ライフメディアは1月21日、タブレット端末の利用調査の結果を発表した。同調査による結果発表は今回で2回目。前回は、主にタブレット端末を所持していない人に対し、今後購入を予定しているかどうかの調査結果をまとめたものであった。今回は、すでにタブレット端末を所持している人に対し、所有した理由や利用シーンなどの調査結果を紹介している。調査結果によると、10代から60代の男女ですでにタブレット端末を所持しているのは全体の22%。年代別に見ると、30代の男性が30.5%と最も所持率が高く、一方で20代女性が14.5%と最も低かった。持っている端末の液晶サイズをは、「6~8インチ」が49%で最も高かかった。「8~10インチ」が24.1%、「10インチ以上」が17%と続いた。所有した理由は、「PCの代わりに使えるから(44.3%)」「持ち運びに便利だから(43.7%)」「手軽にインターネットができるから(37.0%)」が上位となった。どんな時に使っているかは、「自室でくつろいでいるときに」が56%で最も多かった。続いて、「テレビを見ながら(35%)」「ベッドでくつろいでいるときに(27%)」と家の中でのんびりしているときに使われることが多いことがわかった。どんなサービスを使っているかは、「インターネット検索」が88%で最も多く、続いて「ニュース・天気予報(45%)」「インターネットショッピング(32%)」という結果になった。タブレット端末を持っている人に対し、アプリのダウンロードについて尋ねたところ、81%が「無料のアプリ」をダウンロードしており、「有料のアプリ」をダウンロードしているのは15%程度に留まった。タブレット端末保有後のパソコンの利用頻度について尋ねたところ、61%は「変化はない」と答えており、「使わなくなった」「使う頻度が減った」人は39%であった。ライフメディアでは、2014年12月26日~2015年1月7日の間、インターネット調査を実施。10代~60代の男女2400サンプルの有効回答を得られた。
2015年01月22日タブレットを購入する時、何を基準にしているだろうか? 多くの人がブランドやデザインで決めるかもしれない。だが、MakeTechEasierの技術ライターは、「3 Specifications That Are Missing from Most Tablets」という記事で、タブレットメーカーがカタログなどにあまり表示していない3つのスペックをチェックすべきとアドバイスしている。3つのスペックとは何だろうか? 以下、それぞれについて見てみよう。○メモリの種類コンピュータのメモリ「RAM」にはさまざまな種類がある。一般的に、PCのカタログなどに製品のスペック一覧にRAMの種類や容量が記されているが、タブレットのカタログなどにはRAMの情報は記載されていないことが多いと指摘されている。最近のPCの多くはDDR(Double-Data-Rate)を採用している。よく利用されているのはDDR3で、近い将来DDR4を搭載した機種が出てくると予想されている。DDR2とDDR3との違いを簡単に言うなら、DDR3は1回のクロックサイクルでDDR2の2倍のデータ量を扱うことができる。ほとんどのDDR3 RAMが最低でも毎秒1億回(DSR3-800の場合)のサイクルで転送していることを考慮すると、DDR2との違いは大きいと言える。一方、タブレットはどうだろう? 主要なタブレットは低消費電力を特徴とするLPDDR(Low Power DDR)に分類されるRAMを採用している。LPDDRの種類は、PCで言うならDDR1に相当するLPDDR2-S2に加え、2012年5月に新たな規格「LPDDR3」が発表された。LPDDR3では低消費電力を維持しつつ高速化を実現、より多くのデータ量を転送できるという。2014年8月にはさらに高性能な規格「LPDDR4」が発表されている。記事では、「メーカー各社は自社製品にどのメモリ仕様を採用しているのかを明確にすることに必ずしも積極的ではない」と指摘する。タブレットをお持ちの方、自身のタブレットがどんなメモリをどのくらい搭載しているのかについて把握しているだろうか? ハイエンドのタブレットは最新技術が利用されていることが多いが、知っておいて損はない。○メモリクロック上記がメモリの種類がデータが転送されるレートに関する仕様だったのに対し、クロック周波数は機器の同期を合わせるためのクロック信号の回数をMHzで示す。両者がそろって初めて、マシンのメモリがどれぐらい高速なのかがわかるのだ。多くのタブレットがメモリの容量は明らかにしているが、データの処理に関する数値はわからない場合が多い。メモリが2GBのタブレットも速度が遅いと、メモリを1.5GBしか搭載していないタブレットと同程度の性能の場合もある。そして、メモリの容量が少ないタブレットよりもアプリを起動するのに時間がかかるという事態にもつながる。○バッテリー・テストの条件持ち歩きを前提とするタブレットはスマートフォンと同様に、バッテリーの持続時間が重要だ。だが、メーカーがうたっているのと同じ時間だけバッテリーが使えた試しがないという人も少なくないのではないだろうか。周囲の温度、内部のバッテリー温度、起動しているアプリの数、画像の明るさ、Wi-Fiのアンテナからの距離などにより、バッテリーの持ち時間は変わってくる。メーカーがバッテリー時間をテストしていることは間違いないだろうが、どのような条件下で試しているのかについては開示していないことが多い。記事では、最後に、以上の3つを挙げた理由について、「ミッドレンジやハイエンドのタブレットを安価な機種と比較するユーザーがいるので、オトクかどうかを判断する大切な指標になるから」と説明している。CPUのスペックは、タブレットのメーカーではなくCPUメーカーの責任であり、通常、各社は自社のCPUの性能に関するスペックを細かく開示しているという。タブレットメーカーが開示していない場合は、「消費者として知りたいのだと丁寧に聞いてみてはいかがだろうか」とアドバイスしている。
2015年01月22日●Windowsのソフト資産をそのまま利用できるWindowsタブレットモバイル用端末の代表機器として、すっかり普及が進んだタブレット。スマートフォン同様の操作で扱えるiPadやAndroidタブレットがお馴染みだが、Windows 8のリリースに伴いWindowsタブレットが登場した。当初はほかのOSに比べ、高めの価格設定や、Windows RT用アプリの少なさなどから、あまり普及が進まなかったが、昨今は実用的で安価な製品が増加。強力な選択肢として盛り上がりを見せている。その理由は、ハードウェアスペックの向上に加え、「Windows 8.1 with Bing」が登場したことにあるだろう。このWindows 8.1 with Bingは、ブラウザの検索エンジンの標準設定を「bing」にすることで、Windowsがメーカーに低価格で提供されるというもの。これにより、制限のないWindows 8.1をプリインストールし、かつMicrosoft Officeを搭載したWindowsタブレットが安価で登場することとなった。マウスコンピューターは、このWindowsタブレットを積極的に発売しているメーカーの一つ。2015年1月現在3機種+コラボモデル1機種がラインナップされており、いずれもiPadやAndroidタブレットと同じような価格で購入可能だ。今回は前後編の2回に渡り、Windowsタブレットの特徴と、マウスコンピューターの主力3機種の違いなどについて紹介しよう。○Microsoft Officeなどの使い慣れたWindows用ソフトをそのまま使用可能Windowsタブレットの一番の魅力は、基本的に従来のWindowsと同じOSが利用できるという点だろう。Windowsのファイルやソフト、ノウハウをそのまま活かせるのは大きなメリットとなる。特に,ワープロや表計算などのOffice系ソフトやそのデータがそのまま利用できる点は大きい。広く使用されているWordやExcel、PowerPointなどのデータは、iOSやAndroidでも閲覧可能なものの、意図したレイアウトにならない例も多い。またMicrosoft Officeと同様の編集作業を行うのは、やはり困難なのが現状だ。しかしWindowsタブレットならば、使い慣れたWindowsの操作や画面そのままに、フル機能のMicrosoft Officeが利用できる。単なるビューワーとしてではなく編集も可能なので、プライベートだけでなく仕事にも活用できるというわけだ。またWebブラウザの対応の広さもポイント。代表的な例がFlashだろう。普段PCで閲覧しているWebサイトやWebサービスをそのまま利用することができるため、特別なアプリなどを追加する必要がない。○豊富なWindows用周辺機器によりノートPCの代替としても利用できる周辺機器についても同様だ。Windows向けに販売されている数多くの周辺機器を同じドライバで利用できるため、拡張性は非常に高い。物理的な端子の形状や数による制限こそあるものの、変換アダプタやUSBハブなどを利用すれば、そのハードルは容易に乗り越えることができる。つまり、薄型ノートPCとほぼ同等の拡張が可能ということだ。使い慣れたマウスやキーボードを始め、外付けディスプレイやハードディスク、サウンドデバイスやTVチューナーなど、発想しだいでその使い方は無限に広がる。使い勝手の面でのWindowsタブレットは、端的にいえば、キーボードが付いていないマルチタッチ対応ノートPCとほぼ同じと考えていいだろう。●利用シーンに合わせて選べる、3種類のWindowsタブレットを用意○2万円台から選べるマウスコンピューターのWindowsタブレット現在、マウスコンピューターの主力となっているWindowsタブレットは「MT-iPE1100WN」「MT-iCE1000WN-BG」「WN801V2-BK)」の3機種だ。大きさはそれぞれ11.6型、10.1型、8型となる。気になる価格は「MT-iPE1100WN」が59,800円/69,800円(税別)、「MT-iCE1000WN-BG」が49,800円(税別)、「WN801V2-BK」が23,800円(税別)。もちろん高価なモデルほどスペックが高いが、そもそもタブレットは個々人の使い方が大きく異なるため、予算と用途に合わせた製品選びが肝要だ。各モデルを簡単に確認してみよう。○タブレットとしてもノートPCとしても使える2in1スタイル「MT-iPE1100WN」「MT-iPE1100WN」は、ノートPC兼タブレットという2in1スタイルの製品。着脱式のキーボードが同梱され、タブレットと物理的に合体させることにより、ノートPCと同じ使い方ができる。CPUには最新アーキテクチャ"Haswell"をベースとしたインテル Pentium 3561Yが搭載されており、処理能力も通常のノートPCに引けを取らない。また10点マルチタッチ対応の11.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを備えているため、Microsoft Officeを利用する際の作業領域も広い。ただしMicrosoft Officeは標準搭載されていないため、BTOカスタマイズで別途選択する形となる。ストレージはM.2スロットにSATA接続されたSSDとなるため、きびきびとした動作を体感できる。容量は64GBか128GBから選択可能だ。さらにフルサイズのUSB 3.0端子や、外部出力用のmicro HDMI端子、microSDカードスロットなどを搭載しており、拡張性も非常に高い。「MT-iPE1100WN」は、普段はノートPCとして利用し、必要に応じてタブレットのように使えるモデルととらえるといいだろう。○一台で遊びにも仕事にも学習にも活躍するジャストサイズ「MT-iCE1000WN-BG」10点マルチタッチ対応の10.1型液晶を搭載した、ミドルレンジモデルとなる「MT-iCE1000WN-BG」は、3機種の中で最もバランスのいい製品だ。タブレット本体に加え、本体と無線接続できるBluetoothキーボード(タッチパッド付き)を同梱。キーボードに取り付けられたカバーを折りたたむとタブレットのスタンドとして利用できるため、ノートPCライクに使うことも可能だ。CPUはインテル Celeron N2807となっており、Pentium 3561Yほどではないものの、Office用途などでは十分な処理能力を発揮する。また「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている点も見逃せない。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)と作業領域は小型ノートPC並みだが、簡単な編集作業であれば十分にこなせるだろう。拡張インタフェースとしてmicro USB 2.0端子やmicro HDMI端子、microSDカードリーダーなどを備えているため、必要に応じて外部デバイスを接続することも可能だ。○どこでも気軽にWindowsを利用できる8型タブレット「WN801V2-BK」「WN801V2-BK」は、わずか23,800円(税別)という価格で購入できる、コストパフォーマンスに優れた8型タブレットだ。この価格でもフル機能のWindowsが利用でき、さらに「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている。その分キーボードなどの付属品はないが、安価なBluetoothキーボードはちまたにあふれているため、必要に応じて追加購入すれば文字入力も問題ないだろう。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)だが、8型でWindowsを扱うと考えると十分。CPUはインテル Atom Z3735Fとなっており、さすがに上位2機種に比べると若干見劣りがする。グラフィカルな編集を行うには多少重く感じるシーンもありそうだ。micro USB 2.0端子やmini HDMI端子、microSDカードリーダーも搭載しているため、拡張性も高い。必要に応じて編集も行うが、普段は閲覧中心という用途に適しているといえるだろう。○目的に合わせて選択できるマウスコンピューターのWindowsタブレットWindowsをそのまま搭載しているだけあって、Windowsタブレットのスペックはピンからキリまでさまざまだ。独自性の高いハードウェア設計が行われたものから、シンプルなものまで多種多様な製品が発売されており、製品選びに迷ってしまうユーザーも多いだろう。マウスコンピューターでは、Windowsタブレットにおける代表的な仕様を備えた3機種を販売している。この3機種を見比べつつ、Windowsタブレットデビューを検討してみてはいかがだろうか。後編では、今回紹介した機種の中でもひと際コストパフォーマンスの高い「WN801V2-BK」について詳しく紹介したいと思う。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/1/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年01月20日Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス、英国王室のウイリアム王子とヘンリー王子。国外の多くのロイヤルファミリーや著名人が特に実は幼少時代にモンテッソーリ教育を受けていることをご存知でしょうか? 特に、Google.com の創業者、ラリー・ペイジ&サージェイ・ブリンは、かつて受けたインタビューで「幼児期に受けたモンテッソーリ教育なしでは、現在の成功はありえない」と語っているほどです。このように近年、海外で注目されているオルタナティブ教育法「モンテッソーリ教育」。国内でもこの教育方法を導入している幼稚園もありますが、日本ではまだ、馴染みが浅いのが現状です。そんなに素敵な教育方法であれば、試してみたくなるもの。実際、家庭でも、日常生活で取り組めるモンテッソーリ教育方法があれば取り入れてみたいのではないでしょうか? 「敏感期(0歳~6歳)」は、モンテッソーリ教育で発達の第一段階とされる一番大切な時期。今回は、2歳~6歳の子どもさんを対象に、日々の生活の中で無理なく取り入れられる環境作りのポイントを3つご紹介します。■家庭でできるモンテッソーリ教育(1)毎日の「ルーティーン」をしっかり決めよう幼児期の子供は、「今日」「明日」「明後日」という時間の区切りが理解できない時期です。正確な時間でなくとも、朝この時間には起きて、ごはんをたべて、お昼寝をするといった1日の流れ、大まかなルーティーンを家庭でも習慣づけてみましょう。■家庭でできるモンテッソーリ教育(2)サポートしながら自分のことは自分でやらせるモンテッソーリ教育の1つに「日常生活の練習」という分野があります。日常生活の取り組みを自分で行うことにより、自立心を養うというのが目的です、モンテッソーリの幼稚園などでは、子供用サイズのティーセットを使用してお茶を実際に入れてみたり、洗濯板を使い洗濯をしてみたりという日常生活を学習しています。家庭でも日々の生活、たとえば、・子供が自分で着替えやすい洋服を購入して、時間をかけてでも1人で着替えさせる・手を洗う時は、小さなボウルを用意して自分で手を洗わせるといった小さなことでも、できるだけ子供が1人でできるように、親がサポートしてみましょう。■家庭でできるモンテッソーリ教育(3)親は子供のお手本になるように行動するイライラして思わず子どもを怒鳴りつけてしまったり、TVを見ながらご飯を食べたり、「子どもには真似してもらいたくないな」と親が思う行動は、まず親自身が日常生活でしないように心がけましょう。親が本を熱心に読めば、子どもも自然に本を手に取るようになります。親は、援助者であるのと同時に子どものお手本です。そのことを忘れずに行動しましょう。どれも、簡単に行動を起こせる取り組みです。皆さんもぜひ、今日からご家庭で実践してみてはいかがでしょうか?
2015年01月16日2月に発売予定の液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」。今回は、タブレット感覚のタッチ機能について、試用してわかったことをレポートしていく。○映画『マイノリティ・レポート』を彷彿させるタッチ操作27インチという大型画面を内蔵した「Cintiq 27QHD」。このサイズになると、キーボードの設置場所に苦労することになる。キーボードに手が届きにくいと、キーボードショートカットを使った操作に手間取るからだ。もちろん、メニューやツールをペンで操作することもできるが、27インチともなると、ペンをそこまで移動させる操作そのものが、マウスやペンタブレットとは比較にならない負担となってくる。そこで用意されている補助機能が、コントローラーとタッチ操作だ。タッチ機能は、タブレットPCでお馴染みの、ズームやスクロールを指の操作で行える。Cintiq 27QHDには画面を直接指で操作するタッチ機能の有無の違いがある2モデルがある。今回試用したのはタッチモデルだ。アナログで絵を描く時、紙を移動や回転させて、書きやすい方向に傾けて描くのが一般的だ。デジタルではそれぞれのアプリ内で、画面の移動や回転を実現している。タッチ機能であれば、その動作を指を使って自然な感覚で行えるわけだ。タッチ機能と、ペンでの入力は排他的に処理される。つまりペンが画面近くにあり、ポインタが操作できる状態であれば、指のタッチは一切無視される。ペンをある程度画面から離すと、タッチ機能が有効になる。このため、普段使っていて不意に指をつけて誤操作してしまうことはまず無いだろう。ただ、画面が大きいため、左手で不意に画面をタッチしてしまうことはある。そのため、タッチのオンオフはExpressKeyのボタン以外に、本体の画面上部に専用のタッチスイッチが用意されている。一部のアプリで、タッチ機能をオンにしていると描写ができない症状が確認できたが、これは試用したドライバがβ状態なので、いずれ改善されるだろう。実際に試してみると、非常に紙に近い感覚で操作ができて、描写に集中できる。大きな画面では、このようなアナログ感覚で操作できる機能はとてもありがたい。大画面を手で操作していると、映画『マイノリティ・レポート』(2002年)のトム・クルーズになったような、未来的な気分だ。○対応はアプリ次第ただし、この操作はOSやアプリによって、動作に差がある。筆者が試したアプリでは、「Adobe Photoshop」、「Artrage」では快適に画面の移動と回転を操作することができたが、「Adobe Flash」や「CLIP STUDIO PAINT」では画面の移動や回転に問題があった。また、OSが備えるタッチ機能とは異なるようで、Macのタッチパッドとは挙動が違う場合があった。タッチ機能のカスタマイズは、ファンクションキーと異なり限界があるので、タッチ機能に期待するのであれば、購入前に使用するアプリでの動作を確認する必要があるだろう。次回は新しい補助機能「オンスクリーンコントロール」をレポートする。
2015年01月15日米国Microsoftは1月6日(現地時間)、ユーザーを限定して公開していたAndroidタブレット向けオフィススイート「Microsoft Office」のプレビュー版を一般公開した。Androidタブレット向けOfficeは2014年11月に発表されたが、招待制でプレビュー版を公開していた。今回、Google Playにおいて、「Word Preview」「Excel Preview」」「PowerPoint Preview」が一般公開された。プレビュー版が利用できるのは、7インチ~10.1インチのディスプレイを搭載し、「Android 4.4.x(KitKat)」または「Android 5.0(Lollipop)」を稼働しているARMベースのタブレット端末。
2015年01月07日ジャパネットたかたは1月1日、「2015年ジャパネットではじめよう! タブレット&スマホキャンペーン」を開始した。ジャパネットオリジナル商品である東芝の10.1型タブレット「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」などを特別価格で販売する。期間は2月15日まで。同キャンペーンは、タブレットやスマートフォンを特別価格、もしくは特別セットで販売するというもの。メインの取り扱い商品は東芝のタブレット「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」と、京セラのスマートフォン「Digno T 302KC」。dynabook TabはBluetoothキーボードが付属する。Digno T 302KCは、Harman/Kardonのワイヤレススピーカーを同梱する特別セットだ。また、不要なパソコンを下取りし、販売価格から値引きする下取りサービスも用意する。下取りの対象となるのはノートパソコン、デスクトップパソコン。ただし、CRTディスプレイを搭載したデスクトップパソコンは対象外。下取りサービスを併用すると、「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」を最安4,980円で購入できる。
2015年01月01日みなさんはタブレットに対してどのような印象を持っているだろうか。筆者などは、大きなスマホと考えており、タブレットでできることはスマホでもできるのではと思ってしまう。そこで、タブレットユーザーのマイナビニュース会員269人にどのように活用しているのか聞いてみた。○スマホとノートPCの良いとこどりまずは、週に1度以上タブレットを使っているか聞いてみた。結果は、「はい」(使っている)と回答した人が、269人中69.1%となる186人で、「いいえ」(使ってない)と回答した人は30.9%となる83人だった。まずは、「いいえ」と回答した人にどうして利用していないのか質問した。すると、ほとんどは、、「スマホの方が手軽だから」、「スマホで事足りている」、「スマホで完結してしまう」など、やはりスマホで十分といった意見だった。では、「はい」と回答した人はどのようにタブレットを活用しているのだろうか。多かったのは、「ネットサーフィン」や、「天気予報や交通情報を調べる」、「メールチェック」など。前述したとおりスマホでもできることだった。それならスマホでいいじゃないと思う筆者だったが、タブレットならではの使い方をしている人も多かった。例えば、「BDレコーダーで録画した番組の鑑賞」、「PCサイトを見る時。スマホでは見られない」、「パソコンを立ち上げるよりも楽にネットが見られる」など、スマホの大きいものというよりは、手軽なPCとして利用している人が多かった。また、「電子書籍を読む」、「動画を見る。大画面で見やすい」、「スマホよりも画面が大きいから家のベッドとかでリラックスしながら使える」といった、大画面を活かした使い方をしているという意見もあった。ほかにも、「ガラケーとタブレットを2台持ちしている」、「スマホは持ってないけどタブレットは使っている。通話はガラケー、ネットはタブレット」など、通信費や料金の観点から上手に使い分けているという意見も散見された。確かに、筆者も出先でのメールチェックにスマホでは手こずることがある。ノートPCも鞄に入っているのだが、取り出して操作するほどのスペースはないということもしばしば。そういうときにはタブレットは非常に便利だと思った。大きい画面はキーボードを打つにも便利そうだ。「大きいスマホ」と思っていた筆者だったが、みなさんの意見を見ているうちにどんどんタブレットが欲しくなってしまった。タブレットなんかいらないよと思っている人や、眠らせているタブレットがある人はぜひもう一度活用法を考えて欲しい。調査時期:2014年12月22日~2014年12月25日調査対象:タブレットユーザーのマイナビニュース会員調査数:269件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月30日楽天銀行は22日、「楽天銀行教育ローン」の取り扱いを開始した。「楽天銀行教育ローン」は楽天銀行が提供する初めての教育資金専用のローンとなる。楽天銀行は2009年4月より「楽天銀行スーパーローン」(カードローン)、同年5月より「フラット35」、2012年1月より「フラット35」と変動金利住宅ローンを組み合わせた「固定と変動」、そして2013年11月より「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」を提供してきたが、このたびの「楽天銀行教育ローン」の取扱い開始で、より顧客の資金用途に合わせたローンニーズに対応できるようになるという。○「楽天銀行教育ローン」の特徴簡単な申し込み方法申し込みフォームの入力は楽天銀行ウェブサイトから行う。また、必要書類はスマートフォンのカメラで撮影し、「楽天銀行アプリ」から送ることができるので、郵送の必要はない。「楽天銀行アプリ」を利用しない顧客は、必要書類を郵送する必要があるスピーディーな融資審査結果は原則翌営業日に回答する。また、申し込みから最短で翌営業日に融資するので、急ぎの顧客も利用できる。申し込み受付時間によっては審査結果の回答が翌々営業日以降になる場合がある選べる金利タイプと魅力的な金利金利タイプは「変動金利」と「固定金利」を用意したので、顧客のプランに合わせて選ぶことができる。また、「変動金利年3.36%」(22日現在)、「固定金利年3.90%」(同)と、魅力的な金利で提供しているという○商品概要なお、楽天銀行アプリはAppStoreおよびGooglePlayから無料でダウンロードできる。楽天銀行は、今後も魅力ある商品・サービスの提供を続けていくとしている。
2014年12月26日センチュリーは25日、スマートフォンやタブレットを充電するためのキャビネット「タブレットチャージキャビネット10 (CTCC-10)」を発売した。直販サイト「センチュリーダイレクト」での価格は107,784円。スマートフォンやタブレットなどを最大10台、同時に充電可能なキャビネット。USB BC 1.2(USB Battery Charging Specification Revision 1.2)に対応し、5V/2.4AのUSBポート×10基を備える。USBポートはスイッチ切替でUSBハブにもなるが、充電機能とUSBハブ機能は同時には使えない。内部は10台の機器を個別に収納しておける設計で、棚板を着脱することによって、所持機器の厚さに合わせて収納数を調整できる。前面ドアは盗難防止用の鍵付き。スライド収納式なので扉が邪魔になることもない。正面サイドにはLEDを搭載し、充電中、充電完了、同期中などをLEDの色と動作で判別できる。排熱用として60mmファンが1基が搭載されている。本体は縦置きと横置きの両対応で、スタックして複数をドッキングさせることもできる。インタフェースUSB 2.0、本体サイズはW400×D350×H430mm、重量は約15.6kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降。
2014年12月25日サードウェーブデジノスは18日、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載したタブレットのラインナップ拡充を発表した。新たに8型モデル「Diginnos DG-D08IWB 32GB」、8.9型モデル「Diginnos DG-D09IW」、10.1型モデル「Diginnos DG-D10IW2」を追加し、いずれもドスパラにて即日受注を開始した。○Diginnos DG-D08IWB 32GB2014年11月に発売した8型Windowsタブレット「Diginnos DG-D08IW」のストレージ容量を、16GBから32GBへと強化したモデル。ストレージ容量が増えたため、オプションでMicrosoft Office Home and Business 2013のプリインストールを選択可能となった。ストレージ以外の主な仕様は「Diginnos DG-D08IW」とほぼ同様で、CPUがBay Trail-TことIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイがマルチタッチ対応8型(1280×800ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HSなど。インタフェースはmicroSD、microUSB、microHDMIなど。カメラは前面200万画素、背面200万画素。センサーは加速度、GPS。バッテリ駆動時間は約6.1時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW214×D128×H8.6mm、重量は345g。カラーはブラックのみ。価格は税別23,130円。「Diginnos DG-D08IW」も引き続き販売する。○Diginnos DG-D09IW / Diginnos DG-D10IW28.9型モデル「Diginnos DG-D09IW」と10.1型モデル「Diginnos DG-D10IW2」は、どちらも1,920×1,200ドットのWUXGA液晶を搭載。こちらもオプションで、Microsoft Office Home and Business 2013のプリインストールを選択でき、表計算シートや文書、資料などの閲覧や作成に適しているという。また、インタフェースにフルサイズのUSB端子を備え、一般的な周辺機器に幅広く対応する。さらにDiginnos DG-D08IWB 32GBと比較して、背面カメラを500万解像度へ強化するしている。ディスプレイサイズ以外の仕様はほぼ共通で、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイはDiginnos DG-D09IWが8.9型、Diginnos DG-D10IW2が10.1型で、解像度はどちらも1,920×1,200ドット、OSがWindows 8.1 with Bing。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。インタフェースはUSB 2.0、microUSB、microSD、microHDMIなど。カメラは前面200万画素、背面500万画素。センサーは加速度、GPS。バッテリ駆動時間は、Diginnos DG-D09IWが約6.1時間(JEITA 2.0)、Diginnos DG-D10IW2が約8.8時間(JEITA 2.0)。本体サイズと重量は、Diginnos DG-D09IWがW234×D159×H9.4/約480g、Diginnos DG-D10IW2がW260×D168×H9.2/約560g。価格はDiginnos DG-D09IWが税別27,760円、Diginnos DG-D10IW2が税別37,980円。
2014年12月18日ヤフーは18日、iOS、Android向けに提供する無料のカーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」のアップデートを実施した。最新版では、タブレットに最適化したユーザーインタフェースが利用可能となったほか、高速道路に絞った渋滞状況がわかる「高速渋滞マップ」などを追加した。後者はスマートフォン・タブレット共通の機能となる。タブレット向けに最適化したユーザインタフェースは、ワイド2画面対応となるのが特徴。高速道路は地図とハイウェイモード、一般道では地図と交差点右左折案内を2画面に分割して表示する。対応端末は、iOS版ではiPhone 6 Plus、iPad mini、iPad Air、Androidでは5.5インチ以上のファブレットとタブレット。同アプリを新規ダウンロードまたはバージョンアップすることで、端末側で認識し、タブレットに最適化したユーザインタフェースを表示する。また、アップデートにより、スマートフォン版、タブレット版に共通して、高速渋滞マップ、交通事故多発箇所の表示、経由地入れ替えに対応する。高速渋滞マップでは、日本地図上に高速道路だけを配置した広域地図を表示、VICS配信のリアルタイム情報を反映するほか、「渋滞」「混雑」「チェーン規制」「通行止め」を色分けして掲出する。帰省地点のアイコンをタップすることで、原因と規制内容も知ることができる。交通事故多発箇所は、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)提供の情報を表示する。設定により、表示の有無を選択できる。経由地入れ替えに対応したことで、目的地だけでなく、経由地の設定と順番の入れ替えが可能となった。また、ルート設定時の出発点を「現在地」以外からも選択できるようになった。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月18日恵安はこのほど、Android 4.4搭載の7型タブレット「M716S PRO」と10.1型タブレット「KPD103R」を発表した。「M716S PRO」は12月中旬の発売で店頭予想価格は11,100円、「KPD103R」はすでに販売中で店頭予想価格は16,400円。「M716S PRO」の主な仕様は、プロセッサがAction ATM7021(2コア/1.2GHz)、メモリがDDR3 1GB、ストレージが8GB、ディスプレイが7型(1,024×600ドット)IPS液晶、OSがAndroid 4.4.2(kitkat)。インタフェースがmicroUSB 2.0、Mini HDMI、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、フロントカメラ(30万画素)、microSD/SDHC対応カードスロット、3.5mmイヤホンジャックなど。バッテリ容量は2400mAh。本体サイズはW108×D11×H190mm、重量は約260g。「KPD103R」の主な仕様は、プロセッサがAction ATM7029A(4コア/1.3GHz)、メモリがDDR3 1GB、ストレージが8GB、ディスプレイが10.1型(1,024×600ドット)液晶、OSがAndroid 4.4.2(kitkat)。インタフェースがmicroUSB 2.0、Mini HDMI、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、フロントカメラ(30万画素)、リアカメラ(30万画素)、microSD/SDHC対応カードスロット、3.5mmイヤホンジャックなど。バッテリ容量は4400mAh。本体サイズはW164×D9.7×H261mm、重量は約565g。
2014年12月17日■最近よく聞く「オルタナティブ教育」っていったいどういう教育?みなさんは、「オルタナティブ教育」という名前の教育スタイルを耳にしたことはありますか?オルタナティブ教育は、学力だけでなく人間性を高める独自の教育スタイルを取り入れている海外では、ずいぶん前から人気がある教育です。世界中には、各種フリースクールを含めて大小さまざまな「オルタナティブ教育」が存在していますが、現在、世界の2大「オルタナティブ教育」といえば、オーストリア生まれの哲学者ルドルフ・シュタイナーが1919年にドイツで始めた芸術性を教育実践に多く取り入れた「シュタイナー教育」と、20世紀初頭イタリアの医学者、マリア・モンテッソーリが知的障害の幼児教育の成功から提案した感覚教育を行う「モンテッソーリ教育」です。■オルタナティブ教育(1)シュタイナー教育哲学者ルドルフ・シュタイナーが自身の哲学に沿った芸術性を重んじている教育法です。人間は、7年ごとに節目がくるという理念に従い、7歳までは体や心作りを重視して文字の書き方や読み方などは、まったく教えません。第二期である7歳から14歳までの時期は、芸術性を重視した授業を展開。家を建てたり、楽器を作ったりといった実践を通して知識を学び、教科書は一切使用しないという伝統的教育とはまったく異なるスタイルをとっています。それぞれ子どもの成長時期に合った感性を重視した授業で、自発性や個々の発想力を身につけていくようです。■オルタナティブ教育(2)モンテッソーリ教育感覚教育ともいわれているモンテッソーリ教育。特に、3歳から6歳の間を敏感期と呼び、子どもの五感が一番発達する時期だと、モンテッソーリ教育では考えられています。感覚の発達は、知識の発達の基礎になるという考えから、シュタイナー教育とは正反対に、幼少期から独自に開発した日常生活に密着した豊富な教材を使い教材を実際に手で触った教育を行います。知識を高める感覚を養うと同時に、自発的に自分から選択する能力を学ぶため、自分から教材を選ばせます。そして、その子どもがその教材をもっと続けたいという意思を表現すると、同じ教材を一定の時間以上、続けさせることもあります。この方法は、モンテッソーリ教育が、集中力と自発性を授業内で無理なく自然に身につけることができる理由のひとつのようです。■世界の著名人も受けていた! モンテッソーリ教育「モンテッソーリ教育」は、・英国王室のウィリアム王子、ヘンリー王子をはじめとした、各国王室教育・Google創立者であるラリー・ページとセルゲイ・ブリン、Amazon創業者 ジェフ・ベゾス、Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ、Wikipedia創業者 ジミー・ウェールズなど、現代を代表するトップ起業家・オバマ現米国大統領、クリントン元大統領にヒラリー・クリントン元米国務長官とする政治家このほかにも多くの著名人が幼少時に受けていた教育として近年、国内外での注目度が高くなっています。日本では昨年、2013年には教育再生実行会議が、国公立大学の入試2次試験を学力試験から、人物像を重視する面接に変更するという法案に変更する案を検討しているという動きがあります。グローバルに世界を渡り歩かなければいけない時代に生きる未来を背負う子ども達。学力以上に、人間性を重視する幼児期のオルタナティブ教育に日本でも今後もっと注目が集まりそうですね。
2014年12月11日エプソンダイレクトは9日、Windows 8.1 Proを搭載した10.1型タブレット「Endeavor TN20E」を発売した。個人・SOHO向けの既存製品「Endeavor TB20S」を法人向けに仕様変更したモデルとなっている。直販価格は税別58,000円。Endeavor TN20Eの基本構成は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリが2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット)、ストレージが64GB eMMC、OSがWindows 8.1 Pro 64bit。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0+EDRを搭載。サイズはW258×D173×H11mm、重量は約690g。バッテリ駆動時間はJEITA測定法Ver1.0で約7.1時間、同2.0で約4.6時間。画面を360度回転できるスタンドや、アームスタンドなど多彩なオプションをそろえている。そのほか、NTTドコモのXiに対応したLTEモジュールをBTOオプションに追加する予定もある。
2014年12月09日サンワサプライは、液晶モニターとタブレット端末を横に並べて設置でき、任意の高さに調整できる3関節のデュアル液晶モニターアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム) 100-LA028」を発売した。価格は税別20,185円。「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム) 100-LA028」は、水平空間に対して大きく伸縮する、3関節の液晶モニター・タブレット用のデュアル液晶モニターアーム。アームはバネ式で、任意の高さに調整が可能となっている。モニター側のアームは上下左右の角度も微調整でき、好きな位置に固定可能。タブレット側のアームには、ワンタッチで脱着可能なホルダーを搭載し、タブレットを手に持って使用することも楽にできる。対応するタブレットのサイズ/重量は、幅約160mmから200mm×厚さ12mm/0.5kgから5kg。対応するモニターは、重量が1kgから5kg以内で、VESA規格(75mm×75mmもしくは100mm×100mm)のネジ穴を有する液晶モニター。取付け対応デスクは、天板の厚みが15mmから75mmのデスク。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月06日サンワダイレクトは5日、液晶ディスプレイとタブレットを並べて設置可能なディスプレイアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム)」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は21,800円。液晶ディスプレイと7~10.1型のタブレットを設置し、向きや高さを調節できるディスプレイアーム。3関節のアームを採用することで、上下や左右、奥行き、角度を自由に調節することができる。関節部分はバネ式で、一度設定すれば次回からのネジ調整が不要となる。タブレットを装着するホルダは、ワンタッチでアームから取り外しや装着が可能となっている。また、アームにはケーブルカバーを備え、ケーブルが目立たないように配線することができる。上下の調整は130~630mm、奥行きの調整は約570mm、画面の角度は上下180度、左右に180度調節できる。また180度のローテーションにも対応する。対応機種はディスプレイがVESA規格のネジ穴を備えた5kgまでのモデル、タブレットが本体サイズと重量がW160~200×D12mm/5kg内のモデル。また、天板の厚みが15~75mmのデスクに対応する。アーム本体の重量は約5.6kg。
2014年12月05日ジャストシステムは、日本語ワープロソフト「一太郎」が発売から30周年を迎えたことを記念して、ワコム製ペンタブレット「一太郎モデル Intuos pen & touch」が同梱された「一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック」を発売する。販売開始は来年2月6日。価格は3万8,000円(税別)。「一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック」は、30項目におよぶ新機能の搭載や機能強化がなされた日本語ワープロソフトの最新バージョン「一太郎2015」(日本語入力システム「ATOK 2015 for Windows」を標準搭載)に加え、統合グラフィックソフト「花子2015」、音声読み上げソフト「詠太5」、フォトレタッチソフト「Zoner Photo Studio 16 HOME J」、ATOK 2015の新機能を拡張する「ATOK」連携電子辞典・連想変換辞書などを搭載した、同シリーズの最上位版だ。また、このパックの最大の特徴は、ソフトのみならず、ワコム製のペンタブレット「Intuos Pen & Touch」の限定カラー版「一太郎モデル Intuos pen & touch」(非売品)が同梱されている点だ。デザインが特別仕様になっており、中央に「一太郎」のロゴがあしらわれ、通常版では黒い部分がブランドカラーの「赤」に変更されている。筆圧感知機能を搭載した同機で描いた画像は、「一太郎」や「花子」の文書へ貼り付けたり、背景画像として活用したりすることができる。さらに、1989年にリリースされ好評を得た日本語ワープロソフト「一太郎dash」の軽快な動作はそのままに、「一太郎2015」の新機能や便利機能が追加された特別復刻版「一太郎dash 30th」を搭載。加えて、モリサワや大日本印刷など、フォントメーカー5社の厳選11書体が利用できる「30周年記念フォントパック」や、「花子2015」の全イラスト部品2万点を掲載した「30周年記念イラスト部品ガイド20,000」も付属するということだ。なお、「一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック」の対応OSは、Windows 8.1/Windows 8/Windows 7/Windows Vista(Service Pack 2以上)で、Windows XPには非対応。同梱のペンタブレット「一太郎モデル Intuos pen & touch」のスペックは、外寸:209.9mm(幅)×177.5mm(奥行)×10mm(高さ)、重さ:310g、読取範囲:152mm×95mm。ちなみに、「一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック」のほか、「一太郎2015」(2万円)、「一太郎2015 プレミアム」(2万5,000円)、「花子2015」(9,800円)も同日発売となる。
2014年12月03日サンコーは、タブレット端末を持つことなく操作できるショルダーバッグ「どや! これがわいのタブレットじゃいバッグ」の販売を開始した。価格は税込み4,980円。「どや! これがわいのタブレットじゃいバッグ」は、タブレットホルダーが内蔵されたショルダーバッグ。バッグにタブレットを入れたままでも、弁当売りのようなスタイルで端末を操作できる。タブレットホルダーは、360度回転可能。さらに、バッグから外すことでタブレットスタンドとしても利用できる。「どや! これがわいのタブレットじゃいバッグ」のサイズ/重量は、次の通り。幅約300mm×高さ約260mm×奥行き約70mm/約976g。ショルダーベルトの長さは、約810mmから約1420mm(ナスカンを含む)。収納できるタブレットのサイズは、幅約225mmから255mm×高さ約140mmから170mm×奥行き10mm。同社は、iPad Air/Air 2、Nexus 9、Kindle Fire HDX 8.9などの9インチから9.7インチのタブレットとしている。なお、サイズの合わないタブレットを無理に入れると、可変式ホルダーのツメ部分が曲がる場合がある。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月30日学校法人山野学苑の柔道整復師向けの専門学校である山野医療専門学校は、2014年度から授業にタブレットを導入し、新しい教育を提供している。山野医療専門学校がタブレットを導入した背景とその効果について、システム導入を担当した専任教員の鈴木忠慶氏に話を聞いた。山野医療専門学校は、柔道整復を学ぶ専門学校だが、そこに美容を組み合わせた独自のカリキュラムを教えている。同校では「美容柔整」としてアピールしているが、いずれにしても柔道整復が基礎にあるのは間違いない。柔道整復に限らず、医療系で重要な要素は「体に対する正確な知識」だそうだ。そうした「正確な知識」の学習に、同校はタブレットを活用している。もともとの発端は2010年ごろ。山野学苑には「YMOTTO」と呼ばれるモバイル試験システムがあり、モバイル端末から問題を解いて勉強をすることができる。その中でiPhone向けの学習ツールが豊富にあり、これを活用する方向性が検討されてきたという。○学習に興味を持ってもらうためのタブレット当初はスマートフォン向けの利用を想定していたが、学生が興味を持てるような学習ツールとして、当時ではじめだったタブレット端末を魅力に感じたそうだ。気軽に扱えるようにするためには、PCでは大げさすぎ、「学習には向いていなかった」と鈴木氏。この「学習に対して興味を持ってもらうため」という理由が導入のきっかけの1つだったという。また、同校は働きながら通学する学生も多く、問題点として「授業のカリキュラムだけだと勉強しきれない」という声が多かったそうだ。学外で勉強したいという声に対して、Eラーニングシステムの導入が検討されていて、そのEラーニングをタブレットで利用できるようにして、24時間勉強できる環境を作りたいと考えていそうだ。そこでNTTドコモのタブレット端末「GALAXY Tab 10.1 LTE」が採用された。このタブレットを採用した理由は「安全性」。ドコモのAndroidタブレットを採用したことで、キッティングからセキュリティ設定など、ドコモがカバーしてくれることが安心して導入できた要因の1つであったという。また、当時もiPadとの比較はあったが、「価格差」というのも重要なポイントだったそうだ。○意外な比較要素「カメラ」実際に検討を開始したのは2010年ごろだったが、最終的には2013年から導入。検討の中で、2012年に「タブレットである理由を吟味していた」と鈴木氏。Eラーニングのアプリに関しては、Android端末をドコモから借り受けてテストをしており、フィーチャーフォンで使っているものがタブレットでも遜色なく利用できることは確認していた。さらに「カメラの画角の広さにも注目した」と鈴木氏は話す。配付された資料を撮影する場合や板書を撮影する場合にはある程度の画角が必要で、GALAXY Tab 10.1はその要望に対応できていたが、当時のスマートフォンでは希望する画角の製品がなかったそうだ。撮影した資料を、ほぼ原寸大で表示できるという点も大きなポイントだったという。医療関係の専門学校だからこそ、この「画角の広い写真が撮れる」という要素が重要だった。教員が板書した骨や筋肉などの体の複雑な構造は、手で書き写すより写真撮影した方が正確で、教員が資料として用意できなかった情報も、学生のタブレットに送信するだけで済むため、ペーパーレス化にも繋がる。さらに、タブレットは自由に持ち運んで、PCに比べれば写真も撮りやすい。実習の時でも、学生がいろいろな角度で撮影できるので、「平面」ではなく、「立体」で理解できるようになる。動画を撮影すれば、「自分だけの資料」が作れるという。教員にとっても、「教材費がかさんでしまうような授業にもトライできる」と鈴木氏。例えばギブスの講習。ギブスを交換するにはだいたい5~6分かかるそうで、全体では25分ぐらいの時間が必要だという。これを1日3コマやるとそれだけの時間とギブスのコストがかかることになるが、動画に撮影しておけば、それを見て学習もできる。複数の角度から撮影しておけば、分かりにくい場所も説明しやすい。また、3Dの骨格アプリのようなアプリの存在も大きい。3Dモデルを回転させたりしながら、細部まで確認できるので、平面の教科書の図を見るより分かりやすく、学生も興味を持って授業に参加できるという。このように撮影した動画は、「オープンキャンパスで授業風景として紹介する」といった使い方ができるため、汎用性があると鈴木氏は語る。既存のシステムをがらりと刷新するのではなく、既存のシステムも残しつつ、最大限の効果が上がるようにタブレットを活用するような運用を目指しているそうだ。例えば、4択回答型のテストアプリがあると、テストに前向きな学生だけではなく、タブレットに慣れている学生も「やってみよう」と思うようになるのだという。逆に、学生があまり使わなくなってしまう状況であれば、費用対効果が悪化してしまうので、運用でカバーする必要がある。そのため、タブレットで簡単な実力試験を行うなどの工夫をしているという。鈴木氏は今後、「定期試験もやってみたい」と話す。また、「学生にやりたいことを聞いた方が効率がいい」とも考えており、ヒアリングを重ねた上で「タブレットの良さに気付いてきた」のだという。その一つが「情報がドライに伝わる」ということ。例えば試験範囲を板書してそれを全員に撮影させると、「情報にオフィシャル性が出る」と鈴木氏。教員が伝えたいことがあっても、学生が板書に集中している場合もあって、そうした部分をタブレットに任せることで、より人間的に生徒と付き合えるようになったそうだ。また、音声メモ機能を使って録音しておくと、教員が話した専門用語をうろ覚えではなく、改めて確認できるようになった。そのため、学生の質問の正確さもあがったという。○目的なくして成功なし鈴木氏は、さまざまな効果を実感しているというが、数字として効果を図ることは難しいと話す。学生の主観でのアンケートは取っており、学校の環境や学生の環境は「確実に良くなった」と感じているという。とはいえ、初期費用は「決して安い買い物ではない」ため、「何をしたいか」「それにはタブレットが必要か」「どういった効果があるか」「何を打ち出していきたいか」といった点をきちんと検証した上で導入しないと「失敗する可能性がある」と鈴木氏は強調する。同校では、半年間の試行運用でタブレットの使い方が分かった上で導入したそうだ。鈴木氏は「授業の出欠や成績の確認などもできたら便利だと思う」と話しつつも、個人情報の取り扱いやセキュリティの面で不安があり、実施に至っていないそうだ。逆に実施したいこととして「学生だけの動画教材を作りたい」という目標があるという。授業1コマ90分では、「1つのことしか教えられない」と鈴木氏。クラスを課題別に分けて、手と足、肩、肘、それぞれに包帯を巻いて、グループ別に学習しつつ動画に撮影。それを集約してケーススタディとしてそれぞれが見られるようにしたいという。これによって「学習の主役が学生に切り替わる」(鈴木氏)。学生だからこそ気付く情報が出てきたり、授業の内容が一律ではなく、多様性が生まれ、学習により興味を持つようになると期待する。現在、同校ではタブレットの移行でGALAXY TabからiPadに変わっているが、何をしたいのかを考えて導入した同校にとっては、タブレットの種類はそれほど問題ではないようだ。鈴木氏は、「いろいろと使いたい方向はあるが、学習効果が見えないところもあるので、試行錯誤をしながら進めていきたい」と話し、今後もタブレットを活用して学習効果の向上を図っていくとしていた。
2014年11月27日LINEは11月25日、「LINE NEWS」アプリにおいて、iOS/Androidに対応したタブレット版の提供を開始した。タブレット版では、従来のスマートフォン版の画面レイアウトを刷新。カテゴリページで記事ごとにリード文が表示されるようになったほか、「おでかけ」「グルメ」などの一部のカテゴリは画像をメインにした。スマートフォン版アプリで遡れるニュースが前日分までだったが、タブレット版では各カテゴリから過去150件のニュースの閲覧が可能になった。LINEにログインすることで、スマートフォン版とタブレット版の「お気に入り」記事が同期される。外出先で「お気に入り」に登録しておいた記事を、自宅のタブレットで閲覧するといった使い方を想定している。なお、スマートフォン版アプリの震災情報の通知機能が「LINE NEWS」公式アカウントに実装。震度5弱以上の地震が発生した際にメッセージで通知する。
2014年11月26日インテルは26日、教育市場向けの取り組みに関する説明会を開催した。小学校、中学校、高等学校などの教育市場でICT利活用の促進を図り、合わせて各学校をはじめ自治体や官公庁との協業などを推進する。また、教育向けのタブレットの提供で、2015年以降の国内PC/タブレット市場の拡大を目指す。説明会では、インテル常務執行役員ビジネスデベロップメントの平野浩介氏が登壇。国内ビジネスクライアント市場のPC出荷台数は過去10年間、約800万台で安定的に推移しており、今後もその傾向が続くと想定する。ビジネス市場としてはエネルギーや金融サービス、行政、医療、製造など幅広い分野がある中で、特に教育市場を「市場として成長のチャンスがある」と捉え、特に教育分野に注力する方針を示した。教育分野では、グループ学習用のタブレットの活用や、デジタル教科書の導入やLTE/WiMAXなどモバイルネットワーク環境の普及などが進んでおり、同社は2020年の教育現場では「PC教室の設置」から「一人1台」の方向に加速すると予測する。取り組みの中では、「教育向けプラットフォーム開発」「教育向けコンテンツの開発」「流通パートナーの支援」「政府・官公庁・教育委員会・学校との連携」を行い、一人1台端末の拡販を推進する。プラットフォームの提供に関しては、耐衝撃性の確保や強化パネルの採用、スタイラスペンの標準装備など、大人がオフィスで使うタブレットとは差別化した教育向けのリファレンスモデルを同社が提供。既にNEC「VersaPro タイプVT」、富士通「ARROWS Tab Q555」、東芝「dynabook Tab S80」などから教育向け製品が登場している。コンテンツ開発では、同社と東芝が協働で開発している教育タブレット向けノート編集アプリ「デジタルノート」を紹介した。児童・生徒向けのデジタルノート作成が行えるアプリで、紙とデジタルとの融合を図ることが特徴。例えば児童が書いた紙のノートを撮影し、データ化した紙のノート上に、タブレットで撮影した写真や動画を配置したりデジタルペンで書き込んだりできる。また、2013年に米Intelが買収した、教育用コンテンツの開発・配信会社Knoに触れ、マルチメディア教科書の提供や教師・生徒間のコミュニケーショの推進、教育用ソフトウェアのクラウド上配信といった取り組み予定を発表した。流通/販売パートナーに関しては、株式会社内田洋行代表取締役の大久保昇社長が、教育現場での活用を紹介。学校教育市場への教育機器やコンテンツの製造などを手がける内田洋行は、教育ITC分野はブームとして1985年、1995年、2011年と発生してきたが、2014年は佐賀県や東京都荒川区など自治体主導による教育ITCへの取り組みがみられたことや、文部科学大臣から中央教育審議会に諮問された次期学習指導要領に"一人一人の可能性を伸ばす"内容が盛り込まれたことに触れ、「実際に教育ITCが根付く土壌ができてきた」とコメントした。その要因としてインテルと千葉県柏市で行った一人1台の実証実験、それを基に全国20校で行った国の実証実験などを挙げ、教育ITCの取り組みにより、学力向上や共同作業(コミュニケーション)などで一定の成果を上げたとした。また、教育ITCの発展には特に端末自体の頑丈さや安定した無線LANインフラの整備が重要とした。政府・官公庁・学校などとの連携に関しては、Google for Education日本統括責任者である菊池裕史氏が、Chromebookの学校導入事例を紹介。Googleが提供するChrome OSを載せたChromebookは、26日時点でAcer「C720」、日本HP「Chromebook 11G3」、ASUS「C200MA」「C300MA」「Chromebox」、デル「Chromebook 11」といったラインナップが揃う。菊池氏は従来のWindows PCと比べ、特にクラウドベースによる端末・コンテンツの管理が特徴だとし、特にクラスや教員・学生など、組織ごとにアプリケーションを手軽に管理できる「管理コンソール」が教育機関向けの強みとした。Chromebookの管理者向けプラットフォーム「管理コンソール」では、対象別にパッケージのコンポーネントを設定でき、全端末の機能制限や機能追加などを手軽に設定できる。Windows PCの端末管理ではOSやハードウェア、アンチウイルス、データ暗号化、ブラウザ(アプリ)などを別個に管理・更新する必要があったが、Chromebookでは、自動アップデートするOS/ブラウザ(アプリ)と、ハードウェアの2点のみを一括で管理できることが特徴。また、年単位での維持コストの低さ、教員による端末セットアップの手軽さも、特に教育向け端末としてメリットと強調した。インテルの平野氏は、「教育市場用モバイル/タブレットには、iPad以外にもAndroidやWindowsタブレットが増えており、Chromebookも登場してきた。インテルは企業活動を通して、考える力を高める21世紀型スキルの向上を加速させていく。日本はLTEの普及や子供の学力の高さなど、世界的にみても学習環境が恵まれている。活動を進めていきたい」と締めくくった。
2014年11月26日オプティムは19日、タブレット端末向けの定額制サービス「タブレット使い放題 powered by OPTiM」iOS版の提供を開始した。雑誌296冊のフルコンテンツが読み放題になるサービスなどを利用できる。App Storeもしくは、オプティムと提携する販売パートナー経由で購入でき、価格は月額500円。同日より1カ月間は、サービス開始記念として月額200円となっている。なお、Android版は12月上旬の提供を予定している。「タブレット使い放題 powered by OPTiM」は、「タブレットでやりたいことの全部」をコンセプトとしたタブレット向け定額制サービス。「人気雑誌296冊読み放題サービス」、「端末保証サービス」、「家族カメラアプリ」、「クラウドストレージサービス」、「ネットプリントサービス」の5つのサービスが利用できる。1つ目の「人気雑誌296冊読み放題サービス」は、経済情報、芸能・エンタメ、ファッション、食、生活情報、旅行、スポーツなど幅広いジャンルの雑誌296冊が全てのページ(フルコンテンツ)読み放題になるサービス。バックナンバーを含め何度でも読め、端末にダウンロードすれば、オフラインでも読むことができる。参画している出版社/雑誌は16社/92誌で、、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)、「週刊プレイボーイ」(集英社)、「OZmagazine」(スターツ出版)、「dancyu」(プレジデント社)、「るるぶ 47都道府県」(JTB パブリッシング)、「フットボリスタ」(ソル・メディア)、「Mac Fan」(マイナビ)など。なお、基本的には新刊ではなくバックナンバーが提供される。オプティムは、新刊ではなく、バックナンバーを提供することで、紙媒体による「新刊雑誌マーケット」や「従来の電子書籍マーケット」とは異なる「準新刊雑誌マーケット」を創出したとしている。これまで見過ごされてきた準新刊によって、セカンドマネタイズを実現する新しいビジネスモデルだという。また、「タブレット使い放題 powered by OPTiM」にて採用されているシステムでは、雑誌のページ閲覧数や滞在時間、検索キーワードなど、読者情報の収集・分析を可能とする「雑誌ビッグデータ」を作成可能。作成されたデータは出版社が利用できるため、読者と出版社双方にメリットがあるとしている。2つ目の、「端末保証サービス」は、購入から2年以内のWi-Fiモデルタブレットであれば、端末が故障した際に、事故負担金無しで端末の修理を行えるサービス。自然災害による破損から、物損・水没といったユーザー自身の不注意による破損まで保証される。窓口は、365日(10時から19時)対応している。なお、App Storeより「タブレット使い放題 powered by OPTiM」を購入している場合は、「端末保証サービス」を利用できない。3つ目の「家族カメラアプリ」は、「タブレット使い放題 powered by OPTiM」ユーザー向けに提供されるカメラアプリで、撮影した写真を家族間や友人間で共有することが可能。4つ目の「クラウドストレージサービス」は、「家族カメラアプリ」で撮影した写真をクラウドストレージに保存するサービス。保存容量は1GBとなっている。5つ目の「ネットプリントサービス」は、「家族カメラアプリ」で撮影した写真を印刷するサービス。月に15枚までなら無料でプリントできる。「タブレット使い放題 powered by OPTiM」の対応端末は、iPad(全世代)、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad Air、iPad Air 2。また、スマートフォンで利用できるサービスも現在開発しているという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月21日フィンランドのJollaがSailfish OS 2.0を搭載したタブレット「Jolla Tablet」のクラウドファンディングをIndiegogoで開始、わずか1日で目標調達額380,000ドルを突破した。Sailfish OSは、MeeGoをフォークしたMerやQtプロジェクトを含むLinuxベースのモバイルOSだ。ジェスチャーを中心に操作するように設計されており、欧州やアジアで販売されているスマートフォンの「Jolla」はホームボタンが存在しないシンプルなデザインになっている。またマルチタスクユーザーインターフェイスが用意されていて、様々なアプリを同時に操作できる。バージョン2.0はタブレットにも対応し、パーソナライズ機能やイベント通知機能が強化されている。JollaはSailfish OSを搭載したJolla端末がコミュニティによって成長するメリットを強調している。together.jolla.comというコミュニティサイトを用意して、改善や機能追加の要望、コメントなどを収集。スマートフォンのJollaでは、コミュニティサイトでメンバー投票が多かったトップ8の機能のうち、4機能が2014年に実現した。Jolla Tabletについても同様に、コミュニティの協力を得て製品を作り、成長させていく。Jolla Tablet は、ディスプレイが7.85インチ(2048×1536 ピクセル)のIPS液晶、Intelの1.8GHzクアッドコアプロセッサ(64-bit対応)を搭載する。RAMは2GB、ストレージは32GBで、microSDカード・スロットも備える。背面に 5メガピクセルカメラ、前面に2メガピクセルカメラを搭載。ワイアレス機能は、Wi-Fi (802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 4.0。センサー類は、加速度センサー、環境光センサー、近接センサー、GPSなど。バッテリー容量は4300mAh。本体サイズは203×137×8.3ミリで、重さは384グラムだ。Indiegogoで支援した人には189ドルのディスカウント価格で提供する。出荷開始予定時期は2015年5月。購入できる国・地域は、EU加盟国、ノルウェー、スイス、米国、インド、中国、香港、ロシアとなっている。
2014年11月20日米NVIDIAは18日(現地時間)、同社の8型Androidタブレット「SHIELDタブレット」へ向け、ソフトウェアアップデートの配信を開始した。これによりOSは"Lollipop"こと最新のAndroid 5.0に更新されるほか、プリインストールされているアプリへの新機能追加などが行われる。今回は一般配布が開始される少し前に触れる機会を得たので、簡単に新要素をまとめてみたい。NVIDIAは2014年11月13日(現地時間)、11月中にOTA(On-The-Air)でソフトウェアアップデートを提供すると発表。また、11月16日には秋葉原で開催されたイベントにて、Android 5.0を搭載した「SHIELDタブレット」の展示を行っていたが、それからほどなくの配信となった。ソフトウェアアップデートの配信については、端末によってタイミングが若干異なるとのころだが、それほど時間をかけずにアップデートの通知が来るだろう。NVIDIAによると、Nexusブランド以外へのタブレットにAndroid 5.0が提供されるのは、「SHIELDタブレット」が初だという。今回のアップデートの柱として、Android 5.0提供のほか、「Half-Life 2: Episode One」を「SHIELDタブレット」向けに提供することや、NVIDIA GRIDによるゲームストリーミングサービスへの対応が挙げられる。ただ、「Half-Life 2: Episode One」の場合、海外で販売する容量32GBのWi-Fi+LTEモデルにはバンドルキャンペーンが用意されているが、日本国内で販売する容量16GBのWi-Fiモデルは対象外であること、ゲームストリーミングサービスも日本での展開については現在のところ未定となっていることを考えると、日本国内に限ってはAndroid 5.0が目玉といえるだろう。このほか、細かい点としてはメモリ消費と性能の最適化や、メモリUSB Yケーブルのサポート、コンソールモード時の4K出力への対応なども行われている。個人的には「USB Yケーブル対応」が地味だが重要なポイントに思う。「SHIELDタブレット」では、GeForce GTXシリーズを搭載したデスクトップPCで起動したゲームの画面をSHIELDタブレット側で転送できる「GameStream」に対応する。このとき、MiniHDMI経由で外部ディスプレイに出力する場合、無線でネットワークに接続すると720pでの出力だが、MicroUSBに対応したLANアダプタを使って有線で接続すると1080pでの出力が可能だ。これまではLANアダプタを使うと、MicroUSBポートがふさがってしまうので、充電ができなかったが、Yケーブルをサポートすることにより、有線でネットワークに接続しつつ、本体の充電が可能となった。つまり、別室にあるPCからリビングのタブレットにストリーミングするときにバッテリを気にせず、高解像度で楽しめるようになる。○「マテリアル・デザイン」を採用したAndroid 5.0Android 5.0では、ユーザーインタフェースに「マテリアル・デザイン」を採用する。Android 4.x系でも最新バージョンの「Gmail」アプリや「マップ」アプリで、すでに「マテリアル・デザイン」が取り入れられている。一見、Windows 8やiOS7以降の「フラットデザイン」とあまり変わらないように見えるが、使っていくうちにフラットな要素の「重なり」やタッチしたポイントでのアニメーションなど、「マテリアル・デザイン」の特長が何となくつかめてくる。また、ユーザーインタフェースの更新として、クイック設定と通知も挙げられる。Android搭載端末でも機種によって違いがあったり、個別に設定できるケースもあるが、Android 4.4.2を搭載した「SHIELDタブレット」では、画面上部の左側を下にスワイプすると通知が、右側を下にスワイプするとクイック設定のパネルが表示された。Android 5.0では、画面の上部から下にスワイプするとまず通知が表示される。通知のパネルをさらに下にスワイプするか、日にちや時刻が表示されている部分を長押しすることでクイック設定が表示される。「SHIELDタブレット」のクイック設定には「共有」という項目が用意されているが、ここからプレイ中のゲーム画面や動画をキャプチャして、動画配信サービスにアップロードしたり、ゲーム実況動画の配信サービス「Twitch」にライブストリーミングが可能な「ShadowPlay」を呼び出せる。通知に関しては、ロック画面に通知を表示可能になった。また、設定の中に「音声と通知」という項目が設けられ、ここから通知に関してまとめて設定できるようになった。基本的な動作に関しては軽快だ。「マテリアル・デザイン」によるアニメーションの表現がぬるっとした感じなので、よりなめらかになった印象を受けた。ちなみに「SHIELDタブレット」の特長として、専用のワイヤレスコントローラがあるが、こちらの操作もAndroid 5.0の影響を受けている。通知が音声の設定とまとめられたので、音量調節ボタンを押すと通知が開いてしまうという現象が起こっている。さらに筆者の環境では、スタート長押しで立ち上がるキーマップツールが、ゲームによっては立ち上がらないというケースがあった。本体のソフトウェアアップデートに合わせて、コントローラのアップデートも配信されたが、これがAndroid 5.0向けのものかどうかは詳細は不明だ。○プリインストールアプリも更新今回のソフトウェアアップデートでは、プリインストールされたアプリの更新も行われている。ゲームアプリにアクセスできるランチャーである「SHIELD Hub」では、GRIDゲームという項目が追加されているが、これはテスター向けの先行配信のため。日本でのサービスは未定なので試すことはできない。一般向けの配布ではメニュー自体がなくなっているかもしれない。お絵かきソフト「Dabbler」はユーザーインタフェースが一新。OSと同様に「マテリアル・デザイン」を採用した。これまでは画材を選択するパレットが画面下、ファイルを保存するといったメニューが画面上部に表示されていたが、新バージョンでは左右にメニューが展開する。キャンパスを広くとらえられるようになったほか、メニューの呼び出し方が分かりやすくなった。また、レイヤー機能がサポートされ、より高度な作業も行える。○パフォーマンスも測定Android 4.4.2とAndroid 5.0でベンチマークテストをそれぞれ行った……のだが、GFXBenchとAnTuTu Benchmarkは、Android 5.0でテスト中にアプリが何回も落ちた。タブレット本体の再起動やアプリの再インストールを何回か繰り返し、何とか完走したスコアを取得しているが、安定性に欠ける。そのため、3DMark以外のテストについてはあくまで参考としてみてほしい。Overallではほとんど差がないといっていいだろう。Graphics scoreでは少しAndroid 5.0が低く出ているが、これも4%程度の違いで、大きな影響とはいいにくい。参考値ではあるが、GFXBenchとAnTuTu Benchmarkでもほとんど差は出なかった。○日本国内では限定的なアップデートだが今後に期待さて、簡単にではあるが「SHIELDタブレット」のソフトウェアアップデートについて紹介した。「SHIELDタブレット」は、海外モデルでの展開も含めて考えると、OSだけでなく、ゲーム関連にも力が入っていると分かるのだが、日本国内では限定的なアップデートといえる。アプリによってはというか、これからAndroid 5.0に対応するアプリの方が多いと思われるので、特に「最新のOSを早く使いたい」という欲求がなければ、アプリの対応状況に合わせて待ってみるのもいいかもしれない。逆に考えると、NVIDIA自身が説明するようにNexusブランドに次ぐスピードで、Android 5.0が提供されているので、新しいものが好きな人にとっては歓迎すべきアップデートともいえる。ただ、「SHIELDタブレット」は"ゲーミングタブレット"という位置付けなので、ゲーム関連のアップデートについてももう少し享受できればと思う。やはり、気になるのはGRIDによるゲームストリーミングサービスだ。NVIDIAは、2014年11月中に北米で、12月に西ヨーロッパ、2015年にアジアでサービスを開始するとしてる。今後この「アジア」の中に日本が含まれることを期待したい。
2014年11月19日NVIDIAは、同社が販売する8インチタブレット「SHIELDタブレット」のソフトウェアアップデートを11月中に行い、Androidの最新バージョン「Android 5.0(Lollipop)」を提供する。アップデートすることで、「Android 5.0」で採用されているユーザーインターフェースデザイン「マテリアルデザイン」が利用できるほか、アプリのパフォーマンスが改善される。「SHIELDタブレット」は、8インチAndroidタブレット。別売りの専用ワイヤレスコントローラーや、高い処理性能を持つ同社製のモバイルプロセッサ「NVIDIA Tegra K1」を搭載するなど、ゲーマー向けの仕様になっている。11月中に予定されているソフトウェアアップデートでは、Android 5.0が提供されるほか、プリインストールされているペイントアプリ「Dabbler」も更新。ユーザーインターフェースが、Android 5.0で採用されている「マテリアルデザイン」に移行されている。そのほか、「SHIELDタブレット」32GB/LTEモデル向けには、ゲームアプリ「Half-Life 2: Episode One」などが提供される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月14日米NVIDIAは13日、同社の8型Androidタブレット「SHIELDタブレット」向けのソフトウェアアップデートを2014年11月中に提供すると発表した。アップデートにより、OSに"Lollipop"ことAndroid 5.0が利用できるほか、パフォーマンスの改善などが行われるという。「SHIELDタブレット」は、ゲームユーザーをターゲットとした8型Androidタブレット。NVIDIAのモバイル向け最新プロセッサ「NVIDIA Tegra K1」による高いパフォーマンスや、専用のワイヤレスコントローラが特長だ。日本国内でもストレージ容量16GBのWi-Fiモデルがすでに発売済みで、海外では容量32GBのWi-Fi+LTEモデルもラインナップされている。NVIDIAが提供を予定するソフトウェアアップデートによって、OSに"Lollipop"こと最新のAndroid 5.0が利用可能になる。Android 5.0では、インタフェースに「マテリアル・デザイン」を採用するほか、アプリのパフォーマンスも改善されているという。これに伴いプリインストールされている、NVIDIA独自のアプリもバージョンアップが予定されている。お絵かきアプリ「Dabbler」では「マテリアル・デザイン」に合わせてインタフェースを刷新。加えて、レイヤーをフルサポートする。また、「SHIELDタブレット」では、ゲーム実況動画サービス「Twitch」を利用したライブ配信が可能だが、「Dabbler」で絵を描いている様子も「Twitch」でライブ配信することができる。このほか、簡単にゲームアプリにアクセスできるランチャーである「SHIELD Hub」もアップデートする。「マテリアル・デザイン」のインタフェースに加えて、表示の見直しや後述するGRIDによるゲームストリーミングとの連係が行えるという。○SHIELD対応ゲームタイトルも拡充NVIDIAでは、ソフトウェアアップデートのタイミングに合わせて、SHIELDに最適化されたゲームタイトルの拡充も予定する。中でも注目はValveのFPS「Half-Life 2: Episode One」が「NVIDIA Tegra K1」に最適化され、SHIELDタブレットでもプレイ可能になる。海外で販売する容量32GBのWi-Fi+LTEモデルには、「Green Box」として「Half-Life 2: Episode One」と、同じくValveが開発するパズル要素を持ったアクションゲーム「Portal」がバンドルされる。日本国内では容量16GBのWi-Fiモデルのみの販売なので、バンドルの対象にならない。また、アクションアドベンチャーゲーム「OddWorld: Stranger’s Wrath」、マルチプレイ対応のビリヤードゲーム「Pure Pool」、シューティングゲーム「Strike Suit Zero」の3タイトルがSHIELD向けに最適化され、Google Playで提供されるという。○NVIDIA GRIDによるゲームストリームサービスをSHIELDでまた、NVIDIA GRIDによるゲームストリームサービスをSHIELD向けに提供することも発表された。「Batman Arkham City」や「Borderlands 2」「Psychonauts」を含む、20タイトルがクラウドを経由して、SHIELDポータブルやSHIELDタブレットでプレイできるようになる。ゲームストリームサービスは、2014年11月中に北米で、12月に西ヨーロッパ、2015年にアジアで開始するとしているが、日本国内での展開については現在のところ未定だという。
2014年11月13日サンコーは、スマートフォンやタブレットを寝ながらでも操作できるスタンド「ゴロ寝スマホ&タブレットスタンド」を発売した。価格は税込み2,980円。「ゴロ寝スマホ&タブレットスタンド」は、スマートフォンやタブレットを手で持たずに、寝ながら操作、視聴、閲覧ができるスタンド。約412gという軽量設計ながら、指で端末を操作しても、ふらつかない。折りたたみ式で、7段階の高さ調整機能と、320度の角度調整機能を備えている。「ゴロ寝スマホ&タブレットスタンド」のサイズは、折りたたみ時が幅約40cm×高さ約10cm×奥行き7cm。組み立て時(最大)は、幅約52cm×高さ約47cm×奥行き約32cm。対応する端末は、幅が24.5cmまで、厚さが1.2cmまで、(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月09日スペックコンピュータは、スマホからタブレットまで挟める三脚マウント「スマタブまうんと」の販売を開始した。価格は税別900円。「スマタブまうんと」は、スマートフォンからタブレット端末まで、簡単に固定できるマウントアタッチメント。ベルト部分には、各機種の固定位置の目安が記載されており、機種に合わせて最適な強さで固定できる。固定部分には硬さのあるABSと耐久性のあるTPE素材を採用。2重構造で端末を傷つけることがない。「スマタブまうんと」のサイズ/重量は、全長約14.5cm/約27g。固定可能範囲は約17cmまで。対応幅は、厚さ約11mm未満の端末。カラーバリエーションはブラックとグレー×ホワイトの2色展開。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月02日米Appleは、同社のWebサイトに教育に関するページを開設した。「教育は、すべての人にとっての根源的な権利である」という見出しとともに、同社の教育に関する理念、取り組みが綴られている。開設された教育に関するページでは、"Education is a fundamental human right for everyone."(教育は、すべての人にとっての根源的な権利である)というメッセージとともに、Appleの教育に関する理念、取り組みが記載されている。そこでは、米国内での教育制度の格差に触れ、教師や家族の奮闘にも関わらず生じているテクノロジーや知識にアクセスすることについての不平等な状況、特に人種的マイノリティ、低所得者層の不利益な状況は、どうにかして改善すべきだと語気を強めている。そして、「私たちは、世界中のもの凄い数の、可能性ある未来の発明家、未来の夢を描く人、未来のリーダーのために、道を切り開きたい」と気勢を上げている。Barack Obama米大統領は、幼稚園から高校までの公立学校に通う、人種的マイノリティを中心とした低所得家庭の生徒がインターネットや教育ツールにアクセスできるように支援する"ConnectED"プログラムを推進しているが、Appleもこの支援活動に参加しており、iPadやMac、Apple TVなど1億ドル相当の機材提供を行うことを確約している。最初のステップとして、今回、29の州、114の学校に支援を行った。これらの学校の92%はヒスパニック、黒人、ネイティブアメリカン、アラスカンネイティブ、アジア系の生徒たちが通学しているという。また、単に機材を提供するにとどまらず、支援する学校が、その教育目標を達成するために、学校を支援するパートナーとともに専門知識を提供し、積極的に人材も投入していくとしている。同社CEOのTim Cook氏はTwitterのアカウントで「ConnectEDのパートナーになった114校の生徒、教師、および理事らに触発された」いうツイートを投稿しているAppleは教育市場でのシェア拡大を睨んでいると言うより、この"ConnectED"への参加、さらに従業員の人種的多様性の改善、環境問題への対応もあわせて考えると、単にマーケットにフォーカスするのではなく、企業としての責務を全うするべく社会貢献に取り組んでいると評価するのが妥当なのかもしれない。
2014年10月30日