-2024年版定価 : 2,420円(本体2,200円+税)ISBN : 978-4-8399-8374-1仕様 : A5判・654ページAmazon: わかる!受かる!! FP2級 徹底分析!予想模試 2023-2024年版 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月30日Netflixオリジナルシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』に出演したお笑い芸人・義江和也が、1日(21:00~)にABEMAの「ABEMA SPECIAL」で配信されたバラエティ番組『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』#129で、芸能人合コンに挑んだ。テレビ朝日・ABEMA共同制作の同番組は、出会いを求める芸能人のために合コンをセッティングし、交流会の様子をモニタリングする恋愛バラエティ。その攻防を、ヒロミと指原莉乃のMC2人が独自の恋愛視点で解説していく。1日配信の合コンには、男性陣は義江のほか、お笑いコンビ・8.6秒バズーカーのはまやねん、格闘技イベント『BreakingDown 8』に出場した実業家・七原嘉輝が参加し、女性陣は、グラビアアイドルの村上りいな、TikTokフォロワー数58万人超を誇る小森ほたる、ギャル雑誌『nuts』専属モデルの“まぁみ”こと小田愛実が参加した。配信中のNetflixオリジナルシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』で、主人公をいじめる兄弟子役を演じた義江。ドラマを観たという指原は、「芸人さんとは思えないくらい、めっちゃお芝居が上手いんです!」と大興奮。その熱狂ぶりに、まだドラマを観ていないヒロミも「そうなの!? あとでサイン貰おう!」と声を弾ませた。自己紹介で「これまで彼女ができたことがないので、今日は“大金星”をあげたい」と明かし、気合い十分の義江は、第一印象では、清純派グラドル・村上に思いを寄せる。思いが通じ、2ショットトークの機会を得た義江だが、緊張で硬い表情になり、会話の内容も膨らませることができず、額には大粒の汗が。ドラマでの強気な役柄とは異なり、緊張で縮こまる義江の姿を、指原は「ドキドキが伝わってきますね!」と見守っていた。
2023年06月02日現在配信中のNetflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」より、主人公・猿桜役の一ノ瀬ワタルと、猿将役のピエール瀧が、その裏側を語り尽くすインタビュー特別映像が公開された。本作は、借金、暴力、家庭崩壊…と、人生崖っぷちで荒くれ者の新人力士・猿桜が、大相撲界でのし上がろうとする姿を描く人間ドラマ。Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)に入り、世界50以上の国と地域で「今日のシリーズTOP10」にも名を連ねた。また、日本の「今日のシリーズ TOP10」では、4日間連続1位を獲得中だ。テレビプロデューサーの佐久間宣行を聞き手に迎えた今回の映像。肉体作りについて、一ノ瀬さんは「稽古から撮影まで、全部で2年半。最低ラインで100kgというのがあって、一人ひとり役によって目標体重は設定されていて、それに向けて増量して稽古しました」「肉体改造も段階があった。最初は“だらしなくしてくれ”と。段々絞れてきて筋肉が浮き出てくるときとで稽古が違った」と解説。猿桜を厳しくも実は優しく見守る猿将役のピエール瀧さんも「相撲のドラマって実は少ない。力士を揃えるのが一番ハードなミッション。1年くらいかけて作り上げたっていうのが凄い」とリスペクトした。また、佐久間さんが「どんどん強くなっていくのと、大相撲に対する姿勢が変わっていくのが、身体に出るって凄い。演技力を超えたリアル。説得力がある」と絶賛すると、一ノ瀬さんは「撮影が終わったあと、毎日筋トレと稽古があって。思い返すだけでも大変(笑)」と回想。そして、本物のようなクオリティの両国国技館のセットが作られ、そこでの取組については、「(立ち合い数は)3ケタ超えてると思います。立合わないと迫力って出ないから、入念にやりました」(一ノ瀬さん)。「ワンシーンのアクションに3日とかかけるんですよ。色んな角度から3日かけて撮るんですよ…!そこから厳選したカットを繋げる」と(ピエール瀧さん)と語る。そんな全身全霊で本作に挑んだ一ノ瀬さんは、「オールアップのとき、バリ泣いたんすよね(笑)」と明かし、「3回泣いたんですけど、ピエールさんがオールアップするときも号泣、あと国技館が終わるとき、そして全部のオールアップのとき」と告白した。さらに、これから本作を観る人へ、「大相撲に興味がある人も無い人も楽しめる。没入して観るも良し、寝っ転がって観るも良し」(ピエール瀧さん)と、「この作品を見れば、皆さんの魂も震えます、間違いなく。スタッフ・キャスト一丸となって挑み続けた作品です。皆さんの胸に刺さらないはずがないと、僕は信じています」(一ノ瀬さん)と最後にメッセージを寄せている。Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」は配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年05月11日一ノ瀬ワタル、染谷将太、忽那汐里、小雪、ピエール瀧ら出演、ドン底な若者たちが土俵で人生の大逆転を狙う、Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」より、キャスト陣の熱が共鳴する本予告映像と、メインキーアートが公開された。本作は、借金・暴力・家庭崩壊…と人生崖っぷちで荒くれ者の主人公・小瀬清(一ノ瀬さん)が、若手力士・猿桜として、大相撲界でのし上がろうとする姿を、痛快かつ骨太に描く人間ドラマ。そんな猿桜を筆頭に、相撲愛に溢れながらも体格に恵まれない清水(染谷さん)、相撲番に左遷された新聞記者・国嶋(忽那さん)ら、ドン底でもがく若者たちの番狂わせが始まる――。映像では、頭突きに噛みつき、ガン飛ばしと、何でもありのヤンキー力士・猿桜と、彼を取り巻く個性豊かなキャラクターたちが次々登場。体格に恵まれず、力士としての芽が出ないことに悩む清水は、挫折を経験し落ち込む猿桜に「君は土俵に生きるべき人間だ!」と涙ながらに叱咤し、猿桜の心に再び火をつける。全く興味がない大相撲の伝統に反発しながらも、猿桜の破天荒な相撲に惹かれていく国嶋は、あらゆる思惑がうごめく角界に切り込もうとする。さらに、稽古や礼節を軽んじる猿桜に喝を入れ、さらなる高みへと連れていこうとする猿将親方(ピエールさん)や、猿桜を目の敵にする日本大相撲協会の犬嶋親方(松尾スズキ)など、実力派豪華キャスト陣による熱量が共鳴する。Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」は5月4日(木)より世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年04月15日特定非営利活動法人 企画のたまご屋さん(本社:東京都新宿区、代表理事:山本 洋之、以下 企画のたまご屋さん)は、動画で学べる出版講座を開始しました。第1弾として、『出版企画書作成』講座の運用を2023年3月27日(月)から開始しました。オンラインでの出版ノウハウ講座全体を『出版カレッジ』という総称で、今後もコンテンツを増やしていく予定です。出版カレッジ・TOP運営サイト: コースは2種類をご用意しました。【企画書学習プラン】 →まず、出版企画書について学習したい方向け。【実践!添削つきプラン】 →学習後に作成した出版企画書をプロの編集がチェック以下のような方に向いています。・出版企画を出版社に売り込みたいけど、まとめ方がわからない方・出版企画書を書くためのノウハウを身につけたい方・自分の出版企画に自信がないが、より良い企画に仕上げたいと考えている方・出版編集のプロに自分の企画を評価してもらいたい方・編集者としての就職を目指すための知識として、出版企画のまとめ方を身につけたい方本を出版したい方々のために、これからも良質なサービスをご提供できるよう鋭意努力して参ります。■企画のたまご屋さんの活動について企画のたまご屋さんとは、本を出したい人と出版社をつなぐ、日本で唯一の出版支援系NPO法人です。18年の活動の中で、「742冊」(2023年3月28日現在)の出版企画のたまごが、本として生まれました。中には、30万部を超えるベストセラーや重版を繰り返しているロングセラー商品もあります。当団体が運営する、ネット上の出版マッチングサービス〈ほんたま〉にエントリーされた書籍の企画をスタッフが厳選し、1,300人以上の編集者に毎朝メールでお届けしています。運営サイト: 【本を出したい人には】〈ほんたま〉を活用すれば、一度に多くの編集者に企画書を届けることができ、商業出版実現のチャンスが高まります。【編集者には】〈ほんたま〉を活用すれば、企画のたまご屋さんの出版プロデューサーの目を通した良質な出版企画を無料で受け取ることができ、有望な著者を見つけることができます。かつて、企画書を編集者に見てもらうためには、出版社を探して訪ね歩き、編集者一人ひとりに内容をアピールすることが当たり前でした。しかし、会ってもらうことさえできないことが多く、1年や2年待っても返事がもらえないことがあるくらいでした。しかし、たくさんの編集者に一斉に企画書を送る仕組みがあれば、多くの企画が一瞬で決まる可能性がある、と考えました。そして、2004年1月5日に企画のたまご屋さんは、初の出版企画配信を行い、同年7月7日にNPO法人として正式に活動を開始しました。企画のたまご屋さんは〈ほんたま〉を通じて、本を出版したい人と編集者の出会いの場を提供し、独自のサービスで出版文化の発展に寄与してまいります。※自費出版を募集している団体ではありません。■会社概要商号 : 特定非営利活動法人 企画のたまご屋さん代表者 : 代表理事 山本 洋之(やまもと ひろゆき)所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-3-10 21山京ビル504号室設立 : 平成16年7月7日事業内容: 出版プロデュース業、著者育成事業URL : 企画のたまご屋さん・ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日『ザ・ファブル』の江口カン監督と「半沢直樹」脚本を手掛けた金沢知樹が描くNetflixシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」が5月4日(木)より世界独占配信。この度、ティーザー予告編とキーアート、場面写真が一挙解禁となった。本作は、借金・暴力・家庭崩壊…と人生崖っぷちで荒くれ者の主人公・小瀬清(一ノ瀬ワタル)が、若手力士“猿桜”として大相撲界でのし上がろうとする姿を、痛快かつ骨太に描く人間ドラマ。猿桜を筆頭に、相撲愛に溢れながらも体格に恵まれない清水(染谷将太)や、相撲番に左遷された新聞記者・国嶋(忽那汐里)ら、ドン底でもがく若者たちの“番狂わせ”がはじまる。世界的な知名度を誇り、1500年以上も日本の伝統文化、神事として継承されながら神秘のベールに包まれている大相撲の世界。その戦いが行われる土俵は、“異常”の上に成り立つまさに“サンクチュアリ”(聖域)。解禁された予告編では、カネのためだけに入門した、大相撲に一切興味ナシな力士“猿桜”こと小瀬清が、無謀にも「角界ぶっ壊す!」と宣言し、中指を突きつける破天荒すぎる姿が映し出される。やる気もなく稽古もサボり気味、先輩力士から「四股を踏め」とアドバイスされるも「せんでも勝てるわ、ボケ!」と悪態をつく始末。土俵の上では相手にガンを飛ばし、夜はクラブで札束を手に騒ぎまくるなど手が付けられないクズっぷりを発揮する。しかし、周りの予想を裏切るように型破りな戦い方で快進撃!?自分の才能に自信をつけ、次第に大相撲にのめり込んでいく猿桜と、体格に恵まれず力士としての芽が出ないことに悩む清水、世渡り下手で周囲から認めてもらえない新聞記者の国嶋ら生きづらさを抱えた若者たちが互いに刺激し合う熱き人間ドラマが展開していく。「挑戦から始まり、挑戦だらけで、最後まで挑戦だった」と苦労をふり返る江口監督。渾身作のテーマについては「本作は当初“大相撲の世界の白い巨塔”というテーマだった」と打ち明けつつ、「撮影が進む中でキャストたちが文字通り体当たりで肉体改造や稽古に励み、また演技においても懸命に取り組み、その過程でリアルな涙や、怒り、そして成長が起こっていくことを目撃している内に“白い巨塔”というテーマの上に、純粋な向き合いや、熱が熱を集めて大きな熱になっていく様子を描きたいと強く思うようになった」と、前人未到の“聖域”へと踏み込んだ強烈作を解説した。Netflixシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」は5月4日(木)より世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年03月29日大人の学び直しを応援する出版社、有限会社ベレ出版(本社:東京都新宿区、代表取締役:内田 真介)は、2023年2月20日(月)より、公式サイトをリニューアルオープンしました。これを記念し、2023年3月6日(月)より『図書カードネットギフト』が10名様に当たるキャンペーンを開始しました。ベレ出版 : キャンペーン詳細: リニューアル記念キャンペーン学びたい気持ちを止めないように、読みたい本がすぐにわかる!すぐに探せる!すぐに買える!そんなサイトを作りたい―――という思いで今回のリニューアルに臨みました。検索機能を強化し、本のタイトルや著者からの検索はもちろん、同じシリーズ、同じ著者、同じジャンルの本が一目で探せるようになりました。また、書籍詳細ページから移動せずに付属の「音声ダウンロード」を行えるなど、読者目線を大切にしたページ構成になっています。さらに、「これを機に自分たちのことももっと知ってもらいたい」と、自社発信による情報をまとめて読める「読むベレ出版」のコーナーを新設。「note」でも好評な、語学書の著者が語学についてのさまざまなことを語ったコラムや、ベレ出版の社長が、自社のことや業界のことについて赤裸々に語る「日々真心」、編集部員の趣味嗜好がにじみ出る「ぶかぶかのベレー帽」など、常に新しいコンテンツを提供していきます。今まで書店向けとして発信していた『ベレベレ通信』も、一般の読者の方も読めるようにコンテンツ化し、広く公開しました。そして、公式サイトのリニューアルオープンに合わせて、2016年6月から配信をスタートしたベレ出版のメルマガ「学びたい人応援マガジン『まなマガ』」も、大幅にリニューアル。より学習者の方々との心の距離を縮めるための発信物として生まれ変わりました。また、今回のリニューアルより、スマートフォンにも対応できるようにしています。メルマガ登録: 【公式サイト&メルマガ リニューアル記念キャンペーン】Twitterのフォロー&RT(リツイート)で『図書カードネットギフト』が10名様に当たる、公式サイト&メルマガ リニューアル記念キャンペーンを2023年3月6日(月)より開始しました。参加方法は次の通り。(1) Twitterのベレ出版のアカウント【@beret_publish】をフォロー(2) リプ欄の応募要項を確認後、投稿をRT (3) 当選者はDMでお知らせキャンペーンは2023年3月24日(金)まで詳しくは: 【会社概要】社名 : 有限会社ベレ出版本社所在地: 〒162-0832 東京都新宿区岩戸町12 レベッカビル代表取締役: 内田 真介設立 : 1998年11月(営業開始1999年2月)事業内容 : 書籍・CDブック・電子書籍などの出版HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日ドン底な3人の若者が“土俵”という戦場で人生の大逆転を狙う、Netflixシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」が5月4日(木)より独占配信決定。さらに、主演の一ノ瀬ワタル、染谷将太、忽那汐里らを取り囲む豪華追加キャストが解禁となった。借金・暴力・家庭崩壊と人生崖っぷちで荒くれ者の主人公・小瀬清(一ノ瀬ワタル)が、力士“猿桜”として大相撲界でのし上がる姿を骨太に描く本作。関取を夢見るも体格に恵まれない力士仲間の清水(染谷将太)や、花形部署から相撲番に左遷された世渡り下手な新聞記者の国嶋(忽那汐里)ら若者たちとも絡み合い、土俵の世界を取り巻く人間ドラマが描かれる。世界的な知名度を誇り、1500年以上日本の伝統文化として、また神事として、神秘のベールに包まれている大相撲。その戦いが行われる土俵は、まさに“サンクチュアリ”(聖域)。主人公は、才能と体格を猿将親方(ピエール瀧)に見初められ、カネのためだけに入門した、大相撲に一切興味ナシな力士“猿桜”こと小瀬清。やる気もなく稽古もサボり気味、先輩には盾突きまくり…と手がつけられないほどだったが、徐々に大相撲にのめり込んでいくことに――。一ノ瀬ワタルそして清水や国嶋ら、生きづらさを抱えた若者たちとも絡み合い、土俵の世界を取り巻く人間ドラマが真正面から“ガチンコ”で展開されていく。今回新たに解禁されたキャスト陣が演じるのは、そんな彼らを取り巻くクセ者たち。名バイプレイヤー・田口トモロヲが演じるのは、定年間近の大相撲担当記者で、国嶋の上司・時津。大相撲へのリスペクトと愛情を持ち、大相撲界にもズバズバ切り込む国嶋を心配しつつ気にかけている。映画・ドラマ・舞台に多くのキャリア持つ岸谷五朗が演じるのは、名門・龍谷部屋の龍谷親方。息子の龍貴に“横綱”への期待とプレッシャーをかける堅物だ。そして作家・演出家・俳優と多方面で活躍する松尾スズキが演じるのは、猿将と犬猿の仲の犬嶋親方。中尾彬は日本大相撲協会理事長の熊田、仙道敦子は龍谷部屋の女将であり龍貴の母・弥生、笹野高史は龍谷部屋のタニマチ・伊東をそれぞれ演じ、熱演で脇を固める。大相撲界を巡る“政治”の行方にも注目だ。小瀬清の両親役には、きたろうが生真面目な父・浩二を、余貴美子が自由奔放な母・早苗を演じる。夫婦仲はある事件をきっかけに壊れており別居中で、小瀬清がグレた一因にもなっている。さらに若手注目株も続々出演。住洋樹は“最強”と名高い力士・静内。佳久創は、龍谷の一人息子の“角界のプリンス”龍貴。寺本莉緒は、猿桜と仲を深める、どこか謎に満ちたホステスの七海。毎熊克哉は大相撲のスキャンダルを追うフリーライターの安井。金子大地は、猿桜のタニマチとなるIT会社のCEO・村田をそれぞれ演じ、熱くフレッシュな魅力を注入する。オーディションから、元プロ格闘家という経歴を活かした徹底的な役作りに期待が寄せられる一ノ瀬さんを筆頭に、選りすぐりの実力者が勢揃いした本作。監督は、リアリティ溢れるアクションシーンを熱い熱量で描く江口カン(『ガチ星』『ザ・ファブル』)。脚本は「劇団K助」を主宰し、「半沢直樹」の脚本を手掛けた金沢知樹が担当する。Netflixシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」は5月4日(木)より世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年02月25日自費出版サービスを提供する、らく楽自費出版工房(所在地:大阪市都島区、代表取締役:石田 秀樹)は、出版界の常識をブチ壊す新サービス「ゴーゴー出版プロジェクト」を期間限定で提供することになりました。詳細ページURL: ゴーゴー出版プロジェクト■提供背景商業出版とは本来、著者が費用を負担することなく、出版社の権限で出版するもののはずですが、なぜかネームバリューのない著者の本を出版する際は「著者買取」ということを求められるケースがあります。それ自体は否定はしませんが、「何冊買い取ればいいのか」「いくら用意すればいいのか」ということに明確な基準があるわけではありません。そこで、あらかじめ買い取るしくみではなくて、「売れ残った分」を買い取ってもらうという逆のしくみで出版を実現しようという試みです。■サービスの特徴*最初にかかる費用は55,000円(税込)最初に55,000円をお支払いいただくことで、本の製作を開始します。*「たくさん売れ残ってしまった」という著者のリスクを回避するため、段階を分けたステップアップ方式で進行最初にたくさん印刷して売れ残った場合の著者のリスクを回避するため、最初は150冊(印税は7%)からスタートして、完売したら次は200冊(印税は10%)とステップアップさせていく方式を採用。*次のステップに進まなくても、著者の意志で終了させることも可能著者自身が、「売り切った」「もうそれほど売れないかもしれない」というようなことを判断された場合は、次のステップに進むことなく終了させることは可能です。著者の負担もありません。*最初の55,000円は、2回目のステップで完売できれば、採算分岐に到達します。最初にお支払いいただく55,000円の負担を回収するには、1回目のステップの150冊、2回目のステップの200冊、合計350冊を完売できれば達成できる印税設定になっています。*「売れる自信はあるけど、何十万も最初に負担するのはキツイ」という著者にはうってつけ「500冊や1,000冊なら売る自身はあるけど、著者買取で何十万も負担するのはキツイ」という著者にとっては最初に55,000円を負担していただくだけでいいので、うってつけのサービスです。■ご利用の流れ・まずは開催期間中にエントリー・エントリーされた作品の中から2~3作品を選び、選ばれた作品の著者にご連絡・ご契約を締結していただき、55,000円をお支払い・製作開始で、Amazonにて販売開始・150冊を6か月で完売できれば、次のステップに。売れ残りが発生した場合は、売れた分を定価の50%で著者が買い取り。印税が発生している場合は、印税と相殺。こんな風に進行します■サービス概要サービス名 : ゴーゴー出版プロジェクト先行告知開始日: 2023年2月2日(木)提供開始日 : 2023年3月6日(月)URL : ■らく楽自費出版工房について“自費出版のハードルを下げ、誰でも作家になれる世界を創る”をコンセプトに、装丁デザイン・本文レイアウト・ISBN取得・Amazon流通が基本料金にコミコミという、業界でも珍しいしくみで、A5サイズまでで40ページ10冊で78,000円~など、業界最安値レベルで自費出版をするサービスを運営しています。■会社概要屋号 : らく楽自費出版工房運営会社: 株式会社イシダ印刷代表者 : 代表取締役 石田 秀樹所在地 : 〒534-0023 大阪市都島区都島南通1-3-16設立 : 2022年1月事業内容: 自費出版サービスURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】らく楽自費出版工房 お客様相談窓口TEL : 0120-333-035スマートフォン・ケータイからは: 06-6753-9958お問い合せフォーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月02日津山街デザイン創造研究所は、『小説早稲田大学』の出版記念キャンペーンとして珈琲無料キャンペーン開催いたします。『小説早稲田大学』 カバーデザイン都の西北で繰り広げられた昭和30年代生まれの若者達の青春群像。地方から夢と希望を抱き上京し早稲田を目指した若者は、今、地域再生に燃える!!早稲田大学の秘史も満載の『小説早稲田大学』が出版されました。本書の提示で、本書ゆかりの地のカフェで、珈琲無料キャンペーン開催!!■『小説早稲田大学』についてこの作品は、地域の歴史に光を当てた地方創生、地域再生、観光貢献小説であり、また2021年「第6回氷見絆国際映画祭」において、最優秀映画大賞受賞映画『十六夜の月子』の原作本として、最優秀原作大賞を受賞した『小説岡山県立津山高等学校』(鳩山和夫、および平沼淑郎と、早稲田の校長と学長を2人も輩出した故郷の歴史に触発され、地方の高校生が憧れの早稲田大学に入学するまでを描いた)の、続編となる小説です。『小説早稲田大学・巻頭グラビア』と前編『小説岡山県立津山高等学校』「氷見絆国際映画祭」でオール津山ロケ映画『十六夜の月子』と原作『小説岡山県立津山高校』(本書前編)がグランプリを受賞(2021)本書は、著者の分身である主人公・山本翔太が、岡山県立津山高等学校を卒業後、1年の浪人ののち、憧れの早稲田大学に入学してからの青春の日々を記したフィクションと、早稲田に学び、卒業した主人公が、高校時代を過ごした第二の故郷・岡山県北、旧美作国の首都・津山市及び、先祖伝来の地である、奈義町の地域再生と、岡山県北と世界を直接結ぶ重要な任務を自らに課し、自らが実行している「地方創生」の具体的な活動を、現在進行形で、ノンフィクションで描いています。2022年1月、2月に『津山国際環境映画祭』を開催(1,000人収容の津山文化センターにて)また本書は2022年10月23日に開催された早稲田大学稲門祭の本部企画『小説早稲田大学・懐かしの82年次早慶野球部&応援部等大集合』として、早稲田大学大隈講堂にて、この新作小説に登場する82年次の早慶野球部、応援部等がゲストとして招かれ、当時のエピソードを交えたトークショーが開催され、大きな話題を呼びました。『小説早稲田大学』に登場する、懐かしの82年次早慶野球部&応援団が大集合』 早稲田大学大隈講堂にて『小説早稲田大学』出版記念イベント開催の意義を語る著者の山本昇氏早稲田大学応援指導部OB 82年次主将のエール バックは現役の応援団コロナ禍により、社会環境、生活が激変しました。会社の名刺、肩書だけで通じる時代は終わり、「個」の力が試される時代になりました。言い換えれば、「一個人」「一地方」でも、「アメリカンドリーム」のような、「個人・地方ドリーム」が実現できる、大きなチャンス到来の時代となりました。この本を読んだ方は、無名の岡山県北の小都市「津山」という地が、いかに早稲田と関わりが深く、世界に誇れる文化・歴史があることを、知ることになります。津山市にある早稲田大学ゆかりの地と関係者「夢」ではなく、目指すべく現実的なビジョンと実際に行っている活動を具体的に描き、「全く無名の地が、いきなり世界的に認知される地に成りえるか」の地方創生、地域再生本とも言えます。この小説は、まさしく、この「個の力を試す。地方からの現実的な発信」をも目的とし、その発想ができるのは、まさに早稲田に学んだからこそであり、昭和30年代時代生まれの主人公の学生時代の青春群像が描かれています。現在も活躍する同世代の同級生たちは数知れず、岸田総理をはじめとして、社会で活躍されています。また、この小説では、早稲田大学の秘史をはじめ、綿密な取材による、当時の熱狂的な早慶戦の描写、他の卒業生も誰しも体験しているのと同様の、くだらなくも美しい青春の日々が詰まっています。しかし、一見何気なく感じれど、学生時代のたわいもない日々こそ、素晴らしき未来へ導く重要な道標であったこと。愛すべき仲間たち、恩師の方々の教え、厳しい先輩や伝統、苦しかった経験……様々な出来事が現在の我々を作っていること等が面白く描かれています。懐かしの早慶戦(1977~1981)※小説早稲田大学■出版日 2022年10月23日■出版社 かざひの文庫■価格 1,980円(税込)■キャンペーンについて本書の出版記念キャンベーンとして、本書の舞台となった早稲田大学ゆかりの地、岡山県津山市にある、映画『十六夜の月子』のロケ地ともなった『美都津山庵・リストワールカフェ』にて、本書をご提示いただきますと、『独自焙煎美都津山珈琲』を無料サービスさせていただきます。(同行者含めてお二人まで)小説の舞台・津山市城東町並み保存地区 箕作阮甫(みつくりげんぽ)生家小説ゆかりの地・津山市城東町並み保存地区 『美都津山庵ホテル』津山は「珈琲」の文字がうまれたまち。『独自焙煎美都津山珈琲』キャンペーン期間: 2023年1月20日~5月末迄場所 : 『美都津山庵・リストワールカフェ』〒708-0834 岡山県津山市中之町8-1TEL : 0868-20-1781営業時間 : 12:00~16:00定休日 : 水・木曜日キャンペーン内容: 本書の提示で、珈琲無料サービス場所(同行者含めてお二人まで)■『稲門祭』について2022年10月23日 早稲田大学にて、早稲田OBによる祭典『稲門祭』が開催され、そのメインとなる本部企画全てがYouTubeで発信されました。6時間20分に渡る長編、ノーカットです。 ※2022稲門祭『小説早稲田大学』出版記念イベントは4時間7分あたりです。下記のクリップより、『小説早稲田大学・懐かしの82年次早慶野球部&応援部等大集合』イベントがご覧になれます 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月18日全国対応の自費出版サービスを展開するライティング株式会社(本社:京都市、代表取締役:高木 伸浩)は、書くのが苦手だけど本を出版したいという企業経営者・経営幹部を対象に、(3時間×2日間)のプロライターによる取材を受けるだけで、6カ月以内に本が出版できる「企業出版専門サービス」を2022年12月12日より開始いたします。企業出版専門サービス100万部を突破したベストセラー『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房刊)のように、企業が会社PRのために行う出版を企業出版といいます。企業のブランディングなどにメリットがありますが、大手出版社では500~1,000万円以上という高額な費用がかかり、中小企業向けではありませんでした。このたびスタートする『企業出版専門サービス』では70万円~という手頃な価格帯から、高品質なフルサービスが可能になる8つのコースを設定。文章表現が苦手、大部数はいらない、集客力をアップしたい、経営理念を継承させたい、そもそも書く時間がない、という中小企業経営者特有の悩みや要望を、経験豊富なライターがマンツーマンでサポートします。■提供背景これまで会社広報における効果的な販促ツールとしての自費出版は、資本力がありかつ東京に本社をおく大企業に限られていました。地方には良質な出版をサポートできる制作会社が少なく、時間とコストの面においても、東京の大手出版社に頼ることはできませんでした。当社は創業時から出版を望む地方中小企業経営者の方々から、継続的なご依頼を受けることが多く、全国の中小企業の広報活性化という目的のもと、このたび専門のサービスとして、提供する運びとなりました。■主なコース内容【70万円コース】 四六判(B6)並製 100部 96p 取材1回【100万円コース】 四六判(B6)並製 100部 128p 取材2回 アマゾン販売【150万円コース】 四六判(B6)並製 300部 160p 取材2回 全国書店販売【250万円コース】 四六判(B6)並製 500部 208p 取材5回 全国書店販売 新聞広告付 ■出版までの流れ1. 自動見積、お申し込み2. 面談・ご契約(本の種類、流通方法、部数などの決定)3. 取材・執筆4. 校正5. 表紙デザインの決定、挿絵の挿入6. 印刷・製本7. 流通・書店販売開始【会社概要】名称 :ライティング株式会社代表者:代表取締役 高木 伸浩所在地:京都市北区紫野下柏野町22-29設立 :平成19年7月3日資本金:100万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月12日株式会社ジャパンタイムズ出版(本社:東京都千代田区、取締役社長:伊藤秀樹)は、2022年9月、新たに「ジャパンタイムズ出版 デジタルストア」( )をオープンしました。オープン後、日本語を教える学校・企業等団体向けに、教師が授業で使えるデジタル教材を提供していましたが、いよいよ2022年11月1日より、学習者用テキストをはじめとしたe-book閲覧サービスの販売を開始します。これにより、世界中の多くの国々で当社の日本語教材が閲覧可能になります。■「e-book閲覧サービス」とは「e-book閲覧サービス」とは、ジャパンタイムズ出版刊行の書籍を、手元のデバイスより専用ビューワーで閲覧できるサービスです。書籍ごとに閲覧権を提供し、契約期間中、付属音声(一部書籍を除く)やメモ機能とともに利用することが可能になります。オンライン授業やICTの進化による教科書デジタル化のご要望に対応しました。■初級日本語げんき[第3版]シリーズなど、続々閲覧可能に外国人向け日本語テキストのベストセラー『初級日本語げんき』のテキストやワークブック、教師用教材まで、紙版の販売に加え「e-book閲覧サービス」を開始します。今後も語学学習テキストを順次提供予定です。<11月1日よりご利用いただける書籍タイトル>・初級日本語げんき[第3版]英語版テキスト・ワークブック・教師用ガイド・解答、フランス語版テキスト・ワークブック ※12月発売予定・中級日本語カルテット テキスト・ワークブック・JLPT日本語能力試験ベスト総合問題集(N1~N5)・JLPT日本語能力試験ベスト単語N3 合格2100・JLPT日本語能力試験ベスト単語N4 合格1200・KANJI LOOK AND LEARNテキスト・ワークブック・日本語基本文法辞典/日本語文法辞典(中級編、上級編)■『げんき多読ブックス』 デジタルストアで学校・企業等団体向けに販売e-book閲覧サービス版『初級日本語よみもの げんき多読ブックス Vol.1(全24冊セット)』『同 VOl.2 (全22冊セット)』は、デジタルストアにて利用申込ができます。従来のように紙の本を大量に買って配布したりする手間もなく、スマートに授業運営ができ便利です。*基本料金各1セット12ヶ月30,000円(税抜)(利用人数10人分付き)6ヶ月18,000円(税抜)(利用人数10人分付き)教室運営に沿って2つの期間契約をお選びいただけます。【株式会社ジャパンタイムズ出版について】2019年7月に株式会社ジャパンタイムズの出版事業部門が独立して創業。50年以上にわたる語学教材開発で蓄積された知見をベースに、表面的な技能習得にとどまらない、高次の視点からの言語学習のためのコンテンツやサービスの提供をめざしている。現在は『TOEIC L&Rテスト精選模試』シリーズ等の英語学習書籍、英語学習週刊紙『The Japan Times Alpha』および外国人のための日本語学習教材の発行を柱として事業を展開。『初級日本語 げんき』シリーズは累計300万部を超え、世界中の日本語学習者に親しまれている。【本件に関する問い合わせ先】株式会社 ジャパンタイムズ出版デジタルコンテンツ室E-mail: jtp_dc@japantimes.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日「初心者専用ゴルフスクール」と「インドアゴルフレンジ&スクール」のゴルフスクールブランド2形態8店舗を展開する株式会社サンクチュアリゴルフ(本社:東京都港区六本木、代表取締役社長:羽生 淳一)が、2022年11月1日に9店舗目となる<インドアゴルフレンジ&スクール『サンクチュアリ』錦糸町店>をオープンすることが決定しました。「インドアゴルフレンジ&スクール」は、「ゴルフを身近に」を合言葉に地域密着、低価格、老若男女問わずゴルフを楽しめるスクールを展開しています。最新の日本製のゴルフシミュレーターが全打席に設置されており、左打ちも対応、24時間営業とゴルファーには夢の楽園の施設です。【特徴1】快適に保たれた室内で24時間練習可能暑さや寒さ、天候に左右されず快適に24時間練習が可能です。会員登録をするとレッスン受講だけではなく練習のみの予約も会員専用ページにて24時間いつでも予約やキャンセル受付を行うことができます。【特徴2】打席料やレンタル料などもかからず、レッスンや練習が受け放題「受け放題」のゴルフスクールでも練習やレッスンの度に打席料として別料金(500円~1,000円)を追加で支払う施設が多い中、『サンクチュアリ』はなんと無料。もちろん何球打ってもボール代も掛かりません。さらに追加料金0円でレッスンも練習も受け放題です。インストラクターも無料で自由に選べて指名料も0円なのです。「同じインストラクターのレッスンを毎回受けたい」と考えている方にも大満足のサービスを提供しています。【特徴3】ゴルフ場を保有しているスクールの為、ラウンドレッスンのメニューが豊富で安いゴルフレッスンや練習の成果をはかるため、レベルに合わせ充実した5種類のラウンドレッスンメニューを用意。すべての土日祝日で開催しており、ゴルフ場まで往復送迎付きです。【特徴4】駅から徒歩1分でアクセスしやすい立地JR錦糸町駅、地下鉄半蔵門線錦糸町駅から徒歩で1分、ダッシュで走ると20秒の好アクセス。出社前や仕事終わり、買い物ついでにちょっと打っていくか…と立ち寄りやすい立地となっています。【特徴5】初心者プログラムも受講可能なため、未経験者でも安心<初心者専用ゴルフスクール『サンクチュアリ』>でも採用されている、ゴルフコースに出て1日も早くプレーが出来るようになるための独自の初心者ゴルフプログラムも受講可能。レッスンは1人1人のレベルに合わせインストラクターが丁寧に指導を行うので、ゴルフ未経験者の方でも安心してゴルフを始めることができます。その他最新のゴルフシミュレーターもあり、ゴルフ初心者や女性の参加率も非常に高くなっています。これからゴルフを始める方にもおすすめです。(画像はプレスリリースより)【参考】※詳細URL
2022年10月04日自費出版サービスを提供する、らく楽自費出版工房(所在地:大阪市都島区、代表取締役:石田 秀樹)は、全人類作家化計画の第一弾として、3名に出版権を賞品とする、小説のコンテスト企画『第一回らくむぎ文庫 出版コンテスト』を開催しました。全人類作家化計画第一弾 第1回らくむぎ文庫出版コンテスト詳細ページURL: ■「第一回らくむぎ文庫 出版コンテスト」開催の背景創作を愛する方なら一度は願う「作家として生きる」道。しかし、そう簡単には採用されないし、自費出版はお金がかかる。作家として生きていくには、そこには高いハードルがあるのが現実です。通常自費出版で本を出版するのにかかる最低費用は100万円程度が相場と言われており、その費用を捻出することが自費出版のハードルになっています。そこで、夢を持つ方々に少しでもチャンスを用意したいという思いから、本コンテストを開催することになりました。■『第一回らくむぎ文庫 出版コンテスト』について【対象】小説を書くすべての方【対象作品】ジャンルは問わず(18禁・官能小説はNG)過去にコンテストに応募して、採用・入賞されなかった作品も大歓迎。<入賞賞品について>【入賞】優秀賞3名【賞品】入賞作品の文庫本を200冊受賞者様に直接プレゼント。その他、3年間Amazonにて販売。(上限は3,000冊。3年間経過する前に3,000冊を販売した場合は、そこで終了)<募集期間>2022年8月10日~2022年11月15日<応募方法>当社ウェブサイトの特設ページより、Wordのテンプレートをダウンロードしていただいて、特設ページに設置のフォームからご応募ください。<受賞者の発表>2022年12月中に当社ウェブサイト上で発表■らく楽自費出版工房について“自費出版のハードルを下げ、誰でも作家になれる世界を創る”をコンセプトに、装丁デザイン・本文レイアウト・ISBN取得・Amazon流通が基本料金にコミコミという、業界でも珍しいしくみで、A5サイズまでで40ページ10冊で83,000円~など、業界最安値レベルで自費出版をするサービスを運営しています。■会社概要屋号 : らく楽自費出版工房運営会社: 株式会社イシダ印刷代表者 : 代表取締役 石田 秀樹所在地 : 〒534-0023 大阪市都島区都島南通1-3-16設立 : 2022年1月事業内容: 自費出版サービスURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】らく楽自費出版工房 お客様相談窓口TEL : 0120-333-035スマートフォン・ケータイからは: 06-6753-9958お問い合せフォーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月23日"出版社が作った”ネイルポリッシュ「秘めごとネイル」の2ndコレクションが、一部書店にて発売される。出版社生まれの「秘めごとネイル」出版社ブルーモーメントから生まれた「秘めごとネイル」は、"指先にのせる、わたしの秘めごと”をコンセプトに持つユニークなネイルポリッシュだ。同社が出版している書籍から、時代のアイコンとなった女性たちに着想したネイルカラーをデザインしているのが特徴で、各ネイルには彼女たちの生き方にインスパイアされた"花言葉”つき。1stコレクションでは、オードリー・ヘップバーン、マリリン・モンロー、ココ・シャネルにインスパイアされた美しいネイルカラーで話題を集めた。2ndコレクションは、ジャクリーン・ケネディ&ダイアナ妃が着想源そんな「秘めごとネイル」の2ndコレクションは、ジャクリーン・ケネディとダイアナ妃の二人の女性たちにインスパイア。秋冬らしいムードの落ち着いた全4色を展開しており、いずれも透き通るような透明感と、"ぷるん”とした質感で指先を美しく彩ってくれる。カラーラインナップ惹かれる知性 -Clematis-芯の強さを感じさせる<クレマチス>からインスパイアされたパープルドロップ。果実のようなジューシーで透明感のある色彩が魅力。インスピレーション源:ジャクリーン・ケネディ「未知への旅に連れて行ってくれる本なら、どんな本でも私は好きなのです。」優美なプライド -Beige Dahlia-圧倒的な存在感と穏やかな落ち着きをあわせもつ<ダリア>に着想したシルキーベージュ。繊細なパールとベージュシロップが上品な指先を演出してくれる。インスピレーション源:ジャクリーン・ケネディ「何にも、誰にも頼ることはできない。頼れるのは自分自身だけ。これがつらい思いをして私が学んだことよ。」愛しいほほえみ -Rose-世界中から愛される<バラ>にインスパイアされたウォームピンク。コーラルカラーのラメと、落ち着きのあるピンクが、可憐なムードをプラスしてくれる。インスピレーション源:ダイアナ妃「悲しみに満ちた世界で唯一、必要とされているものは、優しさなのです。」ないしょの情熱 -Gekkabizin-ひと夜きりだけ咲き誇る花<月下美人>からインスピレーションを得たサイレントシルバー。静かな月夜のように儚ないけれどどこか強さを感じる絶妙なカラーが印象的。インスピレーション源:ダイアナ妃「夜、部屋の明かりを消すとき、今日もできるだけのことはした、と思うのです。」【詳細】「秘めごとネイル」2ndコレクション 全4色 各1,850円店舗展開:一部書店 ※2022年8月現在、発売時期未定。予約受付:2022年8月18日(木)~公式オンライン発送時期:9月中旬~予定。
2022年08月22日ひとり出版社・風鯨社から駒沢敏器の長編小説『ボイジャーに伝えて』を2022年7月22日に出版します。『ボイジャーに伝えて』表紙カバー+帯『ボイジャーに伝えて』背表紙カバー+帯<作家 駒沢敏器について>駒沢敏器は、ルポルタージュやトラベローグ、小説を中心に、音楽、建築、料理とジャンルを超えて執筆をしていた作家です。数多くの著作や翻訳を残し、いまでも多くのファンに愛されています。例えば1994年に出版した『伝説のハワイ』は、のちに英訳されハワイ大学の教科書にも使用されるなど、物事の本質や裏面を見抜く鋭い文章で今もなお読む人を魅了し続けています。【プロフィール】1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳家に。主な著書は、小説に『人生は彼女の腹筋』(小学館)、『夜はもう明けている』(角川書店)、ノンフィクションに『語るに足る、ささやかな人生』(NHK出版/小学館文庫)、『地球を抱いて眠る』(NTT出版/小学館文庫)、『アメリカのパイを買って帰ろう』(日本経済新聞出版)、翻訳に『空から光が降りてくる』(著:ジェイ・マキナニー/講談社)、『魔空の森 ヘックスウッド』(著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/小学館)、『スカルダガリー』(著:デレク・ランディ/小学館)など。2012年逝去。<「ボイジャーに伝えて」について>今作「ボイジャーに伝えて」は、2005年7月~2007年6月の2年間、小学館の小説雑誌「きらら」にて連載されていた小説です。連載終了後、単行本化のための編集のさなかに駒沢さんが逝去したことにより、そのままお蔵入りとなっていたものです。この小説の主人公は、世界中の自然音を録音しながら音の向こうの世界を見出そうとする公平と、レコーディングスタジオで働く恭子。2人が出会ったことにより、物語が始まります。~風にゆれる稲穂を山形で録音しているときに、田んぼの持ち主が面白いことを言いました。「山の神が風になって、稲穂のなかで遊んでいる」と言うのです。僕が探しているものは、もしかしたらそのようなものかもしれません。自然の音に宿っている何か。それを知ることができれば、僕は日本を実感できるのかもしれません。~(本文より)セント・ギガ(実在したフィールドレコーディングを中心にしたラジオ局)に感銘を受けて自然音を採取し録音作品を作り始めた公平は、見えない音の向こう側にある世界を見出そうと日本を旅し、沖縄にたどり着きます。その旅路の中で恭子という女性と出会う。2人はお互いの存在を通して、それぞれが自分自身のあり方について真摯に模索し続けるという物語です。『ボイジャーに伝えて』は、世界中を巡りながら紀行文を書いてきた駒沢さんの抱えていたテーマや思想が、フィクションという形で展開された小説なのです。見えない世界を旅する。そのための自然をもっと理解すること。主人公公平が大切なことを今教えてくれる。~「死を、いま生きている対極に置くんじゃなくて、いのちをいのちたらしめているものとして、自分の中に親密に取りこんで、その死との関係性のなかで生きることが、人生を充実させるように思ったんだ。」~~「きみがいて、いつかそこへ僕は戻る。そういうことを頭に置かないで、録音の旅ができるだろうか。自分のしていることを伝える相手がいないまま、それでも何かをすることは可能だろうか。不在がもたらしてくれる何かがあるとしたらそれだ、と僕は思う。」~(本文より)<今回の出版について>風鯨社は、女性ひとりで始めたばかりの小さな出版社です。駒沢敏器さんのファンだった私は、連載「ボイジャーに伝えて」を毎号楽しみに読んでいて、単行本化を心待ちにしていました。しかしその日がこないまま、駒沢さんは亡くなられてしまいました。ずっと「あの作品が読みたい」と思っていたところ、ご縁で駒沢さんのご親友の平田公一さんと知り合うことができ15年ぶりに読んだ作品は、あの時からまったく色あせることなく、むしろあの時よりももっと鮮明に、心の中に飛び込んできました。「あぁ、あの人に読んでほしい、この人にも読んでほしい」と知人友人の顔が次々と浮かび、この作品をこのまま眠らせておくのはもったいない。今読むべきメッセージもふんだんに込められている。なんとか世に出せないだろうかと動き出したところ、駒沢さんが作家を志すきっかけとなった冊子「Morgen Rote」を一緒に発行していた平田さんから、当時の担当編集者 稲垣伸寿さんを紹介していただき、このたびの出版となりました。没後10年、「人生は彼女の腹筋」の装丁も手がけた鈴木成一デザイン室に今回も装丁をしていただき、仮フランス装の素晴らしい装丁で『ボイジャーに伝えて』は書籍として出来上がりました。私は、ひとりの読者として、ずっと読みたかった本がついに手元に現れた喜びで胸がいっぱいです。<風鯨社>2020年5月、代表鈴木が出版業界未経験のままひとりで始めた出版社。2021年12月に1冊目となる『自分らしさを見つけるための手相の本』を出版。『ボイジャーに伝えて』は2冊目となる。2022年8月に神奈川・小田原に書店「南十字」開業予定。風鯨社HP : 風鯨社Twitter : 南十字(書店)twitter: <Morgen Rote>駒沢敏器が高校時代に仲間たちと発行し始めたミニコミ雑誌。同じ市内在住の片岡義男さんのポストに毎号投函していたことから片岡さんと知り合い、彼の紹介でスイッチ・パブリッシングに入社したことから、駒沢敏器の創作人生が始まりました。駒沢さんが逝去した際に仲間たちが作成し、数多くの関係者が寄稿した追悼特別号は、Morgen Roteウェブサイトから読むことができます。 <書籍情報>【ボイジャーに伝えて】著 :駒沢敏器定価 :2,530円(税込)四六判/仮フランス装/全448ページ装丁 :鈴木成一デザイン室/装画:朝光ワカコISBN :978-4-9911568-1-6発売予定日:2022年7月22日※書籍詳細情報(版元ドットコム) 駒沢敏器という作家が残した最後の長編小説『ボイジャーに伝えて』を通して、彼の見ていた深淵で静謐な世界に、ぜひ出会っていただけたらと思います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月01日株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区)は、2022年6月に、FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定の試験対策書籍・マイナビ出版ライセンスシリーズ「わかる!受かる!!FP」の2022-2023年度版を4冊刊行いたします。「わかる!受かる!!FP」は、2021年度より刊行を開始したFP技能検定の試験対策書籍です。“1冊で受かる教科書&問題集”をコンセプトとし、テキスト&問題集はフルカラーで学びやすく、学んだ内容を解いてすぐ確認できる一体型となっています。また、本書の企画協力者である小田博隆先生による、YouTubeチャンネル「おーちゃん【1級FP技能士】TV」と、全編にわたってコラボレーションしており、本書の各分野のページに掲載されているキャラクターにスマートフォンをかざすだけで、おすすめ講義動画リストが表示されるようになっています。講義動画は内容が細分化されているため、苦手な項目の学習に向いています。また、2022-2023年度版よりシリーズに加わった『徹底分析!予想模試』は、学科・実技の「予想模試3回分」を収載。実技試験は、金財(個人資産相談業務・保険(生保)顧客資産相談業務)及び、日本FP協会(資産設計提案業務)の3種類別に対応した充実の内容です。巻末付録の「得点アップ!超頻出論点集」では自己採点後の復習や、試験直前までの暗記学習に活用できるように「表まとめ」方式で収載し、スマートフォン用のダウンロードサービスもあります。テキスト&問題集と予想模試でしっかり学習ができ、動画やスマートフォン対応でスキマ時間や直前対策もフォローした、合格を目指す受検生必携の内容となっています。各書籍の発売日ならびに内容については、以下の通りです。■「わかる!受かる!!FP」シリーズ2022-2023年度版全ラインアップ<2022年6月13日発売>『イメージで攻略 わかる!受かる!!FP3級 テキスト&問題集 2022-2023年版』 『イメージで攻略 わかる!受かる!!FP2級 AFP テキスト&問題集 2022-2023年版』 <2022年6月28日発売>『わかる!受かる!!FP3級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版』 『わかる!受かる!!FP2級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版』 ■著者略歴マイナビ出版FP試験対策プロジェクト「マイナビ出版FP試験対策プロジェクト」は、「1冊だけで最もFP合格に近付ける本を!」というミッションのために、FP受検指導界から特別に集結したプロジェクトです。FP受検指導に精通した中谷俊雄氏や鈴木曉子氏をはじめとした、FP受検指導や著述などでの経験者に加え、YouTubeチャンネル「おーちゃん【1級FP技能士】TV」のFP講座で人気を集める小田博隆氏の企画協力により「わかりやすさ、親しみやすさに徹したFP技能検定の試験対策書籍」を徹底追及しました。なお、本プロジェクトの中枢である「SAMURAI」グループでは、長年にわたる教育工学の研究で「書籍から読者の脳への知識定着」についての独自の手法を編み出しており、「専門用語の羅列をなくし、視覚的アプローチ手法の様々な展開によって、いかに知識の定着結果に導いていくか」を日々研究しています。本書は、その手法を基に、選りすぐりのFP専門集団が、独自のFP受検指導ノウハウを加え、さらに磨きをかけて制作しています。■書籍情報<2022年6月13日発売 2点>フルカラーで読みやすいテキスト+問題集一体型!様々な取引や処理をイメージで簡単理解!イメージで攻略 わかる!受かる!!FP3級 テキスト&問題集 2022-2023年版イメージで攻略 わかる!受かる!!FP3級 テキスト&問題集 2022-2023年版税抜:1,600円 税込:1,760円ISBN:978-4-8399-8051-1イメージで攻略 わかる!受かる!!FP2級 AFP テキスト&問題集 2022-2023年版イメージで攻略 わかる!受かる!!FP2級 AFP テキスト&問題集 2022-2023年版税抜:2,000円 税込:2,200円ISBN:978-4-8399-8052-8<2022年6月28日発売 2点>学科も実技(3種類)も予想模試3回分!充実した内容のFP技能検定の試験対策予想問題集。わかる!受かる!!FP3級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版わかる!受かる!!FP3級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版税抜:1,600円 税込:1,760円ISBN:978-4-8399-8053-5わかる!受かる!!FP2級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版わかる!受かる!!FP2級 徹底分析!予想模試 2022-2023年版税抜:2,000円 税込:2,200円ISBN:978-4-8399-8054-2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月16日「出版120周年 ピーターラビット(TM)展」が世田谷美術館で開催される。会いに来たよ!世界で一枚だけのピーター。1902年に英国で初版刊行、日本では’71年に出版以来、愛されてきた『ピーターラビットのおはなし』。出版120周年の今年まで、日本語版の絵本では掲載されなかった挿絵の原画を含め、『ピーターラビットのおはなし』の彩色画全点が作者のビアトリクス・ポター(TM)の思い描いた姿で展示される初めての機会だ。そのほかにも見逃せないのが、ビアトリクスが少年に宛てた絵手紙のオリジナル。これは絵本の出版から遡ること約10年前、自分の家庭教師だった女性の子どもである5歳のノエル少年へお見舞いとして描いたもの。後に彼のもとで保管されていた絵手紙をもとに、ビアトリクスはピーターの物語を描き上げることになる。そして出版されるや大評判に。「当時、擬人化された動物を主人公にした絵本はありましたが、ピーターの姿は決してデフォルメされていません。もしウサギが2本足で立って歩くとしたら、どのように描けば自然なのかということがよく考えられていて、喜怒哀楽も姿勢や仕草で表されています。その頃、博物学が流行し、その影響を受けてビアトリクスが小動物の実際の骨格を調べていたこともわかっていますが、そうした博物学的な知識と目を持っていなければ描けない絵だと思います」と本展の監修を務める大東文化大学教授の河野芳英さん。「ヴィクトリア朝の英国の裕福な家庭の常として、ビアトリクスも乳母や家庭教師に育てられました。子ども部屋に弟と二人で『秘密の動物園』を作り、カメや小鳥、ウサギなどのペットを飼い、そのスケッチがたくさん残されています。そのような環境で優れた観察力が培われたのでしょう」出版の翌年にはビアトリクスはピーターのぬいぐるみを自作し、特許を申請。本展には100年以上前に作られたアイテムの数々も登場する。「自分の絵本のキャラクターをグッズとして販売するために特許を申請した初めての人といわれています。先見の明を持ちグッズとともに歩んできたことも、絵本がベストセラーであり続けた要因かもしれません」絵本、キャラクターグッズのビジネスで大成功を収めたビアトリクスは、幼い頃から避暑に訪れ親しんだ英国・湖水地方の自然景観を守るため、東京ドーム約360個分の土地を購入。亡くなった後はナショナル・トラストに寄贈、2017年には世界文化遺産に指定されている。「ビアトリクスが湖水地方の自然を残そうとしたのは、ピーターラビットの舞台となった場所が残れば、自分の絵本も残ると考えていたからとも。今回展示される原画は水彩で描かれた繊細なもの。印刷に表れないすばらしい魅力があります。ご覧いただければ心が洗われるような体験になると思います」原点は小さな友達に送った絵手紙。1893年に療養中の少年を慰めるため送ったお見舞いの絵手紙が『ピーターラビットのおはなし』の原点。最後はピーターがベッドに寝かされ、煎じ薬を飲ませてもらう絵本と同じ場面も。《ノエル・ムーア宛ての絵手紙》 ビアトリクス・ポター 1893年 ピアーソン PLC ©Victoria & Albert Museum,London,2015「ピーターラビット(TM)」シリーズとは?1902年の『ピーターラビットのおはなし』を皮切りに’30年までに全23冊を刊行。主人公はリス、カエル、ネコ、アヒルなど。ビアトリクスが子どもの頃から親しんだ小動物が、湖水地方などを舞台に物語を繰り広げる。《『ピーターラビットのおはなし』初版(濃茶色厚紙装丁版)》 フレデリック・ウォーン社 1902年ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 ©Frederick Warne & Co.Ltd,2021『ピーターラビットのおはなし』彩色画全点が一堂に。《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 ©Frederick Warne & Co.Ltd,2017「出版120周年 ピーターラビット(TM)展世田谷美術館」東京都世田谷区砧公園1‐2開催中~6月19日(日)10時~18時(入場は17時30分まで)月曜休(5/2は開館)一般1600円ほか※会期中の土・日・祝日および5/2は日時指定券を販売。詳細は展覧会公式サイトを確認。TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)ビアトリクス・ポター1866年、ロンドンに生まれる。幼い頃から絵の才能を発揮。ウサギなどの小動物が主人公の「ピーターラビット」シリーズは2億5000万部を超えるロングセラー。英国・湖水地方の景観を守ることにも尽力。1943年没。写真:1892年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 Courtesy of the Victoria and Albert Museum※『anan』2022年4月13日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2022年04月11日町の小さな古本屋「古書みつけ 浅草橋」は、出版事業を開始いたします。開始に際し、一部の出版物を一般公募によって制作していきたいと考えています。募集する原稿のお題は、「気がつけば〇〇〇になっていた。」。応募締切は、2022年8月31日(水)までです。古書みつけノンフィクション賞募集チラシ受賞作は、必ず書籍化(商業出版)をすることをお約束いたします。これまでになかった新しいかたちで、「作家デビュー」を目指せるチャンスです。【「古書みつけ」って何?】本屋のなかった東京都台東区の浅草橋にできた手作りの古本屋さんです。2人の編集者によって運営されています。 【なんで古本屋がノンフィクション賞を?】古書みつけは2022年、出版事業をスタートします。全国書店やネット書店に本を展開する商業出版です。それに際し、まだ見ぬ新しい才能を発掘すべくノンフィクション賞を主催しました。【応募作品のタイトルは『気がつけば○○になっていた。』】古書みつけは、『気がつけば○○になっていた。』というタイトルのシリーズを刊行していきます。そのため、応募作品のタイトルも『気がつけば○○になっていた。』の形式に則ってください。応募作品の内容は、作者自身が経験した実話に限ります。文章のスタイルは物語でもエッセイでも構いません。例:『気がつけば給食のおばさんになっていた。』『気がつけばマグロ漁船に乗っていた。』『気がつけば生活保護を受けていた。』『気がつけば自己破産して死にかけた。』『気がつけば娘がヤンキーになっていた。』『気がつけばメンヘラおばさんになっていた。』『気がつけばスクールカースト最下位だった。』『気がつけばいまだ処女だった。』『気がつけば事故物件に住んでいた。』『気がつけばデリヘル嬢になっていた。』など。古書みつけ出版局局長の堀田が著し、代表の伊勢が編集した『気がつけば警備員になっていた。』は、現在映像化プロジェクトが進行しています。以降の「気がつけばシリーズ」も、映像化を視野に入れた出版を目指します。【『気がつけば警備員になっていた。』とは?】「気がつけばシリーズ」第1弾書籍『気がつけば警備員になっていた。』は、古書みつけ出版局局長の堀田が執筆し、代表の伊勢が編集をてがけ、2021年に発売されました。堀田が20代後半の4年間に、高層ビルの施設警備員として過ごしていた経験を1冊にまとめたノンフィクションです。そして、現在、この本を原作とした映像化プロジェクトが進行しています。以降の「気がつけばシリーズ」も、映像化を視野に入れた出版を目指します。【受賞したらどんなメリットが!?】・商業出版して作家デビューできる(自費出版ではないので、お金は一切必要ありません。むしろ印税が支払われます)【こんな人に応募してほしい!】作家になりたい、本を出したい大手出版社の新人賞はハードルが高すぎるnoteなどのウェブに連載しても芽が出ない自費出版はちょっと違う……創作は難しくても、実話なら書けるかも仕事や生活で苦しい思いをしたことがある(それを伝えたい)一般にあまり知られていない仕事をしていた(それを伝えたい)【審査員について】審査にかんしては、第一次選考を「古書みつけ 浅草橋」の伊勢と堀田にて実施いたします。そこで選りすぐった数本を最終選考いたします。最終選考は、古書みつけ運営陣がこよなく愛する作家さんたちにお願いしてあります。■新井英樹(漫画家)神奈川県横浜市出身、1963年9月15日生まれ。漫画家を目指すため文具会社を退職して作品投稿を始める。『8月の光』が四季大賞を受賞しデビュー。デビュー当初はソフトタッチな画風だったが、現在は反社会的な表現を多用する特徴的な作風になった。『宮本から君へ』で小学館漫画賞青年一般部門賞を受賞。『ザ・ワールド・イズ・マイン』は深作欣二が映画化を試みた傑作。2018年より、『宮本から君へ』『愛しのアイリーン』と、自作の映像化が続いている。『ひとのこ 上下』発売中。■加藤正人(脚本家)秋田県能代市、1954年1月14日生まれ。脚本家。映画からテレビドラマまで、幅広いジャンルで多数の脚本を書き続ける脚本界の巨匠。2009年『クライマーズ・ハイ』で第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。2011年『孤高のメス』第34回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。2015年にはNetflixドラマ『火花』の脚本総括をつとめ、2019年の映画『凪待ち』は自身による原作。2022年は、島崎藤村原作の『破戒』を共同脚本。■本橋信宏(著作家)埼玉県所沢市、1956年4月4日生まれ。著作家、評論家。政治思想からサブカルチャーまで幅広い分野で執筆活動を行なう。反体制運動、アダルトビデオ、裏本に関する著作や評論で知られる。代表作の『全裸監督 村西とおる伝』は、Netflixでもブームとなった。『出禁の男 テリー伊藤伝』も好評発売中。【『気がつけば警備員になっていた。』とは?】「気がつけばシリーズ」第1弾書籍『気がつけば警備員になっていた。』は、古書みつけの堀田が執筆し、伊勢が編集をてがけ、2021年に発売されました。堀田が20代後半の4年間に、高層ビルの施設警備員として過ごしていた経験を1冊にまとめたノンフィクションです。【応募要項】■応募方法「 isepub@ise-book.biz 」宛に下記の内容をお送りください。■募集要項応募作品は未発表の作品に限る(同人雑誌、ネット上で発表した作品、他の新人賞に応募した作品は対象外とする)。文字数は400字詰原稿用紙換算で、150枚から300枚程度に。原稿はA4判、縦書き、1行30字×40行程度に。原稿の一枚目に、本名、筆名、生年月日、メールアドレス、職業、略歴を記載。■応募締切2022年8月31日(水)まで受賞作の発表は、2022年9月末日(受賞者にのみ事前に連絡をします)。※応募原稿の返却はいたしませんので、ご了承ください。■会社概要商号 : 古書みつけ出版局代表者 : 伊勢 新九朗所在地 : 東京都台東区柳橋1-6-10設立 : 2022年2月事業内容: 古書販売、書籍制作URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月23日平成出版株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:須田 早)は、本格的な全国出版(書店、Amazon)から安価な自費出版まで、出版を迷っている人のための気軽に相談できる電話窓口「出版おしえて電話」を2022年2月3日に開設しました。「本屋さんに自分の本を置きたい」■「出版おしえて電話」とは自分の「本を出したい」という人のために、「出版おしえて電話」を開設しました。本格的な出版や、商業出版はどうすれば可能か、自費出版ではどこに頼んだらいいのか、などの悩みや疑問に電話で対応いたします。メールで問い合わせたけど返信がなかなか来ない、担当者が横暴、といった人たちのために、電話1本で、あなたの出版のお悩みに応えます。また、出版社とトラブル中である、なかなか発行してくれない、昔出した本をリニューアルしたいけれど、どうしたらいいのか、など面倒な案件についても、親切に教えてくれます。■「出版おしえて電話」概要電話番号03-3408-8300「出版おしえて電話」の担当へ、と言ってください。受付時間:12:00~19:00(日曜祭日のみ休業、営業中でも不在の場合あり。不在時は留守番電話に切り替わることがあります。)「なんでも相談してください」※2022年5月にムック本「本を出す!」を出版します。また、「BOOKSTATION」(ブックステーション)という「本を出したい人のサイト」を開設します。■会社概要商号 : 平成出版株式会社代表者 : 代表取締役 須田 早所在地 : (銀座オフィス)〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-5 NREG銀座ビル1階(確認前の原稿等の郵送は受け付けていません)設立 : 2007(平成19)年3月23日事業内容: 出版業・インターネットを利用する情報配信・広告代理に関する業務資本金 : 2,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日心理相談機関《メンタルサービスセンター》では、出版を企画している原稿の「DV家庭を生きた子ども世代の体験談」を募集いたします。次の世代へ、よりよいものをバトンタッチ■原稿募集『あなたの体験が本になる!=出版企画「(仮題)私はDV家庭を生きた~被害者としての子ども世代の声を聴く」』心理相談機関《メンタルサービスセンター》では、現在注目されているDV問題に力を尽くしてきましたが、その代表・カウンセラーをつとめ、大東文化大学講師でもある草柳和之が出版企画を発案しました。誰もが平穏な家庭、暴力・虐待のない家庭を願っているでありましょう。しかし、昨今のコロナ禍の影響により、DV相談の件数が増加していることが報道され、実に心が痛みます。今回、出版企画・原稿公募は、現在の社会問題として、極めて身近で重要な問題の解決のために、広く世の人々の理解に寄与する、意義ある企画です。このDV家庭で育った方の体験談を募集して出版するという企画は、従来にない意義深いものと考えており、趣旨に賛同いただけましたら、体験談執筆に応募してだけると幸いです。■企画詳細→ ▼内容:DVをなくしていくことは、夫婦・恋人関係が良好な関係を築いていくために、また平穏な家庭を作り上げるために、極めて重要です。DVは暴力を受ける被害女性の問題だけでなく、子ども世代も被害者です。子ども世代のDV被害者の問題に光をあて、社会がDV家庭で生きる子どもの苦しみを理解し、一層生きやすくするための仕掛けとして企画しました。DV家庭で生きる子どもの生の声を公募し、書籍の体裁を整えて掲載します。【(1)公募原稿の要項】▼応募資格:DV家庭で育った方※ここでのDVとは、夫婦・恋人間の暴力を指します。子どもから見れば、父→母、or母→父、の暴力です。▼原稿要綱:1,200~8,000字(それ以上も可)、日本語で表記▼募集数 :30-40点程度、採用分に500円図書カード進呈▼出版社 :解放出版社▼応募方法:氏名、ペンネーム、年齢or何歳代、性別or性自認、住所(図書カード送付用)、職業(可能な方のみ)、原稿はメール本文にコピーして専用メールアドレスへ、必ずメールにて。▼締切 :2022年5月末→締め切り後もしばらくは原稿を受け付けます。▼その他 :詳細はHPでご覧下さい。【(2)原稿提出時に必要な事項】・本企画専用メールアドレス dvkatei@outlook.com (このメールは出版後に使用停止となります。)・原稿提出時に必要な情報:氏名、ペンネーム、年齢が何歳代かの記載、性別または性自認、住所(図書カード送付用)、職業(可能な方のみ)→氏名・住所以外が本に記載されます。・原稿は、本企画専用のメールアドレスまで、必ずメールでお送り下さい。・原稿は、メール本文にコピーしてお送り下さい。添付ファイルは避けて下さい。【(3)原稿に盛り込むことが期待される内容】→以下の内容を全て盛り込む必要はありません。一部のみで結構です。・親世代の暴力はどのようなものであったか、さらに、それを見て、又は、親からの言い分を聞いて自分がどう思ったか。・親のいさかい、不和に対して、自分がどのように振る舞おうとしたか、そして、その結果はどのようなものだったか。・親世代のDVが、自分の生きにくさとして、どのように影響してきたか。・他者から言われた言葉、他者からの扱われ方のうち、自分が役に立ったり、助けになった体験は何か。・兄弟姉妹がいる場合、親世代のDVはどのような影響の違いがあったか。・父親、母親に対して、現在、自分が伝えたいこと、理解してほしいことは何か。・現在、DV家庭で生きる子どもが生きやすくなるために、世の中の人に理解してほしいこと、要望したいことは何か。・自分が作った家庭があれば、それはどのようなもので、今後のようなものにしていきたいか。★本企画では、DV家庭の悲惨さを訴える、という側面に限定しません。子ども世代DV被害者が本書を読むことによって勇気づけられたり、周囲の人が子ども世代の負担を減らせるような配慮ができる、という肯定的側面も重視しています。【(4)原稿提出後の留意点】(略)→サイトにてご確認ください。【企画・編者】草柳和之(大東文化大学非常勤講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー/日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員/著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)、他多数)■センター概要団体名: メンタルサービスセンター代表者: 代表・カウンセラー 草柳 和之所在地: 〒176-8799 練馬郵便局留(カウンセリング・ルームは、JR池袋駅北口徒歩10分)設立 : 1990年4月URL : ■問合せメンタルサービスセンターTel : 03-3993-6147メールアドレス: dvkatei@outlook.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日クエンティン・タランティーノが、2冊の本を書くことになった。いずれもハーパー・コリンズの傘下であるハーパーから出版される、1冊目はフィクションで、タイトルは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。タランティーノが監督した同名の映画をさらに掘り下げるもので、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と彼のスタントマン、クリフ・ブース(ブラッド・ピット)の過去や関係がもっと明らかになるようだ。2冊目はノンフィクションで、1970年代の映画について、批評や、個人的な思いを綴るもの。1冊目は来年夏の出版が予定されている。文=猿渡由紀
2020年11月18日「それに触っちゃダメ!」と言うと逆に触ってしまうのは、好奇心旺盛な子どもあるあるですよね。普段なら「触らないでって言ったでしょう!」と叱るところですが、今回ご紹介するのは、そんな子どもの習性を生かしたとっても楽しい絵本です。 気になる表紙に惹かれて絵本を購入本屋で子どもと絵本を見ていると、赤いボタンと『ぜったいに おしちゃダメ!』(サンクチュアリ出版、税抜き980円)というタイトルだけが書かれた絵本が目に入りました。表紙にはビル・コッター作と書かれていて、海外の絵本を読んだことがなかった私は少しためらったのですが、5歳と6歳の子どもたちの目はそのボタンに釘付け! 裏返してみると、ボタンの裏側が書かれているだけでお話の内容はうかがい知れません。となると、大人の私も内容が気になります。子どもたちの直感を信じて絵本を購入してみることに。 表紙の質感がおもしろい♪絵本に巻かれていた透明のセロファンを剥がしてみると、ザラザラとした質感がありました。赤いボタンの土台として描かれている灰色の部分の質感が変わっているのです。そうすることで真ん中の赤いボタンがのツヤツヤがより際立って魅力的……! ドキドキしながら絵本を開いてみると、なにやら紫色の体に2本の角が生えたモンスターのような生き物が、絵本のルールを説明してくれていました。そのルールは「このボタンをおしちゃダメ」というもの。すでに押したくて仕方ない子どもたちですが、「このボタンをおしたら何がおこるかわからない」と言われて、グッと我慢していました。 この絵本の読み聞かせポイント!紫色の生き物はラリーという名前なのですが、翻訳絵本ということもあり、とても語り口調が軽快! 子どもが表紙にも描かれているボタンを押したくなるように誘います。 海外ドラマの吹き替えのように、ちょっとオーバーに抑揚を付けて読むと、聞いている子どもも読んでいる私も楽しくなりました。ラストは怖いものではないので、子どもたちと一緒にイタズラをするような気持ちで読み終えることができます! 「おしちゃダメ!」と言われたとき、子どもたちはすぐさま押してしまうだろうなと予想していたのですが、意外なことに幼稚園年長の長男と年少の次男が顔を見合わせて「どうする?」と相談していました。普段のイタズラもこうやって相談しあっているのかなと思うと、笑ってしまいました。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月13日新型コロナの影響で、ジム・キャリー執筆の本が、出版延期となった。フィクションも混ぜた半自伝本で、タイトルは『Memoirs and Misinformation』。フェーム、演技、友情、恋愛などを振り返り、もうひとりのライターと共同執筆している。もともとの出版予定は来月5日だったが、コロナで宣伝ツアーなどができないことから、10月6日に変更された。キャリーはまた、最近、政治風刺画家としても大活躍。それらの作品を集めた美術本も、出版準備が進められている。文=猿渡由紀
2020年04月07日ウディ・アレンがメモワール本を出版することになった。タイトルは『Apropos of Nothing』。アシェット系列のグランドセントラル・パブリッシングが4月7日にアメリカで発売する。カナダ、イタリア、フランス、ドイツ、スペインでも発売が決まっている。アレンのメモワールのプロジェクトが最初に出たのは2003年。しかし、アレン本人が考えを変えたため、執筆はなされなかった。2018年、彼は再び本を書きたいと申し出るが、「#MeToo」運動が起こったことで、出版社はどこも、養女ディランに性的虐待を行なった疑惑のある彼と組むことを嫌がる。そんな中、グランドセントラルは、2019年3月にアレンと契約を結んだ。ギャラの金額などはわかっていない。アシェットからは、昨年、アレンの息子で、アレンによる姉ディランへの性的虐待を批判し続けてきたローナン・ファローの本『Catch and Kill』も出版されている。文=猿渡由紀
2020年03月03日