蒼井優主演映画『スパイの妻』が、第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決定。蒼井さんと共演の高橋一生、そして黒沢清監督からコメントが到着した。9月2日(現地時間)よりイタリアで開催される、世界三大映画祭のひとつ「ヴェネチア国際映画祭」。今回、本作が出品される映画祭のメインであるコンペティション部門には、毎年各国の実績ある監督たちが名を連ねている。近年では、『ジョーカー』『ROMA/ローマ』『女王陛下のお気に入り』『シェイプ・オブ・ウォーター』などが主要賞を獲得している。また、これまでも数々の国際映画祭で受賞を重ねてきた黒沢監督は、役所広司ら出演『叫』や、蒼井さんも出演した「贖罪」に続き、3度目の出品。コンペティション部門に選ばれるのは、本作が初。黒沢監督は「嬉しい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」と現在の心境を語っている。主演の蒼井さんは、塚本晋也監督作『斬、』以来、2年ぶりのコンペ出品。「今回は残念ながら現地に伺うことが叶いませんが、会場の皆様にお会いできなくても、想いは通じると信じています。誰かの明日へつながる1本になればと心から祈っております」とコメント。そして出演作が世界三大映画祭に出品されるのは今回が初となる、蒼井さんと夫婦役を演じた高橋さんは、「この時代にこの作品で、このキャストスタッフの下、黒沢組に参加出来た事が夢のようですが、その上にまた、ヴェネチア国際映画祭に参加するという嬉しい知らせを頂きました。より多くの方々に観ていただければと思います」と語った。なお、コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞の金獅子賞、監督賞にあたる銀獅子賞、審査員大賞、男優賞、女優賞、マルチェロ・マストロヤンニ賞、脚本賞など。現地時間9月2日から12日まで行われ、受賞結果は映画祭最終日に発表予定となっている。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年07月28日英国映画界・演劇界の至宝ジュディ・デンチを主演に迎え、イギリス史上最も意外なスパイの実話から生まれた衝撃作『ジョーンの秘密』。この度、スパイ容疑で告発されたジョーンが若かりし頃に恋した相手として出演するトム・ヒューズのインタビューと、トムが熱弁を振るう本編映像が到着した。TVシリーズ「女王ヴィクトリア」のアルバート公役で高く評価され、「THE GAME」では70年代のスパイを演じていたトム・ヒューズ。本作では、恋と政治の駆け引きで若かりし頃のジョーンを翻弄するロシア人の恋人レオを演じている。イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていたジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)。ところが、2000年5月、ジョーンはロシアに機密情報を流したというスパイ容疑でMI5に逮捕されてしまう。捜査官の取り調べは、1938年まで遡り…。第2次世界大戦目前、その時代を生きたレオというキャラクターについてトムは、「共産党の活動に深く関与していたケンブリッジの学生なんだ。彼は闘争、発展、共産主義を広めることに心酔していく。そこで、初めてジョーン(ソフィー・クックソン)を紹介されたとき、レオはすぐに二つの何かを感じたんだよ。それは恋愛への情熱と政治的な理想を追求する情熱なんだ。二人は惹かれ合って、同じ世界で生きていくことになる」と語る。その強烈なカリスマ性については、「彼は社会にとらわれていない存在だから、常に魅力的なんだよね。そういう人たちはとにかく自由で、快活さのような不思議な何かがあって、悪びれない。潜在的に人を引き付けるものを持っている。それはたいてい自滅的だったりするんだけど、彼と一緒にいる人には中毒性があるんだ」とレオの魅力について分析。そんなレオと恋におちるジョーンだが、彼女に対して「ジョーンはあらゆる面において未熟で、たぶんレオと一緒にいることへの危険性に対して認識できていなかったから、夢中になって、魅了されてしまったんだと思う。小さな町で育った彼女が知っていたものとは正反対で、典型的な、型破りな男だったから」と語った。ジョーンの心を奪い、彼女と情熱的な恋愛関係になるレオという役は、礼儀正しくてチャーミングで危険な香りがただよう男だ。キャスティングに対して「マクベス」や「冬物語」などジュディ・デンチの名作舞台を何作も演出した、本作の監督トレヴァー・ナンは、「僕が最初に考えたのがトムだった。彼が250人の聴衆を相手に長いスピーチをする大きなシークエンスがあるんだけど、トムは文句ひとつ言わず、全力でそのシーンを14回も演じてくれたよ」と言い、「かなり前から一緒に仕事をしたいと思っていた」と念願のキャスティングだったことを明かしている。なぜジョーンは祖国を裏切ったのか、KGBに利用されたのか、レオへの愛のためなのか、それとも。スリリングな謎解きに息をのみ、クライマックスのジョーンのスピーチに、いまを生きる私たちに深くつながる物語であることに気づかされる本作。ジョーンが若きころに夢中になった“危険な男”レオの、説得力のある魅力的な姿からも目が離せない。『ジョーンの秘密』は8月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月25日蒼井優主演、黒沢清監督とタッグを組んだNHKドラマを、新たに劇場版として構築した映画『スパイの妻』より、劇中場面写真が到着した。蒼井さんが、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた本作。6月にNHK BS8Kにて放送されたドラマを、スクリーンサイズや色調を新たに劇場版として構築した。今回到着した場面写真には、蒼井さん演じる聡子が、夫・優作(高橋さん)に背を向け、内に秘めた思いを発しようとするシーンや、床に崩れ落ちながらもお互い見つめ合う場面など、夫婦の印象的なシーンが切り取られている。また、太平洋戦争開戦間近の日本を舞台にした本作。軍服に身を包んだ神戸憲兵分隊長・津森泰治(東出昌大)の姿も。さらに、聡子が疲れ切った優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)からあるノートを受け取り、困惑の表情をみせる場面、複数の拳銃を向けられる場面など、ミステリアスな雰囲気の場面写真も到着した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月22日ウィル・スミスとトム・ホランドというビッグネームの声の共演もあり、『アイス・エイジ』シリーズで知られるブルースカイ・スタジオの最新作『スパイ in デンジャー』が久々に日本で(他社のアニメ作品と同様に)劇場公開されることを期待していたファンは多いはず。全米では2019年のクリスマスシーズンに公開され、当初は5月22日(金)公開予定だった今作は、コロナ禍転じて福と成すということか、スタートしたばかりのディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信公開されることになった。息つく暇もないスピード感ある展開にスパイ・アクションやガジェットが満載で、102分があっという間。もちろん映画館で楽しめたならベストだったとは思うが、配信だからこそ、大人も子どもも気軽に観てほしい魅力が詰まっている。ウィル&トムホがイメージそのまま、アニメの姿に何と言っても、最高にスタイリッシュなエリートスパイのランス・スターリングと、奇想天外なガジェットを開発する若き発明家ウォルター・ベケットが、アニメーションのキャラクターながら、もうウィルとトムホにしか見えないハマりっぷり。ウィルといえば、実写版『アラジン』でも持ち前の軽妙なトークとウィットに富んだユーモアでジーニーに新たな魅力を加え、同作の大ヒットにひと役買ったが、今作では“ハトになっても”その魅力が全開。アニメーションの声を担当するのは、2004年のドリームワークス製作『シャーク・テイル』以来、約15年ぶりとはいえ、キャラクター設定やストーリーなど企画段階から関わっていただけある。まるでウィルの分身のようなキャラクター:ランスがジェームズ・ボンドやイーサン・ハントさながらにカッコいいエージェントとして、しかも“アガる”ラップミュージックにノって活躍するのだから楽しくないわけがない。また、日本びいきのウィルだけに、冒頭を飾るミッションも“岩手県”のとある怪しい五重塔からスタート、「こんにちは」と日本語の挨拶も飛び出し、ヤクザのキムラ(マシ・オカ)と対決する。一方、そのエリートスパイを、あろうことかハトの姿に変えてしまう珍薬を開発するウォルター役は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のピーター・パーカー/スパイダーマンとしてお馴染みのトム。ヒーローにして天才科学者トニー・スターク/アイアンマンを師と仰ぐピーター同様、今作でもずば抜けた発想力と頭脳を持つものの、周囲からは“変人”と呼ばれてしまうキャラ。先日解禁されたインタビュー映像でも、また“スーパーナード”の役と照れくさそうに自己紹介していたトムが印象的だった。彼が演じるウォルターは、15歳で世界最高レベルの名門マサチューセッツ工科大学(MIT)を卒業した超逸材だ。『007』でいえばQ、『ミッション:インポッシブル』シリーズではベンジーのように、ガジェット開発や技術担当としてハトになってしまったランスをサポートする。ありがちなキャラといえばそうだが、彼の実験室にはK-POPガールズグループの女王「TWICE」が流れ、作業の合間には韓流ドラマで涙する、という時流を読んだ(?)今時の若者である点が面白い。韓流ドラマはちょっとした伏線にもなっているので要チェック。スパイ・アクション映画ファンも必見のワケこの凸凹なコンビが世界中を巻き込むピンチを前にチームを組み、ドローン型のアサシンロボや巧みな変装ギミックを持つ強敵キリアン(ベン・メンデルソーン)に立ち向かっていく。2人の関係性は『コードネーム U.N.C.L.E.』のナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンのように水と油で、『キングスマン』のハリーとエグジーのような師弟関係ともいえ、そんな彼らが次第にチームらしくなっていく点も見どころ。その冒険の物語は、オープニングからして『ミッション:インポッシブル』のごとく導火線で幕を開け、タイトルバックのキャラクターのシルエットは60年代の『007』映画のよう。カーチェイスが白熱するあまり、車が階段を飛び跳ねるシーンもどこかで観たような…。ウィル演じるランスがペン型ガジェットを手にすれば、『メン・イン・ブラック』のニューラライザーがつい浮かんでくるし、ターゲットを執拗に追い続けるドローンやヴェネチアを舞台にした大アクションはまるで『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』!そんなオマージュが随所にあり、さらにアニメーションだからこそ描けるスケール感や定石をくつがえす展開が味付けをする。また、同じくブルースカイ・スタジオの『ブルー』シリーズでは絶滅危惧種のインコが主人公だったが、今回も細やかな観察やリサーチから生まれたであろうハトの習性や動きの描写はデフォルメされながらもリアルで、それをウィルが演じるからこそ余計にコミカル。そもそもハトはどんな街にも溶け込めるため、スパイの隠密行動には最適なのかも!?これまで見たことのないスパイ・ガジェットが伝えるもの有能なスパイゆえに、“群れない主義”だったランス。だが、ハトとなってしまっては“得意分野”がまるで違ってくる。優れたテック担当のウォルターが共にいて1つのチームとなり、ときにはその魅力で“ハト仲間”さえも惹きつけるからこそ、強敵に立ち向かうことができるのだ。今作を、世代を問わず、できれば家族揃って観てほしいと思うのは、このランスとウォルターのようにそれぞれの違い、長所や弱みを受け入れることの大切さを描いているから。少年時代のウォルターが母親と語り合ったように、あくまでも平和的な技術で「世界を変える」という彼の科学者としての信念を通じて、寛容さや相互理解、連帯というテーマが浮かび上がってくるからだ。目には目を、火には火を、拳には拳を…やられたらやり返し、暴力に対してさらなる暴力を重ねることは果たしてどうなのか?アロマを使った正直ガスやキラキラなラメと子猫の癒しのパウダーなど、天才発明家ウォルターが作り出す“人を傷つけない”ガジェットの数々は、例えば「Black Lives Matter」や香港の付箋の壁「レノン・ウォール」のような非暴力の抗議の拡散をも思い起こさせる。『スパイ in デンジャー』は7月10日(金)よりディズニープラスにて独占公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年07月09日『アイス・エイジ』や『ロボッツ』『ブルー 初めての空へ』などのブルースカイ・スタジオ製作で贈るアクション・コメディ・アニメーション『スパイ in デンジャー』から、主人公の声を担当したウィル・スミスとトム・ホランドのインタビュー映像が初公開された。数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリング役を、『メン・イン・ブラック』シリーズや実写版『アラジン』のジーニー役のトップ俳優ウィル・スミス、平和を愛するちょっぴりドジな天才発明家ウォルター役を、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでスパイダーマンを演じている若手人気俳優トム・ホランドが演じることで話題の本作。物語の冒頭は、日本を舞台に始まる。そんな本作から、今回公開されたのは、ハトになってしまう世界最強スパイ“ランス”を演じたウィルと、天才発明家“ウォルター”を演じたトムのインタビュー映像。映像では、それぞれの演じたキャラクターの魅力や、作品の見どころを熱く語っている。ウィルは「とにかくおもしろいストーリー」と語り、いつも一匹オオカミを気取っていたスゴ腕スパイがハトの身体になってしまったことでチームワークの大切さを理解するようになる点をアピール。また、トムは「またオタクっぽい役」で、「ジェームズ・ボンドやイーサン・ハント級」のランスを助けるウォルターについて語り、「昔からフクロウの鳴き声だと思っていたのがハトの鳴き声だった」という仰天エピソードも披露!ほかにもここでしか聞けない、作品の裏側など、見どころ満載の映像となっている。『スパイ in デンジャー』は7月10日(金)よりディズニープラスにて独占公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年07月07日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて7月10日(金)より独占公開となる『スパイ in デンジャー』から、最新予告映像が公開された。本作は、『アイス・エイジ』で有名なブルースカイ・スタジオ製作、世界を舞台に駆け巡る凄腕スパイの活躍を描いた、スマートでエネルギッシュなアクション・コメディ・アニメーション作品。物語の主人公は、世界最強のスパイ“ランス”と変わり者の発明家“ウォルター”。ある任務で情報局から追われることになったランスが、平和を愛する天才発明家ウォルターが開発した薬を誤って飲んでしまったことからハトに変身!世界最強のスパイがハトの姿で、ウォルターとともに乗り越えていく。数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリング役の声を務めるのは、実写版『アラジン』ジーニー役のウィル・スミス。そして、若き発明家ウォルター役は『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバースでスパイダーマンを演じているトム・ホランド。今回、本邦初公開となる最新の日本語吹替版予告映像では、ハトになってしまったランスと変わり者発明家ウォルターの、愉快で面白ガジェットも満載の痛快アクションを垣間見ることができる。日本語吹替版でウィル演じる主人公のランスを務めた声優・鶴岡聡は、「普段はわりとパワフルな役で起用して頂く事が多いので、アクションシーンでも冷静で余裕のあるランス・スターリングに翻弄されました。しかしながら演出家さんに導いて頂きながら、僕の新しい部分を引き出して頂けたと思うので、完成された吹替え版が楽しみです」と新境地となった様子。お気に入りのシーンを「徐々にハトになっていくシーンは、ちゃんと鳥肌まで描かれていて鳥肌が立ちました。ハトになってから車を必死に駆け上がっていくシーンは、その懸命さにグッときました。実は演じるにあたって一番楽しみにしていたシーンです」とアピールしている。『スパイ in デンジャー』は7月10日(金)よりディズニープラスにて独占公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年07月03日『007 慰めの報酬』や『スパイ・レジェンド』『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』などで知られるオルガ・キュリレンコが肉体の限界に挑む、本格アクション大作『ザ・クーリエ』。ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の“未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦”での公開を目前に、予告編とポスターが到着した。本作の主人公は、シリア政府軍の壊滅作戦に参加した元特殊部隊最強の女性兵士。戦地で兄を失ってからは表舞台から姿を消し、血塗られた過去を償うように運び屋としてひっそりと生きていたが、犯罪に巻き込まれ巨悪に戦いを挑むことに。シリア、ニューヨーク、ロンドンを舞台に、タフでハードなヒロインが活躍する本作。オルガは猛スピードのバイクアクション、格闘、銃撃戦をほぼスタントなしで挑んでいる。また、巨大犯罪組織のボス、マニングス役をアカデミー賞俳優ゲイリー・オールドマンが演じ、『ナルニア国物語』シリーズのウィリアム・モーズリー、『ラスト・クリスマス』のアミット・シャー、名優ダーモット・マローニーが共演する。また、撮影監督を『96時間』のミシェル・アブラモヴィッチが務めており、製作総指揮に『海底47m』『ザ・フォーリナー/復讐者』のウェイン・マーク・ゴッドフリーと『大脱出』シリーズのバリー・ブルッカーが名を連ねる。公開された予告編には、マニングスの殺人現場を目撃してしまった証人ニックを守る運び屋の姿が。彼女はニックを守り、自ら生き残るために過去と向き合い、再び銃を取る。究極の戦術で敵に立ち向かうオルガの熱演に注目だ。『ザ・クーリエ』は7月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷の“未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦”にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月02日パク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』以来、女優イ・ヨンエの14年ぶりのスクリーン復帰作が邦題『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』として、9月18日(金)より公開決定。ポスタービジュアルと予告編が到着した。イ・ヨンエが私生活での結婚、子育てを経てスクリーン復帰した本作で演じるのは、6年前に失踪した息子を捜し続ける看護師のジョンヨン。目撃情報を頼りにたどり着いた漁村で出くわした怪しげな一家に阻まれながらも、真実を追い求めて粘り強く我が子を探し続ける母親を演じている。本作について、イ・ヨンエは「緻密で完璧な演劇の台本を読んでいるようだった」とコメント、さらに「思いがけず長期間、女優の仕事を休んでいた私にとって、長い間待った甲斐のある作品だと確信した。本当に観てもらいたいと思える作品です」と製作報告会で語っている。今回解禁されたポスタービジュアルは、「その日まで、笑顔は封印した。」というコピーとともに、まっすぐ前を見据えたイ・ヨンエに重なるように、息子の捜索チラシが浮かび上がるビジュアル。さらに予告編では、漁村の怪しげな一家に怯えながら息子を捜す序盤から一転、後半では力強く彼らに立ち向かっていくジョンヨン(イ・ヨンエ)の様子が映し出され、話題沸騰中の「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、「夫婦の世界」のパク・ヘジュンら実力派俳優たちの姿も。監督は、イ・チャンドン監督作『シークレット・サンシャイン』などにプロダクションアシスタントとして参加し、本作で長編劇映画デビューを果たしたキム・スンウ。いまも世界各国で起こり続ける行方不明事件、児童労働といった現代社会の闇を背景に、一級のサスペンス・エンターテインメントに仕上げたその手腕は、ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』)から「最初から最後まで一瞬も目が離せない!」と絶賛され、トロント、シカゴ、ロッテルダム、香港など世界各国の国際映画祭でも高い評価を受けた。『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』は9月18日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブリング・ミー・ホーム(原題) 2020年9月より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年06月25日超人気俳優ウィル・スミスとトム・ホランドがタッグを組んだ映画『スパイ in デンジャー』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて7月10日(金)より日本公開されることになった。本作は、『アイス・エイジ』シリーズで有名なブルースカイ・スタジオ製作、世界を舞台に駆け巡る凄腕スパイの活躍を描いたスマートでエネルギッシュなアクション・コメディ・アニメーション作品。数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリング役をウィル・スミス、そんなランスとタッグを組むこととなる若き発明家ウォルター役を、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでスパイダーマンを演じたトム・ホランドが演じる。ウィル・スミス本人が企画段階から関わった話題作ウィルは本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加。まさに、ウィルをそのまま映画の世界へ投影したようなランスのキャラクターは、世界中のファンを虜にしてきた彼同様に、誰もがリスペクトするようなエリートスパイ。一方、トム演じるウォルターはスパイには欠かせないガジェットの数々を開発するが、奇抜なアイディアが時にランスを困惑させることも…。そのほかのキャストには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役として人気のカレン・ギラン、『キャプテン・マーベル』のタロス役や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のオーソン・クレニック役のベン・メンデルソーン。さらに海外ドラマ「HEROES」シリーズやプロデューサーとしても知られるマシ・オカら、豪華キャストがずらりと肩を並べる。監督は、本作が長編映画監督デビュー作となるトロイ・クエイン、ニック・ブルーノが務める。『スパイ in デンジャー』は7月10日(金)よりディズニープラスにて日本公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年06月24日蒼井優が日本を代表する映画監督・黒沢清のもと、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた「スパイの妻」が、映画として10月16日(金)より劇場公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと予告編もお披露目された。本作は、世界中にファンを持つ黒沢清監督の最新作。6月6日(土)にNHK BS8Kにて放送されたドラマ(6月末までリピート放送中)を、今回スクリーンサイズや色調を新たに「劇場版」として構築。脚本を手掛けたのは、黒沢監督自身と『寝ても覚めても』の濱口竜介、『ハッピーアワー』の野原位の3人。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。主演は数々の受賞歴を誇る実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く“スパイの妻”聡子を圧倒的な存在感で演じ、正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を高橋さんが魅力的に体現した。今回解禁されたのは、1940年太平洋戦争前夜、神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)とその妻・聡子(蒼井優)が洋装に身を包み、真っ直ぐこちらを見つめている、そのどこか緊張感のある面持ちが印象的なティザービジュアル。煌々と燃え盛る炎が夫婦へと迫り寄り、「時代の嵐が、二人の運命を変えていくーー。」というキャッチコピーと相まって、これから彼らが巻き込まれていく波乱の日々を予感させる。また、予告編では、1940年の物々しくも活気ある神戸が映し出される。「悪魔のような所業を僕は見た」と声を振り絞る優作と、スパイだと疑われる夫・優作へ「つかまることも、死ぬことも怖くはありません。私が怖いのはあなたと離れることです!」と思いの丈をぶつける聡子。優作が知ってしまった国家機密とは…?心を揺さぶる傑作を予感させる予告編が完成した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月19日岡田きなこ(@Tsukiko9 )さんが、Twitterに愛猫の動画を投稿したところ、日本のみならず海外からも反響を呼びました。蛇口から流れる水を飲もうとする愛猫のミーちゃん。しかし、その様子を見た飼い主さんはミーちゃんの天然っぷりに驚いてしまいます…。58万人以上に『いいね』された、こちらの動画をご覧ください。ミ、ミーちゃん… pic.twitter.com/ypLhhi7GoU — 岡田きなこ(きなママ) (@Tsukiko9) 2020年5月27日 ミーちゃん、飲めてないよ…!蛇口から流れる水は、頭に当たって跳ね返り、ほぼ口元に届いていません。それでもミーちゃんはわずかな水しぶきをぺろぺろと真剣な表情で舐めています。飼い主さんいわく、普段は置いてある水を飲んでいるそうです。蛇口からは飲んだ経験がないので、正しい飲み方が分からなかったようですね。投稿は海外でも話題になったようで、コメントが多数寄せられています。・涙が出るほど笑いました!・なんてこと!クレイジーだけどかわいい。・寝ぼけてるのかな。笑ってしまいました!・この猫ちゃん大好き。何度も動画を見ちゃう。ミーちゃんのかわいすぎるボケに、多くの人が笑顔になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年05月29日イギリス史上、最も意外なスパイの実話から生まれた衝撃作『Red Joan』が、邦題を『ジョーンの秘密』として公開されることが決定。併せて、予告編とメインビジュアルが解禁となった。■ストーリー夫に先立たれ、仕事も引退したジョーン・スタンリーは、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていた。ところが2000年5月、ジョーンは突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。半世紀以上も前に、核開発の機密情報をロシアに流したというスパイ容疑だった。ジョーンは無罪を主張するが、先ごろ死亡した外務事務次官のW・ミッチェル卿が遺した資料から、彼とジョーンがロシアのKGBと共謀していた証拠が出てきたというのだ。彼女の息子で弁護士を務めるニック立ち会いのもと、次々と明かされる驚くべき真実。仲間や家族を裏切ってまで、彼女は何を守ろうとしたのか。そして、彼女を突き動かしたものとは?■実話から生まれた衝撃作…スパイ容疑で逮捕されたのは80代の老女世界がミレニアムに浮かれていた2000年、英国ではロシアのKGBに核開発の機密を漏洩していた“核時代最後のスパイ”が、MI5の手によって暴かれたという驚愕のニュースが国内を駆け抜けた。だが、人々に衝撃を与えたのは、その事実よりも容疑をかけられた“その人物”。それは、まさに私たちの隣に住んでいるような80代の老女だったのだ。ジョーンは信じられないほどの過去を隠し続けて静かに生活を送ってきた。この数奇な実話を基に、英国の作家ジェニー・ルーニーが書き上げ、ベストセラーとなった小説の映画化が実現した。優しく温かな表情の下に、ドラマティックな半生を実の息子にも隠していたジョーンには、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『オリエント急行殺人事件』などに出演、アカデミー賞に7度ノミネートされ『恋におちたシェイクスピア』で受賞した英国映画・演劇界の至宝、ジュディ・デンチ。ケンブリッジ大学で物理学を学び、第二次世界大戦中に核開発の機密任務についた若かりし頃のジョーンには、大ヒットシリーズ『キングスマン』で人気を獲得したソフィー・クックソン。恋と政治の駆け引きで彼女を翻弄するロシア人の恋人レオには、TVシリーズ「女王ヴィクトリア」のアルバート役で高く評価されたトム・ヒューズが抜擢された。監督は、「マクベス」や「冬物語」などジュディ・デンチの名作舞台を何作も演出し、彼女から「トレヴァーだから出演を決めました。脚本を読むはるか前にね」と絶大なる信頼を受けるトレヴァー・ナン。プロデューサーは『恋におちたシェイクスピア』でオスカーに輝いたデヴィッド・パーフィット。ジョーンは祖国を裏切ったのか、KGBに利用されたのか、レオへの愛のためなのか、それとも――。スリリングな謎解きに息をのみ、クライマックスのジョーンのスピーチに、いまを生きる私たちに深くつながる物語であることに気づかされる衝撃作が完成した。今回解禁された予告編では、ジョーンが逮捕されたシーンから時は一気に彼女の過去へと移り、ケンブリッジ大学で物理を学んだ若かりしジョーンの日々が映し出される。ロシア人の恋人レオとの出会いからスパイへと変貌していくさま、また「母さんは祖国を売った」「祖国のことは愛してた!」とベン・マイルズ演じる息子・ニックと言い合いになるシーンなどが収められ、ジョーンが仲間や家族を裏切ってまで守ろうとしたものは一体何だったのか、本編を期待させる予告編に仕上がっている。併せてメインビジュアルも解禁。イギリス史上最も意外なスパイ、ジョーンの現在と若かりし頃の姿が上下に配置され、過去に繰り広げられたドラマチックな半生を想像させる1枚に仕上がっている。『ジョーンの秘密』は今夏、TOHOシネマズシャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月26日黒沢清監督が蒼井優を主演に迎え、スーパーハイビジョン“8K”で撮影するドラマ「スパイの妻」がこのほど完成したことが分かった。1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井優)は満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう――。本作は、戦争という時代のうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンスドラマ。主演の蒼井さんと高橋一生が夫婦役で共演するほか、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史らが出演している。今回の完成を受けて、神戸の貿易商の夫をもつ福原聡子役を演じた蒼井さんは「この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした」と慎重に撮影を行ったよう。また「黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始『正解は何だろう?』と思いながら演じていました。正解を当てに行くというよりは、不正解を知っていくことで役を形作っていくことができたように思います」とふり返っている。今回、初めての黒沢組参加となった聡子の夫役の高橋さんは「監督の世界観は非常に明確でしたので、動きの指示や細かな機微において、提示されたものの中でどれだけの事が出来るか、楽しみながら取り組むことができました」と参加した感想を語る。さらに「この時代の人間を演じるならではの、現代的な口調ではない台詞群を、どう解釈して出力するかという作業は、個人的にも面白い体験でした。また、撮影終盤には、大掛かりでクラシックなオープンセットを前に、百人以上のエキストラの皆さんが行き交う中で、1カットの非常に長いお芝居をやらせていただきましたが、各部署のスタッフの方々が動いていることを感じてここに参加させていただいていることの感謝と興奮がありました」と言い、「蒼井さんはお芝居で会話が出来る方なので、とても安心して刺激的な経験が出来たと思っています」とコメント。演出を手掛けた黒沢さんは「何より主演俳優二人が渾身の演技でこの時代のリアリティを体現してくれたこと、そして各スタッフたちがそれを支え、超濃密でどこか神秘的な8K映像が見る者をたちまち1940年代の日本へといざなってくれたこと、全てが最高のかたちで結びつきました。このような幸運な経験は、私の長いキャリアの中でも初めてのことです」と自信をみせている。「スパイの妻」は6月6日(土)14時~BS8Kにて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月21日ウィル・スミス主演で5月22日(金)に公開される予定だったアニメーション映画『スパイ in デンジャー』の劇場公開中止が決定した。本作は、ウィルが主演し、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが共演したデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション。ルーカス・マーテルによる『ピジョン・インポッシブル』を原案とした映画で、数々の危機に立ち向かい超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリングをウィルが、彼とタッグを組む若き発明家ウォルターをトムが演じるほか、カレン・ギラン、ベン・メンデルソーン、マシ・オカら豪華キャストが参加。すでに全米では、昨年12月に公開されている。そしてこの度、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は「新型コロナウイルスの感染拡大防止および来場されるお客様の安全と健康を第一に考え、劇場公開を中止することにいたしました」と中止を発表。なお、劇場公開は中止となったが、ディズニー公式動画配信サービスにて、今年配信予定となる。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年05月01日株式会社ティップネスより4月13日新発売株式会社ティップネスは、4月13日(月)より「フートレプロテイン」を新発売した。ティップネスが提案する新しい取り組み“フートレ”のために誕生したプロテインである。運動だけでなく食べることもトレーニング“フートレ”は“TIPNESS FOOD TRAINING“の略。ティップネスが提案する「運動だけでなく、食べることもトレーニング」という新しい取り組みだ。“フートレ”の第1弾として発売されたのが、日々のトレーニング効果をサポートする「フートレプロテイン」である。女性に嬉しい成分として、コラーゲンペプチドと発酵性食物繊維“イヌリン”、ビフィズス菌を配合。善玉菌であるビフィズス菌とともに、そのエサとなる食物繊維を摂取する“シンバイオティクス”を採用することで、美と健康づくりをサポートする。フレーバーは2種類。「オレンジマンゴー味」は、1食あたりのエネルギーが85kcal、「カフェオレ味」は89kcalとなっている。「日テレ7ショップ」と「フィットネスクラブ ティップネス」一部店舗の店頭にて販売され、価格は3,200円(税別)である。(画像はティップネスホームページより)【参考】※ティップネス
2020年04月22日今月17日に北米公開が予定されていたアクションコメディ映画『マイ・スパイ』が、劇場公開を飛ばしてストリーミング配信されることになった。新型コロナでアメリカのほとんどの映画館がクローズしていることを受けてのもの。アメリカではAmazonプライム・ビデオが配信する。主演はデイブ・バウティスタ、監督はピーター・シガール。コロナの影響で映画の公開が続々と延期される中、ストリーミング直行を判断される作品はほかにも出てきている。ディズニーが5月末に北米公開する予定だった『アルテミスと妖精の身代金』は、Disney+に直行。またパラマウントが今月北米公開するはずだったロマンチックコメディ『The Lovebirds』は、Netflixで配信されることになった。文=猿渡由紀
2020年04月10日ウィル・スミス×トム・ホランド共演のアニメ映画『スパイ in デンジャー』が、2020年内、ディズニー公式動画配信サービスにて配信予定。なお、2020年5月22日(金)に予定していた劇場公開は中止。世界一クールなスパイが主人公?!『スパイ in デンジャー』は、世界一クールなスパイが危険で超“インポッシブルなミッション”に挑むデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション。ひょんなことから情報局をクビになってしまったスタイリッシュなスパイのランス・スターリングを主人公に、世界の平和を脅かす陰謀に立ち向かうストーリーが描かれる。キャラクター(キャスト)紹介主人公のスパイにウィル・スミス主人公・ランスに声を吹き込むのは、本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加したウィル・スミス。『メン・イン・ブラック』『アラジン』を代表作に持つ彼が、今回は数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイに挑戦する。ウィルをそのままアニメ映画の世界へ投影したようなランスのキャラクター像にも注目だ。若き発明家役は、トム・ホランドまたそんなランスとタッグを組むこととなる若き発明家・ウォルター役には、マーベル映画『スパイダーマン』シリーズで主演を務めるトム・ホランドが抜擢。スパイには欠かせないガジェットの数々を開発する優れた頭脳を持ちながら、時にランスを困惑させる奇抜なアイディアの持ち主でもあるユニークなキャラクターを演じる。その他キャストに、豪華な顔ぶれが集結そのほかキャストには、マーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役を務めたカレン・ギランや、『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、海外ドラマ「HEROES」 シリーズのマシ・オカらが参加。監督は、本作が長編映画監督デビュー作となるトロイ・クアネ、ニック・ブルーノが務める。<ストーリー>どんな危険なミッションもクールにこなす世界最強で、最高にスタイリッシュなスパイのランス・スターリング。彼は、ある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることになる。真相を追ううちにランスは、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知る。この緊急事態に同じく情報局をクビになったばかりの若き発明家ウォルター・ベケットを頼り、彼が開発した“透明になる薬”を飲むのだが、手違いでランスはハトの姿に変身してしまう…。果たしてランスはこの危機を乗り切ることができるのか?!詳細『タイトル:スパイ in デンジャー』動画配信日:未定※2020年5月22日(金)に予定していた劇場公開は中止。監督:トロイ・クエイン/ニック・ブルーノ原案:「ピジョン・インポッシブル」ルーカス・マーテル声の出演:ウィル・スミス/トム・ホランド/マシ・オカ/ベン・メンデルソーン/カレン・ギラン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2020年02月21日ウィル・スミスが主演し、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが共演したデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション『スパイ in デンジャー』(原題:Spies In Disguise)が日本でも公開されることが決定した。どんな危険なミッションもクールにこなす世界最強で、最高にスタイリッシュなスパイのランス・スターリング。彼は、ある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることに。真相を追ううちにランスは、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知る。この緊急事態に同じく情報局をクビになったばかりの若き発明家ウォルター・ベケットを頼り、彼が開発した“透明になる薬”を飲むのだが、手違いでランスはハトの姿に変身してしまう…。昨年12月に全米公開を迎えた本作は、ルーカス・マーテルによる「ピジョン・インポッシブル」を原案とした映画。本作が長編映画監督デビューとなるトロイ・クアネ、ニック・ブルーノが監督を務めた。本作には、豪華キャストたちが声の出演をしており、数々の危機に立ち向かい超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリングをウィルが演じ、さらに本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加。そして、ランスとタッグを組むこととなる若き発明家、ウォルター役を『スパイダーマン』『アベンジャーズ』シリーズなどでスパイダーマンを演じたトムが声をあてる。ウォルターはスパイには欠かせないガジェットの数々を開発するが、奇抜なアイディアが時にランスを困惑させることも…。ほかにも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役などで知られるカレン・ギラン、『ダークナイト ライジング』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「HEROES」シリーズなどのマシ・オカらが本作を一層盛り上げる。『スパイ in デンジャー』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年02月18日俳優・高橋一生が、8Kで制作中の蒼井優主演×黒沢清監督スペシャルドラマ「スパイの妻」に出演することが決定した。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く本作。濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当した。現在公開中の『ロマンスドール』では蒼井さんと大人のラブストーリーを紡いでいる高橋さんが今作で演じるのは、蒼井さん演じる主人公・福原聡子の夫で、神戸の貿易商「福原物産」の社長・福原優作。高橋さんは「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました」と撮影をふり返り、「この作品の完成が心から楽しみです」と期待を寄せている。また音楽は「ペトロールズ」のフロントマンであり、「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリスト、長岡亮介が担当することも決定。「欲しいなと思うものを自分勝手に夢想して、そのイメージを歌や演奏に気ままに落とし込んでいく、自分が作る音楽は大体そういう感じでした。今回は作品が放つイメージに自分のイメージを重ねていく、という初めての作業。興味深く加わらせていただきました。シンプルに、を心がけました」とこれまでとは違っていることを告白している。ストーリー1940年、第二次世界大戦前夜の神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商・福原優作(高橋一生)は、妻・聡子(蒼井優)を残し、甥である竹下文雄と共に満洲に赴く。優作は偶然そこで目にした非道な行いを世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは?スペシャルドラマ「スパイの妻」は6月、BS8Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月14日日本テレビ系金曜ロードSHOW!では“ディズニー/ピクサー祭り”と題して、『リメンバー・ミー』の地上波初放送に加え、『トイ・ストーリー』と『トイ・ストーリー2』を放送することが決定した。数々の賞を受賞!『リメンバー・ミー』3作まとめてディズニー/ピクサー映画の大ヒット作を放送する今回。第1夜、2月21日(金)に放送するのは、『リメンバー・ミー』(’17)。今回本編ノーカットで地上波初放送!ディズニー/ピクサー長編映画19作目となる本作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、家族の絆を描いた物語。日本語版では藤木直人、松雪泰子、渡辺直美らが出演したことでも話題に。第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞・主題歌賞のW受賞を果たしたほか、ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション)を受賞、アニー賞では最多11部門を受賞し、ディズニー/ピクサー作品史上最高傑作の呼び声も高いファンタジー・アドベンチャー作品だ。全てはここから…『トイ・ストーリー』続く2月28日(金)の第2夜は、劇場長編映画の世界初フルCGアニメーション作品、人気シリーズ第1作目の『トイ・ストーリー』(’95)を本編ノーカットで放送。オモチャたちが自由に歩き回ったり、おしゃべりしたり、夢のような世界を舞台にした冒険と感動の物語を描く本シリーズ。ウッディはアンディの一番のお気に入りだが、アンディの誕生日にバズが現れ、ウッディの主役の座が奪われそうに。張り合うウッディとバズは、ひょんなことからオモチャいじめが趣味の少年シドに捕まってしまい…というストーリー。『トイ・ストーリー2』も本編ノーカット放送!そして第3夜、ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』公開当日の3月13日(金)は、シリーズ第2作『トイ・ストーリー2』(’99)を本編ノーカット放送。固い友情で結ばれたウッディとバズらに加え、今作ではカウガール人形のジェシーや馬のブルズアイなど新しいキャラクターが登場。突然連れ去られたウッディにハラハラし、大切な仲間を助けるため、バズとオモチャたちが決死の覚悟で街へ飛び出す姿にドキドキ。最後の最後までピンチの連続だ。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年01月30日『親切なクムジャさん』以来、14年ぶりのスクリーン復帰を果たしたイ・ヨンエの主演作『ブリング・ミー・ホーム』(原題)の日本公開が決定。併せて、ティザービジュアルが解禁となった。本作で主演を務めるのは、「宮廷女官チャングムの誓い」によって日本でも圧倒的な知名度を誇るイ・ヨンエ。『親切なクムジャさん』では、それまでの清楚なイメージを覆す役を演じ、韓国最大の映画の祭典である青龍映画賞や、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、名実ともに韓国を代表する俳優となった。2009年に結婚、その後出産、子育てのため芸能活動を休止していた時期もあった彼女だが、今回14年の時を経て映画のスクリーンにカムバック。本作では6年前に失踪した息子を探し続ける母親役を熱演し、韓国映画として初登場1位を獲得した(Box Office Mojo調べ)。共演には、「秘密の森」のユ・ジェミョン、「グッドワイフ」のイ・ウォングン、『毒戦』のパク・ヘジュンらが名を連ねる。新鋭キム・スンウが監督と脚本を務め、本作で韓国映画界に爪跡を残す鮮烈なデビューを飾った。本国公開前にはトロント国際映画祭に招待され、海外の新人監督作品を紹介するディスカバリー部門でワールドプレミアを迎えた。「予測不能な仕掛けに満ち、巧妙に練られた脚本!観客はシートで微動だに出来ない!」といった高評価を得た。さらに、2019年に日本でも公開されスマッシュヒットを記録した『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』のユン・ジョンビン監督からは、「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ。この映画はあなたを虜にし、心を溶かしてしまうだろう」というコメントも寄せられている。今回解禁されたティザービジュアルは、「愛する息子のために、母はどこまで強くなれるのか?」というコピーとともに大きく映し出された、涙を流しながらも力強い視線を向けるイ・ヨンエの姿が印象的。愛する息子を6年間探し続ける母の強さを感じさせる一方で、息子の失踪に悲しみや辛さを抑えきれない様子も表れ、複雑な役を繊細に演じきった彼女のブランクを感じさせない魅力あふれるビジュアルに仕上がっている。『ブリング・ミー・ホーム』(原題)は9月、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月10日主演・蒼井優×黒沢清監督によるドラマ「スパイの妻」が2020年春に放送決定。1940年代の神戸を舞台に、究極のラブ・サスペンスを作り上げる。1940年、神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商の男は、妻を残し満洲へ赴く。男はそこで偶然目にしてしまった世にも恐ろしい出来事を世界に知らしめなければならないと心を決め、行動に移そうとする。その夫の意志を知った妻は、彼の身の安全と2人の幸せのため、これを阻もうとするが――。『CURE』『散歩する侵略者』など独自の作風から国内外で高い評価を得ている黒沢監督が、自身初となる8K・スーパーハイビジョン撮影の特集ドラマを制作。『寝ても覚めても』の濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当し、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描き出す。主演を務めるのは、結婚報道が大きな話題となった女優・蒼井優。『岸辺の旅』などこれまでも黒沢監督作に出演したことのある蒼井さんは「黒沢監督と組ませていただくのは今回で3度目ですが、主演は初めてなので、とてもうれしいです」とコメント。また「濱口竜介さんたちの書かれた言葉が、映像ではあまり挑戦したことないタイプの口語なので、どういうリズムになるのか、また力のあるキャストの皆さんとどういう芝居になっていくのか楽しみです」と語っている。一方で「古典と言っていい戦時下のサスペンスを最新のデジタル映像で物語ってみる、そんなチャンスが私に訪れたことを大いに喜んでいます」と今回の機会を得た心境を明かした黒沢監督は、「しかも主演は蒼井優さん。彼女なら、歴史的であり同時に最先端でもある風景の中に、何の矛盾もなく存在してくれることでしょう」と期待を寄せている。「スパイの妻」は2020年春、BS8Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年10月23日マックスマーラ(Max Mara)の2020年春夏コレクションが、2019年9月19日(木)にイタリア・ミラノで発表された。強く生きる女性像を、架空の“女性スパイ”をもとに描くナターシャ・ウォルターの作品から、女性スパイが活躍する架空の映画を描いた今季のマックスマーラ。ナターシャと言えば、女性の社会進出がまだ珍しかった時代に、その在り方を変える作品を発表したフェミニスト作家だ。今季のランウェイでは、彼女を失望させまいと、「007」さながらの快活の女性像が具現化されている。シャープなショルダーのジャケットとベスト、バミューダパンツのスリーピースを筆頭に、軸に置いたのはマニッシュな風貌だ。サファリシャツはタイトなシルエットで、ハーフパンツには揺れ動くアウトポケットを取り付けて、あるいは足元にシースルーのハイソックスをあわせて、強くありつつも女性らしさは忘れない。ジャケットにはエポレットや、古典的トレンチコートに倣う長めのアンブレラヨークを配した。片手にはアイコニックなホイットニーバッグを携えているが、今季はビッグサイズをメインに採用して冒険への準備も万端といったところだ。身体のラインを浮き彫りにする淡いペイズリー柄のドレスは、クラシックなグレンチェックのジャケットと交わることで新たな表情を手に入れた。ペールトーンのカラーパレットも、今季ばかりはフェミニンな印象に留まることなく、序盤から続いたセットアップや、バックスタイルにストラップを取り入れたスポーティなドレスルックにも採用されている。ディテールに目を向ければ、ダブルステッチが走り、ミリタリー感を助長している。ある意味繊細に打ち込まれたステッチは、まるで強い女性像を強調する縁取り線みたいだ。
2019年09月23日荻田浩一が脚本・演出を手掛け、水夏希が主演する『カリソメノカタビラ~奇説デオン・ド・ボーモン~』が9月12日、東京・浅草九劇で開幕する。実在したスパイ、シュヴァリエ・デオンを主人公に、虚実織り交ぜ作り上げるミュージカル。11日、初日に先駆け行われた最終舞台稽古を取材した。チケット情報はこちらデオン・ド・ボーモン(シュヴァリエ・デオン)は、18世紀フランスに生きた実在の人物。フランス国王ルイ15世の私的スパイ機関で働き、マリー・アントワネットとも交流があったこの人物は、生涯の前半を男性として、後半を女性として生きたと言われている。女装してロシアへわたり女帝エリザベータの女官として働いたと思えば、今度は男性としてロンドン特命全権大使の任務に就く……史実自体がドラマチックだが、荻田浩一はここにさらにひとひねり加え、デオンを“女性の肉体をもって生まれた男性”として創作。豪華な歴史絵巻の中、“自分とは”という現代的テーマが貫く作品になった。出演者は5人のみ。デオンを演じる水は、元宝塚歌劇団トップスターならではの男装の凛々しさ、マントさばきや剣さばきの美しさでこの宮廷絵巻の豪華な世界を作り上げると同時に、デオンの持つ複雑な内面をぶれることなく丁寧に演じている。このミュージカル、あらすじから想像する以上にコミカルなシーンも多いのだが、水のデオンがぶれることなく存在することで、物語に一本の芯が通った。また、共演の4名は実力派揃い。ボーマルシェ役の坂元健児はストーリーテラーとして物語を支えるとともに、軽妙な存在感で作品にシニカルな味を加える。ロシア女帝エリザベータからルイ15世・16世など様々な役に扮する植本純米の怪演は圧倒的だし、植本とともに八面六臂の活躍をしつつ、デオンとは別の角度から女性の自立というテーマにもスポットをあてる笠松はるの柔軟さも見事。ジュゼッペ役の溝口琢矢は爽やかな風を吹かせながらも、ベテラン勢と対等にわたりあい頼もしい。何よりもこのキャストを、浅草九劇という客席100人超の緊密なスペースで観る贅沢さ。特に坂元、笠松らミュージカル界でも屈指の歌唱力を持つキャストの歌声がこの空間に響きわたる興奮は、なかなかほかでは味わえないだろう。ミュージカルの世界では様々な物語が生まれているフランス革命期だが、作演出の荻田が新たな主人公に光を当て、スリリングなミュージカルが誕生した。ゴージャスな世界観を持つ作品ではあるが、どこか浅草らしい雑多さもある。笑いながらも考えさせられ、知的好奇心もくすぐられるミュージカルだ。この不思議な感覚、ぜひ劇場で味わってほしい。公演は9月23日(月・祝)まで、同劇場にて。
2019年09月12日人気ミュージカル「キャッツ」がハリウッド実写映画化。映画『キャッツ』として2020年1月24日(金)に公開される。トム・フーパー監督作。「キャッツ」とは?「キャッツ」は、1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けているミュージカル作品。ノーベル文学賞を受賞したイギリスの詩人 T・S・エリオットの詩集をもとにした物語は、タイトル通り“ネコ”たちが主人公。夜の都会のごみ捨て場を舞台に、個性豊かなネコたちが歌とダンスを繰り広げていく。「オペラ座の怪人」などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を、舞台「レ・ミゼラブル」のキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを担当するなど、ミュージカル界の巨匠たちがタッグを組んだ“奇跡”の作品としても知られている。豪華キャストが“キャッツ”のメンバーにそんな時代を超えて愛される名作が、豪華キャストを迎えて実写化。英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるフランチェスカ・ヘイワードが、白猫のヴィクトリアを演じるほか、コメディアンや司会者として人気を集めるジェームズ・コーデン、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソン、グラミー賞10度の受賞経験を持つテイラー・スウィフトなど、多彩なジャンルで活躍する著名人たちが“キャッツ”の一員となる。現代のCG技術によって、“毛むくじゃら”の姿に変身した彼らのビジュアルに注目だ。日本語吹き替え版もチェック!また合わせてチェックしたいのが、日本語吹替え版を担当する豪華メンバー。葵わかな、山崎育三郎をはじめ、ロバートの秋山竜次、大竹しのぶ、山寺宏一ら多彩な顔触れが並ぶ。なんと今回全世界で吹替え版製作を許可されたのは、日本を含め二か国のみ。厳しい基準を潜り抜けた、実力派キャスト達の歌声も、是非シアターで堪能してほしいところだ。<主要キャッツ>ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード /CV:葵わかな)…若く純粋で臆病な白猫であり、主人公。マンカストラップ(ロビー・フェアチャイルド/CV:山崎育三郎)…ヴィクトリアを秘密の世界へ導く、猫たちのリーダー。グリザベラ(ジェニファー・ハドソン/CV:高橋あず美)…かつては絶世の美しさで愛された猫。名曲「メモリー」を歌いあげる。バストファージョーンズ(ジェームズ・コーデン/CV:秋山竜次)…リッチでふとっちょ、そして紳士的な猫。ミストフェリーズ(ローリー・デヴィッドソン/CV:森崎ウィン)…マジックが得意で、とっても気弱な猫。スキンブルシャンクス(スティーブン・マックレー/CV:大貫勇輔)…働きもので、鉄道を愛するみんなの頼れる駅長。オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ/CV:大竹しのぶ)…猫たちの偉大な長老。新しい人生を得る一匹の猫“ジェリクルキャッツ”を選ぶ。ラム・タム・タガー(ジェイソン・デルーロ/CV:Official髭男dism 藤原聡) …その美声とダンスで全ての猫を虜にする、自由奔放でワイルドな猫。<一癖あるキャッツたち>マキャヴィティ(イドリス・エルバ/CV:山寺宏一)… 神出鬼没で恐ろしい力を持つお尋ね者の猫。ボンバルリーナ(テイラー・スウィフト/CV:RIRI)…マキャヴィティと行動を共にする妖艶な雌猫。ガス(イアン・マッケラン/CV:宝田明 )…かつては劇場の大スター。過去の栄光を懐かしむ老猫。ジェニエニドッツ(レベル・ウィルソン/CV:浦嶋りんこ )…昼間はぐうたら。夜は元気なおばさん猫。マンゴジェリー&ランペルティーザ(ダニー・コリン/CV:宮野真守 、ニーヴ・モーガン/CV:沢城みゆき) …イタズラ好きで盗みのプロ。 悪名高きコソ泥カップル猫。キャッツの生歌による名曲またミュージカル版の名曲「メモリー」など、豪華キャストたちによる歌のセッションを、大スクリーンで楽しめるのも本作の魅力。作品を彩る歌の数々は、実際に生歌で収録することにこだわったという。テイラー・スウィフト&アンドリュー・ロイド=ウェバーが新曲を共同制作、ゴールデングローブ賞にノミネート映画の中には、本作の為に創られた新曲も。“キャッツ”の一員であるテイラー・スウィフトと、映画の作曲を手がけるアンドリュー・ロイド=ウェバーが「Beautiful Ghosts」を共同制作した。この曲は第77回ゴールデン・グローブ賞のベスト・オリジナル・ソング賞(映画部門)にノミネート。劇中では主人公ヴィクトリアが歌い、エンドクレジット版をスウィフトが歌う。トム・フーパー監督×スティーヴン・スピルバーグ監督を務めるのは、『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』など数々の名作を生み出してきたトム・フーパー。またスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるほか、ブロードウェイ版「キャッツ」でも振付を担当したアンディ・ブランケンビューラーが本作の振付を担当。そして映画『レ・ミゼラブル』のスタッフが再集結することが決定している。【詳細】映画『キャッツ』公開日:2020年1月24日(金)全国ロードショー監督:トム・フーパー脚本:リー・ホール、トム・フーパー製作総指揮:アンドリュー・ロイド=ウェバー、スティーヴン・スピルバーグ、アンジェラ・モリソン、ジョー・バーン原作・原案:T.S.エリオット、アンドリュー・ロイド=ウェバーキャスト:ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソン、フランチェス カ・ヘイワードほか日本語吹替え版キャスト:葵わかな、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次、森崎ウィン、大貫勇輔、大竹しのぶほか<ストーリー>満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅のゴミ捨て場。そこで出会ったのは個性豊かな”ジェリクルキャッツ”たち。ぐうたらな猫、 ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力を持つ長老猫…様々な出会いの中でヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。そ して今宵は新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜。一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く。ムビチケ情報・キラキラチケットホルダー付ムビチケ前売券 1,400 円(税込)※特典が無くなり次第ムビチケ前売券(カード)のみの販売となる。※色は選べない。
2019年07月27日俳優の伊藤健太郎が8日、都内で行われた映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』大ヒット記念舞台挨拶に登壇し、スパイダーマンスーツ姿を披露した。6月28日に日本で世界最速公開され、大ヒットスタートを記録している『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。舞台挨拶では、MCが本作のアンバサダーである伊藤を呼び込むと、スパイダーマンが登場。客席を通って盛り上げ、ステージに上がったところで、マスクを脱いで伊藤だとお披露目すると、大きな拍手が沸き起こった。伊藤は「あっつー!」と暑がり、「似合ってるよー! かっこいいよー!」と声をかけられると、「よかった!」と笑顔。「正直言うとめちゃくちゃ恥ずかしいです。裸見られている気分です。ほぼ何も着ていないから」と照れつつ、再び「かっこいい!」という声とともに拍手を送られると「ありがとうございます」と笑った。そして、本作の大ヒットを「自分が関わらせてもらっている作品がたくさんの方に見てもらえてすごいうれしいです」と喜び、ロサンゼルスで行われたワールドプレミアのレッドカーペットを歩いた感想を聞かれると、「ハンパじゃなかったです。ここにトム・ホランドがいるってハンパじゃないですよね! すごいいい経験になりましたし、刺激を受けました」と興奮気味に語った。また、スパイダーマンの能力を兼ね備えているか調べる「スパイダーマン・テスト」にチャレンジ。平衡感覚と危機察知能力のテストを見事クリアし、「やったー!」「クリアできると思っていなかったので地味にうれしいですね」と喜んだ。さらに、本作のポスタービジュアルを再現した特製ケーキもプレゼントされ、フォトセッションではノリノリでポーズを決めていた。
2019年07月08日ドクターマーチン(Dr.Martens)とイギリスのロックバンド「ザ・フー(THE WHO)」によるコラボレーションコレクションが、2019年6月6日(木)より全国のドクターマーチンショップ及び公式オンラインショップにて発売される。ビートルズ、ローリング・ストーンズと並び、イギリスの3大ロックバンドの1つとして知られる「ザ・フー」。文学性豊かな歌詞を綴る一方、ステージ上では、ギターを叩き壊したりドラムセットを破壊したりと、暴力的なパフォーマンスを繰り広げるギャップがバンドの魅力だ。「ザ・フー」とドクターマーチンのつながりは、1967年にまで遡る。「ザ・フー」のギタリストであるピート・タウンゼント(Pete Townshend)が、ドクターマーチンを代表する8ホールブーツをステージ上で着用しパフォーマンスを披露。ワークブランドであったドクターマーチンは、その時を境に「音楽がブランドにおける鼓動」となり、新しいファッションの世界への扉が開くこととなった。コレクションでは、ドクターマーチンにとって重要な存在である「ザ・フー」の赤、青、白3色の「ターゲットマーク」を各アイテムに施した。8ホールブーツ、3ホールシューズ、タッセルローファーは、通常、イエローカラーのヒールループとウェルトステッチを、レッドカラーにアレンジした特別仕様となっている。また、インソールには両者のロゴがコラボレーションの証として刻まれている。レザーシューズの他に、キャンバス素材を使用したスニーカーとスリッポンも用意。また、2種類のTシャツやバックパック、ソックスなどバリエーション豊富にラインナップする。【詳細】ドクターマーチン×ザ・フー発売日:2019年6月6日(木)販売店舗:全国のドクターマーチンショップ、公式オンラインショップ価格例:・1460 THE WHO SMOOTJH 28,000円・1461 THE WHO SMOOTH 24,000円・ADRIAN THE WHO SMOOTH 24,000円・PRESSLER THE WHO CANVAS 10,000円・TOOMEY THE WHO CANVAS 10,000円・THE WHO PHOTO TEE 9,000円・THE WHO LOGO TEE 9,000円・SMALL THE WHO BACKPACK 48,000円・THE WHO SOCK 2,000円【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2019年06月08日「もう少し刺激のあるお菓子が食べたい!」と思っている人も多いですよね。今回はそんな方々にぜひゲットして欲しい、〔KALDI〕の本格的すぎるくらい刺激的でスパイシーなスナック菓子をご紹介します!なかなか手に入らない商品みたいですよ♪刺激が欲しいあなたへ☆●価格:《オールインワン》267円(税込)《ミニサモサ》278円(税込)●内容量:各150g今回はスパイシーな〔KALDI〕のスナック菓子をご紹介します。本格的な香辛料の刺激が欲しいという方にとってもおすすめですよ♡噂によると、なかなか店舗でもお目にかかれない人気商品なのだとか。インド料理やインドのお菓子が好きな方要チェックですよ♪本格的な味に感動!お皿の左側に盛っているのは《オールインワン》というインドのお菓子で、ひよこ豆や緑豆、ピーナッツ、コーン、グリンピース、といったさまざまな豆と、サクサクっとした揚げ菓子がスパイシーに味付けされたものになっています。干しぶどうも入っていて、日本にはない少し不思議なお菓子ですよね♪香ばしくてスパイシーなおつまみが食べたいという方におすすめですよ!お皿の右側に盛っているのが《ミニサモサ》で、こちらもさまざまな豆と羊のひき肉を、小麦粉で作った生地にくるんで揚げたものになります。「サモサがお菓子になるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、《ミニサモサ》は中身もずっしりと詰まっていて驚いてしまうほど本格的でした!二口くらいで食べることができるミニサイズで、サモサ好きにはたまらないスナック菓子ですよ♪「インド料理が大好き♡」「辛い物が大好き♡」という方にぜひおすすめです。本格的な味付けのインド料理がお手頃価格で手に入るなんてうれしいですね!気分はもうインド♪今回は〔KALDI〕の《オールインワン》と《ミニサモサ》をご紹介しました。〔KALDI〕には不思議でおいしいお菓子がたくさんありますよね♪気になった方はぜひ店頭に足を運んでみてください♡【KALDI】さっと作れて楽チン!オリジナルティーで優雅なひとときを♡【KALDI】定番商品の《パンダ杏仁豆腐》味のお菓子がたくさん登場♪
2019年06月06日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。読者の皆さんは、アクション映画はお好きですか?【シネマの時間】第54回は、『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』『パトリオット・デイ』に続き、マーク・ウォールバーグと名匠ピーター・バーグ監督が4度目のタッグを組んだアクションサスペンス映画『MAILE 22』をご紹介します!”最強の地上特殊部隊”X"完璧な頭脳チーム”CIA機密特殊ユニットが挑む生と死を賭けた究極のミッション!主演のCIA高官ジェームス・シルバには、『テッド』シリーズのコミカルな役柄から、『トランスフォーマー』シリーズほかハードなアクションもこなす演技派マーク・ウォルバーグ。鍵を握る重要参考人リー・ノアは、『ザ・レイド』シリーズの超絶アクションが脚光を浴び、『スターウォーズ/フォースの覚醒』でハリウッドデビューも果たしたイコ・ウワイスが演じており、ダイナミックなアクションを繰り広げます。そのほかドラマ『ウォーキング・テッド』シリーズで知られるローレン・コーハンが、一児の母でもあるCIA工作員のアリス・カー役に挑み、「母親と子どもたち」が本作のもうひとつのテーマにもなっています。さらに戦略チームの司令塔には、『トランスフォーマー』『 RED/レッド』シリーズの名優ジョン・マルコヴィッチがしっかりと脇を固め豪華なキャストが集結。本作は、マシンガン・ M-4地上ライフル・カラシニコフ・ウージー軽機関銃など実戦部隊の装備にもこだわり、カーチェイス・銃撃戦・爆発・あらゆる武術を用いた格闘シーンなど、鮮やかに演出されアクション好きにはたまらないでしょう。ぜひ映画館でお楽しみください!■映画『MILE22』あらすじー世界を揺るがす究極のミッションに挑むスパイ・アクション映画!世界を揺るがすの”危険物質セシウム”が何者かに盗まれました。アメリカ東海岸の郊外の町、ジェームス・シルバ(マーク・ウォールバーグ)のもと、高度な訓練を積んだCIA機密特殊部隊がアメリカ最高機密「オーバーウォッチ」作戦を遂行。作戦内容は、ロシアのセーフハウスに潜入して諜報活動を妨害、諜報員を確保して身元を確認し、彼らが持つ情報を押さえるというもの。秘密作戦の奇襲は予期せぬ混乱を迎え、彼らに与えられたミッションの指令は「確保」から「殺害」に変更されます。シルバも仕方なく戦闘に加わり、ロシア人諜報員のひとりを殺害。18歳の少年であったその死は、後に思わぬ甚大な影響を及ぼすことになります。ロシアのセーフハウスでの作戦後、シルバらCiA機密特殊部隊はインドネシアのアメリカ大使館に派遣されていました。彼らの任務は、盗まれた危険物質“セシウム”を見つけること。ある日、アメリカ側の信頼できる情報源であるインドカーの地元警官、リー・ノア(イコ・ウワイス)がある手土産を持って大使館にやってきます。手土産とは、なんと盗まれた物質の在処が入った暗号化されたハードドライヴでした。この決定的な情報の価値を知るノアはアメリカへの亡命を要求。安全にこの国から逃げることができたら、ディスクを開くためのパスワードを教えると言います。医務室でノアの身元確認と診察を行っている最中、インドカー外務審議官と保安局長アクセル(サム・メディーナ)が米国大使館に訪ねてきました。彼らはノアの身柄を引き渡すよう要求。一方、医師に扮した秘密エージェントが大使館に侵入し、ノアを襲撃して殺害しようとします。医務室で激しい戦闘が繰り広げられ、ノアは特殊部隊の過酷な戦闘訓練を受けていたおかげで命拾いします。アメリカ側はノアの条件を受け入れ、国外脱出作戦の統括をシルバのチームに任せます。ミッションの内容は一見単純明快。周りを敵に囲まれる極限状態のなか、アメリカ大使館から移送機の待機場所までの22マイル(35.4Km)を“最強のCIAの地上部隊”ד完璧な頭脳チーム”が護送ミッションを遂行していくというもの。政治の世界では、第1のオプションは外交、第2のオプションは軍隊、これらが不毛に終わったとき、第3のオプションが発動します。緊急招集が可能で、CIAの通常規則の範囲外で個別の問題に取り組むことができる機密特命ユニット、オーバーウォッチです。シルバの地上実戦部隊に加え、司令官で作戦リーダーのビショップ(ジョン・マルコヴィッチ)率いる「マザー」と呼ばれる戦略チ―ムがオーバーウォッチに参加。作戦上このふたつのチームは3000キロ以上距離を置き、オーバーウォッチの所在はアメリカ最高機密となります。ビショップの5人の部下は彼と同様、ルーク、キング、クイーン、ナイト、ポーンというチェスの駒の名でのみ呼ばれています。移動指令センターとは離れて任務にあたるこの優秀な監視エキスパートチームは、各種サイズのドローンやその他の先端テクノロジーを用いて、シルバのチームを街から回収地点まで誘導。米国大使館から22マイルの旅をする途中、シルバのチームとノアはさまざまな地点であらゆる襲撃に見舞われます。インドカー保安局長アクセルが率いる暗殺者集団は、彼らのミッション遂行を妨げるために猛攻を仕掛けてきます。街の中心部から出発したシルバたちは「小包」を運ぶため、バイクに乗った暗殺者チームから逃れようと人通りの多い市街地を猛スピードで駆け抜けます。暗殺者のひとりが実戦部隊の車両を爆破すると、街は戦場へと一変し、激しい銃撃戦が始まります。オーバーウォッチとロシアの偵察機が一挙手一投足を見守る下、多くの死者を出しながらもシルバたちはすべてを賭けて、”22マイル”の任務を遂行。刻一刻と時間切れが迫るなか、想像を絶するクライマックスを迎えるのですが……!■映画『MILE22』作品紹介2019年1月18日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー!公式サイト:mile22.jp原題:Mile 22監督/脚本:ピーター・バーグ脚本:リー・カーペンター原案グラハム・ローランド、リー・カーペンター原案/製作総指揮:グラハム・ローランド撮影監督:ジャック・ジューフレプロダクション・デザイン:アンドリュー・メンジース編集:コルビー・パーカー、メリッサ・ローソン・チャン衣装デザイン:バージニア・ジョンソン音楽:ジェフ・ルッソ音楽監修:ジェイソン・マーキーキャスティング:シェイラ・ジャフィ製作:マーク・ウォールバーグ スティーヴン・レヴィンソンピーター・バーグ製作総指揮: ロバート・シモンズ、アダム・フォーゲルン、ワン・チョンジュン、ワン・チョンレイ、フェリス・ビー、ランドール・エメット、デレク・コリソン、サム・スレイター、スコット・カーメル、デヴィッド・バーノン、ジョナサン・グレー、マシュー・ローズ、ジャド・ペイン、ジョン・ローガン・ピアソン、グラハム・ローランド、ドナルド・タン、スチュアート・M・ベッサー製作年:2018年製作国:アメリカ上映時間:95分映倫区分:R15+字幕翻訳:伊原奈津子配給:クロックワークス© MMXVIII STX Productions, LLC. All Rights Reserved.映画『MILE22』キャストマーク・ウォールバーグ=ジェームズ・シルバローレン・コーハン=アリス・カーイコ・ウワイス=リー・ノアーロンダ・ラウジー=サム・ショウジョン・マルコヴィッチ=ビショップロンダ・ラウジー=サム・スノウカルロ・アルバン=ウィリアム・ダグラス三世ナターシャ・グブスカヤ=ヴェラCL=クイーンサム・メディーナ=アクセルキース・アーサー・ボーデン=キングジェニーク・ヘンドリクス=ナイトビリー・スミス=ルークマイク・ホームズ=ポーンエミリー・スケッグス=M.I.T.テリー・キニー=ジョニー・ポーター【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年01月23日●経歴の似ている2人が、念願の共演1920年代に実際に起こった、凶悪な伝説的犯罪を土台とし全世界で上演、日本でも再演を重ねるミュージカル『スリル・ミー』。登場人物は「私」と「彼」の2人きり、ピアノ1台で繰り広げられるのは、明晰な頭脳を持った2人の青年が、完全犯罪が可能であることを証明するために幼い子供を誘拐して殺害したという陰惨な物語だ。2018年は、”私”成河&”彼”福士誠治、”私”松下洸平&”彼”柿澤勇人という2組がこの物語に挑む。ニーチェに心酔し、自分を「超人」だと思っている”彼”と、そんな"彼"を愛しく思い、犯罪に加担してしまう”私”。今回は、成河&福士ペアにインタビューし、作品の魅力に迫る。○骨太な印象を持っていた――今回お二人の組み合わせが発表された時は、すごく意外だったのですが、作品の話を受けた時にはどのような印象でしたか?福士:逆に、どんなコンビ、という印象でしたか? 「歌えるの?」「土くさいけど、大丈夫?」みたいな?(笑)――なんというか「すごそう」「演技力の殴り合い」といった印象が……。福士:いつも素でやってるんだけどなあ(笑)。成河:ちょっと、恥ずかしい印象で(笑)。まあでも、そう思っていただけるのは、光栄なことですね。福士:もう今回僕らは、歌わないですからね。トークライブって書いていなかったですか?成河:トークライブ(笑)。夫婦漫才スリル・ミーです。福士:冗談はさておき(笑)。挑戦的な作品だと思いました。ピアノ1台の2人芝居で、不安でもあったんですが、ここ最近は、自分の中で想像のつかない作品をやってみたい願望があったんです。30歳を超えて、また改めて恥をかきたいな、という気持ち。以前から、できないものに挑戦してきたので、今「できない」と思っていることをぶち壊さないと、と思って。だから、この未知な作品に「チャレンジします」とお返事しました。成河:役者にとって、やりがいのある作品だと思います。嘘がつけないというか、自分を試されるというのは、ありがたい機会です。――お互い、もともとはどのような印象を持たれていたんですか?成河:僕は舞台『俺節』の時の印象が、忘れられないんです。作品としてもすごく好きだったし、どんな人なのかな? と思いながら観ていました。福士:昭和の、土くさい話で。――福士さん、ギターを弾いてらっしゃいましたよね。成河:だから、今回もギターでオファーが来ているんですけど(笑)。福士:今までの『スリル・ミー』を全部覆します(笑)。成河:みんなね、チラシを信じすぎなの! どうなるかわからないから!福士:たまにはいいかも(笑)。でも、『俺節』はすごく苦労したから、褒めてもらえるのは嬉しいですね。僕は、『100万回生きたねこ』を観させてもらった時が最初だったのかな? 動けるし、セリフの届き方や表現力も別格で、骨太な人だなと思っていました。観劇した後に、そのままみんなで飲みにも行ったんですよね。『髑髏城の七人』でも、同じシーズンではなかったけど、ニアミスだったので、「いつか作品で一緒になれたら」と思っていました。良い意味で怖いと思った男ですし、僕もそうなんですが、演劇畑を渡り歩いてきた感がありますよね。成河:それ、すごく感じた。福士:だから「2人でやります」ということが、嬉しかったです。僕、あんまり嫉妬はない。「怖いな」とは思うけど、「マジかよ」「俺が目立たないじゃん」とか、全くない。成河:超わかる!福士:舞台上で同じ役をやっているわけじゃないし、互いに全うして、「いい役だね」と言い合えたら最高ですね。●2人の演技論、そして「関西弁バージョン」の誕生?○"器"は関係性の中にしかない成河:やっぱ、二人芝居って関係性だから。この後、役柄についてお聞きになる予定かもしれないですけど!(笑)福士:嘘だ、聞かないよ! 僕らのこと、好きな食べ物から聞くと思うよ!(笑) ……で、役柄についてですかね?(笑)成河:当然くるだろ!――じゃあ役柄について……(笑) 登場人物は“私”と”彼”の2人しかいませんが、今の役を取っ払って、どちらをやってみたい、といった希望などはありますか?福士:”私”も楽しそうですよね。歌も大変、表現も難しいけれど、どちらの役でも役者冥利につきる。「面白い役だから楽しかった」という感想は絶対出るはず。僕はエキストラからやっていますから、物語を担う役をいただけて嬉しいし、どちらも面白いなと思います。成河:公演中に勝手に役を替えるから! 俺ら、バレないから!(笑)。福士:千秋楽の次の日あたりに勝手に小屋を押さえておこう(笑)。怖いけど、面白いね。成河:僕は、とにかく関係性だと思うんですよね。だから、どの役でもどんな関係性を作るのかが、大切だと思っているんです。でも、今日1日いて、福士くんと僕の間にあるものが、ひとかけら、わかったような気もします。言葉にはならないけど、そういうパーツがたくさん集まると楽しいと思います。福士:こうやって1日中取材を受けると、引き出しができたような気がする。まだ空っぽだけど、私と彼の間なのか、僕と成河くんの間なのか、「何かができた」というのはすごく感じられました。――少し、イメージできたということですか?成河:あ、そういう言い方したらダメですよ。今、福士くんが良い言い方したから。この2人の間に、入れるべき箱ができた、ということなんです。イメージは、まだ一個もない。福士:器、くらいだね。成河:前提にも達してないけど、そういう過程が、やっぱり役者の醍醐味なんです。福士:器ができて、1ピース埋まったから、千秋楽までに全部できる! ということでもない。成河:これは良い話ですよ、演技論の! 役者ってどうしても、自分の頭の中に器を作ってしまいがちだし、台本と接するようになってしまう。でも、本当はその器は2人の間にしかなくて、相手がいなければ成り立たないんです。2人の間の器の輪郭を考えて、「こんな形とこんな色をしているなら、だったらこれを入れようかな?」という作業があるんです。2人の間に器が見つかるのが、面白い。……すごいね、僕もたとえが大好きなんだけど、福士くんもバンバンたとえてくれる。栗山(民也)さんの前でたとえ合戦ですよ(笑)。福士:2人で一つの器がないといけないし、栗山さんとの器もなきゃいけないし、3人での器も、スリル・ミーというでかい器もあったり。そのエッセンスは、稽古という重要な期間で探っていきます。――成河さんは、『エリザベート』でも小池修一郎先生を質問攻めに……というお話でしたが、今回もどんどん聞いていく、という感じでしょうか。成河:僕は劇団出身で、延々と話し合いながらやっていた方なので、稽古場で演出家に何もきかないという習慣は、馴染みがないんです。今回も翻訳劇ですし、いろいろ聞かないと。だいたい翻訳劇は、翻訳した時点である種の解釈が入ってくるわけですし。福士:「そのニュアンスってありですか?」ということですよね。成河:語尾一つとっても「ないんですよ」「ないんだよ」「ないんだよね〜」……これでも英語では全部一緒で、日本語にした時点でニュアンスが生まれるから、そこを一行一行、やっていきたいです。自分にとって、なじみの良い言葉がありますし、そうやって2チームの雰囲気も変わっていくと思います。福士:これは、決まりましたね。我々は『スリル・ミー』大阪バージョンで。――関西弁ですか!?福士:「誘拐だ!」と言ったら、「おま、あかんでそれはほんま!」。成河:他言語ミュージカルだ(笑)。僕は韓国語も入れようかな。福士:「ナイフって、おま、なんでやねん!」テンポ感が変わっちゃう(笑)。成河:「はいどうも〜」って(笑)。まあでも、稽古場でも恥をかきながらやっていきたいよね。40歳になっても50歳になっても「生意気なこと言いやがって」と思われるような立場でいたい。福士:疑問を残しておくとあまり良くないことになるし。まあ、疑問のままにしておきたいところもありますけどね。「わからないで演じられるの?」と言われても、けっきょく人間だってわからないで生きてるから。成河:最近、そういう時にどういう風に返したらいいのかわかったよ! 「わかりたいから、やっているんです」。福士:じゃあ、「早くわかれよ」ってなるかもしれないけどね(笑)●『スリル・ミー』が人を惹きつける理由は?○緊張と緩和の構成――『スリル・ミー』は世界中で上演され、日本でも何度も再演されていますが、何がそこまで人を惹きつけるのだと思いますか?成河:逆に、気になるよね。「わかりたいから、やっているんです」(笑)福士:僕は音源を聴いて、すごく張り詰めた糸があると思いました。緊張感が途切れた瞬間に、初めて拍手ができる100分間。脳内を押さえつけて押さえつけて、最後に「アドレナリン出していいですよ」という構成に、「もう1回味わいたい」と思うのではないでしょうか。下世話なたとえだけど、ギャンブルみたいな感じ。成河:性的興奮みたいな。福士:でも確かに、言い方はいやらしいかもしれないけど、興奮や快感に近いものがある(笑)。ただ楽しかった、じゃなく、我慢と緩和があるからこそ、中毒性のある作品だと思います。だから内容も然りですけど、構成も優れているのだと思う。成河:考えてみるとそうだね、それがスリルなんだもんね。でも同時に、本当になんで人間はこんな陰惨なものを見たいんだろう? 「残酷で美しい」と言えば、簡単に額縁に入れられるんだけど、本来舞台というのは額縁に入れるものではないですし。この、ぶん殴られるような残酷さ。でも、この衝動が自分の中に潜んでいるかもしれない、ということが問われるのか。福士:問われますね。成河:どうすればその残酷さと向き合えるのか、を解決する方法論の一つが、昂揚して感情に訴える、ミュージカルなのかも。最終的には、自分と向き合う鏡でありたい、と思いますよね。福士:いや、怖い。アンチ・コンプライアンスですね。でも、こういう作品はこういう作品でないと。「子供から大人まで」という作品ではないと思ってやらないと、逆に失礼にあたると思います。成河:いろいろ、考える材料にもなると思いますから。福士:1年間ロングランをやったら、自分が病むと思う。もしかしたら公演中、口調や性格が少し変わってしまうかもしれないですね。○ミュージカル『スリル・ミー』キャスト:成河 福士誠治 / 松下洸平 柿澤勇人東京公演:2018年12月14日〜2019年1月14日(東京芸術劇場 シアターウエスト)大阪公演:2019年1月19日〜20日(サンケイホールブリーゼ)名古屋公演:2019年1月25日(名古屋市芸術創造センター)※東京公演(12/24、1/4、7、11)、大阪公演(1/19、20)ともに追加公演決定。抽選先行受付中。■成河(そんは)1981年3月26日生まれ、東京都出身。大学時代より演劇を始める。北区つかこうへい劇団等を経て、舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』(04)、『ショーシャンクの空に』(13)、『100万回生きたねこ』(15)、『エリザベート』(16)、劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season花(17)、『人間風車』(17) 、一人芝居『フリーコミティッド』(18)等に出演する。ドラマ『マッサン』『下町ロケット』『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』など映像作品参加も多数。2017年には『美女と野獣』吹き替え版ルミエール役も話題となった。■福士誠治1983年6月3日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作品にドラマNHK木曜時代劇『まんまこと~麻之助裁定帳~』主演(15)、『社長室の冬‐巨大新聞社を獲る男‐』(17)、『平成細雪』『アンナチュラル』(18)、映画『シマウマ』(16)等。舞台には『スーパー歌舞伎II ワンピース』(15)、『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極~』(18)等幅広く活躍する。現在、声優として2018年はテレビ東京アニメ『フォーカード』(主演声)が放送中、主演ドラマ『極道めし』、NHK土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』(10月27日~)放送、映画『いとしのアイリーン』(公開中)などに出演。また映画監督デビューも果たした。
2018年10月27日