©Singapore Tourism BoardKampong Glam(カンポン・グラム)は、多民族国家シンガポールの中でも一際独特な雰囲気を醸す民族街。サルタン・モスクの球形の屋根が黄金に輝くアラブ・ストリート界隈には、布地、絨毯、宝石などを扱う伝統的なお店の他、新鋭のオシャレなカフェやセレクトショップも。旅行者にとって見逃せないスポットの一つだ。カンポン・グラムの歴史カンポン・グラムとは、ブギスやアラブ・ストリート界隈の地域を指す昔の呼び名。「カンポン=村」、「グラム=フトモモ科の樹木(ゲラム・ツリー)」の意味。1822年にマレー人やイスラム教徒、アラブ民族集団に公式に割り当てられ、1989年に保護区として政府に認定されたこの地区は、シンガポール内でも一段とノスタルジックな地域。もともとあった建物は修復され、今日まで大切に守られている。サルタン・モスクでイスラムを垣間見る©Singapore Tourism Boardこの地区のシンボルは何と言っても「サルタン・モスク」。シンガポール最大で最古のイスラム教寺院は、1826年に建造され、1928年に再建された。イスラム教徒は庭園の水場で全身を清めてから礼拝堂に入る事になっており、一般の見物客は、靴を脱いで見学することができる。注意しなければならないのが、厳格な服装規則。肌の露出は禁止されているので、極力肌を覆えるものを持って行こう。クロークでは、肌を隠す民族衣装を借りる事もできる。1日5回のお祈りの時間には、熱心な礼拝者たちが集まり、その祈る姿は荘厳なもの。もっとも盛大な礼拝は金曜日の正午だが、この時間帯は残念ながらイスラム教徒以外の立ち入りが禁止されている。個性的な通りでお買い物三昧!©Singapore Tourism Boardカンポン・グラム周辺は、トレンドに敏感なローカルの若者にも人気急上昇中のスポット。アラブ・ストリートの1本西に位置するHaji Lane(ハジ・レーン)のショップハウスには、センスの光るセレクトショップやオシャレなローカルブランドのお店が軒を連ねる。午前中は開いていないお店が多いので、午後の早い時間にショッピングするのがおススメ。©Singapore Tourism Boardアラブ・ストリートは、シルクなどの布やビーズ、絨毯などの老舗店舗が多く、もっとも文化を感じられる通り。老舗店でも手ごろな掘り出し物が見つかるかも!?お土産用にシルクのストールを購入する観光客の姿も多く見かける。ジャマル・カズラ・アロマティックスでは、日本語堪能なスタッフと共にお気に入りの香水が見つかるかも。香水瓶もおススメ。アラブ・ストリートの日曜日はほとんどのお店がお休みなので注意!サルタン・モスクの正面にあたるBussorah Street(ブッソーラ・ストリート)は、歩行者天国になっており、散策にピッタリ。トルコ料理のお店や、マレーの衣料品店、雑貨店などが軒を連ね、来る者を飽きさせない。レストランのテラス席に座り、モスクを眺めると、なんとも言えないノスタルジックな気分に。©Singapore Tourism Board断食月のラマダンが明けると、一気にお祭りモードになるこの地区。文化と雑貨の街「カンポン・グラム」で異文化体験してみては?Kampong Glam(カンポン・グラム)・アクセス方法:MRTブギス駅(NE12もしくはDT14)下車。オーチャードからは7番、175番のバスで約10分。
2015年08月21日©Singapore Tourism Boardシンガポール市街地から車で15分、リゾート王国セントーサ島はビーチだけじゃない!展望とスリルを同時に楽しめる「Skyline Luge Sentosa(スカイライン・リュージュ・セントーサ)」が10周年を記念してプロモーションを開催。この機会にぜひ大人気アトラクションに挑戦してみて。景色とスリルが同時に楽しめる欲張りなアトラクション©Singapore Tourism Boardスカイライン・リュージュは、およそ30年前にニュージーランドで開発されたアトラクション。東南アジアでは10年前にシンガポールに初上陸となった。まずは、リュージュのスタート地点へ登る4人乗りスカイライド(リフト)に乗車。このスカイライド、乗ったら一息つく間もなく山に沿ってぐんぐん高度を上げ、あっという間に景色が抜けると、一面に南シナ海が広がる。「鳥の目線」の眼下には木々が揺れ、リフトに風を受けて揺れることも。高いところが苦手な人にはかなりのスリル!?頂上に着いたら、ヘルメットを装着。インストラクターの簡単なレクチャーの後は、いよいよ登ってきた山肌をゴーカートで滑り降りる。サーキットは2種類のコース、全長688メートルのドラゴン・トレイルと、628メートルのジャングル・トレイルがあり、好きな方を選択できる。地面に這うように進むゴーカートは、底からの振動でスピード以上のスリル!!大人も子供も楽しめる!スカイライド&リュージュの魅力©Singapore Tourism Boardこのアトラクション、スリルもさながら、小さい子供も一緒に楽しめる点もポイントの一つ。スカイライドは一人で乗るには身長が最低135cm必要だが、85cm以上あれば、大人と一緒であることを条件に乗ることができる。また、リュージュは一人で乗るには6歳以上、かつ身長110cm以上が条件だが、身長85cm以上の子供であれば大人と同じカートに同乗できる。その際は、child doubling ticketをS$3で購入しよう。日が沈むと一変、リュージュコースが色鮮やかにライトアップ。夜のコースは一味違ったスリルが味わえる。スカイライドからは、シンガポールの夜景を一望でき、ロマンチック!気になるキャンペーンの内容は?2005年8月26日にセントーサに誕生したこのアトラクションは、2015年で10周年を迎える。これを記念して、10日間のお得なキャンペーンが開催されるのでチェック!キャンペーン期間:2015年8月21日~30日●期間中、リュージュのメンバーシップライセンス(年間パス)が半額で購入可個人S$25(通常S$50)、ファミリーS$60(通常S$120)●午前10時~10時半:リュージュ&スカイライドのコンボ5セットごとに写真サービス(通常S$53)●午後12時~12時半:10回ファミリーパスがS$10オフ(通常S$79)●午後2時~2時半:写真1枚S$10(通常S$15)●午後4時~4時半:リュージュ&スカイライドのコンボ2セットがS$10●8月26日がお誕生日の方には、バースデーカードと、リュージュ&スカイライドのコンボを1回無料でプレゼント!編集部のおススメは、午後4時からの「コンボ2セットS$10」。一度経験したらやみつき間違いなしのこのアトラクション、この機会に2コースをお得に制覇してみよう!
2015年08月19日China Town(チャイナタウン)は、1989年に都市再開発機構によって指定され、中華系シンガポール人と共に発展してきた地区。多民族国家シンガポールの中でも最多数を占める彼らの街は、文化も雰囲気も、そして物価までもがオリジナル。文化に、食に、買い物にと、見どころ満載なチャイナタウンは、観光客のほとんどが訪れるという人気スポットだ。通りごとに個性を発揮するチャイナタウンを散策©Singapore Tourism Boardシンガポールで最も多い70%以上の割合を占める民族、中華系シンガポール人。故に、世界各国のチャイナタウンの中でも、最大級の規模を誇るこの地区は、どこへ行っても見応え十分!お買い物ならプチプラアイテムが揃うパゴダストリートへ、ローカルフードを食べるにはスミスストリート、その他流行りのオシャレな飲食店ならネイルロード、Sri Mariamman Temple(スリ・マリアマン寺院)やThe Buddha Tooth Relic Temple(佛牙寺龍牙院)などの宗教的、歴史的建造物が建ち並ぶサウスブリッジロードなど、通りごとにそれぞれの個性を発揮。一本道をまたぐと全く違う特徴を持つチャイナタウンは、街歩きだけでも別世界を楽しむ事ができる。安くて美味しい!中華以外の飲食店もおススメチャイナタウンに行ったならまず足を伸ばしてもらいたいのがMaxwell Road Food Centre(マックスウェルロードホーカーセンター)。常に観光客や地元民で盛り上がりを見せるこちらの屋台村で一際行列が目立つのが、チキンライス店の「天天海南鶏飯」だ。屋台村付近には、ガイドブック常連の「飲茶レストラン」やマンゴーかき氷で有名な「味香園甜品」本店もある。また、チャイナタウン駅からアーケードが伸びるフードストリートには、ローカル料理だけではなく、ベトナム料理や韓国料理などの人気店もちらほら。どこもリーズナブルで美味しい、チャイナタウンクオリティーを実現している。©Singapore Tourism Board観光客にも優しい街©Singapore Tourism Boardチャイナタウンには、観光客に嬉しいサービスが多数。街中にフリーWi-Fiが整備され、ビジターセンターでは、ガイドツアーも行われている。両替のレートが良いことで評判のPEOPLE’S PARK COMPLEX(ピープルズ・パーク・コンプレックス)内の両替店では、ローカルも大行列を作るほど。いざというときの両替場所として覚えておくと便利。古くからのしきたりや伝統を大切にする中華系シンガポール人。旧正月や中秋節などの中国本土のお祝いの時期は、チャイナタウンも最大級の盛り上がりを見せる。お祭り時のチャイナタウン駅周辺のきらびやかな装飾は必見だ。©Singapore Tourism BoardChina Town(チャイナタウン)・アクセス方法:North-East LineのChina Town Station (NE4)、もしくはDowntown LineのChina Town Station (DT19)
2015年08月10日© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.マリーナ・ベイ・サンズやシンガポールフライヤー、マーライオンでお馴染みの観光地、マリーナ地区の一般道がレースコースに!爆音と共に夜の街を駆け抜けるレースが大迫力の「2015 Formula 1 Singapore Grand Prix(F1シンガポールグランプリ)」は、2015年9月18日~20日に開催。アジア初の市街地ナイトレース© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.2008年から毎年秋に開催されているシンガポールグランプリは、普段は路線バスや一般車両の通るようなお馴染みの道がサーキットになるエキサイティングなレース。更に、アジア初の市街地ナイトレースでもあり、その迫力は世界中のF1ファンを虜にしている所以。期間中に行われる世界トップクラスのアーティストによるスペシャルライブも必見だ!爆音で市街地を駆け抜けるレースに熱狂© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.レースの最大の魅力は、何と言ってもその迫力。F1専用のサーキット会場ではないため、観客とコースの距離が近く、すぐ傍を最大時速300kmで走り抜けるレーシングカーを目の当たりにすることができる。あまりに距離が近く、音がものすごいため、7歳以下の小さい子供は聴覚などへの影響が懸念され、保護者の免責書へのサインが求められるほど。観戦者は耳栓必須!人気アーティストによる夢のパフォーマンスも必見!左:Bon Jovi右上:Maroon5右下:Pharrell Williams© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.白熱のカーレースに加えてもう一つ外せないのが、世界中の旬なアーティストによるライブパフォーマンス。2015年は、9月18日(金)にPharrell Williams、 19日(土)にMaroon5、そして20日(日)にはBon Joviらが登場予定。レース終了直後に、サーキット内ゾーン4の「Padang Stage(パダンステージ)」で毎晩開催されるこのステージは、その日対象のレースチケットを持っていれば無料で楽しめる。観客はスタンディング形式で、レース終了前からでも早いもの順で場所取りができる。その他、ローカル、または世界中の味を楽しめるフードブースを回るのも楽しみの一つ。ベジタリアンや、ハラルフードも充実している。チケットの種類も豊富!観戦ポイントをじっくり選ぼう© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.サーキットは4つのゾーンに分けられチケットの種類によって観戦できるエリアが決まっている。それぞれのゾーンで違った観戦の楽しみがあるので、チケット選びは重要!大満足のゾーン共通、3日間共通チケットもあり。すでに販売が開始されているチケットは、公式チケットページから、もしくは正規代理店からの購入がスムーズ。その他、最新の情報は、公式HP、Facebook、Twitterなどで随時アップデートされるのでチェックしよう。国中がF1一色に染まるこの季節。いつもとは全く違う独特の雰囲気に包まれるこのイベントは、一度シンガポールを訪れた事のある人にとっても新鮮な感動が待っているに違いない!
2015年08月03日シンガポールのファッションシーンを象徴するハイストリート「Orchard Road(オーチャードロード)」。全長約2.2キロの大通りには、巨大ショッピングセンターや、高級ブランドの旗艦店、映画館、有名レストランからファストフード店まで、あらゆる店舗がひしめき合う。知る人ぞ知る、オーチャードロード地下街にも注目!©Singapore Tourism Board田舎道からハイストリートへ!急速な変化を遂げたオーチャードロードの歴史今やハイブランドが並ぶ高級ショッピング街のイメージが強いオーチャードロード。しかし1830年初頭までは、果実園やナツメグ農園が広がる名もない田舎道だった。1850年代に入り、ヒンドゥー教寺院や、仏教の墓地ができ始め、それに伴いホーカーセンター(屋台)やウェットマーケットなどが建てられる。1903年になると、現在のセンターポイントの位置に、シンガポール初のスーパーマーケット(Cold Strage)がオープン。1958年には、地元商人のタン氏が、現在TANGS(タングス)やマリオットホテルのある場所にデパートを建て、商業都市シンガポールの兆しが表れ始める。そして1970年代に入り、大型ショッピングモール第1号となる「プラザ・シンガプーラ」オープンを皮切りに、オーチャードロードが一気に盛り上がりを見せる。現在では、IONオーチャード、ニーアンシティ、パラゴン、313@サマセットなどの大型ショッピングモールが軒を連ね、アジアを代表するファッションストリートになっている。シンガポールのファッション発信地は地面の下に!?© TRIPPING!MRT「オーチャード駅」から直結のIONオーチャード。実は駅のある地下2階からは、あらゆるショッピングモールにアンダーパス(地下道)でつながっている。車の通りが激しいオーチャードロードは、地上の横断歩道が数か所しかないのが難点。道の反対側のショッピングセンターを目がけて、旅行者が炎天下の中、信号待ちをしている姿はよく見かける光景だ。しかし、このアンダーパスを攻略すれば、オーチャードを涼しく制覇できるのだ。そして何と言っても、この地下街に展開しているショップに大注目。ローカルの人通りが激しいこの地下街は、店の入れ替わりも上のフロアのハイブランドに比べて非常に早く、「旬」のお店が続々と出店する。そして、上のフロアのお店に比べ比較的若者向けのプチプラアイテムが揃うのも、買い物好きな女子にはたまらない。日本未出店の店舗も多数なので、お土産選びにも◎。ビジターセンターを活用オーチャードには2015年7月現在、2か所のビジターセンターがある。サマセット駅直結の「orchardgateway@emerald(オーチャードゲートウェイ)」横と、IONオーチャードの1階だ。ビジターセンターでは、道案内はもちろん、ツアーやホテルの予約、Wi-Fiの無料提供もしてくれる。滞在中何か困ったことがあったら、ぜひ立ち寄ってみよう。詳しい情報はこちら。Orchard Road(オーチャードロード)・住所: Orchard Road, Singapore・アクセス方法:MRTオーチャード駅、サマセット駅、ドービーゴート駅すぐ
2015年08月02日楽天は7月29日、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」の海外拠点を、シンガポール(楽天技術研究所 Singapore)と米国ボストン(楽天技術研究所 Boston)に新設した。「楽天技術研究所」は、所属する研究者たちの専門性を生かした活動を支援し、インターネット全般における先進技術を革新的なサービスにつなげる研究機関で、インターネット企業の技術研究所として産学連携にも積極的に取り組んでおり、教育機関と人材交流を図りつつ、アカデミックな知識を取り入れながら研究を進めている。同社はこれまで、東京以外の研究所として、2010年6月にニューヨーク、2014年2月にパリに設立しており、今回の新設で4カ国5拠点での展開となる。今回新設した「楽天技術研究所 Singapore」は、心理学や行動科学、モバイルソーシャル分野を研究領域の主体とし、これらの知見に基づいた顧客満足度を高めるインターネットサービスの研究を実施。同成果は同社の各事業にフィードバックし、さらなるサービスの向上を図る。一方、「楽天技術研究所 Boston」の研究領域は、機械学習や深層学習、AI分野を主体とし、特に人工知能分野の研究を推進。世界の各開発拠点にいるビッグデータチームとも連携し、ビッグデータ活用のさらなる高度化を図る。また、新設の両研究所は、シンガポールおよびボストンを中心とした海外の大学・研究機関と積極的に連携し、海外における研究者の採用を進める。その第一弾として、「楽天技術研究所 Singapore」では同日より、アジア各国・地域のデータサイエンティストを対象に、楽天の子会社となるVikiの保有するデータを用いた課題解決のコンテスト「Rakuten-Viki Global TV Recommender Challenge」を行っていく。
2015年07月30日シンガポール航空は8月9日より、シンガポール~シドニー線を皮切りにプレミアムエコノミーを随時導入する。東京(成田)路線には12月1日より利用できるようになる。シドニー線に続いては、8月28日に香港/ロンドン線、9月9日に北京/上海線、9月22日にミュンヘン/マンチェスター線(ミュンヘン経由)、9月24日にフランクフルト線、9月28日にパリ線、10月13日にデリー線、10月21日にムンバイ線、10月25日にオークランド線、12月1日にロサンゼルス線(成田経由)、12月14日にニューヨーク線(フランクフルト経由)、12月27日にチューリッヒ線、2016年1月5日にドバイ線、2016年1月6日にソウル/サンフランシスコ線(ソウル経由)に導入される予定となっている。プレミアムエコノミークラスの開発には、2年の月日と約8,000万USドルの費用を投じている。モダンでスタイリッシュなデザインを採用し、座席幅は18.5~19.5インチ(機種で異なる)、シートピッチは38インチとなる。さらに、8インチのリクライニング機能を備えて快適性を高めた。また、ノイズキャンセリング搭載のヘッドホンやこのクラスでは最大級となる13.3インチのフルハイビジョンモニターで、充実した機内エンターテインメントが楽しめる。各座席はレッグレストとフットレスト付きのフルレザー仕上げで、シート電源、2基のUSBポート、読書灯、カクテルテーブル、収納スペースを備えている。機内での食事は3種類のメインメニューから選べるほか、プレミアムエコノミー「ブック・ザ・クック」サービスにより事前に選択することもできる。プレミアムエコノミーの「ブック・ザ・クック」では、シーフード・テルミドール、チキンのガーリッククリームソース、ビーフブリスケットのローズマリー焼き、ローストチキンライス、豚ひき肉とピータン入りお粥、スパイシーなチキンナシブリヤニ、ナシレマとフライドチキン、メイプルシロップ添えパンケーキとスクランブルエッグ、などを用意する。食事と一緒にシャンパン「エルネス・ラペノー・ブリュット・プレステージ」を用意し、プレミアムエコノミークラスの全ての便でいつでも自由に楽しめる。そのほか、ワイン専門家が厳選したワインも取りそろえる。さらにプレミアムエコノミークラスに搭乗者は、シンガポール建国50周年を記念したSG50をモチーフにした限定のアメニティーキットを用意する。内容は収集価値があるようデザインされた歯ブラシセットや滑り止め付き靴下で、ポーチでひとまとめになっている。
2015年07月30日©Singapore Tourism Boardシンガポールで最古の博物館「National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)」。シンガポールの歴史と人々の生活様式を展示する傍ら、年間を通して様々なイベントを催すドーム型の屋根が特徴的な同館は、独自の文化を象徴する、シンガポール人の誇りとなっている。シンガポール最古の博物館©Singapore Tourism Board厳かな外観とドーム型の天井が目を引くシンガポール国立美術館は、1819年にイギリスから上陸したラッフルズ卿が夢見ていた「文学と歴史について学べる機関の設立」という意思を継いで、彼の没後1849年に図書館兼博物館としてスタートしたのが始まり。エントランスのある「旧館」は、1887年に建設された。ラッフルズホテルと同じ、ネオパラディアン様式の旧館は、ロビーの屋根部分を彩るステンドグラスも印象的。無料日本語ガイドツアーも開催!シンガポールを深く知ろう旧館に増築する形で、モダンな新館が誕生したのが2006年。旧館と合わせて18,400平方メートルもの敷地面積を誇り、現在ではシンガポール最大の博物館として、シンガポールの歴史を重んじながらも、常に革新的な展示で人々を魅了し続けている。2015年7月現在「SINGAPURA:700YEARS」と題し、14世紀からのシンガポールの歴史を辿る展示が開催中。(※2015年8月10日まで)館内では、在住日本人ボランティアによる日本語無料ガイドツアーも実施される。月~金の10:30、第一土曜日の13:30に地下のExhibition Galleryに集合すれば、誰でも無料で参加可。せっかくの機会に日本語でシンガポールをじっくりと学ぶのもよいだろう。(※集合場所は季節によって変わる可能性もあるので、公式HPを確認)©Singapore Tourism BoardNational Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)・住所:93 Stamford Road Singapore 178897・営業時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)・電話:(+65) 6332 3659 / (+65) 6332 5642・入場料金:建物への入場のみは無料。展示の見学は、大人S$6学生S$3・アクセス方法:ブラスバサ駅、ドービーゴート駅からそれぞれ徒歩5分。※国立博物館を含む3か所のミュージアムを巡回するシャトルバスサービス有り。詳しい時刻表や乗り場は公式HP参照。
2015年07月26日シンガポール屈指の歴史的建造物に、プロジェクションマッピングが映し出されるパフォーマンスが圧巻の「Singapore Night Festival(シンガポール ナイト フェスティバル)」。シンガポール独立50周年を記念したスペシャルバージョンで2015年8月21日、22日、28日、29日の夜7時から深夜2時まで開催予定だ。Images courtesy of the National Museum of Singapore閑静な文化地区が熱狂に変わる瞬間を目撃シンガポールナイトフェスティバルの舞台の中心は、ブラスバサ駅やシティホール駅、ブギス駅近辺に立ち並ぶ美術館や博物館。シンガポール国立博物館やプラナカンミュージアムなど、芸術文化の集まるこの地区は、昼間は閑静な観光スポット。その歴史的建造物が夜7時を迎えると一変!歌やダンス、そしてプロジェクションマッピングなどの光のパフォーマンスが、音楽と共に真夏の夜に繰り広げられる。ローカル、また世界中の才能が集結し、最新技術を駆使したパフォーマンスが惜しげもなく披露され、会場は見たこともない盛り上がりに。静かな街が熱狂に包まれる瞬間を目撃しよう!Images courtesy of the National Museum of Singapore会場は多数!見どころを見逃さないポイントは?この期間、あらゆる会場で様々なイベントが行われる。街路樹までスクリーンに変身!?ハイライトを見逃さないためにも、公式Facebookページをチェックしよう。また、早めに会場ガイドを手に入れて、見たいスポットを効率よく周る計画を立てるのが吉。2015年はフリーマーケットや屋台村、バンド演奏や映画上映まで、観光客も楽しめるイベントも多数予定されている。また、この期間、舞台となるミュージアムが無料で開放されるのも嬉しいポイント。昼間とは表情を変える夜の街並みを巡れば、普段の観光地を2倍楽しめる。いつもとは一味違った特別な夜を体感しよう!© Singapore Night Festival※詳しいスケジュールは公式Facebookページにて随時発表予定
2015年07月23日©Singapore Tourism Boardアジアで唯一、川をテーマにした動物園「River Safari(リバーサファリ)」。シンガポールの4つの動物園の中で最も新しいこの施設は、ミシシッピ川やナイル川、メコン川など、世界6つの川に生息する6,000種以上の生物に出会える。更に、意外な組み合わせではあるが、近年仲間入りした2匹のパンダはパークの人気者!世界でも珍しい「川」がテーマの動物園リバーサファリは、世界でも珍しい淡水生物専門の動物園。ゾーン毎に世界の6つの川が再現され、そこに生息する生物が展示されている。また、淡水生物以外にも、2頭のジャイアントパンダや、リスザル館も見どころ。©Singapore Tourism Boardボートに乗り込み、ヒョウやアリクイに出会える「Amazon River Quest(アマゾンリバー・クエスト)」や、コウノトリ、アオサギなどの鳥や、隣接するナイトサファリのゾウやキリンを眺めることができる「River Safari Cruise(リバーサファリ・クルーズ)」の2大アトラクションもおススメ。©Singapore Tourism Board40以上の絶滅危惧種も!押さえておきたい見どころは?©Singapore Tourism Boardメコン川ゾーンの巨大水槽内のマナティは圧巻。全長3.2m体重300Kgのオオナマズも必見だ。ガンジス川ゾーンには、長い口先が特徴のワニ「インドガビエル」がお目見え。ガラス一枚の水槽の向こうにゆったりと佇む巨大なワニは見る者を圧倒する。野生では200匹以下しか生息していないと言われる絶滅危惧種はぜひ押さえておきたい。その他に、ミシシッピ川、コンゴ川、ナイル川、長江のゾーンにも絶滅の危機に瀕する貴重な生物たちが多数生息している。全ゾーン屋根付き。子連れやお年寄りでも快適に楽しめるリバーサファリシンガポール4大動物園の中で最も新しいリバーサファリ。基本的に野外の展示だが、ほぼ全ての場所が屋根付き。天井には扇風機が設置されており、小さなお子様連れやお年寄りにもおススメ。リバーサファリは、シンガポール動物園とナイトサファリの間に位置し、中心部オーチャードエリアからはタクシーで20分程度。「川」をテーマにした世界でも珍しいリバーサファリで、貴重な生物を目撃しよう!River Safari(リバーサファリ)・住所:80 Mandai Lake Road, Singapore 729826・営業時間:9:00~18:00(チケット販売は8:30~17:30)・電話:(+65) 6269 3411・入場料金:大人S$28、子供(3-12歳)S$18オンライン予約で最大15%割引に。※Amazon River Quest boat ride、River Safari Cruise boat rideはそれぞれ別途大人S$5、子供S$3。※Amazon River Quest boat rideは身長制限106cm以上・アクセス方法オーチャードからタクシーで約20分(シンガポール動物園とナイトサファリの間)こちらも合わせてCheck!スリリングな夜を!シンガポールの観光定番「ナイトサファリ」檻のないオープン・コンセプトの「シンガポール動物園」
2015年07月22日1994年のオープン以来、世界初の夜の動物園として、シンガポールを代表する人気観光スポットに君臨し続けている「Night Safari(ナイトサファリ)」。なかなか間近に見ることのできないマレーバクやアジア象、マレー虎などの、2500頭を超える珍しい夜行性の動物たちが目の前に!?スリリングな夜を体験しよう!©Singapore Tourism Boardナイトサファリの人気の秘密ナイトサファリは、年間110万人もの観光客が訪れるシンガポールの代表的な観光スポット。日の沈む19時半に開園する、夜行性の動物に焦点を当てた世界でも珍しい夜の動物園だ。シンガポールの中心部からは少し離れ、島の北部に位置するが、それでもオーチャードからタクシーで20分程度と気軽に行ける距離。トラムによる園内ツアーやアニマルショー、散策コースなどが用意され、夜行性の知られざる動物たちの生態に興味が尽きない。©TRIPPING! 可愛いお土産も旅の思い出にピッタリ。まずは日本語トラムを予約しよう園内をトラムに乗って回る「TRAM SAFARI(トラムサファリ)」。通常英語でのガイドだが、別料金にて日本語ガイド付きトラムも。人気のため、当日予約場合は開園後チケットを購入したらそのまま隣のカウンターにて予約をしよう。※2015年11月より別途S$10が必要になります。©TRIPPING!/small>歩いて探索「WALKING TRAILS(ウォーキング・トレイル)」に挑戦トラムでは網羅しきれないルートには、まだまだ主要な動物たちが生息している。Fishing Cat Trail、Leopard Trail、East Lodge Trail、そして新たに加わったWallaby Trailの4つの徒歩ルートは、照明も最小限に抑えられた薄暗い小道。シンガポール動物園と同様、檻のない展示法が用いられているナイトサファリを歩けば、トラムよりも更に身近に動物たちに出会えるかも!?ショーも充実!「ファイヤーショー」と「アニマルショー」ナイトサファリでは、2つのショーも開催中。「ファイヤーショー」はエントランス付近で行われる、火を使ったスリリングなショー。第一回目のショーは開園時間前から楽しむ事ができる。迫真のパフォーマンスには必見。もう一つのショー「アニマルショー」は、夜行性の動物たちの曲芸ショー。観客の参加があったり、驚きの演出があったりと、あっという間に時間が過ぎる。日本語トラムを予約したなら、トラムの出発時間までにアニマルショーを観るのが効率的。ベビーカー置き場もあるので子連れでも安心だ。©TRIPPING!開園からあらゆる賞を幾度も受賞し、観光客からの絶大な人気を得ているナイトサファリ。隣接するシンガポール動物園やリバーサファリを楽しんだ後にぜひ訪れたい。大都会シンガポールの街の喧騒から離れて、ワイルドな一日を体験しよう。基本情報・施設名:Night Safari(ナイトサファリ)・住所:80 Mandai Lake Road, Singapore 729826・営業時間:19:30~0:00(チケット販売時間17:30~23:15、レストラン・売店17:30~0:00)・電話(+65) 6269 3411・入場料金:大人S$42、子供(3~12歳)S$28※オンラインで購入すると最大15%割引・アクセス方法:オーチャードからタクシーで約20分(約2000円程度)こちらも合わせてCheck!子連れdeナイトサファリ満喫術!定番観光スポットで遊ぼう!
2015年07月20日動物たちが最も自然に近い形で生活できるようにと工夫された「Singapore Zoo(シンガポール動物園)」。ホワイトタイガーやアジア象は迫力満点。檻がない動物園で伸び伸びと暮らす動物たちの野生の姿を見に行こう!©Singapore Tourism Board檻がない!?ストレスフリーな動物たちのワイルドな姿が見られる動物園©Singapore Tourism Boardシンガポール動物園は展示法がほかの動物園と一味違う。危険な動物の周りでも、堀があるだけで、檻や物々しい柵は見受けられない。「オープン・コンセプト」の展示法は、まるで自然界で出会った動物たちを私たちが「のぞき見」しているような感覚。ストレスが少ない彼らは、より野生に近い姿を私たちの前で見せてくれる。オランウータンと朝食を©Singapore Tourism BoardAh Meng Restaurantでは、なんとオランウータンと一緒に朝食を食べられる「ジャングル・ブレックファースト(Jungle Breakfast with Wildlife)」を毎朝開催。自由に写真も撮れるので、旅の忘れられない思い出になること間違いなし!オランウータンとの朝食の予約はこちらキッズ施設で一休み上野動物園の2倍の広さを誇るシンガポール動物園。野外を歩き回りながらの暑さ対策には、水遊び場(Wet Play Area)がおススメ!水遊び場は子供用だが、隣にはカフェもあるので、大人も一休みすることができる。子供向け施設・水遊び場についてはこちら(※水遊び場ではプール用オムツを必ず着用)タクシー利用が便利中心部から少し離れたシンガポール動物園は、タクシーで行くのが無難。オーチャードエリアから20分、約2000円(時間帯、ルートによる)程度。シンガポール動物園の隣には「リバー・サファリ」「ナイト・サファリ」もあり、時間を有効に使って3園制覇を目指してみるのもあり!2015年5月には、シンガポール独立50周年を記念してオーストラリアから贈られた、4頭のコアラも仲間入り。見どころがまた一つ増えたシンガポール動物園で、野生の動物たちのパワーを感じてみては?基本情報-施設名Singapore Zoo(シンガポール動物園)-住所80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826-営業時間8:30~18:00(毎日)最終チケット販売は17:30迄-電話(+65) 6269 3411-入場料金大人S$32、子供S$21(オンラインで購入すると最大30%割引)-アクセス方法タクシー(ドライバーに「Singapore Zoo」もしくは、「Mandai Zoo(マンダイ・ズー)」と告げよう)アニマルショーの時間と内容はこちら
2015年07月19日伝統的なシンガポールの味と中国オペラを楽しむイベント「Singapore Favorite Food Village(シンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジ)」が2015年7月24日~8月2日、クラークキーにて開催される。©SFFV2015 Ba Kut Teh by Xiao Chen Gu Shiシンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジとは?シンガポールの食の文化を守るため、毎年開かれているシンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジは、2015年で22回目。シンガポール独立50周年を記念した今回の舞台には、クラークキーが選ばれた。クラークキーは、シンガポール川沿いの人気ナイトスポット。夜になると川沿いに並ぶ可愛い建物がライトアップされ、雰囲気のあるデートスポットに早変わり。この地の付近には、中国広東省東部の潮州文化が残っている。同イベントは、かつてここに存在していたホーカー(屋台村)の「Ellenborough Market」が再現がテーマ。この屋台村は、1970年初頭に栄え、Teochew料理(潮州料理)を提供することで有名だった。今回のシグネチャー料理として振る舞われる「Teochew Opera Porridge(潮州オペラのお粥)」はぜひ一度試したい。©SFFV2015有名シェフの伝統料理デモンストレーションは必見食の祭典は、ただ食べるだけでは終わらない。ハイライトはシェフによる伝統料理の実演だ。潮州料理のカリスマ、Eric Low氏によるクッキングのデモンストレーションでは、Teochew Opera Porridgeの作り方が実演される。このお粥はその昔、潮州オペラの劇団員に振る舞われていたもので、深夜までの上演後に食べても胃にやさしいと、人々に愛されてきたもの。その他にも、潮州料理人によるデモンストレーションが予定されている。©SFFV2015Braised Duck by Mr Duck伝統料理デモンストレーションの詳しい日時は、公式HP参照。近代化され親しみやすくなった潮州オペラも上演中国広東省東部に位置する潮州市。そこに伝えられてきた潮州オペラは、潮州語で上演される地方色の強い伝統芸能であったため聴衆が限定され、近年では衰退の一途を辿りつつあった。その窮地を救ったのが、2010年に潮州オペラの劇団「Tok Tok Chiang」を設立したNick Shen Wei Jun氏。彼は劇中にマジックや、英語とのバイリンガルなセリフを交えることで、より大衆向けにした親しみやすい潮州オペラを確立してきた。彼らの渾身の演技に注目したい。毎晩夕方5時からオープンする屋台村。夜風に吹かれながら古き良きシンガポールを感じてみては?こちらも合わせてCheck!夏休みのシンガポール!旅行者でも楽しめるイベントへGO
2015年07月18日©Singapore Tourism Board74ヘクタールもの広大な敷地に様々な熱帯植物が生息する「Singapore Botanic Gardens(シンガポール ボタニック ガーデン)」。繁華街オーチャードから、タクシーで数分の場所に位置するこの公園は、まさに都会のオアシス。敷地内は、「National Orchid Garden(国立ラン園)」や子供向けの庭園が見所だ。長年訪れる人々を癒してきたこの植物園は、2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されたばかり。ボタニックガーデンの歴史©TRIPPING!大航海時代、温帯産のランに比べて大ぶりで力強いと評判になった熱帯産のランは、ヨーロッパの上流階級の人々の間で流行していた。1819年、ラッフルズ卿がイギリスからシンガポールに上陸。植物の研究に熱心だった彼は1822年、ランや熱帯植物の研究を行う植物園をフォートカンニングに設立する。これが現在のボタニックガーデンの前身となった。ランの一種「Vanda Miss Joaquim(ヴァンダ・ミス・ジョアキム)」というシンガポール初の交配種が誕生し、それ以降シンガポールのラン繁殖技術は急速な発展を遂げた。この花は、後にシンガポールの国花に選ばれることになる。1959年には、現在のタングリンにボタニックガーデンが誕生。150年以上の歴史を持つこの植物園は、2015年7月4日に行われたユネスコの会議にて、熱帯植物園としては初めての世界遺産に登録された。シンガポールボタニックガーデンの最大のみどころ「ラン園」©TRIPPING!National Orchid Gardenボタニックガーデンで必ず訪れて欲しいのが「National Orchid Garden(国立ラン園)」。VIP Orchid Gardenでは、シンガポールを訪れた世界のセレブたちの名前が付けられたランの花が集められている。好きな有名人の名前が付いたランと記念撮影する観光客も。1955年に、後の初代首相Lee Kuan Yew(リー・クワンユー)とその夫人が開園させたラン園は、2015年で記念すべき20周年を迎えた。圧倒的な種類の多さは、シンガポールのラン研究の賜物。世界最大の規模を誇るランの展示は、ボタニックガーデン内で一番の人気のスポットになっている。子供向け無料施設も充実©TRIPPING! Jacobs Ballas Children’s Garden広大なボタニックガーデン内の北側に位置する「Jacobs Ballas Children’s Garden(ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン)」は、まさに子供たちのパラダイス。ツリーハウスに登ったり、そこから滑り台で滑り降りたり、吊り橋を渡ったりと、自然の中を自由に遊べる。水遊び場もあるので、着替えやタオルは必須。子供の目線の高さで作られた植物の迷路も楽しい。入口にはお手洗いや飲食店もあり、これだけの充実度で入場料無料なのも嬉しいポイント。※園内は日陰が少ない場所も多くとにかく暑いので、こまめな水分補給と帽子などの熱中症対策は必須。その他、園内には、受賞歴のある有名レストラン「Halia Restaurant(ハリア・レストラン)」もあり、自然の中でワインや美食も楽しめる密かなグルメスポットになっている。ジンジャーガーデン内に位置し、店内ではジンジャー料理も振る舞われる。©TRIPPING! Halia Restaurantシンガポールボタニックガーデンまでは、オーチャード方面からはタクシーが無難。園内が広いので、「ラン園」や「チルドレンズ・ガーデン」など、具体的にどこに行きたいか伝えると近くのタクシードロップに降ろしてくれる。上級者はバスも便利。Singapore Botanic Gardens(シンガポールボタニックガーデン)・住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569・営業時間:5:00 ~ 0:00(無休)※国立ラン園:8:30 ~ 19:00(チケット販売は18:00まで)、※チルドレンズ・ガーデン:8:00~19:00(最終入場は18:30) ※月曜定休 ※12歳以下まで大人同伴で入場可・電話:(+65) 6471 7138・入場料金:無料(National Orchid Gardenのみ大人S$5、12歳以下無料)・アクセス方法:オーチャード方面からタクシーで5分(チルドレンズ・ガーデンへはタクシーがおすすめ)。または、バスで5駅(IONショッピングセンターの裏手Opp Orchard Stn駅から5駅のOpp S’pore Botanic Gdns駅下車)
2015年07月15日©TRIPPING!ドイツで開催されたユネスコの世界遺産委員会は、シンガポールの「シンガポール植物園(Singapore Botanical Gardens)」を世界遺産に登録することを発表!シンガポールに初めての世界遺産が誕生した。シンガポール植物園とは?©TRIPPING!シンガポールの中心地に位置するシンガポール植物園は、74haもの広大な敷地に、熱帯ならではの美しい花々が咲き、市民の憩いの場として愛されて来た。設立は1859年。農業開発の場として利用されていたシンガポール植物園で初期に盛んに実験栽培されたのが「ゴム」。これが後の自動車産業の発展期に重要な役割を果たした。そのような歴史的背景も今回の世界遺産登録の要因となっている。1928年からは、「蘭」の品種改良に力を入れるようになり、その技術力は世界を牽引。蘭を集めた庭園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」は旅行者からも人気の観光スポットとなっている。ナショナル・オーキッド・ガーデン©TRIPPING!また、シンガポール植物園は、国の政策の一つである「シンガポール緑化計画(Singapore’s Garden City programme)」を実現させる上で、園芸技術の研究、開発の重要な拠点でもある。目的地をあらかじめ決めてからでかけようオーチャードエリアからタクシーで5分程度とアクセスもしやすいので、一度は訪れたい観光スポット。但し、広大な園内の移動は想像以上にハード。目的地をあらかじめ決めてから出かけることをおすすめする。園内にはカフェやレストランも。「Casa Verde(カーサ・ヴェルデ)」©TRIPPING!園内のカフェCasa Verde(カーサ・ヴェルデ)の記事はこちら>12歳以下の子供と保護者のみ入園できるキッズガーデン©TRIPPING!
2015年07月06日地獄と地上を結ぶ門が開かれると言われている旧暦の7月、シンガポールの70%以上を占める中華系民族は、「ハングリー・ゴースト・フェスティバル(Hungry Ghost Festival)」を祝う。この期間、地上に降りてきた死者の魂を弔うために、街中に設置される祭壇やイベントは必見。イベントの最前列の座席は、特別な見学者(=霊)のために空けておくことを忘れずに!写真提供:シンガポール政府観光局ハングリー・ゴースト・フェスティバルとは子孫がおらず、弔ってくれる者のない魂の事を、人々は「ハングリーゴースト」と呼ぶ。地獄の門から死者の魂が自由に地上に降りてくると言われるこの期間、お腹を空かせたハングリーゴーストは、何も供養しないと人々に悪戯をすると考えられている。そのことから、街中に設置された祭壇にマンダリンオレンジなどの食べ物をお供えしたり、主にチャイナタウンで様々なイベントを開催したりして、縁者の居ない魂を供養するのが習わし。また、この世で生きている自分自身の、死後の世界での金銭的反映を祈願し、道端などに設置されたドラム缶で紙のお金を燃やすのも風物詩。毎年この期間、街中が線香や焚火の匂いでいっぱいになる。©Singapore Tourism Board主なイベントはチャイナタウンでハングリー・ゴースト・フェスティバルは、アメリカのハロウィン、日本のお盆のような位置付けと言われる事もあるが、内容はとてもユニーク。8月の上旬に当たるこの時期、主にチャイナタウンでは、ダンスショーや京劇(中国の古典オペラ)、コメディーショーなどが開催される。霊を喜ばせ、弔うことが目的のこのイベント、会場の座席最前列はハングリーゴーストたちの特等席にあたるので、空いているからとうっかり座ってしまわないように注意しよう!©Singapore Tourism Board旅行者はそこまで深刻になることはないが、この時期中華系の人々は、結婚や出産、引っ越し、住宅や車などの大きな買い物を控え、なるべく静かに過ごしているということを覚えておきたい。期間終了の9月頭には、縁者のいない霊に連れていかれないよう、大人も子供も夜遅くまでの外出を控え、早めに帰宅するそうだ。こちらも合わせてCheck!夏休みのシンガポール!旅行者でも楽しめるイベントへGO
2015年07月03日ホッケンミー・スープ©Singapore Airlinesシンガポール航空はシンガポール建国50周年を記念し、2015年7月から9月の3カ月間限定で日本を含むシンガポール発の厳選された路線にて「シンガポール・ヘリテージ・キュイジーヌ」(シンガポールの伝統料理)を提供する。まさにシンガポールの伝統を映す鏡「プラナカン料理」メニューは『Mrs Lee’s Cookbook: Nonya Recipes』の著者でもあるリー・チン・クン(Lee Chin Koon)氏から受け継いだ貴重なレシピをベースに、彼女の孫でもある有名シンガポール料理シェフ、シャーメイ・リー(Shermay Lee)氏が特別に考案。シンガポールの家庭に伝わる代表的なプラナカン料理が提供される。「プラナカン」とはシンガポールを含むマレー半島の人々と初期の中国人移民との結婚により生まれた子孫のことを指すマレー語で、地元で生まれたことを意味する。プラナカンの人々は、中国、マレー、ヨーロッパの各料理の技術と素材を融合させた“プラナカン料理”を何世代にも渡り受け継いでおり、その独創的な味付けと食欲をそそる香りはそれぞれの文化の融合から生み出されたものである。世界中のお客様にシンガポールの伝統料理を提供ニョニャ・ナシレマ©Singapore Airlines今回考案されたメニューは機内食の枠を越え、多くのシンガポール人が家庭で慣れ親しんできた「もう一つの我が家」のようなプラナカン料理を楽しめる内容になっている。スイートとファーストクラスでは、「バワン・ケピティン(Bawan Kepiting)」やポークリブスープなど、身体に良いスープを提供。スイート、ファーストクラス、ビジネスクラスのメインコースには、「ニョニャ・ナシレマ(Nonya Nasi Lemak)」、「アヤム・ブアクルア(Ayam Buah Keluak)」、「ニョニャ・ナシパダン(Nonya Nasi Padang)」、「ホッケンミー・スープ(Hokkien Mee Soup)」などの代表的なプラナカン料理を用意。また、シンガポールの懐かしいデザートであるアイスクリームのウェハースサンドも4つのフレーバー「バンドゥン(Bandung)」、「グラメラカ(Gula Melaka)」、「パンダン(Pandan)」、「スイートコーン(Sweet Corn)」)で楽しむ事が出来る。アイスクリームのウェハースサンド©Singapore Airlinesプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは、「アヤム・テンプラ(Ayam Tempra)」や「ニョニャ・フィッシュカレー(Nonya Fish Curry)」といった人気のプラナカン料理が提供される。アヤム・テンプラ©Singapore Airlinesその他嬉しい特典も!©Singapore Tourism Boardシンガポール航空とシンガポール・ヘリテージ・ボードとの特別提携の一環として、期間中は、シンガポール航空の搭乗券を提示すると、シンガポールにあるプラナカン博物館に無料で入場することが出来る。ぜひこの機会に利用してみてはいかがだろうか。こちらも合わせてCheck!【旅を深めるミニ講座】究極の美を巡るシンガポール、プラナカンの旅 ~前編~
2015年07月02日シンガポールへのフライトはLCCでコスパ◎2015年5月からタイのLCC「ノックエアライン」も、バンコクーシンガポール便の就航を始めました。金額的にもとってもお手頃だし、飛行時間も2時間20分程度。タイに来たらシンガポールにも足をのばして!と、楽しめる幅が広がりました。ちなみに、私たちは3連休にも関わらずプロモーション金額の4,000THB(14,000円程度)でチケットを購入。平日ならもっとお得に行けると思います。席もそんなに狭いという感じではなく、国際線なので思ったよりも快適でした。LCCをメインとした空港「ドンムアン空港」バンコクのLCC航空の発着は、ドンムアン空港がメインになります。日本発の飛行機が利用する空港はスワンナプーム国際空港が多いと思いますが、ドンムアン空港にはバンコク中心地からスワンナプーム空港までの距離と同じくらいの距離で行くことができます。とってもこじんまりとした空港ですが、朝ごはんを食べそびれたらスターバックスやマクドナルド、サブウェイなども揃ってるので安心。なかでも、国際ターミナルのスタバはガラス張りで飛行機を見ながらのロケーションなのでおすすめです。タイとシンガポールで比べてみたいことシンガポールはタイと同様VISAもないですしとっても入国しやすいですね。英語は通じるし、街がキレイで日本と似ているので、タイに少し疲れたころにシンガポールにも滞在っていうのもお薦めです。もし、タイとシンガポール2都市に行くならやってみてほしいこと。それは、カオマンガイ(タイ)とチキンライス(シンガポール)の食べ比べ!タイで、有名なのはカオマンガイ。日本でも食べられるカオマンガイ・プラトゥーナムが有名ですが、カオ(ご飯)マン(油)ガイ(鶏)という意味もあり、こってりとしていて鶏の旨味がぎっしりといった感じ。カオマンガイ・プラトゥーナムのカオマンガイシンガポールはその名もチキンライス。見た目はとっても似てますが、味はとってもさっぱり。ソースがとっても爽やかです。ただ値段はタイのカオマンガイの6~10倍です!タイとシンガポールは気候や季節が似ていて、飛行機でたった2時間ほどと近いのですが、文化は全く異なるので、それを体験出来るのがおもしろいところ。バンコクにいらした際は、足をのばしてシンガポールに訪れてみるのも一つの選択肢ですね。こちらも合わせてCheck!1時間のフライトで国内旅行感覚。バンコクからアンコールワットを見に行く旅
2015年06月26日オープンエアーで名作映画が上映される「Films at the Fort(フィルムズ・アット・ザ・フォート)」が、シンガポールのFort Canning Park(フォート・カンニング・パーク)で2015年8月14日~23日に開催される。©Films at the Fortフィルムズ・アット・ザ・フォートとは広大な緑に囲まれたフォート・カンニング・パークに、夕暮れ時の涼しい風が吹き始めるころ、フィルムズ・アット・ザ・フォートは幕を開ける。シンガポールでも珍しいこの野外映画祭は、連日午後5時から開場。会場に設置されたブースでは、美味しいワインや食事が提供される。©Films at the Fort夕暮れのピクニックを楽しんでいるうちに、上映が始まる7時半を迎える。毎晩異なる1作品が10夜連続で上映されるこの映画祭は、連夜訪れても愉しめそう。公式サイトからチケットを購入すれば、誰でも参加できる。昨年、一昨年と、チケットが完売しているそうなので、お目当ての作品の上映日は早めにチェックしよう。※年齢制限のある作品については年齢以下の子供の入場は認められないので注意。この映画祭の会場であるフォート・カンニング・パークには、電車で行くならシティーホール駅、ブラスバサ駅、ドービーゴート駅が便利。タクシーなら、ドライバーに「フォートカンニングパーク(Canning Rise Road)内の、シンガポールナショナルミュージアムと道を挟んで反対側にあるコンサートスペース」と伝えよう。気になる上映作品は2015年の映画祭では、上映に10作品が選ばれている。誰もが知る「ショーシャンクの空に」、「ロッキー」などの名作の他に、第87回アカデミー賞(2015年)の8部門でノミネートし、日本でも現在上映中の「イミテーション・ゲーム」や、ベン・スティラーとナオミ・ワッツが共演した日本未公開作品「WHILE WE’RE YOUNG」も上映される。「Walking Under Water」は、国籍を持たない海の漂海民族「バジャウ族」の少年と海の豊かさが描かれる作品。この作品はチケット1枚につきS$2が主人公の少年の教育のために寄付されるという。©Films at the Fort入場者には、日本でも人気の「Ben & Jerry’s(ベン&ジェリーズ)」のアイスクリームが、無料で提供されるのも嬉しい。フォートカンニングパークといえば、2015年5月末に新しくパリの美術館「ピナコテーク・ド・パリ」の分館が開館したばかりの話題のスポット。メロウな雰囲気に包まれる夕暮れの中で、美味しいワインと共に名作映画に酔いしれてみては?
2015年06月24日国内のレストラン50軒がシンガポール産の食材を用いた特別メニューを提供する、「Singapore Restaurant Month(シンガポール・レストラン・マンス」が、2015年7月1日~8月10日に開催される。シンガポールレストラン協会主催の同イベントは、シンガポールのローカル食材を食べることで、食材の認知を広めることや農家をサポートすることを目的としている。Laksa Italiano ©RedDot BrewHouse注目の参加レストランは?シンガポール国内で採れる卵、魚、野菜などを用い、素材を活かした期間限定の特別メニューが、特定のレストランだけで提供されるSingapore Restaurant Month。2015年は、シンガポール独立50周年を記念し、50軒のレストランで50種類スペシャルメニューが振る舞われる。©Restaurant Association of Singapore参加レストランには、在住日本人にもお馴染みの中華料理店「Red Star Restaurant」も名前を連ね、「広東風冬瓜とローストポークのフィッシュヘッドクレイポット」がスペシャルメニューで登場する。同レストランは、「Heritage Restaurant(伝統料理レストラン」部門でのエントリーだ。※Heritage Restaurantでスペシャルメニューを注文できるのは、2015年7月17日~8月2日の期間のみ。その他、観光客にも有名な「JUMBO seafood」、「Peach Garden」、「Yum Cha Restaurant」、更にはファミリーレストランの「Swensen’s」なども参加する予定だ。Deep Fried Red Tilapia w Nonya Sauce ©JUMBO seafoodこの期間にしか味わえない幻の一皿をぜひ味わおう。Restaurant Monthに参加が決定しているレストラン(2015年6月16日現在)Heritage Restaurant(2015年7月17日~8月2日)●Fatty Weng Restaurant(中華料理)●Gim Tim(福建、広東料理)●Islamic Restaurant(インド料理)●Prima Tower Revolving Restaurant(北京料理)●Red Star Restaurant(中華料理)Non-Heritage Restaurant(2015年7月1日~8月10日)●Brewerkz(アメリカン)●First Culinary Restaurant(中華料理)●Forest(コンテンポラリー中華)●JUMBO seafood(中華・シーフード)●LingZhi Vegetarian(中華・ベジタリアン)●Osia(オーストラリア料理)●Peach Garden(広東料理)●Restaurant HOME(中華料理)●Soup Spoon Union(フュージョン)●Sufoood(イタリアン・ベジタリアン)●Swensen’s(アメリカン)●The Flying Squirrel(日本食)●Tim Palace(中華)●Timbre @The Substation, @The Arts House, @Gillman(フュージョン)●Yum Cha Restaurant at Chinatown(中華料理)詳しくはこちらSingapore Restaurant Month 公式サイト>
2015年06月20日●2015年秋に1つの企業体となるHP Printing and Personal Systems Groupヒューレット・パッカードは6月8日、シンガポールにて「PPS Innovation Day - Asia Pacific & Japan」を開催した。各種のプレゼンテーションやデモ、展示の中から、ポイントをしぼって紹介する。2015年後半に分社化を控えている米ヒューレット・パッカードおよび日本ヒューレット・パッカードだが(以下、HP)、「PPS」は「HP Printing and Personal Systems Group」のこと。文字通り、業務印刷まで含むプリンティング事業と、PCを代表とするパーソナルシステム事業を展開するグループだ。分社後は、このPPSが1つの企業体となる。また、PPSの「Asia Pacific & Japan」地域における拠点がシンガポールということもあって、今回のプライベートイベントもシンガポールで開催された。○Intel RealSenseで実現する新しいタッチUIまずはPCから見ていくと、Intel RealSense 3Dカメラ(以下、RealSense)を搭載した液晶一体型デスクトップ「Sprout by HP」がおもしろい。米国では2014年11月から約1,900ドルで販売中だ。PCの本体上部から前方に向けてRealSenseが備え付けられており、通常はキーボードやマウスを置く位置に専用マットが敷かれている。このマット上に物体を置いてスキャンできたり、マット上に投影されるタッチUIで多彩な操作を実現できたりする。デモでは、タトゥーアーティストや洋服デザイン、パプリカをスキャンして合成写真を作るといったパターンが披露された。間近で見た合成写真の作成は、指でなぞりながら切り取りやドラッグを行い、恥ずかしながら最初は何をどうやっているのか分からないほどの操作スピードだった。この手の新しいユーザーインタフェースは、魅力的なアプリケーションとユースケースが大切だと思うので、ぜひ充実、進化していってほしいところだ。○日本からの強い要望で実現した1kgの12.5型ノートPCなどノートPCでは、2014年12月に発表されたビジネス向け12.5型「HP Elitebook Folio 1020 G1」シリーズの上位版、「Special Edition」に注目したい。すでに日本でも発売済みで、米軍調達基準を満たす堅牢性や一通りの外部インタフェース、ドッキングステーションによる拡張性などを備えながら、約1kgという軽さを実現している。HPブランドの小型薄型ノートPCは、日本法人(日本ヒューレット・パッカード)が粘り強く訴え続けて製品化された背景がある。「HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition」も最初は日本から投入され、各国のニーズなどを考慮しながら販売する地域(国)を広げていくという。そのほか、2015年2月にスペインで開催されたMobile World Congress 2015に合わせて登場した、360度回転ヒンジを持つ2-in-1ノートPC「Spectre x360」の姿もあった。プレゼンテーションをはじめとして、PC関連では「デザイン」を強調しており、PCの付加価値としてHPがデザインを重視していることが見て取れた。デザインの好みは個人差が大きいが、少なくとも「作りが良い」ことは間違いない。なお、今回のイベントで展示していた各PCは、HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Editionなど一部モデルを除いて、現時点では日本投入の時期や価格は未定となっている。●コカ・コーラやキリンビール、身近なところにHPのプリンティング○商品の高付加価値化やパーソナライズ化に貢献するHPのデジタル印刷機続いてはプリンティング関連だ。ヒューレット・パッカードはワールドワイドで個人向けプリンタを手がけているが、ビジネス向け、エンタープライズ領域、および印刷業界における規模のほうがはるかに大きい。ここでは、我々のような一般消費者が普段あまり目にしない(気にもかけない?)、巨大な「印刷機」に注目してみよう。HPは「Indigo」シリーズというデジタル印刷機を持っており、ワールドワイドでほぼ独占に近いシェアを獲得している(だいたい数千万円から数億円もする機器なので、1台売れたり売れなかったりでシェアの変動も激しいのだが)。デジタル印刷機の大きなメリットは、少数のカスタム印刷を低コストで実現できることや、必要な数だけ無駄なく印刷できることだ。現在の主流であるオフセット印刷は、1種類の印刷ごとに「版」を作るため、同一かつ大量の印刷には強いが、デザインなどを変えた少数印刷には弱い(コストが膨大になる)。プレゼンテーションで紹介されたIndigoを用いた事例は、コカ・コーラのキャンペーンだ。ペットボトルの1本1本に、すべて異なるラベルを貼り付けて出荷するというもの。日本では別のキャンペーンを展開しているのだが、仮に、コンビニで売られているコカ・コーラのペットボトルを想像してほしい。日本全国、同じラベルのコカ・コーラは1本たりとも存在しないということなのだ。これはデジタル印刷機でなければ、現実問題として不可能である。そのほか、ワインのラベルや缶ビールのラベル、子どもたちが創作したストーリーを1冊ずつの「本」に製本するといった事例が紹介された。Indigoシリーズのほかにも、HP Scitex、HP Latexといったシリーズがあり、それぞれインクや得意分野が違う。例えば、水をベースにしたインクだと、環境負荷が低くニオイを発しないというメリットがある。そこで壁紙に応用し、日本のとあるホテルの場合、フロアごとや部屋ごとに壁紙を変えて異なるイメージを演出している事例があるそうだ。今のところ、デジタル印刷の規模は業界全体で5%~10%くらいとのことだが、将来的にはもっと伸びるに違いない。HPでは、「規模は5%~10%でも価値は20%~25%」としており、先述したコカ・コーラとのコラボレーションによって、おもしろい可能性が大きく広がったという。いずれ日本でも、身近にあるさまざまな商品において、パーソナライズされたデザインやオリジナリティの高いデザインを目にする機会が増えそうだ。
2015年06月14日夏はもうすぐそこ。今年の夏休みはどこ行こう…と、そろそろ家族会議が開かれているのでは?アジアで今アツイ旅行先のひとつといえばそう、シンガポール。近年、新たなランドマークとして定着した「マリーナ・ベイ・サンズ」や「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」「リバー・サファリ」など、話題の観光スポットが続々オープン。安全・清潔に加えてエンターテインメントの充実度から、カップルや友だち同士はもちろん、ファミリーにもおすすめのバケーションスポットなのだ。中でも最近大きな注目を集めているエリアがセントーサ島。東南アジア初の「ユニバーサル・スタジオ™」や、シンガポール唯一のビーチフロントホテルもあるリゾートアイランドだ。ビーチでのんびりしたいパパも、ショッピングにスパークしたいママも、それだけでは物足りない元気キッズも、家族全員がハッピーな夏休み旅行が叶う。シンガポールの一大リゾート「セントーサ島」とは?©Singapore Tourism Boardセントーサ島は本島から800m、市内からは30分ほどに位置する小さな島。人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール™」を始め、世界最大級の巨大な水槽がある海洋水族館、スリル満点のスライダーや海の生き物たちと触れ合えるウォーターパーク、さらにはグルメや癒しのスパまでぎゅっとつまった一大リゾートだ。コンパクトにまとまっていて移動しやすいのもセントーサ島の特徴。島内を走るセントーサ・エクスプレス(モノレール)に乗るだけで男のコならテンションアップ!とにかくアクティビティが豊富なので、子どもたちを飽きさせない。しかも、遊ぶキッズはパパに任せてママだけ市内に移動してショッピング…という過ごし方が出来るのもセントーサ島の大きな魅力なのだ。セントーサ島ここに注目!①島のメインアトラクション「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」©Universal Studios Singapore™セントーサ島のメインアトラクションとも言える人気スポットが「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール™」(USS)。7つのゾーンで構成された映画テーマパークは、世界初やUSSオリジナルのアトラクションも多く、大人も子どもも楽しめる。人気アニメ『マダガスカル™』のヒーローたちとリバーボートに乗って旅する「マダガスカル・クレート・アドバンチャー」はちびっこも楽しめるほのぼのアトラクション。女のコならば大ヒット映画『シュレック』に登場するお城を再現したファンタジックな「遠い遠い国」エリアでお姫様気分に、男のコならアクション大作『トランスフォーマー』をバーチャル体験出来る「トランスフォーマー・ザ・ライド™」の迫力に大興奮!セントーサ島ここに注目!②水族館やウォーターパークなどの複合施設「マリン・ライフ・パーク」常夏シンガポールで思いっきり、涼しく遊ぶならウォーターアクティビティ満載の「マリン・ライフ・パーク」へGO。「S.E.A.アクアリウム™」は10万匹以上の海洋生物を展示する世界最大級の水族館。中でも幅36m、高さ8.3mの巨大水槽は圧倒的!S.E.A.アクアリウム™の中には、水槽に隣接するレストラン「オーシャン・レストラン」も。実際に海洋生物に触れることのできるエリアも人気。お土産も充実のラインナップ隣接する「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク™」はスリリングなウォータースライダーや世界最長の流れるプールなど、水着で楽しむアトラクションを揃えたウォーターパーク。約2万匹のカラフル熱帯魚と泳げる「レインボー・リーフ」も人気だが、同パーク内にある「ドルフィン・アイランド™」では泳げない小さなキッズも餌をあげたり遊んだり、キュートなイルカたちと触れ合える。©Adventure Cove Waterpark™©Dolphin Island™セントーサ島ここに注目!③エコ・ベンチャーを楽しもう「スカイライン・リュージュ」「メガジップ・アドベンチャー・パーク」©Singapore Tourism Boardセントーサ島の自然を体で感じるならアウトドアアクティビティがおすすめ。「スカイライン・リュージュ」は650mの坂をリュージュ(小型のそり)で滑り降りるアトラクション。簡単なハンドルとブレーキ操作で運転出来るので、ゴー・カート感覚で楽しめる。6歳以下のキッズは大人と一緒に乗り込みOK。高台にある出発地点へ楽々連れて行ってくれる「スカイライド」(リフト)はこれだけの乗車も可能で、夜になればロマンティックな夜景が広がる。©Singapore Tourism Boardさらなるスリルを求めるなら、標高72mの丘から滑車付きのワイヤーにぶら下がり、最高時速50km以上の猛スピードで降下する「メガジップ・アドベンチャー・パーク」はまさに気分爽快!ビーチを見下ろす高台からスタートするので眺めも最高だ。セントーサ島ここに注目!④ご当地グルメに舌鼓「マレーシアン・フード・ストリート」たっぷり遊んだあとはフードコート「マレーシアン・フード・ストリート」へ。1970年代の街並みを模したノスタルジックな館内には人気ホーカー(屋台)が20店以上並び、ホッケン・ミーやバクテー、フィッシュヘッド・カレーなどマレー半島の伝統料理から、アイス・カチャンやチェンドルなどの定番スイーツまで、ローカルフードがずらり。シンガポールを訪れたからにはトライしたいご当地グルメ、ここなら気軽に屋台めぐりが出来る。セントーサ島ここに注目!⑤女性必見の極上スパ「ESPA」©Resort World Sentosa忘れてはならないのはママのご褒美タイム。「ESPA」は数々の賞を受賞している英国生まれのラグジュアリースパ。熱帯雨林に囲まれた広い敷地内には海を臨むマッサージヴィラ、緑に包まれた温水プール、解放感のあるサウナなどが完備され、一日過ごせるほどの充実ぶり。豊かな自然のエネルギーと極上のトリートメントは、日頃のたまった疲れをゆっくり癒してくれること間違いなし。尚、アクティビティが多岐に渡るセントーサ島なので、旅行の際はツアーで参加するのもお得で便利!中でも、東南アジアを誰よりも知るH.I.S.では限定ツアーなども取り揃えているので要チェックだ!TRIPPING!が気になるツアーはこちら>>(text : Aiko Soyama)
2015年06月14日近年、東南アジアのアートシーンの拠点となりつつあるシンガポールでは、2015年に2つの美術館が誕生する。パリを代表する美術館の初の分館として、2015年5月に開館した「シンガポール ピナコテーク・ド・パリ」と、10月にオープン予定の「ナショナルギャラリー シンガポール」だ。©Darren Soh and National Gallery Singapore「シンガポール ピナコテーク・ド・パリ」の見どころは「ピナコテーク・ド・パリ」は、2007年にパリのマドレーヌ広場に開館した私立美術館。美術館としての歴史はまだ浅いものの、立地と敷地面積の広さ、展示作品のバラエティと質の高さに定評がある、フランスを代表する美術館の一つである。ギリシア語に由来する「絵の収蔵庫」という意味を持つ「ピナコテーク」。その言葉通り、美術収集家のコレクションルームを思わせるような、年代や作風にとらわれない多様なコレクションを特徴とする。この「ピナコテーク・ド・パリ」の初めての分館に、シンガポールの「フォートカンニングパーク」が選ばれた。実はこの美術館、かつてイギリス軍施設であった「フォートカンニングセンター」を改装して造られている。その重厚な歴史的建造物も見どころの一つ。©Singapore Tourism Board館内は3つのギャラリー(The Collections Gallery、The Features Gallery、Heritage Gallery)から成り、The Collections Galleryではピカソやモネなどの有名画家たちの作品を、The Features Galleryでは期間限定のコレクションを、Heritage Galleryでは、東南アジアの歴史や宗教をテーマに展示がされる。ミュージアムショップ(La Boutique Pinacothèque)では、カタログ、絵葉書、マグネット等、定番のお土産の他に、ローカルアーティストによるユニークなアクセサリー等も販売されている。2015年10月オープン予定の「ナショナルギャラリー シンガポール」©National Gallery Singapore64,000平方メートルのシンガポール最大面積を誇る「ナショナルギャラリー シンガポール」は、シティーホール駅付近に2015年10月オープン予定。8,000点を超える東南アジアのアーティストによる作品を保有する。2015年に開館するこれら2つの美術館周辺には、「シンガポールアートミュージアム」や「ナショナルミュージアム」、美術学校「SOTA(School of the Arts)」などの美術関連施設が集まり、アジア、シンガポールアートを感じるのにもってこいの地区となっている。独立50周年の歓喜に沸くシンガポールでは、アート界からもますます目が離せなくなりそうだ。
2015年06月10日デジタルガレージ(DG)は6月4日、シンガポールの企業となるLCO-Creation Singapore Pte(LCO)と資本業務提携したと発表した。DGは今後、LCOへの出資を通じ両社の協力関係を強化し、同社と共同で、日本の会員保有企業に向けた海外旅行アプリのプラットフォームの提供を開始する。会員保有企業は、同プラットフォームにさまざまな情報を加えることで、自社のニーズに合ったオリジナルアプリを展開することが可能に。会員に対し、海外・国内の観光地のガイド情報や優待情報、オフラインマップ、オプショナルツアー、ポイントサービス等を提供することができる。なお、同社によると、今後、2020年に向けて訪日観光客がさらに増加すると予想され、そうしたインバウンド需要も視野に入れて日本の地方自治体が有する観光コンテンツを取り入れた訪日旅行客向けビジネスモデルの展開も開始。加えて、クレジットカードや電子マネーなどポイントやマイル会員保有企業に対し、カード利用の活性化・収益化を目的としたさまざまなソリューションを提案する。今回の取組みでは、日本で蓄積したカード利用促進に関する施策ノウハウを活かすほか、DGグループが有する海外でのネットワークを活用することにより、会員保有企業の世界各国における広い範囲でのマーケティング活動を支援していく考えだ。
2015年06月05日東南アジア各国が参加するスポーツの祭典「SEA Games 2015」が、2015年6月5日から16日までシンガポールで開催される。大会は、競泳、シンクロナイズドスイミングなどの水上競技の他、バスケットボール、サッカー、柔道、テニスなど多岐にわたる36種の競技、全402種目から構成される。©Sport Singapore2015年の大会はシンガポールで開催28回目となる今大会の舞台は、この夏に独立50周年を迎えるシンガポール。同国での開催は、1973年、1983年、1993年に続き、今回で4回目となる。メイン会場となるのは、昨年竣工したばかりのスタジアム「Singapore Sports Hub」。サークルラインのスタジアム(Stadium)駅を降りてすぐに位置し、マリーナ地区のエスプラネード(Esplanade)駅や、オーチャードエリアのドビーゴート(Dhoby Ghaut)駅から直通。チャンギ空港からも車で15分程度とアクセス良好。バスは11番が最寄りとなる。チケットを購入して試合を観戦!チケットは公式HPで購入が可能。その他、ホットライン(+65 3158 8080)や、Singapore Post(郵便局)でも購入できる。既に完売している競技も多いが、空席状況も公式HPで確認することができる。中には無料で見学できる競技もあるので事前にチェックしておくことをおすすめする。例えば、東南アジア大会ならではの競技、’Traditional Boat Race’。通称「ドラゴンボート」と呼ばれる、龍をモチーフにしたボートを使ったスピード競技は、2015年6月6日~7日にマリーナベイにて開催されるので、気軽に観戦に行けそうだ。©2015 Singapore Tourism Board尚、無料で観戦できる競技については、座席が「早いもの勝ち」になるので注意したいところ。試合日時を確認したら、客席への入場開始時刻もチェックし、早めに会場へ足を運ぼう。無料競技についても、チケットページを参照。子供向けアクティビティも充実会場には、子供も楽しめるジュニア・ゾーンが設けられている。トランポリンや巨大滑り台など、キッズが喜びそうなアトラクション、イベントが10種類以上。こちらも無料で楽しめる。28th SEA Games Carnival期間:2015年5月31日~6月16日、毎朝10時~21時※終了時刻は日によるのでHPを参照場所:Singapore Star Hub敷地内関連グッズを手に入れよう公式HP、または特設ショップにて、オフィシャルグッズを販売。大会グッズを身に着け、選手を応援しよう!The official merchandise store営業時間: 11:00~22:00場所: Ngee Ann City(TAKASHIMAYA)前---------------28th SEA Games Singapore2015
2015年06月04日初登場のMiyaちゃん♪友達とのランチやショッピングで使える普段メイクを教えてくれたよ。ナチュラルに可愛く仕上げたのがポイント。チェックしてね☆メイクのコツ・ポイントBBクリームにアルガンオイルを1滴混ぜると、メイク崩れを防いで保湿効果があるのでオススメ。チークは斜めにのせて輪郭をカバー。クリームシャドウを上から重ねてラメ感を出すよ。アイラインは目尻のみにひいて少しはね上げる。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年05月30日2015年は、シンガポール共和国がマレーシアから独立してから50周年の記念すべき節目の年。独立記念日(ナショナルデー)である8月9日は例年、国が定めた祝日になるが、今年は祝日を1日増やし、ナショナルホリデーとなる。©2015 Singapore Tourism Board2015年のナショナルホリデーは8月7日~10日の4連休2015年8月9日のナショナルデーは日曜日のため、10日(月)は振り替え休日。加えて政府は2015年に限り8月7日(金)も祝日にすると発表。このため2015年のナショナルホリデーは、祝日が少ないといわれるシンガポールには珍しく4連休となる。この連休をシンガポールの地元の人は"Jubilee Weekend"(50周年記念連休)、"Golden Jubilee Weekend"などと呼び、既に各地で盛り上がりを見せている。©SG50当日は赤い服を着てお祝いしようシンガポールの国の色は「赤」。毎年ナショナルデーは赤いものを身にまとってお祝いするのが定番になっている。当日はぜひ「赤」に身を包み、国民と一緒にお祝いしよう!©dENiZEN®ジーンズブランドdENiZEN®では、一般から募集したデザインで記念Tシャツ販売。他では手に入らないユニークなお土産になりそう。ナショナルホリデーに開催されるイベントをチェック!毎年、ナショナルデー前後には様々な催し物が企画され、国はお祭りムード一色に染まる。節目の年を迎える2015年は、各地で今年限りの様々なイベントを開催予定。旅行者にとっても魅力的なイベントが多いので、ぜひチェックしておきたい。Gardens by the Bay50周年記念 光と音楽のショー’Garden Rhapsody-SG50 Edition’2015年8月7日~8月10日 1日3回(19:45、20:45、21:30)©Gardens by the BayEsplanade-Theatres on the Bayダンスや音楽パフォーマンス、トークショーやワークショップなどの無料プログラムを予定2015年8月6日~8月10日©Photos Courtesy of Esplanade-Theatres on the Bay各ミュージアム無料開放2015年8月7日~10日の期間中、以下ミュージアムが無料で公開される。National Museum of SingaporeAsian Civilisations MuseumIndian Heritage CentrePeranakan MuseumSingapore Philatelic MuseumReflections at Bukit ChanduSun Yat Sen Nanyang Memorial HallMalay Heritage CentreSports MuseumCivil Defence Heritage GallerySingapore City GalleryMarina Barrage Sustainable Singapore GalleryNewater Visitor CentreENVision Gallery4大動物園(Jurong Bird Park, Night Safari, River Safari, Singapore Zoo)キャンペーン2015年8月7日~10日の期間中、4大動物園を訪れると「50周年記念アニマルトートバック」(通常3S$)が無料でもらえる。※一人一点。なくなり次第終了。シンガポール国民には、あらゆる施設の入場料が無料、もしくは半額に設定されているため、普段よりも観光スポットが混雑する可能性も念頭に置いておこう。様々なイベントの予定は随時特設ホームページ、Facebookなどで発表されるので、事前にチェック!シンガポールにとって歴史的な節目を迎える2015年8月9日。大切な一日を、ぜひ国民と一緒にお祝いしよう!※上記は、2015年5月取材時のものであり、以後変更の可能性もあります。
2015年05月30日シンガポール航空は5月28日、シンガポールの建国50周年を祝うA380特別塗装機を2機就航することを発表した。この50周年記念塗装機は1機目が6月上旬に、2機目が7月に就航。2015年末まで、北京、香港、ロンドン、ムンバイ、ニューデリー、上海、シドニー、チューリッヒ路線などに投入される。胴体に描かれたシンガポール国旗は高さ10m・長さ47mで、エンジンにもシンガポール50周年を祝う公式ロゴ「SG50」が描かれている。7月からはシンガポール航空の機内販売「KrisShop」を通じて、シンガポールの建国50周年を祝うA380特別塗装機の1/200スケール、限定版1/100スケールのモデルプレーンを販売する。
2015年05月29日シンガポールで毎年6月から7月頃に開催される、国を挙げての一大セール「Great Singapore Sale」(以下、GSS)。2015年は、5月29日(金)から7月26日(日)まで開催中だ。©2015 Singapore Tourism Board旅行者にもお得なGSS!この時期は、近隣諸国はもちろん世界中からGSSを目当てにシンガポールを訪れる旅行者で、国中が大変な賑わいを見せる。シンガポール在住者も、GSSまでは一年間欲しいものを買い控えする人が多いことからも、このセールのお得さがうかがえる。ファッションブランドはもちろん、ジュエリーやおもちゃ、電化製品までもが割引になる上、免税制度を利用できるシンガポール非居住者、すなわち旅行者にとっては、ますますお得な期間となっている。お気に入りブランドのセール期間は、早めにチェック!約8週間に渡って開催されるGSSではあるが、ブランドによっては会期中の一部の期間のみセール実施するところもあるため、事前にスケジュールをチェックしておくのが吉。初日より一足先にGSSの文字を掲げセールをスタートする店舗や、あえてこの時期を外して後々ゆっくりセールを開始するところなど、ブランドによってスケジュールは様々。ちなみに、会期後半に向けて徐々に割引率を上げていく店舗も少なくない。このような多様なセールパターンを攻略するためには、お目当てのお店に、詳しい日程を事前に問い合わせるのが確実。©2015 Singapore Tourism Boardセールの看板がなくても諦めないで!ホームページや店頭のポップなどでは、セールを全くアピールしない店舗もあるが、店員に聞いてみると、表記はなくても「これとこれは◯◯%オフ」というように、隠れたセール品を教えてくれることもしばしば。お目当ての商品や気になる商品が見つかった場合は、念のため店で直接尋ねてみては。(※必ずしも該当するとは限りません)効率よくお買い物をするのに便利なエリアは滞在日数が限られる旅行者におすすめしたいショッピングエリアは、何といってもオーチャード。IONや、PARAGON、TAKASHIMAYAといった、巨大ショッピングモールが軒を連ねるこのエリアは、ハイブランドからファストファッションブランドまで何でも揃う。また、滞在ホテルの場所によっては、マリーナベイサンズ隣接のTHE SHOPS AT MARINA BAY SANDSもおすすめ。オシャレ上級者には、ハジレーンや、ティオンバルにもぜひ足を延ばしてもらいたい。個性的なショップが並ぶハジレーン©2015 Singapore Tourism Board他の国では普段値引きをしないハイブランドや、レストランまでもが一斉に値下げをするとあって、ショッピング好きは見逃す訳にはいかない、夢のようなお祭り。是非足を運んでみては!
2015年05月29日©PARKROYAL on Pickeringアジアのハブとして目覚ましい成長を遂げている最先端都市、シンガポール。ビジネスや観光・娯楽だけでなく、実はアート、デザイン分野においても、国を挙げてさまざまなイベントが展開されている。3月に開催された「シンガポール・デザイン・ウィーク」をはじめ、秋には美術館「ナショナル・ギャラリー・シンガポール」の開館と、国際的にも注目を集めるトピックが多数。またダウンタウンを歩けば、ローカルなシンガポールアートの胎動を感じ取ることができるスポットも数多い。今回の「MY HOTEL CHOICE」では、マリーナベイから1km圏内のアクセス良好なホテルのなかから、アートやデザインをキーワードに、おすすめホテルをピックアップ! 多民族国家シンガポールのミックスカルチャーが育むデザイン最前線を感じることができるかも。PARKROYAL on Pickering, a PARKROYAL Collection Hotelパークロイヤル ピッカリング,パークロイヤル コレクション ホテル©PARKROYAL on Pickeringアートと自然が深くつながり合っていることは、とかく忘れがちになるが、このホテルを見れば瞬時に思い出すことができる。自然こそがアートのもっともベーシックなインスピレーションソースになり得る。シンガポール金融街の一角に佇む「パークロイヤル ピッカリング,パークロイヤル コレクション ホテル」は、2013年1月にオープンした最新鋭の5つ星ホテル。©PARKROYAL on Pickering“ホテル・イン・ザ・ガーデン”をコンセプトに、世界的に著名な建築家WOHAが手掛けた館内は、心をなごませ、うるおいをもたらしてくれるボタニカルエナジーにあふれている。そのアイコニックなデザインだけでなく、シンガポール初の太陽エネルギーを活用したゼロ·エネルギーによるスカイガーデン、エネルギー効率の良い空調システム、環境に優しいLED照明の使用などが高く評価され、太陽光発電パイオニア賞を受賞。都市景観と自然の融合する建築物として新たなベンチマークを打ち立てたほどだ。©PARKROYAL on Pickeringインパクトがあるのはファサードだけでなく、エントランスに足を踏み入れた瞬間から。光や森、小石、水、植物、苔といった美しい自然のエレメントで構成された個性的な空間に目を奪われる。ゲストルームは、アースカラーを基調にして自然光を取り入れ、明るくナチュラル。©PARKROYAL on Pickering※全てのお部屋にバスタブがあるわけではございません。思わずここがシンガポールの中心街であることを忘れてしまいそうになるが、周囲はチャイナタウンやシンガポール川など有名なランドマークに囲まれているから、街へ繰り出せばローカルな屋台でグルメを堪能したり、ショッピングモールでお買い物といった、シンガポールならでは観光を楽しめる。©PARKROYAL on Pickeringホテルでのおすすめの過ごし方は、屋上のオーキッドクラブラウンジのインフィニティプールで熱帯の暑さをクールダウンしながら、シンガポールリバー、ラッフルズシティ、マリーナセンターまでの眺めを満喫すること。デトックスとエネルギーチャージが同時にできて、ヘルシーなポジティブ・マインドがムクムクと刺激されるはず。*宿泊料金:一泊SGD300++~*部屋数:367室-----------------------------------住所:3 Upper Pickering Street,Singapore 058289TEL:+65 6809 8888Email:enquiry.prsps@parkroyalhotels.com Hotelナウミ ホテル©Naumi Hotel“芸術鑑賞“なんて堅苦しさはまるでない、アートピースをただ空間の中に取り込んでお洒落に楽しみたいだけ。だから、ノース ブリッジ ロードにあるスモールラグジュアリーホテル「ナウミ ホテル」には、ココ・シャネルにインスパイアされたカメリアのスイートや、アンディ・ウォーホル風のポップなお部屋だってあるのだ。©Naumi Hotel73の部屋ひとつひとつにそれぞれコンセプトがあって、どのお部屋も個性的にしつらえられている。まるで世界中のあらゆるものをサンプリングしてきたようなバラエティ豊かなラインナップがとても楽しい。部屋ではタオルやベッドスプレッドに至るまで、高級ラグジュアリーホテルに引けを取らない水準のクオリティを備え、快適なステイをサポート。バスアメニティにNY発のコスメブランド「MALIN+GOETZ」、備え付けのエスプレッソマシーンでネスレの香り高いコーヒーを味わえるなど、細部まで抜かりがない。©Naumi Hotelロビーやラウンジは、センスのいいインテリアやアートで彩られたギャラリーショップのよう。アートはコンテンポラリーなテイストの作品を中心にホテルの至るところに飾られており、気に行ったアートピースは購入も可能だ。©Naumi Hotelネオンに輝くシンガポールの夜は、人々も眠ってはいられない。活気に満ちたシンガポールのナイトシーンは、治安の良さも手伝って快適。クラーク・キーで飲み明かすもよし、クラブで踊るもよし、カジノに興じるもよし。でも数多にあるエンタメスポットに繰り出す前に、まずは最上階のCloud 9 Pool & barで夜を明かしてみては。インフィニティプールの向こうには煌々と輝くシンガポールの摩天楼。誰にも教えたくない特等席でシンガポールスリングを傾けてみて。©Naumi Hotel*宿泊料金:一泊SGD 246~*部屋数:79室-----------------------------------住所:41 Seah Street,Singapore 188396TEL:+65 6403 6000Email:aide@naumihotel.com Hotelアモイ ホテル©AMOY Hotel滞在地に秘められた歴史の物語を紐解くのも旅の醍醐味。旅する人にとって、いわゆる言い伝えやストーリーを持った場所というのは印象に残りやすく、おのずと親しみが湧いてくる。19世紀、シンガポールには多くの中国系の移民がやってきた。そんなムーブメントを反映して、チャイナレトロなテイストは、今のシンガポールに息づくひとつの味わいになっている。レトロシックなモダンチャイニーズスタイルを趣のあるデザインにして取り入れたのがテロック・エア通りに面するブティックホテルのアモイだ。©AMOY Hotelこの周辺は古くから中国移民が船でたどり着いた終着点となっており、シンガポール最古の寺院、シアンホッケン寺院をはじめ、安全な航海を祈った移民たちによって数々の寺院が建てられた。それら中国伝統の寺社や家屋を改装し、ダイニングエリアとして生まれ変わらせたのがファーイーストスクエアで、アモイはその一角にある「The Fuk Tak Chi Museum(福徳祠)」にロケーションしている。©AMOY Hotel全37室でシングルとデラックスダブルの2タイプを用意するシンプルな構造だが、伝統的な中国のスツールや陶器類など厳選された存在感のある家具がアクセントになっている。それは、近現代風にアレンジした初期の中国の入植者の生活経験を再現したもの。こんなコンセプトのホテルもなかなか他では見つからない。世界中へ移民していった中華系の人々が各地で残した文化の足跡は、時として文化的な摩擦を引き起こしながらも、人々に歴史の確かな歩みを暗示させるパワーを秘めている。©AMOY Hotel食事はホテル内にある日本食レストランもあるが、ホテルを出てすぐのファーイーストスクエアに出かけてみてはいかがだろう。たくさんの人々が夢と希望を持って訪れたシンガポール。この国の過去と今に思いを馳せながら、シンガポーリアンたちでにぎわう喧騒に囲まれて、ローカルな美食を楽しんみるのもいいかも。*宿泊料金:一泊SGD 292.60~*部屋数:37室-----------------------------------住所:76 Telok Ayer Street,Singapore 048464TEL:+65 6580 2888Email:info.amoy@fareast.com.sg Majestic Hotelニュー マジェスティック ホテル©New Majestic Hotelシンガポールを拠点として活躍するローカルなアーティストによる現代アートシーンを体感するには、この一軒がおすすめ。MRTアウトラム・パーク駅近くにある「ニューマジェスティックホテル」は、シンガポールの伝統的なショップハウスをモダンに改築した部屋数30のこじんまりとしたデザインホテル。外観はクラシカルな様相なのだが、ホテルの中は驚きに満ちている。©New Majestic Hotel9人のアーティストとコラボレーションして創造されたホテル内の空間はとても個性的で、一瞬「間違って美術館に入ってしまったか」と思ってしまうことがあるかもしれない。特に30室あるそれぞれの部屋は、「ちょっと風変わり?」とも表現できるほど、クリエイティブなデザイン。滞在しながらシンガポールのコンテンポラリーアートを鑑賞できるというダブルな楽しみを提供してくれる。©New Majestic Hotel部屋によって印象ががらりと違うから、選ぶ楽しみがある。リピートしても別の部屋に泊まればきっと飽きることがないだろう。©New Majestic Hotel滞在中はデザインだけでないこだわりも随所に。アメニティーにはNY発のスキンケアブランドKIEHL’Sのラグジュアリーなアイテムがセレクトされているところなど、旅行中でも普段通りのボディケアをしたい女子としては嬉しいポイント。ダイニングは、有名ラグジュアリーホテルのレストランで研鑽を積んだ受賞歴を持つシェフによるモダンな広東キュイジーヌを提供し、100銘柄以上を所蔵するワインセラーの中から選ばれた最高の1本で、料理とワインのマリアージュを楽しめる。*宿泊料金:一泊SGD 229.00~*部屋数: 30室-----------------------------------住所:31-37 Bukit Pasoh,Singapore 089845TEL:+65.6511.4700Email:NMH-Res@unlistedcollection.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年05月25日