結城洋平が主宰を務める「結城企画」。その第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』では家族をテーマにコメディを繰り広げる。結城と、出演する吉田ウーロン太のふたりに聞いた。結城企画 第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』お互い初共演となるふたり。「大歳倫弘さんと家族をテーマに三兄弟の話にするとなり、お兄ちゃんになる人はどんな人がいいかと探していた時に、ウーロン太さんがお兄ちゃんだったらめちゃくちゃ楽しそうだなと思った」とオファーした心境を語る結城。吉田は「結城くんの出演していた『南の島に雪が降る』という野外舞台がとにかくすごくて、出演者みんながパワフルで輝いていました。なので結城くんもギラギラした人間なんだと思っていました」と印象を述べる。テーマとなる家族について「今まで自分の家族は意識していなくても家族だった。結婚してから、自分の家族を初めて客観的に見てみると今まで当たり前だった家族の暖かさとか、お母さんの愛のあるお節介に気がついた。客観視できるようになって発見したことを、新しいかたちで劇にしたいです」と結城。吉田は「子供ができたら家族の形も変わりました。俳優は自分の身体あっての話だなと思っていたんですが自分の命より大事なものができちゃったら、自分の命は二の次になるんです。だからこの舞台も命がけでやっても構わないと思ってます(笑)!」と意気込みを語る。また結城企画ではプロデュース面も担う結城は「大歳さんは役者に寄り添って作品を創ってくれる方なので、先の読めない展開を一緒に創っていくのは楽しくなりそう。小劇場B1にしたのも、家族を俯瞰で見るような、観察しているような感覚になれたら面白いよねということで選んだんです」と思いを明かす。吉田は「家族の中身が舞台上で展開されていって、どう家の壁を取っ払っていくのかなというのがお客さんに見えてもらえたら嬉しいなと思います」と見どころを述べた。吉田扮する長男と、結城扮する次男に挟まれる長女役に望月綾乃、次男の友人役に満間昂平を迎え、“未体験家族劇”とうたう今回の作品は予想だにしない展開になりそうだ。「いつかやりたいなっていうものは、いつかにしていたらほんとにいつかになってしまうので、ウーロン太さんに声かけるっきゃない!と思いこのキャスティングが実現しました。この期間やっている東京の演劇の中で一番おもしろいと思うので、あなた、観に来るっきゃない!」と結城も気合が入る。公演は5月27日(水)から7月1日(日)まで小劇場B1にて上演。チケットは5月12日(土)から一般発売がスタートする。
2018年05月11日日本では本日公開になった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のキャストが、家族のように仲が良いことを証明した。ジミー・ファロンが司会を務める「ザ・トゥナイト・ショー」(原題)で、アメリカの過去の国民的番組「ゆかいなブレディ一家」のパロディ版テーマ曲「The Avengers Bunch」(アベンジャーズ一家)をみんなで歌ったのだ。「The Avengers Bunch」の動画の始まりはロバート・ダウニー・Jr.が歌うアイアンマンの説明から。「数名のメンバーを集めて(戦いに)備える、超天才でプレイボーイの物語さ」と自称するロバート。続いてスカーレット・ヨハンソンは演じているブラック・ウィドウを「元ロシアのスパイよ~」、ソー役のクリス・ヘムズワースは「雷神だよ~」、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは「第二次世界大戦で戦ったよ~」と歌う。その後もクリス・プラットが「ハンサムなスター・ロード」と歌いながら登場し、ファルコン役のアンソニー・マッキー、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、ワカンダ王のチャドウィック・ボーズマンが美声(!?)を鳴り響かす。「ぼくらは『アベンジャーズ』って呼ばれることになったんだ。そしてマーベル一家になったんだよ」とみんなで合唱して締めくくるかと思いきや、最後には、ロキ役のトム・ヒドルストンも合流。隣に映るソー役のクリスに「ハロー、ブラザー!」と声を掛けると、「黙れっ!」と怒られてしまった。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月27日ザ・ノース・フェイス スタンダード(THE NORTH FACE STANDARD)二子玉川では、写真家・鈴木親の撮影による、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の新コンテンツ「somewhere」の写真展を4月20日から5月6日まで開催する。この春、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性を追求する「URBAN EXPLORATION」ラインを軸に、新たなコンテンツ「somewhere」を展開している。「somewhere」=”どこかへ”をタイトルに掲げ、女優として活躍する臼田あさ美は、古き良き日本を感じることの出来る古都へ、インディからメジャーまで数々の話題作に出演する俳優・奥野瑛太は、出身地である苫小牧とリンクする香港に。男女それぞれのパーソナルな動機を出発点とするショートトリップドキュメントを写真家・鈴木親が撮影した。本写真展では、鈴木が香港、京都、奈良の3都市にて撮影した、奥野と臼田それぞれの旅の過程を感じることが出来る写真を展示する。開催初日となる4月20日の19時からは、奥野と鈴木、そしてスタイリングを担当したスタイリスト・服部昌孝の3名によるトークショーも行われる。座席数は限られているため、来場はお早目に。なお、「somewhere」スペシャルサイト()も公開中。【イベント情報】「somewhere」Photo Exhibition by Chikashi Suzuki会期:4月20日〜5月6日会場:THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川 3F住所:東京都世田谷区玉川1-17-9時間:11:00〜20:00
2018年04月16日大人カジュアルに欠かせないローファー。みなさんも一足は持っているのではないでしょうか?デイリーにもフォーマルにも大活躍なローファーは何足あっても嬉しいアイテム。そこで今回ご紹介するのは「第二のローファー」です。質感で差をつけて。 NUMBER 代官山 / MARION TOUFET - リザード柄ローファー ¥15,120 (税込)ベーシックなシルエットなのに、学生っぽくならない鍵は「質感」にアリ。高級感のあるリザード柄ローファーでコーデを格上げしましょう。どこか懐かしいのに今っぽい。トレンドの70’sコーデに合わせて、足元からレトロな雰囲気を盛り上げます。 どんなコーデとも相性抜群 LICLE / jalan sriwijaya - PATENT LOAFER ¥34,560 (税込)ぺたんこシューズは脚がキレイに見えなくて苦手。そんなお悩みはコレで解消!先の尖ったポインテッドトゥーとローヒールが脚を細く美しく見せます。艶のあるパテント素材なら黒パンプス感覚で使えてどんなコーデとも相性抜群。オンオフ使えて汎用性が高いアイテムです。 抜け感で、女っぽさを引き立てる JOURNAL STANDARD 渋谷店 LADY’S / Fabio Rusconi - スムースレザーローファー ¥25,920 (税込)マニッシュ靴はほどよい開きで抜け感を。全体的にほっそりとしたラストと、ミニマムなシルエットが女性らしさを引き立てます。足に馴染みやすい柔らかな素材で履き心地もバッチリ。今の時期はカラータイツやソックスと組み合わせを楽しんで、春先はデニムに素足でラフに合わせても素敵です。 足元まで旬なスタイリングに。 trippen代官山店 / TIGER - ¥48,600 (税込)旬のビッグシルエットコーデには足元にも量感をプラス。コロンと丸みのある個性派ローファーは、トレンドのワイドパンツやロングコートとも好バランス。カチッとし過ぎないウィットに富んだデザインで休日のお出かけにも最適です。絶妙なボリューム感のあるローファーで、旬のスタイルを手に入れましょう。 ワードローブに取り入れたい「第二のローファー」は見つかりましたか?遊びの効いた変化球ローファーを取り入れて、毎日のコーデをもっと楽しみましょう。 【関連記事】※実は万能だった…!シルエットが素敵なオススメ「カーキ色パンツ」※スタイルアップが叶う!「ハイウエストロングスカート」は、技ありデザインが今っぽい!※ワイドパンツをキッチリ着るなら「センタープレス入り」が鍵!
2018年03月27日人気俳優・三浦春馬が、主人公を篠原涼子、主人公の高校時代を広瀬すずが演じることで話題の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演決定。90年代ロン毛イケメンに扮することが明らかになった。本作は、夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれる、笑いと涙がつまった最高の青春音楽ムービー。■三浦春馬、ロン毛に! 「嫌味がない感じをどこまで自然に出せるか」主演ドラマ「オトナ高校」が話題となり、先日、伊坂幸太郎原作の映画『アイネクライネナハトムジーク』で主演することも発表された三浦さんが演じるのは、高校時代の奈美(広瀬さん)の初恋の相手で、90年代を謳歌するロン毛のイケメン大学生・藤井渉。90年代を代表するファッション・佇まい全てでギャルたちを魅了する。「当時の流行りであったロン毛を何度もかき上げ(笑)、嫌味がない感じをどこまで自然に出せるかが難しいところでありました(笑)」と撮影をふり返る三浦さん。また、「監督の演出は細やかで、特に女子高生時代を演じていた女優陣とは何度もリハーサルを重ねてはアイデアを出していた印象があり、とても愛情を感じました。それが現代を生きる主人公を支える色濃い記憶になり、同じ時系列では無いからこそ、現代パートを演じる力を持った諸先輩方とのコラボレーションと化学反応が一番の楽しみなところです!」と完成が待ち遠しいと語っている。■ベテラン&注目の若手が脇を固める!そして大根仁監督が「リリーさんと新井君は、何故だか私の映画には必ず出演するという身に覚えの無い契約を結んでいるので、今回も出演してもらいました(笑)」と話すように、大根組常連のリリー・フランキーが奈美(篠原さん)の依頼でサニーメンバーを探す探偵・中川役。同じく常連の新井浩文が、梅(渡辺直美)が勤める不動産の陰険な上司・新井役で出演。また、高校時代の梅(富田望生)の兄を、「賭ケグルイ」『ちはやふる』などに出演するいま旬の個性派俳優・矢本悠馬が演じる。リリーさんは「大根監督の映画は最初から出させていただいてますけど、いままでと雰囲気が違って新鮮」と話すも、「監督っぽい切り口でコギャル文化や90年代の音楽がふんだんに入っているのも楽しい。90年代も現代も、それぞれきちんと個性豊かに描かれているので、どの年代、どの地域の人でも、きっと共感できる部分があって、自分たちが生きてきた時代の文化や音楽を愛おしく思えるような映画になっていると思います」とコメント。新井さんは「大根監督には『今回は役がないよ』と言われていたので、オファーが来たときは驚きました。監督、1シーンしか出てないんだから、カットしないでくださいね(笑)」と出演シーンはわずかであることを明かし、矢本さんは「大根監督とは初めましてでしたが、監督の作品はノリが好きでよく観ています。役者をやらせていただいているからには一度はお仕事をしたいと思っていたので正直嬉しかったです。撮影中には意地悪なプレッシャーをかけられました(笑)」と監督とのエピソードを披露。また「個人的に広瀬すずは友だちで大好きな女優なので出来上がりが楽しみで仕方ありません」と『ちはやふる』シリーズで共演した広瀬さんについても語っている。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は8月31日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SUNNY 強い気持ち・強い愛 2018年、全国にて公開© 2018「SUNNY」製作委員会
2018年03月21日漫画家・小玉ユキによる「このマンガがすごい!2009オンナ編」の第1位に輝いたコミックを原作にした映画『坂道のアポロン』。3月19日(月)に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、主演の知念侑李、共演の中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督が登壇、原作の小玉氏からの手紙がサプライズで読み上げられると、知念さんらが大粒の涙を見せた。知念侑李、山田涼介からのエールを報告!中川大志とお忍び鑑賞も孤独な青年・西見薫(知念さん)が転校先の高校で、川渕千太郎(中川さん)、迎律子(小松菜奈)と出会い、人生を切り開いていく10年を描いた本作。映画単独初主演となった知念さんは、公開後に「Hey! Say! JUMP」メンバーの山田涼介から連絡があったことを明かし、「10分くらい電話で映画の感想を言ってくれた。次の日に同じ現場で会うのに…それだけ涼介の心に届いたんだと嬉しかった。いい映画と言ってくれて、微力ながらも宣伝すると話してくれた」と仲間の力強いエールを報告。中川さんは六本木の映画館で本作を知念さんと“お忍び鑑賞”したそうで、「文化祭でのセッションシーンは聞いているだけで手がリズムを取ってしまって恥ずかしかったけれど、僕らの座席の列のお客さんたちも音楽に乗ってくれて、席が揺れていたんです。初めてお客さんと自分が出ている映画を観て、しかもリアクションを感じられて嬉しかった」と喜びをはじけさせた。小松菜奈&監督は「どの世代にも響いた」ことを実感また、両親が本作を鑑賞したという小松さんは、「お母さんが珍しく『観て良かった』と言ってくれた。素朴な恋や音楽から繋がる友情はどの世代にも響いたと思う」と、親世代にもアピールするものがあると納得した様子。すると三木監督も、「SNS上では普段よりも50、60代の感想が多かった。最近の作品では珍しく上の世代に響いている感じが嬉しい。Twitterでは『GANTZ』などの漫画家・奥浩哉さんが褒めてくれた。あんなバイオレンスな作品を描く人が!と驚いた」と語り、幅広い層に響いていることを実感していた。「すべてに薫が宿っていた」の言葉に知念、涙止まらず「恥ずかしい」そして舞台挨拶終盤には、原作者・小玉氏からの手紙が、監督・キャスト陣に完全サプライズで読み上げられた。知念さんは「すべてに薫が宿っていた。知念さんと薫が出会ってよかった」「撮影現場で演奏を見たときは本当に感動しました。これは大変な映画になるぞと思いました。演奏シーンは本当に素晴らしく、何度観ても鳥肌が立ち、拍手を送りたくなります」との絶賛メッセージを受け取ると、目を真っ赤にして大号泣。溢れる涙に「恥ずかしい」と客席に背を向けて涙をぬぐいながら、「小玉先生に一番喜んでいただけたのが嬉しくて、薫が僕でよかったと言ってくれてホッとした。…でも恥ずかしい、なんか…人前で泣かないって決めているので」と、男らしい泣き笑い。小松菜奈、知念&中川の姿は「自然と優しく見守っていたいと思えた」中川さんには「間違いなく川渕千太郎そのもの。なんていい役者さんに巡り会えたんだろうと感激しました」「心から音楽を楽しんでいる笑顔は、私が漫画で描きたかった千太郎の姿そのまま。涙が溢れました。最高の千太郎をありがとうございます」と感謝が伝えられ、涙、涙。「ありがたいお言葉をいただいて…。演じた千太郎に僕としてもう会えないと思うと寂しい部分がある」とキャラクターへの愛着をうかがわせた。一方、小松には「あまりにも美し過ぎるのでミスキャストではないかと思ったが、全て杞憂に終わりました。役衣装に身を包んだ小松さんを見たときに“律子だ!”と声をあげた」「私も律子が微笑めば表情が緩み、律子が涙を流せば一緒に泣いていた。実写版の律子にすっかり惚れてしまいました」との言葉が送られ、小松さんも感涙。「田舎の素朴な女の子という役柄を演じることに、自分も難しいと悩んでいたけれど、お2人(知念さんと中川さん)の姿を見ると自然と優しく見守っていたいと思えた。この現場にいられたことが幸せ」と出会いに感謝した。「最高の実写化」の賛辞に4人で涙の激アツハグ!三木監督も小玉先生からの「これ以上ない、最高の実写化であり、一本の映画として素晴らしいものにしてくださいました。三木監督にお願いして良かったと心から思っています」との太鼓判に涙腺崩壊。知念さん、中川さん、小松さんに向けて「本当に頑張ってくれた!」と涙声で労うと、4人でガッシリと絆の激アツハグ。三木監督は「自分の人生の中にこの映画に携われたという時間があったのがまさに一生もの。この作品の出会いは最高の宝物です」と熱くコメントした。最後に知念さんは、「とても寂しくて終わらせたくない気持ちがあるけれど、上映のスケジュールとかあるので」と笑わせながら、「ここから映画がまた飛び立って、たくさんの方々の心に届いてほしい。そして一生ものの映画として心の中に残ってもらえれば」と語り、本作最後のPR舞台挨拶を締めくくっていた。『坂道のアポロン』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月20日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が19日、都内で行われた主演映画『坂道のアポロン』(3月10日公開)の公開御礼舞台挨拶に、中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督とともに登場した。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。周囲に心を閉ざした転校生・西見薫(知念)が、同級生の川渕千太郎(中川)、迎律子(小松)との交流を通してジャズに目覚めていく。知念のメンバーである山田涼介も熱い感想を電話してきたという同作。この日は登壇者にはサプライズで、原作の小玉からの手紙が読み上げられた。三木監督には「正直に言うとあまり期待していませんでした」と当時の本音を吐露した小玉。しかし「すべてに最高! と言いたくなります」と仕上がりに感動。「三木監督にお願いして良かったと心から思っています」と謝辞を述べる。小松には、「あまりにも美しすぎる、ミスキャストなのではないかと思っていました」と危惧があったというが、実際の小松のかわいさに「大正解です」と太鼓判。「全てが演技ではなく、実際に嬉しくなって笑ったり、セッションに感動して本当の涙を流していることが…私は撮影現場で見たのでますますそれがわかるのですが…、伝わってきて、胸が熱くなりました」「実写版の律子にすっかり惚れてしまいました。大好きです」という言葉に、小松は涙を拭った。中川への手紙では、小玉は「千太郎を演じられる俳優さんってそうそういないよね、という話をアシスタントさん達としていました」とキャスティングの難しさを振り返る。映画が完成し「なんていい役者さんに巡り会えたんだろうと感激しました」と感謝。「もうあの時の生身の千太郎には会えませんが、会いたくなったら映画を観ます」という言葉には、手紙を読み上げていた司会者も思わず涙してしまっていた。最後に「知念さんと薫が出会ってくれてよかった、と心から思います」という言葉が贈られたた知念の目には光るものが。知念は「いや、恥ずかしい!」と後ろを向き、「小玉先生に一番喜んでいただいたのが嬉しくて。僕で良かったと言ってもらえて本当に良かったのと、ホッとしました」と心境を明かす。「僕、人前で泣かないって決めてるタイプの人間なんで、ちょっと恥ずかしいんですけど」とはにかんだ。三木監督も「本当に……本当に頑張ってくれたんですよ! 自分の想像の100倍すごい演奏シーンを撮ることができて……よかったよ本当に! 本当に!」と声を詰まらせる。出演者陣とともに肩を組み、涙の舞台挨拶となった。○知念侑李への手紙全文眼鏡を掛けた七三分けの秀才で、ちょっとひねくれた60年代の高校生。そんな役に、普段は輝かしい舞台で歌って踊る仕事をされている知念さんが、こんなにぴったりとはまるとは思っていませんでした。知念さんは謙遜して衣装とヘアメイクのおかげと仰るけれど、そんなことはありません。薫というキャラクターを理解し、演じながら、内側から薫に共鳴してくださっていたのだと思います。そうでなければ、あんなに細かい演技の隅々までに薫を感じることはないと思います。いろんな目の表情、メガネを外して涙を拭く動き、袖のまくり方、話し方、歩き方…そしてピアノを楽しそうに弾く姿。すべてに薫が宿っていて、メガネを外した時の顔の美しさとともに、実写になった喜びを感じさせてもらえる演技でした。ピアノについては、スタッフさんから知念くんの上達ぶりすごいです、すごいです、と言われるばかりでなかなか弾く姿を拝見できなかったので、撮影現場で初めて演奏を見たときは本当に感動しました。あのジャズの即興的で複雑なアレンジを、必死な感じではなく、楽しそうに、千太郎と目を合わせながら弾いている姿を見て、これは大変な映画になるぞ、と思いました。映画で見る演奏シーンは本当に素晴らしく、何度見ても鳥肌が立ち、拍手を送りたくなります。初めての主演映画ということで緊張されていた、と聞いたのはクランクアップの報告を受けた時が初めてでした。現場でお会いした知念さんは常に何かのリズムを刻んでいたり、ぼそっと面白い事を言ったり、変な踊りを踊ったり、撮影の合間に映画に出てこない曲を覚えてきたと言ってサラサラと弾いて見せたりと、いつもリラックスした雰囲気だったので、クランクアップの時に感極まって泣いたと伺った時には驚いてしまいました。大分の撮影の時にスタッフさんから聞いた話では、撮影中に苦難が訪れた時にも、知念さんは周りを気遣い、ユーモアをもって場を明るくしていたと伺いました。この映画の主演として、座長として、プレッシャーと闘いながらこの映画を引っ張っていってくださったことに心から感謝します。坂道のアポロンという物語を描いてよかった。そして知念さんと薫が出会ってくれてよかった、と心から思います。一生ものの素晴らしい映画を、ありがとうございました。
2018年03月19日知念侑李が単独初主演を務める映画『坂道のアポロン』初日舞台挨拶が3月10日(土)、TOHO シネマズ六本木にて行われ、知念さんのほか、出演する中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカら主要キャストが揃って登壇した。準備におよそ1年半という膨大な時間をかけて臨んだという知念さんは、いよいよ迎えた初日に「とんでもなく…緊張しております。もう…昨日とか1週間くらいソワソワして、本当に寝る時間が減って、ドキドキとワクワクでいっぱいで」と声を震わせながら挨拶をし、観客から万雷の拍手で迎えられていた。強い思いを持っていたのは、知念さんとセッションを何度も交わした中川さんも同じだった。撮影が終わった後も、東京で食事をして、その後ふたりだけでスタジオに入りセッションを重ねていたと明かした。中川さんが、「(『坂道のアポロン』の)ロスになっちゃって…焼き肉屋にスティックを持って行きました」と言えば、知念さんも「あのときの思い出がすごくて、ロスになって。ふたりで思い出しながらセッションをしました。撮影が終わってからも毎晩、そのときの思い出の写真を見ながら寝ていて」と強い思い入れを明かすと、そんな若者ふたりをディーンさんが「いいなあ」と眩しそうにし、中村梅雀も「呼んでくれよ~」と羨ましそうに見つめていた。『坂道のアポロン』は、第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい!2009 オンナ編」でも第1位に輝いた、名作漫画の実写映画化。転校先の高校で、誰もが恐れる不良の千太郎(中川さん)と運命的な出会いを果たした西見薫(知念さん)が、ピアノとドラムのセッションなど音楽を奏で、時間を共有することで絆を深めていく青春の日々と、その後の10年までも描き出す。一生ものの友情を描いた本作にかけて「一生ものだと思うものは?」と聞かれた登壇陣。ディーンさんは「淳兄のトランペットです」と自身が演じた役のトランペットを挙げた。「撮影が終わった後に、一生の思い出でいただきました。元々、学生のときジャズバンドでギターを弾いていて、トランぺッターを見て格好いいなと憧れていて。夢のひとつが、この作品のおかげで体験させてもらえた」と笑顔を見せながら、知念さんらのほうに向きなおり、「この映画で得た経験や思い出は、自分にとって一生の思い出です」と語ると、知念さんや中川さんらもうれしそうにディーンさんを見返し、『坂道のアポロン』の温かい空気感を伝えていた。そのほか、初日舞台挨拶には真野恵里菜、松村北斗(SixTONES/ジャニーズ Jr.)、三木孝浩監督も出席した。『坂道のアポロン』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月10日明日3月10日(土)より公開となる映画『坂道のアポロン』から、この度、知念侑李(「Hey! Say! JUMP」)と中川大志、2人の演奏シーンを含む特別映像が公開。あわせて、知念さんがピアノを弾く撮影現場写真も解禁された。本作は、知念さん演じる転校生の西見薫が、クラスメートの川渕千太郎(中川さん)、迎律子(小松菜奈)と出会い、一生ものの友情や恋愛、そしてジャズの魅力に目覚めていく姿を描いた物語。劇中では知念さんがピアノを、中川さんがドラムに挑戦。10か月にもおよぶ猛特訓の末、プロ奏者からも絶賛される本格的なパフォーマンスを披露している。今回到着した映像では、そんな彼らの演奏シーンを少し覗くことができる。アニメ版「坂道のアポロン」で薫役を担当した声優・木村良平などから本作を絶賛するコメント文と共に、2人のリハーサル風景から始まる本映像。そして、本作最大の見どころでもある文化祭でのセッションシーンの一部を、映画本編では見られない、ここだけのマルチアングル映像で収録。演奏中の彼らの表情や手元などを同時に楽しめる特別仕様となっている。このシーンについて知念さんは、「(エキストラの方々が)ちゃんと僕たちの演奏にリアクションしてくれて、僕たちもそのリアクションでどんどん気持ちが乗って、本当にいいシーンが撮れたと思いますね」とふり返り、中川さんは「体はきつかったんですけど、その追い込まれた極限状態でしか出せない、自分の限界の先が出せた気がするので、後悔無く思いっきり出し切れました」とコメントしている。『坂道のアポロン』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月09日●漫画原作の魅力はキャッチーなキャラクター第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。アニメ化されたときには、演奏シーンのリアルさが「名場面」として話題を読んだ同作。実写映画化にあたっては、三木孝浩監督自らキャスティングに関わっているという。今回のキャスティングのポイントや脇を固める俳優陣の魅力について、三木監督に話を聞いた。○男性ファンが多い作品――原作やアニメが人気の『坂道のアポロン』ですが、私の周りにも男性でこの作品が好きな人がいて、幅広い世代に支持されているのかなと思いました。男性ファンがすごく多い作品ですよね。選曲も良くて、「Moanin」や「My Favorite Things」は、初心者でも聞きなじみのある曲ですし、全然ジャズを知らない薫が段々ジャズを演奏する喜びに気付いていくという展開なので、薫目線で入っていけるのだと思います。僕もこの作品に関わるまではそんなにジャズに詳しくなくて、作品に関わりながら「あ、ジャズってこういうところが楽しいんだ」と気づいていけたので、映画にする上でも入りやすさはすごく大事にしました。――今、漫画原作の映画がすごくたくさんあるという状況ですが、その魅力はどういうところにあると思いますか?やっぱり、良い作品が本当に多いという、日本の漫画文化の深さがあるのだと思います。もちろん小説原作でもたくさんありますが、漫画原作の面白さは、キャラクターにあるのではないでしょうか。ストーリーの起伏だけでなく、それぞれのキャラクターに魅力がある作品がすごく多いなと思います。今回も、客観的に見ると千太郎はすごくキャッチ―なキャラクターだと思うんですよね。その魅力に薫が引っ張られていくのですが、漫画ならではの面白さが出ている強烈なキャラクターなのではないかと思います。――今までの中川さんのイメージとも、また少し違うキャラクターのように思いました。そうですね。映画化の企画をもらったときに、誰よりもまず「千太郎、誰がやるの? 今の日本映画界にいる?」という話になりましたから(笑)。ハーフ顔に見えて、ガタイが良くて、ドラムができて……もう、キャスティングする側からしたらゾッとするようなキャラクターですけど、だからこそ、トライしがいがある。ヴィジュアルもドラムの演奏も含めて、大志君がキャラクターを体現してくれて嬉しかったです。●薫と千太郎はセットで考えていた○運命的な2人にオファー――キャスティングには1から関わっていらしたんですか?もちろん、まっさらな状態から関わっています。多分キャスティングだけで半年か1年以上かかりましたし、「いいキャストが見つかるまで、これは進められないね」と言っていました。定期的にプロデューサーと集まってキャストを探していたのですが、何かのタイミングで、フッと「知念君と大志君の身長差は面白いな」という話になったんです。そこから大志君がドラムをかじったことがあると聞いて、「おっ!」と思って、プロフィール写真を茶髪にしたり短髪にしたり落書きして、「千太郎、いけるんじゃないの!?」という話になってから、グッと現実味を帯びて来ました。――薫と千太郎はセットで探されていたんですか?完全にセットでしたね。組み合わせを考えているうちに、知念くんと大志くんのコンビにすごくピンときたんですが、2人が、実は共演経験もあって仲が良いということは、全然知らなかったので、すごく運命的だと思いました。――小松さんについてはいかがですか?律子のキャストは、まず「薫と千太郎を決めてから」という思いはありました。すごく難しいポジションなんですよね。薫と千太郎の2人はキャラクター作りの拠り所があるのですが、律子は受け身の立場。2人を見てどういう表情になるのか、というのが芝居のベースになります。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を監督したとき、菜奈ちゃんの演技のすばらしさを感じていましたが、本当に何かを感じて出る表情のリアリティが素晴らしい女優さんだと、改めて思いました。お客さんは律子というフィルターを通すことで、2人のことをより深く理解していくので、すごく重要な役どころです。菜奈ちゃんが素敵なのは、技術で泣いたりするんじゃなくて、現場で内から湧き出た感情を大事にするところ。その表情の嘘のなさに、ますます信頼できる女優さんになったと感じました。――ほかにも豪華キャストが集まっているのがすごいですよね。ディーン・フジオカさん(桂木淳一役)も、真野恵里菜ちゃん(深堀百合香役)も、中村梅雀さん(律子の父・迎勉役)もすばらしかったです。梅雀さん、本当にその世界では名の知れたベーシストですし。もともとご本人はエレキが得意ですが、今回を機に「ぜひウッドベースもやりたい」とおっしゃっていて、実際にめちゃくちゃうまくて。何よりやはり、「プレイするのが楽しい」という表情が1番出ていましたね。あの梅雀さんの表情で、恐る恐る入ってくる薫が「ジャズって、楽しい」と思えるような、優しく迎え入れてくれる感じに助けられました。もちろんディーンさんもアーティストなので、ピアノもギターもできるんですよ。でもトランペットはやったことがなかったので、「これを機にぜひ覚えたい」と特訓してくださって。音楽に対するモチベーションがものすごく高いメンバーに集まってもらえたことが嬉しかったです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月09日●友情を超えた、眩しい絆の物語第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。メガホンをとった三木孝浩監督は、恋愛映画の名手としても知られているが、今回は薫と千太郎の友情が物語を動かしていく。知念、中川、小松という若手トップクラスの俳優陣や同作の見どころについて、三木監督に話を聞いた。○未成熟な人間がもがく姿を描きたい――恋愛映画のイメージが強い三木監督ですが、今回は薫と千太郎、2人の友情がメインなのかなと思いました。恋愛映画のイメージ、強いですか?(笑) 僕は、大きなくくりで「青春映画」が多いということなんだと思います。だから恋愛も青春映画だし、友情も青春映画なんですよね。「未成熟な人間が、自分のあるべき姿に向かってもがく」ところに美しさを感じるし、キャラクター達がすごく愛おしくなるので、描くのが好きなテーマです。もがく対象が恋愛のときもあれば、部活のときもあり、音楽や友情だったりもする。でも目指すものがそれぞれ違うだけで、根底には未成熟な人間の成長があります。――今回の『坂道のアポロン』では、これまで恋愛映画で使われていた手法を、2人の友情を描くときにもとられていたというお話でしたが。普通のラブストーリーに使う手法を、薫と千太郎の関係を描くときに応用したところはありますね。たとえば薫が千太郎を見る時の音楽や映像表現は、女の子が魅力的な男の子を見た瞬間の演出にしています。「強烈な魅力を放つ千太郎に、どんどん反発しながらも惹かれていく薫」という図を、一種のラブストーリーに見えてもいいかな、くらいの感覚で撮っていました。というのも、この作品は単なる友情の話ではなく、それぞれが奥底に孤独を抱えながら、「独りじゃない」と思わせてくれる相手に出会う物語だからなんです。薫と千太郎が音楽を通じて「自分がここにいていい」という証明を見つけて、互いに存在理由を見出していく。その友情を超えた結びつきは、律子の目線で見るとすごくうらやましく感じるし、映画を観た方が「その中に入りたい」と思ってくれたら、世界観が描けているということなのだと思いました。――夜の教会に2人で並んでいるところや、2人で坂道を駆け下りていくところなど、あまりにもまぶしすぎて……。手を取ってダッシュするって、映画『卒業』のような駆け落ちパターンですからね(笑)。しかも笑顔で駆け下りていく。でも、薫と千太郎だったら「そうだよな」と納得してしまう感じがありますし、観客の方にも愛おしく見えたらいいなと思いました。●期待以上の演奏シーンに、監督もキュンキュン○律子のキュートさは小松菜奈ならでは――一方で、律子と薫もキュンとするシーンが多くて、糸電話のシーンやキスシーンも素敵でしたよね。糸電話も、昭和の時代設定だからこそ描けるアナログ感でしたね。電話も携帯ではなく家の電話ですし、なかなかコミュニケーションを取れない難しさがある。でも顔を見合わせることがやっぱり一番のコミュニケーションというところが、この時代を描く面白さだったりもしますし、今までにない空気感を出せたのですごく楽しかったです。――出演者の方も少しレトロポップ感のある顔立ちなのかなと思いました。特に菜奈ちゃんは、60年代のファッションがすごく似合うんですよ。元々、モデルもやっているので何でも似合うんですけど、あのキュートさは、なかなか出せない。やっぱり、菜奈ちゃんだなと思いました。――三木監督は、映画を観てキュンとしたりするタイプなんですか?めちゃめちゃします(笑)。もう、キュンキュンしてますね。――撮影中もキュンキュンされているんですか?かなりしています(笑)。でも今回何が一番キュンと来たかって、完成披露のときの舞台挨拶かな。その場でピアノを演奏した知念くんと、ドラムを演奏した大志くん、2人の目線が合った瞬間は、もうキュンキュンしました。映画の演奏シーンも、千太郎と薫が「よしいくぞ!」と目を合わせたり、相手の演奏を見て「すごいな」と笑顔になっていたりする瞬間、2人は笑顔なのに、観ているこっちは泣けてくるんです。彼らが音楽を演奏している姿を見て、孤独を抱える2人が本当に幸せそうな表情をしているところが、やっぱりグッときました。演奏シーンでは互いの目線を撮るときに、2つのカメラでそれぞれ顔に寄っていたんですが、モニターを並べて見ていたら、「これだけ演奏を練習してきたけど、もう、表情だけでシーンが成立するんじゃないか?」という気持ちになりました。これまでの準備や練習があって、感情も高めて来たからこそ、この表情が出来るんだなと思いました。表情だけで2人のすべてが伝わる、それくらいの演技をしてくれたんです。○アニメ版に刺激された――映画を拝見しても、よくあの演奏を……とびっくりしました。やはり演奏シーンはすごく大事に撮られていたんですか?原作も素晴らしいですし、僕も元々アニメ版を観ていたので、文化祭のシーンのすごさは身に染みていました。プレイヤーの動きをトレースして、もはや音楽が流れていなくても音の伝わるようなアニメーションになっていて、すごいと思っていたのに、それを自分が撮らなきゃいけない。これを実写でやるとなると、役者に相当負担がかかると思いました。実際に若い年代の俳優さん達がやらなければいけないと考えると、最初は「それは無理じゃないかな」と、思ったくらいです。でも目標としては、遜色ないものを作りたかったですし、特にこだわって作った部分でした。――演奏シーンをプロの方の吹き替えにしようと考えたりはしなかったんですか?最初は、手元はプロのプレイヤーに任せるという選択肢もあるのかな、と思いました。でもこちらの想像以上に、2人が演奏曲を完璧にトレースできていたので、もう本当に、感動しましたね。嘘をつかなくてすむというのは、監督として本当に幸せな事です。本人が演奏しているというリアリティがあるからこそ、感動できるというのは大きいです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月07日昨年に続き、第90回アカデミー賞授賞式の司会を務めたのはジミー・キンメル!彼だからこそ成し得るユーモアたっぷりの俳優いじりやブラックジョークなど、会場を沸かせるトークに定評があるが、いま、ハリウッドでは“セクハラ騒動”や“男女格差”、マイノリティー問題に揺れている…とてもセンシティブな時期。そんな中、ジミー・キンメルはいかにして今年のアカデミー賞で司会を務めたのか?彼の手腕をプレイバック!■昨年の“封筒渡しミス”にもチクリ!レトロな白黒時代のテレビ中継を模したオープニング映像に続いて登場したジミーのモノローグは「今年は、自分の名前が呼ばれてもすぐに立たないでください。また繰り返したくないので」と、昨年の授賞式での作品賞発表ミスについての自虐トークで始まった。昨年、投票結果を管理する会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の担当者のミスでプレゼンターに間違った封筒が渡され、1度は受賞者として登壇した『ラ・ラ・ランド』チームが正式な受賞作『ムーンライト』のチームをステージに呼ぶという大事件が起きたが、ジミーによるとPwC側は「授賞式において我々がフォーカスすることはただ1つ、正しい封筒を渡すことです」と言ったそうで、「じゃあ、それまでの89年間は何に注意していたの?」とチクリ。■「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントをオスカー像を通して言及続いて話題はオスカー像へと移り、「オスカーは今夜90歳になります。家でフォックスニュース見てるかもね。いや、オスカーはここに僕たちといます」「オスカーはハリウッドで最も愛され、尊敬される男性です」と紹介。その理由は「彼を見て。(悪さをしないように)両手とも見えるようにしている。暴言も吐かない。そして何より、性器がない」「彼みたいな男性を、この町はもっと必要としているのです」と言いながら、昨秋に起きたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為告発とそれに続いた「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントに言及。もう見て見ぬふりをしてはいられない、「物事は良い方向へと変わろうとしています」と語った。さらに『ブラック・パンサー』と『ワンダー・ウーマン』の大ヒットを例に挙げて、マイノリティや女性を主人公にしたスーパー・ヒーロー映画は成功しないという思い込みはもう通用しないこと、女性として初めて撮影監督候補になったレイチェル・モリソンを始め、「たくさんの候補者が今夜、歴史を作っています」とハリウッドに起きている変革を示唆した。初監督作『ゲット・アウト』で脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督について「90年間で、デビュー作が作品賞、監督賞、脚本賞の候補になった3人目の人物」と紹介。女性として8年ぶりに監督賞候補になったグレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)やティモシー・シャラメが主演男優賞候補の『君の名前で僕を呼んで』、史上最多21回のノミネートを受けて最前列に座るメリル・ストリープら、候補者を讃えた。■思わず長くなるスピーチにオモシロ対策!受賞スピーチについて、社会派メッセージでも両親や恩師への感謝でも「言いたいと思ったことを言ってください」と呼びかけたジミー。その一方で、「とはいえ授賞式は長いですから」と前置きして、「今夜、最も短いスピーチをした人にはこれを…」と、ジェットスキーをプレゼントすると発表。テレビ番組中の生CM風にカワサキのウルトラ310-LXがステージに運び込まれ、ヘレン・ミレンがキャンペーンガールのようにポーズを取った。ちなみに今回、スピーチ時間が最も短かったのは衣装デザイン賞を受賞した『ファントム・スレッド』のマーク・ブリッジス。授賞式のエンディングでは、タキシードに救命胴衣着用の姿でジェットスキーに乗って再登場した。■嬉しいサプライズ!一般観客たちとの触れ合いも式全体を通じて、今年はどっと沸かせるジョークは抑えめで、例年以上に社会をとりまく状況や政治的に踏み込んだトークが印象的だったが、中盤では会場内から有志を募り、近くの映画館で何も知らずに映画を見ている一般観客たちをサプライズ訪問するお楽しみ企画も。マーゴット・ロビーやガル・ガドット、ギレルモ・デル・トロ監督やアーミー・ハマーらが場内に乱入し、お菓子やスナックを配り始めるという思いがけない“もぐもぐタイム”に観客たちは大興奮。作る側と見る側、映画を愛する者同士の交流が微笑ましかった。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月05日パナマ共和国のプレミアムラム酒「ロン・アブエロ フィニッシュ・コレクション XV」から、「オロロソ」と「タウニー」が2018年4月1日(日)より発売される。「ロン・アブエロ」は、創業110年を迎えるパナマ共和国の老舗バレラ・エルマノス社のフラッグシップ・ブランド。原料のサトウキビを100%パナマ共和国産にこだわった最高級のラム酒として知られる。「ロン・アブエロ フィニッシュ・コレクション XV」は、アメリカン・オークホワイトで14年熟成した原酒樽の中から、マスター・ブレンダーが各フィニッシュの特性を出してくれる樽を厳選。そこからさらに、コニャック、シェリー、ポートそれぞれの樽で最低12か月追熟させて仕上げられるプレミアムシリーズだ。シェリー樽仕上げの「オロロソ」は、トーストしたアーモンドのような香ばしくウッディーな風味があり、個性的で複雑な香りが特徴。一方、ポート樽仕上げの「タウニー」は、ワイルドベリーのような果実系の香りがし、甘くスムーズな飲み心地を楽しめる。また、同シリーズより展開される、コニャック樽で追熟させたバランスのよい味わいの「ナポレオン」が既に発売中だ。【詳細】ロン・アブエロ フィニッシュ・コレクション XV 「オロロソ」「タウニー」発売日:2018年4月1日(日)価格:10,500円+税 ※参考税抜価格内容量:700mlアルコール度数:40%
2018年03月01日ウエニ貿易が日本総代理店を務める英国の腕時計ブランド「ヘンリーロンドン(Henry London)」は、2月28日(水)~3月6日(火)までの期間、松屋銀座で初の期間限定ポップアップショップを展開します。■ポップアップショップ概要多彩なカラーとヴィンテージ感漂うデザインを特徴とするヘンリーロンドンは、新作「ヘリテージ スクエア」コレクションの発売を記念して、初のポップアップフェアを開催します。ポップアップショップの期間中は、「ホワイトディーにペアウォッチを。」をテーマに、新作「ヘリテージ スクエア」コレクションをはじめ、色彩豊かなでギフトに最適なコレクションを取り揃え、ブランドの世界観が感じられる1週間になります。スクエアフェイスが上品な印象の「ヘリテージ スクエア」コレクションは、カラーの美しさをが際立つレザータイプと、よりクラシカルなメッシュベルトの2タイプを展開。2月20日(火)に新コレクションとして発売され、瞬く間に話題を生んだ注目のコレクションです。期間中に限り、店頭でヘンリーロンドンの時計の裏ぶたにお名前やメッセージの刻印が即日できるサービスを、購入特典として無料で受けられます。場所:松屋銀座1階アクセサリープロモーションスペース東京都中央区銀座3-6-1購入特典1:メッセージ刻印サービス購入特典2:ヘンリーロンドン オリジナルペアボックス ※先着10名様※なくなり次第終了となります。(お問い合わせ先)松屋銀座TEL 03-3567-1211
2018年02月28日知念侑李、中川大志、小松菜奈が共演する、小玉ユキ原作の映画『坂道のアポロン』。いま人気の若手3人が出演することで注目を集めている本作だが、次いで熱い注目を浴びているのがディーン・フジオカだ。■ディーン・フジオカの“淳兄”にファンも期待!ディーンさんが演じるのは、千太郎(中川さん)と律子(小松さん)の幼なじみで“淳兄”こと桂木淳一。整った顔立ちに大人びた雰囲気、英語も堪能で、歌やトランペット演奏までこなす、千太郎たちの憧れの存在。そんなディーンさんの淳兄役は、「淳兄はディーンさん以外ないでしょ」「ディーン様が淳兄すぎてやばい」とファンの間で早くもハマり役と話題に。劇中では、役柄に合わせトランペット演奏にも挑戦し、知念さんや中川さんと迫力のジャズ・セッションを展開。また自慢の歌声でジャズの名曲「But Not For Me」も披露している。■知念「正直ちょっと負けた」、中川「好きになりそう」ファンからの期待の声が寄せられる中、主演の知念さんをはじめ共演者からも大絶賛のディーンさん。知念さんは、「淳兄とのセッションは、正直ちょっと負けたって思いましたね(笑)どこか自分が一番いい演奏がしたいって思いながら演奏しているんですけど、ディーンさんのあのカッコ良さには男の僕でもやられましたね」。中川さんも「とにかくディーンさんのことを好きになりそうな感じでしたよね、本当にカッコ良くて(笑)」と2人ともそのカッコよさにメロメロな様子。また中川さんは「僕は後ろでドラムを叩いていたんですけど、たまにこっちをちらって見てくれるんですよね、その瞬間に惚れましたね。あのシーンは歌が入ってくるのでそういった意味でもまた違う雰囲気で」とジャズバーでのセッションシーンについて語っている。■ヒロイン・小松も「漫画の淳兄のまま」!一方、小松さんは「トランペットを吹く姿がセクシー過ぎて、漫画の淳兄のままでした。トランペットを吹くときに分けている前髪がなびくところとか、本当にキュンとするシーンだと思います」とコメント。そして「ディーンさん自身は凄く穏やかな方だなと思って、トランペットに集中されているときは淡々と向き合われているんですけど、みんなで一緒に演奏するときは楽しく喋ってくださって、今回共演させていただいてとても楽しかったです」と撮影をふり返っている。話しに出てきたジャズバーのシーンは、一人でクラシックピアノを続けてきた薫(知念さん)が、千太郎と出会ってジャズ・セッションの楽しさに目覚め、淳兄たちと共にパフォーマンスを行い歓声を浴び、音楽の魅力を実感する印象的な場面。三木孝浩監督はこのシーンについて、「もうディーンさんの色気爆発、カッコ良さ爆発のシーンでした」と興奮気味に話し、「エキストラの皆さんも凄くいい盛り上がりで、その空気感が薫や千太郎にも伝わった気がして、それがすごく良かったですね。ディーンさんのセクシーさに女性のエキストラさんがうっとりしていました」と明かしており、ディーンさんの魅力に共演者や監督、現場のみんなが惹きつけられていたようだ。『坂道のアポロン』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月24日ジェフリーキャンベル(Jeffrey Campbell)より、新作のファースリッパサンダルが2018年2月23日(金)より発売される。スタッズの光るファーサンダル新作ファースリッパサンダルは、春にぴったりなポップなデザイン。毛足の長いフェイクファーを使用したことで、ぬいぐるみのように愛らしいビジュアルに。アッパーには、アンティークシルバーで統一されたスタッズを配した。柔らかな印象のファーのアクセントとなり、シューズ全体を引き締めてくれる。また、スタッズのデザインは、大小様々のフラワーモチーフを採用するなど、拘りを散りばめた。さらに、機能性も充実。フラットタイプの為、歩きやすいだけでなく、足裏部分全体にもあしらったファーが、クッションの役割を果たしてくれる。カラーはピンクとブラックが登場カラーは、ピンクとブラックの全2色がラインナップする。スタッズが際立つブラックは、ジーンズと相性が良く、コーディネートのポイントに。やわらかな色合いのピンクは、春を彷彿させるフェミニンな一足に仕上がった。【詳細】ジェフリーキャンベルの新作ファースリッパサンダル発売日:2018年2月23日(金)品番:FJF3877色:BL20(ブラックファー)、PK20(ピンクファー)価格:14,000円+税サイズ展開:35~39(約22.5cm~24.5cm)取り扱い店舗:・ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店(TEL:03-6434-0335)・ジェフリーキャンベル なんばパークス店(TEL:06-6599-8131)・ジェフリーキャンベルオフィシャルウェブストア
2018年02月19日知念侑李、中川大志、小松菜奈ら豪華俳優陣と、“青春映画の名手”として知られる三木孝浩監督によって待望の映画化が実現した『坂道のアポロン』。このほど、今回の役柄について語る小松さんに、三木監督をはじめ知念さん、中川さんが大絶賛を贈るコメントが到着した。友情、恋愛、音楽と全力で向き合う若者たちの青春を描いた本作で、ヒロインとして新たな魅力を放っている小松さん。2017年は、『沈黙 -サイレンス-』でハリウッドデビューを果たし、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』でもヒロインを演じるなど大躍進を遂げた。2018年最初の出演作となる『坂道のアポロン』では、佐世保弁が愛くるしい、素朴な「りっちゃん」こと律子役を熱演している。主人公・薫(知念さん)が想いを寄せるクラスメイトにして、当の彼女は幼馴染である千太郎(中川さん)に恋をしている…という微妙な三角関係も見どころのひとつだ。三木監督いわく、律子は単なるヒロインではなく「薫と千太郎の友情を見守っていく役」。律子の見つめる目線や表情で、観客が薫と千太郎の関係性の変化を感じる、重要なポジションにいるという。劇中では、男子2人がジャズ・セッションにのめり込む姿を愛おしそうに見つめる姿が印象的だが、演じる小松さんも「2人が練習しているのをずっと近くで見てきたので、本当に感動してしまって、自然と感情が動かされてしまいました」と語るほど、気持ちを込めて演技していたことがうかがえる。そんな小松さんについて、彼女の出演作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でもメガホンをとった三木監督は、「感情の揺れを演技として技術的にこなすんじゃなくて、自分の中から湧き上がるものをすごく大事にしている女優さん。それが本当の感情だからこそ、より観客に伝わりやすくなる」と絶賛。「(律子の役は)受け身で芝居を進めていかなければいけないんですけど、むしろその受け取り方が観客への橋渡し役になるので、せっかく(男子)2人がいい演奏をしても、律子の受け取り方が良くないと観客には伝わらなくなってしまう。そこを菜奈ちゃんに演じてもらえたことは、僕は本当にうれしかったですね」と明かし、小松さんの“功績”について言及する。そして、男子2人もまた、そんな小松さんの演技と存在感に魅了されていた様子。薫役の知念さんは、「どんな表情も可愛くてドキッとするというか、あんな素敵なりっちゃんに想われている千太郎って本当に幸せ者だなって、いつも横顔を見て感じていましたね」とコメント。千太郎役の中川さんは、「現場に入ってカメラの前に立っても、すごく引き込まれる何かがあるなと思いましたし、現場で生まれる感情とか空気感を感じながら現場に立っているのを僕はよく見ていたので尊敬もしています。とにかく面白い人ですよね」と同様に絶賛を贈っている。今後も、大泉洋と共演する『恋は雨上がりのように』など話題作への出演が控える小松さんが、女優として着実にレベルアップを果たした本作の「りっちゃん」役。監督やキャスト陣も絶賛する、繊細な演技を楽しみにしていて。『坂道のアポロン』は3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月28日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)の2018年クルーズコレクションより、カプセルコレクション「ボロウド・フロム・ザ・ボーイズ」が登場。2017年12月21日(木)より順次発売される。「ボロウド・フロム・ザ・ボーイズ」はその名の通り、“ボーイフレンドから借りてきた”スタイルを表現した。メンズコレクションのローファーやイヴニングスリッポンといった代名詞的シューズをウィメンズ向けに仕立てている。洗練されたローファー「TEDI」は、ツヤめくブラッシュドレザーのアッパーと同じ色のファーを組み合わせた、遊び心溢れる一足。また新スタイルのイヴニングスリッポン「MARLO」は、ジミー チュウらしいグリッターを全面にあしらった存在感あるシューズだ。他にも、ブランドのアイコンバッグ「LOCKETT」のバックルを連想させる装飾を取り入れたローファー「MARTI」も展開される。素材には、ヴィンテージ風レザーや滑らかなベルベットを使用した。【詳細】ボロウド・フロム・ザ・ボーイズ発売日:2017年12月21日(木)より順次価格:・TEDI 123,120円・MARLO 89,640円・MARTI 108,000円、118,800円【問い合わせ先】ジミー チュウTEL:03-5413-1200
2017年12月21日歌手の小田和正が、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李主演の映画『坂道のアポロン』(2018年3月10日公開)の主題歌を書き下ろすことが19日、明らかになった。あわせて、本ポスター&予告編映像も公開された。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。周囲に心を閉ざした転校生・西見薫(知念)が、同級生の川渕千太郎(中川大志)、迎律子(小松菜奈)との交流を通してジャズに目覚めていく。小田は主題歌「坂道を上って」を書き下ろし、予告編で音源も解禁。予告編は、医者となった薫の現在の姿から始まり、薫と千太郎がジャズを通じて心を通わせていく様子や、律子に思わず顔を近づけてしまう薫、千太郎との衝突や重大な事件の予兆など、3人の10年間が凝縮されている。同作のために数カ月ピアノ猛特訓した知念と、ドラムを猛特訓した中川のセッションシーンも公開。また、本ポスターでは知念と中川らがセッションを楽しむ姿と共に、「運命を変えてしまう出会いがある― 必泣の感動作」というコピーが添えられた。○小田和正コメントボクの高校も海を見下ろす高台にあったので、やはり坂道を上って通っていました。中学高校と6年間。で、この曲を書きながらその頃のあれこれを思い出すことになりました。参考までにと見せてもらった「坂道のアポロン」は素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした。自分の書く曲が映画制作に携わった人たち、見る人たちの想いに少しでもそうことが出来れば嬉しいです。
2017年12月19日フェンディ(FENDI)の2017年プレフォールコレクションから、新作ファーコレクション「チョコラティーノ(CIOCCOLATINO)」が登場する。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が1999-2000年秋冬コレクションで初めてデザインしたファーは、フェンディを代表するアイテムの1つ。このアイコニックなスタイルが、クールでモダンにアップデートされる。「チョコラティーノ」コレクションは、ソフトなファーがメタリックにきらめく独創的なデザイン。純銀を毛先に吹き付けるという革新的な職人技により、ミンクの毛にシルバーのラミネート加工を施した。シルバーに輝くアイテムはフレッシュな印象ながらも、長期に渡りファーを研究してきたフェンディの知識と伝統が凝縮されている。チョコレートの包み紙にインスパイアされたユーモラスなネーミングも、カール・ラガーフェルドの「ファン ファー(FUN FUR)」の意思を受け継いだ。カラーは、ミルクホワイトやブラックのベーシックなものから、ポピーレッド、ペールピンク、ライトブルーなどカラフルなものまで種類豊富にラインナップ。スタイルはベスト、ケープ、コートの3種類を揃え、コーディネートの主役として取り入れることができる。【詳細】フェンディ チョコラティーノ ファー カプセル コレクション店舗:全国のフェンディ直営店【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2017年12月08日赤を基調とした和モダンな空間銀座にある、創作和食のファーマーズレストラン「tetote(テトテ)」は、日本各地の優れた食材の魅力を、和の技法を軸に洋のエッセンスを加えた調理法で提供しているお店。暖簾をくぐって店内に入ると、赤を基調とした空間が広がっています。カウンター席からは、整然と並べられたグラスや調理風景を見ることができ、食事を更に魅力的に演出。店内奥を一段上がったテーブル席はフロア全体を見渡せ、優雅な時間を過ごすことができます。やわらかい照明に温もりも感じられる落ち着いた店内は、大切な人や友人との食事、また接待などのビジネスシーンの利用にも最適です。やわらかい照明に温もりも感じられる落ち着いた店内は、大切な人や友人との食事、また接待などのビジネスシーンの利用にも最適です。「生産者とお客様の手と手をつなぐレストランでありたい」という願いから、日本の食材とお酒の新たな魅力を再発見できるような、様々なスタイルの料理を提供しています。文化の啓蒙と継承をテーマに、美味しいものを楽しく、おもてなしの心が詰まったお店です。和×洋の彩り豊かな創作料理「tetote」で提供される料理に使用されているのは、豊かな山梨の森と水で育まれた食材たち。厳選された、お肉・お魚・お野菜・果実がふんだんに盛り込まれています。「生産者とお客様の手と手をつなぐレストランでありたい」という願いから、日本の食材とお酒の新たな魅力を再発見できるような、様々なスタイルの料理を提供しています。日本料理をベースに、フレンチ、イタリアンなどの洋食の技法も織り交ぜた独創的な一皿は、味はもちろん、見た目も色鮮やかで美しい仕上がりです。お店イチオシのメニューが「お肉もお魚も楽しむ昼 会席」(3,500円/税込)。お肉もお魚もどちらも愉しみたいという声に応えた、メインにお魚とお肉を盛り合わせでいただける、なんとも欲張りなコースメニューです。非日常の特別な時間を演出「tetote」では、目の前で料理の最後のひと手間をかけたり、レストランならではのワゴンサービスなどを行っています。食事や好みに合わせてソムリエが飲み物をお薦めしてくれるので、迷ったら尋ねてみましょう。お店は、東京メトロ丸の内線「銀座駅」、あるいは有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩3分。銀座ベルビア館の8階にあります。おもてなしの心を大切にしている「tetote」で、とびきり贅沢で非日常な時間を過ごしませんか?スポット情報スポット名:tetote住所:東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館 8F電話番号:03-3564-1775
2017年12月07日あたたかく、見た目にもインパクトを添えるボリューミーなファーは、この冬のマストハブ。小動物のような愛らしさが魅力の吉岡里帆が、ふわふわのファーに身を包んで登場!キレイめスタイルをほどよくカジュアルダウン。エレガントな印象のシルクのトップスに、光沢感のあるテーパードパンツ。シンプルなシャツスタイルも、ファージレを合わせることで異素材の立体感が引き立つ。ロングジレ¥223,000(スプラング/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店TEL:03・5786・0555)シャツ¥21,000(カディーアンドコー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店TEL:03・5224・8677)パンツ¥39,000(ロゼ アンナ)ブーツ¥54,000(ロック)共にジャーナル スタンダード 表参道TEL:03・6418・7958イヤリング¥8,700(ドミニク デナイブ/シップス 有楽町店TEL:03・5252・7748)セットアップを邪魔しないトータルバランスが鍵。ストライプが目を引くパジャマ風のセットアップには、ファー小物でボリュームを持たせるのが好バランス。色が切り替えになったマフラーは、ドレッシーにも、ラフなスタイルにもマッチ。フェミニンなピンクのサンダルも、さし色として重宝しそう。ファーマフラー¥15,000(バンディッツロンドン/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店TEL:03・5366・5425)シャツ¥38,000パンツ¥35,000(共にバナナタイム/オー! ショールームTEL:03・5774・1408)ファーサンダル¥8,000( エミュ/ジャーナル スタンダード 表参道)ミニマルなジャケットを、ダークトーンと合わせてモードに昇華。毛脚の長いファーアウターと、繊細なチュールスカートのコントラストが印象的。ヘアはコンパクトにまとめて、ファーのボリューム感を際立たせて。ファーコート¥264,000(スプラング フレール/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店)ニットジャケット¥110,000(ヴェロニク ルロワ/アダム エ ロペTEL:0120・298・133)チュールスカート¥30,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティスTEL:03・3403・0320)ラメニットブーツ¥18,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 銀座店TEL:03・3562・7798)鮮やかなターコイズブルーが文句なしにキュート!明るいカラーが溢れる今シーズンは、個性の強い色同士を合わせるのもトレンド。モンスターのようなもこもこのブルーファーバッグが、華やかな装いの切り札に。ファーバッグ¥110,000(ラドロー/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)プルオーバーパーカ¥12,000(ジャーナル スタンダード/ジャーナル スタンダード 表参道)クロップドパンツ¥43,000(アンスクリア/デミルクス ビームス 新宿TEL:03・5339・9070)よしおか・りほ1993年1月15日生まれ。京都府出身。‘18年1月スタートのドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)に主演。また、主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が‘18年公開予定。※『anan』2017年12月6日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・Rie(by anan編集部)
2017年11月29日ベルリンを拠点としたレコードレーベル「ペルロンレコーズ(Perlon Records)」の20周年を記念し、マイキータ(MYKITA)とペルロン(Perlon)のコラボが実現。両レーベルに共通する「ミニマリスティック」、「実験性」というふたつの感性を表現したサングラス、「PERL115」(7万3,500円)を発売する。「Double Standards」というグラフィックデザインのエージェンシーの設立者兼グラフィックデザイナーである、Chris Rehbergerとのコラボレーションによってデザインされた「PERL115」は、Silver/Black、Shiny Copper/Black、Shiny Graphite/Orangeの3色展開で、各カラー50個ずつの限定モデル。ユニークな形のレンズは、ペルロンのロゴにある「Perlon」のアルファベットを回転させ、重ね、そして混合して生まれた輪郭を用いた。バイカラーのフレームに配されたパターンは、ペルロンのロゴに由来しており、レーベルのアイコニックなレコードジャケットのデザインをモチーフにしている。「PERL115」は、12月11日より全世界のマイキータ ショップ及びマイキータ取扱店、DoubleStandards.netにて発売予定。
2017年11月28日トーガ プルラ(TOGA PULLA)のシューズライン、トーガ プルラ シュー(TOGA PULLA SHOE)は、初のカスタマイズプロジェクト「Toga Pulla Customisable Boots」をオンラインショッピングモールのファーフェッチ(Farfetch)にてスタートした。「Toga Pulla Customisable Boots」は、ブランドを代表するブーツ「4 metal buckle boots」の形をベースにアッパー部分やソール、バックルの色まで様々な素材やカラーにカスタム可能で、ウェブサイト上でカスタマイズしたものをそのまま購入でき、自分だけのデザインでスペシャルな一足を楽しむことができる。また、ファーフェッチ限定で、ラグジュアリーなカラーストーンやストーンスタッズを装飾したカスタマイズブーツ「Elvis」と「Michael」も登場()。
2017年11月27日全世界から大注目を集める下着ブランドのファッションショー「ヴィクトリアズ・シークレット ファッションショー 2017」が、海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネル「FOX」にて2018年2月4日(日)に日本最速で独占放送されることが決定。なお「FOXチャンネル」では、ピンクカーペットや、ショーの舞台裏の様子も放送する予定だ。「ヴィクトリアズ・シークレット」は、1977年に米国カリフォルニア・サンフランシスコで生まれたブランド。アメリカのショッピングモールなどで展開され、またインターネット・ショッピングも充実しており、日本をはじめ世界各国で人気を集めている。そして今回放送が決定したこのブランドのファッションショーは、爆発的人気を誇るスーパーモデルたちが続々と登場する、全世界から大注目のスペシャル・イベント。今年はアジア初となる中国・上海で11月20日(月)に開催。フランスのトップ・ブランド、「バルマン(BALMAIN)」とコラボすることでも話題だ。ショーでは、ヴィクトリアズ・シークレット契約モデルの中でも人気のあるモデル、“エンジェル”たちがキュートでカラフルなランジェリーを身に着け、ランウェイで披露。ショーの一番の見どころは、最も活躍したモデルだけに着用が許される、本物の宝石でデコレーションされた豪華絢爛な“ファンタジー・ブラ”。2017年のショーでは、2015年に“エンジェル”に加入したブラジル出身のライス・リベイロが、この推定2億円以上と言われる“Champagne Nights Fantasy Bra(シャンパン・ナイツ・ファンタジー・ブラ)”を着用する。そのほか、1999年のランウェイデビューから長年トップ・モデルに君臨し続けるアドリアナ・リマやアレッサンドラ・アンブロジオらを筆頭に、厳しい審査で選び抜かれた総勢61名のモデルが登場する予定だ。さらに、ゲストとして登場する豪華アーティストたちも見どころの一つ。過去にはティラー・スウィフト、レディー・ガガ、ブルーノ・マーズなど超豪華なメンバーが登場したが、今年は「ワン・ダイレクション」のメンバー、ハリー・スタイルズがパフォーマンスを披露する。「ヴィクトリアズ・シークレット ファッションショー 2017」は2018年2月4日(日)20時~FOXチャンネルにて日本最速独占放送(※放送スケジュールは変更になる場合があります)。(cinemacafe.net)
2017年11月17日TVアニメ化もされた小玉ユキのコミックを原作に、主演・知念侑李(「Hey! Say! JUMP」)、共演に中川大志、小松菜奈を迎え贈る『坂道のアポロン』。この度、本作の青春度満点なティザービジュアルが公開された。原作は、第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、2009年版「このマンガがすごい!オンナ編」第1位に輝いた、名作コミック「坂道のアポロン」。2012年4月期にはアニメ化され、木村良平、細谷佳正、南里侑香ほか人気声優陣がキャスティング。原作&アニメともに多くのファンを持つ作品だが、『ホットロード』 『ぼくは明日、昨日の君とデートする』など青春映画の名手として知られる三木孝浩監督がメガホンを取り、実写化が実現。この度、公式サイトにて公開されたティザービジュアルは、引っ越してきたばかりで上手く周囲に馴染めない主人公・西見薫役の知念さん、学校一の荒くれ者だが優しい心を持つクラスメイト・川渕千太郎役の中川さん、千太郎の幼なじみ・迎律子役の小松さんの3人が、制服姿で笑顔を見せて写る一枚。また、「一生ものの友だちと出会い一生ものの恋をした僕らの10年の物語」というコピーも添えられ、本作の青春物語を予感させる仕上がりとなっている。『坂道のアポロン』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が主演を務める映画『坂道のアポロン』(2018年3月10日公開)のティザービジュアルが11日、公式サイトにて公開された。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。周囲に心を閉ざした転校生・西見薫(知念)が、同級生の川渕千太郎(中川大志)、迎律子(小松菜奈)との交流を通してジャズに目覚めていく。今回公開されたティザービジュアルでは、制服姿の3人が笑顔で写る画像とともに、「一生ものの友達と出会い一生ものの恋をした僕らの10年の物語」というコピーが添えられている。真面目で繊細な薫、ワイルドな魅力を持つ千太郎、凛とした律子が原作さながらに再現された。
2017年11月11日ジミー チュウ フレグランス(JIMMY CHOO Fragrance)からクリスマスコフレが登場。2017年11月8日(水)より数量限定発売される。展開されるのは、甘美で華やかなフローラル フルーティ ムスクの香り「ジミー チュウ ロー」、リッチなフローラルが香る「ジミー チュウ オードパルファム」、そして魅惑的なローズの香りが特徴の「ジミー チュウ イリシット フラワー」をメインとした3種類のコフレ。それぞれ、肌に潤いを与える100mlサイズのボディローションと、優雅なバスタイムを演出するシャワージェルがセットに。3つ併せて使えば、香りの重ね使いが楽しめる。ボックスのデザインも様々だ。「ロー」はベビーピンクのボックスにシルバーリボンが巻かれ洗練された雰囲気、「ジミー チュウ オードパルファム」はパイソン柄ボックスにブラックリボンを組み合わせた挑発的なデザイン、そして「イリシット フラワー」はジミー チュウのアイコンであるスタッズデザインをボックス全面にあしらっている。 ギフトにも自分へのご褒美にも良さそうだ。【詳細】ジミー チュウ フレグランス クリスマスコフレ<数量限定>発売日:2017年11月8日(水)価格:・ジミー チュウ ロー ギフトセット 13,300円+税内容:ジミー チュウ ロー オードトワレ(90mL)、同ボディローション(100mL)、同シャワージェル(100mL)・ジミー チュウ オードパルファム ギフトセット 14,700円+税内容:ジミー チュウ オードパルファム(100mL)、同ボディローション(100mL)、同シャワージェル(100mL)・ジミー チュウ イリシット フラワー ギフトセット 13,900円+税内容:ジミー チュウ イリシット フラワー オードトワレ(100mL)、同ボディローション(100mL)、同シャワージェル(100mL)【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業部TEL:0120-005-130
2017年11月09日エミ(emmi)から、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーションシューズが登場。2017年10月27日(金)より、エミ全店にて発売される。3度目を数える今回のコラボシューズは、はき口にエコファーをあしらった、ヌプシブーティが登場。シックなオールブラックのボディに、暖かみのあるエコファーのフェミニンさが絶妙にマッチした一足だ。また、コラボレーションモデルならではのディテールとして、ヒール部分には「emmi」のロゴ、つま先横の部分には「THE NORTH FACE」のブランドロゴをオン。さらに、ザ・ノース・フェイスらしく、雨や雪の日にも履ける防水仕様を備えるなど、機能性も両立したモデルとなっている。【商品情報】エミ ミーツ ザ・ノース・フェイス「NUPTSE LITE3 WP SHORT EMMI」発売日:2017年10月27日(金)展開店舗:emmi全店価格:15,800円+税サイズ:23.0/24.0/25.0/26.0/27.0/28.0/29.0cm
2017年10月30日『マスク』『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーが、『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)の撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったNetflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』が、11月17日(金)より「Netflix」にて配信されることが決定。あわせて、場面写真と予告編が到着した。1999年、絶大な人気を誇った実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画『マン・オン・ザ・ムーン』の主役の座を、チェコ出身の名匠ミロス・フォアマン監督をオーディションで納得させて射止めたジム。その撮影期間中、世界が知るジムの姿は消え、彼はカウフマンとカウフマンが作り出した不愉快な分身であるラウンジ歌手トニー・クリフトンに完全になり代わっていた。キャストやスタッフも“アンディ”または“トニー”と呼ぶほどキャリーの演技は評論家からも高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞している。それから約20年たったいま、ジムが『マン・オン・ザ・ムーン』撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったのがこの『ジム&アンディ』。単なる回想やメイキングを語るだけにとどまらず、ジムという人物のアイデンティティや、役者論にもなっているという。なお、本作は第74回ベネチア国際映画祭、第42回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクション作品に選出され、「痛快で挑発的奮起溢れる映画」(VARIETY)、「面白い超演技研究」(The Hollywood REPORTER)などと高評価を得ている。当時、映画『マスク』などの大ヒットですでにトップ俳優であったジム。彼は「子どもの頃にテレビでアンディを観たとき“わぁ、なんて個性的で特別な人なんだ。ほかの人たちとは違う”と思ったことを覚えている。そして、僕も人とは違っていたから、彼に自分を重ね合わせた。アンディをどうしても演じたかったのは、たぶん僕たちにたくさんの共通点があるからだろうね」と自らオーディションを受けてまで射止めたかった理由をふり返っている。また、クリス・スミス監督は「本作を撮るにあたっては、関係者全員に取材をしたいという衝動にも駆られました。しかし、当時の映像を見ていくにつれ、私の興味はジムと彼の思考のプロセスのみに絞られていきました。本作を単なるこの出来事のドキュメンタリーではなく、ジムとアンディ2人の人生を感情面から探求する出発点にしたかったのです」と明かす。到着した予告編では、ジムが「自分でも制御不能だった」「映画以外でもアンディを演じ続けていた」と語る映像が収録。また、「どこまでこの役にのめり込むか?」だけを考えていたとジムが明かすほど、演技を超えた深い表現に没頭していく彼の姿を予告編でも垣間見ることできる。Netflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』は11月17日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年10月30日