JTBコーポレートセールスと港区観光協会は1月21日~3月6日、「港区内にある大使館等をめぐるスタンプラリー」イベントを実施する。同イベントは、東京都の「地域資源型実証プログラム事業」の一環として実施される。参加には、港区内の公共施設等で無料設置されているパスポートが必要となる。パスポートには同イベントに参加している15の大使館等へのアクセス情報が記載されており、その情報をもとに関心のある大使館を訪問し、スタンプを押してまわるラリーイベントとなっている。また、3月7日にはスタンプラリーの最終地として、新橋駅SL広場にてイベント「港区ワールドカーニバル」が開催される。賞品が当たる抽選に、スタンプ3個につき1回挑戦できるほか、各大使館等によるイベントブースも設置され、舞台では各国の民族舞踊等を鑑賞できるとのこと。
2015年01月19日カシオ計算機は1月16日、オリジナルスタンプメーカー「pomrie」向けの新しいデザイン素材として、バレンタインカードなどにふさわしいスタンプ絵柄「グリーティングカード」の無料ダウンロード提供を開始した。pomrie(ポムリエ)は、パソコンやスマートフォンを使ってさまざまなオリジナルスタンプを手軽に作れるスタンプメーカー。印面を作るアプリには、ベーシックなスタンプ素材が約700種類も内蔵されており、好きな絵柄を選ぶだけで簡単にスタンプを作成できる。さらに、手描きのイラストや顔写真をエフェクト変換して、オリジナルスタンプを作ることも可能だ。ラインナップとして、Wi-Fi(無線LAN)接続とUSB接続に対応した「STC-W10」、USB接続に対応した「STC-U10」の2モデルを用意している。今回のダウンロード素材では、2月14日のバレンタインデーに向けた絵柄をはじめ、誕生日や結婚・出産のお祝い、パーティーの招待状など多彩なカード作りに役立つデザイン文字やイラストを計94種類追加した。さらに、手書きの文字などを囲むフレームも9種類用意する。
2015年01月16日東京都内と千葉県の一部の駅を対象に開催される「JR東日本 来たぞ我らの!ウルトラマンスタンプラリー」のオープニングイベントが13日、東京・JR秋葉原駅にて行われ、ウルトラファミリーやバルタン星人が出席した。ウルトラマンスタンプラリーは、1966年に放送された特撮TVドラマ『ウルトラQ』をはじめ、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』(ウルトラマンジャック)と、初期の『ウルトラマン』4シリーズを起用した大人向けスタンプラリー。スタンプは山手線エリアを中心とした64駅に設置され、各駅を回って10種類以上のスタンプを集めると、ゴール駅(10カ所)でオリジナルのめんこ(2枚組)が贈呈される。また、指定の店舗で電子マネーを使って300円以上の買い物をすると、ウルトラマンやメトロン星人などの「オリジナルアクリルスタンド」(10種類・数量限定)、専用はがきに必要事項を記入して応募すると、抽選で78名にフィギュアやピンバッジなどのオリジナル賞品もプレゼント。さらに、ラリー全64駅を制覇した人にはもれなく「全64駅ウルトラ制覇証」が贈られるという。オープニングイベントには、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、バルタン星人が出席し、それぞれ必殺技ポーズなどを決めて本イベントをアピール。また、秋葉原駅の鋤田駅長の大ファンだというバルタン星人は、1日駅長に任命され、駅長から「今日は秋葉原駅を守ってください」とタスキをかけられると「フォッ! フォッ! フォッ! 」とおなじみの笑い声でご満悦の様子。その後、大勢のファンに見守られる中、テープカットが実施された。ウルトラマンたちにハサミが配られる中、バルタン星人はお約束とも言える自前の大きなハサミを使ったテープカットで、集まったファンから大きな拍手と歓声が送られた。「JR東日本 来たぞ我らの!ウルトラマンスタンプラリー」は2月27日まで開催。期間中には、専用はがきに必要事項を記入して応募すると、抽選で78名にフィギュアやピンバッジなどのオリジナル賞品がゲットできる。「全64駅ウルトラ制覇証」の受け渡しは東京駅のみとなる。詳細は公式サイトまで。(C)円谷プロ
2015年01月14日LINEは9日、スタンプに一言フレーズを付けて投稿し合えるアプリ「LINE スタンプス」を正式公開した。ユーザーはスタンプを購入することなく、アプリ内で好きなスタンプにフレーズを付けて投稿できるほか、ほかのユーザーが投稿したスタンプに「いいね」を付けたりコメントのやり取りが楽しめる。価格は無料。「LINEスタンプス」は、ユーザーがアプリ内から好みのスタンプを選び(購入していない物も含む)、タグ(ひと言フレーズ)を入力して投稿できるというスマートフォン向けアプリ。初期のラインナップとして、クリエイターズスタンプとLINEキャラクタースタンプを合わせた100万種以上のスタンプが、アプリ内に表示されるとのことだ(スタンプ数は利用国によって変動)。11月27日より先行してテスト公開されていたiOS版に続き、このたびAndroid版もリリースされ正式公開となった。また、同アプリの「ホーム」画面では、他のユーザーが投稿したスタンプ+タグを時系列で閲覧し、気に入ったものに「いいね」やコメントを付けることが可能。さらに、自分が投稿したスタンプにほかのユーザーがどんなタグを付けたのかを参照したり、キーワードでの検索も行えるので、ほかのユーザーの投稿によって意外なスタンプの使い方に気づいたり、SNSでよく見られる「スタンプ大喜利」的な遊び方を、スタンプを購入することなく楽めるようになっている。そのほか、「いいね」が多くついたスタンプのランキングや、獲得した「いいね」数の累計に応じたユーザーランキングを閲覧したり、気に入ったスタンプがあれば「LINEで見る」ボタンよりLINEアプリ内のスタンプショップに遷移し、購入することも可能。これにより、ユーザーは今まで知らなかった新たなスタンプと出会いやすくなり、スタンプクリエイターにとっては、より多くのユーザーに自身のスタンプを知ってもらえる機会の増加が期待できるということだ。
2015年01月09日LINEは9日、LINEスタンプに一言フレーズを付けて投稿しあうことができるアプリ「LINE スタンプス」を公開した。価格は無料で、Google Play、App Storeよりダウンロードできる。2014年11月27日よりiOS版のテスト公開を行っていたが、Android版の提供が開始されたことで正式公開となった。「LINE スタンプス」は、タグと呼ばれるLINEスタンプにオリジナルの一言フレーズを付け、LINEユーザー間で投稿し合うことができるアプリ。ユーザーは、スタンプを購入することなく、アプリ内で任意のスタンプにタグを付けることができる。タグを付けて投稿したスタンプは、LINEアプリ内の友だちや、「LINE スタンプス」ユーザーに公開される。投稿されたスタンプに対し、ユーザーは「いいね」を押したり、コメントを残せる機能を搭載。同社は、ユニークなタグを付けて大喜利のように楽しんだり、スタンプの意外な使い方に気づいたりといった、スタンプの新たな楽しみ方を提供したいとしている。そのほか、「いいね」が多くついたスタンプのランキングや、獲得した「いいね」数の累計に応じたユーザーランキングの閲覧も可能。また、「LINE スタンプス」内で好みのスタンプがあれば、「LINEで見る」アイコンより、スタンプショップに移動し購入することもできる。「LINE スタンプス」公開時には、クリエイターズスタンプとLINEキャラクタースタンプ合計約1千万種類以上がラインナップされている。対応OSは、Android 4.0.3以降、iOS 7.0以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月09日LINEは、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売可能なプラットフォーム「LINE Creators Market」を通じて制作された「クリエイターズスタンプ」の販売・購入について、変更を実施すると発表した。○収益の分配率が変更に現在、スタンプ売上総額の50%をクリエイターへ分配している収益分配額が、2月1日以降に審査申請を行ったスタンプについては、スタンプ売上総額よりApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いた50%(売上総額の35%)を分配する方法へと変更される。これは、現状の「審査が遅い」、「スタンプが探しづらい」という状況を改善するために、LINEの審査スタッフの追加拡充およびカテゴリ追加・審査期間短縮などに必要なシステム開発・運営費用に充当するためということだ。それに加え、これまではスタンプの売上が1万円を超えない限り振り込み申請を行うことができなかったが、2月より1,000円を超えれば振り込み申請ができるよう変更になる。○審査期間の短縮現在の非常に長い時間を要する審査期間に対し、審査スタッフを大幅拡充し、審査体制のスピードアップに取り組んでいるとのこと。また、大量のスタンプ登録データを迅速に処理できるようシステム面の改修が行われる。早ければ2月前後にシステム改善が完了し、販売開始までの期間が大幅に短縮化される見込みとなっている。また、審査内容についても、審査ガイドラインのQ&Aなども公開される予定。○カテゴリの追加日々増加しているクリエイターズスタンプを、現状のスタンプショップでは探しづらい・買いづらいという声を承け、見やすく・探しやすくなるよう、スタンプショップ内にカテゴリ機能が追加される。実装は2015年春頃予定。また、カテゴリだけでなく、スタンプショップ全体において、埋もれがちなクリエイタースタンプを積極的に特集でピックアップするなど、LINEユーザーにとって見つけやすく・買いやすい大幅リニューアルも予定されている。
2015年01月06日有限会社さるやまハゲの助は、漫画家・しりあがり寿が描き下ろしたオリジナルキャラクターが登場するLINEスタンプ「しりあがり寿のオメデタすぎるスタンプ!!」の販売を、LINE Creators Marketにて開始した。価格は100円。このLINEスタンプは、しりあがり寿が新たに描き下ろした、おじさん、おばさん、オタク、古代人、宇宙人、羊、ロボット、オオサンショウウオなどのキャラクターがハイテンション気味にお祝いする、年末年始や新春の挨拶にぴったりのオリジナルスタンプ。あえて"描き込み系"にすることで、お祝いの気持ちが前のめり気味で伝わる感情豊かな表現になっている。また、かねてよりスタンプ制作に興味を持っていたというしりあがり寿は、自身が「元旦生まれ」であるうえに名前もお正月や新春にぴったりの「寿」であることから、2015年の新春向けに制作を行うことを決意したということだ。作品について同氏は「ハイテンションなキャラクターで新年を祝いたい人にピッタリで、あなたのおめでとうを"スーパーめでたく!"するスタンプです」とコメントしている。同スタンプは、LINE Creators Marketのこちらのページから購入できる。なお、しりあがり寿は、1958年静岡市生まれ。1985年に単行本「エレキな春」で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。一方で、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。2000年「時事おやじ2000」、「ゆるゆるオヤジ」で第46回文藝春秋漫画賞、2011年「あの日からのマンガ」で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など多数の受賞歴を誇り、2014年の春の叙勲では紫綬褒章も受章している。
2014年12月26日LINE Creators Market広報事務局は、個人クリエイターなどが自作スタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」発の「クリエイターズスタンプ」に関して、1ダウンロードあたりの送信数が多かった「2014年"最も使われた"クリエイターズスタンプべスト10」を発表した。今回の結果は、12月18日時点でLINE Creators Marketで販売されている3万6,000セット以上のスタンプのうち、販売実績が1,000セット以上のスタンプを対象に、1ダウンロードあたりの送信数が多いスタンプ(総送信回数を販売セット数で割り、スタンプ1セット当たりの送信頻度を算出)を選び出し、"最も使われた"クリエイターズスタンプとしてランキングしたものだ。こうして算出された2014年の「年間送信率」(総送信回数÷販売セット数)ランキングの第1位は「そりウサギ日常生活」(そりウサギ)、第2位が「もぐおさん」(mog)、第3位は「ねこのかんづめ」(aska)。そして4位以降には「MILUEGG」(SamWoo)、「くま吉のほっこり毎日」(oyspe and ahoy!)、「Ghost Gate」(Ghost Gate)、「ウサギさんの地味なスタンプ」(STUDY)、「泣きむし「すあまちゃん」スタンプ(僕秩)」(ヨシナガ)、「ムニンとプラーワーンさん」(Munin Saiprasart)、「Pu’s life」(Pu)と続いた。また、これらの「送信率ベスト10」のスタンプについて、「1ダウンロードにつき平均約1,400回使用されていること」、「海外製スタンプがベスト10のうち4つもランクインしていること」、「送信率の高いスタンプは"台詞が少ない"傾向であること」が明らかとなったとコメントした。そのほか、各スタンプの総送信回数トップ3では、「OK」、「泣いている」 スタンプが複数挙がった。なお、同ランキングのベスト10に入ったスタンプは、販売順位で見ると最上位で45位、最下位で3304位となっていたことから、同事務局は「売れているスタンプが必ずしも使われる頻度が高いとは限らず、送信率と販売セット数は比例しない」傾向を導き出している。
2014年12月25日米Facebookは19日(米国時間)、写真にスタンプやキャラクターの画像を付けて加工できるAndroid向けアプリ「Stickered for Messenger」を公開した。Google Playにてダウンロードでき、価格は無料。「Stickered for Messenger」は、写真を撮影する際や、撮影した後にスタンプを追加できるアプリ。スタンプは、ドラッグ、ピンチ、ストレッチ、回転が可能で任意の大きさや位置、角度に調整できる。テキストを入力することもでき、作成した画像は「Facebook Messenger」で送信可能。対応OSはAndroid 4.0.3以降で、iOS版は近日中に公開される予定となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月22日●「ざっくぅ」LINEスタンプが生まれた理由クリエイターがイラストをLINEスタンプとしてリリースできるプラットフォーム「LINE Creators Market」が開かれて、早くもおよそ8カ月が経過しようとしている。誰でもLINEスタンプを販売できるというコンセプトから"表現の場"としても注目を集める同プラットフォームだが、ここからリリースされている企業キャラクターのスタンプもある。その代表格とも言うべきなのが、12月10日にジュピターテレコム(J:COM)からクリエイターズスタンプ第2弾が発売された「ざっくぅ」スタンプ。「ざっくぅ」はケーブルインターネット「ZAQ」の癒やし系キャラクターで、LINE公式コンテスト「LINE Creators Stamp AWARD 2014」で「ベストクリエイターズスタンプ 50」に選出された。それ以前から期間限定配信の無料スタンプも展開しており、過去3回の累計で利用回数が12億回を超えるなど、高い人気を誇っている。高いポテンシャルを持った企業キャラクターのスタンプが「LINE Creators Market」で販売されていることもあり、その存在を気にしているスタンプクリエイターも多いのではないだろうか。今回は、そんな「ざっくぅスタンプ」の人気の秘密を探るべく、J:COMの担当者にお話をうかがった。――まずは、御社のキャラクター「ざっくぅ」について、プロフィールと生まれたいきさつを教えてください。曽山奈々さん(以下、曽山さん):キャラクター自体は、2003年にケーブルインターネットのサービスプロバイダ「ZAQ」のプロモーションキャラクターとして生まれました。もともとは関西で親しまれていたキャラクターでしたが、2010年にJ:COMが全国展開するようになり、インターネットをはじめ、ケーブルテレビのサービスをもっと知ってもらおうとプロモーションなどでも使われるようになりました。――では、さっそくスタンプについての質問です。当初は、期間限定の無料スタンプとしてかなり早い段階から展開されていましたが、ざっくぅのLINEスタンプを展開することになったきっかけは何だったのでしょうか?西山優理奈さん(以下、西山さん):2013年4月に、第1弾のスタンプを出しました。当時、弊社サービスのユーザーは年齢層の高い方が多かったため、若いユーザーに人気のあるLINEに着目しました。スタンプを通してまずはざっくぅの認知度を高めることで、J:COMのサービスに興味を持っていただければという思いで始めました。――「年齢層の高い方が多い」とのことですが、御社のサービスのユーザーや利用を検討する人は、どれくらいの年齢層が多かったのでしょうか?西山さん:30代後半~シニア層が多いです。やはり、ご自宅でテレビを観て、多チャンネルを楽しむ時間のあるという方がとても多くいらっしゃいます。――最初のスタンプをリリースした時の反響は?曽山さん:最終的に746万を超えるダウンロードがあり、私どもの当初の予想をはるかに上回る結果となりました。当時はLINEのスタンプ自体に現在ほどの認知度はなかったので、どれぐらいの反響になるものか、実態がどれぐらいなのかというのは、ふたをあけてみて初めて知りました。「私たちが思っていたよりも、はるかに人気があったんだ」というのが率直な感想でしたね。――無料スタンプを展開するにあたって、費用対効果はいかがでしたか?西山さん:無料スタンプは有料のものよりもユーザーさんの心理的ハードルが低いので、多くの方がダウンロードしてくれますが、そのダウンロードをきっかけに弊社のサービスへ加入されたというような直接的なデータはありません。ただ、LINEのスタンプをきっかけに、ざっくぅというキャラクターがより認知され、親しみを持たれたことで、セールスイベントなどリアルな場でのプロモーションにも効果がありました。スタンプを連想させる「ざっくぅ」の着ぐるみを登場させると、会場はかなり盛り上がります。費用対効果についての明確なデータはありませんが、ざっくぅがきっかけとなって、結果的にJ:COMの認知度が上がっているという実感はあります。――それまで展開してきた期間限定の無料スタンプや、企業の人気キャラクターのスタンプが提供されている200円の有料スタンプではなく、「LINE Creators Market」でスタンプを販売しようと考えたのはなぜですか?西山さん:クリエイターズスタンプが始まる前から、通常のスタンプショップのほうで有料スタンプとしてリリースしたいという意向がありましたが、色々な事情で実現できなかったため、「LINE Creators Market」で展開することになりました。――「LINE Creators Market」の手続きは個人クリエイターと同じなのでしょうか?それとも特別な手続きがあるのでしょうか?西山さん:個人の方とまったく同じです。●ざっくぅスタンプの「売上げ」は?――有料スタンプでの収益は、ある程度まとまった金額になっているのでしょうか?西山さん:そうですね、"まとまった金額"にはなっています(笑) 会社の収益としてはそれほどインパクトのある金額ではないです。しかし、こうした新しい試みで、ある程度の額を売り上げたということは、会社にとっても大きなことだと思っています。――話は変わりますが、ざっくぅをデザインしたクリエイターについてお教えいただけないでしょうか?曽山さん:広告プロモーション用のキャラクターですので、広告代理店に制作をお願いしています。最初にキャラクターが作られたのは10年以上前になるのですが、スタンプの作成も同じ代理店のキャラクター担当の方にお願いしています。――なるほど。広告展開として、テレビCMや山手線のラッピング広告なども展開されていますが、あのような形の展開とはまた違った効果や変化がありましたか?曽山さん:ざっくぅに関しては、広告プロモーションに使用する一方、東京スカイツリーのソラマチやWeb通販などでグッズ販売もしています。LINEスタンプの展開によって売り上げが急上昇した……というわけではありませんが、売り場などでお客様が「LINEスタンプで見た」とお話されることも増えているようで、ざっくぅの認知度向上にかなり貢献はしているようです。――キャラクターは一般的に1体であることが多いかと思うのですが、スタンプの絵柄を拝見した限りでは、ざっくぅの場合は「同じ生物の群れ」といった感じのユニークさがありますね。曽山さん:はい、群れるのが特性なんです。ざっくぅは「もののけ」なので、増えたり減ったりします。西山さん:イメージとしては、アニメなんかに出てくる"ワサワサ"集まるキャラクターみたいな感じですね。曽山さん:基本的に「インターネットを使う環境を見守っている」というのがキャラクターの役割で、家の中にいるという設定です。また、「心がキレイでないと見えない」という設定になっていますので、子どもとおじいちゃん・おばあちゃんにしか見えないことになっています(笑) ですので、テレビCMでは子どもと一緒に出てくるような構成にしています。――ざっくぅはポーズのバリエーションがほかのキャラクターより多い印象ですが、ラフは全部で何案ほど制作されたのでしょうか?西山さん:まずは私たちのほう「こんなポーズが欲しい」というアイデアを出して、それをもとに図案をおこしてもらいます。最終的に100案ぐらい出たと思います。曽山さん:無料スタンプの頃から合わせれば、案は200~300個程度はあるかと思います。表に出ている数だけでも80はありますので、ボツ案はさらに多くなりますね……(笑) キャラクターの特性や世界観を守るため、ざっくぅ"らしくない"絵柄はNGにするなど、やり取りしながら決めていきます。西山さん:それでもスタンプはかなり冒険しているほうで、ざっくぅが泣いたりしているのはスタンプだけなんです。曽山さん:基本的に感情は出さないキャラクターなんですが、スタンプでのコミュニケーションは喜怒哀楽が合った方が使いやすいため、表情をつけるようにしました。――ざっくぅについてのレギュレーションは明文化されているのでしょうか?曽山さん:スタンプに限らず、キャラクターをチラシや媒体に使う際のレギュレーションは作っています。例えば、基本的に「帽子をかぶせない」、「服を着せない」といったものがあります。――スタンプに話を戻します。無料スタンプのリリース時とクリエイターズスタンプのリリース時には異なることはありましたか?西山さん:手法に変化はありませんが、クリエイターズスタンプとして出した時点では、無料スタンプでの実績があったため、よく使われているスタンプを見て参考にしていました。また、LINEで実際にスタンプを使っている方に対して「今あるスタンプでずっと使いたいものはどれ?」、「どんなスタンプがあったらうれしい?」といったアンケートを実施して、ユーザーの声を反映するようにしています。ほかにも、Twitter上でツイートされる要望なども参考にしています。――LINEスタンプのアンケートで回答が多かった年齢層は?西山さん:20~40代の女性が多かったです。20代が大半かと思っていたのですが、30代~40代の方も多くいらっしゃいました。――アンケートの回答率はどの程度でしたか?西山さん:特に景品などをご用意しているアンケートではないのですが、回答率はとても高く、集計作業に相当の時間がかかるほどの数が集まります。しかも、ありがたいことに、8割ぐらいの方がフリーコメントを書いてくださるんです。みなさんのスタンプに対する熱い想いを分析するのがうれしくもあり、大変でもありました(笑)――ユーザーの声を反映した絵柄はありますか?西山さん:クリエイターズスタンプ第1弾のリボンにくるまれている絵柄や、コップに詰め込まれているものは、以前テレビCMで使ったビジュアルなのですが、それらをスタンプにしてほしいという要望がとても多かったです。また、ざっくぅの「プニプニ感」、「つぶされた感」を求めるユーザーも多くいらっしゃいましたので、そういった声を反映したスタンプを作りました。――おふた方のそれぞれのお気に入りのスタンプをお教えください。西山さん:私は魂が抜けちゃってるスタンプです(笑)曽山さん:私がよく使うのは、ウキウキした感じのスタンプです。――絵柄をざっと一通り拝見していると、ざっくぅは割れ目のある「お尻」に特徴がありますね。西山さん:そうなんです。意外と桃尻でプリプリしているんです(笑)曽山さん:スタンプにする以前から、後ろ向きのお尻が出るシーンに人気が高かったようです。スタンプもお尻が見える絵柄は必ず含めるようにしています。西山さん:顔を見せたいのはやまやまなのですが、やはり「かわいい」ことが一番重要だと思っているので、そこにはこだわりすぎないようにしています。――クリエイターズスタンプの場合、国別の統計を参照できるとお伺いしましたが、ざっくぅの海外での反響はいかがでしたか?西山さん:国別での売上数は出ないのですが、使われた数は参照できます。比率的にはもちろん日本がダントツで1位なのですが、台湾やタイなどアジアを中心に使われているようです。アメリカやヨーロッパでも使われているようですが、変わったところですと、中東や南米などでも使われているようです。――最後の質問ですが、今後さらに新しいスタンプをリリースされる予定はありますか?西山さん:ユーザーからLINEの公式アカウントやTwitterなどで「もっと欲しい」といったご要望がありますので、検討したいと思っています。「ざっくぅ」のスタンプをお使いいただいている方にもご満足いただける新鮮なデザインを出していきたいですね。ユーザーからの要望がとても多い動くスタンプも、無料スタンプで検討したいと思っています。――ありがとうございました。
2014年12月19日誰でもLINEスタンプを制作・販売できる「LINE Creators Market」。このプラットフォームが立ち上がったことで、これまでの企業主体のLINEスタンプには見られなかった、個性豊かな「クリエイターズスタンプ」が数多くリリースされています。この連載では、人気を集めているオリジナルのLINEスタンプを生み出したクリエイターたちに、スタンプのコンセプトや制作時の具体的な作業量、そして売り上げなどを聞いていきます。今回は、待ち合わせや移動中など急いでいる時にワンプッシュで連絡できるシンプルなスタンプ「文字打ってる場合じゃねえ!~緊急用~」を手がけたA-kitさんにお話をうかがいました。――最初に、プロフィールと普段のお仕事内容について簡単にお教えください。東京の端っこで理容師をしているA-kit(あきっと)と申します。普段は暁人(あきひと)という名前で趣味のイラストを公開したりしています。お絵かきと手芸が好きで、面白そうなことにはなんでも手を出します。――プロフィールに付随して、スタンプや普段のイラスト制作時の作業環境についてお教えください。パソコン:デスクトップのWindows7メモリは2GB使用ソフト:SAI・CLIP STUDIO PAINT使用デバイス:Bamboo Comic Pen&Touchその他:好きな音楽を無線イヤホンにて――「Line Creators Market」でスタンプを制作・販売しようと考えたきっかけは?自分で作ったスタンプを使えるということがとても魅力的だったのと、自分がピンポイントで使いやすいスタンプを使いたかったので。――リリースされたスタンプのコンセプトをお教えください。忙しくて文字を打っている場合じゃないときに、最低限の動作でぱっと送って意思を伝えられるスタンプが欲しかったので制作しました。――ラフ段階では全部で何案ほどスタンプ用のイラストを制作されましたか?ネタ出しの時点でひとまず40個に絞りましたので、ラフから完成まで40個しか描いてません。余ったネタは第2弾や第3弾にまわしました。――スタンプを作るにあたって、イラストを描く時とは異なる工夫をした点を教えてください。自分の画力にはそんなに自信が無かったので、イラストソフト「CLIP STUDIO PAINT」の機能のひとつである3Dデッサン人形を参考にしました。――利用した人から「これは便利!」と言われるスタンプの絵柄は?「返信が無かったら寝落ちしたと思ってください」や「仕事に戻ります」など、LINEでのやりとりの止め時に使うものが便利みたいです。――ご自身で特に気に入っているスタンプの絵柄はどれですか?全部気に入っていますが、「今から行きます」→「全力で急ぎます」を続けて使った時の、こっちに迫ってくるかんじが好きです。――カラー表現が可能なLINEスタンプで、あえてほぼモノクロでまとめた理由は何でしょうか?謝る場面で使うべきスタンプの色がピンクとかレインボーだと相手に「謝るつもりあるのか?」と思わせてしまい逆効果かなと思いまして、とにかくシンプルにしました。――また、「メッセージを入力する余裕がない」人向けというコンセプト通り、感情の振れ幅が大きい絵柄が多いのですが、人物の表情を描かなかったのはなぜですか?理想的な答えとしては、「表情を描かないほうが使い勝手が良い」や「使う人の気持ちに合わせやすいように」など"狙ってました感"を出したほうが良いのかもしれませんが、本当のところは「自分用だし省けるところは省いちゃおう」というものでした。――スタンプを作ったことで変化したことはありますか?自分の中で優先順位が低かったおしゃれな服やお化粧品にちゃんとお金を使えるようになりました。――これまでのスタンプの売り上げをお教えください。おいしいものをいっぱい食べて、欲しい本とやりたいゲームとゲーム機とノートパソコンを買いましたが、まだ1割も消費してないです。残りは貯金や医療費に回します。――最後に、これからスタンプを作るクリエイターに向けて、ひとつだけ「スタンプ作りのTips(豆知識)」を教えてください。作る基準は「売れる・売れない」ではなくて「自分が欲しい・欲しくない」で判断すべきだと思います。
2014年12月18日●家族でスタンプ作りを楽しもう○お子さまへのクリスマスプレゼントに「pomrie」はいかが?パソコンやスマホを使ってオリジナルのスタンプを簡単に作れる、カシオ計算機のスタンプメーカー「pomrie」(ポムリエ)。「欲しい!」と目を輝かせたのが、我が家の小学3年生(9歳)の娘である。pomrieは玩具ではないが、「自分の手で好きなスタンプを作る」という行為は、子どもの好奇心を大いにくすぐるらしい。「どんなスタンプを作るか?」を考えることで、想像力を育むこともできるだろう。子どもへのクリスマスプレゼントとして贈るのも楽しそうだ。○子どもと一緒にスタンプを作ってみた実際にどんなスタンプが作りたいか、子どもにリクエストを聞いてみた。しかし、「ウサギがいいかな、クマも好き」と言いつつも、どんなシーンで使うかというところまで頭が回らない様子。せっかく作るからには、飽きずに何度も使えるデザインであって欲しい。そこで私からさりげなくヒントを出し、「自画像のイラスト」「顔写真」の2種類を作ることが決まった。これなら手紙やメモ、友だちとの交換日記など用途も幅広い。まずは娘に自分の顔イラストを描かせて、スマホで撮影。それをpomrieのアプリ上でスタンプデータにした。製版してスタンプ台にセットし、インクを乗せればスタンプのでき上がり!スマホだけで作業できるのは、日々の家事で忙しい主婦にとって嬉しい。詳しい作り方は上記の別記事をご覧いただくとして、ここではスマホを使ったスタンプ作りの流れをカンタンに紹介しよう。「自画像のイラスト」は15mm×15mm、「顔写真」は30mm×30mmのスタンプサイズを選択。本当にあっという間に完成して、親子で驚いた。作ったスタンプは、早速、祖母への手紙に活用させてもらう。長いこと孫に会っていないので、きっと喜んでくれるだろう。「次は何を作ろうか?」と娘の創作意欲は止まらない。たしかに、この手軽さならば、次々と作りたくなる。●オリジナルスタンプで、年賀状にワンポイントを加えよう○年賀状はスタンプのワンポイントで手作り感を子どもがスタンプで遊んでいるかたわら、親は年賀状作りに必死!こんなときにも活躍するのがpomrieだ。季節やイベントに合わせて、無料のスタンプ素材が追加配信されており、2015年の年賀状にピッタリな図柄も、専用アプリから無料でダウンロードできる。例えば印刷済みの年賀状に、pomrieで作ったスタンプをワンポイントとして入れるだけで、年賀状に手作り感が加わる。今回は、パソコンを使わずにハガキや写真を印刷できるカシオのフォトプリンタ「プリン写(しゃ)ル」で年賀状を作成。そこにpomrieのスタンプでアレンジを加えてみた。「ひと手間かけた」「想いのこもった」年賀状として、受け取った側も印象に残ることだろう。pomrieの年賀状図柄にはイラストだけでなく、賀詞など豊富なデザインが用意されているので、年賀状の裏面すべてをスタンプでレイアウトすることも可能だ。○子どもの道具の名前付けもラクラクさて、年賀状作りも一段落したところで、pomrieにもうひと働きしてもらおう。春の入園・入学シーズンに向けて、意外に時間をとられる子どもの学用品の名前付け。数が多いうえに用品の大きさや素材もまちまちで、ひとつひとつ手で名前を書いていくのは地味で大変な作業だ。pomrieでサイズ違いの名前スタンプをいくつか作れば、ポンと押すだけでカンタン。金属やプラスチックなど硬い素材にもスタンプできる硬質面インクキット(4色)も用意されており、さまざまな学用品に対応できる。別売りの布転写シートを使うことで、アイロンを使って布にスタンプすることも可能だ。イラスト入り、名前だけなど、自在にデザインできるところも大きな魅力。子どもの学用品だけでなく、たとえば年始の名刺に「賀正」と時節の挨拶のスタンプを入れれば、客先での話題作りのきっかけにもなりそうだ。アイディア次第で、子どもも大人もさまざまな使い方ができる。なにより家族でワイワイと相談しながらスタンプを作るのがおもしろい!1年中、いろいろな形でpomrieを楽しんでみて欲しい。
2014年12月17日誰でもLINEスタンプを制作・販売できる「LINE Creators Market」。このプラットフォームが立ち上がったことで、これまでの企業主体のLINEスタンプには見られなかった、個性豊かな「クリエイターズスタンプ」が数多くリリースされています。この連載では、人気を集めているオリジナルのLINEスタンプを生み出したクリエイターたちに、スタンプのコンセプトや制作時の具体的な作業量、そして売り上げなどを聞いていきます。今回は、ゆるいタッチで描かれた豚の「ぶたた」がLINEのやりとりで使いやすい言葉を代弁してくれるスタンプ「ぶたたのメッセージ」を手がけたdecosmithさんにお話をうかがいました。――最初に、プロフィールと普段のお仕事内容について簡単にお教えください。decosmithと申します。趣味で携帯メール用絵文字などの小さい画像を制作しています。そこで声をかけていただき、有料のデコ絵文字サイト様に納品もさせていただいております。――プロフィールに付随して、スタンプや普段のイラスト制作時の作業環境についてお教えください。パソコン:セミオーダーで組んでもらったもの使用ソフト:スタンプはIllustrator CS5 絵文字はPhotoshop CS5使用デバイス:現在はIntuos5 medium PTK-650。制作時はFAVO CTE-640でしたが調子が悪く、スタンプの収入を得たこの機会に思い切って買い換えました。――「Line Creators Market」でスタンプを制作・販売しようと考えたきっかけは?きっかけは、たまたま読んだクリエイターズスタンプのニュースです。実は、それまでLINEを使ったことがありませんでした。でも、自作スタンプが使えるならLINEも使ってみたい、自作スタンプが使えるようになればいいのになあ……と常々思っていたので、迷うことなくすぐにLINEのIDを取得しました。そもそも(携帯メール用の)絵文字を作り始めたのも、自分で作った絵文字が使いたかったからなので、時代が変わって自然な流れで取り組んだという感じです。――リリースされたスタンプのコンセプトをお教えください。ぶたたは、もともと絵文字のために生まれたキャラクターです。「絵文字サイズで分かりやすい」、「gifアニメ画像として動かしやすい」を前提にデザインされています。大きなイラストのためにデザインされたキャラクターを絵文字サイズにすると、どうしても元のかわいさを表現しきれない部分があるので、それなら最初から絵文字ありきでキャラを作ろうと思ったわけです。なので、とてもシンプルなデザインになっています。スタンプ制作にあたり、キャラクターに迷うことはありませんでした。ぶたたはdecosmithの看板こぶたとして愛着がありますし、持ちキャラがぶたたしかいないので。コンセプトは「日常で使える言葉入りで、とりあえず基本的なものを」という程度の簡単なものです。――ラフ段階では全部で何案ほどスタンプ用のイラストを制作されましたか?いきなりIllustratorで描き始めるので、ラフ段階というほどのものがありません。思いついたことをメモしておくノートはあるのですが「ぶたたのメッセージ」に関しては2ページほどにまとまりのないメモが書いてあるだけです。作りながら、これがうまくできたから次は……と、無計画な感じで制作しています。――スタンプを作るにあたって、イラストを描く時とは異なる工夫をした点を教えてください。もともと絵文字などガラケーのメールで使える小さなgif画像ばかり制作していたので、スタンプの370×320pixelというのは、自分にとってとても大きな画像でした。なので、大きい分いろいろ表現できる・容量制限がゆるい・アニメーションさせなくていいから描くのは1枚でいい、とラクになったことばかりです。ただ、今までは表現をアニメーションしていることに頼っていた部分もあるので、静止画でも動きが想像できるような躍動感が出せたらいいなあと意識しています。それから、とにかく絵も文字も分かりやすく読みやすく。わざわざ読まなくても、ぱっと目に入って理解できるくらいのものが理想と思って制作しました。――利用した人から「これは便利!」と言われるスタンプの絵柄は?そういえば「便利」とは言われたことがないような気がします。「ぶたたのメッセージ」は当たり障りのない文言ばかりですので、特にこれが便利というほどのこともないのではないでしょうか。便利!ではないですが、面白いと言ってもらえたのは、魔方陣でぶたたが呼び出されている絵柄です。――ご自身で特に気に入っているスタンプの絵柄はどれですか?「急いで向かってます」の、ぶたたがかたつむりに乗っているところです。これはぶたたの愛車で、かたつむりさん1号という名前がついています。「おつかれー」のカレー部分もかなり気に入っています。40点の中で一番気合を入れて描いたのがこのカレー部分です。左奥からバターチキン・サグパニール・マトンマサラ…と料理名も決まっています。――「LINEで使いやすい言葉いろいろ」というテーマ通り、やりとりの中に頻出しそうなフレーズや表情が多いですが、この「使いやすい言葉」はどうやって40点候補を出し、決められたのでしょうか?基本的には「自分自身が使えそうな言葉」なのですが、当時はLINEを使い始めたばかりな上に、トークの相手も同じくLINE初心者である家族だけだったので、どういう言葉が使いやすいのかイマイチ分かっておりませんでした。なので、会話なんだからあいさつは必要だよね、チャットみたいなかんじかな、そういえば待ち合わせに便利だと聞いたことがある……そんな感じで知識を総動員しました。了解系の返事はよく使うと思ったので3つも入れてあります。――使いやすい言葉をただ書くだけでなく、それをコミカルなシチュエーションに落とし込まれていますが、特にここはこだわった!という絵柄や文言の系統(お礼系、謝罪系など)ありましたら教えてください。それほど何もこだわらなかったので答えに窮しています。顔の見えないやりとりなので、誤解を生むようなトゲになる要素はなるべくないように、単純明快に伝わるように、その上でちょっと笑ってもらえたら嬉しいなー、くらいは考えていました。その「笑ってもらえたら」というところが表現できているようでしたら幸いです。――スタンプを作ったことで変化したことはありますか?ドライアイがひどくなりました。LINEを使っていくうちに、こんなのが欲しいあんなのも欲しい、と欲しいスタンプも増えてきて、PC画面を凝視する時間が大幅に増えたからです。朝起きて目を開ける時点で既にパッサパサという状況で、先日ついに眼科に行きました。しかし全然たいしたことないと診断されて驚きました。今もパサパサのシバシバです。――これまでのスタンプの売り上げをお教えください。――最後に、これからスタンプを作るクリエイターに向けて、ひとつだけ「スタンプ作りのTips(豆知識)」を教えてください。スタンプが利用されるときはたいていひとつずつであり、受け取った人はそのキャラクターの知識はない。ということを念頭に置いておくといいのではないかなあと思います。スタンプ売り場ではタイトル&説明文があり、40個が並んでいるので統一性やストーリー性もあります。例えば「重曹くん」という白い粉のキャラクターを作ったとして、タイトルを知ってから絵を見れば「なるほど、膨らましたり油汚れを取ったり脱臭したり、重曹の効果を生かしていて面白いな」と思うかもしれません。でも、そのスタンプをひとつだけ送られた相手にとってはワケのわからないキャラクターであり、なんで油汚れを取っているのかも分からないのです。そう思ったのは、お店でかわいいシールを見つけて購入、いざ一枚だけはがして使ってみるとたいしたことない、というかなんの絵なのかよくワカラン……という経験を何度もしたことがあるからです。ただの赤い丸いシールも、おにぎりが並んだシールシートの中に散らばっていれば梅干しに見える。でも、単品で使ったらただの赤い丸。おにぎりと並べて使わなくちゃ分からない。絵文字を作るときもこのことはいつも念頭に置いていましたが、スタンプでも同じだと思っています。
2014年12月11日元AKB48でタレントの光宗薫(21)が10日、自身のツイッターで、オリジナルキャラクター“はげたん”をモチーフにした、LINEスタンプを制作することを発表した。【画像】光宗薫のオリジナルキャラ『はげたん』今回、光宗がLINEスタンプで描く“はげたん”は、中学時代から描き続けてきたオリジナルキャラクターで「はげたんは、はげたんなので、それ以上の意味はなにもありません。いつも笑っています」と謎の多いキャラクターであると紹介。ツイッターでは“はげたん”の絵を添えるとともに「LINEスタンプ作成中」と告知している。光宗は、2011年12月にAKB48の第13期合格者としてデビュー。神戸コレクションでのモデルオーディションでグランプリを獲得という経歴や、研究生でありながら同グループの主要メンバーとともにCMに抜てきされたことなどから「スーパー研究生」として注目を集めていた。2012年10月のAKB脱退後はマルチな才能を活かして多方面で活動し、今年10月には『Oggi12月号』(小学館)で初めてファッション誌にモデルとして登場。創作活動においては、かねてより独創的な絵を描くことがファンの間で話題になっており、昨年10月には、自身初となる個展『スーパー劣等生』を開催するなどしていた。光宗のツイート後にはフォロワーからは「めっちゃうれしい!!!絶対使うよ!」「あのはげたんが!?おひさしぶりの登場だし、楽しみ」などといった声が寄せられている。
2014年12月10日LINE Creators Market広報事務局は、個人クリエイターなどが自作スタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」発の「クリエイターズスタンプ」に関して、LINE ユーザー5万人に聞いた「スタンプを描いて欲しい有名人」を発表した。今回の結果は、LINEユーザーに対して「スタンプを描いて欲しい有名人」または「スタンプ化を望む有名人」を3名まで記入できるインターネット調査を、11月13日~11月18日の5日間にわたり実施し、有効回答件数5万1,063名、9万6,665票の回答を集計したものだ。その内訳として、男性が8,428名(1万6,277票)、女性が4万2,635名(8万9,388票)、比率では男性17%、女性83%と女性が8割以上を占めた。年代別では10歳未満0.7%、10代が49%と19歳以下からの回答が半数にもおよび、20代が13.9%、30代12.7%、40代16%、50代6.5%、60代0.9%、70歳以上が0.5%となっている。また、「総合ランキング」の第1位に輝いたのは、国民的アイドルグループ「嵐」。次いで2位が嵐のメンバーである「大野智」、3位「SEKAI NO OWARI」となった。嵐、およびそのメンバーである大野智が上位を独占したのは、その人気に加え、大野の画才に着目し、その絵柄でスタンプをリリースしてほしい人が多かったと推察される。また、4~6位に東方神起、きゃりーぱみゅぱみゅ、ONE DIRECTIONと続き、人気アーティストのスタンプ化を望む人が多いことがうかがえる。7位以下は、チャン・グンソク、AAA、キム・ヒョンジュン(SS501)、福士蒼汰、福山雅治、Kis-My-Ft2、関ジャニ∞と続いた。さらに、「男女別ランキング」では、男性の1位が「SEKAI NO OWARI」、2位が「miwa」とミュージシャン勢が続いたあと、3位にはファンの間で"画伯"と呼ばれる「古川愛李(SKE48)」がランクイン。絵の上手さに定評のある彼女が描いたスタンプを期待する人が多いことが判明した。一方、女性の1位は「嵐」、2位が「大野智(嵐)」、3位が「東方神起」と、回答者の多くが女性を占めたことから、総合ランキングと似通った結果に。そんななか、「SEKAI NO OWARI」や「AAA」は男性・女性双方のベスト10にランクインしていることから、性別を超えた人気がうかがえる結果となった。
2014年12月09日いちサラリーマンが、LINEスタンプで一攫千金を狙う本連載。今回は制作中のLINEスタンプを公開したいと思う。「飽きる」というのは絵を描くのに慣れている、仕事にしているといった方には当てはまらないかもしれないが、クリエイターズマーケットの良いところは誰でも気軽にスタンプを作って販売できるというところだと思う。そのため、これを機に絵を描いてみようという方も多いことだろう。そこで、一般人の私が試行錯誤しながらたどり着いた断念しないためのコツについても書いておきたい。それは「あまり凝らないイラストを書きまくる」ということだ。最初はひとつのスタンプを描くのに1~2時間かけていたこともあるが、それでは全て作り終える前に自分の体力が終わってしまう。ということで、適度に手を抜きつつ描くようにしたところ、だんだん慣れてくることもあり、1時間で2~3個は作れるようになってくる(本来は1時間で5個くらい作りたいところだが……)。あくまでこれから絵を描く人向けの話だが気が向いたら試してみてほしい。それでは、そんな血と汗の結晶である制作中のLINEスタンプを公開!結局、おじさん(笑)
2014年12月08日パイロットコーポレーションは、摩擦熱で色が消えるインキ「フリクションインキ」の技術を生かしたスタンプ「フリクションスタンプ」を発売する。発売日は12月4日。価格は税抜120円。「フリクションスタンプ」は、これまで同社がボールペンやサインペン、色鉛筆などの筆記具に利用してきた「フリクションインキ」を、初めて筆記具以外のカテゴリに応用した製品。インキが乾いてからスタンプ本体後部の消去用ラバーでこすると、摩擦熱により、押し間違えた場合などもきれいに消すことができる。浸透印タイプのためスタンプ台は不要で、繰り返し押印することが可能。裏抜けしにくいインキを採用しているとのことで、メインの利用を想定しているスケジュール帳のほか、手紙やカード、ノートなどへの押印も推奨している。また、印面のデザインは、予定がひと目で分かる「出張」や「打ち合わせ」、「習い事」、「スイミング」といったもののほか、 「誕生日」や「記念日」などスケジュール帳に押しやすいもの、「ハート」や「クローバー」など装飾向きのものなど、合計30種類を展開。インキ色は印面デザインに合わせてあらかじめ決められており、計6色(レッド、ピンク、ライトブルー、ブルー、アプリコットオレンジ、グリーン)が用意されている。
2014年12月02日●創作の場として成長しつつある「LINE Creators Market」LINEは26日、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売可能なプラットフォーム「LINE Creators Market」を通じて制作された「クリエイターズスタンプ」の中から選出された、2014年を象徴するクリエイターズスタンプを表彰する「LINE Creators Stamp AWARD 2014」の授賞式を開催した。ここでは、この1年のLINEスタンプにまつわるムーブメントの総括ともいえる同イベントの模様をレポートする。○販売額上位100位までのスタンプの平均は1,300万円冒頭では、同社代表取締役社長・森川亮氏が登壇。LINEスタンプについて「若い人はスタンプだけで会話をするという新しい文化が誕生し、国境を越えた世界の共通言語になりつつある」と述べた。現在、スタンプのやりとりは日に18億回も行われているというのだ。「LINE Creators Market」については、2014年5月のオープン以来、27万人ものクリエイターが参加し、約3万セットのスタンプが販売されているという。そのうち40.8%のスタンプが販売額1万円以上を達成し、上位100位までのスタンプの販売額は平均1,300万円、上位10位の販売額は平均3,680万円にも上り、総販売額は、35億9,000万円に到達したという。さらに、人気スタンプのキャラクターがアプリや書籍、グッズなどのさまざまな方面にも展開していることを明かし、今後は「スタンプそのものを文化にしていきたい」と語った。○3名のゲスト審査員が独自の視点で選んだスタンプはコレ!続いて、同アワードのゲスト審査員を務めた、みうらじゅん、小島瑠璃子、ヒャダインの3名が登壇し、それぞれ独自の視点で選んだスタンプに贈られる「ゲスト審査員特別賞」の3作品が発表された。「みうらじゅん賞」には、イラストの上手さやコピーの面白さから選ばれた『怪人スタンプ』(市川友章氏)が、「小島瑠璃子賞」には、LINEトークで使いたいと思うスタンプとして『はなのあなふくらんじゃう』(naaalu氏)が、そして「ヒャダイン賞」には、使い勝手は非常に悪いけど使いたくなるスタンプとして『送っていい友!石井くんの友達編』(W氏漫太郎氏)が選ばれた。○話題のお笑いコンビと小学1年の「小さなクリエイター」が登場次に発表されたのは「審査委員会特別賞」だ。芸能人や有名人に関するクリエイターズスタンプで反響の大きかったスタンプに贈られる「芸能賞」には、『日本エレキテル連合』(タイタン)が選出。今年、「ダメよ~ダメダメ」のフレーズで一躍人気者となったお笑いコンビ・日本エレキテル連合のふたりが、お馴染みの「未亡人朱美ちゃん3号」(橋本小雪)、「小平市の細貝さん」(中野聡子)のキャラに扮して登場し、場内を沸かせた。この受賞について中野聡子は、「最初は自分たちがスタンプになったらいいなぁーと思って、(イラストレーターの)中川画伯さんに軽い気持ちで頼んだら、こんな事になっちゃって、色んな人が買ってくれてビックリしてます」と、持ちネタである細貝さんの口調で喜びを伝えた。続いて、スタンプユーザーやメディアなどで注目され、話題を呼んだスタンプに贈られる「話題賞」として、小学1年生の女児が原画と着色指示を行い、お父さんがデータ化して販売した『いか』(はなか氏)が選ばれた。人気アーティストが使用していることで話題にのぼったほか、「スタンプが売れたことで、欲しかった自転車を買ってもらった」というエピソードが各種メディアで取り上げられるなど、はなか氏は「小さなクリエイター」として大きな話題となった。はなか氏はスタンプを作ったいきさつについて「ママがLINEをやっていて、父ちゃんと一緒に作りました」と元気に答えた。ちなみに、次回作も「海の生き物」に決まっているとのことだ。●クリエイターズスタンプのグランプリに輝いたのは?○「準グランプリ」2作品はともに実用的続いて、「準グランプリ」(2点)および「グランプリ」(1点)の発表だ。5月8日から9月末日の期間中に「LINE Creators Market」を通じて販売された、すべてのクリエイターズスタンプの中から、ダウンロード数や送信数をもとに50個のスタンプがノミネートされ、その中からユーザーによる一般投票、およびゲスト審査員、審査委員会での審査を経て選出されたものだ。準グランプリの1組めに輝いたのは『既読虫』(ロシヒ氏)。同スタンプは、LINEの特徴である「既読」をスタンプの中に採り入れた新しい切り口と、インパクトのあるイラストで注目を集め、送信数ランキングでは上位にランクインするなど、実際に多くのユーザーに使われている人気スタンプだ。プレゼンターを務めたヒャダイン氏は「既読スルーはなかなか指摘しにくいが、文字ではなくちょっと腹の立つ顔のスタンプで伝えることで、相手に少しだけイヤな思いをさせることができて、その罪はこの既読虫スタンプになすり付けることができる気がします」と実用性の高さを説明し、「不細工だけど愛着のある顔も使い勝手が良い」とコメント。制作者のロシヒ氏は「スタンプを使ってくれている方々には本当に感謝しています。これからも皆様に楽しんでいただけるようなスタンプを作れるように頑張ります」とお礼と言葉を述べた。準グランプリの2組めに選ばれたのは、『カナヘイのピスケ&うさぎ』(カナヘイ氏)。カナヘイ氏は現在、9種類ものスタンプを販売しているが、同作はその第2弾とのことだ。ダウンロード数、送信数ともに上位にランクインし、一般投票においてもユーザーから多くの票を集め圧倒的な人気を誇っているという。プレゼンターのみうらじゅんは、「キャラクターが2体いるのでボケ・突っ込みもできるし、可愛いだけでなく懐かしい匂いがします」とコメントした。素顔を明かさないカナヘイ氏は、キリンのお面を被ったまま「今回このような賞を頂けたのは、皆さんがスタンプを使ってくれたおかげだと思っています。これを励みに頑張りたいと思います」と挨拶した。○グランプリ受賞者には「動くスタンプ」の販売権を進呈そして、2014年を象徴するスタンプに贈られる「グランプリ」には、『アメリカンポップ関西弁』(小嶋わに氏)が輝いた。実は、制作者の小嶋氏は関西人ではないそうで、関西に住む友人の意見を取り入れつつ制作したという。小嶋氏には、マイナビニュースでもスタンプ制作にまつわるインタビューを行ったことがある。アメリカ人のイラストに関西弁のセリフを添えるというギャップの面白さを巧みに取り入れた、ランキングでは常時上位に居座る人気スタンプだ。同賞のプレゼンターを務めた森川社長は、「色んなシチュエーションに合わせたスタンプが用意されている点と、表情がきめ細かいデザインの良さ、そしてアメリカンポップに関西弁というミスマッチが大変ユニークでした」とコメント。さらに、グランプリの「副賞」として、現在、公式スタンプのみ提供している「動くスタンプ」を特別に販売する権利がサプライズ的に贈られた。小嶋氏はとても驚きながらも「作れるかなという不安な気持ちはありますが、もし自分で作れたら楽しいだろうなと思っていたので、頑張ってみようと思います」と語った。○小島瑠璃子がスタンプの「タグ付け」を要望最後に、森川社長は今後の抱負として「このスタンプを文化として、皆様のコミュニケーションを楽しく、そして豊かにしていきたい」と述べた。ゲスト審査員を務めた小島瑠璃子は「私も作りたくなっちゃいました」と思いを打ち明けたのち、森川社長に対し「クリエイターズスタンプは数が多いので、是非タグ付けして欲しい」との要望を伝えた。これに対して森川社長も「そうですね、頑張りたいと思います!」と即答した。ヒャダイン氏は「好き放題しながらも、ランキングが上がるように努力して多くの人に知ってもらうという、まるで初期のニコニコ動画のようだ」とコメントした。最後にみうらじゅん氏が、「スタンプは新しい絵の残し方だと思う。色んな可能性があるんだと思いました」と述べ、授賞式を締めくくった。
2014年11月27日きょう11月22日は“いい夫婦の日”。コミュニケーションのひとつとして今や欠かせないツールとなっているアプリ『LINE』でも、夫婦間の会話に使えるスタンプが数多く登場するなど、イマドキ夫婦の必須アイテムになっているんだとか。田辺誠一“画伯”のスタンプなど注目LINEスタンプを大特集もともと夫婦にまつわるスタンプはあったけれど、今年5月からは誰でもスタンプを製作して販売できる「クリエイターズスタンプ」がスタートして、数やバリエーションが増加。手軽に使えるスタンプだからこそ、「普段照れて伝えにくい感謝の気持ちを伝えることができたり、夫婦喧嘩のあとの微妙な空気をスタンプによって和ませたり。スタンプを送りあうことをきっかけに、コミュニケーションの量が増えるのではないでしょうか」(LINEスタンプ企画担当者)。微笑ましいものから思わずドキッとするものまで、いろいろな内容を取り揃えるLINEスタンプ。「仕事帰り、終電の中で“これから帰る”と味気なくテキストを送るよりも、ダッシュしているキャラクターのスタンプを送る。愚痴や本音を言い合える夫婦だからこそ、少しのスタンプの工夫で、夫婦関係をより良好にすることが出来ると思います」(同)。そんな多くの“夫婦スタンプ”の中でも、ほんわかしたタッチで描かれたスタンプが人気の様子。LINEが発表した「夫婦間で使えるスタンプランキング」ベスト20にも、かわいらしい絵のスタンプがズラリ。「ゴミ出しありがと」といった日常のささいなやりとりがスタンプになった「ママからパパへ日常スタンプ」(wacca works)や、「たのむ…こづかいあげてくれ」など夫側の気持ちをピックアップした「ママきいて!!」(KID-MAMA)などがランクイン。言いにくい言葉もかわいらしい絵でフォローできるのがポイントといえそう。夫婦なんだから言葉にしなくてもわかっているはず、というのは大間違い。普段恥ずかしくて言えない感謝の気持ちや、ちょっとした不満も相手に伝えてこそ夫婦というもの。言葉では伝えづらいことも代弁してくれるLINEスタンプを使って、夫婦の絆をより深めてみては?
2014年11月22日●トリック・オア・トリート!「住みたい街ランキング」でいつも上位に名を連ねる街、東京都の吉祥寺。男女を問わず、働き盛りの20代から40代、50代~60代のシニア層にも熱い注目を集めている。その吉祥寺で10月29日から31日の3日間、「吉祥寺ハロウィンフェスタ2014」が開催された。ハロウィンといえば、もともと秋の収穫を祝い、悪霊を祓う宗教的な意味合いの行事が起源といわれている。現在のスタイルのように、子供たちが思い思いの仮装をして「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ!)」の合い言葉でお菓子をもらうようになったのは、アメリカで民間行事として定着してから。日本でもハロウィンの風習が定着しつつあるが、どちらかといえば仮装をして、非日常的時間を多くの人々と楽しむスタイルが多いように見て取れる。そんなハロウィンを地域活性化の一助とする活動が、今回取材した「吉祥寺ハロウィンフェスタ」だ。吉祥寺ハロウィンフェスタは3年前の2012年に始まり、吉祥寺活性化協議会と協力しながら、地域に根付いたイベントとして規模を年々拡大している。しかも驚くことなかれ。このイベント、主催者として中心で活動しているのは、子を持つ母親、つまりママさんたちなのだ。吉祥寺を中心に各種イベントやワークショップを開催している非営利団体プレシャスネットが中心となり、吉祥寺の商店会や地元住民とも協働。地域活性化や、ママさんたちの活躍の場を創出する試みのひとつが、吉祥寺ハロウィンフェスタというわけだ。●吉祥寺の街はちびっ子とママさんで埋め尽くされた○吉祥寺の街はちびっ子とママさんで埋め尽くされたイベントの最大の目玉は、参加者が創意工夫を凝らした仮装に身を包み、街を練り歩く「キッズパレード」だろう。吉祥寺の目抜き通りである商店街サンロードを経て駅前のロータリーを通過し、平和通りを目指すパレードとお菓子ラリーには、なんと1,000名以上ものちびっ子やママさんが参加。今回はパレードを一層盛り上げるため、パーカッションによるリズムセクションを加えており、大いに賑わった。○ちびっ子の本命は「お菓子ラリー」また、ちびっ子にとっては「こっちが本命!」というイベントが「お菓子ラリー」だ。要はスタンプラリーなのだが、その規模の大きさに、「本当にママさんたちだけで準備したの!?」と驚かされる。吉祥寺の大型店舗はもちろん、商店街の八百屋さんにいたるまで、101店舗という驚異的な数の店舗が、このスタンプラリーに協力している。参加者は、事務局によって指定された10店舗を巡り、「トリック・オア・トリート!」の合い言葉とともにスタンプを集めていく。スタンプ設置の各店舗が趣向を凝らした「ご馳走」をプレゼントするとあって、みな真剣に、そして楽しみながら、吉祥寺の街を散策する姿がそこかしこで見られた。●カシオのスタンプメーカー「pomrie」が活躍した、お菓子ラリー○カシオのスタンプメーカー「pomrie」が活躍した、お菓子ラリー今回、この「お菓子ラリー」を運営するにあたり、プレシャスネット代表の齋藤理恵子さんは、カシオ計算機のスタンプメーカー「pomrie」(ポムリエ)に白羽の矢を立てた。というのも、以前からpomrieを使っているそうで、その便利さや簡単さをよく知っていたからとのこと。そこで齋藤さんは、カシオ計算機にイベントへの協力を打診。カシオ計算機も「子供の笑顔につながるのであれば」と快諾し、pomrie本体や消耗品類(スタンプキットなど)を提供した。スタンプラリーでキモとなるのが、参加店舗に対して、決められたスタンプを用意・配布すること。「え、それがそんなに重要なの?」という声も聞かれそうだが、吉祥寺ハロウィンフェスタのように、10種類のスタンプ(1店舗に1種類)を101店舗に配布するというのは大変だ。万一の紛失や破損を考えて予備スタンプも必要なので、コスト面だけでなく、それだけのスタンプを必要な個数だけ集めるのが非常に難しい。「pomrieならスタンプを必要な種類、必要な数だけ作るのもカンタン」と齋藤さん。また、「スタンプの作成は、本イベントに参画してくださったママさん方たちにお願いしたんです。しかも、スタンプの作り方を一度説明しただけで、皆さん理解して楽しんで作成できました」(齋藤さん)と、pomrieの簡単な操作方法やスタンプの作りやすさに太鼓判を押していた。ちなみに、pomrieで作るスタンプの「印面」データは、スマートフォンのアプリで簡単にデザインして、そのままpomrie本体から出力できるのだ。pomrieには、自分で撮った写真をスタンプにする機能もあるので、子供の顔やペットの写真を使って、オリジナルのスタンプを手軽に作れる。「年賀状を彩るアイテムや、日々の生活でよく使う定型文、例えば住所や名前をひとつひとつ手書きする手間を省けると、主婦ならではのアイデアも飛び出した」と、齋藤さんは笑顔で語ってくださった。○吉祥寺を代表するイベントへ。これからのママさんたちの活躍に期待!きっかけは「娘の仮装を披露する場を作りたかった」とおっしゃる齋藤さん。ハロウィンを契機に、地元・吉祥寺の活性化や、地域と住民の絆の醸成に、吉祥寺ハロウィンフェスタは大きな役割を果たしたといるだろう。そして、齋藤さんらプレシャスネットが目指す「子を持つ母親の活躍の場を創出する」という想いにとっても、吉祥寺ハロウィンフェスタの盛況は大きな成果だったのではないだろうか。今後、吉祥寺を代表するイベントとして、地域ぐるみで発展していきそうだ。
2014年11月21日マイナビニュースで好評連載中の1コマ漫画「くまにっぽう」のLINEスタンプ「くまにっぽうのベア」がリリースされた。価格は100円(LINEコインでは50枚)。今回リリースされたのは、漫画「くまにっぽうのベア」の主人公・マイナビベアをテーマにしたクリエイターズスタンプ。LINEスタンプの定番である使いやすいポーズや表情を収録するほか、漫画の中に登場したシーンも採用した。また、LINE STORE上では「日本語」、「英語」、「韓国語」、「簡体字」、「繁体字」の5カ国語に対応。それを受け、作者の平尾リョウ氏は、スタンプ用のイラストに文字を入れることは極力控え、グローバルに使えるようなデザインを心がけたということだ。
2014年11月14日ドワンゴは、ブサかわ秋田犬・わさおのLINEスタンプを発売する。ブサかわ秋田犬・わさおは、モジャモジャのライオンのような毛並みとつぶらな瞳が特徴。写真集を発売したり、映画出演もするなど、活躍の場を広げている。このほど発売するLINEスタンプは、愛嬌(あいきょう)あるたたずまいはそのままに、わさおの趣味や性格を表すイラストやコミカルなもの、様々なシチュエーションで使える感情表現など、40種類がセットになっている。発売は11月中旬を予定している。価格は、LINE WEB STOREで100円(税込)、スタンプショップ(iOS、Android)で50LINEコイン。スタンプ40種は「特設サイト」で確認できる。
2014年11月13日神奈川県横浜市に7月にオープンした「Bar Ofen(バー オーフェン)」はこのほど、16種類のウイスキーをスタンプラリー形式で飲み比べることができる「ウィスキーラリー」を期間限定で開始した。同店は、横浜駅西口から徒歩5分の場所にあるオーセンティック(正統派)なバー。ウイスキーは多彩な品ぞろえで、ボトルの数は400本にもなるという。ウイスキのーほかに、旬のフルーツを使ったフルーツカクテル、毎週パリやミラノなどから空輸で届く農家の手づくりチーズや、国産野菜にこだわったフードメニューなどを提供している。現在開催している「ウィスキーラリー」は、期間中に対象の全16種類のウイスキーをスタンプラリー形式で飲み比べるイベント。1杯注文するとスタンプカードに押印し、全種類のウイスキーを飲み終えると、もれなくバカラ社製グラスをプレゼントする。対象ウイスキーは、日本のウイスキー「響17年」や「白州12年」のほか、スコッチウイスキーのスタンダード「マッカラン12年」、「ボウモア12年」などをラインアップした。そのほか、「カナディアンクラブ12年」「メーカーズマーク」など、アメリカ、カナダ、アイルランドのウイスキーも楽しめる。開催期間は、11月5日~12月30日。グラスは、2015年1月14日~2月28日の期間にプレゼントする。
2014年11月06日ジャストシステムは、LINEスタンプを利用しているユーザー対象とした「LINEクリエイターズスタンプに関する調査」を実施し、その調査結果レポートを発表した。今回のアンケートは、ジャストシステムが提供するセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、LINEスタンプを恒常的に利用している10代~60代の男女1,902名を対象に、10月24日~10月27日にかけて実施されたもの。このたび発表された調査結果の概要として、LINEクリエイターズスタンプの「購入経験がある」と答えた人は26.8%、「知っているが、購入した経験はない」人は42.8%と回答。クリエイターズスタンプの認知度は約7割で、4人に1人は購入経験があるなど、クリエイターズスタンプが多くの人に浸透してきていることがわかる。スタンプクリエイターにとって注目なのが、「LINEクリエイターズスタンプ制作を外注できるサービスがあった場合利用してみたいと思いますか?」という質問だ。これに対し「是非利用したい」が26.0%、「どちらかと言えば利用したい」が36.7%と、6割以上の人が制作代行サービスを利用してでもクリエイターズスタンプを作ってみたいと考えていることがわかった。一方で、「外注制作費がどの程度であれば、利用してみたいと思いますか?」の問には、「1万円未満」が60.5%、「1万円程度」が16.9%、「2万円程度」が12.8%と、2万円程度以下という回答が9割以上を占めたのは、クリエイターにはシビアな結果と言えるだろう。なお、アンケート結果の詳細資料は、同サービスのWebページよりPDF形式(全15ページ)でダウンロードできる。
2014年11月05日こんにちは、ぽこひろです。使ってますよね、LINE。おそらく、女子のみなさんにとってあるあるなのは、なぜか不意にスタンプだけを「ポンっ」と送ってくる男子の存在。「キャハハハハー、わかるわかるぅ!」そんなふうに思ってこの記事を見てくれたのでしょうね。今回は、その謎を解き明かすことを目標に20代男子30人を召喚。「LINEでスタンプだけ送る男子の本音」について語ってもらいました。■1.話題はないけどトークしたい「単純に、好意があるんだと思う。俺もたまにするし。とりあえず何か送ってトークを始めたいんだけど、毎日毎日そんなに話題ないしな。メールだったら『今何してた?』て感じだと思うよ」(大学生/20歳)なるほどなるほど、やはりこれが一番あるでしょうね。女子のみなさんも期待しているところでしょう。この、かまってちゃん的なスタンプの使い方ですが、興味もない男子からくるとウザいですよね。そんなときは、永遠にスタンプ1個だけを返し続けましょう。■2.新しく買ったスタンプの試し打ち「買ってみたスタンプって、リストは見れるけど小さくてよくわからないから、使ってみないとだよね? それを毎回する相手ってのが決まってる。スタンプ来るって、それなんじゃないかなぁ(笑)」(金融/26歳)おぅふ・・・・・・。なんなんでしょうかこの落差。好意を向ける相手から、単なる試し打ちの実験台に一挙降格。しかし、見分け方は簡単ですよね。同じキャラクターのスタンプが一覧ドバーっと送られてきたら、「あぁ、新作買ったのね・・・・・・」と考えるべきでしょう。■3.暇すぎる「たんに暇なだけっしょ。何も深い意味なんてないはず。まあ、だから返したければ好きに返信すればいいし、無視したかったらすれば? て感じでしょ」(SE/26歳)世の中の森羅万象に何がしかの意味を与えたくなるのがわれわれ人間です・・・・・・。そしてそれはたかが一個のLINEスタンプとて同じ。そもそも、真意なんてないのかもしれません’(この記事の存在意義が・・・・・・)。■4.スタンプトークが好きだから「真意というか、普通にスタンプで会話するの好きなんだよね。だからたまにスタンプだけで送っちゃう。まあ、誰にでも送るってわけじゃないだろうし、その意味ではある程度は好意を持ってる人に送るんじゃないかな」(大学院生/25歳)スタンプはいまや数え切れないほどの種類があって、ユーザーが作るものまであるようですね。たしかに飽きが来る前にどんどん次のが生まれる現状ですから、スタンプでのラリートーク好きがいるのもうなずけます。■5.センスがいいと思われたい「女子が『かわいい!』って気に入りそうなやつを買って、使う。単純に言えば、好きな子に食いついてほしい」(大学生/21歳)1番のと少し似てますが、これはスタンプを使って自分の魅力をアピールする感じですね。「どう、俺の車、いいっしょ?」的な感じでしょうか。果たしてスタンプごときでセンスを評価してもらえるのかは謎ですが、その女子が好きなキャラクターとかならきっと盛り上がるでしょうね。■おわりにいかがでしたか?みなさんも今後、男子から謎のスタンプオンリー攻撃がきたら、この中のどれかと思っていいはずです。でも、せっかくなら1か5がうれしいですよね。どうか2ではありませんことをお祈りさせていただきます。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2014年11月01日トランスコスモス子会社のLeonis&Co(レオニス)はこのたび、オムニチャネルマーケティングシステム「OFFERs」に、スマートフォン画面へ直接押すスタンプを使った「スタンプラリー」機能を追加し、10月30日よりサービス提供を開始する。「OFFERs」とは、ターゲットユーザーのスマートフォンに対して、クーポンやレコメンドなどOne to Oneでのオファーを配信・管理・分析が可能なマーケティングソフトフェア。今回新たに追加する「スタンプラリー」機能は、紙のスタンプラリーと同じオペレーションになっており、スマートフォンの扱いが不慣れな人でも、気軽に参加できる仕様となる。同機能の導入第一弾として、10月30日から開催される「SHIBUYAイタリアフェスタ」にて「スマホスタンプラリー」を実施。キャンペーン期間中に、東京都・渋谷の東急百貨店3店舗のチェックポイントに設置されたスタンプを、東急百貨店スマートフォンアプリ内の「オファー機能」から開いたWebページ画面に直接押すことでスタンプが完了し、3つのスタンプをすべて集めた参加者には、「3店舗の食料品フロアなどで使える200円の金券」をプレゼントするという。
2014年10月30日今や、メールよりもLINEでやりとりするほうが多いという人もいるかも。そしてLINEに欠かせないのがスタンプ。急いでいるときはもちろん、ちょっとしたニュアンスを伝えたいときなど、上手く利用すると会話が弾むうえ、気持ちも伝わりますね。でも、いつも同じスタンプでは物足りないという人もいるのでは?そこで注目したいのが、 「LINE Creators Market」 。「LINE Creators Market」は世界中のLINEユーザーがクリエイターとなって、LINEスタンプを制作・販売することができるプラットフォームです。9月末時点で、登録クリエイター数は23万人、登録スタンプ数は5万セット以上となりますます盛り上がりをみせています。クリエイターは「LINE Creators Market」で自作したスタンプ「クリエイターズスタンプ」を、「LINEウェブストア」やLINEアプリ内の「スタンプショップ」で、1個100円で販売することができます。自分でスタンプが作れるうえに、それが売れるなんてとっても楽しそうですね。さらに、スタンプ販売額の50%がクリエイターに分配されるから、お小遣いも稼げちゃう!?とは言っても、イラストに関しては全くの素人の自分でも、スタンプを売ることができるのかちょっと不安ですよね。そこで、実際にスタンプを販売しているという30代の専業主婦のOONOOさんに話を聞いてみることに!■LINEスタンプをつくろうと思ったきっかけは?「今まで 落書き程度には絵を描いていましたが、旦那さんがこんなのあるよと声をかけてくれたのがきっかけです。ちょうどそのタイミングで子育てに慣れ自分の時間が作れるようになっていたのでやってみようと思いました。スタンプは私たちの住むマンションの住人たちがモデルになってたりもしますが、内緒です」■スタンプが世に出てどう感じましたか? スタンプを発表する前と後ではなにか気持ちや環境の変化はありましたか?「自分の絵が商品になることと それを購入してくれる人がいるということが初めてなのでとてもうれしくてドキドキしました。友人の友達が購入してくれたよと知らせを聞くとありがたいな と思いますね。あと、スタンプを作ってみましたとママ友との会話のきっかけになったりしました」■ひとりのLINEユーザーとしてお気に入りのスタンプ、個性的なスタンプがあれば教えてください。「“きょうの猫村さん”“楳図かずお恐怖スタンプ”は好んで使っています」■スタンプを作ってみたいと考えているウーマンエキサイト読者に向けてのメッセージをお願いします!「自分の使い勝手の良いスタンプって実はあまりないと思うので作ってみるといいと思います。今じゃ私は自分のスタンプばかり使っています」こうしてお話を聞いてみると、落書き程度に絵を描いてた延長線上でもスタートできるようですね。こんなスタンプがあったらいいのにというアイデアがあれば、ぜひチャレンジしてみては?OONOOさんのようにいろいろな人が自作のスタンプを販売しているから、「LINE Creators Market」は販売スタンプ数がなんと2万2千セット以上(10月22日時点)。これだけあれば、きっと自分にぴったりのスタンプが見つかるはず。人と違う可愛いスタンプが送れると何だか嬉しくなりますよね。自分だけのスタンプを作って販売したり、人とは違う個性的なスタンプを探して買ったり、「LINE Creators Market」を活用すれば、もっとLINE生活が楽しくなりそうです。ぜひチェックしてみて。・LINE Creators Market 公式サイト OONOOさんのスタンプは こちら から購入できます
2014年10月24日LINEは、LINEスタンプ制作をテーマにしたドキュメントバラエティー番組「クリエイター創出ドキュメント ムチャブリ!スタンパー!!」をスタートすると発表した。放送局はフジテレビ(関東ローカル)。初回放送日は11月3日。放送時間は毎週月曜日 25:00~25:30(初回のみ25:10~25:40)。同番組は、スチャダラパーのBose、YOU、フジテレビアナウンサーの三上真奈をメインMCに、映画界や音楽界、お笑い界など各界の重鎮を毎回ゲストとして迎え、「LINE Creators Market」でのLINEスタンプ制作をテーマに展開するバラエティー番組。スタンプを制作する「スタンパー」として、知られざる才能を持つタレントやクリエイターが登場。MCや「重鎮ゲスト」から"ムチャブリ"されたスタンパーが、街で出会った人や発見したコトからインスピレーションを受けてスタンプ作りに挑戦していく様子を、ドキュメンタリー風に紹介するという。第1回の「重鎮ゲスト」は水道橋博士。「スタンパー」として登場するお笑いコンビ・ハライチのふたりが東京都・板橋区の下町商店街を巡り、街の人と澤部氏が触れ合う様子を、絵が得意な岩井氏が次々とスケッチし、スタンプ化していくという。なお、11月3日の放送開始に先駆けて開設されたLINEの公式アカウント(LINE ID:@muchaburi.stamper)を通じて、番組の最新情報が届けられるということだ。
2014年10月23日誰でもLINEスタンプを制作・販売できる「LINE Creators Market」。このプラットフォームが立ち上がったことで、これまでの企業主体のLINEスタンプには見られなかった、個性豊かな「クリエイターズスタンプ」が数多くリリースされています。この連載では、人気を集めているオリジナルのLINEスタンプを生み出したクリエイターたちに、スタンプのコンセプトや制作時の具体的な作業量、そして売り上げなどを聞いていきます。今回は、「かわいい」ものが中心の動物系スタンプの中では異色のシュールなテイストで人気を博したスタンプ「クマ・サピエンス」を手がけたkumasapiensさんにお話をうかがいました。――最初に、プロフィールと普段のお仕事内容について簡単にお教えください。kumasapiens(クマ・サピエンス)です、よろしくお願い致します。普段は、昼寝をしたりネットを見たりしてたら1日が終わるクマ。あと納豆が好きです。――プロフィールに付随して、スタンプや普段のイラスト制作時の作業環境についてお教えください。パソコン:デスクトップパソコン(よくわからない)使用ソフト:Pixia ver.5.20b使用デバイス:WACOMのペンタブレットPTZ-630/G0――「Line Creators Market」でスタンプを制作・販売しようと考えたきっかけは?「クマ・サピエンス」を手っ取り早く知ってもらえるかもしれない、という思いから。――リリースされたスタンプのコンセプトをお教えください。クマ・サピエンスは、考え方や姿勢、スタイル、ディテールにおいて、人間に新しい価値をもたらすクマです。言葉には言い表せない事を表現したかったので文字をあまり入れませんでした。個々の思考、ライフスタイルによって使っていただければと思っています。――ラフ段階では全部で何案ほどスタンプ用のイラストを制作されましたか?ほとんどがもともと一枚絵として出していたもので、スタンプ作成にあたって新しく描いたのは5、6枚程度です。――スタンプを作るにあたって、イラストを描く時とは異なる工夫をした点を教えてください。とくにないクマ~。――利用した人から「これは便利!」と言われるスタンプの絵柄は?残念ながら便利と言われたことがないクマ。――ご自身で特に気に入っているスタンプの絵柄はどれですか?しゃがんで球体を触っているクマ。――「LINE Creators Market」では等身が高めのキャラクターはあまり推奨されていませんでしたが、クマ・サピエンスはかなりスタイルが良く、等身も(動物キャラクターのLINEスタンプの中では)かなり高めです。こうしたキャラクターデザインにした理由は?人らしさを表そうとしたため。――LINEスタンプには「壁からのぞきこむ」、「紙吹雪と喜びの表情」など、ある程度定番の絵柄がいくつかありますが、クマ・サピエンスはそうしたパターンに全くとらわれない絵柄ばかりです。LINEスタンプの定型にとらわれず、こうしたイラストをスタンプにしようと思ったのはなぜですか?そういうスタンプはもうごまんとあるし、「この状況だからこれ」というのにとらわれないで使ってもらえれば、と思いました。――スタンプを作ったことで変化したことはありますか?母とのLINEでのやりとりが増えた気がします。――これまでのスタンプの売り上げをお教えください。わら納豆1万個分ぐらいクマ。――最後に、これからスタンプを作るクリエイターに向けて、ひとつだけ「スタンプ作りのTips(豆知識)」を教えてください。「YES」、「NO」などのオーソドックスなスタンプはあった方がよいかもしれません。
2014年10月20日カシオ計算機は、オリジナルスタンプメーカー「pomrie」向けの新しいイラストやフレーム素材として、2015年の年賀状にふさわしいスタンプ絵柄「お正月2015」の無料ダウンロード提供を10月20日より開始する。pomrie(ポムリエ)は、パソコンやスマートフォンを使ってさまざまなオリジナルスタンプを手軽に作れるスタンプメーカー。印面を作るアプリには、ベーシックなスタンプ素材が約700種類も内蔵されており、好きな絵柄を選ぶだけで簡単にスタンプを作成できる。さらに、手描きのイラストや、顔写真をエフェクト変換して、オリジナルスタンプを作ることも可能だ。ラインナップとして、Wi-Fi(無線LAN)接続とUSB接続に対応した「STC-W10」、USB接続に対応した「STC-U10」の2モデルを用意している。今回のダウンロード素材では、2015年の干支である「未(ひつじ)」のイラストをはじめ、賀詞や年賀状にふさわしい飾りフレームなどを追加。既製のイラスト入り年賀ハガキや、プリンターで作成した年賀状に、pomrieで作成したスタンプを加えることで、手作り感あふれる年賀状にできるとしている。
2014年10月17日