アニメーション映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日再延期が決定した。1月23日(土)に公開を予定していたシリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。当初、昨年6月27日に公開される予定だったが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大による国内外の未曾有の事態を受け、4月に公開延期を発表。そして秋には、特報映像と共に新たな公開日(1月23日)を発表していた。しかし先日、再び緊急事態宣言が発令、そして追加発令もされ、各映画館も時短営業を実施している。そんな中、今回発表された再延期。「この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました。その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました」と文書で経緯を説明。また、「新たな公開日は皆様が安心して本作をお楽しみいただける時期を、慎重に検討中」とし、決定次第、公式サイトや公式SNSにて発表されることになる。なお、すでにムビチケカードを購入した方へ、「延期した後の公開でもご使用いただけますので大切に保管ください」という呼びかけも。公開延期に伴い、映画の音楽集CDとして2月10日(水)にリリース予定だった「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」もリリース延期となる。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年01月14日リーガル(REGAL)は、限定シューズ「2021年イヤーモデル」を2021年1月1日(金・祝)より、全国のリーガルの専門店「リーガル シューズ(REGAL SHOES)」にて数量限定で発売する。2021年イヤーモデルリーガルが、"その年のトレンドを最も象徴し、世界に発信する使命を帯びた一足"と位置付けて展開する「イヤーモデル」。6年目となる2021年は「ファッション&カルチャー」をコンセプトにデザインした。アッパーには、独特のシワが特徴のヴィンテージ感溢れる「馬革」を採用した。甲部を留めるダブルストラップは"アンティークゴールド"カラーで落ち着いた印象に。また、上部のストラップにバックルをプラスし、都会的で洗練された雰囲気を演出。ソールは、落ち着いた雰囲気のアッパーとは相反する、スポーツやモードの流れを受け継ぐクッション性に優れた「ウエアライト・ソール」を使用し、"スニーカー感覚"で履けるシューズに。インソールには、ブランドロゴや「2021」の文字をゴールドカラーで刻印した。【詳細】リーガル「2021年イヤーモデル」発売日:2021年1月1日(金・祝)発売店舗:全国のリーガル シューズ価格:44,000円+税カラー:ブラックサイズ:23.5cm~27.0cm※全国360足限定【問い合わせ先】株式会社リーガルコーポレーション小売統括部TEL:047-304-7163(10:00~17:00 土日祝は除く)
2020年12月27日この冬公開されるアクション超大作としても注目を集めている『ワンダーウーマン 1984』。この度、ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットが激熱バトルを繰り広げる人気コメディ女優クリステン・ウィグの悪役ぶりについて語った。本作で、ワンダーウーマンの宿敵マックス(ペドロ・パスカル)の禁断の力によって生み出されたスーパーヴィランのチーターを演じたのは、ハリウッド屈指の人気コメディエンヌ、クリステン・ウィグ。クリステンといえば、「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、アカデミー賞脚本賞やゴールデン・グローブ賞主演女優賞にもノミネートされた映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』で恋も仕事もうまくいかない冴えない女性アニー・ウォーカーを演じ、『ゴーストバスターズ』では物理学教授エリン・ギルバートを好演。『怪盗グルー』シリーズなど声優の仕事も数多い。そんなクリステンが演じたチーターについてガルは、「チーターは非常に魅力的なヴィランだと思います。そして、チーターを演じるクリステンは多くの才能を持っている人。一緒に仕事ができて、とても楽しかったです」とクリステンの熱演を絶賛し、役者としての高い技術が遺憾なく発揮されていることを明らかにした。さらに、本作の監督を務めたパティ・ジェンキンスもクリステンの悪役ぶりについて、「クリステンはコメディの天才です。この作品で彼女は新しいキャストですが、その演技はとても素晴らしく、自然に作品に溶け込んでいました」と語り、名コメディエンヌが魅せるヴィランっぷりを激賞した。「私はこのジャンルにずっと出演したかったのです!」とアメコミ作品への出演を熱望していたクリステンは、「この作品は今までやったことのないジャンルの映画ですし、今までに演じたことのない役柄です。しかも、ガルと一緒にやるということなので、最初はとても緊張していました。ワイヤーワーク、クレイジーなセット、素晴らしいコスチュームなど全部夢のようでした」と興奮気味に、撮影現場でのガルとの共演をふり返る。ワンダーウーマンとチーターという最強のパワー同士がぶつかり合うド迫力のバトルに注目だ。『ワンダーウーマン 1984』は12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月18日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年12月10日『ワンダーウーマン』『ワンダーウーマン 1984』の主演女優ガル・ガドット&監督パティ・ジェンキンスが、新たなプロジェクトで再びタッグを組むという。エジプトの女王・クレオパトラの伝記映画を、パラマウント・ピクチャーズと製作することが明らかになった。「Deadline」が報じ、ガル自身もSNSで報告した。「新しい旅に踏み出すのが大好き。新しいプロジェクトにワクワクして、人生に新しい物語を紡ぎ出すという興奮を感じられるのも最高。『クレオパトラ』は私が長い間伝えたいと思ってきた物語です。パティ・ジェンキンス、パラマウント・ピクチャーズ、アトラス・エンターテインメント、(脚本家の)レータ・カログリディスとチームで働けることには感謝しかありません」。ガルといえば、2004年に「ミス・イスラエル」に選ばれた美貌を誇り、絶世の美女として有名なクレオパトラに適役。クレオパトラを題材とした映画は、これまでに数々製作されており、1934年の『クレオパトラ』でクローデット・コルベール、1945年の『シーザーとクレオパトラ』でヴィヴィアン・リー、1963年の『クレオパトラ』でエリザベス・テイラーがクレオパトラを演じてきた。2011年にはソニー・ピクチャーズがアンジェリーナ・ジョリーを主役に据え、クレオパトラものを製作すると報じられたが、こちらは実現に至っていない。(Hiromi Kaku)
2020年10月12日ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督のコンビで『クレオパトラ』が制作されることになった。脚本は、『アレキサンダー』の女性ライター、レータ・カログリディスが執筆する。製作配給はパラマウント。パラマウントは、ユニバーサル、ワーナー、Netflix、Appleなどのライバルを制して、権利を獲得している。クレオパトラの物語を再映画化することは、過去にアンジェリーナ・ジョリー主演でソニー・ピクチャーズが製作する話もあった。1963年のエリザベス・テイラー主演版は、フォックスが製作配給している。この映画は当時、史上最もお金をかけたものとなり、フォックスを倒産させそうにもなった。フォックスは、所有していた土地を売って、なんとか凌いでいる。文=猿渡由紀
2020年10月12日ヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士、ワンダーウーマンが活躍するガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』。先日、新たな公開日が決定した本作から、この度日本版予告編が公開された。今回公開された予告編の見どころは、黄金に輝く“ヘスティアの縄”を巧みに操るアクションシーン!これは攻撃だけでなく、マインドコントロールを解いたり、投げた相手に真実を告白させたり、別名“真実の投げ縄”ともいわれるワンダーウーマンを象徴する武器のひとつだ。映像では、そんなヘスティアの縄を使って銃弾を跳ね返し、敵を捕らえたり、高々とジャンプしたり。また、雷にヘスティアの縄を巻き付け、超高速スピードで空を飛ぶ、秘めた能力がはじめて映像に映し出されている。ほかにも、トラックを押しのける超人的な身体パワーや、不滅の盾で作られた両腕のガントレットを胸の前でクロスし、強烈な衝撃波を放つ必殺技ガントレット・クラッシュ、そしてゴールドアーマーを身にまとったワンダーウーマンのバトルシーンも初公開されている。また本日より、全国の劇場にて数量限定豪華特典付きムビチケが販売開始。特典の種類は全部で2種類となっており、ひとつはワンダーウーマンがゴールドスーツに身を包み、黄金に輝くヘスティアの縄を構える<特製スマホステッカー>。そしてもうひとつは、ワンダーウーマンの活躍の一部を垣間見ることができる、英語版の<スペシャルコミック>となっている。ムビチケカード1枚につき、どちらか1点が付く劇場先着限定の特典だ。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より日米同日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月18日ガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』が、10月9日(金)から12月25日(金)へと公開を延期するとワーナー・ブラザース映画が発表した。7月、日本での新公開が10月9日(金)に決定したと発表されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるアメリカ本国の公開日変更に伴い、今回日本での公開も12月25日(金)に変更に。ガル主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編となる本作は、タイトル通り1980年代を舞台にした物語。ガル演じるダイアナ/ワンダーウーマンのほかにも、クリステン・ウィグ、クリス・パイン、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが出演している。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月14日『ダンガル きっと、つよくなる』で世界興収インド映画No.1を記録したニテーシュ・ティワーリー監督の最新作で、今年6月に訃報が伝えられたスシャント・シン・ラージプートの主演作『きっと、またあえる』が8月21日(金)より公開。この度、本作の新場面写真と入場者特典が解禁された。本作は、インドの工科大学の学生寮を舞台に、主人公たちが大学生活を送った90年代と、親世代になった現代、2つのストーリーが進んでいく。「これは僕自身の大学生活の物語だ。だから、他の誰にも作ることはできないんだ」と語る。監督自身、世界屈指の名門校であるインド工科大学ボンベイ校の卒業生で、当時の仲間達とのエピソードも盛り込まれている。インドでは初公開週作品のうち、インド映画1位(デイリー/ウィークエンド/ウィークリー)を獲得した。今回は「負け犬寮」での青春スチルが解禁。ギターを片手に歌唱をリードするかのような主人公アニ(スシャント・シン・ラージプート)、片思い相手のマヤ(シュラッダー・カプール)を見つめるアニ、そして、そのアニを怪訝な目で見る「マザコン」のマミー(トゥシャール・パーンデー)。なぜだか真っ赤に腫れ上がった人差し指と、口をあけて見入る負け犬寮の面々。はたしてこの指は誰のものなのか!?そして、口元に手を当てていかにもお調子者といった風情のポーズのアシッド(ナヴィーン・ポリシェッティ)。果たして、彼らのこのポーズの真の目的とは…。また、アニの良き兄弟分であるセクサ(ヴァルン・シャルマ)はまさかのマヤにプロポーズ!?個性豊かな面々と、彼らの関係にもひときわ注目が集まる写真となっている。また、この映画のテーマのような歌詞がつづられた、エンディングに流れる豪華絢爛ソング「FIKAR NOT」(フィカル・ノット/心配するな)、アニたちの青春の場面に寄り添う「WOH DIN」(ウォー・ディン/あの日々)の2曲の歌詞が裏面に綴られた歌詞カード2種類が、公開初週、2週目と週替わりで配布される(数量限定/なくなり次第終了)。『きっと、またあえる』は8月21日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きっと、またあえる 2020年8月21日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開©ALL RIGHTS RESERVED ALL COPYRIGHTS, TRADEMARKS, DESIGNS AND OTHER INTELLECTUAL PROPERTY RIGHTS WITH RESPECT TO THIS CINEMATOGRAPH FILM EXCLUSIVELY VEST WITH NADIADWALA GRANDSON ENTERTAINMENT PRIVATE LIMITED. ANY UNAUTHORISED REPRODUCTION, COPYING, BROADCASTING, PUBLICATION, PERFORMANCE, ADAPTATION OR USAGE IS STRICTLY PROHIBITED AND MAY AMOUNT TO INFRINGEMENT OF RIGHTS OF NADIADWALA GRANDSON ENTERTAINMENT PRIVATE LIMITED.
2020年08月14日新型コロナウイルスの影響を受け、映画『ワンダーウーマン 1984』が日本でも公開延期されることが決定した。『ワンダーウーマン 1984』は、ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編で、タイトルが示すとおり、80年代を舞台にした物語。ガルがダイアナ/ワンダーウーマンを続投するほか、スティーブ・トレバー役のクリス・パイン、ワンダーウーマンの宿敵チーター役のクリステン・ウィグ、ペドロ・パスカル、ロビン・ライトらが出演している。全米公開は6月5日を予定していたが、アメリカ本国で公開延期が発表(※8月14日に延期)。これに伴い、6月12日(金)の日本公開も延期になった。なお、変更後の公開予定日については現在未定となっており、決定次第また発表があるという。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年、全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年03月27日リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe & Co.)のウィメンズ新作スリッポンが、2020年3月24日(火)に発売される。新型として登場するスリッポンは、丸みのあるつま先が特徴の、ミニマルな1足だ。アッパーにはきめ細かなスムースレザーを使用し、装飾を一切除くことで、シンプルなデザインに。また、底材にはオリジナルのラバーソールを採用している。トラディショナルからモードまで、幅広いスタイリングで活躍するスリッポンとなっている。【詳細】ニュー スタンダード サドル ラスト パンプス(New Standard Saddle Last pumps)発売日:2020年3月24日(火)価格:36,000円+税サイズ:22.0〜25.0cm【問い合わせ先】リーガル シュー&カンパニーTEL:03-5459-3135
2020年03月26日『ダンガル きっと、つよくなる』のニテーシュ・ティワーリー監督最新作『きっと、またあえる』(原題:CHHICHHORE)が、この春公開。本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。受験生の息子が病院に担ぎ込まれた。そこに集まった、いまは親世代になったかつての仲間たち7人。親友アニの、受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す。90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、ほかの寮から“負け犬”と呼ばれていた。しかし今年はなんとしても汚名を返上する!そのためには多種の試合に勝てる選手を用意する必要があった。4号寮は実力はないが、知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていくが…。『ダンガル きっと、つよくなる』で世界興収インド映画No.1を記録したティワーリー監督が描く本作は、インドの工科大学の学生寮を舞台に、笑いと涙、永遠の友情を映し出す物語。主人公たちが大学生活を送った90年代と、親世代になった現代という2つのストーリーが進んでいく。ティワーリー監督自身、世界屈指の名門校であるインド工科大学ボンベイ校の卒業生で、「これは僕自身の大学生活の物語だ。だから、他の誰にも作ることはできないんだ」と話しており、当時の仲間たちとのエピソードも盛り込まれているという。今回到着した予告編では、夢を膨らませ大学入学を果たした主人公アニだが、ボロボロの通称「負け犬寮」に振り分けられてしまう場面からスタート。同じ寮の学友らと友情を育み、人気女子・マヤに恋をし、青春を謳歌していく。その一方で、“負け犬”の汚名を返上するため、寮の名誉をかけた寮対抗戦に挑む場面も。本作は、2つの時代が描かれるということで、予告編にも30年後の様子が映し出される。病院のベンチに座り込むアニとマヤ。かつての面影を残しながらも、確実に年を取った負け犬寮の面々が映し出される。主人公・アニ役は『PK』のスシャント・シン・ラージプート、ヒロイン・マヤには『サーホー』のシュラッダー・カプールと、いま最も輝いている2人が恋人役で初共演している。一緒に公開されたポスタービジュアルには、マヤと4号寮の“負け犬”たちがそれぞれポーズをとる、青春感あふれる1枚となっている。『きっと、またあえる』は4月24日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2020年03月24日先週水曜日(現地時間)、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ガル・ガドットが自主的な隔離を始めて6日が経ったことを報告した。6日の間に、イタリアのバルコニーでジョン・レノンの「イマジン」をトランペットで演奏する男性の動画を見たことで感銘を受け、「イマジン」を歌バトンでつなぎ、動画を制作することを思いついたという。ガルが最初のフレーズを、その後をクリステン・ウィグ、ジェイミー・ドーナン、ジェームズ・マースデン、ナタリー・ポートマンら総勢24人のセレブが歌いつないでいる。この動画には「感動した」の声が多く寄せられた一方で、「録画する暇があるなら募金して」などの批判も受けていた。こうした声に反応し、ガルの動画をパロディ化したのがコメディアンたちだ。ジョシュ・ウルフがガル的な中心人物となり、ツイッターにパロディ動画を投稿。「世界にはものすごい金持ちがいるだろうけど、彼らにその特典がなかったらどうなるか…」という意図を冒頭で説明している。歌詞を「高級車をきれいにするために除菌用のハンドジェルを買い占めた」、「メイドが来ない。どうやってシンクを掃除すればいい?」などにかえ、皮肉のオンパレードの「イマジン」が出来上がった。「24」のクロエ役で知られるメアリー・リン・ライスカブも登場。コメント欄には「よくぞ言ってくれた」、「笑いをありがとう」など感謝の声が相次いでいる。(Hiromi Kaku)
2020年03月23日2月9日(現地時間)に開催される、第92回アカデミー賞授賞式のプレゼンターが発表された。その顔ぶれは、ティモシー・シャラメ、ウィル・フェレル、ガル・ガドット、マーク・ラファロ、リン=マニュエル・ミランダ、ミンディ・カリングら。昨年に引き続き、授賞式は司会者を立てずにプレゼンターたちによって進行される。授賞式のプロデューサーチームは「今年度の映画を祝福するお手伝いをしてくれる、才能豊かなアーティストたちを迎えることに、興奮しています。それぞれのみなさんが、世界中の観客に対してユニークなパワーと魅力を放つことでしょう」とコメントしている。プレゼンターにはそのほかに、昨年の受賞者のラミ・マレック(主演男優賞)、オリヴィア・コールマン(主演女優賞)、マハーシャラ・アリ(助演男優賞)、レジーナ・キング(助演女優賞)が務めることが発表されている。プレゼンターの発表とともに、26日にヘリコプターの墜落事故で急逝したコービー・ブライアントを授賞式で追悼することも明らかになった。コービーは製作総指揮と脚本を担当した『親愛なるバスケットボール』が、2018年のオスカーで短編アニメ賞を受賞。月曜日に開催されたオスカー前の昼食会でも、映画芸術科学アカデミー会長の呼びかけにより黙祷が捧げられた。(Hiromi Kaku)
2020年01月29日ガル・ガドットと彼女の夫ジャロン・ヴァーサノが、『Borderlife』を映画化することになった。英語版は『All the Rivers』というタイトルになったベストセラー小説で、主人公はイスラエル人女性とパレスチナ人の男性。ふたりがニューヨークで出会い、恋に落ちるという物語で、2014年に発行されるとイスラエル政府は高校生に読ませていい本のリストからはずした。しかし抗議の声が上がったことから、後に規制を緩めている。ガドットの次回作は、来年6月公開の『ワンダーウーマン』続編。また、10月にはアガサ・クリスティ小説の映画化『Death in the Nile』が控える。共演はケネス・ブラナー、アーミー・ハマー、アネット・ベニングら。文=猿渡由紀
2019年12月26日企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣という、『シン・ゴジラ』のタッグによって映画化される『シン・ウルトラマン』。この度、有岡大貴、早見あかり、田中哲司らが追加キャストとして発表され、コメントが公開された。1966年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”。『シン・ゴジラ』のタッグが映画化する本作で、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが、さまざまな脅威に立ち向かうメンバーという役どころとして出演することが発表されていた。今回追加キャストとして発表された3人も、同じメンバーの一員を演じる。Hey!Say!JUMPのメンバーのひとりで、興行収入93億円を記録した映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での好演が記憶に新しい有岡、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』や、映画『百瀬、こっちを向いて』など数々の作品でその独特の存在感を放つ早見、そして舞台、テレビドラマ、映画とあらゆるジャンルで活躍する田中。彼らはどんな活躍を見せるのだろうか。有岡は、斎藤、長澤、西島とは初共演。庵野、樋口作品への出演も、今作が初となる。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった個性的なキャストが参戦する。また、12月14日(土)と15(日)の2日間にわたって、東京ドームシティにて行われる円谷プロ史上最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに、樋口監督と主演の斎藤の登壇が決定。会場での新たなる情報開示が予定されている。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の、現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。さまざまな言葉の意味を持つ“シン”の言葉を冠した新たなプロジェクトに強力なキャスト陣が加わり、いよいよ本格始動となる。公開された有岡、早見、田中のコメントは下記。■有岡大貴物心のついた時から当たり前のようにウルトラマンをVHSで見て、当たり前のようにウルトラマンの人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。そんなウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンタテインメント作品の誕生に胸が熱くなります。ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直、嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう、誠意を込めて務めさせて頂きます。■早見あかりまさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことができるなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届けできると思うと楽しみです。正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に『シン・ウルトラマン』の世界を精一杯生き抜きます。■田中哲司地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品です。そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加できることは最高の喜びです。最善を尽くします。■TSUBURAYA CONVENTION 2019概要12月14日(土)、15日(日)の2日間、東京ドームシティにて円谷プロダクションが贈る史上最大規模のファンイベント。2020年以降の制作作品について発表するオープニングセレモニーでは『シン・ウルトラマン』より、樋口監督、斎藤が登壇。その他、シンフォニーコンサート、ゲストが多数登場するライブショー、各種トークショー、グッズエリアなど、多彩なプログラムが展開される。『シン・ウルトラマン』2021年、全国東宝系にて公開
2019年09月25日『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組み、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”を『シン・ウルトラマン』として映画化。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らの豪華キャストが出演する。昭和41年(1966)に誕生し、世の子どもたちを熱狂させ、世界的な人気を誇るヒーロー“ウルトラマン”を、現代にシン化させて生み出す『シン・ウルトラマン』。企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣。『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(’54)の現代社会での再構築であったように、「ウルトラマン」の企画発想、原点に立ち還りながら、現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験、当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃したときと同様の衝撃をもたらすことを目指すという。斎藤工「私の37年間を本作に注ぎたい」物語の詳細に触れるため、その役柄は不明だが、主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工。『麻雀放浪記2020』、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか『ヲタクに恋は難しい』など、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤さんに白羽の矢が立った。大役を得た以上に「この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました」と斎藤さん。「かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや『ウルトラマン』の様々な話を伺えた事は、全て“ココ”に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います」と意外な繋がりを打ち明けながら、「『ウルトラマン』への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います」と並々ならぬ思いが伺える。長澤まさみ「多くの人の心に届くものになれば」そして主人公の相棒役に、『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみ。「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語る。『シン・ゴジラ』も劇場へ観に行ったそうで「お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました」と明かし、「作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。西島秀俊「“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に」また、『名探偵ピカチュウ』の声優や「きのう何食べた?」など、新境地を開拓しつづけ、幅広い役柄でその存在感を示す西島秀俊も出演。役柄はまだ不明だ。「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と西島さん。「ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます」と意気込む。そして、樋口監督は「あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」と真摯にコメント。いま、これ以上考えられない強力な布陣でのプロジェクトが始動する。『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2019年08月01日最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の2020年公開に向けて、“『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦”が始動することが分かった。2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はこれに続く第4作目だ。7月4日(木)からパリにて行われるJAPAN EXPO。その中で、6日(土)に「残酷な天使のテーゼ」で知られる歌手・高橋洋子とのコラボ「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」の実施決定しているが、今回このステージにて、「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版」の上映が新たに決定。タイトルのAVANT(=アバン)とは、オープニングタイトル前の導入シーンのことで、今回2020年の公開に先立ち、超異例となる映画本編冒頭10分40秒00コマを先行公開!なお、パリだけではなく、L.A.のANIME EXPO、中国・上海、そして日本全国数か所での世界同時上映される。そして、本上映についての続報は、7月1日(月)リリースのスマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」にて発表されるとのこと。これまでの各作品情報をはじめ、「エヴァンゲリオン」に関わる最新情報が詰まったファン必見アプリ。実はこのアプリの基となっているのが、シリーズの第2作目『:破』の公開に合わせて2009年4月から毎月配布された公式無料冊子「EVA-EXTRA」。今回のアプリでは、2009年4月~2010年5月に発行された計7冊に及ぶ無料冊子版のリバイバル閲覧も可能となるようだ。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2020年公開予定。スマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」は7月1日(月)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2020年、全国にて公開予定
2019年06月24日映画『パドマーワト 女神の誕生』が、2019年6月7日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次ロードショー。500年の時を超えて蘇る「愛と誇りの物語」映画『パドマーワト 女神の誕生』は、500年にわたり語り継がれる愛と誇りの伝記が起点。物語は、13世紀末までさかのぼる。主人公は“絶世の美女”と称されるパドマーワティ。シンガル王国の王女であるパドマーワティは、ある日、西インドの小国・メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、メーワール王国の王妃となった。同じころ、北インドでは若き武将・アラーウッディーンが権力をふるい、イスラム教国のスルタンの王となった。獰猛で野心に満ちたアラーウッディーンが次に狙うのは、絶世の美女・パドマーワティ。ラタン・シンとパドマーワティの住むメーワール国へ大軍勢を差し向け、一国の運命を揺るがす戦いをスタートさせる。アラーウッディーンとラタン・シン、そしてパドマーワティによる、王と王の誇りと野望を懸けた最後の戦いの末に待つものとは…。インドでは約100億円のヒットを記録映画『パドマーワト 女神の誕生』は、インドで公開後、インド映画世界興行成績歴代10位にランクインする、約100億円のヒットを記録した。500年にわたり語り継がれる有名な伝記の映画化に、制作段階から注目を集め、劇中でのヒンドゥー教や、インド古来の民族であるラージプート族の描写に憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体による上映中止運動などが勃発したほど。インド映画史上最大級の製作費で作られる「絢爛豪華な映像美」また、その製作費用も大きな注目の的に。インド映画史上最大級の製作費が投じられ、公開時点でインド映画史上最高となる約30億ドルを使用した。主人公パドマーワティの衣装は、約320万円に相当する、一着およそ200万ルピーが費やさた。中には、重さ30キロになったものもあるという。パドマーワティを演じたディーピカ―・パードゥコーンは1日12時間もの間、その衣裳を着続け撮影に臨んだ。また、インド映画史上最大級の製作費を使って生み出されたのは、絢爛豪華な映像美。インド映画特有の華麗なダンスシーンはもちろん、当時の建築を再現した壮麗なセット、圧倒的な数の群衆シーン、スケール感溢れる戦闘シーンなど、全編を通して大迫力の映像が映し出される。インドトップ俳優が集結主人公は、映画『トリプルX:再起動』でハリウッド進出も果たした、インド映画界で最も出演料が高額といわれるトップ女優、ディーピカー・パードゥコーンが担当。彼女を囲むのは、ランヴィ―ル・シン、シャーヒド・カプールなど、ボリウッドの“いま”を代表するスターたちだ。監督は、インドの巨匠サンジャイ・リーラ・バンサーリー。“暴力的なまでの美”とも称された華やかな世界を作り出している。ストーリー13世紀末、シンガル王国の王女、パドマーワティは、西インドの小国、メーワール王国の王、ラタン・シンと恋に落ち、妃となった。同じころ北インドでは、叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンが、イスラム教国のスルタン(王)の座を手に入れていた。獰猛で野心に満ちた彼は、権勢を広げていく中で絶世の美女、パドマーワティの噂をききつけ、メーワール国に兵を差し向ける。しかし、堅牢な城壁とラタン・シンの抵抗により、パドマーワティの姿を見ることも許されなかった。やがて始まる、ラタン・シンとアラーウッディーンの誇りと野望を懸けた最後の戦い。圧倒的に不利なその戦に、パドマーワティはある決意をもって臨んでいた…。【作品情報】映画『パドマーワト 女神の誕生』公開日:2019年6月7日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次ロードショー出演:ディーピカー・パードゥコーン、ランヴィール・シン、シャーヒド・カプール、アディティ・ラーオ・ハイダリー監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー
2019年04月30日インド古来の伝記を、インド映画史上最大級の製作費を費やした絢爛豪華な映像美で描き、全世界で大ヒットした『パドマーワト 女神の誕生』がついに日本上陸!めくるめく日本版予告編と場面写真が公開された。ストーリー13世紀末、シンガル王国の王女パドマーワティは、西インドの小国、メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、妃となった。同じころ北インドでは、叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンが、イスラム教国のスルタン(王)の座を手に入れていた。獰猛で野心に満ちた彼は権勢を広げていく中で絶世の美女、パドマーワティのうわさを聞きつけ、メーワール国に兵を差し向ける。しかし、堅牢な城壁とラタン・シンの抵抗により、パドマーワティの姿を見ることも許されなかった。やがて始まるラタン・シンとアラーウッディーンの誇りと野望を懸けた戦い。圧倒的に不利なその戦に、パドマーワティはある決意をもって臨んでいた…。この度解禁された予告編では、ドストエフスキーの「白夜」を下敷きにした作品や、「ロミオとジュリエット」を原案にした『銃弾の饗宴ラームとリーラ』など、歴史大作を中心に耽美的な映像を追究するインドの巨匠サンジャイ・リーラ・バンサーリー監督が本領を発揮。圧倒的な美しさを見せつける王妃パドマーワティ、狂気さえ感じさせる野望に満ちたイスラム王アラーウッディーン、小国の王ながら高潔さを重んじるラタン・シン。この3人の信念が交錯して、やがて一国の運命を揺るがす戦いとなっていく様を、まるでシェークスピア劇のような重厚さで描きつつ、全編を通してインド映画特有の華麗なダンスシーンはもちろん、当時の建築を再現した壮麗なセットや豪華な衣装、圧倒的な数の群衆シーン、スケール感溢れる戦闘シーンなど、大迫力かつ荘厳な世界を表現。インド映画ファンの間では「黒澤明監督の『乱』のようだ」「暴力的なまでの美」などと称されるほど、絢爛豪華な映像美を映し出している。公開時点でインド映画史上最高となる約30億ドルの製作費が投じられ、絶世の美女パドマーワティの衣装は、一着およそ200万ルピー(約320万円)、重さは30キロに及ぶものも。『トリプルX:再起動』でハリウッド進出も果たし、インド映画界で最も出演料が高額といわれるトップ女優ディーピカー・パードゥコーンは1日12時間もの間、その衣装を着続け撮影に臨んだという。また、アラーウッディーン役を熱演したのは昨年ディーピカーと結婚し、話題を呼んだランヴィール・シン。だが、彼は撮影後、実際の性格や振る舞いにも大きな影響が現れ、元に戻るために精神科医のカウンセリングを受けたとか。500年にわたり語り継がれる、あまりにも有名な伝記の映画化に、インドでは製作段階から注目を集めていたが、劇中でのヒンドゥー教やインド古来の民族ラージプート族の描写に憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体による上映中止運動などが勃発。その話題の高まりもあり、2018年インド国内興収で3位となる約61億円、インド映画の世界興行成績でも歴代10位となる約100億円の大ヒットを記録している。『パドマーワト 女神の誕生』は6月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月11日フォーマルなシーンでひとつのスタイルだけではなく選択肢があるのは素敵なこと。ワンピースからパンツスーツまで装いのバラエティが豊かになったように、シューズも履く人の個性に合わせて履くのが一般的に。春からの新生活では、ヒールシューズと同じくらいエレガントな印象をもたらしてくれるフラットシューズを職場やハレに日に履いて出かけませんか? 品よく、格好いい。『REGAL(リーガル)』のプレミアムライン 老舗シューズブランド『REGAL(リーガル)』から2015年にデビューしたプレミアムラインは、トラッドをベースにしたワンランク上のレディースシューズをラインナップ。フォルムはさまざまにありますが、なかでも今回ご紹介したいのはマニッシュなデザインの革靴。メンズシューズに使用されるグッドイヤーウエルト式製法を取り入れているのですが、工程に手間がかかるため、国内生産でこの製法を取り入れるレディースシューズは珍しいそう。 スカートにも合わせやすい、やわらかなラインレースアップシューズ¥36,000/REGAL シンプルなデザインのブラウンの革靴は「プレーントウ」、甲革はうっとりするほど艶やかです。内側には、肉厚な裏革を使用することで高い吸湿性と履き心地の良さを実現。やわらかいラインはふわりとしたフェミニンなスカートにもフィットしてくれます。 印象的なカラーで足元を主役に。ウィングチップシューズ¥36,000/REGAL クラシカルな「ウィングチップ」には、新色グリーンが仲間入り。着こなしのフックになるモダンなカラーは、個性的でありながら知的さも感じさせます。全国各地にある対応店舗でリペアをすることができるので、購入したシューズと長く付き合うことが可能に。履くほどに履き心地の良さ、味わいが増すレザーシューズの醍醐味を楽しんでください。 リーガルコーポレーション お客様相談室www.regal.jp047-304-7265 photograph:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Momoko Yokomizo
2019年03月20日米倉涼子主演の連続テレビドラマ『リーガルV』(テレビ朝日系)が12月13日、ついに最終回を迎えた。前回の視聴率13.4%(ドラマリサーチ調べ)から4.2ポイントアップ。17.6%と高い視聴率で締めくくった。米倉涼子演じる小鳥遊翔子は、ある事件によって弁護士資格を剥奪されていた。全話に渡って伏線を敷き、最終話ですべて回収される。その全貌がいよいよ明らかに!守屋至(寛一郎)はNPO法人「貧困を救う会」幹部職員である市瀬徹(夙川アトム)を殺害したとして、懲役9年の実刑判決を受けていた。しかし守屋は「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に脅され、殺人という罪を犯した。またこの事件で守屋を弁護していた小鳥遊は、暴力団幹部花田尊に金銭授与したところをスクープされ弁護士資格を失った。だが実際は小鳥遊を消したい何者かによって、罠にはめられたのだった。市瀬徹殺害事件の真相解明をすべく、小鳥遊は大峰と深い関係にある「Felix&Temma 法律事務所」の代表である天馬壮一郎(小日向文世)に対して“弁護士資格剥奪に関する損害賠償訴訟”を起こすこととなった。切り札は、守屋から預かった市瀬が遺した“謎の鍵”のみ。「京極法律事務所」のメンバーは、必死になって調査する。鍵は都内のスポーツジムのロッカーの鍵だとわかり、しらみつぶしに探しやっと見つけたある資料。それは、救う会の募金の一部がペーパーカンパニーを経由して海外の大峰代表の個人口座に送金しているという裏帳簿だった。原告側の証人は、受刑者である守屋や暴力団幹部花田など有利になる人物がそろった。だが被告人である天馬の弁護士・海崎勇人(向井理)は証人に対して「証言に信憑性がない」と徹底して否定をする作戦。これに、原告側は苦戦を強いられる。天馬の策略通りにことが進むように見えたが、ここで海崎が思ってもみない裏切りに出た!天馬側に不利な映像を証拠として提出し、小鳥遊は勝訴することとなったのだ。裁判後にお礼を言いに来た小鳥遊に、海崎は「自分の野心のため」と言う。だが小鳥遊が去った後で白鳥美奈子(菜々緒)が「まだ好きなんですね」と聞くと、海崎は「まさか」と言いながらも満面の笑みを浮かべていた――。京極法律事務所は、宿敵である天馬がいなくなったことによって平和が訪れた。そして小鳥遊は事務所を去ることに。放物線を描くように後半の盛り上がりを見せ、全9話の『リーガルV』は幕を閉じた。最終話が面白かったのは、小鳥遊が傍聴席ではなく法廷で最大の敵である天馬や海崎と真っ向勝負をしたからだろう。壮絶なバトルには、かなり興奮させられた。特に脚本は、最後にきっちりとまとめ上げてきたといえる。そして雪辱を果たした後は、一仕事終わったかのように事務所を去っていく小鳥遊。なんとも清々しい結末だと感じさせられた。大門未知子の影がつきまとう米倉涼子はこれまで“完璧なまでのヒーロー”というイメージだった。しかし小鳥遊翔子というキャラクターは優秀ではあるものの、1人だけで何でもできるわけではない。事務所メンバーに支えられることで、困難に立ち向かってきた。またかつて交際していたとみられる海崎とのやりとりにも、小鳥遊の弱い部分を垣間見ることができた。そうした人間味は、彼女にとっての新たな魅力となったのではないだろうか。続編も期待されるが、思うこともある。勝訴後、小鳥遊は弁護士資格の再取得の手続きをしなかった。仮にシーズン2の続編があるとすれば、資格なしというスタンスでいく必要がある。傍聴席で法廷の様子をうかがうだけの小鳥遊に、視聴者は満足するのだろうか。とはいえ今後、『リーガルV』の続編を期待する視聴者は多いだろう。シリーズものになる可能性も高い気がする。「だって私、弁護士資格ないんだもん」の設定でやっていくには少々ハードルが高い気もするが、また小鳥遊翔子を待ち望むのは私だけではないだろう。
2018年12月14日12月6日、都内の複合施設で米倉涼子(43)主演ドラマ「リーガルV」(テレビ朝日系)の打ち上げが行われていた。ドラマは第2話で最高視聴率18.1%を記録し、そのまま今期NO.1に!「ドクターX」に続いて“視聴率女王”の貫禄をまざまざと見せつける結果。それだけに宴も大盛り上がりだった。歓談の時間となると、米倉は白ワイン片手に各テーブルへ挨拶まわり。スタッフと肩を組むなどフランクに語り合っていたという。さらに、ビンゴ大会もかなりの豪華景品が!「小日向文世さん(64)は叙々苑の焼肉券15万円分を提供。高橋英樹さん(74)は商品券30万円分。向井理さん(36)は15万円の商品券に加えて、その場で財布から5万を用意していました」そして向井が「さあ、最後は我らがヒロインの登場です!」とつなげると、米倉が登場。作品への思いをこう語ったという。「6年間群れなかった私が、今回は仲間の大切さを教えられました。チームとしてみんなでズッコケたりするシーンも楽しかったです」「ドクターX」では孤高の敏腕ドクターを演じてきた米倉だが、今回は一丸となって戦う元弁護士を演じた。そんな“チームの絆”を振り返る女王の目には、涙が滲んでいた――。だが驚きは、これだけで終わらなかった。「トリをつとめた米倉さんは、なんと商品券25万円分を2セットも提供したんです!さらにスタッフジャンパーを120着も贈呈していました。これも50万円ほどかかったようです。つまり100万円は使ったことに。よほど感謝の想いが強かったのでしょう」(別のテレビ局関係者)
2018年12月10日これまでの平均視聴率15.71%(ビデオリサーチ調べ)と絶好調の朝日テレビ系『リーガルV』。ついに最終章、第8話が12月6日木曜よる9時に放送された。小鳥遊翔子(米倉涼子)の弁護士資格を剥奪された理由が明らかに!小鳥遊率いる「京極法律事務所」は集団訴訟で勝訴したことがきっかけとなり、押すな押すなの大盛況。そんななか第6話から時折登場していた小鳥遊が以前弁護していたという青年、守屋至(寛一郎)の存在が。彼はNPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を殺害したとされ、9年の実刑判決を受けて受刑中。この事件こそ、小鳥遊が弁護士資格を失うきっかけとなったものだ。青島圭太(林遣都)が小鳥遊に頼まれて何度か彼のもとへ足を運んでいたが、なかなか心を許さなかった。迎えた第8話では、ようやく面会を承諾してくれた守屋受刑者のもとへ小鳥遊が行くことに!小鳥遊は事件当時から守屋の発言に不自然さを感じ、“隠された何か”を感じていた。事件の情報を手に入れようとして、暴力団幹部の花田尊に接触。弁護士が反社会勢力に接触するのは危険だと天馬壮一郎(小日向文世)に咎められたものの、彼女は止めなかった。そして情報提供のため賄賂を渡していたところ、週刊誌に撮られ弁護士資格剥奪となった。それでも彼女は事務所メンバーの協力によって、事件の背景を洗い直そうとする。調べていくうちに、「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)は暴力団である花田と接点があったと発覚する。守屋に殺害された市瀬はNPOを渡り歩いて募金着服する悪質なゴロであり、貧困を救う会の秘密を握っていた。大峰は市瀬を消すため、貧困を救う会でボランティアをしていた守屋に、妹を盾に取って脅す。そして、殺害を強要した。妹を守るため罪を犯した守屋だったが、実は加害者であり被害者でもあった。大峰は殺人罪の共謀共同正犯だったのだ。また、新たな事実も判明した。大峰の母親が天馬と同じ大学のゼミの後輩であり、大峰は天馬と深い関係があったのだ。事実を知った小鳥遊は、天馬を民事訴訟で訴えることになった――。初めて法廷シーンのない回だったが、見ごたえは十分にあった。事務所メンバー全員が小鳥遊を心から信じ、結束がよりいっそう固くなったと感じられた。『リーガルV』は1話完結型ドラマで気楽に見られる面白さがあるものの、肩透かしを食らう部分もあった。展開の速さとリズムがあり、心にささるセリフや笑いを誘うシーンなども数多くある。ただ登場人物が多いと、一人一人にスポットが当たらない。1話ごとの脚本は、「完成度が低い」と感じることもあった。しかし回を重ねるごとに、キャラクターの個性が確立してきた。“ポチ回”などがよい例だ。アイドルグループが個々に活動し、また集まってパワーアップしたグループになるといったイメージだ。このように1クールが終わるころにやっとスタート地点に立つ脚本というのは、シリーズ化しやすいはず。さすが『相棒』や『科捜研の女』など“シリーズもの”に強いテレビ朝日!最終話を迎える次回、視聴者は必ず「小鳥遊翔子、カムバック!」と叫んでいるに違いない。シーズン2の可能性が出てきたのではないだろうか。
2018年12月07日テレビドラマでヒットする職業モノというと刑事ドラマと医療ドラマが定番。だが、近年新たに勢いを増してきているのが、弁護士や検事を主人公にしたリーガルドラマだ。今クールは米倉涼子(43)主演の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)や織田裕二(50)主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が放送中。来クールには常盤貴子(46)主演の『グッドワイフ』(TBSテレビ)、竹内結子(38)主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、坂口健太郎(27)主演の「イノセンス冤罪弁護士」(日本テレビ系)と3作ものリーガルドラマが予定されている。それ以外にも企業内のハラスメントを調査するコンプライアンス室を舞台にした『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)や、特許侵害をめぐる裁判が登場する『下町ロケット』(TBS系)もリーガルドラマの要素を取り入れたドラマだと言えるだろう。これらの作品を見ていると、弁護士や検事といった存在が医者や警察と同じくらい身近になってきていると感じる。もともと、リーガルドラマ自体は昔から多かった。80年代には『赤かぶ検事奮闘記』(テレビ朝日系)、90年には『都会の森』(TBS系)などがあったが、大人向けの難しいドラマという印象で敷居が高かった。転機となったのは1995年の『正義は勝つ』(フジテレビ系)だろう。織田裕二が裁判に勝つためなら手段を選ばない若手弁護士を演じた本作。これ以降、大人向けで敷居が高かったリーガルドラマがポップな娯楽作品として成立するようになっていった。また、時を同じくして『ER緊急救命室』等のリアルな海外ドラマが日本で話題となっていた。海外ドラマの影響を受ける形で、刑事ドラマも医療ドラマも現実社会に根ざしたリアルなものへと変わっていった。裁判を題材にしたドラマもたくさん入ってきた。日本でリメイクされた『SUITS/スーツ』のように、今でもリーガルドラマは海外ドラマの花形。アメリカでリーガルドラマが流行る背景にあるのは、権利意識が高く、弁護士や裁判が身近な存在だからだろう。では日本はどうか?昔と比較して、日本でもたしかに裁判や訴訟は身近になった。セクハラやパワハラ、プライバシーに対する意識も強くなっている。SNSや匿名掲示板(や、そのまとめサイト)での誹謗中傷に対し、個人や企業が名誉毀損で訴えることは当たり前となりつつある。しかし、それでも日本は他国に較べると裁判の件数は少ないという。まず、訴訟費用の高さや裁判にかかる時間が長いことが大きな理由だろう。また、世間体に対する意識が高い日本においては訴訟を起こす行為それ自体が「揉め事を起こす面倒な人だ」と思われてしまう現実もがある。このように現実の裁判制度が複雑怪奇だからこそ、法律に精通している検事や弁護士がヒーローに見えるのだ。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のタイトルが「日本の刑事事件に置ける裁判有罪率」から来ているのは有名な話。つまり一度起訴されると有罪となってしまうため、刑事裁判になった時点で、結果が決まってしまうのだ。『99.9』はそんな現実を逆手にとって、ドラマならではの逆転劇を描いた。また、型破りの検事が主人公の『HERO』(フジテレビ系)では起訴をするかどうかを判断するため、期限ギリギリまで事件を調査。それがミステリーとしての面白さにつながっていた。法廷を舞台に原告側と被告側にそれぞれの弁護士が立ち言葉を武器に対決するその姿は、さながら言葉のチャンバラで、娯楽作品として見応えがある。そう、リーガルドラマは、いわば現代を舞台にした時代劇なのだ。また資格と実力さえあれば名誉と多額の報酬を受け取ることができる弁護士には、フリーランスの夢もある。だからこそ『リーガルハイ』(フジテレビ系)の古美門研介(堺雅人)のような、型破りのヒーローが活躍できるのだ。もっとも、現実の弁護士は、事務所や顧客のしがらみも強く、巨悪を討つといったストーリーは滅多にないようだ。しかし、それ故にドラマに夢が託されているのだろう。せめてフィクションの世界では、弱者を救うヒーローが見たい。そんな期待がある限り、リーガルドラマは増え続けるはずだ。(ドラマ評論家・成馬零一)
2018年11月30日米倉涼子主演『リーガルV』(テレビ朝日系木9ドラマ)の平均視聴率は、5話までで16.2%(ビデオリサーチ調べ)。今クールドラマの視聴率レースにおいて、首位を独走している。前回の第5話はポチこと青島圭太(林遣都)の魅力が満載で、小鳥遊の隠された哀しい過去も明らかになった。後半戦に向けて、ハイテンポな展開を見せてくれるのだろう。そんな期待のなか、11月22日に第6話が放送された。不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎(矢部太郎)が「京極法律事務所」にやってきた。婚約者である藤原夏純(逢沢りな)に勧められた3,000万円の土地を一括購入したのは良かったが、蓋を開けてみるとひどい条件の土地だったという。引き渡し後であるため、契約解除は不可。しかも、名義人である婚約者の香純は行方知れず。まさかの結婚詐欺だったというのだ。塩見は高級婚活相談所ローズブライダルで香純を紹介されたという。そこで相談所に彼女の情報開示を求めたが、個人情報の提供を拒否されてしまう。パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)が婚活中という設定で潜入捜査を試みたが、これもあえなく失敗。だが同じくパラリーガルの馬場雄一(荒川良々)の尾行により、彼女が六本木のキャバクラ嬢だったと判明した。香純を京極法律事務所に呼び、和解交渉を開始。だが彼女は悪びれることなく、男性との会話を録音するなど妙に手馴れていた。不審に思った小鳥遊たちは調査を続行。その結果、ローズブライダルが詐欺グループであると判明。香純はその“サクラ”だったのだ。損害賠償の民事訴訟を起こすこととなった小鳥遊たち。しかし被告代理人は、あのエリート弁護士・海崎勇人(向井理)。一筋縄ではいかず、証拠不十分で敗訴してしまった……。折り返し地点となった第6話は、脇役である伊藤や馬場に焦点が当てられた回だった。それぞれのユニークなキャラクターによって、視聴者を楽しませてくれた。とくに安達祐実演じる伊藤は仕事も丁寧で早く、好き勝手に発言する事務所メンバーにも的確な指摘をする。しかし惚れた男には貢ぐという情深い一面も。ローズブライダルに潜入捜査の際には可愛らしく着飾ってはしゃぐ。そんな安達の名演は、さすがの一言だった。さらに注目は、海崎と小鳥遊との関係。今回もかなり深い関係だったとうかがえる展開。視聴者は胸が高鳴ったのではないだろうか。何かと妨害してくるFelix & Temma法律事務所の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)。そこにいよいよ、小鳥遊が乗り込んでいく。だが海崎はローズブライダルに関わらないほうがよいと告げる。「これは君と仲間のためだ。これ以上関わるな」と。海崎にはまだ小鳥遊に対する想いが残っているのではないか。単なる忠告には聞こえない。いっぽう、小鳥遊は「そんな言いつけ守れる女だと思う?法廷で会いましょう」と答える。そして「ところでどっちが新しい彼女なの?女弁護士?それとも秘書?」と笑顔で尋ね、去っていく。“言いつけ”や“女”という言葉、そして最後の質問と笑顔。こちらも何やら、意味深だった。たしかに面白い。だが、いっぽうで思うこともある。米倉特有の“姉御感”が薄いということだ。小鳥遊は先頭を切って勝利に導く役どころではなく、どちらかといえばチーム一丸となって解決へとむかっていくタイプ。ただこの場合、どうしても影が薄まってしまう。つまり小鳥遊の役柄が、米倉涼子の“絶対的な存在”としての魅力を削いでしまっているのかもしれない。思えば、同じく米倉の代表作といわれる『ドクターX』(テレビ朝日系)は平均視聴率20.0%超えという驚異的数字を叩き出していた。『リーガルV』も好調だが、この記録には届いていない。これから熱い展開になるとすれば、小鳥遊が弁護士資格を再取得して大逆転……といったところだろう。その可能性はあるのだろうか。第7話は、引き続きローズブライダルを相手取って集団訴訟で勝負を挑むことになる。巻き返しを図る小鳥遊たちが、マスコミを利用。それによって世論を動かそうとするという。胸アツな展開を期待したい。
2018年11月23日米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系木9ドラマ『リーガルV』の第5話が14日に放送された。待望の“ポチ回”である。だが前回の視聴率は16.4%だったのに対し、第5話は15.4%だった(ビデオリサーチ調べ)。初回で小鳥遊翔子(米倉涼子)が“ポチ”こと青島圭太(林遣都)のもとへスカウトしに行った場面を覚えているだろうか。青島は“ある男”に追い返されていた。真相は明らかにされることなく、ドラマは回を重ねていったが……。「勝つまで戦うの」と小鳥遊に背中を押され、青島は以前から抱えていた案件の控訴審に向けて立ち上がる。人気学生ベンチャー企業「トゥモロー」の代表である町村誠(瀬戸利樹)が、暴行により重傷を負う傷害事件があった。前出の“ある男”とは、容疑がかかった町村の幼馴染・武藤正洋(戸塚純貴)の父親だったのだ。無罪を主張していた武藤だったが、凶器から指紋が検出される。町村本人も「武藤から暴行を受けた」と証言したことによって、実刑判決を受けることとなった。息子の無実を証明しようとしていた母は、ネットの誹謗中傷に耐えかねて自殺してしまった。青島は京極事務所のメンバーに協力を依頼。結果、「トゥモロー」のバックに暴力団が絡んでいたことが判明。町村は代表を辞め、解散をすることを望んでいた。だが町村をカモにしていた暴力団員が、解散を阻止しようと暴挙に出た。脅しに屈した町村は、武藤を傷害事件の犯人に仕立てた。しかし法廷で青島の心に訴えかける尋問により、町村は虚偽の証言をしたことを認める。そして、武藤の容疑は晴れたのだった。先週からSNS上では、青島圭太がメインになる“ポチ回”だと盛り上がりを見せていた。それでも第5話の視聴率が下落してしまったが、今回も構成はよかった。とくに印象的なセリフが多くみられた。青島の控訴審に協力すると京極メンバーが声を上げたとき、「今回はみんなの思いが一致したね」と小鳥遊も賛同。大鷲の「あんたはただの金目当てだろうが」に対しては、「終着駅は一緒でしょ」と小鳥遊。メンバーが結束を固めた瞬間で、見ていて爽快だった。また小鳥遊の内面が少しずつ明らかになってきた。小鳥遊の父親が投資詐欺で騙され、全財産を失って失踪していたことが判明。彼女は母子2人で別の街へ引っ越し、肩身の狭い思いをした過去があったのだ。小鳥遊と青島2人きりのシーンでは、そんな彼女の本音が垣間見れた。ポチの純朴で温かいところに共鳴するところがあったのかもしれない。小鳥遊が青島に弁護士になった理由を尋ねたところ、「弱い人の味方をしてあげられたら」と答えた。そして小鳥遊自身も、「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」という思いから弁護士になったようだ。今回の傷害事件の勝因1つには「人を信じるのも弁護士ですよね」という青島の信念、それに共感する小鳥遊の思いがあったのかもしれない。後半戦に突入する注目の第6話は、結婚詐欺事件に初の潜入捜査。天馬と直接対決など盛りだくさん。次週の展開に期待したい!
2018年11月16日米倉涼子主演の木曜9時ドラマ『リーガルV』(テレビ朝日系)第4話が、11月8日に放送された。注目の視聴率は、前回の15.9%(ビデオリサーチ調べ)から0.6ポイントアップして16.5%(ビデオリサーチ調べ)と勢いを増している。今クールのドラマ勢、同じ局であるシリーズドラマ『相棒』や『科捜研の女』ともに絶好調だ。第4話は、竜雷太(78)演じる「峰島興業」の会長・峰島恭介が遺した莫大な財産をめぐる遺産分割事件。峰島は妻と離婚しており、遺言書もなし。1人息子の社長・峰島正太郎(袴田吉彦)が、全財産を相続するはずだった。しかし恭介の妻と名乗る・峰島玲奈(島崎遥香)が突如として斎場に現れ、相続権を主張。昼間は看護師、夜は銀座の高級クラブのホステスをしているという彼女。恭介が亡くなる4時間前に婚姻届を出したという。正太郎は婚姻の無効と相続権の不存在を主張し、玲奈を訴える。玲奈を弁護することになったのは、小鳥遊翔子率いる京極法律事務所のペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)。原告側は、大手法律事務所「Felix&Temma法律事務所」の白鳥美奈子(菜々緒)だ。裁判が始まり、なかったはずの遺言書が存在すると知り慌てた正太郎は遺言書を偽装。「有印私文書偽造罪」に問われ、さらには相続欠格者となり相続権を失ってしまう。このまま玲奈に勝負がつくかと思われたが、エリート弁護士・海崎勇人(向井理)の登場によって一変。海崎は被告人の尋問とともに、恭介の担当医師を証人として迎えた。玲奈は婚姻届を出した後に恭介が亡くなったことにするため、担当医師に虚偽の死亡診断書を書かせていたのだ。彼女もまた「虚偽診断書作成罪の共同正犯」として処罰され、婚姻は不成立。相続権もなくなってしまった。だが、最終的に小鳥遊が本物の遺言書を発見。そこには恭介が“ある牧場”に全財産を寄付したいと書かれてあった。そこは、恭介が10年前に廃業に追い込んだ牧場。実は、玲奈が幼少期を過ごした場所で、牧場長だった祖父は失意のうちに自殺。その大切な場所を取り戻すため、彼女は恭介に近づいたのだった――。全体の構成は単純ながらも、緊張感などメリハリが効いていた。とくにエリート弁護士・海崎勇人の登場で、場面が一転。満を持しての登場に、海崎の存在感をアピールできたといえる。そして注目は、裁判後に交わされた小鳥遊と海崎の会話。元恋人だった2人だが、互いに未練があるのでは?と思わせる雰囲気。小鳥遊の事務所メンバーには見せない顔……。急接近する2人にドキドキさせられる展開。今後の絡みが気になる!さらには京極の「法律的な正義」など1つ覚えの決まり文句に傍聴席の小鳥遊の表情、青島と大鷲コンビのオーバーリアクションのツッコミなどもスパイスになっていた。京極のボケは、このドラマの演者を引き立たせるものになってきそうだ。ちなみに来週の第5話は、林遣都演じる“ポチ”こと青島圭太が傷害事件に立ち向かう。SNS上では“ポチ”人気がすごく、「ポチすごく可愛い」「ポチに会える」「ポチ」と、絶賛の嵐。「来週はポチ回」と盛り上がりをみせている。「ポチ 一世一代の賭け!」という予告からしても、ポチファンにとって大興奮の回になるにちがいない。ますます期待が高まる。
2018年11月09日テレビ朝日は今月1日、プロ野球・日本シリーズ「ソフトバンク―広島」の第5戦の生中継を延長。米倉涼子(43)主演の連続ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」第4話の放送を休止した。スコアが4―4で7回の攻防を終えた午後9時45分、同ドラマの休止を伝えるテロップを表示。第4話は、翌週の8日に放送されことになった。「放送を待ち望んでいたファンは怒り心頭。ネット上でたちまち“野球バッシング”が巻き起こりました。もともと日本シリーズはシーズン中の試合よりも時間がかかることが多く、午後9時からドラマがスタートするのは厳しい状況。局への抗議殺到も予想されるなか、テレ朝として悩みに悩んでの決断だったそうです」(テレビ局関係者)同ドラマは米倉が天才外科医を演じた大ヒット作「ドクターX~外科医・大門未知子~」と同じ木曜午後9時枠。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は初回から15.0%、18.1%、15.9%と好調に推移。そんな状況から、放送中止は「テレ朝の絶妙な戦略」という見方もあるようだ。「日本シリーズの放送延長後に放送されたTBS系の『中学聖日記』や日本テレビ系『獣になれない私たち』などは、いずれも前週より視聴率がダウンしています。『リーガルV』も放送していれば、大幅に視聴率がダウンする可能性もありました。テレ朝が放送しなかったのは、“高視聴率ドラマ”の肩書きを維持したいという思惑もあったのではないでしょうか」(芸能記者)同ドラマのファンが待ち望んでの放送となる第4話。その視聴率が大いに注目される。
2018年11月03日先週放送された木9ドラマ『リーガルV』(テレビ朝日系)第2話の視聴率は、初回から3.1ポイントアップの18.1%(ビデオリサーチ調べ)を記録。今期秋ドラマでトップとなっていた。初回から視聴率がポイントアップしたのは、『リーガルV』と『大恋愛』(TBS系)の2本のみ。ライバルドラマは、失速中。そんななか、10月25日に第3話を迎えた。2カ月前に女性の撲殺体が発見されたという現場の近くにあるキャンプ場で、たまたま親睦会を行っていた小鳥遊翔子(米倉涼子)らメンバー。すると、なんと事件の被告人・浅野洋平(桐山漣)の担当弁護士である大鷹高志(勝村政信)と偶然出くわす。大鷹が協力を求めたところ、小鳥遊は「調査経費をもつこと」「勝訴したときはインタビューで京極事務所を大々的に宣伝すること」を条件に引き受ける。被害者女性は浅野の妻で、10億の保険金をかけられていたという。被告の浅野は「犯行時刻に愛人と新宿にいて、高校時代の美術教師・蟹江光晴(岡本信人)夫妻に会った」と無罪を主張。だが頼みの綱であった蟹江は「浅野に会ってない」と言い、アリバイを立証できないまま法廷へと向かう。公判の日。「きれいな若い奥さんが挨拶してくれた」という浅野の言葉に、小鳥遊は蟹江が浮気をしているのではないかと疑う。調査の結果、蟹江には2人の愛人がいたと判明。小鳥遊はその1人に、事実を伝える。怒った愛人は蟹江の妻・光代(原日出子)と共に法廷へ乗り込む。検察側の証人として出廷した蟹江はやはり、「新宿で浅野に会っていない」と証言。すると愛人が傍聴席から蟹江に向かって怒鳴る展開に。愛人や妻の姿を目にした蟹江は観念し、不倫がばれないために嘘の証言をしたと認める。そして、小鳥遊たちは勝訴した。事件をきっかけに、晴れて事務所の正式メンバーとして迎え入れられることとなった大鷹。今回は小鳥遊と大鷹が話の中心となったが、実は米倉と勝村は大人気ドラマシリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)でも共演している。初回から何かと比べられる『リーガルV』と『ドクターX』。「私、失敗しないので」から「だって私、弁護士資格ないんだもん」に変わった決め台詞。脚本と音楽以外、ほぼ同じのスタッフ。同じテンポ、同じ展開にならないほうが不思議である。にもかかわらず2人の”息の合った掛け合い”はやはり面白く、視聴者を飽きさせない。『ドクターX』ファンとしては、懐かしくもあった。第3話にして、小鳥遊を中心とした京極事務所のメンバーとのチームワークも固まってきたように感じる。サブキャラのポジションも明確になってきた。とくに乾杯シーンは絆が強まることを象徴させるとてもよい場面だと感じた。ただ、最後に1つ。「あれ!?」と思った人もいたかもしれないが、海崎勇人(向井理)がまったく出てこなかったのだ。個人的な理由か意図的かはわからないが、彼の登場は視聴率アップにかなり貢献するはず。予告ではちらりと映っていたが、第4話ではもっと登場シーンが増えるのだろうか?
2018年10月26日現在テレビ朝日系にて放送中の米倉涼子主演ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」。この度、10月25日(木)放送の第3話に桐山漣がゲスト出演。不倫男役に扮する桐山さんからコメントが到着した。米倉さんが弁護士資格を剥奪された自由奔放な“元”弁護士・小鳥遊翔子を演じる本作は、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を開かせ、“ワケありの弁護士やパラリーガル”をスカウトし、彼らをこき使いながらどんなに不利な訴訟でも勝利を手にするため突き進んでいく次世代リーガルドラマ。キャストには、米倉さんのほかにも翔子が率いる「京極法律事務所」のメンバーとして、高橋英樹、林遣都、勝村政信、荒川良々、安達祐実、三浦翔平が出演している。そんな豪華実力派俳優が出演する本作に今回ゲスト出演が決定したのは、「ドルメンX」「探偵が早すぎる」『曇天に笑う』に出演する桐山さん。彼が出演する第3話は、親睦会でキャンプ場にやって来た「京極法律事務所」の面々は、ヤメ検弁護士・大鷹高志(勝村政信)と出くわす。実は、このキャンプ場を流れる川は、2か月前に女性の撲殺体が見つかった場所。その後、事件当日に被害女性と夫・浅野洋平が一緒に現場にいたことが判明したばかりか、浅野には愛人がおり、妻に多額の生命保険を掛けていたことまで発覚、殺人容疑で逮捕されたのだ。しかも、ただでさえ情状酌量の余地がないというのに、浅野は「自分は先に帰り、犯行時刻には愛人と会うために新宿にいた」と無罪を主張。大鷹はそんな無謀ともいえる、浅野の弁護を引き受け…というストーリー。そんな女の敵・浅野洋平を演じるのが、桐山さん。無罪を主張するが、その供述は裏付けが取れない内容ばかりで、しかも学生時代から素行に問題があったようだが…!?今回の役について桐山さんは、「妻が殺され無罪を主張する不倫男、横柄だし証言も曖昧。弁護側からしたらとても厄介な役です」と説明し、「不倫はするし横柄で乱暴な役ですが嫌いにならないでもらえたら、ありがたいですね」とコメント。また、「勝村さんとのお芝居が多かったのですがとにかくムードメーカーで1話きりのゲストの自分でもすんなり溶け込めるような空気があり、どこか居心地がよかった現場でした。演出の松田監督とは久しぶりの再会で相変わらずのスピード感は懐かしくもありました」と撮影をふり返っている。「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月24日