『マーズ・アタック!』『フランケンウィニー』のティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』のポスター画像が公開になった。本作は、ポスターの中央に大きくデザインされた大きな瞳の少女の絵で知られる実在の画家マーガレット・キーンの驚くべき実話を描いた作品だ。その他の写真本作の主人公マーガレット・キーンは、大きな瞳が特徴的な“ビッグ・アイズ”シリーズで圧倒的な人気を博し、ポップ・アート史にその名を残している。しかし、60年代のアメリカではこの絵はマーガレットではなく、夫のウォルターの描いた絵として発表された。映画は、夫婦が“ビッグ・アイズ”シリーズを生み出し、世に送り出すまでと、夫婦の葛藤、そして得られたはずの富と名誉を捨て、真実を公表しようと闘うマーガレットの姿を描く。出演はエイミー・アダムスと、クリストフ・ヴァルツ。このほど公開されたポスターはバートン監督と、マーガレットがOKを出したもので、愛らしい少女の絵と、絵筆をもったキーン夫妻が描かれたインパクトのあるデザインになっている。『ビッグ・アイズ』2015年1月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2014年10月20日独特な世界観で映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の待望の最新作『ビッグ・アイズ』が、来年1月に公開する。先日の最新ビジュアルに続き、このほど、ティム・バートンから即OKが出たという、大きな瞳の少女が印象的な日本版ポスターが解禁となった。1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした悲しげな大きな瞳の子どもたちの絵“ビッグ・アイズ”シリーズ。作者は、内気で口下手なマーガレット・キーン(エイミー・アダムス)だが、表向きは夫・ウォルター(クリストフ・ヴァルツ)が描いたことになっていた。“ビッグ・アイズ”シリーズで富と名声を手にしたキーン夫婦。しかしあるとき、マーガレットが真実を公表して闘うことを決心する。なぜ彼女は、夫の言いなりになったのか。なぜ彼女は、すべてを捨てると決めたのか。アート界を揺るがす大スキャンダルの裏側が、いま明かされる――。今回公開された日本版ポスタービジュアルは、なんとバートン監督と本作のモデルとなったマーガレット・キーンから、すぐにOKが出たというお墨付きのデザイン。ひと筋の涙を流す大きな瞳の少女の絵に、“(C)KEANE”のサインが見えるほか、筆を持ったキーン夫妻の姿も。しかし「大きな瞳だけが知っている。」の言葉通り、実はこの絵とサインには、驚くべき秘密が隠されているのだ。60年代以降のモダン・アート界に絶大なる影響を及ぼしたマーガレット・キーンを演じるのは、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされたエイミー・アダムス。事件の鍵を握る夫・ウォルターは、『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞「助演男優賞」に輝いたクリストフ・ヴァルツが扮した。ある夫婦が引き起こしたウソのような本当の話。“ビッグ・アイズ”シリーズをこよなく愛し、コレクターでもあるバートン監督をも魅了した興奮と驚きの実話を、お楽しみに。『ビッグ・アイズ』は2015年1月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日映画『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』などの話題作を次々と生み出してきた名匠、ティム・バートンの最新作『ビッグ・アイズ』の最新劇中写真が解禁となった。うつっているのは、実在の画科マーガレット・キーンを演じるエイミー・アダムスと、その夫ウォルターに扮したクリストフ・ヴァルツ。エイミーは、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、クリストフは、『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞助演男優賞受賞の経歴を持つ。そんな実力派の2人を中心に描かれるのは、60年代のアメリカ ポップアート界に衝撃を与えた「ビッグ・アイズ」シリーズを巡る事件。「ビッグ・アイズ」シリーズは、デフォルメされた大きな目が特徴の女性や子どもを描いた人気の作品で、ティム・バートン自身もコレクターの1人だという。そんな人気作を巡ってなぜ事件が起きることとなったのかというと、内気で口下手なマーガレットが描いた作品をウォルターの作品として売り出した結果、2人は富と名声を手にするも、やがてマーガレットが真実を公表して闘うことに決めたから。今回、解禁となった2枚の写真のうち1枚には、すべてを手に入れて幸せの絶頂にいるかのような幸福オーラが滲み出ているが、もう1枚には、この先の波乱を予感させるような緊迫の雰囲気が漂う。果たして、なぜ彼女は当初夫の言いなりになったのか?そしてなぜ闘うことを決めるのか?アート界を揺るがした大スキャンダルの行方を、劇場でぜひ確かめてほしい。
2014年10月17日『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など話題作を次々と生み出してきた世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督がエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツを迎えて描く最新作『ビッグ・アイズ』。このほど、WEB初解禁となる最新場面写真がひと足先にシネマカフェに到着!バートン監督をも魅了した、ある夫婦のウソのようなホントの話が少しずつ明らかになってきた。内気で口下手な画家、マーガレット・キーン(エイミー・アダムス)。彼女の描く悲しげな大きな瞳の子どもたちの絵“ビッグ・アイズ”は、1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした。ただし、それは夫のウォルター(クリストフ・ヴァルツ)名義の絵だった…。富と名声。両方を手にした夫婦。しかし、マーガレットは真実を公表し、闘うことを決意する。なぜ彼女は、夫の言いなりになったのか?なぜ彼女は、全てを捨てると決めたのか?アート界を揺るがした大スキャンダルの行方は…?本作は、実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻の実話を基に、60年代のアメリカ、ポップアート界に衝撃を与えた“ビッグ・アイズ”シリーズを巡る、ある秘密を映画化。自らも“ビッグ・アイズ”シリーズを愛し、コレクターでもあるバートン監督が、興奮と驚きが詰まったウソのようなホントの話をスクリーンに蘇らせている。今回、解禁となった2枚の場面写真に写し出されているのは、エイミーとクリストフが演じるマーガレット&ウォルター・キーン夫妻の対照的な姿。ひとつは、窓から光が差すロマンチックな雰囲気の中、未完成の“ビッグ・アイズ”に囲まれながら見つめ合い、愛し合っている夫婦の様子が伝わるシーン。しかし、もう一方では2人の様子が一変。何か必死に説得をするようなウォルターに困惑の表情を浮かべるマーガレット。彼女の手には、“ビッグ・アイズ”の少女が描かれた絵が…。「これから、僕たちはひとつ」、そんな夫・ウォルターの愛の言葉から始まった夫妻の真実の物語は、まもなく幕を開ける。『ビッグ・アイズ』は、2015年1月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日バーベキューリブの専門店・トニーローマは10月1日、アメリカン・シーフードが楽しめる「シーフード・フェイヴァリット!!」キャンペーンを開催する。実施期間は11月30日まで。同キャンペーンでは、ノルウェーサーモンやソードフィッシュ(メカジキ)、エビ、ホタテ、ムール貝、タコなどの魚介を使ったグリル、フライ、ソテー、串焼きなど、アメリカン・シーフードメニューを7品用意する。前菜には、スイートチリソースで楽しむエビとメカジキのフライ「ケイジャン・ポップコーン・シュリンプ」、エビ・タコ・ムール貝・ホタテとトマトをガーリックオイル、唐辛子でソテーした「シーフード・アヒージョ」を用意した。価格は各1,080円。メインには、ノルウェー産サーモンをグリルし、大きめに角切りした野菜のグリルとバターライスを添えた「グリルド・サーモン」、脂がのったメカジキのグリル「グリルド・ソードフィッシュ」、エビを串焼きにし、角切り野菜のグリルとバターライスを組み合わせた「グリルド・シュリンプ・ブロシェット」が登場。価格は各2,160円。また、メインのコンビネーションメニューとして「グリルド・サーモン&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボ、「グリルド・ソードフィッシュ&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボも用意する。価格は各2,160円。ドリンクには、ウオツカ、クランベリーとグレープフルーツのカクテル「シーブリーズ」(750円)とクランベリーとグレープフルーツのノンアルコールカクテル「バージンブリーズ」(650円)を提供する。同キャンペーン実施店舗は、札幌時計台前店、クロスタワーA-BAY青森店、六本木店、三番町店、幕張WBG店、イオンモールKYOTO店、神戸ハーバーランド店、沖縄美浜店。※価格は全て税別。一部店舗により販売価格が異なる
2014年09月29日ティム・バートン監督で撮影準備が進められている『Miss. Peregrine’s Home for Peculiar Children』の主演候補に、『ヒューゴの不思議な発明』『エンダーのゲーム』のエイサ・バターフィールドが挙がっている。まだ最終決定ではないが、バートンの第一希望ということもあり、彼に決定するのはほぼ間違いないようだ。タイトルに登場するミス・ペレグリン役には、エヴァ・グリーンが決まっている。原作は、ランソム・リッグスによるベストセラー小説。主人公の少年ジェイコブは、特別なパワーをもつ孤児。大きな危険が訪れた時、彼は、同じような状況の仲間たちを守ろうとする。ミス・ペレグリンは、孤児たちの保護者的存在だ。バートンの次回公開作は、今年末に北米公開される『Big Eyes』。エイミー・アダムズ、クリストフ・ヴァルツらが出演する。文:猿渡由紀
2014年09月26日ブリトニー・スピアーズが婚約、もしくは再婚したといううわさが流れている。1月25日(現地時間)、息子のスポーツ・イベントに参加した際、左手薬指に細いゴールドの指輪をしているのを、パパラッチに見せている。3年間連れ添い、2007年に離婚した2人目の夫との間に2人の息子をもうけているブリトニーは、去年11月(現地時間)のエンタメ情報番組「Entertainment Tonight」で「また結婚するか分からないけれど、もっと子どもがほしい」と語っている。去年1月に元エージェントのジェイソン・トラウィックと破局してからは弁護士のデヴィッド・ルカドと交際しており、幸福そうな姿を何度もパパラッチに撮影されている。ブリトニーはデヴィッドのことを「恋愛まっただ中よ。彼がとても頑固で、自分の道を貫こうとする考え方が好きなの。そしてシンプルな性格だし、私はそこが大好き。彼はとても愉快で情熱的なの。彼が夢中になってるものすべてが好きだし、その気持ちは自分にも移ってくるのよね」と、デヴィッドにぞっこんのコメントを語っている。現在、ラスベガスの「プラネット・ハリウッド・リゾート・アンド・カジノ」で、2年間の常設公演を行っているブリトニー、同公演が終了したら芸能界から引退する意志があることも、去年12月(現地時間)にエンタメ情報番組「Extra」で話しており、結婚はその第一段階なのかもしれない。今回のうわさが本当だとすれば、ブリトニーにとって3度目の結婚となる。(text:Mieko Nakaarai)
2014年01月27日パリ発紅茶専門店の「ベッジュマン&バートン(BETJEMAN & BARTON)」が、ホリデーシーズンに向けた新アイテムを発売した。クリスマス限定ティーの「クリスマス(Christmas)マドモワゼル」(70g/1,995円)は、ノエルにふさわしいシナモンとフルーツのフレーバー。今月発売予定の冬限定ティー「バラードイルランデーズ(Balade Irlandaise)冬の訪れ」(70g/1,890円)は、アイルランドを感じさせるウイスキーが香る。「ザ・ガレット(The Galettes)」(各7枚、3種1セット2,205円)は、バターとブルターニュゲランドの塩を使用した「プレーンガレット(Plain Galettes)」、レモンのピールとペーストにジンジャーパウダーを加えた「レモンジンジャー(Lemon Ginger)」、ナツメグ、クローブ、シナモンのスパイス3種をプラスして香ばしく仕上げた「オールスパイス(All Spice)」の3種をラインアップ。ベッジュマン&バートンは、アイルランドの首都ダブリンとイギリスで紅茶を学んだアーサー・ベッジュマン(Arthur Betjeman)が、1919年に紅茶専門店としてパリにて創業。現在はフランスで最も権威あるグルメ誌の一つ「ル・ギッド・デ・グルマン(LE GUIDE DES GOURMANS)」で紅茶部門の「金賞」を受賞し、パリの五つ星ホテルや一流レストランでも採用されている。日本では丸の内店(東京都千代田区丸ノ内1-4-1永楽ビル1階)及びオンラインショップで購入が可能。
2013年12月11日ディズニー映画史上でも類稀な、奇妙でキュートなキャラクターと、ダークでポップな世界感を実現させた、映画『フランケンウィニー』。『アリス・イン・ワンダーランド』や『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など、独特の世界観と創造力あふれるビジュアルで極上の作品を送り続ける、ティム・バートン監督のインタビューをお届けする。■『フランケンウィニー』はどのようなお話ですか? 僕にとっては、少年と愛犬の素朴でクラシックなストーリーなんだ。感動的で希望に満ちた素朴なストーリーに、フランケンシュタインの要素をちょっぴり加えてある。大事な思い出、大事な時間、大事な人たちのことさ。子供のこと、学校のこと、僕の育ったバーバンクのことなんだ。■本作はあなたの自伝的プロジェクトだとされていますが、映画の中の子供たちはあなたのクラスメートがモデルなんですか? 映画の中の子供たちはいろんな実在の人たちに基づいていると同時に、ボリス・カーロフやピーター・ローレのようなホラー映画の俳優や、僕が子供の頃に見た英語吹き替えの日本映画もモデルになってるんだ。映画や俳優、僕が覚えている子供の頃の実在の人たちが下敷きになっているわけさ。■先生たちも、あなたが学校で出会った先生がモデルなんですか? 『フランケンウィニー』には、僕の学校にいたちょっと怖くて難解なんだけど、同時に興味をそそられる先生たちが反映されている。誰しも人生で何人かそういう先生に出会うものなんだ。「うわぁ、何あの先生? 一体何者なんだい? 」という感じで、強烈なインパクトを与える先生がね。■本作のストーリーはディズニーには暗くて怖すぎるかもしれないと心配しませんでしたか? そんなことないよ。僕としては、伝統的なディズニー映画そのものだと自信を持ってた。ディズニーの『バンビ』や『ライオン・キング』も、見方によってはそれほど違わない感情を扱っているからね。ディズニー映画にはある種の危険や暗さの要素が入っていて、そういうものをすべてのディズニー映画から取り払ってしまうと、全然違ったものになってしまう。『フランケンウィニー』はハッピーエンドだし、そういう意味ではディズニーの範疇を逸脱しているとはまったく思っていないよ。■白黒映画製作にあたり、ディズニーを説得するのは難しかったですか? それが意外と全然難しくなかったんだ。以前は白黒映画製作の承諾を得るのは大変だったんだけれど、『フランケンウィニー』では、ディズニーもすぐに僕が目指すものを理解してくれたんだと思う。ストップモーションのテクニックは白黒のほうがはるかに効果的だし、ストーリーにもぴったりなんだ。このほうがより感情を表現できるしね。今回は大した問題にならなかったんで僕もうれしいよ。■『フランケンウィニー』は、あなたにとって2005年の『コープス・ブライド』」以来のストップモーション映画ですが、テクノロジーはどの程度変わりましたか? 全然変わってないんだ。今も同じだよ。今でも、アニメーターが人形を毎秒24コマ動かすというテクニックなんだ。でも、だからこそ僕は大好きだし、みんなも気に入ってくれてるんだ。ストップモーションで人形をコマ撮りしていくという素朴さ、そうやってストーリーができ上がっていく、というところにワクワクする。すごくマジカルなんだ。・『フランケンウィニー』 公式サイト 4月17日(水)ブルーレイ/DVD同時レンタル/オンデマンドリリースブルーレイ(2枚組/デジタルコピー付き)<3,990円/税込>3Dスーパー・セット(3枚組/デジタルコピー付き)<6,090円/税込>DVD+ブルーレイ<3,990円/税込>(c) 2013Disney
2013年04月16日より美しい自分を手に入れてスタート?人気ポップ歌手として活躍するBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)。ときにその激太りなども話題となったが、スタイルの美しさでも注目を集めることは多く、幅広い分野で成功をおさめている。昨年は、人気オーディション番組の「Xファクター」US版で審査員を務めるといった活動も。年間を通じては“2012年最も稼いだ女性アーティスト”にも選ばれた。だが、こうした華やかな活動の裏で、本人は自分の今の外見に満足していないのだとか。ルックスを再びより魅力的なものとするため、大がかりな全身美容整形を計画しているらしい。日本円にして総額1300万円超のびっくりお直し!米セレブゴシップ誌のNational Enquirer誌が伝えたところによれば、ブリトニーは総額15万ドル(日本円にして約1300万円超)をかけた全身美容整形を行い、できることはすべて行って、満足できる外見を手に入れてから、今年の活動をスタートさせたいと思っているようだという。関係者によると、その美容整形の内容は、瞼のたるみをとることや上眼瞼リフトアップの施術、口や額、目じりなどしわが気になる部分へのボトックス注射、唇もぽってりとボリュームアップさせ、ケミカルピールも行う予定となっているという。さらにサイズダウンも強く希望しているそうで、ラスヴェガスのクリニックで各所の脂肪吸引を受けるつもりなのだとか。真相は定かではないが、さすが美に対するこだわりはひときわ高い?!元の記事を読む
2013年01月07日『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』で、男女問わず世界中から熱狂的な指示を集めているティム・バートン監督の最新作となる『フランケンウィニー』。このたびバートン監督が本作についての熱い思いを語ったインタビュー映像がシネマカフェに到着!天才科学少年・ヴィクターが不慮の事故で命を落としてしまった、彼の愛犬・スパーキーを“禁断の実験”で甦らせてしまったことから、彼らが住む小さな町に巻き起こる大騒動を全編白黒アニメーションで描く。バートン監督自身が少年時代に愛犬を失った経験から生まれた本作。実はバートン監督はディズニーでアニメーターとしてキャリアをスタートさせた時代、1984年に同タイトル『フランケンウィニー』で実写短編を製作しており、本作はそれを白黒の3Dストップモーション・アニメーションでセルフリメイクした作品なのだ。今回、到着したインタビュー映像でも当時の実写版について「当時アニメしか手がけたことがなかったから、実写版ということでただらなぬ思いがあった」と、いまや実写版映画の超大作を大ヒットさせている自身の原点を懐かしくふり返る。実写の短編映画を撮っていた当時から、この『フランケンウィニー』をいつかストップモーション・アニメーションで撮りたいという思いはあったようで、今回起用したボイス・キャストについても「僕にとって私的な作品ということもあり、過去に仕事をしたことのある俳優たちに集結してもらった」と語るバートン監督。本作では『シザーハンズ』でヒロインを演じたウィノナ・ライダーと22年ぶりのタッグを組んでいる。ティム・バートンの長年のキャリアと思いが詰まった、まさに集大成と言える作品『フランケンウィニー』。すでに本作を鑑賞した人も、そうでない人も、バートン監督の28年越しの熱い思いを感じ取れるはず。『フランケンウィニー』は全国にて公開中。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年12月20日ティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』が15日(土)から日本公開される。1984年に製作された短編映画をなぜバートン監督は改めて“語りなおす”ことにしたのだろうか? 来日したタイミングで話を聞いた。その他の写真本作は、科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせることから始まる大騒動を描いた作品で、基になったのは監督がシェリー・デュヴァルらを起用して1984年に製作した短編映画だ。「短編を作った頃はアニメーターをしていたから、実写で短編をつくる機会を与えられてよろこんだけど、今回は前よりも“純粋”な気持ちで作品に向き合うことを心がけたよ」。そこでバートン監督は本作を実写ではなく、人形をひとコマずつ動かして撮影するストップモーション・アニメで描くことを選んだ。CG全盛の現在では少しずつ職人たちも減りつつある手法だが、バートン監督は以前から「この題材は実写よりもストップモーション・アニメに適していると考えていた」という。「私としてはすべての芸術形態が残ってくれればいいと思っているんだ。CGアニメも素晴らしいけど、手描きアニメもストップモーション・アニメも残ってほしい。数年前にディズニーは手描きアニメをやめると宣言したけど、その後に宣言を撤回してできた映画(『プリンセスと魔法のキス』)は本当に美しい映画だったしね」。さらに監督はこれをすべて“モノクロ”で描くことを選択した。それも単にカラー映像から“色を抜いた”モノクロではなく、モノクロ映画のライティングや画面の質感を追求した“真のモノクロ映像”だ。「撮影前に撮影監督としっかり話し合ったから、モノクロ映画のもつ影の使い方や“深み”が出せたと思う。この映画でモノクロを採用したのは、白黒で描くことで美しさやリアリティが増すと思ったからだよ」。ちなみに本作は短編から出発しているが、決して“リメイク”ではない。30年弱の時を経て監督も成長し、私生活では子を持つ親にもなった。そのことが本作に大きな影響を与えているようだ。「この映画は短編とは異なるものだと思ってもらっていい。確かに私は子どもの頃、周囲から少し変な目で観られて孤独を感じたし、その頃の感情を映画に盛り込んではいる。でも、この映画を作ったのはより“ピュア”に物語を語りたいと思ったからだ。それに、僕の親はヴィクターの両親のように僕を育てなかった。でも僕は親として自分の子どもを支援したいと思っている。だからこの映画は子どもたちにとっては特別なメッセージになっていると思うよ」。バートン監督がリメイクでも、リ・イマジネーションでもなく、キャリアの中で最も愛着のある物語を“語り直し”た『フランケンウィニー』。そこには、バートン監督の魅力の“根源”と“現在”がつまっているのではないだろうか。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年12月14日最新作『フランケンウィニー』を携えて来日中のティム・バートン監督と、映画のインスパイアソング「WONDER Volt」を手がけた木村カエラが12月5日(水)、本作をテーマにした東京モード学園の学生たちによるファッション・コンテストにサプライズで出席し審査員を務めた。ストップモーションを用いて白黒3Dアニメーションとして製作された本作。内気な科学好きの少年・ヴィクターが事故で死んでしまった愛犬のスパーキーを電気実験で甦らせることから起こる騒動を描いている。ファッション・コンテストは、“キッズとワンコ”をモデルに奇妙な世界の友情をモノトーンのペアルック、ヘアメイクで表現するというもの。計34名のデザイナーの卵たちが6組のチームに分かれて製作した。学生たちにはバートン監督とカエラさんの来訪は事前に知らされておらず、サプライズで彼らが登場すると会場は大歓声に包まれた。監督は本作について「大好きだった愛犬、モンスター、ストップモーションという自分が愛してやまない要素を一つの作品に取り入れて作りました」と自信を持って送り出す。カエラさんは「孤独の中に希望が見えた作品でした。モノクロなのに観終えたときに心がカラフルになりました。スパーキーを亡くして孤独になったヴィクターが、生き返らせることができるかもと思ってから行動するまでのその早さがすごく印象的で、そうした部分を曲にも取り入れました」と映画から受けたインスピレーションを明かした。ファッションショーでは7歳から9歳の子供たちが、それぞれのチームが考えた奇抜な衣裳に身を包み犬を連れて登場。かわいらしくランウェイを歩く姿にバートン監督、カエラさんも相好を崩した。中には、犬にガッチリと抱きつかれてしまい歩みを進められない子もおり、客席からは「かわいい!」と歓声が飛んだ。カエラさんは“ヘアメイク賞”に、スパーキーを甦らせるカミナリをイメージしたというチームA(リーダー:尾花幸恵さん)を選出。「私もカミナリをイメージしたヘアにしてきたので『一緒だ』と思ったんですが、かわいらしくて衝撃を受けました。白いまゆ毛やコントラストの付けまつ毛もかわいいです」と選評を語った。総評のために、最後にマイクを握ったバートン監督は「どのチームも本当に素晴らしいので、私が誰も選ばなくていいことにホッとしています。楽しませてもらいました。舞台上でオシッコする犬がいなくてよかったです(笑)」とコメント。「私が日本に来るのが大好きな理由、それは今日のこの場に集約されていると思います。みなさんの創造性、ファッション、デザインセンスがいつも私にインスパイアを与えてくれます」とクリエイティビティを武器にこれから世界に羽ばたこうとする若者たちに称賛とエールを送った。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年12月05日『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』『アリス・イン・ワンダーランド』などを世におくりだしてきた鬼才ティム・バートン監督が来日し、3日、都内で記者会見が行なわれた。来日するのは、ジョニー・デップ主演の『ダーク・シャドウ』PRに続き、今年で2回目。毎回、個性的なキャラクターが顔を揃えるバートン作品だが、「実際の知り合いをモデルにすることもあるよ。特に今回は小学校が舞台だし、小さな頃の経験や思い出を参考にしているんだ」とイマジネーションの源を明かした。その他の画像本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケンウィニー』を基に描くストップモーションアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故で命を落とした愛犬スパーキーをマニアックな“科学の知識”で甦らせようとする姿を、モノクロームの味わいを活かしながら、デジタル3Dで描く。バートン監督自身も大の犬好きで「映画には、幼い頃の愛犬との思い出と関係性をこめたんだ。犬との出会いが、私に無償の愛というものを教えてくれた。特別な経験なんだ」とニッコリ。また、犬と同じくらい大好きだという怪獣映画へのオマージュも満載で「僕なりの愛情を注いだ。この映画の真のヒーローは、1秒24コマでキャラクターに命を吹き込んだアニメーターなんだ」と誇らしげだった。会見に同席したプロデューサーのアリソン・アベイト氏は「作り手のビジョンが純粋な形で表現されるから、映像派と呼ぶにふさわしいバートン監督に最も合った表現手段だと思う」とストップモーションアニメを用いた意図を語っていた。会見にはお笑いコンビ“ハリセンボン”の箕輪はるか、“オリエンタルラジオ”の中田敦彦、藤森慎吾も登場し、映画にちなんだビリビリ感電実験を披露。バートン監督は目を白黒させていた。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年12月03日3Dアニメーション映画『フランケンウィニー』のティム・バートン監督が来日!12月3日(月)、プロデューサーのアリソン・アバッテと共に都内で記者会見に臨んだ。白黒3Dアニメーションという形式で制作された本作。科学に夢中な少年・ヴィクターが死んでしまった愛犬・スパーキーを自らの発明した技術で“フラン犬”として蘇らせたことから巻き起こる騒動をコミカルに描き出す。本作の着想に関して「自分が子供の頃に飼っていた愛犬との関係、思い出から来ている」とバートン監督。奇妙で“キモかわいい”キャラクターたちについても「実在の人間を参考にしています。おかしな先生たちもそうだし、(不吉な発言を連発する女の子キャラ)フシギちゃんも学校に本当にいた女の子たちをモデルにしています」と明かす。1秒を24コマのストップモーションアニメ、すなわち1秒を表現するために24通りの動きを撮らなくてはいけないという非常に時間と手間のかかる手法で制作されたが、バートン監督は「この作品の本当のヒーローはアニメーターたち」と作品を支えたスタッフへの感謝の思いを口にした。プロデューサーのアバッテ氏は『コープスブライド』などバートン監督のストップモーションアニメに携わってきたが、アニメ大国日本でも作られることが多いとは言えないこのアニメーションに関し、「作り手の頭の中のビジョンが最もピュアに表現される手法だと思っています。ティムのような“映像作家”と呼ばれる監督にとっては、最も適した方法であると信じています」と語った。一見、ホラーでありながらもユーモアたっぷりに描かれる本作。死者を蘇らせるという“禁断”の手法が少年によって行われるが、監督は「これはあくまでもファンタジー。もしも実際にこういう状況になったときに僕が愛犬を生き返らせるか?と言えば答えは『NO』。絆や愛する者、大切な存在への思いを伝える作品になっています」と思いを明かした。この日は、日本語吹替え版のボイスキャストを務めた「ハリセンボン」の箕輪はるかが特別ゲストとして登場。相方の近藤春菜は欠席となったが、その穴を埋めるべく「奇妙なクラスメイト」として「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾と中田敦彦も来場。3人は芸人らしく体を張った“感電実験”を敢行し、スパーキーのイルミネーションを点灯させて監督を喜ばせた。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年12月03日ブリトニー・スピアーズが、米音楽動画サイト「VEVO」にて「VEVOサーティファイド・アワード」を受賞した。 ブリトニーの2011年の2シングル「ティル・ザ・ワールド・エンズ」と「アイ・ワナ・ゴー」のPVが同サイトでアクセス数1億回を突破したため、今回の受賞に至ったようだ。今回の受賞に際して、ブリトニーはデビュー当時にリリースした「ベイビー・ワン・モア・タイム」と「ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン」の初めてのPV撮影の体験についてふり返っている。「あの頃の私はまだ17か18歳くらいだったの。すべてのことが非現実的なように感じたのを覚えているわ。自分の初めてのミュージック・ビデオを作ることに優るものはないわ!」。さらにブリトニーは、「ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン」の撮影中のハプニングについても明かしている。「『ウップス!』は私のお気に入りのビデオの一つよ。火星にいるっていうコンセプトで作ったものだから、ちょっと現実味のないアイディアなんだけど、それがむしろみんなに気に入ってもらえると思ったの。でもカメラが私の頭の上に落ちちゃって、傷口がぱっくり開いちゃったの。私は仰向けに寝転がっていて、カメラは私の頭上にあったの。それがちょうど私の頭部に直撃したってわけ!」と明かし、さらに「とっても奇妙な体験だったわ。でもちゃんと手当てしてもらったから大丈夫。ちょっとショック状態だったんだけど、ちゃんと縫ってもらった後は、『よし!また仕事しましょ!』って感じだったわ」と続けている。
2012年11月29日ユニクロは12月4日から、ビックロユニクロ新宿東店1階にて、ティム・バートン監督のディズニー3D映画の世界を紹介する「フランケンウィニー アート展」を開催する。アート展初日には、ティム・バートン監督が来場する。「フランケンウィニー アート展」は、スペイン・アメリカ・メキシコ・カナダ・イギリス・フランスでの開催を経て、このほど日本に初上陸する。映画製作の過程を紹介し、ティム・バートン監督によって描かれたオリジナルスケッチや線画、落書き、映画で使用した小道具・セットなどを見ることができるという。会場は、家電と洋服を取り扱う新宿のビックロ。同展の世界とも融合させるため、店内の装飾はアクセサリーブランド「Q-pot.(キューポット)」のデザイナー、ワカマツ タダアキ氏が監修する。同氏によってプロデュースされた店内も、見どころのひとつだ。アート展初日の12月4日には、ティム・バートンが来場する予定。同映画プロデューサーのアリソン・アバッテ氏も招き、同会場での開催を祝してテープカットのオープニングセレモニーを実施する。アート展は12月4日~23日の10時~22時に開催。入場無料。また、同映画の公開を記念し、ティム・バートン監督が描き下ろしたデザインを含む、ユニクロ限定販売グラフィックTシャツも販売。ウィメンズ商品としては、Q-pot.のワカマツ タダアキ氏がデザインした、フランケン ウィニーTシャツとパーカを販売する。さらにティム・バートン監督の描きおろしイラストがデザインされたマグカップ、ポストカード、缶バッジなど38種のオリジナルグッズも販売する。缶バッジは365円、ストレートマグ1,050円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日ロックバンド「ザ・キラーズ」が、ティム・バートン監督を迎えて新曲のPVを撮影したようだ。先日同バンドのフロントマン、ブランドン・フラワーズが声帯の異常を訴え、マンチェスターでのライヴをたった4曲で中断した同バンドだが、最新アルバム「バトル・ボーン」からの未タイトルのシングルカット曲用のPVを16日(現地時間)に英ブラックプールにあるタワー・ボールルームで撮影しており、ティムの1990年の作品『シザーハンズ』に出演していたウィノナ・ライダーをフューチャーしているという。また同バンドは撮影前夜、日本でも来月1日(土)に公開予定の『007 スカイフォール』を同市の映画館・オデオンで鑑賞。同映画館のマネージャーであるサマンサ・シンクレアさんは「とても興奮する出来事でした。ザ・キラーズは楽しそうにお客様たちの写真撮影に応じていましたね。みんな本当に親切でしたよ。少し無口でしたが、それもライヴをキャンセルしなければならなかったほどブランドンの喉に異常があったからだと私は分かっていますよ」とそのときの様子を語った。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月20日『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、ファンタジックな独自の世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。本作の公開を記念して12月4日(火)より、ビックカメラとユニクロがタッグを組んだ東京の新名所「ビックロ」にて、バートン監督の制作過程を紹介する特別展「フランケンウィニー アート展」が開催されることが決定した。ディズニー作品史上初となる全編“白黒3D”で描かれる本作は、孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな友情が、思わぬことから街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジーだ。本作のプロジェクトを始動させるにあたり、その世界観を表現するために最適なスタイルとしてバートン監督が「味わい深く、ユニークで美しいアート・フォーム」と決めていたのは、個人的にも大好きな手法だというストップモーション・アニメーションだったという。今回、ビックロにて開催される「フランケンウィニー展」は、監督自らが描いたオリジナルスケッチや、実際に撮影で使用した、個性的でかわいいキャラクターたちの人形、セットや小道具など、監督が情熱をもってこだわり抜いたディテールを間近で感じ取ることができる構成になっている。精巧に作られた小道具が配置された教室を、覗き窓を通じて写真を撮ることができる「ニュー・ホランド小学校の教室」やバートン監督が育った1970年代のアメリカ家庭の生活感を再現した「フランケンシュタイン家の台所」などバートン監督ファンにとってはまさに垂涎のラインナップ!さらに、アート展と共にユニクロ限定販売のグラフィックTシャツやウィメンズウェアに加え、ビックロでしか手に入らないフランケンウィニーグッズの発売も決定。さらにバートン監督の描き下ろしアートがポストカードやクリアファイルになったものなど、ファンならずとも見逃せないアイテムがズラリと揃う。このアート展は、6月18日(現地時間)にスペイン・バルセロナからスタートし、世界中を周ってついに今冬より、東京のビックロにてフィナーレを迎える。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて3D/2D公開。「フランケンウィニー展」期間:12月4日(火)~会場:ビックロ(東京・新宿)「ビックロ」公式サイト:■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月14日ブリトニー・スピアーズが、年内にも恋人のジェイソン・トラウィックとの結婚を計画しているようだ。挙式に向け躍起になってダイエットしているというブリトニーは、オーディション番組のUS版「Xファクター」の現シーズンが終了する数週間以内にもジェイソンと式を挙げる予定だとある関係者は「Sunday Mirror」紙に「もう現在は挙式まで秒読み段階ですね。数週間以内にはブリトニーの挙式で話が持ちきりでしょう」と語っている。さらに、同関係者によると「彼女は『Xファクター』の楽屋にランニングマシンを置いているくらいで、時間があればジョギングばかりして体を絞っているんです」そうだ。「自分のルックスを真剣に考えているので、ブリトニーは『Xファクター』のファイナルでは素晴らしい衣装とボディーで魅了してくれるんではないでしょうか」と明かしている。ブリトニーは自身の元エージェントであるジェイソンと昨年の12月に婚約し、最近530万ドル(約4億2,300万円)の豪邸を購入したばかりだ。
2012年10月23日ティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』の映画公開を記念し、Q-pot.のデザイナーが限定アイテムをデザイン。ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアのみの限定販売となっており、12月初旬に販売開始となる。独特な世界観で映画ファンを魅了するティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』。監督が1984年に制作した短編アニメを、新たに3Dで長編化。ディズニー史上最も奇妙な「フランケンウィニー」の映画公開を記念して、「Frankenweenie Tシャツ」と「Frankenweenie パーカ」を日本とアメリカで限定販売する。「遊び心」と創造性に溢れた東京ファッションシーンを牽引するお菓子をモチーフにしたアクセサリーブランドQ-pot.のデザイナー ワカマツ タダアキがデザインを施し、今までにないディズニーの世界観を表現する。また、ティム・バートン監督本人が書き下ろしたメンズグラフィックTシャツの発売も決定。監督は、グラフィックTシャツを制作するにあたり、「ユニクロとの特別企画により、新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい。」とコメント。ティム・バートン監督ファンや、ディズニーファンにはたまらないアイテム展開となっている。【FrankenweenieTシャツ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:7色柄【Frankenweenieパーカ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥2,900柄数:2色柄ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアにて12月発売開始【FrankenweenieグラフィックTシャツ】サイズ:メンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:23柄ユニクロオンラインストアにて12月発売開始ユニクロ公式サイト:ディズニー映画『フランケンウィニー』2012年12月15日(土)3D/2D同時公開映画特設サイト:元の記事を読む
2012年10月06日数々の傑作映画を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグで贈る『ダーク・シャドウ』。本作のブルーレイ&DVDの発売を記念してティム・バートン監督やクロエ・グレース・モレッツらキャスト陣が、本作の世界観を作り上げるうえで欠かせなかった「美術」について語ったコメント映像がひと足早くシネマカフェに到着!1966年から5年間にわたり放送され、カルト的人気を集めたドラマ「ダーク・シャドウズ」を基に、ジョニーやクロエを始め、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターなど豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描き出す。本作でバーナバスの子孫一族が暮らす邸宅の内装について、キャロリン役のクロエが「柱の細かい彫刻まで丁寧に作ってあるの!壁の肖像画もすべて手描きなのよ!」と興奮気味に語れば、バートン監督も「例えセットでも、本物の質感を出すことが大事だ」と持論を展開する。美術スタッフたちがセッティングしている映像を見れば、バーナバス一族の暮らす邸宅が一朝一夕で完成したものではないことが分かるはず。エリザベス役のミシェルが「陰鬱だけど美しくて、現実味を感じるセットよ」と表現する“ティム・バートン”ワールド全開のセットは、本作を語る上で衣装や音楽と同じくらい欠かせない要素の一つ。キャスト陣のインタビューと共に作品の舞台裏が覗けるこちらの映像をぜひチェックしてみて!※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)』[Blu-ray]価格:5,980円(税込)『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』[DVD]価格:3,980円(税込)発売日:10月3日(水)※同日レンタル、オンデマンド配信開始発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月03日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『アリス・イン・ワンダーランド』を始め、ファンタジックな独自の世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。10月5日(現地時間)の全米公開に先駆け、9月24日にハリウッドのエル・キャピタン劇場にてワールド・プレミアが行われ、バートン監督と本作に声優として参加したウィノナ・ライダーが出席した。ディズニー作品史上、初となる全編“白黒3D”で描かれる本作。孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな愛が、街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジーだ。白黒の世界が特徴的な本作にちなんで会場の前には、レッド・カーペットならぬ“ホワイト・カーペット”が全長150メートルにもわたって敷かれ、来場したゲストたちはホワイト&ブラックのモノトーンファッションでドレスアップ!『フランケンウィニー』の世界さながらの奇妙でハイセンスな雰囲気に、詰めかけた200名を超えるバートン監督の熱狂的なファンたちは酔いしれた。バートン監督は、自身の少年時代の愛犬との思い出を原点とし、監督自身が最も撮りたかったと豪語する作品だけあって「長い間、多くのスタッフの手によって完成したことは、とても嬉しい!」と喜びを爆発させる。また、小さなパペット(模型の人形)を一つ一つ動かして映像を作り上げるストップモーション・アニメーションは、これまでも『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などで取り入れてきたが、今回は3Dを加えた革新的な映像で話題を呼んでいる。これについては「とてもエキサイティング!ストップ・モーションアニメと白黒3Dという要素が混ざり、いままで全く見たことのない映像が出来上がった」と本作に込めた情熱を熱く語った。さらに会場には、主人公・ヴィクターのクラスメイトであるエルザの吹替え吹替えを担当したウィノナ・ライダーもモノトーンファッションに身を包んで登場。バートン監督とは、『ビートルジュース』、『シザーハンズ』以来の仲で、本作への出演についても「監督にとって特別な思い入れのある作品に関われたことは、とても名誉なこと。仲のいい友人と一緒に仕事ができたことは素晴らしかった!」と目を輝かせていた。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年09月26日12月に公開されるティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』と、ユニクロのブランド“UT”のコラボレーションTシャツが全世界で発売されることが決定した。その他の写真今回、発売されるコラボTシャツは、バートン監督が映画のメインキャラクターのスパーキーなどを書き下ろした直筆画を含む全23柄。ユニクロでは過去にバートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のコラボTシャツを発売しているが、限定Tシャツのためにバートン監督が自らデザインしたのは今回が初となる。ユニクロ広報担当者は「書き下ろしのイラストを使用させていただけることになり、ドキドキしながら到着を待ちました。実際に出来上がってきたイラストが期待以上で、歓声をあげながら受け取り、Tシャツへのデザインに進みました」と話し、発売初日は店舗前に行列が出来るほどの人気だった『アリス・イン・ワンダーランド』に続くコラボにも大きな期待を寄せているという。バートン監督は「新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい」とコメント。コラボTシャツは、日本を含む13の国と地域、ユニクロオンラインで12月上旬より発売される予定。本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせようとする姿を描く。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年09月20日先日の第69回ヴェネチア国際映画祭に単身乗り込み、大喝采を浴びた黒沢清監督の最新作にして、トニー・レオンを主演に松田翔太、前田敦子を共演に迎えて贈る『一九〇五』が、日本と中国で共同製作されることが決定!豪華キャスト陣、黒沢監督からのコメントが到着した。1905年の横浜を舞台に、2人の男と1人の女が国境を越えて織りなす壮大なスケールの新感覚アクションムービーとなる本作。香港が世界に誇る名優・トニーと日本の若手実力派・松田さんのコンビと、彼らの運命を変えることになる女・宮子がたどる絶望と希望を描き出す。今年の11月からのクランクインを予定しており、詳細はまだまだ不明。しかし、キャスト陣は早くも気合十分なコメントを寄せている。世界的な規模での公開が予定されている本作で主演を務めるトニーは、「黒沢清監督の作品をずっと敬愛していました。その監督と一緒に仕事ができる機会を得て、とても興奮しています。あらゆる瞬間に至るまで、この貴重な体験を楽しみたいと思っています!」と高鳴る胸の内を明かしている。また、トニーとバディを組むこととなる日本人役に挑戦する松田さんは、「脚本をいただいたときにゾクゾクとしました!この映画のスケールの大きさや、キャストの凄さにも驚きましたが、この脚本で黒沢監督に会えると思うと嬉しくて仕方がありません」と語る。さらに、この2人の運命を変えることとなる日本人女性という大役に大抜擢された前田さんは、「世界を舞台に活躍されている黒沢清監督の作品に参加できることに、とてもワクワクしています。そしてトニー・レオンさん、松田翔太さんとご一緒できることもすごく嬉しく思います。女性のあらゆる魅力を持っている宮子を、全力で演じたいと思います。女優としての素晴らしい経験になるように、頑張ります!」と、「AKB48」を卒業し今後の女優業への第一歩となる本作に体当たりでぶつかっていく心構えのようだ。黒沢監督自身もこの奇跡のようなキャスティングが実現したことを、未だに夢のようだと語る。「この映画のために、夢のようなキャスティングが実現しました。私自身まだ信じられないくらいです。恐ろしく魅惑的な3人の俳優たちが言葉、年齢、性別を超えて魂と魂をぶつけ合うことになるでしょう。そのお膳立てができるなんて、監督冥利に尽きると言うものです」。松田さんと前田さんは中国語での演技もあるようで、これから語学の勉強を始めていくよう。現在はロケハン中で日本、香港での大規模なロケーション撮影を検討しており、クランクアップは2013年1月になるという。『一九〇五』は2013年11月、全国にて公開。■関連作品:一九〇五 2013年秋、全国にて公開
2012年09月10日『回路』や『アカルイミライ』『贖罪』の黒沢清監督が、トニー・レオン、松田翔太、前田敦子をキャストに迎えた新作映画『一九〇五』を手がけ、来年秋に公開されることが発表された。本作は、1905年の横浜を舞台にした作品。詳細な物語や設定はまだ発表されていないが、日本と台湾で大規模なロケーション撮影を行い、1905年に製造された世界初の45口径の自動拳銃“コルトM1905”が、重要な役割を果たすアクション映画になるという。2009年の3月に香港で開催された「アジア映画賞(Asian Film Award 亞洲電影大奨)」で『トウキョウソナタ』が大賞を受賞した際に、総合イベントの大使を務めていたレオンと黒沢監督が出会ったことがきっかけで、本プロジェクトが誕生したそうで、黒沢監督は「百年前の横浜は驚くほど国際的な街だったようで、そこに流れ着いた人々の思惑が国籍を超えて激突するさまを物語の軸に据えてみました。彼らが経験する絶望と希望とは、私たちが今現在、そして未来に向けて抱えている様々な問題とずばり直結しており、今これを撮る意義もそこにあるのだと思っています。そしてこの映画のために、夢のようなキャスティングが実現しました。私自身まだ信じられないくらいです。恐ろしく魅惑的な三人の俳優たちが言葉、年齢、性別を超えて魂と魂をぶつけ合うことになるでしょう。そのお膳立てができるなんて、監督冥利につきると言うものです」と言い、レオンは「黒沢清監督の作品をずっと敬愛していました。その監督と一緒に仕事ができる機会を得て、とても興奮しています。あらゆる瞬間に至るまで、この貴重な体験を楽しみたいと思っています」と意気込みを語っている。松田は劇中、全編に渡って中国語のセリフでレオンとタッグを組む役で「脚本をいただいた時にゾクゾクとしました。この映画のスケールの大きさや、キャストの凄さにも驚きましたが、この脚本で黒沢監督に会えると思うと嬉しくて仕方がありません」と述べ、物語に登場する唯一の若い女性で、レオン演じる主人公に大きな影響を与える宮子を演じる前田は「世界を舞台に活躍されている黒沢清監督の作品に参加できることに、とてもワクワクしています。そして、トニー・レオンさん、松田翔太さんとご一緒できることも、すごく嬉しく思います。女性のあらゆる魅力を持っている宮子を、全力で演じたいと思います。女優としての素晴らしい経験になるように、頑張ります」とコメントを寄せている。撮影は今年11月から開始され、来年1月にクランクアップ。仕上げ作業を経て来年の秋に松竹とプレノンアッシュの配給で全国公開される。『一九〇五』2013年秋 全国ロードショー
2012年09月10日ロサンゼルス郡検視局は24日(現地時間)、ロサンゼルス市のヴィンセント・トーマス橋から19日(現地時間)に投身自殺を遂げたトニー・スコット監督の遺書の内容について、自殺の理由を示す記述はなかったと発表した。スコット監督の訃報が流れた直後、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断されたという一部報道があったが、遺族は直ちにこの説を否定した。郡検視局のスポークスマンによると、現場近くに停めてあった監督の愛車・トヨタのプリウス車内に遺されたメモの内容は緊急連絡先のリストで、オフィスには家族や友人に宛てたメッセージが遺されていた。いずれにも健康問題についての記述はなかったという。スコット監督の葬儀は24日、ロサンゼル市内で近親者のみで行われた。映画関係者などによる偲ぶ会は後日開催を予定しており、詳細はレイバー・デイ(9月3日)後に発表するという。-(C) ZUMAPRES/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月27日映画監督トニー・スコットの訃報を受けて、デンゼル・ワシントン、トム・クルーズら、親しかった人々が悲しみのコメントを寄せている。また、ABCニュースはスコットが脳腫瘍をわずらっていたと報道したが、遺族は否定、後に「脳腫瘍説には疑いがある」と訂正した。その他の情報スコット監督の最後の作品となった『アンストッパブル』をはじめ、5作品でコラボレーションをしてきたワシントンは、「トニー・スコットは偉大な監督で、すばらしい友人だった。彼がいなくなってしまったなんて信じられない。彼は人生と映画の芸術に情熱をもっていた。その情熱を僕たちと分かち合ってくれた。ご冥福をお祈りします」とコメントを発表。『トップガン』『デイズ・オブ・サンダー』で組んだクルーズも、「トニーは僕の大切な友達だった。彼がいなくなってしまって悲しい。彼は自分らしさを持ったクリエイティビティにあふれる人だった」とし、遺族への思いやりの言葉を添えた。弟の死の知らせを受けて、ロンドンで新作『The Counselor』を撮影していたリドリー・スコット監督は、急遽撮影を中断し、ロサンゼルスに向かっている。撮影は最低でも1週間中止になると見られるが、いつ再開されるかはわかっていない。同作品にはブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、キャメロン・ディアス、ぺネロペ・クルスが出演する。スコット監督が撮影準備をしていたプロジェクトの運命も不明だ。『トップガン』続編は来年にも撮影を開始し、2014年の公開を目指していた。ほかにも、『Narco Sub』『Lucky Strike』、また1968年の西部劇『ワイルドバンチ』などの企画を抱えていた。これらのプロジェクトに関わる人々は、ここ数週間、スコット監督は「仕事への意欲にあふれており、変わったところはまったく見られなかった」と語っている。文:猿渡由紀(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月22日現地時間(アメリカ)19日午後、橋から飛び降り自殺をしたトニー・スコット監督。近しい関係の人が匿名でABCニュースに語ったことから、スコット監督が手術が不可能な脳腫瘍をわずらっていたことがわかった。『トップガン』『クリムゾン・タイド』『アンストッパブル』など大ヒット映画で知られるスコット監督(68)は、現地時間19日午後、ロサンゼルス近郊サンペドロで橋から飛び降り、自殺をした。近くに停められていた黒のトヨタプリウスの中には連絡先のリストがあり、後に彼のオフィスで遺書が発見された。遺書は妻と双子の息子たちに宛てられていたという。目撃者の話によると、スコットは、プリウスを橋の上に停めた後、2~3メートルあるフェンスを乗りこえて、ためらいもなく飛び込んだということだ。有名映画監督の突然の自殺に、ハリウッドは大きな衝撃を受けている。先週彼と話したという関係者によると、彼は『トップガン』続編の製作準備に意欲的に取り組んでいたらしい。続編も、1作目同様スコットが監督、トム・クルーズが出演することになっており、クルーズは17日にも役作りのためネバダ州の空軍基地を訪れていたそうだ。また、スコット監督は『トップガン』続編より先に『Narco Sub』というアクション・スリラーを監督する予定で、つい最近は兄リドリー・スコットと共にプロデュースを手がけるクリスチャン・ベール主演作『Out of the Furnace』の撮影を終えたところだった。リドリーと共にプロデュースをするテレビドラマ『グッド・ワイフ』は、今年のエミー賞にも複数部門でノミネートされている。スコット監督はイギリス生まれ。3人兄弟の末っ子で、画家、CM監督を経て映画監督に。2度の離婚歴を持ち、3度目の妻ドナ・ウィルソンとの間に双子の息子をさずかり、ビバリーヒルズに在住していた。文:猿渡由紀
2012年08月21日『トップガン』や昨年公開の『アンストッパブル』などで知られるトニー・スコット監督が19日(現地時間)、ロサンゼルスの橋から投身自殺を図った。享年68。当局によると、19日午後12時35分頃、ロサンゼルス市内のサン・ペドロとロサンゼルス港に架かるヴィンセント・トーマス・ブリッジから人が飛び降りたという複数の通報がロサンゼルス市警に寄せられた。目撃者によると、スコット監督はフェンスをよじ上り、飛び降りたという。ロサンゼルス港湾警察の潜水チームが捜索にあたり、遺体は午後3時前に警察当局によって収容された。スコット監督の代理人は「トニー・スコットの死去を確認しました。遺族はプライバシーの尊重を願っています」と声明を発表した。橋に駐車してあったスコット監督所有のトヨタ・プリウスの車内には連絡先を記したメモがあり、監督のオフィスに遺書があったことから、当局は自殺と断定。アメリカ「ABC」のニュースでは匿名の関係者が、監督は手術が不可能な悪性の脳腫瘍と診断されていたと話している。『プロメテウス』のリドリー・スコット監督の弟で、兄と2人でスコット・フリー・プロダクションという製作会社を創設し、プロデューサーとしても精力的に活躍してきたトニー・スコット。出世作となった1986年の『トップガン』は続編の企画があり、トム・クルーズを再び主演に迎え、スコット監督がメガホンをとる予定だと4月に報じられていた。映画サイト「IMDb.pro」によると、東日本大震災から1年後の3月11日の映像を集めた『Japan in a Dayジャパン イン ア デイ』(原題/11月3日公開予定)を始め、ほかにも30本あまりの企画を抱えていたという。突然の訃報にハリウッドは衝撃に包まれ、多くの映画人がTwitterで追悼の意を表している。ロン・ハワード監督は「トニー・スコットの映画はもう作られない。悲劇的な日(No more Tony Scott Movies. Tragic day)」とつぶやいた。ご冥福をお祈りいたします。-(C) BENHAMOU SERGE/Gamma/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月21日