この春お子さんが入園&入学されるお母さま方、おめでとうございます。入園&入学式は、お子さんの成長を実感できる、とってもよろこばしいイベントですよね。そこで気になるのが、入園&入学式でのママの服装。記念写真などにも残るし、この先のママ友付き合いにも影響しそう。スーツ、ワンピース、着物……どれがいいのか迷いますよね。それぞれの着こなしマナーやメリット&デメリットをご紹介します!入園&入学式の服装はこれがキホン!入園&入学式の服装選びのキホンは「セミフォーマル」です。デニムやサンダルなどカジュアルな服装はNG。男性ならダークスーツにネクタイ、女性はひざ丈のスカートやワンピースにストッキングを着用します。欧米のドレスコードでは、厳密には女性のセミフォーマル=カクテルドレスやロングドレスなのですが、入園&入学式にはふさわしくないのでやめましょう。また、式典会場ではコート類は脱ぐのがマナー。4月はまだ肌寒い地域もあり、体育館などが冷えることもありますが、カイロやインナーなどで防寒対策をしてください。もう1つ重要なのが、入園&入学式の主役はあくまでお子さんだということ。ママだけが張り切って悪目立ちしないよう、控えめなフォーマル感を心がけてください。髪型やアクセサリーも華美になりすぎないよう注意しましょう。入園&入学式のママスーツ、着こなしのマナーとは?入園&入学式のママの服装で、最も一般的なのがスーツです。色味は全体として明るいトーンを選ぶのが一般的。入園&入学式はおめでたい式典なので、淡いイエローやピンク、明るいブルーなどのパステルカラーや白が好まれる傾向があります。ちなみに、卒園&卒業式は「お別れ」でもあるのでダークカラーを選ぶのが一般的です。ただし、最近はそこまで気にしない方も増えているようです。着こなしのマナーは、スカートならひざ丈を選び、ヌードカラーのストッキングをはくこと。黒や柄物のタイツは基本的にNGです。パンツでもOKですが、華やかな雰囲気のジャケットを合わせるなどして「お仕事感」が出ないように工夫するといいでしょう。スーツのメリット&デメリット■スーツのメリット◎着まわし力が高い最近はママ向けの「セレモニースーツセット」もいろいろあります。スカートにダークカラーと明るいカラーのジャケットがセットになった「3点セット」などが人気です。組み合わせしだいでガラリとイメージが変わるので、卒園&卒業や保護者会などにも着まわしOK。◎温度調節がしやすい式典会場の体育館は寒いのに、その後の食事会のお店は暖房で暑い……なんてことは多いもの。スーツなら、ジャケットの着脱やインナーで調整がしやすいです。■スーツのデメリット◎人とかぶりやすいベーシックなセレモニースーツだと、周りのママたちと似たような印象になりがち。「浮かない」という意味では安心ですが、あまりにも周りとかぶっているとちょっと恥ずかしいですよね。◎型に流行があるワンピースや着物と比べ、スーツのデザインは流行に左右されやすい傾向が。数年ぶりに着てみたら「なんか古くさい?」なんてことも。体型に合わなくなることも多いので要注意です。入園&入学式でワンピースってアリ?ママスーツほどかしこまらず、気軽に着られるワンピースも人気があります。プレママ(妊婦さん)の場合もワンピースならしめつけがなく安心です。ワンピースもスーツと同じように、ひざ丈にヌードカラーのストッキングを合わせるのがキホンです。コットンやジャージ素材だとカジュアルな感じになってしまうので、シルクやツイードなど「きちんと感」や「華やかさ」のある素材を選ぶといいでしょう。黒はセレモニーワンピースとして一般的ですが、入園&入学式の場合は暗い印象になってしまうこともあるので要注意です。コサージュやボレロなどをうまく合わせて、「ハレ」の式典にふさわしい着こなしを意識しましょう。ワンピースのメリット&デメリット■ワンピースのメリット◎体型を気にせず着られる/ラクちんワンピースなら、プレママやウエストまわりが気になる方も安心。式典のあと座敷で食事会が……というときも、お腹まわりが苦しくなりません。◎セレモニー以外でも着られるシンプルできちんとしたワンピースなら、結婚式やちょっといいレストランでの食事など活躍のシーンがいろいろあります。■ワンピースのデメリット◎温度調整がしにくいスーツのようにジャケットの着脱ができないので、ストールやインナーなどで工夫しましょう。ワンピースの上にショート丈のジャケットやボレロをはおるのもオススメです。入園&入学式で着物を着るなら? 基本のマナーとは入園&入学式には「訪問着」を選ぶのが一般的です。他に「付け下げ」、控えめな柄の「小紋」、慶事・弔事どちらでも着られる「色無地」などでもいいでしょう。色はブルーや控えめなイエロー、紫などが年齢を選ばないのでオススメです。ピンクや赤なども華やかですが、年齢が上がるとかわいすぎて不釣り合いになることも。着こなすさいは、襟を抜き過ぎないよう注意してください。また、色無地を着るときはバッグや帯などの小物で華やかさを演出するといいでしょう。着物のメリット&デメリット■着物のメリット◎人とかぶらないそもそも着物を着るママは少ないうえ、着物の柄や色はさまざまなので、人とかぶることはまずないでしょう。きれいに着物を着こなしていれば「ちょっとちがうな」と一目置かれそうです。◎流行に左右されない/一生着られる着こなしや小物には多少の流行がありますが、着物そのものは流行に左右されません。体型が変わっても着られますし、年齢を選ばない色や柄なら一生着られます。■着物のデメリット◎動きにくい普段から着慣れていないと、着物で動き回るのはちょっと大変です。下のお子さんがいる場合などは、パートナーや祖父母などの手を借りたほうがいいかも。◎雨だと大変着物は雨で濡れると生地の傷みや汚れが気になります。ポリエステル素材などの「洗える着物」や雨用のカバーがついた「雨草履」もあるので、頻繁に着物を着る方は検討してみてもいいでしょう。入園&入学式のアクセサリーはどうする?入園&入学式は「フォーマル感」が大切なので、アクセサリーをじゃらじゃらつけるのはマナー違反。パールのネックレスやピアス、イヤリングがキホンです。ゴールドやシルバーなら、華奢で上品なデザインを選びましょう。髪に飾るバレッタやコームにもパールをとり入れるとより華やかになります。コサージュも定番です。「おばさんっぽくなるのが心配」という方は、布花とパールを組み合わせた異素材ミックスのデザインや、ダリアなどかわいい感じのデザインを選ぶといいでしょう。ダークカラーのジャケットに明るい色のコサージュをつければ華やかに、明るい色のジャケットに同系色を合わせればさりげなく華やかさをプラスできます。入園&入学式のOKバッグ、NGバッグ上品でフォーマル感のあるバッグを選びましょう。大きすぎるバッグやブランドロゴがでかでかと主張しているようなバッグはNGです。■「外す」心配のないブラックフォーマルバッグブラックフォーマルはちょっと堅苦しい、お祝いごとなのでもう少し華やかにしたいという方は、結婚式に出席するときくらいの「きちんと感」があるフォーマルバッグやクラッチバッグを選びましょう。入園&入学式は室内履きや書類を持参することも多いので、サブバッグもセットで用意しておくのがオススメです。マナーをおさえた服装で素敵なセレモニーに今回ご紹介した入園&入学式のママのファッションは、あくまで一般例です。お住まいの地域や学校、園によってもドレスコードや雰囲気はちがってきます。できるなら、事前にどんな雰囲気かチェックしておくといいでしょう。入園&入学式は、ご家族の記念として写真にも残るセレモニー。マナーを守った服装で、素敵なイベントにしてくださいね!
2017年03月19日女優の安達祐実(34)が9日、オフィシャルブログを更新し、タンクトップ姿での長男とのツーショットを公開。その姿に、ファンから「セクシー過ぎる」と反響が寄せられている。「男の子。」と題したブログには、「男の子には男の子の可愛さがあるものだなぁ、と日々実感しています。」と切り出し、「娘は身長も伸びてきて、靴のサイズは私と1センチしか差がないのですびっくり」と、子供たちの成長に思いをつづっている。その中で、長男とのツーショットを披露。安達は胸元を大きく見せたタンクトップ姿で写っており、ファンからは「セクシーすぎます 2児の母には本当には全くみえない、、、」「目のやり場に困るくらいセクシーです!!」「今日の写真はセクシーすぎます!」「色っぽい!綺麗だし」などと反響を呼んでいる。
2016年09月12日(Photo by Soraya Hernández)3Dプリンターは、私たちのクリエイティビティを広げる可能性を持っている。 友達そっくりなフィギュア?それとも車の模型? その3Dプリンターを手に入られたなら、あなたは何を作ろうと思うだろうか? (Photo by DAISY MEAGER)すべての料理に3Dプリンターを使い、3Dプリンターでデザインされた家具を使用するレストランがロンドンにオープンした。 ただの高級レストランではなく「3Dプリンターを使っている」ということが同レストランを話題にしたのである。 3Dプリンターを使わないレストランとの大きな違いは、同じ材料を使っていても、出来上がりの形状を全く違うものにできることだ。(Photo by DAISY MEAGER)<3Dプリンターで加工されたフィッシュ・アンド・チップス> ①均一な料理が作りやすい だが、人間の技が全く必要ないということもなく、脆い材料をうまく扱う手先の器用さがなければ料理は台無しになってしまう。 ②パフォーマンス性 3Dプリンターを目の前に置かれたら誰もが(お腹を空かしすぎている人やすぐ食べて仕事に戻らなければならない人には向かないが)注目してしまうほど、人を惹きつけられる。 ③話題性 これは今だけかもしれないし、これからもそうであり続けるかもしれない。全てアイデアとセンス次第だ。 ④多様な人に対応可能な料理が作れる 噛みやすく飲み込みやすい料理が作れる。また、ある食べ物の見た目が理由で食わず嫌いになっている人にも対応可能であろう。 ⑤同様な店が作りやすい 一度3Dプリンターで作ったものを提供するレストランを運営し慣れたら、プログラムで使用するデータを使って同様なレストランを作ることが可能だ。(Photo by DAISY MEAGER)<キャビア状になったオリーブの一皿> さて、最も重要なのは「④多様な人に対応可能な料理が作れる」ではないだろうか? 幼児や高齢者のような咀嚼力の弱い人たちにも食べやすいような固さの実現に加えて、見た目のおもしろいものを提供できるからだ。 フードプロセッサーで材料をつぶしてペースト状にするだけとは一歩も二歩も先を行っており、人々に新しい食の楽しみ方を提案している。(Photo by DAISY MEAGER)では3Dプリンターを使ったレストランを開くのはどのくらい簡単なのか? 3Dプリンターの手を借りれば、誰でも簡単に職人技などなくても作れると考えてしまいがちだが、残念ながら3Dプリンターは魔法の機械ではない。 そのため何でも一緒に加工できるわけではなく、間違えれば材料を爆発させることにもなりかねない。 よって、使う者はプログラムの仕組みや使い方、加減を見て料理を調整する能力を持っていなければならないのだ。 「3Dプリンターさえあれば成功する」という安易な考えで3Dプリンターを使用した事業を始めるのは難しいが、コストを払ってでも実行に移したほうがいいような考えがあるならやってみる価値はあるかもしれない。 また、今回紹介したレストランのフィッシュ・アンド・チップスのように、人が予想もしない見た目の一皿を提供することは、実際のところどのくらいの人々に受け入れられるのだろうか。 via. MUNCHIES, ギズモード・ジャパン この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“携帯も時計も持ち込み禁止!「真っ暗闇のレストラン」” 今、チューリッヒで人気のレストランのひとつといわれている『Blindekuh』。週末の予約をとることはほぼ不可能に近いという。なぜこんなにも人気なのか?... ーBe inspired!
2016年08月05日日本HPは6日、機動性と生産性を向上させたというモバイルA4プリンタ「HP OfficeJet 200 Mobile」を発表した。5月下旬から発売する。直販サイト「HP Directplus」の価格は24,800円(税別)。本体に電源を内蔵しながら、コンパクトな本体を実現したモバイルA4カラーインクジェットプリンタ。オプションでバッテリ駆動にも対応し、バッテリはUSBから充電可能だ。バッテリの直販価格は7,000円前後(税別)。ビジネスパーソンがデスク上で使う「据え置き小型プリンタ」としての用途も想定している。印刷速度は従来モデル(HP OfficeJet 100 Mobile)の約2倍へと高速化し、モノクロが約10枚/分、カラーが約7枚/分、バッテリ駆動時でモノクロが約9枚/分、カラーが約6枚/分となった。はがきやフチなし印刷にも新たにサポートし、ランニングコストはA4カラーで約11円/枚となる。インクシステムはプリントヘッド一体型カートリッジで、黒は顔料インク、カラーはCMY一体型の染料インクだ。大容量インクも利用でき、黒インクだけでも印刷可能なシングルカートリッジモードも備える。インタフェースはUSB 2.0に加えて、IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載。プリンタに直接無線接続する「ワイヤレスダイレクト」機能に対応するほか、HP ePrintやApple Air Printといったモバイルプリントも可能だ。主な仕様は、解像度がモノクロ1,200×1,200dpi、カラー4,800×1,200dpi。給紙トレイに最大50枚の用紙をセット可能。操作用に2インチディスプレイを装備し、本体サイズはW364×D186×H69mm、重量は2.2kg(バッテリ含む)。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2016年04月06日武藤工業は4月4日、ダブルヘッドとダブルLED-UVランプ搭載の高生産性モデルUVインクジェットプリンタ「VJ-1638UH」の販売を開始したと発表した。同製品はプリントヘッド2個を千鳥配列にし、左右にLED-UVランプを配置することにより最高作画速度22.7m2/hが可能となり、同社の既存機種「VJ-1626UH」と比較して2.4倍の高生産性を実現した。また、高速印刷に対応するためにインクパックカートリッジを8つに増やし、4色(C/M/Y/K)と6色(C/M/Y/K+白、バーニッシュ)の2種類のインク組み合わせを用意。4色インクとバーニッシュインクは220mlに加えて800mlの容量を選択することが可能となっている。VJ-1638UHの最大メディア幅は1625mmで、最大作画幅は1615mm。アルミ複合板、ダンボールなどのほか、塩ビや透明フィルムへの直接印刷に適しているとしている。本体セット価格(税別)は598万円(本体+RIP)となっている。
2016年04月05日みらいスクールは、同社が運営する子ども向けの仕事体験や学び・遊びの体験プラットフォーム「Gifte!(ギフテ)において、3Dプリンタで作るヒューマノイドロボット"PLEN2"を組み立てる「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」を含むふたつのワークショップを開催する。開催日はどちらも5月1日。会場は東京都・代々木上原のダイレクトマーケティングゼロ。費用はどちらも1万5,000円(税抜)。「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」は、二足歩行ロボットを始めとするさまざまなロボットを開発する「プレンプロジェクトカンパニー」が、オープンソースで主要なパーツを3Dプリンタで作ることのできるヒューマノイドロボット「PLEN2(プレンツー)」の組み立て方を解説するもの。ロボットの解説から3Dプリンタによる部品制作、組み立て、組み立てたロボットをプログラミングするといった流れを体験できるという。午前と午後、それぞれ2時間ずつで(昼休憩1時間)、午前は3Dプリンタで部品を出力しモーターと組み合せて上半身を製作、午後は下半身の製作とプログラミングを行い、ロボットを完成させるということだ。同ワークショップの対象年齢は小学校3年~6年生で、大人1名+子ども1名を1組として参加する(定員は10組)。費用は1万5,000円(税抜)で、組み立てたロボットの持ち帰りはできない(別途購入は可能)。当日はノートパソコンを持参のこと(レンタルも可能)。開催日時は5月1日 9:00~15:00。参加希望者は、「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」の特設ページより申し込む。ちなみに本稿執筆時(4月1日 17:30)現在、空き枠は「あとわずか」となっている。一方、同時開催される「ラズベリーパイの電子工作室!」は、今注目の「ラズベリーパイ2」という小型PCの開発キットを用い、プログラミングが現実の電子部品やセンサー、モノと連動して動くところまで体験できるもの。カリキュラムは、学習院女子高等科 情報科講師の宅原愛子氏とShareWis東京マネージャー、CANVASフェロー高橋淳氏の監修により開発されたという。同ワークショップの対象年齢は小学校2年生から6年生で、大人1名+子ども1名を1組としての参加となる(定員は7組)。費用は1万5,000円(税抜)で、参加者全員に当日も利用するScrachについて分かりやすく書かれた書籍「小学生からはじめるわくわくプログラミング」がプレゼントされる。開催日時は5月1日 16:00~18:00。参加希望者は、「ラズベリーパイの電子工作室」の特設ページより申し込む。
2016年04月01日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月1日、米3D SYSTEMS製のマルチジェット3Dプリンタの新モデルとなる「ProJet MJP 3600」と「ProJet MJP 3600 Max」、および「ProJet MJP 5500X」の販売を3月上旬より開始すると発表した。「ProJet MJP 3600シリーズ」は、プリントヘッドの改良により、従来シリーズに比べ約2倍の高速スループットと約2.5倍の大容量データ処理を実現。また、同シリーズに対応する「VisiJet M3プラスチック材料シリーズ」は、精細で耐熱性に優れ柔軟性のある透明な素材で、水や油などの流体の可視化や設計検証に加え、スナップフィットアセンブリも可能となっている。一方、プロフェッショナルモデルの最上位機種となる「ProJet MJP 5500X」は、制御ソフトウェアの大幅な改良により、積層ピッチの高精細化とプリント速度の高速化を実現。また、伸縮性に優れ、靭性の高い新エラストマー素材「VisiJet CE-BK & CE-NT」の販売も開始したことで、従来のマルチマテリアルに加え、幅広い用途に活用することが可能となった。価格は、ProJet MJP 3600シリーズが1250万円から、ProJet MJP 5500Xが3130万円からとなっている(いずれも税別)。
2016年03月01日神奈川県・パシフィコ横浜で開催の「CP+2016」。エプソンブースでは、同社のインクジェットプリンターの活用例を多く展示。「写真プリント」という大きなテーマだけでなく、家庭用から業務用まで幅広いプリンターの展示が印象的だった。○インクジェットプリンターの暑い層をアピール一般ユーザー向けでは、2016年1月に発表された「エコタンク」プリンターが目立った。加えて、エプソンのホームプロジェクター「dreamio」とスマホをつないで写真を投影できるアプリ「Epson iProjection」を使い、大勢で見るという提案を行っていた。また、カラリオシリーズの最上位となるColorio V-editionのEP-10VAを「今ならインクは値下げされていますが、本体値上げ前なのでオトクです」とアピール。ハイアマチュアからプロ向けとなるプロセレクションシリーズでは、EIZOの液晶ディスプレイや高演色ライトを組み合わせた環境と、サードパーティーを含めた豊富な用紙サンプルを、プロカメラマンの作例とともに紹介していた。ポスター印刷などに向けた大判プリンターのSureColorも展示しており、エプソンが持つカラーインクジェットプリンターの豊富なラインナップを改めて実感する。SureColorの中でも変わり種なのが、Tシャツに直接印字するガーメントプリンター「SC-F2000」だ。SC-F2000は、綿50%以上の素材に適したインクを用いる。綿の風合いを生かしたまま、Tシャツやトートバッグなどに印字できるのが特徴だ。印字サイズは標準で356mm×406mm、オプションで最大406mm×508mmとなる。一方、WMCで発表されたメガネ型ウェアラブルデバイス「MOVERIO」の新製品(BT-300)は、展示されていなかった。既存モデル「BT-200」を使って、リコーの360度カメラ「Theta」と、DJIのドローンで空撮したコンテンツを体験できるコーナーを設けていた。
2016年02月27日ポラロイドは2月25日、スマートフォンの写真をワイヤレスで印刷できるインスタントフォトプリンタ「Polaroid Zip」を発表した。ブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色を用意。4月中旬に発売する。価格は17,400円(以下、すべて税別)。Polaroid Zipは、世界最小・最軽量クラスをうたうフォトプリンタ。NFCに対応し、スマートフォンやタブレットと接続して写真を簡単にプリントできる。専用アプリでは、コラージュの作成や写真の色調整などが可能。そのほか、BluetoothやUSB経由での印刷もサポートしている。本体サイズはW75×D115×H22mm、重量は約190g。インクを使わずに写真をプリントする「Zero Ink Printing」技術に対応。ポリマー保護膜でコーティングされた印刷用紙「ZINK Paper」に含まれるシアン、イエロー、マゼンタの染料クリスタルを熱反応で活性化させ、フルカラー写真をプリントする。プリントする写真のサイズは50×76mm。
2016年02月25日キヤノンは18日、昇華型のコンパクトフォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新モデル「CP1200」を発表した。ホワイトとピンクの2色を用意。2月25日に発売する。価格はオープンで、直販価格は税別12,800円。CP1200は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真をワイヤレス印刷できるWi-Fi内蔵プリンターだ。アップルの「AirPrint」やキヤノンの専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」に対応している。本体に「Wi-Fiボタン」を備え、デジタルカメラやスマートフォンなどと簡単にワイヤレス接続できる。また、Instagramの流行で定番となった正方形写真のプリントに対応。写真用紙にも正方形のカードサイズシールが加わった。本体にはSDカードスロットを装備し、SDカードに保存した画像も印刷できる。チルト可能な操作用液晶(2.7型)を搭載。このほか、オプションで本体に直接装着できるバッテリーパック「NB-CP2LH」を用意している。印刷時には、色合いのアレンジ / 色調整 / 明るさ補正が行えるほか、自動で写真を補正する機能も搭載。また、特殊フィルムによるオーバーコート仕上げを行うことで、写真に光沢感を出し、水や汚れなどから保護できる。プリント方式は昇華型熱転写方式(オーバーコート付)で、解像度は300×300dpi、階調数は256階調。インクはイエロー / マゼンタ / シアン / オーバーコートの専用カセットを採用。インタフェースはデジタルカメラ・USBメモリー用のUSB Aポートと、PC用のUSB Bポートを搭載。本体サイズはW180.6×D135.9×H63.3mm、重量は約860g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8以降。
2016年02月18日キヤノンは2月16日、プロフォトグラファー向けのA2対応インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-1000」を発表した。発売は2月25日で、価格はオープン。推定市場価格は税別159,980円前後。imagePROGRAF PRO-1000は、プロの写真家やハイアマチュアのニーズに応えるべく開発されたA2対応インクジェットプリンタだ。インクやプリントヘッド、画像処理エンジンといったコア技術を刷新。デザイン面では、キヤノン「Lレンズ」の象徴でもある「レッドライン」を施し、最高水準の製品であることを示している。新開発の「LUCIA PRO」インクは、11色の顔料インクとクロマオプティマイザーによる合計12色で構成される。従来機種と比較して色域が拡大しており、暗部の表現が向上。とくにブルーインクによって、青色暗濃部をより豊かに表現できるようになった。ノズル数は1.5倍に増加しており、インクの吐出を毎度センサーでチェックする。画像処理エンジン「L-COA PRO」によって、大容量の画像データの高速処理が可能。高剛性フレームが本体揺れを抑制することに加えて、用紙を吸引して搬送する「Air FeedingSystem」が紙浮きを防止。インクの着弾精度も向上している。手差しトレイからの給紙においては、用紙が斜めに入ることを補正する「斜行補正機構」も搭載している。プリンタの個体差などによる出力色のばらつきを抑える「カラーキャリブレーション」機能も搭載。キヤノン製デジタル一眼カメラとの連携も強化されており、プラグインソフト「Print Studio Pro」を導入することで、RAW画像編集ソフト「Digital Photo Professional」などと連携可能。用紙や色の調整を一画面で設定できる。主な仕様は、最高解像度が2,400×1,200dpi、インク滴サイズが最小4pl、ノズル数が1,536×12、印刷速度がA2カラー / モノクロともに約3.6分、給紙可能枚数が150枚(普通紙)。インタフェースは有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW723×D433×H285mm、重量は約32kg。
2016年02月16日3Dプリンタ大手・ストラタシスは2月1日、アドビシステムズと連携したソフトウェア「Stratasys Creative Colors Powerd by Adobe 3D Color Print Engine(Stratasys Creative Colors)」を発表した。また、マルチマテリアル3Dプリンタ「Objet Connex」シリーズを「Connex 3」に一本化することも合わせて明かした。米テキサス州ダラスで同日より開催されているSOLIDWORKSの年次イベント「SOLIDWORKS WORLD 2016」では、米StratasysのJohn Gould社長が世界各国から集まったメディアに向けた説明会を行った。○PhotoshopでCADデータを"デザイン"John Gould社長によれば、3Dプリンタはワークフローが複雑であることや、素材ごとに異なる種類の装置を購入する必要があることなどが普及の妨げとなっているという。これらの課題に対して、今まで9種類あった「Connex」シリーズを「Objet500 Connex3」「Objet350 Connex3」「Objet260 Connex3」の3種類に絞り込む。「Connex3」では色の種類が従来の46種類から1000以上へと大幅に増える。また、アドビの「Adobe Photoshop」でCADデータを読み込むことができるようになる。これにより、Photoshop上で色情報を付加し、そのデータを「Stratasys Creative Colors」を介して出力することが可能となる。「デザイナーがCADエンジニアの手を借りなくても、使い慣れたツールを使用してイメージした通りの色を造形することができるようになる」(Gould氏)ストラタシスはワークフローがシンプルになり、色の自由度が大幅に向上することで市場に対して大きなインパクトを与えられると考えており、Gould氏は「『Connex3』をデファクトスタンダードにする」と意気込みを語ったほか、今回の発表内容が3Dプリンタ産業を次のステージに進めるカギになるとの見解を示した。
2016年02月02日富士ゼロックスは2月1日、ネットワーク上の複合機やプリンタを統合管理するソフトウェア「ApeosWare Management Suite」の最新版「ApeosWare Management Suite 2」を2月8日から発売すると発表した。「ApeosWare Management Suite」は、ネットワーク上の複合機やプリンタなどの機器やそれらのユーザーを管理し、認証・出力・使用ログの集計・文書配信・出力などの機能を統合的に提供する。今回、機器の利用者、出力枚数、用紙サイズなど、30種類以上のレポートをWebブラウザ上で作成できる機能が追加された。指定の時間や設定で、自動でレポートを管理者宛てにメールで送信したり、フォルダに格納したりすることも可能になった。出力操作の際に案件ごとのアカウントを選択することで、案件ごとの出力費用を集計できるようにもなった。集計結果をもとに費用を案件を担当した組織に付け替えることができる。スキャン&コネクト機能により、複合機でスキャンした文書をメールに添付して送信や、クラウドサービスや文書管理サービスへの配信、クラウドサービスや文書管理サービスに登録されている文書のプリントが簡単に行えるようになった。また、さまざまなクラウドサービス、文書管理サービスへアクセスしても統一されたコントロールパネルの操作画面で迷わずに操作が可能。あらかじめユーザーIDやパスワードを登録しておけば、クラウドサービスや文書管理サービスにログインするたびに入力する手間が不要になるとのこと。モバイル対応も強化されており、スマートフォンやタブレット端末による処理状況もPCからの操作と同様に管理でき、プリンタドライバーを使わずにブラウザにファイルのアップロードや、メールに添付して指定アドレスに送信することで簡単に印刷することが可能になっている。同製品のラインナップは、シンプルな商品構成で、導入しやすい「Entry Edition」と、大規模環境での運用や冗長化、負荷分散などさまざまなニーズに対応可能な「Enterprise Edition」の2種類。標準ライセンス価格は、「Entry Edition」が10万円、「Enterprise Edition」が50万円から(いずれも税別)。デバイス台数によっては別途デバイスライセンスの購入が必要。
2016年02月01日ボンサイラボは1月29日、3Dプリンタ「BS01+ ABS/PLAモデル組み立てキット(シングルノズル)」の価格を2月1日注文分から1万円値下げし、8万9800円(税・送料込み)で発売すると発表した。「BS01+ ABS/PLAモデル組み立てキット(シングルノズル)」はフィラメントをプリンタヘッドに送り込む装置を改良し、造形精度を向上。また、パーツ点数を減らすことで組み立て時間の短縮を実現した。最大造形サイズは15(幅)×13(奥行)×10(高さ)cmで、推奨積層ピッチは0.1mm。値下げの理由について同社は「最近、急激に低価格3Dプリンタが一般的になりつつあります。その中で、日本製の3Dプリンタの国内での普及を加速させたいという想いがありました。また、当社が監修したデアゴスティーニ社の3Dプリンタ『idbox!』が全55号の発売を終えて完成したことを受けて、ヒートベッド付きのABSモデルについて当社に多くの要望が寄せられていました。これをうけて、2台目の3Dプリンタ需要に応えるため、今回の値下げに踏み切りました。」と説明している。
2016年01月29日コニカミノルタは1月27日、企業、官公庁、学校などの集中印刷部門や商業印刷をターゲットとしたモノクロプロダクションプリンタ「bizhub PRO(ビズハブ プロ)1100」を2月12日より発売すると発表した。新製品は、「bizhub PRO 951」の後継機種で、印刷枚数が毎分95枚から100枚と高速化された。また、新規市場として、新興国での利用を意識したシンプルな排紙トレイが用意され、多様な用途に対応することで、同社は市場拡大を図るとしている。出力解像度は1200dpiで片面/両面出力時とも毎分100ページ(A4ヨコ)。給紙量はオプションとの組み合わせで最大9000枚。また、中間調や高濃度域の画像安定化技術により、出力枚数の多い場合でも安定した高画質出力を実現するという。環境負荷が低いという重合法トナー「デジタルトナーHD」や同社独自という画像処理技術との組み合わせで、原稿データで多用される細線や小文字、グラフィカルな白抜き文字や黒ベタ、グラデーションやハーフトーンなどを安定して再現するとしている。また米国において、印刷はモノクロのみでもドキュメントデータはカラーで保管したいというニーズが多かったことから、両面1パスカラースキャナを標準搭載。片面原稿のスキャンスピードは毎分90ページ(A4ヨコ)、両面原稿は両面を同時スキャンすることで毎分180ページ(A4ヨコ)という高速を実現しているという。さらに、モノクロ機としては初めて、さまざまな印刷ジョブをパソコン上から管理ができる「Job Centro」と、トーンカーブ調整などが容易にできる「Color Centro」を採用し、15インチ大型タッチパネル上でジョブチケットが編集可能となるなど、印刷現場での柔軟なジョブ管理をも実現するとしている。新製品の価格は、本体425万円(税別)、標準搬入設置料金7万8000円(税別)。
2016年01月28日エプソンのインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」シリーズを購入したユーザーに、キャッシュバックを行うキャンペーンが始まる。対象製品は「EP-808AW/AB/AR」と「EP-708A」、対象の購入期間は2016年1月28日~同年3月27日、キャッシュバック額は2,000円、応募締め切りは2016年4月11日(当日消印有効)だ。申し込みは郵送のみで、Web上では受け付けていない点に注意。詳細はエプソンのキャンペーンサイトを参照のこと。
2016年01月26日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は1月19日、米3D SYSTEMS製の金属粉末焼結3Dプリンタの新しいモデルとなる「ProX DMP 320」の販売を開始したと発表した。同社は2013年10月に米3D SYSTEMSと産業用3Dプリンターの国内販売契約を締結。金属粉末焼結3Dプリンタ「ProX DMP 100/200/300」などの販売を展開してきた。今回販売開始となった新製品「ProX DMP 320」は、25ppmの低酸素濃度雰囲気での焼結により機械特性の向上に寄与するとともに、双方向の材料供給方式を採用しており、レイヤリング時間を短縮している。また、着脱式プリントモジュールの採用により容易な材料交換とコンタミネーション(不純物汚染)懸念の低減を実現しているほか、金属粉末材料の高速リサイクルモジュールの使用も可能となっている。販売価格は、1億1000万円(税別)から。
2016年01月19日●圧倒的な低ランニングコスト○既存のビジネスモデルを打破エプソンは1月12日、新カテゴリープリンタに関する説明会を開催。新カテゴリーの製品群「エコタンク搭載プリンター」、および「カラリオ V-edition」「カラリオ」の新モデルを発表した。スペックなど製品の概要は、別記事『エプソン、インクジェットの弱みを改善する「エコタンク搭載プリンター」』『エプソン、「カラリオ」複合機/プリンタの新モデル - 小型機など3製品』を参照いただきたい。特にエコタンクモデルでは、インクジェットプリンタ市場のビジネスモデルを大きく転換する製品となっている。エコタンク3製品(EW-M660FT・PX-M160T・PX-S160T)は、消耗品としてのインクカートリッジを排し、プリンタの右側に設置されている大型インクタンクにインクを継ぎ足す仕組みだ。また、従来の「(高価な)純正インクカートリッジで儲ける」というビジネスモデルではなく、本体価格は従来よりも高いが、インクのランニングコストは圧倒的に安いという特徴を持っている。EP-10VAをカラリオ V-editionと位置づけ、こちらも本体価格は値上げするが、インクカートリッジは値下げ。さらに、2015年秋の新製品に追加するかたちで、カラリオ新製品(3モデル)も投入し、ほぼ全モデルのインクカートリッジについて値上げのアナウンスがあった。●コンシューマー向けプリンタを3カテゴリーに○コンシューマー向けプリンタを3カテゴリーに説明会ではまず、エプソン販売の佐伯社長が新製品の概要やエコタンクの意義について述べた。コンシューマーユーザーのヒアリング調査によって、「消耗品切れ、交換の手間、印刷コスト」の3点に不満があると判断。比較的印刷枚数の多いユーザーに対し、ランニングコストとTCOを解消するべく投入するのが、エコタンク機とカラリオ V-editionであるとした。エコタンク機は当初3製品、カラリオ V-editionは1製品でスタートする。反響によって、今後のラインナップ拡充に含みを持たせていた。新製品に関する説明は、セイコーエプソンの久保田氏から。今回の発表はエコタンク3製品とカラリオ3製品だ。エコタンク機はインク交換の手間を大幅に減らし、圧倒的な低ランニングコストを実現した。カラリオは高画質・多機能・コンパクトを継承した新モデルとなる。さらに、スマホ向けの新アプリを投入するという。エコタンク機に関しては、もともと新興国から提供を開始していた。2013年までに100カ国まで拡大し、2014年には西欧、2015年には北米市場でも投入している。圧倒的な印字コストだけでなく、カラーで6,500ページ、モノクロで6,000ページという大容量タンクを搭載しており、インクを「交換」ではなく「補充」することで、常時印刷可能な状態を維持できるとした。今回のエコタンク機には、2回分(8本)のインクボトル(ブラック140ml、CMYカラー各70ml)が同梱される。購入時とインク減少時に補充することで、A4カラー文書なら11,300ページ、モノクロでは11,000ページの印刷が可能。補充用のボトルも、ブラックが1,800円、カラー各色が900円(エプソンダイレクト販売価格)と、圧倒的な低コストを実現した。また、カラーモデルにはPrecisionCoreヘッドを採用し、5万ページの耐久性も持っている。ラインナップは、カラー複合機のEW-M660FT、モノクロ複合機のPX-M160T、モノクロプリンタのPX-S160Tとなっている。カラリオの新製品は、2015年秋モデルに搭載された画像補整機能「オートファイン!EX」を備え、写真・テキスト画質を向上させた。6色染料インクを採用するEP-708A、4色顔料インクのPX-048A、そしてカードやロール紙に対応した小型モデルのカラリオ ミー PF-71となる。オートファイン!EXは、従来は写真の明部のみを補正したものを、暗部の黒潰れも補正するように。テキスト画質は、コピー時の地紋色を消去する背景除去モード(EP-708Aのみ対応)と、細線を強調してわかりやすくする細線強調モード、文字を強調する文字くっきりモードが加わっている。●互換インクはどうでる?エプソン販売の鈴村氏は、価格やプロモーションについて説明。エコタンクに関しては、「(印字コストを気にせず)気兼ねなく印刷」できる商品を提供するとした。ターゲット層には、(同社のプリントチャージまでは使わない)SOHO/中小企業のほか、カラー機はファミリー層、モノクロ機は小規模事務所やモノクロA4レーザープリンタユーザーを想定している。広告のキャラクターは米倉涼子さんが務め、インク交換の手間削減や圧倒的な低ランニングコストを訴求していく。店舗展開だが、全国の主要家電量販店とカメラ量販店の1,300店舗で展開する。うち200店舗では専任の説明員を配置し、ビジネスモデルの違いを説明するという。保証体制も見直し、ユーザー登録すると無償保証期間が2年に延長、さらに引取修理の受付を2年間追加する。○互換インクはどうでる?これまでエプソンは、互換インク対策としてインクカートリッジに特許を取ったり、ICチップを取り付けたりしてきたが、エコタンクにはこうした対策はない。互換インクビジネスが成り立つ背景は、「安い本体を供給してインクカートリッジで儲ける」というビジネスモデルだったので、純正よりも割安のインクカートリッジが売れる余地があった。エコタンクには互換インク対策がない一方、インクの原価を考えると、ユーザーが互換インクを利用するのはリスクが大きい。なぜなら、互換インクを使用していることで無償修理ができなくなったり、印字品質が落ちたりする可能性があるからだ。エプソンが打ち出した「エコタンク」は、プリンタ市場にとって大きな転換になるかもしれない。一方、エコタンク機は本体が高いため、あまり印字しないホームユーザーにはメリットが少ない。こうしたユーザーは、引き続きカラリオを選ぶメリットがあるだろう。専任説明員を店舗に配置するのも、この辺りの説明を行うためと思われる。
2016年01月12日エプソンは12日、大容量インク「エコタンク」搭載という新カテゴリのインクジェット複合機/プリンタとして、A4カラー複合機「EW-M660FT」、A4モノクロ複合機「PX-M160T」、A4モノクロプリンタ「PX-S160T」を発表した。いずれも2月4日の発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格は、EW-M660FTが5万円台の中盤、PX-M160Tが2万円台の中盤、PX-S160Tが1万円台後半の見込み。同時に「エコタンク」のインクボトルも発売され、店頭予想価格は顔料ブラックが1,800円、各色独立の染料シアン/マゼンタ/イエローが各900円。今回のエコタンク機は、これまで新興国を中心にエプソンが販売してきた製品を、日本国内にも本格的に投入するもの。ユーザーが抱えるインクジェット複合機/プリンタの不満として、大きなウェイトを占める「交換インクが高い」「インクの減りが早い」といった点の改善を図る。各本体には、インクボトルを2セット同梱。例えば、A4カラー複合機のEW-M660FTでは、A4カラーテキストで約11,300枚、A4モノクロテキストで約11,000枚という印刷枚数に相当する。ランニングコストはA4カラーが約0.8円/枚、A4モノクロが約0.4円/枚。一般的な「インクカートリッジの交換」ではなく、複合機/プリンタ本体のインクタンクにインクボトルをあてがい、ユーザーが手動でインクを補充するスタイルだ。エプソンは「本体購入だけで(追加インクの購入なしで)約2年間は使える」としている。○EW-M660FTEW-M660FTはA4カラー複合機で、ベースメカは「PX-M650F」だ。プリンタ、コピー、スキャナ、FAX機能を持ち、給紙容量30枚のADFも備える。インク構成は、顔料ブラック、染料シアン、染料マゼンタ、染料イエローの全4色で、プリントヘッドにはPrecisionCoreを採用。最高印刷解像度は4,800×1,200dpi、給紙容量は普通紙で150枚、自動両面印刷にも対応する。印刷スピードは、A4カラーテキストで約7.3ipm、A4モノクロテキストで約13.7ipmだ。注意点は、フチなし印刷ができないことと、これまでのエプソン製インクジェット複合機/プリンタと比べて「耐オゾン性」が低いこと。家庭向けインクジェット機「カラリオ」シリーズの印刷物は10年という耐オゾン性だが、EW-M660FTの耐オゾン性は半年以上1年未満だ。EW-M660FTでも耐光性は7年で、アルバム保存の場合は300年となる。また、ベースモデルのPX-M650Fとは異なり、ブラックインクセーブモードや、ブラックインクだけで印刷するモードは持たない。コピー/スキャナ/FAXで用いるイメージセンサーは光学1,200dpiのCISで、最大原稿サイズはA4だ。インタフェースはUSBのほか、100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Wi-Fi Directを搭載する。そのほか、インターネット経由で利用する「Epson Connect」機能として、メールプリント、リモートプリントドライバー、メールでリモート印刷に対応。アップルのAirPrint、Google Cloud Printもサポートし、スマートフォン/タブレットから印刷するアプリ「Epson iPrint」も利用可能だ。使用時の本体サイズはW515×D559×H241mm、重量は約7.3kg。○PX-M160TPX-M160Tは、A4モノクロ複合機。プリント、コピー、スキャナ機能を持ち、A4モノクロテキストで約11,000枚分のインクボトルが付属する。ランニングコストは約0.3円/枚、印刷スピードは約15ipmだ。最高印刷解像度は1,440×720dpi、給紙容量は普通紙で約100枚、ADFの給紙容量は30枚となる。イメージセンサーは光学1,200dpiのCISで、最大原稿サイズはA4。インタフェースはUSB、100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi Directは未サポート)。Epson Connect機能として、メールプリント、リモートプリントドライバー、およびスマートフォン/タブレット向け印刷アプリ「Epson iPrint」を利用できるが、アップルのAirPrint、Google Cloud Printには対応しない。使用時の本体サイズはW435×D540×H291mm、重量は約6kg。○PX-S160T単機能プリンタのPX-S160Tは、プリンタ部分の仕様は上記のPX-M160Tに準ずる。インタフェース、Epson Connect機能、Epson iPrintアプリ対応も、PX-M160Tと共通だ。使用時の本体サイズはW435×D530×H296mm、重量は約3.4kg。
2016年01月12日ボンサイラボは1月7日、海外市場向け3Dプリンタ「FabPod」を米国ラスベガスで開催されているCES2016において発表した。「FabPod」は、米国のSTEM教育市場に向けた製品。教育現場では低価格で操作が簡単な3Dプリンタを求める声が多いことから、価格は500ドル以下に設定したほか、操作の複雑性を解消するために音声ナビゲーションを搭載した。また、初心者からエキスパートユーザーまで利用できる統合型の3Dプリンタ用インターフェース「FabPodUI」を開発した。IBL(Image Based Lighting)と呼ばれるCG技術を利用して極めてリアルなレンダリングを行い、かつてないリアリティの中で仮想体験的に3Dプリンタを操作することができるという。ソフト開発にはゲーム開発に利用されているUnity利用。これにより、今後の3Dプリンタの可能性に素早く対応できる上、フルスペックの開発を早期に展開できるようになった。また、同社は将来的にはARやVRにも随時対応していく方針を打ち出しており、Microsoft HoloLensやOculus Riftなどと組み合わせることで3Dプリンタを新たなスマートハウスシステムの中核の存在にしていくとしている。「FabPod」の本体サイズは22(幅)×22(奥行き)cmで、リリースは今春を予定。「FabPodUI」は日本国内でも提供される予定で、使用できるプリンタの機種は問わない方針だ。
2016年01月07日ストラタシスは1月6日、MakerBot第5世代3Dプリンタ用プリントヘッド「MakerBot Smart Extruder+(Smart Extruder+)」の出荷を1月18日より開始すると発表した。「Smart Extruder+」では、温度管理システムやフィラメントをノズルに送り込むPTFEチューブの延長などの主要コンポーネントが改良されているほか、起動時間の短縮、より精巧なビルドプレートのレベリングとキャリブレーションなどの改良も加えられている。また、プリントヘッド内のスマートセンサーの強化によるプリント過程の合理化により、時間とコストの削減も実現するなど高機能化が図られている。同製品に搭載されているセンサーシステムは、「MakerBot Replicator」3Dプリンタ向けソフトウェア「MakerBot Desktop」および「MakerBot Mobile」と通信するため、プリントの進捗状況の通知をどこからでも受信することも可能だ。また、高寿命化も特徴の1つとなっており、デスクトップ3Dプリンタ「MakerBot Replicator」を用いた検証では、約700時間以上にわたり一貫して確実なプリントができることが証明されたとしている。ストラタシス・ジャパンでは、「Smart Extruder+」のリリースを記念し、「Replicator」ユーザや国内のデスクトップ3Dプリンタユーザ向けに同製品の活用をサポートするためのプロモーションを1月18日より開始する予定だ。
2016年01月06日3D Systemsは1月4日、ダイレクトメタル3Dプリンタ「ProX DMP 320」を発表した。「ProX DMP 320」は、2種類のシステム構成が用意されており、それぞれチタン用とステンレス鋼やニッケル超合金用に最適化されている。また、プリントモジュールが交換可能なため、迅速な材料交換または補充を実現し、効率的な粉末の再利用を維持することができるとしている。造形サイズは275×275×420mmとなっている。同社は「ProX DMP 320」について「アルゴンガス消費量の削減と連続的な製造ワークフローがサポートされ、運用の効率化、コスト面での優位性をもたらします。」と説明している。
2016年01月05日3DSystemsは1月4日、マルチジェット3Dプリンタの新機種「Projet MJP 3600シリーズ」とマルチマテリアル3Dプリンタ「Projet MJP 5500X」の新しいエラストマー材料を発表した。「Projet MJP 3600シリーズ」は、前世代機種の2倍の造形スピードを誇り、最大250%のファイルサイズをサポートするデータ処理機能により、試作、鋳造、最終用途品の造形の要求に対して、広範囲な高生産性をもたらすとしている。同シリーズには、ジュエリーの鋳造やその他のロストワックス鋳造アプリケーションの正確なパターンを造形するためのモデルが含まれているほか、歯科用途でのニーズに応える正確なモデルや鋳造ワックスを提供する。また、生体適合性材料により、歯科や医療向けのドリル、ガイドを含む高度な医療アプリケーションに使用することが可能となっている。同シリーズは、2016年1月下旬に出荷を開始する予定。同じく新発表となった「Projet MJP 5500X」のエラストマー材料2種類「VisiJetCE-BKエラストマー(黒)とVisiJet CE-NTエラストマー(ナチュラル)」は、650%以上の伸び特性を有し、破断しにくく弾性回復力を持つ。また、高解像度、高速造形モードで使用することができる。新しい「Projet MJP 5500X」で使用可能なほか、既存の「Projet MJP 5500X」ユーザーもソフトウェアの無償アップグレードにより使用可能となる。なお、同発表では開発中のオフィスサイズ3Dプリンタ「Projet MJP 2500シリーズ」についても言及。同社によれば数社とのアルファテストに成功し、現在ベータテスト中とのこと。同シリーズの詳細は後日発表される予定となっている。
2016年01月05日IDC Japanは12月17日、2015年第3四半期(7~9月)の世界HCP(Hardcopy Peripheral:ハードコピーペリフェラル[プリンタ/複合機/コピー機など])市場における出荷実績を発表した。発表によると、同四半期の市場は総出荷台数が前年同期比6.3%減の2580万台、出荷額が同5.7%減の138億ドルとなったが、ビジネス向けインクジェット製品は好調を維持し、出荷台数は前年同期比16.3%増の220万台だった。2015年第3四半期の世界HCP市場において注目すべき動向として、ベーシック&マネージドプリントサービス用機器が、成長を続け出荷台数が38万台に達したことがあげられた。そのほかには、米国市場が堅調な成長を維持し、総出荷台数が560万台に迫る結果に。また、45ppm(ppm:page per minute - 1分当たりのプリントページ数)以上のハイエンドカラーレーザー機器は、前年同期比15.3%増の二桁成長を達成。京セラドキュメントソリューションズはほかの上位10ベンダーをしのぐ、前年同期比6.1%増の成長を見せ、41万5000台を出荷している。ちなみに、シェア状況は上から順に、HPが38.7%、Canonが20.5%、Epsonが15.8%、Brotherが7.3%、Samsungが4.0%となっている。
2015年12月17日ムトーエンジニアリングは12月9日、3Dプリンタによる出力造形サービスにFDM方式を加えたと発表した。すでに提供が開始されているFDM方式による出力サービスは、注文住宅を請け負うハウスメーカや中小工務店、建築事務所向けに建築模型を出力するというもの。立体的なモデルに家具を配置したり、天井や外壁を着色させることで、施主がより具体的なイメージを持つことができる。同サービスは紙図面(平面図・立体図)から対応可能で、CAD・STLデータを用意する必要はない。また、利用できるフィラメントは白・赤・黒・青・透明・カッパー(銅)・ブロンズ(青銅)・ブラス(真鍮)など多くのカラーが用意されている。価格は個別見積もりとなるが、住宅モデルの50分の1、75分の1、100分の1サイズで、2万円~5万円(材料使用量+データ作成工数、税別)を想定している。
2015年12月10日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は12月7日、ムトーエンジニアリングの3Dプリンタ「MF-500」に同社が無償提供している3D CAD「DesignSpark Mechanical(DS Mechanical)」用の拡張モジュール「Exchange」と「Drawing」を合わせた3Dプリンタセットの販売を開始したと発表した。価格は17万5700円(税別)。「MF-500」は最大造形サイズ100×100×100mm、最小積層ピッチ0.05mmのパーソナル3Dプリンタで、操作用ソフトウェアがWindows7、8、8.1に対応し、インターフェースやマニュアルが日本語のため初心者でも使用することができる。同3Dプリンタとセット販売される「Exchange」は製造業標準3Dフォーマット「STEP」「IGES」のインポート、エクスポートを可能にし、さらにDS Mechanical上での形状編集を実現する。これにより、他社製3D CADとの設計データの受け渡しが可能となり、コンセプト設計やラピッドプロトタイピングで作成したDS Mechanicalデータを、実製品設計用のCADに流用できるほか、過去の実製品設計データをDS Mechanical側で再利用できる。また、外部業社の設計データをDS Mechanical側で確認・修正することも可能だ。一方の「Drawing」では、作成した3次元モデルをもとに2次元図面の作成・編集を行うことができる。JIS、ISO、ANSI規格準拠で、幾何公差、注記、引出線などの詳細な注釈入り図面の作成が行えるほか、図面上のパラメータの変更で3D形状をリアルタイムに変更することもできる。
2015年12月08日ムトーエンジニアリングは12月7日、DLP光造形3Dプリンタ「ML-48」の受注を開始すると発表した。「ML-48」では独自開発した光硬化樹脂の特性と同プリンタ向けに最適化したオリジナルスライサーソフトウェアの組み合わせにより、高精細な造形が可能となっている。宝飾品デザイン、フィギュア、歯科用歯型など精度の求められる造形物や滑らかな表面が求められる造形が実現しているほか、独自開発のロストワックス樹脂により、歯科用補綴物や工業製品、宝飾品の鋳造も可能だという。造形サイズは48(W)×27(D)×80(H)mmで、最小積層ピッチは25μm。装置のサイズは260(W)×230(D)×480(H)mmで重量は10kg。本体価格は69万8000円(税別)で、スターターキット(税別価格:2万6000円)には光硬化樹脂50g×3本、造形バットフィルム10枚、造形物取り外しクレーパなどが含まれている。
2015年12月07日東芝と東芝機械は11月25日、従来のパウダー・ベッド・フュージョン方式と比較して約10倍以上の造形速度を実現する3D金属プリンターの試作機を共同開発したと発表した。同3Dプリンタは、レーザ照射と同時に金属粒子を噴射することで造形を進めるレーザメタルデポジション方式を採用するとともに、流体シミュレーション技術を活用し金属粒子の噴射領域を小さく集束させる造形ノズルを新たに開発したことにより、レーザ出力800Wで1時間あたり110ccの造形速度を実現した。また、材料の必要な部分のみレーザ照射で造形するため、これまでのパウダー・ベッド・フュージョン方式より低コストで大型の造形が可能となる。材料は、ステンレス鋼、インコネル、鉄などに対応しており、部分的に素材を変えた部品を造形できるという。両社は今後、造形速度および解像度の向上、3DCADソフトとの連携など改良を進め、2017年以降の実用化を目指すとしている。なお、同3Dプリンタは12月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「モノづくりマッチングJapan2015」で展示される予定。
2015年11月25日DIY好きで自宅にインクジェットプリンターがあれば知っておきたい印刷のアイデア。クッキングシートには、表面にシリコンが塗布されていて、紙に液体 (肉汁やソース) が染み込まないようにできています。ここでは、この性質を利用して木工 (特に看板作りなど) に生かす方法をお伝えします。○クッキングシートを使う用意するのは、シリコーンが使われているクッキングシート (この他にワックスペーパーを使う場合もあります)、A4用紙、マスキングテープ、カッター、ものさし、タオル、スチームアイロン。また、転写データを作成するためのソフトもご用意ください。筆者はAdobe Illustratorを使用していますが、WordやPowerPointなどのOfficeアプリケーションでも作成できます。最初にクッキングシートをA4用紙位の大きさに切り、マスキングテープで短辺側そろえてA4用紙とクッキングシートをとめます。ここでA4用紙を使うのは、薄いクッキングシートがプリンターの中で紙詰まりを起こすことを防ぐためです。A4用紙を表にして、はみ出たクッキングシートをカッターと定規で切り落とします。○転写データは反転イメージを制作します転写したいイメージは、制作後に左右または上下で反転させてください。これは、インクで印字された面をひっくり返して木材に転写するためです (印鑑のデザインと同じ……と考えるとイメージしやすいと思います)。ここでは印刷データをどれくらいキレイに転写できるかを検証するため、インクジェットプリンターに搭載されいる印刷用の4原色、C (シアン)、M (マゼンタ)、Y (イエロー)、K (ブラック) で試しています。印刷は、お手持ちのプリンターで試し刷りをしてからがいいでしょう。なお、用紙を入れる方向と面 (マスキングテープを貼った側から給紙されるようにすること)とクッキングシート側の面に印字するという点にも気を付けてください。○印刷後は手早く一発勝負で!以下の写真は印字されたクッキングシートです。水分を吸収しない紙に印字しているので、多少のにじみなどはあると思います。ただ、木材に転写すれば結局かすれた感じに仕上がることになるので、気にせずに作業を進めます。クッキングシートは、木材にのせやすいサイズにカットします。この時、印字された部分に触れないようにしましょう。クッキングシートを木材にのせたら、マスキングテープでとめ、上からタオルをそっとかぶせます。続いてスチームアイロンを最高温度に設定します。最初は真上から押し当てて、前後左右に押し当てながら動かして木材に文字を転写します。これで転写完了です。転写直後はインクがまだ半乾きですので触れないようにしましょう。シアンとマゼンタはかなりはっきり転写できました。一方、イエローとブラックはうまく転写できませんでした。(イエローは木材の色に似ているせいかもしれません)。印刷から転写までは、できるだけ早く作業し、インクがクッキングシート上で乾いてしまわないうちに転写するのがコツ。また、印刷設定 (用紙や印刷品質) を変更することで、さらにベターな仕上がりが実現できるかもしれません。A4用紙とクッキングシートはいずれも安価ですが、同じように印字してもクッキングシートに吸水性がないため、プリンターから出てくる過程でかすれたりする現象は少なからず発生します。その点を考慮すると、一文字ずつ印字して転写していく方法が正解かもしれません。なお転写後に完全に乾くと、こすってもそう簡単には色落ちはしないようですが、仕上げにクリア塗装するなどすれば安心ですね。プリンターを使って、自分でデザインした文字を木材に転写する方法執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年11月21日ブラザー販売では、最大3枚の写真を同社のインクジェットプリンタ「プリビオ」で印刷して自宅に届ける「プリビオお試しキャンペーン」を開催中。「プリビオをTry!」と「評価してプレゼントをGet!」という2つのキャンペーンを行っている。今回のキャンペーンは、インクジェットプリンタ「プリビオ」の画質を、「プリビオ」を持ってないユーザーなどに実感・評価してもらうためのもの。「プリビオをTry!」は、最大3枚までの写真を「プリビオ」で印刷して自宅に届けてくれるキャンペーン。これにより、多くの人に「プリビオ」の高画質を広げたいとしている。開催期間は2015年12月20日まで。応募費用は無料だが、ブラザーオンラインの会員登録が必要となる。プリント写真は、申し込みから約5営業日後に届く予定。「評価してプレゼントをGet!」では、受け取った写真を評価することで景品が当たるキャンペーン。届いた写真の台紙に記載してあるURL、またはQRコードから専用ページにアクセスし、画質を評価する。集まった評価はリアルタイムで確認可能。評価した人を対象に、抽選で「特製今治タオル」を100名に、もしくは「今治産バスローブ」を20名にプレゼントする。開催期間は2016年1月31日まで。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2015年11月19日