スコットランドを中心に活動する世界的な人気バンド「ベル・アンド・セバスチャン」のフロントマンであるスチュアート・マードックがオリジナル脚本で映画監督デビュー。とびきりおしゃれでポップなミュージカル映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』の登場です!スコットランド・グラスゴーにある街で入院中の少女イヴにとって、ピアノで曲を書くことが日課であり、音楽が生きる目的でもあった。ある日、病院を抜け出したイヴは、ライブハウスでジェームズと出会い、さらに彼の友人であるキャシーとも知り合う。意気投合した3人は、一緒に音楽を作り始め、バンドを結成することになる。音楽にあわせて、友情と恋が動き出し、3人の特別な夏が始まった……。本作の見どころの一つは、なんといってもFRED PERRYやTOPSHOPなど人気ブランドの数々で彩られた1950~70年代風の衣装。思わず真似したくなるイヴやキャシーのコーディネートはとにかく必見です。また、イヴに密かな想いを寄せるジェームズには、俳優としてだけでなくバント「イヤーズ&イヤーズ」のボーカルとしても人気を誇っているオリー・アレクサンデルが好演。そんな3人が送るキュートな歌声とダンスにはみんな虜になること間違いなしです。今回、監督を務めたスチュアート・マードックは、脚本とサントラを同時進行で作成し、音楽に合わせて映画のイメージを膨らませていったというミュージシャンならではのアプローチで本作を製作。脚本作りや資金集めなど、様々な困難を乗り越え、なんと10年もの時間をかけて完成させたという本作への熱い思いが唯一無二の映画を完成させました。監督みずからの経験にも基づいているというストーリーは、音楽の持つ力と新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。音楽好きやファッション好きのみならず、誰もがこの夏最高の胸キュンを感じるはずです!イベントデータ:『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』公開表記:8月1日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー配給:アット エンタテインメント© FINDLAY PRODUCTIONS LIMITED 2012
2015年07月30日10月22日~31日に開催される第28回東京国際映画祭のオープニング作品に、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のロバート・ゼメキス監督作『ザ・ウォーク』(2016年1月23日公開)が決定し、最新予告映像が28日に公開された。本作はすでに、9月25日~10月11日に開催される第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも決定したばかり。同映画祭のオープニングを飾った歴代作品は、アカデミー賞ノミネートをはじめ、批評家に絶賛される優秀作であったことが多いことで知られる。ニューヨークに続いてこのたび、第28回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定し、公開に先駆け東京でもいち早く映画を鑑賞できることになった。本作は、1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411メートル、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて、命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティの物語。公開された映像では、プティがフランスからニューヨークへ渡り、誰もが思いつかなかった冒険にチャレンジするまでの軌跡が描かれており、"100%未体験"の映像体験であることはもちろん、生死を賭けたヒューマンドラマが映された内容となっている。ゼメキス監督は、アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した『フォレストガンプ/一期一会』をはじめ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『キャスト・アウェイ』『フライト』などの作品で常に新しい映像手法で観客を魅了し続け、また、きめ細やかな人物描写も定評のある人間ドラマの名手。監督は「実際に高位のワイヤー上で歩くというのはどういう感じなんだろう?」と疑問を抱き、「普通、人は見上げるだけだけれど、彼が感じていた経験をリアルに映像にするのは、今まで誰もしたことがない」と思い、フィリップの完全協力のもと映画化を実現した。そして、「地上411mを感じるため、当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって今までで駆使してきた映像技術を全て使った本作は、私にとっては集大成的作品と言える」とまで自信を見せている。不可能にも思えるプティの壮大な挑戦は紛れもない実話。ゼメキス監督はプティについて、「アーティストであると同時に偉大な犯罪者かもしれない」と分析しながら、「映像が残っていないので作り話めいてもいるが、彼の思いは夢を追う誰でもが共感できるものだと思う」と称賛している。
2015年07月28日ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』が10月22日(木)に開幕する第28回東京国際映画祭のオープニング作品に決定した。その他の情報本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さ(411メートル)を誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。映画は実話を基に、プティの半生、彼らが挑んだ無謀にして壮大な計画を成功させるまでの一部始終が描かれる。本作は9月に開催される第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも決定している。『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)、全国ロードショー
2015年07月28日毎日、編集部のオススメ商品を紹介する連載「Today’s item」の番外編として、7月31日まで、ファッション・ビューティ業界関係者が選ぶ、“東京土産”をご紹介。季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなる季節。お遣いものに悩むことがあれば、目利き達が太鼓判を押す逸品リストを参考にして欲しい。海外ブランドのプレスやコンサルティングを行うA.KA TokyoのPR マネージャー・神谷有希子さんが「実直な味が昔からファン」と一押しするのは、ザ・キャピトルホテル東急のペストリーブティック「ORIGAMI」のバナナブレッド。ホテルのアンテナショップとして、スイーツやホテルのレストランで提供されるブレッドをテイクアウトできる「ORIGAMI」。中でもバナナブレッドは、1963年の同店の創業以来、長年多くの人に様々なシーンで手土産や贈り物として利用され、愛されてきた、ホテルが誇る伝統の逸品で、現在も同店人気NO.1の座に君臨する。口どけの良いきめ細やかでしっとりとした生地には、一品に対して完熟バナナを2本分使用しており、バナナの風味がしっかり味わえる。40年受け継がれるバターを一切使用しない製法がふんわり食感の秘密。サイズはSとLがあり、Sサイズはオフィシャルオンラインサイトでの予約も行っている。
2015年07月24日リンクアンドモチベーションは7月23日、FiNCと事業提携し、社員の心と体が健康な組織創りをサポートするサービスの展開を開始すると発表した。第一弾として、個人・組織の健康状態を診断する「ウェルネス経営サーベイシリーズ」の提供を開始する。本サービスでは、リンクアンドモチベーションの組織や個人を診断・変革する技術「モチベーションエンジニアリング」に、FiNCの「ウェルネス家庭教師」をはじめとした「人の心身の健康を増進する」ソリューションを組み合わせて展開していくという。「厚生労働省 職業性ストレス簡易調査57項目+FiNC独自の質問項目」に基づく「個人の生活習慣・健康状態」の分析や、組織診断として、社員の「生活習慣」だけでなく、「仕事環境」「上司特性」「職場環境」を加えた、全64項目における「個人と組織の関係性におけるストレス状況」の分析など、個人と組織の診断を行い、組織の「ウェルネスマネジメント課題」を探って改善へとつなげるという。両社の技術を組み合わせることで、「ストレスチェック義務化」を企業の負担としてではなく、経営戦略とした「ウェルネスマネジメント」につなげるサポートとして提供していく構えだ。価格は、一人あたり月額2000円(税別)~となっている。
2015年07月24日©The Reverie Saigon Lobby(ロビー)ホーチミンの目抜き通りドンコイ通りと、グエンフェ通りに面し、中でもひときわ目立つ存在のホテル「ザ・レヴェリー サイゴン」は、39階建てのタイムズスクエアの高層階と低層階に位置し、ベトナム随一のゴージャスなホテルとして2015年9月のグランドオープンを目前に、注目を集めている。イタリアのトップデザイナーによるバロックな雰囲気漂う空間©The Reverie Saigon Panorama Deluxe King(パノラマでラックスキング)大理石や高級インテリアを駆使しバロックな雰囲気に仕上げられた空間は気品に溢れており、ラグジュアリーそのもの。全ての客室にはウォークイン、またはウォークスルーのクローゼットを完備し、広いバスルームとは別にバスタブとレインシャワーが設けられている。客室の中には、窓際にバスタブが設置されホーチミンらしい賑やかな光を眺めながらの入浴を楽しめる部屋も用意されている。洗練されたレストラン&バー©The Reverie Saigon Cafe Cardinal(カフェ カーディナル)最高峰の腕を持つ香港出身のシェフによる高級広東料理、イタリアのあらゆる家庭料理にインスピレーションを得た和やかなイタリアン、洗練されたフレンチと、3カ所のダイニングを設け最高のもてなしを用意。賑やかな歩道のカフェを彷彿とさせる長さ48mを誇るバーはぜひ訪れたい空間だ。フィットネスセンターも備えられたスパグエンフェ通りとスイミングプールを見下ろす6階、7階を使用した1,200m²の広々とした空間には、ヘアスタイリングやハンド・フットケアも受けられる美容院兼スパを設置。アジアおよび欧米のトリートメントが受けられ、フィットネスセンターも備えている。©The Reverie SaigonSwimming Pool(スイミングプール)グエンフェ通りを眼下に、遠方にはサイゴン川を望むスイミングプールは、24mのフリーフォームプールで、ジャグジーも2カ所設置。ラウンジチェアーや水中のサウンドシステムも完備され、美しいガラスの壁はハンギングフラワーで飾られ、常夏のリゾート気分を演出してくれる。ホーチミン一の高さを誇るホテル「ザ・レヴェリー サイゴン」。眼下には、歴史的なフランス様式の建築物、サイゴン川、都市のパノラマビューといった、ドラマティックな眺望が楽しめる。世界でも唯一無二のディスティネーションのデビューが今から楽しみだ。The Reverie Saigon(ザ・レヴェリー サイゴン)
2015年07月24日愛と欲望の王室で繰り広げられる海外ドラマ「REIGN/クイーン・メアリー」。本作では、主人公のスコットランド女王メアリー・ステュアートを巡る陰謀劇や禁断のロマンスだけではなく、現代風にアレンジされたロイヤルファッションも見どころの一つ。“王室の「ゴシップガール」”の呼び名に相応しく、劇中には目を奪われるファッションアイテムが溢れている。1557年、スコットランド女王メアリー・ステュアートは、隣国フランスとの同盟を確かなものにするため、6歳のときに婚約したフランス王太子フランソワと久しぶりの再会を果たす。幼少期を一緒に過ごしたフランソワは政略結婚の相手というより懐かしい幼馴染であり、凛々しく成長した姿を見てメアリーは胸を高鳴らせるが、フランソワの態度はよそよそしく、フランス王妃カトリーヌは占星術師ノストラダムスの予言を信じ、この結婚を阻もうとする。傷心のメアリーの前に現れたのは、王太子の腹違いの兄、バッシュ(セバスチャン)だった…。メアリーのような16世紀のロイヤル女子たちは、ロマンティックなドレスに身を包むのがお約束。ただし、肌の露出も控えめで、コルセットが堅苦しく、ちょっとだけセクシーさが足りない!?ということで、メアリーたちのファッションには現代の女子たちも身近に感じられるようなアレンジが施されているそう。それは最もゴージャスなメアリーの正装も例外ではなく、ワンピースタイプのドレスかと思いきや、実はトップスとロングスカートに華奢なベルトを合わせた技ありの装いだったりもする。また刺繍、レース、ビジュー、ファーなどのアイテムも決してクラシカルになり過ぎないよう、カジュアルな感覚で用いられているのも見どころの一つだ。また劇中でメアリーが身につけるアクセサリーはティアラ以外にもさまざま。フラワーモチーフのヘッドピースからシンプルなカチュームまで、その日の気分やドレスにあわせてチョイスされている。しかも劇中衣装やアクセサリーはアレキサンダー・マックイーン、オスカー・デ・ラ・レンタなどのハイブランドからフリーピープルなどのお手ごろブランドまで、ほとんどが現代のお店で実際に販売されていたものというのだから驚きだ。花火や海、夏フェスなどイベント盛りだくさんのこの季節、「REIGN/クイーン・メアリー」のおしゃれを参考にファッションを楽しんでみてはいかがだろう。<「REIGN/クイーン・メアリー<ファースト・シーズン>」リリース情報>「REIGN/クイーン・メアリー <ファースト・シーズン>」DVDコンプリートBOX価格:14,300円+税発売日:8月5日(水)※Vol.1~6同日レンタル開始Vol.7~118月19日レンタル開始発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日日本のロック界におけるレジェンドのひとり、佐野元春さん。最近は、年齢的には10歳以上も年下のバンドであるザ・コヨーテバンドを率いての活動を行っています。そのザ・コヨーテバンド名義による3作目のスタジオアルバムが『BLOOD MOON』です。ザ・コヨーテバンドは、それぞれ独自の活動を行う脂の乗り切った凄腕ミュージシャンがそろい、佐野さんの楽曲に新たな息吹を吹き込んでいます。佐野さんがライブのMCでも話されていましたが、「ザ・コヨーテバンドの一番いい時期がついにやって来た」という印象の1枚です。楽曲自体はどこからどう聴いても佐野元春そのものですが、21世紀という時代に合わせた繊細な音作りは、ザ・コヨーテバンドだからこそ可能になったように思います。実は2015年は、佐野さんにとってデビュー35周年という記念イヤー。そのアニバーサリーにふさわしい1枚、それがザ・コヨーテバンドによる『BLOOD MOON』というアルバムなのです。リリース情報:『BLOOD MOON/佐野元春&ザ・コヨーテバンド』(2015.7.22発売/¥3000(tax out)/POCE3810)※初回限定盤(¥4500(tax out)/POCE9390/ボックス仕様)も同時発売
2015年07月17日誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場するディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』のブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが本日リリースされたのを記念して、特別映像が公開になった。劇中では使用されなかった未発表曲やメリル・ストリープの出演シーンなど貴重な映像が収録されている。特別映像本作は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、ストリープが魔女を演じるほか、アナ・ケンドリックがシンデレラを、マッケンジー・マウジーがラプンツェルを、クリス・パインが王子役を演じ、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を務める。『シール・ビー・バック』とタイトルの楽曲は、ソンドハイムがストリープのために書き下ろした楽曲だ。自分を残して王子と姿を消してしまた娘のラプンツェルに対して、いつかきっと娘は戻ってくるはず……と歌う切ない楽曲だったが、映像でマーシャル監督は「涙をのんでカットした」という。しかし、MovieNEXにはこのシーンの映像がボーナス・コンテンツとして収録。映像で監督は「初期のバージョンを楽しんでくれ」と笑顔を見せている。続いて、映像にはストリープ演じる魔女が登場。彼女が歌う『シール・ビー・バック』とは一体、どんなメロディなのか? 映画を楽しんだ人も気になる映像になっている。『イントゥ・ザ・ウッズ』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年07月17日2015年上半期タレント出演者番組出演本数ランキング(ニホンモニター株式会社調べ)にて初のクイーンに輝いた小島瑠璃子。昨年、年間王者に輝いた国分太一や朝の情報番組などにも出演するお笑い芸人・設楽統(バナナマン)や加藤浩次らが上位にランクインする中、226本という番組出演本数でクイーンに輝いた小島さんが新CMにてドラムやダンスを披露している。このたび小島さんが出演するのは、コンサートや演劇、スポーツなどの公演チケットをユーザー同士で取引するチケットフリマアプリ「チケットキャンプ」の新CM。「ダンス」篇、「ドラム」篇の2種が公開されており、キグルミに身を包んだ小島さんが「チケキャン犬」として登場する。本CMで、ダンスや激しいドラミングを披露している小島さん。撮影当日、監督が「この衣装で踊っていただくんですが、動けそうですか?」と気遣うと、小島さんは「全く問題ないですよ!この着ぐるみ、すごく動きやすいです!」と頼もしいお言葉。「着ぐるみの動きやすさは100点なので、ダンスができるかどうかは完全に私次第ですね、どうしよう!」と笑う小島さんにすっかり魅了され、撮影の合間にはこっそりダンスを真似するスタッフも続出したという。ダンスにドラムと挑戦をした小島さんは「上手くできるか少し心配だったのですが、監督やスタッフの皆さんが丁寧に教えてくださったので、私も楽しくやりきることができました」と満足げな表情。「セリフがシンプルなぶん、表情はド派手に振り切っています」と本CMの見どころを語っている。チャーミングな表情で、お茶の間の心を掴み、ついには番組出演本数においてクイーンとなった小島さん。CMへの出演も着実に増えてきており、CM女王の座を射止めるのも時間の問題かもしれない。「チケットキャンプ」TVCM「ダンス」篇「ドラム」篇は7月16日(木)より放映開始。(text:cinemacafe.net)
2015年07月15日おとぎ話のハッピーエンドのその後が描かれる、大人のためのディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』のMovieNEXが、7月17日(金)より発売となる。今回、そのボーナスコンテンツから、本作で初めて魔女役を演じ、アカデミー賞19回目のノミネートを果たして、俳優の最多ノミネーション記録を自ら更新したメリル・ストリープに注目。さまざまな表情を見せた魔女役について、メリル自身や監督たちが語るインタビュー映像の一部が解禁となった。メリルを始め、ジョニー・デップ、クリス・パイン、アナ・ケンドリックなど、豪華スターの共演と、完成度の高い感動的なミュージカルシーンが話題となっている本作。「シンデレラ」に「ラプンツェル」、「赤ずきん」など、おとぎ話のエピソードが交錯し、クライマックスでは予想もつかない展開が待ち受けている。本作でメリルが演じた、あの少し不気味な魔女はインパクト大だが、その見事な魔女っぷりと幾通りもの多彩な表情は、メイクだけではなく、彼女の演技力によるところが大きい。メガホンをとった『シカゴ』のロブ・マーシャル監督は、この魔女の魅力について「弱さや恐れを隠し切れない人間的な面があるところだ。それは彼女ならではだよ」と、メリルだからこそできる演技を称えて語る。メリル演じる魔女は、醜く年老いた姿と、もとの美しい姿の2つの姿で登場する。メリルは、「(ヘアメイクを担当した)ロイ・ヘランドが、魔女の外見を2パターン作り上げてくれた」と語っているが、マーシャル監督によると「メイクは少しだけ違うだけで、メリルが演技で違いを表現している」とうなる。さらに、「ロイのさじ加減も見事で、名優を尊重したメイクにしている」と、チームスタッフの熱い信頼関係にも言及した。また、プロデューサーのジョン・デルーカも、メリルのメイクについては「ほぼメイクなしで、アゴと眉骨を強調させたくらいだ」と指摘。実際に、魔女が鋭い目つきでパン屋の妻(エミリー・ブラント)ら相手役を威嚇するシーンがある一方で、娘ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)を見つめる表情は母性にあふれている。両者を巧みに演じ分ける振り幅こそ、まさに名女優ならでは。おとぎ話の新しい魅力を再発見しながら、メリルの演技もじっくりと堪能してみて。『イントゥ・ザ・ウッズ MovieNEX』は7月17日(金)より発売、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年07月14日王道ファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(2001年~2003年)や『ホビット』三部作(2012年~2014年)の美術制作を手がけた「Weta」のアーティストによるコレクタブルアイテムを展示・販売するイベント「Weta Cave展3 in AKIHABARA Weta Cave Shop」が、7月16日~20日に東京・コトブキヤ 秋葉原館「コトブキヤベース・アキバ」(5Fイベントスペース)にて開催される。「Weta Cave展」は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』などの美術制作会社「Weta」社のアーティストが手がける、コレクタブルグッズを展示・販売するイベントで、今回が3度目の開催。迫力のスタチューやプロップなどを実際に見ることができ、映画シリーズ最終作『ホビット 決戦のゆくえ』(2014年)に因んだ新商品などが販売されるという。開催期間は7月16日~20日で、入場は無料。また、大阪・コトブキヤ日本橋においても物販イベント遠征も予定されている。詳細は公式サイトで追って発表予定。「Weta」社は、映画監督ピーター・ジャクソンやクリエーターのリチャード・テイラーらによってニュージーランドのウェリントンに創立されたVFXポストプロダクション会社で、CGを手がける「ウェタデジタル」と、特殊メイクやプロップ製作などを手がける「ウェタワークショップ」の2社で構成。ファンタジー小説『指輪物語』を映画化した、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作では、突出したVFXが高く評価され、3作品で"アカデミー視覚効果賞"を受賞している。また、2005年に公開された『キング・コング』でも同賞を受賞。さらにクリーチャーの表現技術が評価され、ジェームス・キャメロン監督の『アバター』(2009年)に参加し、異星人ナヴィやパンドラの世界観を見事に表現してオスカーを手にしている。現在、世界有数のVFX工房として、アメリカの映画産業で確固たる評価を得ている。(C)Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to New Line Productions, Inc. (s15)(C)2015 New Line Productions, Inc. All rights reserved. The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring, The Lord of the Rings: The Two Towers, The Lord of the Rings: The Return of the King and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to New Line Productions, Inc.
2015年07月13日©Singapore Tourism Boardマリーナ地区に2012年にオープンしたガーデンテーマパーク「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。南極以外の全大陸から集められた50万種もの植物が観賞できる。単なる植物園にとどまらず、巨大な人工ツリー群や、それらを結ぶ吊り橋、ドーム内に造られた滝や、子供用アスレチック、水遊び場など、体感型のアトラクションも多数。世界中の様々な賞を受賞する同パークは、シンガポールで訪れて欲しいスポットの一つ。見どころが満載!子供から大人まで大満足のテーマパークパークの中でも一際目を引く、最大50メートル、16階もの高さの巨大人工ツリー「スーパーツリー」は、近未来を思わせる異空間へ人々を誘う。夜には、音楽に合わせてスーパーツリーがライトアップされるショー、「Garden Rhapsody」も見もの。これらのスーパーツリー群を結ぶ、全長128メートルの吊り橋「OCBCスカイウェイ」からは、地上22メートルの高さから眼下に広がるパークを一望できる。Gardens by the Bay Far East Organization Children’s Garden Water Play ©Singapore Tourism Boardもう一つのシンボル、2つの巨大ドームは、冷寒地の環境が再現され、世界中の珍しい植物を楽しむ事ができる。その他、各国をテーマにした植物園や子供のための水遊び場「チルドレンズ・ガーデン」、シンガポールのローカルフードが楽しめるホーカーセンター(屋台村)「サテー・バイ・ザ・ベイ」など、とにかく見どころが満載。園内を走るシャトルサービスを利用すれば、広い園内も効率よく回ることができる。2つの巨大ドームは必見!これだけ見どころのあるガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中で、TRIPPING!編集部が特におすすめしたいのが、パークに鎮座する2つの巨大ドーム「フラワードーム」と「クラウドフォレスト」。珍しい世界中の植物が生息している。Gardens by the Bay Flower Dome ©Singapore Tourism Boardフラワードームでは、涼しく乾燥した地中海性気候が再現されており、5大陸に因んだ名前が付けられた9種類の庭園が展示される。Gardens by the Bay - Cloud Forest Day View ©Singapore Tourism Boardクラウドフォレストは、何と言ってもドーム内35メートルにも及ぶ高さから流れ落ちる世界最大の室内滝が圧巻。マイナスイオンたっぷりの霧に包まれた「クラウドウォーク」では、歩いていると宙に浮かぶような幻想的な世界が広がり、旅の疲れも癒される。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへは、タクシー、または正面のマリーナ・ベイ・サンズと直結の橋を渡って行くのが簡単。または、タンジョンパガー駅から出る400番のバスに乗り、Marina Gardens Driveという通りの、バス停番号03371番で降りると、入場ゲートの目の前。Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)●住所:18 Marina Gardens Drive Singapore 018953●営業時間:・Bay South Outdoor Garden(アウトドア・ガーデン)5:00~26:00(無休)・OCBC Skyway(OCBCスカイウェイ)9:00~21:00(無休)(チケット最終販売時間20:00最終入場時間20:30)・Far East Organization Children’s Garden(チルドレンズ・ガーデン)火~金:10:00~19:00(最終入場時間18:30)、土日祝:9:00~21:00 (最終入場時間20:30)※月曜休 (振替休日が月曜日の場合、火曜日休み)・Outdoor Gardens Audio Tour(オーディオツアー)月~金:9:45~17:45、土日祝:9:45~~16:45※毎月最終月曜日は12:30~17:45・Shuttle Service(シャトルサービス)9:45 – 17:45(無休)※毎月最終月曜日は12:30-17:45●電話:+65 6420 6841●入場料:2つのドーム入場料大人S$28子供(3~12歳)S$15●アクセス方法:マリーナ・ベイ・サンズホテル(Bay Front駅)から直結。または、タンジョンパガー駅から出る400番のバスに乗り、Marina Gardens Driveという通りの03371番バス停で降車。
2015年07月11日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、ゲームや映画など世界的な人気を誇る「バイオハザード」シリーズをテーマにしたアトラクション、「バイオハザード・ザ・リアル3」を開催中!大好評だった過去2年の開催スケールを圧倒的に凌駕する新生「バイオハザード・ザ・リアル3」を、このほどシネマカフェでは先行体験! その概要をレポートします。■ ラクーンシティの戦闘に参戦!! 圧倒的な臨場感と絶望感の中ゾンビを倒せ!!「バイオハザード・ザ・リアル3」は、USJのクリエイターが株式会社カプコンの全面協力の下、総力を結集して創出したシューティング型サバイバルホラー・アトラクション。ラクーンシティの戦闘に巻き込まれたゲストは、武器を手に襲いかかるリアルなゾンビたちを倒さなくてはいけないスリリングな内容。圧倒的な臨場感で視界に迫りくるゾンビ襲撃の恐怖に、助からないかもしれないという絶望感とともに立ち向かわなければならない。■ 2種類のガジェットが新登場!!普段抑えていた戦闘本能が覚醒するかも!?「バイオハザード・ザ・リアル3」特筆ポイントは、新登場“プロジェクション・ゴーグル”と、同じく今年初登場“マシンガン”の新ガジェット!同ゴーグルにはゾンビやクリーチャーの襲撃で減少するライフゲージや、みるみる減少する残弾数が表示され、緊張感はMAXに。また、今回最強の武器となる“マシンガン”は、引き金を引くと爆音と振動が骨まで伝わる迫力で、日頃隠れていた戦闘本能が覚醒!?究極の興奮状態が楽しめる。■ 「よりリアルな恐怖を体験できる!」プロデューサー川田将央氏も太鼓判!!プレスプレビュー当日、報道陣の囲み取材に応じたゲーム版「バイオハザード」シリーズのプロデューサー川田将央は、実際に同アトラクションを体験して、「(マシンガンを)撃ちまくれる楽しさと怖さが上手く融合していて良く表現されている」とコメント。新登場“プロジェクション・ゴーグル”のついても、「ゾンビを攻撃するタイミングが明確になり、飛び散る血しぶきもあって、よりリアルな恐怖を体験できる」と太鼓判を押していた。■ リアルな戦闘体験が続いていく、オリジナルメニュー&グッズも続々登場!!また、同アトラクション体験後も極限の緊張状態が収まることなく、リアルな戦闘体験を楽しめるフードやグッズにも注目。激しい戦闘を繰り広げるU.B.C.S隊員へ生き残るために配給する「アンブレラ・サバイバル・プレート」(¥1,850)や、回復ドリンクの「調合ハーブ」(アルコール/¥850)など、世界観を忠実に再現した豊富なメニューがうれしい。USJのパーク内でしか購入ができないオリジナルグッズもあるので、チェックしてみて。「バイオハザード・ザ・リアル3」は、2015年7月3日(金)~2015年11月8日(日)まで期間限定開催。生き延びられる確率は“限りなくゼロ”の超高難易度に挑戦してみて!(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日アメリカのソロアーティスト、ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガードが8月18日(火)に東京・Zepp Tokyoで単独公演を開催する。【チケット情報はこちら】ディアンジェロは1995年にアルバム『Brown Sugar』でデビュー。2000年にリリースしたアルバム『VooDoo』はヒップホップ、ソウル、R&B、ジャズの要素を合わせた革命的な作品と評され、2001年のグラミー賞最優秀R&Bアルバムを受賞。寡作なことで知られており、昨年末、14年ぶり3作目となるオリジナルアルバム『Black Messiah』をリリース。同作を携えて、8月15日(土)・16日(日)に行われるSUMMER SONIC2015での初来日が発表されていた。チケットの一般発売は7月18日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は7月11日(土)午前11時から16日(木)午前11時まで。■D’ANGELO AND THE VANGUARD(ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード)日時:8月18日(火)開場 18:30 / 開演 19:30会場:Zepp Tokyo(東京都)料金:1F立見9,000円(税込/1Drink別) / 2F指定11,000円(税込/1Drink別)※未就学児(6歳未満)入場不可
2015年07月09日藤原ヒロシが手がける南青山のコンセプトスペース、ザ・プール 青山(the POOL aoyama)。同店舗のオンラインストアにて、7月8日午後12時から21日午後12時までの期間、人気のTシャツ「POOL TEE」のカラーオーダー「MY OWN POOL TEE」(8,000円)を限定で実施する。オープン当時からの定番アイテムとして展開されてきた同Tシャツは、フロントに大きな“POOL”ロゴがあしらわれたシンプル且つアイコニックな デザイン。柔らかい天竺素材を使用し、肌に馴染むよう製品洗い加工が施されている。今回展開されるボディとプリントカラーは、各8色。ホワイト、ネイビーといった定番色はもちろん、初のリリースとなるボルドーやイエローなど、個 性的なカラーリングもラインアップ。全64通りの中から、好きな組み合わせを選ぶ事ができる。サイズはユニセックスで、XSからXLまでの5サイズを用意。オーダー商品は、8月下旬頃に発送予定。
2015年07月08日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、この夏だけのスペシャル・アトラクション、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」を初開催。そのゲーム性や娯楽性、再現度などを賞賛する声が出ているが、シネマカフェはプレスプレビューで一足早く驚愕のリアルを体験!超リアルな“妖怪ウォッチ”を駆使する「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」の魅力をレポート。■ “妖怪ウォッチ”と“妖怪パッド”を駆使して隠れた妖怪たちを探し出せ!!初開催「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、同アトラクション内のいたるところに隠れている妖怪を探すという、アドベンチャー型ウォークスルー・アトラクション。まずは、超リアルな同アトラクション専用の“妖怪ウォッチ”と“妖怪パッド”を受け取る。それを頼りにおなじみの街へ繰り出すと、突然“妖怪ウォッチ”のレーダーが反応。近くに妖怪がいるサインで、ゲームやアニメの世界へ入ってしまったようなワクワク感が楽しめる。■ ジバニャン、ウィスパーが出現!! 友だち気分で、おなじみの街並みへGO!!「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」の舞台は、ゲームやアニメでおなじみの“おおもり山”や“さくらニュータウン”“おつかい横丁”。リアルな再現の街並みそのものにまず驚くなか、まず“おおもり山”では“妖怪ガシャ”を体験。ハンドルを回すと、妖怪執事ウィスパーが登場してゲストをお出迎え。続く“神社”ではウィスパーと巫女が現れ、その最中に突然“妖怪ウォッチ”のレーダーが反応。“連打”の合図で“妖怪ウォッチ”を連打すると、ジバニャンが登場!最終的に妖怪メダルになったジバニャンが自分の“妖怪ウォッチ”に入って妖怪と友だちに。まさしく主人公のケータのような気分で楽しめるのだ。■ 「妖怪ウォッチ・ザ・ラリー」も実施!! 発見すれば、素敵なアイテムも!?この「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」と同時開催で、パーク内では「妖怪ウォッチ・ザ・ラリー」(有料)も実施。これは、パーク中のいたるところに残っている痕跡(ヒント)を頼りに、隠れた妖怪を自力で(友だちと協力して)探し出すアドベンチャー・ラリー。頑張ってすべての妖怪を発見すると、ゴールでリアル“妖怪ガシャ”体験にチャレンジも。もしかすると、ステキなアイテムが入手できるかもしれないので、この夏トライしてみて!■ 家族連れには強い味方!! 「こどもせいりけん」ゲットでスムーズに体験!!この夏休み、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は大人気コンテンツとなることが予想され、「こどもせいりけん」という混雑緩和システムを採用する。小学生以下のキッズとその保護者が対象で、無料で発行する整理券だ。「こどもせいりけん」があれば「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」のアトラクションをスムーズに体験できるが、当日のみの発行で枚数に制限があるので、なくなり次第終了するとのこと。詳細はオフィシャルサイトで事前に確認を。大期待の「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、2015年7月3日(金)~2015年9月6日(日)まで期間限定で開催。どれだけの“ホンモノ”の妖怪と出会えるか、チャレンジしてみて!(C) LEVEL-5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日藤原ヒロシが手がける南青山のコンセプトスペース、ザ・プール 青山(the POOL aoyama)。同店舗のオンラインストアにて、7月8日午後12時から21日午後12時までの期間、人気のTシャツ「POOL TEE」のカラーオーダー「MY OWN POOL TEE」(8,000円)を限定で実施する。オープン当時からの定番アイテムとして展開されてきた同Tシャツは、フロントに大きな“POOL”ロゴがあしらわれたシンプル且つアイコニックな デザイン。柔らかい天竺素材を使用し、肌に馴染むよう製品洗い加工が施されている。今回展開されるボディとプリントカラーは、各8色。ホワイト、ネイビーといった定番色はもちろん、初のリリースとなるボルドーやイエローなど、個 性的なカラーリングもラインアップ。全64通りの中から、好きな組み合わせを選ぶ事ができる。サイズはユニセックスで、XSからXLまでの5サイズを用意。オーダー商品は、8月下旬頃に発送予定。
2015年07月07日ファッションを愛する人々に向け、最先端のスキンケア商品を届けるブランドとして立ち上げられた、資生堂 のザ・ギンザ コスメティックスから1年ぶりに新商品が発売される。「ザ・ギンザ ハイブリッドジェルオイル」(100ml 2万5,000円)だ。発売日は9月21日。ザ・ギンザは、「ヘルシースキン」が“今”のトレンドの肌感であると考える。昨今のファッション界の トレンドとして、『エフォートレス』が重要なキーワードのひとつであるが、そういったスタイルにも欠かせないのが潤いとしなやかさを持つ健康的な肌。同ブランドが提唱する「ヘルシースキン」に整えるには、新商品「ハイブリッドジェルオイル」でのケアとマッサージが有効だという。肌に乗せたときのベタつき や嫌な肌残りのない「ジェルオイル処方」により、伸びて馴染む心地よいテクスチャーを実現。美容液として付けるだけでもよい が、 さらにマッサージすることで血行を促進させ、アルファー波を出すというセイヨウ菩提樹のアロマ効果と相まって、むくみやくすみ感のない生き生きとした 「ヘルシースキン」へと整える。リュクスながらライトなテクスチャーで、顔、ボディともに使いやすい。新商品「ハイブリッドジェルオイル」の発売に先駆け、6月11日にプレス向けのイベントが行われた。3セクションで構成されたこのイベント会場の中で一番目を引いたのが、商品のイメージを表現するふたつのサイエンスルーム。商品特徴であるジェルオイルのテクスチャーをサイエンス ルーム1で、オイルと香りをサイエンスルーム2で、表現した。サイエンスルーム1のブースは、血色と上昇感をイメージしているため透けるグリッドを積み上げ薄いピンク色でライティング。もう一方のサイエンスルーム2は、ザ・ギンザの特徴であるセイヨウ菩提樹の香りが及ぼすリラックス感を、グリーンと木漏れ日で表わした。会場のアートワークは、資生堂のスペースデザイングループでアートディレクターを務める岸野桃子さんが手がけたもの。プレゼンテーションにはこの日限りのミューズとしてモデルの国木田彩良さんがブランドカラーでもあるオールホワイト のルックで登 場。また、トークショーではWWDジャパンの向千鶴編集長が登壇し、「ヘルシースキン」がいかにトレンドファッションに欠かせないものか、またザ・ギンザが創設当初に影響を受けたというジル・サンダーのコレクションについて当時の思い出を語った。
2015年07月03日資生堂のスキンケアブランド、ザ・ギンザ(THE GINZA) から、9月21日 に新商品「ハイブリッドジェルオイル」(100ml 2万5,000円)が登場する。この発売に先駆け、同社は6月11日、ザ・ペニ ンシュラ東京でローンチイベントを開催。ブランドの歴史を紹介するギャラ リー形式のブースと、商品のイメージを表現するインスタレーション会場、タッチアップスペースの3セクションで構成された会場で、「ハイブ リッドジェルオイル」が披露された。ザ・ギンザは2002年、「服は、肌か。肌は、服 か。」と いうフィロソフィーのもと立ち上げられたしたスキンケアブランドで、そのフィロソフィー誕生のきっかけは40年 前 の1975年に遡る。銀座7丁 目にオープンしたブティック、ザ・ギンザは日本で初めてのセレクトショップ。ジョルジオ アルマーニはじめプラダ、アライア、ヘルムート ラング 、メゾン マルタン マルジェラ、ドリス ヴァン ノッテン、アレキサンダー マックイーンなどをいち早く扱い、セレクトショップのパイオニアとして誰もが知るファッションの聖地であった。2009年にブティック事業は撤退したが、 スキンケアブランドは現在海外にも多くのファンを持つプレミアム・スキンケアブランドへと成長している。大抵のスキンケアブランドが、あくまで美容起点でのアプローチであるのに引き換え、同ブランドは元々がザ・ギ ンザ のブティックに通うファッ ションフリークな人々に向けて開発された為、そのスキンケアコンセプトは非常にユニーク且つシンプル。肌の色、肌質、気候、季節、肌の悩みなどに左右されることなく、使う人それぞれの足りないところを補うといった全方位対応型で、「確実に良いものを」という顧客の 声を 反映して作ら れている。同ブランドの広報を務める町田淑江さんは「時代の最先端を美容でもお届けできるブランド。悩み別ではなくどんな肌タイプも感知して ケアできるのが、ザ・ギンザがグローバル&アッパーブランドたる所以です」と話す。さて、そんなザ・ギンザがこの秋、発売する新商品「ハイブリッドジェルオイル」とはどういったものか。続きは明日、後編にて詳しく紹介する。--ファッションフリーク達の為に最先端のスキンケアを。「ザ・ギンザ」から新商品ハイブリッドジェル誕生【後編】
2015年07月02日7月1日(水)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」「バイオハザード・ザ・リアル3」「ウォーター・サプライズ・パーティ」など夏のシーズナル・イベントのプレスプレビューが、7月3日(金)のグランドオープンに先がけて開催された。初開催で高い注目を集める「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、超リアルな妖怪ウォッチを活用して“ホンモノ”の妖怪に会いに行くアトラクション。エントランスで妖怪ウォッチと専用の妖怪パッドが配られ、それを持っておおもり山やさくらニュータウン、おつかい横丁などゲームやアニメーションでお馴染みの世界をリアルに再現した街並みへ踏み込み、いたるところに隠れた妖怪たちを探す。近くに妖怪がいると、腕の妖怪ウォッチがレーダー反応するなど、子どもたちが楽しめる夏にぴったりのアトラクションとなっている。また、パークの夏の風物詩「ウォーター・サプライズ・パーティ」は、今年はエリアを拡大してグラマシー・パークで開催。昨年比150%に増量したパーク史上最大の水量で、家族でびしょ濡れになって満喫するゲストの姿も。今年は人気キャラクターのミニオンがウォーターシューターを携え、いたずら全開で登場するとゲストの興奮もMAX状態になった。プロジェクション・ゴーグルとの融合で進化した、ライブ・シューティング型サバイバルホラー・アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル3」では、ゲストはプロジェクション・ゴーグルとハンドガンを装着。同ゴーグルには血しぶきや刻々と減少するライフゲージや残弾数が映し出され、ゲストは本当にゾンビと戦っているような臨場感を満喫した。「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」「バイオハザード・ザ・リアル3」「ウォーター・サプライズ・パーティ」は、7月3日(金)にグランドオープン。限定グッズやメニューも登場する。(C) 2015 Sesame Workshop(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(C) LEVEL-5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日ポール・マッカートニー、山下達郎、村上春樹も絶賛するポピュラー・ミュージックの伝説的バンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」。その中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと二人一役で描く『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』から、待望の日本オリジナル版予告編が解禁された。舞台は1960年代のカリフォルニア。人気の頂点にいた「ザ・ビーチ・ボーイズ」のメンバーのブライアン(ポール・ダノ)は、新たな音を求めてスタジオで曲作りに専念していた。だが、新作へのプレッシャーから心が完全に折れてしまう。それから20年余、ブライアン(ジョン・キューザック)に再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった――。60年代と80年代のブライアンを『リトル・ミス・サンシャイン』のポール・ダノ、『ハイ・フィデリティ』から『シャンハイ』『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』などまで、数々の名作に出演している名優ジョン・キューザックが、それぞれ演じている本作。『それでも夜は明ける』の製作を務めたビル・ポーラッドがメガホンを取った。60年代のブライアンは、史上不朽の名盤「ペット・サウンズ」制作に没頭する。「ビートルズに人気を奪われる」と焦りを感じたブライアンが、楽器演奏にこだわらず斬新なサウンドを生みだそうと奮闘する姿や、研ぎすまされた感覚ゆえ次第に精神的に追い込まれていく様子が描かれる。ブライアンが「神のみぞ知る」を歌うシーンは、撮影前に入念なボイストレーニングを行ったダノ本人の生歌というから、要注目。一方、長い年月が過ぎ、精神科医ユージン(ポール・ジアマッティ)の支配下に置かれていた80年代のブライアンは、現在の妻であるメリンダ(エリザベス・バンクス)との出会い、そして彼女の愛の力で闇の中から再び光を見出していく様子を描いている。「天才とは何か、天才を愛するとはどういうことか…」というナレーションが印象的で、その世界観に惹かれる予告編からも、天才と呼ばれたひとりの男が孤独の果てに希望を見つけていく姿が見える本作。時代を超えて愛され続けている名曲を生みだしたブライアンの半生を、この予告編から覗いてみて。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&マーシー 終わらないメロディー 2015年8月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 Malibu Road, LLC. All rights reserved.
2015年06月29日昨年のアメリカ公開をきっかけに、映画業界のみならず、ファッション業界、音楽業界からも熱烈な支持を得ている、英国発の青春ミュージカル『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』。スコットランドの人気バンド「ベル&セバスチャン」のフロントマン、スチュアート・マードックが監督・脚本・製作・スタイリング・音楽を務めた本作から、主人公の3人の若者たちのポップでキュートなファッションコーディネートを楽しめる場面写真を、シネマカフェが独占入手した。スコットランド、グラスゴーのとある街。拒食症のため入院中の少女イヴ(エミリー・ブラウニング)は、病院で一人ピアノに向かい曲を書いていた。ある日、彼女は病院を抜け出して向かったライブハウスで、アコースティック・ギターを抱えたジェームズ(オリー・アレクサンデル)に出会い、さらに音楽仲間のキャシー(ハンナ・マリー)を紹介される。一緒に音楽を作り始めた2人の少女と1人の少年の友情、そして恋が、いきおいよく走り出す――。本作は、「ベル&セバスチャン」のスチュアート・マードックが、自身の体験をもとに書き上げたアルバム「God Help The Girl」を原作に、ウェス・アンダーソン監督を世に送り出した名プロデューサー、バリー・メンデルの協力を得て、自ら資金集めも行って映画化した渾身作。ひと夏のビター&スイートな青春物語を、ポップ&キュートな映像で描きだし、スチュアートの優しく語りかけるような歌詞と五感に響く繊細なメロディーを主人公たちが歌い上げている。本作で注目すべきは、スチュアート自身がコーディネートにこだわった50年代~70年代古着ミックスのスタイリングの数々。若い世代には新しく、かつて“渋谷系”を通ってきた30代以上には懐かしさを感じさせている。登場するファッションブランドも、「フレッド・ペリー(FRED PERRY)」や「トップショップ(TOPSHOP)」、「アメリカン・アパレル(American Apparel)」など、すぐにでもお手本にできそうな手が届きやすいものばかりだ。さらに、主人公イヴがバンドのボーカルで長身のモテ男子に古着屋で洋服を見立ててもらったり、イヴに思いを寄せる文科系男子ジェームズ(シャツのボタンはきっちり上まで)が彼女にニットを脱いで貸してあげたりと、女子の胸キュンポイントもたくさん。男女ともに古くて新しいコーディネートの参考になりそうなファッションがギュッと詰まっている。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は、8月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 2015年8月1日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) FINDLAY PRODUCTIONS LIMITED 2012
2015年06月23日ザ・キャピトルホテル 東急が7月1日から8月31日まで、オールデイダイニング「ORIGAMI」と中国料理「星ヶ岡」で「冷麺フェア」を開催。夏にぴったりの4種の冷麺を発売する。「ORIGAMI」では、12種の夏野菜と海鮮食材を使用した毎年恒例の冷麺「ORIGAMI冷麺」(2,600円)を提供。パーコーブイヨンで出汁を取ったさっぱりとした醤油風味のスープに、半熟卵、大葉、ライムなど6種のトッピングが添えられており、好みに合わせて何通りもの味の変化が楽しめる一皿となっている。「星ヶ岡」では3種の冷麺が用意された。注目は、ホテル開業5周年を記念した復刻メニューである、マイルドな辛さがクセになる「冷し坦々麺」(前菜・デザート付で3,500円)。スープに使用された濃厚かつ香り高い「金胡麻」によって、香りとコクを引き立たせている。その他、「五目冷やしそば(胡麻ダレ)」(2,700円)、「海老・ニラ・挽肉入り冷しそば(塩味)」(2,700円)が提供される。【店舗詳細】ザ・キャピトルホテル 東急「冷麺フェア」住所:東京都千代田区永田町2-10-3■「ORIGAMI」場所:3F オールデイダイニング「ORIGAMI」期間:7月1日~8月31日時間:11:00~21:30(L.O.)■「星ヶ岡」場所:2F中国料理「星ヶ岡」期間:7月1日~8月31日 ※土・日・祝日・8月13日・14日を除く時間:11:30~14:30(L.O.)
2015年06月18日ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』の会見が、メキシコで開催中イベント『Summer Of Sony 2015』で行われ、レヴィット、シャルロット・ルボン、ベン・キングスレーらが登場した。残念ながらゼメキス監督はスカイプでの参加となったが、本作について「これまで学んだビジュアルエフクトのテクニックをすべて使った集大成のような作品」と、壮大な映像に早くも自信を見せた。その他の写真本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さ(411メートル)を誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。映画は彼の実話を基に、プティの半生、“高層ビルで綱渡りをする”という無謀にして壮大な計画を成功させるまでの一部始終が描かれる。「普通の人は見上げるだけだけど、実際に、高いロープの上で歩くというのはどういう感じなんだろう? 彼がどう感じていたんだろうというのは、今まで誰も映画にしたことがないと思った」というゼメキス監督は、プティの証言を基に徹底的に調査を重ねて、準備を進めたようだ。中でも「ワールド・トレードセンターのタワーを70年代のその当時のままに再現することにリサーチをして、時間と労力を費やした」そうで「タワーの上に登って下を見たときの高さや深さなど、空気感を表現する、質感を作り出すのに時間をかけた。今までのいろんな作品をやってきたけど、これまで学んだビジュアルエフェクトのテクニックをすべて使った集大成のような作品なんだ」と力強く語った。ちなみに本作は3D版、IMAX版での上映も決定しており、その迫力はキングスレー曰く「3Dが繊細な使い方で、ポールが落ちたら、はっとしゃがんでしまうようなリアルさ」に仕上がっているようだ。そして、綱の上を歩くプティを演じたレヴィットは、プティ本人から指導を受けたそうで「ワークショップで練習を始めた。フィリップから『8日目にロープの上を歩けるようになるよ』と言われたんだけど、本当に8日目に歩けるようになったんだ。プティから、自分で自分を操作して、思い込ませることでそれが本当になるんだと言われた。“Fall”という言葉は絶対に言わない、ロープから落ちるんじゃない、自分で選んで自らの意思で下りるんだ、というアドバイスをもらったよ」と振り返った。映画は驚異的な能力で高さ400メートルを綱渡りする主人公のドラマだけでなく、ワールドトレードセンターに侵入して綱を設置するケイパームービー(集団犯罪劇)の要素や、プティの情熱も描かれる。ゼメキス監督は「アートをやっている人なら共感できるような情熱を持っていて、表現したい想いには通じるものがあるだろうし、多くの人も、どこかにそういう思いをもっているだろうから、共感できる部分だと思う」と分析し、レヴィットは「不可能なことをやってみようとか、チャレンジしようと映画を見た人が思ってくれたらうれしい」と語った。『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)、全国ロードショー
2015年06月17日ザ・プール新宿のテーマは6月17日のオープン当日まで一般に公表されなかった。その方法論こそ、藤原ヒロシの魅力のひとつかもしれない。期待させて、アッと思わせるその驚きはDJ的なアプローチを思わせるが、今回はプールバーというジョーカーを出してきた。なるほど、その手があったか、と思わせるが、それは計画されていないようで、綿密に計画されているようにも見える。「伊勢丹で朝食を」という新たなアイデアまで飛び出した藤原ヒロシのへのロングインタビュー第2回。ーーザ・プール新宿を出店する意図は何ですか?青山と違うところで新たな作り込みができるという面白さですかね。百貨店とやるなら伊勢丹以外は考えられなかったし、百貨店としてこういう取り組みをしているのは伊勢丹しかないように思います。ーー伊勢丹というのは藤原さんにとってどういうイメージですか?日本中のデパートがうらやむのが伊勢丹なのではないですか(笑)。僕らが持っているデパートのイメージと違う物が伊勢丹にはあって、それが新しいデパートのイメージになりつつあるということなのではないでしょうか。デパート(=百貨店)は、以前はトラッドなものしか売っていない、僕たちが欲しいようなものは売っていないイメージがあったのですが、それがセレクトショップのようなイメージに変わったのは伊勢丹の力かなと思います。ーー昔から伊勢丹で買い物をすることはありましたか?20代の頃は伊勢丹には来なくて、新宿でもあまり買い物はしなかったですね。百貨店というのは当時、もう少し若者から遠いところにあったような気がします。今は新しいものもあって、多くの人が集まる場所というイメージですが、集客力のある伊勢丹で今回、ザ・プールのポップアップストアができるのは面白いと思っています。ただ、ザ・プールというのはブランドではなくてコンセプトスペース。今回のイベントで、ザ・プールの存在を知ったお客さんが商品を欲しいと思っても青山にしかないのに、僕たちは果たしてポップアップを出店する意味があるのだろうか、とスタッフとも話していました。ーー6月17日のオープン当日まで今回の「ビリヤード」というテーマは明らかにされませんでしたね。今回の伊勢丹でのテーマは、「POOL(プール)」という言葉から想像されることを僕たちなりに精一杯やったという感じです。伊勢丹に本物のプールを作らせてほしいと言っても多分、フロアは掘らせてもらえないし、架空の「プールバー」を想定しました。黒く塗ったビリヤードテーブルを置いて、そのテーマに関連した商品を中心に、そうでない商品なども展開します。「the POOL shinjuku」のロゴの入った商品も作りました。ーーちょうどプールバーが流行した頃は80年代のロンドンなど、藤原さんのイメージとダブりますね。スヌーカーとか、「ステューシー」のエイトボールモチーフなど、ファッションには落としやすいテーマですね。いくつかキーワードになるものがあって、それを元にオリジナルや、「アッセンプル」や「FPAR (フォーティーパーセントアゲインストライツ)」とか別注する相手先が決まっていったという形です。ーーコラボするブランドは以前から藤原さんと仲が良いブランド、という印象が強いですが?「ステューシー」や「アンダーカバー」、「FPAR (フォーティーパーセントアゲインストライツ)」の西山徹君とかは古い付き合いですが、「AMKK(東 信、花樹研究所)」の東信さんや「ホワイトマウンテニアリング」の相澤(陽介)さんも個人的には付き合いはなくて、ザ・プールで一緒に物を作り始めて、ブランドの意外な一面を知ることが出来ました。たとえば、「N.ハリウッド」はミリタリーやトラッドもののイメージが強かったんですが、意外とロックっぽい物も好きなんだとか。会って話すとすべてではないのですが、共通する部分があって、その場で一緒にやる方向性が決まっていきます。皆さん、自分たちの仕事に対してすごく真面目で、だからブランドが長く続くということなんでしょうね。「N.ハリウッド」の尾花(大輔)さんはインスタに温泉の写真ばかり投稿していて、彼は僕より仕事していないんじゃないか、と思うことがありますが(笑)。ーー作る上で苦労したことなどはありましたか?僕自身はあまり一つのことに固執するタイプではないので、出来そうになければ、じゃあ次の案と、決断力は早い。クリエイターの人たちはこれでないと、と譲れないアイデアがあるのかもしれないのですが、僕はそこで止まってしまう時間がもったいので、諦めます。今回も百貨店でのポップアップということで、制約上出来ない店舗のアイデアがいくつかあったのですが、それにはこだわらず、すぐ切り替えました。ーー時間との勝負という部分がファッションにはありますからね。伊勢丹がすごいと思うのは、前日に店舗が閉店してから一晩で今回のポップアップを作り上げるということですね。今回のポップアップの店舗デザインは海外だったらおそらく1カ月はかかる仕事ですね。設営の現場を見に行きたいと思ってますが、早朝の3時か4時頃と聞いて少し引きました。ーー朝の6時頃に出来上がるようです。6時だったら、伊勢丹で朝食できますね。伊勢丹って朝食やっていないんですか?ニューヨークの「ティファニー」はたまに“ブレックファースト・イン・ティファニー”っていう顧客を招いて、朝7時からカウンターに朝食を置いて買い物ができるイベントをやっているんですよ。伊勢丹朝食やればいいのに。「伊勢丹定食」って語呂がイイじゃないですか。ーー「朝食」は雑誌的に流行っていますが、自分で食べに行くことありますか?ないですね。でも伊勢丹がやるんだったら食べに来ますよ。■interview & text:野田達哉>次回は、ザ・プール青山閉店について、そして次のアイデアについて話を聞いています。(vol.3へ続く)
2015年06月17日6月17日より伊勢丹新宿店で「ザ・プール新宿」のポップアップストアがスタートした。わずか2年間だけの営業として来年春に終了を宣言し、まさに東京を体現する限定コンセプトスペース「ザ・プール青山」の、最初で最後のポップアップストア。オープン初日までその内容が明らかにされなかったテーマは、なんと“ビリヤード”。伊勢丹の1階に架空のプールバー、「ザ・プール新宿」が誕生した。「ザ・プール」のディレクションを手がける藤原ヒロシの真骨頂ともいえるウイットとプロットは、「アッセンブル」や「ステューシー」などのブランドを巻き込んで、最新の東京のストリートスタイルマナーのポップアップストアを提案した。ザ・プール青山のスタートから1年、藤原ヒロシの今の頭の中をのぞき見した。ーー「ザ・プール青山」は2014年4月にオープンしましたが、そもそもなぜあのコンセプトスペースが始まったのですか?海外に行くと古い薬屋や八百屋などを改造したカフェや店舗があるのですが、日本は古い建物は壊してしまいます。そういう面白い物件があったら何かやりたいから連絡して欲しいと、以前から友達に話していました。それで、たまたま見に行ったあの物件が気に入ったということがスタートのきっかけです。「JUN」とは30年来の付き合いなので、何かやりたいねという話は常々していて、最初にあそこを見に行った時は本当にボロボロの状態だったのですが、できる限りプールを活かして使いたいと思いました。ーー当初から今のような期間限定でテーマが変わっていくというコンセプトスペースという形態を考えていたいのですか?最初はたまに開くギャラリーでも、何をしても良いという話だったのですが、せっかくなのでショップ形態にしました。元々がプールなので、床が傾斜しているんです。従業員の平衡感覚などの問題などで傾斜しているスペースを水平にしなければならないということもあって、フロアをガラスにしてそちら側を期間ごとに変わっていくスペース、反対側は古いまま残して物販にと、構造上の背景からスペースの性格が決定していったというプロセスがあります。ーー最初のテーマが“white”でというのはいつ決まったのですか?プールというのが決まったので、最初のテーマが白というのはすぐに決まりました。元々はもう少しセレクトショップ的なスペースを想像していたのですが、実際にオーダーしなければならない時期とのタイムラグなどの問題から難しく、自分たちで作る物が中心になりました。国内だけではなく、世界中から東京に来た人たちが立ち寄ってくれるような場所を目指したので、お土産物的なアイテムをラインナップに入れています。ロゴ入りのキャッチーなTシャツなど、日本のお土産というより、パリに行ったらコレットで何か買って帰るような感覚。キーホルダーでも何でも良いので、東京に行ったから「プール」で何か買って帰ろうというような。ーーお土産でもいわゆる“ジャポニズム”“和”ではないファッションからのアプローチですよね。一緒にやる相手は東京のブランドばかりになりましたが、それを意識したというより、たまたまそうなったというだけです。いまや世界中どの都市でも、ブランド自体はそんなに違いはないので。個人的には“和コラボ”と言われる物が嫌いなんです。和柄の刺繍デニムやプリントなどが苦手なので、それを前に出してやる気はない。和の建築は美しいとは思うけれど、実際に何かやるとなると難しい。神戸などでも、古くからある建物をリノベーションしたショップがあり、きれいだったという記憶があります。ーー「ザ・プール青山」のアイテムは基本的にベーシックな物が多いですが、やはり、藤原さんが自分で着たいアイテムを商品化するという視点ですか?自分で着るものがシンプルな物が多いので、自然とそうなります。たまに派手な物を着たいと思うこともありますが。基本的にはそうですね。自分が身につけることが想定できないものを考えるのは得意じゃないですね。ーー“ノームコア”と呼ばれるファッションの現象に関して、藤原さんはどういう意見ですか?“ノームコア”という動きに対して何も信頼を置いていないです。“ノームコア”自体がオシャレなのに、それを言っていることが違うんじゃないかと思います。そう呼んでいる人たちが一番トレンディだということを分かってないのかなと。口に出した時点でダメですね。■interview & text:野田達哉>vol.2 架空のプールバー「ザ・プール新宿」に関しての話。vol.2へ続く。
2015年06月17日クロックス・ジャパンが、『セックス・アンド・ザ・シティ』の衣装を手掛けたファッション界のカリスマ、パトリシア・フィールドとのコラボレーションモデルを7月中旬より順次発売する。ニューヨーク出身のパトリシア・フィールドは、衣装デザイナーでスタイリスト。『セックス・アンド・ザ・シティ』のTVシリーズで衣装を担当し、02年にエミー賞を受賞。07年のアカデミー賞では、映画『プラダを着た悪魔』で衣装デザイン賞にノミネートされた。同コラボレーションでは、パトリシア・フィールドらしい原色を多用したビビッドな色使いの大胆なグラフィックを制作。その個性的なデザインが、ファーストモデルの「クラシック」(5,900円)、カジュアルフラットシューズ「キャップトゥ フラット」(6,900円)、フリップスタイルの「リアリーセクシィ フリップ」(4,900円)の3モデルにあしらわれた。7月中旬よりクロックスの直営店、公式オンラインショップ、一部のクロックス取り扱い店舗にて順次販売される。
2015年06月11日藤原ヒロシがディレクションするザ・プール青山のポップアップイベント「ザ・プール新宿(the POOL shinjuku)」が伊勢丹新宿店の1階=ザ・ステージで6月17日より23日まで開催される。ザ・プール青山が同店以外でポップアップストアを開催するのは初めてのこととなる。14年4月に南青山にあるヴィンテージマンションの住人専用の室内プールだった場所を改装し、企画ごとにがらりと商品を変えるコンセプトストアとしてジュン(JUN)がオープン。東京を代表する旬のストアとして瞬く間に話題となり、オープン以降、ホワイト、フラワー、オリーブ、古着(ワンス イン ア ライフタイム)、黒(メラニズム)といったワンテーマで期間を決めて商品を構成。内装もその度に変化させ展開していくスタイルは、新しいファッションストアの方向性を示した。伊勢丹新宿店でのポップアップストアは、伊勢丹メンズ館と1年前より準備が進められ、今回だけの限定商品、先行発売商品が中心となる。展開アイテムは「ラコステ(LACOSTE)」の定番ポロシャツにラバープリントのラインとクロコダイルロゴを熱着した伊勢丹限定ポロシャツ(1万9,000円)。アメリカのデジタルオーディオメーカー「ION AUDIO」の別注ポータブルレコードプレーヤー(2万6,000円)など。イベントを担当した伊勢丹メンズのアシスタントバイヤーは、「三越伊勢丹では企業メッセージとして“This is Japan”と掲げている。またJAPAN SENSESというキャンペーンを通じ、優れた日本メイドの商品を以前から打ち出している。東京のファッションのランドマークともいえる新宿店1階ステージで、東京を代表する旬なショップであるザ・プール青山と、最旬の東京を発信したい。」と語っている。なお、ザ・プール青山は2年目を迎えた今年4月に、「プロジェクト自体が当初の目的を達成した」ということから16年4月での閉店を発表している。
2015年06月10日6月20日公開の映画『呪怨‐ザ・ファイナル‐』の女子高生限定試写会が8日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、タレントのおのののか、柳ゆり菜、女優の松浦雅、YouTuberのHIKAKINが出席した。ハリウッドでリメイクもされて世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズ最新作にして最終章となる本作。あまりの怖さに発禁寸前となった伝説のホラービデオから16年の時間を経て、"呪いの鎖"が壮絶な終わりを迎える。公開前2週間を切ったこの日は、女子高生限定の試写会が行われ、劇中で女子高生を演じたおのののか、柳ゆり菜、松浦雅が登場。試写会で女子高生たちと一緒に作品を見たおのは「皆さんがどのシーンでどう反応するのかドキドキしながら見てました。本当に私が思っていた10倍以上の反応があってビックリしましたね。素敵な反応をしてくれてうれしかったです」と笑顔を見せ、柳は「みんなでキャーキャー言いながら見るのがより怖かったし、怖さを共有出来ました」と満足げ。また、柳と松浦に挟まれて鑑賞したおのは「両サイドで手を掴まれたから怖くて、ずっと半目状態でした…。2人一組で来るのがベストです(笑)。片手は開けるようにしたほうがいいと思います」と鑑賞のアドバイスを送っていた。おのは、本作で演技初挑戦。「5歳下の妹がいて、これを撮っている時は女子高生だったので、妹の友だちが家に来た時に『今どきのJKってどんな感じなんだろう?』と観察しながら見てました」と勉強熱心なところも。一方の柳は「私の役は前作につながりを持つ女の子。お姉ちゃんが行方不明になって感情を塞ぎこみ、他人に対して不信感を持ちます。比較的早く呪いの気配に気づいて『呪怨』の世界に巻き込まれていきますが、そういう怖さを表現できるように気をつけました」とやり切った様子だった。映画『呪怨-ザ・ファイナル-』は、6月20日より新宿バルト9ほか全国公開。
2015年06月09日