白砂のビーチが広がるサイケーオ・ビーチ乾期に入りビーチリゾートもこれからがハイシーズン。ラヨーン沖のサメット島は、バンコクからも近く、都会の喧噪から離れのんびりと週末を過ごすにはピッタリ。バンコクからはバスやミニバス、船を乗り継いで約4時間。バンコクのエカマイ(東バスターミナル)からは、サメット島行きの船着き場(バンペー)行きのバスが出ていて、バスと船のジョイントチケットもある。バンコクを出たバスは約3時間ほどでバンペーに到着。道を挟んで反対側、市場を抜けると船着き場がある。サメット島にはいくつかのビーチがあり、各ビーチ行きのスピードボートや定期のスローボートが出ているが、定期の船はバスの時間に合わせて出航するので、バンペーについたら寄り道をしないでまっすぐに船着き場に向かおう。定期船はサメット島で一番賑わうサイケーオ・ビーチ近くのナダン港に着く。島に到着した際、入島税?なるものを支払う必要がある(200バーツ)各ビーチへは、乗り合いのトラック(ソンテウ)もあるし、ナダン港にはレンタルバイクもある。基本的に一本道で交通量は少ないが、アップダウンも多く、路面には砂も浮いているのでバイクの運転には十分に注意しよう。島の北部、サイケーオ・ビーチは、島で一番賑わっているビーチ。周辺にはコンビニ、レストラン、ゲストハウスなどツーリストに必要なものは何でも揃っている。ビーチも白砂で海の色も綺麗だ。日帰りで訪れるにはサイケーオ・ビーチがオススメだ。船着き場からも歩いて行ける。どうしても静かなビーチがいいなら、他のビーチもいいが、レストランや売店(コンビニ含む)もほとんど無いので、必要な物は揃えて行く方がいいだろう。バンペーからバンコク行きの最終バスは18時発。このバスに乗るためには、ナダン発17時の船に乗らないといけない。パタヤのビーチやラン島と比べるとまだまだのんびりとした雰囲気のサメット島。早起きして、朝7時台のバスに乗れば、バンコクから日帰りも可能だ。時間があったらオススメだ。バンペーの船着き場からサメット島へビーチのレストランでのんびりと(サイケーオ・ビーチ)夕方のバンペーの港バンコクの東バスターミナル(エカマイ)(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月28日BTSオンヌット駅はBTSアソーク駅から5駅バンコクの東の外れBTSオンヌット駅。2011年まではBTSスクムビット線の終点だった。スクムビット通りの奇数側でいうとソイ77(オンヌット通り)~ソイ81、偶数側はソイ50~ソイ54周辺だ。外国人、日本人の駐在員の多くは、BTSプロンポン~トンロー周辺のコンドミニアムに住むケースが多い。しかし、オンヌットエリアも結構外国人の姿を見かける。オンヌット駅前には、テスコロータス、日系のMAXバリュー、ソイ77にはビックシーと3つのスーパーマーケットもあり買い物には困らない。オンヌット周辺に住む外国人は、現地採用や起業をして間もない人たち、また、タイ人と暮らす外国人、日本人の年金生活者などだ。最近まではBTS駅北側に屋台街があったので、そこで夕食を済ませれば、一皿50バーツ、ビールも大瓶100バーツ。テスコロータスやビックシーのフードコートも同じくらい。路上の屋台だとクイッテオは30バーツからとローカル価格で暮らせるのが人気のひとつだったのかも知れない。そんな自分も最近まで、ソイの81に住んでいた。家賃は月7,000バーツ、ワンルームで50平米の南西角部屋で風通しも良く、かなり古いローカル向けのマンションであったが快適に暮らしていた。BTSの駅まで1.3kmくらいあるソイの一番の奥だったが、ソイの入り口にはほぼ24時間、バイタクが待機していて料金も10バーツなのでBTSで通勤するのも楽だった。深夜中心部からタクシーで帰宅しても100バーツを超えることはほとんど無かった。ソイを入るとタイの日常生活が垣間見られる。便利なのだけどちょっとしたローカルチックなとこも好きだった。周辺には多くのアパートがあり、1日単位や1週間単位で宿泊できるところも多い。料金も500~1,200バーツ程度。ホテルの予約サイトAGODA等に載っているアパートもあり、英語対応可能なところも多いので旅行者でも気軽に利用できる。一歩裏に入ればローカル感漂う風景が見られる屋台の集まるコーナーもあるので食費も押さえられるオンヌット通り(ソイ77)に沿って流れるプラカノン運河ローカル向けのアパートは月4000バーツ代から(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月25日IDC Japanは12月22日、国内ソフトウェア市場の2015年上半期(1~6月)の実績と2015年~2019年の予測を発表した。IDCが定義するソフトウェア市場には、パッケージソフトウェア、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の売上額が含まれる。これによると、2015年上半期の国内ソフトウェア市場は1兆3232億8900万円、前年同期比成長率が4.6%。同社では、前年同期に起こったWindows XPサポート終了特需と消費税増税前の駆け込み需要の反動は比較的軽微であり、堅調な成長だとしている。大分類市場別では、アプリケーション市場が前年同期比成長率3.9%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が同5.9%、システムインフラストラクチャ市場が同4.5%となった。最も成長率が高いアプリケーション開発/デプロイメント市場では、データアナリティクス需要の高まりによって、ビジュアライゼーションBIツールやクラウド型データベースサービスが高い成長だという。また、同社は2015年の国内ソフトウェア市場は前年比成長率は4.2%、さらに2016年は前年比成長率4.5%と予測。さらに2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.2%、2019年には3兆1147億円に達するとも予測。大分類市場別の2014年~2019年のCAGR予測はアプリケーション市場が3.1%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が5.6%、システムインフラストラクチャ市場が4.5%となっている。同社は、アプリケーション市場では、企業においてデジタルトランスフォーメーションが進むことで、コグニティブシステムやデジタルマーケティングに関連したソフトウェアやクラウドサービスの急速な成長が見込まれるとしている。アプリケーション開発/デプロイメント市場ではデータアナリティクス関連の高成長が続き、さらにデジタル化の進展によってSoE(Systems of Engagement)領域におけるPaaS(Platform as a Service)の採用が拡大するものとみている。システムインフラストラクチャ市場では、サイバーセキュリティ対策やマイナンバー制度への対応に向けセキュリティソフトウェア需要の拡大や、クラウド基盤構築/管理ソフトウェアの導入の増加が市場成長をけん引していくと予測している。
2015年12月22日IDC Japanは12月18日、2015年の国内IT市場予測、および2015年~2019年における国内ITの産業分野別市場規模予測について発表した。2015年は金融機関などの大型案件とPC更新需要でIT支出を伸ばした2014年の反動を受け、全体で14兆7,837億円と前年比0.1%の成長に落ち着く予測となるが、産業分野別では、通信/メディアおよび消費者を除いたすべての分野でプラス成長を見込んでいる。特に銀行、製造業、小売業、運輸業、サービス業が堅調なIT支出を維持することが見込まれ、国内IT市場の2016年の前年比成長率を2.7%、2017年を2.0%と予測。産業分野別では、金融セクターにおける大手都市銀行や、ゆうちょ銀行での大型案件、地方銀行の再編によるシステム統合などの案件、大手金融機関を中心にFinTechやコグニティブなどITによるビジネス/サービス革新を進める動きが国内IT投資をけん引するとしている。また、製造業では基幹システムの刷新を終えた企業がグローバルサプライチェーンの最適化や、生産ラインの自動化、設計/開発領域でのデジタル化、標準化を見据えた環境整備へ進む動きが見られるという。小売業ではチャネル推進が加速し、それを実現するプラットフォーム構築やデジタルマーケティング領域での投資が後押しするとみている。さらに、ユーザー企業調査結果からは第3のプラットフォーム、IoTといったイノベーションアクセラレーターの取り組みが経営層からIT部門に出される指示に含まれていたという。一方、IT部門の課題にはビッグデータなど「新たなIT戦略を検討する人材の不足」や「ITを活用する事業に関する知識不足」が上位に挙がり、IT部門に経営層から課せられたミッションと、それを実行するためのIT部門の体制にギャップがあることが判明。IDC Japan ITスペンディングマーケットアナリストの岩本 直子氏は「ITベンダーはIT部門の役割が変化していく中、IT部門の課題解決の支援を踏まえた提案をし、IT部門のミッション達成に向けて伴走する役割を担うべきである」と分析している。
2015年12月18日IDC Japanは12月16日、国内モバイルデバイス市場(スマートフォン市場、タブレット市場
2015年12月17日国民の約95%が仏教徒といわれる南国の国・タイですが、首都バンコクでは毎年12月に入るとあちこちでクリスマスツリーを見かけるようになり、日本と同様にクリスマスムードを満喫することができます。イルミネーションやデコレーションを楽しむことが出来る場所も実はたくさん!今回はバンコク中心部でクリスマスらしい雰囲気を味わうことができるおすすめの場所をいくつかご紹介します。その1セントラル・ワールド周辺エリア毎年、クリスマス・年末に向けて気合いの入ったデコレーションをすることで有名なセントラル・ワールド前広場。今年はディズニーをテーマにしたデコレーションを行っているということで、例年以上に盛り上がりを見せています。この時期のイルミネーションスポットとしては、バンコクでおそらく一番有名なセントラル・ワールドですが、実は周辺にあるホテルや商業施設も毎年イルミネーションに力を入れているんです。まずはインターコンチネンタルホテルとお隣のホリデイ・イン。ホテル前のイルミネーションはなかなか大規模なものです。そして向かいのエラワン廟。2015年8月に悲しい爆発事件があった場所ということで、この年末は鎮魂の思いを込めてこちらを訪れる人が多そうです。この一帯はスカイウォークで行き来が出来るのでとっても便利。スカイウォーク自体もイルミネーションが設置されるので、この時期はBTSチットロム駅・セントラル・ワールド間を移動する際も華やかな空間を楽しむことができます。■InterContinental Bangkok・住所:973 Phloen Chit road,Pathum Wan, Bangkok・電話:(+66)2-656-0444■Holiday Inn Bangkok・住所:971 Phloen Chit Road,Pathum Wan, Bangkok・電話:(+66)2-656-1555その2ゲイソン・ショッピング・センターセントラル・ワールドの向かいにあるゲイソン・ショッピング・センターもこの時期におすすめの場所です。ハイブランドのお店ばかりが集まる高級ショッピングセンターだけに、クリスマスツリーもとっても上品。吹き抜け部分を利用して設置されたクリスマスツリーを眺めながら、優雅にシャンパンを楽しむことができるスペースも用意されています。ゴージャスにクリスマスの雰囲気を楽しみたいという方にはおすすめの場所です!■Gaysorn Shopping Centre・住所:999 Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok・電話:(+66)2-656-1149その3セントラル・エンバシーこちらもハイセンスなショップが多く入居するショッピング・センターですが、吹き抜けを利用して設置された屋内イルミネーションは他の場所ではなかなかお目にかかれない感じ。個性的なこちらのショッピングセンターらしいデコレーションです。おしゃれなクリスマス・グッズが販売されているほか、施設内でのお買い物金額に応じて様々なゲームに挑戦することもできるようです。■Central Embassy・住所:1031 Ploenchit road, Pathumwan, Bangkok・電話:(+66)2-119-7777www.centralembassy.com/写真撮影が大好きなタイ人の国民性を反映してか、どの場所も写真撮影向きのスポットばかり。クリスマスシーズンならではの場所で、旅の思い出に写真撮影をされてみてはいかがでしょうか。
2015年12月17日矢野経済研究所が12月14日に発表した「DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス市場/MA(マーケティングオートメーション)サービス市場に関する調査結果 2015」によると、2015年のDMPサービスの国内市場規模(事業者売上高ベース)は52億円、MAサービスは220億円となり、いずれも2014年と比べて30%強の成長となる見込みだ。DMPサービスに関しては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで40億円であったが、消費者のニーズが多様化しており、広告会社に頼るだけではなく企業が自社や第三者が保有するデータを利用して生活者の行動要因を突き止め、自社のマーケティング活動を最適化することへの意識が高まっていることなどから、DMPの構築や利用の動きが加速しているという。また、大手企業でのDMP利用事例が広がりを見せていることも、市場への追い風になっているとのことだ。MAサービスについては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで168億円であったが、最近では企業におけるマーケティング活動の費用対効果が強く意識されるようになったことや、顧客の詳細なニーズに基づいてパーソナライズしたコンテンツを提供する必要性が増したこと、チャネル別に入手したデータの急増によりオートメーション・ツールが無ければマーケティング業務に支障をきたすようになったことなどから、MAを導入する機運が高まっているという。また、製造業を中心に日本企業の海外売上比率が高くなり、海外営業を支援するためのグローバルなマーケティング・プラットフォームが必要になっていることや、引き合いを待つビジネス・スタイルからの脱却といった目的でMAを導入する動きが活発化していることも、市場拡大の一因となっているとしている。DMPサービスとMAサービスを合わせたデジタル・マーケティング・サービスは、中堅・中小企業では未だ情報収集段階の企業が多数派を占めるものの、大企業では本格的な導入・検討のステージに入っており、今後も市場は拡大する見通しだという。また、ITを始めとするテクノロジーの進展によりマーケティングをビジネスの中核として捉える企業が増加基調にあることや、企業のIT投資が管理・効率化から変革・成長へとシフトしはじめていることがデジタル・マーケティング・サービスに対する前向きな投資を生むといい、2020年におけるデジタル・マーケティング・サービスの市場規模(事業者売上高ベース)は、2014年に対して約2.7倍の559億円に達すると同社は予測する。
2015年12月15日映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが一体となり、次世代のデジタルエンターテイメント市場のさらなる成長を目的に活動を行う業界団体DEGジャパンが12月8日に、東京・スペースFS汐留で『映像コンテンツデジタル配信セミナー2015』を開催した。その他の写真本セミナーは“映像デジタル配信サービス”の普及促進を行うことを目的に開催された。三宅洋一郎氏(株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業本部)は国内の現状について、「モバイルの視聴環境が整備されたことにより、若年層による有料VOD(ビデオオンデマンド)利用者は増加、市場が拡大している」との調査結果を報告。一方で、テレビのネット接続については、環境は整っているものの接続率が未だ1割強と普及率が低いことを挙げ、「サービス以上に利便性が高いという点が広まっていないのではないか」と普及活動を課題に挙げた。土屋隆司氏(ワーナーエンターテイメントジャパン株式会社)は、「米国をみてもEST(ダウンロード動画販売)、VOD(都度課金型動画配信)、SVOD(定額制動画配信)の伸長が推進力となるだろう」とホームエンターテイメント市場の伸びを期待した。パネルディスカッションでは、モデレーターにジャーナリストの西田宗千佳氏を迎え、パネリストには、小西貴明氏(バンダイビジュアル株式会社 執行役員 事業本部 営業部 部長)、吉川広太郎氏(20世紀フォックス ホームエンターテイメント Head of Digital Sales.Japan)、吉村文雄氏(東映株式会社 コンテンツ事業部長代理 企画開発室長)らが参加。dTV(Dビデオ)、hulu、UULA、ビデオパスなどのSVODによる影響について、「映像配信入門として良いが価格については今後の課題」(小西)と挙げた。よく観られている作品について「シリーズが展開されている名作」(小西)、「連続性のあるドラマ」(吉川)、「30分程度の作品や、アクション系」(吉村)と特徴を挙げた。今後のデジタル配信活性化策について、「劇場に行く前にも活用してもらいたい。スピード感を活かし、初の試みとして『機動戦士ガンダムサンダーボルト』を12月25日正午よりEST配信する」(小西)、「啓蒙活動をしていきたい」(吉川)、「パッケージ化されていない作品や、廃盤になってしまった作品をデジタルなら提供できる。オリジナル作品を提供していくことにもチャレンジしたい」(吉村)とそれぞれ語った。取材・文・写真:小杉由布子
2015年12月08日海外旅行中、現地の料理を食べ続けていると「なんだか胃が疲れてきたな」と感じることはないでしょうか?そんなとき、バンコクで是非おすすめしたいカフェがあります。オーガニックスーパー「Lemon Farm」に併設されたカフェ「Be Organic by Lemon Farm」です。在住者に人気のオーガニックスーパー「Lemon Farm」「Lemon Farm」はバンコク都内に数店舗を構える人気のオーガニック・スーパーです。そのなかでも今回ご紹介するランスアン店は、欧米人が多く住む高級住宅エリアにあるということで、特に品揃えが豊富。新鮮な野菜やフルーツはもちろん、サプリメントやお菓子、スキンケア商品に至るまで、こだわりのある高品質な商品が販売されていますが、タイで製造されたものが多く、比較的リーズナブルな商品が多いのが嬉しいところ。日本へのお土産選びにもおすすめのお店です。身体に優しい料理をリーズナブルに提供「Be Organic by Lemon Farm」健康へのこだわり溢れるこちらのスーパーですが、ランスアン店ではカフェを併設しており、オーガニックな原材料を使用した健康的なランチを楽しむこともできるんです。涼しい屋内席も快適ですが、乾季はテラス席で食事をするのも良いですね。こちらではお得な日替わりランチセットがおすすめです。「SEA BASS SET」(250B・約855円)VEGETARIAN SET(150B・約515円)セットメニューにはお味噌汁とサラダ、お茶がついてきます。新鮮な野菜をたっぷりと使用しており、シンプルだけど、その分素材の良さが伝わってくるセットメニューです。アラカルトメニューではパッタイなどのお馴染みのタイ料理も用意されています。こちらも野菜やきのこ類、豆腐など、ヘルシー食材を上手に使用していてどの料理もどこか優しい味わい。Tofu Spicy Salad with Organic Ground Rice(110B・約375円)バンコク滞在中、タイ料理を楽しむ合間にこちらのヘルシーランチを楽しまれてみてはいかがでしょうか?BTSチットロム駅からも近く、アクセスも良いのでおすすめです!
2015年12月06日IDC Japanは11月25日、国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表した。2014年の国内ITインフラストラクチャサービス市場規模は2兆4,035億円、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は2.1%と予測している。同社は国内ITサービス市場におけるITインフラストラクチャに関わる領域の影響を定量的に捉えるため、国内ITインフラストラクチャサービス市場として切り出している。2014年の実績と2015年~2019年の市場予測を分野別(ITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション、ITインフラストラクチャアウトソーシング、ITインフラストラクチャサポートサービス、ITインフラストラクチャセキュリティサービス)にまとめている。2014年のITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション市場では、景気回復に伴う企業や政府/自治体のシステム構築需要を背景に前年比成長率は6.9%に達したが、2015年以降はその反動に加え、クラウド移行に関する需要の一巡、非クラウドのインフラ構築案件の減少などにより成長率は低下し、2014年~2019年のCAGRは1.9%に落ち着くと予測している。また、ITインフラストラクチャアウトソーシング市場においては、データセンターを利用したプライベートクラウドやハイブリッドクラウドなどの需要拡大により、成長率は徐々に下降しつつも堅調な成長を続ける傾向があるという。2014年~2019年のCAGRは4.0%で推移すると予測。さらに、ITインフラストラクチャサポートサービス市場は、最大のセグメントであるソフトウェアサポート&保守が安定した成長が見込まれているが、ハードウェアサポート&保守の長期的な縮小の影響により、市場全体では2014年~2019年のCAGRはマイナス1.2%に留まると予測している。一方、最も注目されるのはITインフラストラクチャセキュリティサービス市場という。市場規模は、そのほかの市場と比べると大きくないものの、成長率で見ると2015年以降、国内ITインフラストラクチャサービス市場の中で唯一上昇するとみている。2014年~2019年のCAGRは5.9%に達すると予測。ITインフラストラクチャは第3のプラットフォームの動向の影響を受けているほか、セキュリティもそれと並ぶ重要なテーマとなっているという。同社ITサービスシニアマーケットアナリストの吉井誠一郎氏は「ITサービスベンダーは、まずは情報セキュリティ対策向けサービスとその体制を最優先で充実させる必要がある。そして、高い技術力で第3のプラットフォームおよびセキュリティを支える海外のテクノロジーベンチャー企業にも積極的にアプローチすべきである」と述べている。
2015年11月25日©TRIPPING!一日中活気で溢れるバンコクのチャイナタウン、「ヤワラート」。タイと中国の歴史は深く、観光客向けの中華街ではなく、ここではしっかりと根付いた華人の日常生活を垣間見ることが出来る。タイ人と華人の文化がミックスされた独特の雰囲気の中、数々のショップやグルメを巡る街歩きは楽しい!©TRIPPING!先ずバンコクのチャイナタウンといえば、ヤワラート通り沿いにおよそ130の店舗が軒を連ねる金行がシンボル。中国系の人々のあいだでは財産を金で持つことが一般的で、赤と金色を基調とした内外装が目印の金行で、金製品の売買が活発に行われている。23金のアクセサリーは、地元の人たちに結納や誕生祝いなどの品物として喜ばれ、ドバイやシンガポール、香港などにも輸出。クリーム色のレトロな建物が目印の金行「タントカン」の上階に設けられた「金の博物館」では、木製のおもり、金型をはじめ金細工に必要なさまざまな道具などを展示されている。©TRIPPING!そしてチャイナタウンの大きな楽しみは食べ歩き。タイならではの豊富な食材を活かした中華料理は新鮮でリーズナブルなことでも有名だ。タイに住む華人の8割以上が広東省南部の潮州出身で、チャイナタウンの店の多くも潮州料理。魚やカニなどを蒸した料理やイカやエビの練りもの、あるいは魚の胃袋やフカヒレなど、魚介類の乾物を魚醤や塩などで薄く味つけした料理などが特徴で、日本人の口にもよく合う。その他、美味しいフカヒレスープを安く提供しているレストランも。麺料理を出す名物食堂も連日、タイの人々で賑わう。©TRIPPING!金行やレストラン、食料品などを中心とするヤワラート通り、エンジンや電気製品など機械のパーツや工具を売るクローントム・エリア、服、靴、おもちゃ、文具などの卸し屋が並ぶワーニット通り、といったようにチャイナタウン内部でもそれぞれエリアや通りごとに特色がある。チャイナタウンと路地でつながっているパフラッド通りは、インド系の人々が営む生地屋が軒を連ねる「リトル・インディア」、さらにその一角には1949年からこの地に店を構え、上質な生地を販売することで知られる日本人経営の「KIKUYA」もあり、散策するだけでさまざまな異文化に触れることができる。©TRIPPING!またタイの生活とは切り離すことが出来ない寺院だが、チャイナタウンでもチャルーンクルン通りやヤワラート通り沿いには、古くからの大乗仏教や道教の中国寺院が並び、日頃から人々の信仰を集めている。一方、そこから路地の奥へと足を踏み入れれば、民家が軒を連ねる街角に孫悟空や古代の武将、土地の神さまなどを祀る小さな祠が点在。どの祠も供えられた線香の煙が常に絶えず、なかには願い事が叶うと人々に人気があるところも。周辺には、全重量5.5トンの黄金で鋳造された世界一大きな黄金仏像が安置されている「ワット・トライミット」、舟のかたちをした珍しい仏塔がある「ワット・ヤンナワー」など、タイ式の仏教寺院も建っている。©TRIPPING!
2015年11月12日200年以上の歴史をもち、世界でも有数の古さを誇るバンコクの中華街・ヤワラート。街には中国語の看板が並び、フカヒレやアワビ、シーフードの老舗や各種卸問屋が軒を連ね、入り組んだ路地裏には妖しい雰囲気が漂う……というのが、これまでの一般的な中華街のイメージでした。が、この1年ほどで、その中華街の片隅にある1本のソイ(路地)に次々と個性的なバーやギャラリー、カフェがオープンして、新たな若者文化の発信源となりつつあります。その路地の名は「ソイ・ナナ」。今回はこの路地の魅力的な面々を紹介したいと思います。地元っ子ですら知らないこともある隠れ路地と、ここまで書いた時点で、バンコクに来たことがある方はお気づきでしょうが、バンコクにはまったく同じ名前の「ソイ・ナナ」があります。それはスクムビット通りのソイ3(ナナ・ヌア=北ナナ)とソイ4(ナナ・タイ=南ナナ)。ゴーゴー・バーやバービアが集まる大人の歓楽街「ナナ・プラザ」や、深夜まで人が集まるアラブ人街があることで知られる、眠らない街です。BTSにもナナ駅があり、こちらの方が断然知名度が高いので、タクシーの運転手に「ソイ・ナナへ!」と言うと、9割以上の確率でスクムビット通りの方に行こうとするでしょう。しかも、今日紹介する中華街の「ソイ・ナナ」は小さくてマイナーな存在のソイなので、中華街に住んでいる人に尋ねても知らないこともある、という厄介な場所です。肝心の場所はここ!ソイ・ナナと交わる「マイトリーチット通り」や、すぐ北にある「7月22日ロータリー(ウォン・ウィアン・カラッカダー・イーシップ・ソーン)」ならタクシーの運転手に伝わりやすいです。一番簡単なのはMRT(地下鉄)フアラムポーン駅から徒歩で行く方法。築100年の建物を最新店舗に再生ソイ・ナナの魅力はなんといっても古い街並みと新たな感性がミックスされているところ。築100年前後で、40年以上もの間打ち捨てられていた古いタウンハウスを若いオーナーが間借りして、最新のカフェやバーにリニューアルしてオープンさせているのですが、古い建物の良さは残しつつ今風に改修しているため、真新しい店とも老舗とも違った、独特の雰囲気が流れています。以下、このソイに集まるお店をいくつか紹介しましょう。その1生の伝統音楽が売りのタイ風バル「TEP BAR」このソイを代表するお店といえばやはりこの「TEP BAR」。築99年のタウンハウスを大改装した店で、店内には背の高いテーブルや椅子が並んで、一見スペイン・バルのようです。が、実はここはタイ料理バル。タイの伝統的な料理、それもほかではなかなか見られない珍しい料理をおつまみに、タイらしいハーブを使ったカクテルや伝統的な薬草酒「ヤー・ドーン」を楽しめます。一番のこだわりは毎日19時半からスタートする伝統楽器の生演奏。オーナーいわく「ホテルのロビーで流れているBGMのような伝統音楽ではなくて、グルーブ感のある、聴いていて楽しい音楽を届けたい」そう。3回ある生演奏タイムでは、最初はチルアウトできるものを演奏し、時間が遅くなるほどノリのいい音楽になっていきます。また、曜日によって演奏者も音楽の内容も変わるとか。「TRIPPING!」でもすでに紹介しています。>詳しくはこちら(データ)・時間火~木:17時~24時、金~日:17時~翌1時 月休・場所69-71 Soi Nana, Maitrichit Rd.・電話(+66)9-8467-2944・HP その2裏道の路上で飲めるスペイン・バルEl chiringuito1年半前にオープンし、この路地が注目されるきっかけになったのがこのタパス・バー。タイ人の奥さんをもつスペイン人オーナーが開いたお店で、店内には使い込まれた椅子やテーブルが並び、店頭のショーケースには古い薬瓶が並んでいます。レトロな内装が古い街並みにマッチしているのですが、おすすめは車道の上に置いたテーブル。座っているすぐ横を車やトゥクトゥクがバンバン通るので、アジアな旅情を味わうことができます。飲み物も料理もお手頃価格なので、中華街散歩の締めにぶらっと寄って一杯引っ掛けるのに良さそうです。いち押しメニューはトーストにキノコとトリュフを乗せて焼いた「Tosta」。噛み締めると、トーストのカリカリをまず感じ、次に熱々のクリームソースが口の中にじゅわっとあふれます。(データ)・時間木~日:18時~24時月~水休・場所221 Soi Nana, Charoen Krung Rd.・電話(+66)8-5126-0046・HP その3カルチャーな人たちが集うギャラリー・バー23Bar & Galleryバンコクのカルチャーシーンで活躍する人々が集まるギャラリー・バーがスクムビット通りソイ16からソイ・ナナへ移転。建物の古さをそのまま生かしたようなチープな造りが気安い雰囲気を醸し出しています。普段着感覚で行けるバーですね。店内には注目の若手アーティストによる絵画や写真などの作品が常時飾られているほか、ライブやパフォーマンス・アートのイベントも定期的に開催されています。(データ)時間19時~0時45分無休場所92 Soi Nana, Charoen Krung Rd.電話08-0264-4471Webそのほかにもこの地区のランドマーク的存在になりつつあるギャラリーの「Cho Why」、人気バーのオーナーやイベント・プロデューサーが共同経営する小さなバー「Teens of Thailand」、木の温もりとパステルカラーで彩られた可愛らしいカフェ「Nahim Cafe」など、短い通りに個性的なお店が集まっているので、ぜひ行ってみてください。(photo & text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2015年11月11日ドスパラこのほど、楽天市場内に「ドスパラ楽天市場店」をオープンした。オープン当初はスティック型PCのみの販売となるが、順次取り扱い製品を拡充するという。ドスパラでは、ドスパラ通販サイトに加え、全国22店舗のショップを運営しているが、新たに「ドスパラ楽天市場店」をオープンすることで、販路を拡大。顧客が持つ「買いたいお店・モールで買う」というニーズに応えていくという。現在は、スティック型PC「Diginnos Stick DG-STK1B」「Diginnos Stick DG-STK2F」と、それぞれに対して、Microsoftの「All-in-one media keyboard」とのセットモデルを用意する。ファンレスモデル「Diginnos Stick DG-STK1B」は税込み10,778円、キーボードとのセットで税込み13,478円。ファン内蔵モデル「Diginnos Stick DG-STK2F」は税込み15,984円、キーボードとのセットで税込み18,684円。
2015年11月09日「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、3年前のオープン以来、国内外から常に注目を集めるバンコク屈指のラグジュアリー アーバンリゾート「ザ・サイアム」をご紹介。ロイヤルエリアに佇む隠れ家リゾート大邸宅の玄関を思わせるような優美なエントランス王宮や王室関係者の邸宅が立ちならぶことからロイヤルエリアとも呼ばれるドゥシット地区に「ザ・サイアム」はある。チャオプラヤー川沿いのこの辺りは、古い街並が続く旧市街地の顔も持ち合わせ、バンコクの中心地とは異なる穏やかな時間が流れる。まさに“隠れ家”というに相応しいリゾートは、優雅なホテルステイを約束してくれること間違いなし。それでも、ワットポーやワットプラケオといった寺院へはシャトルボートで15分、中心地にも車で20分程でアクセスできるロケーションは、「ザ・サイアム」がアーバンリゾートと呼ばれる所以でもあるのだ。華麗なるオーナー 一族「ザ・サイアム」のオーナーは、タイ屈指の名門「スコソルファミリー」。代表であるカマラ・スコソル氏はかつてジャズシンガーとしてその名を馳せ、息子のクリサダ・クラップ氏は、著名なロックスターにして映画俳優で、リゾートのクリエイティブ・ディレクターも勤める。建築デザインは世界的建築家「ビル・ベンズリー」によるもの中庭から望む外観世界的建築デザイナー、ビル・ベンズリー氏とクリサダ氏がタッグを組んで創り上げた「ザ・サイアム」は、1920年代前後のアールデコ調のデザインが特徴。輝かしい時代を率いたラマ5世が愛したことから着想を得たそう。ラマ5世の書斎をイメージしたライブラリー感性を刺激する唯一無二の空間メインレジデンスの吹き抜けには、大胆なまでに植物が葉を伸ばすリゾートに一歩足を踏み入れると緑豊かな空間に、心を奪われてしまう。自然光が降り注ぐ館内で、大胆かつエネルギッシュに葉を広げる植物はゲストを癒す力を持ち、リゾート自体が優美なオアシスのよう。ロビー脇のパティオは、一息つける癒しの空間さらに、外せない魅力のひとつが、まるで美術館のように展示されたアンティーク調度品の数々。クリサダ氏が世界中からコレクションした品々は、ここでしか見ることのできない貴重なものばかり。館内を散策するだけで、ファインミュージアムを訪れたような芸術鑑賞が叶うのだ。館内のあらゆる場所でアンティークの調度品を鑑賞することができるユニークなアンティーク品「歯医者の診察台」ホテルスタッフの心温まるホスピタリティー更に、ホテルスタッフが持ち合わせているホスピタリティーの精神は、バンコクのホテルの中でも随一。5名のバトラーを筆頭に、スタッフのもてなしは、心温まるものばかり。徹底したサービスにも関わらずフレンドリーな雰囲気で、ゲストの滞在をより快適なものに導いてくれる。笑顔が印象的なバトラーのMAC氏優雅なプライベートタイムを約束する客室3エーカーの緑溢れる敷地内に客室は39部屋。メインレジデンスに28部屋のスイートルーム、プールヴィラが10部屋、更にコテージが1棟並ぶ。サイアム・スイートのベットルーム3タイプあるスイートルームは、それぞれにアンティークのアート作品が飾られてクラシックなムード。ソファエリアとベッドルーム、バスルームに分かれた贅沢な造りは、日頃の疲れを癒すには十分すぎるほど。大きなバスタブは、全ての部屋に備え付けられている。サイアム・スイートのバスルーム川沿いに並ぶヴィラは、バンコクでは唯一のプールヴィラ。それぞれ異なるアンティークの扉を明けると、手前はプール付きのパティオが広がり、奥にベッドルーム、バスルームと続く。螺旋階段を上がれば、チャオプラヤー川を望むデッキがお目見え。プールエリアはオープンエアの気持ちのいい空間プールエリアの隣にはシックなベッドルームリゾートで一棟のコテージは、タイのシルク王「ジム・トンプソン」の自邸を移築したもの。ジム・トンプソン氏がかつて暮らしていたタイの伝統的な家屋伝統家屋で頂く本格タイ料理Chon Bistroのオープンエアーのダイニングチャオプラヤー川沿いに並ぶタイの伝統的家屋には、タイ料理レストランとビストロ、バーが統合された「Chon Bistro」が佇む。マッサマンカレーやパッタイ、トムヤムクン、ソムタムなどの本格的タイ料理はもちろん、コーススタイルのメニューも提供。ホテル専用のピア(桟橋)で料理を味わえば、よりオリエンタルなムードを楽しめる。アールデコの装飾が美しいダイニング続いて、ホテルステイを更に楽しむためにザ・サイアムで叶えたい3つのことをご紹介。究極のタイ家庭料理プライベートレッスン「Chon Bistro」の料理長、ダムリ氏によるクッキングクラスは、定員が2名までのプライベートレッスン。約20年に渡り、フォー・シーズンズやマンダリン・オリエンタルをはじめとした一流ホテルを率いて来たシェフからタイ家庭料理の手ほどきを受ければ、それは最高の思い出になるはず。>詳しくはこちら世界のベストスパで、至福のひとときをオープン以来、数々の賞に輝き、英国のコンデナスト・トラベラーが発表した「2015年 世界のベスト・シティースパ」にも選ばれた「OPIUM SPA(オピウム・スパ)」には、滞在中マストで訪れたい。至福のひとときは、日頃の疲れを癒し、明日からの活力を養ってくれる。>詳しくはこちらタイ伝統スポーツ「ムエタイ」にチャレンジムエタイのリングを持つホテルはバンコクで「ザ・サイアム」が唯一。タイの伝統的スポーツ ムエタイは、パンチやキック、エルボーなどの動きがエクササイズとして効果的で、体の調子を整えるのに最適。初心者から上級者まで様々なバリエーションのプログラムが用意されている。優美かつエモーショナルなリゾート「ザ・サイアム」は、心の奥そこからリラックスするに相応しい場所。バンコク随一のオリエンタルなディスティネーションで、心のままにホテルステイを楽しんでみるのはいかがだろうか。THE SIAM(ザ・サイアム)・住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999・Email:info@thesiamhotel.com・HP:・問い合わせ(日本):プリファード・ホテルズ&リゾーツ0120-984-450photo: Takayoshi Nakajima/THE SIAM(スパ、ムエタイ)TRIPPING!(クッキングクラス)text : Ai Tanaka
2015年11月09日IDC Japanは11月4日、国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)市場の2015年上半期(1月~6月)市場動向を調査し、同市場の分析と2015年~2019年の同市場予測アップデートを発表した。同社ではUC&C市場を、「IPテレフォニー市場」「コラボレーティブアプリケーション市場」「IPコンファレンスシステム市場」「IPコンタクトセンターシステム市場」の4つのソリューション市場に分類して、それぞれの市場について個別に調査/市場予測を行っている。上記の市場分類にて、2015年上半期の国内UC&C市場規模は、前年同期比5.6%増の1,237億2,400万円。2015年前半は、2014年から継続している企業の音声プラットフォームリプレイス需要が好調に推移し、特に大規模音声システムリプレイスが好調だったという。この結果、IPテレフォニー市場が前年同期比3.3%増。コラボレーティブアプリケーション市場では、PCやモバイルデバイス間でファイル同期を行ったり、複数のデバイス間でファイルを共有するクラウドサービスである「ファイル同期/共有ソフトウェア市場」の好調やクラウド型コラボレーティブアプリケーションの成長によって前年同期比14.0%増。IPコンファレンスシステム市場では、ビデオ会議システムの価格低下によって2015年上半期は前年同期比2.2%増。2015年上半期の同市場は好調なWeb会議サービスによってプラス成長を維持。IPコンタクトセンターシステム市場は、市場のSaaSへのシフトや小型システムの増加によって成長率が減速し、前年同期比2.1%増となった。国内UC&C市場は、「第3のプラットフォーム」へのシフトが顕著になっており、特にクラウドをベースとしたサービスへのシフトが活発になっているという。同社では、上記の調査結果から、2015年の国内UC&C市場は2,365億5,600万円となり、前年比3.4%の成長になると予測。また、同市場は2014年~2019年における年間平均成長率3.1%で成長し、2019年には2,666億3,900万円の規模になると予測している。同社 ソフトウェア&セキュリティ グループマネージャーの眞鍋敬氏は、「ベンダー/システムインテグレーター/通信事業者は、ユーザー企業のIT投資動機の変化に応じたマーケティング戦略の改革、UC&Cシステムのクラウドファースト戦略を加速するべきである」と分析している。
2015年11月05日旅上手のコツはホテル選びにある。今度の旅行先がタイ・バンコクならば、なおのことそう言えるかもしれない。バンコクでホテルを選ぶ際に、忘れてはならないのが街の交通事情だ。バンコクの渋滞は世界でも指折りの激しさだ。街中散策を満喫したいのなら、バンコク市民の足「BTS(スカイトレイン)」や「MRT(地下鉄)」をフル活用できる立地のホテルかどうかは要チェックなのだ。今回の「MY HOTEL CHOICE」では、バンコクの中心地スクンビットにロケーションし、BTSの駅から直結もしくは歩いて2、3分の5つ星シティホテルをピックアップしてご紹介! また、ホテル宿泊料金のコスパがいいバンコクでは、ラグジュアリーな5つ星ホテルを満喫するのもいいアイデア。ハイソなタイ人たちに交じって、スクンビットのハイエンドな最旬スポットに繰り出してみて。The Okura Prestige Bangkokオークラ プレステージバンコク©Okura HOTELS & RESORTS日本を代表するホテル御三家のひとつ、ホテルオークラが運営するラグジュアリーな5つ星ホテル「オークラ プレステージバンコク」。スタイリッシュでエレガント、かつ近代的な豪華さを兼ね備えたこの一軒は、ホテルオークラの「和のもてなし」の精神をバンコクで唯一体感できる場所。©Okura HOTELS & RESORTSロケーションは、BTSプルンチット駅直結のランドマーク「バーク・ベンチャー・エコプレックス」内の1階~3階と23階~34階と、中心街へのアクセスに好都合。BTSプルンチット駅周辺は各国の大使館が立ち並んでいるビジネス街で、東へ進むとスクンビット通りがありハイエンドなショッピングスポットが広がる。©Okura HOTELS & RESORTSホテルの徒歩圏内には、昨年完成した高級デパート「セントラルエンバシー」やタイ最大級の広さを誇るショッピングモール「セントラルワールド」などが点在し、ショッピングの拠点にも。その他、タイのシルク王であるジムトンプソンの生家などにも好アクセス。バンコクの現代的な魅力と昔ながらの伝統と文化に彩られた歴史的側面をともに楽しむこともでき、街中散策の楽しみには事欠かない。©Okura HOTELS & RESORTS全240室すべての部屋から望められるバンコクの摩天楼は、高層ホテルならではの憧れと贅沢さそのもの。まるで空で泳いでいるかのような空中のインフィニティプールや、最高にロマンティックなオープンスカイバー「Up & Above(アップ&アボーヴ)」など、刻々と表情を変えていくバンコクの景色をバックグラウンドに、快適なホテルエクスペリエンスがあなたを待っている。------------------------*宿泊料金:一泊THB6200~*部屋数:240室住所:Park Ventures Ecoplex, 57 Wireless Road,Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 ThailandTEL:(+66)2-687-9000/0120-003741(オークラ ニッコー ホテルズ 予約センター)Email:info@okurabangkok.com Grande Sukhumvit, a Luxury Collection Hotel, Bangkokシェラトングランド・スクンヴィット,ラグジュアリーコレクションホテル,バンコク©Starwood Hotels & Resorts「シェラトングランド・スクンヴィット」は、BTSアソーク駅直結、MRTスクンビット駅徒歩3分という交通アクセスに申し分ない立地にあって、タイならではの文化と伝統を取り入れたオリエンタルなムードに包まれたバンコク随一の高級ホテル。©Starwood Hotels & Resortsエキゾチックなチーク材、艶のある大理石、光り輝くタイシルクで彩られた全420室の広々としたゲストルームは、いや応なしに旅中の気持ちを盛り上げてくれる。加えてスタッフたちのホテルマンシップは、滞在客の印象に残る洗練されたクオリティを誇っている。©Starwood Hotels & Resortsリピーターの間でも好評なダイニングは、オーガニックな食材を用いた昔ながらの伝統的なタイ料理を供する「バジル」、『タイタトラ』誌にて2010年のタイのベストレストランに選定されたイタリアンレストラン「ロッシーニズ」、気持ちの良いオープンエアのプールサイドで軽食やバーベキューまで楽しめる屋外レストラン「サラ」など、バラエティーに富んだ選択肢を用意。いつ訪れても変わらぬ味とクオリティが、旅行客にとってなによりの安心感をもたらしてくれる。©Starwood Hotels & Resorts評判がいいのはレストランだけではない。ヤシの木が生い茂り、オーキッドが花咲くトロピカルガーデンに囲まれた美しい屋外フリーフォームプールは、まさしく都会の中のオアシス。ジャグジーも備わっていて、至れり尽くせりのリゾート感に胸が躍る。バンコクの観光スポットを巡らずに、ホテルのプールでのんびり寛ぐなんて、ものぐさだと思われそうだが、それでもなお「一度はここを訪れてみる価値はある」と言っておきたい。------------------------*宿泊料金:一泊THB 7760~*部屋数:420室住所:250 Sukhumvit Road, Bangkok 10110 ThailandTEL:(+66)2-649-8888Email:grande.sukhumvit@luxurycollection.com Marriott Hotel Sukhumvitバンコク・マリオット・ホテル・スクンビット©MARRIOTT INTERNATIONAL「バンコク・マリオット・ホテル・スクンビット」は、BTSトンロー駅から徒歩2分。バンコクで最もトレンディなエリアに佇む5つ星ラグジュアリーホテル。トンローは、日本人や欧米人の駐在員にも好まれるハイソな雰囲気があり、多国籍な料理を提供するレストランや、流行りのショップなどが点在する。バンコクの最旬グルメを堪能したければここにステイすれば便利というわけだ。©MARRIOTT INTERNATIONALまたはホテル内のレストランもディナーの選択肢に入るクオリティだ。バンコクでも屈指のダイニング空間と評判のステーキハウス「The District Grill Room & Bar」は、お洒落でスタイリッシュなお店。店内はいつも肉LOVERたちで賑わい、どのテーブルでも最高級ビーフをご堪能中だ。そして食事を済ませた後は、ホテル自慢のルーフトップバーへ立ち寄ってみてはいかがだろう。©MARRIOTT INTERNATIONAL高層ホテルの多いバンコクではルーフトップバーは決してレアなものでも、新しいものでもないが、市内きっての斬新な外観と極上のパノラマが広がるホテル最上階の「オクターブ・ルーフトップ・ラウンジ&バー」は、粋な大人たちが夜な夜な集う、憩いの夜遊びスポットとなっている。スパイスやハーブ、パッションフルーツをふんだんに使った南国向きのお洒落でシャープなカクテルも美味。煌々と光り輝く眠らない街を眺めれば、バンコクという街のエネルギーをしごくストレートに感じることができる。妄想込みで優越感に浸れるルーフトップバーでのひと時は、バンコクに来たらぜひ体験して欲しいロマンティックな夜のエンターテイメントのひとつだ。------------------------*宿泊料金:一泊 THB4400~*部屋数:295室住所:2 Sukhumvit Soi 57, Klongtan Nua, Wattana, Bangkok 10110 ThailandTEL:(+66)2-797-0000 Bangkok Grande Sukhumvitプルマン バンコク グランデ スクンビット©Accorhotels2015年8月にオープンしたばかりの都会派ホテル「プルマン バンコク グランデ スクンビット」。MRTスクンビット徒歩1分、BTSアソーク駅から徒歩2分という抜群のロケーションに、またひとつ悩ましいホテルチョイスが増えたことになる。©Accorhotels真新しい客室はシックでモダンなデザイン。快適な居心地に、機能性はパーフェクト。ホテル内にある4軒のダイニング&バーはいずれもスタイリッシュでメニューも豊富。フロントやフィットネス、カンファレンスルームに至るまでホテル全体で、ワールドスタンダードなサービスを提供しているので、ビジネスでの利用をはじめ、旅慣れない人やファミリーでの滞在、女性同士、若いカップルなどにまで、幅広いニーズに対応できる。どんなシーンにおいても使い勝手の良いホテルといえる。©Accorhotelsホテルのあるアソーク交差点周辺のきらびやかな繁華街は、さすがバンコク一の都心に立地するだけに、夜になっても賑やか。ターミナル21といった人気スポットへも気軽に歩いて行けるので、夜までたっぷりシティ観光を楽しめる。圧倒的なエネルギーと人混みにあふれるバンコクの街を見下ろしながら、時間いっぱいを有意義に使えたという旅の充実感を味わいたい。------------------------*宿泊料金:一泊9011円~*部屋数:325室住所:30 Sukhumvit 21 Asoke Road,Klongtoey Nua Wattana, Bangkok 10110 ThailandTEL:(+66)2-204-4000Email:RSVN@pullmanbangkokgrandesukhumvit.com WESTIN GRANDE SUKHUMVIT, BANGKOKウェスティン・グランデスクンヴィット,バンコク©Starwood Hotels & Resorts最高の立地と快適性を兼ね備える5つ星ホテルがあるならば言うことない。バンコクにもそんな”間違いのないホテル”がある。「ウェスティン・グランデスクンヴィット,バンコク」は、バンコク一の繁華街スクンビットの中心地にあるMRTスクンビット駅とBTSアソーク駅から徒歩2分。近隣にはカフェやレストランが充実していて、バンコクの各観光スポットへのアクセスも抜群。©Starwood Hotels & Resorts2015年にリニューアルを果たした高級デパート「エンポリアム」や新しく誕生した「エムクオーティエ」まではBTSで一駅。タイの最先端アドレスにもアクセス良好なのだ。ホテルの1階から3階まではロビンソンデパートも入っている。駅に直結の大型ファッションビル「ターミナル21」なら、レストラン、フードコート、映画館、スーパーマーケット、フィットネスジム、銀行など、ショッピング以外の施設も集積していて地元のタイ人や旅行者でいつも賑わっている。©Starwood Hotels & Resorts一日観光を楽しんだ後は、ホテルのスパで極上のリラクゼーションタイムを堪能するのが定番コース。「ヴァリーナスパ」では、ランナータイと呼ばれる個性豊かなタイのリラクゼーミョンミュージックが流れるトリートメントルームで、世界中のセレブリティご用達のラグジュアリーなスパコスメ「スンダリ」を使ったホリスティックなスパトリートメントを提供している。スパでのアーユルヴェーディックな時間は、旅の開放感と癒し効果を倍増させるのに欠かせないマストなチョイス。------------------------*宿泊料金:一泊THB 4499~*部屋数:393室住所:259 Sukhumvit Road, Bangkok 10110 ThailandTEL:(+66)2-207-8000Email:bangkok@westin.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年11月04日バンコクから来るまで3時間程度で行けるカオヤイ。カオ(山)ヤイ(大きい)という意味で大きな山々に囲まれた自然豊かな場所です。11月頃になるとタイは乾期に入り、ここも涼しくて雨もないので大きな野外フェスティバルが行われたりします。有名なのは12月に行われる若者に人気の「BIG MOUNTAIN FESIVSAL」などなど。そんなカオヤイに今年、話題のホテルができたのでご紹介します。Lala Mukha tented resort Khao yaiこちらは、ホテルというよりはテントを楽しむリゾート。ちなみに「Lala Mukha」とは、アフリカの言葉でリラックスという意味らしい。わたし的、ここの最高ポイントは……1. アフリカンスタイルで全て統一されており、とにかくオシャレ。テントの中はというと、とっても広い!そして快適!テレビもエアコンもソファも付いててまるでホテル。テントとは思えない完備です。いや、もうキャンプのテントの域を超えちゃっています。タイの暑いシーズンでもこれはかなり楽しめるでしょう。2. とっても清潔なシャワールームも完備キャンプの煩わしさも取り除いてくれます。部屋のランクをあげればプライベートシャワールームもあるとか3. プールが開放的空間山を眺めながら。プール。ビールも飲めるし、備え付きのスナックまでありました。4.アクティブ充実敷地内は自転車でも楽しめるし、夜はキャンプファイヤーも♪空気も澄んでいるから星もキレイ。5. 手ぶらでキャンプ感覚敷地内で使用するための帽子やバッグ、タオルも完備です。冷蔵庫の飲み物は無料ですし、ビールだって安い!快適で手ぶらのキャンプ気分を味わえるのでアウトドア好きな方にお薦めスポットです。また、今度は大人数で行きたいな~。
2015年11月02日©TRIPPING!いまバンコクはショッピングモールの建設ラッシュ。中でも2015年3月に華々しくオープンした「EM District(エムディストリクト)」はタイ最大級の再開発プロジェクトだ。スクンビット地区のBTSプロンポン駅前には、リニューアルオープンした高級デパート「Emporium(エンポリアム)」と、対面に「EmQuartier(エムクオーティエ)」が完成、そしてベンシャシリ公園の隣には「EmSphere(エムスフィア)」が2016年末完成を目指して建設中。3つの商業施設合わせて「EM District」と呼ばれている。タイで有名な高級デパート「サイアム・パラゴン」と同じ百貨店大手「The Mall Group」による経営で、総面積は65万平方メートルというビッグスケールだ。©TRIPPING!プロンポン駅からスカイウォークで直結している「エンポリアム」は、アクセスの良さもあって1997年のオープン以来、外国人観光客や地元の富裕層御用達のショッピングスポットに。タイ在住の日本人が多く住む地域でもあり、日本人利用客も多い。今回のリニューアルで「エムディストリクト」共通の真っ白の外観に一新され、店内はより一層洗練された雰囲気。4階にはフードコート「エンポリアム・フードホール」とスーパーマーケットもモダンな内装に生まれ変わった。©TRIPPING!さらに話題を呼んでいるのが、プロンポン駅を挟んだ反対側に新しく建設された「エムクオーティエ」、通称「エンポリアム2」。その巨大規模はもちろん、タイ初出店のブランドもあることからオープン前から注目の的だ。©TRIPPING!とにかく広い施設は「The Glass Quatier」、「The Helix Quatier」、「The Waterfall Quatier」の3つのエリアに分かれ、高さ40メートルの滝が流れるアトリウムや、緑豊かなガーデンもある。400店ものショップはお馴染みの「Louis Vuitton」や「Gucci」から、タイ初出店の「TIFFANY & CO.」や「VAN CLEEF & ARPELS」などハイブランドが充実。トレンドファッションやタイのトップブランドも揃い、日本からは「BEAMS」と「A BATHING APE」がタイ初進出を果たしている。グルメでも、マカロンで有名な「Pierre Herme」やオーストラリアの高級食材店「Jones The Grocer」などがタイで初めてお目見え。国内外の人気レストランが約50店並ぶ「The Helix Quatier」は、早くも人気のグルメスポットとなっている。エンポリアム(Emporium)622 Sukhumvit 24 Bangkok 10110営業時間:10:00~22:00エムクオーティエ(EmQuatier)637 Sukhumvit Road営業時間:10:00~22:00
2015年10月30日バンコクから日帰りで行けるコ・ランのビーチタイにも多くのビーチがある。世界的に有名なプーケットをはじめ南部はビーチ天国だ。そんな有数のビーチリゾート激戦区を差し置いて、オススメしたいのがパタヤ沖にある「コ・ラン(ラン島)」だ。「何を今さらパタヤのビーチなんて」と正直行くまでは思っていた。バンコクからバスと船を乗り継いで3時間ほど。バンコクからの日帰りで訪れるのも悪くない。パタヤのウォーキングストリートを過ぎるとバリハイ桟橋がある。コ・ラン行きの船はここから乗船する。コ・ランまでスローボートで30バーツ。スピードボートは交渉次第、2000バーツ前後が目安だそうだ。スピードボートなら15分、あっという間に到着するが、ここはスローボートで安くのんびりとクルージングを楽しみたい。海の風をうけながら、コ・ランまで約40分のクルージングだ。船はナー・バーン桟橋とターウェン・ビーチ行きがある。船はナー・バーン桟橋についた。ここはコ・ランの街の中心部で、コンビニやATM、レンタルバイク屋がある。レンタルバイク(200バーツ」)を借り、島にある7つのビーチを巡る「島内一周ツーリング」をすることにした。ナー・バーンからは各ビーチまでのバイクタクシーやソンテウ(乗り合いピックアップ)もある。これらは交渉次第でチャーターすることも可能だ。いくつかのビーチを巡り、再びナー・バーンに戻った。小さな食堂を見つけて「バミー・ヘン(汁無し中華麺)」を食べた。40バーツ。ビーチでシーフードを食べるとリゾート気分にはなれるかもしれないが決して安くは無い。ターウェンビーチへ向かうことにした。ここはコ・ランの中でも一番賑わっているビーチで、パタヤからの日帰りツアー客の中国人やロシア人が多く、海の色はキレイなのだが正直ノンビリすることは不可能に近い。あまり、期待はしていなかったが、小高い山の展望台から見下ろすターウェンビーチは最高にキレイだった。これだけでも来た甲斐があると思った。ちょっと強行軍ではあったけど7つのビーチを巡りツーリングは無事に終了。素朴なコ・ラン、ビーチリゾートを楽しむには物足りないが、週末の小さな探検には最適なのかも知れない。バイクで島を島内一周ツーリング秘密の展望スポットを発見した天気がいいと海も空も青いヒッピーチックな雰囲気のあるビーチ(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年10月29日©TRIPPING!「セントラル・エンバシー」は2014年5月にオープンした、バンコクでも新しいショッピング・コンプレックス。高級路線でバンコクの他商業施設とは一線を画し、低層階の8フロアにはハイブランドや注目のタイブランドなど150のショップとレストラン、シネマコンプレックスが入居している。高層階にはラグジュアリーホテルが開業予定だ。イギリス大使館跡地を利用した、約14万4千平米の広大な敷地にそびえ立つ37階建ての高層複合ビル。流線形が美しい独創的な外観は、タイの伝統的寺院にオマージュをささげたもので、一際目立つ存在!ワイヤレス通りとプルンチット通りの交差点に位置し、BTSスカイトレインの「チットロム駅」と「プルンチット駅」の両駅からアクセスできる便利な立地もあって、バンコクの新たなランドマークとなっている。©TRIPPING!グラウンドフロアのエントランスから中に一歩踏み入れると、吹き抜けのある開放的な空間が広がり、シックな色合いのインテリアが買物客をゆったりと向かい入れる。お店は「シャネル」や「グッチ」、「エルメス」といったハイブランドがずらり。2階、3階と上がっていくとよりリーズナブルなお店もあり、ファストファッションも揃う。上層階にはカフェから本格レストランまで様々なグルメが多数入居。タイの人々の間で日本食は人気で、ラーメン店「一風堂」にはオープン時、連日長蛇の列が出来ていたとか。鮨屋や京都スタイルカフェ、とんかつ店などもある。©TRIPPING!「セントラル・エンバシー」で特に人気なのが地下の「Eathai」。フードコートとはいえここは高級ショッピングモール。スタイリッシュで清潔感のある空間は、フードコートであることを忘れてしまうほど。お料理は、タイの定番メニューが北、南などと地方別に分かれて並び、ベジタリアンコーナーや屋台料理のコーナーもある。フードコートにしては値段が少々お高いが、訪れる十分価値ありだ。6階の「Embassy Diplomat Screens」もまた他にはないラグジュアリーなシネコン。ゴージャスなロビーに最新映像設備、席はまるで飛行機のファーストクラスのようなプライベート感あるゆったりシートが備えられている。さらに高層階には、「パークハイアット・バンコク」が今年の開業を準備中。ハイアットグループの最高級ブランド「パークハイアット」のホテルはタイ国内初で、スイート49室を含む全222室、バンコク市内を一望する「スカイバー&レストラン」の登場を控え、今後ますます注目が集まって来るだろう。セントラル・エンバシー(Central Embassy)Central Embassy 1031 Ploenchit road, Pathumwan, Bangkok 10330営業時間:10:00~22:00
2015年10月28日○画期的だったIntel Insideキャンペーンリテール市場の開拓はカバレージを広げることに焦点があったので、基本的には力仕事であったが、OEM市場の開拓にはかなり時間がかかった。AMDにとってOEM市場というのは簡単に言えば、AMDのCPUを日本のPCメーカーに売り込むことである。半導体メーカーの本来の仕事であり、ビジネスの根幹である。その時点で、Intelはエンドユーザーにそのブランドを直接売り込むという、それまで半導体メーカーで考えられなかったようなユニークでパワフルなキャンペーン、"Intel Inside(日本ではインテル入ってる)"をテレビのコマーシャルなどで強力に展開していて、これが我々AMDのPCメーカーへの売り込みに強力に立ちはだかった。通常、CPUも含めて、半導体製品は電気製品の中に搭載されているもので、消費者は全く目にしないし、気にもしないものである。極端な話を言えば、エアコンを買う人が、"このエアコンに搭載されている16ビットのマイクロコントローラーはどこの製品ですか?"、などと言う質問は全くあり得ないので(よっぽどの業界オタクでないと質問しないし、質問されてもその答えはだれも知らない)、そんな半導体の世界にブランドマーケティングが成立するなどだれも考えないものである。しかしIntelは違った。IntelはPCのマザーボードに搭載される半導体はメモリとアナログを除いてはすべて集積回路に取り込んでしまう(まさにムーアの法則である)という戦略であったのでそのうちPC自体がCPUと同義になると考えていた。とは言っても、多分この戦略は、PCが流行し始めたその当時でもIntelの中の限られた人間しか認識していなかったことだと察する。前述のIntelの本では、CPUを開発した当時創業者のロバート・ノイスが"Intelはこれからコンピューターの会社になる"、と言ったが、当時その言葉の意味を分かる人間はノイス以外にいなかったと書いている。逆説的に言えば、ノイスはその天才的直観でIntelが開発したCPUがその後どのような未来を構築するのかの可能性がはっきり見えていて、その未来をIntel自身がそのビジョン通りに創造したということであろう。Intel恐るべしである。しかも、AMDが低迷する中で、Intelは市場独占の力を強力に進めていったので、OEMカスタマ(PCメーカー)に対する影響力は絶大であった。何しろ、PCビジネスを優位に進めるためには唯一のCPU供給者のIntelからより有利な条件でCPUを購入するということが命題になる。Intelにとってみれば、同じようなPC製品を市場に供給する複数のカスタマーを相手にした場合、そのカスタマーの最重要部品のCPUの供給と価格を握っているのであるから、交渉を有利に進めることは至って容易である。"どちらが客かわからない状態"、というのがその状況であり、その状況はPC市場が指数関数的に成長し、競争が激化すればするほどIntelの独占的優位性は高くなる。Intelにとって最も重要な要件はPC市場がより性能の高い高付加価値品を目指して成長していくことであって、IntelのCPU製品を搭載した同じようなPC製品を大量に市場に売りさばくPCメーカーはもはや顧客ではなく単なるディストリビューターになっていたのだ。その当時、テレビのコマーシャルで頻繁に流れた"Intel Inside"キャンペーンは(PCの宣伝の後にタンタンタンタン~と流れるあの音を覚えている読者も多いと思う、私にとってはこの上もなく耳障りなものであった)そのIntelの独占的ポジションを象徴する代表的な例である。このIntelの市場独占については、司法当局が行き過ぎがあったと判断して、その後法的な争いに発展するが、これについては別の章で述べたい。○Piggy Back MarketingでIntelに対抗そんな中、私はAMD K6を日本のPCメーカーであるカスタマーに売り込むべく、いろいろな方法を模索していた。以前の386、486で経験したような互換性への問題はなかったものの、Intel独占の状態において"IntelではなくAMDを使うことに対する抵抗"を解決するのに大きな労力を使った。私にとってのチャレンジは大別して次の点である。今まで100%Intelであったところに、AMDを入れるとIntelがどういう反応をするかわからない、Intelが報復するのではないか?今やPC市場で"Intel入ってる"は常識になっている。そんな中で、IntelでないCPUを使ったPCがエンドマーケットで受け入れられるのだろうか?そんな状況でAMDを使うのであるから、それなりのメリットがないと使えない。ブランドの問題は特に厄介であった。単純にマーケティング的に言えば、大金を投入してブランドマーケティングを展開すればこの問題はある程度解消するが、そんな資金はもともとない。それならば、既に確立されたPCブランドに売り込んでその実績をそのブランドとともに普及させる、これはブランドマーケティングのイロハである、所謂"Piggy Back Marketing"- 他人のブランドの背中を借りて自分のブランドを売り込むという手法である。AMD本社もその辺はよく承知していて、AMDの営業たちは、"何が何でもとにかく大きなブランドを確保せよ"というサンダースの命令に全力で突っ走った。その結果、2つの大きなカスタマーを獲得した。1つは当時コンシューマーデスクトップPC市場でAptivaブランドを拡販し大きく勝負し始めたIBMと、企業デスクトップで大きな市場を獲得していたDEC(Digital Equipment)である。それまで、日本PC市場は日本メーカーの独占状態であったが、USのPCメーカーは世界で2番目に大きい日本市場への参入を虎視眈々とうかがっていた。そこで、コストパフォーマンスに優れるAMDのK6を使用したPCは強力な武器になった。特に、IBMのAptivaは日本IBMの強力なプッシュで日本のリテール市場で着々と実績を作りつつあった。日本AMDのK6のリテール市場でのプレゼンスを高めるためには完ぺきな商材であり、AMDは日本IBMのリテール担当の人々の強力なサポートを得て、リテールでの協業が始まった。その当時、私が手掛けたK6/Aptivaの広告があったのでここに掲載しておく。そのIBMも実はAptivaを市場投入するにあたってAMD K6が市場に受け入れられるかどうか自信がなかったので、初期の段階ではAMDとの合意のもとに、搭載CPUの表示を"IBM-K6"としていたほどである。しかし、この状況もAptivaが売れていくにしたがってAMDの認知度も上がっていったので解消された。今から思うと信じられない話であるが、当時はそれほどまでに深刻だったのである。我々AMDのリテールチームはAptivaを扱うリテーラーの接客対応員に対し勉強会などを積極的に行い、グラスルーツの活動を行った。私は北海道から沖縄までリテールめぐりの出張を繰り返した。スケジュールは大変忙しいものであったが、おかげでそれまで行ったこともない場所まで出かけてゆく機会を得、土地の人たちの話を聞いたり、ご当地のおいしい食べ物をいただく貴重な経験ができて今では楽しい思い出である。(次回に続く)著者プロフィール吉川明日論(よしかわあすろん)1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。現在も半導体業界で勤務。・連載「巨人Intelに挑め!」記事一覧へ
2015年10月26日©TRIPPING!「サイアム・パラゴン」はバンコクを代表する高級デパート。国内外の有名ブランドを中心に250店のショップやレストランが揃い、2006年のオープン以来不動の人気を誇る。BTSサイアム駅下車すぐとアクセスも抜群。周辺は高級ブランドのブティックが並ぶエリアで、「セントラル・ワールド」や「サイアム・センター」、「サイアム・ディスカバリー」といった大型ショッピングセンターが立ち並ぶショッピング天国だ。地下1フロア、地上7フロアからなる「サイアム・パラゴン」。地上入口のあるG(グラウンド)フロアはグルメゾーン。人気フードコートや大型スーパー「gourmet market」がある。BTSの入り口につながるのがM(メイン)フロアで、メインエントランス両側には「ルイ・ヴィトン」と「エルメス」、その横には「フェンディ」、「ディオール」、「カルティエ」…と有名高級ブランドが一堂に会する。1階には「ZARA」や「H&M」を始めとするファッションショップ、2階はメンズファッションやオーディオ、ゴルフショップなど男の趣味を中心に。高級車の展示もある。生活雑貨やモバイル製品を扱う3階には、タイの大手通信会社「True」が運営する「True Urban Park」は、モバイル関連ショップとカフェが一体になり、ショッピングの合間の休憩に利用出来る。4階は家電とインテリアショップが中心で、同フロアにあるレストランゾーン「Food Passage」にはとんかつ「さぼてん」や、豚骨ラーメン店、しゃぶしゃぶなど日本食が特に充実している。「サイアム・パラゴン」はショッピングだけではなくエンタテインメントも楽しい。5階には映画館、IMAXシアター、ボウリング場、カラオケ、そして日本でも子どもたちに大人気の職業体験型テーマパーク「キッザニア」も。さらに地下にはバンコク中心部初の水族館「SEA LIFEオーシャン・ワールド」があり、高さ8メートルの巨大水槽や水中トンネルで海の生き物たちが住む世界を体験出来る。サイアム・パラゴン(SIAM PARAGON)91/1 Rama I Rd, Pathumwan, Bangkok 10330営業時間: 10:00~22:00(1Fのレストランは23:00まで、「オーシャン・ワールド」は21:00まで)
2015年10月26日米App Annieはこのたび、2015年第3四半期のアプリ市場動向を分析した「アプリ市場動向レポート : App Annie Index 2015年第3四半期」を公開した。これによると、インドやインドネシア、ベトナムなどの新興市場が、アプリ市場の成長を牽引する重要な成長地域であることが明らかになったという。○レポートハイライト新興市場の成長は、インドと東南アジアにおける低価格スマートフォンの普及が後押しこれら地域では、スマートフォンを初めて購入する層が増加しており、中でも50ドル以下のスマートフォンが人気。新興市場に進出を考える日本のアプリパブリッシャーは、低価格市場の新しいユーザー層を狙うことで、競争から抜け出すチャンスを得られるかもしれないと同社は分析する。インドのGoogle Playでは、セキュリティ・ソーシャルネットワーク・メッセージングアプリが人気インドでは、「360 Mobile Security」などのセキュリティアプリと、ファイル共有ユーティリティの「SHAREit」などが、ダウンロード数の成長に大きく貢献したほか、FacebookとWhatsApp Messengerも、ダウンロード数の増加を支えた。これらのアプリの人気は、「Google Playのインドにおける成長が、スマートフォンを初めて手にするユーザーによるものである」ことを示唆していると同社は指摘する。中国のiOS App Storeでは 、収益の増加をゲームが、ダウンロード数の増加をソーシャル動画アプリがそれぞれ牽引ソーシャル動画アプリでは、「iCast Show」と「MiaoPai」がダウンロード数の成長に大きく貢献。動画アプリに加え、タクシー予約アプリの「Didi Dache」も目覚ましい成長を遂げ、Uberと覇権を争っているという。ゲームアプリでは、Tencentの人気IPをベースとした「The Legend of Mir 2」と「The King of Fighters’ 98 Ultimate Match」が収益の成長に大きく貢献した。
2015年10月22日タイ・バンコクに旅行に来られると、滞在中一度はタイ・シーフード料理を食べに行かれるという方が多いのではないでしょうか。シーフード料理の名店が多数あるバンコク、どのお店に行けば良いのか悩んでしまいがちですが、そんなときにおすすめなのが今回ご紹介させて頂く「Laem Cha-Reon Seafood(レムチャロン・シーフード)」です。ラヨーンの漁港発・シーフードレストランもともとはタイ東部・ラヨーン県に家族経営のレストランとしてオープンした「レムチャロン・シーフード」、現在はセントラル・ワールド、サイアム・パラゴンなどのバンコク主要商業施設のほか、チェンマイなどタイ各地に出店を広げています。中華系タイ人、特にファミリー客から絶大な支持を得ているこちらのお店、人気の秘密は素材の新鮮さにあります。現在もラヨーンから新鮮な食材を各店に直送しており、漁港そばの本店で食べるのと変わらない新鮮なシーフード料理をバンコクで楽しむことができるんです。ちなみにこちらがラヨーン本店の写真。レストランのすぐ後ろは漁港で、出漁する漁船を眺めながら食事をすることができます。各店で提供される料理のレシピ・素材の新鮮さは均一と事前に聞いており、半信半疑でラヨーン本店で食事をした経験があるのですが、普段バンコクの各店舗で食べているものと全く同じ料理が出てきたため、大変驚いた記憶があります。本店は上の写真にある通り、ローカルな雰囲気満載ですが、ご安心ください。バンコクの商業施設内にある店舗はどこもラグジュアリーな雰囲気で外国人にもフレンドリー。メニューは写真を多用しており、英語・日本語・中国語でのメニュー表記もばっちりです。注文に悩んだらおすすめメニューをこちらのレストラン、おすすめポイントは何を食べても美味しいということ。シーフードを中心にたくさんのメニューがあり、注文に悩んでしまうと思うのですが、そんなときはおすすめメニューを是非試してみてください。今回はおすすめメニューと私がよく注文するメニューから3品をご紹介させて頂きます。アツアツがたまらない蟹焼売(195B・約660円)イカが美味しいタイだからこそ食べて頂きたい、イカフライ・ナンプラーかけ(170B・円)シメに食べて頂きたい、カイラン菜と塩魚の炒飯(100~280B・約340~950円/サイズを選択可)今回ご紹介した店舗はBTSサラデーン駅直結の商業施設「Silom Complex」内にあり、アクセスが良くおすすめです。バンコクで美味しいシーフードを食べたくなったら、是非「レムチャロン・シーフード」のことを思い出してみてくださいね。
2015年10月22日IDC Japanは10月13日、国内ITサービス市場予測を発表した。同社の調査によると、国内ITサービス市場は金融機関や公共セクターにおける積極的なシステム構築投資に寄り、2014年には前年比3.9%増と、世界金融危機前の2007年に達成した成長率と並ぶ高い成長率で推移。2015年に入っても好調な市場環境は続き、同年の国内ITサービス市場の前年比成長率は2.7%に達すると同社は予測している。また、金融、公共によるシステム構築需要も継続し、SI(システムインテグレーション)、ITコンサルティングなどから構成されるプロジェクトベース市場の成長率は、2014年に引き続き2015年もITアウトソーシング市場の成長率を上回る見込み。同社は、2016年以降も国内ITサービス市場は堅調に拡大が続くと予測しているが、成長率は2015年までほどではなく、2014年から2019年にかけての年間平均成長率は1.9%と予測。成長率だけでなく、提供するサービス内容も同様に変化し、これまで市場成長をけん引してきたクライアント/サーバーシステムなどを中心とした「第2のプラットフォーム」に関わるシステム構築から、今後はクラウド、モビリティ、ソーシャル技術、ビッグデータ/アナリティクス、IoT(Internet of Things)などの、「第3のプラットフォーム」に関わるITサービス支出が急激に拡大していくと考えを示している。この「第2」から「第3」へのシフトはサービス内容だけでなく、競争環境や顧客との関係性も変えていき、このシフトに対応できないITベンダーは淘汰される可能性もあると分析している。
2015年10月14日予算内でオーダーメイドが叶うお店「ZIZI DRESS & CRAFTS」自分だけの為の洋服を仕立ててもらうなんて日本では夢のまた夢。でも、ここバンコクでは洋服のオーダーメイドが現実的な予算内で叶うんです!今回はバンコクでオーダーメイドを試してみたいものの、どのお店に頼めばよいのか分からないという方のために、現地在住日本人に人気のお店「ZIZI」を紹介します。「ZIZI」があるのは、BTSアソーク駅からタクシーで数分の場所。黄色に赤のポップな看板が目印。お店に入ると、仕立てを担当してくれる通称ジジさん(本当のお名前はSumさん)が明るく迎えてくれます。ジジさんは日本語も英語も堪能なのでタイ語に不安がある方でも大丈夫です。タイシルクのドレスのオーダーメイドに挑戦!今回私は結婚式出席用のドレスをタイシルクの生地で仕立ててもらうことにしました。ジジさんにイメージするドレスの写真を見せてまずは相談。話をしながら手書きで完成イメージ図を書いてくれます。素人では分からない部分もプロの目線でアドバイスをくれるから安心です。生地はお店で用意してもらうこともできますが、少しでもリーズナブルにするため自分で購入することに。ジジさんから、タイシルクを購入するならジムトンプソンアウトレットがおすすめとアドバイスをもらいました。生地が用意できたらさっそくお店に持っていって仕立ててもらいますよー!2週間後に仮縫いの状態で一度チェックし、OKであれば仕上げです。今回は袖の感じがうまくいかず2回修正しました。仕立て代金はシルクの裏地をつけてくれて2,500バーツ。生地代金の1,000バーツを含めても3,500バーツ(約11,550円 /1バーツ=3.3円 2015年10月時点)です。タイシルクのオーダーメイドでこのお値段は安いですよね!私の場合は袖の修正があったり注文が混んでいたためオーダーから仕上がりまで1ヶ月ほどを要しましたが、旅行者など時間が無い方には出来るだけ配慮してくださるそうなので、相談してみてください。世界中から集めた雑貨も魅力的実は「ZIZI」の魅力は洋服のオーダーメイドだけではありません。店内には既成品の洋服や、アクセサリー、ジジさんがタイ国内を始め世界中から買い付けた雑貨が所狭しと置いてあり、雑貨店としても魅力的。自慢の雑貨も日本人のお客さんに是非見てほしいとのこと。少しでも興味のある方は気軽にお店をのぞいてみてください。陽気なジジさんとの会話も楽しめますよ。
2015年10月06日今回はバンコク・プルンチット地区にオープンしたばかりのシーフード食堂「Kang Ban Phe(ガン・バーン・ペー)」をご紹介させて頂きます。バンコクから車で2時間ほどの港町・ラヨーンにあるシーフードの有名店がバンコクに進出してきたとあって、オープン間もないにもかかわらず、早くも人気店となっています。港町を意識したインテリアがおしゃれな店内こちらのお店、カフェ風のカジュアルな店構えで、一見するとシーフード料理店には見えないかもしれません。店内には魚を入れる籠や浮き輪などが可愛らしくディスプレイされています。おすすめは新鮮なシャコを使ったメニュー港町発のお店ということで、さまざまなシーフードを安価で楽しむことができるこちらのお店ですが、イチオシはラヨーン産の新鮮なシャコ。特におすすめしたいのがシャコを使用した麺料理です。こちらのクリーミーなトムヤム麺(225B・約750円)はスープが絶品。是非トライして頂きたい一品です。こちらはスープ無し麺(135B・約450円)。シャコは小ぶりですがぷりぷり。シャコ以外のシーフードもたくさん入っています。また、シャコ以外にはこちらの蟹肉の揚げ物(245B・約817円)が必食メニュー。そのままでも勿論美味しいのですが、写真のソースをたっぷりとつけて是非召し上がってみてくださいね。店内にはちょっとしたお土産コーナーも。ラヨーンの新鮮な海産物を使ったお土産ということで、どれもとっても美味しそうでした。ラヨーンはのんびりとした港町で、安価なリゾートホテル、美味しいシーフード店があることから、バンコク在住者には人気のある町。バンコクに居ながらにして、ラヨーンの新鮮なシーフードをリーズナブルに楽しむことができるのは嬉しいです。お店の場所はBTSプルンチット駅から徒歩5分の商業施設「Ruamrudee Village」内と、ツーリストの方にとってもアクセスの便が良い場所です。ぜひ、ラヨーン産のシャコにトライしてみてください。
2015年09月28日コストパフォーマンスの良い「コンラッド・バンコク」のアフタヌーンティーウィッタユ通りにあるコンラッドホテルのアフタヌーンティーはあまり知られていないようですが、コストパフォーマンスが良いと思います!場所は、入口から向かって右のカフェバー「Diplomat Bar」。天井も高くかなり広く、内装もオシャレで一つ一つの座席も広く取られています。今回はアフタヌーンティーのセットの中から、「トラディショナル」をチョイスしました!(写真一番上、2名分)チーズケーキ系、チョコレート系のスイーツが多い印象。味も繊細で、クオリティーが高かったです。ちなみに「タイバージョン」もあります。ちなみにお茶も、お洒落なポットカバーが使われており、見た目も素敵です。1人分はお茶もついて498バーツ(約1,700円)です。このクオリティーでこのお値段、かなり満足のいくアフタヌーンティーでした。※日本円表記は、2015年9月22日の為替レートに準じます。
2015年09月22日バンコクから国境までは路線バスもあるカンボジアのアンコールワットはタイ人にも人気の観光スポットだ。バンコクからアンコールワットのあるシェムリアップまでは飛行機で一時間弱。バンコク~シェムリアップ間のフライトは一般的に片道約6,000~7,000円とフライト時間や距離を考えると強気な値段設定ともいえる。※1時間があるのであればバンコクからシェムリアップまではバスで行くことも出来る。バンコクの北バスターミナル(モーチット2)からは毎朝1便ずつ、シェムリアップ行きとプノンペン行きの国際バスが出ている。料金はシェムリアップまでが750バーツ(約2,700円)、プノンペンまでが900バーツ(約3,200円)と飛行機の約半分の値段だ。また、バンコク市内から国境のタラート・ロングルア(ロングルア市場)までの路線バスは220バーツ(約770円)、ミニバスもある。タイ国境からシェムリアップまでの乗り合いタクシーはUS5~7ドル(600~840円)と国際バスの約半分の値段だ。北バスターミナルから国境のタラート・ロングルア行きの始発バスは午前3:30。国境までは、4時間程度。東バスターミナル(エカマイ)から国境行きのバスの便もある。国境通過に約1時間。カンボジア入国時にビザが必要だ。入国時に写真1枚とビザ代US30ドルにて取得可能。国境からシェムリアップまでは約2時間半。乗り継ぎがうまく行けば午前中にはシェムリアップに到着することが出来る。乗り合いタクシーの場合、人数が集まるまで出発しないのが普通だ。助手席には2人、後部座席は4人詰め込まれる。助手席は2人分払えば1人での乗車もOK。安宿街で有名なカオサン通りの旅行代理店ではこれより安い料金でツアーチケットを販売しているが、国境でのビザ申請時や両替、途中の休憩時の食堂などで法外なコミッションを取られたりというトラブルも報告されているで、適正料金を知らない旅行者は避けた方が無難だろう。一度は訪れたいアンコールワット。バンコクからなら陸路でも簡単に行くことが出来る国境にあるロングルア市場にてタイからは歩いて国境を越えカンボジアに入国昔は国境からのタクシーはピックアップだった。※1 航空会社によっては、上記の通りとは限りません。※2 日本円表記は2015年9月17日の為替レートに準じます。(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年09月19日ここ数年、バンコクでは食の安全やオーガニック・フードに関心を持つ人々が急増しており、安全な産地直送の農産物やこだわりの健康食品を販売するファーマーズ・マーケットが人気を集めています。いくつかあるマーケットのなかから、現在のバンコク・マーケットブームの元祖的存在といえる「Bangkok Farmers Market」をご紹介させて頂きます。週末開催のファーマーズ・マーケットこちらのマーケットは週末に開催されるのですが、バンコク都内の様々な商業施設、ホテルを会場としており、開催週ごとに開催場所が変更されるのが特徴です。今回はBTSエカマイ駅直結のショッピングセンター「ゲートウェイ・エカマイ」で開催された回に遊びに行ってきました。商業施設の敷地内ということで、オーガニック・マーケットを目当てに訪れた人だけでなく、ショッピングセンターの買い物客も皆自然にマーケットに足が向いているようで、今回もなかなかの賑わい。客層はタイ人のほか、欧米人、日本人も多く、会場はインターナショナルな雰囲気です。こちらのマーケット、ファーマーズ・マーケットと名乗っているだけあって、産地直送の野菜や果物が豊富です。試食をさせてもらえることも多いので、積極的に色々トライしてみましょう。以前、TRIPPING!でご紹介した人気ベーカリー「Amantee」もこちらのマーケットの常連出店者。食品だけでなく、アパレルやオーガニック・コスメなども販売されており、他では手に入らない商品もたくさん。旅行者の方のお土産探しにもおすすめです。開催場所の確認はFacebookページで!現在はこちらの「ゲートウェイ・エカマイ」のほか、MRTタイ文化センター駅そばの商業施設「エスプラネード」、チャオプラヤー川沿いのホテル「アナンタラ・バンコクリバーサイドリゾート&スパ」で定期的に開催されているこちらのイベント。不定期にはなりますが、アメリカ大使館などの変わった場所で開催されることも。また、音楽イベントなど他のイベントとのコラボも積極的に行っています。写真は2015年2月に開催された「MAZIRU×DOOD×Bangkok Farmers Market」というコラボイベントの際のもの。この回はバンコクのおしゃれスポットとして人気の高い「THE JAM FACTORY」での屋外開催で、日本人・タイ人混成の人気バンド「aire」のライブなども行われ、大変に盛り上がりました。バンコクのオーガニック事情だけでなく、様々な今のバンコク・カルチャーにも触れることができる「Bangkok Farmers Market」。週末にバンコクに滞在される方にはおすすめです。開催スケジュール・開催場所についてはFacebookページでご確認ください。
2015年09月18日