JFEスチールは12月9日、プレス加工が難しい難加工部品に適用可能な新しい成形技術を開発したと発表した。新技術は、通常二段階でのプレス加工のうち、これまで人の経験や勘に頼っていた一工程目の形状を論理的に算出された最適形状に設計することで、難形状部の加工を可能にする。また、軟鋼から超ハイテン材まで強度にかかわらず適用できるため、部品の性能やデザイン性の向上、軽量化を測ることができる。同社は、同技術を用いてエアスポイラー一体型の自動車用バックドアを試作。エアスポイラーは張り出しが大きい形状のため成形が難しく、現状では樹脂製の別部品が取り付けられているが、今回開発した新しい成形技術を適用し、鋼板からエアスポイラーを一体で成形することに成功した。JFEスチールは今後、同技術の実生産への適用に向けて顧客との共同開発を積極的に行っていくとしている。
2015年12月10日ユニットコムは5日、腕時計の電池やベルト交換に使う工具16点セット「L125-AMS16-17628」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は2,139円(税込)。L125-AMS16-17628は、腕時計のベルト交換や金属ベルトの駒詰め、電池交換を自分で行う際に必要になる工具16点(12種類)をセットにしている。○バンドピン外しと裏蓋工具バンドピン外し(バンドピンを抜き取る工具)ナイフタイプオープナー(腕時計の裏蓋を開ける時に使う)スクリューオープナー(ネジ式の裏蓋開閉に使う)○ペンチ、固定台、ピンセットラジオペンチバンド固定台(ピン抜きの時に金属ベルトを立てて使う)ピンセット○プラスドライバー2種とミニハンマープラス精密ドライバープラス精密ドライバー・短片面プラスチックミニハンマー(ピンを抜く時に使う)○バンドピン抜き棒、バネ棒外し、マイナスドライバーバンドピン抜き棒×3本(ピンを外す時、ベルトのピンにあててミニハンマーで叩いて使う)バネ棒外し(バンドを取付けているバネの棒を外す時に使う)マイナス精密ドライバー×3本
2015年08月07日ブラック・アンド・デッカーは6月30日、女性向けに開発された1台5役の園芸工具「5in1ポールヘッジ&芝生バリカン」(GPSH1000)を発表した。発売は7月上旬で、希望小売価格は税別30,000円だ。5in1ポールヘッジ&芝生バリカンはブラック・アンド・デッカーの園芸工具として初めて日本で企画された製品。モーターをグリップの下方に配置した「水平モーター設計」によって、片手でも使いやすい重心バランスを実現した。そのほか、振動を低減する「αGEL」をグリップ部分に採用するなど、女性ユーザー向けに設計したとする。芝刈り用の「芝生バリカンブレード」と庭木や生垣を剪定するための「庭木バリカンブレード」、ヘッド部分の角度調節ができる「ポールユニット」が付属する。これらを組み合わせることによって、芝刈りができる「芝生バリカン」モード、庭木を手入れできる「ヘッジトリマー」モード、広範囲の芝刈りに適した「芝刈機」モード、高所の庭木を剪定できる「ポールヘッジトリマー」モード、草刈り作業に適した「刈払機」モードの5種類の機能を利用できる。芝生バリカン装着時のサイズと重量はW260×D160×H140mm/1.1kg。電源は一般的な家庭用コンセントだ。ブラック・アンド・デッカーは同日、付属品のポールユニットを省略した「2in1ヘッジ&芝生バリカン」(GSH1000)も発表した。希望小売価格は税別22,000円だ。
2015年06月30日ラピスセミコンダクタは6月22日、リチウムイオン電池で駆動するコードレス掃除機や電動工具などの電池保護システム用に、動作時消費電流を従来品比50%減となる25μA(@Typ.)に抑えた10セル対応のリチウムイオン電池監視LSI「ML5233」を開発したと発表した。同製品はパワーダウン時消費電流0.1μA(@Typ.)も実現しており、電池パックを長期保管しても、電池容量にほとんど影響を与えないで済む。また、各セル電圧を±15mVの精度で検出することが可能なため、充電効率を従来ソリューション比で7%向上させることが可能なほか、温度検出回路とショート電流検出回路を内蔵しているため、マイコンレスで充放電時の異常温度検出と電池パックのショート検出を可能としており、これにより主要部品点数を4個から1個に削減でき、実装面積も従来ソリューション比で約20%削減することが可能になるという。さらに、高耐圧プロセスの採用により、LSI1つで4~10直列システムまで対応することが可能。そのため、最大36Vまでの電動工具にも安心して使用できるほか、2個使用にて20直列(72V)に拡張できるため、電動自転車や乗用カートなどにも対応することが可能となるという。なお、同製品はすでにサンプル出荷中で、サンプル価格は800円(税別)。量産出荷は2015年9月からを予定しており、量産規模は月産5万個としている。
2015年06月22日日本トラストテクノロジーは18日、ステンレススチール製のApple Watch専用交換バンド「Apple Watch 42/38mm用 スチール バンド Orihalcon ~オリハルコン~」を発売した。「JTTオンライン」の直販価格は税込5,980円。本製品は、素材にステンレススチールを使ったApple Watch用の交換バンド。シンプルでスタンダードなデザインを採用した。手首の周囲に応じてバンドの長さを調節する専用工具が付属する。42mm用バンドの本体サイズは、約181×35×5mm(バックル締め時)、重量は88g。手首周りは約14.5~20cm。38mm用バンドの本体サイズは、約178×32×5mm(バックル締め時)、重量は84g。手首周りは約14~19.5cm。
2015年06月19日日本トラストテクノロジーは18日、Apple Watch用ステンレススチール製交換バンド「Apple Watch 42/38mm用 スチール バンド Orihalcon ~オリハルコン~」を発売した。「JTTオンライン」の直販価格は税込5,980円。本製品は、Apple Watchに取り付けられるステンレススチール製の交換バンド。ビジネスやフォーマルな場面でも合わせやすい、シンプルでスタンダードなデザインを採用。手首のサイズに合わせて、バンドの長さを調節する専用工具が付属する。42mm用スチールバンドの本体サイズは、約181×35×5mm(バックル締め時)、重量は88g。対応する手首周りは約14.5~20cm。38mm用スチールバンドの本体サイズは、約178×32×5mm(バックル締め時)、重量は84g。対応する手首周りは約14~19.5cm。なお、本製品はAppleのライセンスは取得しておらず、使用時に生じた機器のいかなる損害についてもユーザーの自己責任としている点に注意されたい。
2015年06月19日ドスパラは13日、同社が運営するパーツのレビューサイト「パーツの犬」が監修したPC自作セット「パーツの犬モデル」購入者向けに、組立工具一式が付属するキャンペーンを開始した。対象製品は「パーツの犬モデル」全製品だが、「パーツの犬モデル006(子犬セット)」のみ対象外。工具は数量限定の提供となり、なくなり次第終了する。なお、自作セット「パーツの犬モデル」を購入すると、通常ポイントに加えて4,000ポイントプレゼントされる「新生活応援セール」が、3月5日まで展開されている。
2015年02月13日JFEスチール、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、新構造材料技術研究組合(ISMA)は1月14日、鉄鋼材料に含まれる炭素の含有量を定量的に分析にできる装置「FE-EPMA」を改良し、世界最高精度となる0.01%レベルまで分析精度を高めることに成功したと発表した。鉄鋼材料の強度は炭素濃度を高めることで増加するが、一方で伸び特性が低下し、プレス成型時の加工性が低下してしまう。このため、強度と加工性を両立するには鉄鋼材料の中で炭素濃度が高い組織と、炭素濃度が低い組織が微細に分散した複合組織にする必要があり、微細組織の炭素濃度と分布状況を従来よりも厳密に制御することが重要になる。鉄鋼材料の炭素濃度を定量分析するには、電子マイクロアナライザ(EPMA)を使用した電子線分析が一般的だが、分析の進行とともに試料表面で炭素が徐々に堆積して炭素濃度が増大し、分析面積が狭くかつ炭素濃度が低い組織であるほど分析精度が大幅に低下するという課題がある。これに対しJFEスチール、NEDO、ISMAの三者は、「FE-EPMA」に炭素専用の検出器を3台組み込み、炭素の堆積を抑制する機能を複数具備させるなどの改良により、従来は炭素含有量0.1%レベルまでだった定量分析精度を、10倍の0.01%まで高めることに成功した。同装置を活用することで、自動車用高強度鋼板をより高精度で分析できるようになり、熱処理条件の確立や、サンプル材料製造時の複合組織の造り込みの精度向上に高い効果を発揮することで、開発の迅速化につながることが期待される。
2015年01月14日ユニットコムはこのほど、本体に工具を内蔵した多機能LEDライトを発表した。パソコン工房通販サイト内にある雑貨専門店「Nantena」にて販売中で、価格は税別899円。ハンディライトのグリップ部分に、プラスドライバーやマイナスドライバー、ハサミ、プライヤ、シートベルトカッター、ガラスハンマーといった工具を収納する。ライト部分には長寿命のLEDライトを備える。通常は白色LEDが点灯するが、スイッチを切り替えると赤色LEDが点滅する「フラッシュライト機能」を搭載する。電源は単4形乾電池3個。本体サイズはW4.8×D4.8×H17mm、重量は電池装着時で258g。
2014年10月09日大都は12日、コンパクトでカラフルな工具箱「cotetsu(コテツ)」の新サイズ2つを発売した。直販サイト「DIYツールドットコム」での直販価格は、従来の「cotetsu」が税込2,980円、「cotetsu 0.5」が2,480円、「cotetsu 1.5」が3,980円となっている。従来の「cotetsu」には新カラー3色が加わった。「cotetsu」は鉄でできた日本製の工具箱。工具箱らしからぬカラフルな色使いとコンパクトさで、女性からの人気も集めているという。今回、小物入れとして使える「cotetsu 0.5」と本格的な工具箱として使える「cotetsu 1.5」が新しく発売された。カラーは「ライムグリーン×ホワイト」「ピンク×ライトイエロー」「オフホワイト×レッド」の全3色。また、「cotetsu」には「ブルー×グレー」「イエロー×キャメル」「ブラウン×ライトブルー」(外側のカラー×内側のカラー)の3色が新カラーとして加わった。サイズは「cotetsu」がW198×D90×H62mmで、「cotetsu 0.5」がW135×D58×H42mm、「cotetsu 1.5」がW271×D116×H84mmで、重量は「cotetsu」が380g、「cotetsu 0.5」が190g、「cotetsu 1.5」が700gとなっている。材質はSECC(ボンデ鋼板)。「cotetsu」のカラーは「ブルー×グレー」「イエロー×キャメル」「ブラウン×ライトブルー」「オフホワイト×レッド」「ブラック×ブラック」「オレンジ×ブラック」「ライムグリーン×ホワイト」「ピンク×ライトイエロー」の全8色。工具箱としてだけでなく、小物入れやメガネケース、カトラリーケースなど多様な使い方ができるという。
2014年05月12日