スイスのミドクラは11月3日(現地時間)、Infrastructure as a Service(IaaS)に適したネットワーク仮想化ソフト「MidoNet」のソースコードを無償で提供し、自由に入手・改変が可能なオープンソースソフトウェアとすると発表した。MidoNetは、ネットワーク処理をエッジ(コンピュートノード)で処理するアーキテクチャを特徴としており、導入や運用が簡易で拡張性や耐障害性にすぐれている。また、他のネットワークサービスとの間にスイッチ、ルーター、DHCP、NAT、ロードバランサー、ファイアウォールを作成することができ、IaaSクラウド上でL2-L4の仮想分散ネットワークサービスを実現する。同社の共同創業者兼CEO/CTOであるダン・ミハイ・ドミトリウ氏は、「現在、OpenStack Neutronのコミュニティは、ネットワークベンダーが各社のプロプライエタリ製品を販売するために多数のプラグインがバラバラに存在しており、デフォルトとなるべきオープンソースに力を入れることができていない。結果、オープンソースのOpenStack Neutronは商用利用に耐えるレベルに至っていない。ミドクラはMidoNetをオープンソース化し、コミュニティドリブンのプロジェクトとすることでこの問題を解決する」と語っている。今回の発表をもって、MidoNetのすべてのコードはApache 2.0に準じてオープンになり、ユーザーはMidoNetを自由に利活用、ディストリビュートし、さらには開発に貢献できるようになる。同社は今後もMidoNetの商用版を「Midokura Enterprise MidoNet (MEM)」という名称の下、サポートや管理ツールを付加して提供する。MidoNetのコードはコミュニティサイトから無償でダウンロードできる。
2014年11月04日Freescale Semiconductorは10月27日、エッジ・ネットワーク機器メーカーが高度に仮想化されたソフトウェア定義ネットワーク(SDN)のニーズの変化に応じて、電力と性能を容易に拡張するのを助ける仮想ネットワーク向け64ビットARMアーキテクチャベースプロセッサ「QorIQ LS1043A」を発表した。同製品は、4コア構成のARM Cortex-A53コアを搭載したプロセッサで、1.5GHz動作ながら6Wの消費電力を達成しているため、ファンレス動作が可能だ。また、ソフトウェア・アウェアでCPUコアに依存しないLayerscapeシステム・アーキテクチャをベースにしており、10Gbps以上のパケット処理性能と16000以上のCoreMark性能を達成しているという。さらに、先進の仮想化ハードウェアを搭載しているほか、同社のトラスト・アーキテクチャによる柔軟でセキュアなクラウド・アプリケーションのアップデートをサポート。実証されたクラシフィケーションおよびトラフィック管理ハードウェアにより、レイテンシが重視されるアプリケーションの負荷をオフロードし、ローカル性能を最適化することが可能だという。加えて、10GbEと1GbE(×5)、PCI Express(×3)、PHY内蔵USB 3.0(×3)、およびSATA 3.0など有線/無線システム向けの多様な高速I/Oを統合し、最大限の構成の柔軟性を提供しているほか、従来のワイド・エリア用インタフェースや産業用インタフェースに対しては、マルチプロトコル対応の、同社のQUICC Engineモジュールでサポートしている。なお、同製品のサンプル出荷は、2015年第1四半期を予定しているという。
2014年10月27日エレコムは21日、スマートフォンやタブレット、PCを使って、外出さきから自宅といった離れた場所の映像を確認できるネットワークカメラ「NCC-EWNP100WH」「NCC-ENP100WH」を発表した。10月下旬より発売し、価格は「NCC-EWNP100WH」が34,430円、「NCC-ENP100WH」が31,655円。カメラの撮影アングルを操作できる「パン・チルト機能」を搭載。水平方向のパンは355度、垂直方向へのチルトは120度の広い範囲をカバーする。撮影範囲は専用アプリを通じて沿革から操作できる。また、赤外線を利用して夜間など暗い場所でも被写体を鮮明に撮影可能な「ナイトビジョンモード」を備える。撮影モードは、周囲が暗くなると自動的に「ナイトビジョンモード」モードに切り替わる。カメラ本体にはスピーカーとマイクを内蔵し、音声の確認や被写体との会話も行える。さらに学習リモコン機能を搭載することで、外出先からスマートフォンを使ってエアコンやテレビといった家電の電源を切ることもできる。このほか、動作検知機能により、撮影している映像に変化があった場合に撮影した静止画をメールに添付して送信することも可能。カメラの映像は静止画、動画いずれもPCやNASへ保存できるほか、本体に搭載したSDカードスロットで、SD/SDHC/SDXCカードに記録できる。「NCC-EWNP100WH」と「NCC-ENP100WH」の違いは、無線機能の有無のみで、そのほかの仕様は共通。カメラは100万画素のCMOSセンサ、対応フォーマットは動画がH.264、MJPEG、静止画がJPEG、対応解像度はHD(1,280×720ドット)、VGA(640×480ドット)、QVGA(320×240ドット)、対応撮影レートはHDが24/20/15/10/5(fps)、VGA/QVGAが30/20/15/10/5(fps)。電源はACアダプタ。有線ネットワークは10BASE-T/100BASE-TX、無線ネットワーク(NCC-EWNP100WHのみ)はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応有線LAN、暗号化形式はWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(128/64bit)。このほかインタフェースにUSBを備える。NTTドコモの高速通信USBデータカードに対応し、Wi-Fiの電波が届きにくいところでも設置ができる。対応OSはWindows XP SP3 / Vista(32/64 bit)SP2 / 7(32/64 bit)SP1 / 8(32/64 bit) / 8.1(32/64 bit) / Mac OS X 10.6~10.9。Android 2.3~2.4 /3.2 / 4.0~4.4、iOS 5.0~8。対応ブラウザがInternet Explorer 8.0以上、Google Chrome 10以上、Safari 5以上、Firefox 3.6以上、Opera 11以上。本体サイズがW114×D108.4×H114.0mm、重量が約300g。
2014年10月21日NTTドコモは14日、安定的な通信サービスの提供などのメリットが見込まれる「ネットワーク仮想化技術」の実用化に向けた実証実験を成功させたと発表した。ソフトウェアと仮想的なハードウェアが異なるベンダーの組み合わせでも動作することを確認した。ネットワーク仮想化技術は、通常、特定のハードウェアでしか動作しないソフトウェアを仮想的なハードウェア上で動作させる技術のこと。同技術を用いることで、通信混雑時における通信のつながりやすさが向上、通信設備故障時の継続的なサービス提供が可能となる。また、新たな通信サービスの迅速な提供、設備投資の効率化も見込めるという。ネットワーク仮想化技術の実証実験は今年5月にも実施。その際、LTEのデータ通信機能を担うEPC(ソフトウェア)と仮想的なハードウェアが同一ベンダーにおいて動作することを確認していた。今回は、EPC(ソフトウェア)と仮想的なハードウェアが異なるベンダーにおいても動作することを確認している。同社では、今後、今年9月発足の「Open Platform for NFV」において、世界の主要通信事業者やベンダーと協力し、仮想化プラットフォーム作りを進め、2015年度の商用化を目指すという。なお。今回の実証実験では、NTTドコモほか、アルカテル・ルーセント、シスコシステムズ、エリクソン、ファーウェイ、日本電気、ノキアソリューションズ&ネットワークスが協力した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月15日富士通は10月14日、米Amdocsと共同で通信キャリア向けにネットワーク基盤と管理システムの総合サービスソリューションを提供すると発表した。これは、両社が5月に締結したパートナーシップ契約に基づくもので、グローバルで展開される。富士通は、ネットワーク基盤製品群とネットワーク管理ソリューションを提供し、Amdocsはサービス管理・ビジネス管理ソリューションを提供。これらを組み合わせて社会インフラ事業向けに提供する。これらの技術は、業界標準に準拠したオープン技術をベースとしており、マルチベンダーシステムを前提としたエコシステムの構築が可能だという。こうした付加価値の高いソリューションを提供することで、「通信キャリアなどが、ネットワーク運用効率の最大化と次世代ネットワークへの移行が可能となり、利用者に対して繋がりやすく快適なネットワークサービスを提供できるようになる」としている。具体的には、モバイルネットワークに対する接続品質や体感品質と言った総合的な品質管理ソリューション群と、相互接続性が検証されているSDNやNFV技術に関連した製品群、顧客管理とネットワーク制御を融合したポリシー管理ソリューション群などを段階的に提供していく。
2014年10月14日パイオニアは10月9日、ネットワークオーディオプレーヤー「N-70A」「N-50A」を発表した。発売は11月中旬。希望小売価格はN-70Aが142,000円で、N-50Aが89,500円(いずれも税別)。2製品とも、DSDやWAV、FLAC、AIFF、ALACなどのハイレゾ音源再生に対応したプレーヤー。DLNA 1.5やAirPlayによるネットワークからの再生に加えて、USBデバイスからの再生、PCと接続してUSB DACとして動作させることも可能だ。また、インターネットラジオ機能も搭載しており、ポータルサイトの「vTunner」を利用できる。ネットワーク端子は100BASE-TX/10BASE-Tで、Wi-Fi機能は搭載していない。DACチップはいずれもESS社製。N-70Aが、384kHz/32bitに対応した8ch DAC「ES9016S」で、N-50Aは192kHz/24bitに対応した2ch DAC「ES9011S」。いずれも、左右チャンネルにそれぞれ1個ずつ搭載している。2製品とも、DSDは2.8MHz/5.6MHzに対応。WAV、FLAC、AIFFおよびALACは、N-70Aが最大384kHz、N-50Aが最大192kHzまでのサンプリングレートに対応する。N-70Aは、フルバランス回路構成によりチャンネルセパレーションを向上。バランス出力端子も装備している。また、電源部とデジタル部、アナログ部を分離した3分割シャーシ構造を採用。ノイズの影響を低減するとともに、剛性も高めている。入力インタフェースは光デジタル音声×1系統、同軸デジタル音声×1系統、USB B(リア)×1基、USB A(フロント)×1基を装備。出力端子はN-70Aがヘッドホン×1系統、アンバランス(RCA)×1系統、バランス(XLR3)×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統を装備。N-50Aが備えるのはアンバランス(RCA)×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統となっている。本体サイズはN-70AがW435×D338×H121mmで、N-50AがW435×D331×H99mm。質量はN-70Aが12.5kgで、N-50Aが7.5kg。
2014年10月09日Facebookは、2014年5月に開始したオーディエンスネットワークに新機能を追加したと発表した。オーディエンスネットワークとは、Facebook上でユーザーに表示している広告をFacebook以外のモバイルアプリ上でも表示する広告手法のこと。広告主は精度の高い情報をより多く露出できる。既にオーディエンスネットワークでビジネス成果をあげている企業もあり、米国の薬局チェーン店のWalgreensは、オーディエンスネットワークを利用し、リーチ数が5%上昇し、広告クリック率は4~5倍増加したという。これまで、広告の表示方法はバナー広告、インタースティシャル広告、ネイティブ広告の3種類であった。今回、新たにアプリインストール広告、アプリエンゲージメント広告、リンク広告の3種類を追加した。現在のところすべてのアプリ広告とリンク広告がオーディエンスネットワークの対象となっており、特定の広告がオーディエンスネットワークへの配信対象かどうかは、Facebook広告のインタフェース(広告作成ツール、パワーエディタ、API)で確認できるとしている。
2014年10月09日アルティマは、「Yahoo! JAPAN」のネットワークインフラにおいて高速データベースで構築する「Oracle Real Application Cluster(以下Oracle RAC)」向けにアルティマが販売するHGST社PCIe フラッシュストレージ(FlashMAX II)およびメラノックステクノロジーズ社のInfiniBand製品が採用された発表した。メラノックステクノロジーズ社の「InfiniBand」を使うことにより、56Gbs(FDR)の高速性能、1マイクロ秒以下の低レイテンシによるI/O最適化が可能となり、またストレージにHGST社「FlashMAX II」を合わせて使うことにより、安定した性能と高いIOPSを実現するという。今回採用に至った経緯を、ヤフーシステム統括本部 データソリューション本部 データインフラ開発部 DB開発 リーダー 尾崎弘宗氏は、「従来のDBはネットワーク速度とストレージI/Oが最大のボトルネックでした。今回、高速DB構築にあたり、コストを抑えた上でこれらの課題を解決することが重要なポイントでした。フラッシュストレージを使えばI/Oボトルネックが解消されDBが速くなるのはわかっていましたが、フラッシュストレージを積んだストレージアプライアンスはSAS HDDに比べ非常に高額で、導入するには費用面において現実的ではありませんでした。また、ネットワークを高速化するには、低レイテンシであることが重要なのがわかっておりInfiniBandにも目を付けていました」と述べている。
2014年10月08日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは10月6日、ネットワークセキュリティの無償評価サービス「WatchGuard WatchMode」を提供開始すると発表した。WatchGuard WatchModeは、顧客のネットワークに専用アプライアンスにおけるネットワークセキュリティの状況を把握し、セキュリティ対策の導入効果を測定するツール。ゲートウェイアンチウイルス、アプリケーション制御、IPS(不正侵入検知・防御)、Webフィルタリングなどに対応する。セキュリティ可視化ツール「WatchGuard Dimension」を実装し、ネットワークセキュリティの状況をリアルタイムに表示できる。また、利用者の目的に合わせたさまざまな表示方法が可能だ。具体的には、通信量の多いクライアント、アクセスしたWebドメイン、URLカテゴリ、通信先IPアドレス、利用アプリケーション、利用アプリケーションのカテゴリ、プロトコルなどの主要項目についてレポートを表示できる。また、拒否された通信の送信元IPアドレス、拒否されたプロトコル、禁止カテゴリのブロック状況、禁止アプリケーションのブロック状況、GAV(ゲートウェイアンチウイルス)検知シグネチャなど、セキュリティに関する項目についてTOP10を表示できる。さらに、ブロックされたIPアドレス、IPSによる防御状況、アプリケーションの接続先など、地域別にマップで表示し、危険な地域との通信状況の把握に役立てられる。そのほか、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、ドメイン、カテゴリ別のアクセスコンテンツ、プロトコルなどの通信量を面積分布での表示できるほか、ポリシー別アクセス、インタフェース別送信/送出、セキュリティ機能(UTM)、アプリケーション別アクセス、ポリシー別アクセス許可/拒否、GAV別利用、といった各種の状況をイメージで表示できる。
2014年10月07日パイオニアは10月2日、ネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」とスピーカーシステム「S-HM82-LR」「S-HM62-LR」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はXC-HM82-Sが48,000円前後、S-HM82-LRが21,000円前後、S-HM62-LRが16,000円前後(いずれも税別、スピーカーは2台1組)。○コンパクトサイズで手軽に設置できるハイレゾ対応ネットワークレシーバーXC-HM82-Sは、DSDなどのハイレゾ音源に対応したネットワークCDレシーバー。Wi-Fi機能を標準装備しており、手軽にネットワークオーディオ環境を構築することができる。DLNA 1.5に対応しており、ホームネットワーク内のPCやNASに保存されている音楽コンテンツを再生可能だ。192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、Apple Lossless、DSD(2.8MHz)のハイレゾ音源を利用できる。AirPlayにも対応しており、iPhone/iPod touch/iPadやiTunesに保存されている音楽コンテンツのワイヤレス再生も可能だ。Bluetoothにも対応。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DPとAVRCP。コーデックは、SBCのほか、高音質なAACやaptXも利用できる。3.5型のカラー液晶ディスプレイを装備。楽曲情報の表示が可能なほか、ネットワークオーディオの操作にも使用できる。入出力端子は、AUDIO IN(3.5mmステレオミニジャック)×1系統、LINE IN(RCA)×1系統、光デジタル音声入力×1系統、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニジャック)×1系統、サブウーファープリアウト(RCA)×1系統、USBポート(USB 2.0)×1基を装備。USBは音楽再生だけでなく、5V/2.1Aまでの電源供給にも対応している。パワーアンプには、パイオニアがAVレシーバーの上級モデルなどに採用している「Direct Power FET」を使用。また、デジタル部とアナログ部で電源を分離し、回路基板も機能ごとに分離。回路間の干渉を抑えてクリアな再生を実現している。また、チャンネルごとに独立したオペアンプを使用することで干渉を抑え、ハイレゾの音の広がりを高めている。アンプの実用最大出力は50W×2で、適合スピーカーインピーダンスは4~16Ω。本体サイズはW290×D333×H98mmで、質量は4.8kg。○XC-HM82-SにマッチするコンパクトなスピーカーシステムS-HM82-LRとS-HM62-LRは、いずれもφ12cmウーファーとφ2.5cmソフトドーム型ツイーターを使用した、バスレフ型のスピーカーシステム。S-HM82-LRは、ウーファーの振動板素材に、強度の高いグラスファイバーを使用。また、ネットワークには特性に優れたフィルムコンデンサーを使用している。いずれも、再生周波数帯域(-20dB)は45Hz~40kHzで、インピーダンスは4Ω、最大入力は100Wだ。出力音圧レベルは、S-HM82-LRが82dB/Wで、S-HM62-LRが81dB/W。サイズは、S-HM82-LRがW156×D258×H266mmで、S-HM62-LRはW156×D243×H241.5mm。質量は、S-HM82-LRが3.7kgで、S-HM62-LRは3.4kg。
2014年10月02日アユートは1日、ホームネットワーク内のPCやNASに保存した動画などを再生できるメディアプレーヤー「Media Emperor II」を発表した。10月8日より発売する。同社の直販サイト「アキハバラe市場」での価格は17,800円(税別)。ホームネットワーク内のPCやNASに保存した動画などを再生し、リビングの大画面TVなどにHDMI出力するメディアプレーヤー。ネットワーク接続はGigabit Ethernet対応の有線LAN×1基で、本体には3.5インチHDD内蔵用のワンタッチ式トレイを装備(容量2TBまでのHDDを使用可)。HDDを内蔵することでNASとしても機能し、保存したデータをネットワーク内で共有可能だ。PC接続用としてUSB 3.0ポート×1基を持ち、外付けHDDとしても使える。加えて、USB 2.0ポート×2基とSDメモリーカードスロットも搭載しており、USBメモリやSDメモリーカードのデータも再生できる。対応動画形式は、DVD-ISO、BD-ISO、H.264(MPEG-4AVC)、MPEG-4 ASP、MPEG-1、MPEG-2PS/TS/M2TS、RV8/9/10、Divx3/4/5/6、Xvid、WMV9、MJPEG、FLV1(Sorenson Spark)。対応拡張子は、動画がASF / AVI / Dvix / FLV / MKV / MOV / MP4 / MPG / RM / SWF / VOB / WMV / ISO、音楽がAAC / MP3 / OGG / WAV / FLAC / WAV、画像がBMP / GIF / JPEG。映像出力インタフェースはHDMI×1、コンポーネントビデオ×1、コンポジットビデオ×1。リモコンが付属し、本体サイズはW190×D185×H64mm、重量は約910g。
2014年10月02日UQコミュニケーションズは10月1日、京都大学の運営するキャンパスネットワーク「Kyoto University Integrated Information Network System(以下、KUINS)」において、2012年4月1日より接続を開始したWiMAXに加え、新たにWiMAX2+をアクセス手段として利用できる専用サービスを開始したと発表した。京都大学の学生/教職員は、京都大学のキャンパスネットワーク(KUINS)に直結し、特別な設定をしなくても 日本全国のWiMAXエリアから学内環境とKUINSによるインターネット接続を利用できるようになる。通常のインターネット接続と、学内への接続は、モバイルルーターをタッチパネル等で操作するだけで切り替え可能だ。京都大学とUQは、国立情報学研究所(NII)が運用する学術情報ネットワーク(SINET)に接続し、SINET上に仮想的な専用回線を設けることによって広帯域で直結されている。そのため、今回のサービス開始により、超高速通信のWiMAX2+がそのまま学内へのアクセス回線となり、蓄積された学術資源や、学生・教職員様向けに展開されている様々なサービスを快適に利用できるようになる。同サービスの利用には、京都大学内で使用されているID/パスワードによって利用資格の確認を行うため、WiMAX 2+サービスのSIMカードを学内接続用としてあらかじめ登録する必要がある。NIIの運営する学術認証フェデレーション「学認(GakuNin)」により、京都大学が自ら運営するサイト内で認証を行うことで、簡単・安全に登録手続きが行えるという。
2014年10月02日ミックスネットワークは10月2日、Webサイト運営プラットフォーム「SITE PUBLIS(サイト パブリス)」シリーズの最新版となる「SITE PUBLIS 4」を12月8日より提供開始すると発表した。SITE PUBLISシリーズとは、Webページを構成する要素をブロックとして管理する「ブロック方式」を採用し、コンテンツ管理のほか、Webサイトのビジネス利用に必要となるさまざまな機能の実装を短期間に実現する「Webサイト構築・運営ミドルウェア」。Webシステムにかかるコストの削減や、マーケティング効果の最大化、Web施策の実行をサポートする。同社が今回提供開始するSITE PUBLIS 4では、主に、ユーザーインタフェースの刷新と、Webシステム開発機能の強化を行い、「従来のWebサイト構築工数の約30%削減を実現した」という。アップデートにより追加・刷新した機能は、プレビューとコンテンツ編集をシームレスに行うことができるCMS機能や、METAタグやスクリプトまでマルチデバイスに最適化する「headブロックマスタ」、GUIやコードなどスキルレベルに応じた自由な編集が可能な「スタイルエディタ」、複雑なページ公開スケジュールをサポートする「マルチスケジューリング設定」、Webシステムの分散開発を実現する「独立Webアプリケーションフレームワーク」などとなる。同製品のライセンス体系とその価格は、サーバ数無制限のマルチサイトライセンスが2780万円(税別)、1ドメインあたり10サーバ利用可能なエンタープライズライセンスが1280万円(税別)、1ドメイン2サーバまで可能なアドバンストライセンスが480万円(税別)、1ドメイン1サーバのスタンダードライセンスが128万円(税別)。「PUBLIS4 Cloud on Microsoft Azure」と「PUBLIS4 Cloud on IIJ GIO」は、個別見積もりとなる。同社は今後、同製品の売上を3年間で30億円としたい考えだ。
2014年10月02日ローデ・シュワルツ・ジャパンは、エントリークラスの製品カテゴリ"Value Instruments"のベクトルネットワークアナライザ「R&S ZND」を発表した。同製品の基本構成は、周波数範囲が100kHz~4.5GHz、パワーレンジが-20dBm~+3dBm、そして、伝送/反射測定となっている。これをソフトウェアオプションにより、8.5GHzへの上限周波数拡張やフル2ポート構成への変更、タイムドメイン測定の追加、あるいは最小出力パワーを-45dBmに拡張するなど、要求に応じて製品機能およびテストセットの構成を変更することができる。これらのソフトウェアオプションは、キーコードの入力により簡単に追加および拡張することが可能なため、将来に渡って価値ある投資となるとしている。一方、フィルタやアンテナといったパッシブコンポーネントの特性評価では、反射特性S11と伝送特性S21だけしか評価しないケースがある。同製品は、基本構成を伝送/反射測定に限定することで低価格を実現しているが、ダイナミックレンジは最大120dB、パワーレンジは最大48dBといった優れた性能を備えている。さらに、フル2ポート測定に拡張した場合、4チャネルレシーバ構成となる。これにより、TRL、TRM校正が可能になり、低価格帯製品でも、より精度の高い評価を行うことができる。この他、画面サイズが12.1インチと大きく、タッチスクリーン機能を標準で搭載しているのに加え、日本語メニューをサポートしているため、チャネルやトレース、マーカーをドラック&ドロップで簡単に追加したり、使用者の直感で自由自在に移動することができる。キー操作においては、3回のキー操作ですべての機能にアクセスすることができる。
2014年10月02日パナソニックは9月29日、オーディオ専用ブランド「Technics(テクニクス)」のネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」を発表した。発売は2015年2月が予定されており、希望小売価格は138,000円となっている(税別)。なお、本製品は受注生産となる。Technicsブランドにおいて、上位のラインナップである「リファレンスシステム R1」シリーズに対して、より多くのユーザーに楽しんでもらうことが念頭に置かれている「プレミアムシステム C700」シリーズとして位置付けられるモデル。ST-C700は、ジッターによる音質劣化や外部からのノイズ混入を防ぐ「Digital Noise Isolation Architecture」、電源ノイズの混入を抑える「Virtual Battery Operation」などを搭載するネットワークオーディオプレーヤーだ。Digital Noise Isolation Architectureは、ジッターリムーバーによるジッター削減のほか、LAN入力にはコモンモードフィルター、デジタルインタフェースであるUSBにはパルストランスと、インタフェースごとに適したノイズ遮断を行うもの。これにより、クリアで安定したサウンドを実現する。加えてUSBからの入力には、低誘電損失、高耐圧、温度安定性などの特性を持った高品質ルビーマイカのコンデンサーや、磁気歪みに強い非磁性カーボンフィルム抵抗によるパワーコンディショナーを搭載。USB電源ラインからノイズが混入するのを低減し、高音質再生を可能としている。Virtual Battery Operationは、基準電位発生回路をコンデンサーチャージに使用。音楽再生時には回路を遮断して、電源ノイズが信号へ混入するのを防ぐことで、音が濁る原因を取り除くものだ。これにより、電源回路自体でノイズが発生するのを抑えている。これらに加えて、Technicsオリジナルアルゴリズムの「Ultra Low Distortion Oversampling」を採用。デジタルコンテンツ特有のサンプリングによるイメージ成分を-160dB以下まで高精度に除去し、豊かな空間表現を可能としている。接続インタフェースは入力がUSB-A、USB-B、出力がアナログRCAアンバランス×1系統、同軸デジタル×1系統、光デジタル×1系統、そのほかLANポートを備える。サイズはW340×D305×H88mm、質量は約4kgだ。
2014年09月29日パナソニックは9月29日、Technics(テクニクス)ブランドのネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別838,000円。受注生産方式をとる。同社は9月4日にTechnicsブランドの復活を表明しており、SU-R1はその第一弾となる製品のひとつ。Technicsの音響技術を結集したハイエンドオーディオシステム「リファレンスシステム R1シリーズ」に属するネットワークオーディオコントロールプレーヤーだ。SB-U1は、同時発表のパワーアンプ「SE-R1」と"一対"で開発された製品。SU-R1にはネットワークオーディオプレーヤーとプリアンプ機能を収めてシグナルパスを最短化し、パワーアンプをSE-R1として別きょう体とすることで、ハイレゾ音源の再生に理想的な構成を実現した。SB-U1とSE-R1は新開発のデジタル信号伝送インタフェース「Technics Digital Link」で接続する。Technics Digital Linkは最大384kHz/32bitのLR独立伝送をサポートする。「Digital Noise Isolation Architecture」によって、NASやPC、USBメモリといったデジタル音源を提供する機器からのノイズを徹底的に遮断。ジッター対策も施し、透明度の高いサウンドを提供する。また、電源部には「Separated Analog/Digital Power Supply」と呼ばれる新回路を採用。低ノイズでレギュレーション特性に優れたRコアトランスをアナログ・デジタルそれぞれ専用に搭載する。サイズはW480×D391×H118mm、重量は約17kg。同社はリファレンスシステム R1シリーズに属する製品として、スピーカーシステム「SB-R1」も同時に発表した。
2014年09月29日アユートは7月19日、「ポータブルオーディオ研究会2014年夏(ポタ研2014夏)」の会場で、Astell&Kernブランドのハイエンド・ネットワークオーディオプレーヤー「AK500N」の発表会を開催した。なお、発売日や価格は未定。AK500Nは、Astell&Kernブランドとして初めての据え置き型プレーヤー。1TBのSSDを搭載しており、そこに保存した音楽ファイルを再生するというのが基本スタイルだ。CDドライブを搭載しているが、これはリッピング専用で、ダイレクトに音楽再生を行うことはできない。リッピング時のファイル形式は、現状はWAVのみだが、製品化の際には、FLAC/AIFFなどにも対応させる予定としている。また、NPTモードを持っており、PCなどでダウンロードしたファイルは、USB経由でコピーすることが可能だ。USB DAC機能を搭載しており、PCなどから音楽再生を行うこともできる。対応フォーマットは、同社のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AK240」と同じで、192kHz/32bitまでのファイルに対応する(ネイティブ再生は192kHz/24bitまで)。「AK120」や「AK100II」、AK240とネットワークで連携可能。AK500Nに保存されている音楽ファイルを、これらのプレーヤーに転送することができる。また、AK500Nに保存されている音楽ファイルを、AK120やAK100II、AK240からネットワーク経由で再生させることも可能だ。Wi-FiやBluetoothに対応しており、iOS端末やAndroid端末で動作するリモートコントロールアプリも用意される予定だ。DLNAもサポートされるが、プレーヤーとレンダラー、サーバーのうち、どの機能が利用できるのかは現時点で不明だ。USBは、Type AとType Bそれぞれ1系統を装備。それ以外のデジタル入出力は、AES/EBU×1、S/PDIF×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。アナログ出力は、バランスとアンバランスをそれぞれ2系統装備する。
2014年07月22日フォーティネットは7月14日、毎日放送が次世代ファイアウォール「FortiGate-1000C」「FortiGate-600C」と、ネットワーク可視化ツール「FortiAnalyzer」を導入したと発表した。毎日放送は、災害時における放送の継続を念頭にネットワークを構築している。3系統のネットワークを構築・運用している毎日放送では、社内LAN用に「FortiGate-1000C」を、それ以外の2系統に「FortiGate-600C」をそれぞれ冗長構成で計6台を導入。大量のトラフィックが流れ、セキュリティ処理にも高いパフォーマンスが要求される社内LANには、10GbEインタフェースを備えた「FortiGate-1000C」、Webサーバーなどが設置されたそれ以外の2系統のネットワークには、1GbE対応の「FortiGate-600C」がそれぞれ導入されている。毎日放送では、1台のFortiGateを複数の仮想FortiGateとして利用できるVDOM(仮想ドメイン)機能を活用。社内LAN向けの「FortiGate-1000C」では2つのVDOMを、「FortiGate-600C」は3つのVDOMを適用して、それぞれにポリシーを設定している。FortiGateの仮想ファイアウォールで台数が集約され、イベント中継などで必要となるファイアウォールの設定変更作業なども効率的に行えるようになり、運用管理の負荷軽減に大きなメリットを得ている。さらにFortiGateのIPS機能を利用して、社内ネットワーク上の脅威を素早く検知・防御する仕組みを整備。併せて、ネットワークを可視化し、IPSで検知した攻撃パケットなどのログを収集・管理し、その分析とレポート作成などを支援するアプライアンスFortiAnalyzerを活用。これにより、新たな脆弱性を狙った攻撃から業務を守り、多層的な防御の可視化を実現している。
2014年07月15日NECは5月27日、NTTドコモと仮想化モバイルコアネットワークソリューション(vEPC:Virtualized Evolved Packet Core)を用いて通信の繋がりやすさを向上させ、今後の新たな通信サービスを迅速に提供可能とする共同実証実験に成功したと発表した。本実証実験において、仮想化プラットフォームがNFV(Network Functions Virtualization)で求められる機能を有していることを確認。これによりNFVで実現するvEPCは、シンプルかつフレキシブルなネットワークの構築が可能となる。また、実験においては、LTEのデータ通信機能を担うEPCのソフトウェアに仮想化技術を適用し、EPCの基本的な動作を確認。加えて、EPCを管理するシステムからの制御により、顧客が利用するデータ通信量に応じて処理能力を増やす機能や、ハードウェアが故障した際に自動的かつ短時間で別のハードウェアを用いて予備構成を再構成し、データ通信を安定的に継続する機能の動作確認を行った。NECは、NFVに取り組む企業や団体と共同研究や実験などに積極的に協力し、2013年にはvEPCソリューションの商用出荷を開始。今後も引き続き柔軟、迅速かつサービスに最適なネットワークを実現するグローバルソリューションを展開していく。
2014年05月28日ローデ・シュワルツ・ジャパンは5月23日、周波数範囲9kHz~8.5GHzをカバーし、最大24ポートまでを1台に実装可能なベクトルネットワークアナライザ「R&S ZNBT8」を発表した。同製品は、4ポートモデルをベースに、最大24ポートまでを1台に内蔵できる一体型マルチポートネットワークアナライザである。140dB(代表値)のダイナミックレンジ、+13dBmの出力パワーを有しており、従来の外部スイッチマトリクスを使用するソリューションのような、スイッチによる経路損失がないため、端末用スイッチングモジュールや多ポートアンテナ、パワースプリッタなどのマルチポートデバイスを、従来よりもはるかに高い確度で測定可能。内部パス構造は、どのポート間でも測定できるフルクロスパスとなっており、必要なパラメータをつなぎ替えなしに測定することができる。校正は、ポート数に応じて自由に設定でき、最大24ポート校正に対応している。さらに、マルチポート自動校正ユニットを用いることで、フル24ポート校正が、最短4回のつなぎ替えで実現できる。また、従来のソリューションでは、測定レシーバの数が2または4と限られているため、マルチポートデバイスのすべてのSパラメータを測定するためには、スイッチを切り替えながら、各測定レシーバで何度も繰り返しSパラメータを測定する必要があった。これに対し、「R&S ZNBT8」は、すべての測定ポートに測定レシーバを持つため、多数のSパラメータを同時に測定することができ、マルチポートデバイスの測定を高速に行うことが可能となる。例えば、24ポートデバイスのすべてのSパラメータ(576パラメータ)を測定する時間は、従来の1/10程度となる201ポイントで260ms以下を実現している。この他、パラレル測定モードを備えており、最大24個のデバイスを同時に測定することが可能。これにより、生産ラインでの評価の効率化に寄与するとしている。なお、「R&S ZNBT8」は内蔵ディスプレイを備えていないため、外部ディスプレイならびにキーボードとマウスを用いての操作となる。GUIは「R&S ZNB」シリーズと同一で、日本語メニューや各種ウィザードを備えているため、簡単に操作できる。
2014年05月27日計測機器大手Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは2月4日、RF部品の評価に最適な低価格ネットワークアナライザ「Agilent E5063A ENA シリーズ ネットワーク・アナライザ」を発表した。同製品は、携帯電話端末/基地局用アンテナ、RFケーブル、フィルタなど、シンプルなRF受動部品の試験用に性能や機能が最適化されており、研究開発部門におけるRF受動部品や誘電材料の評価用に適している。性能とコストのバランスを目指したネットワークアナライザで、0.002dBrmsのトレースノイズ、0.01dB/degCの安定性など、優れたRF性能を実現している。これにより、品質を犠牲にすることなく、テストコストを削減できるという。また、USB RFスイッチ「U1810B」を接続して、複数の測定対象物を低コストで測定可能なシステムを構築できる。これにより、1台のネットワークアナライザで4個のアンテナを切り替えながら測定することも可能となり、さらなるテストコスト削減に繋げられる。さらに、フィクスチャシミュレータ機能をはじめ、実績のある校正・データ解析機能により、業界標準となっているネットワークアナライザ「E5071C ENA」シリーズと相関性の高い測定結果を実現した。この他、「E5063A」と誘電プローブキット「85070E」を組み合わせると、誘電材料の評価を低価格で行うことが可能になる。低価格で材料研究を行う際に、最適なソリューションとなるとしている。なお、価格は、100kHz~4.5GHz対応の2ポートテストセット「E5063A-245」が195万6349円(税別)、100kHz~8.5GHz対応の2ポートテストセット「E5063A-285」が277万4453円(税別)、100kHz~18GHz対応の2ポートテストセット「E5063A-2H5」が359万2557円(税別)。すでに販売を開始している。
2014年02月04日フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、成長戦略の柱となる正規ディーラーネットワークの拡充を加速すると発表した。2012年度中にフィアット / アルファロメオ正規ディーラーと、クライスラー・ジープ・ダッジ正規ディーラーをそれぞれ10店舗増やすという。同社の2012年1~8月の販売台数は、アルファロメオが3,133台で前年同期比133.1%増、ジープが3,074台で前年同期比55.9%増など、増加が著しい。また、フィアット、アルファロメオ、ジープの3ブランドはすべて外国メーカー新車登録累計台数の上位10位以内に入っており、きわめて好調だ。こうした状況を受けて、同社では正規ディーラーネットワークの拡充を今後の成長戦略の中心に位置づけるという。フィアット、アルファロメオについては東京エリアに力を入れ、クライスラー・ジープ・ダッジについては全国レベルの店舗数増加を図る。こうした店舗数増加によって販売台数を増やすだけでなく、年内に再投入を予定しているクライスラーの新しいブランドイメージの構築も進めるとしている。おもな店舗として、フィアット / アルファロメオは9月29日に函館、11月中旬に天白(名古屋)、12月上旬に小山(栃木県)などを、クライスラー・ジープ・ダッジは10月5日に山口、10月17日につくば、10月20日に熊本をオープンの予定。フィアット / アルファロメオ正規ディーラーは74店舗から84店舗へ、クライスラー・ジープ・ダッジ正規ディーラーは53店舗から63店舗に増加する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日カタリナ マーケティング ジャパンは、全国主要小売りチェーン約3,000店舗で利用可能なクーポンを提供するクーポンサイト「クーポン ネットワーク」の提供を開始した。「クーポン ネットワーク」は、スーパーやGMS、ドラッグストアで買い物をする消費者に対して提供される、「オンライン(インターネット媒体)とオフライン(店頭)の融合」を意味する“O2O(オンライン TO オフライン)”クーポンサービスサイト。このサイトからプリントしたクーポンはカタリナ・ネットワークに加盟する全国の主要小売り約3,000店舗で利用することが可能となる。利用方法は、買い物前、自宅PCで「クーポン ネットワーク」をチェック。利用したいクーポンを選択し、印刷。印刷したクーポンを、スーパーやGMS、ドラッグストアなどでレジ精算時に利用、という手順となる。通常の値引きクーポンに加えて、商品動画をサイト上で閲覧すると追加値引きを受けられるクーポンなども掲載される。また近日中にFacebookと連携し、商品ブランドのFacebookページにおいて“いいね!”ボタンを押すと、追加値引きを受けられる日本初のサービスの提供も開始する。主婦層を主なターゲットとしており、3年後には400万人のアクセス獲得を目指すという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日今年1月に劇場公開され、大ヒットを記録した『ソーシャル・ネットワーク』のDVD&ブルーレイが早くもリリースとなった。本年度ゴールデングローブ賞監督賞を受賞し、続くアカデミー賞では脚本賞を受賞、映画業界人から映画ファンまで、瞬く間にその秀作ぶりが口コミで広がり、多くの観客が劇場に押し寄せた本作。その貴重なコメント入りメイキング映像がシネマカフェに届いた。監督は『ファイト・クラブ』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などでメガホンをとり、その特異な演出力で常に観客を驚かせてきたデヴィッド・フィンチャー。「Facebook」の創始者の天才、マーク・ザッカーバーグ役にはジェシー・アイゼンバーグ。そのほか、アンドリュー・ガーフィールドやアーティスト、俳優として広く活躍中のジャスティン・ティンバーレイクなど、注目の若手俳優が集結した。こちらの映像ではメイキングと共に、ジェシーと、本作で共演したクリストファー・ノーラン監督最新作の『ザ・ダークナイト・ライズス』(原題)への出演を予定しているジョシュ・ペンスのコメントも収録されている。ジェシーの口からは、これまで“ハリウッド大作”と呼ばれる作品をほとんど経験してこなかった、彼らしいコメントが出てくる一方で、撮影の楽しい雰囲気が十分に伝わってくる。今回、発売されたDVD&ブルーレイには、音声特典としてデヴィッド・フィンチャー監督やキャスト陣の本編解説など、『ソーシャル・ネットワーク』をより一層楽しむための特典も満載となっている。ブルーレイ&DVDは現在発売中。「ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】」DVD価格:2,980円(税込)「ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】」ブルーレイ価格:3,990円(税込)発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売中公式サイト:© 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. and Beverly Blvd LLC. All Rights Reserved.※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:好みに合った映画を探せるSNSサイト「Gacchi」で秋公開の新作の“極秘試写会”開催ジョニー・デップが観客席にスライム攻撃!キッズ・チョイス・アワーズ開催『わたしを離さないで』連続動画インタビューvol.2アンドリュー・ガーフィールドアンジェリーナ・ジョリーがクレオパトラ役に挑戦。相手役にふさわしい男優は誰?愛する人とどう過ごす?『わたしを離さないで』に考える“愛”のかたち
2011年05月27日第83回アカデミー賞脚色賞には『ソーシャル・ネットワーク』(アーロン・ソーキン)が輝いた。作品賞の行方を占う上でも重要視されるこの脚本部門だが、今年は作品賞を引っ張る2作『ソーシャル・ネットワーク』と『英国王のスピーチ』がそれぞれ脚色賞とオリジナル脚本賞で別の部門でのノミネート。特に脚色賞に関しては、早くから“受賞当確”ランプが点灯していたと言えるが、予想通りの結果となった。アーロン・ソーキンは映画『ア・フュー・グッドメン』の原作・脚本を手掛けて注目を集め、ドラマ「ザ・ホワイトハウス」にも脚本、制作総指揮として携わり、4年連続エミー賞受賞などの実績を誇る。『ソーシャル・ネットワーク』はこれでまず1冠となった。監督賞および作品賞の受賞にも期待がかかる。特集 2011アカデミー賞■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞のアフターパーティの一部を紹介!シネマカフェ的海外ドラマvol.186オスカー直前!今こそ観たいドラマ 最終回【ハリウッドより愛をこめて】オスカーに輝くのは…トム・ハンクスがスピーチの指導?シネマカフェ的海外ドラマvol.185オスカー直前!今こそ観たいドラマ 第2回
2011年02月28日鬼才デヴィッド・フィンチャーの最新作で、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)である「Facebook(フェイスブック)」の創業にまつわる実話を描いた『ソーシャル・ネットワーク』が10月1日(金)より北米で公開され、初登場1位を記録した。ハーバード大学に通う19歳のマーク・ザッツバーグが親友と共に、学内で友達を増やすために自由に語り合えるサイトを制作。これが瞬く間に大学生たちの間で広がり、社会現象を起こすほどの巨大サイトへと変貌していく様子と、一躍、時代の寵児となったマークらが直面する裏切りや孤独が描かれる。『イカとクジラ』、『ゾンビランド』などに出演し話題のジェシー・アイゼンバーグがFacebook創始者で「世界で最も若い億万長者」(フォーブス誌)であるマーク・ザッカーバーグを熱演。また、『スパイダーマン』シリーズ最新作に主演することが決まったアンドリュー・ガーフィールドがマークの親友のエドゥアルド・サヴェリンに扮しており、ジャスティン・ティンバーレイクもキャストに名を連ねるなど、注目の俳優陣が実在の人物を演じているのも見どころのひとつとなっている。2,771館での公開で、1日(金)から週末を含めた3日間で2,300万ドルを記録。1館あたりの興行収入も8,300ドルという高い数字を叩き出している。批評家やマスメディアからは早くも本年度アカデミー賞の最有力候補との声も上がっており、今後、興行収入と賞レースの両面で注目を集めそう。なお、本作は10月23日(土)に開幕する第23回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定しているが、このたび、映画祭に合わせてジェシー・アイゼンバーグと脚本家のアーロン・ソーキンが来日することも発表された。日本での公開は年明けだが、映画祭での上映を機に、日本でも注目を浴びそう。前作『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』では13部門にノミネートされたものの、作品賞、監督賞など主要賞の受賞はならなかったフィンチャー監督。まだ少し気が早い話だが、本作では悲願達成なるか?『ソーシャル・ネットワーク』は1月15日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:函館から世界へ!谷村美月、南果歩ら東京国際映画祭コンペ出品会見破局から3年のキャメロン・ディアス&ジャスティン・ティンバーレイクが映画で共演
2010年10月05日