全世界公開を控える『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観た。素直に「最高のフィナーレ」だった。歴史を誇るサーガの完結編、という看板に正直身構えてもいたが、結果的に42年の時を経て「シリーズ最高傑作」と心から言えるのがうれしい。以下、本稿では『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の見どころをネタバレなしで紹介する。本作の最大の魅力はズバリ…「面白い!」ということに尽きる。そりゃ、そうでしょという気もするが、これまでの伏線を回収しつつ、スピーディな展開で新たな発見と興奮が毎秒、毎分押し寄せる。躍動するキャラクターたちと同期した、スリリングな語り口は、再登板となったJ.J.エイブラムス監督の真骨頂だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のテンポ感がよみがえっている。本作のキーワードを挙げるとすれば「希望(Hope)」だろう。人々を駆りたて、勇気づける魔法の言葉であると同時に、ときに失望や絶望にも転じてしまう目に見えない力。まるでフォースだ。もちろん、希望という言葉は、原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に呼応しており、ついにシリーズ全体が希望という輪で結びついた。美しい光景である。■やはり“異端児”『最後のジェダイ』は必要だったその上で、シリーズ史上最も賛否が分かれた前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、やはり必要な存在だったと断言したい。ライアン・ジョンソン監督が、フォースやジェダイといった“聖域”に鋭くメスを入れ、切り開いた伝説の新たな可能性。それをJ.J.エイブラムスは見事に継承し、活かしきっている。この継承もまた、『スター・ウォーズ』にとって重要な要素だ。確かにピュアで無邪気な『フォースの覚醒』に比べると、『最後のジェダイ』はまるで反抗期に突入したティーンのようでもあった。だが、シリーズの“異端児”として「そもそも、ジョージ・ルーカス抜きで『スター・ウォーズ』映画を作る意味ってあるの?」という疑問に真正面から取り組んだのも事実。だからこそ、『スカイウォーカーの夜明け』には、ある種の成熟が感じ取れるのだ(それはキャラクターの成長とリンクしている)。■「旧三部作」と「新三部作」の和解、9作品で“ひとつの家族”ご存知の通り、『スター・ウォーズ』はルーク・スカイウォーカーの冒険と成長を描いた「旧三部作」、ルークの父親であるアナキン・スカイウォーカーが暗黒面に落ちる宿命を掘り下げた「新三部作」、そして2015年に幕を開けた「続三部作」という9つのエピソードで構成されている。世代や好みの違いによって、これまで「旧三部作」と「新三部作」の間には少なからず分断・断絶・確執があった(前者は昭和、後者は平成に製作された)。そして、令和元年にスクリーンに躍り出た『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、「旧三部作」と「新三部作」が投げかけた問いに真摯に答え、スカイウォーカー家の運命に見事な決着をつけることで、両者を含めた全9作品を“ひとつの家族”にまとめ上げた。親子の問題を、孫世代である「続三部作」が和解させたのだ。この意義は大きい。ファンもまた然り。『スター・ウォーズ』は常に最高だったが、それゆえ求める“希望”も人それぞれ。だからこそ、新作が公開されるたびに賛否・議論・考察が白熱するのだが、そんなコミュニケーションを通して、わたしたちは“ひとつの家族”として、血に勝る絆を深めた。『スター・ウォーズ』が現代の神話といわれるゆえんだ。フォースと共にあらんことを!『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日映画ファンのみならず、誰もが認める映画史に残る超人気シリーズ『スター・ウォーズ』が、この冬ついにフィナーレを迎える。ジョージ・ルーカスが生み出した伝説は、数十年の時を超えてJ.J.エイブラムス監督(「フォースの覚醒」)、ライアン・ジョンソン監督(「最後のジェダイ」)に引き継がれ、まったく新しい『スター・ウォーズ』として始動した。新たな三部作は“思っていたスター・ウォーズと違う”として、ぱっくり評価も割れ、激しい議論を巻き起こしたこともあったが、泣いても笑っても本作で最後。手放しで激賞するも、厳しく文句をつけるも、今後はもう列島熱狂のイベントはやって来ない。この、公開直前爆速レビューも最終回だ。ズバリ、完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)は、ちょっとでも何か言うとネタバレになりそうな、情報過多な内容だった。受け止めたい情報量が多いだけでなく、テンポも速く、あっという間に2時間22分が過ぎ去っていく(やや大げさではあるが)。大変気を使う完結編であるが、この点、もともとエイブラムス監督は“ファンが待っているもの”を無難にブチ込んでくるテクニックに長けているため、今回はどうなんだ……と明かすこともネタバレと言えばネタバレであり、そこで映画を鑑賞するにあたり、3つのポイントに絞って(途中レビューでもなんでもない、鑑賞する上での準備・心構えもあり)お役立情報をお知らせしたいと思う。それも嫌、まっさらな状態で観たいという人はここで離脱を。○【1】過去作の鑑賞をぜひ! 7と8だけでもまず前提として本作は、2000年代の3部作、42年間の9部作の最終章で完結編であり、過去作を踏まえていないわけがない。エイブラムス監督も「終わりの終わりは比較的ラクなもので、終わりの頭が、元になるところが非常に難しかった」と言っていただけあり、過去作を踏まえていないとお楽しみ半減と言っていいだろう。その一方、「知らない人が観ても、ちゃんと独立した作品にしたかった。まったく知らない人でも楽しめるようなね」とも言っていたが、大変僭越ながら、それは一個の映画として、娯楽作として楽しめる(アクションがスゴイ! とか)ということであり、本質的なSW味を享受できるものではないと筆者は思う。今から過去8作のマラソンはしんどかったら、7と8だけでも観てから出かけてみてほしい。○【2】集大成の多幸感受け止める気持ちも重要!?次に心構え。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は完結編とうたっているだけに、誰が何を言おうと完結に向かって進行する映画である。つまり、そこにはスカイウォーカー物語の42年間をしめくくるドラマがあるわけで、すなわち(いろいろな意味で)感動要素があることになり、SWファンであれば幸せな気持ちになるというものだろう。取り急ぎ1回目を観た直後で冷静な判断がしかねる脳状態ではあるものの、筆者は本音でおおむね満足いく展開だった。「満足しよう」と思う心が大事なのかもしれないが、前述のエイブラムス監督の“ファンが待っているもの”をどうぞどうぞ! の連続ビームにやられてしまったこともまた確かである。やがて時間が経ち、冷静になった時に評価が変わってくることもあるかもしれないが、それはどの映画でもあり得ることなのでここでは考えない。○【3】ネタバレを避けたい! 最大限の対策をネット記事で何を言っていると思われるかもしれないが、本作は完結編ということもあり、鑑賞前に知ってしまうと感動が半減する要素が山ほど出てくる。この記事が世に出る頃にはレビューや感想投稿なども山ほど出てくるが、その数に応じてネタバレの危険度も上がるというもの。ここはぜひ、映画館で観るまで好奇心に負けて情報収集しすぎないなど自衛を講じたいところ。それと、映画館も朝イチの上映会がおすすめだ。フォースの覚醒の時、劇場を出てくる観客の感想でネタバレを食らったという前例もあり、十分な注意を払いたい。たとえば「ミッキーマウスがさあ!」「ミッキーマウスがねえ……」というキーワードの感情的な言い方が耳に入っただけでも、カンがいい人はある程度の予想がついてしまうので、本当に気をつけてほしい。今回は42年続いたサーガの終焉であり、ファンにとって満足のいく終わり方になっていると言っても、そう思わない人ももちろんいることだろう。であれば、ここは心構えとして作品の質を評価してやろうと思って臨むのではなく、自分にとってどういう内容であれ、さようならやありがとうを言うために映画館へ足を運ぶくらいの気持ちのほうが、ストレスフリーではなかろうか、ということを最後に提案したい。ちなみに東京ディズニーランドのアトラクション「スターツ・アーズ」も毎度おなじみ、最新映画バージョンに公開日以降変わるので、完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』とともに年末年始の遊びの二大予定にしてみては?(C) 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日ついにアメリカで行われたプレミアで初披露され、日本でも20日(金)から『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開になる。9つのエピソードで描かれた壮大なサーガはどんな物語で完結を迎えるのだろうか? 公開を楽しみに待っている人のために具体的な内容には可能な限り触れずに紹介する。本作は2017年冬に公開された『最後のジェダイ』に続く物語で、スカイウォーカー家の最後のエピソードだ。銀河の自由と平和を守るジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーの下で修行を積んだ女性レイと、ルークの父アナキン・スカイウォーカー=ダース・ベイダーを祖父にもつカイロ・レンはお互いに通じ合うものがありながら、悪の道を共に歩もうと手を差し伸べるカイロの誘いをレイは拒絶した。しかし、カイロが所属する悪の組織ファースト・オーダーの力は強大で、レイたちレジスタンスは窮地に陥っている。幼い頃に両親とはなればなれになり、両親に会いたい一心で数奇な冒険をすることになってしまったレイはこの先、どこへ向かうのか?これから映画が公開になるため、その内容は一切、明かせないが、本作は三部作の完結編であり、壮大なシリーズの最終章だけに過去で描かれた様々な設定やキャラクター、テーマが全編に渡って展開され、観客がアッと驚くサプライズが随所に仕掛けられている。レイを主人公にした三部作は彼女だけでなく、カイロ、ポー、フィンら主要なキャラクターがまだ成長途中で、それぞれに問題を抱えているが、最新作では主要なキャラクターの間で起こる”化学反応”が前2作以上に重要な要素として描かれる。レイ、フィン、ポーはいつしか仲間を超えた家族のような存在になり、共に助け合い、戦う中で確かな絆を築き上げていく。レイとカイロは対立し、一騎打ちを繰り広げる相手でありながら、カイロはレイを自分の世界に引き込むことを諦めていない。そしてレイは自分が何者なのかわからず、カイロを、そして何よりも自分自身に恐怖を感じている。彼らの関係は物語が進むにつれてこれまで以上にダイナミックに変化し、それぞれのキャラクターが相手との関係性の中で成長を遂げていく。そして、映画ではこれまで明かされてこなかったいくつかの謎がついに明らかになる。レイはどこからやってきたのか? カイロはどこへ向かうのか? レジスタンスはこのまま敗北するしかないのか?ポイントになっているのは、本シリーズが血でつながったスカイウォーカー家の物語を描きながら、同時に自身の血やファミリーツリーに抗うキャラクターを描いてきたことだ。思い返せば、一番最初に公開された『スター・ウォーズ』の主人公ルークは辺境の惑星で暮らす何も持たない青年だった。彼は育ての親を失い、数々の危機を乗り越えて帝国軍の要塞デス・スターを破壊することに成功する。しかし、物語が進むにつれて、彼にはフォースの強い家の血が流れていることが明らかになる。そして自分の父が銀河を恐怖で制圧するダース・ベイダーであることも。ルークの中にはベイダーの血が流れている。銀河を支配する皇帝はルークに父と共に悪の道に進めと誘う。しかし、ルークは先天的に与えられた素質よりも、自分が今なにをするべきかを自分で選択して、ジェダイの騎士で居続けることを選ぶ。かつてベイダーはアナキンと呼ばれ、強いフォースを発揮できそうな血が流れた有望な少年だった。しかし、彼は執着や恐怖を克服することができずに暗黒面に堕ちてしまった。スカイウォーカーの一族には同じ血が流れている。しかし父と息子は正反対の選択をした。そこにどんな血が流れていようとも、先天的にどんな素質が備わっていようとも、人は自分のした選択によって進むべき道を見出していく。先にも述べた通り、最終作ではレイの過去が明かにされる。多くのファンもそのことが気になっているはずだ。しかし、それよりも大事なのは、レイが何を選択するか? ではないだろうか。本作の脚本家チームはそのことを重視しており、様々な謎が解き明かされる中で、その真実に対してキャラクターがどのように振る舞うか? に物語のピークポイントを置いている。誰もが親から生まれた。人は生まれた時から何かを引き継いでいる。でも、それよりも大事なのは、自分が何を選ぶかで、もし自分がどこから来たのかわからなければ、自分の行動と選択によって作り出せばいいのではないか?三代に渡るスカイウォーカー家の物語は、血のつながりを描きながら、同時に先天的に備わった素質や、生まれた時から背負ってしまった宿命を乗り越えて、自分で自分の道を選びとっていこうとする想いの強さを描き出す。レイはすべてを知り、自分がどこからやってきたか知った後で、どのように振る舞うのだろうか? 前2作で積み上げられたあまりにも多い宿題を片付け、2時間22分で完結させようとする最終章は、展開的にかなりアクロバティックな部分や、散らかった状況の“片付け”に苦心していることが伺える部分もあるが、かつて辺境の地でふたつの太陽を見つめていたルークの中に宿っていた強い意思=自分で自分の道を切り拓きたい、という想いはしっかりと引き継がれている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開
2019年12月18日42年にわたり紡がれ、世代をまたいで受け継がれてきた「スター・ウォーズ」がついに完結する『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。そのワールドプレミアがハリウッドにて開催され、ハン・ソロ役ハリソン・フォード、ルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルらレジェンドも参加、さらにスティーブン・スピルバーグ監督も駆けつけた。日本時間12月17日(火)、ロサンゼルスのハリウッドで開催されたワールドプレミアには、先日の来日も大きな話題となった主人公レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックをはじめとするキャスト陣に加え、ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーをはじめ、ケリー・マリー・トラン、ナオミ・アッキー、ケリー・ラッセル、リチャード・E・グラント、ヨーナス・スオタモらの姿も。さらに、この伝説を象徴するルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、『フォースの覚醒』で息子カイロ・レン(=ベン・ソロ)の刃に倒れたハン・ソロを演じたハリソン・フォードが登場。レジェンドたちの降臨に、「スター・ウォーズ」という伝説の結末がついに明らかになる歴史的なイベントは大盛況となった。いま様々な憶測を呼びながら、伝説の結末に熱い視線が送られている本作。そんな歴史的なワールドプレミアを取材しようと全世界から取材陣も集結。会場はイベント開始前からファンたちの熱い熱気に包まれ、キャストやスタッフ陣がレッドカーペットに姿を現すたびに大きな歓声が巻き起こった。中でも、ルークを演じたマーク、ハン・ソロを演じたハリソン、C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムズ、暗黒卿パルパティーンを演じたイアン・マクダーミドらレジェンドの登場は、キャスト陣も驚くほどの最高潮の盛り上がりとなった。デイジー・リドリー、感情的になって「泣いてしまった」「これから、世界中に映画が公開されるのよね、というワクワク感がすごい」と語るデイジーは、周囲から“終わり”について言われることが増え、「私は悲しくて酷いくらい感情的に『うえええーーん』という感じで泣いてしまったの。人々にはこの作品を観てもらいたいけれど、終わってしまうというのは…とても不思議な感じがします」とコメント。「(ライトサイドorダークサイド)どちらのサイドに着くとしても、その一部になりたいと思わせてくれるし、もし観客として観てもその物語の一部になって楽しめる。『スター・ウォーズ』は誰が観ても楽しめる普遍的なストーリーがあると思うの」と語る。「スター・ウォーズ」が愛されてきた理由は「キャラクター」と語るアダムもまた、「(ルーク・スカイウォーカーの)物語は、彼の家族について語り、その家族からは誰も逃れられず、物語はその全てと家族との関わりを描くのです。逃れられないと感じられる運命、そして変えてしまいたいと思う宿命、そしてそこにある大きなテーマ、それらすべてがこの物語を時代とともにある存在にしていると思います」と、物語の普遍性に触れた。「『スター・ウォーズ』の映画には希望がある」とマーク・ハミルルーク役のマークは、ファンに対して「どんなに感謝してもしきれるものじゃありません。彼らは単なるファンじゃなく、もっと家族というものに近い存在なんだ。ファンの方々がいなければ、いま私たちはここにはいないでしょうね」と言いながら、泣きまねで会場の笑いを誘うひと幕も。そして「『スター・ウォーズ』の映画には希望がある。これらの映画が語っているのは、自分に嘘をつかず、自分を信じて、自分だけのためでなく、自分の周りの人々のために行動をすれば勝利を手に入れることができるということ。これはおとぎ話なんです。ただその舞台が宇宙だったんだ」と、レジェンドとしてコメント。C-3PO役のアンソニーは、「ジョージ・ルーカスの行ったすばらしいことのひとつは、この『スター・ウォーズ』をみんなの『砂場』のようなものにしたこと。人々もそれを受け入れて、三世代にもわたって、この『砂場』で遊び、物語を作り、衣装を作り出し、ダークサイドだろうがライトサイドだろうが喜びを共有してきたことです。映画には、みんなのための何かが、誰かがいつもそこにあるのです」と、世代を超えて愛されたシリーズについて語った。さらにこの日は、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、『フォースの覚醒』や『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』の脚本家ローレンス・カスダン、『アイアンマン』『ライオン・キング』ジョン・ファヴロー監督といった名だたるフィルムメーカーたちも続々と来場。「完結した『スター・ウォーズ』を前に、この40年以上の類まれなる旅がもたらしてくれた素晴らしい贈り物への誇りと感謝を感じている」と、シリーズの完結についてコメントしている映画史に名を刻むレジェンド的作曲家ジョン・ウィリアムズも姿を現し、ファンを大いに沸かせた。また、日本からは「スター・ウォーズ」ファンの1人、「Hey!Say! JUMP」の中島裕翔もカーペットゲストとして来場。全世界から集まった熱いファンと共に、完結編の最初の目撃者の1人となった。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、多くの謎を持つ主人公レイに抜擢されたデイジー・リドリー。その後『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、そして最新作にして新3部作のラストを飾る『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でもヒロインを務めたが、いよいよその人物像が明かされるときがきた。本シリーズへの出演は本作が最後というデイジーに、公開直前の心境を聞いた。ほぼ無名の状態から、大抜擢される形で『スター・ウォーズ』シリーズに参加したデイジー。最新作は12月20日に日米同時公開を迎えるが、作品に携わった約6年という歳月について「作品に出演したことがきっかけで、ほかの仕事につながることが多く、いろいろな場所に赴くこともできました。その旅が終わってしまうことは少し寂しい気持ちです」と心情を吐露した。『スター・ウォーズ』シリーズと言えば、映画史上に残る大ヒットSF映画。デイジー自身も「私の人生と『スター・ウォーズ』という映画は切っても切り離せない」と特別な作品であったことを強調すると「映画に起用されたことはもちろんですが、現場での信じられないような貴重な経験は大きな財産になりました。こんな幸運なことはない」と作品との出合に感謝を述べる。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、スカイウォーカー一族の壮大な物語の完結編と位置づけられている。ある意味でこれまで以上に注目を集める作品で主演を務めるというのは、想像を絶するプレッシャーなのではないだろうか――。しかしデイジーは「普通に考えれば、大きなプレッシャーを感じるはずなのに、現場ではものすごくリラックスして臨めたんです」と意外な回答を口にする。その大きな要因となったのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以来の再タッグとなったJ・J・エイブラムス監督の存在だ。「『フォースの覚醒』のとき、監督が『キャスティングが大変だった』と話していたのですが、現場ではすごくオープンに接してくれて、私たちが感じたことを話せば、しっかりと答えてくれる。スムーズに撮影ができたし、遊び心も満載。とても居心地がいい最高の監督です」と称賛は止まらない。また、作品を通してキャリー・フィッシャーさんと出会えたことも、女優という仕事を続けていくうえで、大きな影響を受けたという。「私は現場で『聞きたいことがあるんです!』というようなタイプの振る舞いをしたくなかったので、割とクールに接してしまっていたんです。いま考えると、キャリーにも、ハリソン(・フォード)にも、マーク(・ハミル)にももっと積極的に話をすればよかったなと思うのですが、彼女たちの行動や雰囲気を間近で共有できただけでも、多くのことが学べたんです」としみじみ語る。さらに、デイジー自身がキャリーさんにある企画で、直接インタビューする機会があったというと、そのときのエピソードを披露してくれた。それは『スター・ウォーズエピソードVI/ジェダイの帰還』でのビキニシーンについてだった。「キャリーが映画のなかでビキニを着たことに触れると、彼女は『ほかのみんなが着なくていいように私がビキニを着たのよ』と話してくれたんです。そういう意味でもキャリーは先駆者でした。彼女は遊び心を持ち、聡明かつ謙虚な女性。彼女がいたから私たちもこの作品に続くことができたんです」。映画公開まで作品についての全貌は明らかにされていない。しかし予告編では“仲間”というキーワードが読み取れる。実際、デイジー演じるレイは、仲間たちと共に過酷な戦いに挑むが「まさに“仲間”というのが大きな意味をなす作品です。レイもフィンもポーも、それぞれ仲間がいるからこそ、その力を最大限まで発揮できる。そういう関係性がこの映画のひとつのテーマでもあるのです」と作品を読み解くヒントを与えてくれた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開取材・文:磯部正和撮影:堤博之
2019年12月17日スカイウォーカー家の物語を描く「スター・ウォーズ」完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の吹き替えキャストが明らかになった。今回発表されたのは、完結編を締めくくる11名の日本版声優。フォースを覚醒させたレイ役の永宝千晶をはじめ、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐカイロ・レン役を津田健次郎、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー役を、1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からルークを演じてきた島田敏、人気ドロイドC-3PO役の岩崎ひろし、レイア役は高島雅羅、フィン役は杉村憲司、ポー・ダメロン役は小松史法が続投決定。また、ランド・カルリジアン役には『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のソフト版以来、約20年ぶりに若本規夫が担当する。さらに、本作から新しく登場する未だ謎に包まれた存在、ゾーリ役を、『ワンダーウーマン』ガル・ガドットや「ゴシップガール」ブレイク・ライヴリーなどの声を担当する甲斐田裕子。プライド元帥役を、多くの海外作品で吹き替えを担当する金子由之。悪の根源とも言えるシスの暗黒卿パルパティーン役は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでギブス航海士(ケヴィン・マクナリー)の声を担当する青森伸が本作から演じることに決定した。声優キャストコメント●永宝千晶(レイ役)『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開されてから 42 年。時代、世代を超えて多くの人から愛されてきた作品が完結するということに寂しさを抱きつつも、この歴史に関われたことをとても光栄に感じています。レイがかけがえのない仲間たちと出会い、葛藤を抱えながらも前向きに力強く成長していく姿に、私自身とても勇気づけられました。完結せず、スカイウォーカー家の物語がこの先もずっと続いてほしいという気持ちもありますが…。私たちの記憶にいつまでも残るエンディングを期待します!●津田健次郎(カイロ・レン役)壮大な物語が遂に完結を迎える事は、色んな想いが溢れて上手く言葉に出来ません。最後を迎えることはとてもとても寂しいですが、このシーズンの完結まで参加する事が出来て嬉しく思います。幼少期、画用紙で黒い仮面を作り、棒の切れ端をライトセーバーに見立てて闘っていました。大好きな「スター・ウォーズ」、大好きなダース・ベイダーの流れを汲むカイロ・レンを演じる事の出来る歓びをいつも感じています。強いカイロ・レン、完成されていない不安定なカイロ・レン、どのカイロ・レンも僕にはとても魅力的でした。物語が何処に向かっていくのか?カイロ・レンは何処に向かっていくのか?ファンとして楽しみながら、出来るだけ彼に寄り添える様に演じようと心掛けて来ました。今回の完結編は、物語の完結ではありますが、カイロ・レンの旅の完結でもあります。とても寂しいですが、最後まで一緒に旅を出来た事を嬉しく思います。この壮大なる物語の完結がファンの皆様のご期待に添えるものであります様に。「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が皆様に愛され続けます様に。カイロ・レンが皆様に愛され続けます様に。May the force be with you .●杉村憲司(フィン役)2015 年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から 4 年も経ったのかと思うと、とても感慨深いです。1977 年の初公開から、たくさんのキャスト・スタッフが関わり、40 年以上経っての完結。思いを引き継いでここまで来たのかと思うと、本当に感動します。「FN2187」から「フィン」と名前をもらった時の興奮した表情が印象深かった。一体のストームトルーパーから一人の人間になる。「ファースト・オーダーから逃げたい」という考えから「大切な人を護りたい」という考えに変化していき、どんどん戦士になっていく。僕はフィンと一緒に成長させてもらったと感じてます。ファンの方も納得の結末になっているのではと思います。「フォースの覚醒」から観始めた方も、「スカイウォーカーの夜明け」で初めて観る方も、喜んでいただけたら嬉しいです。●小松史法(ポー・ダメロン役)個人的にですが、こんなにも人気があって歴史ある作品が終わって欲しくないという思いは大いにあります。もっともっと色んな形で続けばいいのになぁと。ポー ・ダメロン役の吹替を務めさせて頂きましたが、毎回違った面が出てきて本当に楽しく、興味深く演じさせて頂きました。たまに「おっ、かっこいいな」と見せるシーンもあれば、しょんぼりげんなりなシーンもあったり、コミカルな部分が出てきたりしてますよね。作品を重ねるごとにポーの魅力が増してきたような気がします。同時にポーを演じるオスカー・アイザックにどんどん惹きつけられていきました。一つのものが終わりを迎え、それが新しい始まりを生み出すのであれば、それはまた新しい世界を僕らも期待していいんじゃないでしょうか。きっとファンの皆様の中にそれぞれの「スター・ウォーズ」があり、終わることのない世界が皆様の胸の中にあり続けることと思います。●甲斐田裕子(ゾーリ役)最新の技術で再現されたジェダイ達の戦い。その夜明けの時に、滑り込みで参加できた事がとても嬉しいです。(ゾーリは)とても魅力的なキャラクターです。最後の締めくくりに相応しい、最新鋭技術の戦いと、42 年分の答えや希望が見られるのでしょうか…早く完成を見たいです!●金子由之(プライド元帥役)僕がこの仕事を始めるずっと昔、少年の頃から、この宇宙の物語に慣れ親しんできました。それが終わりをむかえるなんて寂しいの1語につきます。(プライド元帥は)単純な部下ではなく、その下にもうひとつの顔をもつ魅力的な役です。完結編とは言わず10年後でもいいので、是非復活して物語を紡いで欲しいと切に願います。●島田敏(ルーク・スカイウォーカー役)それぞれのストーリーが見事に紡ぎあい、ピッタリはまって行く興奮と快感に期待したいです。ファンの皆様と同じく、公開日を最大のワクワクドキドキ感で待っています。若きルーク・スカイウォーカーから歳月が流れ、完結編を迎えるにあたって、この超超雄大な作品に携われたことを誇りに思っています。 『スター・ウォーズ』永遠なれ!!!●岩崎ひろし(C-3PO役)いつかその日が来る…とは思っていましたが、やはりとても淋しいです…。でも、また、『スター・ウォーズ』の新たな世界が始まることを信じています!フォースと共にあらんことを!『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のオーディジョンで選ばれてから 20 年、私にとってはなくてはならないキャラクター。大好きです!最近『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では目立った印象がなかったので、今回はC-3POの活躍に期待しています!●若本規夫(ランド・カルリジアン役)長く長くファンに愛されてきた「スター・ウォーズ」シリーズがついに完結すると思うと、泣けてくらぁ。ランド役のビリー・ディー・ウィリアムズさんもまたランド役を演じると聞いた時は、まさかおいらも演じることになるとは思わなかったぜよ。ランド・カルリジアンを再び演じることができて光栄ではあるが、お互いじじいになりましたとさ…。予告編のランドとチューバッカのミレニアム・ファルコンに乗っている姿を見ただけで、当時の記憶がジワァーっと蘇り少年に戻ったような気持ちになったよなぁ。ランドの活躍にもどうぞご期待ください。●高島雅羅(レイア役)ストーリーが終わるなんて信じられません。美しさと力強い性格を持った聡明なレイア姫と呼ばれていた頃から年齢を重ねて、その強さに加え心の優しいチャーミングで思いやりのあるリーダーでありレジスタンスの将軍レイア・オーガナへと…。30 年以上にわたって、この魅力的なキャラクターを演じさせて頂けたことに感謝しています。思い出深く残っているのは、『スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還』で氷漬けにされてジャバ・ザ・ハットに捕らえられていたハン・ソロをルーク達と共に救出する場面です。こういう作品で大好きな、集結して一緒に冒険していくシーンにワクワクしたのをよく覚えています。壮大な冒険を通して、絆が強くなっていく瞬間・瞬間を感じてもらえれば…。そして、出来るならば、ソロやルークや懐かしいキャラクター達との場面を観てみたいです。●青森伸(パルパティーン役)『スター・ウォーズ』シリーズには初めて声優として参加させて頂きますが、パルパティーン皇帝を演じられてとても光栄です。42年に渡り描かれてきた「スター・ウォーズ」シリーズがついに完結を迎えますが、すべての悪の根源であるシスの暗黒卿パルパティーン皇帝が一体どんな活躍を見せるのか?私も最後の「スター・ウォーズ」がどんな完結を迎えることになるのか期待が膨らみ、劇場で観るのを楽しみにしております。日本中のファンからの期待に応えられるよう演じましたので、ぜひご注目ください。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月17日「スター・ウォーズ」シリーズをひと言で説明するならば、銀河を舞台にしたある家族の壮大な愛と喪失の物語だ。その家族とは、最新作にして完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のタイトルにもなっている、ルークやレイアらスカイウォーカー家のこと。これまでに解禁されてきた今作の映像では、まさに“終わりの始まり”を告げるシーンが連続、期待に胸膨らむファンをヤキモキさせている。そこで、12月20日より日米同時公開される(一部劇場では先行公開も)伝説の完結に備えるべく、2015年の『フォースの覚醒』、2017年の『最後のジェダイ』で紡がれてきた物語をスカイウォーカー家を中心にふり返ってみた。※以下『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。孤独なレイの運命的な出会い!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンというJ.J.エイブラムスを監督に迎えた、ディズニー製作の新たな三部作の1作目でエピソード7にあたる。新三部作と呼ばれるエピソード1・2・3(1999~2005)は、アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に惑わされダース・ベイダーへと堕ちるまで、旧三部作と呼ばれるエピソード4・5・6(1977~1983)では、その息子ルーク・スカイウォーカーが父ダース・ベイダーと対決し、救済するまでが描かれた。ところが、『エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後といわれる今作の主人公は、砂漠の惑星でたったひとり、廃品を拾って生計を立てているレイ(デイジー・リドリー)という女性だ。迷子のドロイドBB-8を介してストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と偶然出会ったことで、行方知れずになっている“最後のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を探す旅に巻き込まれていく。世は、かつてダース・ベイダーが君臨した銀河帝国の残党「ファースト・オーダー」と、ルークの双子の妹レイア(キャリー・フィッシャー)率いる「レジスタンス」が新たな戦いを繰り広げているさなかだ。キュートすぎる新ドロイドBB-8が新規ファン獲得に貢献ストームトルーパーの“中の人”を、葛藤を抱えた1人の人間として描いたことも新鮮だったが、自ら追っ手を倒した上「手を放して、自分で走れる」というレイの姿は、現代の自立したヒロイン像としてその後のディズニー作品にも受け継がれていくことになった。また、新登場したドロイドBB-8は、コロコロと転がって猛ダッシュする姿や感情表現が豊かな(?)様子が「かわいい!」と一躍人気となり、新しい層のファン獲得にもひと役買った。カイロ・レン、キライになれない!? 脆弱な悪役が話題にさらに、レイの思いがけない冒険の途中で出会ったのが、かつてルークやレイアと共に平和と自由のために戦ったハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ。「反乱軍の将軍」として知られているハンは、若いレイとフィンに光と闇の両側面を持つフォースやジェダイの存在は、まことしやかに語られる“まやかし”ではなく、全て事実であると告げる。そしてルークが姿を消したのは、新世代のジェダイを育てていたが、ある少年の裏切りがあったためだと言うのだ。その少年の成長した姿が、赤い十字型のライトセーバーを手に、ダース・ベイダーを意識したマスクを被り、冒頭から凄まじいフォースを見せつけるカイロ・レン(アダム・ドライバー)だ。彼の本名はベン・ソロ、レイアとハンの間に生まれたフォースの強いスカイウォーカーの血を引く者で、ダース・ベイダーは彼の祖父にあたる。朽ち果てた“あのマスク”を前に「あなたの始めたことを終わらせる」と意味深な言葉を放ちつつ、「光の誘惑をまた感じてしまいました」と揺れ動く様子も。また、ルークの所在のヒントを知るBB-8を部下が取り逃がしたとわかるや、ライトセイバーを振り回してブチ切れる姿は、圧倒的悪のベイダーとはまるで異なる、脆さのある悪役として注目を集めた。ハン・ソロの旧友であり、ルークのライトセイバーをレイに託したマズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ)が言うように、カイロ・レンが傾倒するフォースの暗黒面は常に姿を変えて存在してきた。シス、帝国、そしてファースト・オーダー。やがてカイロ・レンとの死闘の中でフォースが覚醒したレイは、ファースト・オーダーと対峙するべく、ついにルーク・スカイウォーカーのもとへとたどり着く。新展開が衝撃を呼んだ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)エピソード8にあたる今作では、前作の勝利もつかの間、レイア率いるレジスタンスにファースト・オーダーが迫り、彼らは壊滅寸前の状態となっていた。レジスタンスにはいまこそ、“伝説のジェダイ騎士”ルーク・スカイウォーカーが必要だった。レイは、辺境の星で隠れるように暮らしているルークとようやく出会うが、彼はある人の死にも気づかなかったほど、フォースから心を閉ざしてしまっていた。強力なフォースの持ち主レイは何者かそんな彼を説得したのが、旧友チューバッカであり、かつて幾多の冒険を共にくぐり抜けてきた“盟友”のドロイドR2-D2だ。『エピソード4/新たなる希望』で若きルークの人生が(銀河の運命も)一変するきっかけとなったレイアのホログラムを映し出すという、心憎い行動に出る。だが、ルークはレイが強力なフォースの持ち主であることを知ると、「これほどまでのフォースを持つのはベン・ソロただひとり」となぜか恐れを見せる。さらに、レイがずっと知りたかった両親の影を追い求めるあまり、暗黒面に導かれるようなひと幕も…。前作『フォースの覚醒』で両親に置き去りにされるヴィジョンを見たレイだが、彼女の“両親は誰か”という問いに示された答えは、『エピソード5/帝国の逆襲』の「私がお前の父親だ」の衝撃と比べると予想外ともいえるものだった(でも完全に信じていないファンも多数)。レイとカイロ・レンの特別な結びつきが注目を集めるレジスタンスのピンチを救うため、フィンと整備士のローズ(ケリー・マリー・トラン)、BB-8が別行動をとって奮闘する一方、レイとカイロ・レンははるか遠くに離れていながらフォースによってつながりを持つことに。脚本も手がけたライアン・ジョンソン監督が「フォース」や「ジェダイ」について新たな解釈を取り入れたことは物議を醸したが、この2人の結びつきはかえってファンたちの心を乱すことになった。前作でルークのライトセイバーを目にしたカイロ・レンは「それは俺のものだ」といきがるも、フォースが覚醒したレイに痛手を負わされ敗北。フォースによって“再会”するや罵倒するレイに対しても、まるで自分を“モンスターと呼んでくれ”と言わんばかり。しかし、ダークサイドを垣間見て、いっそう孤独を深めたレイを理解できるのは自分だけ、といったそぶりも見せるのだ。カイロ・レンことベン・ソロは、前作で父ハンを手にかけたが、今作で母レイアを目前にしたときには明らかにためらいが見られた。「あなたは変われる」、レイはかつてルークが父ダース・ベイダーを信じたように彼を信じようとするが、「その時が来れば、変わるのはお前だ」とベン。古きものを滅ぼし、共に手を取って銀河に秩序をもたらそうと言う。かつてベイダーと化したアナキンがパドメを、そして我が子ルークをも誘ったように。だが、レジスタンスを追い詰め、ついにルークと対峙したカイロ・レン/ベンは、その圧倒的なまでのフォースを思い知ることになる。「再び反乱軍が立ち上がる。戦いは始まったばかり。そして私は最後のジェダイではない」、そう言い残してルークは亡くなり、レイとカイロ・レンの決別も決定的となった。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では何が起こる…!?カイロ・レンとの戦いやルーク・スカイウォーカーとの出会いによって、ますます強大なフォースを身につけたレイ。両親から捨てられたと感じ、最初はハン・ソロに、そしてルークやレイアにその思いを重ねていたが、フィンやポー・ダメロン(オスカー・アイザック)、ドロイドのBB-8たちがいるレジスタンスという居場所を見つけた。『最後のジェダイ』では揺れていた心情を映すようにダークな色合いの装いだったレイが、最新作では白い衣装に替わったことにも表れている。一方、フォースの強いスカイウォーカー家の血筋に生まれ、ジェダイの騎士となることを運命づけられながらもファースト・オーダーの最高指導者スノークの誘いから暗黒面を強め、ベン・ソロであることを捨てて、いまではスノークをも倒したカイロ・レン。予告編などでも登場しているように、完結編では「この時を待っていた…」というシスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝(イアン・マクダーミド)が、彼らの運命に大きく関わっていくことになるだろう。レイとカイロ・レンの荒波立つ場所でのライトセイバーの戦いは、『エピソード3/シスの復讐』のクライマックス、炎の惑星でのアナキンとオビ=ワンの激闘を彷彿とさせる。どちらかがフォースで見たヴィジョンなのか、レイとマスクを被ったカイロ・レンが何か肖像のようなものを破壊するシーンも印象的だ。2人の対決に象徴されるように、レジスタンスとファースト・オーダーも総決戦を迎える。『最後のジェダイ』が遺作となってしまった在りし日のキャリー演じるレイアの姿は嬉しい限りだが、フィンと動物に乗って共闘する新キャラクター・ジャナ(ナオミ・アッキー)は何者なのか、『エピソード6/ジェダイの帰還』以来の再登場でミレニアムファルコンに乗り込んでいるハン・ソロの悪友ランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)の役回りもいまだ不明。赤い眼をしたC-3PO(アンソニー・ダニエルズ)も気になる。また、『最後のジェダイ』でヨーダがルークの前に霊体として現れたように、「私はお前と共にあるお前の父と同じように」とカイロ・レンに言い残したルークが、彼やレイの前に現れる可能性は大いにある。オビ=ワンや、アナキンまで現れることがあるのかも!?もしかしたらフォースの暗黒面に通じたパルパティーンもそのような形で登場するのかもしれない。思えば、ルークの前に現れたヨーダは、老いてもなお弟子である彼を前に「レジェンドは超えられるためにそこにある」と伝えていた。果たして、今作は伝説を超えてくる結末となるのか。すべてはまもなく明らかになる。フォースと共にあらんことを…。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月14日シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念して、「金曜ロードSHOW!」ではシリーズ2作を連続放送。12月13日(金)今夜は“エピソード7”となる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をお届けする。今月公開される『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で全9作に及ぶ伝説がいよいよ完結を迎えるスター・ウォーズサーガ。その公開を記念して本番組では同作につながる2作品を続けて放送、公開を盛り上げていく。今夜放送の『フォースの覚醒』は全9作のなかで公開順としても劇中の時系列でも7番目に当たるストーリー。ルークとダース・ベイダーらの闘いから30年後、ルークが姿を消した銀河ではベイダーが率いていた帝国軍の残党が軍隊「ファースト・オーダー」を結成、ルークを倒し再び銀河を手に入れようと暗躍し始めていた。対するレイア姫が将軍を務める「レジスタンス」のパイロット・ポーは、ルークの居場所を示す地図を求めてある村を訪れるが、そこにカイロ・レン率いるファースト・オーダーが現れる。相棒のBB-8に地図を託し逃がしてファースト・オーダーの捕虜になるポーだが、ファースト・オーダーのある兵士が彼を救出、脱走する。ポーは彼に“フィン”と名付けるが、2人が乗った戦闘機は惑星ジャクーの砂漠に不時着。墜落現場でポーを見失ったフィンは彼のジャケットを着てジャクーの中心部を目指す。その頃ジャクーに住む少女・レイはBB-8と出会っていた。市場でフィンと出会ったレイはファースト・オーダーの急襲を受け、そこにあった伝説のスターシップ「ミレニアム・ファルコン」でジャクーを脱出、ミレニアム・ファルコンの元の持ち主であるハン・ソロとチューバッカと出会うことになる…という物語。本作からはレイという新ヒロインを軸に、フォースを巡る新たな“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。レイアやハン・ソロ、そして“あのジェダイ”とエピソード4~6で活躍したキャラクターも出演。過去のシリーズと新たな未来の冒険の橋渡しとなるストーリーが展開する。「金曜ロードSHOW!」では、今夜の『フォースの覚醒』に続いて次週12月20日(金)にエピソード8となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を地上波初放送。20日(金)同日には最新作にして完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』がついに劇場公開される。金曜ロードSHOW!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月13日(金)今夜21時~日本テレビ系で本編ノーカット放送。(笠緒)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2019年12月13日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まった新たなるサーガの最終章であり、スカイウォーカー家の伝説を描いた9つからなるエピソードの完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作の脚本と監督を務めたJ.J.エイブラムスが、作品への熱い思いを語った。これまでのシリーズ作品同様、本作の内容もほとんどがベールに包まれている。頼りになるのは、予告編を含めた数少ない情報のみだ。まず予告編について。脈々と受け継がれてきたスカイウォーカー家のルーツに立ち返るようなイメージが喚起されるが、エイブラムス監督は「エピソード9という位置づけなので、いままで起きたことに触れないことはありえません。8本を繋げる意味もあり、さまざまなことが完結していきます」とヒントと与えてくれる。作品にどんな結末が訪れるかは定かではないが、作品のエンディングについては「すべてではないですが、構想の初期段階からある程度の結末は決まっていました」と語る。そこから時間をかけてブラッシュアップされていったという。一方で作品の入りとなる冒頭部分は非常に時間を要したと生みの苦しみを明かしていたが、出来上がったものは「これしかない」というほどの自信作になったと断言する。また、過去8作すべてに登場し、『スター・ウォーズ』シリーズを語るうえで欠かすことができないC-3POが、本作では大きな見せ場があるという報道も耳にした。エイブラムス監督は「大活躍していますよ」と笑顔を見せると「これまでのなかで最高の見せ場があります。(C-3POを演じている)アンソニー・ダニエルズは本当に素晴らしい俳優。シリーズを通してずっと登場するレジェンド的な方で、彼と仕事ができることは、この上ない興奮なんです。楽しみにしていてほしい」と大いに期待を煽った。「スカイウォーカーの夜明け」というタイトルが示すとおり、スカイウォーカー家の血の宿命が物語の中心に据えられていると思われるが、一方でジェダイに宿る超常的な力であるフォースの定義についても、どんな結末を見せてくれるのか注目が集まる。「作品のなかでフォースの存在は、かなり大きな割合を占めています。この物語はスカイウォーカー家の話ではありますが、そこには必ずフォースが付いて回る。もちろんフォースを抜きにしても物語は構成できますが、フォースの持つ意味を考えることは、物語をグッと深いものにしてくれるのです」。『スター・ウォーズ』シリーズと言えば、日本の伝統や文化から影響を受けているシーンやキャラクターが多数登場しているが、師であるスノークを倒しファースト・オーダーの最高指導者に上り詰めたアダム・ドライバー演じるカイロ・レンが前作で破壊したマスクが、本作では日本の伝統技術である“金継ぎ”(割れた陶器を漆で接着し、接合部分に金属粉で装飾して仕上げる修復技法)によって修復されていることも判明している。エイブラムス監督は「仮面が壊れたということは恥ずべきことではなく、それを礎にさらに新しく作り直すという意味で、とてもパワフルな存在になっているということを暗示しているんです」と語ると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で登場した“レン騎士団”も再度出番があるという。「僕は“レン騎士団”が大好きなんです。あれも黒澤明監督に影響を受けています。“サムライ”っぽいでしょ」と秘話を明かしていた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開取材・文・撮影:磯部正和
2019年12月13日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)の来日記者会見が12日、都内で開催され、主演のデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、脚本家のクリス・テリオが出席。人気キャラクターのR2-D2、BB-8、さらに新キャラクターのD-Oも登場した。昨晩盛況に終わったレッドカーペットの疲れも見せず登壇した一行は、登壇すると元気よく、それぞれ会場にあいさつ。いまの心境を聞かれたエイブラムス監督は、「2年間撮影して、ようやく公開です。みなさんと共有できることをうれしく思います。俳優みなの演技が素晴らしく、映像面でもILM史上最高のVFX。わくわくしています!」とファンに報告した。主人公を演じるデイジーも、「最高の現場でした。私たちは世界観に楽しく入って、演じることができました。終わってしまうことの寂しさはあるけれど、みなさんと分かち合えることへわくわくもあるの!」と言うと、オスカーが「まだ公開しなくていいね? さよならをすることになるからね。もう少し作品を仕上げない?」と切り出し、笑いを誘っていた。これを聞いて大笑いのジョンは、「最初の『フォースの覚醒』の時は、3作に関わるとは思ってもいなくて、シュールな現実になったよ」と感慨深い表情に。「世界中で公開されると、自分たちのものではなくなるから悲しくはなるよ。撮影は最高の体験で、ヨルダンのロケも楽しかった。でも公開されて、オスカー、デイジーと顔を合わせなくなるなることは寂しいよ」としみじみ。C-3PO役のアンソニーも、「8作出ましたが、9作目は最も重要でした。ほかの作品よりも劣ってしまうことにもなりかねないですから。しかし世界を熟知している彼ら(監督と脚本)が、見事なものを作り上げたと思います」と完結編に太鼓判を押すと同時に、公開を迎えることについて、「世界中に秘密にしていたことを守らなくてよくなるので安心しています(笑)」とプレッシャーからの解放をジョークで表現した。アンソニーに話を振られたクリスは、「非常に疲れていますが、でもわくわくもしています」と率直な気持ちを吐露した後、「映画は4つの命があると思います。まず脚本。そして才能あるキャストとJ.J.たちが作っている段階。3つ目はポストプロダクション、4つ目の段階が観客が観ること。その段階を寂しく思うと同時に、ぜひ楽しみにしてください」と語った。また、ルーカス・フィルムのキャスリーンは同シリーズの完結を迎え、「私たち全員が大きな責任を負っていると感じています。42年以上にわたる神話で、映画の歴史を作っている一部でもあり、多くの人たちが結ばれている大事な作品なのです。そこにかかわっていることを光栄に思う。でも彼らのおかげで大切な作品になり、いま観てもらえることにも感謝しています」と説明。責任者として大仕事をまっとうしたと報告した。なお、本作の撮影前に亡くなったレイア役のキャリー・フィッシャーの話も飛び出し、本作にキャリー演じるレイアを登場させることがどれほど重要なことだったかという問いには、「サーガを終わらすためには、レイアなしではできないですよね」とエイブラムス監督は即答。続けて、「これは非常に重要なことで別のキャストはなく、デジタルもダメでしょう。そこで『フォースの覚醒』の時に撮りためたフッテージ映像を使って作りました。これは感傷的で奇妙な感じもしたけれど、みんなキャリーとレイアが大好きなのさ。悲しい出来事だったけれど、最後にまた会えるので、楽しんでほしいです!」と熱弁した。本作は、1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから今年で42年。その完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる。
2019年12月12日全世界が注目するシリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の来日記者会見が12月12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、脚本も手がけるJ.J.エイブラムス監督をはじめ、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン役)、シリーズ全作品に出演するアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、共同脚本のクリス・テリオが出席した。新たな3部作の幕開けを告げた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き、メガホンをとったエイブラムス監督は、「ここにいるキャスト陣がすばらしい仕事をしてくれた分、これでお別れなのはさみしい気持ち」と胸中を語り、“結末”に関しては「最高のものにしようと議論を重ねた。非常に難しいプロセスだったが、大変でなければ、良いものにはならない」と自信をのぞかせた。16年末に亡くなったキャリー・フィッシャーさん(レイア役)は本作にも出演しており、「レイア抜きで伝説は終われない。デジタル再現はしたくなかったから、『フォースの覚醒』で撮りためたフッテージを利用した」と舞台裏に言及。「本人がいないのに、出演シーンを作るのだから、それは奇妙だし、感傷的にもなったが、ファンの皆さんには再会を楽しみにしてほしい」と話していた。主演を務めるリドリーは、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が示したレイの生い立ちにまつわる“真実”について「私自身は満足しているが、レイはフラストレーションを感じている。失ったものを取り戻す過程で、真実も明かされます」と宣言。自身にとって、共演者やクルーは「まさに家族」だといい、「ジョンやオスカー、それにキャリーとの美しい関係性を得られた。これで終わってしまう寂しさもある」と複雑な心境を語った。1977年に製作された『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で最初に登場するC-3POをシリーズ全作で演じたダニエルズは、「若い共演者たちは、私のキャリアを見ながら育ったわけで、不思議な気持ちがする」。すでに公開されている予告編では、C-3POの変化に注目が集まっており「彼が悪者だって?(笑)ファンの皆さんの想像力はすばらしいね。真実は数日後(公開日)には分かるはずだよ。別れも示唆しているが、確かに私は、本作の公開で皆さんとお別れしなければいけない」としみじみ。「彼は1度も顔を見せることなく、声とパフォーマンスで作品のトーンを決定づけた」(エイブラムス監督)、「C-3PO、そしてアンソニーこそが映画のハートであり魂」(テリオ)と脚本家チームは、最大限のリスペクトを示していた。取材・文・写真:内田涼『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開
2019年12月12日映画史に輝く伝説の“結末”を描く注目作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の来日記者会見が12月12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。「レイア抜きで伝説を終わらせることはできない」会見には脚本も手掛けた J.J.エイブラムス監督をはじめ、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン役)、シリーズ全作品に出演するアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、共同脚本のクリス・テリオが出席した。エイブラムス監督は、シリーズ完結を見届けることなく、この世を去ったキャリー・フィッシャー(レイア役)について言及。「レイア抜きで伝説を終わらせることはできない」と断言し、「デジタルでの再現はしたくなかったので、『フォースの覚醒』で撮りためたフッテージから、新たなシーンを生み出した」と舞台裏を告白。「本人がいないのに、出演シーンを作るのは奇妙だし、感傷的にもなったが、ファンの皆さんには、再会を楽しみにしてほしい」としみじみ語った。C-3POは悪役?「数日後にはわかります」新たな3部作で主演を務めたデイジーは「皆さんに映画を見てもらえるワクワクと、自分の中で映画との縁が終わってしまう悲しさがある」と複雑な思い。「でも、撮影を通して出会ったみんなが家族だから。レイにとって、フィンやポー、それにレイアのようにね」と語った。また、レイの出自については「前作の答えに、私自身は納得しているけど、レイはフラストレーションを感じている。失ったものを探し求めるし、“答え”も出る」とアピールした。また、伝説の目撃者といえるC-3PO役のアンソニーは、予告編で話題になっている「最後にもう一度だけ、友人たちに」というセリフについて、「いろんな意味に解釈できるし、何より美しいセリフ」。一方、予告編に登場した目が赤いC-3POに対し、一部ファンが「真の悪役なのでは?」と予想していることに「ファンの想像力はすばらしい」と驚きの表情。「金ピカなのは、悪だくみを隠すためかもね(笑)。数日後(公開日)には分かりますよ」とけん制した。C-3POは第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で最初に登場するキャラクターでもあり、エイブラムス監督は「彼こそ歴史であり、伝説だ。映画の中では、1回も顔を見せることなく、声とパフォーマンスだけで、キャラクターはもとより、作品そのもののトーンも決定づけた」と最大限の尊敬を示していた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月12日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)のレッドカーペット・イベントが11日、東京・六本木ヒルズ アリーナで開催され、来日したデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディが登場した。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。永きにわたり紡がれてきた人気シリーズの完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる本作では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いが、カイロ・レン、そして類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく。会場には、公開を待ちわびているファンが駆けつけ、思い思いのキャラクタに扮した人たちの姿も。そして、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、脚本も手掛けたJ.J.エイブラムス監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディがレッドカーペットに姿を現すとファンは大興奮。6人は歓声を浴びながら、サインや写真撮影などファンサービスを行った。レッドカーペットを歩き終えた後、ステージ上に6人が集結。カイロ・レン、ストームトルーパー、BB-8、C-3PO、R2-D2も登場し、さらに本作で初めて登場する新キャラクターのドロイド・D-Oが日本初お披露目された。J.J.エイブラムス監督は「東京に来られてうれしく思います。ここにいるみんなが素晴らしい仕事をしてくれたので、早く観ていただきたいです」とあいさつ。完結編となる本作について「みなさんに感動を届けたい。とっても楽しいものになっています」と自信をのぞかせた。デイジー・リドリーは「日本に来られてうれしいです。ありがとう」が日本語であいさつし、会場から大歓声が。ジョン・ボイエガは「日本のみなさん、ありがとうございます。日本のファンの方々は、世界でも最高のファンの方々です」と感謝し、オスカー・アイザックも「日本大好き。日本のみなさん大好きです。ありがとうございます!」と日本語を交えてファンに思いを伝えた。そして、アンソニー・ダニエルズは「スター・ウォーズファンでいてくれて本当にありがとうございます」とメッセージ。キャスリーン・ケネディも「本当に日本のスター・ウォーズファンに感謝したいと思います。『スター・ウォーズ』にとって重要な国でした。レガシーを受け継いでくれてありがとうございます」と感謝した。最後は、ファンと一緒にカウントダウン。デイジーが「フォースと共にあらんことを」と名ゼリフを日本語で披露し、会場は熱狂に包まれた。
2019年12月11日長年、ファンに愛され続ける“伝説”の完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のレッドカーペットイベントが12月11日(水)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。突然の大雨もなんのその!日本のSWファンが来日ゲストを熱烈歓迎イベントには脚本も手がけた J.J.エイブラムス監督をはじめ、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン役)、シリーズ全作品に出演するアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが勢ぞろい。途中、大雨に見舞われる場面もあったが、ファンは熱狂的な歓迎を見せ、来日ゲストもサインや写真撮影など、可能な限りのファンサービスで応えていた。大抜擢を経て、新たな3部作で主演という大役を果たしたデイジーは、ファンの熱気に負けじと「日本に来られて、うれしいです。ありがとう!」と日本語で挨拶。ともに冒険と戦いを経験した仲間たちも「こんなすばらしい場所に立てて、とてもうれしい。日本は大好きだよ」(オスカー)、「日本のファンは最高だよ!」(ジョン)と日本の地を踏み、興奮した様子だった。J.J.エイブラムス監督「すばらしい作品になった」と自信また、40年以上にわたり、歴史の証人として出演し続けたアンソニーは「いままで『スター・ウォーズ』のファンでいてくれて、本当にありがとう」と落ち着いた口調で挨拶。その紳士的な所作は、まさにC-3POそのままだ。キャスリーンも「長年、『スター・ウォーズ』の遺産を受け継いでくれた日本は、私たちにとって非常に重要な国」と感謝を示していた。再び、メガホンをとることになったエイブラムス監督は「ここに並んでいるキャスト、そして多くのスタッフたちが最高の仕事をしてくれたんだ。本当に興奮していて、気持ちを言葉で言い表せないほど」とファンと同じくらい胸が高鳴っている様子。「ファンの皆さんに良いものを届けたかったし、新しいファンにも観てもらいたい。そんな責任感をもって取り組んだが、実際にすばらしい作品になった。日本のファンにも早く観てほしい!」とアピールしていた。イベントの最後には、映画公開までのカウントダウンが行われ、デイジーが「フォースと共にあらんことを」と日本語で力強く宣言。国内“最後”となる『スター・ウォーズ』来日イベントは劇的に幕を閉じた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月11日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)のレッドカーペット・イベントが11日、東京・六本木ヒルズ アリーナで開催され、新キャラクターのドロイド・D-O(ディー・オー)が日本初お披露目された。会場には、公開を待ちわびているSWファンが駆けつけ、思い思いのキャラクタに扮した人たちの姿も。はじめに、全シリーズに登場する人気ドロイドコンビのR2-D2とC-3POがステージに登場し、C-3POが「どうもみなさんはじめまして。お目にかかれて光栄です」とあいさつし、R2-D2も電子音であいさつすると、C-3POが「みなさんによろしくと言っております」と通訳した。その後、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、脚本も手掛けたJ.J.エイブラムス監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディがレッドカーペットに姿を現し、ファンは大興奮。6人は歓声を浴びながら、サインや写真撮影などファンサービスを行い、取材にも応じた。レッドカーペットを歩き終えた後、ステージ上に6人が集結。カイロ・レン、ストームトルーパー、BB-8、C-3PO、R2-D2、さらに新キャラクターのD-Oも登場し、BB-8、C-3PO、R2-D2、D-Oの豪華ドロイド共演が実現した。本作で初めて登場するD-Oは、小さいBB-8のさらに3/4サイズの一輪のドロイドで、BB-8が行くところにどこにでもついて行くまるで相棒のような存在。小さくてかわいらしいだけではなく、重要な役割を担うという。レッドカーペット上で取材に応じたJ.J.エイブラムス監督も、「可愛らしいBB-8の相棒です」と紹介した。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。永きにわたり紡がれてきた人気シリーズの完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる本作では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いが、カイロ・レン、そして類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく。
2019年12月11日スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。この度、12月20日(金)の日米同時公開の前日12月19日(木)に北海道・東京・愛知・大阪・福岡の劇場で前夜祭上映が決定。上映時間は2時間22分となることが明らかになった。先行上映が実施されるのは、札幌シネマフロンティア(北海道)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京)、ミッドランドスクエアシネマ(愛知)、TOHOシネマズ 梅田(大阪)、ティジョイ博多(福岡)の5館(座席数計:2,304席)。今回の日本最速上映の決定について“スター・ウォーズの聖地”と呼ばれた日劇からそのバトンを受け継ぎ、“新たな聖地”としてファンが集うTOHOシネマズ 六本木ヒルズの古澤支配人は、「2015年から『スター・ウォーズ』シリーズ公開時のカウントダウンを開催し続け、六本木ヒルズが新たな“聖地”になることを目指してきた私にとって、遂に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開され、その前夜祭上映を開催できることは、大変光栄なことであり、最高の幸せ」とコメント、「最大の“フォース”をもって公開を迎えましょう!!」と興奮のコメントを寄せる。また、完結を描く本作の上映時間が判明。『フォースの覚醒』でも監督を務め、全世界に“スター・ウォーズ旋風”を巻き起こしたJ.J.エイブラムス監督が、伝説の完結の物語を語るために要した時間は2時間22分(142分)。監督は本作について「これまでのシリーズで起きたあらゆることが、『スカイウォーカーの夜明け』へと繋がっているんだ。そこには感情移入できる感動的なストーリーがあって、ものすごく驚きもあって、満足できるものになっていると思う。皆に観てもらうのが待ちきれないよ!」と熱を持ってコメントしている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月10日新アトラクション誕生で沸くフロリダ「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に、宿泊型の新たな体験施設「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」が2021年にオープンすることが分かった。この「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は当初、ホテルのような宿泊施設だと思われていたが、そうではなく、豪華な宇宙船「ハルシオン」に乗り込み、2泊3日のアドベンチャーにチェックインするという。まったく新しいバケーション・エクスペリエンスとなる。これはディズニー・ハリウッド・スタジオの「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に隣接していて、ゲストは宇宙船のターミナルより専用のトランスポーターで宇宙船「ハルシオン」へ移動。全てのゲストが一緒に乗船して銀河の旅へ出発した後、下船までの2泊3日の旅程のなかで、スター・ウォーズの物語のヒーローになったような体験が楽しめる。船内には、設備の整った客室をはじめ、ダイニング、没入型のアクティビティー、キャラクターや乗組員との交流、新アトラクションもある惑星バトゥーへの小旅行などがあり、自分だけの冒険の物語を紡げる趣向だ。「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は2021年、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにオープン。ちなみにカリフォルニア ディズニーランド・リゾートには、建設の予定はない。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney/Lucasfilm Ltd. (C) & TM Lucasfilm Ltd.As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2019年12月07日バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)より映画『スター・ウォーズ』の限定アイテムが、2019年12月13日(金)よりバーニーズ ニューヨーク各店にて販売。12月6日(金)より六本木店・オンラインストアにて先行販売される。限定アイテムは、2020年12月に公開を控える『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念したもの。バーニーズ ニューヨークが様々なブランドとタッグを組み、キャラクターやロゴをデザインしたアパレル、アクセサリーなどを展開する。「バーニーズ ニューヨーク」のオリジナルとして登場するTシャツやフーディなどのユニセックスウェアには、アーティスト「シータ(SHETA)」によるアニメ調のキャラクターやフォントを取り入れた。アパレルのほか、トートバッグやバンダナも用意する。「ロスターソックス(ROSTER SOX)」からは、『スター・ウォーズ』のロゴや、ダース・ベイダー、ミレニアム・ファルコンなどのモチーフを刺繍したソックス5種類をラインナップ。ダース・ベイダー、ストームトルーパー、C-3POのワッペンを施したキャップブランド「ヨシノリ コタケ デザイン(YOSHINORI KOTAKE DESIGN)」のキャップも見逃せない。また、メタル製カードケースで知られる「ザ リッジ(THE RIDGE)」は、ロゴやキャラクターを大胆に落とし込んだカードケースをリリース。その他にも、名シーンを精巧に再現した「ロイヤルセランゴール(ROYAL SELANGOR)」のジオラマや世界限定リミテッドエディションのフィギュリン、キーリングなど、貴重なアイテムも展開される。なお、2019年12月6日(金)から20日(金)までの期間、バーニーズ ニューヨーク 六本木店では期間限定ストアがオープン。限定グッズを販売するほか、3面モニターを設置しミレニアム・ファルコン号に搭乗したような体験ができるコーナーや、ダース・ベイダーの精巧なフィギュアの展示などが行われる予定だ。【詳細】バーニーズ ニューヨーク限定アイテム発売日:2019年12月13日(金)先行発売日:12月6日(金) ※六本木店・オンラインストアのみ販売店舗:バーニーズ ニューヨーク(六本木店・銀座本店・新宿店・横浜店・神戸店・福岡店)、オンラインストア■アイテム価格例・バーニーズ ニューヨークロングスリーブTシャツ 9,000円、ショートスリーブTシャツ 7,000円・ロスターソックスソックス 1,400円~・ザ リッジカードケース 19,000円~・ヨシノリ コタケ デザインキャップ 11,000円※12月6日(金)〜20日(金)まで、六本木店とオンラインストアでのみ先行受注。商品は、2020年1月上旬以降に受け取り予定。※商品代金は注文時に清算。※2020年1月上旬以降各店店頭にて展開予定。・ロイヤルセランゴールヴィークル ミレニアム・ファルコン 95,000円、キャニスターBB-8 25,000円、フィギュリン ヨーダ 20,000円※12月6日(金)〜12月20日(金)まで、六本木店のみの取扱い。【問い合わせ先】バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンターTEL:0120-137-007(受付時間 11:00~20:00) ※2020年1月1日(水)を除く
2019年12月06日GU(ジーユー)から、「NARUTO-ナルト-」「マーベル(MARVEL)」「プレイステーション(PlayStation)」「スター・ウォーズ」「スヌーピー」などをモチーフにしたウェアが登場。GU全店で発売される。「NARUTO-ナルト-」「BORUTO-ボルト-」コレクション岸本斉史のコミックが原作の人気アニメ「NARUTO-ナルト-」とコラボレーションしたコレクションでは、主人公うずまきナルトとうちはサスケのラストバトルをモチーフとしたメンズのスウェットシャツや、写輪眼を散りばめたボクサーパンツを用意。またナルトの息子を主役とした物語を描く「BORUTO-ボルト-」をイメージしたキッズコレクションのTシャツも取り揃える。「マーベル」コレクションマーベルコミック80周年を記念した「マーベル」コレクションでは、80年代にインスピレーションを得たグラフィックを配したメンズブルゾンやウィメンズワンピース、トートバッグなどを展開する。「プレイステーション」コレクション12月中旬より販売するのは、1994年の発売時から今もなお人気を集めるゲーム機「プレイステーション」をモチーフにしたコレクション。“PlayStation”ロゴやコントローラーに使われている「△〇×□」ロゴを、90年代のスポーツテイストを盛り込んだコーチジャケット、ビッグTシャツ、モバイルケースなどにのせた。「スター・ウォーズ」コレクション「スター・ウォーズ」コレクションでは、スカイウォーカー家の物語の完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念して、ダースベイダーやストームトルーバー、ヨーダなどの人気キャラクターに加え、新作の主要キャラクターを配したメンズのビッグTシャツ、プルパーカーを用意する。「ピーナッツ」コレクション12月下旬に登場する「ピーナッツ(PEANUTS)」コレクションでは、メンズ、ウィメンズ、キッズのウェアや、ルームウェアを展開。スヌーピーをフロントにあしらったスウェットパーカーなど幅広いラインナップを取り揃える。【詳細】GU 12月発売の新作コレクション取り扱い店舗:GU全店 ※一部は大型店のみ。■2019年12月2日(月)発売・「NARUTO」コレクションアイテム例:ビッグスウェットシャツ 1,990円+税、ボクサーパンツ 490円+税・「BORUTO」コレクションアイテム例:コットンビッグT 990円+税・「MARVEL」コレクションアイテム例:中綿ブルゾン 4,990円+税、スウェットワンピース 2,490円+税■12月中旬発売・「PlayStation」コレクション・「スター・ウォーズ」コレクション■12月下旬発売・「PEANUTS」コレクション
2019年12月06日マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)から「スター・ウォーズ」デザインに仕上げた限定バッグが登場。2019年12月10日(火)より、全国のディズニーストアとオンライン店にて発売される。限定バッグは、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念し、マンハッタン ポーテージとディズにストアの共同企画によって実現したもの。ブラックのキャンバスに、「スター・ウォーズ」のキャラクターシルエットをプリントしたシンプルなデザインのため、ジェンダーレスで楽しむことが出来る。ラインナップは、マンハッタン ポーテージの定番メッセンジャーバッグ2種類とショルダーバッグの全3種類。メッセンジャーバッグのフラップ裏には「スター・ウォーズ」のお馴染みのフレーズが、さり気なくあしらわれている。そのほか店内には、人気キャラクターをモチーフにしたスター・ウォーズグッズが集結。ヨーダやダース・ベイダー、ストームトルーパが、動いたり話したりするトーキングフィギュアや、チューバッカの毛並みを再現したフワフワのカメラストラップをはじめ、「スター・ウォーズ」ロゴを大胆にあしらったパーカーなどが展開される。【詳細】「スター・ウォーズ」デザインのマンハッタン ポーテージ限定バッグ発売日:2019年12月10日(火)取扱:全国のディズニーストア、オンライン店アイテム:メッセンジャーバッグ(Mサイズ) 12,000円メッセンジャーバッグ(Lサイズ) 14,000円ショルダーバッグ 8,000円■関連商品・カメラストラップ 2,500円・トーキングフィギュア 3,800円・パーカー(M/L サイズ) 4,900円・ピンバッジセット 3,300円・スマホカバー 3,300円・トイボックス(C-3PO、R2-D2) 1,400円・ライトセーバー 4,500円※一部店舗では取扱いしていない場合有り。※販売店舗はアウトレット店を除く。※商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合有り。
2019年12月06日現地時間12月4日、フロリダ「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に新たに誕生する第2アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」オープニングセレモニーが盛大に開催された。同セレモニーにはレイア・オーガナ将軍の元で一致団結するレジスタンスたちやチューバッカ、空を舞うXウイングも登場。パークの責任者であるボブ・チェイペック氏も登場して、本格完成する「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」の完全なる船出を、世界中のメディアに熱弁!また、前日には「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」の内部を収めた22枚のスチールも解禁に。ストームトルーパーの大群に仁王立ちのカイロ・レンなど、アトラクションとショーが混ざりあったような前代未聞の仕様になっており、オープン日以降、人気が過熱しそうだ。この「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」は、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて12月5日にオープン。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでは遅れて、2020年1月17日にオープン予定。これを持って同エリア全体が完成する。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney/Lucasfilm Ltd. (C) & TM Lucasfilm Ltd.As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2019年12月05日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を前に、『フォースの覚醒』のプロモーション以来、約4年ぶりに来日する予定のレイ役デイジー・リドリーが、アメリカの人気番組で「スター・ウォーズ」シリーズを2分半に凝縮したラップを披露、その完成度にファンから「最高すぎる」「すごい」「惚れる」と歓声が上がっている。デイジーが出演したのは、コメディアンのジミー・ファロンがホストを務める米NBCの人気トーク番組「The Tonight Show」。これまでに公開された『エピソード4/新たなる希望』から『最後のジェダイ』までの「スター・ウォーズ」シリーズ8作品、つまりスカイウォーカー家の物語を、見事なラップにして紹介。後ろでファロンもイラストのテロップを持ち、「ここから新三部作~」と合いの手を入れるなどノリノリ。ルークやレイア、ハン・ソロ、ダース・ベイダーら登場人物や劇中の様々な出来事が巧みな韻を踏みながら網羅され、レイアの「助けて、オビ=ワン・ケノービ」、ベイダーの「私がお前の父だ」といった名セリフも。最後はもちろん「May The Force Be With You」(フォースと共にあらんことを)で締めくくられている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月04日12月5日にフロリダ「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に新たに誕生する第2アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」。オープニングセレモニーのネット中継が決まった。この「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」とは、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで8月末に開業した「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に爆誕する第2大型アトラクションのこと。これまではソフトオープンに近いかたちで同エリアは稼働していたが、今回の第2大型アトラクションの稼働をもって、同エリア全体がいよいよ完成する。最長約15分もの体験時間で、複数タイプのアトラクションの融合型になっているといい、世界の注目を集めそうな勢いだ。先だって公開となった内部映像では、8人乗りのライドに乗ったゲストがスター・デストロイヤーに入り込み、ストームトルーパーの大部隊やカイロ・レンに遭遇する姿も。動画の30秒後に注目だが、新たに判明した公式情報によると、レジスタンスに加わったゲストは、輸送船でバトゥーを経ち、秘密の場所でレイア・オーガナ将軍と会うそう。しかし、隠された基地に向かう途中で、同船はスター・デストロイヤーの格納庫湾に引きずり込まれ、ファースト・オーダーの捕虜に。カイロ・レンとファーストオーダーから逃げられるか、という映画さながらのストーリーが展開する。セレモニーのネット生中継は、12月4日18時55分で、日本時間では12月5日朝8時55分。「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」は、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて12月5日にオープン。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでは、2020年1月17日にオープン予定。いよいよ同エリア全体が完成する。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney/Lucasfilm Ltd. (C) & TM Lucasfilm Ltd.As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2019年12月04日2019年12月8日、仙台を皮切りに最後の来日公演が始まるKISS。『最後最後詐欺』の来日ミュージシャンとは違うのだ。KISSの場合、あまりに過酷な労働環境である。走り回ってワイヤーで吊り下げられてのポール・スタンレイ67歳。血を吐いて、火を吹いてのジーン・シモンズ70歳。いずれも20kgに及ぶコスチュームを着けてのことだ。僕なら2時間ステージに立ってるだけだってできない。足が痛くなる、腰が痛くなる、背中が痛くなる。本当にショーマンシップの鑑として、エンターテイナーとして立派な人たちだと思う、尊敬に値する。その人たちが最後だと言っているのだ。『最後最後詐欺』のヤカラ(一番の代表曲を座って弾いてしかもソロは聞いたこともない若手のギタリストに弾かせるミュージシャン)とは違うのだ。1977年4月1日の初来日武道館を僕は見ている。次の来日の1978年までは熱心だったが、その数年後の「アンマスクド」で完全に興味を失い、メンバーの脱退などもあり、すっかりライブには足を運ばなくなっていった。しかし、僕の知らない間にメイクも戻し、そこから20年以上の時を経て盛大で楽しいライブを繰り広げていたことに気がついた。2013年の来日の時、僕はKISSを舐めていて「仕事、早めに切り上げて武道館の前に行って、ダフ屋から買おう」と甘い考えで2013年10月24日武道館の前に立った。武道館の周りはWOWWOWのロゴの入ったゴッツい中継車が何台も停まっていた。当然、ダフ屋もいたので僕は「チケット、買うよ」と声をかけた。ダフ屋のおじさんは困った顔で「コッチが買いたいよ、朝から1枚も出てないよ」という答えだった。僕はしかたなく酒を飲みに行くしかなかった。後から知ったが、この日はライブをWOWWOWで生中継したという。それさえも僕は見逃した。2015年の来日は満を持してS席を手に入れ37年ぶりに目の前でKISSを体感した。こちらも年を取ったが、KISSの方がはるかに年齢は上だ。よく走るので感心した。感動すらした。音は以前の方が大きかったんじゃないかな?でもステージのスパイダーと呼ばれる舞台機材には圧倒された。さあ、泣いても笑ってもラスト。僕も11日が楽しみだ。東京ドームと京セラドーム大阪はまだチケットが取れそうだ。(2019/12/3 11:00現在)■ライブ情報THE FINAL TOUR EVERKISS THE END OF THE ROAD WORLD TOUR12月8日(日)【仙台】ゼビオアリーナ仙台 OPEN 17:00/START 18:00【SOLD OUT】12月11日(水)【東京】東京ドーム OPEN 17:30/START 19:0012月14日(土)【盛岡】盛岡タカヤアリーナ(盛岡市総合アリーナ) OPEN 16:30/START 17:30【SOLD OUT】12月17日(火)【大阪】京セラドーム大阪 OPEN 17:30/START 19:0012月19日(木)【名古屋】ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館) OPEN 18:00/START 19:00【SOLD OUT】
2019年12月03日ファッションドール「バービー(Barbie)」と映画『スター・ウォーズ』のコラボレーションドール「バービー / スター・ウォーズ」が登場。2019年12月6日(金)より順次、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開を記念して池袋・名古屋などのパルコで開催される限定ストアの一部、およびバービーパートナーシップストア各店舗にて、数量限定で発売される。「バービー / スター・ウォーズ」では、『スター・ウォーズ』の世界観を洗練されたファッションに落とし込んだドール3種がラインナップ。「プリンセス・レイア」は、原作の魅力を活かし、白く丈の長いガウンにシルバーのベルトやジュエリーを合わせてエレガントにコーディネートした。さらにレイアのヘアスタイルをイメージし、ボリューム感ある編み込みを加えたお団子ヘアに仕上げている。一方「ダース・ベイダー」は、光沢のある真っ黒なワンピースにマントを合わせて迫力ある存在感を演出。生命維持装置をコントロールする胸部プレートは、セカンドバッグとしてユニークに再現した。真っ赤なリップメイクや胸元の赤いラインが、鋭いアクセントを添えている。さらに「R2-D2」は、ドームスカートにボンバージャケット、銀色のタイツといった幾何学的なアイテムを組み合わせ、ドロイドの近未来的な要素をイメージ。ポニーテールとアイメイクには鮮やかな青を使い、頭部のレーダーを表現した。【詳細】バービー / スター・ウォーズ〈数量限定〉発売日:2019年12月6日(金)取扱店舗:バービーパートナーシップストア各店舗、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念 スター・ウォーズ 限定ストア in パルコ 池袋・名古屋・福岡・仙台・広島展開アイテム:プリンセス・レイア、R2-D2、ダース・ベイダー 15,000円+税■映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念 スター・ウォーズ 限定ストア in パルコ※1人1会計につき、1アイテム1点購入可・池袋期間:2019年12月6日(金)~25日(水)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:池袋パルコ 本館7階「パルコファクトリー」住所:東京都豊島区南池袋1-28-2・名古屋期間:2019年12月13日(金)~2020年1月6日(月)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:名古屋パルコ 西館6階「パルコギャラリー」住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1・福岡期間:2019年12月6日(金)~25日(水)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:福岡パルコ 本館8階 「パルコファクトリー」住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1・仙台期間:2019年12月20日(金)~2020年1月13日(月・祝)時間:10:00~21:00会場:パルコ2・5 階特設会場住所:宮城県仙台市青葉区中央3-7-5・広島期間:2019年12月20日(金)~2020年1月6日(月)時間:10:00~20:30会場:広島パルコ 9階 連絡通路住所:本館 広島県広島市中区本通10-1 / 新館 広島県広島市中区新天地2-1【問い合わせ先】マテル・インターナショナル株式会社 カスタマーサービスセンターTEL:03-5207-3620(受付時間10:00~16:00、月~金 ※祝日除く)
2019年12月01日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念として、先日、市川海老蔵主演の「スター・ウォーズ歌舞伎」が開催。観客からは拍手が鳴りやまず、何度もカーテンコールを行うほど大盛況となり、世界中で生配信もされ、インターネット上でも大きな反響を集めた。「スター・ウォーズ」の世界観と歌舞伎が融合したルーカスフィルム公認の「スター・ウォーズ歌舞伎」は、ルーカスフィルムがストーリーを監修し、「スター・ウォーズ」シリーズの根幹をなすスカイウォーカー家の“家族の愛と喪失”をテーマに上演。主演の海老蔵さんが、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レンを歌舞伎の世界で描く“魁煉之介を演じ、息子・堀越勸玄がその幼少期を演じ親子共演も実現した。これに先立って行われた舞台挨拶では、海老蔵さんと勸玄くんに加え、C-3POら人気ドロイドが集結。歌舞伎本番を前に意気込みを聞かれた勸玄くんは「堀越勸玄です。がんばります!」と答え、会場は温かい拍手に包まれていた。また、芸能界随一の「スター・ウォーズ」ファンだという海老蔵さんは「実は私と『スター・ウォーズ』は偶然にも1977年に生まれた同い年。父の團十郎と一緒に初めて映画館で観た映画も『スター・ウォーズ』でした。そして『スター・ウォーズ』が完結を迎え、私も十三代目市川團十郎を襲名させて頂くという大きな節目を迎えるのも、不思議な縁を感じます」と心境を明かし、「『スター・ウォーズ』は光と闇が描かれていて、歌舞伎の勧善懲悪を描く歌舞伎と似ているところがあります。心の中の恐怖や恐れからダークサイドに堕ちてしまうところが共通していますね」と『スター・ウォーズ』と歌舞伎の共通点を述べた。今回の一日限りの「スター・ウォーズ歌舞伎」については「世界中の『スター・ウォーズ』ファンの方々の気持ちを裏切らないように、ストーリーを忠実に再現しつつ、歌舞伎で表現したいと思いました」と本作への思いを語っていた。そして、「スター・ウォーズ歌舞伎」が開演。海老蔵さんは、カイロ・レン(魁煉之介)だけでなく“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー(皇海大陸琉空)の2役を演じた。海老蔵さんは、ライトセーバーを使った圧巻の立ち回りを披露し、勸玄くんと海老蔵さんの親子共演シーンでは、「スター・ウォーズ」シリーズに受け継がれる世代を超えた家族の愛の物語が表現された。最新の映像技術と伝統的な歌舞伎が融合し、歌舞伎ファンも唸る圧倒的なパフォーマンスが繰り広げられた今回。カーテンコールでは何度も幕が上がり、演者に盛大な拍手が送られ、大盛況の中幕を閉じた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月29日社会現象を巻き起こしてきた超大作シリーズの完結作、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が、12月20日(金)より公開される。この度、今回の作品に登場するキャラクターがそれぞれ大きく描き出されたキャラクターポスター、そして最新の予告編が公開された。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから、今年で42年。永きに渡り紡がれてきた伝説の完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の『スター・ウォーズ』が、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』だ。この度公開されたキャラクターポスターに登場するのは、シリーズを完結へと導く重要キャラクター13名。レイ、フィン、ポー、チューバッカ、R2-D2、 C-3PO、BB-8、新ドロイドD-O(ディオ)、ランド、そしてカイロ・レンら主要キャラクターが、銀河をバックに皆どこか神妙な面持ちで佇んでおり、“最後” を予感させている。そして予告編では、世代を超えた“光と闇”のフォースを巡る最終決戦を象徴する、新たなシーンが映し出されている。「恐怖に向き合え」というナレーションとともに、カイロ・レンが所有していた、朽ち果てたダース・ベイダーのマスクの前で佇むレイの姿。さらに、前作でカイロ・レン自ら破壊したマスクが赤い継ぎ目を携え修復され、青いライトセーバーを持ったレイと対峙する緊迫感溢れるシーンや、レイがフィンの待つミレニアム・ファルコン号へ飛び移ろうとするシーンも。ラストは、レイとカイロ・レンがライトセーバーを交え対決、レイの鬼気迫る表情で幕を閉じる。果たして、伝説を受け継ぐキャラクターたちは、いかなるエンディングを迎えるのか?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開
2019年11月29日日米同時公開となる「スター・ウォーズ」完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から、壮大な歴史のフィナーレを担う者たちが描かれた最新映像と13種のキャラクターポスターが一挙に解禁された。今回、新たに解禁された映像には、“光と闇”を巡る最終決戦を象徴するシーンが満載。「恐怖に向き合え」というナレーションとともに、カイロ・レンが所有していた朽ち果てたダース・ベイダーのマスクの前で佇むレイの姿。驚いているような意味ありげな表情を見せるレイは、やはりスカイウォーカー家と何かしらの繋がりがあるのだろうか…。さらに、前作『最後のジェダイ』でカイロ・レンが自ら破壊したマスクが赤い継ぎ目によって修復され、青いライトセーバーを持ったレイと対峙する緊迫感溢れるシーン、レイがフィンの待つミレニアム・ファルコン号へ飛び移ろうとする迫力あるシーンも。ラストはレイとカイロ・レンがライトセーバーを交え、レイの鬼気迫る表情で幕を閉じている。“光と闇”の歴史を背負った2人の姿が、これまで以上に映し出された映像だ。レイやカイロ・レンら主要キャラクター13名勢ぞろいのキャラクターポスターまた、映像とともに解禁されたのは、レイ、フィン、ポー、チューバッカ、R2-D2、C-3PO、BB-8、新ドロイドD-O(ディオ)、ランド・カルリジアン、そしてカイロ・レンら主要キャラクターをとらえた“最後”を予感させるキャラクターポスター。描かれているキャラクターは、これまで「スター・ウォーズ」の物語を描いてきた人物たち――ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービらの導きでジェダイとなったアナキン・スカイウォーカー、暗黒卿パルパティーンの策略により銀河の支配者に変貌したダース・ベイダー、父であるダース・ベイダーを倒し銀河に平和をもたらしたルーク・スカイウォーカーやレイア、英雄ハン・ソロ――の思いを受け継ぐ存在だ。伝説となったルークの思いを継ぎフォースを覚醒させた、レジスタンス最後の希望レイ。レイと強い絆で結ばれた元ストームトルーパー、フィン。抜群の行動力でレジスタンスを率いる若きリーダー、ポー・ダメロン。ファルコン号の副操縦士でありハン・ソロと常に行動を共にしてきたウーキー族の戦士チューバッカ。パドメ・アミダラ、スカイウォーカー一族、オビ=ワン・ケノービに仕え、シリーズを通して常に重要な鍵を握ってきたドロイドR2-D2。幼いアナキンによって作られた、R2-D2と大親友であり多数の言語を操るドロイドC-3PO。ポーに託されたルークに関する重要任務の途中でレイと出会い、同行することとなったボール型ドロイドBB-8。本作で初めて登場する、BB-8の相棒のような存在の一輪ドロイドD-O。ミレニアム・ファルコン号の最初の所有者であり、過去にハン・ソロらを裏切るも、改心しレジスタンス入りした『ジェダイの帰還』以来の再登場となるランド・カルリジアン。レジスタンスの整備クルーの一員で、自らの身を挺してまでフィンを守ろうとした勇敢な心の持ち主ローズ。さらに、予告編ではフィンとともに行動しているシーンが描かれるも、詳細は未だ謎に包まれている新キャラクター・ジャナ。仮面の下の素顔など、その全てが謎の存在であるゾーリ。そして、ハン・ソロとレイアの息子であり、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐファースト・オーダー最高指導者カイロ・レン。これまで紡がれてきた「スター・ウォーズ」の歴史のフィナーレは、彼らに託されている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月29日アディダス(adidas)から、映画『スター・ウォーズ』シリーズとのコラボレーションコレクション第3弾「キャラクターズパック」が登場。2019年12月2日(月)より、アディダス ブランドコアストア各店、アディダス オリジナルス ショップ各店などで発売される。スター・ウォーズお馴染みの人気キャラクターがスニーカーに第1弾、第2弾に続く最後のコラボレーションとなる第3弾は、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する人気キャラクターたちをモチーフにデザイン。シューズのベースには、アディダス オリジナルス(adidas Originals)のスニーカー「ナイトジョガー(NITE JOGGER)」「NMD」が採用された。「R2-D2」のイラスト入り「ナイトジョガー」「R2-D2」をモチーフにした「ナイトジョガー」は、ホワイトをベースに、ブルーやブラックでカラーリング。シューズ各所にリフレクター素材を配し、暗闇でも存在感のあるデザインに仕上げた。シュータンには、コレクションのコラボレーションロゴと共に「R2-D2」のイラストが施されている。また、「ストームトルーパー」から着想を得たデザインも展開。ソールには、“OPEN THE BLAST DOORS”という象徴的なセリフをあしらった。「ダース・ベイダー」と「ヨーダ」を蛍光カラーで表現した「NMD」ニットアッパーが特徴的なシューズ「NMD」は、ブラックをベースに、「ダース・ベイダー」を象徴するレッド、「ヨーダ」をイメージしたグリーンの蛍光カラーをシュータンとヒールに配した。ヒールタブには、「ダース・ベイダー」モデルには“JOIN ME AND TOGETHER WE CAN RULE THE GALAXY”、グリーンの「ヨーダ」モデルには“DO. OR DO NOT. THERE IS NO TRY”の名セリフを記している。「レイア姫」「レイ」着想のウィメンズシューズも「レイア姫」「レイ」をイメージしたカラーリングが特徴の「NMD」のウィメンズサイズも登場。それぞれのヒールタブには、「レイア姫」を象徴するセリフ“HOPE”、「レイ」の“LIGHT.DARKNESS. A BALANCE.”の文字が刻まれている。【詳細】アディダス スター・ウォーズコレクション第3弾「キャラクターズパック」発売日:2019年12月2日(月)展開店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウ、全国のアディダス ブランドコアストア、全国のアディダス オリジナルス ショップ価格:・12月2日(月)発売NITE JOGGER SW (FV8040) 16,000円+税、NMD_R1 SW (FW3935) 16,000円+税、NMD_R1 W SW (FW2280) 16,000円+税・12月17日(火)NITE JOGGER SW (FW2287) 16,000円+税、NMD_R1 SW (FW2282) 16,000円+税、NMD_R1 W SW (FW3947) 16,000円+税STAR WARS および関連するプロパティは、Lucasfilm Ltd.および/またはその関連会社の米国およびその他 の国における商標または著作権です。 ©&TM Lucasfilm Ltd.©2019 adidas Japan K.K. adidas, the 3-Bars logo and the 3-Stripes mark are trademarks of adidas.【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2019年11月29日12月20日公開の映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開記念イベント"スター・ウォーズ歌舞伎"が28日、都内で行われ、市川海老蔵、堀越勸玄が出席した。シリーズ第1作目にして伝説の始まりとなった映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の全米公開から42年。本作は全世界の人々を魅了し続けている同シリーズの完結編で、スカイウォーカー家の家族の愛と喪失を描く。そんな本作の公開を記念して行われた同イベントに、『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンでもある歌舞伎役者の市川海老蔵と息子・堀越勸玄くんが登場し、『スター・ウォーズ』の世界観と日本の伝統文化である歌舞伎が融合した1日限りのスペシャルパフォーマンスを繰り広げた。"スター・ウォーズ歌舞伎"の公演前に本作の大ヒット祈願と舞台あいさつが行われ、『スター・ウォーズ』の大ファンでもある市川は「父(十二代目市川團十郎)が宇宙好きで、子どもの頃から星を望遠鏡で見ていました。その当時のSF映画として初めてだったと思うんですが、父が映画に連れていってくれたのが心に響いたんでしょうね。そこからです」と思い出話。『スター・ウォーズ』シリーズの魅力は「ジェダイと暗黒面が大きく2つに分かれていますが、善と悪に分かれて善が悪を倒す歌舞伎と似ていると思うんです。ジョージ・ルーカスさんは"ジェダイ"が"時代"という言葉からインスピレーションを受けたりとか、日本の文化に対してご興味を持った上で構成されているというお話を聞いたことがあり、そういう意味では共通点があるのかもしれません」と歌舞伎との共通点を感じている様子だった。舞台あいさつ中には、自身が監修・主演を務めてこの日披露した"スター・ウォーズ歌舞伎"についても言及。オファーがあった時のことを「結構明快なオファーと言いますか、かなり前に『スター・ウォーズ』のお仕事を頂戴した時に、『そのようなことが出来たらいいですね』とふわっとした話を皆さんとしていたら、それが今日になってしまったという(笑)。『僕もこういうこと出来ますよ』みたいなことをチラホラ言ってしまい、やることになって反省しています」と笑いを誘いつつ、「『スター・ウォーズ』が大好きな方々のお気持ちを裏切ってはいけませんし、話に忠実でありたいですし、歌舞伎をやるわけなので、歌舞伎の要素をきっちりと入れるということが非常に難しいことでした」と話していた。映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、12月20日より全国公開。
2019年11月29日