テレビ東京とテレビ東京コミュニケーションズは、11月9日より、非連動型ハイブリッドキャストサービスを開始したと発表した。このサービスでは、「放送通信連携サービス技術仕様」として 2013 年に技術標準化されたハイブリッドキャストを使用し、データ放送による表現力を超えるハイブリッドキャスト(HTML5)ならではの、リッチな画面表現や、柔軟な画面配置を活用したコンテンツを提供するもの。同社ではでは、ちょっとした時間を計るのに便利な「キッチンタイマー」や、日替わりで色々な「ナナナ」(テレビ東京バナナ社員)を楽しめる【ナナナ日めくりカレンダー】、動画配信サービスへの案内などのサービスを提供する。また、効果音やリモコンの「d」ボタンを押したときの表示内容など、ハイブリッドキャストサービスを自分好みの設定で楽しこともできるという。なお、このサービスは、ハイブリッドキャスト対応テレビをインターネットに接続することで利用できる。
2015年11月10日草津亭はこのほど、創業143年の料亭「草津亭」を割烹として新装開店した。○江戸饗応料理に遊び心を加味草津亭は1872年、東京都・駒込神明町で温泉割烹を創業。初代に「草津温泉の湯の花を持ち帰って店を開け」という大黒天の夢のお告げがあったことが名前の由来だそうだ。その後、日本橋、茅場町を経て、1885年から浅草2丁目で営んでいた料亭「浅草田甫 草津亭」を今年5月30日に閉店。浅草3丁目に場所を移して、今回の新装開店に至った。「新店舗では、江戸饗応料理の伝統を受け継ぎながらもちょっとした遊び心を加味した特別メニューを準備いたします」と同社代表取締役で六代目当主の藤谷政弘氏。西洋風料理や肉料理などの提供も考えているのだとか。ちなみに草津亭では、「三越日本橋」「三越銀座」「松屋浅草」「大丸東京」「エキュート上野」の都内5店舗で弁当の販売も行っている。○芸者衆を呼んで芸者遊びも座敷に浅草の芸者衆を呼んで芸者遊びが楽しめるのも、店の大きな特徴。浅草は1950年代半ばには料亭が約80軒あり、芸者衆は300名いたというが、現在では料亭7軒、芸者衆約25名に。草津亭もその貴重な店の一つとなっている。場所は、東京都台東区浅草3-18-10。営業時間は昼が11時30分~14時30分、夜が17時~22時となっている。客席は、カウンター8席、最大12席の座敷の合わせて20席を用意。座敷は4席、6席などのアレンジも可能とのこと。料理は昼が2,800円~(1人/税別)、夜が7,500円~(1人/税・サービス別)。芸者衆の玉代は2万3,000円(税込/芸者一人につき/2時間)。
2015年10月22日ヴイエムウェアは10月14日、ハイブリッドクラウド管理プラットフォームの最新版となる「VMware vRealize Automation 7」と「VMware vRealize Business Standard 7」を発表した。VMware vRealizeは、プロビジョニングの自動化を行う製品「Automation」、統合管理を実現する製品「Operations」、コストと使用率を測定する製品「Business」から構成される。Operationsの最新版「6.1」はすでに8月に発表されている。マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャの桂島航氏は、vRealize Automation 7の最大の特徴は「統合サービス ブループリント機能」と述べた。同機能により、サーバ、ネットワーク、セキュリティ、アプリケーション、カスタマイズされたITサービス、これらの関係性や依存性をドラッグ&ドロップでモデル化して、テンプレートを作成することができる。VMware NSX 6.2と統合されているため、アプリケーションごとにネットワークやマイクロ セグメンテーションを動的に配置することも可能だ。このテンプレートを活用すると、多層アプリケーションをスピーディーかつ容易に展開することが実現される。ブループリントはDevOpsチーム向けに、可読性のあるテキストベースのコードとして抽出することもできる。また、Event Brokerにより拡張性が強化されているため、ビジネスに合わせて、主要コードを変更することなく、ワークフローや課金といったフローを導入することが可能。一方、vRealize Business Standard 7には、パブリッククラウド向けのコストと価格のポリシー機能が追加された。これにより、Amazon Web Services(AWS)に加えて、Microsoft Azureを含めた形で、プライベートクラウドとパブリッククラウドのコストを比較できるようになった。加えて、強化されたショーバック機能により、IT部門は業務部門に対し、プライベート/パブリッククラウド全体にわたり、月ごとの価格予測分析、ビジネス状況を確認するためのビジネスサービスごとのコストなど、詳細なコストの報告が行える。桂島氏は、ショーバック機能について、「ショーバックよりもチャージバックのほうが聞きなれているかもしれないが、米国でもプライベートクラウドに対するチャージバックはあまり行われていない。ショーバックにより、クラウドの利用状況をユーザーに示すことで、リソースの最適化を図ることが可能になる」と説明した。vRealize Automation 7とvRealize Business 7 Standardはいずれも2015年第4四半期より提供が開始される予定。vRealize Automation 7は、スタンドアロン製品として購入可能なほか、VMware vCloud SuiteとVMware vRealize Suiteにも含まれる。スタンドアロン製品は2つのエディションから構成され、OSインスタンス当たりの市場想定価格は、Advancedエディションが5万円から、Enterpriseエディションが9万7000円からとなっている(いずれも税別)。VMware vRealize Suiteも2つのエディションが用意されており、CPU当たりの市場想定価格は、Advancedエディションが84万4000円から、Enterpriseエディションが124万4000円からとなっている(いずれも税別)。vRealize Business 7 Standardもスタンドアロン製品として購入可能なほか、VMware vCloud SuiteとVMware vRealize Suiteに含まれる。スタンドアロン製品のOSインスタンス当たりの市場想定価格(税別)は2万5000円から(25OSインスタンス パックの場合)となっている。
2015年10月15日ドスパラは18日、hoomiaのハイブリッド型イヤホン「DN-13179」を、同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は9,499円(税込)。DN-13179は、BAドライバーとダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド型のイヤホン。ケーブルは平型で、マイク付きリモコンを装備している。主な仕様は、周波数特性が10Hz~40kHz、インピーダンスが20Ω、感度が100dB、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が16g。専用ケースのほか、3サイズ(S/M/L)のシリコンイヤーピースと1サイズのウレタンイヤーピースが付属する。
2015年09月18日ビー・エム・ダブリュー(BMW)は9月8日、BMW X5のプラグイン・ハイブリッド・モデル「ニューBMW X5 xDrive40e」の注文受付を同日より開始すると発表した。価格は927万円~993万円で、納車は2015年12月からを予定している。「ニューBMW X5 xDrive40e」では、インテリジェント4輪駆動システム「xDriveシステム」と、「BMW i」のプレミアム・スポーツ・カー「BMW i8」に搭載されたプラグイン・ハイブリッド・テクノロジーを組み合わせ、卓越した運動性能と高い環境性能の両立を実現。プラグイン・ハイブリッド・システムは、2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンに、8速オートマチック・トランスミッションと一体化された高出力の電気モーターを組み合わせ、システム・トータルの最高出力230kW(313ps)、最大トルクは450Nm(45.9kgm)のパワーを発揮する。また、電気モーターのみでの走行の場合、時速120kmまでの速度域で、最長距離約31kmまでゼロ・エミッション走行が可能となっている。
2015年09月08日「カフェ&ブックス ビブリオテーク」は9月1日~11月12日、「秋の味覚"栗"のハイブリッドスイーツが集合! Monblanc Fair(モンブランフェア)」を開催する。同店は、本やアート、デザイン雑貨などを取りそろえたブックストアを併設するカフェ。同フェアでは、旬の味覚である栗を使用し、パンケーキやマカロン、 ティラミスなどのスイーツと掛け合わせた"ハイブリッドモンブランスイーツ"を提供する。「モンブランとプラリネクリームのパンケーキ」(1,300円)は、パンケーキに洋酒を使用したマロンクリームと、プラリネクリームをのせたもので、キャラメルソースのほろ苦さがマロンの濃厚な甘さにマッチするという。「モンブランティラミスのクロッシュー」(1,100円)は、モンブランクリームにマスカルポーネとエスプレッソソースを組み合わせた。1つでモンブランとティラミスの2つの味が楽しめるとのこと。「ショコラモンブランとカシスムースのマカロンサンド」(800円)は、ココアマカロンでモンブランクリームとカシスムースをサンドした。甘酸っぱいカシスのムースでさっぱりとした味わいに仕上がり、食後のデザートにもお勧めとのこと。他には、栗、さつまいも、紫いもを使用した「栗とさつまいものモンブラン」(780円)や、生クリームとマロンクリームを合わせた「マロンクレームブリュレ」(680円)なども提供する。なお、同フェアデザートのドリンクセット限定で、「カモマイルミルクティー」を提供する。同商品は、紅茶の楽しみ方を提案する大西進氏が主催する「teteria(テテリア)」がオリジナルブレンドしたもの。モンブランと紅茶のマリアージュが楽しめるという。ドリンクセットの価格は、各デザート単品価格にプラス450円。※価格は税別
2015年08月30日メルセデス・ベンツ日本は8月27日、同社のSクラスとして、日本初のクリーンディーゼルハイブリッドモデルとなる「S 300 h」を追加し、即日、全国の正規販売店での発売を開始したと発表した。Sクラスは同社のフラッグシップモデルで、S 300 hはクリーンディーゼルエンジンに高効率電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用することで、最新世代のV8エンジンと同等のトルクを実現しつつ、高い静粛性や燃費性能を実現したという。パワートレインの詳細としては、最高出力204PS/150kW、最大トルク500Nmの2.2リッター直列4気筒BlueTECエンジンに、最高出力27PS/20kW、最大トルク250Nmの高効率電気モーターを組み合わせている。発進時に電気モーターを使用するため、アクセルを踏んだ瞬間からモーターの最大トルク250Nmでの加速が可能なほか、エンジンが停止しているため、高い静粛性を実現する(ディーゼルエンジンは強い加速の際に起動)。また、燃費向上技術として、中・高速巡航時にアクセルペダルから足を離すと、トランスミッションのクラッチを切り、エンジンをドライブトレインから切り離すことで、走行抵抗を低減させる「セーリング機能」を搭載。このほかの燃費向上技術も含め、燃費は20.7km/L(JC08モード)としているが、同社が実際にモータージャーナリストである石井昌道氏をドライバーとして実施した、鹿児島県の最南端に位置する佐多岬から、東京・六本木のメルセデス・ベンツ・コネクションまでの1540kmを走破する「ディーゼルハイブリッド 1,540kmチャレンジ」では、平均速度71km/h(走行時間21時間46分)で、平均燃費は25.6km/L、残燃費15%(JC08モード換算で約270kmの走行が可能。燃料タンクの総量は70L)という結果を得ているという。さらにインテリジェンスとして、最大500mの範囲をモニタするほか、車両前方約50mの範囲を立体的に捉えることが可能なフロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラのほか、ミリ波レーダセンサとして、フロントおよびリアバンパー側面に25GHzの短距離レーダを4個、ラジエータグリル奥に77GHzの中・長距離レーダを1個、そしてリアバンパー中央に25GHzマルチモードレーダを1個搭載しており、アルゴリズム解析を行うことで、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、状況をリアルタイムで判断し、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現している。このほか、レーダセンサにより先行者を認識し、設定速度の範囲内で車間距離を適切に維持して追従したり、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」や、ドアミラーの死角範囲をレーダによってモニタにして危険性を警告する「アクティブブラインドスポットアシスト」、ドライバーの疲労や不注意による車両の逸脱をステアリングを微振動させてドライバーへ警告する「アクティブレーンキーピングアシスト」などを含む安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」も標準装備されている。なお価格は998万円から、となっている。また、S 300 hの発売に合わせて、「S 400 HYBRID」のモデル名称が「S 400 h」に、「S 400 HYBRID Exclusive」が「S 400 h Exclusive」に、「S 550 PLUG-IN HYBRID long」が「S 550 e long」へとそれぞれ変更されている。
2015年08月27日日本HPは8月10日、同社のハイブリッド・アレイである「HP MSA 2040 Storage」「同1040 Storage」のファームウェアをアップグレードした。各製品のユーザーは、保証・サポート契約に基づきサポート・ページから無償でアップグレードが可能。今回のアップグレードによりMSA 2040 Storageでは、ハイブリッド・ストレージの構成において、フラッシュ・メモリによるソリッド・ステート・メディアへのアプリケーションのアクセスを最適化したという。SSDとファームウェア・アップグレードにより、パフォーマンスを最大3万7,000IOPS向上できるとしている。具体的には、ビルトインのパフォーマンス・モニタ・アルゴリズムにより、コントローラCPUキャッシュの処理を最大限に効率化するという最適データパスを構築した。また、周辺コンポーネント相互接続エクスプレスの利用状況を改善し、各I/Oリクエスト完了に必要なトランザクション(オペレーション)数を最小化すると共に、新たな高性能キャッシュ検索技術を導入したとのこと。同社はMSA 2040 Storageストレージ・ファミリーについて今後、ハイブリッド・フラッシュの導入促進を目的として、チャネルパートナーにも取り扱いやすいように低価格なパッケージでの展開も予定しているという。
2015年08月11日スケーラブルシステムズは、効率性とパフォーマンス、スケーラビリティが強化されたPanasas社の「ActiveStor 18」ハイブリッドストレージアプライアンスを国内提供開始した。出荷開始は9月を予定している。スケーラブルシステムズは、効率性とパフォーマンス、スケーラビリティが強化されたPanasas社の「ActiveStor 18」ハイブリッドストレージアプライアンスを国内提供開始した。出荷開始は9月を予定している。ActiveStorは、ハイブリッドのストレージハードウェア、ファイルシステム、プロトコルを統合したソリューションで、スケールアウトアーキテクチャを提供。大容量のSATAハードディスクと高速のSSDドライブを組み合わせることで、高速のアクセスが可能だという。ActiveStor 18は、2,600台のHDD、1,300台のSDDを搭載する130シェルフの構成で、グローバルネームスペースによる1つの大規模仮想ストレージプールを提供。8TBのディスクドライブの採用によって最大ストレージ容量が20PB以上、システムの最大スループットが200GB/秒へと強化され、CPU性能とストレージキャッシュ容量も増強されている。また、RAID コントローラの代わりにソフトウェアで実装された冗長符合による個々のファイル毎に分散されたRAID アーキテクチャで、データは個々のファイル毎に分散されたRAID 6+三重パリティ保護機能によって保護される。最大システム容量は16.4PB。
2015年07月24日日産自動車は21日、高い走行性能と環境性能を両立するハイブリッドエンジンを搭載し、5月13日に発売した新型「エクストレイル ハイブリッド」の受注が、7月18日時点で1万台に達した(総受注台数は1万133台)と発表した。これは月販目標台数1,000台の10倍にあたる。受注の内訳は、駆動別が「2WD」17%、「4WD」83%。ボディカラー別は「ブリリアントホワイトパール」36%、「ダイヤモンドブラック」32%、それ以外の色は10%未満。購入年齢別は、「39歳以下」22%、「40歳~49歳」24%、「50歳~59歳」26%、「60歳以上」28%となっている。新型エクストレイル ハイブリッドは、排気量2.5リッターのガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や高い静粛性、同社独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」によって達成されたJC08モードで20.6km/Lという低燃費、「平成32年度燃費基準+20%」を達成したことによる免税措置の適用、などが購入者に好評とのこと。また、安全性能として「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を標準装備し、定評のあるALL MODE 4×4-i にシャシー制御技術を搭載して実現した走行性能の高さや利便性なども高く評価され、好調な立ち上がりとなった。
2015年07月21日リバーベッドテクノロジーは7月15日、ハイブリッドIT環境のアプリケーション・パフォーマンスを最適化し、顧客企業の業績アップを支援するという新しいプロフェッショナル・コンサルティング・サービスとして、「リバーベッドプロフェッショナルサービス」を発表した。新サービスは「テクノロジー適合サービス」「最適化保証サービス(Riverbed SteelHead)」「アプリケーション分析/診断サービス」の3種類からなり、いずれも既に提供開始している。これらにより「Riverbed Application Performance Platform」を利用するユーザー企業をサポートし、複雑化するIT環境で高度な可視化・最適化・制御を実現するとしている。テクノロジー適合サービスは、大きな成果を上げるために必要な取り組みを評価・指導し、「Riverbed SteelCentral」「Riverbed SteelCentral」「Riverbed SteelHead」の長期的なビジネス価値を改善するという。同サービスでは、同社のソリューションで実現した重要業績評価指標(KPI)の改善と業績目標を関連付けて、ビジネス価値の容易な測定を実現し、ベスト・プラクティスに基づく業務プロセスでのソリューションの有効活用を促進するとのこと。最適化保証サービスは、ユーザー企業のSteelHead環境を評価し、クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを最大限に高める改善策を提案するもの。同サービスでは、ベスト・プラクティスに基づくトラブル・シューティングと変更管理のガイドラインも提供し、アプリケーションやネットワークが進化を遂げても、ユーザー企業は自信を持ってSteelHeadソリューションを利用できるとしている。アプリケーション分析/診断サービスでは、SteelCentralのパフォーマンス管理ソリューションにリバーベッドプロフェッショナルサービスのコンサルタントのスキルや専門知識を組み合わせて、自社運用やSaaS、クラウドの各種アプリケーションのパフォーマンスを継続的に改善できるという。同サービスは、基準値に基づく現在のパフォーマンスの評価、深刻化する前に問題を切り分けて修正するトラブル・シューティングと原因分析、問題の発生を事前に防止するパフォーマンスの傾向分析を含み、SteelCentralを既に利用中または今後の利用が見込まれる企業のいずれにも有用とのこと。
2015年07月16日ヴァイナスは、クラウドHPC サーバや社内サーバ環境に対応する、ハイブリッドクラウド運用支援システム「CCNV (シーシーエヌブイ:Cloud Computing NaVigation system)」の最新バージョンである「CCNV V2」を7月13日より提供開始すると発表した。CCNVは、設計担当者がクラウドHPC サーバや社内サーバにアクセスし、ファイルの転送やジョブの実行・管理などを操作できるソフトウェア。CCNVの製品構成は、ファイル転送やサーバー上のファイルの直接編集などを備えた基本機能版「CCNV-Basic」と、ジョブの投入・実行状況確認・収束グラフモニターやサーバ料金試算といった便利な機能が利用できる上位版「CCNV-Basic Plus」の2エディション。さらにCCNV-Basic Plusには、動的な通信帯域制御を備えた高速ファイル転送機能「C3」や計算結果データの圧縮転送機能「Comp」といった有償オプションがある。今回の新バージョンでは、大規模計算結果データを不可逆圧縮し転送時間を短縮する新オプション「Comp」を追加。現時点での対応ソルバーはOpenFOAMの強化版Helyx-SAS、およびFrontFlow/blueで、今後流体解析ならびに構造解析の各種商用ソルバーに順次対応する予定だという。また、基本機能版CCNV-Basicを無償化CCNVの普及促進のため、V2より基本機能版CCNV-Basicを無償化した。価格はCCNV-Basic Plusが42万円、Compオプションがソルバーごとに28万円、C3オプションが80万円(いずれも年間ライセンス、税別)。
2015年07月10日Texas Instruments(TI)は7月8日(米国時間)、ハイブリッド自動車の総合的なシステム性能を向上させる車載グレード 120Vハーフブリッジ・ゲート・ドライバ「UCC27201A-Q1」を発表した。同製品は、15nsの伝搬遅延時間と7nsの立上がり/下がり時間を実現しており、システムに高い周波数で高効率のスイッチング動作を提供する。また、1nsの遅延一致特性が、電源を短絡や故障から保護するほか、複数の電力レベルの、あらゆるMOSFETを使用することが可能となっている。なお、同製品はすでに8ピンPowerPad付SOパッケージで提供を開始しており、価格は1000個受注時の単価(参考価格)は1.62ドルとしている。
2015年07月10日レ・アールに位置する商業取引所を会場に、新コレクションを発表した阿部千登勢によるsacai(サカイ)。テーマは『ハイブリッド・マッシュ・アップ』。ディスコやハウスクラシックのサンプリングを矢継ぎ早に繋いだBGMが流れる中登場したのは、様々な国、時代、素材、性別などをミックスしたという、境界線を感じさせないアイテム群。チェックのスーツにはレイやシュシュのようなネックレスを合わせ、ペルーの織物を思わせるモチーフのパンツには、ミリタリーテイストのブルゾンをコーディネイト。シューズは「エンダースキーマ」とのコラボレーション。70~80年代、マンハッタンにあった伝説的なクラブ、「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツも登場。当時のメインDJだったラリー・レヴァンは、ニューウェーヴ、ロック、ポップ、ヒップホップ、ディスコなど、様々なジャンルの音楽をミックスして多人種の客達を熱狂させ、正にハイブリッドなクラブとして名を馳せていた。そんな自由な空気感をコレクションにも反映させ、カオティックだがサカイらしい美しいレイヤードスタイルを見せた。ちなみに「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツの売り上げの一部は、GMHC(Gay Men’s Health Crisis)に寄付される。
2015年07月05日富士電機は6月29日、SiCパワー半導体ハイブリッドモジュール製品のラインアップを拡充したと発表した。今回、製品拡充がなされたのは、SiC素子を使用したショットキーバリアダイオード(SBD)とSi素子を使用したIGBTで構成されるハイブリッドモジュール。今回の取り組みにより、定格電圧は600V/1200V/1700Vとなり、さまざまな産業機器などに適用可能となった。また性能面としても、インバータとしては従来機種比で約30%のデバイストータル損失の低減を実現しているほか、1700V品では従来のSiデバイス比で最大1.5倍の高出力かを実現。周辺部品の小型化なども可能となるため、設備の省スペース化なども実現できるようになるとしている。なお同社では、これらのSiCハイブリッドモジュールの売り上げについて、2018年度で30億円としている。
2015年06月30日富士重工業は6月19日、ハイブリッドシステムを搭載したインプレッサSPORT HYBRIDを7月10日に発売すると発表した。インプレッサ SPORT HYBRIDは、独自のAWDハイブリッドシステムを採用。ハイブリッドシステム用バッテリーのエネルギーマネジメントを見直すことで、高速領域における回生エネルギーの活用を可能としたほか、トランスミッションにハイブリッド用の駆動モーターを一体化した専用リニアトロニックを採用することなどによって燃費性の向上を図り、JC08モード燃費値で20.4km/lの燃費性能を達成した。また、重心バランスに優れたハイブリッドシステムの搭載に加え、フリクションを抑えて初期応答性を高めたダンパーの採用や足回りセッティングを最適化することで、軽快でスポーティな走りの愉しさと上質な乗り心地を追求した。さらに、アイサイト(ver.2)が全車標準装備となっており、ハイブリッドシステムとアイサイトの協調制御による「ECOクルーズコントロール」によって実用燃費の向上が期待できる。エクステリアはHYBRIDグレード専用のワイド&ローを強調したフロントマスク、新採用の大径タイヤや専用サイドシルスポイラーにより抑揚のあるダイナミックなサイドビューを実現した。リヤ周りには、空力性能を向上させるルーフエンドスポイラーを採用したほか、リヤコンビランプにLEDランプを採用し、ハイブリッドらしい機能性と先進性を感じさせるデザインとなった。インテリアはハイブリッド専用のブルー加飾のアクセントを加え、ピアノブラック調パネル、金属調加飾と組み合わせることで、先進性と上質感を表現。また、上級グレードではシルバーウルトラスエードやブルーステッチを採用し、より上質で洗練された空間を目指したほか、運転席/助手席パワーシートをはじめとする人気の上級装備が採用されている。グレード別の価格は「HYBRID 2.0i EyeSight」が250万5600円、「HYBRID 2.0i-S EyeSight」が263万5200円となっている。
2015年06月19日富士通は6月11日、ハイブリッドクラウドに最適なネットワーク環境を実現するSDNコントローラ「FUJITSUNetworkVELCOUN-X」を販売開始すると発表した。「VELCOUN-X」は、Linuxサーバ上で動作するソフトウェア。仮想化基盤と物理ネットワークなどの非仮想化基盤を含むシステム全体のネットワーク環境の可視化により運用・管理を効率化し、設定変更にかかる時間を従来より90%削減するという。スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサなどのネットワーク機器を制御・管理し、企業内の物理ネットワークと仮想ネットワークの設定および追加・変更を一括で実行可能な機能を提供する。同製品は専用機器が不要のため、既存ネットワークへのアドオンにより簡単に利用を開始できるほか、障害が発生してもネットワーク機器に影響を与えることなく業務を継続可能。あわせて、既存の「FUJITSU Managed Infrastructure Service ネットワーク-LCMサービス」に、SDN対応ネットワークの導入から運用までのサポートを強化した、SDNのインテグレーションサービスを追加し、提供開始することも発表された。今年度中に提供を予定している、広域ネットワークのマネージドサービスやマルチクラウドに対応した接続サービスと合わせて提供し、より高度なSDN技術の導入を支援していく。価格は、「VELCOUN-X」が30万円から(最小構成価格・税別)、「FUJITSU Managed Infrastructure Service ネットワーク-LCMサービス」は個別見積りとなっている。
2015年06月12日トランスコスモスとアドバンスト・メディアは5月25日、「ハイブリッド多言語コンタクトセンターサービス」の提供を開始した。同サービスは、スマートフォンアプリ・バーチャルオペレーター・コンタクトセンターといった3段階で、多言語での問い合わせに対応するもの。よくある問い合わせはスマートフォンアプリを利用し、対応が必要な問い合わせにはバーチャルオペレーターを用いるほか、これらの方法で解決できない場合には、コンタクトセンターのオペレーターにつなぐことで、顧客からの問い合わせに対し確実な対応を実現する。また、同サービスでは、アドバンスト・メディアがスマートフォンアプリとバーチャルオペレーターの開発・運用を行い、トランスコスモスがコンタクトセンターの運用を実施。バーチャルオペレーターのチューニングについては、両社で行っていく。対応する言語は、日本語と英語の2言語で、中国語や韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、タガログ語などニーズに応じて順次拡大する予定だ。なお、両社によると、大部分の問い合わせにバーチャルオペレーターで対応することで、呼量の増減にも柔軟に対応。知識データのチューニングを技術面・運用面から行うことで、継続的なサービス品質の維持・向上も行っていくという。両社は、外国人利用の増加が見込まれる2020年に向け、通信業界や観光業界へサービスを拡大し、2018年度までに20社の導入を目指す。
2015年05月25日トヨタ自動車は12日、ハイブリッドセダン「カムリ」に、特別仕様車「ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"」を設定するとともに、ベース車に一部改良を施して発売した。ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"は、「ハイブリッド」グレードをベースに"G パッケージ"の装備に加え、LEDのヘッドランプやフロントフォグランプ、スーパークロムメタリック塗装を施した17インチアルミホイールを特別装備。内装では、ファブリック&合成皮革コンビネーションの専用シート表皮、ソフトレザードアトリムオーナメントを採用したほか、インストルメントパネルや本革巻き3本スポークステアリングホイールなどに木目調(ダークブラウン)加飾を施し、高級感を演出している。カムリ特別仕様車 ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"の価格は、357万7,745円(税込)。また、ベース車においても一部装備の見直しを実施した。カムリの価格は、320万7,600円~401万4,655円(いずれも税込)。
2015年05月12日東京・日本橋の高級割烹(かっぽう)店「室町 三谷屋」はこのほど、和風ラーメン「割烹つけめん」(税別3,000円)を発売した。同商品は、本マグロのアラと香味野菜を8時間煮込んで作った濃厚スープで食べる和風つけめん。本マグロのほほ肉を使用したチャーシューのような食感の具と、赤身と中トロの漬けをあぶったものをトッピングした。麺には、長崎県・五島列島名物の五島うどんを使用。細めの麺は、濃厚でとろみのあるスープにもよく絡むという。同店は、「割烹は敷居が高い」と考えがちな若者たちにも本格的な日本料理を味わってほしいという思いから、彼らになじみのある「つけ麺」を割烹風にアレンジしたとのこと。つけ麺の濃厚なスープを生かしながら割烹らしい上品さも感じさせる商品にするために、開発にはおよそ1カ月をかけたという。※材料は季節によって変更する場合あり
2015年04月14日シマンテックは4月10日、バックアップ/リカバリソリューションの最新版「Backup Exec 15」の提供を開始した。最新版の特徴は、ハイブリッドクラウド環境への対応。その一環として、VMwareのサポートをさらに拡充し、サーバー仮想プラットフォームの「vSphere 6」との統合を図った。具体的には、中小企業向けの仮想化作成ソフト「VMware ESXi 6.0」、サーバー管理ソフト「VMware vCenter 6.0」、 ソフトウェアデファインドストレージ「VSAN(VMware Virtual SAN)」「VVOL(VMware Virtual Volume)」、インフラストラクチャ アプライアンス「VMware EVO:RAIL」のサポートを行う。また、2TBを超えるボリュームやGPTディスクを使用した大容量仮想マシンでのGRTサポート、SANリストアのサポート、SATAディスクの高度なサポート、vSphere 6.0のセキュリティ証明書管理のサポートを実施する。ほかに、「AWS Storage Gatewayクラウドサービス」との統合が可能となった。これにより、「Backup Exec」の既存ジョブや新規ジョブをStorage Gateway経由で Amazon クラウドストレージにシームレスに移行できるようになる。自動化、柔軟性、従量課金制をBackup Execからそのまま利用でき、「新製品の導入やアーキテクチャの変更に時間やリソースを費やす必要がなくなる」としている。そのほか、テラバイト単位のライセンス体系「Backup Exec Capacity Edition Lite」を提供する。ライセンスは「VMware、Hyper-V」「Windows Server」などに対応する。なお、データ重複排除などBackup Execの機能をすべて利用できるフルバージョンの「Backup Exec Capacity Edition」のテラバイト単位のライセンス体系と同じになる。参考価格は、「Backup Exec Capacity Edition Lite 1TB」が40万7100円(税別、1年間の保守サービス付き)。
2015年04月13日本田技研工業(ホンダ)は17日、6人乗りの新型ハイブリッド乗用車として2月13日に発売した「ジェイド」の受注状況を発表した。それによると、累計受注台数は3月16日現在で5,000台(タイプ別構成比「HYBRID X」93%、「HYBRID」7%)を超え、好調に推移している。なお、国内販売計画台数は月に3,000台。ジェイドは、1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用した新型ハイブリッド乗用車。セダン並みの低全高に、ミニバンクラスの居住性とユーティリティーを特徴としている。ジェイドの購入ポイントとして同社は、「多くの立体駐車場に対応する低全高とスタイリッシュな外観デザイン」「Vスライドキャプテンシートによるゆとりのある室内空間と上質なインテリア」「上質な乗り心地と高い静粛性」「ホンダ初の乗用ハイブリッドミニバン」「乗用ミニバンクラストップレベルとなる25.0km/L(JC08モード)の優れた燃費性能」「先進の安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ センシング)』」を挙げている。
2015年03月17日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)の15SS新作「モーション(MOTION)」(9万4,000円)は、サンダルとスニーカーを掛け合わせたハイブリッドジューズ。爽やかな夏を思い起こさせるホワイトカラーをベースに、ソール部分にはブラックのメッシュを施しスポーティーテイストに。側面でさりげなく輝くゴールドのカシメがチャームポイントとなる。ナッパレザー仕立てによる構築的なフォルムとは裏腹に、非常に軽量化された作りで足取りも軽やか。また、バックのアンクル部分にはクッションを設けソフトな履き心地を実現した。サイズは34から38にて展開。発売は3月中旬を予定している。<問い合わせ先>ジミー チュウTEL:03-5413-1150
2015年03月05日ヴイエムウェアは2月3日、仮想化されたコンピューティング/ネットワーク/ストレージで構成されるハイブリッドクラウドを実現する新たな製品およびサービスを発表した。ストラテジックアライアンス本部長の名倉丈雄氏は、「現在、ユーザーが必要としてるものはOne Cloud,、Any Application。つまり、すべてのアプリケーションがどこに持っていっても動くことが求められている。これを実現するのが、インフラストラクチャを提供している側のミッション」と、同社が目指している方向性を説明した。同社は、仮想化されたコンピューティング、ネットワーク、ストレージから構成される「Software-Defined Data Center」、プライベートクラウドとvCloud Airで実現するハイブリッドクラウドを基盤として、「One Cloud,Any Application」を実現する。「One Cloud,、Any Application」の実現に向けて、「単一のプラットフォーム」「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」「オープンな管理」の3つの柱が据えられている。今回、「単一のプラットフォーム」を実現する製品とサービスとして、ハイブリッドクラウドの基盤となる「VMware vSphere 6」、ハイパーバイザー統合型ストレージの最新版「VMware Virtual SAN 6」、ストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる「VMware vSphere Virtual Volumes」、VMware NSXを活用したVMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスが発表された。これらは2015年第1四半期に提供が開始される予定。同氏は、これらの製品とサービスによって、「これまで作れそうで作れなかった真のハイブリッドクラウドが構築できるようになる」と語った。VMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスにより、ゲートウェイ・アプライアンスを通じて、パブリッククラウドであるVMware vCloud AirとVMware vSphereによって構築されたプライベートクラウドを単一かつ安全なネットワークで相互接続できるようになる。また、プライベートクラウドとvCloud Airに展開されている数百の仮想ネットワークを単一のWAN接続で維持することも可能になる。「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」は「vSphere 6」「Virtual SAN 6」「クラウドネーティブのアプリケーション」で実現し、「オープンな管理」は「OpenStackとの統合」「Virtual Volumes」「vCloud Suite 6」で実現する。OpenStackについては、同日、OpenStackのコンポーネントをパッケージ化してテストまで行ったディストリビューション「VMware Integrated OpenStack」の提供を発表している。
2015年02月04日WiseTechは、TTPOD社のハイブリッドイヤホン「TTPOD T2」を2月4日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は19,000円前後(税込)。2014年12月16日の発表当初、発売日や価格は未定となっていた。TTPOD T2は、BA(バランスド・アーマチュア)型ドライバー×2本とダイナミック型ドライバー×1本を使用したハイブリッドタイプのイヤホン。BA型ドライバーは高音用に「ED-28689」、中音用に「TA-7801」を採用している。低音用のダイナミック型ドライバーの口径は10mm。ED-28689は、Etymotic Research社の「ER-4」シリーズなどにも使用される定評のあるドライバーで、TA-7801はTTPODが独自開発したドライバーだ。セミオープン型の構造を採用しており、再生周波数帯域は8Hz~26kHz。インピーダンスは30Ωとなっている。ケーブル長は1.25mで、プラグはストレートタイプのφ3.5mmステレオミニ。カラーはブルー/グレー、グリーン/グレー、パープル/グレー、レッド/グレーの全4色だ。
2015年01月30日SCSKは「クラウド」という言葉がまだなかった2004年 から、VMwareのテクノロジーをベースとしたハイブリッドクラウド「USiZE (ユーサイズ)」を展開しており、今やその利用顧客数は340社以上、VM(仮想マシン)数は9,000を超えている。ビジネスのクラウド化が進展し、より深いサービスが求められるようになってくる中、VMwareのテクノロジーはSCSKの今後のクラウド戦略において重要な役割を担っている。○クラウド活用が成熟する一方で課題も浮き彫りにクラウドの活用は一時期のブームから、顧客の成熟度も向上した現在、オンプレミスとクラウドの使い分けを検討する実用期に入った。つまり、まずは共有型クラウドを検討する「クラウドファースト」の流れも継続している一方、クラウドの活用により、いかに効果を上げるか、実運用における課題も浮き彫りになってきている。クラウドの活用は経営資源の効率化、外部環境の変化に柔軟に対応できる内部環境の構築、事業継続性の強化などが期待されており、特に大規模な導入にあたってはトップダウンで決まることが多い。しかしパブリッククラウドを導入している企業の現場では、サポート体制や障害時対応などへの不安から、SCSKなどのシステムインテグレーターにサポートを依頼することも増えているという。SCSKの基盤インテグレーション事業本部 クラウドインテグレーション部 クラウド基盤サービス課長である白川正人氏は、「そうした不安から結果的にパブリッククラウドを活用する最大のメリットであるコスト効果が得られなくなっています」と話す。そこでそうしたサポートを得つつ、コスト効率の最大化を可能にするのが同社のハイブリッドクラウド「USiZE(ユーサイズ)」である。USiZEはリソースの利用量に応じて従量課金するインフラ基盤サービスだ。システムインテグレーターであるSCSKの強みを活かし、アセスメントを通じて顧客システムの現状を可視化した上で、システムの適性に応じて最適なモデルを提案するという。具体的には、ITリソースと運用を完全カスタマイズ型で提供する「プライベートモデル」、VMwareの仮想化技術をベースに品質とコストのバランスを最適化できる「シェアードモデル」 、パートナーのグローバルクラウドに付加価値をつけて提供する「パブリッククラウドモデル」 の3つのサービスモデルで構成される。なかでも、主力は標準で運用監視が組み込まれているシェアードモデルだ。シェアードモデルの特長を、白川氏は「マネージドサービス型による高い品質とセルフサービス型のコストメリットのバランスを最適化できることです。VMwareの仮想化技術をベースとしているので、既存のシステムを改修することなく、そのまま移行することができるのも特長の1つです」と話す。○2004年サービス開始以降、基幹系を中心とした稼動実績を蓄積「クラウド」という言葉がまだ存在していなかった2004年からSCSKがVMwareのテクノロジーを活用して展開してきたUSiZE。当時は“ユーティリティコンピューティングサービス”と呼ばれていた。従量制でコンピューティングノードを提供するサービスとしては、日本で最も長い歴史を持つクラウドサービスの1つである。SCSKの強みについて、同社基盤インテグレーション事業本部 クラウドインテグレーション部 クラウド企画課長の菅原俊夫氏は「オンプレミスからクラウドへの移行に対し、数多くの経験と実績があり、膨大なスキルとノウハウを蓄積していることです」と話す。その言葉の通り、現在、USiZEを利用する顧客数は340社以上、VM数は9,000を超えている。菅原氏は「オープンソースとして公開したマルチクラウドコントローラであるPrimeCloud Controller を利用することで、インフラだけでなく、ミドルウェアやアプリケーションなどの運用監視、自動プロビジョニングもできるのが、キャリア系クラウドサービスとの差別化ポイントです」と語る。「USiZE」の具体的な導入事例を見てみよう。カーエレクトロニクスメーカーであるパイオニアは、オンプレミスで運用していたミッションクリティカルな基幹システムであるSAPの基盤にUSiZEのシェアードモデルを採用している。基幹システムを運用する上で、プライベートクラウドのサービス品質とマルチテナントでのコストパフォーマンスをバランスよく兼ね備えている点が採用の決め手となったという。オンプレミスのSAP環境をクラウドに移行すると共に、5.5カ月という短期間でVMware vSphereベースのサービス利用型仮想化基盤にSAPを中国に導入した結果、SAPの維持運用費用を50%削減、アドオンプログラムの処理時間を大幅短縮、99.99%以上の可用性を実現した。また、基幹システムであるERPがクラウド上で運用されるようになった結果、万一、災害が発生した際も可能な限り復旧時間を早められ、事業継続性がより強化されるようになったという。インフラとアプリケーションのワンストップサポートの品質や、営業・サポート担当の顔が見える対応といった、SCSKならではのサービスに対するお客様からの評価も高い。白川氏は「ERPも稼働できるVMware vSphereの高可用性、高信頼性を基盤としていることが、USiZEの強みです。逆に、基幹システムにも耐えられる仮想化技術であることがVMware vSphereを選定した最大の理由です。これにより、金融業界などシステムの安定性・セキュリティを求めるお客様のニーズにも応えることができ、多くのお客様にご満足していただいています。また製品の成熟度はもちろん、万全のサポート体制、オンプレミスからクラウドへの移行の親和性なども高く評価しています」と話す。○VMware vCloud Airでより一層の価値を提供VMwareが2014年11月より新たに提供を開始したパブリッククラウド「VMware vCloud Air」への期待を菅原氏は、「VMwareの仮想化技術を活用しているので、USiZEとの高い親和性が期待でき、新たな選択肢が増えることで、これまで以上の価値をお客様に提供できます」と話す。さらにUSiZEの今後の取り組みについて、白川氏は「オンプレミスをクラウドに移行する場合、インフラだけでなくアプリケーションの移行が重要です。移行作業を無停止かつ自動化できれば、移行期間を間違いなく短縮できます。そうした点においてはVMware NSXによるネットワーク仮想化の領域に大いに期待しています」と語る。
2015年01月30日トヨタ自動車は、SiCパワー半導体(SiCはシリコンと炭素の化合物)の実用化に向けた取り組みの一環として、ハイブリッド車などのモーター駆動力を制御するパワーコントロールユニット(PCU)に同素材を搭載した「カムリ(ハイブリッド車)」の試作車を開発し、2月初めより約1年間、豊田市を中心に公道での走行試験を行うと発表した。PCUは、ハイブリッド車などの電力利用において重要な役割を担っているが、使用されているパワー半導体の電力損失は車両全体の約20%を占めており、パワー半導体に電流を流す時の抵抗を低減する高効率化が燃費向上に不可欠となっている。今回開発したカムリ試作車は、PCU内の昇圧コンバーターおよびモーター制御用インバーターに、トヨタ、デンソー、豊田中央研究所が共同で開発したSiCパワー半導体(トランジスタ、ダイオード)を搭載。公道走行試験で、走行速度や走行パターン(高速走行、市街地走行、渋滞等)、外気温など様々な走行条件ごとに、PCU内の電流・電圧などのデータを取得し、現状のシリコン半導体と比べて新素材であるSiCパワー半導体搭載による燃費向上効果を検証する。
2015年01月29日割烹料理店「室町 三谷屋」(東京都・日本橋)は1月30日、1名だけで来店した人を対象とした新メニュー「おひとりさま割烹コース」をスタートする。同コースは、これまで敷居が高いイメージがあった「割烹(かっぽう)」を、会社帰りのサラリーマンやOLも気軽に楽しんでほしいという思いから開始する。価格も同店の通常コースの半額に近い6,000円(税別)に設定した。すいているカウンター席を活用することで、このような手頃な価格を実現できたという。価格は抑えているが、毎日築地で選び抜いた新鮮な魚を使用した料理を中心に、全9品を提供する。カウンター席なので、食べるテンポに合わせ、目の前にいる板前がベストなタイミングで料理を提供できる。食材はもちろん、ビールやワインなどの飲み物に至るまで、素材はほぼ全て「国産」にこだわった。日本酒は、東京ではなかなか飲むことができない貴重なものを用意する。また「1人割烹」ならではメリットとして、大人数の場合では出すことができない「希少部位」を生かした、特別メニューも味わうこともできるという。同コースは、カウンター席での1人限定。
2015年01月29日高級割烹料理店「室町三谷屋」の試み2015年1月28日、日本橋の高級割烹料理店「室町三谷屋」は30日(金)より、1名だけで来店した場合限定の「おひとりさま割烹コース」をスタートすると発表した。高級割烹というと接待の席というイメージがあるが、価格を抑えて、敷居を低くした試み。大人数の場合には出すことができない食材の「稀少部位」も提供する。ただし、カウンター席限定。おひとりさま割烹コース日本橋の高級割烹「室町三谷屋」では食材はもちろん、ビールやワインなどの飲み物に至るまで、ほぼすべてを国産にこだわっている。メインの魚介類は、銀座の高級日本料理店と同じ極上の素材を用いている。日本酒は東京ではなかなか口にできないような貴重なものも揃えている。一般的な客単価は14,000円であるが、「おひとりさま割烹コース」は6,000円と抑えている。「室町三谷屋」では接待利用がほとんどでカウンター席は空席であることが多かったことから、空いているカウンター席限定でこの価格を実現。空いているから安いだけでは無く、稀少部位の利用もある。高級魚として知られるクエの肝の部分は1匹から1つしか取れないので、複数の客には提供できないが、「おひとりさま割烹コース」では提供可能。カウンター席では食べるテンポに合わせて、目の前の板前がタイミング良く料理を出す。献立は前菜2~3点、刺身3点盛り、おひたし、旬の魚料理、珍味、鍋物(あるいは温物)、握り、巻物、甘味の全9品。(画像はプレスリリースより)【参考】・室町三谷屋プレスリリース(@Press)・室町 三谷屋ホームページ
2015年01月29日大日本印刷とトゥ・ディファクトは27日、ハイブリッド書店サービス「honto」にて会員向けの中古買取サービスを開始した。同サービスでは、honto会員は自宅にいながら中古本、CD、DVD、ゲームを売ることができる。hontoサイトで買取サービスを申込むと、箱詰め作業をした中古品を運送会社が無料で集荷し、査定を経て買取が成立する。「査定結果を確認してから承認コース」と「おまかせ承認コース(スピード査定)」の2コースを用意。このうち「査定結果を確認してから承認コース」では、査定結果のメールを確認した後で、買取の承認またはキャンセルを選択できる。支払いは、現金とhontoポイントのいずれかを選ぶことが可能。現金選択時は、現金が振り込まれるとともに買取価格の1%分に相当するhontoポイントが付与される。hontoポイント選択時は、買取価格相当のポイントに加えて買取額の10%に相当するhontoポイントが付与される。申込みや買取などの履歴は、hontoマイメニューで確認が行える。なお同サービスは、ブックオフオンラインが展開している宅配買取サービス「宅本便」と連携しており、集荷、買取作業はブックオフオンラインが行う。
2015年01月27日