リコーイメージングは3月5日、同社のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」(以下、K-S2)のスマートフォン向け専用アプリ「Image Sync」の対応OSなど詳細を発表した。アプリは近日公開予定で、ダウンロードは無料だ。Image Syncは、無線LAN(Wi-Fi)に対応したデジタル一眼レフカメラK-S2の専用アプリ。K-S2とWi-Fi接続したスマートフォンやタブレットでは、Image Syncアプリを通じてリモート撮影できるほか、絞りやシャッタースピード、ISO感度などの設定も調整できる。カメラからスマートフォンへのデータ転送もワイヤレスで可能だ。アプリの対応OSはAndroid 4.4~5.0、iOS 7.1~8.1。Google PlayもしくはApp Storeから無料でインストールできる。K-S2は、100カ所に施されたシーリングによって防塵・防滴性能を持つデジタル一眼レフカメラ。防塵・防滴仕様のデジタル一眼レフカメラとして世界最小のボディを実現している(同社調べ)。そのほか、ペンタックスの一眼レフカメラでは初めてバリアングル液晶モニターを搭載するなど、"自分撮り"向けの機能も持つ。発売は3月6日で、ボディのみの市場想定価格は税別90,000円前後だ。
2015年03月05日大日本印刷(DNP)は2月26日、O2Oサービスに必要な各種機能をクラウド型で提供する「DNP O2O販促アプリ構築&運用サービス PASSMART(パスマート)」のライトプラン(簡易版)を4月に発売すると発表した。ライトプランでは、アプリごとに作成するデザインや設定項目を最少化することにより、O2Oサービスの導入を簡易化することが可能。企業が事前に用意するものは、ロゴ画像やホーム画面用のアイコン、利用規約やプライバシーポリシー等の原稿、アプリ作成に必要な設定情報に限定される。これにより、スマートフォンを活用した効果的な集客や販売促進を行いたい流通小売やサービス事業者だけでなく、独自の付加価値を提案して企業ブランドを高めたい企業などが、より手軽にO2Oサービスを開始することができる。販売予定価格は、初期導入費用が50万円(税別)で、月額利用料が2つのOSに対応し50店舗限定にて10万円(税別)。月額利用料は、10店舗増えるごとに追加で3万円(税別)発生する。DNPは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通小売やサービス業などを中心にPASSMARTのサービスを提供し、2016年度までに5億円の売上を目指す考えだ。
2015年02月27日オプトは2月23日、LINE ビジネスコネクト配信ツール「TSUNAGARU」に、デジミホが提供するCRMマーケティングツール「R∞(アールエイト)」と、コネクトムが国内総代理店を務めるO2Oソリューション「Retailigence(リテーリジェンス)」機能の連携を開始した。「TSUNAGARU」とは、LINE ビジネスコネクト導入における企業のシステム開発負荷を軽減し、簡単にLINEビジネスコネクトでメッセージ配信ができる管理ツール。「R∞」は、EC事業者向けに、顧客分析を基に個別顧客ごとにキャンペーンシナリオを設計し、メールやディスプレイ広告、Webサイト、スマホアプリなどを通して、一人ひとりに最適化されたコンテンツを提供するロイヤル顧客・マネジメント・プラットフォーム(ASPサービス)となる。また、「Retailigence」は、在庫情報データをクラウド上で管理しメッセージ配信することができるO2Oソリューションだ。R∞とTSUNAGARUの連携で企業は、自社顧客(ユーザー)の購買データやサイト内行動データ、広告接触履歴などに基づき、ユーザーをセグメントし、メッセージ内容や配信タイミングをターゲティングして配信することが可能となる。また、Retailigenceのデータベースへ在庫情報を共有することで、位置情報に連動して最寄りの店舗の在庫数をLINEのメッセージで配信したり、特定商品の周辺店舗での取り扱い情報をユーザーに届けることができる。
2015年02月24日楽天グループのKoboは19日、2014年に先行販売した防水電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O」を、国内で一般向けに販売開始すると発表した。同日より発売しており、価格は税込19,980円。Kobo Aura H2Oは、1,430×1,080ドット(265dpi)の6.8型E-Inkタッチスクリーンを搭載した電子書籍リーダー。IP67規格に準拠した防水・防塵機能を備え、お風呂やプールサイドなどでの利用も可能とする。仕様面では、4GBの内蔵メモリに加え、最大32GBまでのmicorSDカードスロットを搭載。1回の充電で、バッテリ駆動時間は約7週間(フロントライトとWi-Fiをオフにし、1日30ページ(30分)読書した場合)。本体サイズはW129×D179×9.7mm、重量は233g。対応フォーマットはEPUB/PDF/JPEG/GIF/PNG/BM/TIFF/HTML/CBZ/CBR/MOBI。2014年10月に国内で行った先行販売では、開始43分で完売したとする。今回は販路を拡大し、「楽天Kobo電子書籍ストア」だけでなく、ビックカメラ.comやソフマップドットコムなどのWebサイトでも販売されるほか、ビックカメラなどの一部店舗では、実際に手にとってから購入できるよう店頭販売も行なう。楽天Kobo電子書籍ストアでは、2月27日までに「Kobo Aura H2O」を購入すると、通常時の5倍の楽天スーパーポイントが付与されるなどの記念キャンペーンも行なう。
2015年02月19日大日本印刷(DNP)とアイディーズは3月16日、DNPのネットチラシ配信サービス「オリコミーオ!」と、アイディーズのPOS情報分析サービス「i-code MS」を連携させた小売店舗向けO2Oサービスを、生鮮三品(鮮魚・青果・精肉)と惣菜に展開することを発表した。加工食品や日用品などの商品にはJANコードが付与されているため、スーパーマーケットなどの店舗ではPOS情報で購買履歴を管理できるが、生鮮三品や惣菜にはこれまで統一コードがなく、企業独自の分類・商品コードなどで購買履歴を管理していた。そのため、他店との比較などの相対的な分析や評価を行うことができなかった。これに対しアイディーズは、国内で初めて生鮮三品と惣菜に統一化コード(i-code)を付与し、これらの商品の購買情報を販売促進に活用できるようにした。DNPとアイディーズは2013年より、O2Oサービス分野で協業を進めてきており、両社は、メール会員の購買履歴とネットチラシの掲載情報を照合し、会員ごとに最適な販促情報をメールマガジンで提供するなど、販促効果の向上を図るサービスを提供している。今回、i-codeの活用によって、生鮮三品と惣菜を対象としたO2Oサービスを実現した。またDNPは、i-codeの活用範囲を拡げて、ネットチラシ配信サービス「オリコミーオ!」の精度向上や効率化を図るとともに、マーケティングサービスの拡大につなげていくため、i-code MSの販売代理店契約を締結した。同サービスの初期導入費用は100万円、月額利用費用は40万円(いずれも税別)。なお、契約締結後1年ごとに次年度更新費用として50万円(税別)が課せられる。両社は今後、オリコミーオ! とi-code MSを利用した販売促進事業を全国規模へ拡大し、関連売上も含め、2017年度までに累計で5億円の売上を目指すという。
2015年02月17日リクルートライフスタイルが運営するグルメ・クーポンアプリ「ホットペッパー グルメ」は2月9日、東京・神奈川エリアと福岡エリアにおいてBeaconを活用したO2O(Online to Offline)の実証実験を開始したと発表した。今回の実証実験は、飲食店の店頭や駅などに設置したBeaconを活用して、近隣エリアにいる「ホットペッパー グルメ」アプリのユーザーの飲食店への来店を促し、ユーザーに対してはクーポンやリクルートポイントを付与することで、飲食店の活性化を行うもの。福岡での実証実験の対象店舗は約400店舗で、期間は2015年2月16日~3月15日。市内の主要駅付近や対象店舗に設置してあるbeaconの近くを通ると、近隣飲食店のお得情報がプッシュ通知が届き、対象店舗に来店するとアプリのウォレット機能の利用を促す通知が届。さらに、起動して会計するとリクルートポイントが500ポイント付与される。東京・神奈川での実証実験の対象店舗は約500店舗で、期間は2015年2月9日~3月31日。こちらは、対象店舗の店頭・店内に設置してあるbeaconの近くを通ると、近隣飲食店のお得な情報が通知で届き、実際に対象店舗に来店すると、その店舗で使えるクーポンの通知が届く。
2015年02月13日米Googleは10日(現地時間)、開発者カンファレンス「Google I/O 2015」を5月28日-29日に米サンフランシスコで開催すると発表した。会場は昨年と同じMoscone Center West。参加登録の申し込み受け付けは太平洋夏時間の3月17日午前9時(日本時間3月18日午前1時)から3月19日の午後5時(同3月20日午前9時)まで。参加条件を満たす申し込みの中から抽選を行い、当選者にはEメールで通知する。参加料金は900ドル(学生300ドル)。サンフランシスコで参加できない開発者のために、基調講演と一部のセッションをリアルタイムのライブストリーミングで配信する。また世界各地でリアルタイムにGoogle I/Oを視聴する「Google I/O Extended」イベントも計画されている。昨年のGoogle I/O 2014でGoogleは、Materialデザイン、Android "L" (5.0 Lollipop)、Android One、Android Auto、Android TV、Google Fitなどを発表した。
2015年02月11日Zigsowは10日、購買行動を促進させるO2O(Online to Offline)クラウドサービス「ZIGSOW RUNWAY(ジグソーランウェイ)」の提供を開始した。消費者は、同サービスを利用する企業から、自分の属性に応じた情報をアプリを通じて受け取れる。第1号ユーザーとして伊勢丹メンズ館が採用した。「ZIGSOW RUNWAY」は、「コンテンツ」「Webやアプリ、実店舗などのチャネル」「消費者の属性」「消費者の行動履歴」を統合管理できるクラウドサービス。このサービスを企業が活用することで、消費者は各人の属性に応じたコンテンツ、実店舗への入店時に属性に応じたイベント情報、目の前の商品に関連したコンテンツの情報、クーポンなどのアプリ限定コンテンツを受け取ることができるという。第一号として、伊勢丹メンズ館が同サービスを導入しており、同サービスをプラットフォームにしたiOSアプリ「ISETAN MEN’S」を公開している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月10日zigsowは2月10日、購買行動を促進させるO2O(Online to Offline)クラウドサービス「ZISGOW RUNWAY(ジグソーランウェイ)」の提供を開始すると発表した。同サービスでは、重要なマーケティング要素である「コンテンツ」「Webやアプリ、実店舗などのチャネル」、「消費者の属性」、「消費者の行動履歴」を統合管理できる。同サービスを利用することで、1つのコンテンツをWebで発信するだけでなく、スマートフォンアプリを通じて消費者の属性に応じたコンテンツのプッシュ配信、実店舗への入店時に属性に応じたイベント情報の配信や目の前の商品に関連したコンテンツの表示などが簡単に行える。加えて、実店舗での行動履歴を、ECサイトなどオンライン上で活用することも可能。具体的には、BeaconやWi-Fi、GPS、NFCなどの各種無線通信技術を活用し、アプリを通じて店舗来店者に有効な製品情報やセール情報等を配信し、購買意欲を高める。また、AR(拡張現実)技術を活用し、店舗外にいる消費者に対してもリアルタイムに情報を配信し、店舗への誘導を図るほか、VR(仮想現実)技術と組み合わせることで、店舗外でも実際に店内で買物をしているようなEコマース体験を提供する。第1号ユーザーとして、伊勢丹メンズ館によるWebメディア「ISETAN MEN’S net」 、iOS向けアプリ「ISETAN MEN’S」のプラットフォームとして「ZIGSOW RUNWAY」が採用されており、2月9日より公開されている。
2015年02月10日VOYAGE GROUPは2月9日、トレーディングデスク事業を展開するエスワンオーインタラクティブ(s1o-i)と合弁で、プライベートマーケットプレイス(PMP)を運営する新会社「intelish(インテリッシュ)」を設立した。同社によると、従来のオープン制オークション取引によるRTBは、オーディエンスの情報を重視した広告取引で、広告主にとってメリットもある一方で、配信先のメディアを事前に選別できないというデメリットもあったという。これにより、配信面を重視しブランディングを目的とする広告出稿では、オープン制オークション取引によるRTB取引が適さない場合もあったと説明する。今回設立となる新会社では、SSP「Fluct」を導入する媒体をはじめ、プレミアムな広告枠を中心としたPMPを構築し、限られた広告主がRTB形式で広告を出稿できる仕組みを提供する。これにより、広告主は、広告を掲載する媒体や位置を選んだ上で、プログラマティックな形式で取引ができる。また、媒体社にとっては、プレミアムな広告枠を限られた広告主に提供することにより、メディアのブランドを毀損することなく広告枠の新たな取引手段を活用することが可能となる。なお、同PMPは、2015年春頃にテスト稼働していく予定だ。
2015年02月10日LINEは2月9日、LINEプラットフォーム事業のさらなる拡大を目的として、投資ファンド「LINE Life Global Gateway」を設立すると発表した。投資ファンドは、O2OやEC、決済、メディア、エンターテイメント領域のサービスを展開する事業者を対象とする。LINEは同ファンドを通じ、新たなユーザー体験や付加価値を創造する企業の支援を積極的に行う。これにより、LINEと出資先企業双方の事業拡大、およびLINEのプラットフォーム基盤を生かした新たなエコシステムを構築していく。予定投資規模は約50億円で、運営会社はLINE Ventures(代表取締役 舛田 淳氏)。
2015年02月10日TSUTAYA O-EASTやO-WESTなど渋谷で5店舗のライブハウスを展開する「O-Group」を運営している株式会社シブヤテレビジョンが、神奈川県・横浜市に新たなライブスペース「Yokohama O-SITE(ヨコハマ・オー・サイト)」を1月31日にオープンした。同会場は、横浜駅西口にある映画館と商業施設の複合ビル「相鉄ムービル」の3階に、新しいエンターテインメントスペースとして開設。ここは昨年、26年の歴史に幕を閉じた演劇専用の小劇場「相鉄本多劇場」があった場所だ。収容人数は、固定席91席と稼働スペース64席をあわせた155席。様々なジャンルの音楽ライブを中心に、お笑いライブや演劇など、多彩なエンターテインメントコンテンツを提供していく。1月31日のこけら落とし公演は、横浜を拠点に活動するフォークデュオN.U.が務め、これまでに小野正利や堂珍嘉邦がライブを行った。今後は、2月28日(土)に篠原美也子、3月13日(金)に辻詩音らのライブが予定されている。
2015年02月06日クレディセゾンとアイリッジ、ベリトランス、トレタの4社はこのたび、業務連携し、iBeacon連動型でO2O・予約・スマートフォン決済を可能とする「シーレス(C-less)」の提供を開始した。同サービスは、ユーザーが事前にクレジットカード番号を登録しておくことで、店舗での支払時に手持ちの現金やクレジットカードを提示することなく、あらかじめ登録したクレジットカードで支払いができるスマートフォン決済サービス。導入企業が発行するクーポンの登録も可能なほか、店舗でのクーポン提示も不要なため、キャッシュ・カード・クーポンが無くとも決済が可能だ。なお、業務提携により、アイリッジが提供する位置連動型O2Oソリューション「popinfo」機能や、トレタが提供する予約台帳アプリ「トレタ」とも連携。導入企業は、店舗への集客から予約管理、決済までを一括で導入できる。各社の役割としては、クレディセゾンがセゾンカード会員に向け、同サービスを利用した各種サービスの告知や送客を行うほか、セゾンカード提携先企業への同サービスの導入促進を実施。アイリッジは、サービスの企画・開発・運用や利用企業への導入促進、O2O集客サービス「popinfo」とサービスの連携による機能の付加を行う。また、ベリトランスは、サービス提供に向けたバックエンドシステムを提供し、トレタは、予約台帳アプリ「トレタ」とサービスの連携による機能の付加を担当する。
2015年02月04日クレディセゾン、アイリッジ、ベリトランス、トレタの4社は2日、業務連携し、iBeacon連動型のO2O×予約×スマートフォン簡単決済サービス「シーレス(C-less)」の提供を開始した。同サービスは、ユーザーが事前にクレジットカード番号を登録しておくことで、店舗での支払い時に、手持ちの現金やクレジットカードを提示することなく、あらかじめ登録したクレジットカードで支払いが行えるスマートフォン簡単決済サービス。導入企業が発行するクーポンの登録も可能で、店舗でのクーポン提示が不要になるため、スマートな店舗決済ができるという。また、アイリッジが提供する位置連動型O2Oソリューション「popinfo」機能と標準連携しているほか、トレタが提供する予約台帳アプリ「トレタ」とも連携可能となっており、導入企業は店舗への集客から予約管理、簡単決済まで一括導入ができるとしている。今後は、飲食店・美容業界を中心に提供を開始し、順次、店舗での決済が必要な各業界向けに拡大していく。なお、アイリッジとクレディセゾンは、2014年にO2Oに関する協業を目的として資本提携を行っており、今回の取り組みは資本提携後、第1弾の事業提携となる。
2015年02月02日Bluetoothの規格策定や認証プログラムなどを担う業界団体Bluetooth SIGは、1月に最新仕様としてBluetooth 4.2を発表した。昨今の市場の要請を受けて新機能が追加されており、携帯電話などの既存機器だけでなく、IoTのような新しい機器でも搭載が広がることが期待されている。Bluetooth 4.2は、大きく3つの機能追加が行われている。1つはIPv6への対応だ。BluetoothでIPv6での接続が可能になり、Internet Protocl Support Profile(IPSP)をサポートしたことで、IPv6通信をそのままBluetooth 4.2対応機器で伝送できる。膨大なアドレス空間を持つIPv6であり、Bluetooth 4.2機器が固有のIPアドレスを持つことができるようになった。Bluetoothは、もともと低消費電力が大きなメリットの1つだった。IPv6のサポートによって、固定IPが割り当てられるため、外部との連携も行えるようになる。2つ目はセキュリティで、Bluetoothデバイスが外部に発信する端末アドレスを暗号化が可能になる。このアドレスは一意のIDとなるため、これを追跡すればそのデバイスがどこに移動したかといった情報が収集できるが、暗号化をすることでこの追跡ができなくなる。さらに伝送するデータは128bitのAESによって暗号化され、情報の読み取りを困難にすることができるようになった。こうした暗号化によってプライバシーとセキュリティ機能を実装しながら、高い電力効率も実現しているという。3点目が転送容量の拡大で、伝送できるパケット容量は10倍になり、転送速度は2.5倍になった。伝送容量と速度が拡大したことで、より大きなデータでも高速で通信できるようになる。もともと、Bluetoothはバージョン4.0で「Low Energy(LE)」という名称を付けるほど低消費電力を追求していた。ブランド名としては「Bluetooth Smart」となったが、いずれにしても速度は求めず、より省電力であらゆる機器に組み込まれることを狙った規格となっていた。時計やフィットネスなどのウェアラブル機器への組み込みが広まっているが、Bluetooth 4.2では、それでありながら従来よりも速度を高めた。具体的な速度が明示されていないのは、速度としては低速だからだろう。ただ、狙いは「高速通信」ではなく、「必要なデータをより低消費電力で送受信する」ことで、大容量データがそれほど求められないスマートホームやウェアラブル、IoTといった分野での利用がさらに高まると期待されている。Bluetooth 4.2の登場で、IoTの拡大が期待されている。Bluetooth 4.2に対応したBluetooth Smart機器は、スマートフォンやルーターなどのハブとなるBluetooth Smart Ready機器と接続して通信を行うが、Bluetooth Smart Ready機器も拡大している。米国で開催された家電ショーのInternational CES 2015ではスマートホームやIoT関連の製品が多く登場していたが、Bluetooth 4.2対応製品以降が本番だろう。Bluetooth 4.2対応製品は、今年後半から登場すると見られており、来年にはスマートホームやIoTが本格的に展開されそうだ。そうした中で、1つのポイントとなりそうなのが「ビーコン」だ。AppleがiPhoneでiBeacon機能を提供して話題になったもので、省電力で微弱な電波を発する小さな機器を店頭などに設置し、付近の受信機に対して情報発信するなどの機能を提供する。iBeacon自体は比較的単純な仕組みだが、Bluetooth 4.2では送受信できる情報量も増えているため、より多くの情報を届けられることが期待できる。2013年から18年の間に、Bluetooth Smart機器はヘルス・ウェルネス分野で77%、ビーコン・小売り分野で106%、家庭用電化製品で107%、スマートホームでは232%の伸長が予想されており、スマートホームや家電向けだけでなくビーコン・小売り分野での伸びも期待されている。ビーコンでは小売のクーポンなどの配信に加え、屋内ナビでも利用されることが期待されているが、ユーザー側には、MACアドレスを収集されて追跡される懸念もあるが、そうしたプライバシーの問題にも配慮した設計になっているほか、通信内容の傍受も難しくなり、比較的安心して利用できるというのも、普及には欠かせないポイントだろう。Nordic Semiconductorやアプリックスが、Bluetooth 4.2への期待を示し、SDKやチップの供給を決めており、ハードウェアとしては大きな問題はなく、普及に対してはソリューションの登場が課題となる。単なる位置情報取得のためだけのビーコンや家電を操作する程度のIoTであればBluetooth 4.2である必要はないかもしれないが、より大容量で、セキュリティにも配慮した仕様を踏まえたサービスが開発されれば、Bluetooth 4.2の普及が進むだろう。ハブとなるスマートフォンやルーターなどのBluetooth Smart Readyデバイスは自然に増えていくことが予想できるため、それを生かしたサービスの登場を期待したいところだ。
2015年01月28日日本で海外アーティスト史上初となる2年連続5大ドームツアーを果たした「BIGBANG」のメンバーであり、次世代の映画俳優としても注目を集めるT.O.P。その主演最新作となる『タチャ-神の手-』から、今週末1月23日(金)に迫った日本公開を目前に、役作りや撮影中のエピソードを語るT.O.Pを始め、豪華キャスト陣のインタビュー動画が日替わりで配信されることになった。2014年9月に公開されるや、韓国映画史上最速で400万人を突破する大ヒットとなった本作。劇中でT.O.P(from BIGBANG)が演じるのは、“タチャ”=いかさま師であった叔父に似て、巧みな手さばきと天性の勝負強さを持つテギル。メンコの達人だった少年時代から、やがて花札を使った賭博の世界で“神の手”と呼ばれる存在にまで成長する男を熱演する。数々の新人賞を総ナメにした『戦火の中へ』、豪快なアクションと情感たっぷりの演技を披露した『同窓生』など、これまでの演技とは一線を画すその姿は、大胆でときに妖艶、かつ男気たっぷり。ギャンブルの世界に生きる“タチャ”(いかさま師)を演じ切ったT.O.Pと、クセのある個性的なキャラクターを演じる豪華キャストたちのインタビュー動画は、日替わりで公式 YouTubeにて配信。また、上映館では、昨年10月に行った公開記念プレミアムイベントのレポート、T.O.P演じるテギルの劇中での名台詞を集めた「Dialog Collection」、劇中に登場するタチャ用語解説などを掲載した劇場パンフレットも発売。併せて、プレミアムイベント会場にて販売された公式グッズ(数量限定)も販売されるという。『タチャ-神の手-』は1月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タチャ-神の手- 2015年1月23日より全国にて公開(C) 2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2015年01月22日アプリックスIPホールディングスは12月19日、O2O/位置情報ソリューションのBeaconが、アーティストのGACKT(G-PRO所属)がプロデュースする「GACKTが仕掛ける、本気の遊び!!楽園祭!!『第91期 神威♂楽園 de マトメナ祭』」の大阪公演で採用されたと発表した。会場内に設置されたBeaconをトリガーにスマートフォンから行う少額決済の仕組みとして活用される。コンサート会場に設置されるアプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」により、近距離コミュニティアプリmateと連携。会場にいるファンだけが参加できる人気投票で、クラウドファンディングによりファンの気持ちをアーティストに伝える新しい試みを体験できるようになる。エンターテインメント業界では、ライブやコンサートなどのリアルイベント市場が成長を続けており、大勢のファンが集うコンサートやイベントなどのBeacon活用をアプリックスとして支援。会場内のみで体験可能な先進的なサービスや、会場内のみで配布可能な特典情報などの提供により、イベント会場への顧客の誘致ならびに顧客の満足度向上を図る。今回、GACKTがプロデュースするイベントに活用されるアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用している。
2014年12月22日パナソニックは12月11日、可視光通信技術を発展させ、光IDをスマートフォン搭載のイメージセンサーと専用アプリを用いて高速受信する技術を独自に開発したと発表した。光IDとは、LED光源の高速点滅により情報を送ることができる可視光通信技術を発展させ、その光源から発信されるさまざまな情報を搭載したID信号。QRコードやARマーカーなどの画像読み取り方式とは異なり、受信時に読み取り位置を合わせたり複雑な画像を認識処理したりする手間が不要のため、光IDをすばやく受信できる。従来の可視光通信方式を利用した光IDをスマートフォンを用いて読み取るためには、スマートフォンへ専用の受光器をスマートフォンを装着する必要があることや、データ送受信行えない低速(約10数bpsレベル)でしか行えないなどの制約条件があった。今回、発表された独自方式技術を利用すると、スマートフォンに専用のアプリケーションソフトをインストールするだけで、スマートフォンとデジタルサイネージ、LED照明などの光IDの発信機器との間での光ID送受信ができる。また、従来の数百倍の通信速度(数キロbps)での高速送受信が可能だ。パナソニックは、同技術の実用化に向け、三越伊勢丹ホールディングスと 伊勢丹新宿本店の協力を得て、一部の黒客向けにこの光IDを用いた情報提供サービスの試行体験会を実施する。さらに、2015年1月に北米ラスベガスで開催される「2015 International CES」に参考出展を行い、同技術を用いた「光ID発信機器」の2015年度商品化を目指す。
2014年12月15日完実電気は12月5日、B&O Playのオンイヤータイプの密閉型ヘッドホン「BeoPlay H2」を発表した。発売は12月11日で、希望小売価格は22,248円(税込)。BeoPlay H2は、BeoPlay H6やBeoPlay H13を手がけたデンマーク出身のプロダクトデザイナー、ヤコブ・ワグナー(Jakob Wagner)によってデザインされたヘッドホン。複合材料と布素材により、150gという軽量でありながら、高い耐久性とファッション性を実現している。また、ヘッドバンドの内側とイヤーパッドにはラムスキンを採用。装着性を向上させている。Bang & Olufsen Signature Soundを採用。φ40mmカスタムドライバーとベースポートにより、音域の広い豊かなサウンドを実現している。周波数特性は20Hz~22kHzで、インピーダンスは27Ω。ケーブルは着脱式で、長さ1.2mのマイク付きインラインリモコン(3ボタン)ケーブルが付属する。
2014年12月05日アイビーは12月9日から、クラフトビールが楽しめる「iBeer LE SUN PALM(アイビアー・ルサンパーム)」にて、おでんをアレンジした「O’DEN ミート・ザ・ブルックリン」、「O’DENシーフード・プロヴァンス」を期間限定で提供する。「O’DEN(おでん)」は、おでんをアレンジした新感覚のメニュー。アメリカ・ブルックリンをイメージした「O’DEN ミート・ザ・ブルックリン」とフランス・プロヴァンスをイメージした「O’DEN シーフード・プロヴァンス」のふたつの味が楽しめる。「O’DEN ミート・ザ・ブルックリン」は、ブルックリンの街角で見かけるホットドックやパストラミサンドイッチなどから発想を得たおでん。マスタードと白ワイン風味のビーフブイヨンでポークコンフィ、ミートボール、ソーセージ、たまねぎ、ポテト、たまごをおでん風に煮込んだ。価格は2,980円、ハーフ1,890円。「O’DEN シーフード・プロヴァンス」は、南仏マルセーユの名物料理、ブイヤベースをイメージし、魚介たっぷりに仕上げている。トマトや魚介のうまみがたっぷりのサフラン風味のスープの中には、タラ、エビ、ムール貝、トマト、大根、たまごが入っている。価格は2,980円、ハーフ1,890円。いずれも大人数でシェアできるのはもちろん、2名用のハーフサイズも用意している。クラフトビールとあわせて、おつまみとしても楽しめる。同メニューの提供は2015年2月28日まで。価格はすべて税別。
2014年12月05日KDDIエボルバは12月4日、携帯電話・スマートフォンに標準搭載されるSMS機能を用いたクーポン配信システムを含む「交通広告プラン」を試験的に構築し、オリコムと共同で、東急リゾートサービスが群馬県・沼田市にて運営する「たんばらスキーパーク」の電車内広告キャンペーンとして実証実験を行うと発表した。これにより、交通広告によるリゾート施設への直接的な送客効果を数値によって可視化するほか、見込み顧客がオフラインとオンラインをシームレスに行き来する新たな「O2Oモデル」の構築を目指す考えだ。実証実験では、12月上旬~下旬にかけて、首都圏を走る西武池袋線と東武東上線に掲出する「たんばらスキーパーク」の広告内にクーポン配信用の電話番号を記載。広告を閲覧した見込み客が、手元の携帯電話・スマートフォンから専用電話番号にダイヤルすると、SMSによってクーポンが配信される仕組みとなる。消費者は、同クーポンを「たんばらスキーパーク」において提示することで、リフト券優待の特典を受けることができる。これらによりパーク側は、広告出稿量やSMS配信数と、実際に現地で特典を受けた数を比較し、広告効果の数値化が可能なほか、交通広告(オフライン)からSMS配信によるWeb閲覧(オンライン)、リゾート施設への誘導(オフライン)という「顧客の導線」の可視化が期待される。実証実験にてKDDIエボルバは、同社が開発・運営するSMS送信サービス「コールアシスト」を用いて、SMSクーポン配信システムを開発・提供。オリコムは、広告制作とメディアプランニング、効果測定を行うという。
2014年12月05日心理学で配られたプリント。夜、部屋の中。ベッドの上に寝転がって眺めてる。O型は合理的で根気に欠ける。A型は積極的で単純。B型は安定志向で型にはまり気味。AB型は革新的でマイペース。どれもよく聞くようなことが書かれてる。その日の授業は、血液型別の性格分析かと思ったら、違った。「いま、みなさんの中から『わかるわかるー』なんて声も聞こえましたが、ここに書かれていることはデタラメです」プロジェクターでスクリーンに映し出されたプリントに、先生は赤ペンで修正を入れる。OをABに、AをOに、BをAに、ABをBに。「バラバラに入れ替えていたのに、誰も疑問を持ちませんでした。厳密なところには何も触れず、誰にでも当てはまるようにしか書かれていないから。血液型での性格分けなんて、その程度です」ハッとした。なるほど、確かに。今までかたくなに天動説を信じてたのに、ロケットでいきなり宇宙まで飛ばされた気分。「ね? 丸かったでしょ、地球」みたいな。じっさい目で見せられたら、素直に自分の間違いを認めるほかない。だけどカズヤは、隣で寝てた。「授業終わったらノート写さして」って言って。「だって俺、B型だから」授業後の、カズヤのセリフ。聞いて、やれやれ、ってつぶやきたくなった。B型だから、なんだっての。自分は寛大だ、って? 私も「O型の典型だね」ってよく言われる。理由は「よく人の顔を忘れるくらい、大ざっぱだから」。忘れるんじゃない、覚えられないのだ。いつもそうやって、O型だからと差別されてきた。…なんて、大げさ? でもまぁ、そんな素朴な悩みさえ、これからは持たなくていい。そう思えば、ちょっとは楽かな。ただでさえ、私の生活にはストレスが多すぎる。ベッドから起きる。机まで向かい、引き出しを開ける。目的のものはなく、閉める。穴開けパンチ、どこ置いたっけ。テレビの下のキャビネットの引き出し。ない、ここにも。うーん。あ、思い出した。カバンの中。いつも家で穴開けるのメンドクサイから、持ってってたんだ。結局、忘れてちゃ意味ないな。「イズミって、マメだね」カズヤからそう言ってほしかったのに。まったく、自分自身にやれやれ。プリントに、パチン、パンチ穴を開る。本棚の「心理学」って書いてるフォルダにファイリングする。で、パンチを机の引き出しにしまう。ん、完璧。さて、お風呂にしよ。そう思って、床を見渡す。パンツやら、スウェットやら、洗濯して取り込んだやつと、ただ脱ぎ捨ててそのままのやつが散らばってる。雑誌とか、ピザ屋のチラシとか、本棚からあふれた文庫本なんかも。バスタオルはどこかしら。なんて思ってると、ケータイが鳴る。LINEメッセージを受信する音。「今からサークル飲みの二次会。終電逃すー。たのむ家泊めて」カズヤから。すぐに返事を送る。「ごめんムリ」今はまだそんな段階じゃない。つまりその、二重のイミで。(つづく)【恋愛小説『彼氏の顔が覚えられません』は、毎週木曜日配信】 目次ページはこちら
2014年12月04日ASUS JAPANは3日、小型ゲーミングPC「R.O.G. GR8」を発表した。ゲーミングキーボードとゲーミングマウスが付属したWindows 8.1プリインストールモデル「GR8-R024R」と、キーボードやマウス、OSが付属しない「GR8-R045M」の2モデルを用意し、5日に販売を開始する。店頭予想価格は「GR8-R024R」が税別138,750円、「GR8-R045M」が101,630円。「R.O.G. GR8」は、家庭用据え置きゲーム機と同等サイズのゲーミングPC。CPUこそIntel Core i7-4510Uと低電圧モデルだが、グラフィックスにはデスクトップPC向けのNVIDIA GeForce GTX750 Tiを搭載する。また、ASUSが「R.O.G.」ブランドのマザーボードで採用するオーディオ機能「SupremeFX」やゲーム内の音を視覚化するソフトウェア「Sonic Radar II」、特定のゲームの通信優先度を高められる独自ソフト「GameFirst III」など、ゲーミングPCならではの機能を盛り込む。Windows 8.1をプリインストールした「R.O.G. GR8 (GR8-R024R)」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4510U(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1600 16GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX750 Ti 2GB、光学ドライブがなし、OSがWindows 8.1 64bit。92キー日本語ゲーミングキーボード「M801」と「R.O.G.」ブランドのゲーミングマウス「GLADIUS」が付属する。OSなしの「R.O.G. GR8 (GR8-R045M)」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4510U(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX750 Ti 2GB、光学ドライブとOSがなし。インタフェースは共通で、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI 1.4a×1、DisplayPort 1.2×1、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN(Intel LAN)、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、オーディオポートなど。本体サイズはW60×D245×H238mm、重量が約1.3kg。
2014年12月03日元AKB48で女優の前田敦子が現地時間1日(日本時間2日)、ロンドンのレスタースクエアーにて開催された『ホビット』シリーズ完結編『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)のワールドプレミアに晴れ着姿で登場し、レゴラス役の俳優オーランド・ブルームと対面を果たした。レスタースクエアー前に敷かれた長いグリーンカーペットには、開場前から4000人のファンが殺到。異様な熱気に包まれた。そして、ピーター・ジャクソン監督、主人公ビルボ役のマーティン・フリーマンをはじめ、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、レゴラス役のオーランド・ブルーム、スマウグ役のベネディクト・カンバーバッチ、ゴラム役のアンディ・サーキス、バルド役のルーク・エバンス、トーリン役のリチャード・アーミティッジ、スランドゥイル役のリー・ペイス、タウリエル役のエバンジェン・リリーらスタッフ&キャストが姿を現すと大歓声が沸き起こり、キャスト陣は、握手やサイン、記念撮影などファン一人一人に丁寧に対応した。『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの大ファンである前田敦子も、赤い晴れ着姿でカーペットに登場。憧れのオーランド・ブルームとの対面が実現した。「アメージング! 君はすてきだ!」と晴れ着姿を絶賛したオーランド・ブルームは「彼女はワンダフルなんだよ。彼女の作品は見たことはないけど、きっとファンタスティックだろうね」とコメントし、「ただひたすら頑張るしかないけど、君はきっとそうすると思っているよ」と、ハリウッドでのキャリアを目指す前田にエールを送った。前田は、本作のテーマでもある"旅の終わり"と"仲間との別れ"を自身の経験と交えて、「私はAKBを卒業して、今新たに1人で旅を続けています。一つの旅の終わりはまた新たな旅の始まりですので、すごくワクワクしています」とコメント。本作鑑賞後には、「すっごい泣きました。私がそれだけこのシリーズが好きなんだと実感しました」と話し、「この作品には再会、友情、愛、すべてが詰め込まれています。旅が終わったなあとラストを実感しましたが、もっと続いてほしいと願ってしまいました」と熱く語った。本シリーズを彩ってきたスタッフ&キャストが一堂に集結するという、ラストを飾るのにふさわしい異例の大プレミアに、ピーター・ジャクソン監督は「今は夢のようです。終わった実感を感じるは明日以降でしょう」と話し、主演マーティン・フリーマンも「素晴らしいよ! とってもうれしい!」と大興奮。リチャード・アーミティッジは「この作品は、ジグソーパズルの最後のピースのようなものです」と語り、ルーク・エバンスは「とてもハッピーです。このような場所で、みんなでお祝いできて、でも同時に寂しい瞬間でもあります」と心境を明かした。(C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC
2014年12月03日博報堂DYインターソリューションズ(博報堂DYIS)は11月27日、iBeaconを活用して顧客のO2Oマーケティングを支援するソリューション「Fab-BEACON(ファビーコン)」の提供を、12月より開始すると発表した。同ソリューションは、既存顧客に対する再アプローチと新規顧客に対するアプローチの双方を実現するO2Oサービス。位置情報に基づく顧客の行動履歴や任意に取得した顧客属性情報などのデータを分析し、顧客状況に合わせたセグメント情報配信や店舗内・会場内回遊促進、体験促進、再来店施策に生かすことで顧客ロイヤリティの向上を支援する。そのほか、3Dプリンタを使ったbeacon端末のデザインケース作成など、オリジナルな展開も可能。導入は、既存アプリにソースを1行加えるだけで実現し、導入費用も比較的安価だという。
2014年11月28日ipocaは11月25日、スマートフォンアプリ「NEARLY(ニアリ)」で顧客へのサービスや情報を提供する施設が、新潟エリアでさらに拡大すると発表した。NEARLYは、地域の消費者が身近な施設や店舗の商品情報、お得情報などを、画像で簡単に探して楽しむことができるO2Oアプリサービス。プラットフォームサービスのため、エリアに集積する商業施設や店舗がなるべくたくさん参加することで利用者の利便性はより高まる。通常、買い物情報は各施設ごとに分散しているため、エリアでの買い物をする際に、顧客は必要な情報を集めにくい状況だが、施設が合同で参加することで、エリアの人々にとって欲しい情報を簡単に見つけることができるようになる。今回は、JR新潟駅の代表的な商業施設や万代エリアの商業施設「新潟伊勢丹」「ラブラ万代・ラブラ2」「新潟アルタ」「万代シテイビルボードプレイス・BP2」「CoCoLo新潟」「CoCoLo長岡」「CoCoLo湯沢」「サッポロビール提携飲食店」の8施設が参加しており、「魅力的なコンテンツが多く集まる」としている。8つもの施設が情報アプリで連携することは全国でも初めての試みであり、地域経済への効果が期待されている。また、エリアでの一斉導入を記念し、総額200万円分の景品が当たる新潟8施設合同のダウンロードキャンペーンを開催中。将来は、買い物情報だけではなく、地域の生活情報や行政の情報、また観光情報なども取り扱う予定で、さらに、コンテンツの多言語化が予定されている。
2014年11月26日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は11月25日、O2Oや位置情報の幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されるBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」が、マルシェが運営する居酒屋チェーン店全国約600店舗に採用されたことを発表した。マルシェが展開する「酔虎伝」や「八剣伝」「居心伝」などの全国約600店舗に一斉に設置されたBeaconは、インタラクティブブレインズが開発した居酒屋チェーン店アプリ「マルシェ公式アプリ」との連携により、顧客の来店を検知。その場でチェックインすることが可能となるほか、顧客のスマートフォン上で来店ポイントの受け取りなどのさまざまなインセンティブを実現する。今回採用された「MyBeaconシリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。
2014年11月26日Spansionと大日本印刷(DNP)は11月18日、Spansionのエネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth対応の専用ビーコンを使って、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始すると発表した。DNPは、日本航空と進めている「iBeaconプロジェクト」において、羽田空港第1旅客ターミナル、および各地の空港の出発ロビー付近に、SpansionのICを搭載したUSB給電タイプの電池レス専用ビーコン端末を設置している。ここでは、「JAL Countdown」アプリの利用者に運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻などを配信するサービスの実証実験を10月9日より開始している。また、イオンモールとは、商業施設「イオンレイクタウン」の駐車場からの施設入口付近に照明を利用した太陽電池パネル給電タイプのビーコン端末を設置して、スマートフォン向けの専用アプリに、デジタルフロアガイドを配信する実証実験を行っている。その他、今後もさまざまな施設などで同ビーコン端末を使用した実証実験を進めていく予定という。DNPの「iBeacon」を使った情報配信サービスは、スタンプラリーの他、デジタルクーポンや施設内のマップ情報、商品説明配信などに拡大しており、今後、ショッピングモールやテーマパーク、美術館などの大型施設や観光地に広く導入されると期待している。一方、「iBeacon」対応サービスの増加に伴い、施設に設置するビーコン端末の保守・メンテナンスの作業負荷やコストは、事業者にとって大きな負担になると想定される。Spasionのエネルギーハーベスティングソリューションは、エネルギー源として太陽光、振動、温度変化などを用いて、またそれらの複数のエネルギー源の並行利用が可能なため、信頼性の高い電池レスの動作を実現できる。Spansionは、こうしたセンサやビーコンモジュールに対する企業の保守・運用費用の削減に貢献するとともに、新しい革新的IoTアプリケーションの創出の一翼を担っていくとコメントしている。
2014年11月20日Spansionと大日本印刷(DNP)は11月18日、スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth対応の専用Beaconを使って、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始すると発表した。DNPのiBeaconを使った情報配信サービスは、スタンプラリーのほか、デジタルクーポンや施設内のマップ情報、商品説明配信などに拡大。既に、日本航空と羽田空港第1旅客ターミナルおよび各地の空港、イオンモールの商業施設「イオンレイクタウン」などで実証実験を行っている。一方、iBeacon対応サービスの増加に伴い、施設に設置するビーコン端末の保守・メンテナンスの作業負荷やコストは、事業者にとっての大きな負担になると想定される。スパンションは、フラッシュメモリをベースにした組込みシステム向けソリューションにおけるグローバルリーダーで、同社のエネルギーハーベスティングソリューションは、エネルギー源として太陽光や振動、温度変化などを利用している。また、それら複数のエネルギー源を並行して利用できるため、信頼性の高い電池レスの動作を実現する。スパンションでは、このようなセンサーやビーコン・モジュールに対する企業の保守・運用費用削減に貢献すると共に、新しいIoTアプリケーション創出の一翼を担うとしている。
2014年11月19日大日本印刷(DNP)は、O2O(Online to Offline)サービスに必要な各種機能をクラウド型で提供するプラットフォーム「PASSMART(パスマート)」にポイント連携機能とアンケート機能を追加し、提供を開始した。「PASSMART」は、ニュース配信やクーポン発行、クーポン保管(PASSBOX)、デジタル会員証、アプリ内ブラウザ(WebView)、プッシュ通知、利用ログダウンロードなどの基本機能を備えたスマートフォンアプリ構築・運用サービス。今回提供を開始するバーションアップ版「PASSMART Ver.2.0」では、店舗や企業が実施している既存のポイントシステムと連携し、ポイント情報をアプリで閲覧可能となったほか、アプリを利用する会員に対しアンケートを実施でき、アンケートに回答した会員には限定クーポンなどの特典を配信する機能も追加した。これら機能は、追加オプション機能で、別途費用が必要だ。価格は、PASSMARTの初期費用が150万円(税別)~で月額費が1OSあたり15万円(税別)~。ポイント連携機能の追加は、初期費用100万円(税別)~で月額費5万円(税別)~、アンケート機能の追加には、初期費用10万円(税別)~と月額費4万円(税別)が発生する。DNPは今後、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通小売やサービス業などを中心に同サービスを提供し、2015年度までに5億円の売上を目指す考えだ。
2014年11月14日