全世界でメガヒットを記録し、社会現象を巻き起こした人気シリーズ『ハリー・ポッター』。2020年現在、映画版でハリー・ポッターを演じた、ダニエル・ラドクリフ、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントは全員が30代となり、時の流れのはやさに驚かされるばかりです。しかし、さらに驚かされるのはキャストの現在でしょう。ロン役のルパート・グリントが不動産王に!?シリーズ完結後も、それぞれが俳優業を続けていたダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント。特にエマ・ワトソンは、ラブストーリーからシリアスな作品まで演じられる人気女優へと成長。『ハリー・ポッター』に出演していた子役の中でも一番の出世株といわれています。ダニエル・ラドクリフもまた、着実にキャリアを重ね、最近では『個性派俳優』として頭角を現し始めていると評判です。一方で、ほかの2人とは異なり『不動産』の分野で成功を収めたのがロン役のルパート・グリント。イギリスのタブロイド誌『The Sun』が報じたところによると、不動産事業で成功を収めたルパート・グリントは「不動産王であり、一大帝国を築いている」と評判なのだそうです。同じくイギリスのタブロイド誌『Daily Mail』もまた、現在のルパート・グリントの不動産事業での成功を報じています。『Daily Mail』によると、ルパート・グリントが所有する会社『Oneonesix Development』はロンドン以外の物件を購入しているほか、購入物件の場所にもこだわるなど、不動産投資家としての才能を発揮しているとのこと。事実、ルパート・グリントが所有する別会社『Clay 10 Ltd』の企業資産は27億円超。なお、前年から約4億円も資産を増やしており、ルパート・グリントの事業手腕の優秀さがうかがえます。ルパート・グリントの今後不動産事業で莫大な資産を築いているルパート・グリントですが、俳優業を引退したわけではありません。2019年からネット配信で放送をスタートさせたドラマ『サーヴァント ターナー家の子守』に、出演しているルパート・グリント。第2シーズンの制作が決定しており、視聴者の評価も高い同作。主要キャストの1人、ジュリアン・ピアース役として出演しているルパート・グリントの演技にも注目です。俳優としてはもちろん、不動産業界でも活躍の幅を広げているルパート・グリント。それぞれの道で成功を収めている『ハリー・ポッター』俳優陣の今後から目が離せません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月08日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)は、ベストセラーの完全ワイヤレスイヤホン「パワービーツ プロ(Powerbeats Pro)」の新色を2020年6月10日(水)よりアップルオンラインストア(Apple Online store)、アップルストア、ビーツ(Beats) 正規販売店にて発売する。「パワービーツ プロ」は、ダイナミックレンジとノイズ除去によって叶えられた、パワフルかつバランスのとれた高音質サウンドを届ける完全ワイヤレスイヤホン。通話の性能も高く、片方のイヤーパッドだけで電話通話が可能。Apple H1チップの搭載によって、デバイスとの安定したワイヤレス接続も実現した。激しいワークアウトの際でも耐えうるデザインも魅力。耐汗耐水性能を強化しており、4サイズから選べるイヤーフックは、ぴったりと耳にフィットする。なお、フル充電で最大9時間の再生が可能だ。新色として登場するのは、ポップな4つのカラー。グレイシアブルー、ラバレッド、スプリングイエロー、クラウドピンクを揃えている。【詳細】パワービーツ プロ 新色発売日:2020年6月10日(水)取り扱い:アップルオンラインストア、アップルストア、ビーツ 正規販売店価格:24,800円+税
2020年06月04日暑すぎず、寒すぎず、春はロンTやスウェットコーデにぴったりの季節。特にキッズコーデでは、ラクチンかつ一年中使えるアイテムだからデイリーコーデに欠かせない。そんな定番ロンT&スウェットの、今どきの着こなしや旬な取り入れ方を街のおしゃれキッズスナップからご紹介。【 タイダイ柄 】今季のトレンド「タイダイ柄」は、総柄×淡いカラーリングで春らしい派手さをアピール! キャップやハットと合わせてストリート風な着こなしが◎。たおくん・3歳トップス、パンツ、小物とすべてカラフルにまとめた個性的なスタイリング。どの色も明るいカラーを意識してとことんポップに!トップス/ステューシー、パンツ/GU、キャップ/インザハウス、サコッシュ/(ハグマグ)、スニーカー/リーボック詳しい親子コーデ:清志郎くん・4歳淡いグレーのタイダイは程よく大人っぽい雰囲気に。チラ見せさせたベルトやカラフルなスニーカーで子どもらしい遊び心もプラス。トップス/ザラ、パンツ、ベルト/ともにライトオン、スニーカー/ニューバランス、ハット/(韓国子ども服)詳しい親子コーデ:【 ×ベスト 】さっとレイヤードすれば大人顔負けのコーデが完成する「×ベスト」コーデ。ベージュやオフホワイトのナチュラルなカラーの重ね着が旬。はじめくん・4歳ワッフル地のロンTに、キルティングのベストを重ねて柔らかい雰囲気のカジュアルスタイルにまとめ。全体も褪せた色合いで統一してこなれ見え。ベスト、パンツ、キャップ/以上3点すべてメゾンファムファム、カットソー/ユニクロ、スニーカー/ナイキ詳しい親子コーデ:いちかくん・5歳ロンTの上に、ノースリーブのTシャツをベストとしてレイヤード。ゆるっとしたサイズ感を、パンツやバッグのブラックが引き締め。トップス、ベスト、パンツ/以上3点すべてモンミミ、キャップ/オーバーライド、スニーカー/ナイキ詳しい親子コーデ:【 春カラー 】鮮やかな「春カラー」のトップスは、取り入れるだけでパっとスタイリングが華やかに。合わせるアイテムはホワイトでまとめて軽やかな印象にするのがGood。あみちゃん・6歳、あこちゃん・1歳ビビッドなオレンジのトップスを姉妹でシェア。ホワイトとの潔い2トーンコーデがモダンでおしゃれな雰囲気を演出。[Ami]トップス/GU、スカート、キャップ/ともにグローバルワーク、スニーカー/?[Ako]トップス/エルビークラブ、サロペット/?、ボンネット/?、ソックス/?詳しい親子コーデ:きこちゃん・4歳ラベンダーカラーのガーリーなトップスに、重ね着したフリル衿のインナーやヘアバンドでとことんキュートにまとめ。トップス、ヘアバンド/ともにプティマイン、襟付きインナー/ユニクロ、レギンス/GU、バッグ/コキチカ、スニーカー/シエンタ詳しい親子コーデ:【 プリント柄 】兄弟コーデに人気なのが、お揃いのプリントTシャツ。子どもっぽくなりすぎないよう、シンプルな線画デザインをさらっと着るのがおしゃれキッズの定番。キヨくん・5歳、ミツくん・4歳Tシャツもパンツも色違いで揃えて双子コーデを満喫。シンプルなプリントTを活かして、パンツもスリッポンもベーシックにまとめ。兄弟ともに:カットソー/アーチアンドライン、パンツ/ザラ、スニーカー/ヒラキ詳しい親子コーデ:ゆなとくん・5歳、ふうとくん・4歳チャーリー・ブラウンのTシャツと、スヌーピーのキャップでお揃いコーデ。デニムシャツやストライプ柄パンツでカジュアルに仕上げ。兄弟ともに:Tシャツ/アプレレクール、シャツ/無印良品、パンツ/グローバルワーク、キャップ/?、スニーカー/?詳しい親子コーデ:/Toshiyuki Tanaka
2020年05月24日ジェンダーレスなコスメブランド・ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)から、男性も女性も使えるフェイスクレンジングシート「パージ パフォーマンス ワイプス」が新登場。ファイブイズム バイ スリーの「パージ パフォーマンス ワイプス」は、いつでも清潔感のある肌をかなえてくれるフェイスクレンジングシート。皮脂や汗、メイク、毛穴汚れをひとふきで手軽にオフすることができる。メイクをしていても、していなくても使用可能で、クレンジングと洗顔の両方の機能を持つ。アイメイクもしっかり落とせるほどの洗浄力を持ちながら、さっぱりとした使い心地のウォーターベース処方が特徴。メントールやアルコールを配合していないため、目元にも使用可能だ。通常、化粧水や乳液などに使われる保湿成分を配合しているため、肌のつっぱりを防ぎながら汚れを落としてくれる。素材には、メイクや皮脂汚れをしっかり絡め取れるうえ、心地よい肌当たりのパルプ・レーヨン系素材を採用。カーム&リバイタライジングの香りで、心までリフレッシュしてくれる。個包装になっているため、帰宅後はもちろんのこと、外出先でベタつきが気になるときや、メイクのヨレが気になったとき、出張や旅行時に荷物を少なくしたいときに使用するのもおすすめだ。【詳細】ファイブイズム バイ スリー パージ パフォーマンス ワイプス 4mL×30包 3,000 円+税発売日:2020年4月22日(水)【問い合わせ先】ファイブイズム バイ スリー カスタマーサポートTEL:0120-330-019
2020年05月01日ロン・ハワードが、ホセ・アンドレのドキュメンタリー映画を監督することになった。アンドレは、L.A.、ワシントンD.C.、ニューヨーク、マイアミ、ラスベガスなどでレストランを経営する有名シェフ。2010年のハイチ地震をきっかけに、被災者に無料で食事を提供する非営利団体ワールド・セントラル・キッチンを設立した。この団体は、現在も、コロナウィルスの影響で食べるものに困っている人々を助けている。ハワードの映画は、このチャリティ活動に焦点をあてるものになるようだ。製作はナショナル・ジオグラフィック。文=猿渡由紀
2020年04月17日アジアンティーカフェ「ゴンチャ(Gong cha)」の新メニュー「黒糖ミルク ブラックティー」および「黒糖ミルク ウーロンティー」が、2020年3月4日(水)より全店にて発売される。「黒糖ミルク ブラックティー」は、深みのあるブラック ミルクティーにオリジナルの黒糖シロップを加えた、すっきりとした甘さの黒糖ミルクティーだ。甘じょっぱい「ミルクフォーム」をトッピングすれば、より濃厚でまろやかな味わいを楽しむことができる。一方「黒糖ミルク ウーロンティー」は、芳醇な香りとコクをもつウーロンティーに深みのある黒糖シロップを合わせ、茶葉の味わいをしっかりと味わえるよう仕上げた1杯。「パール(タピオカ)」をトッピングして、優しい甘みともちもちの食感を加えるのもおすすめだ。【詳細】「黒糖ミルク ブラックティー」「黒糖ミルク ウーロンティー」発売日:2020年3月4日(水) ※レギュラーメニュー販売店舗:ゴンチャ全店価格:各520円+税カスタマイズ:甘さ Zero(ゼロ)のみ / 氷の量 Regular(ふつう)のみ / トッピング 3つまで可能※アイスメニュー・Mサイズのみでの展開■トッピング例・ミルクフォーム 70円+税・パール(タピオカ) 70円+税【問い合わせ先】株式会社ゴンチャ ジャパン カスタマーサポート(平日 9:00〜18:00)TEL:03-4405-4852
2020年03月06日ロン・ハワードが『The Fixer』を監督することになった。冷戦時代を舞台にした実話映画で、主人公はFBI捜査官。上からの命令で、彼は、CIAやシカゴのマフィアと組み、キューバのフィデル・カストロ暗殺計画にかかわることになる。プロデューサーはブライアン・グレイザー、ブラッドリー・クーパー、トッド・フィリップス。ハワードの最新作は、今月のサンダンス映画祭で上映された『Rebuilding Paradise』。2018年のカリフォルニアの山火事を扱うドキュメンタリーだ。また、最近は小説の映画化『Hillbilly Elegy』を撮り終えている。出演はエイミー・アダムス、グレン・クローズら。11月にNetflixで配信が予定されている。文=猿渡由紀
2020年01月31日ヘンリー ロンドン(HENRY LONDON)より、ハリスツイード(Harris Tweed)を使用した腕時計「ヘンリーロンドン×ハリスツイード コラボ レーションモデル」2型が登場。2019年10月25日(金)より発売される。「ヘンリーロンドン×ハリスツイード コラボレーションモデル」は、ベルトにチェック柄のハリスツイードを起用。秋冬向きのツイードベルトは、付属のレザーやメッシュのベルトと付け替えられ、春夏にも楽しめるモデルとなっている。ヴィンテージ感あふれる「ウェストミンスター×ヘンリーロンドン(WESTMINSTER×HENRY LONDON)」は、ケースのイエローゴールドがホワイトのダイヤルに映える仕上がり。ハリスツイードのベルトは、ブラック地にレッド・イエロー・ブルーなどを重ねたカジュアルなチェック柄だ。また、ヴィンテージ感が増すブラウンのカーフレザーベルトを付属する。「ヘリテージスクエア×ヘンリーロンドン(HERITAGE SQUARE×HENRY LONDON)」は、ピンクゴールドのスクエアフェイスが上品な印象。ハリスツイードのベルトはピンクカラーをチョイスし、温かな雰囲気に仕上げた。付け替えベルトには、ピンクゴールドのメッシュベルトをセットに。なおいずれのモデルも、ベルトはワンタッチで簡単に付け替えることが可能だ。【詳細】ヘンリーロンドン×ハリスツイード コラボレーションモデル発売日:2019年10月25日(金)展開アイテム:・ウェストミンスター×ヘンリーロンドン価格:23,000円+税仕様:ムーヴメント クォーツ、3気圧防水、ケースサイズ 39mm、ガラス 風防、ケース素材 ステンレススチール、ベルト ツイード・カーフレザー・イージークリック・ヘリテージスクエア×ヘンリーロンドン価格:22,000円+税仕様:ムーヴメント クォーツ、3気圧防水、ケースサイズ 26mm、ガラス 風防、ケース素材 ステンレススチール、ベルト ツイード・ステンレススチール・イージークリック・スライド式バックル
2019年10月27日グレゴリー(GREGORY)よりバイカラーの新作バッグシリーズ「タペストリー ブロッキング(TAPESTRY BLOCKING)」が登場。2019年8月30日(金)よりグレゴリーストア限定で発売される。今回ラインナップする新作バッグは、いずれもグレゴリー人気の“タペストリー”柄をバイカラーでデザイン。中世からある壁掛けなどに使用される、室内装飾用の織物の一種であるタペストリーから着想した花柄のデザインは、男女問わずコーディネートに華を添えてくれる。組み合わせるのは、グレゴリー定番の“ガーデンタペストリー”と、2017年に復刻を遂げた“ブルータペストリー”。ブルーとグリーンの美しいコントラストが織りなすパターンは、アウトドアのみならずタウンユースにおいても目を惹く存在になること間違いなしだ。なお、バイカラーの“タペストリー”柄を配した新作バッグは、バックパック「デイパック(DAY PACK)」やショルダーバッグ「パデッドショルダーポーチ(PADDED SHOULDER POUCH)」、サコッシュ「クラシックサコッシュ(CLASSIC SACOCHE)」など全10型となっている。【詳細】グレゴリー 新作バッグシリーズ「タペストリーブロッキング」発売日:2019年8月30日(金)販売店舗:グレゴリーストア価格例:デイパック 20,000円+税、パデッドショルダーポーチM 6,300円+税、クラシックサコッシュ 5,000円+税、クイックポケットM 5,000円+税、テールランナー 5,800円+税【問い合わせ先】グレゴリー/サムソナイト・ジャパンTEL: 0800-12-36910
2019年08月26日ズッカ(ZUCCa)の定番エコレザーバッグ「ヨットロープバッグ」がバイカラーになって新登場。「ヨットロープバッグ・バイカラー」(トート型大 2万7,000円)ヨットロープバッグは、英国レザープラス(LEATHERPLUS)のリサイクルレザーをボディに用いた、エコなうえ質感、重量、耐久性にも優れたサスティナブルなバッグ。天然皮革製品を作る際に出る革の破片や屑を、最先端のクリーンテクノロジーで再生させたこのリサイクルレザーは、飛行機のシートやレストラン、ホテルのインテリアにも用いられる世界的にも注目の高品質素材である。汚れても乾拭きで拭き取るだけのイージーケアも叶える、環境にやさしい次世代のバッグ。ハン ドルにはヨットの帆を引くための丈夫でしなやかなロープを用いている。今回登場するのは、カラーは、オフホワイト×ブラック、グリーン×ブラック、ネイビー× ボルドーの全3色。「ヨットロープバッグ・バイカラー」(巾着型 1万9,000 円)形は、トート型(大・小)と巾着型の2タイプ。トート型は、収納力抜群のビッグサイズと財布やスマートフォンを入れるのにぴったりなミニサイズの2種。コロンとしたフォルムの小さな巾着型は、ハンディとしても、ロープを引っ張ればショルダーバッグとしても機能する2WAY仕様になっている。展開は、全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOP及びECサイトにて。
2019年08月20日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)より、ワイヤレスヘッドホン「ビーツ ソロ3 ワイヤレス ヘッドホン(Beats Solo3 Wireless headphone)」の新色コレクション「ザ クラブ コレクション(The Club Collection)」が登場。2019年6月12日(水)より、アップルストアおよびビーツ正規販売店にて発売される。「ザ クラブ コレクション」で登場する新色はクラブレッド、クラブイエロー、クラブホワイト、クラブネイビーの4色。いずれも相性の良い色をコンビネーションさせて、ユニークなルックスに仕上げた。中でもクラブイエローは、鮮やかなイエローとスカイブルー、レッドの組み合わせがポップで楽しげなモデル。夏のスタイルのワンポイントアイテムとして存在感を放ってくれそうだ。また、「ビーツ ソロ3 ワイヤレス ヘッドホン」は、柔軟なヘッドバンド、回転するイヤーカップ、ノイズアイソレーション、5分間の充電で3時間、フル充電で最大40時間の音楽再生が可能なバッテリーなど、高い機能性も魅力。コントロールボタンが配されたイヤーカップでは、デバイスを操作することなく、電話への応答、音楽の再生停止などが可能となっている。【詳細】ビーツ ソロ3 ワイヤレス ヘッドホン「ザ クラブ コレクション」店頭発売日:2019年6月12日(水)販売店舗:アップルストアおよびビーツ正規販売店価格:20,800円+税カラー:クラブレッド、クラブイエロー、クラブホワイト、クラブネイビー※アップルオンラインストアでは、6月11日(火)より発売。【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2019年06月14日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)より完全ワイヤレスイヤホン「パワービーツ プロ(Powerbeats Pro)」が登場。2019年5月より、全国のアップルストアおよびビーツ正規販売店にて発売が予定されている。「パワービーツ プロ」は、フィットネスイヤホン「パワービーツ」シリーズから登場する、完全ワイヤレスイヤホン。快適なフィット性と耐汗性、防沫性を兼ね備えるほか、内部には、アップルが新たに開発した“H1 チップ”が搭載され、iPhone搭載の音声アシスタント機能“Siri”との連携が可能になる。開発段階で最も重視した要素はサウンド。ゼロから再設計し、アップグレードされたドライバーユニットによって、小さいサイズながらも最高の音響設計を実現。音の歪みも限りなく低減され、広いダイナミックレンジとスムーズな周波数特性で従来以上の音質を体感出来る。また、バッテリーは1回の充電で左右9時間、付属の充電ケースを使用すると24時間以上の音楽再生が可能。「パワービーツ プロ」本体には電源ボタンは無く、充電ケースから取り出すことで電源オン、ケースに戻すと電源がオフされ充電が開始される。ケースを開くだけでデバイスと自動的にペアリングしてくれるのも便利な点だ。【詳細】パワービーツ プロ発売時期:2019年5月予定販売店舗:全国のアップルストア、ビーツ正規販売店、アップルオンラインストア価格:24,800円+税展開色:アイボリー、モス、ネイビー、ブラック【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2019年04月07日sacai(サカイ)とビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)のコラボレーションイヤフォン「BeatsXイヤフォン sacai スペシャル・エディション」が登場。2019年3月5日(火)より、sacai 青山店、アップルストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザにて発売される。「BeatsXイヤフォン sacai スペシャル・エディション」は、ケーブルにビーズを通した、アクセサリー感覚で身に着けられるイヤフォン。sacaiの、意外なものを掛け合わせるというハイブリットな発想を反映したデザインだ。ビーズの組み合わせは、自分好みに組み替え可能で、各々のスタイルを表現できる。カラーは、バーンレッド、ピュアホワイト、ディープブラックの3色で展開される。ベースとなっている「BeatsXイヤフォン」は、iOSデバイスおよびAndroidデバイスとの互換性を備え、最大8時間好きなミュージックを楽しむことができるワイヤレス・イヤフォン。そのイヤーチップは複数のサイズを用意しているため、あらゆる人の耳にしっかりとフィットすることができる。また、「BeatsX sacai スペシャル・エディション」は、sacaiの2019年秋冬メンズコレクション、2019年ウィメンズプレフォールコレクションのランウェイで初めて披露され、注目を集めた。【詳細】sacai×ビーツ・バイ・ドクタードレ「BeatsXイヤフォン sacai スペシャル・エディション」発売日:2019年3月5日(火)取扱店舗:sacai 青山店、アップルストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、アップル オンラインストアカラー:バーンレッド、ピュアホワイト、ディープブラック価格:14,800円+税【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2019年03月04日俳優の中川大志が29日、都内で行われた「au 高杉くんシリーズ新CM発表会」に、女優の松本穂香と共に出席。同シリーズで演じているロン毛の“細杉くん”姿を披露した。何事にも意識を高く持って取り組む男子高校生・高杉くん(神木隆之介)と同級生の松本さん(松本)の日常を描いた同シリーズ。中川は、高杉くんの幼なじみである転校生・細杉くんとして、昨年6月より仲間入りした。細杉くんとして初めてイベントに登場した中川は「この格好でイベントに出させていただくのは初めてですので妙なそわそわ感がある」と告白。トレードマークのロン毛について「昨晩しっかりトリートメントをして」と話して笑い、「この髪型とメガネが安心感がある。帰って来たなという。だから全然緊張していません」と話した。そして、「細杉という役をやらせていただくようになって、今までやったどんな作品、お仕事よりも一番好評をいただきまして、ちょっと複雑。ほかの映画やドラマのことは褒められたことがないのに、この役はすごく褒めていただくことが多くて、自分にとって代表作だと思っています」ときっぱり。「ますます気を引き締めて細杉を細かくやっていきたいと思います」「細杉が自分にとって大切な存在。帰ってくる場所。大好きな役です」と熱く語った。これまでイベントに高杉くん役の神木と一緒に出演していた松本が「いつも高杉くんに引っ張ってもらっていたので、今日は大丈夫かなって正直…」と打ち明けると、中川は「ちょっと立ち位置がずれていたので、5cmくらい。守っていただいて…」と、細杉くんになりきって松本の立ち位置について細かすぎる指摘。会場から笑いが起こった。発表会では、29日より放送される「ドラム」編をお披露目。音楽室でドラムを披露し、生徒たちに取り囲まれていた細杉くんを意識して、Apple Musicでドラムのイメトレをする高杉くんの様子に、松本さん(松本)がツッコミを入れるというストーリーだ。同CMで細杉くんは華麗なドラム演奏を披露しているが、中川は「細杉のかっこいい部分はこのシリーズの中では初めてだったので、とにかく髪を振り乱して、細杉の新たな一面を見せられればと思って演じました」と語り、「このCMをきっかけに細杉くんに落ちる女性の方が多いんじゃないかな。ギャップ萌えを…すいません」とアピール。また、実際にステージでドラムを生披露した。発表会には、新CMの楽曲「かわE」を歌うヤバイTシャツ屋さんも登場した。
2019年01月29日印象的な色使いが視線を集める、バイカラーのニットトップス。秋冬の定番・ニットトップスも、バイカラーであればぐっと新鮮なイメージで、大人の遊び心満点に着こなせます。「バイカラーニット」はシックにまとまりがちな秋冬の装いに、変化をもたらす近道かも? スポーティな雰囲気のモノトーンラインGUILD PRIME - ラインタートルニット ¥14,040(税込)フロントラインの配色にデザインを感じる、スポーティなタートルニット。レーヨン混の素材は肌ざわり良く、程よい光沢が上品。目のつまった編地で、身体のシルエットがきれいに出るのもこだわりポイントです。同素材で、裾にカラーラインを入れたワイドパンツもあるので、セットアップで着ても素敵。チクチクするニットが苦手な方にもおすすめできる、スムースな肌ざわりの一枚です。 まるでアート!モードな立体ツートーンEAUSEENON - リブニットトップス ¥37,800(税込)くっきりとした「リブ」と肉厚の生地が、立体シルエットを描くデザインニット。肩と襟の立ち上がりの立体感は、特に印象的です。デジタルなプリントも相まって、まるで現代アートのようないでたちに。今シーズンのテーマ「AMA DIVER」(海女ダイバー)を体現したニットは、コレクションの目玉といっても良いアイテム。波長のような模様は、スカートとセットで着ることでよりアーティスティックに見えます。 パッと目を引く新鮮カラーリングFRAMeWORK - VICTORIA バイカラープルオーバー ¥18,360(税込)新鮮な配色で、スタイリッシュに決まるハイゲージニット。大胆に見える色使いも、大人に着こなせる絶妙なカラーリングなので、いつものスタイルに取り入れるだけでOK。光沢感のあるドレッシーなワンピースや、ふんわりとした女性らしいフレアスカートと合わせても◎ また、ホワイトデニム×ショートブーツで、メンズライクに着こなすのもおすすめ。 カジュアルに着たいナチュラルカラーOMNIGOD - Panel wide crewneck sweater ¥19,440(税込)肩や身幅にゆとりを持たせた、ふんわりシルエットのニット。着丈を少し短くすることで、ぐっと着回し力の高い一枚に仕上げています。やわらかい雰囲気のバイカラーは、女性らしくナチュラルな雰囲気。クルーネックのリブに配したグレーも効いて、全体の印象が適度に引き締めてくれますよ。 大人のスタイリングに「遊び」を加えたいとき、バイカラーデザインは最適なんです。いつものスタイルに手軽に取り入れて、コーディネートをアップデートしてみてださい! text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ 一枚でもすっきり、格好良く。細見えする「黒のハイネックニット」 ※ 秋冬のコーデに欠かせない!女性らしさと暖かさ、どちらも手に入る「ケーブルニット」まとめ ※ 大人の余裕を感じさせる「ストレートシルエットの黒スカート」に注目!
2018年12月14日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)は、ミッキーマウスの90周年を記念したヘッドフォン「ミッキーマウス 90周年アニバーサリーエディション」を2018年11月11日(日)よりアップルストア、ビーツ取り扱い店舗、ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店ほかで発売する。ビーツ・バイ・ドクタードレの「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」が、ディズニー・ミッキーマウスデザインに。クールグレイのボディに“定番のポーズ”をとったミッキーマウスの姿を散りばめた。真っ赤なパンツとイエローのフットが、シックなヘッドホンの上によく映える。可愛いだけでなく機能性も充実。わずか5分の充電で約3時間の再生が可能なFast Fuel(急速充電)機能や、最長40時間も持続するバッテリー、ワンステップで簡単にBluetoothと接続できるApple W1チップを備えている。また、スペシャル・エディションの展開を記念して、ヘッドフォンには、オリジナルデザインのフェルトケースと90周年記念特製ピンバッチ、ステッカーが特典として付属する。【詳細】ビーツ・バイ・ドクタードレ「ミッキーマウス 90周年アニバーサリーエディション」32,800円+税発売日:2018年11月11日(日)※予定取り扱い店舗:アップルストア、アップル オンライン ストア(Apple Online Store)、ビーツ正規販売店、ディズニーストアオンライン店、東京ディズニーリゾート店【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2018年10月20日巻くだけでおしゃれに決まる「バイカラーのマフラー」。定番の巻き方や、こなれた印象を与えるおしゃれなアレンジを動画で詳しく解説。デザインだけでなく巻き方も把握して、ワンランク上のおしゃれを楽しんでみませんか。アウターを選ばない「シェル巻き」TIPS1マフラーを、片側を少し短くして首に掛けます。TIPS2短い方を一周首に巻き付けたら、ループに上から通します。反対側も、先ほどの巻きの下側から一周巻き付けましょう。TIPS3巻き終わったら、先を首もとに入れ込みます。軽く形を整えたら完成。TIPS4巻貝のように首まわりがボリューミーなシェル巻き。防寒性に優れているので、首もとの隙間をなくしたい日におすすめ。ボリュームがあるので、タイトな丸首などのニットに合わせると、すっきり着こなせます。アクセいらずな「ハーフノットアレンジ」TIPS1マフラーを二つ折りにして首に掛けます。このとき、片側を短めにするのがポイントです。TIPS2短い方をループに通します。もう片方を広げ、片端のみループに通します。TIPS3こんな感じで入れ込みましょう。先ほど広げたときに、内側に来た方を通すとキレイに仕上がります。TIPS4小顔効果の高いハーフノットアレンジ。カジュアルな装いにぴったりです。バイカラーで薄い色が間に入ることで、重たい巻き方にも抜け感が出ます。大人っぽさ最上級!「ロングタイ巻き」TIPS1マフラーの片側をグルグルねじって首に掛けます。ねじってない方を、ねじった方の上にクロスしてかぶせましょう。TIPS2最初にねじった方を上から通して、形を整えたら完成です。TIPS3少ないステップでおしゃれに決まるロングタイ巻き。ネクタイのような縦ラインを作り出し、スタイルアップ効果が狙えます。丈が長めのアウターと相性の良い巻き方です。バイカラーマフラーをおしゃれに巻こうマフラーは冬の必須アイテムです。ボリュームのあるマフラーも巻き方次第で大人っぽいコーディネートのアクセントになります。カラーの切り替えが楽しめるバイカラーマフラーの柄を活かした巻き方を習得して、秋冬のおしゃれを楽しんでくださいね。スタイリスト:株式会社HRM比嘉千夏ニット27,000円(フォンデル/エフユーエヌ)エフユーエヌ:03-3407-3766イヤリング2,500円リング(右手)1,820円リング(左手)3,000円(すべてジューシーロック オリジナル/ジューシーロック)監修/木村 花代
2018年09月18日「スター・ウォーズ」最新作にしてシリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロのアナザー・ストーリー『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(公開中)でメガホンを握った名匠、ロン・ハワード監督が来日! 誰もが知っているSWのアイコン的存在のキャラクターの描写の仕方をはじめ、盟友ジョージ・ルーカス監督の友情関係、本作の監督交代劇への真意や、来年開業する米ディズニーランドSWエリアにまつわる話などについて聞いた。――あのハン・ソロが、誰もが知るハン・ソロになるまでの物語ということで、映画の途中で確かに見覚えがある佇まいになっていく感じがありました。演出で「ハン・ソロになって」と言うわけではないと思いますが、どのように段階的にハン・ソロに見せていったのでしょうか?僕にとっては、自己中心的な男だと打ち出しているあの彼が、実は高貴なものがチラッと見え始めた瞬間だと思うんです。今まで隠していたけれど、無視できない何かに気付いた瞬間でもあり、変化や進化、ヒーローとして成熟していく道のりのことですね。まずそれは、ミレニアム・ファルコンを自分で操縦するタイミングで生まれ始めた。なぜなら彼とマシーンの関係、ハン・ソロとチューバッカがひとつになり、最高のヒーロ像がそこで立ち現れる。これは、人生とちょっと似ていますね。誰でもそうだけれど、たくさんの試練を経験します。気持ちの上でも肉体的な面でもいいけれど、何か危険なストレスを感じる。そういう状況に直面すれば、人は変わります。神話的なところに、1970年代のロック的なバイブスも持たせたかった。古典的なある種、大人への成長の物語であると僕はとらえました。――ハン・ソロが愛するキーラのキャラクターもポイントでした。彼女は、現代的な女性像にも通じる存在でした。すごく話し合いました。現代のパワフルな女性たちが生きるジレンマにすごく近いものを感じるし、それを彼女はすごく体現していると思う。彼女は引き裂かれていますよね。自分の心が求めているものとキャリア、パワーを得ようとする気持ちと、愛のために犠牲を払うのか、の間でね。僕自身は彼女はハンへの愛をずっと持っていると思います。でも、女性はある意味実用的な側面があり、特にサバイバルや愛と、生存ということを天秤にかけた時、実用的な選択をすることが多い。だからキーラは、すべての要素を考慮していると思います。ハンの将来的な身の安全を含めて。――ところで2019年にオープンする予定の米ディズニーランドのSWランドには、ミレニアム・ファルコンに乗るアトラクションもありますが、パークに連動するコンテンツが登場する場合、質問が来るそうですね。先日来日したアンソニー・ルッソ監督やリー・アンクリッチ監督は、質問攻めだったそうですよ。特に来てはいないですね。僕はルーカス・フィルムの人間ではなく、この企画だけにコミットしているからね。ただ、パークス&リゾーツの人間は、映画の中に登場する列車にすごく興味を示していたよ。だからといって、それができるかどうかはわからないけれど、そうとう惹かれていたことは間違いないよ。(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.――そもそも、まず映画を撮ることになった時、ジョージ・ルーカスとの友情関係も含めて、どういう心境になりましたか?もともと僕は「ウィロー」のテレビシリーズを撮りたくてキャスリーン・ケネディと何度か会っていて、僕は「ウィロー」のキャラクターが大好きだから、またテレビ用にぜひ作りたいとずっと思っていました。でも実は「こういう話があるの」とキャスリーンに今回の話をされ、監督を変える判断をしたと。そしてほかの候補を探しているとね。実は最初、僕を候補に入れないでと言ったんです。――それはなぜですか?ただ、脚本は拝見すると言いました。絶対に監督を変えるという決断を本当にしたのかと、まず確認したわけです。というのも、どういう作品であれ、監督を途中で変えるということは絶対に作品にとってよいことではないからね。フィル・ロードとクリス・ミラーの2人の前の監督たちにも僕はリスペクトをしているからね。でも、最終的に変える決断をしたということを確認したよ。僕も脚本を気に入ってね。――確かに監督を途中で変えて、ベターになった例はすぐ思い浮かばないですね。そこで運命的と思ったことは、スケジュールがたまたま空いていたことと、もともとキャスリーンとも仕事をしてみたいと思っていたことなどだね。SWシリーズの監督にも興味はあったけれど、2~3年コミットすることは、やや重いかなとも思っていた。もちろん、そこにはルーカスとの長い友情もあり、究極的には今回のチャンスを逃せば、自分は後悔するだろうと考え、そしてこれをクリエイティヴなチャレンジと受け止め、「イエス」と言いました。――結果、大成功でしたね。個人的には最高の映画だと思っています。どうもありがとう。クリエイティブな意味でもすごく刺激的で、目からウロコというか、こういうタイプの娯楽作品を作ることは、なんてわくわくするのだろうと改めて感じたし、イマジネーションを刺激してくれる。神話的な物語であるところも面白いし、それからキャストやスタッフとのコラボレーションも楽しみました。誇らしく思っていることは、それぞれがプレッシャーのなかで成し遂げたことだよ。――今日はありがとうございました。SWを知らないような方々へは、どうアピールいたしますか?この『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、ほかのSWを観たことがない、一切知識がなくても楽しめる初めてのSWになりうるよ。だから、いまいちSWって何? という人にも最高の1本目になりうる。もちろん、知識がある人には、よりボーナスになる楽しみがあるけれどね。誰もが楽しめるアクション、アドベンチャーものなので、楽しんでください。■プロフィールロン・ハワード監督1954年生まれ。アメリカ、オクラホマ州出身。キャリアスタートは子役で、若手俳優として映画『アメリカン・グラフティ』(73)などに出演。以後、監督業に興味を持ち、『スプラッシュ』(84)、『ウィロー』(88)、『バックドラフト』(91)、『アポロ13』(95)など話題作を軒並みリリース、ハリウッド屈指のヒットメーカーとなる。『ビューティフル・マインド』(01)では、アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞。話題となった『ダ・ヴィンチ・コード』(06)に始まるシリーズでもメガヒットを収めている。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年07月02日日本の有名女優に似ているとSNSで話題となった中国人女子大生、ロン・モンロウが20日、アーティストデビューを果たした。本格的なデビュー前からインスタグラムのフォロワーが14万人を超えるなど、日本でも知名度を上げつつあるロンは、1994年に中国の湖南省・湖西に生まれた現役の大学生。中国の少数民族である土屋族(トゥチャ族)にルーツを持つ彼女は、大学進学をきっかけに上海へ移り、そこで2014年に中国中央テレビ(CCTV)が企画したオーディション番組『来たれ! シンデレラ』の制作スタッフにスカウトされ出演を果たす。その透明感あふれるビジュアルとポジティブなキャラクターもあいまって、2015年には見事グランプリに輝いた。2017年後半には、本人が投稿したSNS画像が日本の有名女優に似ていると話題に。これをきっかけとして、数多くのメディアにも露出。日本各地で観光大使を務めたり、TVCMや地上波ドラマに出演したりと活躍の幅を広げている。そして本日20日、rhythm zoneから配信シングル「PLANET」でアーティストデビュー。発売から10年以上経った今もなお中国で絶大な人気を誇るラムジの「PLANET」のカヴァーバージョンを、透明感のある声で歌い上げた。
2018年06月20日「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が単独初主演を務め、中川大志、小松菜奈らと共演した『坂道のアポロン』。今年3月に公開されたばかりの本作のブルーレイ&DVDが9月19日(水)にリリースされることが明らかとなった。■知念さんたちの生の声が収録されたビジュアル・コメンタリー今回リリースされるブルーレイ&DVD豪華版には、知念さん、中川さん、小松さん、三木孝浩監督によるビジュアル・コメンタリーやメイキングなどの貴重な映像を収録した特典ディスクのほか、原作者・小玉ユキによる撮影現場リポートを再録した、内容盛りだくさんの豪華ブックレットも封入。ビジュアル・コメンタリーの収録にあたり、知念さんは「すでに映画をひと通り見た方々が(ビジュアル・コメンタリーを)見ていると思うので、そんな皆さんが知らない事とか、思い出も語りながら、一緒に楽しんでもらえたらと思う」と意気込み、中川さんも「(知念たち)みんなと一緒に観られるのって、嬉しいですね」とワクワクを隠せない様子だったそう。また、ジャズの魅力にハマる高校生たちの青春を描いた本作で、知念さん、中川さんらは、撮影の約8か月前からピアノなどの猛特訓を重ね、代役を立てずに自らの演奏でジャズシーンを撮り切っており、ビジュアル・コメンタリー内では「演奏しながらセリフを言ったり、芝居するのはとても難しかった。正直ナメてた」と中川さんが語れば、体育館で知念さん演じる薫と、中川さん演じる千太郎がセッションするシーンをふり返り、知念さんが「練習も体育館で、実際のシーンと同じ楽器の位置で何度も練習した」と明かす一幕も。そんな知念さんは、最後に「(ビジュアル・コメンタリー)を一緒に観て楽しんで頂けたら嬉しい。何度でも、再生ボタンを押せば観られるので、時間が空いていると思ったら、家でも、旅先でも、移動中でも何度でも観て、これからもずっと『坂道のアポロン』を愛して下さい」とメッセージを寄せてくれた。『坂道のアポロン』ブルーレイ&DVDは 9月19日(水)よりリリース、9月5日(水)よりレンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年06月15日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)より、ポップなカラーに彩られた「ビーツ・ポップ・コレクション(Beats Pop Collection)」が登場。2018年6月15日(金)より発売される。ポップアートムーブメントから着想を得て、エネルギーと創造性溢れるスピリットを持つ人々の為にデザインしたという「ビーツ・ポップ・コレクション」。同コレクションからは、「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」と「Powerbeats3 Wirelessイヤフォン」の2種が展開される。いずれのモデルも、Popバイオレット、Popブルー、Popインディゴ、Popマゼンタの全4色を用意。日差しに映えるポップなカラーが差し色となった、夏らしいデザインに仕上がってる。お気に入りのカラーを選んで、日常に彩りを添えてみてはいかが。【詳細】ビーツ・ポップ・コレクション発売日:2018年6月15日(金)※6月5日(火)からアップルオンラインストアで予約開始販売店舗:アップルストア、アップルオンラインストア価格:・Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン 29,800円+税・Powerbeats3 Wirelessイヤフォン 19,800円+税【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2018年06月08日結城洋平が主宰を務める「結城企画」。その第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』では家族をテーマにコメディを繰り広げる。結城と、出演する吉田ウーロン太のふたりに聞いた。結城企画 第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』お互い初共演となるふたり。「大歳倫弘さんと家族をテーマに三兄弟の話にするとなり、お兄ちゃんになる人はどんな人がいいかと探していた時に、ウーロン太さんがお兄ちゃんだったらめちゃくちゃ楽しそうだなと思った」とオファーした心境を語る結城。吉田は「結城くんの出演していた『南の島に雪が降る』という野外舞台がとにかくすごくて、出演者みんながパワフルで輝いていました。なので結城くんもギラギラした人間なんだと思っていました」と印象を述べる。テーマとなる家族について「今まで自分の家族は意識していなくても家族だった。結婚してから、自分の家族を初めて客観的に見てみると今まで当たり前だった家族の暖かさとか、お母さんの愛のあるお節介に気がついた。客観視できるようになって発見したことを、新しいかたちで劇にしたいです」と結城。吉田は「子供ができたら家族の形も変わりました。俳優は自分の身体あっての話だなと思っていたんですが自分の命より大事なものができちゃったら、自分の命は二の次になるんです。だからこの舞台も命がけでやっても構わないと思ってます(笑)!」と意気込みを語る。また結城企画ではプロデュース面も担う結城は「大歳さんは役者に寄り添って作品を創ってくれる方なので、先の読めない展開を一緒に創っていくのは楽しくなりそう。小劇場B1にしたのも、家族を俯瞰で見るような、観察しているような感覚になれたら面白いよねということで選んだんです」と思いを明かす。吉田は「家族の中身が舞台上で展開されていって、どう家の壁を取っ払っていくのかなというのがお客さんに見えてもらえたら嬉しいなと思います」と見どころを述べた。吉田扮する長男と、結城扮する次男に挟まれる長女役に望月綾乃、次男の友人役に満間昂平を迎え、“未体験家族劇”とうたう今回の作品は予想だにしない展開になりそうだ。「いつかやりたいなっていうものは、いつかにしていたらほんとにいつかになってしまうので、ウーロン太さんに声かけるっきゃない!と思いこのキャスティングが実現しました。この期間やっている東京の演劇の中で一番おもしろいと思うので、あなた、観に来るっきゃない!」と結城も気合が入る。公演は5月27日(水)から7月1日(日)まで小劇場B1にて上演。チケットは5月12日(土)から一般発売がスタートする。
2018年05月11日代官山のカフェ「インク バイ キャンバス トウキョウ(ink. by CANVAS TOKYO)」より、アイスドリンク新メニュー「インク エクストラショットスパークリング」が2018年4月13日(金)に発売される。「インク エクストラショットスパークリング」は、シナモン、レモネード、ミント、ローズといった4種類の自家製フレーバーのスパークリングに、凝縮されたエスプレッソまたはビーツのエクストラショットを自分で注ぐ贅沢で新感覚のアイススパークリングドリンクだ。フレーバーとエクストラショットの組み合わせは全部で16種類。4種類の爽やかなスパークリングに、コクと深みをブレンドすることで、自分好みの味と、まるでインクが落ちていくような鮮やかなビジュアルを楽しめる。例えば、バラが香るハーブティーのような風味のスパークリング「ローズ・ペタル」に、純度100%の天然ビーツのパウダーを茶器でふわりと点てたビーツショットを加えると、ローズヒップを思わせる華やかな味わいのドリンクが出来上がる。「ミント・ジュレップ」に濃厚なエスプレッソショットをプラスした、ミントモカを思わせる組み合わせも。また、豚の腕肉・肩肉の塊を低温で8時間以上かけて調理し、ほぐしたハンバーガー「プルドポークバーガー」とドリンクのセットメニューも登場。セットメニューには、オーガニックのブルーコーンを使ったグルテンフリーで無添加のトルティーヤチップスが添えられている。【詳細】インク バイ キャンバス トウキョウ 新メニュー発売日:2018年4月13日(金)場所:インク バイ キャンバス トウキョウ住所:東京都渋谷区代官山町11-12 日進ヒルズ代官山1FTEL:03‐6432‐5701営業時間:10:00~19:30(L.O.19:00)■インク エクストラショットスパークリング メニュー例・ローズ・ペタル × BLOOD ink.(BEETS) SHOT 800円+税・ハニー・シナモン × BLACK ink.(ESPRESSO) SHOT 680円+税・ミント・ジュレップ × BLACK ink.(ESPRESSO) SHOT 680円+税・ジンジャー・レモネード × BLACK ink.(ESPRESSO) SHOT 680円+税※ローズ・ペタル、ハニー・シナモン、ミント・ジュレップ、ジンジャー・レモネードの4種類からスパークリングを選び、エスプレッソおよびビーツのショット各2種類から選択したエクストラショットを追加。■プルドポークバーガーセット 1,380円+税~
2018年04月12日人気俳優・三浦春馬が、主人公を篠原涼子、主人公の高校時代を広瀬すずが演じることで話題の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演決定。90年代ロン毛イケメンに扮することが明らかになった。本作は、夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれる、笑いと涙がつまった最高の青春音楽ムービー。■三浦春馬、ロン毛に! 「嫌味がない感じをどこまで自然に出せるか」主演ドラマ「オトナ高校」が話題となり、先日、伊坂幸太郎原作の映画『アイネクライネナハトムジーク』で主演することも発表された三浦さんが演じるのは、高校時代の奈美(広瀬さん)の初恋の相手で、90年代を謳歌するロン毛のイケメン大学生・藤井渉。90年代を代表するファッション・佇まい全てでギャルたちを魅了する。「当時の流行りであったロン毛を何度もかき上げ(笑)、嫌味がない感じをどこまで自然に出せるかが難しいところでありました(笑)」と撮影をふり返る三浦さん。また、「監督の演出は細やかで、特に女子高生時代を演じていた女優陣とは何度もリハーサルを重ねてはアイデアを出していた印象があり、とても愛情を感じました。それが現代を生きる主人公を支える色濃い記憶になり、同じ時系列では無いからこそ、現代パートを演じる力を持った諸先輩方とのコラボレーションと化学反応が一番の楽しみなところです!」と完成が待ち遠しいと語っている。■ベテラン&注目の若手が脇を固める!そして大根仁監督が「リリーさんと新井君は、何故だか私の映画には必ず出演するという身に覚えの無い契約を結んでいるので、今回も出演してもらいました(笑)」と話すように、大根組常連のリリー・フランキーが奈美(篠原さん)の依頼でサニーメンバーを探す探偵・中川役。同じく常連の新井浩文が、梅(渡辺直美)が勤める不動産の陰険な上司・新井役で出演。また、高校時代の梅(富田望生)の兄を、「賭ケグルイ」『ちはやふる』などに出演するいま旬の個性派俳優・矢本悠馬が演じる。リリーさんは「大根監督の映画は最初から出させていただいてますけど、いままでと雰囲気が違って新鮮」と話すも、「監督っぽい切り口でコギャル文化や90年代の音楽がふんだんに入っているのも楽しい。90年代も現代も、それぞれきちんと個性豊かに描かれているので、どの年代、どの地域の人でも、きっと共感できる部分があって、自分たちが生きてきた時代の文化や音楽を愛おしく思えるような映画になっていると思います」とコメント。新井さんは「大根監督には『今回は役がないよ』と言われていたので、オファーが来たときは驚きました。監督、1シーンしか出てないんだから、カットしないでくださいね(笑)」と出演シーンはわずかであることを明かし、矢本さんは「大根監督とは初めましてでしたが、監督の作品はノリが好きでよく観ています。役者をやらせていただいているからには一度はお仕事をしたいと思っていたので正直嬉しかったです。撮影中には意地悪なプレッシャーをかけられました(笑)」と監督とのエピソードを披露。また「個人的に広瀬すずは友だちで大好きな女優なので出来上がりが楽しみで仕方ありません」と『ちはやふる』シリーズで共演した広瀬さんについても語っている。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は8月31日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SUNNY 強い気持ち・強い愛 2018年、全国にて公開© 2018「SUNNY」製作委員会
2018年03月21日漫画家・小玉ユキによる「このマンガがすごい!2009オンナ編」の第1位に輝いたコミックを原作にした映画『坂道のアポロン』。3月19日(月)に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、主演の知念侑李、共演の中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督が登壇、原作の小玉氏からの手紙がサプライズで読み上げられると、知念さんらが大粒の涙を見せた。知念侑李、山田涼介からのエールを報告!中川大志とお忍び鑑賞も孤独な青年・西見薫(知念さん)が転校先の高校で、川渕千太郎(中川さん)、迎律子(小松菜奈)と出会い、人生を切り開いていく10年を描いた本作。映画単独初主演となった知念さんは、公開後に「Hey! Say! JUMP」メンバーの山田涼介から連絡があったことを明かし、「10分くらい電話で映画の感想を言ってくれた。次の日に同じ現場で会うのに…それだけ涼介の心に届いたんだと嬉しかった。いい映画と言ってくれて、微力ながらも宣伝すると話してくれた」と仲間の力強いエールを報告。中川さんは六本木の映画館で本作を知念さんと“お忍び鑑賞”したそうで、「文化祭でのセッションシーンは聞いているだけで手がリズムを取ってしまって恥ずかしかったけれど、僕らの座席の列のお客さんたちも音楽に乗ってくれて、席が揺れていたんです。初めてお客さんと自分が出ている映画を観て、しかもリアクションを感じられて嬉しかった」と喜びをはじけさせた。小松菜奈&監督は「どの世代にも響いた」ことを実感また、両親が本作を鑑賞したという小松さんは、「お母さんが珍しく『観て良かった』と言ってくれた。素朴な恋や音楽から繋がる友情はどの世代にも響いたと思う」と、親世代にもアピールするものがあると納得した様子。すると三木監督も、「SNS上では普段よりも50、60代の感想が多かった。最近の作品では珍しく上の世代に響いている感じが嬉しい。Twitterでは『GANTZ』などの漫画家・奥浩哉さんが褒めてくれた。あんなバイオレンスな作品を描く人が!と驚いた」と語り、幅広い層に響いていることを実感していた。「すべてに薫が宿っていた」の言葉に知念、涙止まらず「恥ずかしい」そして舞台挨拶終盤には、原作者・小玉氏からの手紙が、監督・キャスト陣に完全サプライズで読み上げられた。知念さんは「すべてに薫が宿っていた。知念さんと薫が出会ってよかった」「撮影現場で演奏を見たときは本当に感動しました。これは大変な映画になるぞと思いました。演奏シーンは本当に素晴らしく、何度観ても鳥肌が立ち、拍手を送りたくなります」との絶賛メッセージを受け取ると、目を真っ赤にして大号泣。溢れる涙に「恥ずかしい」と客席に背を向けて涙をぬぐいながら、「小玉先生に一番喜んでいただけたのが嬉しくて、薫が僕でよかったと言ってくれてホッとした。…でも恥ずかしい、なんか…人前で泣かないって決めているので」と、男らしい泣き笑い。小松菜奈、知念&中川の姿は「自然と優しく見守っていたいと思えた」中川さんには「間違いなく川渕千太郎そのもの。なんていい役者さんに巡り会えたんだろうと感激しました」「心から音楽を楽しんでいる笑顔は、私が漫画で描きたかった千太郎の姿そのまま。涙が溢れました。最高の千太郎をありがとうございます」と感謝が伝えられ、涙、涙。「ありがたいお言葉をいただいて…。演じた千太郎に僕としてもう会えないと思うと寂しい部分がある」とキャラクターへの愛着をうかがわせた。一方、小松には「あまりにも美し過ぎるのでミスキャストではないかと思ったが、全て杞憂に終わりました。役衣装に身を包んだ小松さんを見たときに“律子だ!”と声をあげた」「私も律子が微笑めば表情が緩み、律子が涙を流せば一緒に泣いていた。実写版の律子にすっかり惚れてしまいました」との言葉が送られ、小松さんも感涙。「田舎の素朴な女の子という役柄を演じることに、自分も難しいと悩んでいたけれど、お2人(知念さんと中川さん)の姿を見ると自然と優しく見守っていたいと思えた。この現場にいられたことが幸せ」と出会いに感謝した。「最高の実写化」の賛辞に4人で涙の激アツハグ!三木監督も小玉先生からの「これ以上ない、最高の実写化であり、一本の映画として素晴らしいものにしてくださいました。三木監督にお願いして良かったと心から思っています」との太鼓判に涙腺崩壊。知念さん、中川さん、小松さんに向けて「本当に頑張ってくれた!」と涙声で労うと、4人でガッシリと絆の激アツハグ。三木監督は「自分の人生の中にこの映画に携われたという時間があったのがまさに一生もの。この作品の出会いは最高の宝物です」と熱くコメントした。最後に知念さんは、「とても寂しくて終わらせたくない気持ちがあるけれど、上映のスケジュールとかあるので」と笑わせながら、「ここから映画がまた飛び立って、たくさんの方々の心に届いてほしい。そして一生ものの映画として心の中に残ってもらえれば」と語り、本作最後のPR舞台挨拶を締めくくっていた。『坂道のアポロン』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月20日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が19日、都内で行われた主演映画『坂道のアポロン』(3月10日公開)の公開御礼舞台挨拶に、中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督とともに登場した。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。周囲に心を閉ざした転校生・西見薫(知念)が、同級生の川渕千太郎(中川)、迎律子(小松)との交流を通してジャズに目覚めていく。知念のメンバーである山田涼介も熱い感想を電話してきたという同作。この日は登壇者にはサプライズで、原作の小玉からの手紙が読み上げられた。三木監督には「正直に言うとあまり期待していませんでした」と当時の本音を吐露した小玉。しかし「すべてに最高! と言いたくなります」と仕上がりに感動。「三木監督にお願いして良かったと心から思っています」と謝辞を述べる。小松には、「あまりにも美しすぎる、ミスキャストなのではないかと思っていました」と危惧があったというが、実際の小松のかわいさに「大正解です」と太鼓判。「全てが演技ではなく、実際に嬉しくなって笑ったり、セッションに感動して本当の涙を流していることが…私は撮影現場で見たのでますますそれがわかるのですが…、伝わってきて、胸が熱くなりました」「実写版の律子にすっかり惚れてしまいました。大好きです」という言葉に、小松は涙を拭った。中川への手紙では、小玉は「千太郎を演じられる俳優さんってそうそういないよね、という話をアシスタントさん達としていました」とキャスティングの難しさを振り返る。映画が完成し「なんていい役者さんに巡り会えたんだろうと感激しました」と感謝。「もうあの時の生身の千太郎には会えませんが、会いたくなったら映画を観ます」という言葉には、手紙を読み上げていた司会者も思わず涙してしまっていた。最後に「知念さんと薫が出会ってくれてよかった、と心から思います」という言葉が贈られたた知念の目には光るものが。知念は「いや、恥ずかしい!」と後ろを向き、「小玉先生に一番喜んでいただいたのが嬉しくて。僕で良かったと言ってもらえて本当に良かったのと、ホッとしました」と心境を明かす。「僕、人前で泣かないって決めてるタイプの人間なんで、ちょっと恥ずかしいんですけど」とはにかんだ。三木監督も「本当に……本当に頑張ってくれたんですよ! 自分の想像の100倍すごい演奏シーンを撮ることができて……よかったよ本当に! 本当に!」と声を詰まらせる。出演者陣とともに肩を組み、涙の舞台挨拶となった。○知念侑李への手紙全文眼鏡を掛けた七三分けの秀才で、ちょっとひねくれた60年代の高校生。そんな役に、普段は輝かしい舞台で歌って踊る仕事をされている知念さんが、こんなにぴったりとはまるとは思っていませんでした。知念さんは謙遜して衣装とヘアメイクのおかげと仰るけれど、そんなことはありません。薫というキャラクターを理解し、演じながら、内側から薫に共鳴してくださっていたのだと思います。そうでなければ、あんなに細かい演技の隅々までに薫を感じることはないと思います。いろんな目の表情、メガネを外して涙を拭く動き、袖のまくり方、話し方、歩き方…そしてピアノを楽しそうに弾く姿。すべてに薫が宿っていて、メガネを外した時の顔の美しさとともに、実写になった喜びを感じさせてもらえる演技でした。ピアノについては、スタッフさんから知念くんの上達ぶりすごいです、すごいです、と言われるばかりでなかなか弾く姿を拝見できなかったので、撮影現場で初めて演奏を見たときは本当に感動しました。あのジャズの即興的で複雑なアレンジを、必死な感じではなく、楽しそうに、千太郎と目を合わせながら弾いている姿を見て、これは大変な映画になるぞ、と思いました。映画で見る演奏シーンは本当に素晴らしく、何度見ても鳥肌が立ち、拍手を送りたくなります。初めての主演映画ということで緊張されていた、と聞いたのはクランクアップの報告を受けた時が初めてでした。現場でお会いした知念さんは常に何かのリズムを刻んでいたり、ぼそっと面白い事を言ったり、変な踊りを踊ったり、撮影の合間に映画に出てこない曲を覚えてきたと言ってサラサラと弾いて見せたりと、いつもリラックスした雰囲気だったので、クランクアップの時に感極まって泣いたと伺った時には驚いてしまいました。大分の撮影の時にスタッフさんから聞いた話では、撮影中に苦難が訪れた時にも、知念さんは周りを気遣い、ユーモアをもって場を明るくしていたと伺いました。この映画の主演として、座長として、プレッシャーと闘いながらこの映画を引っ張っていってくださったことに心から感謝します。坂道のアポロンという物語を描いてよかった。そして知念さんと薫が出会ってくれてよかった、と心から思います。一生ものの素晴らしい映画を、ありがとうございました。
2018年03月19日知念侑李が単独初主演を務める映画『坂道のアポロン』初日舞台挨拶が3月10日(土)、TOHO シネマズ六本木にて行われ、知念さんのほか、出演する中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカら主要キャストが揃って登壇した。準備におよそ1年半という膨大な時間をかけて臨んだという知念さんは、いよいよ迎えた初日に「とんでもなく…緊張しております。もう…昨日とか1週間くらいソワソワして、本当に寝る時間が減って、ドキドキとワクワクでいっぱいで」と声を震わせながら挨拶をし、観客から万雷の拍手で迎えられていた。強い思いを持っていたのは、知念さんとセッションを何度も交わした中川さんも同じだった。撮影が終わった後も、東京で食事をして、その後ふたりだけでスタジオに入りセッションを重ねていたと明かした。中川さんが、「(『坂道のアポロン』の)ロスになっちゃって…焼き肉屋にスティックを持って行きました」と言えば、知念さんも「あのときの思い出がすごくて、ロスになって。ふたりで思い出しながらセッションをしました。撮影が終わってからも毎晩、そのときの思い出の写真を見ながら寝ていて」と強い思い入れを明かすと、そんな若者ふたりをディーンさんが「いいなあ」と眩しそうにし、中村梅雀も「呼んでくれよ~」と羨ましそうに見つめていた。『坂道のアポロン』は、第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい!2009 オンナ編」でも第1位に輝いた、名作漫画の実写映画化。転校先の高校で、誰もが恐れる不良の千太郎(中川さん)と運命的な出会いを果たした西見薫(知念さん)が、ピアノとドラムのセッションなど音楽を奏で、時間を共有することで絆を深めていく青春の日々と、その後の10年までも描き出す。一生ものの友情を描いた本作にかけて「一生ものだと思うものは?」と聞かれた登壇陣。ディーンさんは「淳兄のトランペットです」と自身が演じた役のトランペットを挙げた。「撮影が終わった後に、一生の思い出でいただきました。元々、学生のときジャズバンドでギターを弾いていて、トランぺッターを見て格好いいなと憧れていて。夢のひとつが、この作品のおかげで体験させてもらえた」と笑顔を見せながら、知念さんらのほうに向きなおり、「この映画で得た経験や思い出は、自分にとって一生の思い出です」と語ると、知念さんや中川さんらもうれしそうにディーンさんを見返し、『坂道のアポロン』の温かい空気感を伝えていた。そのほか、初日舞台挨拶には真野恵里菜、松村北斗(SixTONES/ジャニーズ Jr.)、三木孝浩監督も出席した。『坂道のアポロン』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月10日明日3月10日(土)より公開となる映画『坂道のアポロン』から、この度、知念侑李(「Hey! Say! JUMP」)と中川大志、2人の演奏シーンを含む特別映像が公開。あわせて、知念さんがピアノを弾く撮影現場写真も解禁された。本作は、知念さん演じる転校生の西見薫が、クラスメートの川渕千太郎(中川さん)、迎律子(小松菜奈)と出会い、一生ものの友情や恋愛、そしてジャズの魅力に目覚めていく姿を描いた物語。劇中では知念さんがピアノを、中川さんがドラムに挑戦。10か月にもおよぶ猛特訓の末、プロ奏者からも絶賛される本格的なパフォーマンスを披露している。今回到着した映像では、そんな彼らの演奏シーンを少し覗くことができる。アニメ版「坂道のアポロン」で薫役を担当した声優・木村良平などから本作を絶賛するコメント文と共に、2人のリハーサル風景から始まる本映像。そして、本作最大の見どころでもある文化祭でのセッションシーンの一部を、映画本編では見られない、ここだけのマルチアングル映像で収録。演奏中の彼らの表情や手元などを同時に楽しめる特別仕様となっている。このシーンについて知念さんは、「(エキストラの方々が)ちゃんと僕たちの演奏にリアクションしてくれて、僕たちもそのリアクションでどんどん気持ちが乗って、本当にいいシーンが撮れたと思いますね」とふり返り、中川さんは「体はきつかったんですけど、その追い込まれた極限状態でしか出せない、自分の限界の先が出せた気がするので、後悔無く思いっきり出し切れました」とコメントしている。『坂道のアポロン』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月09日●漫画原作の魅力はキャッチーなキャラクター第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。アニメ化されたときには、演奏シーンのリアルさが「名場面」として話題を読んだ同作。実写映画化にあたっては、三木孝浩監督自らキャスティングに関わっているという。今回のキャスティングのポイントや脇を固める俳優陣の魅力について、三木監督に話を聞いた。○男性ファンが多い作品――原作やアニメが人気の『坂道のアポロン』ですが、私の周りにも男性でこの作品が好きな人がいて、幅広い世代に支持されているのかなと思いました。男性ファンがすごく多い作品ですよね。選曲も良くて、「Moanin」や「My Favorite Things」は、初心者でも聞きなじみのある曲ですし、全然ジャズを知らない薫が段々ジャズを演奏する喜びに気付いていくという展開なので、薫目線で入っていけるのだと思います。僕もこの作品に関わるまではそんなにジャズに詳しくなくて、作品に関わりながら「あ、ジャズってこういうところが楽しいんだ」と気づいていけたので、映画にする上でも入りやすさはすごく大事にしました。――今、漫画原作の映画がすごくたくさんあるという状況ですが、その魅力はどういうところにあると思いますか?やっぱり、良い作品が本当に多いという、日本の漫画文化の深さがあるのだと思います。もちろん小説原作でもたくさんありますが、漫画原作の面白さは、キャラクターにあるのではないでしょうか。ストーリーの起伏だけでなく、それぞれのキャラクターに魅力がある作品がすごく多いなと思います。今回も、客観的に見ると千太郎はすごくキャッチ―なキャラクターだと思うんですよね。その魅力に薫が引っ張られていくのですが、漫画ならではの面白さが出ている強烈なキャラクターなのではないかと思います。――今までの中川さんのイメージとも、また少し違うキャラクターのように思いました。そうですね。映画化の企画をもらったときに、誰よりもまず「千太郎、誰がやるの? 今の日本映画界にいる?」という話になりましたから(笑)。ハーフ顔に見えて、ガタイが良くて、ドラムができて……もう、キャスティングする側からしたらゾッとするようなキャラクターですけど、だからこそ、トライしがいがある。ヴィジュアルもドラムの演奏も含めて、大志君がキャラクターを体現してくれて嬉しかったです。●薫と千太郎はセットで考えていた○運命的な2人にオファー――キャスティングには1から関わっていらしたんですか?もちろん、まっさらな状態から関わっています。多分キャスティングだけで半年か1年以上かかりましたし、「いいキャストが見つかるまで、これは進められないね」と言っていました。定期的にプロデューサーと集まってキャストを探していたのですが、何かのタイミングで、フッと「知念君と大志君の身長差は面白いな」という話になったんです。そこから大志君がドラムをかじったことがあると聞いて、「おっ!」と思って、プロフィール写真を茶髪にしたり短髪にしたり落書きして、「千太郎、いけるんじゃないの!?」という話になってから、グッと現実味を帯びて来ました。――薫と千太郎はセットで探されていたんですか?完全にセットでしたね。組み合わせを考えているうちに、知念くんと大志くんのコンビにすごくピンときたんですが、2人が、実は共演経験もあって仲が良いということは、全然知らなかったので、すごく運命的だと思いました。――小松さんについてはいかがですか?律子のキャストは、まず「薫と千太郎を決めてから」という思いはありました。すごく難しいポジションなんですよね。薫と千太郎の2人はキャラクター作りの拠り所があるのですが、律子は受け身の立場。2人を見てどういう表情になるのか、というのが芝居のベースになります。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を監督したとき、菜奈ちゃんの演技のすばらしさを感じていましたが、本当に何かを感じて出る表情のリアリティが素晴らしい女優さんだと、改めて思いました。お客さんは律子というフィルターを通すことで、2人のことをより深く理解していくので、すごく重要な役どころです。菜奈ちゃんが素敵なのは、技術で泣いたりするんじゃなくて、現場で内から湧き出た感情を大事にするところ。その表情の嘘のなさに、ますます信頼できる女優さんになったと感じました。――ほかにも豪華キャストが集まっているのがすごいですよね。ディーン・フジオカさん(桂木淳一役)も、真野恵里菜ちゃん(深堀百合香役)も、中村梅雀さん(律子の父・迎勉役)もすばらしかったです。梅雀さん、本当にその世界では名の知れたベーシストですし。もともとご本人はエレキが得意ですが、今回を機に「ぜひウッドベースもやりたい」とおっしゃっていて、実際にめちゃくちゃうまくて。何よりやはり、「プレイするのが楽しい」という表情が1番出ていましたね。あの梅雀さんの表情で、恐る恐る入ってくる薫が「ジャズって、楽しい」と思えるような、優しく迎え入れてくれる感じに助けられました。もちろんディーンさんもアーティストなので、ピアノもギターもできるんですよ。でもトランペットはやったことがなかったので、「これを機にぜひ覚えたい」と特訓してくださって。音楽に対するモチベーションがものすごく高いメンバーに集まってもらえたことが嬉しかったです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月09日●友情を超えた、眩しい絆の物語第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。メガホンをとった三木孝浩監督は、恋愛映画の名手としても知られているが、今回は薫と千太郎の友情が物語を動かしていく。知念、中川、小松という若手トップクラスの俳優陣や同作の見どころについて、三木監督に話を聞いた。○未成熟な人間がもがく姿を描きたい――恋愛映画のイメージが強い三木監督ですが、今回は薫と千太郎、2人の友情がメインなのかなと思いました。恋愛映画のイメージ、強いですか?(笑) 僕は、大きなくくりで「青春映画」が多いということなんだと思います。だから恋愛も青春映画だし、友情も青春映画なんですよね。「未成熟な人間が、自分のあるべき姿に向かってもがく」ところに美しさを感じるし、キャラクター達がすごく愛おしくなるので、描くのが好きなテーマです。もがく対象が恋愛のときもあれば、部活のときもあり、音楽や友情だったりもする。でも目指すものがそれぞれ違うだけで、根底には未成熟な人間の成長があります。――今回の『坂道のアポロン』では、これまで恋愛映画で使われていた手法を、2人の友情を描くときにもとられていたというお話でしたが。普通のラブストーリーに使う手法を、薫と千太郎の関係を描くときに応用したところはありますね。たとえば薫が千太郎を見る時の音楽や映像表現は、女の子が魅力的な男の子を見た瞬間の演出にしています。「強烈な魅力を放つ千太郎に、どんどん反発しながらも惹かれていく薫」という図を、一種のラブストーリーに見えてもいいかな、くらいの感覚で撮っていました。というのも、この作品は単なる友情の話ではなく、それぞれが奥底に孤独を抱えながら、「独りじゃない」と思わせてくれる相手に出会う物語だからなんです。薫と千太郎が音楽を通じて「自分がここにいていい」という証明を見つけて、互いに存在理由を見出していく。その友情を超えた結びつきは、律子の目線で見るとすごくうらやましく感じるし、映画を観た方が「その中に入りたい」と思ってくれたら、世界観が描けているということなのだと思いました。――夜の教会に2人で並んでいるところや、2人で坂道を駆け下りていくところなど、あまりにもまぶしすぎて……。手を取ってダッシュするって、映画『卒業』のような駆け落ちパターンですからね(笑)。しかも笑顔で駆け下りていく。でも、薫と千太郎だったら「そうだよな」と納得してしまう感じがありますし、観客の方にも愛おしく見えたらいいなと思いました。●期待以上の演奏シーンに、監督もキュンキュン○律子のキュートさは小松菜奈ならでは――一方で、律子と薫もキュンとするシーンが多くて、糸電話のシーンやキスシーンも素敵でしたよね。糸電話も、昭和の時代設定だからこそ描けるアナログ感でしたね。電話も携帯ではなく家の電話ですし、なかなかコミュニケーションを取れない難しさがある。でも顔を見合わせることがやっぱり一番のコミュニケーションというところが、この時代を描く面白さだったりもしますし、今までにない空気感を出せたのですごく楽しかったです。――出演者の方も少しレトロポップ感のある顔立ちなのかなと思いました。特に菜奈ちゃんは、60年代のファッションがすごく似合うんですよ。元々、モデルもやっているので何でも似合うんですけど、あのキュートさは、なかなか出せない。やっぱり、菜奈ちゃんだなと思いました。――三木監督は、映画を観てキュンとしたりするタイプなんですか?めちゃめちゃします(笑)。もう、キュンキュンしてますね。――撮影中もキュンキュンされているんですか?かなりしています(笑)。でも今回何が一番キュンと来たかって、完成披露のときの舞台挨拶かな。その場でピアノを演奏した知念くんと、ドラムを演奏した大志くん、2人の目線が合った瞬間は、もうキュンキュンしました。映画の演奏シーンも、千太郎と薫が「よしいくぞ!」と目を合わせたり、相手の演奏を見て「すごいな」と笑顔になっていたりする瞬間、2人は笑顔なのに、観ているこっちは泣けてくるんです。彼らが音楽を演奏している姿を見て、孤独を抱える2人が本当に幸せそうな表情をしているところが、やっぱりグッときました。演奏シーンでは互いの目線を撮るときに、2つのカメラでそれぞれ顔に寄っていたんですが、モニターを並べて見ていたら、「これだけ演奏を練習してきたけど、もう、表情だけでシーンが成立するんじゃないか?」という気持ちになりました。これまでの準備や練習があって、感情も高めて来たからこそ、この表情が出来るんだなと思いました。表情だけで2人のすべてが伝わる、それくらいの演技をしてくれたんです。○アニメ版に刺激された――映画を拝見しても、よくあの演奏を……とびっくりしました。やはり演奏シーンはすごく大事に撮られていたんですか?原作も素晴らしいですし、僕も元々アニメ版を観ていたので、文化祭のシーンのすごさは身に染みていました。プレイヤーの動きをトレースして、もはや音楽が流れていなくても音の伝わるようなアニメーションになっていて、すごいと思っていたのに、それを自分が撮らなきゃいけない。これを実写でやるとなると、役者に相当負担がかかると思いました。実際に若い年代の俳優さん達がやらなければいけないと考えると、最初は「それは無理じゃないかな」と、思ったくらいです。でも目標としては、遜色ないものを作りたかったですし、特にこだわって作った部分でした。――演奏シーンをプロの方の吹き替えにしようと考えたりはしなかったんですか?最初は、手元はプロのプレイヤーに任せるという選択肢もあるのかな、と思いました。でもこちらの想像以上に、2人が演奏曲を完璧にトレースできていたので、もう本当に、感動しましたね。嘘をつかなくてすむというのは、監督として本当に幸せな事です。本人が演奏しているというリアリティがあるからこそ、感動できるというのは大きいです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月07日