EMCジャパンは12月17日、企業のハイブリッドクラウド環境構築をサポートする「EMC Enterprise Hybrid Cloudソリューション(EHCソリューション)」の提供を開始した。EHCは、企業が新たなビジネスモデルやサービスを迅速に開発、提供するためのクラウド環境を利用するために、適切な技術の選択や人材の育成などの様々な課題を解決していくためのソリューション。プライベート、パブリック両方のクラウドサービスを柔軟に利用することができる選択肢を企業に提供する。最適な選択肢を提供するため、組み合わせをあらかじめ定義した「セルフサービステンプレート」や迅速な構築をサポートするための「ワークフロー」を提供。これにより、クラウド環境導入の俊敏性を確保する。同社によれば、EHCを利用すればハイブリッドクラウド環境を4週間で導入可能だという。EMCジャパン 執行役員システムズ エンジニアリング本部長 飯塚力哉氏はEHCについて、「企業は新しいビジネスモデルをいかに早く立ち上げるかに課題をもっており、それには新しいIT環境を早く立ち上げ、ITリソースをいかに効率的に利用するかが重要なポイントなっている。すなわちアジリティ(俊敏正)が重要だ。クラウドはパブリックもプライベートも年々成長しているが、ITリソースを最適化するには、仮想化を追求していくのがあるべき姿だ。そのためには、クラウドを適材適所、あるいはいかにプライベートクラウドをパブリッククラウドに融合させていくかが重要なテーマになる。一方、クラウドへの移行への課題として、ITリソースのサイジングが難しい、運用のプロセスが難しい、他システムとの連携、セキュリティ担保が課題になっており、企業はそれに対応するために必要な技術者の育成やナレッジの蓄積に課題を抱えている。それを解決するのが『EMC Enterprise Hybrid Cloud(EHC)』だ。 EHCの一番のポイントは短期間でクラウドを導入できることだ。」と説明した。「EMC Enterprise Hybrid Cloud」は、ハード、ソフト、サービスの組み合わせで提供される。ハードウェアはEMCのストレージ、シスコのネットワークおよびサーバ、VMwareの仮想化環境を組み合わせたVCEのVBLOCKを利用。来年にはEMC VSPEXや他社製品の利用も可能にする。これらはテスト・検証されたエンジニアリングソリューションで、統合されたインフラとして提供。出荷時に構成・設定が行われる。サービスとしては、新技術の評価支援、実機検証、導入構成の確定を支援する「EHCアーキテクチャ&デザインサービス」、詳細設計やインストールテスト、既存環境からの移行を支援する「EHCインプリメンテーションサービス」、最適なクラウド運営設計や継続的な改善提案する「EHCオプティマイゼーションサービス」、運用定着化支援などを行う「EHCオペレーションサービス」などのほか、エデュケーションサービス(今後提供)やEMCカスタマーサービスの単一窓口によるサポートを提供する。12月17日に提供されたのは、EMCやVMwareの製品を中心に構成された「SDDC Editon」だが、2015年には、Windows Server Hyper-VインフラストラクチャをMicrosoft Azureと簡単に統合できる「Microsoft Editon」のほか、OpenStackテクノロジーを基盤に構築した「OpenStack Editon」も提供される予定だ。なお、価格は個別見積もり。
2014年12月18日ライオン事務機は15日、新開発の手動ハンドルに電動アシスト機能を搭載したハイブリッド式断裁機「PC-A3HB」を発表した。2015年1月13日から発売する。価格は298,000円(税別)。刃が駆動する電動操作と、ハンドル操作による手動操作で用紙を切る裁断機。刃が小刻みに左右に動いて裁断するため、手動式裁断機のように力をこめて押し込む必要がない。断裁テーブルは分割可能で、B4横・B5縦までの断裁サイズであれば、補助テーブルを外すことで設置スペースを節約して作業できる。手動で動かすハンドルは安全ロックを解除しないと操作できなくなっており、排紙テーブル側には透明樹脂製の安全カバーを設置。カバーを閉じないと刃が作動しないなど、安全にも配慮されている。裁断できる用紙は、PPC用紙 / 再生紙 / 藁半紙などで、裁断時間の目安はPPC用紙200枚の場合約27秒、300枚で約40秒。断裁幅は最大で430mm(A3判長辺サイズ)、最小で50mm。断裁能力はPPC用紙300枚。本体サイズはW650×D590×H290mm、重量は19kg。
2014年12月15日本田技研工業は1日、新型ハイブリッドセダン「グレイス(GRACE)」を発売した。グレイスは、5ナンバーサイズのコンパクトなボディーながら、アッパーミドルセダンに迫る広い室内空間を実現したハイブリッドセダン。ロングホイールベースに加えてリアシートの位置を最大限後方に配置することで、「アコード ハイブリッド」にも匹敵するリア席足元のスペースを確保し、430L(FF車)の容量を持つ広いトランクルームはトランクスルーも可能となっている。1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し、ハイブリッドセダントップクラスの低燃費34.4km/Lを実現。ビスカスカップリング式を採用した4WD車も設定されている。エクステリアは、伝統的なセダンスタイルの中にクーペのような流麗なフォルムを融合し、プラチナメッキ仕上げのフロントグリルと先進感やワイド感を強調した「ソリッド・ウイング・フェイス」を採用。LEDリアコンビネーションランプとリアライセンスガーニッシュを繋げることで、堂々とした車格感のあるデザインとした。そのほか、細部にわたり上質感を感じさせるインテリアデザイン、上級セダン同等の作りとしたリアシート、入力分離式ダンパーマウントを採用して上質な乗り心地を実現したサスペンションなどが特徴。安心・安全性能では、「コンパティビリティー対応ボディー」と「歩行者傷害軽減ボディー」を採用し、「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「ヒルスタートアシスト機能」「エマージェンシーストップシグナル」といったアクティブセーフティー技術を全タイプに標準装備。「シティブレーキアクティブシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」をセットにした「あんしんパッケージ」をタイプ別にオプション設定している。グレイスの価格は、195万円~240万9,800円(いずれも税込)。
2014年12月01日ユニマットグループのユニマットプレシャスが11月21日、日本料理店「すし割烹 海舟」(東京都港区南青山2-12-14ユニマット青山ビル1階)をオープンした。営業時間は17時半から23時。店内は、205平方メートルのゆとりのある造り。和の雰囲気を保ちながらもモダンで落ち着きのある空間だ。席数は101席で個室やテラス席も用意され、様々なシーンで利用出来る。元々は同社オフィスだったという。総料理長を務めるのは原田充郎。一品料理の懐石から旬のにぎり寿司が味わえる「すし・懐石」コース(8,800円)、職人のセンスを堪能出来る「創作懐石」コース(1万2,000円)などが彼自ら厳選したお酒と共に提供される。原田は赤沢迎賓館、アゴーラ福岡山のホテル&スパなど多くの料亭・ホテルで料理長を務めた人物。NHK「みんなの今日の料理」や「料理の鉄人」などテレビ出演も多数。オープンから1週間ほどだが、同店で食事を楽しんだ後、同ビル屋上のプール付きレストラン&バー「サーティシックス カリフォルニア キュイジーヌ&バー(THIRTY SIX California Cuisine & Bar)」でお酒を飲んで帰るお客さんもいるという。遅くまで営業している飲食店が少ない青山エリアの新たなスポットとなりそうだ。
2014年11月27日メルセデス・ベンツ日本は、「Sクラス」の追加モデルとして「S 550 プラグインハイブリッド ロング」を発表した。パフォーマンスと環境性能を両立したパワートレインだけでなく、革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載する。同モデルは、最高出力333PSを発揮する新型3.0リットルV6ターボエンジンに、最高出力115PSの電気モーターを組み合わせて搭載。システム出力は442PSと、V8エンジン並みのハイパワーとした。走行モードは基本の「HYBRID」、極力モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」が用意されている。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電まで約4時間(AC200V電源使用時)で、マルチファンクションディスプレイにより充電完了時間の設定が可能。また、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しながら、トランク容量は365リットルと、輸入車プラグインハイブリッドモデル最高水準を確保した。革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載していることも、同モデルの大きな特徴となっている。クルマの周囲360度をカバーする複合的なセンサーシステムにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出。状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現した。同モデルでは、「部分自動運転」技術を活用してハイブリッドシステムを進化させた。検出した周囲の状況に応じて回生の強さや作動時間を調整することで、ゼロエミッション走行の距離を極限まで伸ばす「インテリジェントプラグインハイブリッド」となる。「S 550 プラグインハイブリッド ロング」の価格は1,590万円(税込)。新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンス保証と24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。さらに、リチウムイオンバッテリーをはじめとするすべての部品に4年間の特別保証を適用し、合計7年間保証するとのこと。
2014年11月27日ダイハツ工業は17日、ハイブリッド乗用車「メビウス」にマイナーチェンジを実施して発売した。今回のマイナーチェンジでは、ワゴン車としてのアクティブ感と上質感を高めた内外装に刷新し、さらに先進装備を追加しながら購入しやすい価格設定としている。外装では、フロント / リヤのバンパー形状見直しやヘッドランプとリアコンビランプの意匠変更などを実施。内装では、内装色を落ち着きのある「ブラック」と温かみのある「グレージュ」の2色に変更したほか、ステアリングなどの加飾部をダークシルバーに変更している。また、センターメーター内にハイブリッドシステムインジケーターなどの情報を表示する、4.2インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを追加設定した。メビウスの価格は、247万9,091円~293万1,709円(いずれも税込)。
2014年11月17日ローランドは、星野楽器とのコラボレーションにより、「TAMA」ブランドのアコースティック・ドラムと電子ドラム音源システムを組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」を発売すると発表した。販売開始は11月下旬。価格は税抜9万4,000円。「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」は、TAMAの小型アコースティック・ドラム「Silverstar "Cocktail-JAM"」に、ローランドの電子ドラム音源「TM-2」と、演奏情報を検出するトリガー・ピックアップ「RT-10T」、「RT-10S」を組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット。アコースティック・ドラムの音にエレクトロニック系の音色を重ねて鳴らしたり、一般的なドラム・セットには含まれないパーカッション・サウンドを追加するなどして、印象的で多彩な音色による演奏表現が可能だという。また、同梱のドラム音源「TM-2」は、SDカードに入れた好みのオーディオ・ファイル(WAV)を演奏に合わせて再生することも可能で、あらかじめ曲に合わせたフレーズや効果音などを用意しておけば、演奏と同期したさまざまな演出を行うことが可能だ。一方、TAMA「Silverstar "Cocktail-JAM"」は、通常のドラム・セットの2/3~半分以下という、限られたスペースでも設置して演奏を楽しめるコンパクトなタイプで、付属の専用バッグに収納してどこにでも持ち運ぶことが可能となっている。
2014年11月07日本田技研工業は31日、ホンダのウェブサイトにて、新型ハイブリッドセダン「グレイス(GRACE)」に関する情報を先行公開した。12月1日の発売を予定している。「グレイス」は、1モーターシステムでありながらEV発進を可能にしたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」を搭載したコンパクトセダン。「i-DCD」は「Intelligent Dual Clutch Drive」の略となる。このハイブリッドシステムによる優れた低燃費と力強い走りに加え、コンパクトセダンの扱いやすさ、上級セダンのようなゆとりある広さや上質な室内空間を融合した新世代のコンパクトセダンに。このほど公開された「グレイス」ウェブサイトでは、プレミアム先行映像(ティザー映像)をはじめ、内外装の写真を交えた同車の魅力を紹介。「HYBRID DX」「HYBRID LX」「HYBRID EX」という3つのグレードの装備の違いなどを確認することもできる。
2014年10月31日マツダは30日、「アクセラ」のハイブリッド車に一部改良を実施し、11月20日に発売すると発表した。今回の改良では、アクセラのハイブリッド車全機種に、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で回避または軽減する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」&AT誤発進抑制制御を標準装備化。ハイブリッド車の最上級機種「HYBRID-S L Package」には、夜間の前方視界確保をサポートする「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」と、車線逸脱の危険をドライバーに警告する「車線逸脱警報システム(LDWS)」を標準装備化し、「HYBRID-S」では同装備をメーカーセットオプションとして新設している。「HYBRID-C」においては、「自動防眩ルームミラー」および「クルーズコントロール」を標準装備化とした。また、これまでハイブリッド車では選択できなかった18インチタイヤ&アルミホイールを「HYBRID-S L Package」に標準装備化、「HYBRID-S」にメーカーセットオプションとして新設。ハイブリッド車でもアクセラらしい外観デザインの躍動感を高めるとともに、操縦安定性を向上させている。アクセラのハイブリッド車の価格は、247万3,200円~281万3,400円(いずれも税込)。
2014年10月30日ネットアップは12月25日、同社が2014年10月29日に発表したハイブリッドクラウド向けサービスの「Cloud ONTAP」、「NetApp Private Storage for Cloud」、「NetApp OnCommand Cloud Manager」および、米NetAppが2014年10月29日にRiverbed Technology’sからの買収を発表した「SteelStore」に関する記者向け説明会を開催した。NetApp Private Storage for Cloud(NPS For Cloud)は、パブリッククラウドとオンプレミス上のネットアップのストレージを専用線で接続して利用するサービス。ネットアップ アライアンス営業部 クラウド・SI ビジネス推進部 シニアコンサルティング・システムエンジニアの金子浩和氏は、同機能を「最近はお客様はクラウドを第一候補に挙げるが、クラウドに出して良いデータと出せないデータがある。NPS For Cloudは、データをクラウド上に置きたくないが、クラウドのメリットを活用したいという企業のためのソリューションだ」と説明した。分析処理、バッチ処理など、ある時期だけCPUリソースを利用したいシーンで利用するとメリットが出る機能だという。NPS For Cloudは、これまではAWSとMicrosoft Azureが利用できたが、10月29日の発表では新たにIBMのSoftLayerを対象サービスに追加した。「Cloud ONTAP」は、クラウド上のストレージ上で、「clustered Data ONTAP」の機能を利用できるようにするもの。10月29日の発表では、まずAWSへの対応が発表された。これにより、Amazon EC2上で、NetAppが得意とするSnapshot、レプリケーション、仮想クローニング、重複排除・圧縮、シンプロビジョニンなどを簡単に利用することができる。 この機能は11/13にリリースされている。「NetApp OnCommand Cloud Manager」(以下、Cloud Manager)は、前述のNPS For CloudとCloud ONTAPを管理するためのツール。Windows Server 2012上で動作し、クラウドにおけるストレージの導入と設定。管理、Cloud ONTAPの作成、削除、Aggregate、Volumeの作成・削除などが行える。AWS上とオンプレミス上のどちらでも利用可能だという。こちらの機能は11/13にリリースされている。そして、SteelStoreはオンプレミス上のバックアップデータを、クラウド上でアーカイブするためのゲートウェイ。バックアップデータをSteelStoreに保存すると、圧縮および暗号化した後、スケジュールにしたがって指定したクラウド上に保存される。製品自体はアプライアンスとして提供され、ディスクも搭載するため、アーカイブデータのローカルキャッシュとしても動作する。同社によれば、テープで保管するのに比べ、保管費用、輸送料金や人件費などを節約できるという。また、リカバリする際も、テープに比べ費用や時間をかけずに行えるのがメリットだという。
2014年10月26日アイリスオーヤマは20日、「強力ハイブリッド加湿器」4モデルを発表した。日本気象協会と共同開発した「肌ナビ」機能を搭載しており、発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は適用畳数および搭載機能によって異なり、税別22,800円から税別32,800円。強力ハイブリッド加湿器は、「肌ナビ」と「温湿度ナビ」で適正な温度・湿度環境を知らせてくれる加湿器だ。「肌ナビ」は日本気象協会の定める「素肌乾燥指数」にもとづいて、室内の温度・湿度が肌に与える影響を「適正」「カサカサやや注意」「カサカサ注意」の3段階で表示。「温湿度ナビ」はウイルスが生存しやすい温度・湿度かどうかを「適正」「やや注意」「注意」の3段階でユーザーに知らせる。一般的に雑菌が繁殖しやすいといわれている超音波式と、ヒーターで加熱して除菌できるスチーム式を組み合わせたハイブリッド式を採用。さらに衛生面を配慮して抗菌銀ユニットを搭載している。また、「SPK-750Z-N」「SPK-1000Z-N」は村田製作所のマイナスイオン発生器「イオニシモR」を搭載。浮遊ウイルスやカビを抑制する効果が見込めるという。吹き出し口付近には、ミストを拡散するサーキュレーターを搭載している。これにより、部屋のすみずみまでパワフルにミストを行き渡らせることが可能になった。主な仕様と推定市場価格は以下のとおり。
2014年10月21日ヴイエムウェアは10月15日、ハイブリッド・クラウド向けに開発されたクラウド管理プラットフォームの最新版「VMware vRealize Suite 6」を発表した。これに合わせて、同社の管理製品は「vRealize」というブランドの下、統合された。マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャ 桂島 航氏は、クラウド管理プラットフォームは、クラウド管理プラットフォームについて「ハイブリッド・クラウドと物理環境と仮想環境が混在するヘテロジニアスなデータセンターの環境を統合して管理できる製品」と説明した。VMware vRealize Suite 6のコアコンポーネントとなるのが「VMware vRealize Operations 6.0」(旧称:VMware vCenter Operations Management Suite)で、今回、メジャーアップデートが行われた。vRealize Operations 6.0は、予測分析とポリシーベースの自動化により、物理環境・仮想環境・クラウドのインフラ全体でインテリジェントな運用管理を実現する。具体的には、アラートを表示する際、分析を行って、解決するためのアクションにつなぐ問題の原因や対処方法を表示する。例えば、アラートを表示する画面で、解決するためのアクションを実行できるボタンとともに他の解決手法も表示されるので、単一のコンソールで問題解決まで済ませることができる。こうしたアラートによって、トラブルシューティングにかかる手間とコストを低減されるというわけだ。「仮想環境をメンテナンスするのは容易ではないが、われわれはノウハウを蓄積している。それらをvRealize Operations 6.0に織り込んでいる」と桂島氏。また、同社のセキュリティに関するプラクティス「VMware Security Hardening Guides」に沿って、システムの状況を自動でチェックする機能も備えている。なお、vRealize Operations 6.0はアーキテクチャがスケールアウト型に変更されており、大規模な環境での利用も可能になり、従来バージョンと比較して8倍の拡張性が実現されたという。そのほか、VMware vRealize Suite 6には、ITサービスやアプリケーションの提供を自動化する「VMware vRealize Automation 6.2」(旧称:VMware vCloud Automation Center)、従量課金やコストの管理を実現する「VMware vRealize Business 6.0」(旧称:VMware IT Business Management Suite)、リアルタイムのログ管理機能を提供する「VMware vRealize Log Insight 2.5」(旧称:VMware vCenter Log Insight)が含まれる。同日、「VMware vRealize Suite 6」は2014年第4四半期(10~12月)から提供が開始される予定。1CPUあたりの市場想定価格は、Advancedエディションが84万4,000円、Enterpriseエディションが124万4,000円(いずれも税別)。同日、継続的インテグレーションを実現する開発者向けの新製品「VMware vRealize Code Stream」も発表された。同製品は、ソフトウェアのリリースプロセスを自動化するとともに、ステージを移行する際のガバナンスを強化する。Jenkins、Bamboo、Git、Subversionなどの継続的インテグレーションツールやソースコード管理ツールとも統合できる。vRealize Code Streamはスタンドアロンとして利用でき、市場想定価格はOSインスタンスあたり15万7,000円、CPUあたり93万8,000円(いずれも税別)。
2014年10月16日山善は、布団がなくても暖かいハイブリッド式こたつ「KDR-L975」「KDR-L135」を発売した。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「くらしのeショップ」での販売価格はKDR-L975が21,800円で、KDR-L135が26,800円(いずれも税込)。一般的なこたつにはこたつ布団が必要だが、こたつ布団の収納場所の確保や、こたつ布団によるハウスダストの発生といった問題がある。これに対し、同社では温風ヒーターを使用した「布団レスこたつ」を販売しているが、温風ヒーターだけでは足元が寒いという声が届いていたという。ハイブリッド式こたつでは、遠赤外線を多く放射するカーボンロングヒーターを採用。こたつ布団がなくても足元まで暖まる。KDR-L975は2人用でサイズはW90×D75×H71cm、KDR-L135は4人用でサイズはW135×D80×H71cm。消費電力はKDR-L975が100~270Wで、KDR-L135が100~380W。
2014年10月09日ビー・エム・ダブリューは、フラッグシップ・モデル「7シリーズ」の特別限定車「アクティブハイブリッド7 インディビジュアル・エディション」を発売した。最高品質の素材を使用したオプションを多数装備し、最上級のインテリアを実現したモデルとなる。同限定車は、今年8月に「7シリーズ」のラインアップに追加された「アクティブハイブリッド7 エクスクルーシブ」をベースに、スペシャル・オーダー・プログラム「BMW インディビデュアル」が提供する特別オプションを多く標準装着とした。BMWにおける「最上のラグジュアリー」を実現した特別限定車といえる。「BMW インディビデュアル」は、選び抜かれた最高品質の素材のみ使用した装備と、魅力的なカラー・コンビネーションをそろえるオーダー・プログラム。インテリアは最高品質を誇る牛革のみ使用し、レザー本来のなめらかな手触りと自然な風合いを実現した「BMW インディビデュアル フル・レザー・メリノ・インテリア」に、厳選された素材と完璧な加工技術により輝きを放つ「BMW インディビデュアル インテリア・トリム」を組み合わせている。エクステリアでは、特殊な顔料が生み出す色彩の変化が特徴的な「BMW インディビデュアル ボディ・カラー・プログラム」から、オリーブ・ブラックの濃い色調の中に、微細な砂金が輝いているかのような「シトリン・ブラック」を設定。トランクリッドに刻まれた「BMW Individual」のレタリングが、外見から特別な「7シリーズ」であることを強調している。価格は1,310万円(税込)で、20台の限定販売。
2014年10月08日ドイツのポルシェAGはパリモーターショーのプレスデー初日となる10月2日、「カイエン S-E ハイブリッド」のワールドプレミアを行う。プレミアムSUVクラスで初めてのプラグインハイブリッド車として、ラグジュアリー4WDクラスで新しいベンチマークを確立する。「カイエン S-E ハイブリッド」のデビューにより、「パナメーラ S-E ハイブリッド」「918スパイダー」と合わせ、ポルシェは3つのプラグインハイブリッドモデルを抱えるリーディングカンパニーとなる。3モデルものプラグインハイブリッドをラインアップするメーカーは世界唯一だ。パリモーターショーでは「カイエン S-E ハイブリッド」のほか、新しくなった「カイエン S」「カイエン ターボ」「カイエン ディーゼル」「カイエン S ディーゼル」も発表する。いずれも効率性の向上に加え、走りとデザインに磨きがかけられ、標準装備が充実している。「カイエン S-E ハイブリッド」の燃費は、100kmあたりわずか3.4リットルで、CO2排出量も79g/kmにとどまる。この数値は同セグメントではトップで、とくに4WD車としては他の追随を許さない数字といえる。未来志向の駆動コンセプトはマーケットでも好評を得ており、2014年1~8月にパナメーラの出荷台数は1万6,698台に達したが、うち「パナメーラ S-E ハイブリッド」は1,513台と全体の9%を占めた。カイエンについても、「カイエン S-E ハイブリッド」が非常に高い割合を占めるものと期待されている。ポルシェは10月2日午前9時35分(CEST)から4号ホールで行われるプレスカンファレンスで、「カイエン S-E ハイブリッド」を世界初公開する。記者会見の模様はインターネットで生中継される予定だ。
2014年10月01日三菱自動車は26日、EV派生型の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した新型「アウトランダーPHEV」を、2013年1月24日に発売すると発表した。アウトランダーPHEVは、SUVタイプでは世界初というプラグインハイブリッド車で、充電電力使用時の走行距離は60.2km(JC08モード)、ハイブリッド走行ではエンジン車と同等の航続可能距離である897km(JC08モード)を確保。走行モードは、電力のみで走る「EV走行モード」、エンジンを発電専用として使う「シリーズ走行モード」、高速走行時はエンジンを主体にして加速・登坂などでモーターがアシストする「パラレル走行モード」という3つが用意され、走行状況やバッテリー残量に応じて最適な走行モードを自動で選択する。また、新開発の駆動方式「ツインモーター4WD」と、車両運動統合制御システム「S-AWC」(Super All Wheel Control)の組み合わせにより、高い走行安定性と操作性を実現し、様々な路面状況に対応するとのこと。グレード展開と価格は、装備を厳選した「E」が332万4,000円(受注生産)、実用装備の「G」が356万9,000円、先進安全技術「e-Assist」(イーアシスト)標準装備の「G Safety Package」が366万4,000円、これにカーナビゲーション等を追加した「G Navi Package」が397万8,000円、本革シート等の快適装備も充実させた「G Premium Package」が429万7,000円。受注生産およびメーカーオプション装着車の生産は、2013年2月末の開始を予定。なお、エコカー減税では免税対象であり、平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額43万円)の対象車にもなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日本田技研工業は4日、スモールカー「フィット」と「フィット ハイブリッド」に、各タイプで人気の高い装備を追加して手頃な価格設定を行った特別仕様車「ファインスタイル」8種類を発売した。今回設定された特別仕様車は下記の通り。13G・スマート セレクション 特別仕様車 ファインスタイルフルオート・エアコンディショナー、ディスチャージヘッドライト<HID>(ハイ / ロービーム&オートレベリング / オートライトコントロール機構付)、専用ブラックシート(ブルーステッチ入り)、運転席アームレストを特別装備。価格はFF車が134万円、4WD車が151万5,600円。She’s 特別仕様車 ファインスタイル運転席&助手席シートヒーター、ディスチャージヘッドライト<HID>(ハイ / ロービーム&オートレベリング / オートライトコントロール機構付)、ETC車載器を特別装備。価格はFF車が144万円、4WD車が161万5,600円。15XH 特別仕様車 ファインスタイルグランスムース&スウェード調ファブリックコンビインテリア、ダークガンメタリック塗装(センターパネル+アッパーグローブボックスリッド+ステアリングガーニッシュ)、本革巻CVT / ATセレクトレバー、シルバーリング塗装 セレクトレバーエスカッション、15XH専用15インチアルミホイールを特別装備。価格はFF車が162万円、4WD車が176万4,100円。RS 特別仕様車 ファインスタイル専用塗装16インチアルミホイール、Hondaスマートキーシステム(1個付)を特別装備。価格は176万円。ハイブリッド・スマートセレクション 特別仕様車 ファインスタイルグランスムース&スウェード調ファブリックコンビインテリア、ディスチャージヘッドライト<HID>(ハイ / ロービーム&オートレベリング / オートライトコントロール機構付)、運転席&助手席シートヒーター、本革巻CVTセレクトレバーを特別装備。価格は172万円。ハイブリッド She’s 特別仕様車 ファインスタイル運転席&助手席シートヒーター、ディスチャージヘッドライト<HID>(ハイ / ロービーム&オートレベリング / オートライトコントロール機構付)、ETC車載器を特別装備。価格は177万円。ハイブリッド・XHセレクション 特別仕様車 ファインスタイルグランスムース&スウェード調ファブリックコンビインテリア、ダークガンメタリック塗装(センターパネル+アッパーグローブボックスリッド+ステアリングガーニッシュ)を特別装備。価格は186万円。ハイブリッド RS 特別仕様車 ファインスタイル専用塗装16インチアルミホイール、、Hondaスマートキーシステム(1個付)を特別装備。価格は198万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日本田技研工業は27日、ハイブリッドカー「CR-Z」のマイナーモデルチェンジを行って、28日に発売すると発表した。価格は236万5,000円から263万円。今回のマイナーモデルチェンジでは、同社のハイブリッドカーでは初となるリチウムイオンバッテリーを搭載。従来型のニッケル水素バッテリーに比べて約1.5倍の電圧を発生することでモーター出力を向上し、より力強い走りを実現したとのこと。また、力強い加速を瞬時に実現するという新開発の「PLUS SPORTシステム」の搭載、高回転・高出力化した1.5L i-VTECエンジンの採用、エンジン内部の抵抗軽減や発電頻度の低減、CVTの効率向上などが行われ、JC08モードで23.0km/L(16インチホイール装着のCVT車)の低燃費を実現している。デザイン面では、8連LEDポジションランプや新デザインのフロントバンパー / リアディフューザーなどを採用し、インテリアにおいても素材やデザイン、配色の変更によって質感が高められている。駆動方式は2WD(FF)、トランスミッションはCVTと6MTのいずれかを採用する。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日住信SBIネット銀行は24日、「SBIハイブリッド預金」の取引システムに関して特許を取得したと発表した。住信SBIネット銀行は、銀行取引に関するさまざまなシステムを開発しているが、このたび、SBIハイブリッド預金の特徴である、銀行口座における預金残高を証券取引などの資金に活用できる機能に関する特許を取得した。この発明は株式だけではなく、各種金融商品について取引を行う場合において、銀行と証券会社などの間におけるスムーズな資金決済処理の実現が目的。今回の特許登録により、住信SBIネット銀行の技術力の先進性を示すことができるとともに、SBIハイブリッド預金に関する独占的な権利を取得することができたとしている。登録番号特許第5080173号発明の名称資金前受制取引専用預金口座運用システム発明の要約顧客の預金口座の残高を資金前受制取引の商品買付余力に反映させる資金前受制取引専用預金口座運用システムSBIハイブリッド預金は、SBI証券における株式等の現物取引の買付代金や、信用取引における必要保証金・現引可能額に充当できる銀行預金(円普通預金)。この預金残高がSBI 証券の買付余力や、信用取引における信用建余力に反映されるので、SBI証券に入金する手間を省くことができる。なお、この預金残高は、SBI証券のWEBサイトでも確認できる。利用は顧客とSB 証券ならびに同社の3者による契約となる。また、通常の普通預金よりも好金利なだけでなく、特許に裏付けされる独自性の高い技術によって、証券・銀行間の振替の手間を省いた自動スィープ機能を実現し、より便利な資産運用ツールとしてすでに多くの顧客が活用している。資金の流動性を確保しながら堅実な運用を考えている人に向いているという。住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日ジャガー・ランドローバーはこのほど、「2012 CENEX Low Carbon Vehicle Event」にて、プラグインハイブリッド試作車「XJ_e」を公開した。クラス最高レベルの低CO2の製品を開発する同社の戦略の一環だという。この試作車はサプライチェーンにおける極低CO2車両に必要な専門技術の開発支援を目的に開発された。英国政府技術戦略委員会の「REEVolution プロジェクト」による資金援助を受け、英国を代表するテクノロジー企業と共同で開発したという。ハイブリッドシステムはパラレルタイプで、パフォーマンスを犠牲にすることなくCO2排出量を70%以上も削減。エンジン、モーターの総合パワーは334PSに達し、0-100km/h加速は6.5秒以下、最高速度は250km/hとなっている。また、走行距離40kmまでは電気モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能だ。バッテリーはリチウムイオンで容量は12.3kWh。240Vの家庭用コンセントからの充電で、4時間程度でフル充電ができる。燃費は3.2リットル/100kmとなっており、燃料満タンでの航続距離は1,092kmにもなる。同社のJLRエンジニアリング・ディレクターのボブ・ジョイス氏は、「私たちは自動車のグリーンテクノロジーに対し英国内で最大の投資企業です。プレミアム・ラグジュアリーカーの電動化を推進する研究に尽力しています」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日ダイハツ工業は4日、ハイブリッド車「アルティス」を一部改良して発売した。価格は322万円。同車は、トヨタ自動車からOEM供給を受けたハイブリッド乗用車。今回の一部改良では、クルーズコントロールやリヤプライバシーガラス(スモークガラス)等の快適装備を追加したほか、メーカーオプションとして左右後方からの車両接近を検知する「ブラインドスポットモニター」を新設定。また、外板色に「レッドマイカメタリック」を追加している。なお、ブラインドスポットモニター装着車は10月下旬に生産開始を予定。パワーユニットにリダクション機構付のTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システム 2)を搭載し、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日トヨタ自動車は3日、ハイブリッドセダン「カムリ」を一部改良して発売した。価格は304万円から382万円。今回の一部改良では、ハイブリッド”Gパッケージ”とハイブリッド”レザーパッケージ”のリヤサイドおよびバックに、UVカット機能付ソフトプライバシーガラスを標準装備し、クルーズコントロールをハイブリッド”Gパッケージ”に設定拡大。また、外板色に新色「レッドマイカメタリック」を設定して全8色としている。そのほか、車線変更時の後方確認をサポートするブラインドスポットモニターをハイブリッド”Gパッケージ”とハイブリッド”レザーパッケージ”にオプション設定。ブラインドスポットモニターは、隣の車線を走行する車両をミリ波レーダーで検知し、ミラーの死角に入るとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯。さらに、インジケーターが点灯した状態でサイドターンランプを点滅させると、インジケーターが点滅してドライバーに注意喚起を行う。なお、ブラインドスポットモニター装着車の生産は、10月下旬からとなる。パワーユニットにリダクション機構付のTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システム 2)を搭載し、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日トヨタ自動車は23日、ハッチバックタイプのハイブリッドカーであるレクサス「CT200h」を一部改良して発売した。価格は356万円から433万円。今回の改良では、サスペンション特性を変更して従来よりもしなやかな乗り味を実現したとのこと。そのほか、フロントドアに撥水機能付スーパーUVカットガラスを採用し、「version L」に助手席4Way調整式パワーシートを標準装備するなど、快適性の向上が図られている。外板色は、新色の「プラチナムシルバーメタリック」と、「F SPORT」専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を追加して全10色を設定。また、AC100V電源を1,500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントをオプション設定。センターコンソールとラゲージルームに設置したコンセントから電気の供給が行えるようになり、停電時などに車両を発電機として活用できる。パワーユニットにリダクション機構付のTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システム 2)を搭載し、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日自転車専門店を展開するあさひは、自社企画において初となるハイブリッド電動アシスト自転車「enersys(エナシス)」シリーズの第1弾「enersys Airpur(エナシスエルピュール)」を開発。8月11日から全国の「サイクルベースあさひ」で販売を開始する。価格は79,800円。同製品は、通勤・通学・買い物・サイクリングなど日常のさまざまなシーンで”より身近”に”より快適”に同製品を体感してもらいたいという思いから、「シンプル」かつ「耐久性」を重視した同社独自の仕様で開発している。メインとなるモーター電動ユニットは、カメラ用シャッターの世界NO.1メーカーで精密小型モーターでも高い実績を有する日本電産コパルとの共同開発で、高出力・高耐久を実現。パワフルでスムーズなアシスト走行を可能にしたという。また、モーターは前輪軸に搭載。ペダルをこいで後輪を駆動させる”人の力”と、モーターの回転で前輪を駆動させる”電気の力”の両輪駆動型で、バッテリー部分は、長寿命の「NEC製高性能ラミネート型リチウムイオン電池」を採用している。走行時のアシストモードは「強」「標準」の2つ。ハンドル左側に配置されたスイッチパネルで、走行時もバッテリー残量の確認ができるとのこと。本体カラーはレッド、ホワイト、ブラウン、ブラックの4種類。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日ビー・エム・ダブリューはこのほど、今年1月にフルモデルチェンジした3シリーズセダンのハイブリッドモデル「BMW ActiveHybrid 3」を発表した。全国の正規ディーラーで注文受付を開始し、9月からの納車を予定している。「BMW ActiveHybrid 3」は、高い運動性能と優れた環境性能を両立する「BMW ActiveHybrid」モデルの第4弾として導入される。エンジンは3.0リットルの直列6気筒直噴ツインパワーターボエンジンで、306PSを発揮。これに電気モーターを組み合わせたフル・ハイブリッドとし、システム・トータルで340PSを発揮する。電気モーターが駆動力をアシストするブースト機能により、0~100km/h加速はわずか5.3秒となっている。トランスミッションは8速ATで、75km/hまでの速度ではエンジンを停止して電気モーターのみで走行するゼロ・エミッション走行が可能。高性能なリチウムイオンバッテリーにより、電気モーターだけでも3~4kmの走行ができる。グレードは5グレードと豊富なラインアップで、最上級グレードはBMW M社が開発した専用装備を採用する「M Sport」となっている。価格はボトムグレードの「BMW ActiveHybrid 3」が、先代の335iセダンから13万円増の699万円。ハイブリッドシステムを採用しながら非常に魅力的な価格設定になっている。最上級グレードの「M Sport」は745万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日日産自動車は18日、新開発のスマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」をミニバン「セレナ」に搭載して8月に発売すると発表した。今回開発されたスマートシンプルハイブリッドは、「セレナ」に搭載したECOモーターの発電能力を高め、サブバッテリーを追加することで減速時のエネルギー回生量を増やすハイブリッドシステム。すべてのシステムをエンジンルームに収めているため、同車の特長である広い室内空間や使い勝手の良いシートアレンジを維持しながら低燃費を実現している。また、より多く蓄電された電力を使用することで、アイドリングストップの頻度を高め、ストップしている時間を延長する効果がある。加速中は、アイドリングストップ後に余った電力でECOモーターを駆動して、エンジンの補助駆動力として利用する。これにより、セレナの2WD車は自動車取得税と重量税が免税、アイドリングストップシステム搭載の4WD車は75%減税となり、全車がエコカー補助金の対象となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日日産自動車は、高級セダン「フーガ」と「フーガ ハイブリッド」の一部仕様を向上して13日に発売すると発表した。価格はフーガが399万円から555万2,400円、フーガ ハイブリッドが539万7,000円から635万400円。今回の一部仕様向上では、軽く押すだけでトランクリッドが閉じるトランクオートクロージャーや、運転席から助手席パワーシートのポジション調整が可能な助手席コントロールスイッチ(Aパッケージを除く)などを採用。また、セーフティシールドパッケージにタイヤ空気圧警報システムや運転席ダブルプリテンショナーシートベルトの機能を追加している。エクステリアでは、フーガの18インチアルミホイールに高品質感をもつクロームカラーコートを採用し、フーガ ハイブリッドには新デザインのPURE DRIVEエンブレムを採用。18インチタイヤの構造と素材も見直され、乗り心地をより快適にしたとのこと。一部グレード体系も変更されており、フーガの「250GT Type P」を「250VIP」に名称変更して「VIPエンブレム」を装着。なお、フーガ ハイブリッドは「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が免税となるとともに、エコカー補助金の対象となる。フーガは、エンジンにVQ25HRもしくはVQ37VHR(いずれもDOHC V型6気筒)を搭載し、トランスミッションは7M-ATx(マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチック)を採用。駆動方式は2WD(FR)と4WDを用意。フーガ ハイブリッドは、エンジンにVQ35HR(DOHC V型6気筒)+モーター「HM34」を搭載し、トランスミッションは7M-AT(マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッション)を採用。駆動方式は2WD(FR)。乗車定員はいずれも5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日本田技研工業は24日、スモールカー「フィット」と「フィット ハイブリッド」をマイナーモデルチェンジするとともに、新タイプ「フィット シーズ」「フィット ハイブリッド シーズ」「フィット ハイブリッド RS」を新設定して発売した。価格は、フォットが123万円から174万円、フィット ハイブリッドが159万円から196万円。今回のマイナーチェンジでは、空力性能やCVT効率の向上などによって環境性能と経済性が向上。JC08モード走行燃料は、1.3LエンジンとCVT搭載のフィットが21.0km/Lに、フィット ハイブリッドでは26.4km/Lに向上している。そのほか、LEDコンソールライトやLEDドリンクホルダーイルミネーション、全席3点式ELRシートベルトおよびヘッドレストの標準装備が行われ、一部のグレードにVSA(車両挙動安定化制御システム)を標準装備している。新たに追加されたフィット シーズとフィット ハイブリッド シーズは、本革巻ステアリングホイールや本革巻CVTセレクトレバー、専用Hondaスマートキーなどにピンク色の加飾を施したモデル。そのほか、スーパーUVカット・フロントドアガラス、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーなどの装備を採用する。ハイブリッド RSは、エンジンに1.5L i-VTEC+IMAを搭載したほか(従来モデルは1.3L)、専用セッティングしたサスペンションを採用し、CTV+ハンドシフト搭載車に加えて6MT搭載車も用意するなど、よりスポーティーで個性を際立たせたというモデル。LEDアクセサリーランプ内蔵フロントグリルや、本革巻スポーツタイプ・ステアリングホイール、デザインメーターなども装備している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日ダイハツ工業は10日、軽乗用車「ミラ イース」の一部改良して発売したほか、トヨタ自動車からOEM供給を受けたハイブリッド車「アルティス」を発売した。ミラ イースの一部改良では、後席ヘッドレストを「G」と「Gf」グレードに標準装備し、その他のグレードでもディーラーオプション(8,400円)による選択を可能にしている。また、4WD車に100万円を切る手頃な価格の新グレード「Lf」を追加。そのほかにも、ヘッドランプの意匠変更と、リヤコンビランプのストップランプの彩度アップが行われている。エンジンは660ccの「KF」(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを搭載し、駆動方式は2WDと4WDが用意されている。乗車定員は4名。価格は79万5,000円から122万円。アルティスは、2.5Lのリダクション機能付き「THS II」(Toyota Hybrid System II)を搭載した、同車で初の販売となるハイブリッド車。JC08モードで23.4km/Lという低燃費を達成し、高級感・存在感があるというセダンスタイルを採用している。駆動方式は2WD(FF)で、価格は317万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日ビー・エム・ダブリューは22日、環境性能に優れたハイブリッドモデル「ニューBMW ActiveHybrid 5(アクティブハイブリッド・ファイブ)」の予約を開始した。同社のハイブリッドとしては第3弾となり、直列6気筒エンジンを初めて採用。納車は4月中旬からの予定。同モデルはBMWのハイブリッドモデルとしては初めて6気筒エンジンを搭載。3.0リットルの直列6気筒DOHCツインパワー・ターボ・エンジンで、306PSを発揮する。8速ATとの間にモーターを挟んだ構造で、加速時にはモーターのパワーがアシストすることにより、トータルで340PSを発揮する。バッテリーには性能の高いリチウムイオンを採用。さらにモーターとエンジンを切り離すこともできル構造のため、モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能となっている。この場合、航続距離は最大3~4kmで最高速度は時速60kmとなる。また、アクセル・オフ時や減速時にもモーターを切り離して停止させることができ、ガソリン消費やCO2の排出を抑えている。10・15モードは14.6km / リットルで、同じ3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載するBMW 535iセダンと比べ、約15%向上している。また、エコカー減税及び補助金の対象モデルとなっている。価格は850万円で、これは「BMW 535i」から10万円のみのアップに抑えた戦略的価格となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日