「工具マニアのエリー」による、手作りアイテムのイラスト解説コーナー。第7回目は「刷毛(ハケ)の形と大きさ」について簡単に解説していきます!刷毛といえば、色々な形や大きさがあるけれど、塗りやすさは適材適所。スタンダードを抑えながら、用途にあわせて買い足していきましょう!ハケには色々な形と大きさがあるホームセンターへ行くと、油性ペンキ用、水性ペンキ用、ニス用……と、用途に合わせてさまざまな刷毛が売られています。とはいえ、「刷毛にも色々な形や大きさがあって、何からそれえればいいのやら……」と、頭を抱えることもしばしば。そこで今回は、そんな刷毛の形と大きさを、「スタンダード」「細かいところ向け」「広いところ向け」の3タイプに区分けしてみました!スタンダードな刷毛は3タイプ刷毛の形状は、大きく分けて3種類、「筋交い刷毛」「平刷毛(ベタ刷毛)」「寸胴刷毛」があります。なかでも、日本特有の「筋交い刷毛」と海外で一般的な「平刷毛」は使用頻度が高い刷毛。12〜20号(幅36〜55mm程度)のものが、中間サイズとして使いやすい、スタンダードなサイズです。細かいところのペイントにオススメ「細かいところをきれいに塗りたい!」という方は、「小さめの筋交い刷毛」「筆」「目地刷毛」がオススメ。「小さめの筋交い刷毛」の目安は、8号(幅25mm程度)以下のもの。鉛筆を持つように使えば、繊細な仕上がりになります。工作用の「筆」のなかでも、面相筆なら柄や文字のペイントもきれいに仕上がります。平筆のような形の「目地刷毛」も、細部や溝部分をしっかりペイントできますよ♪広い面積を塗るのにオススメ「壁を塗り替えるぞ!」という、広い面積をペイントしたい方にオススメなのが、「ローラー」と「大きめの平刷毛」です。「ローラー」を使うと、広い面積もかなりスピーディーに、きれいに仕上がります。大きめの平刷毛は、25〜50号(幅70〜145mm程度)が目安。平筆でも、取っ手が幅広で短い「地塗り刷毛」は、力が入りやすく塗りやすいですよ♪ハケ選び上手はペイント上手!もちろん、使ったあとはメンテナンスも忘れずに!筆についた塗料をしっかり落として、日陰で乾燥、クセがつかないように保管することで、長く持ちます。的確な筆選びをして、ペイント上手になりましょう♪●イラスト・ライター工具マニアのエリー幼少期からDIY好きの父に連れられてホームセンターに通い、手作りのための道具や工具に慣れ親しむ。「自分でできることは自分でやってみる」というDIYマインドは祖父の代から受け継がれ、ちょうどいいものがないときは自分でつくるように。最近ハマった工具はグラインダー。
2018年09月20日我が家のキッチンは、100円均で買った様々なアイテムで構成されています。ハケやブラシ、シェラカップ風容器など、意外なものが意外な場所で大活躍しているのでご参考までにどうぞ!■ ハケはペンキを塗る以外にもいろいろ使える!大小様々なハケは、ペンキを塗る以外にもいろいろと使えるんです。100均、なんでもアリすぎ!そもそも、 100均ショップでペンキ塗り用のハケが購入できるってことが凄いですね!そんなに安くていいのか!? いや、もともと原価率の低い商品だったのか!?100均ショップは、D.I.Y.大好きおじさんのソウル・ メイトですよ?さて、大小様々タイプのハケは、 ペンキを塗る以外にもいろいろと使えます。ハケ=何かしらを塗る、ではなくて、ハケ=何かしらを掃く、です。コーヒーの粉を付きっぱなしにしておくと、酸化して味が確実に悪くなりますので、まめに粉カスを落としておくとよいでしょう小さいハケは、 コーヒーミルにこびりついたコーヒー粉を掃くのに重宝します。コーヒーミルの部品が小さいので、細かい溝や穴なんかにもブラシが届き、きれいに掃除できちゃいます。これまで無精だったため、受け皿が汚い!説得力のない写真ですが、パンくず程度なら簡単に落とせますよ大きいハケは、オーブントースターの受け皿に溜まるパンくずを掃くのに使えます 。受け皿に溜まったパンくずを放置しておくと、次に焼いた時に焦げて汚くなってしまうので、使い終わったらササッとハケで掃いておくと、汚れが付きにくくなります。■ ブラシがあるとキッチンの掃除が楽チン!数種類の掃除用ブラシを、シンクの側に置いています。何か汚れがあると、すぐに取り出してガシガシと擦り落とすことができるので、サイズの違うブラシがいくつかあると重宝します。幅広のブラシから、細かい溝を擦ることができるブラシまで、いろいろ毛先が硬めのブラシは、普段使いのスポンジを使うと油がべったり付いて一発でダメになるフライパンの焦げとりに効果大。特に鉄製フライパンは基本的に洗剤NGなので、 ブラシがあると使ってすぐにガシガシッと汚れをこそげ落とすことができます。ウチの鉄製フライパンとスキレットを洗う際、これは非常〜に便利です。ブラシ入れは適当な大きさのものがなかなかなかったため、100均ショップで売られている「トイレ用ブラシ入れ(未使用! )」を流用しました。こんな感じです中に洗剤を入れてブラシを浸けておくと、サッと取り出して水ですすぎ、ガシガシと汚れを落とすことができます。■ シェラカップ風で排水口の生ゴミ受けをDIY100均ショップでは、排水口用のゴミ受けなるモノがいくつか売られていますけど、ある点で不満なのでした。それは、生ゴミをちょい捨てするときにツマミをつかむ手が濡れること。その問題を解決するために、シェラカップなるものでDIYしてみました。シェラカップは、主にアウトドア用として使われています。生ゴミ受けのプロトタイプとして使用しましたこちらは、セリアの「ステンレス食器 手付きボウル・12cm」と「ステンレス食器 浅型プレート・13.5cm」シェラカップは直火にかけられる、アウトドア界のレジェンド級アイテムですが、100均で売られているものは、シェラカップ風とのことです。直火にかけると、どうにかなってしまうらしい……試してないから、わかりませんが。偶然にも、排水口のゴミ受けカゴ(外径135mmの一般用)にジャストフィットしました。排水口が小さいと使えません「ステンレス食器 手付きボウル・12cm」と「ステンレス食器 浅型プレート・13.5cm」も、サイズをクリア作り方は簡単で、鉄工用ドリルで適当に穴を開ける・取っ手を曲げるだけ!以下、写真付きで手順をご紹介いたしましょう。電動ドライバーの先に鉄工用ドリルビットを付けます穴を開けます(カップの下に厚めの木材を置いて、ドリルが貫通したときに机に穴が開かないよう気をつける)。穴の大きさは、使うドリルビットの径によって変えられますが、細いとドリル刃がへし折れそうになったので太めのドリルビットに変更本物のシェラカップと比べると、薄くてベコベコだったセリアのシェラカップ風、細いドリル刃を使ったら3つ目の穴が開く途中で折れました……適当に穴を開けたら、最後に取っ手を曲げます。これが、今回の一番のキモですよっ!!ホンマもんのシェラカップは両手で曲げることができましたけど、セリアのシェラカップ風はカップに強度がなくて、側面がひん曲がりそう。ペンチで取っ手の付け根を押さえて、手で曲げていきます。こっちは、まだ穴を開けてないやあっけなく完成したので、シンクの排水口上に被せ、水を流してみました。穴の大きさと数は適当でしたが、水は滞りなく流れ落ちていきます。野菜くずなんかをそのまま流し、ちょっと溜まったらゴミ箱にポイ捨て取っ手が大きいので、指で引っ掛けてポイッ!穴の大きさによって、キャッチできるゴミの大きさが変わりますので、排水口のゴミ受けカゴは必要です(ふやけた米粒はキャッチできました)。穴が詰まると水が流れにくくなるため、ちょいちょいカップに溜まったゴミを捨てましょう。以上、「キッチンで役立つ100均アイテム3選」でした。ほかにもいろいろあるのですが、きりがないからやめときます。
2018年07月30日DIYの必需品、刷毛(ハケ)はホームセンターだけでなく100円ショップでも気軽に手に入るアイテムです。そんな刷毛は、家の中の掃除にも使える実はとっても便利なアイテムなんだってご存知でしたか?柔らかな毛が細かな部分の掃除にとっても便利。刷毛を使えば掃除がラクラクできちゃうよ!という今すぐできるお掃除ポイントを7つご紹介します。freeangle / PIXTA(ピクスタ)■ お掃除ポイント1.窓周り・窓の桟や窓周りなどの溝窓の桟や窓周りは細かな溝に入った砂ホコリがなかなか取れず掃除がとても面倒な場所です。そんな細かな場所は刷毛にお任せ!入り込んだ砂を掻き出すことができるので、あとは拭き取るか掃除機で吸い取ればOK。乾燥した日の方が隅っこに入り込んだ砂ボコリまで掻き出せるからオススメ!・窓の鍵周辺窓の鍵周辺もつくりが複雑で細かく、掃除をしようとしても入り込んだホコリを取るのが難しい場所。ここも刷毛を使えば簡単にホコリを落とすことができますよ。■ お掃除ポイント2.スイッチプレート、コンセントプレートよく見るとスイッチプレートの上部にホコリが溜まっていませんか?刷毛で撫でればホコリが簡単に落ちますよ。スイッチプレートの隙間に入り込んだホコリも取れます!コンセントプレートも同様に掃除ができちゃいます。■ お掃除ポイント3.巾木巾木の上部もとってもホコリが溜まりやすい場所なんです。特に色の薄い木目や白木の場合はホコリが目立ちやすいうえに、放っておくと黒ずんだ汚れに変わり、とても目立ってしまいます!そうなる前に、ホコリを落とすことが重要。刷毛を使えば簡単です!■ お掃除ポイント4.照明の中照明の傘や見える部分のお手入れはしても、電球部分までは手が入らなかったりデリケートだったりでなかなか拭いたりできませんよね。そんなところも刷毛を使えば簡単!電球周りのホコリが落ちると、夜の部屋がひとまわり明るく感じるようになりますよ!■ お掃除ポイント5.洗濯機のホースの溝洗濯機のホースもホコリが溜まる割にとっても掃除しにくい場所の一つ。ここで使う刷毛は毛が少し硬めのものがオススメです!溝の隙間に入り込んでホコリを掻き出せますよ。■ お掃除ポイント6.観葉植物やフェイクグリーン拭くことが難しい観葉植物についたホコリも刷毛なら簡単に落とすことができます。屋外で優しく叩くように落とすと良いでしょう。フェイクグリーンも同様に叩くようにすると奥まで入り込んだホコリが落ちていきます。■ お掃除ポイント7.装飾品細かな装飾のインテリア雑貨につくホコリは日々の掃除で頭を悩ませるもの。そんな時にも刷毛が活躍です!細かな隙間に入り込んだ汚れを取り除くことができるので手間いらず。やわらかな毛を選べば高価なものでも傷つけず安心して掃除をすることができますよ!いかがでしたか。除して汚れた刷毛は水洗いすれば何度でも使うことができますし、気軽に買い換えることも可能。幅広の刷毛にしたり毛の硬さを変えたりして用途別に用意しても良いですね!掃除して落としたホコリは掃除機で吸い取ってくださいね。簡単にホコリが落ちるので、もっと掃除できる場所はないか刷毛を持ってウロウロしちゃうかも!!気になる場所があったらさっそくお試しください!
2018年04月10日