角田明子の写真展「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」が、7月30日から8月14日まで東京・南青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店GALLERY MUVEILにて開催される。同展は、角田明子がライフワークとして訪れた旅先での出会いをZINEとしてまとめた冊子シリーズ『レーゲンボーゲン(REGENBOGEN)』をもとに開催されるもの。同作では、今までにラトビア、エストニア、メキシコ、スウェーデン、デンマークと続き、角田ならではのやさしい光と色彩で世界の魅力を表現してきた。この春刊行したシリーズ初のアジア号タイ・チェンマイ編では、山岳民族たちのハンドクラフトとその暮らし、無数のコムローイ(ランタン)が空に舞うイーペン祭(ロイクラトン)の幻想的で美しい夜など、タイの“北方のバラ”とも言われる美しい古都・チェンマイの魅力溢れる情景が紹介されている。同展では、角田明子が旅先で出会った魅力あふれる世界のグランマ(おばあちゃん)たちの写真によるミニ展示コーナーも登場。また、角田明子がチェンマイを訪れるきっかけとなった、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設としてスタートしたBan Rom Saiで作られた雑貨や、ミュベールのミューズでもあるグランマチャームの限定商品の販売も行われる。その他、8月4日には角田明子とNPO法人バーンロムサイジャパン代表である名取美穂による、“チェンマイ”をテーマにしたトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」会場:GALLERY MUVEIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山地下1階会期:7月30日~8月14日時間:11:30~20:00
2016年07月27日Slot Machineとどまるところを知らないタイ人の訪日ブーム。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2016年1~5月にタイから日本を訪れた訪日外客数は過去最高の43万8000人(前年比15.2%増)を記録しました。それに合わせて、日本を訪れるタイ・アーティストの数もずいぶんと増えています。5~6月は日本各地で開催されたタイ・フェスティバルに出演するため多くのアーティストが来日しましたが、続く7~8月も来日が控えています。今回はそんなタイ・アーティストのライブ情報をお届けします。ぜひ足を運んで生音に触れてみてください。 海外進出に本腰を入れたロックバンドSlot Machine @ FUJI ROCK FESTIVAL ’16Slot Machineこの夏来日するタイ・アーティストの中でも目玉と呼べるのがSlot Machine。今年で結成16年を迎えた4人組バンドで、UKサウンドに強く影響を受けたスタイリッシュな音作りや、力を込めて歌いやすいタイ語の歌詞で人気を得ています。特にライブではボーカルとベースを中心に破天荒なパフォーマンスを披露することで有名。ベースを弾きながら(!)客席にダイブしたり、最後にメンバー全員が楽器を入れ替えて弾くなどの荒業もたまにあります。Slot Machine昨年後半からは海外でのライブにも力を入れ、UKツアーを皮切りに香港、台湾、シンガポールなどでも活動。5月にはU2やローリング・ストーンズなど世界的なバンドも手がけたスティーブ・リリーホワイトをプロデューサーに迎えて制作した、全曲英語歌詞の海外向けアルバム「Spin The World」をリリースしました。そしてこの7月、満を持して日本の4大音楽フェスのひとつ「FUJI ROCK FESTIVAL ’16」に出演します。彼らの出演する「RED MARQUEE」はザ・クロマニヨンズ、KULA SHAKER、THE BAWDIESなども出演するステージ。筋金入りのロックファンたちの前でどんなパフォーマンスを見せてくれるか、期待が高まります。■Slot Machine「I Know, I Know」■Slot Machin「ファン(夢)」■アルバム「Spin The World」試聴 FUJI ROCK FESTIVAL ’16・日時:7月22~24日11時~23時(Slot Machineの出演は24日11時30分~)・場所:新潟県湯沢町苗場スキー場・Web:タイのライブの雰囲気が再現される!?getsunova & Poo Blackhead @ 四谷Lotusタイならではのライブを味わいたい人におすすめなのがこのイベント。2014年に「クライ・ケーナイ・クー・クライ」(君のこころに届くまで)がタイ音楽で初めてYoutube1億回再生を記録して以降、その年のサマーソニックへの出演を決めるなど快進撃が止まらない若手バンドgetsunovaと、90年代前半から活動を続ける大人のベテランバンドBlackheadのボーカルPooがコラボするライブ・イベントです。getsunovaは現代的なエレクトリック・ロックで、メンバーが覆面やサングラスをしているなど、ファッションにもこだわったロック・バンド。私立高校を舞台に性問題や学校間の抗争など十代が直面する問題をリアルに描いたドラマ「Hormones」の主題歌を担当するなど、若者文化のシンボル的存在です。今年5月には初のフル・アルバム「First Album」をリリース、ボックスセット版をあっという間に売り切ったほか、7月にはオーストラリアでのライブを敢行するなど、まさに乗りに乗っているバンドです。2014年にも同じ会場で来日ライブを行っていますが、その際参加した知人によると、タイ人留学生やタイ好き日本人で会場は満員。大合唱が巻き起こって、タイのライブの雰囲気そのままだったとか。一方、Poo Blackheadはハードなシャウトとソフトな甘い歌声を自在に使い分けた歌い方が特徴。活動歴が長いため、だれでも知っているようなヒット曲も多く、毎回盛り上がること間違いなしのロックシンガーです。当日は日本人によるタイポップ・カバー・バンドHanumanも出演して、夜をタイに染め上げます。■getsunova「クライ・ケーナイ・クー・クライ」(君のこころに届くまで)■getsunova「テーク・ターン・ムアン・ガン」(ヘレティック)ドラマ「Hormoes」主題歌 getsunova Live in Tokyo・日時:8月19日・場所:四谷Lotus・Web:国内外のヒップホップ・アーティストと競演!Bangkok Invaders & DaBoyWay @ ZEPP東京ニューヨークの権威あるラジオ局「HOT97」が主催する大型フェスの日本版「HOT97 SUMMER JAM TOKYO」にタイ・アーティストが参戦します。参加するのはタイを代表するヒップホップ・グループThaitaniumから派生したDJユニットBangkok InvadersとMCのDaBoyWay。こちらのイベント、残念ながらチケットの先行発売がすでに締め切られていますが、Thaitaniumは横浜のレーベルHood Soundから日本デビューをするなど日本との繋がりも強いアーティストなので、前後に違うライブを行う可能性もあります。■DANDEE (Bangkok Invaders)「Macking Up」■DaBoyWay (Way Thaitanium)「NO WAY WITHOUT YOU」 HOT97 SUMMER JAM TOKYO・日時:7月29日・場所:ZEPP東京・Web:チェンマイ発のインディーズ・バンドによる来日ツアーCounterclockwise @ ONE Music Camp 2016ほか「みんなで遊ぶフェス」を合言葉に、大自然の中のアスレチック施設内で開催される兵庫県の野外音楽フェス「ONE Music Camp 2016」にオルタナティブ・ロックバンドCounterclockwiseが出演!タイ北部チェンマイのインディーズ・シーンで活動する男女5人組のロックバンド。この2年ほどの間にタイ国内の主要音楽フェスへの出演を次々と果たしたほか、昨年リリースされた1stが話題になるなど、タイのコアな音楽ファンの間で話題になり始めた新人バンドです。彼らはこの兵庫県のONE Music Camp 2016以外にも大阪、東京でのライブも予定しています(詳細未発表)。■Counterclockwise「Raining Town」 ONE Music Camp 2016・日時:8月20日12時開演・場所:兵庫県三田アスレチック 野外ステージ・Web: : fuku) タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年07月08日川端康成の不朽の名作が、松雪泰子の一人二役に橋本愛、成海璃子の豪華競演で現代に蘇る映画『古都』。このほど、本作のエンディング曲に決まった新山詩織が歌う「糸」(作詞作曲・中島みゆき)に乗せた特報映像が解禁となった。京都・室町に先祖代々続く佐田呉服店を継いだ佐田千重子(松雪泰子)は20年間、同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか、葛藤の中で生きていた。大学生の舞も、就職活動をする友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。一方、京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/2役)。苗子は千重子の生き別れた双子の妹で、彼女もまた深刻な経営悪化に陥っている。苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かし、北山杉を使い何か新しいことができないかとパリに留学。また、舞も日本文化を披露するイベントに参加するためにパリへ向かうことに。いま、京都の伝統に生きる2組の母娘の人生が、初めて交差する――。本作は、1962年に新潮社より刊行された川端康成の名作を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。松雪さんが双子の姉妹を一人二役で演じ、若手実力派の橋本さんと成海さんがそれぞれの娘役に、さらに双子美女タレントの蒼あんな&蒼れいな、葉山奨之、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二といったキャストたちが脇を固めている。今回届いた特報映像では、松雪さん演じる呉服屋の姉・佐田千重子と京都伝統の北山杉の里で働く妹・中田苗子、千恵子の娘役の橋本さんが舞う姿や、笛子の娘役の成海さんが創作に打ち込む姿がとらえられている。その映像を彩るのは、4月期“月9”ドラマ「ラヴソング」で注目を集めたシンガーソングライター・新山詩織が歌い上げる「糸」。同曲はこれまで、小林武史の「BANK BAND」や福山雅治、森山直太朗、JUJU、クリス・ハート、EXILE ATSUSHIなど数々のアーティストにカバーされ、世代を超えて人々を魅了してきた名曲だ。新山さんの優しく繊細な歌声は、映画の描く日本が誇る圧倒的な京都の美しさ、凛とした“日本の精神”に見事にマッチ。日本の素晴らしさを再認識する物語を紡ぐ後押しをしてくれる。<新山詩織コメント>今回、映画『古都』のエンディング曲を歌わせて頂くことになり本当に光栄です。いまを精一杯紡ぎながら生きる人たちに、この「糸」という楽曲が寄り添ってくれるのではないかと思っています。<Yuki Saito監督コメント>『古都』の脚本執筆中に中島みゆきさんの「糸」を聴いたときに、歌詞が一字一句違いなく本作のテーマとシンクロして鳥肌が立ち、エンディング曲にしたいと思いました。次世代へ伝統をどう継承していくか?がテーマなので、若いシンガーに歌っていただきたいと思い、新山詩織さんの繊細で切なくも、未来に希望を感じる優しい声に“一耳惚れ”して、現代版「糸」を歌って欲しいとお願いしました。『古都』は11月26日(土)より京都先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日写真提供:タイ国政府観光庁陰暦8月の満月の日、タイ東北部のウボンラーチャターニーで行われるろうそくのお祭り「ウボンラーチャターニー・キャンドルフェスティバル」。巨大なロウ彫刻を乗せた山車が、民族舞踊ダンサーたちと練り歩くパレードは圧巻。期間は2016年7月5日~7月20日を予定。 タイ3大祭りの1つに数えられる盛大なフェスティバル写真提供:タイ国政府観光庁毎年雨期に入る7月(陰暦8月)、タイの全ての仏教僧侶たちは、寺院にこもり修行に励むカオ・パンサー(入安期)の時期を迎える。それに合わせるように、タイ各地では個性的なお祭りが開催。中でも、タイ東北部のウボンラーチャターニーで行われる「Ubon Ratchathani Candle Festival(ウボンラーチャターニー・キャンドルフェスティバル)」が盛大で、街の中心Thung Si Mueang(トゥン・スィー・ムアン)では大小様々なサイズや形の、精緻な彫刻を施されたロウ作品を見ることができる。ハイライトのパレードでは、ロウ彫刻を乗せた山車とタイ舞踊家たちが街中を練り歩き、この華やかな祭典を一目見ようと世界中からの観光客が集まる。 115回目を迎えるタイの伝統的なお祭り写真提供:タイ国政府観光庁この祭典の歴史は今から115年も前に遡る。カオ・パンサーの期間、寺院からの外出を禁止された僧侶たちのために、村人たちは日用品を寺院に運び込み献上した。その中には僧侶が夜に読書をするために欠かせないろうそくも含まれていた。村人たちは次第に、献上するろうそくの中でどれが最も美しいかを競い始め、それがこのお祭りのはじまりだと言われている。その後、各寺院を囲むように各地でロウ彫刻作りのコミュニティーが誕生。この時期に合わせて皆で作り上げたろうそくを寺院に奉納することで、人々の未来が明るく照らされると信じられており、現在でもこの伝統を通じてタイ仏教が大切に受け継がれている。 世界中からロウ彫刻アーティストが集結写真提供:タイ国政府観光庁キャンドルフェスティバル会期中に行われる「国際ロウ彫刻コンテスト」は2016年で10回目を迎える。世界中のロウ彫刻アーティストがウボンラーチャターニーに集結し、フェスティバルの始まりとともに、巨大なロウ彫刻の制作を開始。フェスティバルの期間をたっぷりと使い、何日間もかけて作品を完成させていく。ハイライトは、例年フェスティバル最終日に行われる「キャンドルパレード」。間近で見れば、その巨大で精巧なロウ彫刻を乗せた山車の迫力と、タイ伝統舞踊の踊り子たちの情熱的な舞いに圧倒されることだろう。その他にも、光と音のショーや夜のキャンドルパレード、寺院巡り、ろうそく作り、OTOP製品のバザーなども開催。地元の人々と観光客とで街が一年で最も活気に満ち溢れる。尚、ここで作られたキャンドルは、パレードを終えると地元の寺院にすべて寄贈されるそう。ウボンラーチャターニーへは、バンコクのドンムアン空港からNok AirとAir Asiaの定期便にて1時間強。タイの3大祭りの一つに数えられるこの芸術的なお祭りに、ぜひ一度足を運んでみては?
2016年06月25日女優・松雪泰子が、映画『古都』(11月26日京都先行公開/12月3日全国公開)で一人二役として主演し、女優・橋本愛と成海璃子の母役を演じることが15日、発表された。本作は、1962年に川端康成が刊行した同名小説の現代版。これまで多くの映像作品となってきた同書を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映画化する。高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学んだYuki Saito監督がメガホンを取って、蒼れいな、蒼あんな、葉山奨之、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二らも出演。着物、茶道、書道、華道など京都市の全面協力によって、本物の"京都"を描く。松雪が演じるのは、京都の街で伝統の継承に生涯をささげる呉服屋の姉・佐田千重子と京都の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子。また、橋本は千重子の娘・舞を、成海は苗子の娘でフランス・パリにて国立美術大学に通い絵画制作に励む結衣を、それぞれ演じる。「一カ月間着付けや、裏千家のお茶の稽古、京言葉の稽古、京都の料理屋さんでの、稽古など重ねました」と役作りへの努力を話す松雪。それは「やはり、伝統を守る立場でそれを背負っている千重子には、非常に重要な要素」だからだ。本作については「『古都』の世界観をベースに千重子、苗子のそれぞれの子供たちとの母と娘、親子の物語、オリジナルの古都を軸に未来につないで行く物語」と説明。「現代における、京都の現状。伝統を大切に守ることやその重圧、そして未来につないで行く事、そしてそれを担う娘の葛藤」と背景を口にしつつ、「かつての『古都』の時間軸から、現代にまでつながりそして未来を紡いでいく物語です」とも付け加える。そんな松雪の娘となる橋本は「お茶、書道、座禅、日本舞踊と日本の文化や伝統芸能を学ぶことができてとてもうれしかった」、成海は「撮影期間は一週間という短い時間でしたが、その分グッと集中して取り組むことができました」と、それぞれ報告した。(C)川端康成記念會/古都プロジェクト
2016年06月15日1962年に新潮社より刊行された川端康成の小説を、京都とパリ、2つの「古都」を舞台に母と娘の人生が交差する物語として映画化されることが決定。主演であり一人二役に挑戦する松雪泰子をはじめ、共演に橋本愛、成海璃子ら豪華女優陣がキャスティングされた。京都室町に先祖代々続く佐田呉服店。店を継いだ日から20年間、佐田千重子(松雪泰子)は同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか葛藤の中で生きていた。大学生の舞は、就職活動の時期に差し掛かり就職活動をするの友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。一方京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/2役)。千重子と同じ顔をした苗子は生き別れた双子の妹。苗子もまた深刻な経営悪化に陥っていた。苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かし北山杉を使い何か新しいことが出来ないかとフランスに留学。しかし留学先でほかの学生との力の差を感じ、無力感に苛まれていた。それを感じとった苗子は娘に会う為にパリ行きを決意する。呉服屋の娘の舞もパリで開催される日本文化を披露するイベントに参加する為にパリへ向かうこととなった。母から娘へ受け継がれる伝統。いま、京都の伝統に生きる2組の母娘の人生が初めて交差する――。本作は、これまで多くの映像作品となってきた「古都」を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化したもの。監督は、高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、帰国後もアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなど名匠の現場に参加、両国の架け橋となっているYuki Saito。CMや短編、連続テレビドラマなどで活躍しており、満を持して今作のメガホンを取った。世界視点から、日本が誇る圧倒的な京都の美しさ、凛とした“日本の精神”を五感で体感できる新しい作品に仕上げ、また本作の舞台である四季折々の京都、さらに着物、茶道、書道、華道などオール京都の全面協力によって、“本物の京都”を描き切っている。そして主演には、現在放送中のドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」では弁護士を熱演する松雪さん。本作では、京都の町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の姉・佐田千重子と、京都伝統の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子の一人二役に挑戦する。撮影に向けて1か月間着付けや、裏千家のお茶の稽古、京言葉の稽古など様々な稽古を重ね臨んだという松雪さん。「やはり、伝統を守る立場でそれを背負っている千重子には、非常に重要な要素でしたので毎日稽古を重ねました。今作は、古都の世界観をベースに千重子、苗子のそれぞれの子どもたちとの母と娘、親子の物語、オリジナルの古都を軸に未来に繋いで行く物語です。現代における、京都の現状。伝統を大切に守ることやその重圧、そして未来に繋いで行くこと、そしてそれを担う娘の葛藤。かつての古都の時間軸から、現代にまで繋がりそして未来を紡いでいく物語です」と本作について語った。また、千重子の娘・佐田舞役に『告白』で鮮烈なスクリーンデビューを果たし、『桐島、部活やめるってよ』『ツナグ』での演技を高く評価された若手実力派、橋本さん。そして双子の妹・材木屋の苗子の娘で、京都と並ぶもうひとつの古都フランス・パリで1人国立美術大学に通い絵画制作に励む中田結衣役に、『無伴奏』をはじめ多数の映画、ドラマ、舞台で活躍する成海さんが好演する。撮影を終えて「お茶、書道、座禅、日本舞踊と日本の文化や伝統芸能を学ぶことができてとても嬉しかった」と話すのは橋本さん。また「いまの世代に継いだ新しい物語になりました。取り留めない、さらさら流れる水のような印象で、舞ちゃんを演じている上でも、水の感覚はずっとあって、ふわふわしていました。どんな仕上がりになっているのか、楽しみにしているところです」とコメントを寄せた。一方成海さんは「撮影期間は1週間という短い時間でしたが、その分グッと集中して取り組むことができました。現地のフランス人スタッフも素晴らしく、良い撮影現場だったと思います」と順調に撮影が進んでいったと話している。そんな3人のほかにも、拠点を台湾に移し芸能活動を行っている蒼れいな&あんな姉妹や、出演作『青空エール』の公開を控える葉山奨之。そして、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二らが脇を固める。『古都』は11月26日(土)より京都先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月15日©TRIPPING!近年ファッション分野での成長が目覚ましいタイ。週末にはいたるところでマーケットが開かれ、タイ人若手クリエイターや人気ショップのアイテムを求め、多くの人で賑わう。大型のショッピングモールやデパートでも、タイ人デザイナーだけを集めたデザイナーズエリアが存在するなど、ファッションシーンは年々盛り上がりを見せている。 日本でも、タイファッションの魅力を伝える「THAI SENSE.JP(タイセンス・ドット・ジェイピー)」が始動。6月16日からはタイ発人気デザイナーズブランドが東京・大阪各所に集合し、ポップアップストアを展開する。そこで今回は、参加ブランドの一つ「Leisure Project Store(レジャー プロジェクト ストア)」のデザイナー、ナッタポン・カノックワリーウォン氏にインタビューを実施した。 若手デザイナーが手掛けるメンズファッションブランドに注目!©TRIPPING!ロンドン芸術大学 セントラル・セント・マーチンズを卒業したデザイナー ナッタポン氏が手掛ける「Leisure Project Store」は、タイで最も勢いのある若手デザイナーズブランドの一つ。現在は、メンズファッションに特化し、シンプルでミニマルなシルエットがベースにありながらも、プリントやファブリックにエッジを効かせた、遊び心のあるカジュアルアイテムを提案している。タイ国内外から注目されるナッタポン氏が手掛けるブランドとは…… ——「Leisure Project Store」のブランドコンセプトを教えてください。“レジャー”という単語が示す意味の通り、余暇をイメージしてデザインをしています。僕は、自分のブランド以外にも、家族が経営するアパレル会社でマーケティングや店舗デザインに携わっています。ロンドンのセント・マーチンズでプロダクトデザインを専攻したので、ファッションデザインよりもこちらの方が本業だったんです。でも、もし自分に時間があれば、いつかは自分のブランドをやってみたいとずっと考えていて、2012年にTシャツのコレクションから始めました。自社の工場で生産できる分、スムーズにスタートできましたね。メンズウェアに特化したのは、僕自身が着たい服を作りたかったからですね。2016SS ©Leisure Project Store ——そこからどのように今のようなコレクションに変化していったのですか?Tシャツだけではブランドとしては弱いなと感じていたので、シャツやジャケットなども作り始めました。ですがブランドとしてはカジュアルウェアに焦点を当てています。シティっぽいけどリラックスできる、スマートカジュアルな服を作っていきたいです。©TRIPPING! ——Leisure Project Store(レジャー・プロジェクト・ストア)という名前の意味は?自分の自由時間でスタートしたブランドなので、僕にとって始めのうちは、服作りがまさに“Leisure Project”だったんです。だからそのままブランド名にしました。あとは、Tシャツやビーチウェアなどのいわゆる“レジャーファッション”は僕の普段の格好だからです。 ——なるほど。それでは今季のコレクションのテーマを教えてください。「ホームカミング」がテーマです。これまでに5つのコレクションを発表してきましたが、ブランドのアイデンティティを理解している人は少ないのではないかと感じることが多くありました。だから、ブランドのルーツをきちんと反映してコレクションを仕上げました。ブランドのキーとなるシルエットだったり、トレードマークのパッチワークのテクニックも取り入れました。ちょうど、今年は雑誌ELLEが主催するファッションウィークへの参加が決まったので、ブランドとして原点回帰するいい機会だと思ったんです。2016SS ©Leisure Project Store ——日本のファッションとタイのファッションで違いは感じますか?日本人は、ファッションのカテゴリーが多いというか、いろいろなスタイルがありますね。タイももちろん、テーラーや古着、ヒップホップなどの種類はありますが、私が思うに多くのタイ人は他の人と違うスタイルをすることに照れがある。例えば有名人と同じ格好を真似したりはするけど、新しいスタイルにはなかなか挑戦しない。だけど日本人はそれぞれが自身のスタイルを持っているように感じますね。きっとマーケットでもたくさんの種類の服があるんだろうなって思います。©TRIPPING! ——今回、日本でのポップアップストアが決定していますが、今の気持ちは?タイの若手のデザイナーにとって、とてもいい経験になると思っています。日本にはすでに多くのブランドがあり、我々のような海外の若手デザイナーが入っていくのは難しいと考えていました。ですので、こういった機会がいただけたのはとても嬉しいですね。タイ発ファッションブランドのPOP UP STORE「THAI SENSE. JP(タイセンス・ドット・ジェイピー)」 PROFILENATTAPON KANOKVALEEWONG / ナッタポン・カノックワリーウォン1988年、バンコク生まれ。プーケットのインターナショナルスクールを卒業後、高校時代よりロンドンへ留学。ロンドン芸術大学 セントラル・セントマーチンでプロダクトデザインを学び、卒業後、帰国。家族が営むアパレル会社のマーケティングやクリエイティブに携わりながら、2012年末に自身のブランド「Leisure Project Store」を立ち上げる。6月16日より、東京各所で開催されるTHAI SENSE.JP主催のポップアップストアに参加する。 Leisure Project Store・HP:・Facebook:・Instagram:
2016年06月03日著者撮影今回ご紹介したいのは、こちら。タイの定番、ココナッツアイス~著者撮影の、サンドイッチです!!!著者撮影じゃ~ん! ココナッツアイスのサンドイッチは、「アイスクリーム・カノムパン(カノムパン=パン)」といいます。タイ人なら、知らない人はいないはず。こちらは、学食のアイスクリーム・カノムパン。パンにもち米をのせ、その上にココナッツアイスをごろごろと。さらに練乳とカラースプレーチョコレートをトッピングできます。お好みで、ココナッツミルクで煮たもち米をプラスしたり、練乳やチョコレートソースをかけたりできます。試したいものを指させばOK。仕上げにピーナッツやカラフルなチョコレートをパラパラ振りかければ、自分だけのアイスクリーム・カノムパンのできあがり!おひとつ10~15Bくらい。アイスは定番のココナッツやチョコレート、苺だけじゃなく、タイティー味(薄オレンジ色)やコーヒー味、タロイモ(紫色)味なんかもあるんです。ミックスできるので、いろいろ遊んでみるのもいいかも。私のおすすめはタロイモ味とタイティー味、それからやっぱりココナッツ味ですね。混ぜるよりはひとつの味でシンプルなほうが好きです。著者撮影こちらは、コラートでアイスクリーム・カノムパン。緑色のパンにココナッツアイス、ナッツのトッピング。ホットドッグのようなパン。 著者撮影チェンマイはターペー門のそばで、アイスクリーム・カノムパン。一人街歩きの休憩に。驚くほど薄い食パン二枚にココナッツアイス、チョコレートソース。 著者撮影のどかな友人宅で、アイスクリーム・カノムパン。アイス屋さんのベルを聞きつけて、小銭を片手に買いに行きます。日差しの強い昼下がり、高床の下でまどろむ人々の救世主は、ふかふかのパンと溢れんばかりのココナッツアイス。 パンとアイス。なんだかミスマッチに思えるその組み合わせが絶妙で、はまってしまいます。甘いけどさっぱりする!著者撮影タイのどこでも、移動式のアイス屋台で食べられます。カランカランと音が聞こえたら、銀色のアイスの缶をのせて、アイス屋さんがやってくる。店先に、パンがぎゅうぎゅうにつまった袋を見つけたら、おひとつたのんでみませんか?「アイスクリーム・カノムパン」を!
2016年05月21日著者撮影タイ、バンコクに旅行で訪れたらやりたいこと。きらびやかな寺院観光、スパでリラックス、活気あふれる市場での買い物といろいろありますが、タイならではのトロピカルフルーツは是非味わっておきたいもの。そこで、タイのトロピカルフルーツをふんだんに使ったパフェが食べられるカフェをご紹介します。 フルーツパフェが自慢のカフェPARDEN著者撮影タイの旬のトロピカルフルーツを味わうのにぜひ訪れて欲しいオススメのカフェが、こちらのPARDENです。著者撮影白を基調とした可愛らしい雰囲気の店内は、ほっこりと安らげる空気が流れています。雑貨屋も併設されていて、ディスプレイされた雑貨たちはどれも可愛らしく、カフェの雰囲気にマッチしています。 季節の8種類以上のフルーツが乗ったパーデンフルーツパフェそれでは、PARDENで食べられるフルーツパフェを紹介していきましょう。まずは季節の8種類以上のフルーツが乗った、パーデンフルーツパフェです。パーデンフルーツパフェ185バーツ(約570円) 著者撮影今回伺った時は、シャキシャキっとした歯ざわりとが美味しいローズアップルや、芳しい香りのホオズキなどが入っていました。タイには食べられるホオズキがあるんですよ。思った以上に美味しいので、もし機会があればぜひチャレンジして欲しい果物の一つです。パフェに入る果物の種類は時期によって異なります。タイが雨季に入る6月から10月くらいまでは、旬を迎えるフルーツが最も多い季節になりますので、これからどんなフルーツがパフェの中に登場してくれるのか楽しみです。旅行者にとってはローシーズンとされる雨季ですが、トロピカルフルーツが目的ならば逆にベストシーズンなんですよ! マンゴー尽くしのマンゴーパフェタイに来たなら絶対に食べておきたいフルーツといえば、マンゴーですよね。マンゴーはタイで一年中食べられるフルーツではありますが、最も甘みが増すのは4月から5月の暑い時期。今が旬真っ盛りなんです。PARDENにもマンゴーパフェが登場していましたよ。マンゴーパフェ 著者撮影中央のマンゴームースの周りを旬のあま~いマンゴーが囲み、まさにマンゴー尽くし!せっかくタイに来たならば、ぜひ味わっておきたいですね。PARDENでは、その時期ごとに最も美味しいフルーツを使って季節限定のパフェが提供されています。季節ごとに違うフルーツのパフェが食べられるので、バンコク在住の私も何度も通いたくなってしまうんです。 バラエティ豊かなドリンクたちPARDENでは、パフェだけでなくドリンク類も充実しています。パフェに合うコーヒーや紅茶はもちろんのこと、自慢のフルーツを使ったドリンクもたくさんあります。今回は、タイで良く見かける大きな柑橘類、ポメロのソーダを試してみました。ポメロソーダ 著者撮影ポメロのジュースと無糖ソーダ水を自分で好みの割合で割って飲むスタイルです。シロップも添えてあって、甘みを自分で足すことができます。グラスの中には大きなポメロの果肉がゴロンと。すっきりとした甘みとソーダがベストマッチで、暑い日にぴったりのドリンクです。 PARDENへの行き方さて、こんなタイのトロピカルフルーツをたっぷり味わえるPARDENの最寄り駅はBTSプロンポン駅です。駅から出てすぐのスクンビットソイ39という通りに入り、真っ直ぐ行って右手にあるThe Manorというショッピングモールの2階にPARDENはあります。駅から徒歩10分程です。PARDENの入っているショッピングモールThe Manorの外観 著者撮影駅からは決して歩けない距離ではないのですが、暑い時期にはけっこう大変です。そんな時には、軽トラを改造して荷台に乗れるようにした「シーロー」という乗り物を利用してみましょう。PARDENのある通りであるスクンビットソイ39の入り口付近がシーロー乗り場になっていて、シーローがたくさん待機しているのですぐに乗れると思います。乗車前にシーローの運転手に行き先を伝える必要があるのですが、PARDENと同じくThe Manorに入っているラーメン店名の「ばんから」と言うとすぐに分かってくれます。値段は交渉制ですが、片道20バーツ(約60円)が相場。シーローを降りる時に運転手に支払います。PARDENでフルーツパフェを食べるのと併せてシーロー乗車体験もしちゃうと、ますます面白い旅になるかもしれませんね。 ※日本円表示は1バーツ≒3.1円(2016年5月現在)で計算
2016年05月11日著者撮影タイ王室の保養地として知られるリゾート地ホアヒンから南へ50kmほど進んだ場所に、タイ最古の海洋国立公園・カオ・サムローイ・ヨード国立公園があります。今回はこちらの公園内にある神秘の宮殿、クーハーカルハット宮殿をご紹介します。 まずはプラヤナコーン洞窟を目指そうカオ・サムローイ・ヨード国立公園はタイ最古の海洋国立公園で、300ほどの山頂を持つ石灰岩の山々に緑が生い茂ったとても美しい場所です。タイ人に人気のある観光スポットなのですが、なかでも目玉といえるのが今回ご紹介するクーハーカルハット宮殿。日本人観光客の方にもホアヒンに行く機会があれば是非足を延ばして頂きたい場所です。まずは宮殿が建つプラヤナコーン洞窟を目指します。洞窟へのアクセスは、近隣の村から洞窟最寄りのビーチまでボートに乗るか、約1時間ほどかけて山道を徒歩で越えるかの2種類が一般的なようですが、宿泊しているホテルから直接ボートで向かうこともできる場合もあります。今回私たちはホテル手配の漁船に乗船し、ホテルから直接、洞窟最寄りのビーチを目指しました。著者撮影最寄りの海岸からは山道を歩いて洞窟を目指します。外国人にはガイドをつけないかという勧誘がありますが、洞窟と宮殿を目指すのにガイドは不要。海岸には洞窟を目指すタイ人観光客がたくさんいますので、その後をついて歩いて行けば問題ありません。著者撮影この山道なのですが、正直なところ甘く見ていました・・。むき出しの岩が続く山道はかなり険しく、一気に登るのは困難。暑さに体力を消耗し、途中でくじけそうになりながらも、宮殿が見たい一心で洞窟を目指します。著者撮影 険しい山道の先には感動の風景が疲労でぼろぼろになりながら洞窟の入り口に到着すると、そこに広がる光景は圧倒的な大自然。映画「インディ・ジョーンズ」の世界そのもの。著者撮影著者撮影洞窟の中を進むとお目当てのクーハーカルハット宮殿の姿が。著者撮影なんともいえない神々しい雰囲気に圧倒されます。洞窟の中のひんやりとした空気もあいまって、何時間でもここに居られそうな気持ちになってしまいました。洞窟を訪れるベストの時間帯は午前10時~12時くらいの間と言われており、タイミングが良ければ、上方から差し込む光に照らされた神秘的な宮殿の姿を目にすることができますよ。ホアヒンに行く機会があれば、是非足を延ばしてみてください。濡れても良い服装、歩きやすいシューズで行かれることをおすすめします。
2016年05月08日タイ、シンガポール、マレーシアでは夏を前にして、国を挙げての大規模なセールが一斉にスタート。事前にチェックして、お得な旅行を計画しよう! タイ「アメイジング・タイランド・グランド・セール」2016年6月15日~8月15日©Tourism Authority of Thailand タイの一大セール「Amazing Thailand Grand Sale(アメイジング・タイランド・グランド・セール)」は、2016年6月15日~8月15日の期間、タイの7地域で開催される。首都バンコクでは、最大級の盛り上がりを見せるサイアム地区(Siam Paragon、Siam Center、Siam Discoveryなど)を筆頭に、ラチャプラソン地区(Central World、Gaysorn Plaza、Big C Rajdamri、Central Chit Lom、Central Embassy Emporium、EmQuartier department storesなど)も最大80%ディスカウントを実施。舞台はバンコクの他、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、パタヤ、ホアヒン、ウドーンターニーの全7地域。それぞれ地元店やチェーン店、ブランド店から、スパやホテルまで、あらゆる施設が一斉に値引きする。特設サイトにて、今後詳しい参加店舗等やキャンペーン等がアップデートされる予定。Amazing Thailand Grand Sale期間:2016年6月15日~8月15日場所:バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、パタヤ、ホアヒン、ウドーンターニーURL: シンガポール「グレート・シンガポール・セール」2016年6月3日~8月14日©Singapore Tourism Board シンガポール最大級のセール「The Great Singapore Sale(グレート・シンガポール・セール)」は、2016年6月3日~8月14日までシンガポール全土で開催。最大70%オフになることもあるこのセール期間、ショッピング通り「オーチャード・ロード」はもちろん、チャイナタウンやカンポングラム、リトルインディアの街までもが一斉にGSS(The Great Singapore Saleの通称)の文字で埋め尽くされる。その盛り上がりは国民にとどまらず、世界中のショッパホリック達が心待ちにするほど。The Great Singapore Sale期間:2016年6月3日~8月14日場所:シンガポール全土URL: マレーシア「ワン・マレーシア・メガ・セール・カーニバル」2016年6月27日~8月31日写真提供:マレーシア政府観光局 マレーシアで年に3回行われる大規模規模のセールの一つ「1Malaysia Mega Sale Carnival(ワン・マレーシア・メガ・セール・カーニバル)」。2016年6月27日~8月31日の約2か月間、マレーシア全土で開催される。2015年は期間に合わせて「the Kuala Lumpur Fashion Week (KLFW)」や「Time Kulture」などのファッション関連のイベントも開催された。会期中にはラマダン明けのお祝い「ハリラヤ・プアサ」の祝日や、独立記念日「メルデカ・デー」も含み、本年も大変な盛り上がりを見せそう。詳細は今後特設ページに掲載予定。1Malaysia Mega Sale Carnival期間:2016年6月27日~8月31日場所:マレーシア全域URL: マレーシアのセールに関する記事はこちら>
2016年05月04日著者撮影タイのビーチリゾートと言えば、プーケットが有名ですよね。昔から世界中の人々に愛されて来たリゾートアイランドとして、抜群の知名度を誇っています。でも、プーケットから更に足を伸ばすと、更に美しいエメラルドグリーンの海を持つ島があるんです。それがピピ島です。 先日、念願かなって憧れのピピ島を訪れることができたので、その様子をレポートしたいと思います。ピピ島へのアクセスですが、プーケットまたはクラビから日帰りツアーに参加するのが一般的。もしくはプーケットまたはクラビからフェリーでアクセスすることもできます。私たちはクラビからフェリーを利用してピピ島へ向かいました。チケットはクラビの旅行会社で手配してもらい、往復で700バーツ(約2,100円)でした。 さて、クラビの港からフェリーに乗って約90分。ゴツゴツとした岩肌のピピ島が見えてきました。海はもちろんのこと、このゴツゴツとした石灰岩の感じもピピ島の魅力の一つです。著者撮影ピピ島に降り立つと、まさに思い描いていたエメラルドグリーンの海が目の前に広がっています。著者撮影そんなピピ島。自然は素晴らしいけれど、それ以外は何も無いんじゃないかと思いきや、意外や意外。島内はかなりの賑わいなんです。ヨーロッパ系の方々が多く訪れるからなのか、島内のお店はどこかオシャレな雰囲気。宿泊施設もあるので、ピピ島内に泊まることもできますよ。著者撮影飲食店も、タイ料理をはじめイタリアンもあり、充実しています。著者撮影お腹も満たされたところで、今度はロングテイルボートに乗って、ピピ島内にある別のビーチ、ロングビーチへ向かってみましょう。ロングテイルボートは片道100バーツ(約300円)です。著者撮影あ、この景色、絵葉書で見たのと同じ。テンションが上がります。著者撮影木陰でフルーツジュースを飲みながらまったり。著者撮影これこそ、南の島でのバカンスにふさわしい過ごし方ではないでしょうか?ロングビーチは静かで落ち着いていて、南国独特ののどかな空気が流れていました。 実際にピピ島に行ってみた感想は、「南の楽園って本当にあったんだな」というもの。皆さんもせっかくタイにいらしたのなら、もう一足伸ばして南の楽園ピピ島を訪れてみてはいかがでしょうか? ※日本円表示は1バーツ≒3.0円(2016年5月現在)で計算
2016年05月03日写真:PIXTA海外旅行先として人気を誇る国、タイ。中でも首都バンコクは、海外旅行先ランキング上位の常連都市。プーケットなどのビーチリゾートも人気だ。でも、バンコクやビーチリゾートとはまた違ったタイを感じるなら第二の都市「チェンマイ」へ出かけてみてはいかがだろうか。タイ北部に位置する美しい古都は「北方のバラ」と称され、至る所に寺院が点在し、まるで街全体がパワースポットのよう。街を取り囲むのは緑豊かな山岳地帯で、象が暮らすエレファント・キャンプも複数ある。独自の文化が育まれて来たチェンマイには、訪れた者を魅了する、心ときめく感動体験が待っている。 1. 幻想的な光景に心ときめく!イーペンランナー祭りへ写真提供:タイ国政府観光庁古都らしく、一年を通して様々なお祭りが開催されるチェンマイ。中でも、一度は訪れてみたいお祭りとして名前があがるのが、チェンマイのロイクラトン「イーペン・サンサーイ」。毎年、陰暦12月(新暦10月〜11月頃)の満月の夜に開催される「ロイクラトン」は、農業の豊作を願い、罪や穢れを水に流して魂を浄化するという意味が込められたタイの伝統的なお祭り。期間中は、タイ全土で灯ろう流しの儀式が行われるが、チェンマイではコムローイと呼ばれる熱気球を一斉に空に飛ばす儀式「イーペン・サンサーイ」が有名。数えきれないほどのコムローイが、夜空に浮遊している様子は、まるで夢の中にいるかのような幻想的な光景。写真提供:タイ国政府観光庁2011年からは、外国人旅行者向けに、北部タイやランナーの伝統文化を紹介するための催しとして「イーペンランナー・インターナショナル」が開催されている。「イーペン・サンサーイ」とは別日に行われ規模も少し小さいものの、開催日が決まっているので予定が立てやすいのが魅力。「イーペンランナー・インターナショナル」への参加がパッケージになっているツアーもあるので事前にチェックしてみよう。(※イーペンランナー・インターナショナル2016は11月14日(月)に開催予定) 2. 美しい寺院に心ときめく!古都ならではの寺院めぐりへ13世紀にランナー王国の首都として栄えたチェンマイには、ランナー王朝が築いたものを含め120もの寺院が点在し、現在でもタイ仏教信仰の中心地だ。ご利益を願って寺院巡りをするのもチェンマイの旅の楽しみのひとつ。 旧市街の寺院巡り観光の中心地、旧市街で押さえておきたい寺院3つを紹介。観光や食事、買い物と合わせて訪れることができるアクセスの良さも魅力。・ワット・プラ・シン©ASEAN-Japan Centre「ワット・プラ・シン」はチェンマイ市内で最も大きく格式高い寺院。黄金の外壁が美しく、夜にはライトアップがされ、本堂は一段と荘厳な輝きを増す。>詳しくはこちら ・ワット・チェディルアン©ASEAN-Japan Centre旧市街のほぼ中央に位置する「ワット・チェディルアン」は、チェンマイで最も高い仏塔のある寺院。内部には巨大な仏像が安置され、また入り口付近に建つ本堂にもランナー様式の仏像が数多く祀られている。>詳しくはこちら ・ワット・チェン・マン©ASEAN-Japan Centre「ワット・チェン・マン」はチェンマイ最古の寺院。荘厳な本堂には2つの珍しい仏像、大理石の仏像と、水晶の像が納めされている。>詳しくはこちら 旧市街から足をのばして出かけたい寺院旧市街以外にも、多くの寺院が点在するチェンマイ。時間を見つけて出かけたい寺院3つをご紹介。 ・ワット・プラタート・ドイ・ステープ写真提供:H.I.S.“チェンマイと言えばドイ・ステープ”と言われるほどの、チェンマイの大本山「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」。チェンマイ市街から約15キロ西、標高1080mのステープ山頂に建つ寺院は、チェンマイきっての名所だ。>詳しくはこちら ・ワット・スアン・ドーク©ASEAN-Japan Centre「ワット・スアン・ドーク」は、スアン・ドーク(=花園)の名前に引けを取らない美しい寺院。境内には純白の仏塔がずらりと並び、夕暮れ時の姿は特に美しい。>詳しくはこちら ・ワットジェットヨード写真提供:タイ国政府観光庁インドの寺院をモデルに建てられたという「ワット・ジェット・ヨード」。壁に彫られた神々の彫刻が印象的で、これらもインドの仏美術の影響を受けたもの。>詳しくはこちら 3. 優しい眼差しに心ときめく!ゾウに会いにエレファント・キャンプへ写真提供:H.I.S.豊かな自然に恵まれたチェンマイ郊外には、エレファント・キャンプが複数あり、ゾウと触れ合うことができる。ゾウの背中に乗るエレファント・ライドは観光客に特に人気。渓谷に暮らすゾウの水浴びの様子を見学したり、様々な芸を見せてくれるショータイムも見逃せない。©ASEAN-Japan Centre ・メーサー・エレファント・キャンプ「メーサー・エレファント・キャンプ」はタイ北部で一番大きなエレファント・キャンプ。ゾウが繰り広げるパレードや演奏、ダンス、絵描きなどのショーが楽しめる。 ・メータマン・エレファント・キャンプ「メータマン・エレファント・キャンプ」では、ゾウのお世話が出来るボランティア体験も人気。半日コースから本格的な2泊3日コースの象使いトレーニングプログラムもある。 ・エレファント・ライフ・エクスペリエンス更にゾウとの距離を縮めるなら、一人に一頭のゾウと象使いがつき、象の生活を体験できるプログラムがある「エレファント・ライフ・エクスペリエンス」へ。他とは違うプライベート感ある体験が出来る。>詳しくはこちら 4. タイ北部料理に心ときめく!話題のレストランへタイ料理の中でも北部の料理は、比較的マイルドな料理が多いのが特徴。国境が近い地域のため、ミャンマーや中国雲南省の影響を受けた独自の食文化が育まれている。チェンマイを訪れたら、タイ北部料理は、マストで味わいたい。 タイ北部料理の代表格「カオソーイ」タイ北部を代表する麺料理「カオソーイ」。ココナッツミルクベースのカレースープに合わせるのはちぢれた卵麺ということもあり、カレーラーメンと言われることも。トッピングに揚げた麺が乗るのも特徴だ。チェンマイでは食堂や屋台でもおなじみのローカルフードではあるが、いま話題なのが、お洒落なレストランやカフェで提供される絶品カオソーイ。チェンマイには年に何度も訪れているタイグルメライターに聞いた、カオソーイの美味しいレストラン&カフェはこちら。 ・WOO café & gallery©NatJanG(TRIPPING!ライター)チェンマイのトレンドエリア、リバーサイドに佇む一軒が「WOO café & gallery」。店内にもテラスエリアにもグリーンが豊かに飾られていて、コージーな雰囲気満点。ここのカオソーイがタイ人の間でも大人気だ。「1日限定25食のカオソーイがオススメ! 辛すぎない濃厚なスープと、箸でつまめばホロホロにほぐれるチキンが相性抜群。併設のギャラリーでは、器や雑貨、服飾など選りすぐりの作家の作品を買う事ができます。」>詳しくはこちら ・Ginger & Kafe©NatJanG(TRIPPING!ライター)女性に大人気のチェンマイ発雑貨店「GINGER」が運営するカフェ「Ginger & Kafe」。ポップでカラフルなインテリアで統一されているものの、落ち着いた雰囲気を持ち合わせているところにセンスを感じる。様々な料理が提供されているが、タイグルメライターのイチオシはカオソーイ。「何度も足を運んでいるお店なのですが、カオソーイは安定の美味しさです。食事が終ったら買い物も楽しめるのも嬉しいですね。」-----------------Ginger & Kafe郷土料理がならぶ「カントーク」郷土料理が盛られた小皿が、丸いお膳(カントーク)にならんだ料理はその名も「カントーク料理」と言われ、北部の名物料理だ。辛いペーストや肉、野菜料理といった料理の数々に合わせるのは、北部の主食であるもち米「カオニャオ」。おかずの数々は、どれもカオニャオがすすむ一品ばかり。編集部のおすすめはこちら。 ・Huen Phen(ファン・ペン)©TRIPPING!チェンマイで人気の老舗タイ北部料理レストラン「ファンペン」。カントークセットには、ミャンマー風カレーや、サイウア(チェンマイソーセージ)、ケームプー(豚皮の唐揚げ)、ナムプリックヌン(チリペースト)、ナムプリックオーン(辛みそ)、などの小皿が並び、もち米とセットで提供される。辛味の強いカレーやペーストはもち米や生野菜との相性抜群。カントークセットはディナータイムのみ。連日混雑しているレストランのため、予約しておくと安心。-----------------Huen Phen住所:112 Rachamankha Rd, Chiang Mai 50200電話:(+66)053-814548 5. チェンマイを拠点に心ときめくショートトリップ!タイ北部の魅力をさらに感じるなら、チェンマイを拠点にショートトリップをしてみては。チェンマイと合わせて訪れたい旅先をご紹介。 ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の地「チェンライ」写真提供:H.I.S.チェンマイから180kmほど北上した場所に位置する街「チェンライ」。かつてタイ北部を統治したランナー王朝最初の都があったことから、今でもタイ北部独自の「ランナー文化」が根付き、ランナー建築の仏教寺院や美しい庭園が点在している。「ワット・プラケオ」は、バンコクのワット・プラケオにあるエメラルド仏が見つかった由緒ある寺院。また、近年注目を集めているのが、チェンライ出身の新進気鋭アーティストが自費で建設した寺院「ワット・ロンクン」。純白に輝く寺院は、仏教や神話をモチーフにしていて、まるで彫刻のような美しさを誇る。写真提供:H.I.S.寺院の他にも、タイとラオス、ミャンマーの3カ国の国境が接するポイント「ゴールデン・トライアングル」も人気の観光スポット。ゴールデン・トライアングルを一望する展望台からは、タイとラオスを隔てるメコン川と、タイとミャンマーを隔てるルアック川が合流する様子を捉えることができる。近年ではリバーサイドに高級リゾートもオープンしたり、古都チェンセーンやラオスのドーンサオ島にボートで訪れるツアーも人気。写真提供:タイ国政府観光庁山岳地帯には、少数民族の村もあり、素朴な暮らしを垣間みることができる。西部山岳地帯のメーサロンには茶畑が広がりお茶を楽しむことができることはもちろん、民族のルーツでもある中国雲南省の雲南料理も味わうことができる。 タイ北部の南端の世界遺産の街「スコータイ」©ASEAN-Japan Centreチェンマイから南へ約350km。タイのかつての首都スコータイは、13世紀にタイ発の独立王朝として繁栄し、いまのタイの礎を築いた都市。巨大なスコータイの遺跡群は、1991年に世界遺産に登録されている。©ASEAN-Japan Centreスコータイ歴史公園には、200件ほどの遺跡が現存し、城壁内のほぼ中央に位置するスコータイ最大の寺院「ワット・マハタート」は必見。更に、城壁の西南に位置する「ワット・スィー・チュム」には、スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られている。スコータイ歴史公園は、総面積70㎢もあるため、公園内を巡回するトラムを利用するのも一案。また、レンタサイクルやレンタバイクを利用すれば、マイペースな見学も可能だ。遺跡めぐりの他にも、新市街の散策もスコータイでやりたいことのひとつ。夜になると沢山の屋台が軒を連ね、川沿いの通りではナイトバザールも開かれてにぎやかに。 「タイの古都・チェンマイ特集」の“後編”では、実際にチェンマイを訪れる際のおすすめのツアー情報をご紹介!チェンマイのロイクラトンに参加するツアーや、タイ北部を贅沢に楽しめるツアーなど、TRIPPING!編集部イチオシのプランをピックアップ! タイの古都・チェンマイ特集前編まるで街全体がパワースポット!心ときめくタイ北部「チェンマイ」後編魅惑の旅に出よう!タイ北部「チェンマイ」へ
2016年05月02日国内最大級のタイイベント「第19回タイフェスティバル 2018」が、2018年5月12日(土)・13日(日)の2日間、東京・渋谷の代々木公園イベント広場で開催される。毎年30万人の来場者を数え、東京で開催される同系統のイベントでは最大級の規模を誇る「タイフェスティバル」。タイ料理店はもちろん、果物、飲料水、物販、サービスなど、様々な店舗が軒を連ねる。2018年度は、小岩サイフォン、渋谷ガパオ食堂、四谷ジャスミンタイなど人気店が50店舗以上が集まる予定。本場のタイ料理を堪能したり、お土産を購入したり、はたまたアーティストのパフォーマンスを体験したりと、今年もとにかくタイ尽くしの1日が楽しめそうだ。【開催概要】「第19回タイフェスティバル 2018」開催日:2018年5月12日(土)・13日(日)会場:代々木公園住所: 東京都渋谷区代々木神園町2-1
2016年04月30日著者撮影タイ旅行の楽しみは人それぞれですが「おいしいタイ料理をたくさん食べたい!」という方も多いのでは?屋台料理から高級ホテルの星付きレストランまで、さまざまなタイ料理を食べ歩くだけでも楽しいのですが「自分でも作ってみたい!タイ人においしいタイ料理を教わりたい!!」という方は、クッキングクラスに参加してはいかがですか? 「ISSAYA COOKING STUDIO(イッサヤー・クッキング・スタジオ)」著者撮影旅行者にぜひおすすめしたいのが、タイ版料理の鉄人シェフ、イアン・キティチャイ氏が手掛けるタイ料理教室「ISSAYA COOKING STUDIO(イッサヤー・クッキング・スタジオ)」です。著者撮影バンコクの高級ショッピングモール「Central Embassy(セントラルエンバシー)」内にあり、BTSプルンチット駅直結でアクセス抜群です。ほぼ毎日、午前・午後の2回開催されていて、英語にも対応しています。値段は高くなりますが、イアン・キティチャイ氏が教えてくれる回などもあるのでホームページのカレンダーは要チェック! ちなみに私が受講したのは、午前11時から午後2時に開催された会で、この日のメニューは・ラープガイ(鶏ひき肉のハーブ和え)・ソムタム(青パパイヤのサラダ)・プーニムカイケム(ソフトシェルクラブ揚げと塩玉子)・グラードゥックムーオップソース(骨付きリブのソースを絡めオーブン焼き)の4品。どれもおいしそうで、作る前からワクワク!!クッキング教室もISSAYAらしい洗練された華やかさで、とても贅沢な空間です。 さっそく調理スタート!参加者は英語で作り方と材料が書かれているがもらえます。そしてまずは先生の説明を聞きながら作り方を見学。説明が終わったら各自の調理台に移動して、クッキングスタート。1人につき1台調理台があり、材料もあらかじめしっかりと分けられているので、あとは作るだけです。著者撮影先生の作り方を見たばかりだし、カンタンカンタン~。と思っていたのですが、いざ自分ひとりで作るとなると、分からないことも出てくるのですが、そこは先生が教えてくます。著者撮影材料を見ながら作っているといろいろな疑問もでてくるのですが、例えばパームシュガーとココナッツシュガーと砂糖の違いや、料理による使い分けの意味など、一つひとつの質問にも丁寧に答えてくれるので、タイ料理がもっと面白く感じました。著者撮影料理はおいしいうちに、作ったそばから試食。著者撮影3時間で全部終わるのかな~?と思っていたのですが、何とか終了!パッキングして持って帰る?と聞かれたのですが、遅いランチにちょうどいい時間だったので、リクエストして一緒に参加した友人と2人でランチを食べることに。自分たちで作った料理はやっぱりおいしい!素材もレシピもISSAYAのものなので、ハズレはありません。「セントラルエンバシー」の5階には「ISSAYA La Patisserie(イッサヤー・ラ・パティスリー)」が入っているので、デザートをここで食べるというのもおすすめです。 ISSAYAの料理を思う存分楽しみたい!という方はサトーンエリアにある「ISSAYA SIAMESE CLUB(イッサヤ―・サイアミーズ・クラブ)」に行ってみて下さい。古い家屋をリノベーションした素敵な一軒家レストランで、イアン・キティチャイ氏の作りだすため息が出るほど美しくておいしいタイ料理が楽しめますよ。個人的には、料理教室に参加する前にこのレストランで食べて気分を上げておくと、料理教室での真剣度もアップすると思います。 ISSAYA COOKING STUDIO・レッスン料:2,000B++(イアン・キティチャイシェフの場合は5,000B++)・営業時間:10:00~22:00(クッキングクラスにより異なる)・定休日:なし・住所:Central Embassy, LEVEL LG, 1031 Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok・TEL:(+66)2 160 5636・HP:・MAIL: booking@issayastudio.com (text & photo:美濃羽佐智子) カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランドその他の記事を読む>
2016年04月21日写真提供:タイ王国大使館日本最大のタイ文化イベント「タイ・フェスティバル2016」が東京・代々木公園で、5月14日(土)、5月15日(日)の二日間開催される。 写真提供:タイ王国大使館2000年よりタイ王国大使館の主催で行われている同イベントは、タイ文化と伝統を広めるとともに、参加者にタイ料理を堪能してもらうことを目的に様々な催し物やタイ文化にまつわるブースが出店。 まるでタイの屋台村!?タイ料理を楽しもう写真提供:タイ王国大使館会場には、人気タイ料理店がそれぞれ自慢の料理を振る舞う屋台が並び、イベント開始と同時に大行列する店舗も。タイを代表するシンハービールやチャーンビアも販売されているので、ビール片手に食べ歩きする人も多く見られる。©TRIPPING! 豪華なショーが目白押し!メインステージのショー写真提供:タイ王国大使館メインステージでは、タイ伝統舞踊やミスタイランドと準ミスタイランドによるパフォーマンス、さらにはタイで人気を誇るアーティストが集結し、ライブを披露する。写真提供:タイ王国大使館注目は、日本でも正式にデビューを果たしたジェームス・ジラユ氏によるライブ。ジラユ氏は、タイの国民的スターで超人気俳優。これから日本での活躍が楽しみな1人でもある。 その他にも、タイ国政府観光庁のブースでは、「イサーン(タイ東北地方)」をテーマにした催し物を開催。さらに、タイ国際航空とタイ・エアアジアのタイ往復航空券が当たる抽選会なども予定されている。写真提供:タイ王国大使館東京にいながらにして、タイの文化に触れることのできる「タイ・フェスティバル2016」。当日は多くの来場者が想定されているので、事前にメインステージプログラムや、出店店舗をチェックしてから出かけることをおすすめする。 ※メインステージの詳細はこちら>※出店店舗の詳細は、決定後公開予定 タイ・フェスティバル2016 東京日 時 : 2016年 5月14(土)、15日(日) 10:00〜20:00(両日)会 場 : 東京都代々木公園イベント広場およびケヤキ並木入場料 : 無料(雨天決行)詳細 :
2016年04月17日写真提供:タイ国政府観光庁「バンコク国立博物館」は仏教美術に触れ、タイの歴史を学ぶことが出来る博物館。王宮広場のすぐ目の前、「国立タマサート大学」の隣に位置する広い敷地は、同類の博物館としては東南アジア最大級だ。 写真提供:タイ国政府観光庁建物は元々チャクリー王朝歴代の副王宮殿として建てられたもの。ラーマ5世の時代に副王制度が廃止されると、王宮内にあった公立博物館の展示品が現在の場所に移された。その後、「バンコク博物館」と名付けられて拡張・再編成され、1934年には芸術局の管理の下、「バンコク国立博物館」となった。写真提供:タイ国政府観光庁敷地内には多くの歴史的建物が点在し、展示室として使われている。展示品は、仏像やヒンドゥー神像などの宗教美術品から、王室ゆかりの伝統工芸品まで多種多様。歴代の王が使用した御輿や、食器や衣服など、王の身の回り品も展示され、王室の生活を知ることが出来る。中には古典楽器や、武器、王家の葬儀に使われる山車もあり面白い。写真提供:タイ国政府観光庁 歴史館では、パネルやジオラマを使い、各時代の歴史がわかりやすく再現されている。仏教美術品のコレクションはアジア各々のスタイルを網羅。また、プッタイサワン仏殿内には国の守護仏であるシヒン仏が安置され、壁面には仏陀の生涯が壮麗に描かれている。ユネスコ記憶遺産に登録された「ラームカムヘーン王碑文」も必見だ。写真提供:タイ国政府観光庁毎週水・木曜日の9:30からは日本人ボランティアによる無料日本語ガイドを実施。約2時間のガイドで、仏陀の生涯を描いた壁画や宗教美術品、王家の葬儀、伝統工芸品など主要展示品を案内してくれる。詳しくはこちら> また博物館入口近くのショップでは、アジア美術を中心とした美術書を販売。博物館の日本語図録もある。アクセスはBTS「ナショナルスタジアム」駅2番出口から、タクシーで約20分。 バンコク国立博物館(National Museum Bangkok)・住所:4 Na Phrathat Rd., Phra Borommaharachawang, Phra Nakhorn, Bangkok 10200・開館時間:9:00~16:00(入場15:30まで)、休館:月曜日・火曜日・タイの祝日・入場料:200バーツ
2016年04月09日写真提供:タイ国政府観光局タイの旧正月を祝うお祭りで、国内で最も重要なイベントとして親しまれている「ソンクラーン」。毎年4月13日から15日の3日間に行われ、タイの人々は家族や親しい友人らと集い、祝日を祝う。 お清めする伝統的な風習が転じて、現在は「水掛け祭り」に©ASEAN-Japan Centre元々は仏像や仏塔へ、また年長者の手に水をかけてお清めをするという伝統的な風習があり、近年では、それが転じて街の往来で通行人同士が水をかけ合って楽しむ“水かけ祭り”として知られるように。バンコクはもちろん、各々の地域独自のイベントで盛り上がり、これを目当てに訪れる観光客も多い。 バンコクでは、大規模イベントが多数開催予定バンコクでは4月10日の「ソンクラーン」幕開けを飾るパレード「ソンクラーン・スプレンダーズ」を皮切りに、イベントが目白押し。「ソンクラーン」の歴史や各地方の伝統を描いた華やかなパレードは「マハ・ジェッサダー・ボディン宮殿」をスタートし、「ラチャダムヌンクラン通り」、「ラチャダムヌンナイ通り」、「ナプララン通り」、「マハラート通り」、「ナカラーピロム公園」を練り歩く。マーケットや人形劇の上演なども行われる。写真提供:タイ国政府観光局他に市内では、由緒ある「ソンクラーン・ウィースティカサット」がウィースティカサット通りで開催(12日から15日)。美を競う「ミス・ソンクラーン・コンテスト」の元祖として知られ、70年以上、毎年様々なイベントが行われている。また、「ソンクラーン・バンランプー」(12日から15日)では格式高い「ワット・ボウォーンニウェート」の黄金の仏像が一般向けに屋外公開。写真提供:タイ国政府観光局そして「シーロム通り」と、バックパッカーの聖地「カオサン通り」では大規模な水かけ合戦が行われ、ローカルの若者や外国人観光客で大にぎわい(13日から15日)!「サナームルアン(王宮前広場)」では「ソンクラーン」のこの期間だけ、有名な仏像「プラ・ブッタシヒン」を始めとする10体の仏像が国立博物館から運び出され、公開される(12日から14日)。 チェンマイやアユタヤでは、独自のイベントも古都チェンマイの「ソンクラーン」は別名「ピーマイ・ムアン」と呼ばれ、12日から16日までの5日間開催。チェンマイの守護神とされる仏像「プラ・ブッタシヒン」に水をかけようと市民が集い、伝統舞踊や文芸芸術の上演で盛り上がる。写真提供:タイ国政府観光局世界遺産として知られる「アユタヤ歴史公園」では、ゾウと一緒に水遊びが出来るという珍しい体験が大人気(13日から15日)。「ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット」でも「ミス・ソンクラーン・コンテスト」やゾウを交えた華やかなパレードなど、様々なイベントが行われる。 リゾート地の「ソンクラーン」にも注目またリゾートアイランド・プーケットを代表する「パトン・ビーチ」ではオン・ザ・ビーチの「ソンクラーン」を楽しむことができる(11日から13日)。「プラ・ブッタシヒン」像のパレードを始め、様々なショーやエンタテインメントが繰り広げられ、ビーチならではの開放的なお祭りムードを味わって。 今年叶えたい旅のスタイル!お祭りにいこう~タイ編~
2016年04月08日写真提供:タイ国政府観光庁豊かな自然が広がるチェンマイには、世界でも最大級の規模を誇るナイトサファリがある。 写真提供:タイ国政府観光庁チェンマイ市街から車で40分程にある「チェンマイ・ナイトサファリ」は2006年1月、ステープ・プイ国立公園内にオープンしたテ一マパーク。有名なシンガポールのナイトサファリの2倍もの敷地内には、自然のままにゾウ、ライオン、ジャガーなど約134種1400頭もの動物たちを間近で見ることが出来る。写真提供:タイ国政府観光庁開業当初は夜間のみの営業だったが、現在は昼間もオープン。一日を通して回れる1.2キロの徒歩コース「ジャガートレイルゾーン」、午後に出発するデイサファリ、そして夜はメインのナイトサファリを楽しむことが出来る。サファリは50人乗りのオープンエアのトラムに乗車し、ガイド(タイ語又は英語)とともに、草食動物がいる「サヴァンナサファリゾーン」と肉食動物のいる「プレデタープラウルゾーン」の2つのエリアを1時間半程で周遊。写真提供:タイ国政府観光庁 草食動物ゾーンでは人なつっこい動物たちがトラムの中まで首をつっこんでくることも!キリンやシマウマに直接餌をあげる体験には、子どもは興奮すること間違いない。写真提供:タイ国政府観光庁肉食動物ソーン中で一番の人気者は希少なホワイト・タイガー。夜の方が活発に動いていることが多く、間近で見る姿は迫力たっぷり。「チェンマイ・ナイトサファリ」ではホワイト・タイガーの赤ちゃんを抱っこして写真撮影が出来るフォト・コーナーや、タイ初のタイガー・ショーも人気だ。写真提供:タイ国政府観光庁他にも高さ12メートル幅20メートルの噴水と光のミュージカルショーは毎晩2回開催。キリンを観ながら食事し、餌やりが出来るレストラン「ジラフ」、華やかなキャバレーショーなどもあり、サファリ以外も楽しめる。アクセスは各社ツアーを利用、または車をチャーターするのが便利。チェンマイ市街から少し距離はあるが、動物好きや子連れファミリーは特に足を延ばす価値ありだ。写真提供:タイ国政府観光庁 チェンマイ・ナイトサファリ(Chiang Mai Night Safari)・住所:Hang Dong, Chiang Mai 50230・利用時間:11:00~22:00、無休・利用料金:デイサファリ/ナイトサファリ大人800バーツ、子ども400バーツジャガートレイルゾーン大人100バーツ、子ども50バーツ
2016年04月07日LINEは、タイでモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を展開する子会社のLINE Biz Plus Limitedを通じ、タイの公共交通システムおよびオフライン店舗の電子決済用スマートカード「Rabbit」を提供するBSS Holdingsと資本提携すると発表した。タイ国内のLINE Payは、LINEがLINE Biz Plus Limitedを通じて提供する決済プラットフォーム。「Rabbit」はすでに、バンコク都市圏を中心に4,000台以上のカード読み取り機があり、500万人以上が乗車券の購入やRabbit加盟店での買い物に利用している。BSS Holdingsは、LINE Biz Plus Limitedが新たに発行する株式を買い受け、出資比率を50%にする。また、「LINE Pay」のサービス名称を「Rabbit LINE Pay」(タイ国内のみ)に変更し、タイNo.1の統合型オフライン・オンライン決済プラットフォーム構築を目指す。2016年第3四半期に試験運用を開始し主要加盟店にてRabbit LINE Payが利用可能となり、同年第4四半期にはバンコク地区にて本格展開を行うことを予定している。LINE Biz Plus Limited タイ担当マネージャー Jin Woo Lee氏は、「LINE Payは、タイの大手e-commerceサイトであるLazadaやENSOGOをはじめタイ全土で300以上のオンライン加盟店基盤を有しています。本提携を通じて、キャッシュレス社会の実現に向けてユーザー基盤を拡大させ、タイ決済業界に大きなトレンドを生み出せると確信しております。本日のRabbit LINE Pay正式発表に伴い、LINE PayとRabbitは提供チャネルや事業パートナーに関して連携してまいります。LINE Payは、Rabbitのソリューションサポートを通じてチャージおよび決済の提供チャネルを拡大し、Rabbitは、LINE Payプラットフォームを通じてモバイルユーザーへのリーチを拡大してまいります」とコメントしている。
2016年04月01日写真提供:タイ国政府観光庁タイのシルク王と呼ばれ、古美術の収集家としても有名であったアメリカ人、ジム・トンプソン。タイ文化を愛した彼の美しい住居が、現在はミュージアムとして公開されている。 タイシルク事業で成功を収めたジム・トンプソン氏写真提供:タイ国政府観光庁1906年アメリカ・デラウェア州に生まれたトンプソン。アートに興味を持ちながらも、ニューヨークで建築家としてのキャリアを重ねる。第二次世界大戦中に兵士としてタイに派遣された彼は終戦後も残り、タイシルクの事業化に貢献。そのクオリティは世界にも知れ渡り、タイで生活を送った20年あまりの間、華々しい成功を収めた。1967年、友人らとマレーシアを訪れ、ジャングルに足を踏み入れたまま行方がわからなくなっている。写真提供:タイ国政府観光庁多くのタイセレブたちが集ったバンコクの住居跡は、ほぼそのまま保存され、現在は博物館として一般公開されている。豊かな緑に囲まれた住宅は、もとは6棟のヴィラが集まり建てられたもので、チーク材を用いたタイの伝統的な建築様式が取り入れられた。 写真提供:タイ国政府観光庁木々のぬくもりが感じられる家は、まるでトンプソンの人生を象徴するように“イースト・ミーツ・ウェスト”が体現され、木製の仏像やタイ各地の寺院から譲り受けた壁掛けがディスプレイされていると思えば、ベルギー製のシャンデリアが輝き、床にはイタリア製のタイルが施されている。写真提供:タイ国政府観光庁古美術コレクション見学の後は、カフェスペースもあるので、都会にいることを忘れてしまう自然溢れる空間を、ゆったりと楽しめる。緑や花々が美しい庭はどこを切り取っても絵になり、フォトスポットとして人気だ。写真提供:タイ国政府観光庁併設のショップにはジムトンプソンブランドを代表する品々が並び、プリント柄も豊富に揃う。シルクのネクタイは1300バーツから、おしゃれなメンスシャツは2400バーツ。トンプソンの人生やライフスタイルに触れることで、お土産の品もより感慨深いものになるかもしれない。アクセスはBTSナショナルスタジアム駅より徒歩10分ほど。尚、日本語でのガイドツアーも実施されている。 ジム・トンプソンの家(Jim Thompson’s House)・住所:6 Kaseman Soi 2, Rama 1 Road Bangkok 10330・開館時間:9:00~17:00、無休・入場料:大人100バーツ、子ども50バーツ
2016年03月26日ネットやSNSでのコミュニケーションが全盛の現代に、ある日記の女性に恋をする若い教師を描き、タイ・アカデミー賞最多ノミネートや米アカデミー賞「外国語映画賞」タイ代表作品ともなった『すれ違いのダイアリーズ』。本作から、最高の“すれ違い”にキュンとする日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。スポーツしか取り柄のない青年・ソーンがようやく見つけた仕事は、誰もが行きたがらない山奥の湖に浮かぶ水上学校の先生。そこは電気なし・水道なし、携帯電話もつながらない場所。子どもたちとも打ち解けられず、孤独なソーンは、ある日、誰かの日記を見つける。それは水上学校の前任の女性教師エーンの日記。ソーンは日記を読むうち、そこに書かれた悩みに共感したり、教え方を学んだり。やがて、彼は会ったこともないエーンに恋してしまう…。本作は、タイ映画史に残る名作『フェーンチャンぼくの恋人』のニティワット・タラトーンがメガホンをとり、タイ・アカデミー賞で最多13部門ノミネートされ「脚本賞」ほか6部門を獲得。英国・イーストウィンド映画祭でも「観客賞」を受賞し、首都バンコクのみでも約100万人を動員する大ヒットとなった話題作。実在する水上学校の話と日記を読んで恋をした男性の話、2つの実話を元に作り上げられた物語は、“運命の出会い”を描いたラブストーリーであり、ひとりの青年の成長物語でもあり、また教師と生徒の出会いを描いた学校ものでもありと、3つの表情を持っている。このほど到着した予告編では、山の中の湖に浮かぶ水上学校に赴任したものの、当初は「3=20」というトンチンカンな解答を子どもに教えてしまったり、子どもたちとなかなか打ち解けられなかった青年・ソーンが、少しずつ教師として成長していこうとする姿を目にすることができる。携帯も通じない孤独な場所で、前任者の置き忘れた日記を唯一の心の拠りどころに、やがてその書き手である女性への思いを募らせていくソーン。彼女の日記から浮かび上がるのは、子どもたちとの学校生活に日々、全力投球していた女性教師の姿。ネット社会のさまざまな人間関係トラブルとは無縁な、手書きの日記から伝わる素直な気持ちに誰もが共感し、2人の爽やかな関係には癒されること必至。また、映像には、いとうせいこうや作家・あさのあつこ、声優・日高のり子、エッセイスト・海老名香葉子ら日本の著名人の絶賛コメントも登場。タイでは口コミから大ヒットにつながり、世界中で上映されるたびに観客から熱い声援が寄せられたという本作。“日記”でしかつながっていない2人は、実際に会うことが叶うのか?スクリーンでの“出会い”を楽しみにしていて。『すれ違いのダイアリーズ』は5月、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日写真提供:タイ国政府観光庁「オートーコー市場」はタイの高級生鮮品が揃うマーケット。農業協同組合(オートーコー)が経営する市場で、国内各地から選りすぐりの生産物が提供される。高品質で新鮮な食材を求め、いつでも買物客で賑わう。写真提供:タイ国政府観光庁タイの一般的な“市場”のイメージとは違い、明るく清潔な建物の中には、間口2メートルほどの間隔で約200軒、野菜や果物、お肉に魚、乾物、お米、お菓子などを扱う店舗がずらりと並ぶ。特に果物が充実していて、日本ではあまり見かけない東南アジアフルーツを見て回るだけでも楽しい。写真提供:タイ国政府観光庁どの商品もお値段は少し高めで高級スーパー並みだが、その高いクオリティから、バンコクのセレブ御用達とか。生鮮食品のほか、観光客に人気のお惣菜コーナーや、お菓子コーナーもある。市場内のフードコートは、市場の新鮮な食材を使った定番タイ料理が食べられるというだけあって、お昼時はいつも大賑わい。一皿35~50バーツで、もちろんテイクアウトもOKだ。写真提供:タイ国政府観光庁アクセスの良さも人気の理由で、MRT(地下鉄)「カムペーンペット」駅のすぐ目の前。滞在中一度はのぞきたいマーケット。ここならオープンエアで比較的涼しく、雨が降っていても濡れずに買い物をすることが出来るので、観光客でも行きやすい。写真提供:タイ国政府観光庁また道路の向かい側には、規模の大きさで有名な「チャトチャック・ウィークエンド・マーケット」があるので、土日ならば両方のマーケット巡りを楽しんでみては。 オートーコー市場(Or Tor Kor Market)・住所:101 Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900・利用時間:6:00~20:00
2016年03月19日著者撮影 窓ガラスの割れたケーブルカーちょっと心配仏教への信仰心が厚いタイの人たちにとって寺は身近な存在である。日本で祭りがあるように、タイの寺でも様々な催しが開催され、その寺を廻ることがある種のレジャーとして定着している。そのようなタイの寺の中でも、不思議な乗り物がある寺を紹介したい。ワット・タム・スワのケーブルカーひとつはカンチャナブリ―にあるワット・タム・スワ。タイ語でスワは虎の意味なので、「虎の寺」ということになる。ちなみにカンチャナブリ―には本物のトラを飼っている寺が日本のテレビなどで取り上げられ有名であるが、このワット・タム・スワは別の寺で、トラの像はあるものの本物のトラはいないのでご心配なく。著者撮影 ワット・タム・スワ ケーブルカー乗り場このワット・タム・スワの特長は、ケーブルカーがあること。寺の本堂は小高い山の上にあり、階段を登って行くこともできるが、10バーツ払えばケーブルカーで楽々参拝できる。このケーブルカー、どう見ても観光用のものではなく、鉱山の坑道用のケーブルカーをそのまま利用したと思われるもの。ロープも細く、少し不安な乗り物ではある。著者撮影 走行中のケーブルカー右側に増設工事の痕跡が。切符を買って乗車し、暫くするとケーブルカーを動かしてくれる。日本のケーブルカーのように床が階段状になっていないので、まさに坂を上っている感じである。上りのケーブルカーが動くと同時に別の線路の下りケーブルカーも動き、途中ですれ違う。乗車時間は僅か1~2分、すぐに頂上駅に到着。乗車したケーブルカーの隣には、もう1組、ケーブルカーを建設しようとした痕跡がある。「ケーブルカー1組2台だけでは輸送力が足らないから、もう1組設置しよう」と考えたのか。謎である。著者撮影 山上の仏像。お供え物はベルトコンベアで運ばれるようになっている。この寺には、このケーブルカー以外にも荷物用のケーブルカーやその跡がいくつかある。また大仏へのお供え物はベルトコンベヤーで運ばれるようになっている。もしかしたらこの寺の住職はメカニックなことが好きなのかもしれない。寺は、山の上にあるだけあって景色は良い。また観光地である「戦場か架ける橋」から車で20分程度の便利な場所にある。あまりガイドブックに紹介されていない寺ではあるが、カンチャナブリ―に行った際には立ち寄る価値がある寺である。著者撮影 山上からの景色ワット・ニウェート・タンマプラワットのロープウェイ著者撮影 ワット・ニウェート・タンマプラワットへのロープウェイもうひとつは、アユタヤ観光の際に併せて訪れることが多いバンパイン宮殿の川向にあるワット・ニウェート・タンマプラワットである。この寺に行くには、宮殿の入口横の駐車場の脇から、「簡易ロープウェイ」のようなもので川を渡る。あまり高いところは走らないが、非常に簡素な作りで、停車時の揺れも大きく、スリリングな乗り物である。横に船着き場もあり、渡し舟を往復させた方が効率的なようにも思えるが、このロープウェイこそがこの寺のこだわりなのだと感じられる。著者撮影 まるで教会のようなワット・ニウェート・タンマプラワットこのワット・ニウェート・タンマプラワット、お寺そのものの建物も大変ユニークである。外見は教会そのもので、内部にはステンドグラスを通して光が差し込むようになっている。しかし、教会では十字架があるところに仏像が。こちらの寺には国王ラーマ5世も訪問されたことがあり、そのお姿はステンドグラスにもデザインされている。西洋化に積極的に取り組んだラーマ5世もお気に入りの寺だったのかもしれない。バンパイン宮殿を観光した際には、ぜひ併せて訪問して欲しい寺である。著者撮影 内部もまるで教会この他、チェンマイの観光名所、ドイ・ステープ寺にもケーブルカーが設置されているが、こちらは日本にもある「斜行エレベーター」のようなもので、あまり面白くない。実は、ここにも以前は普通のケーブルカーが存在していたが、ワイヤー切断による死亡事故が発生し、現在のエレベーターになったのだとか。今回紹介した二つの乗り物についても、客が定員を超えていないか、自己責任で確認した方がよいかも……。(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2016年02月25日日本人の間でも人気の高いタイの麺料理・カオソーイはタイ北部の名物料理として有名ですが、実はチェンマイなど北部まで足を延ばさなくても、首都バンコクで美味しいカオソーイを楽しむことが出来るんです!今回はローカル・エリアにある人気店をご紹介します。カレースープとラーメンの融合=カオソーイカオソーイは元々ミャンマーからラオス北部へ伝わり、その後タイ北部に広がったという麺料理。ココナッツミルクをたっぷり使ったカレースープで食べる麺料理ということで、タイ版カレーうどん・カレーラーメンといった感じでしょうか。茹でた麺の上に揚げ麺が乗っており、一度に二種類の麺の食感を楽しむことができるのがカオソーイの特徴です。また、付け合わせにライム、高菜漬け、小玉ねぎが付いてきますので、お好みでトッピングして頂きます。カオソーイのカレースープ自体は薄めでマイルドなのですが、このトッピングを加えることで味に複雑さが増し、さらに美味しく頂くことができます。ローカル店で味わう本場の味今回ご紹介する「カオソーイ・チェンマイ」では牛・豚・鶏の3種類のカオソーイを楽しむことができます。通常のサイズで60B(約198円)、大盛りにすると80B(約263円)となっており、通常サイズでも結構なボリュームがあります。こちらのスープ、見た目に反してあっさり、程良い辛さだな、という第一印象を受けるのですが、食べ進めていくうちにしっかりとしたスープのコク、辛さを感じてきます。また、お肉もホロホロと柔らかな食感に煮込まれていて、とっても美味しいんです。バンコクで食べるカオソーイは味・量ともに上品な感じのものが多い気がするのですが、こちらのカオソーイはしっかり辛く、他とはちょっと違う感じ。お店はローカル・エリアにあり、観光客の方には一見入りづらい雰囲気かもしれません。しかしご安心を!タイ人で賑わっているお店ですが、日本人や欧米人の来店も多いということでスタッフの皆さんは意外と外国人慣れしており、とっても親切です。最寄駅のMRTクロントゥーイ駅、もしくはクイーン・シリキット・コンベンション・センター駅からタクシーを利用する必要がありますが、カオソーイを求めてわざわざ行く価値のあるお店だと思います。小さなお店なので、向かい側にあるこちらのビルを目印にしてくださいね。
2016年02月09日Big Mountain Music Festival著者撮影毎週タイ国内のあちこちで開催されている音楽イベント。最近では同じ日にいくつものイベントが重なってしまって、どちらに行くか迷うこともしばしばです。特に旅行で来ていて時間が限られている場合は、絶対に外さない方を選びたいものですよね。そこで今回は、毎回クオリティの高い音楽イベントを作り出しているイベントオーガナイザーを紹介します。出演するミュージシャンが同じでも、そのイベントを演出する人が違えば盛り上がり方も段違いに変わります。今回紹介するイベント・オーガナイザーのロゴがイベントのポスターやフライヤーにあったら、それは「外さない」イベントの目印だと思ってください。がっかりさせることはまずありません!いま最もアツいイベントチームZAAPコンサート・イベントだけではなく、海外からDJを招いたEDMイベントやマーケット・イベントなど、幅広くイベントを手掛けて、しかもどれも大成功させているイベント・オーガナイザー集団がこの「ZAAP」(セープ)。彼らのプロデュースするイベントは、豪華な出演陣なのにチケット料金も手頃なことが多く、あっという間にソールドアウトになってしまうこともしばしば。ZAAPがプロデュースしたイベント「Sangsom MoveaBar」著者撮影ZAAPのイベントの中でも一番の人気を誇るのが「Single Festival」です。これはシングル=独り者のためのフェスで、「音楽を楽しみながら、異性とも知り合っちゃおう」というのがコンセプト。会場では「恋人がいる人は白い服、いない人は黒い服」といったように、毎回「独り者」が分かるためのドレスコードを設定していたり、女性の方がチケットが安くなっていたりします。現在はバンコクだけでなくタイ国内各都市で開催中で、ほぼ毎回チケットが売り切れてしまいます。ZAAP Facebookページ大規模イベントならお手の物BMMFもここ!GAYRAYタイ最大手のレコード会社GMM Grammyに所属するイベント・オーガナイズ集団がこの「GAYRAY」(ゲーレー)。タイ国内最大の野外音楽フェスである「Big Mountain Music Festival」(BMMF)の制作チームになります。Big Mountain Music Festival著者撮影大手レコード会社内のチームだけあって、GMM Grammyに所属する人気アーティストが多数出演するような大規模イベントを手掛けることが多く、今年2月にはアコースティックに特化した新たな野外音楽イベント「ナンレン・フェスティバル」を初開催する予定。過去にはタイガービールが主催する音楽&アートイベントシリーズ「Tigar Translate」の制作を担当し、海外の注目バンドによるライブイベントも多数行っています。GAYRAYオフィシャルサイト Facebookページ Mountain Music Festivalインディーズ・シーンの最優良メディアfungjaiもともと専門のイベントオーガナイザーではなく、インディーズ音楽に特化した音楽ストリーミング配信サイトとして始まった「fungjai」(ファンジャイ)。CDショップが次々と潰れていくタイ国内においては、音楽を聴く手段としてはデジタル配信が主流になっているのですが、その中にあって「fungjai」は、タイのインディーズ・バンドの曲をファンに手軽に聴いてもらえるサービスとしてオープンしました。が、その後サービスは充実し続けて、単に音楽を配信するだけではなくておすすめのプレイリストを作ったり、ネットラジオやデジタルマガジンを立ち上げたりしているのですが、ついにはデジタル空間からも抜け出て、実際にライブ・イベントをオーガナイズするに至りました。HED SOD 1著者撮影2015年に1回目が開かれた「HED SOD」(ヘット・ソット)は、10年以上活動を休止していた幻のバンド「Death of a salesman」をヘッドライナーに据えて、その時最も話題のバンドを集めて大きな注目に。それ以降1年に2回のペースでの開催が決まりました。第3回の「HED SOD 3」は2月13日開催予定。次回はおそらく5月か6月頃になると思われます。ライブ・イベントに加えて、インディーズで活動するミュージシャンのためのワークショップイベントも継続的に開催中です。今やインディーズ界を支える最重要メディアの一つであり、良質なイベントを送り出す名オーガナイザーの一つにもなりました。fungjaiオフィシャルサイト Facebookページこの3組が制作するイベントなら当たり間違いなし!仮にタイのアーティストについてよく知らなくても、会場で盛り上がっているタイ人に混じって音楽を聴いていれば、きっと楽しめるはずですし、アーティストについて知るきっかけになると思います。(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年02月09日日本はバレンタインに向けてラブリーな商品が多数並んでいるかと思いますが、タイのスタバは今、チャイニーズニューイヤーに向けて赤一色となっています。そこでひときわ目立っているのが、スタバで良く見かけるクマちゃん「スターバックス ベアリスタ」。チャイニーズニューイヤーズに向けて装いを新たに。サルに変身です!熊だけどサル。着ぐるみを来て出迎えてくれるので、この時期にタイのスタバに行ったらチェックしてみてください!
2016年01月31日写真提供:タイ国政府観光庁タイでは年間を通して200以上のマラソン大会が開催されるマラソン大国、タイ。世界遺産の中を走ったり、ビーチリゾートを走ったりなど、日本ではなかなか味わえない非日常のコースが楽しめるのも、タイで走る魅力の一つ。2016年開催の大会も続々とエントリー開始!カオヤイ・ハーフマラソン2016年3月6日世界自然遺産にも登録される「カオヤイ国立公園」内のコースを走る大規模な大会。約80か国から集まった45,000人もの参加者が、大自然を駆け抜ける。種目は、ファンラン(5km)、ミニマラソン(10km)、ハーフマラソン(21km)。カオヤイ国立公園は、全体の約85%が樹木に覆われ、野生の像やトラも生息しているというから驚き。少々起伏があるコースだが、雄大な自然と動物たちがパワーをくれそう。大会前日には、ローカルフードが提供され、イベントブースも設置。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>ラグーナ・プーケット国際マラソン2016年6月4日、5日写真提供:タイ国政府観光庁プーケットを代表するビーチリゾート「ラグーナ・ビーチ」を走る、アットホームな大会。2015年大会では約50か国から約6, 000名が参加し、2016年大会は約7, 000名を見込んでいる。昔ながらの街並みとビーチラインの美しい景色が楽しめるコース。フルマラソン、ハーフマラソン、10.5 kmラン、5 kmラン、5 kmウォーク、2 kmキッズランと種目も多いので、自分に合ったコースを無理なく走れるのも魅力。レース前夜に開催されるパスタパーティでは、 スタート/ゴールラインとなるOutrigger Laguna Phuket Beach & Resortのシェフが腕を振るう。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>スコータイマラソン2016年6月26日予定写真提供:日本アセアンセンター世界遺産「スコータイ遺跡公園」内を走るスコータイマラソンは、今年で第6回目を迎える。約4,000人が参加する大会。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10.5km)、キッズラン(5km)。かつてタイの首都として栄えたスコータイに今でも残る、荘厳な遺跡群を駆け抜けるコースは神秘的。・大会詳細はこちらに随時掲載予定>パタヤ国際マラソン2016年7月17日予定写真提供:タイ国政府観光庁今年で25回目を迎える本大会は、日本からの参加者も多数。バンコクから車で約2時間の一大リゾート地「パタヤ」が舞台。アップダウンの多いスクンビット通りを走るコースは、「タイで最も過酷なレース」と言われる所以。コース後半は、ジョムティエンビーチ、パタヤビーチと、疲れも吹き飛ばしてくれそうな美しいビーチラインが広がる。フルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10km)、キッズラン(3.5km)の4種目。・2015年の大会の様子は>日中は気温が30℃以上まで上がることが多い南国タイでは、まだ気温が低い早朝、もしくは夜明け前にスタートする大会がほとんど。お昼にゴールした後は、ゆっくりとタイ古式マッサージやエステ、グルメなどで疲れを癒すのもいいかも。旅行×マラソンで、一味違った旅を楽しもう!
2016年01月21日旅行会社の旅工房はこのほど、「女性におすすめ! タイのおしゃれなカフェ・レストラン3選」を発表した。今回発表されたカフェは、実際にタイを訪れた旅工房のスタッフが選ぶ、女性におすすめの店舗となる。バンコクの「ISSAYA SIAMESE CLUB(イッサヤ サイアミーズ クラブ)」は、人気料理番組に出演するなど、タイで有名なシェフのイアン・キットチャイ氏がプロデュースするレストラン。築100年の一軒家をリノベーションして造られており、一歩足を踏み入れるとハーブを育てる庭に囲まれ、高原の別荘にきたかのような雰囲気を味わえるという。また、店内のモダンな家具や食器は統一感のあるカラフルな色使いで、一つひとつにこだわりを感じられる品々となっているという。「ISSAYA SIAMESE CLUB」で楽しめるのは、タイの創作料理。計10品を楽しめるコース「Chef Ian Kittichai Tasting Menu」などを用意しており、中でもスタッフのおすすめは、ほどよくスパイスを効かせた魚介のソースと組み合わせたロブスター料理「HOR MOK GOONG MUNG KORN」とのこと。デザートはマカロン、カスタードプリン、マンゴーケーキなどのスイーツの盛り合わせで、一口サイズのため女性でも食べやすくなっている。コース料理の他にアラカルトのメニューもあり、女子会にもおすすめだという。バンコクから飛行機で約80分の場所に位置する街・チェンライには、カフェ「Chivit Thamma Da Coffee House(チヴィット タマダ コーヒー ハウス)」がある。外装はツタに覆われた白い一軒家で、店内は白を基調とした上品なインテリアや食器でまとめられている。テラス席では、山に抱かれたチェンライの風景を眺めながら食事ができるという。スタッフおすすめの料理は、チェンライの名物料理である"カオソイ"という麺の入ったココナツ風味のカレー「Northern Thai style Khao Soi with Beef Shank」。麺とまろやかなカレーが絡み合い、一度食べたらやみつきになるおいしさとのこと。デザートのチョコレートケーキやココナツケーキ、ラズベリーソースのパンナコッタも、かわいらしい見た目で食べごたえのある大きさなので、スイーツ好きの女性におすすめだという。3店目の「Chakrabongse Dining(チャクラポン ダイニング)」は、チャオプラヤ川沿いに位置するホテル「Chakrabongse Villas(チャクラポン ヴィラ)」にあるレストラン。同ホテルは、客室数がわずか7室と隠れ家のような雰囲気のホテルとなっている。ホテル宿泊者以外の来店は完全予約制で、1日に受け付けるのは3~4組のみ。窓からチャオプラヤ川の景色を眺めながら、落ち着いた空間で日替わりコースを楽しめるとのこと。同店でのスタッフおすすめの料理は、スズキのフライ。さっぱりとした塩味で魚の旨味が引き立ち、身はふわふわとした食感だという。タイの定番料理であるトムヤムスープとマッサマンカレーも他店に比べマイルドな味付けのため、辛いものが苦手な人にもおすすめとのこと。どの料理も竹のカゴに入っていたり、花が添えられていたりと、一つひとつ丁寧に盛りつけられているのも特徴となっている。夜は店内からチャオプラヤ川やワット・アルンのライトアップも眺められるという。(c)TABIKOBO
2016年01月06日ワット・ヤイ・チャイモンコン@アユタヤphoto:世界遺産イェーイ!タイには5件の世界遺産があります。前回は、タイ北部にある世界遺産2件を紹介しました。今回は、首都バンコクからのアクセスも良くタイで一番メジャーな世界遺産アユタヤの遺跡と、手長猿や象など貴重な動物に会える自然遺産2件をご紹介致します!アユタヤと周辺の歴史地区(文化遺産)登録基準:「文明の証拠」ワット・プラ・シー・サンペット3基の大仏塔が有名 photo:世界遺産イェーイ!アユタヤは「平和の都」という意味で、約400年間栄えたアユタヤ朝の都です。3つの河川の合流地点にあるアユタヤはかつて「水の都」とも呼ばれ、商業と文化の中心地として栄えていました。アンコール朝を滅ぼし、スコータイ朝を併合したりして17世紀には国際貿易都市に発展するも、1767年のビルマ軍侵攻によって都は徹底的な略奪と破壊にあってしまいました。この際に仏像の頭部が切り落とされたりしたわけです。ワット・プラ・マハータート菩提樹の木に覆われた仏頭 photo:世界遺産イェーイ!仏教を信仰した歴代のアユタヤ朝の王たちが築いた美しい仏像や寺院を楽しむことができるアユタヤ。首都バンコクから北へ約80km、バスや電車に乗って約1時間半で行けることから多くの観光客を集めているアクセス良好な世界遺産でもあります。私たちはレンタサイクルでまわりました! photo:世界遺産イェーイ!前回の記事でご紹介したスコータイも巨大な遺跡でしたが、こちらのアユタヤも広い!!世界遺産に登録されている寺院はたくさんあり、点在しているのでレンタサイクルやトゥクトゥクでまわりましょう!暑いので水分補給はしっかりと!バンコクから日帰りでも十分観光できますが、アユタヤにもホテルがたくさんあるので何泊かしてのんびり寺院巡りをするのもオススメです。ワット・ラー・ジャブーラナ@アユタヤ砲弾系の塔は必見です! photo:世界遺産イェーイ!・アクセス日本から首都バンコクまで飛行機で約6時間。バンコクからアユタヤまでバスか電車で約1時間半~2時間。ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイの森林群 (自然遺産)登録基準:「絶滅危惧種」カオヤイ国立公園で出会ったトカゲの一種 photo:世界遺産イェーイ!世界遺産、「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群」は、カオヤイ国立公園など4つの国立公園と、ドンヤイ野生生物保護区で構成される広大な山岳地帯です。運が良ければ象やトラが見られる野生動物の宝庫で、トレッキング、バードウォッチング、自然観察、キャンプなどを楽しむことができます!バンコクから日帰りツアーで行くこともできますが、私たちはせっかくなのでバンコクから電車で約4時間のところにあるパクチョンという街に泊まって観光しました。パクチョンにある宿で開催している1日トレッキングツアーでカオヤイ国立公園を満喫しました!ヒルが多いのでこんなのを履いて出発! photo:世界遺産イェーイ!トレッキングをしていると様々な動物に会うことができます。こちらは、ガイドさんが望遠鏡越しに写真を撮ってくれた手長猿!photo:世界遺産イェーイ!トレッキングの最後ではこんな滝で水遊びをすることもできます!photo:世界遺産イェーイ!山歩きを楽しみながら、珍しい動物に会ったり、滝つぼで水遊びをしたりと自然を満喫できる世界遺産カオヤイ!バンコクから少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。・アクセスバンコクからパクチョンまで電車で約4時間。パクチョンのホテルでツアーを申し込む。バンコクからのツアーもある。トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区 (自然遺産)登録基準: 「自然の景観美」、「固有の生態系」、「絶滅危惧種」「トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区」は、タイ北部、ミャンマーとの国境沿いに位置し、東南アジア最大級の動物保護区でもあります。インドゾウなどの珍しい植物を見ることができます。現在野生動物保護区は人の立ち入りが禁止されているため、なかなか見学するのが難しいですが、周辺の国立公園で自然を少し楽しむことはできます。バンコクや、バンコク近郊のカンチャナブリーから、ツアーで観光することができます!・アクセスバンコクやバンコクからバスで約2時間のところにあるカンチャナブリーからツアー。※記事中の情報は、全て2015年12月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2016年01月05日