各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。本日は洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Survivors in Ukraine』スティーブン・ショア(Stephen Shore)60年代後半から70年代初めにかけて流行した“ニューカラー”の牽引者として知られる、アメリカ・ニューヨーク生まれの写真家、スティーブン・ショア。本書は、19世紀後半にウクライナからアメリカに移り住んだ祖父を持つスティーブン・ショアがプロジェクトとして行った、第二次世界大戦中ウクライナで起こったユダヤ人虐殺生存者のその後を辿ったシリーズだ。22人のポートレートと彼らの住む家屋や風景を捉えた透明感のある作品は、静かな日常生活の中に消えることなく存在する歴史の重みを伝える。【書籍情報】『Survivors in Ukraine』著者:Stephen Shore出版社:Phaidon言語:英語ハードカバー/136ページ/290x210mm発刊:2015年価格:8,600円
2015年09月12日ニューヨーク発のセレクトショップが展開するオリジナルブランド、スティーブン アラン(Steven Alan)がストックホルムを拠点に活動するシャツブランド・シュナイダーマン(Schnayderman’s)とのコラボレーションによるオーバーシャツ(3万8,000円)を発売した。12年に“シャツ店のシャツ”をコンセプトに掲げスタートしたシュナイダーマンは、素材やフィッティングにこだわった“第二の皮膚”のようなシャツを展開している。今回のコラボレーションでは、素材にスティーブン・アランが今シーズン最も注目するファブリックのモールスキンを採用。第一ボタンをとめて、またはアウターとして着用することを考慮したサイズスペックで、シルエットなどにもこだわったオーバーシャツを製作した。なお、別注アイテムには、両ブランドの名前が刻印されたスペシャルシャツボックス、シャツ袋が付属となる。このシャツの発売を記念して、9月8日から23日まで「スティーブン アラン トウキョウ(STEVEN ALAN TOKYO)」で、10型のシャツにフォーカスしたイベントを開催。さらにイベントに合わせ、本国のシュナイダーマンチームが制作したムービーも公開。なお、イベントに伴い、シュナイダーマンのデザイナーも初来日する予定となっている。
2015年09月04日「ウエスト・サイド・ストーリー」の作詞や「Into the Woods」で知られるミュージカル界の巨匠スティーブン・ソンドハイムが手がけ、トニー賞4部門を受賞した傑作『パッション』の製作発表会見が9月2日に新国立劇場にて開催された。日本初演となる今回、出演の井上芳雄をはじめ、和音美桜、シルビア・グラブ、福井貴一、音楽監督の島健、演出の宮田慶子が出席し、意気込みと手応えを語った。ミュージカル『パッション』チケット情報イタリア映画「パッション・ダモーレ」を元にした本作。19世紀のイタリアを舞台に兵士ジョルジオと美しい恋人クララ、ジョルジオに恋い焦がれる病弱な女性フォスカの3人のめくるめく重厚な愛の物語が展開する。オリジナルの映画版を鑑賞したという宮田は、ヒロインなのに美しくないフォスカ像や女の執念を描いた恐ろしい物語に「衝撃的でした」と感想を漏らす。ミュージカル版の楽曲についても「ソンドハイムならではの難しさがある」と語るが、それでも「時折、身も心もとろける美しいメロディがあり、そこにハマりました。とにかくテーマは愛!恋愛をしないと言われる若者たちにぜひ見てほしい」と熱く語った。ソンドハイム作品初挑戦となる島は「誰でも口ずさめるメロディはほとんどない」とその難しさに言及するが「一見、怖いけれどロマンチックな物語を見事に表している」と難解さの奥にある魅力を語る。井上は「ミュージカル俳優を志して上京して、大学時代はこの新国立劇場でチケットもぎりのバイトをしてました」と明かし、ミュージカルに主演という形で“凱旋”を果たすことに「故郷に錦を飾る気持ちです」と感慨深げ。ジョルジオは、ふたりの女性に言い寄られる魅力的な男ということで「色香」を自らのテーマに掲げ「オープニングからセクシーです」と笑みを浮かべていた。キャスト陣からもソンドハイムの楽曲の難解さに対するコメントが続出する。井上は「何回聴いても入ってこない!」と嘆き節。3作目のソンドハイム作品出演となるシルビアも「『Into the Woods』の時は毎晩、うなされましたし、今回もすでにうなされてます」と苦笑するが「愛し、愛されることは複雑で大変だけど、素晴らしいことだと伝えたい」と語り、和音も「難しい楽曲に立ち向かい、歌いこなすことで表現できることがきっとある」と闘志を燃やす。前日には初めての本読みが行われており、その内容に「感動した」と語る福井は「やる方は難しいですが、聴く方は素晴らしいですよ。感じてもらえるミュージカルになると思います」とこの先、1か月半の稽古を経ての完成作に自信をのぞかせた。ミュージカル『パッション』は東京・新国立劇場 中劇場にて10月16日(金)より開幕。前売りは一部を除き完売しているが、9月6日(日)午前10時より追加公演のチケットを発売。取材・文・撮影:黒豆直樹
2015年09月04日9月11日、株式会社ユナイテッドアローズ(以下、UA)が二子玉川ライズに「スティーブン アラン(Steven Alan)」をオープンする。「スティーブン アラン」とは、ニューヨーク発のセレクトショップ。アメリカントラッド、アメリカンカジュアルをベースにしたシンプルなスタイルを作ることのできる、着心地のよいアイテムが豊富にそろう。UAは、2013年、同ショップの日本国内における出店と店舗運営に関する契約を締結。現在までに4店舗をオープンさせている。今回オープンとなったスティーブン アラン フタゴタマガワには、期間限定でアウアー(Ouur)のポップアップストアもオープン。アウアーとは、オレゴン州・ポートランド発のライフスタイルマガジン『KINFOLK』の編集長、ネイサン・ウイリアムがディレクションするジェネラル・ライフブランド。ものづくりに対して誠実な作り手のみと仕事することをモットーにしたブランドで、ポップアップストアでも、手編みのバスケットや手織りのタペストリーなど、手作りならではのあたたかみを持ったアイテムの数々に出合うことができる。また、ネイサン自身が選んだ日本の器も店頭に並ぶ点にも注目だ。
2015年08月31日ニューヨークのサロン業界で今、注目を集めている新感覚ヘアサロンスタイル“blow bar(ブロー バー)”からヒントを得て、ヘアケアブランドのスティーブンノルニューヨーク(Stephen Knoll New York)が、クイックスタイリングを参加費無料・事前予約不要で、気軽に体験できるPOP-UP サロン「HAIR SMOOTHING BAR(ヘア スムージング バー)」を8月26日から30日の5日間限定でオープンする。“blow bar”とは、シャンプーやブローがメインのサロンスタイル。アポなしでふらりと気軽に立ち寄れることで、美意識が高く多忙なニューヨーク女性に人気だという。“blow bar”のスタイルはアメリカだけでなくヨーロッパ圏にも広がり、セレブ御用達の有名ファッションスタイリストも自身の店をオープンするなどムーブメントが起きている。そんな話題の最新サロンスタイルを表参道に持ち込んだのがスティーブンノルニューヨークの「HAIR SMOOTHING BAR」。スティーブンノルニューヨークはニューヨークを拠点に広告撮影とサロンワークの両分野で活躍し、“マスター・オブ・ヘアデザイン”とも称される現役トップ・ヘアスタイリスト、スティーブン・ノル(Stephen Knoll)と研究開発した、コーセーのヘアケアブランド。同イベントでは、スティーブンノルニューヨークの代表的なアイテム「ハイドロリニューミスト」を使った30秒のメニュー「さらっさら髪体験」を始め、ヘアスタイリストによる約10分間のクイックスタイリング21日に発売となる新製品シャンプー&コンディショナーのサンプリングやフォトブースでの写真撮影など、楽しみながらキレイになれるコンテンツを展開する。また、会期中には 数々のモデルやセレブたちのヘアデザインを担当してきた、スティーブン・ノルが来日。来場者はスティーブン・ノル本人からスタイリングしてもらえるチャンスを手にできるかもしれない。【イベント詳細】「HAIR SMOOTHING BAR(ヘア スムージング バー)」期間:8月26日~30日時間:11:00~19:00※8月26日のみ12:00オープン場所:ZERO BASE表参道住所:東京都港区南青山5-1-25入場料:無料※予約不要
2015年08月11日スティーブン・スピルバーグが7月15日(水)、都内で行われた『ジュラシック・ワールド』のジャパンプレミアに、ビデオメッセージで「ついに日本でも“オープン”するので、大ヒットすることを願っています」と日本でのヒットを祈願した。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切り、公開13日目にして10億ドルを超える一大旋風を巻き起こす本作。現在は14億7,006万ドルを記録し、全世界興収の歴代トップ5入りを果たしており、日本公開を機にさらなる躍進が期待されている。シリーズ第1弾『ジュラシック・パーク』が描いた悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」。だが、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走をきっかけに、再びパニックに陥る。ジャパンプレミアにはコリン・トレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席した。スピルバーグから直々にオファーを受け、メガホンをとったトレボロウ監督は「こうして、大きな成功を収めることができて、とても誇りに思っているよ。スピルバーグが生み出した人気シリーズの“再発進”を果たすことができた。2世代でコラボしたような作品なんだ」と感無量の面持ち。そして「この作品はぜひ映画館で楽しんでほしい。なぜ映画館に行くべきなのか、思い出させてくれる作品だからね。映画はみんな一緒に笑ったり、叫んだりして感動を共有できるエンターテインメントなんだ」と力説。この日が本作プロモーションの世界ツアー最終日とあって、キャスト陣もしみじみと日本公開の喜びをかみしめていた。【ジャパンプレミアに届いたメッセージ】<クリス・プラット/主演>こんにちは、日本のファンの皆さん。日本に行けなくて残念だけど、みんなも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな。スクリーンでお会いしましょう。<スティーブン・スピルバーグ/製作総指揮>みなさん、こんにちは。プレミアに参加できず申し訳ありません。日本に行きたかったのですが、現在2本の映画を制作しており、LAで多忙な日々を送っています。『ジュラシック・ワールド』が世界中で映画史上最高のオープニング興行収入を達成したことを誇らしく思います。総興行収入も10億ドルを突破しました。世界中が期待しているテーマパークがオープンし、8月5日にはついに日本で公開されます。日本でも大ヒットすることを願っています。才能あふれるコリン・トレボロウが見事に監督を務めており、シリーズ最新作が完成しました。ぜひ映画をお楽しみください。どうも、ありがとう。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月15日監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟という最強チームで描くサスペンス・ドラマ大作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が2016年に決定し、場面写真が22日、公開された。本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった大事件"U-2撃墜事件"の知られざる真実をもとに映画化した作品。ソ連からの米国スパイ救出というミッションに、ごく普通の男が型破りな方法で挑む、驚きとスリルあふれるストーリーとなっている。不可能と思われるミッションに挑むのは、ジョン・F・ケネディ大統領から極秘指令を受けた弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機U-2によるスパイ飛行中に、ソ連に撃墜・捕獲されたパイロットの奪還を目指す。監督は、『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』でアカデミー賞監督賞を受賞したスティーブン・スピルバーグ。主演は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フィラデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたトム・ハンクスで、『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』以来13年ぶりにスピルバーグ監督とタッグを組む。そして脚本は、『ノーカントリー』『ファーゴ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟が務める。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年04月22日映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟というハリウッドで史上最高のスタッフ&キャストで贈るサスペンスドラマ『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が決定し、2016年に公開されることが明らかとなった。アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の世界を二分する、長きに渡る東西冷戦。冷戦下の1960年に起きた“U-2 撃墜事件”が世界を揺るがした。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機“U-2”によるスパイ飛行中、ソ連に撃墜・捕獲されたのだ。米国人パイロットの奪還計画に、当時の大統領ジョン・F・ケネディはある一人の男、弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)に白羽の矢を立てることに。パイロット奪還という極秘指令を受けた弁護士ジェームズは、巨大政府を相手に限りなく不可能なミッションに挑むが…。世界を揺るがす大事件の知られざる真実を、映画界の最強タッグで映画化した本作。3つのアカデミー賞に輝くスティーブン・スピルバーグに、『ターミナル』以来11年の時を経てスピルバーグ監督と再タッグを叶えた名優トム・ハンクスが主演だ。脚本は『ノーカントリー』『ファーゴ』など4つものアカデミー賞を掴んだイーサン・コーエンとジョエル・コーエン。彼らとマット・チャーマンとで、史上最高のドリーム・チームが集結した。アカデミー賞常連が集結し、早くも2016年アカデミー賞有力候補として注目を集めている。全面的核戦争の瀬戸際に立たされた冷戦時代に、ごく一般的な男に課された重大任務。公開された場面写真に映るトムが神妙な面持ちから、事件の行く末も気になるところ。真実を基にした衝撃とスリリング、そして心に刺さる感動をスピルバーグ監督はどのように描いているのか。続報が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日ブルース・ウィリスが、ブロードウェイの劇に初出演することになった。作品はスティーブン・キングの小説を原作にした『ミザリー』だ。その他の情報『ミザリー』は90年に、ジェームズ・カーンとキャシー・ベイツ主演で映画化もされている。雪山で事故に遭遇した恋愛小説家が、大ファンに助けられ、看護を受けるが、そのうちに彼女は少しずつ狂気を見せるようになっていく。公演は今年の秋。ウィリスの最近作は、『シン・シティ復讐の女神』で、次回作は11月北米公開予定のコメディ『Rock the Kasbah』。共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソンら。現在は、スリラー映画『Extraction』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年03月06日コーチ(COACH)は15年春に2タイトルのキャンペーンをローンチする。そのうちの一つとして、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)が手掛ける15年春コレクションのキャンペーンビジュアルを発表した。14-15AWのグローバルキャンペーンに引き続き、キャンペーンの撮影を手掛けることになったスティーブン・マイゼル。その舞台にはアメリカ郊外のノスタルジックな風景が選ばれた。モデルにはビンクス・ウォルトン(Binx Walton)やヴァレリー・カウフマン(Valery Kaufman)など次世代のファッション界を担う若手7人が起用され、彼女たちはマイゼルの手によって風景の中へと同化している。これにより、型破りでクールな少女たちがトラディショナルな世界と調和する、不思議なビジュアルが完成した。これらのビジュアルは前季と同じく、黄昏時のニューヨークの摩天楼に重なるようにレイアウトされ、この地におけるコーチの伝統へのオマージュが捧げられた。また、デザインをクリエーティブディレクターのファビアン・バロン率いるBaron & Baronが担当。スタイリストにカール・テンプラー(Karl Templer)を、メイクにパット・マグラス(Pat McGrath)を、ヘアにグイド・パラウ(Guido Palau)を起用するなど、豪華スタッフがキャンペーンの製作を支えている。キャンペーンのローンチにあたり、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)は「日々のありふれたシナリオも映画的な美によって変容させられるのです。スティーブンはハイパーノーマリティ(当たり前すぎる日常)を彼の優れた芸術的視点で捉え、このビジョンを具現化した広告ビジュアルを見事に創り出しました」とコメントした。
2015年03月02日ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探るために進める共同企画「日本アニメ(ーター)見本市」の作品群を紹介する番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第12回放送が、2月9日にニコニコ生放送にて放送された。番組には、2月6日に「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトにて公開された第12弾作品『evangelion:Another Impact(Confidential)』の監督・メカニックデザインを務めた荒牧伸志氏とCGディレクターの松本勝氏、プロデューサーの石井朋彦氏が出演。本作は、「別の場所、別の時」で、決戦兵器として秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」の暴走する様が描かれている。本作の監督を務めたのは、フル3DCGアニメ『APPLESEED』(2004年)で世界中のクリエイターに大きな影響を与え、日本における3DCGアニメーションのトップランナーとして時代を切り開き、『EX MACHINA』(2007年)や『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』(2012年)、『キャプテンハーロック』(2013年)や最新作『APPLESEED ALPHA』(2014年)などを手がけてきた荒牧伸志氏。本作を制作したのは、石井氏から「何か一緒にやらないかと誘われた」のがきっかけだったという。荒牧監督は「『パシフィック・リム』や『ゴジラ』など、日本のコンテンツがアメリカのハリウッドに行って、すごい形で戻ってくる。素晴らしいことだが、作り手として手放しで喜んでいていいのか」と感じており「日本の意地を見せたい」と思っていたという。荒牧監督と庵野氏は、20代の頃に庵野氏が関わっているアニメの仕事を庵野氏に手伝ってもらったこともある旧知の間柄であり、今回の"オフィシャル二次創作ムービー"とでも言うべき本作に、庵野監督が即GOサインを出したことを明かした。スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』(2001年)や『ハウルの動く城』(2004年)などでプロデューサー補を担当し、Production I.Gへ移籍した後は『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)や『東のエデン』(2009年)などをプロデュースしてきた、スティーブンスティーブン取締役兼務の石井氏は、「庵野さんからも『エヴァンゲリオン』を好きにしていいという返事をもらいまして、じゃあもうやるしかないな」と本作制作の覚悟を決めたという。全編を3DCGで制作された本作、「最初は1分半くらいのつもりで、地上に出て終わるつもりだったんです」と荒牧監督は考えていたようだが、「でもよく聞いてみると4分半くらいあるという(笑)」と裏話を明かした。「それからスタッフに声をかけました。エヴァンゲリオンの名前を出すと話が早くて(笑)」と、とんとん拍子で企画がまとまっていった模様。今回、劇中のメインキャラクターとなる"Another Eva"のデザインを担当したのは、荒牧監督が絶大な信頼を寄せる竹内敦志氏。「盲目のエヴァ」をイメージし、原作を踏襲しながらも新しいもう一つのエヴァンゲリオンが生み出されている。そのデザインを見た庵野監督は、その絵を見ただけで竹内氏の仕事だとすぐにわかったという。「エヴァンゲリオンを立たせるとワクワクするんですよね」と荒牧監督はうれしそうに語り、「やっぱりエヴァンゲリオンってフォトジェニックなんだな」と実感。番組ではそのほかにも、モーションキャプチャを用いた制作の方法や絵コンテなど、本作のこだわりが語られた。アニメ特撮研究家の氷川竜介氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナーでは、"浮遊粉塵"をテーマに講釈。氷川氏は「フレアやレンズ感があって、地上に出た後も立体的に粉塵が待っていて美しい。空気感や遠近感が出ています」と絶賛すると、松本氏はこの部分を非常にこだわっていたことを明かし、「この世界(CG)は綺麗すぎる。そこにいかにノイズをのせてリアルに見せるか。リアルだと逆にきれいな絵にするんですが」と、CGと実写の違いを説明した。クリエイターのパーソナルな部分に迫る「クリエイターの法則」のコーナーでは、「あなたにとってアニメとは?」という話題になり、石井氏は「世界へのパスポート」と回答。「日本人が世界に出る唯一の手段がアニメだと思います」と語り、「今作を見た『パシフィック・リム』スタッフからも荒牧さんと一緒に仕事がしたいという声が届きました」ハリウッドでの活躍を期待させる裏話も。松本氏は「考えたことが無い」とフリップを出し、「子供の頃からあって当たり前のものだったので」と回答。荒牧監督は「魂」と一文字で回答し、「自分の魂の拠り所」であると補足。「心の真ん中に必ずアニメーションがあるという意識でCGアニメも作っている」と自身のアニメとの関係を語っていた。3月上旬には第13弾作品『Kanon』が「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトで公開。監督を務めた前田真宏氏と鶴巻和哉氏をゲストに招き、本企画セカンドシーズンの話や「日本アニメ(ーター)見本市OP募集企画の選考発表などを行う特別番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」2ndシーズン開始特番が、動画サービス「ニコニコ生放送」にて3月9日22:00から生中継される。■「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」2ndシーズン開始特番放送日時:3月9日22:00~23:00(予定)出演者:前田真宏氏、鶴巻和哉氏、氷川竜介氏(アニメ特撮研究家)、山田幸美氏(MC)番組URLはこちら「日本アニメ(ーター)見本市」は、『新世紀ヱヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が代表を務めるアニメ製作会社・スタジオカラーとニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。若い才能に"挑戦の場"を提供するべく立案されたもので、さまざまなアニメーターたちが決められた予算と時間の中でオムニバスアニメーション作品を自由に創作し、毎週金曜日に1話ずつ公開していく。作品は公式サイトおよび公式スマートフォンアプリにて無料で視聴できる。(C)2014 nihon animator mihonichi, LLP.
2015年02月13日ドワンゴとスタジオカラーが日本アニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」の第12弾作品で、"別"の世界で起動したエヴァンゲリオンを描いたという『evangelion:Another Impact(Confidential)』の予告編が、公式サイトで公開された。本作には「別の場所、別の時」で、決戦兵器として秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」が登場。ヒトの制御を受け付けず、突如暴走を始める「無号機」は何のために作られたのか?――"別"の世界で起動したエヴァの、暴走と咆哮の物語が描かれるという。本編は2月6日に「日本アニメ(ーター)見本市」公式サイトで公開予定。監督は、フル3DCGアニメのさきがけとなった『APPLESEED』を制作し、現在は最新作『APPLESEED ALPHA』が公開中の荒牧伸志氏。「Another Eva」のデザインは竹内敦志氏、CGディレクターに松本勝氏、制作は荒牧氏がCCOとディレクターを務める「SOLA DIGITAL ARTS」、そしてアニメーション、実写、広告、あらゆるジャンルを横断して活動する映像制作会社「スティーブンスティーブン」が担当している。なお、2月9日22:00~23:00には動画サービス「ニコニコ生放送」にて特番『日本アニメ(ーター)見本市-同トレス- 第12回』が生中継され、荒巻氏、松本氏、石井朋彦プロデューサーが出演。『evangelion:Another Impact(Confidential』の制作秘話や作品に込めた思いなどが語られていくという。(c) nihon animator mihonichi LLP.(c)カラー
2015年02月03日人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の放送20周年を記念し、同作の名シーン再現を目指す「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」の始動が1月30日(金)、都内で行われた会見で明らかになった。ロンギヌスの槍を月に刺す…。エヴァ零号機によって投げられた「ロンギヌスの槍」が月面に到達するという名シーンを“実際に”再現する前代未聞のプロジェクトが、放送開始20周年のアニバーサリーイヤーに始動する。2015年といえば、TVシリーズ第1話で主人公・碇シンジが「逃げちゃダメだ」と初号機に乗り込んだ年でもある。作品の公式プロジェクトとして、「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」実行委員会が立ち上げた本プロジェクト。月面への打ち上げ・輸送や「ロンギヌスの槍」の射出は、株式会社ispaceが運営する日本初・民間月面無人探査プロジェクトチーム「HAKUTO(ハクト)」が技術協力する。放出予定の「ロンギヌスの槍」は全長240mmで、チタン合金(予定)。プロジェクトの実行は2015年末~2016年末を予定している。「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」実行委員会は、株式会社グラウンドワークス、株式会社グレートワークス、株式会社サニーサイドアップ、株式会社kiCk、株式会社スティーブンスティーブンら有志メンバーによって構成・運営。また、国内最大手のクラウドファンディングサイト「READYFOR」が資金調達に協力し、日本のクラウドファンディング史上最高額である1億円の調達を目標に掲げる。■原作・総監督:庵野秀明氏のコメント空想、妄想の世界を描いたアニメ作品の表現が、現実の世界で本気の遊び、エンターテインメントとして再現される計画に、驚きと喜びと感慨と深い感謝を覚えます。成功を祈ります。会見には“エヴァファン代表”としてタレントの加藤夏希、宇宙飛行士である山崎直子さんが出席し、「20周年なので何かイベントがあるとは思っていましたが、まさか月を目指すなんて!成功したら、ぜひ教科書に載せてほしいですね」(加藤さん)、「ものすごい試みですね。1キロの物質を宇宙に運ぶには、約1億円かかる。宇宙が手に届く場所になれば」(山崎さん)と話していた。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日ブルース・ウィリスがスリラー映画『Extraction(原題)』に主演することになった。監督はスティーブン・C・ミラー。その他の情報ウィリスが演じる主人公は、妻を亡くした悲しみから立ち直れないでいる元CIA捜査官。彼の息子は新米のCIA捜査官で、ふたりは一緒に新型の武器を開発しようとしている。そんな時、父がテロリストにさらわれ、息子は自力で父を助け出そうとする。ウィリスの最新作は、『シン・シティ 復讐の女神』。次回作は、秋に北米公開予定のコメディ映画『Rock the Kasbah(原題)』。監督はバリー・レビンソン、共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソン、ゾーイ・デシャネルら。文:猿渡由紀
2015年01月22日イギリスで記録的大ヒットをした『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』が、ついに日本に上陸する。本作は、日本でも大ヒットしたスティーブン・ダルドリー監督作『リトル・ダンサー』のミュージカル版。バレエを通じて、父と子が愛を再確認する感動の物語だ。本作を始め、12月の公開作でひと際目立つのは、キム・ギドクやデヴィッド・フィンチャーなど、世界各国の有名監督たちが手がけた“家族”をテーマにした作品ばかり。良くも悪くも昼夜、生活を共にする家族。悩みを共有したり、安心を得られる一方で、“最も近くて最も遠い”存在に感じることもしばしば。一見、いかにも幸せそうに見える家庭が、実は周りの人には知られたくない問題を抱えているというのも、決して珍しいことではない。ひとつ屋根の下でも、日々ドラマは起きている…となれば、ミドルエイジを迎え、家族を持った監督たちの作品も、その描き方はさまざま。今回は、一見まったく異なるが、実は“家族”という共通のテーマを描いた4本の新作をご紹介。●『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』12月5日公開1984年、ストライキに揺れるイギリス北部の炭鉱の町。11歳の少年ビリーは、炭鉱夫の父と兄、祖母と暮らしている。偶然目にしたバレエに興味を持ったビリーは、父親に内緒でバレエを習い始める。彼の素質を見抜いたバレエ教師の指導を受け、ビリーは“ロイヤル・バレエで踊る”という夢を抱くように。息子の才能と夢を知った父は、一大決心をする――。監督は、日本でも大ヒットした映画『リトル・ダンサー』と同じ、イギリス出身のスティーブン・ダルドリー(54歳)。映画版は、ちょうど14年前の2000年9月29日にイギリスで劇場公開され、英国アカデミー賞を受賞した。2005年からはロンドンのウエスト・エンドで、舞台版の上演が開始。ダルドリー監督は、こちらの舞台版でも演出を務め、音楽監督はエルトン・ジョンが担当した。2008年にはブロードウェイに進出し、トニー賞を独占。2014年の現在もロンドン・ウエストエンドで観客を魅了し続けている。そして、今年の9月28日。これまでビリー役を演じてきた27名が全員が共演する、1日限定の夢のステージも実現した。その模様はライブ配信され、週末興行成績第1位を獲得という偉業を達成。その夢のステージこそが、今回日本に上陸した『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』なのだ。ダルドリー監督は「情緒的な作品だ。家族が絶望的だと思われる状況に立ち向かう物語で、それはどの文化や言語に置き換えても共通のテーマだと思う」と語っている。ありのままの思いをぶつけ、衝突する父と息子。でもそれは、誰よりもお互いを愛してるからこそゆえ。自分の心を理解してほしいから、真剣に、不器用に向き合うのだ。少年ビリーは、言葉では伝えられない思いを、体いっぱいで表現する。家に帰ったら、すぐに自分の家族を抱きしめたくなるような、ハートウォーミングな家族の物語の傑作は、ミュージカル版でも顕在だ。●『メビウス』12月6日公開ある日、夫の浮気を知った妻。彼女は嫉妬と怒りのあまり、夫の性器を切断しようとするが失敗。ところが、その激情を抑えられない彼女は、息子の性器を切断して、姿を消してしまう。途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達する方法を教えるが、妻が戻ったことで――。監督は、韓国の鬼才キム・ギドク(53歳)。これまで『うつせみ』や『嘆きのピエタ』など、数々の衝撃作を生み出してきた彼が、新たに送り出す問題作だ。今回は上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、一切の台詞を省き、笑う、泣く、叫ぶといった感情表現のみで描写。ギドク監督の特有のちょっとグロくて、ちょっと歪んだ、でも人間の真実をえぐり出す家族愛には注目だ。●『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』12月6日公開『スパニッシュ・アパートメント』から連なるシリーズ第3弾。ウェンディとの間に2人の子どもをもうけ、パリで生活しているグザヴィエ(ロマン・デュリス)。小説家としてもある程度成功した彼だが、あるとき、スペイン留学時の親友でレズビアンのイザベルから精子の提供を頼まれる。しかし、このことが原因となり、ウェンディは子どもを連れてニューヨークへ移住してしまう――。監督は、フランス出身のセドリック・クラピッシュ(53歳)。これまで、ハリウッド映画とはまた違う、日常の小さなドラマを切り取り、すぐ隣にいそうな人間たちを映し出してきたクラピッシュ監督。彼の代表作となる、ロマン・デュリス演じるダメ男・グザヴィエの物語も、ついに最終章。いろいろな女性の間を行ったりきたりしていた彼には、呆れつつも、なぜか嫌いになれず、見守り続けてしまった女子も多いはず。そんな彼も親となり、家庭を持ち、すっかり落ち着いたのかと思えば、やっぱりそんなわけはないらしい。クラピッシュが描く、単なる“フランス式”とも言えない、愛おしいダメ男の家族の物語もまた必見だ。●『ゴーン・ガール』12月12日公開誰もがうらやむ完璧夫婦だったニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。5年目の結婚記念日に、突然エイミーが行方をくらましてしまう。メディアによって夫婦の実態が暴かれ、不審な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害の疑惑を持つように――。監督は『セブン』、『ソーシャル・ネットワーク』などのヒットメイカーで、アメリカ生まれのデヴィッド・フィンチャー(52歳)。スタイリッシュな映像と音楽は、まさにミュージックビデオ出身の監督ならでは。1分先も予測できない完璧な脚本が、観る者をただならぬ緊張感で包み、ただ一度の瞬きすらしたくないと思わせる。幸せいっぱいに見えた夫婦の徐々に明かされていくほころびを、容赦なく描き出していく本作は、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』とはまるで違う、生々しい家族の物語だ。2014年もあと1か月。今年の締めくくりに、世界の巨匠から“家族の在り方”を学べば、あなたの家族の物語がもっとキラキラ輝くかもしれない。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は、TOHOシネマズ日劇にて12月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Foxニューヨークの巴里夫 2014年12月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture - CN2 Productions - STUDIOCANAL - RTBF - France 2 Cinemaメビウス 2014年12月6日より全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
2014年11月25日アカデミー賞女優のヘレン・ミレン主演『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(11月1日公開)で、製作を務めたスティーブン・スピルバーグらスタッフ陣による解説を合わせた特別映像がこのほど、公開された。本作は、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営する伝統的なフレンチ・レストランと、道を隔てた真ん前に新たにオープンした、インドから移住してきた頑固な父と息子ハッサン(マニッシュ・ダヤル)たち一家が経営するインド料理店が巻き起こす攻防戦を軸にした物語。マダム・マロリーは、ミシュランで1つ星を獲得している自分の店に、もう1つ星を増やすことを目指して日々奮闘中。そんなある日、ハッサンとその家族が経営するインド料理店がオープンする。マダム・マロリーは、ライバル店の父に敵意を燃やし、2つのレストランによる戦いは激化するが、ハッサンが亡き母から譲り受けた魔法のスパイスと絶対味覚のセンスが、両店主の心を溶かしていく。このたび公開された特別映像は、本作の軸となっている老舗フレンチ・レストランと、向かいにオープンした新興インド料理店とのコミカルな攻防にフォーカスした内容。互いにライバル視し合い、戦場と化した両キッチンの様子と、スピルバーグら豪華スタッフ陣による解説を合わせた映像となっている。まず、製作のスピルバーグが「インドからやってきた一家がレストランを開く。よりによって向かい側のレストランは、マダム・マロリーの店」と物語の始まりを説明し、製作のオプラ・ウィンフリーが「彼女はライバルの出店を許さない」と補足。主演のヘレン・ミレンも「攻防戦は激化する」と伝え、ラッセ・ハルストレム監督は「異文化の衝突だ」と語っている。(C)2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年11月01日イギリスミュージカルの巨匠スティーブン・ダルドリーの初の長編映画監督作にして、英国アカデミー賞を受賞した『リトル・ダンサー』のミュージカル版が、ついに日本上陸。主人公ビリー・エリオット役を務めてきた歴代の27人のキャストが一堂に会した1夜限りのフィナーレ公演が、『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』としてTOHOシネマズ日劇ほか全国順次公開されることになった。ジェイミー・ベル主演の映画『リトル・ダンサー』がイギリスで劇場公開されたのが、ちょうど14年前(2000年9月29日)。ストライキに揺れる炭鉱の町を舞台に、プロのバレエ・ダンサーになるという夢を叶えるため、大きな困難を乗り越えて奮闘する少年・ビリーの姿を描いた物語は、ダルドリー監督自らが、音楽監督にエルトン・ジョンを迎え、国際的な賞を多数受賞している製作陣を率いて舞台化。ブロードウェイで上演されるや、第63回トニー賞で「ミュージカル作品賞」「主演男優賞」など10部門を獲得。ロンドンのウエスト・エンドでは、現在でも週に8公演上演される超ロングランヒットで、観客を魅了し続けている。そのミュージカルで、現役およびかつてのビリー・エリオット役を演じた27人が、9月28日に上演された『ビリー・エリオット・ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』の特別演出されたフィナーレにて夢の共演を果たした模様を収めたのが本作だ。史上最年少10歳でビリー役に抜擢されたリバプール出身のエリオット・ハンナ(現在11歳)が主演を務めており、2005年の初演でビリー役を演じ、今回の特別公演では成長したビリー役で帰ってきた22歳のリアム・ムーアと共演。さらに、ダルドリー監督が開演の挨拶を行い、音楽を担当したエルトン・ジョンからのスペシャルメッセージも紹介されたという。本ミュージカルの本拠地、ウエスト・エンドにあるヴィクトリア・パレス劇場から世界8か国に向けライブ配信され、ライブイベントの劇場公開としては史上最大規模となった本作は、イギリスの週末興行成績第1位を獲得する記録的大ヒットとなった。日本を含め世界9か国でも上映される予定で、観客からの好評の声に応えて、期間限定でイギリスの350館においてアンコール上映も行われることが決定している。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は12月5日(金)~12月11日(木)TOHOシネマズ日劇ほか、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日ニューヨークを代表するセレクトショップ 「スティーブン・アラン(Steaven Alan)」とのコラボレーションによる「リーボック(Reebok)」インスタポンプフュ―リーが店舗限定でリリース。今回のモデルは黒を基調にしたデザインで、アッパーに上質なピッグスエードとガーメントレザー(天然皮革)を用い、ライニングにはピッグレザーを使用。通常ある甲の部分に刺繍されるReebokのブランドロゴがないのが特徴で、アウトソールはあくまでもミニマルでシックなデザイン。インソールのみにSteven Alanのロゴがプリントされる。こちらは『Reebok CLASSIC』のリミテッドラインである“Reserve”ラインの中でも特別なカテゴリーで”Certified Network”という『Reebok CLASSIC』が選定した世界各国の限られたスニーカーショップだけで展開されるシリーズ。国内ではこの”Certified Network”に選ばれている「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」と「アトモス(atmos)」の2店舗のみでの展開。【商品概要】発売日:2014年8月16日(土)販売店舗: 「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」、「アトモス(atmos)」価格:18,800円(税抜)【関連ニュース】■【国内限定発売!】アディダス名作スニーカーが復刻して限定カラーで登場■内田篤人選手がカスタマイズしたスニーカーを『mi adidas by Atsuto Uchida』で販売■【8月9日発売】止まらないスニーカーコラボブーム!今回は「A BATHING APE®」と「mita sneakers」がタッグ!■【次のトレンドはこれ!】2014秋冬のスニーカーは「アシックス(ASICS)」元の記事を読む
2014年08月12日(画像はプレスリリースより)40代以上の女性に、髪と頭皮のためのヘアケアシリーズコーセーは、「スティーブンノル ニューヨーク」より、40代以上の女性に向けた、髪と頭皮のためのヘアケアシリーズ「スティーブンノル バイタルプレミアム」を、8月21日より新発売する。「スティーブンノル ニューヨーク」は、トップ・ヘアスタイリスト、スティーブン・ノルの発想とコーセーの研究開発力で健やかで美しい髪に導くヘアケアブランド。新商品は、ピンク色のパッケージ、「スティーブンノルバイタルプレミアムシャンプー」、「スティーブンノルバイタルプレミアムコンディショナー」「スティーブンノルバイタルプレミアムヘアパック」と、オレンジ色のパッケージ「スティーブンノルバイタルプレミアムシャンプーVOL」の4品目。美しい髪が育つための健やかな頭皮環境を整える「バイタルプレミアム」シリーズは、髪と頭皮、両方のエイジングケアができる、インバス使用のヘアケアシリーズ。細く弱くなり「髪やせ」した毛髪をコーティングし、根元からふんわりと立ち上がるような、自然なボリューム感のある髪に導く「ハリコシアップ処方」を全品に採用。毛髪を内側からも補修し、頭皮にうるおいを与え、美しい髪が育つための健やかな頭皮環境を整える。ピンク色のパッケージの3品は、「髪やせ」の悩みにくわえ、“髪にツヤがない”、“毛先のダメージが気になる”などの悩みに対応。髪にハリ・コシを与えながら、毛先までツヤやかに導く。また、オレンジ色のパッケージの「シャンプー VOL」は、“髪がぺたんとする”、“つむじが目立ってしまう”などの悩みに対応。髪が根元から立ち上がるようなボリューム感のある仕上がりに導く。コンディショナーなしのシャンプー単品使用で、毛先までなめらかに整えるという。【参考】コーセープレスリリース
2014年07月20日エアロスミスのスティーブン・タイラーやダニエル・ラドクリフ、マレーシアの王族など海外セレブを虜にしてきたニューヨーク発のサーカス・エンターテインメント、『EMPIRE―エンパイア』が今夏、日本初上陸とのこと! 5月13日(火)、東京ミッドタウンのMercedes me(メルセデス・ベンツ 新ショールーム)で制作発表記者会見が開催されました。会見には、オフィシャルサポーターのテリー伊藤さんが登壇し、その魅力について語ってくれました。全米最高水準のショーと言われているダークシルクシリーズ最新作『EMPIRE―エンパイア』のプロデューサーは、ラスベガスの最高級ホテル、「シーザースパレス」のオフィシャル・サーカス・エンタテインメント「Absinthe(アブサン)」を手がけたSPIEGELWORLD(スピーゲルワールド)氏。この肩書き1つだけでもそのレベルの高さが伺えますが、見どころは何と言っても、最前列からわずか1mにある円形ステージで繰り広げられる、ド迫力のパフォーマンス。しかも、総勢16名のキャストはすべて美男美女。鍛えあげられた肉体美にセクシーな衣装を身にまとい登場し、客席にもセクシーな衣装のまま遊びに来ることもあって、目のやり場に困ることもあるそう。さすが“禁断のサーカス”と呼ばれているだけあり、テリー伊藤さんが評した「官能的」という表現がピッタリ! なのです。会見では『EMPIRE―エンパイア』で活躍する日本人ラートパフォーマー、吉川泰昭さんがパフォーマンスの一部を披露。狭い円形ステージでラートを自在に操り高速スピンや輪の中で身体全身を支える超絶神業に、取材陣はまさに“かぶりつき”状態。最前列で見学させていただいた記者も、写真を撮ることを忘れそうなほど、食い入るように見つめてしまいました…! その後、テリー伊藤さんとのトークタイムに入っても、吉川さんの筋肉は波打ちっぱなし。細心の注意と最高のコンディションが必要なパフォーマンスだと知らしめられる一方で、男性の肉体美が好きな女性は、至近距離で見たら興奮するかも!? とも感じました。パフォーマンスが披露される劇場空間も、堪能ポイントの1つ。ナイトクラブを彷彿とさせるラグジュアリーなフロアで、お酒を楽しみながら観劇できるのです。日本での公演は品川プリンスホテル Club eXで開催されるので、ぜひ、ドレスアップして出かけたいところです。テリー伊藤さんは「男の肉体美が大好きな、はるな愛さんかミッツマングローブさんを誘って行きますよ(笑)」とおっしゃっていましたが、女子同士で観劇しても楽しめることは確実。観劇中は撮影&録画OK(※フラッシュ撮影は禁止)なので、SNSのネタにもできそう。デートなら、ドリンクと軽食が付いたVIPルームを予約して、プライベートな空間で2人きりで楽しむのもオススメです。コメディーからヴォードヴィル、バーレスクまで繰り広げられるタブー無しの世界観に、今夏あなたも足を踏み入れてみては? ・EMPIRE―エンパイア 公式サイト
2014年05月21日先月、東京・裏原宿の4ヶ所の壁に大きなグラフィティーアートが登場し、話題になっている。手掛けたのは、世界的に活躍するグラフィティーアーティストのスティーブン・パワーズ(Stephen Powers)。“看板屋”として、街にアートを広める壁画プロジェクト「A Love Letter for You」を世界の街で展開している人物だ。現在東京・原宿のギャラリーターゲットで開催中の日本では初となる個展「TODAY IS ALREADY TOMORROW」に先駆けて来日。原宿通りのブロック塀と、キャットストリート沿いの田辺マンションのシャッター、そして、「ブックマーク(BOOKMARC)」「マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS) 原宿」の壁をキャンバスに、作品を描いた。4月18日にブックマークで新作作品集『A LOVE LETTER TO THE CITY』のサイン会を行ったパワーズ氏。今回のプロジェクトについて、「近隣の方の意見を聞きながらプロジェクトを進めて行くのは大変だったが、なぜ壁に描くのか説明すると、共感してもらうことができ、皆さんの支援によって実現することができた。僕が絵を描いているのを不思議そうに眺める子供に、『(あの人は)日本にとってすごく素敵なことをしてくれているのよ』と説明している人がいて、とても感銘を受けた」と話す。また、日本を気に入ってくれたようだ。「いつも人との対話からテーマを見つけることが多いが、今回日本からもたくさんのインスピレーションを受けて、(日本に到着してから)8日間眠れていないくらい。日本人がそれぞれ自分の仕事に誇りを持って取り込んでいるところにとても感化される」。そんな日本への想いは、一番大きな作品に描かれるメッセージ「NOW IS FOREVER」に込めたという。ブックマークから始まったこのプロジェクト。昨今増えている街中の落書きへの対策としても期待されている。
2014年04月29日本年度のカンヌ国際映画賞で、審査委員長のスティーブン・スピルバーグが絶賛した美しき愛の衝撃作『アデル、ブルーは熱い色』の予告編がついに解禁。女性同士の情熱的な恋愛を描き、まるで絵画のように美しいといわれた彼女たちのラブシーンも盛り込まれていることがわかった。ある日、デートに向かう途中、青い髪の女性(レア・セドゥ)とすれ違い、世界が一瞬止まったかのように彼女に心奪われたアデル(アデル・エグザルコプロス)。やがて、“青い髪の女性”の画家エマと再会したアデルは、「人生に偶然はない」と語る彼女の大人っぽい独特の雰囲気と、感受性の強さと知性に魅了され、のめりこんでいく。彼女たちの愛の暮らしは数年間続いていたのだが……。カンヌ国際映画祭では、監督のアブデラティフ・ケシシュに加えて主演を務めたレア・セドゥとアデル・エグザルコプロスの2人にも最高賞「パルムドール」が贈られるという史上初の事態に、全世界から注目を集めた本作。先のゴールデン・グローブ賞では「外国語映画賞」にノミネートされ、放送映画批評家協会賞では「外国語映画賞」とともにアデル・エグザルコプロスが「若手俳優賞」を受賞するなど、各映画賞を席巻中だ。予告編は、そんなカンヌの受賞シーンからスタート。青い髪のエマとの生涯一度きりの運命的な出会いから、一途に彼女にのめり込んでいくアデルの深く悲しい愛の歓びと悲しみが、詩のように美しくリアルに描かれている。また、映像にはセンセーショナルにして絵画のように美しいと大絶賛を浴びた、彼女たちのラブシーンも!その完璧な官能美は必見だ。まるで隠しカメラで撮られているかのようにナチュラルな演技と称えられたアデル・エグザルコプロスと、ミステリアスな雰囲気漂う青い髪のエマがハマっているレア・セドゥ。今後のブレイクが期待されている彼女たちの演技にも注目してみて。『アデル、ブルーは熱い色』は4月5日(土)より新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:アデル、ブルーは熱い色 2014年4月5日より新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013- WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS – FRANCE 2 CINEMA – SCOPE PICTURES – RTBF (Télévision belge) - VERTIGO FILMS
2014年01月27日フランスの人気コミックを原作に、青い髪の画家エマと運命的に出逢い、一途な愛を貫くアデルの情熱的な人生を描く『アデル、ブルーは熱い色』。巨匠スティーブン・スピルバーグが絶賛した本作の美しくセンセーショナルな日本版ポスタービジュアルがひと足先にシネマカフェに到着した。ある日、アデルは青い髪の女性とすれ違った瞬間、世界が止まったかのように心奪われた。その後、その“青い髪の女性”画家のエマとバーで再会したアデルは、大人っぽい独特の雰囲気と、彼女の感受性の強さ・知性に魅了され、一途にのめりこんでいく。数年後、教師になったアデルは自分をモデルに絵を描くエマと暮らし、幸せな日々を送っていたのだが、エマの作品披露パーティの後、アデルは彼女の態度が急に以前と変わったことに気がつき…。本年度カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めたスティーブン・スピルバーグが絶賛し、監督だけでなく主演女優2人にも「パルムドール」贈るという異例の事態に、全世界から注目を集めた本作。先日発表された第71回ゴールデングローブ賞 外国語映画賞ノミネートのほか多数の受賞・ノミネートが相次いでおり今年注目したい映画のひとつとなっている。今回公開されたポスタービジュアルは、『イングロリアス・バスターズ』『ミッドナイト・イン・パリ』の好演で国際的に高く評価されたレア・セドゥと、若手女優アデル・エグザルコプロスが見つめあっているビジュアル。大胆なラブシーンにも体当たりで挑んだ彼女たちを「まるで、現実の恋愛が目の前で繰り広げられているような感覚さえ受けた」とスピルバーグ監督が称賛し、名画のような完璧な美を構築した2人。青の色香漂う本ポスターでも確認できる彼女たちの愛し合う視線には思わず釘付けになってしまう。恋に落ちたときの世界が止まるような瞬間、相手を求める情熱、愛を失いかけたときの息もできない痛み…一度は味わったことのある“生きる歓び”や“愛する痛み”を実感しながらも懸命に生きていく彼女たちの姿に誰もが共感するはず。『アデル、ブルーは熱い色』は、2014年4月5日(土)新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アデル、ブルーは熱い色 2014年4月5日より新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013- WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS – FRANCE 2 CINEMA – SCOPE PICTURES – RTBF (Télévision belge) - VERTIGO FILMS
2014年01月19日「プラダ(PRADA)」が14SSウィメンズの広告ビジュアルを発表した。撮影はスティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)が担当。ジュリア・バーグスホフ、ドロタ・クローヴァをはじめ、アシュレイ・グッド(Ashleigh Good)、グレイシー・ヴァン・ガステル(Gracie Van Gastel)、アマンダ・マーフィー(Amanda Murphy)、ヴィクター・ヴァン・ペルト(Viktor Van Pelt)ら18名のモデル達が巨大な女性の顔の壁画プリントがあしらわれた躍動感のあるワンピースやコートを着こなす。ネックラインと胸元のストライプがチーム写真の印象を強調。コーディネートには、サイドパートのヘアスタイルにフェザーのヘッドピース、クリスタルを散りばめたスポーティーなチューブソックス、サフィアーノレザーを使用したハンドバッグなどを取り入れた。本キャンペーンのメイキング映像は同ブランド公式サイトにて公開される。
2014年01月10日スティーブン・キングから「セミオート版『明日に向って撃て』だ!」と激賞されたベストセラー小説「野蛮なやつら」を映画化した『野蛮なやつら/SAVAGES』が3月8日(金)より公開される。本作で主演を務めるイケメン・コンビ、テイラー・キッチュとアーロン・テイラー・ジョンソンの2人の“テイラー”の魅力をご紹介!物語は、大麻栽培で大成功を収めた心優しい植物学者・ベンと元傭兵のチョン、そして2人の“共通”の恋人・オフィーリアと高級リゾート地で暮らしていたところに、メキシコの麻薬カルテルに持ちかけられた強引な提携話を断ったことから、オフィーリアを人質に取られてしまい最愛の彼女を取り戻すため、2人が組織に“野蛮な”争いを挑む姿を描く本作。頭脳派・ベンには、『キック・アス』でオタクな高校生を演じ注目を集め、今年は『アルバート氏の人生』、『アンナ・カレーニナ』と出演作公開が続くアーロン・“テイラー”・ジョンソン。肉体派のチョンには、昨年『バトルシップ』、『ジョン・カーター』と相次いで出演作が公開された“テイラー”・キッチュ。ビジュアルでもお分かりいただける通り、彼ら“テイラー”コンビは女子たちの心を鷲掴みにするイケメン&マッチョ!これまでアクション映画で活躍し、様々な作品でその肉体美を見せつけてきたテイラー・キッチュはさておき、『キック・アス』のイメージが強いアーロンが髭をたくわえ、さらにドレッドヘアー姿と、これまでの弱腰キャラを一新するそのビジュアルに誰もが驚くはずだ。元々アーロンの本名は「アーロン・ジョンソン」だった。しかし、23歳年上の映画監督サム・テイラー=ウッドがメガホンをとった作品に出演したことがきっかけで、彼女とゴールイン。そのテイラー=ウッド監督の旧姓を取り、法律上の名前を「アーロン・“テイラー”・ジョンソン」に変更したのだとか。さらに、彼女の連れ子2人と、自身らの間に2人の子供をもうけており、なんとアーロンは23歳にして4児のパパ!さらに2人に“共通”しているのは名前だけではない。本作では、この2人はブレイク・ライブリー(「ゴシップガール」)演じるセレブ女子・オフィーリアを“共通”の恋人としてそれぞれに愛しているという、何とも複雑な三角関係でもある。オフィーリアも同時に2人を愛し、チョンとベットを共にし恍惚の表情を見せたかと思えば、ベンとはバスタブで激しく絡み合い、終いには大麻を吸って朦朧とする中、果ては3人で禁断のプレイまで…。ブレイクと絡み合うこのシーンに、女子ならばダブル“テイラー”の鍛えあげられた肉体美に目が釘付けになること必至!高級リゾートでイケメン2人との優雅な暮らし。あなたなら、どちらのテイラーを選ぶ?『野蛮なやつら/SAVAGES』は3月8日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて公開 。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野蛮なやつら/SAVAGES 2013年3月8日よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて公開(C) Universal Pictures
2013年02月18日アン・ハサウェイがスティーブン・スピルバーグの次回作『Robopocalypse』に出演することがわかった。主演はクリス・ヘムズワース。撮影は来年スタートするという。『Robopocalypse』は、ダニエル・H・ウィルソンが書いた小説に基づくSFスリラー。舞台は、ロボットが日常生活に欠かせない存在になった近未来。ロボットが人間に反抗し始め、人間たちがそれに立ち向かうという物語だ。撮影は来年前半、カナダのモントリオールでスタートする予定らしい。北米公開は2014年4月25日。29歳のハサウェイは、今、公私ともに絶好調。この夏はクリストファー・ノーラン監督の大ヒット映画『ダークナイト ライジング』に出演し、年末にはオスカー狙いと位置づけされているトム・フーパー監督のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』が公開となる。また9月末にはジュエリー・デザイナー兼俳優のアダム・シュルマンと結婚したばかり。結婚式はカリフォルニアのビッグ・サーで行われ、3週間ほどヨーロッパでハネムーンをエンジョイしたようだ。
2012年11月13日スティーブン・スピルバーグ監督が、オスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎えて、米国史に名を残す偉大な政治家エイブラハム・リンカーンの真実を描いた映画『リンカーン』の特報映像が公開された。特報映像本作は、アメリカ合衆国第16代大統領になったリンカーンが、奴隷解放運動を推進し、国を二分する戦いとなった南北戦争の中で、未曾有の危機に立ち向かいながら自らの信念を貫こうとする姿を描く感動作。スピルバーグが12年もの間、撮ることを熱望していた作品で、デイ=ルイスだけでなくサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズら豪華なキャストが集結している。このほど公開された特報映像は、スピルバーグ作品には欠かすことのできない作曲家ジョン・ウィリアムズの荘厳なメロディが鳴り響き、リンカーンの後姿を捉えたショットの数々で幕を開ける。多くの名演で知られるデイ=ルイスは、短い映像ながら圧倒的な存在感を発揮。多くの人が知る「人民の人民による人民のための政府」というフレーズも決して型にハマることなくドラマに溶け込んでいる。さらに特報では家屋を焼き、人々の命を奪う戦争を前に苦悩するリンカーンの姿を描き出す。登場人物たちは口々に「お前の理想のためあと何千人殺す?」「奴隷解放と国の平和は両立できない」と言い放つ。しかし、彼は自分の理想と夢と信念を胸に戦い続ける。特報は短い時間ながら英雄としてのリンカーンと、多くの犠牲を余儀なくされた彼の姿の両面を描いており、映画は、単なるヒーローものや英雄伝ではない、リンカーンの“真実のドラマ”を描いているようだ。『リンカーン』4月13日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO. LLC
2012年11月06日スティーブン・スピルバーグ監督が1982年に発表した名作『E.T.』が劇場公開30年、ユニバーサル映画100周年を記念してブルーレイ化され、本日発売された。高画質・高音質の本編映像だけでなく、スピルバーグ監督が語る秘話や、新たなインタビュー、制作の舞台裏などをおさめた特典映像が収録されている。その他の画像本作は、アメリカの田舎町で暮らす孤独な少年エリオットと、宇宙からやってきた不思議な生き物(E.T.=The Extra Terrestrial)の友情を描いた感動作で、ゴールデングローブで作品賞を受賞し、米アカデミーでは4部門を受賞した。このたび発売されたブルーレイは、オリジナル版をユニバーサル・スタジオのデジタル・チームとスピルバーグ監督の共同作業によってデジタル・リマスターしたもの。特典映像のインタビューでは、本作の歴史的なヒットを受け、スピルバーグ監督が続編の依頼を受けるも「考えたがこれ以上の映画は撮れないと思った」と振り返る場面や、当時の秘話を収録。“E.T.制作記録”と題した映像では、E.T.の手の動きにリアルさを出すため、パントマイム俳優がE.T.の特殊メイクをし、E.T.の手を模した器具を装着してエリオットを抱きしめたり、スイカを食べるシーンの裏側が収録されている。また、本作でエリオットの妹役を演じたことがきっかけで注目を浴び、現在も女優、プロデューサーとして活躍するドリュー・バリモアもイントロダクションに登場。先日、37歳で第1子を出産した彼女は、映像収録時は出産前だったが「子供に見せてあげようと、今からわくわくしています」と早くも母親らしいコメントを寄せている。ブルーレイ『E.T.』コレクターズ・エディションブルーレイ+DVD(デジタルコピー機能付き) 2枚組仕様価格:4190円(税込)発売中発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント文:滝島千尋
2012年11月02日スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた、マリリン・モンローのミュージカル制作の舞台裏を描くショービズ・サバイバル・ドラマ「SMASH」がついに日本上陸!これを記念して、10月25日(木)から新宿ステーションスクエアにて“「SMASH」ヒューマンビルボード・ミュージカル”と銘打たれたイベントがスタート。その初日のステージにスペシャルゲストとしてお笑い芸人「北陽」の虻川美穂子が登場し、見物人およそ1,000人を前にパフォーマンスを披露した。夢と現実が交差する街・ニューヨークで、ウェイトレスをしながら女優を目指すカレンは、マリリン・モンローの人生を題材にした新作ミュージカルの主役オーディションに挑戦する。ライバルは、経験豊かなブロードウェイ・ダンサーのアイヴィー。作曲家コンビのジュリアとトムを中心とした制作チームには様々な思惑が入り混じり、女たらしで有名な演出家・デレクは、カレンの才能を信じながらもアイヴィーと関係を持つ。最後に主役の座をつかむのは果たして…。“「SMASH」ヒューマンビルボード・ミュージカル”は、ニューヨークのブロードウェイの街並みを再現した高さ7.5メートル×幅13メートルの大型ビルボード(屋外看板)から、ミュージカル俳優たちが飛び出し、ビルボードを舞台に、ドラマさながらの歌やダンスのミュージカルパフォーマンスを行うイベント。この日、この異例のショーを一目見ようとイベント開始前から実に500人もの観客が詰めかけ、さらに会場周辺を入れると述べ1,000人の見物客が注目する中、スペシャルゲストの虻川さんがマリリンをイメージしたきらびやかな衣装で登場!“マリリン・ネタ”でおなじみの「ハッピーバースデー・ミスタープレジデント」を妖艶に歌い上げ、客席を大いに沸かせた。このイベントに相当な気合いで臨んだという虻川さん。「今日の映像を何かのルートでスピルバーグ氏が目にすればと思って来ました!私をマリリン・モンロー候補のひとりに入れて!」と悩殺ポーズ付きで主役争いに名乗りを上げた。さらに「SMASH」では熾烈なオーディションの様子が描かれているが、虻川さんも過去に辛い経験があったようで、「以前、工事現場の警備員のアルバイトをしていたのですが、日焼けをした状態でお笑い番組のオーディションに行ったら、ちょうどガングロギャルが流行りだした頃で、『女のくせに日焼けして鼻につく』と言われました…」と当時をふり返った。最後には、「元気なだけのミュージカルではなく、制作の舞台裏やそれを取り巻く人たちの気持ちがよく描かれていて、とても面白い作品です」とショービズ界で生きる者ならではの視点で作品の見どころを熱く語っていた。ドラマ「SMASH」は11月3日(土・祝)21:00より無料BSチャンネル「Dlife(ディーライフ)」で放送開始。「SMASH」公式サイト「SMASH」ヒューマンビルボード・ミュージカル開催期間:10月28日(日)まで(※1日6ステージ)場所:新宿ステーションスクエア(東京・新宿)■関連作品:SMASH [海外TVドラマ]© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved. Artwork © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年10月26日スティーブン・キングの人気小説をクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて再映画化した『キャリー』の特報映像がこのほど公開された。特報映像本作は、地味で内気な少女キャリーの悲劇を描いた青春ホラー。学校にも家庭にも居場所のないキャリーの抑圧されてきた怒りが爆発するときに巻き起こる惨劇を、ショッキングな表現で描き出す。本作は、1976年にブライアン・デ・パルマ監督によって映画され人気を集めたが、このたび『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが監督を、モレッツがキャリー役を務めて37年ぶりに再映画化。製作陣によると今回の映画化はキングの原作により忠実に作られているという。予告編は、燃えさかる炎によって焼かれていく建物を捉えた空撮ショットに始まり、「誰も理解してないが、彼女はもともと怪物なんかじゃない。普通の女の子だった」という恐ろしくも哀しいナレーションが流れる。映像のラストには血にまみれたキャリーが登場するが、哀しんでいるような、何が起こったのか理解できていないような複雑な表情を浮かべている。『キャリー』は残酷な描写やホラーの要素がありながら、その根底にはひとりの少女の制御できないほどの哀しみや痛みが描かれた作品で、モレッツがキャリー役をどのように演じるのかも気になるところだ。本作は、来年3月に全米公開され、5月にソニー・ピクチャーズの配給で日本公開される。『キャリー』2013年5月ロードショー
2012年10月24日